JP2020136920A - Voice control system and voice control method - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、ユーザの音声に基づいて、制御機器を制御する音声制御システム、及び、音声制御方法に関する。 The present invention relates to a voice control system that controls a control device based on a user's voice, and a voice control method.
特許文献1には、指令送信機器(例えば、サーバ装置)及び少なくとも1つのスマート機器(制御機器)のそれぞれと接続される制御装置が開示されている。当該指令送信機器は、少なくとも1種別のスマート機器の作業モード情報を含む1グループの作業モード情報を記憶している。これにより、1回の制御指示で当該1グループに含まれるスマート機器を制御することができる。 Patent Document 1 discloses a control device connected to each of a command transmitting device (for example, a server device) and at least one smart device (control device). The command transmitting device stores one group of work mode information including the work mode information of at least one type of smart device. Thereby, the smart devices included in the one group can be controlled by one control instruction.
しかしながら、サーバ装置が制御装置に対して制御機器ごとに制御指示を分割送信した場合、制御機器の台数分の制御指示を送信することとなり、サーバ装置と制御機器との間の通信負荷が増加するという課題がある。 However, when the server device separately transmits the control instruction to the control device for each control device, the control instruction for the number of control devices is transmitted, and the communication load between the server device and the control device increases. There is a problem.
そこで、本発明は、通信負荷を低減することができる音声制御システム、及び、音声制御方法を提供する。 Therefore, the present invention provides a voice control system and a voice control method capable of reducing the communication load.
本発明の一態様に係る音声制御システムは、ユーザの音声に基づいて、制御機器を制御する音声制御システムであって、前記音声に基づく機器制御要求を取得する機器情報取得部と、対象期間に前記機器情報取得部が取得した前記機器制御要求を蓄積し、前記対象期間に蓄積された前記機器制御要求を一括で送信する第一機器制御部と、を備える。 The voice control system according to one aspect of the present invention is a voice control system that controls a control device based on a user's voice, and includes a device information acquisition unit that acquires a device control request based on the voice and a target period. It includes a first device control unit that accumulates the device control requests acquired by the device information acquisition unit and collectively transmits the device control requests accumulated during the target period.
本発明の一態様に係る情報制御方法は、ユーザの音声に基づいて、制御機器を制御する音声制御方法であって、前記音声に基づく機器制御要求を取得するステップと、対象期間に取得した前記機器制御要求を蓄積し、前記対象期間に蓄積した前記機器制御要求を一括で送信するステップと、を含む。 The information control method according to one aspect of the present invention is a voice control method for controlling a control device based on a user's voice, the step of acquiring the device control request based on the voice, and the acquisition during the target period. It includes a step of accumulating device control requests and collectively transmitting the device control requests accumulated in the target period.
本発明によれば、通信負荷を低減することができる音声制御システム、及び、音声制御方法が実現される。 According to the present invention, a voice control system and a voice control method capable of reducing a communication load are realized.
以下、実施の形態について、図面を参照しながら具体的に説明する。なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも包括的または具体的な例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態、ステップ、ステップの順序などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。 Hereinafter, embodiments will be specifically described with reference to the drawings. It should be noted that all of the embodiments described below show comprehensive or specific examples. Numerical values, shapes, materials, components, arrangement positions and connection forms of components, steps, order of steps, etc. shown in the following embodiments are examples, and are not intended to limit the present invention. Further, among the components in the following embodiments, the components not described in the independent claims will be described as arbitrary components.
なお、各図は模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。また、各図において、実質的に同一の構成に対しては同一の符号を付し、重複する説明は省略または簡略化される場合がある。 It should be noted that each figure is a schematic view and is not necessarily exactly illustrated. Further, in each figure, substantially the same configuration may be designated by the same reference numerals, and duplicate description may be omitted or simplified.
また、本明細書において、数値、及び、数値範囲は、厳格な意味のみを表す表現ではなく、実質的に同等な範囲、例えば数%程度の差異をも含むことを意味する表現である。 Further, in the present specification, the numerical value and the numerical range are not expressions expressing only strict meanings, but also expressions meaning that substantially the same range, for example, a difference of about several percent is included.
(実施の形態)
[1.構成]
まず、本実施の形態に係る音声制御システム100の構成について説明する。図1は、本実施の形態に係る音声制御システム100の機能構成を示すブロック図である。図2は、本実施の形態に係る音声取得端末10及び第一サーバ装置20の機能構成を示す図である。
(Embodiment)
[1. Constitution]
First, the configuration of the
図1及び図2に示すように、音声制御システム100は、ユーザUが発する音声に基づいて複数の制御機器50を制御することができる機器制御システムである。以下では、複数の制御機器50は、3台の照明機器51〜53である例について説明する。
As shown in FIGS. 1 and 2, the
また、音声制御システム100は、ユーザUに複数の制御機器50への制御要求に対する応答を示す情報(以降において、応答情報とも記載する)を提供することもできる。例えば、ユーザUが「リビングの照明をつけて」といった制御機器の制御に関する要求指示を音声で発すると、音声制御システム100は、「受け付けました」などの音声を出力する。つまり、音声制御システム100は、ユーザUの音声を正常に取得したか否かの取得結果を示す音声を応答情報として出力してもよい。また、音声制御システム100は、ユーザUが「リビングの照明をつけて」といった制御機器の制御に関する要求指示を音声で発すると、「リビングの照明をつけました」などの制御が正常に完了したか否かの制御結果を示す音声を応答情報として出力してもよい。音声制御システム100は、取得結果及び制御結果の少なくとも一方を示す音声を応答情報として出力する。
Further, the
音声制御システム100は、具体的には、音声取得端末10と、第一サーバ装置20と、第二サーバ装置30と、制御装置40とを備える。また、図1では、音声制御システム100の制御対象となる複数の制御機器50も図示されている。なお、複数の制御機器50は、音声制御システム100に含まれてもよい。
Specifically, the
まず、音声取得端末10について、主に図2を参照しながら説明する。音声取得端末10は、ユーザUの音声を取得し、取得した音声を第一サーバ装置20に送信する処理などを行う。音声取得端末10は、例えば、ユーザUの住宅に設置されるスマートスピーカであるが、スマートフォン又はタブレット端末などの携帯端末であってもよい。音声取得端末10は、HEMS(Home Energy Management System)コントローラであってもよい。音声取得端末10は、ユーザUの音声を取得し、取得した音声を第一サーバ装置20に送信できる機器であればよい。音声取得端末10は、音声取得部11と、情報処理部12と、記憶部13と、通信部14と、出力部15とを備える。
First, the
音声取得部11は、ユーザUの音声を取得する。音声取得部11は、例えば、マイクロフォンによって実現される。
The
情報処理部12は、音声取得部11によって取得された音声に基づく情報処理を行う。情報処理部12は、例えば、マイクロコンピュータによって実現されるが、プロセッサによって実現されてもよい。
The
記憶部13は、情報処理部12が情報処理を行うために実行するプログラム、及び、情報処理を行うために必要な情報などが記憶される記憶装置である。記憶部13は、例えば、半導体メモリによって実現される。
The
ここで、記憶部13に格納されている情報について、図3を参照しながら説明する。図3は、本実施の形態に係る記憶部13が格納するテーブルT1を示す図である。
Here, the information stored in the
図3に示すように、記憶部13は、ユーザ(例えば、ユーザA、Bなど)と当該ユーザのユーザID(例えば、P01、P02など)とが対応付けられたテーブルT1を格納する。ユーザIDは、音声取得端末10を特定するための識別情報であり、例えば、音声取得端末10の身元を保証するための識別情報であってもよい。記憶部13がテーブルT1を格納することで、情報処理部12は、例えば、音声取得部11が取得した音声及びテーブルT1に基づいて、音声を発したユーザに対応するユーザIDを取得することができる。なお、ユーザIDは、第一識別情報の一例である。
As shown in FIG. 3, the
通信部14は、音声取得端末10が第一サーバ装置20と通信を行うための通信回路(言い換えれば、通信モジュール)である。通信部14は、例えば、音声取得部11が取得した音声を含む音声情報、及び、当該音声に対応するユーザUのユーザIDを第一サーバ装置20に送信する。通信部14は、例えば、無線通信を行うための無線通信回路であるが、有線通信を行うための有線通信回路であってもよい。通信部14が行う通信の通信規格については、特に限定されない。
The
出力部15は、情報処理部12の制御に基づいて音声を出力する。出力部15は、例えば、スピーカである。
The
次に、第一サーバ装置20について、主に図2を参照しながら説明する。第一サーバ装置20は、取得した音声に対する音声認識処理を行うクラウドサーバである。また、第一サーバ装置20は、複数の制御機器50に関する情報を管理する。第一サーバ装置20は、例えば、音声取得端末10の製造メーカによって提供される。第一サーバ装置20は、通信部21と、情報処理部22と、記憶部23とを備える。
Next, the
通信部21は、第一サーバ装置20が音声取得端末10及び第二サーバ装置30と通信を行うための通信回路(言い換えれば、通信モジュール)である。通信部21は、例えば、音声取得端末10から要求指示を含む音声を受信する。通信部21は、例えば、無線通信を行うための無線通信回路であるが、有線通信を行うための有線通信回路であってもよい。通信部21が行う通信の通信規格については特に限定されない。
The
情報処理部22は、通信部21が受信した音声に基づいて複数の制御機器50を制御するための情報処理を行う。情報処理部22は、例えば、複数の制御機器50を音声及びユーザIDに基づいて制御するための制御信号を通信部21に第二サーバ装置30へ送信させる。制御信号には、第一機器ID(図1及び図2に示す機器ID)、ユーザID、及び、機器制御要求(図1及び図2に示す制御要求)が含まれる。情報処理部22は、例えば、マイクロコンピュータによって実現されるが、プロセッサによって実現されてもよい。なお、機器制御要求は、制御機器50を制御するための情報であり、例えば、制御コマンドなどである。
The information processing unit 22 performs information processing for controlling a plurality of
情報処理部22は、具体的には、分析部24、機器制御部25、及び、出力制御部26を有する。
Specifically, the information processing unit 22 includes an
分析部24は、音声取得部11によって取得された音声に対して音声認識処理を行う。音声認識処理は、例えば、制御対象となる制御機器50を特定するための処理を含む。音声認識処理は、例えば、制御対象となる制御機器50を特定する「キーワード」を抽出する処理を含む。キーワードは、例えば、「リビング」などの制御対象となる制御機器50の設置場所を示す言葉であってよいし、「照明機器」などの制御機器50の種類を示す言葉であってもよい。分析部24は、例えば、当該キーワードと、記憶部23に格納されているテーブルT2(図4参照)とに基づいて、制御対象となる制御機器50を特定する。なお、キーワードは、制御対象となる制御機器50(例えば、複数の制御機器50)を特定できる言葉であれば、上記に限定されない。
The
機器制御部25は、通信部21に第二サーバ装置30へ制御信号を送信させる。制御信号には、分析部24により特定された制御対象となる制御機器50を示す情報、及び、音声に基づく制御コマンドなどが含まれる。出力制御部26は、応答情報を示す音声を出力するための情報処理を行う。
The
記憶部23は、情報処理部22が情報処理を行うために実行するプログラム、及び、情報処理部22が情報処理を行うために必要な情報などが記憶される記憶装置である。記憶部13は、例えば、半導体メモリによって実現される。
The
ここで、記憶部23に格納されている情報について、図4を参照しながら説明する。図4は、本実施の形態に係る記憶部23が格納するテーブルT2を示す図である。
Here, the information stored in the
図4に示すように、記憶部23は、「ユーザID」と、当該ユーザIDに対応する「キーワード」及び「第一機器ID」とを対応づけて示すテーブルT2を格納する。図4では、「リビング」に対応する第一機器IDとして、「M1〜M3」が対応づけられている。これは、「リビング」に対応する制御機器50として、第一機器IDがM1〜M3の3台の制御機器50がグループ登録されていることを示す。これにより、ユーザUが要求指示を含む音声を1回発することで複数の制御機器50を制御することができるので、音声制御システム100の利便性が向上する。なお、グループ登録は、例えば、音声取得端末10専用のアプリケーションを用いて設定される。また、第一機器IDは、第一サーバ装置20内において制御対象となる制御機器50を特定するための識別情報であり、第二識別情報の一例である。
As shown in FIG. 4, the
このように、記憶部23がテーブルT2を格納していることで、分析部24は、音声及びテーブルT2に基づいて第一機器IDを取得することができるので、制御対象となる制御機器50を特定することができる。
Since the
情報処理部22は、例えば、通信部21を介して、照明機器51〜53のそれぞれに対応する機器制御要求(例えば、制御コマンド)を第二サーバ装置30に送信する。すなわち、情報処理部22は、3つの機器制御要求のそれぞれを個別に第二サーバ装置30に送信する。さらに、情報処理部22は、通信部21を介して、制御対象となる制御機器50に紐づく第一機器IDを含む第一機器情報を第二サーバ装置30に送信する。
The information processing unit 22 transmits, for example, a device control request (for example, a control command) corresponding to each of the
なお、図2に示すように、音声取得端末10と第一サーバ装置20とで、要求受付部10aが構成される。
As shown in FIG. 2, the
次に、第二サーバ装置30について、主に図1を参照しながら説明する。第二サーバ装置30は、複数の制御機器50を制御するクラウドサーバである。また、第二サーバ装置30は、複数の制御機器50に関する情報を管理する。第二サーバ装置30は、例えば、複数の制御機器50の製造メーカによって提供される。第二サーバ装置30は、取得部31と、第一記憶部32と、機器制御部33とを備える。また、機器制御部33は、更新部34と、第二記憶部35と、送信部36とを有する。
Next, the
取得部31は、ユーザUの音声に基づく機器制御要求を取得する。本実施の形態では、取得部31は、機器制御要求及び第一機器IDを取得する。取得部31は、例えば、ユーザUの「リビングの照明つけて」の音声に対して、3つの機器制御要求及び第一機器IDを取得する。すなわち、取得部31は、照明機器51〜53のそれぞれに対する機器制御要求及び第一機器IDを異なるタイミングで取得する。なお、ここでの機器制御要求は、照明機器をオンすることである。
The
そして、取得部31は、取得した第一機器IDを第二機器IDに変換する処理を行う。第二機器IDは、第二サーバ装置30内において制御対象となる制御機器50を特定するための識別情報である。第一サーバ装置20及び第二サーバ装置30とで、同一の制御機器50に対して互いに異なる機器IDが設定されることがある。そこで、取得部31は、上記の機器IDの変換を行う。取得部31は、例えば、第一記憶部32に格納されているユーザID、第一機器ID及び第二機器IDが対応づけられたテーブル(例えば、後述するテーブルT3)を用いて、機器IDの変換を行う。さらに、取得部31は、第一サーバ装置20から取得した機器制御要求(例えば、第一制御コマンド)においても同様に、第二サーバ装置30内で処理可能な機器制御要求(例えば、第二制御コマンド)に変換する処理を行ってもよい。なお、取得部31は、機器情報取得部の一例である。
Then, the
第一記憶部32は、取得部31が情報処理を行うために実行するプログラム、及び、取得部31が情報処理を行うために必要な情報などが記憶される記憶装置である。第一記憶部32は、例えば、半導体メモリによって実現される。
The
ここで、第一記憶部32に格納されている情報について、図5を参照しながら説明する。図5は、本実施の形態に係る第一記憶部32が格納するテーブルT3を示す図である。
Here, the information stored in the
図5に示すように、第一記憶部32は、「第一機器ID」と当該第一機器IDに対応する「第二機器ID」及び「制御装置ID」とを対応づけて示すテーブルT3を格納する。つまり、テーブルT3において、「第二機器ID」と当該第二機器IDを有する制御機器50が接続されている制御装置40を特定する情報とが対応づけられている。第一記憶部32がテーブルT3を格納することで、取得部31は、例えば、第一機器ID及びテーブルT3に基づいて、制御対象となる制御機器50の第二機器ID及び制御装置IDを取得することができる。これにより、制御対象である制御機器50が接続された制御装置40を特定することができる。また、第一サーバ装置20と第二サーバ装置30とにおいて、制御機器50に対して設定された機器IDが異なる場合に、テーブルT3を用いて第一機器IDを第二サーバ装置30で処理可能な第二機器IDに変換することができる。
As shown in FIG. 5, the
なお、取得部31が機器制御要求を変換する処理を行う場合、テーブルT3には、第一サーバ装置20及び第二サーバ装置30における機器制御要求を対応づけた情報(例えば、制御コマンドを対応づけた情報)が含まれていてもよい。また、テーブルT3には、制御装置40を特定するための情報は含まれていない。
When the
なお、第一サーバ装置20及び第二サーバ装置30で制御機器50に対して共通の機器ID及び機器制御要求が設定されている場合、テーブルT3は、第一機器IDと制御装置IDとを対応づけた情報のみを有するテーブルであってもよい。
When a common device ID and device control request are set for the
取得部31は、取得した第二機器ID及び制御装置IDを含む第二機器情報(図1に示す第二情報)、及び、機器制御要求を、機器制御部33に出力する。具体的には、取得部31は、第二機器情報、及び、機器制御要求を更新部34に出力する。取得部31は、3つの制御機器50(第二機器IDがM11〜M13に対応する制御機器50)に対応する第二機器情報、及び、機器制御要求を個別に更新部34に出力する。なお、第二機器情報は、機器情報の一例である。
The
機器制御部33は、対象期間に取得部31が取得した第二機器情報、及び、機器制御要求を蓄積し、対象期間に蓄積した第二機器情報、及び、機器制御要求を一括して送信する制御装置である。機器制御部33は、具体的には、更新部34、第二記憶部35、及び、送信部36を有する。なお、機器制御部33は、第一機器制御部の一例である。また、対象期間は、一括送信するための第二機器情報、及び、機器制御要求を蓄積するための期間である。
The
更新部34は、対象期間に受け付けた第二機器情報、及び、機器制御要求を第二記憶部35に蓄積する。また、更新部34は、対象期間が経過すると、送信部36に送信指示を出力する。送信要求とは、第二記憶部35に記憶された第二機器情報、及び、機器制御要求を制御装置40に送信するための制御信号である。また、更新部34は、さらに、第二記憶部35に格納されている第二機器情報及び機器制御要求が送信部36から送信された後、当該第二機器情報及び機器制御要求を第二記憶部35から削除する処理を行ってもよい。更新部34は、機器要求更新部の一例である。
The
第二記憶部35は、更新部34及び送信部36が情報処理を行うために実行するプログラム、及び、更新部34及び送信部36が情報処理を行うために必要な情報などが記憶される記憶装置である。第二記憶部35は、例えば、半導体メモリによって実現される。また、第二記憶部35は、取得部31が取得した第二機器情報及び機器制御要求を蓄積する。第二記憶部35は、機器要求蓄積部の一例である。
The
送信部36は、更新部34から送信指示を取得すると、対象期間に第二記憶部35に蓄積された第二制御情報及び機器制御要求を一括で送信する。つまり、送信部36は、対象期間に第二記憶部35に格納された第二制御情報及び機器制御要求をまとめて制御装置40に送信する。また、送信部36は、制御対象の制御機器50のそれぞれに対する第二制御情報及び機器制御要求を、1回の送信処理で送信するともいえる。なお、図1に示す制御リストは、対象期間に第二記憶部35に蓄積された第二制御情報及び機器制御要求を意味する。制御リストには、少なくとも2以上の機器制御要求が含まれる。
When the
なお、更新部34が送信部36から送信された第二機器情報及び機器制御要求を第二記憶部35から削除する処理を行う場合、送信部36は、送信指示を取得した時点で第二記憶部35に格納されている第二機器情報及び機器制御要求を一括で送信する。
When the
また、送信部36は、一括で送信した第二制御情報及び機器制御要求に対する制御機器50の制御結果を、制御装置40を介して一括で取得する。つまり、送信部36は、制御対象の制御機器50のそれぞれから制御装置40に送信された制御結果をまとめて取得する。送信部36は、制御装置40における1回の送信処理で送信された、制御対象の制御機器50のそれぞれの制御結果を取得する。これにより、制御対象の制御機器50のそれぞれの制御結果を、個別に機器制御部33に送信している場合に比べ、第二サーバ装置30と制御装置40との間の通信量を低減することができる。つまり、第二サーバ装置30と制御機器50との間の通信負荷を低減することができる。なお、送信部36は、機器要求送信部の一例である。
In addition, the
次に、制御装置40について説明する。制御装置40は、第二サーバ装置30及び複数の制御機器50のそれぞれと通信可能に接続され、第二サーバ装置30及び複数の制御機器50の間での通信を中継する中継装置である。制御装置40は、2以上の機器制御要求を送信部36から一括で受信し、受信した2以上の機器制御要求のそれぞれに対して、対応する制御機器50に機器制御要求を送信する。本実施の形態では、制御装置40は、2以上の制御機器50のそれぞれに対する機器制御要求を送信部36から一括で受信し、2以上の制御機器50のそれぞれに対して、当該制御機器50に対応する機器制御要求を送信する。つまり、制御装置40は、一括で受信した2以上の制御機器50に対する機器制御要求を、2以上の制御機器50のそれぞれごとに分割して送信する。制御装置40は、音声取得端末10と同様に、例えば、ユーザUの住宅に設置される機器であり、例えば、ゲートウェイ装置である。なお、制御装置40は、第二機器制御部の一例である。
Next, the
次に、複数の制御機器50について説明する。複数の制御機器50は、音声取得端末10及び制御装置40と同様に、例えば、ユーザUの住宅に設置される機器である。複数の制御機器50は、第二サーバ装置30の送信部36から送信される機器制御要求によって制御される被制御機器である。つまり、複数の制御機器50は、音声制御システム100の制御対象機器である。本実施の形態では、複数の制御機器50が照明機器51〜53である例を示しているが、第二サーバ装置30と通信可能な機器であればこれに限定されない。複数の制御機器50は、例えば、洗濯機、電動シャッター、空調機器、給湯システム、及び、炊飯器、テレビ、コンセント(例えば、スマートコンセント)、及び、配線スイッチ(例えば、壁スイッチ)などが含まれてもよい。
Next, a plurality of
本実施の形態では、複数の制御機器50は、制御装置40を介して制御される。また、複数の制御機器50がコンセント又はスイッチである場合、機器制御要求に基づいてコンセント又はスイッチのオン及びオフなどを制御することで、当該コンセント又はスイッチに接続された機器(例えば、照明機器など)の状態を制御することができる。
In the present embodiment, the plurality of
なお、音声制御システム100が制御する制御機器50の数は特に限定されない。制御対象となる制御機器50は、例えば、照明機器51の1つのみであってもよいし、4つ以上の照明機器であってもよい。
The number of
[2.動作]
上述のように、音声制御システム100は、ユーザUの音声に基づいて、複数の制御機器50に対する第二制御情報及び機器制御要求を一括で送信することができる。以下、このような音声制御システム100の動作例について説明する。図6は、本実施の形態に係る音声制御システム100の動作例を示すシーケンス図である。
[2. motion]
As described above, the
まず、要求受付部10aは、第一機器情報及び機器制御要求を取得する(S11)。本実施の形態では、要求受付部10aは、照明機器51〜53のそれぞれに対する第一機器情報及び機器制御要求を取得する。要求受付部10aは、例えば、以下の処理により第一機器情報及び機器制御要求を取得する。
First, the
音声取得端末10の音声取得部11は、ユーザUが発する音声を取得する。分析部24は、音声取得部11によって取得された音声の内容を分析する。分析部24は、具体的には、音声取得部11によって取得された音声の内容から、予め定められたキーワードが含まれているか否かを判定する。より具体的には、分析部24は、音声に「リビング」のように記憶部23が格納するテーブルT2に含まれるキーワードがあるか否かを判定する。分析部24によって行われる分析には、例えば、既存の音声認識アルゴリズムなどが用いられる。分析部24は、キーワード及びテーブルT2から第一機器IDを取得する。また、分析部24は、音声の内容の分析から、ユーザUの要求指示に基づく機器制御要求を取得する。なお、このとき、分析部24は、例えば、取得した機器制御要求が第一機器IDで特定される制御機器50を制御するための制御要求であるか否かを判定してもよい。
The
そして、要求受付部10aは、取得した第一機器情報、ユーザID及び機器制御要求を第二サーバ装置30に送信する(S12)。本実施の形態では、要求受付部10aは、照明機器51〜53のそれぞれに対する第一機器情報及び機器制御要求を第二サーバ装置30に送信する。具体的には、機器制御部25は、分析部24が音声取得部11によって取得された音声の内容にキーワードが含まれていると判定すると、当該キーワードと対応する制御機器50を特定する第一機器IDを含む第一機器情報、並びに、ユーザID及び機器制御要求を第二サーバ装置30へ送信させる。機器制御部25は、例えば、通信部21を介して、3つの第一機器情報及び機器制御要求を第二サーバ装置30へ順次送信させる。
Then, the
第二サーバ装置30は、要求受付部10aから送信された第一機器情報、ユーザID及び機器制御要求を受信する(S13)。そして、第二サーバ装置30は、第一期間(対象期間の一例)内に取得した機器制御要求を一括して制御装置40に送信する(S14)。つまり、第二サーバ装置30は、要求受付部10aから機器制御要求を取得するたびに、当該機器制御要求を制御装置40に送信しない。なお、ステップS13の処理の詳細は、後述する。
The
制御装置40は、第二サーバ装置30から送信された機器制御要求、つまり一括して送信された機器制御要求(図1に示す制御リスト)を受信する(S15)。そして、制御装置40は、取得した機器制御要求に応じて、対応する機器ごとに制御指示を送信する(S16)。
The
例えば、第二サーバ装置が要求受付部10aから機器制御要求を取得するたびに制御装置40に当該機器制御要求に基づく制御指示を送信する場合、照明機器51〜53を制御するときに、3回の通信が行われる。つまり、1回の送信処理で、照明機器51〜53のうちの1つの制御機器に対する機器制御要求が送信される。
For example, when the second server device transmits a control instruction based on the device control request to the
一方、上記のような動作を行う第二サーバ装置30であれば、3つの機器制御要求を1回の通信で送信することができる。つまり、1回の送信処理で、照明機器51〜53の3つの制御機器に対する機器制御要求が送信される。これにより、第二サーバ装置30における通信量を削減することができる。
On the other hand, if the
なお、制御装置40は、複数の制御機器50のそれぞれと時分割で通信する通信方式により通信してもよい。制御装置40は、例えば、機器制御要求を取得しているか否かに関わらず、複数の制御機器50のそれぞれと時分割で通信する。制御装置40は、第二サーバ装置30から照明機器53に対する機器制御要求のみを取得している場合であっても、例えば、照明機器51、52、53の順に順次通信する。そして、制御装置40は、照明機器53と通信するときに、当該照明機器53に対応する機器制御要求を送信する。
The
制御装置40が照明機器51、52、53の順に複数の制御機器50の全てと通信することをスキャンと定義する場合、制御装置40は、1回のスキャンで複数の制御機器50の全てと1回ずつ通信する。制御装置40が照明機器51、52及び53のそれぞれに対する機器制御要求を順次取得する場合、機器制御要求を取得するタイミングによっては、照明機器51、52及び53のそれぞれに機器制御要求を送信するために3回のスキャンが必要になることがある。つまり、照明機器51、52及び53が機器制御要求を取得するタイミングが、1回のスキャンに要する時間ずつ異なってしまう。これにより、照明機器51、52及び53が順次制御される。例えば、機器制御要求が照明機器をオンすることである場合、照明機器51、52及び53は同時に点灯せずに順次点灯するので、ユーザUは違和感を感じることがある。
When the
一方、本実施の形態に係る制御装置40は、第二サーバ装置30から一括で機器制御要求を取得する。そのため、制御装置40は、当該機器制御要求を複数の制御機器50のそれぞれに対する制御指示に分割し、1回のスキャンの中で複数の制御機器50の全てに制御指示を送信することができる。これにより、機器制御要求を順次取得する場合に比べ、制御指示を送信するのに要する時間が短縮される。つまり、照明機器51、52及び53が制御指示を取得するタイミングを等しくすることができる。なお、ここでの等しいとは、例えば、1回のスキャンに要する時間内に照明機器51、52及び53のそれぞれが制御指示を取得することを意味する。また、制御指示とは、制御機器50に対応する機器制御要求を意味する。
On the other hand, the
次に、第二サーバ装置30における処理の詳細を、図7〜図9Dを参照しながら説明する。図7は、本実施の形態に係る第二サーバ装置30の動作例を示すシーケンス図である。
Next, the details of the processing in the
図7に示すように、取得部31は、要求受付部10aから第一機器情報、ユーザID及び機器制御要求を受信する(S21)。ステップS21は、図6に示すステップS13に相当する。取得部31は、要求受付部10aから取得した第一機器情報に含まれる第一機器IDに基づいて、第二機器ID及び制御装置IDを含む第二機器情報を取得する(S22)。具体的には、取得部31は、第一記憶部32に格納されているテーブルT3を用いて、ユーザID及び第一機器IDから、制御機器50に紐づく第二機器ID及び制御装置IDを含む第二機器情報を取得する。
As shown in FIG. 7, the
取得部31は、要求受付部10aから第一機器情報及び機器制御要求を取得するたびに、上記の処理を行い対応する第二機器情報を取得する。そして、取得部31は、取得した第二機器情報と、機器制御要求とを更新部34に出力する(S23)。取得部31は、例えば、第二機器IDごとに更新部34に第二機器情報と機器制御要求とを送信する。つまり、本実施の形態では、取得部31は、第二機器情報及び機器制御要求を3回出力する。
Each time the
上記のように、取得部31は、ユーザからの音声を受け付ける音声取得端末10を特定するためのユーザID(第一識別情報の一例)及び制御対象となる制御機器50を特定するための第一機器ID(第二識別情報の一例)を用いて、制御対象となる制御機器50の第二機器情報(機器情報の一例)を取得し、取得した第二機器情報を機器制御部33(具体的には、更新部34)に出力する。
As described above, the
更新部34は、取得部31から出力された第二機器情報及び機器制御要求を取得し(S24)、第二記憶部35に蓄積する(S25)。更新部34は、例えば、複数の制御機器50のうち2以上の制御機器50のそれぞれに対する機器制御要求、及び、2以上の制御機器50のそれぞれに紐づく第二機器情報を第二記憶部35に蓄積してもよい。また、更新部34は、制御対象となる制御機器50が1つである場合、当該制御機器50に対する2以上の機器制御要求を第二記憶部35に蓄積してもよい。
The
そして、更新部34は、機器制御要求の取得結果を取得部31に出力する(S26)。取得結果には、機器制御要求を取得できたか否かを示す情報が含まれる。
Then, the
取得部31は、取得結果を取得する(S27)と、当該取得結果を要求受付部10aに送信する(S28)。要求受付部10aの第一サーバ装置20が当該取得結果を取得すると、出力制御部26は、当該取得結果に応じた音声を示す音声情報を通信部21を介して音声取得端末10に送信する。音声取得端末10の情報処理部12は、通信部14を介して音声情報を取得すると、出力部15に当該音声情報に基づく音声(例えば、図1に示す「受け付けました」を出音させる。なお、ステップS26〜ステップS28の処理は、行われてなくてもよい。
When the
更新部34は、第一期間が経過したと判定すると、送信部36に制御リストの送信指示を出力する(S29)。送信指示とは、送信部36が第二記憶部35に格納されている機器制御要求等を読み出し、制御装置40に一括で送信させるための制御情報である。
When the
送信部36は、更新部34から制御リストの送信指示を取得する(S30)と、第二記憶部35にリスト取得要求(図1を参照)を出力して第二記憶部35に格納されている機器制御要求を読み出すことで制御リストを取得し(S31)、取得した制御リストを制御装置40に送信する(S32)。つまり、送信部36は、制御リストを送信することで機器制御要求を一括して送信する。送信部36は、例えば、2以上の制御機器50のそれぞれに対する機器制御要求及び第二機器情報を一括で送信する。
When the
ステップS22〜S25及びステップS30〜S32の処理は、図6に示すステップS14に相当する。 The processing of steps S22 to S25 and steps S30 to S32 corresponds to step S14 shown in FIG.
次に、更新部34における蓄積処理について、図8〜図10を参照しながら説明する。図8は、本実施の形態に係る更新部34の動作例1を示すフローチャートである。図9Aは、本実施の形態に係る第二記憶部35の初期状態を示す図である。初期状態とは、第二記憶部35に第二機器情報及び機器制御要求が格納されていない状態である。図8に示すフローチャートは、ステップS41の時点で第二記憶部35が初期状態の場合の更新部34の動作を示す。
Next, the accumulation process in the
図8に示すように、更新部34は、第二機器情報及び機器制御要求を取得する(S41)。更新部34は、例えば、ステップS41で第二機器IDがM11である制御機器50(例えば、照明機器51)に対する機器制御要求(第一制御要求とも記載する)を取得したとする。更新部34は、例えば、取得した第二機器情報及び機器制御要求を第二記憶部35に蓄積する(S42)。図9Bに示すように、第二機器情報に含まれる制御装置ID及び第二機器ID、並びに、機器制御要求が第二記憶部35に蓄積される。図9Bは、本実施の形態に係る第二記憶部35に第一制御要求が蓄積された状態を示す図である。なお、ここでは、機器制御要求が制御機器50をオンすることである例を示している。また、ステップS41は図7に示すステップS24に相当し、ステップS42は図7に示すステップS25に相当する。
As shown in FIG. 8, the
そして、更新部34は、第二機器IDがM11である制御機器50に対する機器制御要求を取得したことを示す取得結果を出力する(S43)。ステップS43は、図7に示すステップS26に相当する。なお、ステップS43は、行われなくてもよい。
Then, the
次に、更新部34は、第一期間(対象期間の一例)が経過したか否かを判定する(S44)。ここで、第一期間は、第二記憶部35が機器制御要求を蓄積していない状態(例えば、図9Aに示す初期状態)で、最初に機器制御要求を取得した時点を開始点とする期間である。第一期間は、例えば、ユーザUが音声を発してから制御機器50が動作するまでの間において当該ユーザUがタイムラグを感じない期間であるとよい。第一期間は、例えば、1s以下であるとよく、より好ましくは300ms以下であるとよい。第一期間は、一例として300msである。
Next, the
更新部34は、第一期間が経過していないと判定する(S44でNo)と、他の機器制御要求を取得したか否かを判定する(S45)。他の機器制御要求を取得した場合(S45でYes)、ステップS42〜S44の処理が行われる。例えば、ここで他の機器制御要求として第二機器IDがM12である制御機器50(例えば、照明機器52)に対する機器制御要求(第二制御要求とも記載する)を取得したとする。更新部34は、例えば、取得した第二機器情報及び機器制御要求を第二記憶部35に蓄積する(S42)。図9Cに示すように、第二機器情報に含まれる制御装置ID及び第二機器ID、並びに、機器制御要求が第二記憶部35に格納される。つまり、第二機器IDがM12である制御機器50に対する機器制御情報が第二記憶部35に蓄積される。図9Cは、本実施の形態に係る第二記憶部35にさらに第二制御要求が蓄積された状態を示す図である。
The
更新部34は、第一期間内にさらに他の機器制御要求として第二機器IDがM13である制御機器50(例えば、照明機器53)に対する機器制御要求(第三制御要求とも記載する)を取得したとする。更新部34は、例えば、取得した第二機器情報及び機器制御要求を第二記憶部35に蓄積する(S42)。図9Dに示すように、第二機器情報に含まれる制御装置ID及び第二機器ID、並びに、機器制御要求が第二記憶部35に格納される。つまり、第二機器IDがM13である制御機器50に対する機器制御情報が第二記憶部35に蓄積される。図9Dは、本実施の形態に係る第二記憶部35にさらに第三制御要求が蓄積された状態を示す図である。
Within the first period, the
なお、他の機器制御要求を取得していない場合(S45でYes)、ステップS44に進む。 If no other device control request has been acquired (Yes in S45), the process proceeds to step S44.
上記のように、更新部34は、第一期間に取得した機器制御要求を第二記憶部35に蓄積する。そして、更新部34は、第一期間が経過したと判定する(S44でYes)と、送信部36に制御リストの送信指示を出力する(S46)。送信部36は、送信指示を取得すると第二記憶部35にリスト取得要求を行い、第一期間に蓄積された機器制御要求を含む制御リスト(例えば、図9Dに示す制御リストL)を取得し、取得した制御リストを制御装置40に送信する。
As described above, the
そして、更新部34は、送信部36が送信した機器制御要求を第二記憶部35から削除する(S47)。つまり、更新部34は、第二記憶部35を初期状態(例えば、図9Aを参照)にする。
Then, the
なお、音声制御システム100が2以上の制御装置40を備える場合、更新部34は、例えば、2以上の制御装置40のそれぞれにおいて、第一期間が経過したか否かを判定してもよい。更新部34は、2以上の制御装置40のそれぞれにおいて、当該制御装置40に接続された制御機器50に対する機器制御要求を最初に取得した時点を第一期間の開始点として、当該制御装置40に対して第一期間が経過したか否かを判定してもよい。この場合、更新部34が送信する送信指示には、機器制御要求を送信する対象である制御装置40の制御装置IDが含まれる。そして、送信部36は、送信指示に含まれる制御装置IDにより特定される制御装置40に送信する制御リストを第二記憶部35から読み出し、読み出した制御リストを当該制御機器IDが示す制御装置40に送信する。
When the
なお、更新部34の動作は、図8に示すフローチャートに限定されない。更新部34の動作の他の例について、図10を参照しながら説明する。図10は、本実施の形態に係る更新部34の動作例2を示すフローチャートである。なお、図10に示すステップS41〜S44、S46及びS47は、図8と同様であり、説明を省略する。
The operation of the
図10に示すように、更新部34は、第一期間が経過したと判定する(S44でYes)と、期間内に他の機器制御要求を取得したか否かを判定する(S51)。ここでは、更新部34は、第一期間内に他の機器制御要求を取得したか否かを判定する。更新部34は、第一期間内に他の機器制御要求を取得したと判定した場合(S51でYes)、当該他の機器制御要求を第二記憶部35に蓄積し(S52)、当該他の機器制御要求に対する取得結果を出力する(S53)。そして、更新部34は、第一期間の後、さらに第二期間が経過したか否かを判定する(S54)。第一期間及び第二期間は、連続した期間である。つまり、第一期間の終了時刻と、第二期間の開始時刻は同時刻である。第二期間は、例えば、第一期間と同じであってもよく、一例として300msであるが、これに限定されない。なお、更新部34は、第一期間が経過していないと判定する(S44でNo)と、ステップS44に戻り、第一期間が経過するまで待機する。
As shown in FIG. 10, the
そして、更新部34は、第二期間が経過した場合(ステップS54でYes)、ステップS51に進む。更新部34は、他の機器制御要求を取得していないと判定する(S51でNo)と、送信部36に制御リストの送信指示を出力する(S46)。制御リストには、第一期間及び第二期間に蓄積された機器制御要求が含まれる。なお、ここでの他の機器制御要求を取得していないとは、第二期間に他の機器制御要求を取得していないことを意味する。なお、更新部34は、第二期間が経過していないと判定する(S54でNo)と、ステップS54に戻り、第二期間が経過するまで待機する。また、更新部34は、第二期間内に他の機器制御要求を取得した場合(ステップS51でYes)、再度ステップS52〜S54の処理を行う。
Then, when the second period has elapsed (Yes in step S54), the
上記のように、更新部34は、第一期間に他の機器制御要求を受け付けた場合、第一期間経過後の第二期間に受け付けた機器制御要求を第二記憶部35に蓄積してもよい。言い換えると、更新部34は、対象期間に他の機器制御要求を取得した場合、当該対象期間を延長してもよい。そして、送信部36は、第一期間及び第二期間に第二記憶部35に蓄積された機器制御要求を一括で制御装置40に送信する。なお、第一期間及び第二期間を合わせた期間は、延長された対象期間の一例である。
As described above, when the
なお、更新部34は、期間内に他の機器制御要求を取得していなくても、ステップS46の処理を行ってもよい。例えば、更新部34は、予め設定された対象期間の上限値(例えば、1sなど)を経過すると、対象期間内に他の機器制御要求を取得していてもステップS46に進んでもよい。
Note that the
[3.効果など]
以上のように、本実施の形態に係る音声制御システム100は、ユーザUの音声に基づいて、制御機器50を制御する音声制御システムであって、音声に基づく機器制御要求を取得する取得部31(機器情報取得部の一例)と、対象期間に取得部31が取得した機器制御要求を蓄積し、対象期間に蓄積された機器制御要求を一括で送信する機器制御部33(第一機器制御部の一例)と、を備える。
[3. Effect etc.]
As described above, the
これにより、機器制御部33は、対象期間に機器制御要求を連続して取得した場合、当該機器制御要求を蓄積し、一括で送信することができる。つまり、対象期間に連続して取得した機器制御要求を、1回の送信処理で送信することができる。例えば、機器制御部33が連続して取得した機器制御要求を個別に送信する場合に比べ、ヘッダ情報などの情報量を減らすことができる。つまり、機器制御部33から送信される通信量を削減することができる。よって、本実施の形態に係る音声制御システム100によれば、機器制御部33から制御機器50への通信負荷を低減することができる。例えば、機器制御部33を備えるサーバ装置(例えば、第二サーバ装置30)から制御機器50への通信負荷を低減することができる。
As a result, when the device control request is continuously acquired during the target period, the
また、機器制御部33は、第二記憶部35(機器要求蓄積部の一例)と、対象期間に取得した機器制御要求を第二記憶部35に蓄積する更新部34(機器要求更新部の一例)と、対象期間に第二記憶部35に蓄積された機器制御要求を一括で送信する送信部36(機器要求送信部の一例)と、を有する。
Further, the
これにより、機器制御部33が更新部34を有することで、第二記憶部35に機器制御要求を蓄積することが可能となる。更新部34が対象期間に取得した機器取得要求を第二記憶部35に蓄積し、かつ送信部36が第二記憶部35に蓄積された機器制御要求を一括で送信することで、通信量を削減することができる音声制御システム100を実現することができる。
As a result, since the
また、更新部34は、第二記憶部35が機器制御要求を蓄積していない状態で、最初に機器制御要求を取得した時点を開始点とする対象期間に取得した機器制御要求を第二記憶部35に蓄積する。
Further, the
これにより、最初に機器制御要求を取得した時点を開始点とする対象期間に蓄積された機器制御情報を一括で送信することができる。対象期間をユーザUがタイムラグを感じない程度に設定する(例えば、300ms)ことで、通信負荷の低減と、音声制御システム100の機能の維持とを両立することができる。
As a result, the device control information accumulated in the target period starting from the time when the device control request is first acquired can be collectively transmitted. By setting the target period so that the user U does not feel a time lag (for example, 300 ms), it is possible to achieve both reduction of the communication load and maintenance of the function of the
また、更新部34は、対象期間に機器制御要求を取得した場合、対象期間を延長する。
Further, when the
これにより、延長された対象期間内に取得した機器制御要求を一括で送信することができるので、さらに通信負荷を低減することができる。 As a result, the device control requests acquired within the extended target period can be collectively transmitted, so that the communication load can be further reduced.
また、更新部34は、送信部36が送信した機器制御要求を第二記憶部35から削除する。
Further, the
これにより、送信部36は、第二記憶部35に蓄積されている機器制御要求の全てを一括して送信することができる。つまり、送信部36は、第二記憶部35に蓄積されている機器制御要求の中から、送信する機器制御要求を選定する処理を行わなくてよい。よって、送信する機器制御要求を選定する場合に比べ、送信部36における処理量を削減することができる。
As a result, the
また、音声制御システム100は、複数の制御機器50を制御する音声制御システムであって、取得部31は、さらに制御機器50に紐づく第二機器情報(機器情報の一例)を取得し、更新部34は、複数の制御機器50のうち2以上の制御機器50のそれぞれに対する機器制御要求、及び、2以上の制御機器50のそれぞれに紐づく第二機器情報を第二記憶部35に蓄積する。そして、送信部36は、2以上の制御機器50のそれぞれに対する制御機器要求及び第二機器情報を一括で送信する。
Further, the
これにより、音声制御システム100が制御する制御機器50が複数ある場合であっても、通信負荷を削減することができる。
As a result, the communication load can be reduced even when there are a plurality of
また、取得部31は、ユーザUの音声を受け付ける音声取得端末10を特定するためのユーザID(第一識別情報の一例)及び制御対象となる制御機器50を特定するための第一機器ID(第二識別情報の一例)を取得し、取得したユーザID及び第一機器IDを用いて、制御対象となる制御機器50の第二機器情報を取得し、取得した第二機器情報を機器制御部33に出力する。
Further, the
これにより、機器制御部33は、当該機器制御部33で認識可能な第二機器情報を取得することができる。よって、機器制御部33における処理を円滑に行うことができる。
As a result, the
また、さらに、2以上の制御機器50のそれぞれに対する機器制御要求及び第二機器情報を送信部36から一括で受信し、2以上の制御機器50のそれぞれに対して、当該制御機器50に対応する機器制御要求を送信する制御装置40(第二機器制御部の一例)を備える。
Further, the device control request and the second device information for each of the two or
これにより、制御装置40は、一括して取得した機器制御要求を複数の制御機器50のそれぞれごとに分割し、分割した機器制御要求(制御指示)を対応する制御機器50に送信することができる。つまり、制御装置40は、複数の制御機器50のそれぞれに、当該制御機器50に対応した機器制御要求を送信することができる。また、制御装置40は、連続して機器制御要求を取得すると、当該制御装置40の処理能力を超えてしまい当該機器制御要求を受信できなくなるなどの問題が発生することがある。一方、本実施の形態に係る機器制御部33は、一括して機器制御要求を送信するので、制御装置40が機器制御要求を受信できなくなるなどの問題が発生することを抑制することができる。つまり、機器制御部33と制御装置40との間の通信を安定して行うことができる。
As a result, the
また、制御装置40は、複数の制御機器50と時分割で通信する場合、1回のスキャンで複数の制御機器50のそれぞれに機器制御要求を送信することができるので、通信時間を短縮することができる。
Further, when the
また、以上のように、本実施の形態に係る音声制御システム100の音声制御方法は、ユーザUの音声に基づいて、制御機器50を制御する音声制御方法であって、音声に基づく機器制御要求を取得するステップ(S24)と、対象期間に取得した機器制御要求を蓄積し、対象期間に蓄積した機器制御要求を一括で送信するステップ(S32)と、を含む。
Further, as described above, the voice control method of the
これにより、上記音声制御システム100と同様の効果を奏する。
As a result, the same effect as that of the
(他の実施の形態)
以上、本発明の1つ又は複数の態様に係る音声制御システム及び音声制御方法について、実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではない。
(Other embodiments)
Although the voice control system and the voice control method according to one or more aspects of the present invention have been described above based on the embodiments, the present invention is not limited to the above embodiments.
例えば、上記実施の形態では、音声制御システムは、複数の制御機器を制御する音声制御システムである例について説明したが、これに限定されない。音声制御システムは、例えば1台の制御機器を制御する音声制御システムであってもよい。この場合、機器制御部は、対象期間に取得した当該1台の制御機器に対する複数の機器制御要求を一括して送信する。1台の制御機器がエアコンである場合、複数の機器制御要求は、例えば、運転モード(例えば、暖房運転)、設定温度(例えば、28℃)、及び、風量(例えば、最大)などの要求指示を含む。また、この場合、第二サーバ装置は、当該1台の制御機器に対する第一機器情報を取得しなくてもよい。例えば、第一記憶部が当該1台の制御機器が接続された制御装置の制御装置IDを格納していればよい。 For example, in the above embodiment, the voice control system is a voice control system that controls a plurality of control devices, but the present invention is not limited thereto. The voice control system may be, for example, a voice control system that controls one control device. In this case, the device control unit collectively transmits a plurality of device control requests for the one control device acquired during the target period. When one control device is an air conditioner, a plurality of device control requests are, for example, request instructions such as an operation mode (for example, heating operation), a set temperature (for example, 28 ° C.), and an air volume (for example, maximum). including. Further, in this case, the second server device does not have to acquire the first device information for the one control device. For example, the first storage unit may store the control device ID of the control device to which the one control device is connected.
また、上記実施の形態では、要求受付部が第二サーバ装置に第一機器IDを送信する例について説明したが、これに限定されない。要求受付部は、例えば、制御対象となる制御機器が1台(例えば、1台の照明機器)である場合、第一機器IDを送信しなくてもよい。 Further, in the above embodiment, an example in which the request receiving unit transmits the first device ID to the second server device has been described, but the present invention is not limited to this. For example, when the control device to be controlled is one (for example, one lighting device), the request receiving unit does not have to transmit the first device ID.
また、上記実施の形態では、制御装置と複数の制御機器とが直接通信する例を示したが、これに限定されない。音声制御システムは、制御装置と複数の制御機器との間に、さらに別の制御装置を備えていてもよい。当該別の制御装置は、例えば、制御機器がスイッチである場合、LAN(Local Area Network)の通信と配線スイッチの通信とを中継する機能を有していてもよい。 Further, in the above embodiment, an example in which the control device and the plurality of control devices directly communicate with each other is shown, but the present invention is not limited to this. The voice control system may include yet another control device between the control device and the plurality of control devices. The other control device may have, for example, a function of relaying LAN (Local Area Network) communication and wiring switch communication when the control device is a switch.
また、上記実施の形態では、更新部は、第一期間を経過した場合に送信指示を出力部に送信する例について説明したが、これに限定されない。更新部は、例えば、制御装置に送信する機器制御要求の数が所定数以上であるか否かを判定し、所定数以上であると判定した場合に送信指示を送信部に出力してもよい。また、更新部は、例えば、第一期間が経過したか否か及び所定数以上であるか否かの両方を判定し、どちらか一方をYesと判定した場合に送信指示を送信部に出力してもよい。なお、所定数は、音声制御システムが2以上の制御装置と接続されている場合、2以上の制御装置のそれぞれで設定されてもよい。所定数は、例えば、当該制御装置に接続された複数の制御機器の数以下の値に設定されてもよい。所定数は、例えば、当該制御装置に接続された複数の制御機器の数に設定されてもよい。 Further, in the above embodiment, the update unit has described an example in which a transmission instruction is transmitted to the output unit when the first period has elapsed, but the present invention is not limited to this. For example, the update unit may determine whether or not the number of device control requests to be transmitted to the control device is a predetermined number or more, and output a transmission instruction to the transmission unit when it is determined that the number is a predetermined number or more. .. Further, the update unit determines, for example, whether or not the first period has elapsed and whether or not the number is equal to or greater than a predetermined number, and when one of them is determined to be Yes, the update unit outputs a transmission instruction to the transmission unit. You may. When the voice control system is connected to two or more control devices, the predetermined number may be set by each of the two or more control devices. The predetermined number may be set to a value equal to or less than the number of a plurality of control devices connected to the control device, for example. The predetermined number may be set to, for example, the number of a plurality of control devices connected to the control device.
また、上記実施の形態では、第二サーバ装置の取得部は、3つの照明機器のそれぞれに対する機器制御要求及び第一機器情報を異なるタイミングで取得する例について説明したが、これに限定されない。取得部は、3つの照明機器のそれぞれに対する機器制御要求及び第一機器情報を1つの制御信号として取得してもよい。この場合であっても、例えば、取得部が1つの制御信号として取得した3つの機器制御要求及び第一機器情報を、分割して更新部に送信する場合、本願発明を適用することで、第二サーバ装置と制御機器との間の通信における通信量を削減することができる。 Further, in the above embodiment, the acquisition unit of the second server device has described an example in which the device control request for each of the three lighting devices and the first device information are acquired at different timings, but the present invention is not limited to this. The acquisition unit may acquire the device control request and the first device information for each of the three lighting devices as one control signal. Even in this case, for example, when the three device control requests and the first device information acquired by the acquisition unit as one control signal are divided and transmitted to the update unit, the present invention can be applied to the first device. (Ii) The amount of communication in communication between the server device and the control device can be reduced.
また、上記実施の形態では、要求受付部は、ユーザから音声により要求指示を取得する例について説明したが、これに限定されない。要求受付部は、ユーザからの操作を受け付ける受付部(例えば、ボタン又はタッチパネルなど)を有しており、当該受付部がユーザからの操作を受け付けることにより要求指示を取得してもよい。 Further, in the above embodiment, the request receiving unit has described an example of acquiring a request instruction by voice from the user, but the present invention is not limited to this. The request reception unit has a reception unit (for example, a button or a touch panel) that receives an operation from the user, and the reception unit may acquire the request instruction by receiving the operation from the user.
また、上記実施の形態における第一サーバ装置と第二サーバ装置とは、例えば、アカウントリンクにより接続されていてもよい。 Further, the first server device and the second server device in the above embodiment may be connected by, for example, an account link.
また、上記実施の形態のフローチャートで説明された処理の順序は、一例である。複数の処理の順序は変更されてもよいし、複数の処理は並行して実行されてもよい。 Further, the order of processing described in the flowchart of the above embodiment is an example. The order of the plurality of processes may be changed, and the plurality of processes may be executed in parallel.
また、上記実施の形態における装置間の通信方法については特に限定されるものではない。装置間では、無線通信が行われてもよいし、有線通信が行われてもよい。また、装置間では、無線通信及び有線通信が組み合わされてもよい。また、上記実施の形態において2つの装置が通信を行う場合、2つの装置間には図示されない中継装置が介在してもよい。 Further, the communication method between the devices in the above embodiment is not particularly limited. Wireless communication may be performed or wired communication may be performed between the devices. Further, wireless communication and wired communication may be combined between the devices. Further, when two devices communicate with each other in the above embodiment, a relay device (not shown) may be interposed between the two devices.
また、上記実施の形態において、各構成要素は、各構成要素に適したソフトウェアプログラムを実行することによって実現されてもよい。各構成要素は、CPU又はプロセッサなどのプログラム実行部が、ハードディスク又は半導体メモリなどの記録媒体に記録されたソフトウェアプログラムを読み出して実行することによって実現されてもよい。 Further, in the above embodiment, each component may be realized by executing a software program suitable for each component. Each component may be realized by a program execution unit such as a CPU or a processor reading and executing a software program recorded on a recording medium such as a hard disk or a semiconductor memory.
また、各構成要素は、ハードウェアによって実現されてもよい。例えば、各構成要素は、回路(または集積回路)でもよい。これらの回路は、全体として1つの回路を構成してもよいし、それぞれ別々の回路でもよい。また、これらの回路は、それぞれ、汎用的な回路でもよいし、専用の回路でもよい。 In addition, each component may be realized by hardware. For example, each component may be a circuit (or integrated circuit). These circuits may form one circuit as a whole, or may be separate circuits from each other. Further, each of these circuits may be a general-purpose circuit or a dedicated circuit.
また、音声制御システムは、単一の装置として実現されてもよいし、複数の装置によって実現されてもよい。例えば、第一サーバ装置と第二サーバ装置とは、1つのサーバ装置で実現されてもよいし、3以上のサーバ装置で実現されてもよい。音声制御システムが複数の装置によって実現される場合、音声制御システムが備える構成要素は、複数の装置にどのように振り分けられてもよい。 Further, the voice control system may be realized as a single device or may be realized by a plurality of devices. For example, the first server device and the second server device may be realized by one server device, or may be realized by three or more server devices. When the voice control system is realized by a plurality of devices, the components included in the voice control system may be distributed to the plurality of devices in any way.
また、本発明の全般的又は具体的な態様は、システム、装置、方法、集積回路、コンピュータプログラム又はコンピュータ読み取り可能なCD−ROMなどの記録媒体で実現されてもよい。また、システム、装置、方法、集積回路、コンピュータプログラム及び記録媒体の任意な組み合わせで実現されてもよい。 In addition, general or specific embodiments of the present invention may be realized in recording media such as systems, devices, methods, integrated circuits, computer programs or computer-readable CD-ROMs. Further, it may be realized by any combination of a system, an apparatus, a method, an integrated circuit, a computer program and a recording medium.
例えば、本発明は、音声制御システムなどのコンピュータによって実行される音声制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムとして実現されてもよい。また、音声制御システムが汎用の携帯端末として実現される場合、本発明は、汎用の携帯端末を音声制御システムとして動作させるために当該携帯端末にインストールされるアプリケーションプログラムとして実現されてもよい。また、本発明は、このようなプログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な非一時的な記録媒体として実現されてもよい。 For example, the present invention may be realized as a program for causing a computer to execute a voice control method executed by a computer such as a voice control system. Further, when the voice control system is realized as a general-purpose mobile terminal, the present invention may be realized as an application program installed on the mobile terminal in order to operate the general-purpose mobile terminal as a voice control system. Further, the present invention may be realized as a computer-readable non-temporary recording medium in which such a program is recorded.
その他、実施の形態に対して当業者が思いつく各種変形を施して得られる形態、または、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で実施の形態における構成要素及び機能を任意に組み合わせることで実現される形態も本発明に含まれる。 In addition, a form obtained by applying various modifications to the embodiment that a person skilled in the art can think of, or a form realized by arbitrarily combining the components and functions in the embodiment without departing from the spirit of the present invention. Is also included in the present invention.
10 音声取得端末
31 取得部(機器情報取得部)
33 機器制御部(第一機器制御部)
34 更新部(機器要求更新部)
35 第二記憶部(機器要求蓄積部)
36 送信部(機器要求送信部)
40 制御装置(第二機器制御部)
50 制御機器
100 音声制御システム
10
33 Equipment control unit (first equipment control unit)
34 Update section (equipment request update section)
35 Second storage unit (equipment requirement storage unit)
36 Transmitter (equipment request transmitter)
40 Control device (second device control unit)
50
Claims (9)
前記音声に基づく機器制御要求を取得する機器情報取得部と、
対象期間に前記機器情報取得部が取得した前記機器制御要求を蓄積し、前記対象期間に蓄積された前記機器制御要求を一括で送信する第一機器制御部と、を備える
音声制御システム。 A voice control system that controls a control device based on the user's voice.
The device information acquisition unit that acquires the device control request based on the voice, and
A voice control system including a first device control unit that accumulates the device control requests acquired by the device information acquisition unit during the target period and collectively transmits the device control requests accumulated during the target period.
機器要求蓄積部と、
前記対象期間に取得した前記機器制御要求を前記機器要求蓄積部に蓄積する機器要求更新部と、
前記対象期間に前記機器要求蓄積部に蓄積された前記機器制御要求を一括で送信する機器要求送信部と、を有する
請求項1に記載の音声制御システム。 The first device control unit
Equipment requirement storage unit and
A device request update unit that stores the device control request acquired during the target period in the device request storage unit,
The voice control system according to claim 1, further comprising a device request transmission unit that collectively transmits the device control requests accumulated in the device request storage unit during the target period.
請求項2に記載の音声制御システム。 The device request update unit acquires the device control request during the target period starting from the time when the device control request is first acquired in a state where the device request storage unit does not store the device control request. The voice control system according to claim 2, wherein the device is stored in the device request storage unit.
請求項2又は3に記載の音声制御システム。 The voice control system according to claim 2 or 3, wherein the device request update unit extends the target period when the device control request is acquired during the target period.
請求項2〜4のいずれか1項に記載の音声制御システム。 The voice control system according to any one of claims 2 to 4, wherein the device request update unit deletes the device control request transmitted by the device request transmission unit from the device request storage unit.
前記機器情報取得部は、さらに前記制御機器に紐づく機器情報を取得し、
前記機器要求更新部は、複数の前記制御機器のうち2以上の前記制御機器のそれぞれに対する前記機器制御要求、及び、2以上の前記制御機器のそれぞれに紐づく前記機器情報を前記機器要求蓄積部に蓄積し、
前記機器要求送信部は、2以上の前記制御機器のそれぞれに対する前記制御機器要求及び前記機器情報を一括で送信する
請求項2〜5のいずれか1項に記載の音声制御システム。 The voice control system is a voice control system that controls a plurality of the control devices.
The device information acquisition unit further acquires device information associated with the control device, and obtains device information.
The device request updating unit stores the device control request for each of two or more of the control devices among the plurality of control devices, and the device information associated with each of the two or more control devices. Accumulate in
The voice control system according to any one of claims 2 to 5, wherein the device request transmission unit collectively transmits the control device request and the device information to each of two or more control devices.
請求項6に記載の音声制御システム。 The device information acquisition unit acquires and acquires the first identification information for identifying the voice acquisition terminal that receives the voice of the user and the second identification information for identifying the control device to be controlled. The voice according to claim 6, wherein the device information of the control device to be controlled is acquired by using the identification information and the second identification information, and the acquired device information is output to the first device control unit. Control system.
請求項6又は7に記載の音声制御システム。 Further, the device control request and the device information for each of the two or more control devices are collectively received from the device request transmission unit, and the control device corresponding to the control device is received for each of the two or more control devices. The voice control system according to claim 6 or 7, further comprising a second device control unit that transmits a device control request.
前記音声に基づく機器制御要求を取得するステップと、
対象期間に取得した前記機器制御要求を蓄積し、前記対象期間に蓄積した前記機器制御要求を一括で送信するステップと、を含む
音声制御方法。 A voice control method that controls a control device based on the user's voice.
The step of acquiring the device control request based on the voice and
A voice control method including a step of accumulating the device control requests acquired in the target period and collectively transmitting the device control requests accumulated in the target period.
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