JP2020091119A - データ記録装置、データ記録方法および自動ドアシステム - Google Patents

データ記録装置、データ記録方法および自動ドアシステム Download PDF

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Abstract

【課題】通行性の改善に関して検知状況の効率的な把握を支援することができるデータ記録装置、データ記録方法および自動ドアシステムを提供する。【解決手段】データ記録装置24は、所定状態判定部24aと、位置特定部24bとを備える。所定状態判定部24aは、自動ドアセンサ20の検知エリアに進入した人または物体が所定状態になったか否かを判定する。位置特定部24bは、所定状態判定部24aにより所定状態になったと判定した場合に、所定状態になる前に人または物体を検知していた検知エリア内の位置を特定して記憶する。【選択図】図2

Description

本発明は、データ記録装置、データ記録方法および自動ドアシステムに関する。
自動ドアシステムは、建物の出入り口などの近傍を通行する人または物体を赤外線方式または電波方式等の自動ドアセンサで検知し、自動ドアを開閉する。
特許文献1には、人または物体が通過する床面上に検知エリアを形成し、人または物体を検知すると、ドア開閉動作を行うための起動信号を駆動装置に送信する自動ドアセンサが開示されている。自動ドアセンサが形成する検知エリアは、例えばマトリクス状に配列され、それぞれにおいて人または物体を検知する複数のセグメント(以下「検知セグメント」という)で構成されている。
特開2015−17990号公報
ところで、人または物体が自動ドアの手前で自動ドアが開くまで滞留し、または自動ドアに接触するというような通行性が悪い場合がある。特許文献1に記載の自動ドアセンサでは、人または物体の滞留や自動ドアへの接触が発生した際の検知状況を効率的に把握するための工夫はされていなかった。
本発明は、こうした課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、通行性の改善に関して検知状況の効率的な把握を支援することができるデータ記録装置、データ記録方法および自動ドアシステムを提供することにある。
本発明のある態様はデータ記録装置である。データ記録装置は、自動ドアセンサの検知エリアに進入した人または物体が所定状態になったか否かを判定する所定状態判定部と、前記所定状態判定部により所定状態になったと判定した場合に、所定状態になる前に人または物体を検知していた前記検知エリア内の位置を特定して記憶する位置特定部とを備えることを特徴とする。
また本発明のある態様はデータ記録方法である。データ記録方法は、自動ドアセンサの検知エリアに進入した人または物体が所定状態になったか否かを判定する所定状態判定ステップと、前記所定状態判定ステップにより所定状態になったと判定した場合に、所定状態になる前に人または物体を検知していた前記検知エリア内の位置を特定して記憶する位置特定ステップとを備えることを特徴とする。
また本発明のある態様は自動ドアシステムである。自動ドアシステムは、建物の開口部に設けられ、検知エリアに進入した人または物体を検知する自動ドアセンサと、前記自動ドアセンサの検知状態に基づいて前記開口部に設けられた自動ドアを開閉する自動ドア制御装置と、を備え、前記自動ドアセンサまたは前記自動ドア制御装置は、前記検知エリアに進入した人または物体が所定状態になったか否かを判定する所定状態判定部、および前記所定状態判定部により所定状態になったと判定した場合に、所定状態になる前に物体を検知していた前記検知エリア内の位置を特定して記憶する位置特定部、を有することを特徴とする。
なお、以上の構成要素の任意の組み合わせや、本発明の構成要素や表現を方法、装置、プログラム、プログラムを記録した一時的なまたは一時的でない記憶媒体、システムなどの間で相互に置換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、通行性の改善に関して検知状況の効率的な把握を支援することができる。
実施形態1に係る自動ドアシステムの構成を示す模式図である。 実施形態1に係るデータ記憶装置を含む自動ドアシステムの機能構成を示すブロック図である。 センサ部の床面における検知エリアを示す模式図である。 人または物体に生じる所定状態を示す図表である。 データ記録装置による位置特定処理の手順を示すフローチャートである。 記憶部に記憶された情報の例を示す図表である。 分布出力部による分布の例を示す模式図である。 分布出力部による分布の他の例を示す模式図である。 変形例に係るデータ記憶装置を含む自動ドアシステムの機能構成を示すブロック図である。
以下の実施の形態では、同一の構成要素に同一の符号を付し、重複する説明を省略する。また、各図面では、説明の便宜のため、構成要素の一部を適宜省略する。
(実施形態1)
図1は、実施形態1に係る自動ドアシステム100の構成を示す模式図である。自動ドアシステム100は、自動ドア10、自動ドアセンサ20、補助光電センサ30および自動ドア制御装置40等を有する。図1に示す自動ドアシステム100は、両引分け戸タイプであり、2枚の自動ドア10が左右に自動的に開閉する。自動ドア10は、左右一対であり、左右に間隔を開けて固定配置されたフィックス15に沿って往復移動可能としてあり、左右のフィックス15間の開口部11を開閉する。
自動ドア10は、左右それぞれの戸先框10aが突き合わされるように接触して開口部11が閉ざされた全閉状態となる。自動ドア10は、戸先框10aが離間するように移動し、戸先框10aがフィックス15の方立15a付近まで移動して停止し、開口部11が開いた全開状態となる。尚、自動ドアシステム100は、両引分け戸タイプのほか、片引き戸タイプおよび回転ドアタイプ等のものであってもよい。
自動ドアセンサ20は、例えば開口部11の上方の無目16に配置されており、無目16における配置位置から斜め下方に向けて赤外光を投受光し、自動ドア10へ進入してくる人や物体を検知し、起動信号を自動ドア制御装置40へ出力する。自動ドアセンサ20の詳細については後述する。
補助光電センサ30は、光電方式による検知装置であり、フィックス15の方立15aに配置された投光器30aおよび受光器30bを有している。補助光電センサ30は、投光器30aと受光器30bの間に通った光線が遮られることを検知しており、自動ドア10の軌道上に人または物体が存在していることを示す検知情報を自動ドア制御装置40へ出力する。尚、補助光電センサ30は、光電方式の他、無目16に取り付けられる光線反射方式または超音波方式による検知装置等であってもよい。
自動ドア制御装置40は、自動ドアセンサ20からの起動信号を受信するとドアモータ50を作動させて自動ドア10が全開状態となるまで駆動する。自動ドア制御装置40は、自動ドア10が全開状態になった後、一定時間、全開状態を保持し、ドアモータ50を反転方向へ作動させて自動ドア10が全閉状態となるまで駆動する。自動ドア制御装置40は、補助光電センサ30からの検知情報を自動ドア10の閉駆動中に受信すると、ドアモータ50による自動ドア10の駆動方向を反転し、自動ドア10を全開状態とする。
図2は、実施形態1に係るデータ記録装置24を含む自動ドアシステム100の機能構成を示すブロック図である。各ブロックは、ハードウェア的には、コンピュータのCPUをはじめとする電子素子や機械部品などで実現でき、ソフトウェア的にはコンピュータプログラムなどによって実現されるが、ここでは、それらの連携によって実現される機能ブロックを描いている。したがって、これらの機能ブロックはハードウェア、ソフトウェアの組合せによっていろいろな形態で実現できることは、当業者には理解されるところである。
自動ドアセンサ20、自動ドア制御装置40および外部接続部51は、CAN(Controller Area Network)によって相互に通信接続している。自動ドアセンサ20、自動ドア制御装置40および外部接続部51の通信接続は、CANに限られず、WiFi(登録商標)等の無線通信を用いてもよい。
自動ドアセンサ20は、検知素子としてのセンサ部21、通信部22、開閉処理部23およびデータ記録装置24を備える。通信部22は、自動ドア制御装置40および外部接続部51との間でデータを送受信する。センサ部21は、赤外線反射式センサであり、赤外線を後述の検知エリアに投光する投光器、人または物体等からの反射光を受光する受光器を備える。
図3は、センサ部21の床面における検知エリア60を示す模式図である。検知エリア60は、床面から自動ドアセンサ20が配置される無目16や天井に至る立体的な範囲を有する。検知エリア60は、自動ドア10の移動方向に平行な方向に12列並び、自動ドア10の移動方向に直交する方向に6列並ぶよう配列された複数の検知セグメント61で構成される。各検知セグメント61には、配列の位置に対応するアドレス1A、1B、・・・、6K、6Lが割り当てられている。割り当てられた各アドレスは、各検知セグメント61の位置情報に相当している。尚、各検知セグメント61の形状および検知エリア60全体の形状は、円形、楕円、長方形、矩形以外の多角形であってもよい。また、センサ部21は、電波式センサや、超音波式センサ、レーザスキャン式センサ、画像式センサであってもよい。検知セグメント61は、上述のように様々な形状であってもよく、センサ方式等によっても形状が変わる。検知セグメント61は、検知エリア60を複数の部分に分割した個々の領域を意味する。逆に、複数の検知セグメント61によって全体として検知エリア60が形成されると考えても良い。
検知エリア60の各検知セグメント61において人または物体を検知しているが、人または物体を検知したときに自動ドア10を開閉するための起動信号を生成する起動セグメント、および起動信号を生成しない無効セグメントを設定するようにしてもよい。例えば、検知エリア60の周縁部に位置する検知セグメント61(アドレス1A〜5A、6A〜6L、1L〜5L)を無効セグメントとして設定し、それ以外の検知セグメント61は起動セグメントに設定する。検知エリア60の形状が、円形、楕円、長方形、矩形以外の多角形である場合においても、検知エリア60の周縁部に位置する検知セグメント61を無効セグメントとして設定すればよい。検知セグメント61の位置は、上述のようなアドレスを用いる例に限られない。検知セグメント61の位置は、例えば、無目16におけるセンサ部21の配置位置を原点として定義された実空間における座標系での座標であってもよい。また、検知セグメント61の位置は、床面等における任意の位置を原点として定義された実空間における座標系での座標等であってもよく、いずれの定義においても、各検知セグメント61の位置を一意的に把握することができればよい。
図2に戻り、自動ドアセンサ20の開閉処理部23は、各検知セグメント61の検知結果に応じて自動ドア10を開放させるための起動信号を生成し、通信部22を介して、起動信号を自動ドア制御装置40へ出力する。
開閉処理部23は、センサ部21の各検知セグメント61に対応する赤外光の検知レベルをモニタし、検知セグメント61に人または物体が存在しない場合の検知レベルより低い第1閾値、および該検知レベルより高い第2閾値と比較することで人または物体が存在するか否かを判定する。開閉処理部23は、各検知セグメント61における検知レベルをセンサ部21から順次取得し、検知レベルが第1閾値以下または第2閾値以上となった場合に、人または物体が存在していると判定して起動信号を生成する。
また、開閉処理部23は、上述のように無効セグメントが設定されている場合には、無効セグメントとして設定された検知セグメント61において検知レベルが第1閾値以下または第2閾値以上となっても起動信号を生成しないようにする。開閉処理部23は、検知レベルが第1閾値以下または第2閾値以上となった検知セグメント61のアドレスをデータ記録装置24へ出力する。
自動ドアセンサ20のデータ記録装置24は、所定状態判定部24a、位置特定部24b、分布出力部24cおよび記憶部24dを有する。記憶部24dは、例えばSSD(Solid State Drive)、ハードディスク、CD−ROM、DVD、SDカード等によって構成される記憶装置である。
所定状態判定部24aは、自動ドア10へ進入してきた人または物体の通行性が悪いことから生じる所定状態となったか否かを判定する。図4は、人または物体に生じる所定状態を示す図表である。所定状態には、人または物体が自動ドア10に接触したドア接触状態、自動ドア10への接触が予想されるドア接触予想状態、自動ドア10の手前で停止して立ち止まった立ち止まり状態、および自動ドア10の手前で停止して立ち止まりが予想される立ち止まり予想状態がある。さらに、自動ドア10の反対側から進入してきた人または物体がUターンにより自動ドア10に接触したUターン時ドア接触状態、また自動ドア10への接触が予想されるUターン時ドア接触予想状態がある。
ドア接触状態は、さらに3つの状態に分けることができる。即ち、ドア接触状態には、人または物体が自動ドア10に接触して自動ドア10が停止した状態、人または物体が自動ドア10に接触して自動ドア10に押されている状態、並びに、人または物体が自動ドア10に接触した状態がある。人または物体が自動ドア10に接触して自動ドア10が停止した状態は、自動ドア制御装置40において自動ドア10の駆動負荷が許容値を超えて自動ドア10を停止させたことによって判定される。人または物体が自動ドア10に接触して自動ドア10に押されている状態は、自動ドア制御装置40において自動ドア10の駆動負荷が増加したことによって判定される。また、人または物体が自動ドア10に接触した状態は、自動ドア10に押されている状態ほどではないが、自動ドア制御装置40において自動ドア10の駆動負荷がやや増加したことによって判定される。これらのドア接触状態は、Uターン時ドア接触状態でも同様である。
ドア接触予想状態には、進入方向、歩行速度およびドア駆動速度に基づいて自動ドア10への接触が予想される状態、並びに自動ドア10が移動している状態で自動ドア10と人または物体との間の距離が所定値以下(例えば30cm以下)となっている状態がある。進入方向、歩行速度およびドア駆動速度に基づいて自動ドア10への接触が予想される状態は、例えば自動ドアセンサ20における検知セグメント61の検知状況の変遷によって得られる人または物体の進入方向および歩行速度に基づいて算出される人または物体のドア到達時点において、ドア駆動速度に基づく自動ドア10の開幅が所定値以下(例えば20cm以下)であることによって判定される。自動ドア10が移動している状態で自動ドア10と人または物体との間の距離が所定値以下となっている状態は、自動ドアセンサ20において人または物体を検知している検知セグメント61の位置によって検出される。
また、ドア接触予想状態には、図4に示すほか、自動ドア10が閉方向へ移動中に補助光電センサ30によって自動ドア10の軌道上で人または物体を検知した状態も考えられる。この状態は、自動ドア制御装置40における駆動情報と補助光電センサ30による検知情報によって検出される。これらのドア接触予想状態は、Uターン時ドア接触予想状態でも同様である。
立ち止まり状態は、自動ドアセンサ20における検知セグメント61における検知レベルが人または物体の存在を検知したレベルを所定時間(例えば2秒以上)継続していることによって判定される。また、立ち止まり状態は、検知エリア60における自動ドア10の近傍の検知セグメント61(例えば図3に示すアドレス1B、1C、〜1Kの検知セグメント)で人または物体を検知した時に自動ドア10の開幅が所定値以下(例えば10cm以下)であることによって判定される。立ち止まり予想状態は、例えば自動ドアセンサ20における検知セグメント61の検知状況の変遷によって得られる人または物体の進入方向および歩行速度に基づいて算出される人または物体のドア到達時点において、ドア駆動速度に基づく自動ドア10の開幅が所定値を超え所定値以下(例えば20cmを超え40cm以下)であることによって判定される。
図4に示すように、上述の各所定状態に対応して付した番号1〜12によって識別することとする。所定状態判定部24aは、番号1〜12の所定状態すべてについて判定しても良いし、いずれか1または複数の所定状態を判定するようにしても良い。所定状態判定部24aは、自動ドアセンサ20における検知状況および自動ドア制御装置40における駆動状況(駆動負荷および停止等の状況)に基づいて、番号1〜12の所定状態が生じた場合、該当する所定状態の番号を位置特定部24bおよび分布出力部24cへ出力する。
位置特定部24bは、開閉処理部23から入力される検知状態となった検知セグメント61のアドレスに基づいて、所定状態の発生による通行性悪化の原因究明のために、検知セグメント61のアドレス情報を記憶部24dに記憶させる。位置特定部24bは、所定状態になる前に人または物体を検知していた検知セグメント61のアドレスを特定し、記憶部24dに記憶させる。位置特定部24bは、例えば、検知エリア60において人または物体を検知していない状態から人または物体を検知した状態に変化したときに、当該人または物体を最初に検知した検知セグメント61のアドレスを記憶部24dに記憶させる。
位置特定部24bは、所定状態になる前に人または物体を検知していた検知セグメント61のアドレスを特定する際に、設定次第で任意のタイミングにおいて最初に非検知状態から検知状態となった検知セグメント61を特定することができる。位置特定部24bは、一部の検知セグメント61が検知状態となっている状態から、次に非検知状態から検知状態となった検知セグメント61を最初に検知状態になった検知セグメントと認識してもよい。位置特定部24bは、例えば検知エリア60内において、周縁部に無効セグメントが設定されているような場合に、無効セグメントが検知状態となった後、次に非検知状態から検知状態となった起動セグメントに当たる検知セグメント61のアドレスを特定し、記憶部24dに記憶させる。
位置特定部24bは、特定した検知セグメント61のアドレスに加えて、所定状態の番号や、発生日時の情報を記憶部24dに記憶させる。
分布出力部24cは、所定期間内において、位置特定部24bによって特定された全ての検知セグメント61のアドレスの分布を検知エリア60における分布情報として出力し、記憶部24dに記憶させる。また分布出力部24cは、所定期間内において、位置特定部24bによって特定された検知セグメント61のアドレスのうち少なくとも2つ以上の検知セグメント61のアドレスの分布を検知エリア60における分布情報として出力し、記憶部24dに記憶させるようにしてもよい。分布出力部24cは、検知セグメント61のアドレスごとに、所定期間内において、位置特定部24bによって特定された回数を積算することで分布を求める。また、分布出力部24cは、所定状態の全てまたは一部について分布を出力するようにしてもよい。所定期間は、任意の開始時点から、任意の期間を設定することができる。例えば、自動ドアシステム100を設置後、1ケ月の期間を定めて所定期間とすることや、定期的に数か月の期間を定めて所定期間とすることなど、通行性改善のためのデータ収集期間を設定することができる。
位置特定部24bおよび分布出力部24cは、外部接続部51を介して外部装置と通信し、特定した検知セグメント61のアドレスや分布のデータを、該外部装置に記憶するようにしてもよい。位置特定部24bおよび分布出力部24cで特定された検知セグメント61のアドレスや分布のデータを外部装置としてのハンディーターミナルやネットワーク接続した運用PC等で表示することで、通行性改善のための支援を充実させることができる。
次に実施形態1に係る自動ドアシステム100の動作を、データ記録装置24による位置特定処理に基づいて説明する。図5は、データ記録装置24による位置特定処理の手順を示すフローチャートである。
データ記録装置24の位置特定部24bは、全ての検知セグメント61が非検知状態であるか否かを判定する(S1)。全ての検知セグメント61が非検知状態でない場合(S1:NO)、ステップS1の判定を繰り返す。位置特定部24bは、全ての検知セグメント61が非検知状態であると判定すると(S1:YES)、次に、開閉処理部23から入力される検知セグメント61のアドレスに基づいて、いずれかの検知セグメント61が検知状態となった否かを判定する(S2)。位置特定部24bは、開閉処理部23から検知セグメント61のアドレスが入力されない場合、検知セグメント61が検知状態となっていないと判定し(S2:NO)、ステップS2の処理を繰り返す。
位置特定部24bは、開閉処理部23から検知セグメント61のアドレスが入力されると、検知セグメント61が検知状態となったと判定し(S2:YES)、入力された検知セグメント61のアドレスを特定する(S3)。所定状態判定部24aは、通過する人または物体が所定状態になったか否かを判定する(S4)。所定状態判定部24aにより、人または物体が所定状態になったと判定された場合(S4:YES)、位置特定部24bは、全ての検知セグメント61が非検知状態となったか否かを判定する(S5)。位置特定部24bは、全ての検知セグメント61が非検知状態となっていない場合(S5:NO)、ステップS5の判定を繰り返す。
位置特定部24bは、全ての検知セグメント61が非検知状態となったと判定した場合(S5:YES)、ステップS3で特定した検知セグメント61のアドレスを記憶部24dに記憶し(S6)、処理を終了する。また、所定状態判定部24aにより、人または物体が所定状態になったと判定されなかった場合(S4:NO)、ステップS5およびS6の処理は行われず、ステップS3で特定した検知セグメント61のアドレスを破棄して処理を終了する。
位置特定部24b等が図5に示すステップS1からS6の処理を繰り返すことによって、時々刻々に発生する所定状態に対する情報が記憶部24dに記憶されていく。図6は、記憶部24dに記憶された情報の例を示す図表である。記憶部24dに記憶する情報には、例えば所定状態の番号、検知セグメント61のアドレスおよび日時等が含まれる。図6に示す記憶情報を、外部接続部52を介して携帯端末やPCで読み出し、いずれの検知セグメント61で人または物体が検知された後に所定状態が多く発生しているかを効率的に確認することができる。
これにより、データ記録装置24は、発生した所定状態の前に検知状態となっていた検知セグメント61の位置(アドレス)を提供し、通行性の改善に関して検知状況の効率的な把握を支援することができる。また、位置特定部24bは、検知エリア60が人または物体を検知していない状態から人または物体を検知した状態に変化したときに、当該人または物体を最初に検知した検知セグメント61のアドレスを特定することにより、所定状態となる前の人または物体の進入位置に関する情報を提供できる。
分布出力部24cは、記憶部24dに記憶された情報に基づいて、所定期間内において、位置特定部24bによって特定された全ての検知セグメント61のアドレスの分布を求めて出力し、記憶部24dに記憶させる。図7は、分布出力部24cによる分布の例を示す模式図である。上述のように、分布出力部24cは、全ての所定状態を対象として分布を求めても良いし、一部の所定状態を対象として抽出した分布を求めるようにしても良い。
例えば、図7に示す分布が自動ドア10への接触状態、即ち所定状態の番号1〜3を対象に集計したものであるとすると、検知セグメント61のうち、アドレスが5A、6A、6Bの検知セグメント61から進入してきた人または物体が自動ドア10へ接触するケースが多いことがわかる。これにより、データ記録装置24は、通行性の改善に関して検知状況の効率的な把握を支援することができ、例えば自動ドア10に向かって左側の検知エリアを広げるなど自動ドアセンサ20の設定を変える対策をとることができる。
図8は、分布出力部24cによる分布の他の例を示す模式図である。図8に示す分布が自動ドア10への接触状態、即ち所定状態の番号1〜3を対象に集計したものであるとすると、検知セグメント61のうち、アドレスが1D、1E、1F、1G、1H、1Iの検知セグメント61から進入してきた人または物体が自動ドア10へ接触するケースが多いことがわかる。これらのアドレス1D〜1Iの検知セグメント61は、自動ドア10の近傍であり、自動ドア10の反対側から進入してきた人または物体がUターンをするなどして自動ドア10へ接触するケースが多いことがわかる。自動ドアシステム100では、自動ドア10から遠ざかっている人または物体に対しては、自動ドア10を早く閉める処理を行っていることが多い。Uターンによる自動ドア10への接触が多く発生している場合には、例えば自動ドア10の全開保持時間を長くするなど、自動ドア10の駆動制御の設定を変更するなど対策をとることができる。
(変形例)
上述の実施形態1では自動ドアセンサ20にデータ記録装置24を設けたが、自動ドア制御装置40にデータ記録装置24を設けるようにしてもよい。図9は、変形例に係るデータ記憶装置を含む自動ドアシステムの機能構成を示すブロック図である。
図9に示すように、データ記録装置24を自動ドア制御装置40に設け、自動ドアセンサ20から検知セグメント61の検知情報をCANなどの通信接続を介して自動ドア制御装置40へ出力するようにする。自動ドアセンサ20から出力する検知セグメント61の検知情報は、例えば時々刻々における検知状態となっている検知セグメント61のアドレス情報である。
データ記録装置24を自動ドア制御装置40に設けた場合でも、実施形態1と同様に、発生した所定状態の前に検知状態となっていた検知セグメント61の位置を提供し、通行性の改善に関して検知状況の効率的な把握を支援することができる。
次に、実施形態1および変形例に係るデータ記録装置24および自動ドアシステム100の特徴を説明する。
データ記録装置24は、所定状態判定部24aと、位置特定部24bとを備える。所定状態判定部24aは、自動ドアセンサ20の検知エリア60に進入した人または物体が所定状態になったか否かを判定する。位置特定部24bは、所定状態判定部24aにより所定状態になったと判定した場合に、所定状態になる前に人または物体を検知していた検知エリア60内の位置(検知セグメント61のアドレス)を特定して記憶する。これにより、データ記録装置24は、発生した所定状態の前に検知状態となっていた検知セグメント61のアドレスを提供し、通行性の改善に関して検知状況の効率的な把握を支援することができる。
また位置特定部24bは、検知エリア60内で人または物体を検知していない状態から人または物体を検知した状態に変化したときに当該人または物体を検知した検知セグメント61のアドレスを特定する。これにより、データ記録装置24は、所定状態となる前の人または物体の進入位置に関する情報を提供できる。
またデータ記録装置24は、所定期間内に位置特定部24bにより特定された検知セグメント61のアドレスのうち少なくとも2つ以上の検知セグメント61のアドレスを検知エリア60内における分布情報として出力する分布出力部24cを備える。これにより、データ記録装置24は、人または物体が所定状態となる場合の、検知エリア60での検知位置の把握を支援することができる。
また検知エリア60は、人または物体を検知する複数の検知セグメントからなる。位置特定部24bは、検知エリア60内の位置として検知セグメント61を特定する。分布出力部24cは、検知セグメント61ごとに位置特定部24bにより特定された回数を積算する。これにより、データ記録装置24は、検知セグメント61ごとの検出した回数によって分布を求めることができる。
データ記録方法は、所定状態判定ステップと、位置特定ステップとを備える。所定状態判定ステップは、自動ドアセンサ20の検知エリア60に進入した人または物体が所定状態になったか否かを判定する。位置特定ステップは、所定状態判定ステップにより所定状態になったと判定した場合に、所定状態になる前に人または物体を検知していた検知エリア60内の位置(検知セグメント61のアドレス)を特定して記憶する。このデータ記録方法によれば、発生した所定状態の前に検知状態となっていた検知セグメント61のアドレスを提供し、通行性の改善に関して検知状況の効率的な把握を支援することができる。
自動ドアシステム100は、自動ドアセンサ20と、自動ドア制御装置40とを備える。自動ドアセンサ20は、建物の開口部11に設けられ、検知エリア60に進入した人または物体を検知する。自動ドア制御装置40は、自動ドアセンサ20の検知状態に基づいて開口部11に設けられた自動ドア10を開閉する。自動ドアセンサ20または自動ドア制御装置40は、検知エリア60に進入した人または物体が所定状態になったか否かを判定する所定状態判定部24a、および所定状態判定部24aにより所定状態になったと判定した場合に、所定状態になる前に物体を検知していた検知エリア60内の位置を特定して記憶する位置特定部24bを有する。これにより、自動ドアシステム100は、発生した所定状態の前に検知状態となっていた検知セグメント61のアドレスを提供し、通行性の改善に関して検知状況の効率的な把握を支援することができる。
以上、本発明の実施の形態をもとに説明した。これらの実施の形態は例示であり、いろいろな変形および変更が本発明の特許請求範囲内で可能なこと、またそうした変形例および変更も本発明の特許請求の範囲にあることは当業者に理解されるところである。従って、本明細書での記述および図面は限定的ではなく例証的に扱われるべきものである。
10 自動ドア、 11 開口部、 20 自動ドアセンサ、
24 データ記録装置、 24a 所定状態判定部、 24b 位置特定部、
24c 分布出力部、 40 自動ドア制御装置、 60 検知エリア、
61 検知セグメント、 100 自動ドアシステム。

Claims (6)

  1. 自動ドアセンサの検知エリアに進入した人または物体が所定状態になったか否かを判定する所定状態判定部と、
    前記所定状態判定部により所定状態になったと判定した場合に、所定状態になる前に人または物体を検知していた前記検知エリア内の位置を特定して記憶する位置特定部と
    を備えることを特徴とするデータ記録装置。
  2. 前記位置特定部は、前記検知エリア内で人または物体を検知していない状態から人または物体を検知した状態に変化したときに当該人または物体を検知した位置を特定することを特徴とする請求項1に記載のデータ記録装置。
  3. 所定期間内に前記位置特定部により特定された位置のうち少なくとも2つ以上の位置を前記検知エリア内における分布情報として出力する分布出力部を備えることを特徴とする請求項1または2に記載のデータ記録装置。
  4. 前記検知エリアは、人または物体を検知する複数の検知セグメントからなり、
    前記位置特定部は、前記検知エリア内の位置として前記検知セグメントを特定し、
    前記分布出力部は、前記検知セグメントごとに前記位置特定部により特定された回数を積算することを特徴とする請求項3に記載のデータ記録装置。
  5. 自動ドアセンサの検知エリアに進入した人または物体が所定状態になったか否かを判定する所定状態判定ステップと、
    前記所定状態判定ステップにより所定状態になったと判定した場合に、所定状態になる前に人または物体を検知していた前記検知エリア内の位置を特定して記憶する位置特定ステップと
    を備えることを特徴とするデータ記録方法。
  6. 建物の開口部に設けられ、検知エリアに進入した人または物体を検知する自動ドアセンサと、
    前記自動ドアセンサの検知状態に基づいて前記開口部に設けられた自動ドアを開閉する自動ドア制御装置と、を備え、
    前記自動ドアセンサまたは前記自動ドア制御装置は、前記検知エリアに進入した人または物体が所定状態になったか否かを判定する所定状態判定部、および前記所定状態判定部により所定状態になったと判定した場合に、所定状態になる前に物体を検知していた前記検知エリア内の位置を特定して記憶する位置特定部、を有することを特徴とする自動ドアシステム。
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