JP2020132386A - 媒体積載装置 - Google Patents

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剛 古御堂
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Abstract

【課題】状況に応じて媒体の押さえ方を変えることができる媒体積載装置を提供する。【解決手段】処理部により処理された媒体12を積載する媒体積載部32と、媒体12を搬送する搬送部60と、搬送部60により搬送される媒体12が突き当てられる媒体突き当て部61と、媒体突き当て部61に突き当てられて整合される媒体12を媒体積載部32に向かって押さえる押さえ部62と、を備え、押さえ部62が媒体積載部32に対して第1の力を加える第1押さえモードと、押さえ部62が媒体積載部32に対して第1の力よりも強い第2の力を加える第2押さえモードと、を有する。【選択図】図2

Description

本発明は、媒体積載装置に関する。
例えば特許文献1のように、用紙排出口から排出した媒体の一例である用紙を、媒体積載部の一例である排紙トレイに積載する媒体積載装置の一例である画像形成装置がある。画像形成装置は、排紙トレイに積載された用紙を押さえ部の一例である用紙押さえ部材により押さえていた。
特開2009−173401号公報
用紙押さえ部材は、用紙を押さえる力を変えることができなかった。こうした課題は、画像形成装置に限らず、媒体積載装置についても生じる虞があった。
上記課題を解決する媒体積載装置は、処理部により処理された媒体を積載する媒体積載部と、前記媒体を搬送する搬送部と、前記搬送部により搬送される前記媒体が突き当てられる媒体突き当て部と、前記媒体突き当て部に突き当てられて整合される前記媒体を前記媒体積載部に向かって押さえる押さえ部と、を備え、前記押さえ部が前記媒体積載部に対して第1の力を加える第1押さえモードと、前記押さえ部が前記媒体積載部に対して前記第1の力よりも強い第2の力を加える第2押さえモードと、を有する。
媒体積載装置を備える媒体処理装置の第1実施形態の模式側面図。 搬送機構と媒体積載装置の模式側面図。 第1搬送方向に媒体を搬送する搬送機構と媒体積載装置の模式側面図。 媒体の搬送を一時停止する搬送機構と媒体積載装置の模式側面図。 第2搬送方向に媒体を搬送する搬送機構と媒体積載装置の模式側面図。 突き当て方向に媒体を搬送する媒体積載装置と搬送機構の模式側面図。 媒体積載装置の斜視図。 押さえ部の模式図。 第2停止モードの搬送部の模式図。 第2実施形態の媒体積載装置が備える押さえ部の模式図。 第2押さえモードの押さえ部の模式図。
(第1実施形態)
以下、媒体積載装置を備える媒体処理装置の第1実施形態を、図面を参照して説明する。媒体処理装置は、例えば、用紙などの媒体に液体の一例であるインクを吐出し、媒体に文字や画像を印刷するインクジェット式のプリンターである。
図1に示すように、媒体処理装置11は、媒体12に処理の一例である前処理を施す印刷装置13と、前処理された媒体12に後処理を施す後処理装置14と、印刷装置13と後処理装置14との間に位置する中間装置15と、を備える。本実施形態の印刷装置13は、前処理として媒体12に文字や画像を印刷する印刷処理を行う。後処理とは、前処理に付随して行われる処理である。本実施形態の後処理装置14では、印刷された複数の媒体12をステープルで綴じるステープラー処理を行う。
媒体処理装置11には、印刷装置13から中間装置15を経由して後処理装置14まで続く図1に二点鎖線で示す搬送経路17が設けられている。媒体処理装置11は、搬送モーター18の駆動により搬送経路17に沿って媒体12を搬送する少なくとも1つの搬送ローラー対19を備える。中間装置15や後処理装置14は、それぞれ搬送モーター18を備えてもよい。印刷装置13、中間装置15、及び後処理装置14は、それぞれ複数の搬送モーター18を備えてもよい。媒体処理装置11が複数の搬送モーター18を備えると、印刷装置13、中間装置15、及び後処理装置14における複数の搬送ローラー対19の動作を、効率的に制御できる。
図面では、媒体処理装置11が水平面上に置かれているものとして重力の方向をZ軸で示し、Z軸と交差する面に沿う方向をX軸及びY軸で示す。X軸、Y軸、及びZ軸が互いに直交する場合、X軸及びY軸は水平面に沿う。以下の説明では、X軸に沿う方向を幅方向X、Z軸に沿う方向を鉛直方向Zともいい、幅方向Xと直交して搬送経路17に沿う方向を第1搬送方向Y1ともいう。第1搬送方向Y1は、搬送ローラー対19が媒体12を搬送する方向であり、上流側の印刷装置13から下流側の後処理装置14に向かう方向である。
印刷装置13には、媒体12を積層した状態で収容可能なカセット21が着脱可能に設けられている。印刷装置13には、複数のカセット21を着脱可能に設けてもよい。印刷装置13は、カセット21に収容された媒体12のうち、最上位の媒体12を送り出すピックアップローラー22と、ピックアップローラー22により送り出された媒体12を1枚ずつ分離する分離ローラー23と、を備える。
印刷装置13は、搬送経路17沿いの位置に設けられて媒体12を支持する支持部25と、支持部25により支持された媒体12にノズル26から液体を吐出して印刷処理を行う処理部27と、を備える。処理部27は、搬送経路17を挟んで支持部25と対向する位置に設けられている。処理部27は、幅方向Xに亘って液体を同時に吐出可能な所謂ラインヘッドとしてもよいし、幅方向Xに移動しながら液体を吐出する所謂シリアルヘッドとしてもよい。
印刷装置13は、搬送経路17の一部分として、媒体12が排出される排出経路101と、媒体12がスイッチバック搬送されるスイッチバック経路102と、媒体12の姿勢が反転される反転経路103と、を備える。排出経路101は、処理部27により印刷された媒体12が排出部104に向けて排出される経路である。排出部104は、印刷装置13の上部に位置する。排出経路101を搬送される媒体12は、排出部104に載置される。
両面印刷を実行する際、片面に印刷された媒体12は、まずスイッチバック経路102に搬送される。次に、媒体12は、スイッチバック経路102において逆向きに搬送され、スイッチバック経路102から反転経路103へ搬送される。媒体12は、印刷された片面が上方を向く姿勢から下方を向く姿勢に反転され、処理部27により再び印刷される。このとき、媒体12は、すでに印刷された面とは反対の側の面に印刷される。このようにして、印刷装置13は、媒体12に両面印刷を実行する。印刷装置13は、印刷した媒体12を排出部104又は中間装置15に向けて搬送する。
中間装置15は、搬送経路17の一部分として、導入経路201と、第1スイッチバック経路202と、第2スイッチバック経路203と、第1合流経路204と、第2合流経路205と、導出経路206と、を備える。印刷装置13から中間装置15へ搬送される媒体12は、導入経路201から第1スイッチバック経路202又は第2スイッチバック経路203の何れかへ搬送される。
導入経路201から第1スイッチバック経路202へ搬送された媒体12は、第1スイッチバック経路202、第1合流経路204、及び導出経路206を経由して後処理装置14へ搬送される。導入経路201から第2スイッチバック経路203へ搬送された媒体12は、第2スイッチバック経路203、第2合流経路205、及び導出経路206を経由して後処理装置14へ搬送される。中間装置15を搬送される媒体12は、印刷装置13において直前に印刷された面が上方を向く姿勢から下方を向く姿勢となるように反転される。
媒体12は、中間装置15を搬送される間に乾燥が進む。そのため、中間装置15を設けることにより媒体12を積載する際に生じる転写や、吐出された液体の水分による媒体12のカール等を抑制できる。
次に、後処理装置14の一実施形態について説明する。
図1に示すように、後処理装置14は、媒体積載装置28と、媒体12を環状の搬送ベルト29に吸着して搬送する搬送機構30と、搬送機構30よりも第1搬送方向Y1の上流に位置する媒体12を検出する検出部31と、を備える。媒体積載装置28は、処理部27により処理された媒体12を積載する媒体積載部32を備える。後処理装置14は、媒体積載部32に積載される媒体12に後処理を施す後処理機構33と、媒体積載部32から送り出された媒体12を積載する排出スタッカー34と、を備える。
後処理装置14は、後処理装置14における各機構の駆動を統括的に制御する制御部35を備える。制御部35は、例えばコンピューター及びメモリーを含む処理回路等から構成される。制御部35は、メモリーに記憶されたプログラムに従って後処理装置14で実行される各種動作を制御する。後処理装置14は、複数の制御部35を備えてもよい。複数の制御部35は、後処理装置14が備える媒体積載装置28、搬送機構30、後処理機構33などを個別に制御してもよい。
図2に示すように、搬送機構30は、媒体積載部32の鉛直方向Zの上方の位置に、媒体積載部32と搬送ベルト29とが対向するように設けられる。搬送機構30は、搬送ベルト29を回転させる回転機構37と、媒体12を搬送ベルト29に吸着させる吸着機構38と、を備える。
回転機構37は、搬送ベルト29を回転させるベルトモーター40と、ベルトモーター40の駆動により回転する駆動プーリー41と、駆動プーリー41の軸線と平行な軸線を中心に回転自在な従動プーリー42と、を備える。本実施形態の回転機構37は、2つの従動プーリー42を備える。搬送ベルト29は、駆動プーリー41及び従動プーリー42に三角環状に掛け渡されている。搬送ベルト29は、ベルトモーター40の駆動により駆動プーリー41及び従動プーリー42の外側を周回移動する。具体的には、回転機構37は、ベルトモーター40を正転駆動することにより、搬送ベルト29を第1回転方向A1に回転させる。回転機構37は、ベルトモーター40を逆転駆動することにより、搬送ベルト29を第1回転方向A1とは反対の第2回転方向A2に回転させる。
吸着機構38は、搬送ベルト29と、吸引室44を有する箱状の吸引部45と、ダクト46を介して吸引室44内を吸引するファン47と、を備える。搬送ベルト29の外側の面は、媒体12を吸着する吸着面29aとされている。吸引部45は、吸引室44の一部が搬送ベルト29で覆われるように、搬送ベルト29の内側の面である内面29bと接触する状態で設けられている。
搬送ベルト29には、吸着面29aと内面29bとに開口するように搬送ベルト29を貫通する多数の孔が形成されている。吸着機構38は、ファン47の駆動に伴って吸引室44内を負圧にし、搬送ベルト29の吸着面29aに媒体12を吸着する。搬送機構30は、搬送ベルト29に媒体12を吸着した状態で搬送ベルト29を回転させることで、媒体12を搬送する。
後処理装置14は、搬送ベルト29に吸着された媒体12を、搬送ベルト29から解放する解放機構51と、解放された媒体12を幅方向Xに整合する一対の整合部材52と、整合部材52を幅方向Xに移動させる移動機構53と、を備えてもよい。図2では一対の整合部材52のうち、一方の整合部材52を図示する。
解放機構51は、ガイド軸55を中心に回動可能な可動ガイド56と、ガイド軸55を回動させるガイドモーター57と、を有する。可動ガイド56は、ガイドモーター57の駆動により、図2に実線で示す第1ガイド位置と、第1ガイド位置よりも可動ガイド56の先端が媒体積載部32に近づく図2に二点鎖線で示す第2ガイド位置と、に移動可能に設けられている。
図3〜図5に示すように、搬送機構30は、媒体12を第1搬送方向Y1に搬送した後、第1搬送方向Y1とは反対の第2搬送方向Y2に媒体12を搬送して媒体積載部32に媒体12を積載する。すなわち、図3に示すように、回転機構37は、媒体12を吸着した搬送ベルト29を第1回転方向A1に回転させることで、媒体12を第1搬送方向Y1に搬送する。このとき、可動ガイド56は、第1ガイド位置に位置する。第1ガイド位置は、吸着面29aよりも媒体積載部32から離れた位置であり、搬送される媒体12に接触しない位置である。
図4に示すように、回転機構37は、第1搬送方向Y1における媒体12の後端12rがガイド軸55を抜けた後、ベルトモーター40の駆動を一時停止させる。解放機構51は、可動ガイド56を第2ガイド位置に移動させる。
図5に示すように、回転機構37は、ベルトモーター40を逆転駆動して搬送ベルト29を第2回転方向A2に回転させることで、媒体12を第2搬送方向Y2に搬送する。第2ガイド位置に位置する可動ガイド56は、第2搬送方向Y2に搬送される媒体12の上面に接触し、媒体12を吸着面29aから剥がす。可動ガイド56により吸着面29aから剥がされた媒体12は、搬送ベルト29の下に位置する媒体積載部32に受け止められる。
次に、媒体積載装置28の一実施形態について説明する。
図6に示すように、媒体積載装置28は、媒体積載部32と、搬送ベルト29から剥がされた媒体12を搬送する搬送部60と、搬送部60により搬送される媒体12が突き当てられる媒体突き当て部61と、を備える。媒体積載部32は、媒体突き当て部61に突き当てられて整合される媒体12を媒体積載部32に向かって押さえる押さえ部62を備える。媒体積載部32は、媒体突き当て部61が位置する側の端が反対側の端よりも鉛直方向Zの下方に位置するように斜めに設けると、媒体突き当て部61に突き当てられる媒体12を整合しやすくすることができる。
搬送部60は、弾性変形可能な送り部64を有するパドル65と、パドル65を回転可能に支持する回転軸66と、回転軸66を回転させる送りモーター67と、を備える。搬送部60は、送りモーター67の出力軸を回転軸66に直接連結して回転軸66を回転させてもよいし、ベルトや歯車などを介して駆動力を伝達し、回転軸66を回転させてもよい。搬送部60は、送り部64が媒体積載部32との間に媒体12を挟む状態で回転し、媒体12を媒体突き当て部61に向けて突き当て方向Y3に搬送する。押さえ部62は、突き当て方向Y3において搬送部60が媒体12に接触する位置と、媒体突き当て部61と、の間の位置で媒体12を押さえる。
図7に示すように、媒体積載装置28は、複数の媒体突き当て部61と、複数の押さえ部62と、複数のパドル65と、を備えてもよい。本実施形態の媒体積載装置28は、幅方向Xに等間隔で並ぶ3つの媒体突き当て部61と、両側の媒体突き当て部61と同じ位置に設けられる2つの押さえ部62と、中央の媒体突き当て部61を挟んで設けられる2つのパドル65と、を備える。
図8に示すように、媒体積載装置28は、押さえ部62を媒体積載部32に向けて付勢可能な付勢部材69と、押さえ部62との間に付勢部材69を保持する保持部70と、保持部70を移動させて付勢力を変更する変更機構71と、を備えてもよい。付勢部材69は、コイルばねや板バネなどのばねや、弾性部材などにより構成してもよい。変更機構71は、モーターの駆動により回転するカムや、空気などの流体の圧力により移動するピストンなどにより構成してもよい。
変更機構71は、保持部70を図8に二点鎖線で示す離間位置と、図8に実線で示す接近位置と、の間を移動させる。保持部70が移動すると、付勢部材69が押さえ部62を付勢する付勢力が変化する。保持部70が離間位置に位置するときの第1付勢力は、保持部70が接近位置に位置するときの第2付勢力よりも小さい。
押さえ部62が媒体12及び媒体積載部32を押さえる力は、付勢部材69の付勢力により変化する。媒体積載装置28は、押さえ部62が媒体積載部32に対して加える力の大きさが異なる第1押さえモードと、第2押さえモードと、を有する。
第1押さえモードでは、保持部70が離間位置に位置し、付勢部材69が第1付勢力で押さえ部62を付勢する。これにより押さえ部62が、媒体積載部32に対して第1の力を加える。
第2押さえモードでは、保持部70が接近位置に位置し、付勢部材69が第2付勢力で押さえ部62を付勢する。これにより押さえ部62が、媒体積載部32に対して第1の力よりも強い第2の力を加える。すなわち、第2押さえモード時における付勢部材69の第2付勢力は、第1押さえモード時における付勢部材69の第1付勢力よりも大きい。
図6,図9に示すように、媒体積載装置28は、第1停止モードと第2停止モードを有する。図9に示すように、第1停止モードは、送り部64が変形しない状態で回転を停止するモードである。第2停止モードは、図6に示すように、少なくとも1つの送り部64が媒体積載部32との間に媒体12を挟んで送り部64が変形した状態で回転を停止するモードである。弾性変形する送り部64は、変形した状態で媒体積載部32との間に媒体12を挟むことにより、媒体12を媒体積載部32に向かって押さえる。そのため、第2停止モードでは、押さえ部62に加え、搬送部60も媒体12を押さえる。
次に、媒体処理装置11の作用について説明する。
媒体積載装置28は、媒体12を整合する間は第1押さえモードを適用し、媒体12が整合された後は第2押さえモードを適用する。媒体積載装置28は、第2押さえモードを適用するときには、第2停止モードを適用する。本実施形態の媒体12を整合する間とは、搬送部60を回転させる間であり、媒体12が整合された後とは、搬送部60の回転を停止させた後である。
図6に示すように、搬送機構30により媒体12が搬送されると、制御部35は、パドル65を回転させて媒体12を突き当て方向Y3に搬送する。このとき、制御部35は、押さえ部62が媒体積載部32を押さえる力を弱い第1の力にする。突き当て方向Y3に搬送される媒体12は、押さえ部62を押し上げるようにして押さえ部62と媒体積載部32との間に入り、後端12rが媒体突き当て部61に突き当たって整合される。
制御部35は、媒体12が整合された後は、第2押さえモード及び第2停止モードを適用する。すなわち、制御部35は、送り部64が媒体12を押さえる状態でパドル65の回転を停止させると共に、押さえ部62が媒体12を押させる力を第1の力よりも強い第2の力にする。
搬送機構30により次の媒体12が搬送されると、制御部35は、パドル65を回転させて次の媒体12を突き当て方向Y3に搬送し、押さえ部62が媒体積載部32を押さえる力を弱い第1の力にする。次の媒体12は、押さえ部62を押し上げるようにして、媒体積載部32に既に積載されている媒体12と押さえ部62との間に入り、媒体突き当て部61に突き当たって媒体12同士が整合される。
媒体積載部32に所定数の媒体12が積載されると、後処理機構33は媒体12に後処理を施す。後処理を施す所定数とは、媒体12を後処理する際の、部単位の枚数である。後処理としてステープラー処理を行う場合、後処理を行う間は、第2押さえモード及び第2停止モードを適用すると、媒体12同士のずれを低減できる。
制御部35は、図示しない送出機構を駆動して媒体積載部32にスタックされた媒体12を媒体積載部32から排出スタッカー34に送り出す。このとき、第1押さえモード及び第1停止モードを適用すると、媒体12を送り出しやすくできる。すなわち、制御部35は、後処理が実行された後、パドル65を回転させて送り部64が媒体12に接触しない状態でパドル65を停止させる。制御部35は、保持部70を離間位置に位置させ、押さえ部62が媒体積載部32を押さえる力を弱くする。
本実施形態の効果について説明する。
(1)媒体積載装置28は、押さえ部62が媒体積載部32に対して弱い第1の力を加える第1押さえモードと、強い第2の力を加える第2押さえモードを有する。そのため、媒体積載装置28は、モードを変更することにより、例えば媒体12を整合する状況や、整合した媒体12を保持する状況など、状況に応じて媒体12の押さえ方を変えることができる。
(2)押さえ部62は、搬送部60が媒体12を媒体突き当て部61に向けて搬送して媒体12を整合する間は、媒体12を弱い第1の力で押さえる。そのため、強い第2の力で媒体12を押さえる場合に比べて媒体12を整合しやすくできる。押さえ部62は、整合後の媒体12を強い第2の力で押さえるため、弱い第1の力で押さえ続ける場合に比べて整合された媒体12をずれにくくできる。
(3)押さえ部62を付勢する付勢部材69の付勢力を変えることにより、押さえ部62が媒体12を押さえる力を変えることができる。したがって、押さえ部62が媒体12を押さえる力を簡易な構成で可変にできる。
(4)弾性変形可能な送り部64は、変形した状態で媒体積載部32との間に媒体12を挟むことで、媒体12を媒体積載部32に向かって押さえることができる。したがって、送り部64が変形しない状態で回転を停止する第1停止モードと、送り部64が変形した状態で回転を停止する第2停止モードを有することにより、媒体積載装置28は、媒体12をより多様な押さえ方で押さえることができる。
(5)媒体12に対して強い第2の力を加える第2押さえモードを適用するときには、送り部64が媒体12を押さえる第2停止モードを適用する。したがって、媒体12をより強い力で押さえることができる。
(第2実施形態)
次に、媒体処理装置の第2実施形態について図を参照しながら説明する。なお、この第2実施形態は、押さえ部62によって媒体積載部32を押さえる力を変更するための構成が第1実施形態の場合とは異なっている。そして、その他の点では第1実施形態とほぼ同じであるため、同一の構成については同一符号を付すことによって重複した説明は省略する。
図10,図11に示すように、押さえ部62は、弾性部材で構成してもよい。媒体積載装置28は、押さえ部62を媒体積載部32に向けて押圧可能な押圧部73を備える。押圧部73は、付勢部材69を収容して伸縮可能なケース74と、ケース74を押すカム75と、を有する。
カム75は、送りモーター67の駆動により回転してもよい。カム75は、搬送部60の回転に連動して回転することで、押さえ部62を押圧する力を変化させてもよい。押圧部73が押さえ部62を押圧する力は、搬送部60の回転に連動して変化する。押さえ部62が媒体積載部32を押さえる力は、押圧部73が押さえ部62を押圧する力によって変化する。すなわち、押圧部73が押圧する力が大きいほど、押さえ部62が媒体積載部32を押さえる力が強くなる。
図10に示すように、第1押さえモードでは、押圧部73が押さえ部62を押圧する力が小さく、押さえ部62が媒体積載部32を押さえる力が弱い。
図11に示すように、第2押さえモードでは、押圧部73が押さえ部62を押圧する力が大きく、押さえ部62が媒体積載部32を押さえる力が強い。そのため、第2押さえモード時において押圧部73が押さえ部62を押圧する力は、第1押さえモード時において押圧部73が押さえ部62を押圧する力よりも大きい。
本実施形態の作用について説明する。
図3〜図5に示すように、搬送機構30は、第1実施形態と同様に媒体12を搬送する。搬送部60は、第1実施形態と同様に送りモーター67の駆動により回転するパドル65が媒体積載部32との間に媒体12を挟んで回転して媒体12を媒体突き当て部61に向けて搬送する。制御部35は、搬送機構30により媒体12が搬送されるのに合わせて送りモーター67の駆動と停止とを切り替える。
図5に示すように、制御部35は、例えば搬送ベルト29が第2回転方向A2に回転を開始するのに合わせて送りモーター67の駆動を開始してもよい。制御部35は、媒体12の後端12rが媒体突き当て部61に突き当たるのに必要な時間だけ送りモーター67を駆動させた後、送りモーター67を停止させてもよい。本実施形態のカム75は、送りモーター67が駆動を開始してから停止するまでの間に1回転する。
図11に示すように、送りモーター67の駆動が停止するとき、カム75は、押さえ部62を押して変形させる状態で停止する。これにより、媒体12が整合された後の媒体積載装置28は、押さえ部62が媒体積載部32を強い第2の力で押す第2押さえモードになる。
図10に示すように、送りモーター67が駆動されてパドル65が回転すると、カム75も回転する。そのため、送りモーター67が駆動されて媒体12が突き当て方向Y3に搬送されるときの媒体積載装置28は、カム75が押さえ部62を押圧する力が弱まり、押さえ部62が媒体積載部32を押す力も弱まる。したがって、媒体積載装置28は、押さえ部62が媒体積載部32を弱い第1の力で押す第1押さえモードになる。
本実施形態の効果について説明する。
(6)押圧部73が押さえ部62を押圧する力を変えることにより、押さえ部62が媒体12を押さえる力を変えることができる。したがって、押さえ部62が媒体12を押さえる力を簡易な構成で可変にできる。
(7)搬送部60の回転に連動して押圧部73が押さえ部62を押圧する力が変化する。そのため、押さえ部62が媒体12を押さえる力を搬送部60の駆動力を利用して変化させることができる。
(8)カム75は、搬送部60の回転に連動して回転し、押圧部73が押さえ部62を押圧する力を変化させる。そのため、搬送部60の駆動力を押圧部73が媒体12を押さえる力に容易に変換できる。
本実施形態は、以下のように変更して実施することができる。本実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・媒体積載装置28は、第1押さえモードと第2押さえモードを切り替えるスイッチを備えてもよい。第1押さえモードと第2押さえモードは、ユーザーにより選択されてもよい。
・第1押さえモードから第2押さえモードへの切り替えは、媒体12の整合が終了次第行ってもよいし、媒体積載部32に積載される最後の媒体12が積載されてから後処理を実行するまでの間に行ってもよい。第1押さえモードと第2押さえモードの切り替えは、1つの媒体12が媒体積載部32に積載される毎に行ってもよい。第1押さえモードと第2押さえモードの切り替えは、後処理を施す所定数の媒体12が媒体積載部32に積載され次第行ってもよいし、所定数より少ない数の媒体12が積載される毎に行ってもよい。
・制御部35は、第1押さえモードと第2押さえモードを切り替えるか否かを、媒体12の種類や処理部27による処理に応じて判断してもよい。例えば制御部35は、媒体12に応じて第1押さえモードと第2押さえモードを切り替えるか否かを判断してもよい。制御部35は、印刷データや媒体12の情報に基づいてカールしやすいか否かを判断してもよいし、媒体積載装置28がカールの大きさを検出する検出部を備えてもよい。カールした媒体12は、押さえ部62がカールに抗するように強い力で押さえることにより、ずれにくくできる。しかし、押さえ部62が強い力で媒体12を押さえている状態では、新たに搬送される媒体12が押さえ部62を押し上げることができず、媒体12を整合できない虞がある。そのため、新たに媒体12を搬送する場合には、第1押さえモードを選択して媒体12を弱い第1の力で押さえ、第2押さえモードを選択して積載された媒体12を強い第2の力で押さえることにより、カールしやすい媒体12でも良好に積載できる。
・カールは、媒体12に付着した液体に含まれる水を吸収し、媒体12に含まれるセルロース繊維などが伸びることで発生する。媒体12がカールしやすい、例えば用紙である場合、制御部35は、第1押さえモードと第2押さえモードの切り替えを行ってもよい。媒体12がカールしにくい、例えば専用紙や樹脂シートなどの場合、制御部35は、第1押さえモードと第2押さえモードの切り替えを行わなくてもよい。第1押さえモードと第2押さえモードの切り替えを行わない場合、制御部35は、媒体12の撓みやすさに応じて第1押さえモードと第2押さえモードのうち何れか一方を選択してもよい。例えば、制御部35は、媒体12が撓みやすい場合には、第1押さえモードを選択し、媒体12が撓みにくい場合には、第2押さえモードを選択してもよい。
・媒体12は、付着する液体の量が多いほどカールしやすい。そのため、カールは、媒体12における印刷可能な面積に対する印刷する面積の割合が大きいほど生じやすく、印刷Dutyが大きいほど生じやすい。印刷Dutyとは、処理部27が媒体12に対して液体を吐出する際の単位面積当たりの液体吐出量を示す平均吐出量を、最大吐出量を100%として表される値である。印刷する面積の割合や印刷Dutyの値は、制御部35が印刷データを解析することで取得できる。制御部35は、印刷する面積の割合や印刷Dutyが閾値以上である場合、制御部35は、第1押さえモードと第2押さえモードの切り替えを行ってもよい。制御部35は、印刷する面積の割合や印刷Dutyが閾値より小さい場合、第1押さえモードと第2押さえモードのうち何れか一方を選択してもよい。
・媒体12は、サイズが大きいほど自重によりカールし難くなる。そのため、例えばA4判以下のカールしやすい媒体12の場合は、制御部35は、第1押さえモードと第2押さえモードの切り替えを行ってもよい。A4判を超えるカールし難い媒体12の場合は、制御部35は、第1押さえモードと第2押さえモードのうち何れか一方を選択してもよい。
・押さえ部62は、幅方向Xに移動可能に設けてもよい。押さえ部62は、3つ以上設けてもよい。押さえ部62は、媒体12の種類や媒体積載部32に積載する媒体12の数により、媒体12を押さえる位置や数を変更してもよい。
・制御部35は、第2押さえモードを適用するときに、第1停止モードを適用してもよい。搬送部60は、媒体積載部32に積載される媒体12と送り部64とが接触しない状態で、送り部64の回転を停止させてもよい。
・搬送機構30は、媒体12の一部が搬送ベルト29から剥がされた後、媒体12の一部を吸着する搬送ベルト29により、媒体12の後端12rが媒体突き当て部61に突き当たるように媒体12を搬送してもよい。すなわち、搬送機構30を搬送部として機能させてもよい。この場合、第2回転方向A2に回転する搬送ベルト29が媒体12を搬送する間を、媒体12を整合する間とし、媒体12が搬送ベルト29から離れた後を媒体12が整合された後としてもよい。
・送り部64は、媒体積載部32との間に媒体12を挟んだ状態で回転して媒体12を搬送するローラーとしてもよい。ローラーは、弾性変形可能でもよい。
・第2実施形態において、カム75は、弾性変形する押さえ部62を直接押圧する構成にしてもよい。カム75は回転する板カムに限らず、直進板カムや立体カムを用いてもよい。押圧部73は、付勢部材69及び伸縮するケース74に代えて伸縮しない押圧部材を備えてもよい。その場合、押圧部73は、カム75が押圧部材を移動させて押さえ部62を押圧してもよい。押圧部材やケース74は、空気などの流体の圧力で移動するピストンやソレノイドにより移動させてもよいし、自重により押さえ部62を押圧してもよい。
・押圧部73は、カム75を回転させる駆動源を備えてもよい。カム75は、送りモーター67とは別の駆動源の駆動により回転してもよい。押圧部73が押さえ部62を押圧する力は、搬送部60の回転とは異なるタイミングで変化させてもよい。
・制御部35は、1対の整合部材52が幅方向Xにおいて互いに近づくように移動機構53を駆動し、媒体12を幅方向Xに整合してもよい。制御部35は、媒体12を幅方向Xに整合する間、第1押さえモードを適用し、媒体12が整合された後は、第2押さえモードを適用してもよい。
・後処理装置14は、後処理として媒体12に穴を開けるパンチ処理、媒体12を部単位でずらして排出するシフト処理、媒体12を裁断する裁断処理、媒体12を折り畳む折丁処理、媒体12を製本する製本処理や丁合処理などの任意の処理を行ってもよい。
・媒体積載部32は、処理部の一例であるカッターにより切断処理された媒体12や、型に合わせて裁断する処理部の一例である裁断機により裁断処理された媒体12を積載してもよい。媒体積載部32は、処理部の一例である乾燥機により乾燥処理された媒体12を積載してもよい。
・媒体処理装置11は、媒体12に記録された情報を読み取り処理する処理部の一例である読取部を備えるスキャナーやコピー機としてもよい。媒体積載装置28は、読取部により情報が読み取られて排出された媒体12を積載してもよい。
・媒体処理装置11は、媒体の一例である紙を製造処理する処理部の一例である製紙部を備える製紙装置としてもよい。媒体積載装置28は、製紙部により製紙されて排出された媒体12を積載してもよい。
以下に、上述した実施形態及び変更例から把握される技術的思想及びその作用効果を記載する。
媒体積載装置は、処理部により処理された媒体を積載する媒体積載部と、前記媒体を搬送する搬送部と、前記搬送部により搬送される前記媒体が突き当てられる媒体突き当て部と、前記媒体突き当て部に突き当てられて整合される前記媒体を前記媒体積載部に向かって押さえる押さえ部と、を備え、前記押さえ部が前記媒体積載部に対して第1の力を加える第1押さえモードと、前記押さえ部が前記媒体積載部に対して前記第1の力よりも強い第2の力を加える第2押さえモードと、を有する。
この構成によれば、媒体積載装置は、押さえ部が媒体積載部に対して弱い第1の力を加える第1押さえモードと、強い第2の力を加える第2押さえモードを有する。そのため、媒体積載装置は、モードを変更することにより、例えば媒体を整合する状況や、整合した媒体を保持する状況など、状況に応じて媒体の押さえ方を変えることができる。
媒体積載装置は、前記媒体を整合する間は前記第1押さえモードを適用し、前記媒体が整合された後は前記第2押さえモードを適用してもよい。
この構成によれば、押さえ部は、搬送部が媒体を媒体突き当て部に向けて搬送して媒体を整合する間は、媒体を弱い第1の力で押さえる。そのため、強い第2の力で媒体を押さえる場合に比べて媒体を整合しやすくできる。押さえ部は、整合後の媒体を強い第2の力で押さえるため、弱い第1の力で押さえ続ける場合に比べて整合された媒体をずれにくくできる。
媒体積載装置は、前記押さえ部を前記媒体積載部に向けて付勢可能な付勢部材をさらに備え、前記第2押さえモード時における前記付勢部材の付勢力は、前記第1押さえモード時における前記付勢部材の付勢力よりも大きくてもよい。
この構成によれば、押さえ部を付勢する付勢部材の付勢力を変えることにより、押さえ部が媒体を押さえる力を変えることができる。したがって、押さえ部が媒体を押さえる力を簡易な構成で可変にできる。
媒体積載装置は、前記押さえ部を前記媒体積載部に向けて押圧可能な押圧部をさらに備え、前記押さえ部は弾性部材で構成され、前記第2押さえモード時において前記押圧部が前記押さえ部を押圧する力は、前記第1押さえモード時において前記押圧部が前記押さえ部を押圧する力よりも大きくてもよい。
この構成によれば、押圧部が押さえ部を押圧する力を変えることにより、押さえ部が媒体を押さえる力を変えることができる。したがって、押さえ部が媒体を押さえる力を簡易な構成で可変にできる。
媒体積載装置において、前記搬送部は、前記媒体積載部との間に前記媒体を挟んで回転して該媒体を前記媒体突き当て部に向けて搬送し、前記押圧部が前記押さえ部を押圧する力は、前記搬送部の回転に連動して変化してもよい。
この構成によれば、搬送部の回転に連動して押圧部が押さえ部を押圧する力が変化する。そのため、押さえ部が媒体を押さえる力を搬送部の駆動力を利用して変化させることができる。
媒体積載装置において、前記押圧部は、前記搬送部の回転に連動して回転することで、前記押さえ部を押圧する力を変化させるカムを有してもよい。
この構成によれば、カムは、搬送部の回転に連動して回転し、押圧部が押さえ部を押圧する力を変化させる。そのため、搬送部の駆動力を押圧部が媒体を押さえる力に容易に変換できる。
媒体積載装置において、前記搬送部は、弾性変形可能な送り部が回転して前記媒体を搬送し、前記送り部が変形しない状態で回転を停止する第1停止モードと、前記送り部が前記媒体積載部との間に前記媒体を挟んで前記送り部が変形した状態で回転を停止する第2停止モードと、を有してもよい。
この構成によれば、弾性変形可能な送り部は、変形した状態で媒体積載部との間に媒体を挟むことで、媒体を媒体積載部に向かって押さえることができる。したがって、送り部が変形しない状態で回転を停止する第1停止モードと、送り部が変形した状態で回転を停止する第2停止モードを有することにより、媒体積載装置は、媒体をより多様な押さえ方で押さえることができる。
媒体積載装置において、前記第2押さえモードを適用するときには、前記第2停止モードを適用してもよい。
この構成によれば、媒体に対して強い第2の力を加える第2押さえモードを適用するときには、送り部が媒体を押さえる第2停止モードを適用する。したがって、媒体をより強い力で押さえることができる。
11…媒体処理装置、12…媒体、12r…後端、13…印刷装置、14…後処理装置、15…中間装置、17…搬送経路、18…搬送モーター、19…搬送ローラー対、21…カセット、22…ピックアップローラー、23…分離ローラー、25…支持部、26…ノズル、27…処理部、28…媒体積載装置、29…搬送ベルト、29a…吸着面、29b…内面、30…搬送機構、31…検出部、32…媒体積載部、33…後処理機構、34…排出スタッカー、35…制御部、37…回転機構、38…吸着機構、40…ベルトモーター、41…駆動プーリー、42…従動プーリー、44…吸引室、45…吸引部、46…ダクト、47…ファン、51…解放機構、52…整合部材、53…移動機構、55…ガイド軸、56…可動ガイド、57…ガイドモーター、60…搬送部、61…媒体突き当て部、62…押さえ部、64…送り部、65…パドル、66…回転軸、67…送りモーター、69…付勢部材、70…保持部、71…変更機構、73…押圧部、74…ケース、75…カム、101…排出経路、102…スイッチバック経路、103…反転経路、104…排出部、201…導入経路、202…第1スイッチバック経路、203…第2スイッチバック経路、204…第1合流経路、205…第2合流経路、206…導出経路、A1…第1回転方向、A2…第2回転方向、X…幅方向、Y1…第1搬送方向、Y2…第2搬送方向、Y3…突き当て方向、Z…鉛直方向。

Claims (8)

  1. 処理部により処理された媒体を積載する媒体積載部と、
    前記媒体を搬送する搬送部と、
    前記搬送部により搬送される前記媒体が突き当てられる媒体突き当て部と、
    前記媒体突き当て部に突き当てられて整合される前記媒体を前記媒体積載部に向かって押さえる押さえ部と、
    を備え、
    前記押さえ部が前記媒体積載部に対して第1の力を加える第1押さえモードと、
    前記押さえ部が前記媒体積載部に対して前記第1の力よりも強い第2の力を加える第2押さえモードと、
    を有することを特徴とする媒体積載装置。
  2. 前記媒体を整合する間は前記第1押さえモードを適用し、前記媒体が整合された後は前記第2押さえモードを適用することを特徴とする請求項1に記載の媒体積載装置。
  3. 前記押さえ部を前記媒体積載部に向けて付勢可能な付勢部材をさらに備え、
    前記第2押さえモード時における前記付勢部材の付勢力は、前記第1押さえモード時における前記付勢部材の付勢力よりも大きいことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の媒体積載装置。
  4. 前記押さえ部を前記媒体積載部に向けて押圧可能な押圧部をさらに備え、
    前記押さえ部は弾性部材で構成され、
    前記第2押さえモード時において前記押圧部が前記押さえ部を押圧する力は、前記第1押さえモード時において前記押圧部が前記押さえ部を押圧する力よりも大きいことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の媒体積載装置。
  5. 前記搬送部は、前記媒体積載部との間に前記媒体を挟んで回転して該媒体を前記媒体突き当て部に向けて搬送し、
    前記押圧部が前記押さえ部を押圧する力は、前記搬送部の回転に連動して変化することを特徴とする請求項4に記載の媒体積載装置。
  6. 前記押圧部は、前記搬送部の回転に連動して回転することで、前記押さえ部を押圧する力を変化させるカムを有することを特徴とする請求項5に記載の媒体積載装置。
  7. 前記搬送部は、弾性変形可能な送り部が回転して前記媒体を搬送し、
    前記送り部が変形しない状態で回転を停止する第1停止モードと、
    前記送り部が前記媒体積載部との間に前記媒体を挟んで前記送り部が変形した状態で回転を停止する第2停止モードと、
    を有することを特徴とする請求項1〜請求項6のうち何れか一項に記載の媒体積載装置。
  8. 前記第2押さえモードを適用するときには、前記第2停止モードを適用することを特徴とする請求項7に記載の媒体積載装置。
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