JP2020122714A - 案内装置、案内方法及び案内装置のコンピュータ用プログラム - Google Patents
案内装置、案内方法及び案内装置のコンピュータ用プログラム Download PDFInfo
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Abstract
【課題】利用者が検索する目的地として案内された施設が遠く離れたとき、改めて別の施設を指定する手間がかからない案内装置、案内方法及び案内装置のコンピュータ用プログラムを提供する。【解決手段】施設ごとにそこで実行された行動を集計し、そのパターン(第1の相互関係)を特定してその施設に紐づけておき、その施設が目的地として指定されたとき、同様のパターン(第1の相互関係)をもつ他の施設を併せて案内する。【選択図】図4
Description
本発明は、案内装置、案内方法及び案内装置のコンピュータ用プログラムに関する。
ナビゲーション装置の一般的な機能は、目的地を指定してこの目的地までのルートを表示させることにある。
ここに、利用者が検索する目的地は、いわゆる行程の最終地という外に、何かしらの行動を行うために便利な場所や施設であることがある。
例えば、岡山から丸亀市(行程の最終地)へ向かう際、瀬戸大橋を走行中に手持ちの現金が少ないことに気付いた利用者が、中継地点(新たな目的地)を彼のメインバンクである、例えば三菱UFJ銀行に設定することがある。この場合、三菱UFJ銀行の高松支店が案内される。丸亀市と高松市とはほぼ20kmも離れており、高松市まで迂回することは現実的ではない。
本件発明に関連する技術を開示する特許文献1〜6を参照されたい。
ここに、利用者が検索する目的地は、いわゆる行程の最終地という外に、何かしらの行動を行うために便利な場所や施設であることがある。
例えば、岡山から丸亀市(行程の最終地)へ向かう際、瀬戸大橋を走行中に手持ちの現金が少ないことに気付いた利用者が、中継地点(新たな目的地)を彼のメインバンクである、例えば三菱UFJ銀行に設定することがある。この場合、三菱UFJ銀行の高松支店が案内される。丸亀市と高松市とはほぼ20kmも離れており、高松市まで迂回することは現実的ではない。
本件発明に関連する技術を開示する特許文献1〜6を参照されたい。
ここに、利用者の目的は現金を引き出すことなので、三菱UFJ銀行のキャッシュカードを使えるATMがあればよい。よって、利用者は提携銀行やコンビニなど、ATMが設置されている可能性の高い施設を中継地(新たな目的地)として案内装置へ再度入力する手間がかかる。
本発明者はかかる再入力の手間を省くべく検討を重ねてきた結果、施設ごとにそこで実行された行動を集計し、そのパターン(第1の相互関係)を特定してその施設に紐づけておき、その施設が目的地として指定されたとき、同様のパターン(第1の相互関係)をもつ他の施設を併せて案内すればよいことに気が付いた。
ここに、この発明の第1の局面は次のように規定される。
案内対象となる施設の代替施設を案内する案内装置であって、
マップデータに含まれる施設に付属する第1のメモリであって、前記施設に立ち寄ったことのある端末の、該施設における第1〜第mの行動の第1の相関関係を予め保存する第1のメモリと、
目的地として指定された施設について前記第1のメモリから前記第1の相互関係を読み出す第1の読出し部と、
該読み出された第1の相互関係と類似の第1の相互関係を備える他の施設を選択する第1の選択部を備える、案内装置。
案内対象となる施設の代替施設を案内する案内装置であって、
マップデータに含まれる施設に付属する第1のメモリであって、前記施設に立ち寄ったことのある端末の、該施設における第1〜第mの行動の第1の相関関係を予め保存する第1のメモリと、
目的地として指定された施設について前記第1のメモリから前記第1の相互関係を読み出す第1の読出し部と、
該読み出された第1の相互関係と類似の第1の相互関係を備える他の施設を選択する第1の選択部を備える、案内装置。
このように規定される第1の局面の案内装置よれば、各施設に付属する第1のメモリに、その施設を特徴つける第1の相互関係が保存される。この第1の相互関係は、端末の利用者が施設において行った第1〜第mの行動の分布若しくはパターンを指す。行動としては、例えば、ATMの操作、トイレを使う、車両(電気自動車)の充電、新聞の購入等々がある。
端末とこれらの行動の履歴との関係は、これらの行動の実行に端末の操作が直接関与したときはそのログを保存すればよい。また、施設における特定の領域からその行動が規定できることもある。例えば、端末を携帯した利用者が施設のトイレの領域に存在したとき、トイレを使ったという行動が実行されたものすることができる。
施設に付属するメモリとは、メモリの内容が施設に関連付けられてることを意味する。施設のデータを保存するメモリと当該メモリとの物理的な接続関係を指すものでない。
端末とこれらの行動の履歴との関係は、これらの行動の実行に端末の操作が直接関与したときはそのログを保存すればよい。また、施設における特定の領域からその行動が規定できることもある。例えば、端末を携帯した利用者が施設のトイレの領域に存在したとき、トイレを使ったという行動が実行されたものすることができる。
施設に付属するメモリとは、メモリの内容が施設に関連付けられてることを意味する。施設のデータを保存するメモリと当該メモリとの物理的な接続関係を指すものでない。
このような端末のプローブ機能に基づき、施設での利用者の行動が特定されたとき、各行動の履歴を蓄積していくと、施設を利用した利用者の行動のパターン(第1の相互関係)が施設ごとに特定される。
施設と行動パターンとの例を表1に示す。表における数値は正規化された値である。
施設と行動パターンとの例を表1に示す。表における数値は正規化された値である。
マップデータに含まれる施設毎に、表1に示すように、プローブ機能を備えた端末により特定された行動の履歴を蓄積し、都度、正規化して、施設に付属する第1のメモリに保存する。
このようにして、施設ごとに利用者による行動1〜4の実行パターン(第1の相関関係)が数値化される。
このようにして、施設ごとに利用者による行動1〜4の実行パターン(第1の相関関係)が数値化される。
利用者が目的地として施設1の銀行を指定すると、この銀行に付属する第1のメモリに保存された第1の相関関係(即ち、行動1〜行動4までの数値の分布)が読み出される。そして、この銀行の第1の相関関係(ATMの操作頻度がMAX)に類似した第1の相関関係を備える他の施設を検索する。表1の例では、市役所においてもATMの使用頻度がMAXであるので、市役所が選択される。次にコンビニ2が選択され、これらを銀行の代替施設として案内できる。
なお、このような代替施設の案内は、目的地として指定した施設における利用者の行動パターン(第1の相関関係)が特徴的な場合(例えば、特定の行動の比率が60%以上を占めるとき)のみ、動作させてもよい。
また、選択する代替施設についても特徴的な行動パターン(第1の相関関係)を備えるもののみ表示してもよい。例えば、目的地として指定した施設の特徴的な行動(頻度がMAXの行動)と同じ行動をMAXの頻度とする施設のみを代替施設として選択する。
また、選択する代替施設についても特徴的な行動パターン(第1の相関関係)を備えるもののみ表示してもよい。例えば、目的地として指定した施設の特徴的な行動(頻度がMAXの行動)と同じ行動をMAXの頻度とする施設のみを代替施設として選択する。
上記の例において、瀬戸大橋を通過している利用者の多くは旅行者であり、そうであれば、市役所よりはコンビニ2の案内を望む。
ここに、本発明者は、旅行者である確率が高い利用者に対して市役所よりコンビニ2を優先して選択できる方策について検討をした。
そして、旅行者にとって使い勝手よい施設であるか否かを判断し、その結果を施設の選択に反映させれば良いことに気が付いた。
旅行者にとって使い勝手が良い施設であるか否かは、例えば、その施設に立ち寄る利用者が近隣者(お得意様)であることが多いか否か、若しくは一見さんが多いか否かで判断できるのではないかと考えた。
ここに、本発明者は、旅行者である確率が高い利用者に対して市役所よりコンビニ2を優先して選択できる方策について検討をした。
そして、旅行者にとって使い勝手よい施設であるか否かを判断し、その結果を施設の選択に反映させれば良いことに気が付いた。
旅行者にとって使い勝手が良い施設であるか否かは、例えば、その施設に立ち寄る利用者が近隣者(お得意様)であることが多いか否か、若しくは一見さんが多いか否かで判断できるのではないかと考えた。
かかる発明者の気付きに基づき、この発明の第2の局面は次のように規定される。即ち
第1の局面の案内装置であって、前記各施設は該施設に立ち寄ったことのある端末との間に成立する第1〜第nの関係についての第2の相関関係(施設固有)を予め保存する第2のメモリと、
利用者端末と案内対象となる施設との間に成立する前記第1〜第nの関係を特定し、更にこれらの関係についての第2の相関関係(対利用者)を特定する第2の特定部と、
前記第1の選択部で選択された施設から、前記第2の特定部で特定された前記第2の相互関係(対利用者)と類似の第2の相互関係(施設固有)を備える施設を選択する第2の選択部と、を備えてなる。
第1の局面の案内装置であって、前記各施設は該施設に立ち寄ったことのある端末との間に成立する第1〜第nの関係についての第2の相関関係(施設固有)を予め保存する第2のメモリと、
利用者端末と案内対象となる施設との間に成立する前記第1〜第nの関係を特定し、更にこれらの関係についての第2の相関関係(対利用者)を特定する第2の特定部と、
前記第1の選択部で選択された施設から、前記第2の特定部で特定された前記第2の相互関係(対利用者)と類似の第2の相互関係(施設固有)を備える施設を選択する第2の選択部と、を備えてなる。
このように規定される第2の局面の案内装置によれば、施設に第2のメモリが付属され、この第2のメモリには第2の相互関係(施設固有)が保存される。この第2の相互関係(施設固有)は、端末と施設との間に成立する第1〜第nの関係のパターンを指す。第1〜第nの関係には、例えば、端末のホームと施設までの距離、端末が施設に立ち寄った回数、又は頻度(回/単位期間)、直前に立ち寄った施設との関係(距離、種類など)がある。
プローブ機能を備えた端末が施設に立ち寄ったとき、施設と当該端末との上記関係が特定され、蓄積される。表2に施設とその関係との例を示す。
プローブ機能を備えた端末が施設に立ち寄ったとき、施設と当該端末との上記関係が特定され、蓄積される。表2に施設とその関係との例を示す。
表2の各関係を示す指標「○」、「△」、「×」は、例えば、次のように規定される。
関係1は端末のホームと施設までの距離の関係を示し、施設に立ち寄った端末のホームと当該施設との距離の分布をみたとき、4km未満の頻度が最も大きいときを「○」、4km以上10km未満の頻度が最も大きいときを「△」、10km以上の頻度が最も大きいときを「×」とした。
関係2は施設に対する端末の平均立ち寄り頻度を示し、端末の平均立ち寄り頻度が30回以上/年(お得意様)のときを「○」、4〜29回/年を「△」、0〜3回/年を「×」とした。
関係1は端末のホームと施設までの距離の関係を示し、施設に立ち寄った端末のホームと当該施設との距離の分布をみたとき、4km未満の頻度が最も大きいときを「○」、4km以上10km未満の頻度が最も大きいときを「△」、10km以上の頻度が最も大きいときを「×」とした。
関係2は施設に対する端末の平均立ち寄り頻度を示し、端末の平均立ち寄り頻度が30回以上/年(お得意様)のときを「○」、4〜29回/年を「△」、0〜3回/年を「×」とした。
関係3は直前に立ち寄った施設からの距離が50km以上であった端末の頻度を示し、かかる件数が300件以上/年のときを「○」、12から299件/年を「△」、0〜11件/年を「×」とした。
案内装置のマップデータに含まれる施設毎に、プローブ機能を備えた端末により特定された上記関係の履歴を蓄積し、都度(若しくは所定の期間ごとに)更新して、上記のようにして指標「○」、「△」及び「×」を特定し、施設に付属する第2のメモリに保存する。
このように、プローブ機能を備えた端末が施設に立ち寄ったとき、当該端末と施設との関係を特定し、かつ処理して各指標を作成していくと、施設と端末との関係のパターン(第2の相互関係(施設固有))が施設ごとに特定される。
案内装置のマップデータに含まれる施設毎に、プローブ機能を備えた端末により特定された上記関係の履歴を蓄積し、都度(若しくは所定の期間ごとに)更新して、上記のようにして指標「○」、「△」及び「×」を特定し、施設に付属する第2のメモリに保存する。
このように、プローブ機能を備えた端末が施設に立ち寄ったとき、当該端末と施設との関係を特定し、かつ処理して各指標を作成していくと、施設と端末との関係のパターン(第2の相互関係(施設固有))が施設ごとに特定される。
丸亀方面へ瀬戸大橋を通行中の利用者が中継地(新たな目的地)として三菱UFJ銀行を指定したとき、第1の局面に規定の発明により、三菱UFJ銀行の高松支店とともに、市役所(丸亀)やコンビニ2が代替施設として選択され、案内される。
ここに市役所及びコンビニ2等の施設と通行中の利用者との関係は次の様になる。
ここに市役所及びコンビニ2等の施設と通行中の利用者との関係は次の様になる。
表3において、利用者が施設に立ち寄るとしたときの第2の相関関係(対利用者)(関係1〜関係3のパターン)は、市役所(施設5)の第2の相関関係(施設5固有)よりコンビニ2(施設3)の第2の相関関係(施設3固有)に近い。
各施設の第2のメモリに保存されている第2の相関関係(施設固有)から、市役所に立ち寄る利用者は専ら地元の住人であることが多く、他方、コンビニ2に立ち寄る利用者には比較的遠隔地の人も含まれることがわかる。なお、このコンビニ2は交通量の多いバイパスに面しており、コンビニ1はいわゆる旧道に面している。
市役所及びコンビニ2からみれば、瀬戸大橋を通行中の利用者のホームは遠いので関係1は「×」となる。ここに、市役所の第2のメモリに保存されている第1の関係は「○」であり、他方コンビニ2のそれは「×」である。
各施設の第2のメモリに保存されている第2の相関関係(施設固有)から、市役所に立ち寄る利用者は専ら地元の住人であることが多く、他方、コンビニ2に立ち寄る利用者には比較的遠隔地の人も含まれることがわかる。なお、このコンビニ2は交通量の多いバイパスに面しており、コンビニ1はいわゆる旧道に面している。
市役所及びコンビニ2からみれば、瀬戸大橋を通行中の利用者のホームは遠いので関係1は「×」となる。ここに、市役所の第2のメモリに保存されている第1の関係は「○」であり、他方コンビニ2のそれは「×」である。
よって、コンビニ2と利用者の端末との関係(第2の相関関係(対利用者))は、コンビニ2の第2のメモリに予め保存されている、第2のコンビニ2と端末との関係を特徴付ける第2の相関関係(施設固有)に類似している。
このようにして選択した施設を案内装置に優先して表示することができる。よって、利用者にとってより使い勝手のよい施設を提案できる。
このようにして選択した施設を案内装置に優先して表示することができる。よって、利用者にとってより使い勝手のよい施設を提案できる。
この発明の第3の局面は次のように規定される。
案内対象となる施設の代替施設を案内する案内装置であって、
マップデータに含まれる施設に付属する第2のメモリであって、該施設と該施設に立ち寄ったことのある端末との第1〜第nの関係、及びこれらの関係の第2の相関関係(施設固有)を予め保存する第2のメモリと、
利用者端末と案内対象となる施設との間に成立する前記第1〜第nの関係を特定し、更にこれらの関係の第2の相関関係(対利用者)を特定する第2の特定部と、
このように特定された第2の相関関係(対利用者)と類似の第2の相関関係(施設固有)を備える施設を選択する第2の選択部を備える、案内装置。
このように規定される第3の局面の案内装置によれば、第2の局面と同様に、利用者にとって、使い勝手のよいものとなる。
案内対象となる施設の代替施設を案内する案内装置であって、
マップデータに含まれる施設に付属する第2のメモリであって、該施設と該施設に立ち寄ったことのある端末との第1〜第nの関係、及びこれらの関係の第2の相関関係(施設固有)を予め保存する第2のメモリと、
利用者端末と案内対象となる施設との間に成立する前記第1〜第nの関係を特定し、更にこれらの関係の第2の相関関係(対利用者)を特定する第2の特定部と、
このように特定された第2の相関関係(対利用者)と類似の第2の相関関係(施設固有)を備える施設を選択する第2の選択部を備える、案内装置。
このように規定される第3の局面の案内装置によれば、第2の局面と同様に、利用者にとって、使い勝手のよいものとなる。
この発明の第4の局面は次のように規定される。即ち、
マップデータに含まれる各施設に付属する第1のメモリと、第1の読出し部と、第1の選択部とを備え、案内対象となる施設の代替施設を案内する案内装置を用いる案内方法であって、
施設に立ち寄ったことのある端末の、該施設における第1〜第mの行動の第1の相関関係を予め第1のメモリへ保存させる第1の保存ステップと、
目的地として指定された施設について前記第1のメモリから前記第1の相互関係を前記第1の読出し部に読み出させる第1の読出しステップと、
前記第1の選択部に前記第1のメモリの内容をサーチさせ、前記第1の読出しステップで読み出された第1の相互関係と類似の第1の相互関係を備える他の施設を選択させる第1の選択ステップと、
を含む案内方法。
このように規定される第3の局面の方法によれば、第1の局面と同等の作用が得られる。
マップデータに含まれる各施設に付属する第1のメモリと、第1の読出し部と、第1の選択部とを備え、案内対象となる施設の代替施設を案内する案内装置を用いる案内方法であって、
施設に立ち寄ったことのある端末の、該施設における第1〜第mの行動の第1の相関関係を予め第1のメモリへ保存させる第1の保存ステップと、
目的地として指定された施設について前記第1のメモリから前記第1の相互関係を前記第1の読出し部に読み出させる第1の読出しステップと、
前記第1の選択部に前記第1のメモリの内容をサーチさせ、前記第1の読出しステップで読み出された第1の相互関係と類似の第1の相互関係を備える他の施設を選択させる第1の選択ステップと、
を含む案内方法。
このように規定される第3の局面の方法によれば、第1の局面と同等の作用が得られる。
この発明の第5の局面は次のように規定される。
第4の局面で規定の案内方法であって、前記案内装置は、更に、第2のメモリ、第2の特定部及び第2の選択部を備え、
該施設と該施設に立ち寄ったことのある端末との間に成立する第1〜第nの関係についての第2の相関関係(施設固有)を第2のメモリへ予め保存させる第2の保存ステップと、
利用者端末と案内対象となる施設との間に成立する前記第1〜第nの関係を特定し、更にこれらの関係についての第2の相関関係(対利用者)を前記第2の特定部に特定させる第2の特定ステップと、
前記第1の選択ステップで選択された施設から、前記第2の特定ステップで特定された前記第2の相互関係(対利用者)と類似の第2の相互関係(施設固有)を備える施設を第2の選択部に選択させる第2の選択ステップ、を含む案内方法。
このように規定される第5の局面の案内方法を実行すると、第2の局面に記載の発明と同等の効果が得られる。
第4の局面で規定の案内方法であって、前記案内装置は、更に、第2のメモリ、第2の特定部及び第2の選択部を備え、
該施設と該施設に立ち寄ったことのある端末との間に成立する第1〜第nの関係についての第2の相関関係(施設固有)を第2のメモリへ予め保存させる第2の保存ステップと、
利用者端末と案内対象となる施設との間に成立する前記第1〜第nの関係を特定し、更にこれらの関係についての第2の相関関係(対利用者)を前記第2の特定部に特定させる第2の特定ステップと、
前記第1の選択ステップで選択された施設から、前記第2の特定ステップで特定された前記第2の相互関係(対利用者)と類似の第2の相互関係(施設固有)を備える施設を第2の選択部に選択させる第2の選択ステップ、を含む案内方法。
このように規定される第5の局面の案内方法を実行すると、第2の局面に記載の発明と同等の効果が得られる。
この発明の第6の局面は次のように規定される。
マップデータに含まれる施設に付属する第2のメモリと、第2の特定部と、及び第2の選択部を備え、案内対象となる施設の代替施設を案内する案内装置を用いる案内方法であって、
該施設に立ち寄ったことのある端末との第1〜第nの関係、及びこれら関係の第2の相関関係(施設固有)を予め第2のメモリへ保存させる第2の保存ステップと、
利用者端末と案内対象となる施設との間に成立する前記第1〜第nの関係を特定し、更にこれらの関係の第2の相関関係(対利用者)を第2の特定部に特定させる第2の特定ステップと、
このように特定された第2の相関関係(対利用者)と類似の第2の相関関係(施設固有)を備える施設を第2の選択部に選択させる第2の選択ステップと、を含む案内方法。
このように規定される第6の局面の案内方法によれば、第3の局面で規定の発明と同等の作用が得られる。
マップデータに含まれる施設に付属する第2のメモリと、第2の特定部と、及び第2の選択部を備え、案内対象となる施設の代替施設を案内する案内装置を用いる案内方法であって、
該施設に立ち寄ったことのある端末との第1〜第nの関係、及びこれら関係の第2の相関関係(施設固有)を予め第2のメモリへ保存させる第2の保存ステップと、
利用者端末と案内対象となる施設との間に成立する前記第1〜第nの関係を特定し、更にこれらの関係の第2の相関関係(対利用者)を第2の特定部に特定させる第2の特定ステップと、
このように特定された第2の相関関係(対利用者)と類似の第2の相関関係(施設固有)を備える施設を第2の選択部に選択させる第2の選択ステップと、を含む案内方法。
このように規定される第6の局面の案内方法によれば、第3の局面で規定の発明と同等の作用が得られる。
この発明の第7の局面は次のように規定される。
マップデータに含まれる各施設に付属する第1のメモリと、第1の読出し部と、第1の選択部とを備え、案内対象となる施設の代替施設を案内する案内装置用のコンピュータに用いられるプログラムであって、
前記第1のメモリへ、施設に立ち寄ったことのある端末の、該施設における第1〜第mの行動の第1の相関関係を予め保存させ、
前記第1の読出し部に、目的地として指定された施設について前記第1のメモリから前記第1の相互関係を読み出させ、
前記第1の選択部に、前記第1のメモリの内容をサーチさせ、前記第1の読出しステップで読み出された第1の相互関係と類似の第1の相互関係を備える他の施設を選択させる、
案内装置用のコンピュータに用いられるプログラム。
マップデータに含まれる各施設に付属する第1のメモリと、第1の読出し部と、第1の選択部とを備え、案内対象となる施設の代替施設を案内する案内装置用のコンピュータに用いられるプログラムであって、
前記第1のメモリへ、施設に立ち寄ったことのある端末の、該施設における第1〜第mの行動の第1の相関関係を予め保存させ、
前記第1の読出し部に、目的地として指定された施設について前記第1のメモリから前記第1の相互関係を読み出させ、
前記第1の選択部に、前記第1のメモリの内容をサーチさせ、前記第1の読出しステップで読み出された第1の相互関係と類似の第1の相互関係を備える他の施設を選択させる、
案内装置用のコンピュータに用いられるプログラム。
この発明の第8の局面の発明は次のように規定される。
第7の局面に規定のプログラムであって、
前記案内装置は、更に、第2のメモリ、第2の特定部及び第2の選択部を備え、
前記第2のメモリに、該施設と該施設に立ち寄ったことのある端末との間に成立する第1〜第nの関係についての第2の相関関係(施設固有)を予め保存させ、
前記第2の特定部に、利用者端末と案内対象となる施設との間に成立する前記第1〜第nの関係を特定し、更にこれらの関係についての第2の相関関係(対利用者)を特定させ、
前記第2の選択部に、前記第1の選択部に選択された施設から、前記第2の特定部で特定された前記第2の相互関係(対利用者)と類似の第2の相互関係(施設固有)を備える施設を選択させる、コンピュータ用のプログラム。
第7の局面に規定のプログラムであって、
前記案内装置は、更に、第2のメモリ、第2の特定部及び第2の選択部を備え、
前記第2のメモリに、該施設と該施設に立ち寄ったことのある端末との間に成立する第1〜第nの関係についての第2の相関関係(施設固有)を予め保存させ、
前記第2の特定部に、利用者端末と案内対象となる施設との間に成立する前記第1〜第nの関係を特定し、更にこれらの関係についての第2の相関関係(対利用者)を特定させ、
前記第2の選択部に、前記第1の選択部に選択された施設から、前記第2の特定部で特定された前記第2の相互関係(対利用者)と類似の第2の相互関係(施設固有)を備える施設を選択させる、コンピュータ用のプログラム。
この発明の第9の局面の発明は次のように規定される。
マップデータに含まれる施設に付属する第2のメモリと、第2の特定部と、及び第2の選択部を備え、案内対象となる施設の代替施設を案内する案内装置のコンピュータに用いられるプログラムであって、
前記第3のメモリに、該施設に立ち寄ったことのある端末との第1〜第nの関係、及びこれら関係の第2の相関関係(施設固有)を予め保存させ、
前記第3の特定部に、利用者端末と案内対象となる施設との間に成立する前記第1〜第nの関係を特定し、更にこれらの関係の第2の相関関係(対利用者)を第3の特定部に特定させ、
前記第3の選択部に、このように特定された第2の相関関係(対利用者)と類似の第2の相関関係(施設固有)を備える施設を選択させる、案内装置用のコンピュータに用いられるプログラム。
マップデータに含まれる施設に付属する第2のメモリと、第2の特定部と、及び第2の選択部を備え、案内対象となる施設の代替施設を案内する案内装置のコンピュータに用いられるプログラムであって、
前記第3のメモリに、該施設に立ち寄ったことのある端末との第1〜第nの関係、及びこれら関係の第2の相関関係(施設固有)を予め保存させ、
前記第3の特定部に、利用者端末と案内対象となる施設との間に成立する前記第1〜第nの関係を特定し、更にこれらの関係の第2の相関関係(対利用者)を第3の特定部に特定させ、
前記第3の選択部に、このように特定された第2の相関関係(対利用者)と類似の第2の相関関係(施設固有)を備える施設を選択させる、案内装置用のコンピュータに用いられるプログラム。
図1はこの発明の案内装置1の機能ブロック図である。
図1に示すように、この案内装置1はサーバ装置2とナビゲーション装置50とで大略構成される。
図1に示すように、この案内装置1はサーバ装置2とナビゲーション装置50とで大略構成される。
サーバ装置2のプローブデータ保存部3には、通信インターフェース20を介して得られた、複数のプローブ端末30、33のプローブデータが蓄積されている。
プローブ端末には、専らその位置データをサーバ装置2へ提供するタイプ(プローブA)30と、位置情報とともに施設における行動を特定するデータも提供するタイプ(プローブA+B)33とがある。
後者のタイプのプローブ端末33はスマートフォン等のコンピュータが組み込まれたものであり、例えば、行動4として(表1参照)、当該端末を用いてキャッシュレスで新聞を購入したときにその記録が残される。
行動1や行動2で例示されるATM操作やトイレの使用という行動がなされたか否かは、施設におけるそれらの領域にプローブ端末が存在していたか(好ましくは一定期間以上)否かを特定することで行える。
車両充電は専らプローブカーが担当する。
各プローブ端末から送られてきたプローブデータは通信インターフェース20を介して、プローブデータ保存部3に一旦保存される。
プローブ端末には、専らその位置データをサーバ装置2へ提供するタイプ(プローブA)30と、位置情報とともに施設における行動を特定するデータも提供するタイプ(プローブA+B)33とがある。
後者のタイプのプローブ端末33はスマートフォン等のコンピュータが組み込まれたものであり、例えば、行動4として(表1参照)、当該端末を用いてキャッシュレスで新聞を購入したときにその記録が残される。
行動1や行動2で例示されるATM操作やトイレの使用という行動がなされたか否かは、施設におけるそれらの領域にプローブ端末が存在していたか(好ましくは一定期間以上)否かを特定することで行える。
車両充電は専らプローブカーが担当する。
各プローブ端末から送られてきたプローブデータは通信インターフェース20を介して、プローブデータ保存部3に一旦保存される。
行動特定部5は、マップデータに登録されている施設の全部若しくは一部を抽出し、当該施設における端末(プローブA+B)33のプローブデータを解析し、当該施設での行動を特定する。
特定された行動は、第1の相関関係作成部7に蓄積される。そして、表1の関係(第1の相関関係)が作成される。この例では、施設ごとに行動の数を正規化している。このようにして特定される第1の相関関係は第1の相関関係保存部9に一旦保存される。その後、所定のタイミングでナビゲーション装置50へ送信されて、第1のメモリ8311に書き込まれる。
特定された行動は、第1の相関関係作成部7に蓄積される。そして、表1の関係(第1の相関関係)が作成される。この例では、施設ごとに行動の数を正規化している。このようにして特定される第1の相関関係は第1の相関関係保存部9に一旦保存される。その後、所定のタイミングでナビゲーション装置50へ送信されて、第1のメモリ8311に書き込まれる。
関係特定部11は、地図データに登録されている施設の全部若しくは一部を抽出し、当該施設におけるプローブ端末(プローブA)30及びプローブ端末(プローブA+B)33のプローブデータを解析する。即ち、当該施設に立ち寄ったことのある端末とその施設との関係を特定する。
例えば、第1の関係(プローブ端末のホームから施設までの距離)は、施設に立ち寄ったプローブ端末のホームの座標を特定し、その座標と当該施設の座標とから両者の距離を演算し、一旦バッファメモリ(図示せず)に保存する。なお、同一のプローブ端末からのプローブデータはキャンセルすることが好ましい。
例えば、第1の関係(プローブ端末のホームから施設までの距離)は、施設に立ち寄ったプローブ端末のホームの座標を特定し、その座標と当該施設の座標とから両者の距離を演算し、一旦バッファメモリ(図示せず)に保存する。なお、同一のプローブ端末からのプローブデータはキャンセルすることが好ましい。
また、第2の関係(施設立ち寄り頻度)は、施設に立ち寄った全プローブ端末について所定期間(例えば1年)の間に施設に立ち寄った回数をカウントし、その平均を演算する。
第3の関係(直前施設からの距離≧50km)は、対象となる施設に立ち寄ったプローブ端末についてその運行履歴(軌跡)を追跡し、その直前に立ち寄った施設を特定し、当該直前施設と対象となる施設との距離を演算する。演算された距離が50km以上となる件数をカウントする。この場合も、同一のプローブ端末から得られたデータはキャンセルすることが好ましい。
第3の関係(直前施設からの距離≧50km)は、対象となる施設に立ち寄ったプローブ端末についてその運行履歴(軌跡)を追跡し、その直前に立ち寄った施設を特定し、当該直前施設と対象となる施設との距離を演算する。演算された距離が50km以上となる件数をカウントする。この場合も、同一のプローブ端末から得られたデータはキャンセルすることが好ましい。
第2の相関関係(施設固有)作成部12は、関係特定部11が演算した各関係を規定するための数値(距離、頻度等)を処理する。これにより、施設毎に各関係についての指標「○」、「△」、「×」が特定される。各指標のパターンが第2の相関関係(施設固有)となる。
このようにして特定される第2の相関関係は第2の相関関係(施設固有)保存部14に一旦保存される。その後、所定のタイミングでナビゲーション装置50へ送信されて、第2のメモリ8313に書き込まれる。
このようにして特定される第2の相関関係は第2の相関関係(施設固有)保存部14に一旦保存される。その後、所定のタイミングでナビゲーション装置50へ送信されて、第2のメモリ8313に書き込まれる。
ナビゲーション装置50はインターフェース60、ルート案内部70及びマップデータ保存部80を備える。
インターフェース60を介して、ナビゲーション装置50はサーバ装置2と汎用的な方式で通信される。
ルート案内部70はルート検索部71と代替施設検索部73とを備える。ルート検索部71は、利用者が指定した目的地までのルートを検索する。ルートの検索は、マップデータ保存部80の道路データ保存部81に保存されるリンクデータ、ノードデータ、道路種別データ等を参照して汎用的なコスト計算プログラムによりなされる。
インターフェース60を介して、ナビゲーション装置50はサーバ装置2と汎用的な方式で通信される。
ルート案内部70はルート検索部71と代替施設検索部73とを備える。ルート検索部71は、利用者が指定した目的地までのルートを検索する。ルートの検索は、マップデータ保存部80の道路データ保存部81に保存されるリンクデータ、ノードデータ、道路種別データ等を参照して汎用的なコスト計算プログラムによりなされる。
代替施設検索部73は、第1の選択部731、選択施設保存部733、第2の相関関係(対利用者)作成部734、及び第2の選択部735を備える。
第1の選択部731は、目的地として指定された施設に付属の第1のメモリに保存されている第1相関関係を読み出す。そして、他の施設に付属の第1のメモリの内容をサーチして、この第1の相関関係と類似の第1の相関関係を備える施設を選択する。選択された施設は選択施設保存部733に保存される。
第1の選択部731は、目的地として指定された施設に付属の第1のメモリに保存されている第1相関関係を読み出す。そして、他の施設に付属の第1のメモリの内容をサーチして、この第1の相関関係と類似の第1の相関関係を備える施設を選択する。選択された施設は選択施設保存部733に保存される。
第2の相関関係(対利用者)作成部734は、選択施設保存部733に保存された施設を読出し、その施設とナビゲーション装置50との関係を特定する。即ち、ナビゲーション装置50をプローブ端末とみなして、これと読み出された施設との第1〜第nの関係を関係特定部11と同様にして特定し、特定された関係を第2の相関関係(施設固有)作成部12と同様に処理する。これにより、第2の相関関係(対利用者)が得られる。
第2の相互関係(対利用者)を得るため、第2の相関関係(対利用者)作成部734の機能をサーバ装置2の第2の相互関係(施設固有)作成部12に担わせてもよい。
第2の選択部735は、特定された施設に付属の第2のメモリの内容をサーチして、第2の相関関係(対利用者)と類似の第2の相関関係(施設固有)を備える施設を選択する。
第2の選択部735は、特定された施設に付属の第2のメモリの内容をサーチして、第2の相関関係(対利用者)と類似の第2の相関関係(施設固有)を備える施設を選択する。
上記において、サーバ装置2のハード構成を図2に示す。
演算部200はCPU201、ROM203及びRAM205を備え、システム全体の制御をつかさどる。それとともに、行動特定部5、第1の相関関係作成部7、関係特定部11及び第2の相関関係(施設固有)作成部12として機能する。ROM203は、演算部200を制御する制御プログラム等が格納された図示しない不揮発性メモリを含む。RAM205は、キーボード等の入力装置230を介して利用者により予め設定された各種設定値を読み出し可能に格納したり、CPU201に対してワーキングエリアを提供したりする。演算部200を制御する制御プログラムはROM203に限らずRAM205や第1記憶装置211及び第2記憶装置213に格納されていてもよい。
演算部200はCPU201、ROM203及びRAM205を備え、システム全体の制御をつかさどる。それとともに、行動特定部5、第1の相関関係作成部7、関係特定部11及び第2の相関関係(施設固有)作成部12として機能する。ROM203は、演算部200を制御する制御プログラム等が格納された図示しない不揮発性メモリを含む。RAM205は、キーボード等の入力装置230を介して利用者により予め設定された各種設定値を読み出し可能に格納したり、CPU201に対してワーキングエリアを提供したりする。演算部200を制御する制御プログラムはROM203に限らずRAM205や第1記憶装置211及び第2記憶装置213に格納されていてもよい。
第1記憶装置211は第1の相関関係保存部9として機能する。第1の相関関係保存部9に保存されている第1の相関関係は、通信インターフェース20を介して、ナビゲーション装置50の第1のメモリ8311に保存される。
第2記憶装置213は第2の相関関係(施設固有)保存部14として使用される。第2の相関関係(施設固有)保存部14に保存されている第2の相関関係(施設固有)は、通信インターフェース20を介して、ナビゲーション装置50の第2のメモリ8313に保存される。
これら第1及び第2の記憶装置はハードメモリやフラッシュメモリなど、サーバシステムのメモリ装置の一部の領域を利用することが好ましい。
第2記憶装置213は第2の相関関係(施設固有)保存部14として使用される。第2の相関関係(施設固有)保存部14に保存されている第2の相関関係(施設固有)は、通信インターフェース20を介して、ナビゲーション装置50の第2のメモリ8313に保存される。
これら第1及び第2の記憶装置はハードメモリやフラッシュメモリなど、サーバシステムのメモリ装置の一部の領域を利用することが好ましい。
なお、データを一時的に保存する、いわゆるバッファメモリには、演算部のRAMの一部領域を利用できる。
出力装置220はディスプレイや音声出力装置であり、入力装置230は音声入力部や、ディスプレイに重ねて配置されるタッチパネル式のキーボートやマウスなどが該当する。
コンピュータを構成する各装置はシステムバス240で連結されている。
出力装置220はディスプレイや音声出力装置であり、入力装置230は音声入力部や、ディスプレイに重ねて配置されるタッチパネル式のキーボートやマウスなどが該当する。
コンピュータを構成する各装置はシステムバス240で連結されている。
ナビゲーション装置50のハード構成を図3に示す。
演算部500はCPU501、ROM503及びRAM505を備え、システム全体の制御をつかさどる。それとともに、ルート検索部71、第1の選択部731、第2の相関関係(対利用者)作成部734、第2の選択部735として機能する。ROM503は、演算部500を制御する制御プログラム等が格納された図示しない不揮発性メモリを含む。RAM505は、キーボード等の入力装置530を介して利用者により予め設定された各種設定値を読み出し可能に格納したり、CPU201に対してワーキングエリアを提供したりする。RAM505は選択施設保存部733として機能する。演算部を制御する制御プログラムはROM503に限らずRAM505や第1記憶装置511及び第2記憶装置513に格納されていてもよい。
演算部500はCPU501、ROM503及びRAM505を備え、システム全体の制御をつかさどる。それとともに、ルート検索部71、第1の選択部731、第2の相関関係(対利用者)作成部734、第2の選択部735として機能する。ROM503は、演算部500を制御する制御プログラム等が格納された図示しない不揮発性メモリを含む。RAM505は、キーボード等の入力装置530を介して利用者により予め設定された各種設定値を読み出し可能に格納したり、CPU201に対してワーキングエリアを提供したりする。RAM505は選択施設保存部733として機能する。演算部を制御する制御プログラムはROM503に限らずRAM505や第1記憶装置511及び第2記憶装置513に格納されていてもよい。
第1記憶装置511は第1のメモリ8311として機能する
第2記憶装置513は第2のメモリ8313として機能する。
これら第1及び第2の記憶装置はハードメモリやフラッシュメモリなど、サーバシステムのメモリ装置の一部の領域を利用することが好ましい。
なお、データを一時的に保存する、いわゆるバッファメモリには、演算部のRAMの一部領域を利用できる。
出力装置520はディスプレイや音声出力装置であり、入力装置530は音声入力部や、ディスプレイに重ねて配置されるタッチパネル式のキーボートやマウスなどが該当する。
コンピュータを構成する各装置はシステムバス540で連結されている。
第2記憶装置513は第2のメモリ8313として機能する。
これら第1及び第2の記憶装置はハードメモリやフラッシュメモリなど、サーバシステムのメモリ装置の一部の領域を利用することが好ましい。
なお、データを一時的に保存する、いわゆるバッファメモリには、演算部のRAMの一部領域を利用できる。
出力装置520はディスプレイや音声出力装置であり、入力装置530は音声入力部や、ディスプレイに重ねて配置されるタッチパネル式のキーボートやマウスなどが該当する。
コンピュータを構成する各装置はシステムバス540で連結されている。
次に、案内装置1の作用について説明する。
(第1の相関関係の作成及び保存、図4)
サーバ装置2のプローブデータ保存部3に、プローブ端末30、33からのプローブデータが蓄積されている。
行動特定部5は、ナビゲーションに用いるマップデータから処理の対象となる施設を抽出する(ステップ1)。この例では、全施設を抽出対象としているが、一部の施設のみを抽出することもできる。
ステップ3では、行動特定部5がプローブデータ保存部3を参照して、抽出された施設で実行された動作を特定し、特定された動作をその種類ごとに蓄積する。より具体的には、例えば、既述の表1に示したように、過去1年間において、施設毎に行動1〜行動4の行われた数をカウントする。
(第1の相関関係の作成及び保存、図4)
サーバ装置2のプローブデータ保存部3に、プローブ端末30、33からのプローブデータが蓄積されている。
行動特定部5は、ナビゲーションに用いるマップデータから処理の対象となる施設を抽出する(ステップ1)。この例では、全施設を抽出対象としているが、一部の施設のみを抽出することもできる。
ステップ3では、行動特定部5がプローブデータ保存部3を参照して、抽出された施設で実行された動作を特定し、特定された動作をその種類ごとに蓄積する。より具体的には、例えば、既述の表1に示したように、過去1年間において、施設毎に行動1〜行動4の行われた数をカウントする。
ステップ5では、得られた行動の数を第1の相関関係作成部7が正規化して、施設間での対比を平準化している。各施設における正規化された行動数の分布が第1の相関関係である。
ステップ7では、得られた第1の相関関係を第1の相関関係保存部9に保存する。
ステップ9において、第1の相関関係保存部9に保存された第1の相関関係はナビゲーション装置20へ送信されて、第1のメモリ8311に保存される。
ステップ7では、得られた第1の相関関係を第1の相関関係保存部9に保存する。
ステップ9において、第1の相関関係保存部9に保存された第1の相関関係はナビゲーション装置20へ送信されて、第1のメモリ8311に保存される。
(第2の相関関係(施設固有)の作成及び保存、図5)
ステップ11において、関係特定部11はマップデータから処理の対象となる施設を抽出する。この例では、全施設を抽出対象としているが、一部の施設のみを抽出することもできる。
ステップ13では、関係特定部11がプローブデータ保存部3を参照して、抽出された施設に立ち寄ったプローブ端末を特定して、更にそのプローブ端末の走行履歴を特定して、それぞれバッファメモリに保存する。
ステップ15では、ステップ13で特定されたプローブ端末と施設との関係を特定する。より具体的には、例えば表2に示したように、関係1〜関係3を特定する。
ステップ11において、関係特定部11はマップデータから処理の対象となる施設を抽出する。この例では、全施設を抽出対象としているが、一部の施設のみを抽出することもできる。
ステップ13では、関係特定部11がプローブデータ保存部3を参照して、抽出された施設に立ち寄ったプローブ端末を特定して、更にそのプローブ端末の走行履歴を特定して、それぞれバッファメモリに保存する。
ステップ15では、ステップ13で特定されたプローブ端末と施設との関係を特定する。より具体的には、例えば表2に示したように、関係1〜関係3を特定する。
ステップ16では、ステップ15で特定された関係1〜関係3を施設毎に処理して、指標「○」、「△」及び「×」を特定する。これにより、施設毎に第2の相関関係(施設固有)が特定されたこととなる。
ステップ18では、得られた第2の相関関係(施設固有)を第2の相関関係(施設固有)保存部14に保存する。
ステップ19において、第2の相関関係(施設固有)保存部14に保存された第2の相関関係(施設固有)はナビゲーション装置50へ送信されて、第2のメモリ8311に保存される。
ステップ18では、得られた第2の相関関係(施設固有)を第2の相関関係(施設固有)保存部14に保存する。
ステップ19において、第2の相関関係(施設固有)保存部14に保存された第2の相関関係(施設固有)はナビゲーション装置50へ送信されて、第2のメモリ8311に保存される。
(代替施設の選択、図6)
ステップ31において、ナビゲーション装置50に目的地の施設が指定される。S32では、目的地とされた施設に付属する第1の相関関係を第1のメモリ8311から読み出す。
ステップ33では読み出した第1の相関関係が特徴的であるか否かを判断する。例えば所定の行動の占める割合が60%を超えるものを特徴的とみなし(ステップ33:YES)、ステップ34に進む。他方、かかる特徴的な第1の相関関係がない場合(ステップ33:NO)はステップ38に進み、目的地の施設をそのまま表示する。即ち、代替施設は表示されない。
ステップ31において、ナビゲーション装置50に目的地の施設が指定される。S32では、目的地とされた施設に付属する第1の相関関係を第1のメモリ8311から読み出す。
ステップ33では読み出した第1の相関関係が特徴的であるか否かを判断する。例えば所定の行動の占める割合が60%を超えるものを特徴的とみなし(ステップ33:YES)、ステップ34に進む。他方、かかる特徴的な第1の相関関係がない場合(ステップ33:NO)はステップ38に進み、目的地の施設をそのまま表示する。即ち、代替施設は表示されない。
ステップ34では、第1の選択部731は、第1のメモリ8311の内容を走査して、ステップ33で読みだした第1の相関関係(目的地の施設のもの)に類似する第1の相関関係を持つ他の施設を選択する。
ここに、第1の相関関係が類似するか否かを判定する基準は任意に設定可能である。例えば、表1の例では、目的地施設1(銀行)の第1の相関関係において、行動1の占める割合が60%を超えて95%と大きい。このように行動1の占める割合が最大な施設として施設5(市役所:行動1は60%)と施設3(コンビニ2:行動1は45%)があり、この2つの施設が選択される。
ここに、第1の相関関係が類似するか否かを判定する基準は任意に設定可能である。例えば、表1の例では、目的地施設1(銀行)の第1の相関関係において、行動1の占める割合が60%を超えて95%と大きい。このように行動1の占める割合が最大な施設として施設5(市役所:行動1は60%)と施設3(コンビニ2:行動1は45%)があり、この2つの施設が選択される。
その他、特定の複数の行動の占める割合を比較の対象とすることもできる。
なお、目的地の施設の第1の相互関係に特徴的な傾向が見られないときは、換言すれば、目的地の施設でなされる行動が一般的なものであるときは、代替施設を選択する必要もないし、仮に、類似のものを選択したとき候補となる施設の数が多くなりすぎるおそれがある。
なお、目的地の施設の第1の相互関係に特徴的な傾向が見られないときは、換言すれば、目的地の施設でなされる行動が一般的なものであるときは、代替施設を選択する必要もないし、仮に、類似のものを選択したとき候補となる施設の数が多くなりすぎるおそれがある。
ステップ35では、選択された施設を選択施設保存部733に保存し、さらに、ステップ37では選択された施設をナビゲーション装置50のディスプレイに表示させる。
ここに、ステップ38と相俟って、ナビゲーション装置50のディスプレイには、目的地の施設とともに代替施設も表示されることとなる。
ここに、ステップ38と相俟って、ナビゲーション装置50のディスプレイには、目的地の施設とともに代替施設も表示されることとなる。
今までの説明を図7の模式図に示す。利用者のナビゲーション装置50は、瀬戸大橋を丸亀方面へ通行しているとする。例えば、瀬戸大橋の途中で三菱UFJ銀行を検索したとき、汎用的な検索を実行すると、高松支店(施設1)が案内され、これが目的地となる。この施設1に付随する第1のメモリに保存される第1の相関関係において、行動1(ATM操作)に特徴がみられる。
そこで、他の施設(この例では施設2〜施設6)の第1の相関関係を調べると、施設3(コンビニ2)と施設5(市役所)において、類似の第1の相関関係があることがわかる。
よって、三菱UFJ銀行なる検索がかけられ、その松山支店(施設1)が目的地として指定されたとき、汎用的なナビゲーションソフトが案内する施設1とともに、施設3(コンビニ2)及び施設5(市役所)を代替施設として併せて案内する。
よって、三菱UFJ銀行なる検索がかけられ、その松山支店(施設1)が目的地として指定されたとき、汎用的なナビゲーションソフトが案内する施設1とともに、施設3(コンビニ2)及び施設5(市役所)を代替施設として併せて案内する。
図7からわかるように、市役所は幹線道路から外れており、コンビニ2は幹線道路に面している。土地勘が不慣れな旅行者にとっては、コンビニ2が優先的に案内されることが好ましい。
そこで、この例では、選択された施設(代替施設)を次のようにして絞り込む(図8参照)。
そこで、この例では、選択された施設(代替施設)を次のようにして絞り込む(図8参照)。
ステップ41では、第2の相関関係(対利用者)特定部734は、選択施設保存部733に保存されている施設を読み出す。そして、ステップ42において、読み出した施設と利用者のナビゲーション装置50との関係を特定する。具体的には、ナビゲーション装置50をプローブ端末とみなして、これと施設との関係を特定する。その結果、施設毎の第1〜第mの関係に「○」、「△」、「×」の指標が割り付けられる。これにより、ナビゲーション装置50と読み出された施設との第2の相関関係(対利用者)が得られる。
ステップ44において、第2の選択部735は、このようにして得られた第2の相関関係(対利用者)と第2のメモリ8313に保存されている第2の相関関係(施設固有)とを施設毎に比較し、相互に類似した施設を選択する。
ここに類似判断の基準は任意に設定可能であるが、表3の例では、指標が一致している関係の多寡による。その他、指標の一致、不一致に評価点を付与して、その点数で評価してもより。
表3の例では、施設5(市役所)に比べて施設3(コンビニ2)の一致点の方が多いことがわかる。したがって、施設3(コンビニ2)を選択して保存し(ステップ45)、選択した施設を、本来の目的地とともに表示する(ステップ47、48)。
ここに類似判断の基準は任意に設定可能であるが、表3の例では、指標が一致している関係の多寡による。その他、指標の一致、不一致に評価点を付与して、その点数で評価してもより。
表3の例では、施設5(市役所)に比べて施設3(コンビニ2)の一致点の方が多いことがわかる。したがって、施設3(コンビニ2)を選択して保存し(ステップ45)、選択した施設を、本来の目的地とともに表示する(ステップ47、48)。
本発明は、上記実施形態、実施例、変形例の説明に何ら限定されるものではない。特許請求の範囲の記載を逸脱せず、当業者が容易に想到できる範囲で種々の変形態様もこの発明に含まれる。
上記において、図8に示す処理は、選択施設保存部733に保存された施設について実行したが、これをマップデータに含まれるすべての施設若しくはその一部の施設に対して実行することもできる。
上記において、図8に示す処理は、選択施設保存部733に保存された施設について実行したが、これをマップデータに含まれるすべての施設若しくはその一部の施設に対して実行することもできる。
1 案内装置
2 サーバ装置
7 第1の相関関係作成部
12 第2の相関関係(施設固有)作成部
30、33 プローブ端末
50 ナビゲーション装置
73 代替施設検索部
731 第1の選択部
734 第2の相関関係(対利用者)作成部
735 第2の選択部
80 マップデータ保存部
831 施設
8311 第1のメモリ
9313 第2のメモリ
2 サーバ装置
7 第1の相関関係作成部
12 第2の相関関係(施設固有)作成部
30、33 プローブ端末
50 ナビゲーション装置
73 代替施設検索部
731 第1の選択部
734 第2の相関関係(対利用者)作成部
735 第2の選択部
80 マップデータ保存部
831 施設
8311 第1のメモリ
9313 第2のメモリ
Claims (9)
- 案内対象となる施設の代替施設を案内する案内装置であって、
マップデータに含まれる施設に付属する第1のメモリであって、前記施設に立ち寄ったことのある端末の、該施設における第1〜第mの行動の第1の相関関係を予め保存する第1のメモリと、
目的地として指定された施設について前記第1のメモリから前記第1の相互関係を読み出す第1の読出し部と、
該読み出された第1の相互関係と類似の第1の相互関係を備える他の施設を選択する第1の選択部を備える、案内装置。 - 前記各該施設と該施設に立ち寄ったことのある端末との間に成立する第1〜第nの関係についての第2の相関関係(施設固有)を予め保存する第2のメモリと、
利用者端末と案内対象となる施設との間に成立する前記第1〜第nの関係を特定し、更にこれらの関係についての第2の相関関係(対利用者)を特定する第2の特定部と、
前記第1の選択部で選択された施設から、前記第2の特定部で特定された前記第2の相互関係(対利用者)と類似の第2の相互関係(施設固有)を備える施設を選択する第2の選択部と、を更に備えてなる請求項1に記載の案内装置。 - 案内対象となる施設の代替施設を案内する案内装置であって、
マップデータに含まれる施設に付属する第2のメモリであって、該施設と該施設に立ち寄ったことのある端末との第1〜第nの関係、及びこれら関係の第2の相関関係(施設固有)を予め保存する第2のメモリと、
利用者端末と案内対象となる施設との間に成立する前記第1〜第nの関係を特定し、更にこれらの関係の第2の相関関係(対利用者)を特定する第2の特定部と、
このようにして特定された第2の相関関係(対利用者)と類似の第2の相関関係(施設固有)を備える施設を選択する第2の選択部を備える、案内装置。 - マップデータに含まれる各施設に付属する第1のメモリと、第1の読出し部と、第1の選択部とを備え、案内対象となる施設の代替施設を案内する案内装置を用いる案内方法であって、
施設に立ち寄ったことのある端末の、該施設における第1〜第mの行動の第1の相関関係を予め第1のメモリへ保存させる第1の保存ステップと、
目的地として指定された施設について前記第1のメモリから前記第1の相互関係を前記第1の読出し部に読み出させる第1の読出しステップと、
前記第1の選択部に前記第1のメモリの内容をサーチさせ、前記第1の読出しステップで読み出された第1の相互関係と類似の第1の相互関係を備える他の施設を選択させる第1の選択ステップと、
を含む案内方法。 - 前記案内装置は、更に、第2のメモリ、第2の特定部及び第2の選択部を備え、
該施設と該施設に立ち寄ったことのある端末との間に成立する第1〜第nの関係についての第2の相関関係(施設固有)を第2のメモリへ予め保存させる第2の保存ステップと、
利用者端末と案内対象となる施設との間に成立する前記第1〜第nの関係を特定し、更にこれらの関係についての第2の相関関係(対利用者)を前記第2の特定部に特定させる第2の特定ステップと、
前記第1の選択ステップで選択された施設から、前記第2の特定ステップで特定された前記第2の相互関係(対利用者)と類似の第2の相互関係(施設固有)を備える施設を第2の選択部に選択させる第2の選択ステップ、を更に含む請求項4に記載の案内方法。 - マップデータに含まれる施設に付属する第2のメモリと、第2の特定部と、及び第2の選択部を備え、案内対象となる施設の代替施設を案内する案内装置を用いる案内方法であって、
該施設に立ち寄ったことのある端末との第1〜第nの関係、及びこれら関係の第2の相関関係(施設固有)を予め第2のメモリへ保存させる第2の保存ステップと、
利用者端末と案内対象となる施設との間に成立する前記第1〜第nの関係を特定し、更にこれらの関係の第2の相関関係(対利用者)を第2の特定部に特定させる第2の特定ステップと、
このように特定された第2の相関関係(対利用者)と類似の第2の相関関係(施設固有)を備える施設を第2の選択部に選択させる第2の選択ステップと、を含む案内方法。 - マップデータに含まれる各施設に付属する第1のメモリと、第1の読出し部と、第1の選択部とを備え、案内対象となる施設の代替施設を案内する案内装置用のコンピュータに用いられるプログラムであって、
前記第1のメモリへ、施設に立ち寄ったことのある端末の、該施設における第1〜第mの行動の第1の相関関係を予め保存させ、
前記第1の読出し部に、目的地として指定された施設について前記第1のメモリから前記第1の相互関係を読み出させ、
前記第1の選択部に、前記第1のメモリの内容をサーチさせ、前記第1の読出しステップで読み出された第1の相互関係と類似の第1の相互関係を備える他の施設を選択させる、
案内装置用のコンピュータに用いられるプログラム。 - 前記案内装置は、更に、第2のメモリ、第2の特定部及び第2の選択部を備え、
前記第2のメモリに、該施設と該施設に立ち寄ったことのある端末との間に成立する第1〜第nの関係についての第2の相関関係(施設固有)を予め保存させ、
前記第2の特定部に、利用者端末と案内対象となる施設との間に成立する前記第1〜第nの関係を特定し、更にこれらの関係についての第2の相関関係(対利用者)を特定させ、
前記第2の選択部に、前記第1の選択部に選択された施設から、前記第2の特定部で特定された前記第2の相互関係(対利用者)と類似の第2の相互関係(施設固有)を備える施設を選択させる、請求項7に記載のコンピュータ用のプログラム。 - マップデータに含まれる施設に付属する第2のメモリと、第2の特定部と、及び第2の選択部を備え、案内対象となる施設の代替施設を案内する案内装置のコンピュータに用いられるプログラムであって、
前記第3のメモリに、該施設に立ち寄ったことのある端末との第1〜第nの関係、及びこれら関係の第2の相関関係(施設固有)を予め保存させ、
前記第3の特定部に、利用者端末と案内対象となる施設について前記第1〜第nの関係を特定し、更にこれらの関係の第2の相関関係(対利用者)を第3の特定部に特定させ、
前記第3の選択部に、このように特定された第2の相関関係(対利用者)と類似の第2の相関関係(施設固有)を備える施設を選択させる、案内装置用のコンピュータに用いられるプログラム。
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