JP2020139988A - 現像装置の再生産方法および現像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 現像装置の簡易な再生産方法を提供すること。【解決手段】 現像装置の再生産方法であって、現像装置は、現像剤を収納するための枠体と、現像剤担持体と、現像剤担持体に担持された現像剤を規制する規制部材と、規制部材に取り付けられ、現像剤を収容するための収容部材と、を有する。収容部材と規制部材の間に、現像剤を収容するための収容部と、収容部に連通する第一の開口が形成される。第一の開口は、現像剤担持体が枠体の外部に露出された部分において、現像剤担持体に対向する。再生産方法は、収容部に連通する連通穴を形成する工程と、収容部から現像剤を除去する工程とを含む。【選択図】 図1

Description

本発明は、複写機、プリンタ等の電子写真画像形成装置に用いられる現像装置、および現像装置の再生産方法に関するものである。
電子写真画像形成装置(画像形成装置)とは、電子写真画像形成方式を用いて記録媒体に画像を形成する装置である。画像形成装置の例としては、電子写真複写機、電子写真プリンタ(LEDプリンタ、レーザビームプリンタ等)、ファクシミリ装置及びワードプロセッサ等が挙げられる。
現像装置とは、電子写真感光体(感光体)に作用する現像手段を備えるものである。現像装置は、画像形成装置の装置本体に対して着脱可能なカートリッジとして構成されることもある。
カートリッジは画像形成装置の装置本体に対して着脱可能に構成される。カートリッジの例としては、プロセスカートリッジが挙げられる。プロセスカートリッジとは、電子写真感光体(感光体)と、感光体に作用するプロセス手段と有するカートリッジである。プロセス手段の例としては、現像手段、帯電手段、クリーニング手段などが挙げられる。カートリッジの他の例としては、現像手段を備えるカートリッジ(現像カートリッジ)が挙げられる。これらカートリッジ方式によれば、画像形成装置のメンテナンスを、カートリッジを交換することで行うことができる。
現像装置は、現像剤を用いて感光体上の静電潜像を現像することによって消耗する。そして、ユーザが満足できる品質の画像を形成することができなくなる程度まで消耗されると、現像装置は寿命を迎える。
寿命を迎えた現像装置は再び商品化される場合がある。特許文献1では、カートリッジに現像剤を再充填し、各種部品の交換や現像剤が付着した部品の清掃等を実施する方法が提案されている。
一方、特許文献2では、規制部材(現像ブレード)から飛散した現像剤を収容する収容部を有する部材(捕集部材)を、現像ブレードに固定し、現像剤の漏れを抑制することが提案されている。
特開2009−288286号公報 特開2017−156474号公報
特許文献2のような捕集部材を有する現像カートリッジ(現像装置)を再生産する際、捕集部材の収容部内に溜まった現像剤を除去することが好ましい。
本発明の目的は、規制部材(現像ブレード)に取り付けられた部材であって、現像剤の収容部を有する部材を備える現像装置を再生産する方法を提供することである。
上記課題を解決するため、本出願に係る発明の一つは以下のようなものである。
現像装置の再生産方法であって、
前記現像装置は、
現像剤を収納するための枠体と、
前記現像剤を担持するための現像剤担持体であって、前記枠体に回転可能に支持された現像剤担持体と、
前記現像剤担持体に担持された前記現像剤を規制するための規制部と、前記枠体に固定され、前記規制部を支持する支持部と、を備える規制部材と、
前記規制部材に取り付けられ、前記現像剤を収容するための収容部材と、
を有し、
前記収容部材と前記規制部材の間に、前記現像剤を収容するための収容部と、前記収容部に連通する第一の開口が形成され、前記第一の開口は、前記現像剤担持体が前記枠体の外部に露出された部分において、前記現像剤担持体に対向し、
前記再生産方法は、
前記収容部に連通する連通穴を形成する工程と、
前記収容部から現像剤を除去する工程と、
を含むことを特徴とする現像装置の再生産方法。
上記課題を解決するため、本出願に係る発明の一つは以下のようなものである。
現像剤を収納するための枠体と、
前記現像剤を担持するための現像剤担持体であって、前記枠体に回転可能に支持された現像剤担持体と、
前記現像剤担持体に担持された前記現像剤を規制するための規制部と、前記枠体に固定され、前記規制部を支持する支持部と、を備える規制部材であって、前記支持部が、第一の部分と第二の部分とを有し、前記規制部が前記第一の部分に取り付けられ、前記第一の部分と前記第二の部分の間に屈曲部が形成された規制部材と、
前記規制部材に取り付けられ、前記現像剤を収容するための収容部材であって、第一のカバー部と第二のカバー部とを有し、前記第一のカバー部は前記規制部と前記第一の部分に重なり、前記第二のカバー部は前記第二の部分に重なる収容部材と、
を有し、
前記収容部材と前記規制部材の間に、前記現像剤を収容するための収容部と、前記収容部に連通する第一の開口と、前記収容部に連通する第二の開口と、が形成され、前記第一の開口は、前記現像剤担持体が前記枠体の外部に露出された部分において、前記現像剤担持体に対向し、
前記収容部は、前記規制部材と前記第一のカバー部との間に形成された第一の収容領域と、前記規制部材と前記第二のカバー部との間に形成された第二の収容領域とを含み、前記第一の開口は前記第一の収容領域と連通し、前記第二の開口は前記第二の収容領域に連通し、
前記収容部材に、前記収容部に連通する連通穴が形成されていることを特徴とする現像装置。
本発明によれば、規制部材(現像ブレード)に取り付けられた部材であって、現像剤の収容部を有する部材を備える現像装置を再生産する方法を提供することができる。
実施例に係る捕集部材近傍における現像カートリッジの断面図 実施例に係る画像形成装置の断面図 実施例に係るドラムカートリッジ及び現像カートリッジの装着を説明する図 実施例に係るドラムカートリッジの斜視図 実施例に係るドラムカートリッジの断面図 実施例に係る現像カートリッジの断面図 実施例に係る現像カートリッジの斜視図 実施例に係る現像カートリッジの部分拡大図 実施例に係る捕集部材近傍における現像カートリッジの断面図 実施例に係る捕集部材の構成を示す斜視図 実施例に係る現像ブレードに対する捕集部材の取付けを示す断面図 実施例に係る現像ブレードと捕集部材の位置関係を示す図 実施例に係る現像カートリッジの斜視図 実施例に係る捕集部材近傍における現像カートリッジの断面図
〔実施例〕
(画像形成装置の全体構成)
まず電子写真画像形成装置(以下、画像形成装置)100の全体構成について、図2を用いて説明する。図2は、本実施例に係る画像形成装置の概略断面図である。
図2に示すように、画像形成装置100の装置本体10には、感光体ユニットとしてのドラムカートリッジ9と、現像装置としての現像カートリッジ4とが装着されている。本実施例において、装置本体10には、4個のドラムカートリッジ9(9Y,9M,9C,9K)と4個の現像カートリッジ4(4Y,4M,4C,4K)が装着されている。ドラムカートリッジ9と、現像カートリッジ4は、装置本体10に対して着脱可能に構成されている。
図2に示すように、ドラムカートリッジ9及び現像カートリッジ4は、装置本体10に装着された状態で、水平方向に対して傾斜して配列されている。
各ドラムカートリッジ9(9Y,9M,9C,9K)は、静電潜像を担持する像担持体としての電子写真感光体(以下、感光ドラム)1(1a,1b,1c,1d)を備える。また、感光ドラム1の周囲に、帯電部材としての帯電ローラ2(2a,2b,2c,2d)、清掃部材としてのクリーニング部材6(6a,6b,6c,6d)等のプロセス手段が備えられる。帯電ローラ2(2a,2b,2c,2d)は、感光ドラム1(1a,1b,1c,1d)の表面を帯電する。後述するように、感光ドラム1(1a,1b,1c,1d)に形成された静電潜像が、現像剤としてのトナーによって現像され、感光ドラム1(1a,1b,1c,1d)にトナー像が形成される。クリーニング部材6(6a,6b,6c,6d)は、感光ドラム1(1a,1b,1c,1d)に形成されたトナー像が記録媒体Sに転写された後、感光ドラム1(1a,1b,1c,1d)に残留したトナーを除去する。
また、各現像カートリッジ4(4Y,4M,4C,4K)は、トナーを担持するための現像剤担持体としての現像ローラ25(25a,25b,25c,25d)を備える。各現像カートリッジ4(4Y,4M,4C,4K)は、規制部材としての現像ブレード35(35Y,35M,35C,35K)を備える。感光ドラム1(1a,1b,1c,1d)に形成された静電潜像は、現像ローラ25(25a,25b,25c,25d)によって現像される。これによって、各感光ドラム1(1a,1b,1c,1d)に各色のトナー像が形成される。
本実施例において、各ドラムカートリッジ9(9Y,9M,9C,9K)は、感光ドラム1(1a,1b,1c,1d)の軸線方向に沿って、装置本体10に対して着脱可能に構成される。各現像カートリッジ4(4Y,4M,4C,4K)は、現像ローラ25(25a,25b,25c,25d)の軸線方向に沿って、装置本体10に対して着脱可能に構成される。ドラムカートリッジ9及び現像カートリッジ4の装着方向において、上流側を前側面側、装着方向下流側を奥側面側と定義する。
また、装置本体10は、露光装置としてのスキャナユニット3を備える。スキャナユニット3は、ドラムカートリッジ9及び現像カートリッジ4の下方に配置される。帯電ローラ2(2a,2b,2c,2d)によって帯電された感光ドラム1(1a,1b,1c,1d)は、スキャナユニット3によって露光される。これにより、画像情報に対応した静電潜像が、感光ドラム1(1a,1b,1c,1d)に形成される。
紙などの記録媒体Sを収納したカセット17が、装置本体10に装着されている。カセット17は、スキャナユニット3の下部に配置される。
装置本体10は、給送ローラ54、搬送ローラ対76、レジストローラ対55を備える。給送ローラ54は、カセット17内の記録媒体Sを1枚ずつ分離して給送する。搬送ローラ対76は、給送された記録媒体Sを搬送する。レジストローラ対55は、感光ドラム1に形成された静電潜像と記録媒体Sとを同期させる。
また、中間転写手段としての中間転写ユニット5が、装置本体10に装着されている。中間転写ユニット5は、ドラムカートリッジ9及び現像カートリッジ4の上方に配置される。各感光ドラム1(1a,1b,1c,1d)上に形成されたトナー像は、中間転写ユニット5に転写される。中間転写ユニット5は駆動ローラ56、従動ローラ57、1次転写ローラ58(58a,58b,58c,58d)、対向ローラ59を備える。中間転写ユニット5は、さらに転写ベルト14を備える。
各1次転写ローラ58(58a,58b,58c,58d)は各感光ドラム1(1a,1b,1c,1d)に対応する位置に配置される。対向ローラ59は、後述する2次転写ローラ69に対向する位置に配置される。画像形成動作中において、転写ベルト14は感光ドラム1(1a,1b,1c,1d)に対向し、且つ接した状態で、図中矢印N方向に循環移動する。
1次転写ローラ58(58a,58b,58c,58d)に電圧が印加されることにより、トナー像は感光ドラム1(1a,1b,1c,1d)から転写ベルト14に転写される。対向ローラ59と2次転写ローラ69に電圧が印加されることにより、トナー像は転写ベルト14から記録媒体Sに転写される。
装置本体10は、定着部74を備える。トナー像が形成された記録媒体Sは、上方に搬送され、定着部74によって加熱、加圧される。そして、記録媒体Sにトナー像が定着される。その後、記録媒体Sは、排出ローラ72によって排出部75に排出される。
(ドラムカートリッジ及び現像カートリッジの装着)
次に図3を用いて、ドラムカートリッジ9及び現像カートリッジ4を画像形成装置100の装置本体10に挿入する構成について説明する。図3は、ドラムカートリッジ9及び現像カートリッジ4の装着を説明する図である。
ドラムカートリッジ9(9Y,9M,9C,9K)及び現像カートリッジ4(4Y,4M,4C,4K)は、装置本体10の開口部101(101a,101b,101c,101d)に挿入される。ドラムカートリッジ9(9Y,9M,9C,9K)及び現像カートリッジ4(4Y,4M,4C,4K)は、図中矢印Fで示す方向へ、手前側から奥側に挿入される。ドラムカートリッジ9は、後述する感光ドラム1(1a,1b,1c,1d)の回転軸線方向と平行な方向に挿入される。また、現像カートリッジ4は、後述する現像ローラ25の回転軸線方向と平行な方向に挿入される。
本実施例において、現像カートリッジ4とドラムカートリッジ9は、互いに独立して装置本体10に着脱できる。また、現像カートリッジ4とドラムカートリッジ9が、装置本体10に装着された状態においては、現像ローラ25の回転軸線方向と、感光ドラム1の回転軸線方向は、互いに平行である。
(ドラムカートリッジ)
ドラムカートリッジ9(9Y,9M,9C,9K)について、図4及び図5を用いて説明する。図4は、ドラムカートリッジ9の概略斜視図である。また図5は、ドラムカートリッジ9の断面図である。より具体的には、図5は感光ドラム1の回転軸線方向に直交する方向についての断面図である。つまり、感光ドラム1の回転軸線方向に直交する方向に切断したドラムカートリッジ9を、感光ドラム1の回転軸線方向に沿って見た図である。尚、本実施例において、ドラムカートリッジ9Y,9M,9C,9Kは同一構成である。したがって、以下の説明では、一つのドラムカートリッジ9について説明する。
図4に示すように、ドラムカートリッジ9はドラム枠体27を備える。感光ドラム1は、第一のドラム軸受11aと第二のドラム軸受11bを介して、ドラム枠体27に回転可能に支持されている。感光ドラム1は、破線で示された回転軸線の周りに回転可能である。感光ドラム1の回転軸線方向(長手方向)の一端側には装置本体10から駆動を受けるドラムカップリング16が設けられている。
図5に示すように、感光ドラム1の周囲には、帯電ローラ2、クリーニング部材6が配置されている。クリーニング部材6は、ゴムブレードで形成された弾性部材7とクリーニング支持部材8を含む。画像形成動作において、感光ドラム1は図5中の矢印方向に回転する。ゴムブレード7は感光ドラム1の回転方向に対してカウンター方向に当接する。クリーニング部材6によって感光ドラム1から除去された残留トナーは、ドラム枠体27の残留トナー室27aに落下する。
図5に示すように、封止シート21がドラム枠体27に取り付けられ、感光ドラム1に当接している。封止シート21は、ドラム枠体27と感光ドラム1の間の隙間から残留トナー室27aの残留トナーが漏れることを防止する。
ドラムカートリッジ9のドラムカップリング16に、駆動源である本体駆動モータ(不図示)の駆動力が伝達されることにより、感光ドラム1は画像形成動作に応じて回転する。図5に示すように、帯電ローラ2は、帯電ローラ軸受28を介し、ドラム枠体27に回転可能に支持されている。帯電ローラ2は、押圧部材46により感光ドラム1に向かって押圧され、感光ドラム1によって回転させられる(図中矢印方向)。
(現像カートリッジ)
次に現像カートリッジ4(4Y,4M,4C,4K)について、図6、図7を用いて説明する。図6は現像カートリッジ4の断面図である。より具体的には、図6は現像ローラ25の回転軸線方向に直交する方向(直交方向)についての断面図である。つまり、現像ローラ25の回転軸線方向に直交する方向に切断した現像カートリッジ4を、現像ローラ25の回転軸線方向に沿って見た図である。図7は、現像カートリッジ4の概略斜視図である。
尚、イエロー色のトナーを収納した現像カートリッジ4Y、マゼンタ色のトナーを収納した現像カートリッジ4M、シアン色のトナーを収納した現像カートリッジ4C、ブラック色のトナーを収納した現像カートリッジ4Kは同一構成である。したがって、以下の説明では、一つの現像カートリッジ4について説明する。また、以下の説明では、色によってトナーを区別せず、単にトナーTと呼ぶ。
現像カートリッジ4は、枠体としての現像枠体31、現像ローラ25、現像ローラ25に接触して回転するトナー供給ローラ34、現像ローラ25上のトナー層を規制する現像ブレード35、トナー搬送部材36を備える。現像枠体31にはトナーTが収納される。現像ローラ25、トナー供給ローラ34、現像ブレード35、トナー搬送部材36は、現像枠体31に回転可能に支持される。現像ブレード35は、現像枠体31に固定されている。画像形成動作において、現像ローラ25は図中矢印V方向に回転する。トナー供給ローラ34は、現像ローラ25と接触した状態で回転する。
現像枠体31は、現像室31cと、現像室31cの下方に位置するトナー収容室31aとを備える。現像ローラ25とトナー供給ローラ34は、現像室31cに配置されている。現像室31cとトナー収容室31aとは、隔壁31dによって仕切られている。また、隔壁31dにはトナー収容室31aから現像室31cへ搬送されるトナーが通過するトナー開口31bが設けられている。
現像枠体31に、現像枠体31と現像ローラ25の間の隙間からトナーTが漏れることを防止する封止シート82が取り付けられている。現像ローラ25の回転方向において、現像ブレード35の下流側、かつ封止シート82の上流側の位置において、現像ローラ25は現像枠体31の外部に露出される。現像ローラ25は、現像枠体31から露出された部分において、感光ドラム1に当接する。現像ローラ25の回転方向において、現像ブレード35の下流側、かつ封止シート82の上流側の部分は、現像ローラ25の露出部ということもできる。
さらに、現像枠体31は付勢部31eを有する。付勢部31eは、装置本体10に設けられた付勢部材(不図示)によって付勢される。これにより、現像枠体31は、感光ドラム1に現像ローラ25が当接する位置と、感光ドラム1から現像ローラ25が離れた位置との間を移動できる。
図7に示すように、現像枠体31は、第一の現像軸受12、第二の現像軸受13を含んでいる。現像ローラ25とトナー供給ローラ34は、第一の現像軸受12、第二の現像軸受13によって回転可能に支持される。言い換えれば、第一の現像軸受12、第二の現像軸受13は、現像枠体31の一部である。図7に示された破線は、現像ローラ25の回転軸線を示している。第一の現像軸受12、第二の現像軸受13は、現像ローラ25の回転軸線方向において、現像枠体31の両端に配置されている。現像ローラ25が感光ドラム1と接触した状態で、現像ローラ25は矢印V方向に回転し、感光ドラム1の表面に形成された静電潜像をトナーで現像する。
図6に示すように、現像ブレード35は、規制部35aと、規制部35aを支持する支持部35bとを有する。規制部35aは、現像ローラ25に当接して、現像ローラ25に担持されたトナーTを規制する。これにより、現像ローラ25の表面に均一な厚みのトナー層が形成される。支持部35bは現像枠体31に固定されている。本実施例では、現像ブレード35の規制部35aの一部が現像ローラ25の鉛直下方に配置されている。
現像枠体31のトナー収容室31aには、収納されたトナーを撹拌すると共に、トナー開口31bを介して現像室31cへトナーを搬送するためのトナー搬送部材36が設けられている。
(トナー捕集部材)
次に、現像カートリッジ4に備えられる捕集部材について、図8、図9、図10、図11、図12を用いて説明する。
図8は、現像カートリッジ4の部分拡大図である。図8(a)は現像ローラ25を組み付ける前の現像カートリッジ4を示す図である。図8(b)は現像ローラ25を組み付けた後の現像カートリッジ4を示す図である。図9は捕集部材137近傍における現像カートリッジ4の断面図である。図10は捕集部材137の構成を示す斜視図である。図10(a)は現像ブレード35の側から捕集部材137を見た図である。図10(b)は弾性シール部材139の貼り付けを説明する図である。図11は現像ブレード35に対する捕集部材137の取付けを示す断面図である。図12は現像ブレード35と捕集部材137の位置関係を示す図である。図9は、装置本体10に現像カートリッジ4が装着された姿勢に基づいて描かれている。図9の上下方向は、鉛直方向(重力方向)と同じである。図9、図11は、図6と同じく現像ローラ25の回転軸線方向に直交する方向についての断面図である。また、図12は、図9においてE−Eで示される断面図である。
図8(a)、図8(b)に示すように、現像カートリッジ4は端部シール部材81を備えている。現像カートリッジ4の長手方向において、端部シール部材81は現像枠体31の端部に取り付けられている。本実施例において、端部シール部材81は現像ローラ25に接触し、現像ローラ25と現像枠体31の間の隙間からトナーTが漏れることを防止する。ここで、本実施例において、現像カートリッジ4の長手方向は、現像ローラ25の回転軸線方向と同じである。なお、現像カートリッジ4の長手方向において、端部シール部材81は、現像枠体31の反対側の端部にも同様に備えられている。したがって、現像枠体31の反対側の端部については、説明を省略する。
また、現像カートリッジ4は、封止シート82と現像ブレード35を備えている。封止シート82と、現像ブレード35の規制部35aは、端部シール部材81と重なっている。
本実施例では、封止シート82、現像ブレード35の規制部35a、端部シール81によって形成される開口を現像開口90と呼ぶ。図8(b)に示すように、現像開口90に現像ローラ25が取り付けられることで、現像開口90は、現像ローラ25によって封止される。現像開口90の内部で、現像ローラ25にトナーTが供給される。現像ローラ25が回転すると、現像ローラ25に担持されたトナーTは、規制部35aによって規制された後、現像開口90の外部に、現像ローラ25によって搬送される。
ここで、現像枠体31から現像ローラ25が露出された部分、かつ現像ブレード35の下流側において、少量のトナーTが漏れる場合がある。一方、現像カートリッジ4は収容部材としての捕集部材137を備えている。捕集部材137は、トナーTが漏れた場合に、トナーTを捕集(収容)する。
現像ブレード35の規制部端35a1と端部シール部材81が重なっているため、規制部端35a1において、現像ローラ25に対する規制部35aの当接圧が高くなる。このため、規制部端35a1には、トナーTが融着しやすい。これにより、規制部端35a1と現像ローラ25との間に隙間ができる場合がある。
また、現像カートリッジ4が回転すると、現像ローラ25と端部シール部材81が摺擦する部分で、トナーTの凝集体が発生する場合がある。この凝集体が規制部端35a1と現像ローラ25との間に挟まると、規制部端35a1と現像ローラ25との間に隙間が発生する場合がある。したがって、漏出するトナーの量は、現像ブレード35の長手方向(本実施例において、現像カートリッジ4の長手方向と同じ)において、中央部よりも両端部のほうが多くなる傾向がある。
図9に示すように、捕集部材137は現像ブレード35に取り付けられている。捕集部材137と現像ブレード35によって、捕集部材137と現像ブレード35の間に、トナーTを収容するための収容部としての捕集部140と、捕集部140に連通する第一の開口140dが形成される。第一の開口140dは、現像ローラ25が現像枠体31の外部に露出された部分において、現像ローラ25に対向する。捕集部材137の長手方向(本実施例において、現像カートリッジ4の長手方向と同じ)において、捕集部140は、捕集部材137の一方の端部と、他方の端部に形成されている。図7に示すように、捕集部材137の一方の端部と、捕集部材137の他方の端部とは、連結されている。
また、図10(a)に示すように、捕集部材137と現像ブレード35の間に、中央収容部としての中央捕集部140bが形成される。捕集部材137の長手方向において、中央捕集部140bは二つの捕集部140の内側に位置する。つまり、捕集部140は、中央捕集部の一方の端部と、他方の端部とにそれぞれ配置される。中央捕集部140bと捕集部140は、壁部137nによって部分的に仕切られている。捕集部材137の長手方向に直交する方向(本実施例において、現像ローラ25の回転軸線に直交する方向と同じ)において、捕集部140の断面積は、中央捕集部140bの断面積よりも大きい。
捕集部材137と現像ブレード35の間の隙間は、中央捕集部140bや捕集部140が形成される部分よりも、壁部137nが配置された部分において狭い。捕集部材の長手方向へのトナーの移動を規制することができる。
さらに、長手方向の中央部へ傾斜した傾斜璧137fを設けている。長手方向において、トナーTが中央捕集部140bから捕集部140に向けて移動する場合に、傾斜壁137fによってトナーTの移動が抑制される。
なお、現像カートリッジ4の長手方向において、捕集部140とその周辺の構成は、捕集部材137の反対側の端部にも同様に備えられている。したがって、捕集部材137の反対側の端部については、説明を省略する。
捕集部材137と現像ブレード35について、さらに詳しく説明する。図9に示すように、現像ブレード35の支持部35bは、第一の部分35b1と、第二の部分35b2を有している。規制部35aは第一の部分35b1に取り付けられる。また、第一の部分35b1は現像枠体31に固定されている。支持部35bは、第一の部分35b1と、第二の部分35b2の間で屈曲されている。つまり、第一の部分35b1と、第二の部分35b2の間に、屈曲部が形成されている。
図9に示すように、捕集部材137は、第一のカバー部137bと、第二のカバー部137jを有している。第一のカバー部137bと、第二のカバー部137jは、接続部137aによって連結されている。
第一のカバー部137bは、第一の部分35b1と、規制部35aに対向する。言い換えれば、第一のカバー部137bは、第一の部分35b1と、規制部35aに重なり、第一の部分35b1と、規制部35aを覆っている。これにより、規制部材35と第一のカバー部137bの間に、第一の収容領域(第一の捕集領域)140a1が形成される。より具体的には、第一の部分35b1と規制部35aと、第一のカバー部137bの間に、第一の収容領域140a1が形成される。
また、第二のカバー部137jは、第二の部分35b2に対向する。言い換えれば、第二のカバー部137jは、第二の部分35b2に重なり、第二の部分35b2を覆っている。これにより、規制部材35と、第二のカバー部137jの間に、第二の収容領域(第二の捕集領域)140a2が形成される。より具体的には、第二の部分35b2と、第二のカバー部137jの間に、第二の収容領域140a2が形成される。
上述したように、捕集部140は、第一の収容領域140a1と第二の収容領域140a2とを含んでいる。第一の開口140dは、第一の収容領域140a1に連通する。つまり、第一の開口140dは、捕集部140と捕集部140の外部と連通している。言い換えれば、第一の開口140dは、第一の収容領域140a1と、第一の収容領域140a1の外部とを連通している。
また、規制部材35と第二のカバー部137jの間には、第二の開口140eが形成されている。より具体的には、第二の部分35b2と第二のカバー部137jの間には、第二の開口140eが形成されている。現像ローラ25の回転軸線方向に直交する方向において、第二の開口140eは、第一の開口140dの反対側に位置する。つまり、現像ローラ25の回転軸線に直交する方向において、第一の開口140dは、捕集部140の一方の端部に配置され、第二の開口140eは捕集部140の他方の端部に配置されている。第二の開口140eは、第二の収容領域140a2に連通する。つまり、第二の開口140eは、捕集部140と捕集部140の外部と連通している。言い換えれば、第二の開口140eは、第二の収容領域140a2と、第二の収容領域140a2の外部とを連通している。
図9、図10(a)に示すように、第二のカバー部137jには、第二の収容領域140aに対向する凹部137kが備えられている。図10(b)に示すように、凹部137kの周りには、封止部材(第一の封止部材)としての弾性シール部材139が取り付けられている。弾性シール部材139は、両面テープを介して捕集部材137に取り付けられる。弾性シール部材139は、第二の開口140eを封止する。ここで、第二の収容領域140a2は、現像ブレード35と捕集部材137と弾性シール部材139とで形成される空間であるということもできる。
弾性シール部材139は通気性を有する。弾性シール部材139は、現像カートリッジ4の長手方向に延びる第一のシール部139aを有している。現像カートリッジ4の長手方向において、第一のシール部139aの位置と、捕集部140の位置とは、重なっている。第一のシール部139aの両端に、現像カートリッジ4の長手方向に交差する方向に延びる第二のシール部139bが接続されている。図11に示すように、第二のシール部139bの先端と、捕集部材137の間には隙間が形成されている。
図9に示すように、現像カートリッジ4の使用時において、現像枠体31の内部から漏れたトナーTは、矢印Pに沿って規制部35a上を伝う。その後、トナーTは、自重によって矢印Q方向に落下して第二の収容領域140a2に収容される。
そして、第二の収容領域140a2でトナーTを収容しきれなかった場合には、トナーTは第一の収容領域140a1に収容される。
本実施例においては、現像ローラ25表面から落下、飛散するトナーTを極力回収するために、第一の開口140dを形成する第一のカバー部137bの先端137cを、現像ローラ25の回転方向で下流側に傾斜させた。これにより、現像ローラ25の下方が、第一のカバー部137bによって広く覆われる。
さらに、現像ローラ25の回転軸線方向に直交する断面方向において、第一の収容領域140a1と第二の収容領域140a2との連結部の幅L5は、第一の収容領域140a1及び第二の収容領域140a2の幅よりも狭くなっている。また、第二の収容領域140a2は、第一の収容領域140a1に対して傾斜(本実施例では直交)した方向に延びている。これにより、第二の収容領域140a2に回収されたトナーTが、第一の収容領域140a1に逆流することが抑制される。
ここで、図8(b)、図9に示すように、支持部35bには穴部35cが形成されている。穴部35cは、捕集部材137の取付側とは逆側から封止テープ141で塞がれている。さらに、図8(b)に示すように、長手方向において、穴部35cは端部シール部材81の内側に位置する。つまり、穴部35cは、漏出するトナーTの量が多くなる現像ブレード35端部近傍に配置されている。図8(b)に示すように、トナーTは、矢印Cに沿って穴部35cを通過する。
また、捕集部材137は、穴部35cを覆うように配置されている。そして、現像ローラ25の回転軸線方向において、穴部35cの位置と捕集部140の位置は重なる。また、図12に示すように、穴部35cの幅L3は、第一の収容領域140a1、第二の収容領域140a2の連結部の幅L4よりも小さい。つまり、トナーTが穴部35cを通過することで、トナーが第二の収容領域140a2へと落下しやすい。
次に、図11を用いて、現像ブレード35への捕集部材137の取付けについて説明する。図11に示すように、捕集部材137の固定面137mは、両面テープ38によって、現像ブレード35の規制部35aに貼り付けられる。捕集部材137は弾性シール部材139が取り付けられた状態で、図中矢印D方向へ組み付けられる。捕集部材137でトナーTをより多く回収するために、捕集部材137と現像ローラ25の隙間L1は小さいことが好ましい。一方、現像ブレード35の第二の部分35b2と捕集部材137の第二のカバー部137jとの隙間L2の大きさは、部品公差や組付け時の誤差によりばらつくこととなる。よって、弾性シール部材139の厚みt1は、隙間L2のばらつきを考慮して、隙間L2より厚くした。
(現像カートリッジの再生産方法)
次に、現像カートリッジ4の再生産方法について、図1、図7、図13、図14を用いて説明する。図13は現像カートリッジ4の斜視図である。図1、図14は捕集部材137近傍における現像カートリッジ4の断面図である。図1、14は、装置本体10に現像カートリッジ4が装着された姿勢に基づいて描かれている。図1、14の上下方向は、鉛直方向(重力方向)と同じである。図1、図14は、図6と同じく現像ローラ25の回転軸線方向に直交する方向についての断面図である。
現像カートリッジ4の再生産方法は、使用済みの現像カートリッジ4を準備する準備工程を含む。さらに、本実施例における、現像カートリッジ4の再生産方法は、(1)トナー再充填工程、(2)捕集部材137からトナーTを除去するトナー除去工程を含む。これらの工程について以下で説明する。
(1)トナー再充填工程
図7に示す第一の現像軸受12は、現像枠体31にビス(ネジ)で固定されているため、ドライバー等の工具で容易に取り外すことができる。現像枠体31にはトナーキャップ(不図示)で閉じられたトナー充填口が設けられている。第一の現像軸受12を取り外すと、トナー充填口が露出される。トナーキャップを外すことで、トナー充填口からトナーの再充填が可能となる。
なお、本実施例では、第一の現像軸受12を外してトナー充填口からトナーを再充填したが、現像枠体31に穴を開け、トナーを再充填してもよい。なお、再充填に用いられた穴は、再充填後に塞がれる。
(2)トナー除去工程
現像カートリッジ4の捕集部材137の捕集部140には、トナーTが溜まっていることがある。よって、現像カートリッジ4を再生産する時には、捕集部140に溜まったトナーを除去することが好ましい。
現像カートリッジ4の再生産方法は、捕集部材137に、捕集部140に連通する連通穴としての吸引穴150を形成する工程と、捕集部140からトナーTを除去する工程とを含む。
図13、図14に示すように、捕集部材137に吸引穴150が形成される(連通穴形成工程)。吸引穴150は、捕集部材137の一部を除去することなどによって形成される。吸引穴150は、現像ローラ25の回転軸線方向に直交する方向において、吸引穴150は、第一の開口140dと、第二の開口140eの間に形成される。
次に、吸引穴150からトナーTを吸引することで、トナーTが捕集部140から除去される(除去工程もしくは吸引工程)。なお、吸引穴150から捕集部140を観察し、トナーTが非常に少ない場合には、トナーTを吸引する工程を省略してもよい。
図14で示すように、吸引穴150からトナーTを吸引するとき、捕集部140の内部において、第一の開口140dから入った空気が、矢印P1、矢印Q1の順に流れる。さらに、第二の開口140eから吸引穴150に向かっても空気が流れる。これにより、捕集部140の広い範囲に、空気の流れを形成できる。
本実施例では第二の開口140eは弾性シール部材139によって封止されている。しかし、弾性シール部材通気性を有しているため、第二の開口140eから吸引穴150に向かって空気が流れる。また、第二のシール部139bと第二のシール部139bの先端と、捕集部材137の間には隙間が形成されているため、第二の開口140eから吸引穴150に向かって空気が流れる。したがって、弾性シール部材139を除去しなくても、捕集部140のトナーTを効果的に除去できる。なお、弾性シール部材139を除去して、トナーTを吸引してもよい。
また、本実施例では、吸引穴150は、第二の収容領域140a2を覆う第二のカバー部137jに形成され、第二の収容領域140aに連通する。これにより、吸引穴150を形成する工程で、規制部35aが傷つけられることを抑制できる。また、第一の開口140dから離れた位置(捕集部140の奥側)に吸引穴150を形成することで、少量のトナーTが捕集部140に溜まっている場合であっても、トナーTを発見し、除去することができる。
なお、以上説明した現像カートリッジ4の再生産方法は、使用済みの現像カートリッジ4の清掃方法と呼ぶこともできる。つまり、使用済みの現像カートリッジ4(第一の現像カートリッジ)を清掃し、捕集部140に再びトナーを収容できる新たな現像カートリッジ4(第二の現像カートリッジ)を製造する製造方法と呼ぶこともできる。
捕集部140に溜まったトナーを吸引後は、再生産後の使用で吸引穴150からトナーが漏れないように吸引穴150を封止することが好ましい。吸引穴150を閉じるため、本実施例では、図1で示すように捕集部材137の外観側から封止シール151(第二の封止部材)を貼り付ける工程(連通穴の封止工程)を実施する。
吸引穴150を閉じるために、第二の封止部材として、吸引穴150を形成するときに除去した捕集部材137の一部を用いてもよい。この場合、再度、捕集部材137の一部を吸引穴150にはめたうえで、周囲の隙間に接着材等を流し込むことが好ましい。また、吸引穴150を塞ぐように、シリコンボンドのような接着材を用いてもよい。
以上のような工程を経て、現像カートリッジ4を再生産することができる。再生産された現像カートリッジ4は、捕集部140に再びトナーTを収容することができる。
以上の工程は、捕集部材137が現像ブレード35に取り付けられた状態で行うことができる。さらに、現像ブレード35が現像枠体31に取り付けられた状態で行うことができる。
以上説明した現像カートリッジ4の再生産方法は、使用済みの現像カートリッジ4(第一の現像カートリッジ)から、新たな現像カートリッジ4(第二の現像カートリッジに相当する)を製造する製造方法と呼ぶこともできる。また、使用済みの現像カートリッジ4は、素材となる現像カートリッジ4と呼ぶこともできる。
なお、現像カートリッジ4の再生産方法には、上述したトナー充填工程、トナー除去工程に加えて、消耗した部品(例えば、現像ローラ25)の交換等の工程、現像カートリッジ4を清掃する工程が含まれる場合もある。
また、現像カートリッジ4の再生産方法に含まれる各工程の順序は、必要に応じて適宜選択できる。例えば、トナー再充填工程を、捕集部材137からのトナー除去工程の後に行ってもよい。また、現像カートリッジ4の再生産方法に含まれる各工程のうち、実行する必要がないものは、省略することもできる。
以上、説明したように、本発明によれば、元の現像カートリッジの機能を損失することなく、トナーが付着した部品を清掃することができる。つまり、現像ブレード35に取り付けられた捕集部材137を備える現像カーリッジ4を再生産する方法を提供することができる。
1(1a〜1d) 感光ドラム
4(4Y、4M、4C、4K) 現像カートリッジ
10 装置本体
25(25a〜25d) 現像ローラ(現像剤担持体)
31 現像枠体(枠体)
35(35Y、35M、35C、35K) 現像ブレード(規制部材)
35a 規制部
35b 支持部
35b1 第一の部分
35b2 第二の部分
100 画像形成装置
137 捕集部材(収容部材)
137b 第一のカバー部
137j 第二のカバー部
139 弾性シール部材(第一の封止部材)
140 捕集部(収容部)
140a1 第一の捕集領域(第一の収容領域)
140a2 第二の捕集領域(第二の収容領域)
140d 第一の開口
140e 第二の開口
150 吸引穴(連通穴)
151 封止シール(第二の封止部材)

Claims (20)

  1. 現像装置の再生産方法であって、
    前記現像装置は、
    現像剤を収納するための枠体と、
    前記現像剤を担持するための現像剤担持体であって、前記枠体に回転可能に支持された現像剤担持体と、
    前記現像剤担持体に担持された前記現像剤を規制するための規制部と、前記枠体に固定され、前記規制部を支持する支持部と、を備える規制部材と、
    前記規制部材に取り付けられ、前記現像剤を収容するための収容部材と、
    を有し、
    前記収容部材と前記規制部材の間に、前記現像剤を収容するための収容部と、前記収容部に連通する第一の開口が形成され、前記第一の開口は、前記現像剤担持体が前記枠体の外部に露出された部分において、前記現像剤担持体に対向し、
    前記再生産方法は、
    前記収容部に連通する連通穴を形成する工程と、
    前記収容部から現像剤を除去する工程と、
    を含むことを特徴とする現像装置の再生産方法。
  2. 前記支持部は、第一の部分と第二の部分とを有し、前記規制部は前記第一の部分に取り付けられ、前記第一の部分と前記第二の部分の間に屈曲部が形成され、
    前記収容部材は、第一のカバー部と第二のカバー部とを有し、前記第一のカバー部は前記規制部と前記第一の部分に重なり、前記第二のカバー部は前記第二の部分に重なり、
    前記収容部は、前記規制部材と前記第一のカバー部との間に形成された第一の収容領域と、前記規制部材と前記第二のカバー部との間に形成された第二の収容領域とを含み、前記第一の開口は前記第一の収容領域と連通することを特徴とする請求項1に記載の現像装置の再生産方法。
  3. 前記第二のカバー部と前記規制部材の間に、前記第二の収容領域に連通する第二の開口が形成され、
    前記現像剤担持体の回転軸線方向に直交する直交方向において、前記連通穴は、前記第一の開口と前記第二の開口の間に形成されることを特徴とする請求項2に記載の現像装置の再生産方法。
  4. 前記現像装置は、前記第二の開口を封止する第一の封止部材を有することを特徴とする請求項3に記載の現像装置の再生産方法。
  5. 前記第一の封止部材は通気性を有することを特徴とする請求項4に記載の現像装置の再生産方法。
  6. 前記連通穴は、前記第二の収容領域に連通するように形成されることを特徴とする請求項2から5のいずれか一項に記載の現像装置の再生産方法。
  7. 前記収容部材と前記規制部材の間に、前記収容部に連通する第二の開口が形成され、
    前記現像剤担持体の回転軸線方向に直交する直交方向において、前記第二の開口は、前記第一の開口の反対側に位置し、
    前記直交方向において、前記連通穴は、前記第一の開口と前記第二の開口の間に形成されることを特徴とする請求項1に記載の現像装置の再生産方法。
  8. 前記現像装置は、前記第二の開口を封止する第一の封止部材を有することを特徴とする請求項7に記載の現像装置の再生産方法。
  9. 前記第一の封止部材は通気性を有することを特徴とする請求項8に記載の現像装置の再生産方法。
  10. 前記規制部材と前記収容部材の間に中央収容部が形成され、前記収容部材の長手方向において、前記収容部は、前記中央収容部の一方の端部と、他方の端部とにそれぞれ配置され、
    前記収容部材は、前記収容部と前記中央収容部とを仕切る壁部を有し、
    前記長手方向に直交する方向において、前記収容部の断面積は、前記中央収容部の断面積よりも大きいことを特徴とする請求項1から9のいずれか一項に記載の現像装置の再生産方法。
  11. 前記連通穴を第二の封止部材で封止する工程をさらに含むことを特徴とする請求項1から10のいずれか一項に記載の現像装置の再生産方法。
  12. 前記現像装置は、画像形成装置の装置本体に着脱可能に構成されることを特徴とする請求項1から11のいずれか一項に記載の現像装置の再生産方法。
  13. 現像剤を収納するための枠体と、
    前記現像剤を担持するための現像剤担持体であって、前記枠体に回転可能に支持された現像剤担持体と、
    前記現像剤担持体に担持された前記現像剤を規制するための規制部と、前記枠体に固定され、前記規制部を支持する支持部と、を備える規制部材であって、前記支持部が、第一の部分と第二の部分とを有し、前記規制部が前記第一の部分に取り付けられ、前記第一の部分と前記第二の部分の間に屈曲部が形成された規制部材と、
    前記規制部材に取り付けられ、前記現像剤を収容するための収容部材であって、第一のカバー部と第二のカバー部とを有し、前記第一のカバー部は前記規制部と前記第一の部分に重なり、前記第二のカバー部は前記第二の部分に重なる収容部材と、
    を有し、
    前記収容部材と前記規制部材の間に、前記現像剤を収容するための収容部と、前記収容部に連通する第一の開口と、前記収容部に連通する第二の開口と、が形成され、前記第一の開口は、前記現像剤担持体が前記枠体の外部に露出された部分において、前記現像剤担持体に対向し、
    前記収容部は、前記規制部材と前記第一のカバー部との間に形成された第一の収容領域と、前記規制部材と前記第二のカバー部との間に形成された第二の収容領域とを含み、前記第一の開口は前記第一の収容領域と連通し、前記第二の開口は前記第二の収容領域に連通し、
    前記収容部材に、前記収容部に連通する連通穴が形成されていることを特徴とする現像装置。
  14. 前記現像剤担持体の回転軸線方向に直交する直交方向において、前記連通穴は、前記第一の開口と前記第二の開口の間に形成されていることを特徴とする請求項13に記載の現像装置。
  15. 前記第二の開口を封止する第一の封止部材を有することを特徴とする請求項13又は14に記載の現像装置。
  16. 前記封止部材は通気性を有することを特徴とする請求項15に記載の現像装置。
  17. 前記連通穴は、前記第二の収容領域に連通するように形成されていることを特徴とする請求項13から16のいずれか一項に記載の現像装置。
  18. 前記規制部材と前記収容部材の間に中央収容部が形成され、前記収容部材の長手方向において、前記中央収容部は前記収容部の内側に位置し、
    前記収容部材は、前記収容部と前記中央収容部とを仕切る壁部を有し、
    前記長手方向に直交する方向において、前記収容部の断面積は、前記中央収容部の断面積よりも大きいことを特徴とする請求項13から17のいずれか一項に記載の現像装置。
  19. 前記連通穴を封止する第二の封止部材をさらに含むことを特徴とする請求項13から18のいずれか一項に記載の現像装置。
  20. 前記現像装置は、画像形成装置の装置本体に着脱可能に構成されることを特徴とする請求項13から19のいずれか一項に記載の現像装置。
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