JP2020129204A - 通信装置およびその制御方法ならびにプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】クライアント機能を用いる通信とサーバ機能を用いる通信とを並行して実行する場合に、接続状態の把握を容易にすることが可能な通信装置を提供する。【解決手段】本発明に係る通信装置は、外部機器と通信するための通信手段と、通信手段を用いる通信において、通信装置がクライアントとして動作する第1の通信と、通信装置がサーバとして動作する第2の通信とを制御する制御手段と、を有し、制御手段は、第1の通信と第2の通信とを並行して制御するためにそれぞれの通信の接続動作を実行する場合、第1の通信の接続動作を終了するタイミングと、第2の通信の接続動作を終了するタイミングとを一致させる。【選択図】図4

Description

本発明は、通信装置およびその制御方法ならびにプログラムに関する。
近年、無線通信機能を内蔵したデジタルカメラ等の撮像装置が普及しつつある。無線通信機能を内蔵した撮像装置は、クライアント機能を動作させることによって、撮像装置で撮影した画像データを指定した外部機器へ送信する機能を実現することができる。或いは、撮像装置がサーバ機能を動作させることによって、スマートフォンなどの外部機器からの遠隔操作を受け付けて撮影や画像閲覧を行う機能を実現することができる。
このようなサーバ機能やクライアント機能を用いる個々のユースケースに対し、サーバ機能とクライアント機能とを用いるそれぞれのユースケースを組み合わせた、新たなユースケースの実現が期待されている。例えば、遠隔操作によって撮影や画像閲覧を行うユースケースと、撮影または閲覧した画像データを外部機器へ送信するユースケースとを同時に実現すれば、利便性の高い遠隔操作を提供することができる。
サーバ機能とクライアント機能とを用いて通信を行う技術として、相手装置との通信形態に応じて、クライアント機能及びサーバ機能の両方を用いて相手装置と通信する通信方法と、いずれか一方の機能を使用して相手装置と通信する通信方法とを選択する技術が知られている(特許文献1)。
特開2005−26971号公報
クライアント機能とサーバ機能を並行して動作させるためには、クライアント機能では自機から外部機器に対して通信接続を試行しながら、サーバ機能では外部機器からの通信を待機する必要がある。このようにサーバ機能とクライアント機能とはそれぞれ接続方法が異なるため、各通信を開始するまでの接続タイムアウトや再接続回数等を考慮しなければ、別個に接続エラーが発生し装置の状態を把握し難くなる場合がある。また、一部の処理のみが実行されて意図しない処理が発生するおそれがある。特許文献1では、クライアント機能とサーバ機能を並行して動作させる場合の接続動作の制御については考慮されていなかった。
本発明は、上記課題に鑑みてなされ、その目的は、クライアント機能を用いる通信とサーバ機能を用いる通信とを並行して実行する場合に、接続状態の把握を容易にすることが可能な技術を提供することである。
この課題を解決するため、例えば本発明の通信装置は以下の構成を備える。すなわち、通信装置であって、外部機器と通信するための通信手段と、前記通信手段を用いる通信において、前記通信装置がクライアントとして動作する第1の通信と、前記通信装置がサーバとして動作する第2の通信とを制御する制御手段と、を有し、前記制御手段は、前記第1の通信と前記第2の通信とを並行して制御するためにそれぞれの通信の接続動作を実行する場合、前記第1の通信の接続動作を終了するタイミングと、前記第2の通信の接続動作を終了するタイミングとを一致させる、ことを特徴とする。
本発明によれば、クライアント機能を用いる通信とサーバ機能を用いる通信とを並行して実行する場合に、接続状態の把握を容易にすることが可能になる。
本実施形態に係る通信装置の一例としてのデジタルカメラの機能構成例を示すブロック図 本実施形態のデジタルカメラにおいて保持される接続用情報の一例を説明するための図 本実施形態の接続動作を説明するための図 本実施形態の通信接続処理の一連の動作を示すフローチャート
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。尚、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
以下では通信装置の一例として、サーバ機能とクライアント機能とを並行して実行可能なデジタルカメラを用いる例を説明する。しかし、本実施形態は、デジタルカメラに限らず、サーバ機能とクライアント機能とを並行して実行可能な他の機器にも適用可能である。これらの機器には、例えばパーソナルコンピュータ、スマートフォンを含む携帯電話機、ゲーム機、タブレット端末、時計型や眼鏡型の情報端末、医療機器、車載用システムの機器などが含まれてよい。
(デジタルカメラ100の構成)
図1は、本実施形態の通信装置の一例としてデジタルカメラ100の機能構成例を示すブロック図である。なお、図1に示す機能ブロックの1つ以上は、ASICやプログラマブルロジックアレイ(PLA)などのハードウェアによって実現されてもよいし、CPUやMPU等のプログラマブルプロセッサがソフトウェアを実行することによって実現されてもよい。また、ソフトウェアとハードウェアの組み合わせによって実現されてもよい。また、1つの機能ブロックが動作する代わりに、複数の機能ブロックが処理を分担してもよいし、複数の機能ブロックが処理を実行する代わりに1つの機能ブロックが処理を実行してもよい。
制御部101は、例えばCPUあるいはGPUなどの演算回路を含み、不揮発性メモリ103に記憶されているプログラムを作業用メモリ103に展開し、実行することによりデジタルカメラ100全体の動作を制御する。例えば、制御部101は、撮像部102や通信部109、操作部105などから入力された信号に応じて、撮像処理やデータの送受信、或いは操作に応じたユーザインタフェースの表示などを行うことができる。
撮像部102は、撮像部102に含まれるレンズで結像された被写体光を電気信号に変換する撮像素子を含み、撮像素子から出力された信号に対してノイズ低減処理などを行って、デジタルデータを画像データとして出力する。撮像された画像データは、バッファメモリに蓄えられた後、制御部101による所定の演算が施されたうえで記録媒体107に記録される。
不揮発性メモリ103は、電気的に消去・記録可能な不揮発性のメモリであり、制御部101で実行される後述のプログラム等が格納される。作業用メモリ104は、例えば半導体メモリ等で構成される揮発性メモリである。作業用メモリ104は撮像部102で撮像された画像データを一時的に保持するバッファメモリや、表示部106の画像表示用メモリ、或いは制御部101の作業領域等として使用される。
操作部105は、ユーザからのデジタルカメラ100に対する操作指示を受け付けるために用いられる操作部材である。操作部105は、例えば、ユーザがデジタルカメラ100の電源のON/OFFを指示するための電源ボタンや、撮影を指示するためのレリーズスイッチ、画像データの再生を指示するための再生ボタンなどを含む。また、表示部106に形成されるタッチパネルも操作部105に含まれる。なお、レリーズスイッチは、SW1およびSW2を有する。レリーズスイッチが、いわゆる半押し状態となることにより、SW1がONとなる。これにより、操作部105はAF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、AWB(オートホワイトバランス)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理等の撮影準備を行うための指示を受け付ける。また、レリーズスイッチが、いわゆる全押し状態となることにより、SW2がONとなる。これにより、操作部105は撮影を行うための指示を受け付ける。
表示部106は、例えば液晶パネルまたは有機ELパネルから構成される表示装置であり、撮影の際のビューファインダ画像の表示、撮影した画像データの表示、対話的な操作画面のための文字表示などを行う。なお、表示部106は必ずしもデジタルカメラ100が内蔵する必要はない。デジタルカメラ100は内部又は外部の表示部106と接続することができ、表示部106の表示を制御する表示制御機能を少なくとも有していればよい。
記録媒体107は、例えば半導体メモリやハードディスク等で構成され、例えば撮像部102から出力された画像データを記録する。記録媒体107は、デジタルカメラ100に着脱可能なように構成されてもよいし、デジタルカメラ100に内蔵されていてもよい。すなわち、デジタルカメラ100は少なくとも記録媒体107にアクセスする手段を有していればよい。
接続部108は、外付け無線LAN機器(単に外付けWFTともいう)と接続するためのインターフェースである。本実施形態のデジタルカメラ100は、接続部108を介して、外部機器とデータのやりとりを行うことができる。なお、本実施形態では、接続部108は外部機器と無線LANで通信するためのインターフェースを含む。制御部101は、接続部108を制御することで外部機器との無線通信を実現する。なお、通信方式は無線LANに限定されるものではない。
通信部109はデジタルカメラ100の本体に内蔵されている通信部である。制御部101は、接続部109を制御することで外部機器との通信を実現する。通信方式は例えば無線LAN及び有線LANを含むが、これに限定されるものではない。
なお、本実施形態におけるデジタルカメラ100は、無線LANのインフラストラクチャモードにおけるスレーブ装置として動作することが可能である。スレーブ装置として動作する場合、周辺のアクセスポイント(単にAPともいう)に接続することで、APが形成するネットワークに参加することが可能である。また、本実施形態におけるデジタルカメラ100は、APの一種ではあるが、より機能が限定された簡易的なAP(単に簡易APともいう)として動作することも可能である。なお、本実施形態におけるAPは中継装置の一例として動作する。デジタルカメラ100が簡易APとして動作すると、デジタルカメラ100は自身でネットワークを形成する。デジタルカメラ100の周辺の装置は、デジタルカメラ100をAPと認識し、デジタルカメラ100が形成したネットワークに参加することが可能となる。なお、このような通信部109の通信機能の動作は不揮発性メモリ103に格納されたプログラムを制御部101が実行することにより実現される。
なお、本実施形態におけるデジタルカメラ100はAPの一種として動作するものの、スレーブ装置から受信したデータをインターネットプロバイダなどに転送するゲートウェイ機能は有していない簡易APである。したがって、自機が形成したネットワークに参加している他の装置からデータを受信しても、それをインターネットなどのネットワークに転送することはできない。なお、他の実施形態として、デジタルカメラ100にゲートウェイ機能を持たせることも可能である。
(履歴情報に格納される接続用情報の例)
次に、図2を参照して、本実施形態に係るデジタルカメラ100の履歴情報に格納される接続用情報の例について説明する。デジタルカメラ100は、外部機器と接続する場合にまずネットワークに参加し(ここでは自機が簡易APとしてネットワークを形成する場合も含む)、その後、外部機器との接続を確立する。このとき、デジタルカメラ100は、接続用情報(ネットワークの情報と接続する外部機器の情報)を履歴情報として記録し、管理する。履歴情報には、例えば、接続機器情報200と、ネットワーク参加パラメータ210と、ネットワーク形成パラメータ220と、接続設定関連情報230とが記録される。
接続機器情報200は、デジタルカメラ100がネットワークを介して過去に接続したことのある外部機器を管理するための情報の一例を示している。接続機器情報200は、個々の接続機器ごとに付与される「接続機器情報番号」と、「機器種別」、「登録名」、「UUID」、「閲覧許可設定」、および「ネットワーク形成パラメータ番号」を含む。また、デジタルカメラ100がクライアントとして所定のサーバ(図2の例ではFTPサーバ)と通信を行うための情報として「FTPサーバーアドレス」、「FTPログイン名」、「FTPパスワード」、および「ファイルの上書き」を含む。なお、FTPサーバに限らずWebサーバなどの他のサーバの情報を有してよい。
図2に示す「登録名」は、ユーザが設定可能な接続機器名であり、ユーザが接続機器を識別できるように自由に変更することができる。「機器種別」、「登録名」、「UUID」は必ずしも別個の情報でなくてもよく、例えば機器種別と登録名とを一意な文字列を連結した1つのIDでこれらの情報を特定できるようにしてもよい。
「FTPサーバーアドレス」はデジタルカメラ100がFTPクライアントモードを有している場合、その接続先であるFTPサーバのアドレスとなる。「FTPログイン名」と「FTPパスワード」も同様にFTP転送を行う際、FTPサーバにログインするためのログイン名とパスワードである。「ファイルの上書き」はFTP転送を行う際にデジタルカメラ100で撮影された画像データに対するファイル名でFTPサーバに転送をする際、FTPサーバ側に同一のファイル名があった場合に上書きをするか/しないかを示す。上書きをしない場合は、ファイル名に_1などを付加して転送を行う。「ネットワーク形成パラメータ番号」は、ネットワーク形成パラメータ220のうち、どのパラメータを用いてネットワークを形成したかを示す。
接続機器情報200は、例えばN個分の機器の情報を記憶することができ、それ以上記憶させるためには既に記憶されている接続機器情報200を削除する必要がある。なお、デジタルカメラ100は、接続機器情報200を、ユーザからの操作により削除してもよい。また、デジタルカメラ100は、N個記憶している状態で新たに記憶しようとした際に、「接続順」を参照して番号が一番小さい接続機器情報200を削除するようにしてもよい。
ネットワーク参加パラメータ210は、デジタルカメラ100が過去に参加したことのある、外部APなどが形成したネットワークを管理するための情報である。ネットワーク参加パラメータ210には、例えば無線ネットワークへの接続に関する「ネットワーク参加パラメータ番号」、「接続形態」、「接続順」、「ESSID」、「認証方式」、「暗号種別」、「暗号鍵」および「チャネル」が含まれる。また、ネットワーク参加パラメータ210には、「IPアドレス取得方法」および「DNS取得方法」が含まれる。
「接続順」とはデジタルカメラ100がネットワーク参加パラメータ210に記憶している無線ネットワークに対し、過去に参加した順番であり、番号が大きいほうが最近参加したことを示す。図2に示すネットワーク参加パラメータ210の例は、M個分のネットワークの情報を記憶できるようにしており、それ以上記憶させるためには既に記憶されているネットワーク参加パラメータ210を削除する必要がある。このため、デジタルカメラ100は、ネットワーク参加パラメータ210をユーザ操作により削除してもよい。もしくは、M個分のネットワークの情報を記憶している状態で新たに記憶しようとした際に、「接続順」を参照して番号が一番小さいネットワーク参加パラメータ210を削除してもよい。なお、自機が簡易APとしてネットワークを形成した場合、その情報はネットワーク参加パラメータ210とは識別可能な情報として、以下に説明するネットワーク形成パラメータ220で管理される。
ネットワーク形成パラメータ220は、デジタルカメラ100が簡易APとして形成したネットワークの情報を管理するものである。ネットワーク形成パラメータ220には、個々のネットワーク形成パラメータに付与される「ネットワーク生成パラメータ番号」と、「ESSID」、「暗号鍵」が記憶されている。ネットワーク形成パラメータ220に認証方式、暗号種別、チャネル、IPアドレス取得方法、DNS取得方法などを記憶してもよいが、デジタルカメラ100が生成するネットワークの全てに共通の項目は必ずしも記憶しなくともよい。また、ネットワーク形成パラメータ220は、接続機器情報200と同数のN個分のネットワークの情報を記憶できるようにしている。接続機器情報200が削除された場合、関連付けられているネットワーク形成パラメータ220を削除することにより、ネットワーク形成パラメータ220がN個より多く記憶することがなくなる。
接続設定関連情報230は、接続機器情報200とネットワーク参加パラメータ210もしくはネットワーク形成パラメータ220の組み合わせを関連付けた管理テーブルである。接続設定管理情報の行231に示す「SET1」は、接続機器情報200の接続機器情報番号が「2」と「4」である列202と列204と、ネットワーク参加パラメータ210のネットワーク参加パラメータ番号が「1」である列211とを関連付けている。これは、列202に示す、デジタルカメラ100がサーバとして動作するHTTPの接続処理と、列204に示す、デジタルカメラ100がクライアントとして動作するFTPの接続処理とを同時に開始することを意味する。このとき、デジタルカメラ100が通信を行う際の通信路として、ネットワーク参加パラメータ210の列211を使用して通信路を確立する。なお、デジタルカメラ100は、例えば接続設定関連情報230を構成する各情報を最大でJ個分まで記憶することができる。行232および行233を用いる例については後述する。なお、図2に示すサーバは一例であり、HTTPプロトコルのほか、PTPプロトコルなどの他の通信プロトコルを用いるサーバとして動作するようにしてもよい。
なお、上述の履歴情報は、制御部101が不揮発性メモリ103から作業用メモリ104に展開して使用することができる。以降の説明では履歴情報が作業用メモリ104に展開され、制御部101が使用可能になっているものとして説明する。
(デジタルカメラにおける接続動作例)
次に、デジタルカメラ100における接続動作例について、図3を参照して説明する。本実施形態のデジタルカメラ100は、単一の通信プロトコルを用いた通信を行うための接続動作と、複数の通信プロトコルを用いた通信を並行して行うための接続動作とを制御することができる。特に、デジタルカメラ100がクライアントとして動作する通信と、デジタルカメラ100がサーバとして動作する通信とを並行して制御して複数機能の同時動作を実現する場合、各通信の接続動作を終了するタイミングを一致させる。すなわち、一方の通信が早く接続エラーになることを防止して、ユーザにとって接続エラーを認識し易いものにすることができる。例えば、一度の通知で、ユーザに対して複数の接続動作の接続エラーを通知できるようになる。また、複数の通信を並行して同時動作を実現する場合に各通信が個別に接続動作を終了すると、いずれかの通信を用いた処理のみが実行されて意図しない処理が発生するおそれがあるが、これを低減することができる。制御部101は、単体プロトコル接続動作300または、複数プロトコル接続動作310或いは320を参照することにより、どのプロトコル(或いはどの組み合わせ)において、どのような接続動作用のパラメメータを用いるかを特定することができる。制御部101は、各通信の接続動作を終了するタイミングを、接続動作において接続試行を行う期間や接続待機を行う期間などの接続動作用のパラメータに基づいて決定することができる。なお、本実施形態の説明において、各通信の接続動作を終了させるタイミングを一致させるという制御における「一致」とは、接続動作が終了する時刻が完全に同一である場合に限定されず、一定の時間的なずれがあってもよい。つまり、本発明の効果を得ることができるように、接続エラーが発生する頻度などを考慮して、それぞれの終了タイミングの間に所定の時間幅をもたせて設定することが可能である。
単体プロトコル接続動作300は、デジタルカメラ100が所定のプロトコルを単体で動作する際の接続動作を表している。例えばクライアントモード1の単体プロトコル接続動作301では、接続タイムアウト時間が10秒に設定される。これはクライアントとして接続を行う際に1回の接続タイムアウトを10秒とすることを表している。またクライアントによる接続の試行回数(単にクライアント再接続回数ともいう)は6回に設定される。これは10秒の間に接続が完了しない場合、同様の接続処理を行い、合計で6回の接続処理を試みることを表している。つまり何等かの原因で接続ができない状況になっている場合、クライアントモード1の単体プロトコル接続動作301では、10×6=60秒でエラーとなって接続動作を終了することを表す。すなわち、この通信において接続試行を行う期間は60秒である。
また、クライアントモード2の単体プロトコル接続動作302は接続タイムアウト時間が30秒に設定される。これはクライアントとして接続を行う際に1回の接続タイムアウトを30秒とすることを表している。またクライアント再接続回数は0回に設定される。つまり何等かの原因で接続ができない状況になっている場合、クライアントモード1の単体プロトコル接続動作302では、再接続処理を行わないため30秒でエラーとなって接続動作を終了することを表す。すなわち、この通信において接続試行を行う期間は30秒である。
一方、サーバモード1の単体プロトコル接続動作303は接続タイムアウト時間が180秒に設定される。これはサーバとしてクライアントからの接続を待つ際に1回の接続タイムアウトを180秒とすることを表している。サーバとしての再接続回数はない。つまりクライアントからの接続がない場合、サーバモード1の単体プロトコル接続動作303では、180秒でエラーとなって接続動作を終了することを表す。すなわち、この通信において接続待機を行う期間は180秒である。
また、サーバモード2の単体プロトコル接続動作304は接続タイムアウト時間が無制限に設定される。これはサーバとしてクライアントからの接続を待つ際に1回の接続タイムアウトを無制限とすることを表している。サーバとしての再接続回数はない。つまりクライアントからの接続がない場合、サーバモード1の単体プロトコル接続動作304では、タイムアウトしない(接続動作を終了しない)ことを表す。この場合、制御部101は、この通信において接続待機を行う期間を設定可能な最大値としてもよい。
次に、複数プロトコル接続動作310について説明する。複数プロトコル接続動作310はデジタルカメラ100がクライアントモードとサーバモードの通信を組み合わせでプロトコルを並列して同時に動作させる場合の接続動作を表している。
クライアントモード1+サーバモード1の組み合わせにおける接続動作311では、クライアントモード1の接続タイムアウト時間が10秒に設定され、サーバモード1の接続タイムアウト時間が180秒に設定される。これはクライアントとして接続を行う際に1回の接続タイムアウトを10秒とすることを表す。また、サーバとしてクライアントからの接続を待つ際に1回の接続タイムアウトを180秒とする(接続待機を行う期間を180秒とする)ことを表す。またクライアント再接続回数は18回に設定される。これは10秒の間に接続が完了しない場合、同様の接続処理を行い、合計で18回接続処理を試みる(接続試行を行う期間は180秒とする)ことを表している。すなわち、デジタルカメラ100がサーバとして接続する通信の接続動作を終了するタイミングとクライアントとして接続する通信の接続動作を終了するタイミングとを一致させている。
上述の単体プロトコル接続動作301では、クライアント1のクライアント再接続回数が6回であり、サーバモード1は接続タイムアウト時間が180秒であるため、接続動作を終了するタイミングは一致していない。このため、制御部101は、複数プロトコル接続動作では、例えば、接続動作を終了するまでの時間長の長い方にタイムアウトのタイミングを合わせる。すなわち、列311に示す例では、クライアント1のクライアント再接続回数を(6回から)18回に変更している。つまり何等かの原因で接続ができない状況になっている場合、プロトコル接続動作311では接続試行を行う期間は10×18=180秒となり、この期間の経過後にエラーとなって接続動作を終了する。一方、クライアントからの接続がない場合、プロトコル接続動作311において接続待機を行う期間は180秒であり、この期間の経過後はエラーとなって接続動作を終了する。
なお、クライアントモード2+サーバモード1の組み合わせでの接続動作312や、クライアントモード1+サーバモード2の組み合わせでの接続動作313についても同様に、各通信の接続動作を終了するタイミングが一致するように各期間が調整される。クライアントモード2+サーバモード2の組み合わせでの接続動作314についても同様である。
次に、複数プロトコル接続動作320について説明する。複数プロトコル接続動作320におけるタイミングの制御は、複数プロトコル接続動作320と概ね同様である。複数プロトコル接続動作310との違いはタイムアウトを長い方に合わせるのではなく短い方に合わせることである。
クライアントモード1+サーバモード1の組み合わせでの接続動作321はクライアントモード1の接続タイムアウト時間が10秒に設定され、サーバモード1の接続タイムアウト時間が60秒に設定される。これはクライアントとして接続を行う際に1回の接続タイムアウトを10秒とすることを表し、サーバとしてクライアントからの接続を待つ際に1回の接続タイムアウトを60秒とすることを表している。またクライアント再接続回数は6回に設定される。これは10秒の間に接続が完了しない場合、同様の接続処理を行い、合計で6回の接続を試行することを表す。サーバモード1の単体プロトコル接続動作303の接続タイムアウト時間が180秒となっているのに対し、サーバモード1の単体プロトコル接続動作303の合計接続タイムアウト時間は60秒に設定される。すなわち、接続待機を行う期間は短い期間に合わせて60秒に変更される。つまり何等かの原因で接続ができない状況になっている場合、プロトコル接続動作321のクライアントモード1では10×6=60秒で接続動作を終了する(エラーとする)ことを表す。一方、クライアントからの接続がない場合、サーバモード1のプロトコル接続動作は60秒で接続動作を終了する(エラーとする)ことを表す。
制御部101は、クライアントモード2とサーバモード1との組み合わせにおける接続動作322などの他の組み合わせにおける接続動作についても同様に、各通信において接続動作を終了するタイミングが一致するように制御する。
なお、上述の図3に示した例では、サーバの接続動作とクライアントの接続動作を同時に開始し、サーバモードにおいて接続待機を行う期間とクライアントモードにおいて接続試行を行う期間とを合わせる例を説明した。しかし、サーバの接続動作とクライアントの接続動作とは同時に開始されなくてもよい。例えば、列311の例においてクライアントの接続動作を先に開始した場合、サーバの起動時とクライアントの起動時の差に応じて、サーバの接続待機時間を補正(この場合短くする)することで、各通信の接続動作のタイミングを一致するようにしてもよい。
(通信接続処理に係る一連の動作)
次に、図4を参照して、デジタルカメラ100において実行される、通信接続処理に係る一連の動作を説明する。なお、本処理は、制御部101が不揮発性メモリ103に記憶されたプログラムを作業用メモリ104に展開、実行することにより実現される。また、本処理は、デジタルカメラ100のユーザが例えばメニュー操作などにより他装置との接続を指示したことに応じて開始される。また、以下に説明する例では、図2に示した履歴情報の接続機器情報200として、列201〜204に示す4つの接続機器情報が登録されているものとする。同様に、ネットワーク参加パラメータ210として、列211〜212がそれぞれ登録されており、ネットワーク形成パラメータ220として列221が登録されているとものとする。更に、これらの情報は、接続設定関連情報230において、行231〜233に示すように関連付けられている。
S401では、制御部101は操作部102を介してユーザによるUI操作を受け付ける。例えば、制御部101は、接続設定関連情報の1つ以上の列の情報を含むメニュー情報を表示部106に表示し、接続動作を行う通信の組み合わせをユーザ選択に応じて受け付ける。制御部101は、操作部105を介して、例えば接続設定関連情報のうちの「SET1」に対する選択を受け付け、HTTP通信をサーバとして行い且つFTP通信をクライアントとして行うことを表すユーザ選択を受け付ける。
S402では、制御部101は、通信路が無線LANであるかを判定する。例えば、制御部101は、S401で選択された接続設定関連情報からネットワーク参加パラメータ情報210の「接続形態」の設定値を参照し、無線LANで接続するか有線LANで接続するかを判定する。制御部101は、接続形態が無線LANである場合には処理をS403に進め、有線LANである場合には処理をS404に進める。この説明では、接続設定関連情報230における行231のネットワーク参加パラメータの番号が1となっている。このため、ネットワーク参加パラメータ210のネットワーク参加パラメータ番号が「1」である列211の情報を参照する。図2に示した例では、列211の接続形態は「無線LAN」であるため、制御部101は、無線LANで接続するようにS403へ処理を進める。
S403では、制御部101は、ネットワーク参加パラメータ情報210を参照し、列211に記述される各パラメータを使用して、接続部108もしくは通信部109により無線LAN接続処理を行う。制御部101は、接続処理を実行すると処理をS405に進める。一方、S404では、制御部101はネットワーク参加パラメータ情報210を参照し、通信部109により有線LAN接続処理を行う。制御部101は、接続処理を実行すると処理をS405に進める。なお、列231に示す「SET1」の例では、無線LANを使用する例となっているため、本ステップは実行されない。
S405では、制御部101は、S403もしくはS404にて接続処理が行われた通信路の接続が成功したかどうかを判定する。制御部101は、例えば、接続処理の相手(例えばAP)からの信号や認証結果などに基づいて、接続が成功したと判定した場合には、処理をS407に進め、失敗したと判定した場合には処理をS406に進める。S406では、制御部101は、接続部108もしくは通信部109に関わる終了処理を実行し、終了処理を実行すると処理をS414に進める。
S407では、制御部101は、単体プロトコル接続動作を行うか複数プロトコル接続動作を行うかを判定する。制御部101は、例えばS401で選択された接続設定関連情報230の「SET1」の情報から接続機器情報を参照し、接続機器情報に単体の接続機器情報番号が記載されているか、複数の接続機器情報番号が記載されているかに基づいて、判定を行う。制御部101は、判定の結果、単体プロトコル接続動作を行うと判定した場合には処理をS408に進め、そうでない(すなわち複数プロトコル接続動作である)場合には処理をS410に進める。接続設定関連情報230の「SET1」が選択された例では、接続機器情報番号が「2」および「4」に設定されているため、複数プロトコル接続動作を行う旨の判定を行ってS410に処理を進める。
S408では、制御部101は、単体プロトコルを起動して単体プロトコル接続動作を開始する。例えば、制御部101は、S407で判定した接続機器情報の番号に対応する接続機器情報200を参照する。そして、接続機器情報200の「機器種別」に基づいて通信プロトコルを決定する。その後、制御部101は、接続モードに応じて、接続動作を終了するタイミングを設定し、接続動作を開始する。接続動作を開始すると処理をS409に進める。なお、接続設定関連情報の「SET1」(すなわち行231)が選択された例では、接続機器情報番号が「2」であるHTTPプロトコルと、接続機器情報番号が「4」であるFTPプロトコルを用いた通信を並列して制御することが規定されている。このため、本ステップは実行されない。一方、S401で接続設定関連情報230の「SET3」(すなわち行233)が選択されていれば、接続機器情報番号が「1」である携帯電話モードに使用される通信プロトコルで接続動作が行われる。この場合、サーバモード2の単体動作であること、および対応する単体プロトコル接続動作300の列304に基づいて、接続待機を行う期間は無制限に設定される。
S409では、制御部101は、接続部108もしくは通信部109を介してS408で起動した通信プロトコルの接続動作が成功したかどうかを判定する。制御部101は、判定の結果、接続が成功した場合には処理を終了し、接続に失敗した場合には処理をS406に進める。
S410では、制御部101は、1つ目の通信プロトコルを用いる通信の接続動作を開始する。制御部101は、例えば、S407で判定した接続設定関連情報230の接続機器情報の番号に対応する接続機器情報200を参照する。接続機器情報200の列201の「機器種別」から通信プロトコルを決定する。その後、制御部101は、接続モードに応じた接続待機を行う期間を用いて、接続動作を終了するタイミングを設定し、接続動作を開始する。接続動作処理を実行すると処理をS411に進める。なお、例えば、接続設定関連情報230の「SET1」(すなわち行231)が選択された例では、接続機器情報番号が「2」であるHTTPプロトコルを用いるサーバとしての通信を行う。そして、接続機器情報番号が「4」であるFTPプロトコルを用いるクライアントとしての通信を並列して行う。この例では、FTPプロトコルを用いる通信では、接続モードがクライアントモード1であり、また、並行して起動する接続モードがサーバモード1である。このため、制御部101は、図3に示した複数プロトコル接続動作310の列311もしくは複数プロトコル接続動作320の列321を参照して接続タイムアウト時間を10秒とする。再接続回数は、列311に従う接続動作を行う場合には18回に設定され、列321に従う接続動作を行う場合には6回に設定される。
S411では、制御部101は、2つ目の通信プロトコルを用いる通信の接続動作を開始する。制御部101は、例えば、S407で判定した接続機器情報の番号に対応する接続機器情報200を参照する。接続機器情報200の列204の「機器種別」から通信プロトコルを決定する。その後、制御部101は、接続モードに応じた接続待機を行う期間を用いて、接続動作を終了するタイミングを設定し、接続動作を開始する。接続設定関連情報230の「SET1」(すなわち行231)が選択された例では、制御部101は、サーバの接続待機を行う期間として、参照する接続動作が311であれば180秒、321であれば60秒に設定する。なお、制御部101は、複数プロトコル接続動作310と複数プロトコル接続動作320のいずれを参照するか(すなわち接続動作の期間をどちらに合わせるか)を、ユーザ選択に応じて決定するようにしてもよい。
S412では、制御部101はS410とS411で接続動作を開始した通信プロトコルがどちらも成功したかどうかを判定する。どちらも成功したと判定された場合には処理をS412に進める。どちらか一方でも成功していない場合には処理をS413に進める。
S413では、制御部101はS410とS411で開始した接続動作がタイムアウトしたかどうかを判定する。すなわち、制御部101は、S410とS411で設定した接続動作を終了するタイミングを過ぎているか否かを判定し、当該タイミングを過ぎていると判定した場合には、タイムアウトしたと判定して本処理を終了する。一方、接続動作を終了するタイミングを過ぎていないと判定した場合、タイムアウトしていないと判定して、接続動作を継続するために処理をS412に進める。なお、制御部101は、タイムアウトしたと判定した場合には、表示部106にメッセージを表示させて、選択された通信の接続動作は失敗した旨を表示させてもよい。このとき、制御部101は、1度の通知で、ユーザに対して複数の接続動作が失敗したことを通知することができる。
S414では、制御部101は、リトライ処理が必要かどうかを判定する。制御部101は、リトライ処理が必要と判定した場合、S402に処理を戻し、そうでない場合には処理を終了する。このときエラーを示すために、表示部106によりエラー内容を表示したり、LEDの点滅によってエラーを示したりしてもよい。
以上説明したように、本実施形態では、デジタルカメラ100がクライアントとして動作する通信とサーバとして動作する通信とを並行して制御するためにそれぞれの通信の接続動作を実行する場合、各通信の接続動作を終了するタイミングを一致させる。このようにすることで、一方が早く接続エラーにならずに、ユーザにとって接続エラーを認識し易くなる。すなわち、一度の通知で、ユーザに対して複数の接続動作の接続エラーを通知できるようになる。また、各通信が個別に接続動作を終了することを抑制し、いずれかの通信を用いた処理のみが実行されて意図しない処理が発生するおそれを低減することができる。換言すれば、クライアント機能を用いる通信とサーバ機能を用いる通信とを並行して実行する場合に、接続状態の把握を容易にすることが可能になる。また、上記実施形態において、接続試行を行う期間、或いは接続待機を行う期間を長い方に合わせる場合、特にサーバ接続で待機する通信に関して、外部機器からの接続動作に余裕を持たせることができる。一方、接続試行を行う期間、或いは接続待機を行う期間を短い方に合わせる場合、素早く接続エラーを認識してユーザに通知することができる。
(その他の実施形態)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
発明は上記実施形態に制限されるものではなく、発明の精神及び範囲から離脱することなく、様々な変更及び変形が可能である。従って、発明の範囲を公にするために請求項を添付する。
101…制御部、105…操作部、106…表示部、108…接続部、109…通信部

Claims (10)

  1. 通信装置であって、
    外部機器と通信するための通信手段と、
    前記通信手段を用いる通信において、前記通信装置がクライアントとして動作する第1の通信と、前記通信装置がサーバとして動作する第2の通信とを制御する制御手段と、を有し、
    前記制御手段は、前記第1の通信と前記第2の通信とを並行して制御するためにそれぞれの通信の接続動作を実行する場合、前記第1の通信の接続動作を終了するタイミングと、前記第2の通信の接続動作を終了するタイミングとを一致させる、ことを特徴とする通信装置。
  2. 前記第1の通信の接続動作を終了するタイミングは、前記第1の通信の接続動作において接続試行を行う期間に基づき、前記第2の通信の接続動作を終了するタイミングは、前記第2の通信の接続動作において接続待機を行う期間に基づく、ことを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記制御手段は、前記第1の通信と前記第2の通信とを並行して制御する場合の前記接続試行を行う期間に、前記第1の通信と前記第2の通信とを並行して制御しない場合の前記接続試行を行う期間とは異なる期間を設定する、ことを特徴とする請求項2に記載の通信装置。
  4. 前記制御手段は、前記第1の通信と前記第2の通信とを並行して制御する場合の前記接続待機を行う期間に、前記第1の通信と前記第2の通信とを並行して制御しない場合の前記接続待機を行う期間とは異なる期間を設定する、ことを特徴とする請求項2または3に記載の通信装置。
  5. 前記制御手段は、1回の接続試行がタイムアウトする時間を表すタイムアウト時間と、接続を試行する回数を表す試行回数との少なくともいずれかを変更することにより、前記第1の通信の接続動作を終了するタイミングを制御する、ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の通信装置。
  6. 前記第1の通信は、前記通信装置がクライアントとして動作する、FTPプロトコルを用いた通信である、ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の通信装置。
  7. 前記第2の通信は、前記通信装置がサーバとして動作する、HTTPプロトコルを用いた通信である、ことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の通信装置。
  8. 前記通信装置がクライアントとして動作する通信と、前記通信装置がサーバとして動作する通信との組み合わせに対するユーザ選択を受け付ける操作手段を更に有する、ことを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の通信装置。
  9. 外部機器と通信するための通信手段を有する通信装置の制御方法であって、
    制御手段が、前記通信手段を用いる通信において、前記通信装置がクライアントとして動作する第1の通信と、前記通信装置がサーバとして動作する第2の通信とを制御する制御工程、を有し、
    前記制御工程では、前記第1の通信と前記第2の通信とを並行して制御するためにそれぞれの通信の接続動作を実行する場合、前記第1の通信の接続動作を終了するタイミングと、前記第2の通信の接続動作を終了するタイミングとを一致させる、ことを特徴とする通信装置の制御方法。
  10. コンピュータを、請求項1から8のいずれか1項に記載の通信装置の各手段として機能させるためのプログラム。
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