JP2020120347A - 印刷装置、及び、印刷装置の制御方法 - Google Patents

印刷装置、及び、印刷装置の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ホスト装置がシリアルI/Fを備えない場合でも、ホスト装置によるコマンドの送信で、プリンターのシリアルI/Fを検査できるようにすること。【解決手段】プリンターは、ホスト装置と通信可能なプリンターUSBI/Fと、シリアルI/Fと、プリンター制御部と、を備え、シリアルI/Fは、ループバックジグが接続可能であり、プリンター制御部は、プリンターUSBI/Fによりホスト装置から検査コマンドを受信した場合、受信した検査コマンドに基づいて検査データを取得し、取得した検査データをTxD端子により送信し、RxD端子によりシリアルI/Fに接続するループバックジグを介して検査データを受信できたか否かに応じて、第1応答データ、又は、第2応答データを、プリンターUSBI/Fによりホスト装置に送信する。【選択図】図1

Description

本発明は、印刷装置、及び、印刷装置の制御方法に関する。
従来、検査対象に検査用のコマンドを送信することによって検査対象を検査する技術が知られている。例えば、特許文献1は、検査装置がシリアルインターフェースを介して被検査基板に検査用のコマンドを送信し、被検査基板がシリアルインターフェースを介して検査装置に検査結果としてコマンドに対する応答を送信する技術を開示する。
特開2001−318121号公報
特許文献1記載のようなコマンドの送信によって行われる検査では、シリアルインターフェース等の通信部を検査対象とする場合がある。しかしながら、従来の通信部の検査では、検査対象の通信部と検査用のコマンドを送信する装置の通信部とが同じ通信規格であることを前提とする場合があり、両者の通信部が異なる通信規格であると検査用のコマンドを送信できずに検査を行えない可能性があった。
上記課題を解決する一態様は、外部装置と通信可能な第1通信部と、データを送信可能な送信部、及び、前記データを受信可能な受信部を有し、前記第1通信部の通信規格と異なる通信規格の第2通信部と、前記第1通信部、及び、前記第2通信部を制御する制御部と、を備え、前記第2通信部は、ループバック部材が接続可能であり、前記制御部は、前記第1通信部により前記外部装置から検査コマンドを受信した場合、受信した前記検査コマンドに基づいて、検査データを取得し、取得した前記検査データを前記送信部により送信し、前記第2通信部に接続する前記ループバック部材を介して、前記受信部により前記検査データを受信できたか否かに応じて、第1データ、又は、前記第1データと異なる第2データを、前記第1通信部により前記外部装置に送信する、印刷装置である。
上記印刷装置において、前記第1データは、前記検査データを含むデータであり、前記第2データは、前記検査データを含まないデータであってもよい。
上記印刷装置において、前記検査コマンドは、前記検査データを含み、前記制御部は、前記第1通信部により受信した前記検査コマンドから前記検査データを取得し、前記送信部により取得した前記検査データを送信する、構成でもよい。
上記印刷装置において、前記制御部は、前記送信部により前記検査データを送信してから、所定時間内に前記検査データを前記受信部により受信できた場合、前記第1データを、前記第1通信部により前記外部装置に送信し、前記送信部により前記検査データを送信してから、所定時間内に前記検査データを前記受信部により受信できなかった場合、前記第2データを、前記第1通信部により前記外部装置に送信する、構成でもよい。
上記印刷装置において、前記制御部は、前記受信部により前記検査データを受信した場合、受信した前記検査データと、前記送信部により送信した前記検査データとが一致するか否かを判定し、一致すると判定した場合に、前記第2通信部の状態が正常な状態であることを示す前記第1データを送信する、構成でもよい。
上記印刷装置において、前記制御部は、前記受信部により受信した前記検査データと、前記送信部により送信した前記検査データとが一致しない場合、前記第2通信部の状態が異常な状態であることを示す前記第2データを送信する、構成でもよい。
上記印刷装置において、受信バッファーを、さらに備え、前記制御部は、前記第1通信部により前記検査コマンドを受信した場合、前記受信バッファーをクリアにする、構成でもよい。
上記課題を解決する別の一態様は、外部装置と通信可能な第1通信部と、データを送信可能な送信部、及び、前記データを受信可能な受信部を有し、前記第1通信部の通信規格と異なる通信規格の第2通信部と、備える印刷装置の制御方法であって、前記第1通信部により前記外部装置から検査コマンドを受信した場合、受信した前記検査コマンドに基づいて、検査データを取得し、取得した前記検査データを前記送信部により送信し、前記第2通信部に接続するループバック部材を介して、前記受信部により前記検査データを受信できたか否かに応じて、第1データ、又は、前記第1データと異なる第2データを、前記第1通信部により前記外部装置に送信する、印刷装置の制御方法である。
ホスト装置、及び、プリンターの構成を示す図。 ホスト装置、及び、プリンターの動作を示すフローチャート。 検査コマンドの一例を示す図。 第1応答データの一例を示す図。 第2応答データの一例を示す図。 ホスト装置、及び、プリンターの動作を示すフローチャート。
[第1実施形態]
まず、第1実施形態について説明する。
図1は、ホスト装置2、及び、プリンター3の構成を示す図である。ホスト装置2は、外部装置の一例に対応する。プリンター3は、印刷装置の一例に対応する。
図1に示すように、検査システム1は、ホスト装置2とプリンター3とを備える。図1に示す検査システム1では、ループバックジグ4がプリンター3に接続する。ループバックジグは、ループバック部材の一例に対応する。
ホスト装置2は、プリンター3を制御する制御装置である。
ホスト装置2は、ホスト制御部20、ホスト入力部21、ホスト表示部22、及び、ホスト通信部23を備える。
ホスト制御部20は、CPUやMPU等のプログラムを実行するプロセッサーであるホストプロセッサー200、及び、ホスト記憶部210を備え、ホスト装置2の各部を制御する。ホスト制御部20は、ホストプロセッサー200が、ホスト記憶部210に記憶された制御プログラム210Aを読み出して処理を実行するように、ハードウェア、及びソフトウェアの協働により各種処理を実行する。
ホスト記憶部210は、ホストプロセッサー200が実行するプログラムや、ホストプロセッサー200により処理されるデータを記憶する記憶領域を有する。ホスト記憶部210は、ホストプロセッサー200が実行する制御プログラム210A、その他の各種データを記憶する。ホスト記憶部210は、プログラムやデータを不揮発的に記憶する不揮発性記憶領域を有する。また、ホスト記憶部210は、揮発性記憶領域を備え、ホストプロセッサー200が実行するプログラムや処理対象のデータを一時的に記憶するワークエリアを構成してもよい。
ホスト入力部21は、ホスト装置2に設けられた操作スイッチや、ホスト装置2と接続したキーボード、タッチパネル等の入力手段を備え、ホスト装置2を操作するユーザーの入力手段に対する操作を検出し、ホスト制御部20に出力する。ホスト制御部20は、ホスト入力部21からの入力に基づいて、入力手段に対する操作に対応する処理を実行する。
ホスト表示部22は、液晶表示パネル等の表示パネルを備え、ホスト制御部20の制御に従って、各種情報を表示する。
ホスト通信部23は、所定の通信規格に従った通信ハードウェアにより構成され、ホスト制御部20の制御で、プリンター3と通信する。なお、通信ハードウェアとしては、通信回路や、通信ポート、通信基板、通信コネクター等のハードウェアが一例として挙げられる。ホスト通信部23とプリンター3との間で使用される通信規格は、有線通信に係る規格でも無線通信に係る規格でもよいが、本実施形態ではUSB通信規格を例示する。そのため、図1に示すように、ホスト通信部23は、通信インターフェースとして、ホストUSBインターフェース231を有する。
以下の説明、及び各図面では、「インターフェース」を「I/F」と略記する。
ホストUSBI/F231は、USB通信規格に係る通信ハードウェアを備え、ホスト制御部20の制御で、プリンター3とUSB通信規格に従って通信する。
プリンター3は、印刷媒体としてロール紙を収容し、収容したロール紙にライン型のサーマルヘッド331でドットを形成して文字や画像等を印刷するサーマルプリンターである。なお、本実施形態に係るプリンター3の印刷方式はサーマル方式であるが、プリンター3の印刷方式は、サーマル方式に限らず、インクジェット方式等の他の印刷方式でもよい。また、プリンター3の印刷ヘッドは、ライン型に限らず、シリアル型でもよい。
プリンター3は、プリンター制御部30、プリンター入力部31、プリンター表示部32、印刷部33、及び、プリンター通信部34を備える。プリンター制御部は、制御部の一例に対応する。
プリンター制御部30は、CPUやMPU等のプログラムを実行するプロセッサーであるプリンタープロセッサー300、及び、プリンター記憶部310を備え、プリンター3の各部を制御する。プリンター制御部30は、プリンタープロセッサー300が、プリンター記憶部310に記憶された制御プログラム310Aを読み出して処理を実行するように、ハードウェア、及びソフトウェアの協働により各種処理を実行する。
プリンター記憶部310は、プリンタープロセッサー300が実行するプログラムや、プリンタープロセッサー300により処理されるデータ、ホスト装置2から受信したコマンドやデータを記憶する記憶領域を有する。プリンター記憶部310は、プリンタープロセッサー300が実行する制御プログラム310A、その他の各種データを記憶する。プリンター記憶部310は、プログラムやデータを不揮発的に記憶する不揮発性記憶領域を有する。また、プリンター記憶部310は、揮発性記憶領域を備え、プリンタープロセッサー300が実行するプログラムや処理対象のデータを一時的に記憶するワークエリアを構成してもよい。
図1に示すように、プリンター記憶部310は、ホスト装置2から受信したコマンドやデータを記憶する記憶領域として、受信バッファー310Bを有する。受信バッファー310Bは、プリンター記憶部310の記憶領域の一部を用いて実現される一時記憶領域であり、ホスト装置2から受信するコマンドやデータを一時的に記憶する。ホスト装置2から受信されたコマンドやデータは、一旦、受信バッファー310Bに記憶され、その後、プリンター制御部30によって処理される。プリンター制御部30は、受信バッファー310Bに格納された順に、受信バッファー310Bからコマンドやデータを読み出し、順次処理する。
プリンター入力部31は、プリンター3に設けられた操作スイッチや、タッチパネル等の入力手段を備え、ユーザーの入力手段に対する操作を検出し、プリンター制御部30に出力する。プリンター制御部30は、プリンター入力部31からの入力に基づいて、入力手段に対する操作に対応する処理を実行する。
プリンター表示部32は、複数のLEDや、表示パネル等を備え、プリンター制御部30の制御で、LEDを所定の態様で点灯/消灯や、表示パネルへの情報の表示等を実行する。
印刷部33は、プリンター制御部30の制御に従って、ホスト装置2から受信する印刷データに基づいて印刷を実行する。印刷データは、印刷コマンドを含んで構成してもよい。印刷コマンドは、ロール紙への文字や画像等の印刷を指示するコマンドである。なお、ホスト装置2から受信する印刷コマンドは、プリンター3が対応するコマンド体系のコマンドである。
印刷部33は、サーマルヘッド331、ヘッド駆動部333、搬送モーター334、カッター駆動モーター335、及び、カッター336を備える。
サーマルヘッド331は、抵抗体から構成される発熱素子332をロール紙の搬送方向と交差する交差方向に複数配列して有する。搬送方向と交差する方向の一例としては、搬送方向と直交する方向が挙げられる。サーマルヘッド331は、発熱素子332に通電することにより発熱させ、ロール紙の印刷面に熱を与えることによって、文字や画像等を印刷する。
ヘッド駆動部333は、回路等のサーマルヘッド331を駆動するために必要なハードウェアを備え、プリンター制御部30の制御で、サーマルヘッド331の発熱素子332に対する通電を制御する。
搬送モーター334は、プリンター制御部30の制御で、搬送ローラーを回転させ、ロール紙を搬送方向に搬送する。
カッター駆動モーター335は、プリンター制御部30の制御で、カッター336を構成する可動刃を固定刃に向けてスライドするように駆動させ、ロール紙をカットする。
プリンター通信部34は、通信規格が異なる複数の通信インターフェースを備え、プリンター制御部30の制御で、ホスト装置2やプリンター3に接続されたデバイス等の外部機器と通信する。なお、プリンター3に接続可能なデバイスとしては、自動釣銭機や、金銭を収容するドロワー、所定のコードを読み取るコードリーダー等が例として挙げられる。本実施形態では、プリンター通信部34は、通信インターフェースとして、プリンターUSBI/F341と、シリアルI/F342とを有する。プリンターUSBI/F341は、第1通信部の一例に対応する。また、シリアルI/F342は、第2通信部の一例に対応する。なお、シリアルI/F342は、ホスト通信部23が有していない通信インターフェースである。
プリンターUSBI/F341は、USB通信規格に係る通信ハードウェアを備え、プリンター制御部30の制御で、ホスト装置2とUSB通信規格に従って通信する。
シリアルI/F342は、USB通信規格以外のシリアル通信規格に係る通信ハードウェアを備え、プリンター制御部30の制御で、プリンター3に接続するデバイスと通信する。本実施形態においてシリアルI/F342は、RS232C規格のD−sub9ピンのコネクターを有するインターフェースである。そのため、シリアルI/F342は、DCD(Data Carrier Detect)端子TP1、RxD(Receive Data)端子TP2、TxD(Transmit Data)端子TP3、DTR(Data Terminal Ready)端子TP4、GND(Ground)端子TP5、DSR(Data Set Ready)端子TP6、RTS(Request To Send)端子TP7、CTS(Clear To Send)端子TP8、及び、RI(Ring Indicator)端子TP9を有する。TxD端子TP3は、送信部の一例に対応する。また、RxD端子TP2は、受信部の一例に対応する。
図1に示すシリアルI/F342には、ループバックジグ4が接続している。ループバックジグ4は、シリアルI/F342が有する9つの端子のそれぞれに対応する端子TJ1〜TJ9を有する。ループバックジグ4は、シリアルI/F342との接続時において、端子TJ1がDCD端子TP1と接続し、端子TJ2がRxD端子TP2と接続し、端子TJ3がTxD端子TP3と接続し、端子TJ4がDTR端子TP4と接続し、端子TJ5がGND端子TP5と接続し、端子TJ6がDSR端子TP6と接続し、端子TJ7がRTS端子TP7と接続し、端子TJ8がCTS端子TP8と接続し、端子TJ9がRI端子TP9と接続する。
図1に示すように、ループバックジグ4は、端子TJ2と端子TJ3とが結線されている。したがって、シリアルI/F342に接続しているループバックジグ4は、TxD端子TP3から送信されたデータをRxD端子TP2へループバックする。また、ループバックジグ4は、端子TJ4、TJ9が端子TJ6に結線し、端子TJ7と端子TJ8が結線している。
このループバックジグ4は、シリアルI/F342を検査するためのジグであり、ホスト装置2がシリアルI/F342を検査する際に、ユーザー等によってプリンター3に取り付けられ、シリアルI/F342と接続する。なお、シリアルI/F342を検査するとは、シリアルI/F342の状態が正常な状態であるか異常な状態であるかを調べることである。シリアルI/F342の状態が正常な状態であるとは、シリアルI/F342がデータを送受信可能な状態であることを示す。シリアルI/F342の状態が異常な状態であるとは、シリアルI/F342の状態が、データの送信及びデータの受信の少なくともいずれかができない状態であることを示す。
次に、シリアルI/F342の検査に係るホスト装置2、及びプリンター3の動作を説明する。
図2は、ホスト装置2、及び、プリンター3の動作を示すフローチャートである。図2において、フローチャートFAはホスト装置2の動作を示し、フローチャートFBはプリンター3の動作を示す。
図2に示すフローチャートでは、プリンター3にループバックジグ4が取り付けられており、シリアルI/F342とループバックジグ4が接続しているものとする。
ホスト装置2のホスト制御部20は、プリンター3のシリアルI/F342の検査を実行するトリガーが発生したか否かを判別する(ステップSA1)。例えば、ホスト制御部20は、ホスト入力部21が、シリアルI/F342の検査を指示する操作を検出した場合、ステップSA1で肯定判別する。
ホスト制御部20は、プリンター3のシリアルI/F342の検査を実行するトリガーが発生したと判別した場合(ステップSA1:YES)、検査コマンドKCDを生成する(ステップSA2)。
図3は、検査コマンドKCDの一例を示す図である。
検査コマンドKCDは、シリアルI/F342を検査するため専用のコマンドである。本実施形態では、検査コマンドKCDは、TxD端子TP3による検査データKDの送信、及び、第1応答データOD1と第2応答データOD2とのいずれかの送信を指示する。第1応答データOD1は、第1データの一例に対応する。また、第2応答データOD2は、第2データの一例に対応する。
図3に示すように、検査コマンドKCDは、命令コード部MCBとデータ部DBとを少なくとも含んで構成される。
命令コード部MCBには、検査コマンドKCDの専用の命令コードが格納される。
データ部DBは、検査データKDが格納される。検査データKDは、シリアルI/F342を検査するためのデータであり、例えば所定の文字を示すデータである。
例えば、検査データKDが予めホスト記憶部210に記憶されている場合、ホスト制御部20は、ホスト記憶部210から検査データKDを取得し、データ部DBに取得した検査データKDを格納することにより検査コマンドKCDを生成する。なお、ホスト制御部20は、検査データKDを生成して、生成した検査データKDをデータ部DBに格納することで検査コマンドKCDを生成してもよい。
図2を参照して、ホスト制御部20は、検査コマンドKCDを生成すると、生成した検査コマンドKCDをホストUSBI/F231によりプリンター3に送信する(ステップSA3)。
フローチャートFBを参照して、プリンター3のプリンター制御部30は、プリンターUSBI/F341によりコマンドを受信し(ステップSB1)、受信したコマンドを受信バッファー310Bに格納する(ステップSB2)。
次いで、プリンター制御部30は、受信バッファー310Bからコマンドを読み出し、読み出したコマンドが検査コマンドKCDであるか否か判別する(ステップSB3)。プリンター制御部30は、ステップSB3の判別を、例えばコマンドの命令コードに基づいて行う。
プリンター制御部30は、受信バッファー310Bから読み出したコマンドが検査コマンドKCDでないと判別した場合(ステップSB3:NO)、読み出したコマンドに基づく処理を実行する(ステップSB4)。例えば、受信バッファー310Bに未処理の検査コマンドKCD以外のコマンドが格納されており、この未処理のコマンドを読み出した場合、プリンター制御部30は、この未処理のコマンドに基づく処理を実行する。プリンター制御部30は、ステップSB4の処理を実行すると、処理をステップSB3に戻す。
一方で、プリンター制御部30は、受信バッファー310Bから読み出したコマンドが検査コマンドKCDであると判別した場合(ステップSB3:YES)、受信バッファー310Bをクリアにする(ステップSB5)。受信バッファー310Bをクリアにするとは、受信バッファー310Bに格納されているコマンドやデータを全て消去することである。
次いで、プリンター制御部30は、検査コマンドKCDのデータ部DBから検査データKDを取得する(ステップSB6)。
次いで、プリンター制御部30は、取得した検査データKDを、シリアルI/F342のTxD端子TP3により送信する(ステップSB7)。
次いで、プリンター制御部30は、検査データKDを送信してからの経過時間のカウントを開始する(ステップSB8)。プリンター制御部30は、ステップSB8において、例えば図示しないタイマーによって経過時間をカウントする。
次いで、プリンター制御部30は、カウントした経過時間が所定時間を上回るか否かを判別する(ステップSB9)。この所定時間は、事前のテストやシミュレーション等によって予め定められ、情報としてプリンター記憶部310に記憶されている。
プリンター制御部30は、カウントした経過時間が所定時間を上回らないと判別した場合(ステップSB9:NO)、シリアルI/F342のRxD端子TP2により検査データKDを受信したか否かを判別する(ステップSB10)。
プリンター制御部30は、シリアルI/F342のRxD端子TP2により検査データKDを受信していないと判別した場合(ステップSB10:NO)、処理をステップSB9に戻し、再度、カウントした経過時間が所定時間を上回るか否かを判別する。
一方、プリンター制御部30は、シリアルI/F342のRxD端子TP2により検査データKDを受信したと判別した場合(ステップSB10:YES)、第1応答データOD1を生成する(ステップSB11)。
図4は、第1応答データOD1の一例を示す図である。
第1応答データOD1は、検査コマンドKCDに対する応答データであって、ヘッダーデータHD、RxD端子TP2により受信した検査データKD、及び、ヌルデータNDを含むデータである。第1応答データOD1において検査データKDは、ヘッダーにヘッダーデータHDが付加されフッターにヌルデータNDが付加されている。
図2を参照して、プリンター制御部30は、第1応答データOD1を生成すると、プリンターUSBI/F341により生成した第1応答データOD1をホスト装置2に送信する(ステップSB12)。
ステップSB9の説明に戻り、プリンター制御部30は、カウントした経過時間が所定時間を上回らないと判別した場合(ステップSB9:NO)、第2応答データOD2を生成する(ステップSB13)。なお、ステップSB9の否定判別は、所定時間内にシリアルI/F342のRxD端子TP2が検査データKDを受信できなかったことを示す。
図5は、第2応答データOD2の一例を示す図である。
第2応答データOD2は、第1応答データOD1と同様、検査コマンドKCDに対する応答データである。第2応答データOD2は、ヘッダーデータHDと、ヌルデータNDとを含んだデータである。第2応答データOD2は、第1応答データOD1と比較して明らかな通り、検査データKDを含んでいない。
図2を参照して、プリンター制御部30は、第2応答データOD2を生成すると、プリンターUSBI/F341により生成した第2応答データOD2をホスト装置2に送信する(ステップSB14)。
フローチャートFAを参照して、ホスト装置2のホスト制御部20は、第1応答データOD1、又は、第2応答データOD2をホストUSBI/F231により受信する(ステップSA4)。
次いで、ホスト制御部20は、ホストUSBI/F231により、第1応答データOD1を受信したか第2応答データOD2を受信したかを判別する(ステップSA5)。ホスト制御部20は、検査データKDの有無に基づいて、第1応答データOD1を受信したか第2応答データOD2を受信したかを判別する。
ホスト制御部20は、ホストUSBI/F231により第1応答データOD1を受信したと判別した場合(ステップSA5:「第1応答データ」)、シリアルI/F342の状態が正常な状態であると判定する(ステップSA6)。
ホスト制御部20は、シリアルI/F342の状態が正常な状態であると判定すると、判定結果に対応する処理を実行する(ステップSA8)。例えば、ホスト制御部20は、ステップSA8において、シリアルI/F342の状態が正常な状態である旨をホスト表示部22によって報知する。
ステップSA5の説明に戻り、ホスト制御部20は、ホストUSBI/F231により第2応答データOD2を受信したと判別した場合(ステップSA5:「第2応答データ」)、シリアルI/F342の状態が異常な状態であると判定する(ステップSA7)。
ホスト制御部20は、シリアルI/F342の状態が異常な状態であると判定すると、判定結果に対応する処理を実行する(ステップSA8)。例えば、ホスト制御部20は、ステップSA8において、シリアルI/F342の状態が異常な状態である旨をホスト表示部22によって報知する。
上述したホスト装置2の動作は、検査コマンドKCDに対する応答データが第1応答データOD1であるか第2応答データOD2であるかで、プリンター3のシリアルI/F342の状態が正常であるか異常であるかを判定する構成である。なお、第1応答データOD1に含まれる検査データKDは、ノイズ等によってデータ化けしている場合が有り得る。そこで、ホスト制御部20は、第1応答データOD1をプリンター3から受信した場合、第1応答データOD1に含まれる検査データKDと、プリンター3に送信した検査コマンドKCDのデータ部DBに格納した検査データKDとが一致するか否かを判定してもよい。ホスト制御部20は、一致すると判定した場合、シリアルI/F342の状態が正常な状態であると判定し、一致しないと判定した場合、シリアルI/F342の状態が異常な状態であると判定する。これにより、ホスト装置2は、より正確にシリアルI/Fを検査できる。
以上、説明したように、プリンター3は、ホスト装置2と通信可能なプリンターUSBI/F231と、RxD端子TP2及びTxD端子TP3を有するシリアルI/F342と、プリンター制御部30とを備える。シリアルI/F342は、ループバックジグ4が接続可能である。プリンター制御部30は、ホスト装置2から検査コマンドKCDをプリンターUSBI/F341により受信すると、受信した検査コマンドKCDに基づいて検査データKDを取得する。そして、プリンター制御部30は、シリアルI/F342のTxD端子TP3により検査データKDを送信する。プリンター制御部30は、RxD端子TP2によりループバックジグ4を介して、検査データKDを受信できたか否かに応じて、第1応答データOD1、又は、第2応答データOD2をプリンターUSBI/F341によりホスト装置2に送信する。
また、プリンター3の制御方法では、プリンター制御部30は、ホスト装置2から検査コマンドKCDをプリンターUSBI/F341により受信すると、受信した検査コマンドKCDに基づいて検査データKDを取得する。プリンター制御部30は、シリアルI/F342のTxD端子TP3により検査データKDを送信する。プリンター制御部30は、RxD端子TP2によりループバックジグ4を介して、検査データKDを受信できたか否かに応じて、第1応答データOD1、又は、第2応答データOD2をプリンターUSBI/F341によりホスト装置2に送信する。なお、プリンター3の制御方法は、印刷装置の制御方法の一例に対応する。
プリンター3、及びプリンター3の制御方法の構成によれば、ホスト装置2は、ホストUSBI/F231により検査コマンドKCDを送信することで、プリンター3から、検査コマンドKCDに対する応答データとして第1応答データOD1、又は第2応答データOD2を受信でき、応答データの種類に基づいてシリアルI/F342を検査できる。つまり、ホスト装置2は、ホストUSBI/F231により検査コマンドKCDを送信することで、検査コマンドKCDを送信した通信規格と異なる通信規格のシリアルI/F342を検査できる。したがって、ホスト装置2は、シリアルI/Fを具備しない場合でも、コマンドの送信で、プリンター3が具備するシリアルI/F342を検査できる。
第1応答データOD1は、検査データKDを含むデータであり、第2応答データOD2は、検査データKDを含まないデータである。
この構成によれば、ホスト装置2のホスト制御部20は、検査データKDの有無でシリアルI/F342の状態を判定できるため、容易にシリアルI/F342を検査できる。
検査コマンドKCDは、検査データKDを含む。プリンター制御部30は、プリンターUSBI/F231により受信した検査コマンドKCDから検査データKDを取得し、取得した検査データKDをTxD端子TP3により送信する。
この構成によれば、プリンター制御部30は、検査データKDを生成しなくても検査コマンドKCDから検査データKDを取得できるため、検査データKDの送信に係る処理負荷を低減でき、且つ、速やかに検査データKDの送信が行うことができる。また、プリンター制御部30は、プリンター3が検査データKDを所定の記憶領域に予め記憶していなくても、検査データKDの送信を行うことができる。
プリンター制御部30は、TxD端子TP3による検査データKDを送信してから、所定時間内に検査データKDをRxD端子TP2により受信できた場合、第1応答データOD1を、プリンターUSBI/F341によりホスト装置2に送信する。また、プリンター制御部30は、TxD端子TP3による検査データKDを送信してから、所定時間内に検査データKDをRxD端子TP2により受信できなかった場合、第2応答データOD2を、プリンターUSBI/F341によりホスト装置2に送信する。
この構成によれば、プリンター制御部30は、検査データKDを、TxD端子TP3による送信から所定期間内に受信できたか否かに応じて、ホスト装置2に送信する応答データの種類を異ならせるため、効率良く応答データの送信を行うことができ、例えば応答データの送信に要する時間が不必要に長期化することを防止できる。
プリンター3は、受信バッファー310Bをさらに備える。プリンター制御部30は、プリンターUSBI/F341により検査コマンドKCDを受信した場合、受信バッファー310Bをクリアにする。
この構成によれば、例えば検査データKDでない受信バッファー310Bに格納されたデータを誤ってTxD端子TP3により送信してしまうことを確実に防止でき、また、例えば誤って受信バッファー310Bに格納された検査コマンドKCD以外のコマンドを実行し検査コマンドKCDの機能を正常に実行できないといった事態の発生を確実に防止できる。したがって、受信バッファー310Bをクリアにすることで、プリンター制御部30は、検査コマンドKCDの機能を正常に実行できる。
[第2実施形態]
次に、第2実施形態について説明する。
第2実施形態における検査システム1の各部の構成は、第1実施形態の各部と同じ構成である。そのため、第2実施形態に係る検査システム1の構成については説明を省略する。
第2実施形態は、第1実施形態と比較して、ホスト装置2、及び、プリンター3の動作が異なる。後述にて明らかになる通り、第2実施形態では、プリンター3がシリアルI/F342の状態が正常な状態であるか異常な状態であるかを判定し、判定結果をホスト装置2に送信する。そのため、第2実施形態でホスト装置2がプリンター3に送信する検査コマンドKCDは、プリンター3にシリアルI/F342の状態の判定を指示する。また、第2実施形態では、検査コマンドKCDは、後述する第1判定結果データ及び第2判定結果データのいずれかの送信を指示する。
図6は、ホスト装置2、及び、プリンター3の動作を示すフローチャートである。図6において、フローチャートFCはホスト装置2の動作を示し、フローチャートFDはプリンター3の動作を示す。図6のフローチャートFCにおいて、図2に示すフローチャートFAと同じ処理には、同じステップ番号を付す。また、図6のフローチャートFDにおいて、図2に示すフローチャートFBと同じ処理には、同じステップ番号を付す。なお、図6において図2と同じステップ番号の処理は、必要に応じて説明する。
フローチャートFDを参照して、プリンター制御部30は、シリアルI/F342のRxD端子TP2により検査データKDを受信したと判別した場合(ステップSB10:YES)、受信した検査データKDと、RxD端子TP2により送信した検査データKDとを比較する(ステップSD1)。
次いで、プリンター制御部30は、受信した検査データKDと、RxD端子TP2により送信した検査データKDとを比較した結果、両者の検査データKDが一致するか否かを判定する(ステップSD2)。
プリンター制御部30は、一致すると判定した場合(ステップSD2:YES)、シリアルI/F342の状態が正常な状態であると判定する(ステップSD3)。
次いで、プリンター制御部30は、シリアルI/F342の状態が正常な状態であることを示す第1判定結果データを生成し(ステップSD4)、生成した第1判定結果データをプリンターUSBI/F341によりホスト装置2に送信する(ステップSD5)。第1判定結果データは、検査コマンドKCDに対する応答データであり、第1データの一例に対応する。
一方で、プリンター制御部30は、一致しないと判定した場合(ステップSD3:NO)、シリアルI/F342の状態が異常な状態であると判定する(ステップSD6)。
次いで、プリンター制御部30は、シリアルI/F342の状態が異常な状態であることを示す第2判定結果データを生成し(ステップSD7)、生成した第2判定結果データをプリンターUSBI/F341によりホスト装置2に送信する(ステップSD8)。第2判定結果データは、検査コマンドKCDに対する応答データであり、第2データの一例に対応する。
ステップSB9を参照し、プリンター制御部30は、カウントした経過時間が所定時間を上回ると判別した場合(ステップSB9:YES)、ステップSD6、SD7、SD8の処理を行う。すなわち、プリンター制御部30は、シリアルI/F342の状態が異常な状態であると判定し、第2判定結果データを生成してホスト装置2に送信する。これは、ステップSB9の否定判別が、所定時間内にシリアルI/F342のRxD端子TP2が検査データKDを受信できなかったことを示すためである。
フローチャートFCを参照して、ホスト装置2のホスト制御部20は、第1判定結果データ、又は、第2判定結果データをホストUSBI/F231により受信する(ステップSA4)。そして、ホスト制御部20は、ステップSA4で受信した応答データが示す判定結果に対応する処理を実行する(ステップSA8)。なお、判定結果に対応する処理としては、実施形態で説明した処理が一例として挙げられる。
以上のように、第2実施形態では、プリンター3がシリアルI/F342の状態を判定し、判定結果をホスト装置2に送信する。この構成でも、ホスト装置2は、ホストUSBI/F231により検査コマンドKCDを送信することで、プリンター3にシリアルI/F342の状態を判定させて判定結果を取得できるため、検査コマンドKCDを送信した通信規格と異なる通信規格のシリアルI/F342を検査できる。したがって、第2実施形態は、第1実施形態と同様の効果を奏する。
また、プリンター制御部30は、RxD端子TP2により検査データKDを受信した場合、受信した検査データKDとTxD端子TP3により送信した検査データKDとが一致するか否かを判定する。そして、プリンター制御部30は、一致すると判定した場合に、シリアルI/F342の状態が正常な状態であることを示す第1判定結果データを送信する。
RxD端子TP2が受信した検査データKDと、TxD端子TP3で送信した検査データKDとが一致することは、シリアルI/F342がデータ化け等なく正常にデータを送受信できることを示す。したがって、RxD端子TP2により受信した検査データKDとTxD端子TP3により送信した検査データKDとが一致すると判定した場合に第1判定結果データをホスト装置2に送信することで、プリンター制御部30は、シリアルI/F342の状態が正常な状態であることを正確にホスト装置2に通知できる。
また、プリンター制御部30は、RxD端子TP2により受信した検査データKDと、TxD端子TP3により送信した検査データKDとが一致しない場合、シリアルI/F342の状態が異常な状態であることを示す第2判定結果データを送信する。
RxD端子TP2が受信した検査データKDは、ノイズ等によってデータ化けている場合が有り得る。データ化けした検査データKDを受信するシリアルI/F342は、正常にデータを送受信できない状態である。そこで、プリンター制御部30は、RxD端子TP2により受信した検査データKDと、TxD端子TP3により送信した検査データKDとが一致しないと判定した場合に第2判定結果データをホスト装置2に送信する。これにより、プリンター制御部30は、シリアルI/F342の状態が異常な状態であることを正確にホスト装置2に通知できる。
上述した各実施形態は、あくまでも本発明の一態様を示すものであり、本発明の範囲内で任意に変形および応用が可能である。
例えば、上述した各実施形態では、シリアルI/F342としてRS−232c規格のD−sub9の通信インターフェースを例示したが、シリアルI/F342は、D−sub25の通信インターフェースでもよい。この場合、ループバックジグ4は、D−sub25に対応し、通信インターフェースから送信されたデータを通信インターフェースにループバックする構成のジグが採用される。また、シリアルI/F342の通信規格は、RS−232c規格に限定されない。この場合、ループバックジグ4は、通信規格に対応するジグであって、シリアルI/F342が送信するデータをシリアルI/F342にループバックする構成のジグが採用される。また、第2通信部は、シリアルI/F342に限定されず、第1通信部と通信規格が異なる通信規格の通信インターフェースであればよい。但し、第2通信部は、ループバックジグ4が接続可能な通信インターフェースであり、ホスト装置2が具備していない通信規格の通信インターフェースである。
また、例えば、上述した各実施形態では、第1通信部の通信規格としてUSB通信規格を例示したが、第1通信部は、USB通信規格に限定されずホスト装置2と通信可能な通信規格であればよい。但し、第1通信部は、第2通信部と異なる通信規格である。
また、例えば、上述した各実施形態のシリアルI/F342の検査では、RxD端子TP2及びTxD端子TP3で検査データKDを送受信する構成であるが、他の端子間でデータを送受信してもよい。これにより、RxD端子TP2及びTxD端子TP3以外の端子の状態も含めて、シリアルI/F342を検査できる。
また、ホスト制御部20、及び、プリンター制御部30の機能は、複数のプロセッサー、又は、半導体チップにより実現してもよい。
また、図1に示した各部は一例であって、具体的な実装形態は特に限定されない。つまり、必ずしも各部に個別に対応するハードウェアが実装される必要はなく、一つのプロセッサーがプログラムを実行することで各部の機能を実現する構成とすることも勿論可能である。また、上述した実施形態においてソフトウェアで実現される機能の一部をハードウェアとしてもよく、或いは、ハードウェアで実現される機能の一部をソフトウェアで実現してもよい。その他、ホスト装置2、及び、プリンター3の他の各部の具体的な細部構成についても、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で任意に変更可能である。
また、例えば、図2、及び、図6に示す動作のステップ単位は、ホスト装置2、及び、プリンター3の各部の動作の理解を容易にするために、主な処理内容に応じて分割したものであり、処理単位の分割の仕方や名称によって、本発明が限定されることはない。処理内容に応じて、さらに多くのステップ単位に分割してもよい。また、1つのステップ単位がさらに多くの処理を含むように分割してもよい。また、そのステップの順番は、本発明の趣旨に支障のない範囲で適宜に入れ替えてもよい。
1…検査システム、2…ホスト装置(外部装置)、3…プリンター(印刷装置)、4…ループバックジグ(ループバック部材)、20…ホスト制御部、21…ホスト入力部、22…ホスト表示部、23…ホスト通信部、30…プリンター制御部(制御部)、31…プリンター入力部、32…プリンター表示部、33…印刷部、34…プリンター通信部、200…ホストプロセッサー、210…ホスト記憶部、210A…制御プログラム、231…ホストUSBI/F、300…プリンタープロセッサー、310…プリンター記憶部、310A…制御プログラム、310B…受信バッファー、331…サーマルヘッド、332…発熱素子、333…ヘッド駆動部、334…搬送モーター、335…カッター駆動モーター、336…カッター、341…プリンターUSBI/F(第1通信部)、342…シリアルI/F(第2通信部)、KCD…検査コマンド、KD…検査データ、OD1…第1応答データ(第1データ)、OD2…第2応答データ(第2データ)、TJ1、TJ2、TJ3、TJ4、TJ5、TJ6、TJ7、TJ8、TJ9…端子、TP1…DCD端子、TP2…RxD端子(受信部)、TP3…TxD端子(送信部)、TP4…DTR端子、TP5…GND端子、TP6…DSR端子、TP7…RTS端子、TP8…CTS端子、TP9…RI端子。

Claims (8)

  1. 外部装置と通信可能な第1通信部と、
    データを送信可能な送信部、及び、前記データを受信可能な受信部を有し、前記第1通信部の通信規格と異なる通信規格の第2通信部と、
    前記第1通信部、及び、前記第2通信部を制御する制御部と、を備え、
    前記第2通信部は、ループバック部材が接続可能であり、
    前記制御部は、
    前記第1通信部により前記外部装置から検査コマンドを受信した場合、受信した前記検査コマンドに基づいて、検査データを取得し、
    取得した前記検査データを前記送信部により送信し、
    前記第2通信部に接続する前記ループバック部材を介して、前記受信部により前記検査データを受信できたか否かに応じて、第1データ、又は、前記第1データと異なる第2データを、前記第1通信部により前記外部装置に送信する、
    印刷装置。
  2. 前記第1データは、前記検査データを含むデータであり、
    前記第2データは、前記検査データを含まないデータである、
    請求項1に記載の印刷装置。
  3. 前記検査コマンドは、前記検査データを含み、
    前記制御部は、前記第1通信部により受信した前記検査コマンドから、前記検査データを取得し、前記送信部により取得した前記検査データを送信する、
    請求項1又は2に記載の印刷装置。
  4. 前記制御部は、
    前記送信部により前記検査データを送信してから、所定時間内に前記検査データを前記受信部により受信できた場合、前記第1データを、前記第1通信部により前記外部装置に送信し、
    前記送信部により前記検査データを送信してから、所定時間内に前記検査データを前記受信部により受信できなかった場合、前記第2データを、前記第1通信部により前記外部装置に送信する、
    請求項1から3のいずれか一項に記載の印刷装置。
  5. 前記制御部は、
    前記受信部により前記検査データを受信した場合、受信した前記検査データと、前記送信部により送信した前記検査データとが一致するか否かを判定し、一致すると判定した場合に、前記第2通信部の状態が正常な状態であることを示す前記第1データを送信する、
    請求項1に記載の印刷装置。
  6. 前記制御部は、
    前記受信部により受信した前記検査データと、前記送信部により送信した前記検査データとが一致しない場合、前記第2通信部の状態が異常な状態であることを示す前記第2データを送信する、
    請求項5に記載の印刷装置。
  7. 受信バッファーを、さらに備え、
    前記制御部は、前記第1通信部により前記検査コマンドを受信した場合、前記受信バッファーをクリアにする、
    請求項1から6のいずれか一項に記載の印刷装置。
  8. 外部装置と通信可能な第1通信部と、データを送信可能な送信部、及び、前記データを受信可能な受信部を有し、前記第1通信部の通信規格と異なる通信規格の第2通信部と、を備える印刷装置の制御方法であって、
    前記第1通信部により前記外部装置から検査コマンドを受信した場合、受信した前記検査コマンドに基づいて、検査データを取得し、
    取得した前記検査データを前記送信部により送信し、
    前記第2通信部に接続するループバック部材を介して、前記受信部により前記検査データを受信できたか否かに応じて、第1データ、又は、前記第1データと異なる第2データを、前記第1通信部により前記外部装置に送信する、
    印刷装置の制御方法。
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