JP2020130537A - 内視鏡 - Google Patents

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Abstract

【課題】内蔵物に対して過度な負担を掛けることなく、良好な操作性により湾曲部を湾曲操作することができる内視鏡を提供する。【解決手段】挿入部2の基端側に連設された操作部3の上下用湾曲操作ノブ26ud或いは左右用湾曲操作ノブ26lrに入力される操作力により長手方向に進退移動し、入力された操作力を、湾曲部11を湾曲動作させる力として湾曲部11に伝達する長尺部材(上下,左右用チェーン31ud,31lr及び第1〜第4の湾曲操作ワイヤ27a〜27d)の長手方向の中途と、内蔵物である処置具チャンネル18の中途との間に、長尺部材が長手方向に進退移動するときの操作力の一部を、処置具チャンネル18を長手方向に移動させる力として伝達する操作力伝達機構45を設ける。【選択図】図3

Description

本発明は、挿入部の先端部を所望の方向に向けるための湾曲部を備えた内視鏡に関する。
従来、医療分野や工業分野等においては、各種被検体の内部を観察する目的で、長尺な挿入部を備えた内視鏡が広く使用されている。この種の内視鏡において、挿入部の内部には、例えば、撮像装置から延出する信号線、光源用のライトガイド、及び、処置具を挿入するためのチャンネル等の各種内蔵物が全長に渡って挿通されている。
ここで、内視鏡の挿入部に設けられた湾曲部が湾曲動作すると、この湾曲部は、湾曲方向の外側の長さが湾曲方向の内側の長さよりも相対的に長くなる。その一方で、挿入部に挿通された各種内蔵物の長さは不変である。従って、湾曲部が湾曲動作すると、各種内蔵物は、湾曲部の内部で湾曲方向の内側に移動し、互いに接触して動きを干渉する虞がある。これに対処し、例えば、特許文献1には、湾曲駒を連結する湾曲ピンに、径方向に突出する突出部を設け、チャンネル等の内蔵物の移動を規制する技術が開示されている。
特開2010−178863号公報
しかしながら、上述の特許文献1に開示された技術のように、湾曲部の湾曲に伴う内蔵物の移動を強制的に規制する構成では、湾曲部の湾曲角度が増大するにつれて内蔵物に作用する張力が増大する。従って、上述の特許文献1の技術では、使用者等が湾曲操作する際に必要とされる操作トルクが、湾曲角度の増大に伴って増大する等、操作性を損なう虞がある。また、上述の特許文献1の技術では、湾曲部を湾曲動作させた際に内蔵物に大きな張力が作用することがあるため、内蔵物に対して負担が掛かる可能性がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、内蔵物に対して過度な負担を掛けることなく、良好な操作性により湾曲部を湾曲操作することができる内視鏡を提供することを目的とする。
本発明の一態様による内視鏡は、長手方向に沿って被検体内に挿入される挿入部と、前記挿入部の先端側に設けられた湾曲部と、前記挿入部の基端側に連設された操作部に入力される操作力により前記長手方向に進退移動し、前記操作力を、前記湾曲部を湾曲動作させる力として前記湾曲部に伝達する長尺部材と、前記挿入部内に挿通された内蔵物と、前記長尺部材と前記内蔵物との間に設けられ、前記長尺部材が前記長手方向に進退移動するときの前記操作力の一部を、前記内蔵物を前記長手方向に移動させる力として伝達する操作力伝達機構と、を有するものである。
本発明の内視鏡によれば、内蔵物に対して過度な負担を掛けることなく、良好な操作性により湾曲部を湾曲操作することができる。
内視鏡の概略構成図 先端部及び湾曲部における各種内蔵物の配置を示す説明図 非湾曲操作時における湾曲操作機構及び操作力伝達機構の概略構成図 湾曲操作時における湾曲操作機構及び操作力伝達機構の概略構成図 非湾曲操作時における操作力伝達機構の斜視図 湾曲操作時における動作力伝達機構の斜視図 湾曲部の湾曲時における処置具チャンネルの挙動を示す説明図 第1の変形例に係り、操作力伝達機構の斜視図 第2の変形例に係り、湾曲部内における処置具チャンネルの配置を示す説明図 同上、操作力伝達機構の斜視図 第3の変形例に係り、湾曲部内における処置具チャンネルの配置を示す説明図 同上、操作力伝達機構の斜視図 第4の変形例に係り、操作力伝達機構の平面図 第5の変形例に係り、非湾曲操作時における操作力伝達機構の平面図 同上、湾曲操作時における操作力伝達機構の平面図 第6の変形例に係り、操作力伝達機構の平面図 第7の変形例に係り、操作力伝達機構の平面図 同上、操作力伝達機構の斜視図 第8の変形例に係り、操作力伝達機構の平面図 第9の変形例に係り、湾曲部の湾曲時における処置具チャンネルの挙動を示す説明図 同上、操作力伝達機構の斜視図
以下、図面を参照して本発明の形態を説明する。図1乃至図7は、本発明の実施形態に係り、図1は内視鏡の概略構成図である。
図1に示すように、内視鏡1は、被検体である例えば体腔内に挿入される細長形状の挿入部2と、挿入部2の基端側に連設されて操作者が把持し操作するための操作部3と、操作部3の一側面から延出されたユニバーサルコード4と、ユニバーサルコード4の延出端部に設けられたコネクタ5と、を有して構成されている。
挿入部2は、先端側から順に、硬質の先端部10と、例えば4方向に湾曲する湾曲部11と、可撓性を有する可撓管部12と、が連設されて要部が構成されている。
例えば、図2に示すように、先端部10の先端面には、後述する撮像ユニット15の最先端に配置される観察レンズ15aと、ここでは2つの照明レンズ16aと、主に観察レンズ15aに向かって送気または送水するための洗浄ノズル17aと、処置具チャンネル口18aと、が配設されている。
また、先端部10の内部には、上述の撮像ユニット15と、照明レンズ16aに照明光を供給するためのライトガイドファイバ16と、洗浄ノズル17aに接続される送気送水管路17と、処置具チャンネル口18aに接続される、可撓性又は弾性を有する樹脂等のチューブを含む処置具チャンネル18と、が保持されている。
撮像ユニット15は、CCDまたはCMOS等の撮像素子と、電機部品を実装した電気基板と、を有して構成されている(何れも図示せず)。また、撮像ユニット15の基端側からは、電気基板と電気的に接続する信号ケーブル15bが延出されている。
ここで、各種内蔵物を先端部10の内部に効率よく配置するため、例えば、図2に示すように、先端部10の内部において、太径をなす撮像ユニット15と処置具チャンネル18とが上下方向に並んで配置され、これら撮像ユニット15と処置具チャンネル18の左右側方部に、ライトガイドファイバ16と送気送水管路17とが配置されている。
また、撮像ユニット15から延出する信号ケーブル15b、ライトガイドファイバ16、送気送水管路17、及び、処置具チャンネル18は、挿入部2の内部に挿通される内蔵物として、湾曲部11及び可撓管部12の内部を経て、操作部3の内部に延出されている。
さらに、信号ケーブル15b、ライトガイドファイバ16、及び、送気送水管路17は、挿入部2、操作部3、及び、ユニバーサルコード4の内部を経て、コネクタ5まで延出されている。
この場合、撮像ユニット15と処置具チャンネル18とが先端部10の内部において上下に並んで配置された本実施形態では、湾曲部11の内部において最も太径をなす内蔵物である処置具チャンネル18は、湾曲部11の内部の下側に配置されることとなる。
なお、本実施形態において、挿入部2における上下方向及び左右方向は、撮像ユニット15によって撮影される画像の上下方向及び左右方向に対応付けて便宜的に定義されるものである。
湾曲部11は、複数の湾曲駒11aを有し(図3,4参照)、これらの湾曲駒11aが回動自在に連結されることにより、複数方向、以下一例として上下方向及び左右方向の4方向に湾曲することが可能となっている。なお、図3,4においては、説明を簡略化するため、湾曲部11を上下方向に湾曲させるための構成を中心に図示し、湾曲部11を左右方向に湾曲させる構成については適宜図示を省略している。
操作部3の先端側には、処置具チャンネル18の基端側に連通する処置具導入口20が設けられている。
具体的に説明すると、例えば、図3,4に示すように、操作部3の内部には、管路を三方向に分岐させる管路分岐部材19が固定されている。この管路分岐部材19は、例えば、第1〜第3の分岐管部19a〜19cを備えた三方管によって構成されている。第1の分岐管部19aは、操作部3の外部に突出され、この第1の分岐管部19aの突出端には処置具導入口20が形成されている。また、第2の分岐管部19bには処置具チャンネル18の基端側が連通され、第3の分岐管部19cには後述する吸引ボタン22bに接続する吸引管が接続されている。
ここで、本実施形態の処置具チャンネル18は、内視鏡1の組立時における長さ調整等の作業性等を向上するため、操作部3の内部において、挿入部2側から延在する第1のチャンネル部18aと、第2の分岐管部19bに接続する第2のチャンネル部18bと、に分割されている。そして、これら第1のチャンネル部18aの基端と第2のチャンネル部18bの先端は、テーパ管等によって構成されたチャンネルジョイント18cを介して接続されている。
操作部3の基端側には、各種の操作部として、例えば、ビデオプロセッサ等の周辺機器を遠隔操作するための複数の電気的なスイッチ21、送気送水ボタン22a、及び、吸引ボタン22bが設けられている。
さらに、操作部3の基端側には、上下用湾曲操作ノブ26ud及び左右用湾曲操作ノブ26lrが、重畳した状態にて、回動自在に配設されている。
これら上下用湾曲操作ノブ26ud及び左右用湾曲操作ノブ26lrは、使用者等が操作入力を行ための操作部として機能するものであり、湾曲部11を湾曲操作するための湾曲操作機構25を構成する。
この湾曲操作機構25は、例えば、図3〜図6に示すように、挿入部2の内部に挿通された一対の上下用湾曲操作ワイヤである第1,第2の湾曲操作ワイヤ27a,27bを上下用湾曲操作ノブ26udに連動して進退移動(牽引或いは弛緩)させることにより湾曲部11の上下方向への湾曲動作を実現するとともに、挿入部2の内部に挿通された一対の左右用湾曲操作ワイヤである第2,第4の湾曲操作ワイヤ27c、27dを左右用湾曲操作ノブ26lrに連動して進退移動(牽引或いは弛緩)させることにより湾曲部11の左右方向への湾曲動作を実現する。
このため、本実施形態の湾曲操作機構25は、操作部3の内部に、上下用湾曲操作ノブ26udと一体回転する上下用スプロケット30udと、左右用湾曲操作ノブ26lrと一体回転する左右用スプロケット30lrと、を有する。
また、操作部3の内部において、上下用スプロケット30udには、上下用チェーン31udが巻き掛けられている。
上下用チェーン31udの一端は、第1の湾曲操作ワイヤ27aの基端に、接続具としての第1のターンバックル32aを介して接続されている。また、上下用チェーン31udの他端は、第2の湾曲操作ワイヤ27bの基端に、接続具としての第2のターンバックル32bを介して接続されている。
これにより、本実施形態において、上下用チェーン31udの一端側の領域と第1の湾曲操作ワイヤ27a、及び、上下用チェーン31udの他端側の領域と第2の湾曲操作ワイヤ27bは、操作者によって上下用湾曲操作ノブ26udに入力された操作力によって操作部3及び挿入部2の内部を長手方向に進退移動する長尺部材をそれぞれ構成する。
そして、これら上下用チェーン31udの一端側の領域と第1の湾曲操作ワイヤ27a、及び、上下用チェーン31udの他端側の領域と第2の湾曲操作ワイヤ27bは、上下用湾曲操作ノブ26udに入力された操作力を、湾曲部11を上下方向に湾曲動作させる力として当該湾曲部11に伝達する。
同様に、操作部3の内部において、左右用スプロケット30lrには、左右用チェーン31lrが巻き掛けられている。
左右用チェーン31lrの一端は、第3の湾曲操作ワイヤ27cの基端に、接続具としての第3のターンバックル32cを介して接続されている。また、左右用チェーン31lrの他端は、第4の湾曲操作ワイヤ27dの基端に、接続具としての第4のターンバックル32dを介して接続されている。
これにより、本実施形態において、左右用チェーン31lrの一端側の領域と第3の湾曲操作ワイヤ27c、及び、左右用チェーン31lrの他端側の領域と第4の湾曲操作ワイヤ27dは、左右用湾曲操作ノブ26lrに入力された操作力によって操作部3及び挿入部2の内部を長手方向に進退移動する長尺部材をそれぞれ構成する。
そして、これら左右用チェーン31lrの一端側の領域と第3の湾曲操作ワイヤ27c、及び、左右用チェーン31lrの他端側の領域と第4の湾曲操作ワイヤ27dは、左右用湾曲操作ノブ26lrに入力された操作力を、湾曲部11を左右方向に湾曲動作させる力として当該湾曲部11に伝達する。
ここで、例えば、図3,5に示すように、第1〜第4のターンバックル32a〜32dは、湾曲部11に対する非湾曲操作時に、操作部3の長手方向の位置が互いに等しくなるように配置されている。さらに、第1〜第4のターンバックル32a〜32dは、湾曲部11に対する非湾曲操作時に、操作部3の長手方向の位置が、処置具チャンネル18に設けられたチャンネルジョイント18cと略等しくなるように配置されている。
なお、第1〜第4の湾曲ワイヤ27a〜27dは、主として可撓管部12の内部においては、第1〜第4のコイルチューブ33a〜33dに挿通された状態にて配置されている。これら第1〜第4のコイルチューブ33a〜33dの基端側は、操作部3の内部に固定されたコイル受34に保持されている。
例えば、図3〜図6に示すように、操作部3の内部において、湾曲操作機構25の近傍には、挿入部2から延出された内蔵物の一つである処置具チャンネル18が配設されている。
これら湾曲操作機構25と処置具チャンネル18との間には、上下用湾曲操作ノブ26ud或いは左右用湾曲操作ノブ26lrに対する操作入力がなされて第1〜第4の湾曲ワイヤ27a〜27dが長手方向に進退移動する際に、操作力の一部を、第1〜第4の湾曲ワイヤ27a〜27dのうちの少なくとも何れか1つから処置具チャンネル18に伝達するための操作力伝達機構45が設けられている。そして、処置具チャンネル18は、操作力伝達機構45を介して操作力の一部が伝達されることにより、挿入部2の内部を長手方向に移動することが可能となっている。
具体的に説明すると、操作力伝達機構45は、処置具チャンネル18のチャンネルジョイント18cに設けられた被係合部材46と、第1〜第4のターンバックル32a〜32dのうちの少なくとも何れか1つに設けられた係合部材47と、を有して構成されている。
被係合部材46は、操作部3の長手方向に直交する方向に延在する板状の部材によって構成されている。
また、係合部材47は、第1〜第4のターンバックル32a〜32dのうちの少なくとも何れか1つから突出する突起状の部材によって構成されている。
ここで、処置具チャンネル18が湾曲部11の内部の下側に配置された本実施形態においては、係合部材47は、第2のターンバックル32bに設けられている。
第2のターンバックル32bは、湾曲部11が上側に湾曲動作する際に挿入部2の長手方向に沿って進出移動する第2の湾曲操作ワイヤ27bを上下用チェーン31udに接続するための接続具である。この第2のターンバックル32b上において、係合部材47は、湾曲部11に対する非湾曲操作時に、被係合部材46の基端側において、当該被係合部材46に対して所定間隔離間する位置に設けられている。
このような構成において、係合部材47は、湾曲部11の上方向への湾曲が所定角度以上進んだ際に被係合部材46に係合され、処置具チャンネル18を長手方向の先端側へと進出移動させることが可能となっている。なお、このような進出移動を容易なものとするため、チャンネルジョイント18cよりも基端側に位置する第2のチャンネル部18bを第1のチャンネル部18aよりも軟性な材料で形成し、例えば、図3に示すように、非湾曲操作時に第2のチャンネル部18bに所定の撓みを持たせることが望ましい。
これにより、例えば、図7に示すように、湾曲部11の内部における処置具チャンネル18の配置方向と反対側の方向に湾曲部11が湾曲動作した場合にも、長手方向の先端側へと進出移動させられた長さ分の処置具チャンネル18により、挿入部2の内部における処置具チャンネル18の長さを十分に確保することができ、処置具チャンネル18が湾曲部11の湾曲方向内側に移動すること(図7中の一点鎖線参照)が防止されることになり、他の内蔵物である信号ケーブル15b、ライトガイドファイバ16、及び送気送水管路17等を、湾曲部11の湾曲方向内側に圧迫することが抑制できる。
なお、湾曲部11の湾曲状態が解除された際には、被係合部材46に対する係合部材47の係合状態が解かれ、処置具チャンネル18は、自己の弾性等による復元力によって元の位置まで退避される。
このような実施形態によれば、挿入部2の基端側に連設された操作部3の上下用湾曲操作ノブ26ud或いは左右用湾曲操作ノブ26lrに入力される操作力により長手方向に進退移動し、入力された操作力を、湾曲部11を湾曲動作させる力として湾曲部11に伝達する長尺部材(上下,左右用チェーン31ud,31lr及び第1〜第4の湾曲操作ワイヤ27a〜27d)の長手方向の中途と、内蔵物である処置具チャンネル18の中途との間に、長尺部材が長手方向に進退移動するときの操作力の一部を、処置具チャンネル18を長手方向に移動させる力として伝達する操作力伝達機構45を設けることにより、内蔵物に対して過度な負担を掛けることなく、良好な操作性により湾曲部を湾曲操作することができる。
すなわち、湾曲部11の湾曲状態に連動して処置具チャンネル18の中途を長手方向に移動させ、挿入部2の内部に挿通される処置具チャンネル18の長さを変化させることにより、処置具チャンネル18の長手方向への過剰な引張応力等の発生や、処置具チャンネル18が湾曲部11の湾曲方向の内側に移動して他の内蔵部を圧迫すること等を防止できる。従って、処置具チャンネル18の引張応力等の発生による湾曲操作時の操作性の変化を防止することができるとともに、処置具チャンネル18に発生する引張応力等の発生に起因した処置具チャンネル18の耐久性の低下や、処置具チャンネル18の湾曲方向内側への移動に起因した他の内蔵物の耐久性の低下等を防止することができる。
この場合において、操作力伝達機構45を操作部3の内部に設けることにより、細径をなす挿入部2の内部等に比べ、処置具チャンネル18を長手方向に移動させるための機構を容易に構築することができる。
また、第1の長尺部材である上下用チェーン31udと第2の長尺部材である第2の湾曲操作ワイヤ27bの境界部分を構成する硬質な第2のターンバックル32bに係合部材47を設けることにより、被係合部材46に対する操作力の伝達を的確に行うことができる。
また、第1の内蔵物である第1のチャンネル部18aと第2の内蔵物である第2のチャンネル部18bの境界部分を構成する硬質なチャンネルジョイント18cに被係合部材46を設けることにより、処置具チャンネル18に対する操作力の伝達を的確に行うことができる。
ここで、上述の実施形態においては、湾曲部11の内部における処置具チャンネル18のレイアウト上、最も処置具チャンネル18に負荷がかかる上方向への湾曲時にのみ処置具チャンネル18を長手方向に移動させる構成の一例について説明したが、例えば、図8に示すように、第1〜第4のターンバックル32a〜32dの全てに係合部材47をそれぞれ設け、湾曲部11の何れの湾曲方向への湾曲時においても処置具チャンネル18を長手方向に移動させる構成を採用することも可能である。
この場合、湾曲部11の非湾曲操作時における被係合部材46に対する各係合部材47の間隔を、互いに異なる間隔に設定することにより、湾曲部11の各湾曲方向への湾曲時における処置具チャンネル18の移動量を、当該処置具チャンネル18のレイアウト等に応じて最適化することができる。
また、例えば、図9,10に示すように、処置具チャンネル18が湾曲部11の内部における右下の領域(DR象現)に存在する場合には、湾曲部11が上側に湾曲動作する際に挿入部2の長手方向に沿って進出移動する第2のターンバックル32bと、湾曲部11が左側に湾曲動作する際に挿入部2の長手方向に沿って進出移動する第4のターンバックル32dと、にそれぞれ係合部材47を設けることも可能である。
また、例えば、図11,12に示すように、処置具チャンネル18が湾曲部11の内部における左下の領域(DL象現)に存在する場合には、湾曲部11が上側に湾曲動作する際に挿入部2の長手方向に沿って進出移動する第2のターンバックル32bと、湾曲部11が右側に湾曲動作する際に挿入部2の長手方向に沿って進出移動する第3のターンバックル32cと、にそれぞれ係合部材47を設けることも可能である。
また、例えば、図13に示すように、被係合部材46と係合部材47とを弾性体であるコイルスプリング48を介して係合させることも可能である。
また、例えば、図14,15に示すように、被係合部材46の係合部材47に対する非対向面にテーパ部46aを設けるとともに、係合部材47の被係合部材46に対する非対向面にテーパ部47aを設けることも可能である。
このように構成すれば、係合部材47を一方向の移動時にのみ被係合部材46と係合刺せることができ、また、仮に湾曲部11の湾曲時に係合部材47が被係合部材46を乗り越えた場合にも(図15参照)、湾曲状態が解除された際に、テーパ部46a,47aの作用により、係合部材47を元の位置まで容易に移動させることができる。なお、本変形例においては、被係合部材46のテーパ部46a或いは係合部材47のテーパ部47aのうちの何れか一方を省略することも可能である。
また、例えば、図16に示すように、被係合部材46と係合部材47とを、リンク機構49を介して係合させることも可能である。
ここで、本変形例のリンク機構49は、被係合部材46に揺動自在に支持された第1のアーム49aと、係合部材47に揺動自在に支持された第2のアーム49bと、操作部3に回動自在に軸支されるとともに第1,第2のアーム49a,49bの自由端側が揺動自在に連結された回転盤49cと、を有して構成されている。
なお、このような構成のリンク機構49を用いた場合、操作力の作用する方向が反転されるため、例えば、湾曲部11の上方向への湾曲動作に対応して処置具チャンネル18を長手方向の先端側へと移動させる場合、チャンネルジョイント18cと第1のターンバックル32aとを係合させることが必要となる。
また、例えば、図17,18に示すように、チャンネルジョイント18cと、第1〜第4のターンバックル32a〜32dのうちの何れか1つを一体的に連結する連結部材50を有して操作力伝達機構45を構成することも可能である。なお、図16,17においては、チャンネルジョイント18cと第2のターンバックル32bとが長手方向に一体的に進退移動するように連結した構成について例示している。
また、例えば、図19に示すように、チャンネルジョイント18cと、第1〜第4の湾曲操作ワイヤ27a〜27dのうちの何れか1つを一体的に連結する連結部材50を有して操作力伝達機構45を構成することも可能である。なお、図19においては、チャンネルジョイント18cと第2の湾曲操作ワイヤ27bとを連結した構成について例示している。
なお、以上の実施形態において、第1〜第4のターンバックル32a〜32dまたは第1〜第4の湾曲操作ワイヤ27a〜27dといった係合部材と、チャンネルジョイント18cといった被係合部材とが一体的に連結されている状態とは、例えば単一の部品によりなる部品で繋がるものに限定されず、複数の部品が1つに合わさって接続されてなる状態のように、係合部材と被係合部材とが分離していない状態になっていればよい。
さらに、図20に示すように、湾曲部11が湾曲動作することによって処置具チャンネル18が湾曲部11の湾曲方向外側に大きく移動すること(図20中の一点鎖線参照)で、他の内蔵物を、湾曲部11の湾曲方向外側に向けて圧迫することを抑制するために、図21のように、操作力伝達機構45は、係合部材47aおよび47bと、を有して構成されていてもよい。
具体的に説明すると、操作力伝達機構45は、処置具チャンネル18のチャンネルジョイント18cに設けられた被係合部材46と、第1〜第4のターンバックル32a〜32dのうちの少なくとも何れか1つに設けられた第1の係合部材47aと、第1の係合部材47aに対して被係合部材46の反対側に設けられた第2の係合部材47bとを有して構成されている。
また、第2の係合部材47bは、第1〜第4のターンバックル32a〜32dのうちの少なくとも何れか1つから突出する突起状の部材によって構成されている。第2の係合部材47bは、湾曲部11の上方向への湾曲(第1の係合部材47aと被係合部材46とが係合する方向とは反対方向)が所定角度以上進んだ際に被係合部材46に係合され、処置具チャンネル18を長手方向の基端側へと進出移動させることが可能となっている。なお、湾曲部11の湾曲状態が解除された際には、被係合部材46に対する第2の係合部材47bの係合状態が解かれ、処置具チャンネル18は、自己の弾性等による復元力によって元の位置まで退避される。
他の構成は、図5、6、8、10、12等に記載されたものと同様である。
さらに、上記と同様の効果を奏する他の実施形態としては、図13の弾性体による構成や、図16のリンク機構49を用いた実施形態において、長尺部材が逆方向に移動した場合に、前述の実施形態とは反対方向に処置具チャンネル18を移動させるようにする構成として実現してもよい。
なお、本発明は、以上説明した各実施形態に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であり、それらも本発明の技術的範囲内である。例えば、上述の実施形態と各変形例の構成を適宜組み合わせてもよいことは勿論である。
また、上述の実施形態においては、湾曲部が上下方向及び左右方向の4方向に湾曲する内視鏡を例に説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、湾曲部が上下方向或いは左右方向のいずれかのみに湾曲する内視鏡に対しても適用が可能である。
また、上述の実施形態等においては、処置具チャンネルを長手方向に移動させる構成を例に説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、他の内蔵物を挿入部の長手方向に移動させても良いことは勿論である。
1 … 内視鏡
2 … 挿入部
3 … 操作部
4 … ユニバーサルコード
5 … コネクタ
10 … 先端部
11 … 湾曲部
11a … 湾曲駒
12 … 可撓管部
15 … 撮像ユニット
15a … 観察レンズ
15b … 信号ケーブル
16 … ライトガイドファイバ
16a … 照明レンズ
17 … 送気送水管路
17a … 洗浄ノズル
18 … 処置具チャンネル
18a … 処置具チャンネル口
18a … 第1のチャンネル部
18b … 第2のチャンネル部
18c … チャンネルジョイント
19 … 管路分岐部材
19a … 第1の分岐管部
19b … 第2の分岐管部
19c … 第3の分岐管部
20 … 処置具導入口
21 … スイッチ
22a … 送気送水ボタン
22b … 吸引ボタン
25 … 湾曲操作機構
26lr … 左右用湾曲操作ノブ
26ud … 上下用湾曲操作ノブ
27a … 第1の湾曲操作ワイヤ
27b … 第2の湾曲操作ワイヤ
27c … 第3の湾曲操作ワイヤ
27d … 第4の湾曲操作ワイヤ
30lr … 左右用スプロケット
30ud … 上下用スプロケット
31lr … 左右用チェーン
31ud … 上下用チェーン
32a … 第1のターンバックル
32b … 第2のターンバックル
32c … 第3のターンバックル
32d … 第4のターンバックル
34 … コイル受
45 … 操作力伝達機構
46 … 被係合部材
46a … テーパ部
47 … 係合部材
47a … テーパ部
48 … コイルスプリング
49 … リンク機構
49a … 第1のアーム
49b … 第2のアーム
49c … 回転盤
50 … 連結部材

Claims (13)

  1. 長手方向に沿って被検体内に挿入される挿入部と、
    前記挿入部の先端側に設けられた湾曲部と、
    前記挿入部の基端側に連設された操作部に入力される操作力により前記長手方向に進退移動し、前記操作力を、前記湾曲部を湾曲動作させる力として前記湾曲部に伝達する長尺部材と、
    前記挿入部内に挿通された内蔵物と、
    前記長尺部材と前記内蔵物との間に設けられ、前記長尺部材が前記長手方向に進退移動するときの前記操作力の一部を、前記内蔵物を前記長手方向に移動させる力として伝達する操作力伝達機構と、
    を有することを特徴とする内視鏡。
  2. 前記操作力伝達機構は、前記操作部の内部に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡。
  3. 前記操作力伝達機構は、前記長尺部材に設けられた係合部材と、前記内蔵物に設けられ前記係合部材が係合可能な被係合部材と、を有することを特徴とする請求項1に記載の内視鏡。
  4. 前記長尺部材は、前記長手方向に第1の長尺部材と第2の長尺部材とを有して構成され、
    前記係合部材は前記第1の長尺部材と前記第2の長尺部材との境界部分に配置されることを特徴とする請求項3に記載の内視鏡。
  5. 前記内蔵物は、前記長手方向に第1の内蔵物と第2の内蔵物とを有して構成され、
    前記被係合部材前記第1の内蔵物と前記第2の内蔵物との境界部分に配置されることを特徴とする請求項3に記載の内視鏡。
  6. 操作力伝達機構は、前記長尺部材と前記内蔵物とが前記長手方向に一体的に進退移動するように、前記長尺部材と前記内蔵物とを一体的に連結する連結部材を有することを特徴とする請求項1に記載の内視鏡。
  7. 前記係合部材と前記被係合部材とは弾性体またはリンク機構を介して一体的に接続されていることを特徴とする請求項3に記載の内視鏡。
  8. 前記係合部材と前記被係合部材とは、前記長尺部材と前記内蔵物とが前記長手方向における所定の範囲に位置したとき、係合することを特徴とする請求項3に記載の内視鏡。
  9. 前記係合部材或いは前記被係合部材のうちの少なくともいずれか一方にはテーパ部が設けられ、
    前記長尺部材が前記長手方向に前記進退移動する向きのうちいずれかのみ、前記係合部材と前記被係合部材とが係合するように構成されることを特徴とする請求項8に記載の内視鏡。
  10. 前記操作力伝達機構は、前記湾曲部が所定の方向に湾曲したとき、前記内蔵物が前記挿入部の基端側から先端側に移動するよう、前記挿入部の長手方向に移動させることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡。
  11. 前記湾曲部は、4つの前記長尺部材の進退移動に伴って湾曲することにより前記挿入部の先端の向きを、第1および第2の方向、又は第3及び第4の方向に変え、
    前記係合部材は、
    前記第1の方向に湾曲する前記長尺部材に接続した前記係合部材、或いは、前記第3の方向に湾曲する前記長尺部材に接続した前記係合部材のうちいずれか1つと、
    前記第2の方向に湾曲する前記長尺部材に接続した前記係合部材、或いは、前記第4の方向に湾曲する前記長尺部材に接続した前記係合部材のうちいずれか1つと、
    をそれぞれ有することを特徴とする請求項3に記載の内視鏡。
  12. 前記内蔵物は、可撓性又は弾性を有するチューブを含む処置具チャンネルであることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡。
  13. 前記操作力伝達機構は、前記湾曲部が他の所定の方向に湾曲したとき、前記内蔵物が前記挿入部の先端側から基端側に移動するよう、前記挿入部の長手方向に移動させることを特徴とする請求項10に記載の内視鏡。
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