JP2020088255A - 配線基板 - Google Patents

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正樹 谷村
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Abstract

【課題】キャパシタが搭載される配線基板において、デバイスとキャパシタとの間での電源の供給を良好とする。【解決手段】第1絶縁層61、第2絶縁層62、第3絶縁層63夫々の一方主面に、少なくともグランド層、電源層を含む導体層7が位置し、第2絶縁層に位置する導体層は信号配線をさらに含み、グランド層の一部が、信号配線の両側に沿うように位置し、第3絶縁層に位置するグランド層の一部が、信号配線および信号配線の両側に沿うように位置するグランド層と対向するように位置し、第2絶縁層の電源層と、第3絶縁層の電源層とが、ビア8を介して接続されている。第2絶縁層において、信号配線の両側に沿うように位置するグランド層間、第3絶縁層において、信号配線及び信号配線の両側に沿うように位置するグランド層と対向するように位置するグランド層間、のうち、一方に形状的に独立したグランド層が形成され、他方には電源層が位置している。【選択図】図1

Description

本開示は、配線基板に関する。
近年、配線基板において、電源層とグランド層との間に信号配線を含む信号層を配置し、信号層と同じ層に電源電位の配線領域(電源ベタ層)を配置した配線基板が提案されている(例えば、特許文献1)。
特開2007−115772号公報
本開示の配線基板は、キャパシタが搭載される側から順に、第1絶縁層、第2絶縁層および第3絶縁層の少なくとも3層の絶縁層が積層された構造を有しており、第1絶縁層、第2絶縁層および第3絶縁層それぞれの一方の主面には、少なくともグランド層および電源層を含む導体層が位置している。キャパシタは、第1絶縁層に位置している導体層に含まれるグランド層および電源層に接続されるように配置されている。第2絶縁層に位置している導体層が複数の信号配線をさらに含み、第2絶縁層に位置している導体層に含まれるグランド層の一部が、信号配線の両側に沿うように位置している。第3絶縁層に位置している導体層に含まれるグランド層の一部が、信号配線および信号配線の両側に沿うように位置しているグランド層と対向するように位置している。第2絶縁層に位置している導体層に含まれる電源層と、第3絶縁層に位置している導体層に含まれる電源層とが、ビアを介して接続されている。下記の領域(A)および領域(B)のうち、一方には形状的に独立したグランド層が形成され、他方には電源層が位置している。
領域(A):第2絶縁層において、信号配線の両側に沿うように位置しているグランド層間。
領域(B):第3絶縁層において、信号配線および信号配線の両側に沿うように位置しているグランド層と対向するように位置しているグランド層間。
本開示の一実施形態に係る配線基板を示す断面図である。 図1に示す配線基板の領域Xを矢印A方向から見た際の第1絶縁層に形成された導体層の一部を示す平面図である。 図1に示す配線基板の領域Xを矢印A方向から見た際の第2絶縁層に形成された導体層の一部を示す平面図である。 図1に示す配線基板の領域Xを矢印A方向から見た際の第3絶縁層に形成された導体層の一部を示す平面図である。 本開示の他の実施形態に係る配線基板を、図1に示す配線基板と同様、領域Xに相当する領域を矢印A方向から見た際の第1絶縁層に形成された導体層の一部を示す平面図である。 本開示の他の実施形態に係る配線基板を、図1に示す配線基板と同様、領域Xに相当する領域を矢印A方向から見た際の第2絶縁層に形成された導体層の一部を示す平面図である。 本開示の他の実施形態に係る配線基板を、図1に示す配線基板と同様、領域Xに相当する領域を矢印A方向から見た際の第3絶縁層に形成された導体層の一部を示す平面図である。
特許文献1に記載の配線基板のように、導体層における電源ベタ層の割合を高めると、電力の供給量を増加させることができる。しかし、電源ベタ層の割合が高くなると、絶縁層を介して対向する導体層において、電源ベタ層が互いに対向する位置に形成される可能性が高くなる。電源ベタ層が互いに対向する位置に形成されると、電源ベタ層がグランドベタ層と対向する面積が小さくなり、電源ベタ層とグランドベタ層との間の相互インダクタンスが小さくなる。さらに、電源を安定化させるためにキャパシタ(積層セラミックコンデンサ(MLCC))を搭載した配線基板では、上記の相互インダクタンスが小さくなると、下記の式(1)に示すように、デバイスとキャパシタとの間で生じるループインダクタンスが大きくなる。その結果、キャパシタからデバイスへの電力の供給が阻害される。
ループインダクタンス=(P+G)−(相互インダクタンス×2) (1)
P:電源層で生じる自己インダクタンス
G:グランド層で生じる自己インダクタンス
本開示の配線基板は、上記の領域(A)および領域(B)のうち、一方には形状的に独立したグランド層が形成され、他方には電源層が形成されている。すなわち、形状的に独立したグランド層と電源層とが対向するように形成されている。したがって、グランド層と電源層との相互インダクタンスが小さくなるのを抑制しながら、導体層における電源層の割合を高めることができる。その結果、キャパシタが搭載される配線基板であっても、デバイスとキャパシタとの間で生じるループインダクタンスも抑制され、電源の供給を良好とすることができる。
以下、本開示の一実施形態に係る配線基板を、図1〜4に基づいて説明する。図1に示す一実施形態に係る配線基板1は、ICチップなどの半導体素子2およびキャパシタ3を備えている。半導体素子2は、配線基板1の略中央部にフリップチップ実装などで実装される。キャパシタ3は、半導体素子2の周囲に複数搭載されている。キャパシタ3は、半導体素子2にかかる電圧が低下した際に、電圧が低下しないように補助するために使用される。キャパシタ3は特に限定されず、例えば積層セラミックコンデンサ(MLCC)などが挙げられる。
一実施形態に係る配線基板1において、半導体素子2およびキャパシタ3の搭載面と反対の面には、絶縁層と導体層とが積層されたビルドアップ層が形成されている。ビルドアップ層の表面には、ハンダバンプ4が形成されており、マザーボード(図示せず)などと接続される。一実施形態に係る配線基板1は、コア層63の上下面に導体層7と絶縁層6とを積層させた構造を有しており、配線基板1の両表面には、ソルダーレジスト5が形成されている。一実施形態に係る配線基板1には、導体層7同士を電気的に接続するためのビア8、および配線基板1の上下面を電気的に接続するためのスルーホール9が、絶縁層6に形成されている。
図2〜4は、一実施形態に係る配線基板1に形成された導体層7を示す。図2は、図1に示す配線基板の領域Xを矢印A方向から見た際の第1絶縁層61に形成された導体層7(第1導体層71と記載する場合がある)の一部を示す平面図である。図3は、図1に示す配線基板の領域Xを矢印A方向から見た際の第2絶縁層62に形成された導体層7(第2導体層72と記載する場合がある)の一部を示す平面図である。図4は、図1に示す配線基板の領域Xを矢印A方向から見た際の第3絶縁層(コア層)63に形成された導体層7(第3導体層73と記載する場合がある)の一部を示す平面図である。
第1導体層71、第2導体層72および第3導体層73は、少なくともグランド層および電源層を含む。グランド層および電源層は、導電性を有する材料で形成されていれば限定されない。導電性を有する材料としては、例えば、銅、ニッケル、金、錫、クロム、チタン、タングステン、モリブデンなどが挙げられる。グランド層および電源層の形成方法は限定されず、例えば、予め絶縁層6の表面に形成された銅などの導電材料で形成された層を、公知の方法でレジストを露光および現像して、導電材料の一部をエッチングする方法や、パターンめっきによって形成する方法などが挙げられる。第1導体層71、第2導体層72および第3導体層73は、例えば5〜50μm程度の厚みを有しており、それぞれ同じ厚みを有していてもよく、異なる厚みを有していてもよい。
図2に示すように、第1導体層71は、グランド層711および電源層712を含む。グランド層711および電源層712には、破線で示すようにキャパシタ3が電気的に接続される。さらに、第1導体層71には、半導体素子2の電極が接続される位置に、半導体素子パッド21が形成されている。半導体素子パッド21は、グランド用の半導体素子パッド211、電源用の半導体素子パッド212および信号用の半導体素子パッド213を含む。グランド用の半導体素子パッド211は、グランド層711の一部を円形に形成して得られるのではない。ソルダーレジスト5に形成された開口部から露出している部分のグランド層711が、半導体素子パッド21として機能する。図2には、ソルダーレジスト5を図示していないが、半導体素子パッド21の位置を便宜上示している。
半導体素子2は、一実施形態に係る配線基板1のほぼ中央部に搭載される。図2は、一実施形態に係る配線基板1を十字に4等分したうちの1つの部分(図1の領域X)を示しているため、半導体素子2が搭載される位置を破線で示している。
図3に示すように、第2導体層72は、グランド層721、電源層722および信号配線723を含む。信号配線723の一方の端部は、第1導体層71に形成された半導体素子パッド213と接続するため、第1絶縁層61に形成されたビア8(図示せず)と接続されている。信号配線723の他方の端部は、外部接続パッド(図示せず)と接続するため、第2絶縁層62に形成されたビア8(図示せず)と接続されている。
図3に示すように、第2導体層72に含まれるグランド層721の一部は、電源層722からのノイズが信号配線723に影響しないように、信号配線723の両側に沿うように形成されている。この信号配線723の両側に沿うように形成されたグランド層721間、すなわち領域(A)には、電源層722が形成されている。グランド層721は、半導体素子パッド211と第1導体層71に含まれるグランド層711に形成されたキャパシタ接続部(図示せず)とを電気的に接続している。電源層722は、半導体素子パッド212と第1導体層71に含まれる電源層712とを電気的に接続している。
図4に示すように、第3導体層73は、グランド層731と電源層732とを含む。第3絶縁層73に形成された導体層に含まれるグランド層731の一部は、第2絶縁層72に形成された信号配線723および信号配線723の両側に沿うように形成されたグランド層721と対向するように形成されている。電源層732は、第2導体層72に含まれる電源層722と、第2絶縁層62に形成されたビア8(図示せず)を介して電気的に接続されている。
図4に示すように、第2導体層72に含まれる電源層722が形成されている領域(A)に対向する位置、すなわち領域(B)には、形状的に独立したグランド層731が形成されている。このように、領域(A)に電源層722が形成され、この領域(A)と対向する領域(B)に形状的に独立したグランド層731が形成されることによって、電源層722と形状的に独立したグランド層731との間で相互インダクタンスが発生しやすくなる。その結果、半導体素子2とキャパシタ3とをつなぐ回路内で生じるループインダクタンスが小さくなり、キャパシタ3から半導体素子2へ、電力が供給されやすくなる。
ここで、導体層7が形成される絶縁層6について説明する。絶縁層6、すなわち一実施形態に係る配線基板1において、第1絶縁層61、第2絶縁層62および第3絶縁層63は、絶縁性を有する素材で形成されていれば特に限定されない。絶縁性を有する素材としては、例えば、エポキシ樹脂、ビスマレイミド−トリアジン樹脂、ポリイミド樹脂、ポリフェニレンエーテル樹脂などの樹脂が挙げられる。これらの樹脂は単独で使用してもよく、2種以上を混合して使用してもよい。
第1絶縁層61、第2絶縁層62および第3絶縁層63は、同じ樹脂で形成されていてもよく、異なる樹脂で形成されていてもよい。第1絶縁層61、第2絶縁層62および第3絶縁層63は、例えば10〜1000μm程度の厚みを有しており、それぞれ同じ厚みを有していてもよく、異なる厚みを有していてもよい。一実施形態に係る配線基板1では、第3絶縁層63をコア層として扱っているため、第3絶縁層63は、第1絶縁層61および第2絶縁層62と比べて厚く形成されている。
第1絶縁層61、第2絶縁層62および第3絶縁層63には、補強材が含まれていてもよい。補強材としては、例えば、ガラス繊維、ガラス不織布、アラミド不織布、アラミド繊維、ポリエステル繊維などが挙げられる。これらの補強材は単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。さらに、第1絶縁層61、第2絶縁層62および第3絶縁層63には、シリカ、硫酸バリウム、タルク、クレー、ガラス、炭酸カルシウム、酸化チタンなどの無機充填材が含まれていてもよい。これらの無機充填材は単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。
上述のように、第1絶縁層61および第2絶縁層62にはビア8が形成されている。ビア8の形成方法は限定されず、例えばレーザー加工が採用される。ビア8には、各絶縁層6に形成された電源層を電気的に接続するための電源用ビア、各絶縁層6に形成されたグランド層を電気的に接続するためのグランド用ビア、信号配線に接続される信号用ビアが存在する。第3絶縁層(コア層)63には、一実施形態に係る配線基板1の上下面を電気的に接続するためのスルーホール9が形成されている。スルーホール9の形成方法も限定されず、例えばドリル加工が採用される。
次に、本開示の他の実施形態に係る配線基板について、図5〜7に基づいて説明する。上述の部材と同じ部材には、同符号を付して説明は省略する。
他の実施形態に係る配線基板は、第2絶縁層に形成された導体層および第3絶縁層に形成された導体層の構造の点で、一実施形態に係る配線基板1と相違する。図5〜7は、他の実施形態に係る配線基板に形成された導体層を示す。
図5は、他の実施形態に係る配線基板について、図1に示す配線基板と同様、領域Xに相当する領域を矢印A方向から見た際の第1絶縁層に形成された導体層(第1導体層71)の一部を示す平面図である。図5に示す第1導体層71は、図2に示す第1導体層71と同じであり、詳細な説明は省略する。第1絶縁層、第2絶縁層および第3絶縁層についても、一実施形態に係る配線基板1と同じであり、詳細な説明は省略する。
図6は、他の実施形態に係る配線基板について、図1に示す配線基板と同様、領域Xに相当する領域を矢印A方向から見た際の第2絶縁層に形成された導体層(第2導体層72’)の一部を示す平面図である。
図6に示すように、第2導体層72’は、グランド層721’、電源層722’および信号配線723’を含む。信号配線723’の一方の端部は、第1導体層71に形成された半導体素子パッド213と接続するため、第1絶縁層61に形成されたビア8(図示せず)と接続されている。信号配線723’の他方の端部は、外部接続パッド(図示せず)と接続するため、第2絶縁層62に形成されたビア8(図示せず)と接続されている。
図6に示すように、第2導体層72’に含まれるグランド層721’の一部は、電源層722’からのノイズが信号配線723’に影響しないように、信号配線723’の両側に沿うように形成されている。この信号配線723’の両側に沿うように形成されたグランド層721’間、すなわち領域(A)には、形状的に独立したグランド層721’が形成されている。グランド層721’は、半導体素子パッド211と第1導体層71に含まれるグランド層711に形成されたキャパシタ接続部(図示せず)とを電気的に接続している。電源層722’は、半導体素子パッド212と第1導体層71に含まれる電源層712とを電気的に接続している。
図7は、他の実施形態に係る配線基板について、図1に示す配線基板と同様、領域Xに相当する領域を矢印A方向から見た際の第3絶縁層(コア層)に形成された導体層(第3導体層73’)の一部を示す平面図である。
図7に示すように、第3導体層73’は、グランド層731’と電源層732’とを含む。第3絶縁層73’に形成された導体層に含まれるグランド層731’の一部は、第2絶縁層72’に形成された信号配線723’および信号配線723’の両側に沿うように形成されたグランド層721’と対向するように形成されている。電源層732’は、第2導体層72’に含まれる電源層722’と、第2絶縁層62に形成されたビア8(図示せず)を介して電気的に接続されている。
図7に示すように、第2導体層72’に含まれる形状的に独立したグランド層721’が形成されている領域(A)に対向する位置、すなわち領域(B)には、電源層732’が形成されている。このように、領域(A)に形状的に独立したグランド層721’が形成され、この領域(A)と対向する領域(B)に電源層732’が形成されることによって、電源層732’と形状的に独立したグランド層721’との間で相互インダクタンスが発生しやすくなる。その結果、半導体素子2とキャパシタ3との間で生じるループインダクタンスが小さくなり、キャパシタ3から半導体素子2へ電力が供給されやすくなる。
次に、一実施形態に係る配線基板1および他の実施形態に係る配線基板を用いて、100MHzの周波数におけるループインダクタンスを検証した。具体的には電磁界シミュレータを用いて、配線基板全体の電源およびグランドにおける半導体素子の全ての半導体素子パッドおよび配線基板の上面に実装されるキャパシタを経由する回路内のループインダクタンスを測定した。比較として、一実施形態に係る配線基板1において、第3導体層73に電源層を含まない(第3導体層がグランド層のみである)従来の配線基板を用いた。
まず、従来の配線基板について、発生したループインダクタンスは118.6pHであった。一方、一実施形態に係る配線基板1について、発生したループインダクタンスは106.3pHであり、従来の配線基板と比べて約10.4%小さくなっていることがわかる。さらに、他の実施形態に係る配線基板について、発生したループインダクタンスは110.2pHであり、従来の配線基板と比べて約7.1%小さくなっていることがわかった。
本開示の配線基板は、上述の実施形態に限定されない。例えば、上述の実施形態に係る配線基板では、半導体素子が搭載される側に形成されている3絶縁層のうち、第3絶縁層がコア層として扱われている。しかし、コア層用の絶縁層をさらに設けてもよく、半導体素子が搭載される側の絶縁層の層数を増加させてもよい。
さらに、本開示の配線基板は、信号配線が形成される第2絶縁層を中心に上下各1層の絶縁層が形成された積層構造を1つのユニットとして、このユニットが複数積層された構造を有していてもよい。
1 配線基板
2 半導体素子
21 半導体素子パッド
211 グランド用の半導体素子パッド
212 電源用の半導体素子パッド
213 信号用の半導体素子パッド
3 キャパシタ
4 ハンダバンプ
5 ソルダーレジスト
6 絶縁層
61 第1絶縁層
62 第2絶縁層
63 第3絶縁層(コア層)
7 導体層
71 第1導体層
72、72’ 第2導体層
73、73’ 第3導体層
711、721、731、721’、731’ グランド層
712、722、732、722’、732’ 電源層層
723、723’ 信号配線
8 ビア
9 スルーホール

Claims (2)

  1. キャパシタが搭載される側から順に、第1絶縁層、第2絶縁層および第3絶縁層の少なくとも3層の絶縁層が積層された構造を有しており、
    前記第1絶縁層、前記第2絶縁層および前記第3絶縁層それぞれの一方の主面には、少なくともグランド層および電源層を含む導体層が位置しており、
    前記キャパシタが、前記第1絶縁層に位置している導体層に含まれるグランド層および電源層に接続されるように配置されており、
    前記第2絶縁層に位置している導体層が複数の信号配線をさらに含み、前記第2絶縁層に位置している導体層に含まれるグランド層の一部が、前記信号配線の両側に沿うように位置しており、
    前記第3絶縁層に位置している導体層に含まれるグランド層の一部が、前記信号配線および前記信号配線の両側に沿うように位置しているグランド層と対向するように位置しており、
    前記第2絶縁層に位置している導体層に含まれる電源層と、前記第3絶縁層に位置している導体層に含まれる電源層とが、ビアを介して接続されており、
    下記の領域(A)および領域(B)のうち、一方には形状的に独立したグランド層が位置しており、他方には電源層が位置している、
    配線基板。
    領域(A):前記第2絶縁層において、前記信号配線の両側に沿うように位置しているグランド層間。
    領域(B):前記第3絶縁層において、前記信号配線および前記信号配線の両側に沿うように位置しているグランド層と対向するように位置しているグランド層間。
  2. 前記領域(A)に電源層が位置しており、前記領域(B)に形状的に独立したグランド層が位置している請求項1に記載の配線基板。
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