JP2020107633A - 光源装置、および発光制御回路 - Google Patents

光源装置、および発光制御回路 Download PDF

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Abstract

【課題】発光素子に流す電流を一定(所定の範囲内)とし、光量の調整精度が低下することが抑制された光源装置を提供する。【解決手段】発光制御回路100は、第1のスイッチ素子QN1を制御するために第1の制御信号を生成する駆動回路30と、第2のスイッチ素子QN2を制御するために第2の制御信号を生成するスイッチング制御回路50と、を備える。発光制御回路100は、第1のスイッチ素子QN1をオン状態とする第1の制御信号のオンデューティー比が第1の所定値以上のとき、第1の制御信号が非活性化状態の期間は、第1の周波数を有する第2の制御信号を非活性化状態に維持し、第1の制御信号のオンデューティー比が第1の所定値未満で且つ第1の所定値より小さい第2の所定値以上のとき、第1の制御信号が非活性化されている期間の一部において、第1の周波数より低い第2の周波数を有する第2の制御信号を活性化状態に維持する。【選択図】図1

Description

本発明は、レーザーダイオードや発光ダイオード等の発光素子を用いる光源装置、および、該光源装置において発光を制御する発光制御回路に関する。
レーザーダイオード(LD)や発光ダイオード(LED)等の発光素子を用いる光源装置において明るさを調節する手法として、アナログ調光とデジタル調光とが知られている。例えば、アナログ調光は、発光素子を駆動するスイッチングレギュレーターを制御して、発光素子に流れる電流の大きさを調節することによって実現される。一方、デジタル調光は、発光素子に直列に接続されたスイッチ素子をオン/オフ制御して、発光素子に電流が流れる期間の長さを調節することによって実現される。
従来、例えば、特許文献1に記載されているように、デジタル調光において発光素子に電流を流す期間が短い場合に、デジタル調光用の第1の制御信号(特許文献1の図21のDDRV信号)が活性化されている期間において、発光素子に流れる電流がアナログ調光において指示された電流よりも低下することを防止することできる発光制御回路が開示されている。
具体的には、特許文献1の図8、図13に示されているように、発光制御回路が有するスイッチング制御回路はデジタル調光にて、第1の制御信号のオンデューティー比が所定の値未満である場合に、第1の制御信号が活性化状態から非活性化状態に遷移してから所定の期間においてアナログ調光用の第2の制御信号(特許文献1の図21のGATE信号)の活性化状態を維持する。それにより、第2の制御信号が印加されるトランジスターがオン状態となる期間を第1の制御信号が非活性化されてから所定の期間だけ延長して、インダクターに補填されるエネルギーを連続的に増加させて、必要なエネルギーの蓄積を行う。
米国特許US2018/0180978号明細書
特許文献1に記載の発光制御回路では、第1の制御信号のオンデューティー比が所定の値未満である場合に、第1の制御信号が活性化状態であるときに、第2の制御信号のパルス数は1つ、もしくは、2つ以上になる場合がある。
前記第2の制御信号のパルス数が2つ以上の場合に、第2の制御信号が印加されるトランジスターのオン状態となる期間が延長されて、必要以上のエネルギーがインダクターに蓄積される。その結果、発光素子に流す電流を所定の範囲内に保てずに、光量の調整精度が低下する、という課題があった。
本願の光源装置は、第1のノードと第2のノードとの間に接続される発光素子と、前記第1のノードと前記第2のノードとの間で、前記発光素子と直列に接続される第1のスイッチ素子と、前記第2のノードと、直列に接続された前記発光素子および前記第1のスイッチ素子と、の間に接続されるインダクターと、前記インダクターと前記第2のノードとの間に接続される第2のスイッチ素子と、活性化状態にすることで前記第1のスイッチ素子をオン状態とし、非活性化状態にすることで前記第1のスイッチ素子をオフ状態とする第1の制御信号と、活性化状態にすることで前記第2のスイッチ素子をオン状態とし、非活性化状態にすることで前記第2のスイッチ素子をオフ状態とする第2の制御信号と、を出力する発光制御回路と、を備え、前記発光制御回路は、前記第1のスイッチ素子をオン状態とする前記第1の制御信号のオンデューティー比が第1の所定値以上のとき、前記第1の制御信号が非活性化状態の期間は、第1の周波数を有する前記第2の制御信号を非活性化状態に維持し、前記第1の制御信号のオンデューティー比が前記第1の所定値未満で且つ前記第1の所定値より小さい第2の所定値以上のとき、前記第1の制御信号が非活性化されている期間の一部において、前記第1の周波数より低い第2の周波数を有する前記第2の制御信号を活性化状態に維持する、ことを特徴とする。
上記の光源装置において、前記第2の周波数は、前記第1の制御信号のオンデューティー比が前記第1の所定値未満で且つ前記第2の所定値以上のとき、前記第2の制御信号の1周期が、前記第1の制御信号が活性化状態の期間より長くなる周波数であることが好ましい。
上記の光源装置において、前記発光制御回路は、前記第1の制御信号のオンデューティー比が前記第2の所定値未満のとき、前記第1の制御信号が活性化状態から非活性化状態に遷移してから所定の期間、前記第2の周波数を有する前記第2の制御信号を活性化状態に維持することが好ましい。
上記の光源装置において、前記発光制御回路は、電流源と、一端が前記電流源と接続された第1のキャパシターと、一端が前記電流源と接続された第3のスイッチ素子と、一端が前記第3のスイッチ素子の他端と接続された第2のキャパシターと、を有する発振回路を備えることが好ましい。
上記の光源装置において、前記発光制御回路は、電流源と、一端が前記電流源と接続された第4のスイッチ素子と、一端が前記第4のスイッチ素子の他端と接続された第1のキャパシターと、一端が前記電流源と接続された第5のスイッチ素子と、一端が前記第5のスイッチ素子の他端と接続された、前記第1のキャパシターより容量値が大きい第2のキャパシターと、を有する発振回路を備えることが好ましい。
上記の光源装置において、前記発光制御回路は、第1の電流源と、一端が前記第1の電流源と接続された第1のキャパシターと、第2の電流源と、一端が前記第2の電流源と接続され、他端が前記第1のキャパシターの一端に接続された第6のスイッチ素子と、を有する発振回路を備えることが好ましい。
上記の光源装置において、前記発光制御回路は、第1の電流源と、一端が前記第1の電流源と接続され、他端が第1のキャパシターの一端に接続された第7のスイッチ素子と、前記第1の電流源より電流値が小さい第2の電流源と、一端が前記第2の電流源と接続され、他端が前記第1のキャパシターの一端に接続された第8のスイッチ素子と、を有する発振回路を備えることが好ましい。
本願の発光制御回路は、第1のノードと第2のノードとの間に接続される発光素子と、前記第1のノードと前記第2のノードとの間で、前記発光素子と直列に接続される第1のスイッチ素子と、前記第2のノードと、直列に接続された前記発光素子および前記第1のスイッチ素子と、の間に接続されるインダクターと、前記インダクターと前記第2のノードとの間に接続される第2のスイッチ素子と、を備える光源装置を制御する発光制御回路であって、活性化状態にすることで前記第1のスイッチ素子をオン状態とし、非活性化状態にすることで前記第1のスイッチ素子をオフ状態とする第1の制御信号と、活性化状態にすることで前記第2のスイッチ素子をオン状態とし、非活性化状態にすることで前記第2のスイッチ素子をオフ状態とする第2の制御信号と、を出力し、前記第1のスイッチ素子をオン状態とする前記第1の制御信号のオンデューティー比が第1の所定値以上のとき、前記第1の制御信号が非活性化状態の期間は、第1の周波数を有する前記第2の制御信号を非活性化状態に維持し、前記第1の制御信号のオンデューティー比が前記第1の所定値未満で且つ前記第1の所定値より小さい第2の所定値以上のとき、前記第1の制御信号が非活性化されている期間の一部において、前記第1の周波数より低い第2の周波数を有する前記第2の制御信号を活性化状態に維持する、ことを特徴とする。
本発明の実施形態に係る発光制御回路を備える光源装置の回路図。 本発明の実施形態に係る光源装置の動作を説明する図。 本発明の実施形態に係る光源装置の動作を説明する図。 図1に示すクロック信号生成回路の構成例を示す回路図。 従来技術でのタイミングチャート。 本発明の実施形態でのタイミングチャート。 変形例1に係るクロック信号生成回路の構成例を示す回路図。 変形例2に係るクロック信号生成回路の構成例を示す回路図。 変形例3に係るクロック信号生成回路の構成例を示す回路図。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
(実施形態1)
図1は、実施形態1に係る発光制御回路を備える光源装置1の構成例を示す回路図である。図1に示すように、光源装置1は、発光制御回路100と、発光素子110と、インダクターL1と、第1のスイッチ素子であるNチャネルMOSトランジスターQN1と、第2のスイッチ素子であるNチャネルMOSトランジスターQN2と、ダイオードD1〜D3と、ツェナーダイオードD4と、抵抗R1〜R4と、キャパシターC3〜C8とを含んでいる。
また図1に示すように、発光制御回路100は、内部レギュレーター10と、レベルシフター21および22と、駆動回路30と、クロック信号生成回路40と、スイッチング制御回路50と、駆動回路60と、出力回路61と、スイッチング制御回路50のフィードバックループに設けられたスロープ補償回路71、電流センスアンプ72、オペアンプ73、スイッチ回路74、コンパレーター75、サンプルホールド回路76と、電流センスアンプ77と、選択回路78を含んでいる。
光源装置1の第1のノードN1には、高電位側の電源電位VDDが供給され、第2のノードN2には、低電位側の電源電位VSSが供給される。図1には、電源電位VSSが接地電位(0V)である場合が示されている。第1のノードN1と第2のノードN2との間には、NチャネルMOSトランジスターQN1と、発光素子110と、抵抗R1と、インダクターL1と、NチャネルMOSトランジスターQN2と、抵抗R2とが直列に接続されている。発光素子110は、例えば、少なくとも1つのレーザーダイオード(LD)または発光ダイオード(LED)等を含み、供給される電流の大きさに応じた明るさで発光する。
NチャネルMOSトランジスターQN1は、発光素子110とインダクターL1の間に接続されている。NチャネルMOSトランジスターQN1は、発光素子110に接続されたドレインと、インダクターL1の一端に接続されたソースと、キャパシターC5の一端に接続されたゲートとを有している。NチャネルMOSトランジスターQN1は、デジタル調光のために設けられており、抵抗R1とNチャネルMOSトランジスターQN1のドレインとの間に接続された発光素子110に流れる電流を制御する。
キャパシターC5は、第1の制御信号DDRVが印加される一端と、NチャネルMOSトランジスターQN1のゲートが接続される他端とを有している。キャパシターC6は、第3の制御信号GATE’が印加される一端と、ダイオードD2のカソードとダイオードD3のアノードが接続される他端とを有している。
ダイオードD2とダイオードD3は、NチャネルMOSトランジスターQN1のソースと、キャパシターC5の他端の間に直列で接続されている。ダイオードD2のアノードがNチャネルMOSトランジスターQN1のソースに接続されて、ダイオードD3のカソードがキャパシターC5の他端に接続される。
ツェナーダイオードD4は、アノードがNチャネルMOSトランジスターQN1のソースに接続されて、カソードがNチャネルMOSトランジスターQN1のゲートに接続されている。抵抗R4は、NチャネルMOSトランジスターQN1のゲートとソースの間に接続される。
抵抗R1は、第1のノードN1と発光素子110との間に接続されて、例えば、50mΩ程度の小さい抵抗値を有しており、NチャネルMOSトランジスターQN1および発光素子110に流れる電流を検出するために用いられる。NチャネルMOSトランジスターQN2は、インダクターL1の他端に接続されたドレインと、抵抗R2を介して第2のノードN2に接続されたソースと、第2の制御信号GATEが印加されるゲートとを有している。
NチャネルMOSトランジスターQN2は、アナログ調光のために設けられており、インダクターL1の他端から第2のノードN2に流れる電流を制御する。NチャネルMOSトランジスターQN2は、第2の制御信号GATEがハイレベルに活性化されているときにオン状態となり、第2の制御信号GATEがローレベルに非活性化されているときにオフ状態となる。第2の制御信号GATEが交互に活性化および非活性化されると、NチャネルMOSトランジスターQN2がスイッチング動作を行う。
抵抗R2は、NチャネルMOSトランジスターQN2のソースと第2のノードN2との間に接続されて、例えば、100mΩ程度の小さい抵抗値を有しており、NチャネルMOSトランジスターQN2に流れる電流を検出するために用いられる。なお、スイッチング素子としては、MOSトランジスター以外にも、バイポーラトランジスター、IGBT(絶縁ゲートバイポーラトランジスター)、または、サイリスター等を使用することができる。
ダイオードD1は、インダクターL1の他端と第1のノードN1との間に接続されており、インダクターL1の他端に接続されたアノードと、第1のノードN1に接続されたカソードとを有している。ダイオードD1としては、例えば、PN接合ダイオードに比べて順方向電圧が低くてスイッチング速度が速いショットキーバリアダイオード等が用いられる。
キャパシターC3は、第1のノードN1と第2のノードN2との間に接続され、電源電圧(VDD−VSS)を平滑化する。キャパシターC4は、インダクターL1の一端と第1のノードN1との間に接続され、電源電圧(VDD−VSS)を降圧して得られる降圧電圧を平滑化する。
図2、図3は、光源装置1の動作を説明する図であり、第1の制御信号DDRV、第2の制御信号GATE、 第3の制御信号GATE’のタイミング例を示す。また、図2中のvgsは、図1のNチャネルMOSトランジスターQN1のゲート・ソース間電圧に相当する。図2に示すように、第1の制御信号DDRVおよび第2の制御信号GATEは、ローレベル(例えば、0V)とハイレベル(例えば、7.5V)との間で遷移する。駆動回路30の出力として第1の制御信号DDRVがハイレベルに活性化されると、駆動回路30からキャパシターC5を介してNチャネルMOSトランジスターQN1のゲートに電流が流れ、NチャネルMOSトランジスターQN1のゲート・ソース間電圧vgsが上昇して、NチャネルMOSトランジスターQN1がオン状態となる。ツェナーダイオードD4は、NチャネルMOSトランジスターQN1のゲート・ソース間電圧vgsが所定の電圧(例えば、7.5V)を超えないようにクランプする。
図1に示すように、NチャネルMOSトランジスターQN1のゲートとソースの間に抵抗R4が設けられている。図2に示すように、第1の制御信号DDRVがローレベルからハイレベルに遷移したとき、NチャネルMOSトランジスターQN1のゲート・ソース間電圧vgsが上昇する。デジタル調光において、第1の制御信号DDRVのオンデューティーが大きい場合には、第1の制御信号DDRVがハイレベルとなっている期間が長くなる。このとき、抵抗R4によってNチャネルMOSトランジスターQN1のゲート・ソース間電圧vgsが徐々に低下していく。第3の制御信号GATE’は、NチャネルMOSトランジスターQN1のゲート・ソース間電圧vgsを維持するために用いられる。すなわち、図2に示すように、第1の制御信号DDRVが活性化状態に維持されている期間において、第3の制御信号GATE'がローレベルとハイレベルとの間で遷移する。それにより、キャパシターC6とダイオードD2およびD3とが整流動作を行うので、NチャネルMOSトランジスターQN1のゲート・ソース間電圧vgsが閾値電圧以上に維持される。すなわち、出力回路61の出力端子とダイオードD3のアノード端子との間にキャパシターC6が設けられている。第3の制御信号GATE’がローレベルのとき、ダイオードD2によって、ダイオードD3のアノード端子は、ほぼNチャネルMOSトランジスターQN1のソース電圧になっている。第3の制御信号GATE’がローレベルからハイレベルに遷移したとき、ダイオードD3のアノード端子の電圧が上昇する。これにより、ダイオードD3のカソード端子に接続されたNチャネルMOSトランジスターQN1のゲートの電圧が上昇する。このようにして、第1の制御信号DDRVがハイレベルの期間において、第3の制御信号GATE’によりNチャネルMOSトランジスターQN1のゲート・ソース間電圧vgsを維持できる。
駆動回路30の出力として第1の制御信号DDRVがローレベルに非活性化されると、NチャネルMOSトランジスターQN1のソースからダイオードD2およびD3とキャパシターC5とを介して駆動回路30に電流が流れ、NチャネルMOSトランジスターQN1のゲート・ソース間電圧vgsが下降して、NチャネルMOSトランジスターQN1がオフ状態となる。抵抗R4は、スタンバイ時等において発光素子110が発光を長時間停止する場合に、NチャネルMOSトランジスターQN1のゲート・ソース間電圧vgsを低下させて、NチャネルMOSトランジスターQN1をオフ状態に維持する。
<発光制御回路>
発光制御回路100は、外部のマイクロコンピューター等からデジタル調光信号DCSおよびアナログ調光信号ACSが供給されて、光源装置1のNチャネルMOSトランジスターQN1およびQN2を制御する。図1には、発光制御回路100が1つの半導体装置(IC)に内蔵されている例が示されているが、発光制御回路100は、複数のディスクリート部品またはICで構成されても良い。また、ダイオードD1、抵抗R1、または、抵抗R2等をICに内蔵しても良い。
内部レギュレーター10は、例えば、バンドギャップリファレンス回路等で構成された基準電圧生成回路を含み、電源電位VDDに基づいて、ICの内部回路に供給される内部電源電位VDAを生成する。キャパシターC7は、内部レギュレーター10の出力端子と第2のノードN2との間に接続されて、内部電源電圧(VDA−VSS)を平滑化する。レベルシフター(L/S)21および22は、デジタル調光信号DCSのハイレベルの電位をICの内部回路に適合する電位にシフトする。
駆動回路30は、デジタル調光信号DCSに従って、NチャネルMOSトランジスターQN1をオン状態とするために第1の制御信号DDRVをハイレベルに活性化し、NチャネルMOSトランジスターQN1をオフ状態とするために第1の制御信号DDRVをローレベルに非活性化する。
クロック信号生成回路40は、例えば、CR発振回路等を含み、発振動作を行うことにより、所定の周波数を有するクロック信号CLKを生成する。CR発振回路の発振周波数は、CR発振回路が有するキャパシターの容量値と抵抗の抵抗値との積である時定数で定まる。抵抗R3は、CR発振回路の発振周波数を調整するために、ICに外付けされている。また周波数切替え信号OSCSWに基づいて、キャパシターの容量値を切り替える。
図4は、図1に示すクロック信号生成回路40の構成例を示す回路図である。クロック信号生成回路40は、ICの内部電源電位VDAおよび電源電位VSSが供給されて動作する。以下においては、電源電位VSSが接地電位(0V)であるものとする。
図4に示すように、クロック信号生成回路40は、電流源としての定電流源41と、定電流源42と、コンパレーター43と、バッファー回路44と、インバーター45と、インバーター46と、PチャネルMOSトランジスターQP1と、NチャネルMOSトランジスターQN9〜QN11と、抵抗R5〜R7と、第1のキャパシターC1、第2のキャパシターC2、第3のスイッチ素子SW3を含んでいる。第3のスイッチ素子SW3は、PチャネルMOSトランジスターQP3とNチャネルMOSトランジスターQN3とで構成されたトランスミッションゲートである。
定電流源41は、ICの内部電源電位VDAの配線とコンパレーター43の非反転入力端子との間に接続されている。定電流源42は、コンパレーター43の非反転入力端子と電源電位VSSの配線との間にNチャネルMOSトランジスターQN10を介して接続されている。例えば、定電流源41および42は、所定のバイアス電圧がゲート・ソース間に印加されて定電流を供給するPチャネルMOSトランジスターおよびNチャネルMOSトランジスターでそれぞれ構成される。
コンパレーター43は、非反転入力端子に供給される入力電位V1と反転入力端子に供給される入力電位V2とを比較することにより、比較結果に応じたクロック信号CLKを出力端子から出力する。バッファー回路44は、コンパレーター43から供給されるクロック信号CLKをバッファーして出力する。インバーター45は、デジタル調光信号DCSを反転して出力する。
PチャネルMOSトランジスターQP1は、コンパレーター43の非反転入力端子に接続されたソースと、コンパレーター43の反転入力端子に接続されたドレインと、デジタル調光信号DCSが印加されるゲートとを有している。NチャネルMOSトランジスターQN9は、コンパレーター43の出力端子に接続されたドレインと、電源電位VSSの配線に接続されたソースと、インバーター45の出力信号が印加されるゲートとを有している。
第1のキャパシターC1は、コンパレーター43の非反転入力端子と電源電位VSSの配線との間に接続されている。抵抗R5は、ICの内部電源電位VDAの配線とコンパレーター43の反転入力端子との間に接続されている。抵抗R6およびR7は、コンパレーター43の反転入力端子と電源電位VSSの配線との間に直列に接続されている。第3のスイッチ素子SW3は、コンパレーター43の非反転入力端子と第2のキャパシターC2の一端の間に接続されている。第2のキャパシターC2の他端は、電源電位VSSの配線と接続されている。
すなわち、発光制御回路100は、定電流源41と、一端が定電流源41と接続された第1のキャパシターC1と、一端が定電流源41と接続された第3のスイッチ素子SW3と、一端が第3のスイッチ素子SW3の他端と接続された第2のキャパシターC2と、を有する発振回路を備えている。
第3のスイッチ素子SW3は、PチャネルMOSトランジスターQP3と、NチャネルMOSトランジスターQN3とで構成されたトランスミッションゲートである。周波数切替え信号OSCSWはNチャネルMOSトランジスターQN3のゲートと、インバーター46の入力端子に接続されている。インバーター46の出力は、PチャネルMOSトランジスターQP3のゲートに接続されている。周波数切替え信号OSCSWによって、第3のスイッチ素子SW3のオン状態とオフ状態の切替えを行う。
NチャネルMOSトランジスターQN10は、コンパレーター43の非反転入力端子に接続されたドレインと、定電流源42を介して電源電位VSSの配線に接続されたソースと、コンパレーター43の出力信号が印加されるゲートとを有している。NチャネルMOSトランジスターQN11は、抵抗R6と抵抗R7との接続点に接続されたドレインと、電源電位VSSの配線に接続されたソースと、コンパレーター43の出力信号が印加されるゲートとを有している。
デジタル調光信号DCSがローレベル(VSS)に非活性化されているときには、PチャネルMOSトランジスターQP1およびQN9がオン状態となっている。それにより、コンパレーター43から出力されるクロック信号CLKがローレベルとなり、NチャネルMOSトランジスターQN10およびQN11がオフ状態となっている。
従って、コンパレーター43に供給される入力電位V1およびV2は、電源電圧VDAを抵抗R5〜R7で分圧した分圧電圧VHに略等しくなっている。
VH={(R6+R7)/(R5+R6+R7)}VDA ・・・(1)
実際には、入力電位V1およびV2は、定電流源41から供給される電流によって、式(1)によって表される分圧電圧VHよりも若干高くなっている。また、周波数切替え信号OSCSWがローレベルに非活性化しているときは、第1のキャパシターC1は、入力電位V1によって充電される。周波数切替え信号OSCSWがハイレベルに活性化しているときは、第3のスイッチ素子SW3がオン状態となり、第1のキャパシターC1と第2のキャパシターC2は、入力電位V1によって充電される。
デジタル調光信号DCSがハイレベル(VDA)に活性化されると、PチャネルMOSトランジスターQP1およびQN9がオフ状態となる。それにより、コンパレーター43の非反転入力端子と反転入力端子とが電気的に分離される。コンパレーター43の反転入力端子の入力電位V2は、式(1)によって表される分圧電圧VHまで低下して、コンパレーター43の非反転入力端子の入力電位V1よりも低くなるので、コンパレーター43から出力されるクロック信号CLKがハイレベルに遷移して、NチャネルMOSトランジスターQN10およびQN11がオン状態となる。
従って、周波数切替え信号OSCSWがローレベルに非活性化しているときは第1のキャパシターC1に、周波数切替え信号OSCSWがハイレベルに活性化しているときは第1のキャパシターC1と第2のキャパシターC2に充電されていた電荷がNチャネルMOSトランジスターQN10および定電流源42を介して放電されるので、コンパレーター43の非反転入力端子の入力電位V1が、電源電位VSSに向けて徐々に低下する。また、コンパレーター43の反転入力端子の入力電位V2は、次式(2)によって表される分圧電圧VLまで直ちに低下する。
VL={R6/(R5+R6)}VDA ・・・(2)
コンパレーター43の非反転入力端子の入力電位V1が分圧電圧VLよりも低下すると、コンパレーター43から出力されるクロック信号CLKがローレベルに遷移して、NチャネルMOSトランジスターQN10およびQN11がオフ状態となる。従って、定電流源41から供給される電流によって、周波数切替え信号OSCSWがローレベルに非活性化しているときは第1のキャパシターC1が、周波数切替え信号OSCSWがハイレベルに活性化しているときは第1のキャパシターC1と第2のキャパシターC2が充電されるので、コンパレーター43の非反転入力端子の入力電位V1が、ICの内部電源電位VDAに向けて徐々に上昇する。また、コンパレーター43の反転入力端子の入力電位V2は、式(1)によって表される分圧電圧VHまで直ちに上昇する。
コンパレーター43の非反転入力端子の入力電位V1が分圧電圧VHよりも上昇すると、コンパレーター43から出力されるクロック信号CLKがハイレベルに遷移する。このような動作を繰り返すことにより、クロック信号生成回路40は、所定の周波数を有するクロック信号CLKを生成する。
この構成において、周波数切替え信号OSCSWを切り替えることにより、クロック信号生成回路40は生成するクロック信号CLKの周波数の切替えを行うことができる。
図1に示すように、スイッチング制御回路50は、クロック信号CLK、比較結果信号COMP、および、レベルシフター21から供給されるデジタル調光信号DCSに基づいて、トランジスターQN2をオン状態またはオフ状態とするために第2の制御信号GATEを活性化または非活性化する。第2の制御信号GATEは、ドライバーアンプ等で構成される駆動回路60を介して、トランジスターQN2のゲートに印加される。第2の制御信号GATEの周波数は、クロック信号生成回路40で生成されるクロック信号CLKと同じ周波数になる。駆動回路60に供給される電源電位は、内部電源電位VDAでも良いし、内部電源電位VDAよりも高い別の電源電位でも良い。
図2に示すように、第1の制御信号DDRVがハイレベルからローレベルに遷移したとき、第3の制御信号GATE’がハイレベルである場合には、第3の制御信号GATE’はローレベルに遷移する。第1の制御信号DDRVがローレベルの期間において第3の制御信号GATE’はローレベルである。第1の制御信号DDRVがローレベルのときに第3の制御信号GATE’がハイレベルになっていると、キャパシターC6およびダイオードD3によってNチャネルMOSトランジスターQN1がオンになる可能性がある。このため、第1の制御信号DDRVがハイレベルからローレベルに遷移したとき、第3の制御信号GATE’はローレベルに遷移する。
これに対し、図3に示すように、デジタル調光において、第1の制御信号DDRVのオンデューティーが小さい場合には、第1の制御信号DDRVがハイレベルとなっている期間が短くなる。このとき、上述したようにNチャネルMOSトランジスターQN1がオフになるタイミングでNチャネルMOSトランジスターQN2をオフにしたとすると、第1の制御信号DDRVがハイレベルの期間においてのみ、NチャネルMOSトランジスターQN2がオンになる。NチャネルMOSトランジスターQN2がオンのときにインダクターL1にエネルギーが蓄積されるので、NチャネルMOSトランジスターQN2のオン期間が短いとインダクターL1にエネルギーが蓄積されにくくなる。すなわち、第1の制御信号DDRVのオンデューティーが小さい場合において、発光素子110の発光の明るさが、デジタル調光において期待される明るさよりも不足するおそれがある。
このため、図3に示すように、第1の制御信号DDRVがハイレベルからローレベルに遷移した後、所定の期間が経過した後に、第2の制御信号GATEがハイレベルからローレベルに遷移する。これにより、NチャネルMOSトランジスターQN2のオン期間が延長されるので、第1の制御信号DDRVのオンデューティーが小さい場合であっても、デジタル調光において発光素子110を適切な明るさで発光させることができる。上述したように、第1の制御信号DDRVがハイレベルからローレベルに遷移したとき、第3の制御信号GATE’はローレベルに遷移する。すなわち、第3の制御信号GATE’は、第2の制御信号GATEとは異なる信号である。
前述のNチャネルMOSトランジスターQN2のオン期間の延長について、第1の制御信号DDRVがハイレベルからローレベルに遷移した後から、例えばスイッチング制御回路50に内蔵の遅延回路で作る所定時間の範囲内で、比較結果信号COMPの活性化タイミングにより、第2の制御信号GATEをローレベルに非活性化するまで、延長が行われる。
図1に示すように、発光制御回路100は、第3の制御信号GATE’を出力する出力回路61を含む。例えば、出力回路61はAND回路である。出力回路61は、第1の制御信号DDRVと第2の制御信号GATEとの論理積を求め、その結果を第3の制御信号GATE’として出力する。なお、出力回路61はスイッチング制御回路50に含まれてもよい。また、出力回路61は、第1の制御信号DDRVとスイッチング制御回路50の出力信号とに基づいて、第3の制御信号GATE’を出力してもよい。スイッチング制御回路50の出力信号は、スイッチング制御回路50が駆動回路60に対して出力する信号である。また出力回路61は、デジタル調光信号DCSと第2の制御信号GATEとに基づいて、または、デジタル調光信号DCSとスイッチング制御回路50の出力信号とに基づいて、第3の制御信号GATE’を出力してもよい。
なお、第1の制御信号DDRVの非活性化期間において第2の制御信号GATEが非活性化状態に維持されてもよい場合には、第2の制御信号GATEを第3の制御信号GATE'としても使用することができる。
スロープ補償回路71は、電流検出用の抵抗R2の両端間電圧にバイアス電圧を加算して検出信号DETを生成し、検出信号DETをコンパレーター75の非反転入力端子に供給する。電流センスアンプ72は、発光素子110に流れる電流に比例する抵抗R1の両端間電圧(電流検出電圧)を増幅して出力信号を生成する。サンプルホールド回路76は、電源電位VDD(例えば、50V)および電源電位VHB(例えば、45V)が供給されて動作し、第1の制御信号DDRVが活性化されているときに発光素子110に流れる電流に比例する電流検出電圧をサンプリングして保持する。
第1の制御信号DDRVのオンデューティー比が小さくなると発光素子110に電流が流れる期間が短くなるが、サンプルホールド回路76は、動作速度がオペアンプよりも高速であり、発光素子110に流れる電流を精度良く測定することができる。電流センスアンプ77は、サンプルホールド回路76に保持された電流検出電圧を増幅して出力信号を生成する。
選択回路78は、スイッチング制御回路50から供給される選択信号に従って、電流センスアンプ72の出力信号と電流センスアンプ77の出力信号との内の一方を選択して、選択された信号をオペアンプ73の反転入力端子に供給する。オペアンプ73の非反転入力端子には、アナログ調光信号ACSが供給される。オペアンプ73は、アナログ調光信号ACSの電圧と選択回路78によって選択された信号の電圧との差を増幅して誤差信号ERRを生成し、誤差信号ERRをスイッチ回路74に供給する。
スイッチ回路74は、スイッチング制御回路50から供給される制御信号に従って、デジタル調光信号DCSがローレベルに非活性化されている期間および所定のマスク期間においてオフ状態となり、それ以外の期間においてオン状態となる。それにより、スイッチ回路74がオン状態となっているときに生成された誤差信号ERRの電圧が、キャパシターC8に保持されて、コンパレーター75の反転入力端子に供給される。
コンパレーター75は、スロープ補償回路71から供給される検出信号DETの電圧を誤差信号ERRの電圧と比較することにより、比較結果に応じた比較結果信号COMPを生成し、比較結果信号COMPをスイッチング制御回路50に供給する。
<動作例>
動作例において、発光制御回路100は、デジタル調光のオンデューティー比を、デジタル調光信号DCSのオンデューティー比から取得する。発光制御回路100は、デジタル調光信号DCSを外部のマイクロコンピューター等から受信する。スイッチング制御回路50は、デジタル調光信号DCSのオンデューティー比に基づいて、第2の制御信号GATEの非活性化タイミングを調整することができる。また、レベルシフター(L/S)21と駆動回路30は、第1の制御信号DDRVのオンデューティー比がデジタル調光信号DCSのオンデューティー比になる、ように反映する。
例えば、第1の制御信号DDRVのオンデューティー比に応じて、現在の調光モードをスイッチング制御回路50内の組み合わせ回路または順序回路を含む論理回路等にて特定を行い、2種類の調光モードを設定している。第1の制御信号DDRVのオンデューティー比が第1の所定値(例えば10%)以上の場合は、第1の調光モードである。第1の制御信号DDRVのオンデューティー比が第1の所定値未満の場合は、第2の調光モードである。なお、本実施形態または他の実施形態において、オンデューティー比に下限値(例えば、1%)を設けても良い。
第1の調光モードにおいて、スイッチング制御回路50の制御により、選択回路78は、電流センスアンプ72の出力信号がオペアンプ73の反転入力端子に供給されるように選択する。また第1の制御信号DDRVが非活性化されている期間において第2の制御信号GATEが非活性化状態に維持される。
第2の調光モードにおいて、スイッチング制御回路50の制御により、選択回路78は、電流センスアンプ77の出力信号がオペアンプ73の反転入力端子に供給されるように選択する。また第1の制御信号DDRVが非活性化されている期間の一部において第2の制御信号GATEが活性化状態に維持される。
図5と図6は、第1と第2の調光モードにおける発光制御回路100の動作例を説明するためのタイミングチャートである。第1の制御信号DDRV(例えば、30kHz)のオンデューティー比が第1の所定値(例えば10%)以上の状態から、第1の制御信号DDRVのオンデューティー比が第2の所定値(例えば1%)以上で且つ第1の所定値未満の状態に切替わった場合の、第1の制御信号DDRVと第2の制御信号GATEを示している。
また図5については、従来技術におけるタイミングを示しており、周波数切替え信号OSCSWは非活性化されており、クロック信号生成回路40から出力されるクロック信号CLKの第1の周波数(例えば、400kHz)の設定は、第1と第2の調光モードの切替えによって変更されない。従来技術では、調光モードの切替えによってクロック信号生成回路40が生成するクロック信号CLKの周波数を変更すること、つまり、第2の制御信号GATEの周波数を変更することは行っていない。
従来技術では、図5に示すように、第1の制御信号DDRVのオンデューティー比が第2の所定値以上で且つ第1の所定値未満で、第1の制御信号DDRVが活性化状態にあるときは第2の制御信号GATEのパルス数が2つになる場合がある。このとき第2の調光モードに遷移されるため、第1の制御信号DDRVが非活性化されてから、第2の制御信号GATEの活性化状態を維持する期間の延長が行われてしまい、発光素子110に流れる電流を一定(所定の範囲内)に保てずに、光量の調整精度が低下する。第1の制御信号DDRVが活性化状態の期間に、第2の制御信号GATEのパルス数が2つ以上ある場合、または、第2の制御信号GATEのパルス数が1つで第1の制御信号DDRVが非活性化状態に遷移する前に立ち下がる場合、発光素子110に所望の電流を流すために必要なエネルギーをインダクターL1に蓄積することができるため、延長は不要である。
そこで本実施形態では、図6に示すように、第1の制御信号DDRVのオンデューティー比が第1の所定値以上である場合は、周波数切替え信号OSCSWをローレベルに非活性化して、クロック信号生成回路40から出力されるクロック信号CLKの周波数を、第1の周波数(例えば、400kHz)に設定する。また第1の制御信号DDRVのオンデューティー比が第2の所定値以上で且つ第1の所定値未満である場合は、周波数切替え信号OSCSWをハイレベルに活性化して、クロック信号生成回路40から出力されるクロック信号CLKの周波数を、第2の周波数(例えば250kHz)に設定して、第1の制御信号DDRVの活性化期間よりも、クロック信号生成回路40から出力されるクロック信号CLKの周期(すなわち、第2の制御信号GATEの周期)を長くする。
これにより、第1の制御信号DDRVのオンデューティー比が第2の所定値以上で且つ第1の所定値未満である場合は、第2の制御信号GATEのパルス数は2つ以上発生することはない。そのために、発光素子110に流す電流を一定(所定の範囲内)に保つことができて、光量の調整精度の低下は回避できる。
また、第1の制御信号DDRVのオンデューティー比が第2の所定値以上で且つ第1の所定値未満である場合で、第1の制御信号DDRVが活性化しているときに、発光素子110に流れる電流が所望の値に到達していない場合は、第1の制御信号DDRVが非活性化されている期間の一部において、第2の制御信号GATEが活性化する期間を延長する。これにより、発光素子110に所望の電流を流すために必要なエネルギーをインダクターL1に蓄積することができる。
すなわち、第1の制御信号DDRVのオンデューティー比が第1の所定値以上のとき、第1の制御信号DDRVが非活性化状態の期間は、第1の周波数を有する第2の制御信号GATEを非活性化状態に維持し、第1の制御信号DDRVのオンデューティー比が第1の所定値未満で且つ第2の所定値以上のとき、第1の制御信号DDRVが非活性化されている期間の一部において、第1の周波数より低い第2の周波数を有する第2の制御信号GATEを活性化状態に維持している。
また、第2の周波数は、第1の制御信号DDRVのオンデューティー比が第1の所定値未満で且つ第2の所定値以上のとき、第2の制御信号GATEの1周期が、第1の制御信号が活性化状態の期間より長くなる周波数である。
第1の制御信号DDRVのオンデューティー比が第2の所定値未満のときは、図3に示しているように第1の制御信号DDRVが非活性化に遷移後の所定の期間、第2の制御信号GATEが活性化する期間を延長する。これにより、発光素子110に所望の電流を流すために必要なエネルギーをインダクターL1に蓄積することができる。
すなわち、第1の制御信号DDRVのオンデューティー比が第2の所定値未満のとき、第1の制御信号DDRVが活性化状態から非活性化状態に遷移してから所定の期間、第2の周波数を有する第2の制御信号GATEを活性化状態に維持している。
なお、本発明は上述した実施形態に限定されず、上述した実施形態に種々の変更や改良などを加えることが可能である。変形例を以下に述べる。
(変形例1)
図7は、変形例1に係る発光制御回路に含まれるクロック信号生成回路の構成例を示す回路図である。変形例1においては、図4に示す第3のスイッチ素子SW3に替わり、第4のスイッチ素子SW4と第5のスイッチ素子SW5が備えられる。第4のスイッチ素子SW4は、PチャネルMOSトランジスターQP4と、NチャネルMOSトランジスターQN4とで構成されたトランスミッションゲートである。第5のスイッチ素子SW5は、PチャネルMOSトランジスターQP5と、NチャネルMOSトランジスターQN5とで構成されたトランスミッションゲートである。その他の点に関しては、実施形態1と同様でも良い。
図7にて、第4のスイッチ素子SW4は、コンパレーター43の非反転入力端子と第1のキャパシターC1の一端の間に接続されて、第1のキャパシターC1の他端と電源電位VSSの配線が接続されている。第5のスイッチ素子SW5は、コンパレーター43の非反転入力端子と第2のキャパシターC2の一端の間に接続されている。第2のキャパシターC2の他端は、電源電位VSSの配線と接続されている。インバーター46の入力端子に、周波数切替え信号OSCSWが接続されている。第2のキャパシターC2の容量値は、第1のキャパシターC1の容量値より大きい。
第4のスイッチ素子SW4において、PチャネルMOSトランジスターQP4のゲートに、周波数切替え信号OSCSWが接続されている。また、NチャネルMOSトランジスターQN4のゲートに、インバーター46の出力が接続されている。周波数切替え信号OSCSWによって、第4のスイッチ素子SW4のオン状態とオフ状態の切替えを行う。
第5のスイッチ素子SW5において、NチャネルMOSトランジスターQN5のゲートに、周波数切替え信号OSCSWが接続されている。また、PチャネルMOSトランジスターQP5のゲートに、インバーター46の出力が接続されている。周波数切替え信号OSCSWによって、第5のスイッチ素子SW5のオン状態とオフ状態の切替えを行う。
すなわち、本変形例の発光制御回路は、定電流源41と、一端が定電流源41と接続された第4のスイッチ素子SW4と、一端が第4のスイッチ素子SW4の他端と接続された第1のキャパシターC1と、一端が定電流源41と接続された第5のスイッチ素子SW5と、一端が第5のスイッチ素子SW5の他端と接続された、第1のキャパシターC1より容量値が大きい第2のキャパシターC2とを有する、発振回路を備えている。
周波数切替え信号OSCSWがローレベルに非活性化しているときは、第4のスイッチ素子SW4はオン状態となり、第1のキャパシターC1は、入力電位V1によって充電もしくは放電される。また、第5のスイッチ素子SW5はオフ状態となり、第2のキャパシターC2は、入力電位V1によって充電も放電もされることはない。
周波数切替え信号OSCSWがハイレベルに活性化しているときは、第4のスイッチ素子SW4はオフ状態となり、第1のキャパシターC1は、入力電位V1によって充電も放電もされることはない。また、第5のスイッチ素子SW5はオン状態となり、第2のキャパシターC2は、入力電位V1によって充電もしくは放電される。
この構成においても、周波数切替え信号OSCSWを切り替えることにより、クロック信号生成回路は生成するクロック信号CLKの周波数の切替えを行うことができる。
(変形例2)
図8は、変形例2に係る発光制御回路に含まれるクロック信号生成回路の構成例を示す回路図である。変形例2においては、図4に示す第3のスイッチ素子SW3と第2のキャパシターC2が無くなり、第6のスイッチ素子SW6と、第1の電流源としての定電流源41に対して更に第2の電流源としての定電流源47が追加される。第6のスイッチ素子SW6は、PチャネルMOSトランジスターQP6と、NチャネルMOSトランジスターQN6とで構成されたトランスミッションゲートである。その他の点に関しては、実施形態1と同様でも良い。例えば、定電流源47は、所定のバイアス電圧がゲート・ソース間に印加されて定電流を供給するPチャネルMOSトランジスターで構成される。
図8にて、第6のスイッチ素子SW6は、定電流源47とコンパレーター43の非反転入力端子との間に接続されている。定電流源47はICの内部電源電位VDAの配線と第6のスイッチ素子SW6との間に接続されている。
第6のスイッチ素子SW6において、NチャネルMOSトランジスターQN6のゲートに、周波数切替え信号OSCSWが接続されている。また、PチャネルMOSトランジスターQP6のゲートに、インバーター46の出力が接続されている。周波数切替え信号OSCSWによって、第6のスイッチ素子SW6のオン状態とオフ状態の切替えを行う。
すなわち、本変形例の発光制御回路は、定電流源41と、一端が定電流源41と接続された第1のキャパシターC1と、定電流源47と、一端が定電流源47と接続され、他端が第1のキャパシターC1の一端に接続された第6のスイッチ素子SW6と、を有する、発振回路を備えている。
周波数切替え信号OSCSWがローレベルに非活性化しているときは、第6のスイッチ素子SW6はオフ状態となり、定電流源47から第1のキャパシターC1に電流が供給されない。周波数切替え信号OSCSWがハイレベルに活性化しているときは、第6のスイッチ素子SW6はオン状態となり、定電流源47から第1のキャパシターC1に電流が供給される。
この構成においても、周波数切替え信号OSCSWを切り替えることにより、クロック信号生成回路は生成するクロック信号CLKの周波数の切替えを行うことができる。
(変形例3)
図9は、変形例3に係る発光制御回路に含まれるクロック信号生成回路の構成例を示す回路図である。変形例3においては、図4に示す第3のスイッチ素子SW3と第2のキャパシターC2が無くなり、第7のスイッチ素子SW7と、第8のスイッチ素子SW8と、第1の電流源としての定電流源41に対して更に第2の電流源としての定電流源47が追加される。第7のスイッチ素子SW7は、PチャネルMOSトランジスターQP7と、NチャネルMOSトランジスターQN7とで構成されたトランスミッションゲートである。第8のスイッチ素子SW8は、PチャネルMOSトランジスターQP8と、NチャネルMOSトランジスターQN8とで構成されたトランスミッションゲートである。定電流源47は、定電流源41より電流値が小さい。その他の点に関しては、実施形態1と同様でも良い。
図9にて、第7のスイッチ素子SW7は、定電流源41とコンパレーター43の非反転入力端子との間に接続されている。定電流源41は、ICの内部電源電位VDAの配線と第7のスイッチ素子SW7との間に接続されている。第8のスイッチ素子SW8は、定電流源47とコンパレーター43の非反転入力端子との間に接続されている。定電流源47は、ICの内部電源電位VDAの配線と第8のスイッチ素子SW8との間に接続されている。
第7のスイッチ素子SW7において、PチャネルMOSトランジスターQP7のゲートに、周波数切替え信号OSCSWが接続されている。また、NチャネルMOSトランジスターQN7のゲートに、インバーター46の出力が接続されている。周波数切替え信号OSCSWによって、第7のスイッチ素子SW7のオン状態とオフ状態の切替えを行う。
第8のスイッチ素子SW8において、NチャネルMOSトランジスターQN8のゲートに、周波数切替え信号OSCSWが接続されている。また、PチャネルMOSトランジスターQP8のゲートに、インバーター46の出力が接続されている。周波数切替え信号OSCSWによって、第8のスイッチ素子SW8のオン状態とオフ状態の切替えを行う。
すなわち、本変形例の発光制御回路は、定電流源41と、一端が定電流源41と接続され、他端が第1のキャパシターC1の一端に接続された第7のスイッチ素子SW7と、定電流源41より電流値が小さい定電流源47と、一端が定電流源47と接続され、他端が第1のキャパシターC1の一端に接続された第8のスイッチ素子SW8と、を有する、発振回路を備えている。
周波数切替え信号OSCSWがローレベルに非活性化しているときは、第7のスイッチ素子SW7はオン状態となり、定電流源41から第1のキャパシターC1に電流が供給される。第8のスイッチ素子SW8はオフ状態となり、定電流源47から第1のキャパシターC1に電流が供給されない。周波数切替え信号OSCSWがハイレベルに活性化しているときは、第7のスイッチ素子SW7はオフ状態となり、定電流源41から第1のキャパシターC1に電流が供給されない。第8のスイッチ素子SW8はオン状態となり、定電流源47から第1のキャパシターC1に電流が供給される。
この構成においても、周波数切替え信号OSCSWを切り替えることにより、クロック信号生成回路は、生成するクロック信号CLKの周波数の切替えを行うことができる。
以下に、実施形態から導き出される内容を記載する。
本願の光源装置は、第1のノードと第2のノードとの間に接続される発光素子と、前記第1のノードと前記第2のノードとの間で、前記発光素子と直列に接続される第1のスイッチ素子と、前記第2のノードと、直列に接続された前記発光素子および前記第1のスイッチ素子と、の間に接続されるインダクターと、前記インダクターと前記第2のノードとの間に接続される第2のスイッチ素子と、活性化状態にすることで前記第1のスイッチ素子をオン状態とし、非活性化状態にすることで前記第1のスイッチ素子をオフ状態とする第1の制御信号と、活性化状態にすることで前記第2のスイッチ素子をオン状態とし、非活性化状態にすることで前記第2のスイッチ素子をオフ状態とする第2の制御信号と、を出力する発光制御回路と、を備え、前記発光制御回路は、前記第1のスイッチ素子をオン状態とする前記第1の制御信号のオンデューティー比が第1の所定値以上のとき、前記第1の制御信号が非活性化状態の期間は、第1の周波数を有する前記第2の制御信号を非活性化状態に維持し、前記第1の制御信号のオンデューティー比が前記第1の所定値未満で且つ前記第1の所定値より小さい第2の所定値以上のとき、前記第1の制御信号が非活性化されている期間の一部において、前記第1の周波数より低い第2の周波数を有する前記第2の制御信号を活性化状態に維持する、ことを特徴とする。
この構成によれば、第1の制御信号のオンデューティー比が第2の所定値以上で且つ第1の所定値未満である場合は、第2の制御信号のパルス数は2つ以上発生することがなくなり、これによって、発光素子に流す電流を一定(所定の範囲内)に保つことができて、光量の調整精度の低下は回避できる。また、第1の制御信号が活性化しているときに、発光素子に流れる電流が所望の値に到達していない場合は、第1の制御信号が非活性化されている期間の一部において、第2の制御信号が活性化する期間を延長するため、これによって、発光素子に所望の電流を流すために必要なエネルギーをインダクターに蓄積することができる。
上記の光源装置において、前記第2の周波数は、前記第1の制御信号のオンデューティー比が前記第1の所定値未満で且つ前記第2の所定値以上のとき、前記第2の制御信号の1周期が、前記第1の制御信号が活性化状態の期間より長くなる周波数であることが好ましい。
この構成によれば、クロック信号生成回路から出力されるクロック信号の周期(すなわち、第2の制御信号の周期)が長くなるため、これによって、第2の制御信号の周期のパルス数が2つ以上発生することを止めることができる。
上記の光源装置において、前記発光制御回路は、前記第1の制御信号のオンデューティー比が前記第2の所定値未満のとき、前記第1の制御信号が活性化状態から非活性化状態に遷移してから所定の期間、前記第2の周波数を有する前記第2の制御信号を活性化状態に維持することが好ましい。
この構成によれば、第1の制御信号が非活性化に遷移後の所定の期間、第2の制御信号が活性化する期間を延長するため、これによって、発光素子に所望の電流を流すために必要なエネルギーをインダクターに蓄積することができる。
上記の光源装置において、前記発光制御回路は、電流源と、一端が前記電流源と接続された第1のキャパシターと、一端が前記電流源と接続された第3のスイッチ素子と、一端が前記第3のスイッチ素子の他端と接続された第2のキャパシターと、を有する発振回路を備えることが好ましい。
この構成によれば、周波数切り替え信号を切替えることで、キャパシターの容量値を切替えることができるので、クロック信号生成回路が生成するクロック信号の周波数の切替えを行うことができる。
上記の光源装置において、前記発光制御回路は、電流源と、一端が前記電流源と接続された第4のスイッチ素子と、一端が前記第4のスイッチ素子の他端と接続された第1のキャパシターと、一端が前記電流源と接続された第5のスイッチ素子と、一端が前記第5のスイッチ素子の他端と接続された、前記第1のキャパシターより容量値が大きい第2のキャパシターと、を有する発振回路を備えることが好ましい。
この構成によれば、周波数切り替え信号を切替えることで、使用するキャパシターを切替えることができるので、クロック信号生成回路が生成するクロック信号の周波数の切替えを行うことができる。
上記の光源装置において、前記発光制御回路は、第1の電流源と、一端が前記第1の電流源と接続された第1のキャパシターと、第2の電流源と、一端が前記第2の電流源と接続され、他端が前記第1のキャパシターの一端に接続された第6のスイッチ素子と、を有する発振回路を備えることが好ましい。
この構成によれば、周波数切り替え信号を切替えることで、キャパシターの充電電流値を切替えることができるので、クロック信号生成回路が生成するクロック信号の周波数の切替えを行うことができる。
上記の光源装置において、前記発光制御回路は、第1の電流源と、一端が前記第1の電流源と接続され、他端が第1のキャパシターの一端に接続された第7のスイッチ素子と、前記第1の電流源より電流値が小さい第2の電流源と、一端が前記第2の電流源と接続され、他端が前記第1のキャパシターの一端に接続された第8のスイッチ素子と、を有する発振回路を備えることが好ましい。
この構成によれば、周波数切り替え信号を切替えることで、キャパシターの充電電流値を切替えることができるので、クロック信号生成回路が生成するクロック信号の周波数の切替えを行うことができる。
本願の発光制御回路は、第1のノードと第2のノードとの間に接続される発光素子と、前記第1のノードと前記第2のノードとの間で、前記発光素子と直列に接続される第1のスイッチ素子と、前記第2のノードと、直列に接続された前記発光素子および前記第1のスイッチ素子と、の間に接続されるインダクターと、前記インダクターと前記第2のノードとの間に接続される第2のスイッチ素子と、を備える光源装置を制御する発光制御回路であって、活性化状態にすることで前記第1のスイッチ素子をオン状態とし、非活性化状態にすることで前記第1のスイッチ素子をオフ状態とする第1の制御信号と、活性化状態にすることで前記第2のスイッチ素子をオン状態とし、非活性化状態にすることで前記第2のスイッチ素子をオフ状態とする第2の制御信号と、を出力し、前記第1のスイッチ素子をオン状態とする前記第1の制御信号のオンデューティー比が第1の所定値以上のとき、前記第1の制御信号が非活性化状態の期間は、第1の周波数を有する前記第2の制御信号を非活性化状態に維持し、前記第1の制御信号のオンデューティー比が前記第1の所定値未満で且つ前記第1の所定値より小さい第2の所定値以上のとき、前記第1の制御信号が非活性化されている期間の一部において、前記第1の周波数より低い第2の周波数を有する前記第2の制御信号を活性化状態に維持する、ことを特徴とする。
この構成によれば、第1の制御信号のオンデューティー比が第2の所定値以上で且つ第1の所定値未満である場合は、第2の制御信号のパルス数は2つ以上発生することがなくなり、これによって、光源装置が有する発光素子に流す電流を一定(所定の範囲内)に保つことができて、光量の調整精度の低下は回避できる。また、第1の制御信号が活性化しているときに、発光素子に流れる電流が所望の値に到達していない場合は、第1の制御信号が非活性化されている期間の一部において、第2の制御信号が活性化する期間を延長するため、これによって、発光素子に所望の電流を流すために必要なエネルギーをインダクターに蓄積することができる。つまり、本願の発光制御回路を用いることにより、光量の調整精度が低下することが抑制された光源装置を提供することができる。
1…光源装置、10…内部レギュレーター、21,22…レベルシフター、30…駆動回路、40…クロック信号生成回路、41,42,47…定電流源、43…コンパレーター、44…バッファー回路、45,46…インバーター、50…スイッチング制御回路、60…駆動回路、61…出力回路、71…スロープ補償回路、72,77…電流センスアンプ、73…オペアンプ、74…スイッチ回路、75…コンパレーター、76…サンプルホールド回路、78…選択回路、100…発光制御回路、110…発光素子、QP1,QP3〜QP8…PチャネルMOSトランジスター、QN1〜QN11…NチャネルMOSトランジスター、D1〜D3…ダイオード、D4…ツェナーダイオード、L1…インダクター、C1〜C8…キャパシター、R1〜R7…抵抗、SW3〜SW8…スイッチ素子。

Claims (8)

  1. 第1のノードと第2のノードとの間に接続される発光素子と、
    前記第1のノードと前記第2のノードとの間で、前記発光素子と直列に接続される第1のスイッチ素子と、
    前記第2のノードと、直列に接続された前記発光素子および前記第1のスイッチ素子と、の間に接続されるインダクターと、
    前記インダクターと前記第2のノードとの間に接続される第2のスイッチ素子と、
    活性化状態にすることで前記第1のスイッチ素子をオン状態とし、非活性化状態にすることで前記第1のスイッチ素子をオフ状態とする第1の制御信号と、活性化状態にすることで前記第2のスイッチ素子をオン状態とし、非活性化状態にすることで前記第2のスイッチ素子をオフ状態とする第2の制御信号と、を出力する発光制御回路と、を備え、
    前記発光制御回路は、
    前記第1のスイッチ素子をオン状態とする前記第1の制御信号のオンデューティー比が第1の所定値以上のとき、
    前記第1の制御信号が非活性化状態の期間は、第1の周波数を有する前記第2の制御信号を非活性化状態に維持し、
    前記第1の制御信号のオンデューティー比が前記第1の所定値未満で且つ前記第1の所定値より小さい第2の所定値以上のとき、
    前記第1の制御信号が非活性化されている期間の一部において、前記第1の周波数より低い第2の周波数を有する前記第2の制御信号を活性化状態に維持する、ことを特徴とする光源装置。
  2. 前記第2の周波数は、前記第1の制御信号のオンデューティー比が前記第1の所定値未満で且つ前記第2の所定値以上のとき、前記第2の制御信号の1周期が、前記第1の制御信号が活性化状態の期間より長くなる周波数であることを特徴とする請求項1に記載の光源装置。
  3. 前記発光制御回路は、前記第1の制御信号のオンデューティー比が前記第2の所定値未満のとき、前記第1の制御信号が活性化状態から非活性化状態に遷移してから所定の期間、前記第2の周波数を有する前記第2の制御信号を活性化状態に維持することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の光源装置。
  4. 前記発光制御回路は、
    電流源と、
    一端が前記電流源と接続された第1のキャパシターと、
    一端が前記電流源と接続された第3のスイッチ素子と、
    一端が前記第3のスイッチ素子の他端と接続された第2のキャパシターと、を有する発振回路を備えることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の光源装置。
  5. 前記発光制御回路は、
    電流源と、
    一端が前記電流源と接続された第4のスイッチ素子と、
    一端が前記第4のスイッチ素子の他端と接続された第1のキャパシターと、
    一端が前記電流源と接続された第5のスイッチ素子と、
    一端が前記第5のスイッチ素子の他端と接続された、前記第1のキャパシターより容量値が大きい第2のキャパシターと、を有する発振回路を備えることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の光源装置。
  6. 前記発光制御回路は、
    第1の電流源と、
    一端が前記第1の電流源と接続された第1のキャパシターと、
    第2の電流源と、
    一端が前記第2の電流源と接続され、他端が前記第1のキャパシターの一端に接続された第6のスイッチ素子と、を有する発振回路を備えることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の光源装置。
  7. 前記発光制御回路は、
    第1の電流源と、
    一端が前記第1の電流源と接続され、他端が第1のキャパシターの一端に接続された第7のスイッチ素子と、
    前記第1の電流源より電流値が小さい第2の電流源と、
    一端が前記第2の電流源と接続され、他端が前記第1のキャパシターの一端に接続された第8のスイッチ素子と、を有する発振回路を備えることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の光源装置。
  8. 第1のノードと第2のノードとの間に接続される発光素子と、前記第1のノードと前記第2のノードとの間で、前記発光素子と直列に接続される第1のスイッチ素子と、前記第2のノードと、直列に接続された前記発光素子および前記第1のスイッチ素子と、の間に接続されるインダクターと、前記インダクターと前記第2のノードとの間に接続される第2のスイッチ素子と、を備える光源装置を制御する発光制御回路であって、
    活性化状態にすることで前記第1のスイッチ素子をオン状態とし、非活性化状態にすることで前記第1のスイッチ素子をオフ状態とする第1の制御信号と、活性化状態にすることで前記第2のスイッチ素子をオン状態とし、非活性化状態にすることで前記第2のスイッチ素子をオフ状態とする第2の制御信号と、を出力し、
    前記第1のスイッチ素子をオン状態とする前記第1の制御信号のオンデューティー比が第1の所定値以上のとき、
    前記第1の制御信号が非活性化状態の期間は、第1の周波数を有する前記第2の制御信号を非活性化状態に維持し、
    前記第1の制御信号のオンデューティー比が前記第1の所定値未満で且つ前記第1の所定値より小さい第2の所定値以上のとき、
    前記第1の制御信号が非活性化されている期間の一部において、前記第1の周波数より低い第2の周波数を有する前記第2の制御信号を活性化状態に維持する、ことを特徴とする発光制御回路。
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