JP2020093580A - 乗物用シート - Google Patents
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Abstract
【課題】変位部の動き出し時における反応の低下を抑制しつつ、可動限界点における急激な動きの変化を抑制できる乗物用シートを提供する。【解決手段】本開示の一態様は、変位部をフレームに対し変位可能に支持する可動機構を備える乗物用シートである。可動機構は、可動部材と、可動部材により第1バネ又は第2バネの弾性力を増加させる方向に変位する第1受動部材及び第2受動部材と、第1受動部材又は第2受動部材と共に変位している可動部材により第1補助バネ又は第2補助バネの弾性力を増加させる方向に変位する第1補助受動部材及び第2補助受動部材とを有する。【選択図】図3
Description
本開示は、乗物用シートに関する。
自動車等の乗物に配置されるシートにおいて、シートクッション又はシートバックの一部を、着席者の姿勢に対応してフレームに対し変位可能としたシートが公知である(特許文献1参照)。
上記シートにおいて、変位部を変位可能に支持する構成として、バネによる弾性支持が利用できる。バネによって変位部を弾性支持することで、荷重によって変位部を変位させると共に、荷重が無くなった場合に変位部を元の位置に復元することができる。
変位部の可動範囲は、ストッパによって物理的に規定される。変位部を上述のようにバネで支持した場合、可動範囲を超えてバネを変形させるような大きな荷重が加わると、変位部がフレームのストッパ構成部分に衝突する。その結果、変位部の動きが急激に変化し、着席者に違和感を与えるおそれがある。
このような可動限界点における急激な変化を抑えるために、変位部を支持するバネのバネ定数を大きくすると、変位部の動き出し荷重が大きくなる。その結果、初期状態における変位部の反応が低下する。
本開示の一局面は、変位部の動き出し時における反応の低下を抑制しつつ、可動限界点における急激な動きの変化を抑制できる乗物用シートを提供することを目的としている。
本開示の一態様は、シートクッション(2)と、シートバック(3)と、シートクッション(2)及びシートバック(3)を支持するフレーム(4)と、シートクッション(2)又はシートバック(3)に設けられた変位部(2A)をフレーム(4)に対し変位可能に支持する可動機構(6A)と、を備える乗物用シート(1)である。
可動機構(6A)は、変位部(2A)に連結されると共に、フレーム(4)に対し相対的に変位可能な可動部材(7)と、可動部材(7)及びフレーム(4)の双方に対し相対的に変位可能な第1受動部材(8A)、第2受動部材(8B)、第1補助受動部材(10A)及び第2補助受動部材(10B)と、フレーム(4)と第1受動部材(8A)とに連結されると共に、第1受動部材(8A)に第1受動部材(8A)を第1方向に変位させる力を付与する第1バネ(9A)と、フレーム(4)と第2受動部材(8B)とに連結されると共に、第2受動部材(8B)に第2受動部材(8B)を第1方向とは異なる第2方向へ変位させる力を付与する第2バネ(9B)と、フレーム(4)と第1補助受動部材(10A)とに連結されると共に、第1補助受動部材(10A)に第1補助受動部材(10A)を第1方向に変位させる力を付与する第1補助バネ(11A)と、フレーム(4)と第2補助受動部材(10B)とに連結されると共に、第2補助受動部材(10B)に第2補助受動部材(10B)を第2方向へ変位させる力を付与する第2補助バネ(11B)と、を有する。
第1受動部材(8A)は、可動部材(7)の当接により、第1バネ(9A)の弾性力を増加させる方向に可動部材(7)と共に変位する。第2受動部材(8B)は、可動部材(7)の当接により、第2バネ(9B)の弾性力を増加させる方向に可動部材(7)と共に変位する。第1補助受動部材(10A)は、第1受動部材(8A)と共に変位している可動部材(7)の当接により、第1補助バネ(11A)の弾性力を増加させる方向に可動部材(7)及び第1受動部材(8A)と共に変位する。第2補助受動部材(10B)は、第2受動部材(8B)と共に変位している可動部材(7)の当接により、第2補助バネ(11B)の弾性力を増加させる方向に可動部材(7)及び第2受動部材(8B)と共に変位する。
このような構成によれば、初期状態から第2方向に可動部材(7)が動き出した状態では、第1受動部材(8A)及び第1補助受動部材(10A)のうち、第1受動部材(8A)のみが可動部材(7)によって変位する。さらに可動部材(7)が第2方向に変位すると、可動部材(7)が第1受動部材(8A)と共に、第1補助受動部材(10A)を変位させる。
つまり、初期状態では、可動部材(7)は第1バネ(9A)のみを第2方向に変形させるが、可動部材(7)の変位が大きくなると、可動部材(7)は、第1バネ(9A)と第1補助バネ(11A)との双方を第2方向に変形させる。したがって、可動部材(7)の変位が大きくなると、可動部材(7)が変形させるバネのバネ定数が増大し、可動部材(7)の変位が抑制される。
結果として、可動部材(7)の動き出し時における反応の低下を抑制しつつ、可動限界点における急激な動きの変化が抑制される。可動部材(7)が初期状態から第1方向に動く場合も同様に、第2補助バネ(11B)によって、可動限界点における急激な動きの変化が抑制される。
本開示の一態様では、第1受動部材(8A)、第2受動部材(8B)、第1補助受動部材(10A)及び第2補助受動部材(10B)は、それぞれ、プレート状であってもよい。このような構成によれば、可動機構(6A)を小型化することができる。
本開示の一態様では、第1補助バネ(11A)の中心軸(C3)は、第1バネ(9A)の中心軸(C1)と平行であってもよい。第2補助バネ(11B)の中心軸(C4)は、第2バネ(9B)の中心軸(C2)と平行であってもよい。このような構成によれば、可動部材(7)に対するバネの付勢の方向にバラつきが生じ難いため、より確実に可動部材(7)の急激な動きの変化を抑制できる。
本開示の一態様では、変位部(2A)は、揺動中心軸(L1)を中心に揺動する。第1受動部材(8A)は、第1補助受動部材(10A)よりも揺動中心軸(L1)に近接して配置されてもよい。第2受動部材(8B)は、第2補助受動部材(10B)よりも揺動中心軸(L1)に近接して配置されてもよい。このような構成によれば、第1補助受動部材(10A)及び第2補助受動部材(10B)よりも変位範囲の大きい第1受動部材(8A)及び第2受動部材(8B)の変位長を小さくすることができる。その結果、可動機構(6A)を小型化することができる。
なお、上記各括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的構成等との対応関係を示す一例であり、本開示は上記括弧内の符号に示された具体的構成等に限定されるものではない。
以下、本開示が適用された実施形態について、図面を用いて説明する。
[1.第1実施形態]
[1−1.構成]
図1及び図2に示す乗物用シート1は、シートクッション2と、シートバック3と、シートクッション2の骨格を構成するクッションフレーム4と、シートバック3の骨格を構成するバックフレーム5と、第1可動機構6Aと、第2可動機構6Bとを備える。
[1.第1実施形態]
[1−1.構成]
図1及び図2に示す乗物用シート1は、シートクッション2と、シートバック3と、シートクッション2の骨格を構成するクッションフレーム4と、シートバック3の骨格を構成するバックフレーム5と、第1可動機構6Aと、第2可動機構6Bとを備える。
本実施形態の乗物用シート1は、乗用車の座席シートとして使用される。なお、以下の説明及び各図面における方向は、乗物用シート1を乗物(つまり乗用車)に組み付けた状態における方向を意味する。また、本実施形態では、シート幅方向は、乗物の左右方向に一致し、シート前方は、乗物の前方に一致する。
シートクッション2は、着席者の臀部等を支持するための部位である。シートクッション2は、クッションフレーム4に対し変位可能な第1変位部2Aを有する。シートバック3は、着席者の背部を支持するための部位である。シートバック3は、バックフレーム5に対し変位可能な第2変位部3Aを有する。
シートクッション2の第1変位部2Aは、クッションフレーム4から独立した可動パン21を有する。可動パン21は、クッションフレーム4に搖動可能に支持されている。第1変位部2Aは、クッションフレーム4に対し、座面と交差する揺動中心軸L1を中心に揺動する。
シートバック3の第2変位部3Aは、バックフレーム5から独立した可動フレーム31を有する。可動フレーム31は、バックフレーム5に搖動可能に支持されている。第2変位部3Aは、バックフレーム5に対し、シートバック3の正面(つまり、着席者の背部を支持する面)と交差する揺動中心軸を中心に揺動する。
<第1可動機構>
第1可動機構6Aは、シートクッション2の第1変位部2A(つまり可動パン21)をクッションフレーム4に対し変位可能に支持する。
第1可動機構6Aは、シートクッション2の第1変位部2A(つまり可動パン21)をクッションフレーム4に対し変位可能に支持する。
第1可動機構6Aは、図3に示すように、可動部材7と、第1受動部材8Aと、第2受動部材8Bと、第1バネ9Aと、第2バネ9Bと、第1補助受動部材10Aと、第2補助受動部材10Bと、第1補助バネ11Aと、第2補助バネ11Bと、第1バネ固定部12Aと、第2バネ固定部12Bと、電動モータ13とを有する。
(可動部材)
可動部材7は、クッションフレーム4に対し相対的に変位可能なプレートである。可動部材7は、第1変位部2Aの可動パン21に連結されている。そのため、可動部材7の変位によって、第1変位部2Aはクッションフレーム4に対し、揺動中心軸L1(図2参照)を中心に揺動する。可動部材7は、クッションフレーム4から独立した部材である。
可動部材7は、クッションフレーム4に対し相対的に変位可能なプレートである。可動部材7は、第1変位部2Aの可動パン21に連結されている。そのため、可動部材7の変位によって、第1変位部2Aはクッションフレーム4に対し、揺動中心軸L1(図2参照)を中心に揺動する。可動部材7は、クッションフレーム4から独立した部材である。
可動部材7は、可動レール7Aを有する。可動レール7Aは、クッションフレーム4の一部である保持ブラケット41に固定された固定レール42と摺動する。つまり、可動部材7は、固定レール42に沿って搖動する。保持ブラケット41は、可動部材7に対し相対的に変位しない部材である。
可動部材7は、図4A及び図4Bに示す初期位置から、第1方向D1と、第1方向D1とは反対方向の第2方向D2とに変位可能に構成されている。第1方向D1及び第2方向D2は、シートの厚み方向と垂直な方向であり、例えばシート幅方向と平行である。
可動部材7は、ストッパ部7Bを有する。ストッパ部7Bは、図4Bに示すように、保持ブラケット41に設けられた開口43に挿通されている。開口43は、可動部材7の揺動方向Pに沿って延伸しており、ストッパ部7Bの揺動範囲を規定している。可動部材7は、ストッパ部7Bの揺動範囲内で、可動パン21の揺動に伴い、シート幅方向に揺動する。
(受動部材)
第1受動部材8A及び第2受動部材8Bは、それぞれ、可動部材7及びクッションフレーム4の双方に対し相対的に第1方向D1及び第2方向D2に変位可能なプレート状の部材である。
第1受動部材8A及び第2受動部材8Bは、それぞれ、可動部材7及びクッションフレーム4の双方に対し相対的に第1方向D1及び第2方向D2に変位可能なプレート状の部材である。
第1受動部材8Aは、図4Bに示すように、第1当接面81Aと、第2当接面82Aとを有する。第1当接面81A及び第2当接面82Aは、第2方向D2と垂直である。第1当接面81A及び第2当接面82Aには、可動部材7が当接する。
第1変位部2Aが揺動していない初期位置に可動部材7があるとき、第2当接面82Aには保持ブラケット41が当接する。また、第1受動部材8Aには、第1バネ9Aの第1端部が取り付けられている。
可動部材7が初期位置から第2方向D2に変位して第1受動部材8Aの第1当接面81A及び第2当接面82Aに当接することにより、第1バネ9Aの弾性力を増加させる第2方向D2に、第1受動部材8Aが可動部材7と共に変位する。
また、第1受動部材8Aの第2当接面82Aは、クッションフレーム4の一部を構成する保持ブラケット41への当接により、第1バネ9Aの弾性力による第1受動部材8Aの第1方向D1への変位を規制する。
第2受動部材8Bは、第1受動部材8Aを第1方向D1及び第2方向D2と垂直な面で反転させたものである。第2受動部材8Bは、第1当接面81Bと、第2当接面82Bとを有する。第1当接面81B及び第2当接面82Bは、第1方向D1と垂直である。
第1当接面81B及び第2当接面82Bには、可動部材7が当接する。初期位置に可動部材7があるとき、第2当接面82Bには保持ブラケット41が当接する。また、第2受動部材8Bには、第2バネ9Bの第1端部が取り付けられている。
可動部材7が初期位置から第1方向D1に変位して第2受動部材8Bの第1当接面81B及び第2当接面82Bに当接することにより、第2バネ9Bの弾性力を増加させる第1方向D1に、第2受動部材8Bが可動部材7と共に変位する。
また、第2受動部材8Bの第2当接面82Bは、クッションフレーム4の一部を構成する保持ブラケット41への当接により、第2バネ9Bの弾性力による第2受動部材8Bの第2方向D2への変位を規制する。
(バネ)
第1バネ9Aは、クッションフレーム4と第1受動部材8Aとに連結されると共に、第1受動部材8Aに第1受動部材8Aを第1方向D1に変位させる力を付与する。第1バネ9Aの第2端部は、第1バネ固定部12Aを介して保持ブラケット41に取り付けられている。
第1バネ9Aは、クッションフレーム4と第1受動部材8Aとに連結されると共に、第1受動部材8Aに第1受動部材8Aを第1方向D1に変位させる力を付与する。第1バネ9Aの第2端部は、第1バネ固定部12Aを介して保持ブラケット41に取り付けられている。
第1バネ9Aは、第1端部が固定された第1受動部材8Aが第2方向D2に変位することによって伸張し、収縮方向の弾性力が増加する。第1バネ9Aの中心軸C1は、シート幅方向と平行である。
第2バネ9Bは、クッションフレーム4と第2受動部材8Bとに連結されると共に、第2受動部材8Bに第2受動部材8Bを第2方向D2へ変位させる力を付与する。第2バネ9Bの第2端部は、第2バネ固定部12Bを介して保持ブラケット41に取り付けられている。
第2バネ9Bは、第1端部が固定された第2受動部材8Bが第1方向D1に変位することによって伸張し、収縮方向の弾性力が増加する。第2バネ9Bの中心軸C2は、シート幅方向と平行である。
第2バネ9Bは、第1バネ9Aを第1方向D1及び第2方向D2と垂直な面で反転させたものである。第2バネ9Bは、中心軸方向から視て、第1バネ9Aと重なるように配置されている。第1バネ9A及び第2バネ9Bは、例えば、コイルバネでそれぞれ構成される。
(補助受動部材)
第1補助受動部材10A及び第2補助受動部材10Bは、それぞれ、可動部材7及びクッションフレーム4の双方に対し相対的に第1方向D1及び第2方向D2に変位可能なプレート状の部材である。
第1補助受動部材10A及び第2補助受動部材10Bは、それぞれ、可動部材7及びクッションフレーム4の双方に対し相対的に第1方向D1及び第2方向D2に変位可能なプレート状の部材である。
第1補助受動部材10Aは、可動部材7が当接する第1当接面と、初期位置に可動部材7があるときに保持ブラケット41が当接する第2当接面とを有する。第1当接面及び第2当接面は、第2方向D2と垂直である。第1補助受動部材10Aには、第1補助バネ11Aの第1端部が取り付けられている。
第1受動部材8Aと共に変位している可動部材7がさらに第2方向D2に変位して第1補助受動部材10Aの第1当接面に当接することにより、第1補助バネ11Aの弾性力を増加させる第2方向D2に、第1補助受動部材10Aが可動部材7及び第1受動部材8Aと共に変位する。
また、第1補助受動部材10Aの第2当接面は、クッションフレーム4の一部を構成する保持ブラケット41への当接により、第1補助バネ11Aの弾性力による第1補助受動部材10Aの第1方向D1への変位を規制する。
保持ブラケット41へ当接することで第1補助受動部材10Aの第1方向D1への変位が規制される保持位置は、第1受動部材8Aの保持位置から第2方向D2にずれている。つまり、第1補助受動部材10Aの保持位置は、第1受動部材8Aの保持位置よりも、可動部材7のシート幅方向における変位中心Oから離間している。また、第1補助受動部材10Aは、初期位置にある可動部材7とは当接しない。
第1補助受動部材10Aは、厚み方向(つまり、変位方向と垂直な方向)において、第1受動部材8Aと重なるように配置されている。第1受動部材8Aは、図4Aに示すように、第1補助受動部材10Aよりも第1変位部2Aの揺動中心軸L1に近接して配置されている。
第2補助受動部材10Bは、第1補助受動部材10Aを第1方向D1及び第2方向D2と垂直な面で反転させたものである。第2補助受動部材10Bは、可動部材7が当接する第1当接面と、初期位置に可動部材7があるときに保持ブラケット41が当接する第2当接面とを有する。第1当接面及び第2当接面は、第1方向D1と垂直である。第2補助受動部材10Bには、第2補助バネ11Bの第1端部が取り付けられている。
第2受動部材8Bと共に変位している可動部材7がさらに第1方向D1に変位して第2補助受動部材10Bの第1当接面に当接することにより、第2補助バネ11Bの弾性力を増加させる第1方向D1に、第2補助受動部材10Bが可動部材7及び第2受動部材8Bと共に変位する。
また、第2補助受動部材10Bの第2当接面は、クッションフレーム4の一部を構成する保持ブラケット41への当接により、第2補助バネ11Bの弾性力による第2補助受動部材10Bの第2方向D2への変位を規制する。
保持ブラケット41へ当接することで第2補助受動部材10Bの第2方向D2への変位が規制される保持位置は、第2受動部材8Bの保持位置から第1方向D1にずれている。つまり、第2補助受動部材10Bの保持位置は、第2受動部材8Bの保持位置よりも、可動部材7のシート幅方向における変位中心Oから離間している。また、第2補助受動部材10Bは、初期位置にある可動部材7とは当接しない。
第2補助受動部材10Bは、厚み方向(つまり、変位方向と垂直な方向)において、第2受動部材8Bと重なるように配置されている。第2受動部材8Bは、第2補助受動部材10Bよりも第1変位部2Aの揺動中心軸L1に近接して配置されている。
(補助バネ)
第1補助バネ11Aは、クッションフレーム4と第1補助受動部材10Aとに連結されると共に、第1補助受動部材10Aに第1補助受動部材10Aを第1方向D1に変位させる力を付与する。第1補助バネ11Aの第2端部は、第1バネ固定部12Aを介して保持ブラケット41に取り付けられている。
第1補助バネ11Aは、クッションフレーム4と第1補助受動部材10Aとに連結されると共に、第1補助受動部材10Aに第1補助受動部材10Aを第1方向D1に変位させる力を付与する。第1補助バネ11Aの第2端部は、第1バネ固定部12Aを介して保持ブラケット41に取り付けられている。
第1補助バネ11Aは、第1端部が固定された第1補助受動部材10Aが第2方向D2に変位することによって伸張し、収縮方向の弾性力が増加する。第1補助バネ11Aの中心軸C3は、シート幅方向と平行である。つまり、第1補助バネ11Aの中心軸C3は、第1バネ9Aの中心軸C1と平行である。
第2補助バネ11Bは、クッションフレーム4と第2補助受動部材10Bとに連結されると共に、第2補助受動部材10Bに第2補助受動部材10Bを第2方向D2へ変位させる力を付与する。第2補助バネ11Bの第2端部は、第2バネ固定部12Bを介して保持ブラケット41に取り付けられている。
第2補助バネ11Bは、第1端部が固定された第2補助受動部材10Bが第1方向D1に変位することによって伸張し、収縮方向の弾性力が増加する。第2補助バネ11Bの中心軸C4は、シート幅方向と平行である。つまり、第2補助バネ11Bの中心軸C4は、第2バネ9Bの中心軸C2と平行である。
第2補助バネ11Bは、第1補助バネ11Aを第1方向D1及び第2方向D2と垂直な面で反転させたものである。第2補助バネ11Bは、中心軸方向から視て、第1補助バネ11Aと重なるように配置されている。第1補助バネ11A及び第2補助バネ11Bは、例えば、コイルバネでそれぞれ構成される。
なお、第1補助バネ11A及び第2補助バネ11Bは、第1バネ9A及び第2バネ9Bと同じバネ定数を有してもよいが、第1バネ9A及び第2バネ9Bよりも高いバネ定数を有するとよい。
(バネ固定部)
第1バネ固定部12A及び第2バネ固定部12Bは、軸部12C(図3参照)を介して保持ブラケット41に保持されている。
第1バネ固定部12A及び第2バネ固定部12Bは、軸部12C(図3参照)を介して保持ブラケット41に保持されている。
第1バネ固定部12Aには、第1バネ9A及び第1補助バネ11Aが取り付けられている。第2バネ固定部12Bには、第2バネ9B及び第2補助バネ11Bが取り付けられている。
第1バネ固定部12A及び第2バネ固定部12Bは、それぞれ、軸部12Cの回転により、第1方向D1又は第2方向D2に移動する。軸部12Cは、電動モータ13によって回転される。
第1バネ固定部12A及び第2バネ固定部12Bの位置を調整することで、各バネの初期長さを調整することができる。その結果、第1変位部2Aの動きだし荷重、荷重に対する変位量等を調整することができる。
(可動機構の動作)
以下では、第1可動機構6Aにおける第1受動部材8A、第1バネ9A、第1補助受動部材10A及び第1補助バネ11Aの動作について説明するが、第2受動部材8B、第2バネ9B、第2補助受動部材10B及び第2補助バネ11Bの動作についても可動部材7の変位の方向が逆になる点を除いて同様である。
以下では、第1可動機構6Aにおける第1受動部材8A、第1バネ9A、第1補助受動部材10A及び第1補助バネ11Aの動作について説明するが、第2受動部材8B、第2バネ9B、第2補助受動部材10B及び第2補助バネ11Bの動作についても可動部材7の変位の方向が逆になる点を除いて同様である。
図4A,4Bに示す可動部材7が初期位置にある初期状態では、可動部材7は、第1受動部材8Aの第1当接面81A及び第2当接面82Aに当接している。この状態から、可動部材7に第2方向D2の荷重が加わっても、この荷重が第1バネ9Aを弾性変形させる大きさ(つまり初期荷重)よりも小さいと、可動部材7は変位しない。なお、初期荷重は、第1バネ9Aの初期長さを変更することで調整が可能である。また、初期状態において、可動部材7は、第1当接面81A及び第2当接面82Aと離間していてもよい。
可動部材7に初期荷重を超える第2方向D2の荷重が加わると、図5A,5Bに示すように、第1受動部材8Aが可動部材7と共に第2方向D2に変位し、保持ブラケット41から離間する。このとき、第1受動部材8Aの変位に伴って、第1バネ9Aは伸張し、弾性力により第1受動部材8Aを第1方向D1に付勢する。
可動部材7が第1受動部材8Aを変位させながらさらに第2方向D2に変位すると、可動部材7が第1補助受動部材10Aに当接する。その結果、第1補助受動部材10Aが可動部材7及び第1受動部材8Aと共に第2方向D2に変位し、保持ブラケット41から離間する。このとき、第1補助受動部材10Aの変位に伴って、第1補助バネ11Aは伸張し、弾性力により第1補助受動部材10Aを第1方向D1に付勢する。
つまり、第1補助受動部材10Aが第1受動部材8Aと共に変位している状態では、第1受動部材8Aのみが変位している状態に比べて、第1方向D1へ付勢する力が大きくなる。そのため、第1補助受動部材10Aが変位している状態では、第1受動部材8Aのみが変位している状態に比べ、荷重に対する第1変位部2Aの変位量が小さくなる。
第1補助受動部材10Aが変位している状態において、可動部材7に加わる第2方向D2の荷重が消えるか、又はこの荷重が第1バネ9A及び第1補助バネ11Aの収縮力の和よりも小さくなると、第1バネ9A及び第1補助バネ11Aの弾性力によって、第1受動部材8A及び第1補助受動部材10Aが可動部材7を押しながら第1方向D1に変位し、保持位置まで戻る。これにより、第1受動部材8A及び第1補助受動部材10Aが初期状態へと復元される。
なお、第1補助受動部材10Aが保持位置まで戻った後は、可動部材7には、第1バネ9Aの弾性力のみが加わる。そのため、初期位置近くでは、可動部材7の復元速度が小さくなる。
<第2可動機構>
図2に示す第2可動機構6Bは、図1に示すシートバック3の一部である第2変位部3Aをバックフレーム5に対し変位可能に支持するように構成されている。
図2に示す第2可動機構6Bは、図1に示すシートバック3の一部である第2変位部3Aをバックフレーム5に対し変位可能に支持するように構成されている。
第2可動機構6Bは、第1可動機構6Aと同様の機構(つまり、可動部材7、第1受動部材8A、第2受動部材8B、第1バネ9A、第2バネ9B、第1補助受動部材10A、第2補助受動部材10B、第1補助バネ11A、及び第2補助バネ11B)を有してもよい。また、第2可動機構6Bは、第1可動機構6Aと異なる機構を有してもよい。
[1−2.効果]
以上詳述した実施形態によれば、以下の効果が得られる。
(1a)第1可動機構6Aにおいて、初期状態から第2方向D2に可動部材7が動き出した状態では、第1受動部材8A及び第1補助受動部材10Aのうち、第1受動部材8Aのみが可動部材7によって変位する。さらに可動部材7が第2方向D2に変位すると、可動部材7が第1受動部材8Aと共に、第1補助受動部材10Aを変位させる。
以上詳述した実施形態によれば、以下の効果が得られる。
(1a)第1可動機構6Aにおいて、初期状態から第2方向D2に可動部材7が動き出した状態では、第1受動部材8A及び第1補助受動部材10Aのうち、第1受動部材8Aのみが可動部材7によって変位する。さらに可動部材7が第2方向D2に変位すると、可動部材7が第1受動部材8Aと共に、第1補助受動部材10Aを変位させる。
つまり、初期状態では、可動部材7は第1バネ9Aのみを第2方向D2に変形させるが、可動部材7の変位が大きくなると、可動部材7は、第1バネ9Aと第1補助バネ11Aとの双方を第2方向D2に変形させる。したがって、可動部材7の変位が大きくなると、可動部材7が変形させるバネのバネ定数が増大し、可動部材7の変位が抑制される。
結果として、可動部材7の動き出し時における反応の低下を抑制しつつ、可動限界点における急激な動きの変化が抑制される。また、可動部材7が初期状態から第1方向D1に動く場合も同様に、第2補助バネ11Bによって、可動限界点における急激な動きの変化が抑制される。
(1b)第1受動部材8A、第2受動部材8B、第1補助受動部材10A及び第2補助受動部材10Bがそれぞれプレート状であるので、第1可動機構6Aを小型化することができる。
(1c)第1補助バネ11Aの中心軸C3が第1バネ9Aの中心軸C1と平行であり、第2補助バネ11Bの中心軸C4が第2バネ9Bの中心軸C2と平行であるので、可動部材7に対するバネの付勢の方向にバラつきが生じ難い。そのため、より確実に可動部材7の急激な動きの変化を抑制できる。
(1d)第1受動部材8A及び第2受動部材8Bが第1補助受動部材10A及び第2補助受動部材10Bよりも揺動中心軸L1に近接して配置されるので、第1補助受動部材10A及び第2補助受動部材10Bよりも変位範囲の大きい第1受動部材8A及び第2受動部材8Bの変位長を小さくすることができる。その結果、第1可動機構6Aを小型化することができる。
[2.他の実施形態]
以上、本開示の実施形態について説明したが、本開示は、上記実施形態に限定されることなく、種々の形態を採り得ることは言うまでもない。
以上、本開示の実施形態について説明したが、本開示は、上記実施形態に限定されることなく、種々の形態を採り得ることは言うまでもない。
(2a)上記実施形態の乗物用シート1において、第1受動部材8A、第2受動部材8B、第1補助受動部材10A及び第2補助受動部材10Bは、それぞれプレート状に限定されない。
(2b)上記実施形態の乗物用シート1において、第1補助バネ11Aの中心軸C3及び第2補助バネ11Bの中心軸C4は、必ずしも第1バネ9Aの中心軸C1又は第2バネ9Bの中心軸C2と平行でなくてもよい。
(2c)上記実施形態の乗物用シート1において、第1受動部材8A及び第2受動部材8Bは、必ずしも第1補助受動部材10A及び第2補助受動部材10Bよりも揺動中心軸L1に近接して配置されなくてもよい。
(2d)上記実施形態の乗物用シート1において、第1可動機構6Aにおける各バネのバネ定数、初期長さ、自然長等は異なっていてもよい。つまり、可動部材7が変位し始める初期荷重の大きさ及び初期位置への復元力が第1方向D1と第2方向D2とで異なっていてもよい。
(2e)上記実施形態の乗物用シート1において、第1可動機構6Aは、複数の第1補助受動部材10A、複数の第2補助受動部材10B、複数の第1補助バネ11A及び複数の第2補助バネ11Bを有してもよい。つまり、第1可動機構6Aにおいて、可動部材7に連結されたバネのバネ定数が3段階以上に変化してもよい。
(2f)上記実施形態の乗物用シート1において、第1変位部2A及び第2変位部3Aの変位方向は、上述のものに限定されない。また、乗物用シート1は、シートクッション2及びシートバック3のどちらか一方が変位部を有しなくてもよい。
(2g)上記実施形態の乗物用シート1は、上述した自動車に用いられるシート以外にも、例えば、自動車以外の鉄道車両、船舶、航空機等の乗物に用いられるシートにも適用できる。
(2h)上記実施形態における1つの構成要素が有する機能を複数の構成要素として分散させたり、複数の構成要素が有する機能を1つの構成要素に統合したりしてもよい。また、上記実施形態の構成の一部を省略してもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、他の上記実施形態の構成に対して付加、置換等してもよい。なお、特許請求の範囲に記載の文言から特定される技術思想に含まれるあらゆる態様が本開示の実施形態である。
1…乗物用シート、2…シートクッション、2A…第1変位部、3…シートバック、
3A…第2変位部、4…クッションフレーム、5…バックフレーム、
6A…第1可動機構、6B…第2可動機構、7…可動部材、7A…可動レール、
7B…ストッパ部、8A…第1受動部材、8B…第2受動部材、9A…第1バネ、
9B…第2バネ、10A…第1補助受動部材、10B…第2補助受動部材、
11A…第1補助バネ、11B…第2補助バネ、12A…第1バネ固定部、
12B…第2バネ固定部、12C…軸部、13…電動モータ、21…可動パン、
31…可動フレーム、41…保持ブラケット、42…固定レール、43…開口、
81A,81B…第1当接面、82A,82B…第2当接面。
3A…第2変位部、4…クッションフレーム、5…バックフレーム、
6A…第1可動機構、6B…第2可動機構、7…可動部材、7A…可動レール、
7B…ストッパ部、8A…第1受動部材、8B…第2受動部材、9A…第1バネ、
9B…第2バネ、10A…第1補助受動部材、10B…第2補助受動部材、
11A…第1補助バネ、11B…第2補助バネ、12A…第1バネ固定部、
12B…第2バネ固定部、12C…軸部、13…電動モータ、21…可動パン、
31…可動フレーム、41…保持ブラケット、42…固定レール、43…開口、
81A,81B…第1当接面、82A,82B…第2当接面。
Claims (4)
- シートクッションと、
シートバックと、
前記シートクッション及び前記シートバックを支持するフレームと、
前記シートクッション又は前記シートバックに設けられた変位部を前記フレームに対し変位可能に支持する可動機構と、
を備え、
前記可動機構は、
前記変位部に連結されると共に、前記フレームに対し相対的に変位可能な可動部材と、
前記可動部材及び前記フレームの双方に対し相対的に変位可能な第1受動部材、第2受動部材、第1補助受動部材及び第2補助受動部材と、
前記フレームと前記第1受動部材とに連結されると共に、前記第1受動部材に前記第1受動部材を第1方向に変位させる力を付与する第1バネと、
前記フレームと前記第2受動部材とに連結されると共に、前記第2受動部材に前記第2受動部材を前記第1方向とは異なる第2方向へ変位させる力を付与する第2バネと、
前記フレームと前記第1補助受動部材とに連結されると共に、前記第1補助受動部材に前記第1補助受動部材を前記第1方向に変位させる力を付与する第1補助バネと、
前記フレームと前記第2補助受動部材とに連結されると共に、前記第2補助受動部材に前記第2補助受動部材を前記第2方向へ変位させる力を付与する第2補助バネと、
を有し、
前記第1受動部材は、前記可動部材の当接により、前記第1バネの弾性力を増加させる方向に前記可動部材と共に変位し、
前記第2受動部材は、前記可動部材の当接により、前記第2バネの弾性力を増加させる方向に前記可動部材と共に変位し、
前記第1補助受動部材は、前記第1受動部材と共に変位している前記可動部材の当接により、前記第1補助バネの弾性力を増加させる方向に前記可動部材及び前記第1受動部材と共に変位し、
前記第2補助受動部材は、前記第2受動部材と共に変位している前記可動部材の当接により、前記第2補助バネの弾性力を増加させる方向に前記可動部材及び前記第2受動部材と共に変位する、乗物用シート。 - 請求項1に記載の乗物用シートであって、
前記第1受動部材、前記第2受動部材、前記第1補助受動部材及び前記第2補助受動部材は、それぞれ、プレート状である、乗物用シート。 - 請求項1又は請求項2に記載の乗物用シートであって、
前記第1補助バネの中心軸は、前記第1バネの中心軸と平行であり、
前記第2補助バネの中心軸は、前記第2バネの中心軸と平行である、乗物用シート。 - 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の乗物用シートであって、
前記変位部は、揺動中心軸を中心に揺動し、
前記第1受動部材は、前記第1補助受動部材よりも前記揺動中心軸に近接して配置され、
前記第2受動部材は、前記第2補助受動部材よりも前記揺動中心軸に近接して配置される、乗物用シート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018230892A JP2020093580A (ja) | 2018-12-10 | 2018-12-10 | 乗物用シート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018230892A JP2020093580A (ja) | 2018-12-10 | 2018-12-10 | 乗物用シート |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020093580A true JP2020093580A (ja) | 2020-06-18 |
Family
ID=71084272
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018230892A Pending JP2020093580A (ja) | 2018-12-10 | 2018-12-10 | 乗物用シート |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2020093580A (ja) |
-
2018
- 2018-12-10 JP JP2018230892A patent/JP2020093580A/ja active Pending
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