JP2020115442A - プラズマ用電源装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】必要な沿面距離を確保しつつ、放射エミッションの発生をさらに抑制することが可能となるコネクタカバーを備えたプラズマ用電源装置を提供する。【解決手段】電源装置130は、プラズマヘッドと接続する高電圧ケーブル200に設けられたコネクタが電源装置130に接続されたときに、コネクタを覆うコネクタカバー10を備えている。コネクタカバー10は、コネクタと電源装置130とが接続されたときに、電源装置130の周囲を囲む、金属製のカバーブラケット20と、カバーブラケット20と電源装置130とを着脱自在に接続するとともに、カバーブラケット20と電源装置130に設けられたアースとを接続する金属製のネジと、を含む。【選択図】図4

Description

本願は、プラズマ発生装置に使用される高電圧ケーブルのコネクタ及びその周辺を覆うコネクタカバーを備えたプラズマ用電源装置に関するものである。
図7は、プラズマ発生装置に使用される高電圧ケーブルの一例を示している。図示例の高電圧ケーブル200は、その両端にコネクタ210とコネクタ220とを備えている。一方のコネクタ210は、プラズマ発生装置の電源装置の電極に接続するためのものであり、もう一方のコネクタ220は、プラズマ発生装置のプラズマヘッドの電極に接続するためのものである。そして、コネクタ210とコネクタ220との間は、1対のケーブル線230により接続されている。
高電圧ケーブル200には高電圧が印加されるため、コネクタ210,220は、高い絶縁性を確保する必要がある。このため、コネクタ210,220は、絶縁材料(樹脂やセラミックスなど)を用いて厚く形成する必要があるとともに、非常に長い沿面距離を確保する必要があるので、コネクタサイズは大型化する。
さらに高電圧ケーブル200には、高電圧に加えて高周波の電力が供給されるので、高電圧ケーブル200からは放射エミッションが発生し易い。このため高電圧ケーブル200では、一対のケーブル線230をシールドカバー240で覆うことで、放射エミッションの発生を抑制している。
シールドカバー240は、例えば網目状の金属を織り込んで形成され、その金属をアースするためのアース線250を備えている。アース線250は、プラズマ発生装置の電源装置に設けられたアース端子に接続される。
しかし、上記高電圧ケーブル200では、シールドカバー240で高電圧ケーブル200全体を覆うことはできなかった。これは、コネクタ210,220とその周辺部分260,270にまで、1対のケーブル線230と同様にシールドカバー240で覆うようすると、必要な沿面距離が確保されずに、部分放電の可能性が生じることになるからである。
このため、コネクタ210,220とその周辺部分260,270には、放射エミッションの発生を抑制する対策は施されていなかった。
そこで、本願は、必要な沿面距離を確保しつつ、放射エミッションの発生をさらに抑制することが可能となるコネクタカバーを備えたプラズマ用電源装置を提供することを目的とする。
本願は、プラズマヘッドと接続する高電圧ケーブルに設けられたケーブル側コネクタが接続される電源装置側コネクタと、ケーブル側コネクタを覆うコネクタカバーと、を備えたプラズマ用電源装置であって、コネクタカバーは、ケーブル側コネクタと電源装置側コネクタとが接続されたときに、ケーブル側コネクタの周囲を囲む、金属製の周壁と、周壁とプラズマ用電源装置本体とを着脱自在に接続するとともに、周壁とプラズマ用電源装置に設けられたアースとを接続する第1接続部材と、を含む、プラズマ用電源装置を開示する。
本開示によれば、ケーブル側コネクタから発生された放射エミッションは、金属製の周壁に吸収されてアースに流れるので、放射エミッションの発生をさらに抑制することが可能となる。
産業用ロボットに取り付けられたプラズマ発生装置の概略構成を示す図である。 Y方向に垂直な面でプラズマヘッドを切断した断面図である。 本願の一実施形態に係るコネクタカバーを取り付けている様子の一例を示す斜視図である。 本願の一実施形態に係るコネクタカバーに含まれるカバーブラケットを取り付けた様子の一例を示す斜視図である。 図4のカバーブラケットにシールドカバーを取り付けた様子の一例を示す斜視図である。 図5のシールドカバーを展開した状態の一例を示す図である。 プラズマ発生装置に使用される高電圧ケーブルの構成の一例を示す図である。
以下、本願の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
本願の一実施の形態に係るコネクタカバーは、プラズマ発生装置に含まれる電源装置に取り付けられるものである。このため、本実施形態のコネクタカバーの構成の説明に入る前に、プラズマ発生装置の概略構成を説明する。
図1は、プラズマ発生装置を産業用ロボットに取り付けた場合の一例を示している。
図1に示すように、プラズマ発生装置100は、プラズマヘッド110、制御装置120、高電圧ケーブル200及びガス配管160等を備えている。プラズマ発生装置100は、制御装置120から高電圧ケーブル200を介してプラズマヘッド110に電力を伝送し、ガス配管160を介して処理ガスを供給し、プラズマヘッド110からプラズマを照射させる。プラズマヘッド110は、産業用ロボット300のロボットアーム310の先端に取り付けられている。高電圧ケーブル200およびガス配管160はロボットアーム310に沿って取り付けられている。ロボットアーム310は、2つのアーム部310a,310bを1方向に連結させた多関節ロボットである。産業用ロボット300は、ロボットアーム310を駆動して、ワーク台400が支持するワークWにプラズマを照射する作業を行う。
制御装置120は、電源装置130を内蔵し、上記高電圧ケーブル200への電力の供給は、電源装置130から行う。また電源装置130は、アースされている。なお制御装置120には、ガス配管160に処理ガスを供給する処理ガス供給装置も内蔵されているが、本願を説明する上で必須のものではないので、図示を省略している。
また本実施形態では、高電圧ケーブル200として、上記図7に記載のものとほぼ同じものを採用している。このため、符号も図7の高電圧ケーブル200に付与されたものをそのまま採用し、高電圧ケーブル200の各部の説明も省略する。
図2に示すように、プラズマヘッド110は、プラズマ生成部521等を備えている。プラズマ生成部521は、制御装置120のガス供給部(図示せず)から供給された処理ガスをプラズマ化して、プラズマガスを生成する。
プラズマ生成部521は、ヘッド本体部531、一対の電極533、ノズル535等を含む。ヘッド本体部531、ノズル535等は、例えば、耐熱性の高いセラミックにより形成されている。ヘッド本体部531には、プラズマガスを発生させる反応室537が形成されている。一対の電極533の各々は、例えば、円柱形状をなしており、その先端部を反応室537に突出させた状態で固定されている。以下の説明では、一対の電極533を、単に電極533と称する場合がある。また、一対の電極533が並ぶ方向をX方向、円柱形状の電極533の軸方向をZ方向と称して説明する。また、本実施形態では、X方向、Z方向は互いに直交する方向である。
電極533の一部の外周部は、セラミックス等の絶縁体で製造された電極カバー553によって覆われている。電極カバー553は、略中空筒状をなし、長手方向の両端部に開口を形成されている。電極カバー553の内周面と電極533の外周面との間の隙間は、ガス通路555として機能する。電極カバー553の下流側の開口は、反応室537に接続されている。電極533の下端は、電極カバー553の下流側の開口から突出している。
また、ヘッド本体部531の内部には、反応ガス流路561と、一対のキャリアガス流路563とが形成されている。反応ガス流路561は、ヘッド本体部531の略中央部に設けられ、ガス配管160(図1参照)を介してガス供給部と接続され、ガス供給部から供給される反応ガスを反応室537へ流入させる。また、一対のキャリアガス流路563は、X方向において反応ガス流路561を間に挟んだ位置に配置されている。一対のキャリアガス流路563の各々は、ガス配管160(図1参照)を介してガス供給部と接続され、ガス供給部からキャリアガスが供給される。キャリアガス流路563は、ガス通路555を介してキャリアガスを反応室537へ流入させる。
反応ガス(種ガス)としては、酸素(O2)を採用できる。ガス供給部は、例えば、反応ガス流路561を介して、酸素と窒素(N2)との混合気体(例えば、乾燥空気(Air))を、反応室537の電極533の間に流入させる。以下、この混合気体を、便宜的に反応ガスと呼び、酸素を種ガスと呼ぶ場合がある。キャリアガスとしては、窒素を採用できる。ガス供給部は、ガス通路555の各々から、一対の電極533の各々を取り巻くようにキャリアガスを流入させる。
一対の電極533には、制御装置120の電源装置130から交流の電圧が印加される。電圧を印加することによって、例えば、図2に示すように、反応室537内において、一対の電極533の下端の間に、擬似アークAが発生する。この擬似アークAを反応ガスが通過する際に、反応ガスは、プラズマ化される。従って、一対の電極533は、擬似アークAの放電を発生させ、反応ガスをプラズマ化し、プラズマガスを発生させる。
また、ヘッド本体部531における反応室537の下流側の部分には、X方向に間隔を隔てて並び、Z方向に伸びて形成された複数(本実施例においては、6本)の本体側プラズマ通路571が形成されている。複数の本体側プラズマ通路571の上流側の端部は、反応室537に接続されている。
反応室537で発生したプラズマガスは、キャリアガスとともに、本体側プラズマ通路571及びノズル側プラズマ通路577を流れ、ノズル側プラズマ通路577の下端の開口577Aから噴出される。
次に、本実施形態のコネクタカバーについて、図3〜図6に基づいて説明する。なお図3〜図5において、方向に言及する場合には、各図に示される矢印の方向を用いるものとする。
本実施形態のコネクタカバー10は、カバーブラケット20(図4参照)と、カバーブラケット20に連結されるシールドカバー60(図5参照)とを備えている。そして、カバーブラケット20は金属製であり、後述するようにアースされているので、カバーブラケット20だけでも、高電圧ケーブル200からの放射エミッションの発生を抑制する一定の効果が得られる。
カバーブラケット20は、金属製の上部ブラケット30(図4参照)と、金属製の下部ブラケット40(図3参照)とに分割される。
下部ブラケット40は、図3に示すように、左右両端部にそれぞれ、第1取付片41,42を備えている。第1取付片41,42は、下部ブラケット40を電源装置130の筐体に取り付けるためのものである。第1取付片41,42にはそれぞれ、ネジ穴が2つずつ設けられ、金属製のネジ50をこのネジ穴に通して締めることで、下部ブラケット40は電源装置130に固定される。
さらに下部ブラケット40は、電源装置130に取り付けられたときに、電源装置130の筐体表面から所定の長さだけ後方に迫り出した下壁43を備えている。下壁43の左右両端部はそれぞれ、上方に折れ曲げられ、第2取付片44,45が形成される。第2取付片44,45は、上部ブラケット30を取り付けるためのものである。
第2取付片44,45にはそれぞれ、ネジ穴44a,45aが1つずつ設けられている。但し図3では、ネジ穴44aは、コネクタ210に隠れて見えない。
また下部ブラケット40は、上部ブラケット30を第2取付片44,45に取り付けるときに、上部ブラケット30を内側から支持する支持部46,47を備えている。
一方、上部ブラケット30は、図4に示すように、下部ブラケット40の下壁43と略同一形状の上壁31と、上壁31の左右両端部からそれぞれ下方に折れ曲げて形成された横壁32,33とを備えている。横壁32,33の各下端部には、ネジ穴が1つずつ形成されている。
下部ブラケット40が、図3に示すように電源装置130に取り付けられた状態で、カバーブラケット20の組み立てを行う場合、ユーザは、下部ブラケット40に上から上部ブラケット30を重ね、各横壁32,33に形成された上記ネジ穴の位置と、下部ブラケット40の第2取付片44,45に形成された上記ネジ穴45aの位置とを合わせる。そしてユーザは、これらネジ穴に金属製のネジ52を通して締めると、上部ブラケット30が下部ブラケット40に固定され、カバーブラケット20の組み立てが完了する。
このように、カバーブラケット20は、金属製の上部ブラケット30と、金属製の下部ブラケット40とから構成され、両ブラケット30,40の取り付けは、金属製のネジ52によって行われる。そして下部ブラケット40と電源装置130の筐体との取り付けも、金属製のネジ50によって行われる。さらに電源装置130の筐体は金属製であり、電源装置130はアースされている。したがって、カバーブラケット20は、電源装置130のアースと接続されていることになる。
なお図4において、上部ブラケット30の上壁31の前端部の2箇所には、ネジ穴30aが形成されている。また、下部ブラケット40の下壁43の前端部の2箇所にも、同様に、ネジ穴40aが形成されている。但し下壁43のネジ穴40aは、図3でもコネクタ210に隠れて見えない。これら4つのネジ穴30a,40aは、後述するように、シールドカバー60を取り付けるために形成されたものである。
図6は、シールドカバー60を展開した状態を示している。シールドカバー60は、このように展開可能であり、展開すると、矩形状の板状体になる。シールドカバー60には、電磁波をシールドするために、例えば、網目状の金属が織り込まれていたり、網目状の金属や金属の薄板がサンドイッチされていたりする。そしてシールドカバー60は、可撓性を有するように形成される。
シールドカバー60の長手方向の両端には、スナップボタン62が複数個、本実施形態では、例えば7個取り付けられている。スナップボタン62は、凸部62aと凹部62bを一組として構成される留め具である。
さらにシールドカバー60の短手方向の一端には、ネジ穴60aが4箇所に形成されている。このネジ穴60aは、上部ブラケット30の上壁31及び下部ブラケット40の下壁43に形成されたネジ穴30a,40aとともに、シールドカバー60をカバーブラケット20に固定させるためのものである。
今図4に示すように、高電圧ケーブル200のコネクタ210が電源装置130のコネクタ(図示せず)に接続された状態で、カバーブラケット20が電源装置130に固定されているとする。ユーザは、図6に示すように展開状態のシールドカバー60で高電圧ケーブル200を囲みながら、一点鎖線に沿って山折りにし、各スナップボタン62の凸部62aと凹部62bを留めて行く。これにより、シールドカバー60は、筒状(四角柱状)となり、その中空内を高電圧ケーブル200が通った状態となっている。そしてユーザは、シールドカバー60に形成された上記4つのネジ穴60aのうち隣接する2つのネジ穴60aの位置を、カバーブラケット20の上部ブラケット30の上壁31に設けられた2つのネジ穴30aの位置に合わせた状態で、2本の金属製のネジ54を通して締める。同様にしてユーザは、シールドカバー60に形成された上記4つのネジ穴60aのうち、残りの2つのネジ穴60aの位置を、カバーブラケット20の下部ブラケット40の下壁43に設けられた2つのネジ穴40aの位置に合わせた状態で、2本の金属製のネジ54を通して締める。その結果、図5に示すようにシールドカバー60がカバーブラケット20に固定される。
なおカバーブラケット20は、上述のように電源装置130に設けられたアースと接続されているので、アースされている。シールドカバー60も、ネジ穴60a及び金属製のネジ54を介してカバーブラケット20と接続されているので、結果的にアースされることになる。つまり、シールドカバー60内の金属は、ネジ穴60aを介して金属製のネジ54に接触し、ネジ54は、カバーブラケット20のネジ穴30aを介して金属製のカバーブラケット20に接触する。そしてカバーブラケット20は、電源装置130のアースと接続されている。これにより、シールドカバー60内の金属が電源装置130のアースと接続されることになって、シールドカバー60はアースされることになる。
カバーブラケット20にシールドカバー60が取り付けられていない状態では、図4に示すように、周辺部分260はシールドされていないので、周辺部分260から放射エミッションが発生し、外部に漏れ出す可能性がある。これに対して、カバーブラケット20にシールドカバー60が取り付けられている状態では、図5に示すように、周辺部分260はシールドカバー60により完全に覆われている。このため、周辺部分260から放射エミッションが発生したとしても、その放射エミッションは、シールドカバー60に吸収され、アースに流れる。したがって、放射エミッションは、シールドカバー60の外に漏れ出すことが抑制される。
以上説明したように、本実施形態の電源装置130は、プラズマヘッド110と接続する高電圧ケーブル200に設けられたコネクタ210が電源装置130に接続されたときに、コネクタ210を覆うコネクタカバー10を備えている。
そして、コネクタカバー10は、コネクタ210と電源装置130とが接続されたときに、電源装置130の周囲を囲む、金属製のカバーブラケット20と、カバーブラケット20と電源装置130とを着脱自在に接続するとともに、カバーブラケット20と電源装置130に設けられたアースとを接続する金属製のネジ50と、を含んでいる。
このように、本実施形態では、コネクタ210から発生された放射エミッションは、金属製のコネクタカバー10に吸収されてアースに流れるので、放射エミッションの発生をさらに抑制することが可能となる。
ちなみに、本実施形態において、カバーブラケット20は、「周壁」の一例である。金属製のネジ50は、「第1接続部材」の一例である。
また、電源装置130の筐体は金属製であって、アースされている。
このように、電源装置130の筐体は金属製であって、アースされているので、アース線などの特別な配線をすることなく、カバーブラケット20を電源装置130の筐体に取り付けるだけで、カバーブラケット20をアースすることができる。
カバーブラケット20は、上下方向に2分割され、下部ブラケット40は、電源装置130に着脱自在に設置され、上部ブラケット30は、下部ブラケット40に着脱自在に連結される。
これにより、コネクタ210を電源装置130に接続した状態で、カバーブラケット20を電源装置130に対して容易に着脱させることができる。
ちなみに、上下方向は、「垂直方向」の一例である。
コネクタカバー10はさらに、電磁波をシールドする導電材を含み、その長手側の両端部を連結するスナップボタン62を備えた可撓性を有するシールドカバー60と、スナップボタン62により長手側の両端部を連結して形成した筒状体により、コネクタ210と高電圧ケーブル200の電磁波シールドが施されているシールドカバー240との間を囲んだ状態で、筒状体の一方の開口部をカバーブラケット20の電源装置130と反対側の開口部に着脱自在に接続するとともに、導電材と電気的に接続する金属製のネジ54と、を備えている。
これにより、コネクタ210と高電圧ケーブル200の電磁波シールドが施されているシールドカバー240との間がシールドカバー240の筒状体により囲まれ、シールドカバー240は金属製のネジ54によりアースされるので、コネクタ210と高電圧ケーブル200の電磁波シールドが施されているシールドカバー240との間から放射エミッションが発生したとしても、その放射エミッションは、シールドカバー60に吸収され、アースに流れる。したがって、放射エミッションは、シールドカバー60の外に漏れ出すことが抑制される。
ちなみに、スナップボタン62は、「連結部材」の一例である。シールドカバー240は、「板状体」の一例である。金属製のネジ54は、「第2接続部材」の一例である。
なお、本願は上記実施形態に限定されるものでなく、その趣旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。
(1)上記実施形態では、シールドカバー60を筒状に連結するときの部材としては、スナップボタン62を採用したが、これに限らず、ファスナ等の他の部材を用いてもよい。
(2)上記実施形態では、各部材の取り付けは金属製のネジを用いるようにしたが、これに限らず、金属製のボルトとナットであってもよい。
(3)上記実施形態では、電源装置130にカバーブラケット20を取り付けるだけでカバーブラケット20が電源装置130のアースに接続されるようにしたが、これに限らず、カバーブラケット20にアース線を設けるようにし、このアース線を電源装置130のアースに接続することで、カバーブラケット20がアースされるようにしてもよい。また上記実施形態では、カバーブラケット20にシールドカバー60を取り付けるだけで、シールドカバー60がカバーブラケット20を介して電源装置130のアースに接続されるようにしたが、これに限らず、シールドカバー60にアース線を設けるようにし、このアース線を電源装置130のアースに接続することで、シールドカバー60がアースされるようにしてもよい。
(4)上記実施形態では、カバーブラケット20は、上下方向に2分割されるようにしたが、分割方向は上下方向に限らず、左右方向等、他の方向であってもよい。
10 コネクタカバー
20 カバーブラケット
30 上部ブラケット
40 下部ブラケット
41,42 第1取付片
44,45 第2取付片
50,52,54 金属製のネジ
30a,45a ネジ穴
60 シールドカバー
62 スナップボタン
100 プラズマ発生装置
130 電源装置
200 高電圧ケーブル
210,220 コネクタ

Claims (6)

  1. プラズマヘッドと接続する高電圧ケーブルに設けられたケーブル側コネクタが接続される電源装置側コネクタと、
    前記ケーブル側コネクタを覆うコネクタカバーと、
    を備えたプラズマ用電源装置であって、
    前記コネクタカバーは、
    前記ケーブル側コネクタと前記電源装置側コネクタとが接続されたときに、前記ケーブル側コネクタの周囲を囲む、金属製の周壁と、
    前記周壁と前記プラズマ用電源装置とを着脱自在に接続するとともに、前記周壁と前記プラズマ用電源装置に設けられたアースとを接続する第1接続部材と、
    を含む、
    プラズマ用電源装置。
  2. 前記プラズマ用電源装置の筐体は金属製であって、アースされており、
    前記第1接続部材は、金属製のネジである、
    請求項1に記載のプラズマ用電源装置。
  3. 前記周壁は、前記ケーブル側コネクタを前記電源装置側コネクタに接続する方向に対して垂直方向に2分割され、
    前記2分割された周壁の一方は、前記プラズマ用電源装置に着脱自在に設置され、
    前記2分割された周壁の他方は、前記一方の周壁に着脱自在に連結される、
    請求項1又は2に記載のプラズマ用電源装置。
  4. 電磁波をシールドする導電材を含み、その長手側の両端部を連結する連結部材を備えた可撓性を有する板状体と、
    前記連結部材により前記長手側の両端部を連結して形成した筒状体により、前記ケーブル側コネクタと前記高電圧ケーブルの電磁波シールドが施されているケーブル部との間を囲んだ状態で、前記筒状体の一方の開口部を前記周壁の前記プラズマ用電源装置と反対側の開口部に着脱自在に接続するとともに、前記導電材と電気的に接続する第2接続部材と、
    をさらに備えた請求項1乃至3のいずれか1項に記載のプラズマ用電源装置。
  5. 前記連結部材は、ファスナ及びボタンのいずれか一方を含む、請求項4に記載のプラズマ用電源装置。
  6. 前記第2接続部材は、金属製のネジであり、前記ネジを介して前記板状体をアースする、請求項4又は5に記載のプラズマ用電源装置。
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