JP2020134739A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明は、記録材の二次転写ニップ部投入時に発生する画像弊害や、記録材が二次転写ニップ部の前後を通過する際の搬送時に発生する搬送弊害を抑制することができる画像形成装置を提供する。【解決手段】 第一の位置に位置するときの二次転写内ローラ7の回転中心7a1は、二次転写内ローラ7とアイドラローラ9によって張架される中間転写ベルト4の移動方向において、二次転写外ローラ10の回転中心10aよりも下流側に位置し、第二の位置に位置するときの二次転写内ローラ7の回転中心7a1は、二次転写内ローラ7とアイドラローラ9によって張架される中間転写ベルト4の移動方向において、二次転写外ローラ10の回転中心10aと一致する位置か、もしくは二次転写ローラ10の回転中心10aよりも上流側に位置することを特徴とする。【選択図】 図2

Description

本発明は、中間転写方式の画像形成装置に関するものである
従来から、感光ドラムの表面に形成されたトナー像を中間転写ベルトを介して紙等の記録材に転写する画像形成装置が周知である。転写電界が作用する二次転写ニップ部に紙等の記録材が進入するとき、中間転写ベルトと記録材との間のエアギャップが十分小さくない状態で転写電界がかかる場合がある。すると、中間転写ベルト上のトナー像のトナーの一部が記録材に飛散し、いわゆる飛び散りが発生する。一方で、中間転写ベルトと記録材との間のエアギャップが広すぎると、放電ムラによる白点現象が発生し易くなる。
このため、二次転写ニップ部においては、通常、二次転写ニップ部に記録材が進入するよりも前に、中間転写ベルトと記録材との間のエアギャップが小さくなるように転写前ガイド等により、記録材の進入方向を中間転写ベルト側に近づける方向に矯正している。
また、二次転写ニップ部を通過した直後の記録材の分離性を考慮して、中間転写ベルトを挟んで二次転写ニップ部を形成する二次転写内ローラと二次転写外ローラとの位置関係を考慮する。二次転写内ローラに対して記録材の搬送方向の上流側に二次転写外ローラを配置させ、二次転写ニップ部を通過した直後の記録材の搬送方向と中間転写ベルトとの角度を大きくすることが多い。
しかしながら、記録材が厚い場合で二次転写外ローラが二次転写内ローラよりも記録材の搬送方向の上流側に位置している場合を考慮する。すると、二次転写ニップ部よりも記録材の搬送方向の上流に配置された記録材の搬送を兼ねたレジストレーションローラから二次転写ニップ部までの記録材の搬送パスが屈曲して記録材の搬送抵抗が大きくなる。
その結果、レジストレーションローラによって搬送されているときの記録材の中途部分の搬送速度と、レジストレーションローラから抜けた後の記録材の後端部の搬送速度とのに速度差が発生してしまう。これにより転写ずれに伴う横スジや、記録材の後端部がレジストレーションローラを抜けた後の跳ね上がりによる転写不良が起こる可能性がある。
そのためレジストレーションローラから二次転写ニップ部までの記録材の搬送パスの屈曲を小さくする。このために記録材の紙厚が大きい場合は、記録材の紙厚が小さい場合よりも二次転写外ローラの位置を記録材の搬送方向の下流側に配置して記録材の搬送抵抗を小さくする必要がある。このため記録材の紙厚に応じて、二次転写ニップ部の位置を変える必要がある。
これを解決するために、特許文献1では、二次転写内ローラを回動基準として二次転写外ローラの位置を少なくとも第一の位置および第二の位置とで変位させる転写ローラ変位駆動部を設けている。また、二次転写後の記録材の裏面と接触する二次転写後ガイドを記録材の搬送路内に突出して配置し、二次転写後ガイドは、二次転写外ローラの変位位置に合わせて突出量が変化する。また、二次転写前には、二次転写後ガイドと互いに逆方向に変位する二次転写前ガイドを設けている。
また、特許文献2では、中間転写ベルトの懸架部材とそれに対向して転写電界を形成して中間転写ベルトの外周面上のトナー像を記録材に転写する二次転写ニップ部を形成する二次転写部材を有する。このような構成において、中間転写ベルトの内周面側で、且つ懸架部材に対して記録材の搬送方向の上流側に配置され、中間転写ベルトの外周面方向に交差する方向に沿って移動可能な面出し部材を有する。
更に、中間転写ベルトの内周面側で、且つ懸架部材に対して記録材の搬送方向の下流側に配置され、面出し部材の移動に伴って中間転写ベルトの緩みを相殺するよう中間転写ベルトの外周面に沿って移動する張力調整部材を設けている。記録材の紙厚に応じてこの面出し部材と張力調整部材の位置を移動させることによって、二次転写ニップ部前後の中間転写ベルトの張り出し角度を変化させ、二次転写ニップの形状を変化させている。
特開2009−251558号公報 特開2014−191100号公報
しかしながら、特許文献1のように二次転写内ローラを回動基準として二次転写外ローラの位置を少なくとも第一の位置および第二の位置に変位した場合、その変位量が大きい場合、記録材の搬送方向上流でも下流でも以下のような弊害が考えられる。例えば、二次転写外ローラの位置を記録材の搬送方向下流に大きく変位させた場合を考慮する。すると、二次転写内ローラを回動基準として二次転写外ローラと一体的に回動した二次転写前ガイドと、レジストレーションローラの記録材の搬送方向直後の固定位置に設置されているレジスト後ガイドとのガイド間ギャップが大きくなる。
このとき、記録材のカール状態によっては、記録材の先端部が二次転写前ガイド側にカールした所謂下カール状態のとき、大きくなったガイド間ギャップに記録材の先端部が入り込みジャムを引き起こす可能性がある。
また、二次転写内ローラを回動基準として二次転写外ローラと一体的に回動した二次転写後ガイドと、二次転写後ガイドの記録材の搬送方向直後の固定位置に設置されている搬送ガイドとの間で記録材の搬送路内に突出する突出量に段差が生る。厚い記録材を通紙させたとき、二次転写後ガイドの記録材の搬送路内に突出する突出量が搬送ガイドの記録材の搬送路内に突出する突出量よりも大きく突出している場合を考慮する。
このとき、二次転写後ガイドに沿って搬送された記録材が搬送ガイドに受け渡されることなく、記録材のトナー像が転写された側が、搬送路を挟んで二次転写後ガイドの反対側の固定位置に設置されている搬送ガイドに当たる場合がある。これにより未定着のトナー像が掻き取られる可能性が考えられる。
一方、二次転写外ローラの位置を記録材の搬送方向上流に大きく変位させた場合を考慮する。このとき、二次転写内ローラを回動基準として二次転写外ローラと一体的に回動した二次転写後ガイドと、二次転写後ガイドの反対側の固定位置に設置されている搬送ガイドとのガイド間ギャップが大きくなる。これにより記録材の先端部が二次転写後ガイド側にカールした所謂下カール状態のとき、大きくなったガイド間ギャップに記録材の先端部が入り込みジャムを引き起こす可能性がある。
また、特許文献2では、記録材の紙厚が大きいときに、面出し部材を移動させ、中間転写ベルトを記録材の搬送パス側に近づける。その場合、搬送パスの形状及び記録材のカール状態によっては、レジストレーションローラから搬送された記録材の先端部が二次転写ニップに入る前に、中間転写ベルト上のトナー像を掻きとる、所謂先端掻き取りが発生する場合がある。他に、レジストレーションローラから搬送された記録材の先端部が中間転写ベルトの張り出し面に突入し、中間転写ベルトの速度変動を発生させて横筋画像等の画像弊害を引き起こす可能性がある。
本発明は前記課題を解決するものであり、その目的とするところは、記録材の二次転写ニップ部投入時に発生する画像弊害や、記録材が二次転写ニップ部の前後を通過する際の搬送時に発生する搬送弊害を抑制することができる画像形成装置を提供するものである。
前記目的を達成するための本発明に係る画像形成装置の代表的な構成は、中間転写方式の画像形成装置において、一次転写部材により転写された現像剤画像を搬送する中間転写ベルトと、前記中間転写ベルトの内周面側に配置されて、前記中間転写ベルトを張架する対向部材と、前記中間転写ベルトを挟んで前記対向部材と対向して配置され、前記中間転写ベルトの外周面との間に二次転写ニップ部を形成する二次転写ローラと、前記中間転写ベルトの内周面側で、前記対向部材の前記中間転写ベルトの回転方向の上流側に配置され、前記中間転写ベルトを張架するアイドラローラと、前記対向部材の回転軸を回転可能に支持する軸受と、前記軸受の一端部に当接し、前記軸受により支持された前記対向部材の前記中間転写ベルトの内周面に対する接触位置を少なくとも第一の位置と、前記第一の位置とは異なる第二の位置とで変位させるローラ変位機構と、前記軸受を押圧する押圧部材と、前記ローラ変位機構の駆動を制御する制御部と、を有し、前記軸受により支持された前記対向部材の前記中間転写ベルトの内周面に対する接触位置の前記第一の位置と前記第二の位置への移動方向は、前記対向部材と前記アイドラローラによって張架される前記中間転写ベルトの移動方向に沿った方向であり、前記第一の位置に位置するときの前記対向部材の回転中心は、前記対向部材と前記アイドラローラによって張架される前記中間転写ベルトの移動方向において、前記二次転写ローラの回転中心よりも下流側に位置し、前記第二の位置に位置するときの前記対向部材の回転中心は、前記対向部材と前記アイドラローラによって張架される前記中間転写ベルトの移動方向において、前記二次転写ローラの回転中心と一致する位置か、もしくは前記二次転写ローラの回転中心よりも上流側に位置することを特徴とする。
本発明によれば、記録材の二次転写ニップ部投入時に発生する画像弊害や、記録材が二次転写ニップ部の前後を通過する際の搬送時に発生する搬送弊害を抑制することができる。
画像形成装置の構成を示す断面図である。 二次転写部の周辺の構成を示す断面図である。 ローラ変位機構の構成を示す斜視図である。 カムの構成を示す断面図である。 制御部の構成を示すブロック図である。 二次転写内ローラを第一の位置と第二の位置とに移動させる制御動作を説明するフローチャートである。 二次転写内ローラを第一の位置と第二の位置とに切り替える切替条件を説明する図である。 二次転写内ローラが第一の位置にあるときの状態を示す断面図である。 二次転写内ローラが第二の位置にあるときの状態を示す断面図である。
図により本発明に係る画像形成装置の一実施形態を具体的に説明する。
<画像形成装置>
図1は、画像形成装置23の構成を示す断面図である。図1に示す画像形成装置23は、電子写真方式で且つ中間転写方式のカラーデジタル複写機の一例である。紙等の記録材24に現像剤画像を二次転写する二次転写部21を有する画像形成装置23であれば、種々の画像形成装置に適用可能である。
図1に示す画像形成装置23は、フルカラーモード時における各転写部の構成を示している。画像形成装置23は、イエローY、マゼンタM、シアンC、ブラックKの各色の像担持体としての感光ドラム1Y,1M,1C,1Kを有する。尚、説明の都合上、各感光ドラム1Y,1M,1C,1Kを感光ドラム1を用いて説明する場合もある。他の画像形成プロセス手段についても同様である。
各感光ドラム1は、図示しない駆動機構によって所定のプロセススピードで図1の反時計回り方向に回転駆動される。各感光ドラム1が図1の反時計回り方向に回転すると、各感光ドラム1の周囲に設けられた図示しない帯電手段によって各感光ドラム1の表面が均一に帯電される。均一に帯電された各感光ドラム1の表面には、露光手段としての各スキャナユニット2から画像情報に基づいてレーザ光2aが照射される。これにより各感光ドラム1の表面上に静電潜像が形成される。
各感光ドラム1の表面上に形成された静電画像に対して現像手段としての各現像装置3から各色のトナーを付着させてトナー像として現像する。各感光ドラム1と中間転写ベルト4との間に一次転写ニップ部NY,NM,NC,NKがそれぞれ形成されている。各一次転写ニップ部NY,NM,NC,NKにおいて、図示しない一次転写電源から一次転写部材としての各一次転写ローラ8に一次転写バイアスが印加される。これにより各感光ドラム1の表面上に作像されたトナー像は、各感光ドラム1と接する中間転写ベルト4の外周面上に一次転写されて重畳される。
<中間転写ベルト>
中間転写ベルト4は、一次転写部材としての各一次転写ローラ8により転写された現像剤画像としてのトナー像を搬送する。中間転写ベルト4は、材質として基層がポリイミド、その上に表層として導電タイプのゴムを塗工した無端ベルトである。中間転写ベルト4は、少なくとも表層が弾性ゴムからなる。
中間転写ベルト4は、駆動ローラ5と、テンションローラ6と、二次転写内ローラ7と、各一次転写ローラ8と、アイドラローラ9と、従動ローラ19,20とにより回転可能に張架されている。対向部材としての二次転写内ローラ7は、中間転写ベルト4の内周面側に配置される。アイドラローラ9は、中間転写ベルト4の内周面側に配置される。アイドラローラ9は、二次転写内ローラ7の中間転写ベルト4の回転方向の上流側に配置される。駆動ローラ5は、図示しない駆動機構によって図1の時計回り方向に回転される。これにより中間転写ベルト4は、図1の時計回り方向に回転する。
対向部材としての二次転写内ローラ7と中間転写ベルト4を挟んで対向位置に二次転写ローラとしての二次転写外ローラ10が配置されている。二次転写外ローラ10は、中間転写ベルト4の外周面との間に二次転写ニップ部N2を形成する。中間転写ベルト4の外周面上に転写されたトナー像は、二次転写ニップ部N2まで搬送される。
一方、図示しない給送部から給送された紙等の記録材24は、二次転写ニップ部N2に記録材24を搬送する搬送部としてのレジストレーションローラ11によって所定のタイミングで搬送される。レジストレーションローラ11は、中間転写ベルト4の外周面上に形成されたトナー像の画先が二次転写ニップ部N2に到達するタイミングに合わせて記録材24が二次転写ニップ部N2に到達するように記録材24を搬送する。
二次転写ニップ部N2において、図示しない二次転写電源から二次転写外ローラ10に二次転写バイアスが印加されることにより中間転写ベルト4の外周面上に形成されたトナー像が記録材24に二次転写される。二次転写ニップ部N2において、記録材24に転写されたトナー像は、図示しない定着装置によって加熱定着されて図示しない排出機構によって排出される。
<二次転写部の周辺構成>
次に、図2を用いて二次転写部21の周辺の構成について説明する。図2は、二次転写部21の周辺の構成を示す断面図である。図2に示す二次転写部21は、中間転写ベルト4の張架部材の一つである二次転写内ローラ7と、中間転写ベルト4の外周面に接触するように対向配置された二次転写外ローラ10とを有する。二次転写外ローラ10は、中間転写ベルト4との協働によって記録材24を挟持搬送すると共に、中間転写ベルト4の外周面上のトナー像を記録材24に転写する。
更に、二次転写部21は、二次転写外ローラ10を中間転写ベルト4に押圧する図示しない押圧部材を有する。更に、二次転写部21は、二次転写内ローラ7を回転可能で、且つ、図8及び図9に示すように、二次転写内ローラ7を移動可能に支持するハウジング13と、軸受としてのハウジング13の一端部を押圧する押圧部材14とを有する。ハウジング13は、対向部材としての二次転写内ローラ7の回転軸7aを回転可能に支持する軸受として構成される。
更に、二次転写部21は、二次転写内ローラ7の二次転写外ローラ10に対する位置を少なくとも図8に示す第一の位置と、前記第一の位置とは異なる図9に示す第二の位置とに変位させるローラ変位機構15を有する。更に、二次転写部21は、二次転写内ローラ7と、ハウジング13と、押圧部材14と、ローラ変位機構15とを支持するローラユニット12を備える。画像形成装置23には、ローラ変位機構15の駆動を制御する制御部としての制御回路からなるCPU(Central Processing Unit;中央演算装置)16が設けられている。押圧部材14としては、コイルスプリングを採用しているが、他の押圧部材であっても良い。
<転写ローラ変位機構>
次に、図3を用いてローラ変位機構15の構成について説明する。図3は、ローラ変位機構15の構成を示す斜視図である。図3に示すローラ変位機構15のカム15cは、軸受としてのハウジング13の一端部に当接する。これによりハウジング13により回転可能に支持された対向部材としての二次転写内ローラ7の中間転写ベルト4の内周面に対する接触位置を少なくとも図8に示す第一の位置と、図9に示す第二の位置とで変位させる。
ローラ変位機構15は、駆動源であるモータ15aから駆動伝達部25を介して回転駆動力を受け取るギア15bを有する。更に、カム15cと、ギア15b及びカム15cと同軸上で、且つ二次転写内ローラ7の回転軸線方向に平行に配置される軸15dを有する。更に、軸15dに設けられたフラグ15eを有する。尚、ギア15bとカム15cとフラグ15eとは、軸15dと同軸上で一体的に回転可能に構成される。カム15cは、軸受としてのハウジング13に当接して対向部材としての二次転写内ローラ7を図8に示す第一の位置と、図9に示す第二の位置とに変位させる。
図2に示すように、軸15dの両端部は、ローラユニット12の装置本体前側と奥側とに設けられたハウジング12a,12bによって回転可能に支持されている。ローラユニット12には、図3に示すフラグ15eを検知する図5に示すセンサ22が設けられている。
図2に示す押圧部材14の一端部は、二次転写内ローラ7を移動可能に支持するハウジング13に当接される。一方、押圧部材14の他端部は、ローラユニット12のハウジング12a,12bにそれぞれ設けられた溝部12a1,12b1内に嵌入され、溝部12a1,12b1の壁面に当接して支持されている。
押圧部材14は、対向部材としての二次転写内ローラ7とアイドラローラ9とによって張架される中間転写ベルト4の張架面4aに対して略平行に軸受としてのハウジング13を押圧する。二次転写内ローラ7と軸受としてのハウジング13とローラ変位機構15と押圧部材14とは、二次転写内ユニットとしてのローラユニット12に一体的に支持されている。
図2に示すように、ローラユニット12のハウジング12a,12bにそれぞれ設けられた溝部12a1,12b1の形状を考慮する。このとき、二次転写内ローラ7と、二次転写内ローラ7に対して記録材24の搬送方向の上流側に対して一番近い位置に設置されているアイドラローラ9とによって張架されている中間転写ベルト4の張架面4aを考慮する。このとき、溝部12a1,12b1の形状は、張架面4aに略水平に延びた形状になっている。ハウジング13は、溝部12a1,12b1に沿って移動可能である。
<カム>
次に、図4を用いてカム15cの構成について説明する。図4は、カム15cの構成を示す断面図である。図4に示すように、カム15cは、大径部15c1の回転中心15d1を中心とした径D1よりも小径部15c2の回転中心15d1を中心とした径D2が2.5mm小さい形状になっている。その他は滑らかな曲線で繋いだ形状になっている。
軸15dと一体的に回転するカム15cとフラグ15eとの位相関係は、軸15dの回転中心15d1を中心にしてフラグ15eに対して180度回転した位置にカム15cの大径部15c1の中央が設けられている。フラグ15eを検知する図5に示すセンサ22がONのときは、図8に示すように、カム15cの大径部15c1がハウジング13に当接している。このとき、二次転写内ローラ7の位置は、中間転写ベルト4の回転方向において、二次転写内ローラ7の移動範囲の最下流にある。
<制御部>
次に、図5を用いて制御部の構成について説明する。図5は、制御部の構成を示すブロック図である。制御部としてのCPU16は、画像形成装置23に設けられた条件設定部としての操作パネル17によりユーザが設定した記録材24の情報に応じてローラ変位機構15の駆動源となるモータ15aの駆動を制御する。操作パネル17は、記録材24の情報を設定する条件設定部として構成される。具体的には、図5に示すCPU16は、画像形成装置23に設けられた操作パネル17に対してユーザが入力した記録材24の情報を記憶手段としてのRAM(Random Access Memory;ランダムアクセスメモリ)18に一時的に記憶する。
CPU16は、画像形成装置23の印刷動作開始時に、RAM18に記録された記録材24の情報の少なくとも1つに基づいて、ローラ変位機構15のモータ15aの駆動を制御する。このとき、記録材24の情報としては、記録材24の坪量、記録材24の厚さのうちの少なくともいずれかを含んでいる。CPU16は、ローラ変位機構15のモータ15aを制御する際に上記の記録材24の情報のうちの少なくとも一つ以上の情報を使っている。
<制御動作>
次に、図6を用いて二次転写内ローラ7を図8に示す第一の位置と、図9に示す第二の位置とに移動させる制御動作について説明する。図6は、二次転写内ローラ7を図8に示す第一の位置と、図9に示す第二の位置とに移動させる制御動作を説明するフローチャートである。図6のフローチャートは、画像形成装置23の電源ON時におけるローラ変位機構15のモータ15aのイニシャライズ動作から記録材24の坪量に応じてローラ変位機構15のモータ15aの駆動制御を示す。
図6のステップS101において、CPU16は、画像形成装置23の電源ON時に、センサ22がONになっているか否かを判断する。ステップS101において、センサ22がONになっていない場合は、ステップS102に進んで、CPU16は、センサ22がONになるまでローラ変位機構15のモータ15aを回転駆動させる。
ステップS101において、センサ22がONになると、ステップS103に進んで、CPU16は、ユーザが操作パネル17を操作して入力したジョブを開始する。次に、ステップS104に進んで、CPU16は、センサ22がONになっているか否かを判断する。
ステップS104において、センサ22がONになっている場合には、二次転写内ローラ7は、図8に示す第一の位置に位置している。次に、ステップS105に進んで、CPU16は、予めユーザが操作パネル17を操作して入力した記録材24の坪量が薄紙か否かをRAM18に記録されている記録材24の情報を参照して判断する。
ステップS105において、二次転写ニップ部N2を通過する記録材24の坪量が薄紙の場合は、ステップS106に進んで、CPU16は、ローラ変位機構15のモータ15aの制御を行わずに、そのままの状態を維持する。このとき、二次転写内ローラ7は、図8に示す第一の位置に位置している。このとき、カム15cの大径部15c1が押圧部材14の押圧力に抗して二次転写内ローラ7のハウジング13を図8の中間転写ベルト4の張架面4aと平行に中間転写ベルト4の回転方向下流に押圧する。これにより二次転写内ローラ7もハウジング13と一体的に図8の中間転写ベルト4の張架面4aと平行に中間転写ベルト4の回転方向下流に移動量Dだけ移動する。
ステップS105において、二次転写ニップ部N2を通過する記録材24の坪量が厚紙の場合は、ステップS107に進む。ステップS107において、CPU16は、一定パルス分だけローラ変位機構15のモータ15aを回転動作させ、カム15cを図8に示す状態から図9に示す状態まで180度回転させる。
このとき、ハウジング13を押圧していたカム15cの大径部15c1は、軸15dの回転中心15d1を中心として回転移動する。これによりハウジング13は、押圧部材14の押圧力により図8の中間転写ベルト4の移動方向に沿った方向である張架面4aと略平行に中間転写ベルト4の回転方向上流に押圧されながら軸15dに近づく方向に移動する。そして、図9に示すように、カム15cの小径部15c2がハウジング13に当接する。このとき、二次転写内ローラ7は、図9に示す第二の位置に位置している。
ステップS104において、センサ22がOFFになっている場合は、二次転写内ローラ7は、図9に示す第二の位置に位置している。この場合は、ステップS108に進んで、CPU16は、予めユーザが操作パネル17を操作して入力した記録材24の坪量が薄紙か否かをRAM18に記録されている記録材24の情報を参照して判断する。
ステップS108において、二次転写ニップ部N2を通過する記録材24の坪量が薄紙の場合は、ステップS109に進む。ステップS109において、CPU16は、一定パルス分だけローラ変位機構15のモータ15aを回転動作させ、カム15cを図9に示す状態から図8に示す状態まで180度回転させる。このとき、ハウジング13に当接していたカム15cの小径部15c2は、軸15dの回転中心15d1を中心として回転移動する。そして、カム15cの大径部15c1が押圧部材14の押圧力に抗してハウジング13を図8の中間転写ベルト4の張架面4aと平行に中間転写ベルト4の回転方向下流に押圧する。このとき、二次転写内ローラ7は、図8に示す第一の位置に位置している。
ステップS108において、二次転写ニップ部N2を通過する記録材24の坪量が厚紙の場合は、ステップS110に進んで、CPU16は、ローラ変位機構15のモータ15aの制御を行わずに、そのままの状態を維持する。このとき、二次転写内ローラ7は、図9に示す第二の位置に位置している。
ステップS106、S107、S109、S110の次は、何れもステップS111に進む。ステップS111において、CPU16は、作像動作を開始し、記録材24が薄紙のときは、二次転写内ローラ7が図8に示す第一の位置に位置した状態で記録材24が二次転写ニップ部N2を通過する。一方、記録材24が厚紙のときは、二次転写内ローラ7が図9に示す第二の位置に位置した状態で記録材24が二次転写ニップ部N2を通過する。
その後、ステップS112に進んで、CPU16は、ジョブ終了か否かを判断する。ステップS112において、ジョブ終了であれば、処理を終了する。また、ステップS112において、ジョブを続ける場合には、ステップS103に戻って同様の動作を行う。
<二次転写内ローラの第一の位置と第二の位置>
次に、図7〜図9を用いて二次転写内ローラ7を図8に示す第一の位置と、図9に示す第二の位置とに切り替える切替条件について説明する。図7は、二次転写内ローラ7を図8に示す第一の位置と、図9に示す第二の位置とに切り替える切替条件を説明する図である。図8は、二次転写内ローラ7が第一の位置にあるときの状態を示す断面図である。図9は、二次転写内ローラ7が第二の位置にあるときの状態を示す断面図である。
図7は、記録材24の坪量設定に応じたセンサ22のON/OFF状態と、カム15cのハウジング13に当接するカム面が図8に示す大径部15c1であるか図9に示す小径部15c2であるかを示す。二次転写内ローラ7が図7及び図8に示す第一の位置では、記録材24の坪量が52gsm未満の薄紙である。ここで、記録材24の坪量の単位として使用したgsm(Grams per Square Meter」は、「g/m」と同じ意味であり、記録材24の1平方メートルあたりのグラム数で表したものである。
軸受としてのハウジング13により回転可能に支持された対向部材としての二次転写内ローラ7の中間転写ベルト4の内周面に対する接触位置の図8に示す第一の位置と、図9に示す第二の位置への移動方向を考慮する。このときの移動方向は、二次転写内ローラ7とアイドラローラ9とによって張架される中間転写ベルト4の移動方向に沿った方向であり、中間転写ベルト4の張架面4aに対して略平行である。
更に、図8に示す第一の位置に位置するときの二次転写内ローラ7の回転中心7a1の位置を考慮する。このとき、回転中心7a1の位置は、二次転写内ローラ7とアイドラローラ9とによって張架される中間転写ベルト4の移動方向において、二次転写ローラとしての二次転写外ローラ10の回転中心10aよりも下流側に位置する。
図9に示す第二の位置に位置するときの二次転写内ローラ7の回転中心7a1の位置を考慮する。このとき、回転中心7a1の位置は、二次転写内ローラ7とアイドラローラ9とによって張架される中間転写ベルト4の移動方向において、二次転写外ローラ10の回転中心10aと一致する位置に位置する。もしくは回転中心7a1の位置は、二次転写外ローラ10の回転中心10aよりも上流側に位置する。尚、二次転写内ローラ7の回転中心7a1が二次転写外ローラ10の回転中心10aよりも上流側、或いは、下流側に位置する場合には、中間転写ベルト4を挟んで二次転写内ローラ7と二次転写外ローラ10とがニップ部を形成し得る範囲に位置する。
図8及び図9に示す符号7a1は、対向部材としての二次転写内ローラ7の回転軸7aの回転中心を示す。また、符号10aは、二次転写ローラとしての二次転写外ローラ10の回転中心を示す。また、図8に示す仮想線aは、二次転写内ローラ7とアイドラローラ9とによって張架される中間転写ベルト4の張架面4aを延長した線であり、二次転写ニップ部N2を通過した記録材24の搬送方向でもある。図9に示す仮想線bは、二次転写内ローラ7とアイドラローラ9とによって張架される中間転写ベルト4の張架面4aを延長した線である。図9に示す仮想線dは、二次転写ニップ部N2を通過した記録材24の搬送方向である。
<二次転写内ローラの第一の位置>
二次転写内ローラ7が図7及び図8に示す第一の位置は、記録材24の坪量が52gsm未満の薄紙の場合における二次転写部21の構成である。具体的にはCPU16は、ローラ変位機構15のモータ15aの駆動力を受けて軸15dを中心に回転するフラグ15eが図5に示すセンサ22により検知される位置でモータ15aを停止する。このとき、軸15dと同軸上で且つ軸15dと一体的に回転するカム15cが回転動作を行う。これによりカム15cが押圧部材14の押圧力に抗してハウジング13を二次転写内ローラ7とアイドラローラ9とによって張架される中間転写ベルト4の張架面4aに平行で且つ記録材24の搬送方向の下流側に押し出す。
これにより、二次転写内ローラ7と二次転写外ローラ10との位置関係は、図8に示すように、二次転写内ローラ7が二次転写外ローラ10に対して記録材24の搬送方向下流に位置する。具体的には、二次転写内ローラ7が二次転写外ローラ10に対して二次転写内ローラ7とアイドラローラ9とによって張架される中間転写ベルト4の張架面4aに平行で且つ記録材24の搬送方向の下流に2.5mmの移動量Dだけオフセットした状態となる。ここで、2.5mmの移動量Dは、カム15cの軸15dの回転中心15d1を中心とした大径部15c1の径D1と小径部15c2の径D2との差である。
上記の構成により二次転写ニップ部N2を通過した直後の記録材24の搬送方向aと、二次転写ニップ部N2を通過した直後の中間転写ベルト4との間に形成される二次転写ニップ部N2よりも記録材24の搬送方向下流側の角度P1が大きくなる。これにより二次転写内ローラ7が図8で示す第一の位置にあるときに、薄紙の記録材24を使用した場合は、二次転写ニップ部N2を通過した直後の記録材24の分離性は確保できる。
<二次転写内ローラの第二の位置>
二次転写内ローラ7が図7及び図9に示す第二の位置は、記録材24の坪量が52gsm以上の厚紙の場合における二次転写部21の構成である。具体的にはCPU16は、ローラ変位機構15のモータ15aの駆動力を受けて軸15dを中心に回転するフラグ15eが図5に示すセンサ22により検知されてから一定パルス分だけモータ15aを回転して停止する。このとき、軸15dと同軸上で且つ軸15dと一体的に回転するカム15cが回転動作を行い、カム15cは、図8に示す第一の位置に対して180度回転して図9に示す第二の位置で停止する。
このとき、押圧部材14は、ハウジング13を二次転写内ローラ7とアイドラローラ9とによって張架される中間転写ベルト4の張架面4aに平行で且つ記録材24の搬送方向の上流側に押し戻す。このときハウジング13に回転可能に支持された二次転写内ローラ7の移動量Dは、図8に示す第一の位置からカム15cの軸15dの回転中心15d1を中心とした大径部15c1の径D1と小径部15c2の径D2との差分である2.5mmだけ移動する。
これにより、二次転写内ローラ7と二次転写外ローラ10の位置関係は、図8に示す第一の位置から図9に示す第二の位置へと変化する。具体的には二次転写内ローラ7と二次転写外ローラ10とが二次転写内ローラ7とアイドラローラ9とによって張架される中間転写ベルト4の張架面4aに平行で且つ互いがオフセットしていない状態となる。
二次転写ニップ部N2を通過した直後の記録材24の搬送方向dと、二次転写ニップ部N2を通過した直後の中間転写ベルト4との間に形成される二次転写ニップ部N2よりも記録材24の搬送方向下流側の角度P2を考慮する。角度P2は、二次転写内ローラ7が図8に示す第一の位置に位置するときの角度P1よりも小さくなる。
このため記録材24の搬送パスが屈曲して、記録材24の搬送抵抗が大きくなることが抑制される。また、レジストレーションローラ11によって搬送されている記録材24の中途部分の搬送速度と、レジストレーションローラ11から抜けた後の記録材24の後端部の搬送速度との間に速度差が生じ難くなる。これにより転写ずれに伴う横筋や、記録材24の後端部のレジストレーションローラ11を抜けた後の跳ね上がりによる転写不良の発生を抑制することができる。
また、二次転写内ローラ7を、二次転写内ローラ7とアイドラローラ9とによって張架される中間転写ベルト4の張架面4aに平行に変位させる。これにより中間転写ベルト4の二次転写内ローラ7近傍の張架姿勢が変化しない。これによりレジストレーションローラ11から搬送された記録材24の先端部が二次転写ニップ部N2に入る前に中間転写ベルト4の外周面上のトナー像を掻きとる先端掻き取りが発生しない。
また、レジストレーションローラ11から搬送された記録材24の先端部が中間転写ベルト4に対して突入した際に中間転写ベルト4の速度変動を発生させることによる横スジ画像等の画像弊害も抑制できる。また、二次転写内ローラ7のみを変位させたことで、記録材24の搬送パスを変えることがないため二次転写外ローラ10を変位させたときに生じるガイド間ギャップ変化に伴う記録材24のジャムも抑制できる。
4…中間転写ベルト
4a…張架面
7…二次転写内ローラ(対向部材)
7a1…二次転写内ローラ7の回転軸7aの回転中心
9…アイドラローラ
10…二次転写外ローラ(二次転写ローラ)
10a…二次転写外ローラ10の回転中心
13…ハウジング(軸受)

Claims (6)

  1. 中間転写方式の画像形成装置において、
    一次転写部材により転写された現像剤画像を搬送する中間転写ベルトと、
    前記中間転写ベルトの内周面側に配置されて、前記中間転写ベルトを張架する対向部材と、
    前記中間転写ベルトを挟んで前記対向部材と対向して配置され、前記中間転写ベルトの外周面との間に二次転写ニップ部を形成する二次転写ローラと、
    前記中間転写ベルトの内周面側で、前記対向部材の前記中間転写ベルトの回転方向の上流側に配置され、前記中間転写ベルトを張架するアイドラローラと、
    前記対向部材の回転軸を回転可能に支持する軸受と、
    前記軸受の一端部に当接し、前記軸受により支持された前記対向部材の前記中間転写ベルトの内周面に対する接触位置を少なくとも第一の位置と、前記第一の位置とは異なる第二の位置とで変位させるローラ変位機構と、
    前記軸受を押圧する押圧部材と、
    前記ローラ変位機構の駆動を制御する制御部と、
    を有し、
    前記軸受により支持された前記対向部材の前記中間転写ベルトの内周面に対する接触位置の前記第一の位置と前記第二の位置への移動方向は、前記対向部材と前記アイドラローラによって張架される前記中間転写ベルトの移動方向に沿った方向であり、
    前記第一の位置に位置するときの前記対向部材の回転中心は、前記対向部材と前記アイドラローラによって張架される前記中間転写ベルトの移動方向において、前記二次転写ローラの回転中心よりも下流側に位置し、
    前記第二の位置に位置するときの前記対向部材の回転中心は、前記対向部材と前記アイドラローラによって張架される前記中間転写ベルトの移動方向において、前記二次転写ローラの回転中心と一致する位置か、もしくは前記二次転写ローラの回転中心よりも上流側に位置することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記ローラ変位機構は、
    前記軸受に当接して前記対向部材を前記第一の位置と前記第二の位置に変位させるカムと、
    前記カムと同軸上で前記カムと一体的に回転するギアと、
    前記ギアに回転駆動力を伝える駆動源と、
    を有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記押圧部材は、前記対向部材と前記アイドラローラによって張架される前記中間転写ベルトの移動方向に沿った方向に前記軸受を押圧し、
    前記対向部材と前記軸受と前記ローラ変位機構と前記押圧部材は、二次転写内ユニットに一体的に支持されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 記録材の情報を設定する条件設定部を有し、
    前記制御部は、前記条件設定部により設定された記録材の情報に応じて前記ローラ変位機構の駆動を制御することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記記録材の情報は、前記記録材の坪量または前記記録材の厚さのうちの少なくともいずれかを含むことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記中間転写ベルトは、少なくとも表層が弾性ゴムからなる無端ベルトであることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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