JP2020120290A - 3次元音響システム及び車両 - Google Patents

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雅志 玉村
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Toshihiko Date
俊彦 伊達
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Abstract

【課題】既設の音響システムに対して容易に後付けすることができる3次元音響システムを提供する。【解決手段】3次元音響システム6は、室内に配置された左3次元音響用スピーカ28HL及び右3次元音響用スピーカ28HRと、ヘッドユニット10からの2次元音響信号が入力される制御部30であって、入力された2次元音響信号に基づいて3次元音響信号を生成し、生成した3次元音響信号を左3次元音響用スピーカ28HL及び右3次元音響用スピーカ28HRに出力する制御部30とを備える。【選択図】図1

Description

本開示は、3次元音響システム及びこれを備えた車両に関する。
車両の車室内で立体的な音場を生成可能な3次元音響システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。この種の3次元音響システムは、立体的な音場を生成するためにチューニングされた、ヘッドユニット、アンプ及び複数のスピーカを備えている。この種の3次元音響システムでは、ヘッドユニットからのコンテンツがアンプによりマルチチャンネルにアップミックスされ、アップミックスされたコンテンツの音が複数のスピーカから出力される。
特表2018−509033号公報
2次元サウンドを再生可能な2次元音響システムが既に搭載された車両に対して、上述した従来の3次元音響システムを新たに搭載しようとする場合には、ヘッドユニット、アンプ及び複数のスピーカ等を全て交換する必要がある。そのため、2次元音響システムから3次元音響システムへ容易に変更することができないという課題が生じる。
そこで、本開示は、既設の音響システムに対して容易に後付けすることができる3次元音響システム及びこれを備えた車両を提供する。
本開示の一態様に係る3次元音響システムは、室内に配置された1又は複数のスピーカに1次元音響信号又は2次元音響信号を出力するための音響再生装置に接続可能な3次元音響システムであって、前記室内に配置された複数の3次元音響用スピーカと、前記音響再生装置からの前記1次元音響信号又は前記2次元音響信号が入力される制御部であって、入力された前記1次元音響信号又は前記2次元音響信号に基づいて3次元音響信号を生成し、生成した前記3次元音響信号を前記複数の3次元音響用スピーカに出力する制御部と、を備える。
なお、これらの包括的又は具体的な態様は、システム、方法、集積回路、コンピュータプログラム又はコンピュータ読み取り可能なCD−ROMなどの記録媒体で実現されてもよく、システム、方法、集積回路、コンピュータプログラム及び記録媒体の任意な組み合わせで実現されてもよい。
本開示の3次元音響システム等では、既設の音響システム(2次元音響システム又は1次元音響システム)に対して容易に後付けすることができる。
実施の形態1に係る車載音響システムの構成を示すブロック図である。 実施の形態1に係る車載音響システムが搭載された車両を示す図である。 実施の形態1に係る車載音響システムが搭載された車両の車室内(フロント側)を示す図である。 実施の形態1に係る車載音響システムが搭載された車両の車室内(リア側)を示す図である。 実施の形態1に係る3次元音響システムのアンプの構成を示すブロック図である。 実施の形態1に係る3次元音響システムのアンプによる低相関成分抽出処理の一例を説明するための概念図である。 実施の形態1に係る3次元音響システムのアンプによるリバーブ処理の一例を説明するための概念図である。 実施の形態1に係る車載音響システムの動作の流れを示すフローチャートである。 実施の形態2に係る車載音響システムの構成を示すブロック図である。
上述した問題を解決するために、本開示の一態様に係る3次元音響システムは、室内に配置された1又は複数のスピーカに1次元音響信号又は2次元音響信号を出力するための音響再生装置に接続可能な3次元音響システムであって、前記室内に配置された複数の3次元音響用スピーカと、前記音響再生装置からの前記1次元音響信号又は前記2次元音響信号が入力される制御部であって、入力された前記1次元音響信号又は前記2次元音響信号に基づいて3次元音響信号を生成し、生成した前記3次元音響信号を前記複数の3次元音響用スピーカに出力する制御部と、を備える。
本態様によれば、制御部を音響再生装置に対して後付けし、且つ、複数の3次元音響用スピーカを室内に対して後付けすることにより、既設の音響システム(2次元音響システム又は1次元音響システム)に対して3次元音響システムを容易に後付けすることができる。その結果、既設の音響システムに対して大幅な変更を加えることなく、立体的な音場を室内で生成することができる。
例えば、前記複数の3次元音響用スピーカは、前記室内において前記1又は複数のスピーカよりも上方に配置されるように構成してもよい。
本態様によれば、高さ方向に広がりを有する3次元サウンドを効果的に再生することができる。
例えば、前記複数の3次元音響用スピーカは、前記室内の天井に配置されるように構成してもよい。
本態様によれば、複数の3次元音響用スピーカから出力された音があたかも上方の高い所から聞こえてくるかのような、立体的な音場を室内で生成することができる。
例えば、前記2次元音響信号は、Lチャンネル信号及びRチャンネル信号を含み、前記制御部は、前記2次元音響信号から、前記Lチャンネル信号のレベルと前記Rチャンネル信号のレベルとの差分が所定値以上である低相関成分を抽出し、抽出した前記低相関成分に基づいて前記3次元音響信号を生成するように構成してもよい。
本態様によれば、立体的な音場を室内でより効果的に生成することができる。
例えば、前記制御部は、さらに、抽出した前記低相関成分に対してリバーブ処理を行うことにより、前記3次元音響信号を生成するように構成してもよい。
本態様によれば、立体的な音場を室内でより効果的に生成することができる。
例えば、前記制御部は、さらに、前記2次元音響信号の所定の周波数以下の帯域を制限し、当該帯域を制限した前記2次元音響信号から前記低相関成分を抽出するように構成してもよい。
本態様によれば、立体的な音場を室内でより効果的に生成することができる。
本開示の一態様に係る車両は、車室内に配置された1又は複数のスピーカと、前記1又は複数のスピーカに1次元音響信号又は2次元音響信号を出力するための音響再生装置と、前記音響再生装置に接続された、請求項1〜6のいずれか1項に記載の3次元音響システムと、を備え、前記3次元音響システムの複数の3次元音響用スピーカは、前記車室内に配置される。
本態様によれば、制御部を音響再生装置に対して後付けし、且つ、複数の3次元音響用スピーカを車室内に対して後付けすることにより、既設の音響システムに対して3次元音響システムを容易に後付けすることができる。その結果、既設の音響システムに対して大幅な変更を加えることなく、立体的な音場を車室内で生成することができる。
なお、これらの包括的又は具体的な態様は、システム、方法、集積回路、コンピュータプログラム又はコンピュータ読み取り可能なCD−ROMなどの記録媒体で実現されてもよく、システム、方法、集積回路、コンピュータプログラム又は記録媒体の任意な組み合わせで実現されてもよい。
以下、実施の形態について、図面を参照しながら具体的に説明する。
なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも包括的又は具体的な例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態、ステップ、ステップの順序などは、一例であり、本開示を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
(実施の形態1)
[1−1.車載音響システムの構成]
まず、図1〜図7を参照しながら、実施の形態1に係る車載音響システム2の構成について説明する。図1は、実施の形態1に係る車載音響システム2の構成を示すブロック図である。図2は、実施の形態1に係る車載音響システム2が搭載された車両8を示す図である。図3は、実施の形態1に係る車載音響システム2が搭載された車両8の車室内(フロント側)を示す図である。図4は、実施の形態1に係る車載音響システム2が搭載された車両8の車室内(リア側)を示す図である。図5は、実施の形態1に係る3次元音響システム6のアンプ26の構成を示すブロック図である。図6は、実施の形態1に係る3次元音響システム6のアンプ26による低相関成分抽出処理の一例を説明するための概念図である。図7は、実施の形態1に係る3次元音響システム6のアンプ26によるリバーブ処理の一例を説明するための概念図である。
図1に示すように、実施の形態1に係る車載音響システム2は、2次元音響システム4と、3次元音響システム6とを備えている。また、図2及び図3に示すように、車載音響システム2は、例えば自動車等の車両8の車室内(室内の一例)に搭載されている。
図1に示すように、2次元音響システム4は、ヘッドユニット10と、左フロントスピーカ12FLと、右フロントスピーカ12FRと、左リアスピーカ12RLと、右リアスピーカ12RRとを備えている。2次元音響システム4は、2次元サウンドを再生するための、車両8の車室内に既設の音響システムである。なお、2次元サウンドとは、2次元的な広がりを有するサウンドを意味する。
ヘッドユニット10は、2次元音響信号を再生するための音響再生装置の一例である。なお、2次元音響信号は、例えば、L(左)チャンネル信号及びR(右)チャンネル信号を含む左右2チャンネルの音響信号である。図3に示すように、ヘッドユニット10は、車両8の車室内のインストルメンタルパネル14に予め設置された、例えばオーディオ機能、カーナビゲーション機能及びテレビ受信機能等を有する車載機器である。
図1に示すように、ヘッドユニット10は、左フロントスピーカ12FLが電気的に接続された第1の出力端子16と、右フロントスピーカ12FRが電気的に接続された第2の出力端子18と、左リアスピーカ12RLが電気的に接続された第3の出力端子20と、右リアスピーカ12RRが電気的に接続された第4の出力端子22とを有している。
ヘッドユニット10は、オーディオ機能として、例えばCD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)及びBD(Blu−ray(登録商標) Disc)等の記録媒体に記録された2次元音響信号を再生可能である。具体的には、ヘッドユニット10は、記録媒体から読み出した2次元音響信号に基づいて、FLチャンネル信号、FRチャンネル信号、RLチャンネル信号及びRRチャンネル信号を生成する。
なお、FLチャンネル信号は、左フロントスピーカ12FL用にエフェクト処理されたLチャンネル信号であり、FRチャンネル信号は、右フロントスピーカ12FR用にエフェクト処理されたRチャンネル信号である。また、RLチャンネル信号は、左リアスピーカ12RL用にエフェクト処理されたLチャンネル信号であり、RRチャンネル信号は、右リアスピーカ12RR用にエフェクト処理されたRチャンネル信号である。
ヘッドユニット10は、生成したFLチャンネル信号、FRチャンネル信号、RLチャンネル信号及びRRチャンネル信号をそれぞれ、左フロントスピーカ12FL、右フロントスピーカ12FR、左リアスピーカ12RL及び右リアスピーカ12RRに出力する。
図1に示すように、左フロントスピーカ12FL、右フロントスピーカ12FR、左リアスピーカ12RL及び右リアスピーカ12RRの各々は、ヘッドユニット10に電気的に接続された2次元音響用スピーカの一例である。左フロントスピーカ12FL、右フロントスピーカ12FR、左リアスピーカ12RL及び右リアスピーカ12RRはそれぞれ、ヘッドユニット10の第1の出力端子16、第2の出力端子18、第3の出力端子20及び第4の出力端子22に電気的に接続されている。
図2及び図3に示すように、左フロントスピーカ12FL及び右フロントスピーカ12FRはそれぞれ、車両8の車室内のインストルメンタルパネル14の左側端部及び右側端部に配置されている。また、図2及び図4に示すように、左リアスピーカ12RL及び右リアスピーカ12RRはそれぞれ、車両8の車室内のリアトレイ24の左側端部及び右側端部に配置されている。左フロントスピーカ12FL、右フロントスピーカ12FR、左リアスピーカ12RL及び右リアスピーカ12RRはそれぞれ、FLチャンネル信号、FRチャンネル信号、RLチャンネル信号及びRRチャンネル信号に基づく音を出力する。
なお、本実施の形態では、左フロントスピーカ12FL及び右フロントスピーカ12FRをインストルメンタルパネル14に配置したが、これに限定されない。例えば、左フロントスピーカ12FL及び右フロントスピーカ12FRをそれぞれ、車両8の左フロントドア及び右フロントドアに配置してもよい。また、本実施の形態では、左リアスピーカ12RL及び右リアスピーカ12RRをリアトレイ24に配置したが、これに限定されない。例えば、左リアスピーカ12RL及び右リアスピーカ12RRをそれぞれ、車両8の左リアドア及び右リアドアに配置してもよい。
図1に示すように、3次元音響システム6は、アンプ26と、左3次元音響用スピーカ28HLと、右3次元音響用スピーカ28HRとを備えている。3次元音響システム6は、3次元サウンドを再生するための音響システムであり、既設の2次元音響システム4に対して後付けされる。なお、3次元サウンドとは、高さ方向の広がりを有するサウンドである。
図1に示すように、アンプ26は、ヘッドユニット10の第1の出力端子16に左フロントスピーカ12FLに対して電気的に並列接続され、且つ、ヘッドユニット10の第2の出力端子18に右フロントスピーカ12FRに対して電気的に並列接続されている。すなわち、ヘッドユニット10の第1の出力端子16及び第2の出力端子18を利用して、アンプ26をヘッドユニット10に対して後付けすることができる。アンプ26には、ヘッドユニット10の第1の出力端子16から出力されたFLチャンネル信号と、ヘッドユニット10の第2の出力端子18から出力されたFRチャンネル信号とが入力される。図2及び図3に示すように、アンプ26は、例えば車両8の車室内のインストルメンタルパネル14の内部に配置されている。
図5に示すように、アンプ26は、制御部30と、コンバータ部32と、増幅部34とを有している。
制御部30は、3次元音響信号を生成するためのDSP(Digital Signal Processor)である。3次元音響信号は、例えばHLチャンネル信号及びHRチャンネル信号を含む左右2チャンネルの音響信号である。なお、HLチャンネル信号は、左3次元音響用スピーカ28HL用にエフェクト処理されたLチャンネル信号であり、HRチャンネル信号は、右3次元音響用スピーカ28HR用にエフェクト処理されたRチャンネル信号である。制御部30には、ヘッドユニット10からのFLチャンネル信号及びFRチャンネル信号が入力される。制御部30は、入力されたFLチャンネル信号及びFRチャンネル信号に基づいて、HLチャンネル信号及びHRチャンネル信号を生成する。
具体的には、制御部30は、入力されたFLチャンネル信号及びFRチャンネル信号に対して、信号生成処理を実行する。信号生成処理は、HLチャンネル信号及びHRチャンネル信号を生成するための処理である。信号生成処理は、例えば、帯域制限処理、低相関成分抽出処理及びリバーブ処理を含んでいる。
帯域制限処理は、入力されたFLチャンネル信号及びFRチャンネル信号の所定の周波数(例えば100Hz)以下の帯域を制限する処理である。一般に、人は低音域の音の到来方向を認識することができないため、低音域の音は3次元音響信号に寄与しない。そのため、この帯域制限処理により、入力されたFLチャンネル信号及びFRチャンネル信号から、3次元音響信号に寄与しない低音域の音をカットすることができる。
低相関成分抽出処理は、図6の(a)及び(b)に示すように、上記帯域を制限したFLチャンネル信号及びFRチャンネル信号から低相関成分を抽出する処理である。なお、低相関成分とは、FLチャンネル信号のレベルとFRチャンネル信号のレベルとの差分が所定値以上である成分である。この低相関成分抽出処理により、FLチャンネル信号及びFRチャンネル信号の中央部に定位しない音を、低相関成分として抽出することができる。このような低相関成分に基づいてHLチャンネル信号及びHRチャンネル信号を生成することにより、立体的な音場を車両8の車室内で生成することができる。
リバーブ処理は、図7の(a)及び(b)に示すように、抽出した低相関成分が残響効果を有するように補正する処理である。このリバーブ処理により、立体的な音場を車両8の車室内でより効果的に生成することができる。
さらに、制御部30は、生成したHLチャンネル信号及びHRチャンネル信号に対して、調整処理を実行する。調整処理は、左3次元音響用スピーカ28HL及び右3次元音響用スピーカ28HRから出力される音を調整するための処理である。調整処理は、例えば、レベル差調整処理及び時間差調整処理を含んでいる。
レベル差調整処理は、HLチャンネル信号及びHRチャンネル信号の各レベル(音量レベル)をそれぞれ、FLチャンネル信号及びFRチャンネル信号の各レベルよりも低くなるように調整する処理である。時間差調整処理は、左3次元音響用スピーカ28HL及び右3次元音響用スピーカ28HRから音が出力される時間を、左フロントスピーカ12FL及び右フロントスピーカ12FRから音が出力される時間よりも遅延させるように調整する処理である。上述した調整処理により、左3次元音響用スピーカ28HL及び右3次元音響用スピーカ28HRから出力された音があたかも上方の高い所から聞こえてくるかのような、立体的な音場を車両8の車室内で生成することができる。
図5に戻り、コンバータ部32は、制御部30から出力されたHLチャンネル信号及びHRチャンネル信号の各々をデジタル信号からアナログ信号に変換する。コンバータ部32は、アナログ信号に変換したHLチャンネル信号及びHRチャンネル信号を増幅部34に出力する。
増幅部34は、コンバータ部32から出力されたHLチャンネル信号及びHRチャンネル信号の各々を増幅する。増幅部34は、増幅したHLチャンネル信号及びHRチャンネル信号をそれぞれ、左3次元音響用スピーカ28HL及び右3次元音響用スピーカ28HRに出力する。
左3次元音響用スピーカ28HL及び右3次元音響用スピーカ28HRの各々は、アンプ26に電気的に接続された3次元音響用スピーカの一例である。図2に示すように、左3次元音響用スピーカ28HL及び右3次元音響用スピーカ28HRは、車両8の車室内の天井36に配置されている。すなわち、左3次元音響用スピーカ28HL及び右3次元音響用スピーカ28HRは、2次元音響システム4の左フロントスピーカ12FL、右フロントスピーカ12FR、左リアスピーカ12RL及び右リアスピーカ12RRよりも上方に配置されている。なお、左3次元音響用スピーカ28HL及び右3次元音響用スピーカ28HRは、車室内のユーザ37(運転者等)の頭部よりも上方に配置されるのが好ましい。
具体的には、図2に示すように、左3次元音響用スピーカ28HL及び右3次元音響用スピーカ28HRは、天井36の外板38とルーフライナー40との間に配置されている。
左3次元音響用スピーカ28HL及び右3次元音響用スピーカ28HRはそれぞれ、右フロントシート42R及び左フロントシート42L(図2及び図3参照)の各上方に配置されている。
[1−2.車載音響システムの動作]
次に、図8を参照しながら、車載音響システム2の動作について説明する。図8は、実施の形態1に係る車載音響システム2の動作の流れを示すフローチャートである。
図8に示すように、例えば、ユーザ37がCD等の記録媒体をヘッドユニット10にセットすることにより、当該記録媒体に記録された2次元音響信号がヘッドユニット10により再生される(S101)。
ヘッドユニット10は、再生した2次元音響信号に基づいて、FLチャンネル信号、FRチャンネル信号、RLチャンネル信号及びRRチャンネル信号を生成する(S102)。ヘッドユニット10は、生成したFLチャンネル信号、FRチャンネル信号、RLチャンネル信号及びRRチャンネル信号をそれぞれ、左フロントスピーカ12FL、右フロントスピーカ12FR、左リアスピーカ12RL及び右リアスピーカ12RRに出力する。
ヘッドユニット10により生成されたFLチャンネル信号及びFRチャンネル信号は、3次元音響システム6のアンプ26に入力される(S103)。アンプ26は、入力されたFLチャンネル信号及びFRチャンネル信号に対して上述した信号生成処理を実行することにより、HLチャンネル信号及びHRチャンネル信号を生成する(S104)。
さらに、アンプ26は、生成したHLチャンネル信号及びHRチャンネル信号に対して、上述した調整処理を実行する。アンプ26は、生成したHLチャンネル信号及びHRチャンネル信号をそれぞれ、左3次元音響用スピーカ28HL及び右3次元音響用スピーカ28HRに出力する。
これにより、左フロントスピーカ12FL、右フロントスピーカ12FR、左リアスピーカ12RL及び右リアスピーカ12RRの各2次元音響用スピーカからそれぞれ、FLチャンネル信号、FRチャンネル信号、RLチャンネル信号及びRRチャンネル信号に基づく音が出力される(S105)。同時に、左3次元音響用スピーカ28HL及び右3次元音響用スピーカ28HRからそれぞれ、HLチャンネル信号及びHRチャンネル信号に基づく音が出力される(S105)。
以上のようにして、2次元音響システム4により2次元サウンドが再生されるとともに、3次元音響システム6により3次元サウンドが再生される。その結果、2次元的な広がりを有する2次元サウンドに加えて、高さ方向に広がりを有する3次元サウンドが再生されるので、例えばあたかもコンサートホール等で音楽の演奏を聴いているかのような、立体的な音場を車両8の車室内で生成することができる。
[1−3.効果]
上述したように、アンプ26をヘッドユニット10に対して後付けし、且つ、左3次元音響用スピーカ28HL及び右3次元音響用スピーカ28HRを車両8の車室内に対して後付けすることにより、既設の2次元音響システム4に対して3次元音響システム6を容易に後付けすることができる。その結果、既設の2次元音響システム4に対して大幅な変更を加えることなく、立体的な音場を車両8の車室内で生成することができる。
[1−4.変形例]
本実施の形態では、左3次元音響用スピーカ28HL及び右3次元音響用スピーカ28HRを車両8の車室内の天井36に配置したが、これに限定されない。例えば、左3次元音響用スピーカ28HL及び右3次元音響用スピーカ28HRを、車両8の車室内のインストルメンタルパネル14、Aピラー44、サンバイザー46又はルームミラー48(図3参照)等に配置してもよい。
また、上述したように、左3次元音響用スピーカ28HL及び右3次元音響用スピーカ28HRは、車室内のユーザ37の頭部よりも上方に配置されるのが好ましい。ここで、配置場所の制約等により、左3次元音響用スピーカ28HL及び右3次元音響用スピーカ28HRをユーザ37の頭部よりも上方に配置するのが困難な場合には、左3次元音響用スピーカ28HL及び右3次元音響用スピーカ28HRからの音を車両8のフロントガラス50(図3参照)等で反射させてもよい。これにより、左3次元音響用スピーカ28HL及び右3次元音響用スピーカ28HRからの音を車両8の車室内に拡散させることができ、立体的な音場を車両8の車室内で効果的に生成することができる。あるいは、このような構成に代えて、左3次元音響用スピーカ28HL及び右3次元音響用スピーカ28HRの各々に、音を拡散させるためのディフューザを取り付けてもよい。
また、本実施の形態では、3次元音響システム6のアンプ26を、2次元音響システム4のヘッドユニット10の第1の出力端子16及び第2の出力端子18に電気的に接続したが、これに限定されず、例えばヘッドユニット10のラインアウト端子に電気的に接続してもよい。
また、本実施の形態では、ヘッドユニット10がFLチャンネル信号、FRチャンネル信号、RLチャンネル信号及びRRチャンネル信号を生成するように構成したが、これに限定されない。ヘッドユニット10は、FLチャンネル信号及びFRチャンネル信号に代えて、HLチャンネル信号及びHRチャンネル信号を生成してもよい。この場合、ヘッドユニット10は、生成したHLチャンネル信号及びHRチャンネル信号をアンプ26に出力する。また、アンプ26は、ヘッドユニット10から受信したHLチャンネル信号及びHRチャンネル信号をそれぞれ、左3次元音響用スピーカ28HL及び右3次元音響用スピーカ28HRに出力する。
(実施の形態2)
[2−1.車載音響システムの構成]
次に、図9を参照しながら、実施の形態2に係る車載音響システム2Aの構成について説明する。図9は、実施の形態2に係る車載音響システム2Aの構成を示すブロック図である。
図9に示すように、実施の形態2に係る車載音響システム2Aでは、端末機器52が2次元音響システム4Aのヘッドユニット10及び3次元音響システム6Aのアンプ26の各々に2次元音響信号を送信する点で、上記実施の形態1と異なっている。
端末機器52は、ユーザ37(図2参照)により車両8(図2参照)の車室内に持ち込まれた端末機器であり、例えばスマートフォン等である。端末機器52は、例えばBlutooth(登録商標)等により、ヘッドユニット10及びアンプ26の各々と無線で通信可能である。端末機器52は、内部メモリに記憶された2次元音響信号をヘッドユニット10及びアンプ26の各々に無線で送信する。
ヘッドユニット10は、端末機器52から受信した2次元音響信号に基づいて、FLチャンネル信号、FRチャンネル信号、RLチャンネル信号及びRRチャンネル信号を生成する。
アンプ26は、端末機器52から受信した2次元音響信号に基づいて、HLチャンネル信号及びHRチャンネル信号を生成する。なお、アンプ26は、ヘッドユニット10のラインアウト端子に電気的に接続されている。
[2−2.効果]
本実施の形態では、端末機器52とヘッドユニット10及びアンプ26の各々とを無線接続することにより、端末機器52から送信された2次元音響信号に基づいて、2次元音響システム4A及び3次元音響システム6Aでそれぞれ2次元サウンド及び3次元サウンドを再生することができる。
[2−3.変形例]
本実施の形態では、端末機器52とヘッドユニット10及びアンプ26の各々とを無線接続したが、これに限定されない。例えば、端末機器52とヘッドユニット10とをUSB(Universal Serial Bus)ケーブル等を介して有線接続し、且つ、端末機器52とアンプ26とをBlutooth(登録商標)等により無線接続してもよい。
この場合、端末機器52は、内部メモリに記憶された2次元音響信号を、ヘッドユニット10にUSBケーブル等を介して送信する。ヘッドユニット10は、端末機器52から受信した2次元音響信号に基づいて、FLチャンネル信号、FRチャンネル信号、RLチャンネル信号及びRRチャンネル信号を生成する。
また、端末機器52は、内部メモリに記憶された2次元音響信号をアンプ26に無線で送信する。アンプ26は、端末機器52から受信した2次元音響信号に基づいて、HLチャンネル信号及びHRチャンネル信号を生成する。
(他の変形例)
以上、一つ又は複数の態様に係る3次元音響システム及び車両について、上記各実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、上記各実施の形態に限定されるものではない。本発明の趣旨を逸脱しない限り、当業者が思い付く各種変形を上記各実施の形態に施したものや、異なる実施の形態又は変形例における構成要素を組み合わせて構築される形態も、一つ又は複数の態様の範囲内に含まれてもよい。
上記各実施の形態では、3次元音響システム6,6Aを車両8に搭載する場合について説明したが、これに限定されず、例えば航空機、電車又は船舶等の各種移動体に搭載してもよい。あるいは、3次元音響システム6,6Aを例えば家屋の居室内又は商業施設のシアタールーム内等に搭載してもよい。
また、上記各実施の形態では、3次元音響システム6,6Aが2個の3次元音響用スピーカ(左3次元音響用スピーカ28HL及び右3次元音響用スピーカ28HR)を備えるように構成したが、これに限定されず、3個以上の3次元音響用スピーカを備えるように構成してもよい。
また、上記実施の形態1では、ヘッドユニット10からの2次元音響信号がアンプ26に入力されるように構成したが、これに限定されず、例えば次のように構成してもよい。左フロントスピーカ12FL及び右フロントスピーカ12FRの各々から出力された2次元音響信号(FLチャンネル信号及びFRチャンネル信号)に基づく音をマイクロフォンで収音し、マイクロフォンで収音した音を示す2次元音響信号を、アンプ26に入力するように構成してもよい。
また、上記各実施の形態では、2次元音響信号が左右2チャンネルの音響信号である場合について説明したが、これに限定されず、例えば4チャンネル以上のマルチチャンネルの音響信号であってもよい。
また、上記各実施の形態では、車載音響システム2,2Aが2次元音響システム4,4Aを備えるように構成したが、これに限定されず、2次元音響システム4,4Aに代えて1次元音響システムを備えるように構成してもよい。この場合、1次元音響システムは、音響再生装置としてのヘッドユニットと、ヘッドユニットに接続された1個のモノラルスピーカとを有し、ヘッドユニットは、1チャンネル(モノラル)の1次元音響信号をモノラルスピーカに出力する。
(その他)
なお、上記実施の形態において、各構成要素は、専用のハードウェアで構成されるか、各構成要素に適したソフトウェアプログラムを実行することによって実現されてもよい。各構成要素は、CPU又はプロセッサ等のプログラム実行部が、ハードディスク又は半導体メモリ等の記録媒体に記録されたソフトウェアプログラムを読み出して実行することによって実現されてもよい。
また、以下のような場合も本開示に含まれる。
(1)上記の各装置は、具体的には、マイクロプロセッサ、ROM、RAM、ハードディスクユニット、ディスプレイユニット、キーボード、マウスなどから構成されるコンピュータシステムで実現され得る。RAM又はハードディスクユニットには、コンピュータプログラムが記憶されている。マイクロプロセッサが、コンピュータプログラムにしたがって動作することにより、各装置は、その機能を達成する。ここでコンピュータプログラムは、所定の機能を達成するために、コンピュータに対する指令を示す命令コードが複数個組み合わされて構成されたものである。
(2)上記の各装置を構成する構成要素の一部又は全部は、1個のシステムLSI(Large Scale Integration:大規模集積回路)から構成されているとしてもよい。システムLSIは、複数の構成部を1個のチップ上に集積して製造された超多機能LSIであり、具体的には、マイクロプロセッサ、ROM、RAMなどを含んで構成されるコンピュータシステムである。ROMには、コンピュータプログラムが記憶されている。マイクロプロセッサが、ROMからRAMにコンピュータプログラムをロードし、ロードしたコンピュータプログラムにしたがって演算等の動作することにより、システムLSIは、その機能を達成する。
(3)上記の各装置を構成する構成要素の一部又は全部は、各装置に脱着可能なICカード又は単体のモジュールから構成されてもよい。ICカード又はモジュールは、マイクロプロセッサ、ROM、RAMなどから構成されるコンピュータシステムである。ICカード又はモジュールには、上記の超多機能LSIが含まれてもよい。マイクロプロセッサが、コンピュータプログラムにしたがって動作することにより、ICカード又はモジュールは、その機能を達成する。このICカード又はこのモジュールは、耐タンパ性を有してもよい。
(4)本開示は、上記に示す方法で実現されてもよい。また、これらの方法をコンピュータにより実現するコンピュータプログラムで実現してもよいし、コンピュータプログラムからなるデジタル信号で実現してもよい。
また、本開示は、コンピュータプログラム又はデジタル信号をコンピュータ読み取り可能な記録媒体、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、CD−ROM、MO、DVD、DVD−ROM、DVD−RAM、BD、半導体メモリなどに記録したもので実現してもよい。また、これらの記録媒体に記録されているデジタル信号で実現してもよい。
また、本開示は、コンピュータプログラム又はデジタル信号を、電気通信回線、無線又は有線通信回線、インターネットを代表とするネットワーク、データ放送等を経由して伝送してもよい。
また、本開示は、マイクロプロセッサとメモリを備えたコンピュータシステムであって、メモリは、コンピュータプログラムを記憶しており、マイクロプロセッサは、コンピュータプログラムにしたがって動作してもよい。
また、プログラム又はデジタル信号を記録媒体に記録して移送することにより、又はプログラム又はデジタル信号をネットワーク等を経由して移送することにより、独立した他のコンピュータシステムにより実施するとしてもよい。
(5)上記実施の形態及び上記変形例をそれぞれ組み合わせるとしてもよい。
本開示に係る3次元音響システムは、例えば車両に搭載された車載音響システム等に適用可能である。
2,2A 車載音響システム
4,4A 2次元音響システム
6,6A 3次元音響システム
8 車両
10 ヘッドユニット
12FL 左フロントスピーカ
12FR 右フロントスピーカ
12RL 左リアスピーカ
12RR 右リアスピーカ
14 インストルメンタルパネル
16 第1の出力端子
18 第2の出力端子
20 第3の出力端子
22 第4の出力端子
24 リアトレイ
26 アンプ
28HL 左3次元音響用スピーカ
28HR 右3次元音響用スピーカ
30 制御部
32 コンバータ部
34 増幅部
36 天井
37 ユーザ
38 外板
40 ルーフライナー
42L 左フロントシート
42R 右フロントシート
44 Aピラー
46 サンバイザー
48 ルームミラー
50 フロントガラス
52 端末機器

Claims (7)

  1. 室内に配置された1又は複数のスピーカに1次元音響信号又は2次元音響信号を出力するための音響再生装置に接続可能な3次元音響システムであって、
    前記室内に配置された複数の3次元音響用スピーカと、
    前記音響再生装置からの前記1次元音響信号又は前記2次元音響信号が入力される制御部であって、入力された前記1次元音響信号又は前記2次元音響信号に基づいて3次元音響信号を生成し、生成した前記3次元音響信号を前記複数の3次元音響用スピーカに出力する制御部と、を備える
    3次元音響システム。
  2. 前記複数の3次元音響用スピーカは、前記室内において前記1又は複数のスピーカよりも上方に配置される
    請求項1に記載の3次元音響システム。
  3. 前記複数の3次元音響用スピーカは、前記室内の天井に配置される
    請求項2に記載の3次元音響システム。
  4. 前記2次元音響信号は、Lチャンネル信号及びRチャンネル信号を含み、
    前記制御部は、前記2次元音響信号から、前記Lチャンネル信号のレベルと前記Rチャンネル信号のレベルとの差分が所定値以上である低相関成分を抽出し、抽出した前記低相関成分に基づいて前記3次元音響信号を生成する
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の3次元音響システム。
  5. 前記制御部は、さらに、抽出した前記低相関成分に対してリバーブ処理を行うことにより、前記3次元音響信号を生成する
    請求項4に記載の3次元音響システム。
  6. 前記制御部は、さらに、前記2次元音響信号の所定の周波数以下の帯域を制限し、当該帯域を制限した前記2次元音響信号から前記低相関成分を抽出する
    請求項4又は5に記載の3次元音響システム。
  7. 車室内に配置された1又は複数のスピーカと、
    前記1又は複数のスピーカに1次元音響信号又は2次元音響信号を出力するための音響再生装置と、
    前記音響再生装置に接続された、請求項1〜6のいずれか1項に記載の3次元音響システムと、を備え、
    前記3次元音響システムの複数の3次元音響用スピーカは、前記車室内に配置される
    車両。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7503994B2 (ja) 2020-10-12 2024-06-21 株式会社デンソーテン 出力装置および出力方法

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