JP2020082964A - 作業車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明の課題は、リザーブタンクの液量を容易に確認できる作業車両を、提供することにある。【解決手段】作業車両100は、車両本体1と、エンジン17と、冷却ユニット20と、リザーブタンク23とを、備える。車両本体1は、エンジンルーム9を有する。エンジン17は、エンジンルーム9の内部空間Sに配置される。冷却ユニット20は、エンジン17を冷却するために、エンジンルーム9の内部空間Sに配置される。密閉式のリザーブタンク23は、冷却ユニット20の上方において、エンジンルーム9の上パネル9aの孔部9bに配置される。リザーブタンク23は、タンク本体24と、液量確認部25とを、有する。液量確認部25は、タンク本体24の側部に、配置される。【選択図】図4A

Description

本発明は、作業車両に関する。
従来の作業車両では、密閉式のリザーブタンクがエンジンルーム内の冷却装置の上部に設けられている。例えば、特許文献1に開示された密閉式のリザーブタンクの内部には、エンジンを冷却するための冷却水が、貯えられる。冷却水は、密閉式のリザーブタンクの注水口から補充される。
特開2016−89422号公報
一般的には、密閉式のリザーブタンクは、大型の作業車両に搭載される。この場合、作業者は、エンジンルームの上部に上って、リザーブタンクの液量を確認する。一方で、小型の作業車両に対しても、冷却水及び外気の遮断性能を向上するために、密閉式のリザーブタンクを搭載することが、望まれている。
ここで、密閉式のリザーブタンクを小型の作業車両に搭載する場合、作業者は、エンジンルームの上部に上ることなく、密閉式のリザーブタンクの液量を地上から確認できることが望ましい。
しかしながら、従来技術のように密閉式のリザーブタンクを大型の作業車両に搭載した場合、作業者が密閉式のリザーブタンクの液量を地上から確認することは、想定されていない。このため、密閉式のリザーブタンクが、冷却装置の上方、例えば作業者の目線より上方に、配置されると、作業者は、密閉式のリザーブタンクの液量を地上から確認することが難しい。
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであって、本発明の目的は、密閉式のリザーブタンクの液量を容易に確認できる作業車両を、提供することにある。
本発明の一態様に係る作業車両は、エンジンと、冷却装置と、リザーブタンクとを、備える。エンジンは、車両本体に設けられたエンジンルームの内部空間に、配置される。冷却装置は、エンジンを冷却するために、エンジンルームの内部空間に配置される。密閉式のリザーブタンクは、冷却装置の上方に配置される。密閉式のリザーブタンクは、タンク本体と、液量確認部とを、有する。は、タンク本体は、冷却液回路を介して冷却装置に接続される。液量確認部は、タンク本体内の液量を確認するために、タンク本体に設けられる。ここで、エンジンルームの天板は、リザーブタンクが配置される孔部を、有する。液量確認部は、タンク本体の側部に配置される。
本発明の一態様に係る作業車両では、密閉式のリザーブタンクは、リザーブタンクにおけるタンク本体内の液量を確認するための液量確認部を、有しているので、密閉式のリザーブタンクの液量を容易に確認できる。
詳細には、液量確認部は、タンク本体の側部に配置されるので、エンジンルームの天板の上方から、液量確認部を容易に確認することができる。また、エンジンルームの内側からも、液量確認部を容易に確認することができる。このように、密閉式のリザーブタンクの液量を、エンジンルームの内外の両方から容易に確認できる。
本発明の実施形態に係る作業車両の斜視図。 カバー部材が閉じた状態における作業車両を後方から見た後面図。 カバー部材が開いた状態における作業車両を後方から見た後面図。 リザーブタンクを上方から見た平面図。 リザーブタンクを後方から見た後面図。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態に係る作業車両100について、説明する。作業車両100は、例えば、油圧ショベルである。
図1及び図2に示すように、作業車両100は、車両本体1と、作業機2とを、有する。車両本体1は、旋回体3と、走行装置5とを、有する。旋回体3は、油圧モータ(図示しない)によって旋回可能に構成される。旋回体3は、運転室4と、エンジンルーム9と、カウンタウェイト16とを、有する。
運転室4は、旋回体3の前部に載置される。エンジンルーム9は、運転室4の後方に、配置される。カウンタウェイト16は、車両本体1の後部、例えばエンジンルーム9の後部に、配置される。走行装置5は、履帯5a,5bを有する。作業車両100は、履帯5a,5bの回転によって、走行する。
作業機2は、車両本体1の前部に搭載される。作業機2は、ブーム6と、アーム7と、バケット8とを、有する。ブーム6の基端部は、車両本体1の前部に揺動可能に取り付けられる。アーム7の基端部は、ブーム6の先端部に揺動可能に取り付けられる。アーム7の先端部には、バケット8が揺動可能に取り付けられる。
なお、本実施形態では、特に記載がない限り、前方(前部)及び後方(後部)は、作業車両100の車両前後方向において、作業車両100の前方(前部)及び後方(後部)を意味する。図1では、紙面上において、作業車両100より左側が前方に対応し、作業車両100より右側が後方に対応する。
また、左方(左側)及び右方(左側)は、作業車両100を後方から見た場合の方向を示す。図2では、紙面上において、作業車両100より左側が左方に対応し、作業車両100より右側が右方に対応する。
さらに、下方は、重力が作業車両100に作用する方向を、下方と示す。上方は、下方とは反対の方向を示す。図2では、紙面上において、作業車両100より下側が下方に対応し、作業車両100より上側が上方に対応する。
また、特に記載がない限り、「後方視」とは、「車両前後方向において、作業車両100を後方から前方に向かって見た場合」を意味する文言である。「上方視」とは、「作業車両100を上方から下方に向かって見た場合」を意味する文言である。
<カウンタウェイト>
カウンタウェイト16は、作業機2に荷重がかかった際に作業車両100の重心の移動を許容範囲内に納めるためのものである。図1〜図3に示すように、カウンタウェイト16は、エンジンルーム9に取り付けられる。例えば、エンジンルーム9の後部に、取り付けられる。
なお、カウンタウェイト16の説明で用いられる「左右」という文言は、カウンタウェイト16が車両本体1の後部(エンジンルーム9の後部)に取り付けられた状態で、カウンタウェイト16を後方から見た後方視において、車幅方向の左側を「左」と記し、車幅方向の右側を「右」と記す。
図2及び図3に示すように、カウンタウェイト16は、ウェイト本体40と、第1から第3カバー部材46,47,48とを、有する。
(ウェイト本体)
図3に示すように、ウェイト本体40は、第1開口41aと、第2開口42a(開口の一例)と、第3開口43aとを、有する。ウェイト本体40は、第1枠部41bと、第2枠部42bと、第3枠部43bとを、さらに有する。
第1開口41a、第2開口42a、及び第3開口43aは、例えば、エンジンルーム9内の構成部品をメンテナンスするために用いられる。第1開口41aは、エンジン17の後方において、ウェイト本体40に設けられる。第1開口41aは、第2開口42a及び第3開口43aの間において、車幅方向におけるウェイト本体40の中央部を、貫通する。例えば、車幅方向は、図3における紙面上の左右方向に対応している。
第2開口42aは、液量確認部25を後方から視認可能なように、車幅方向の第1方向側の部分に設けられる。第2開口42aは、車幅方向の第1方向側の部分を、貫通する。例えば、第2開口42aは、ウェイト本体40の左側の部分を、貫通する。
第3開口43aは、車幅方向の第2方向側の部分を、貫通する。例えば、第3開口43aは、ウェイト本体40の右側の部分を、貫通する。なお、車幅方向の第2方向は、車幅方向において、第1方向とは反対の方向である。
第1枠部41bは、第1開口41aを取り囲む部分である。第1枠部41bは、第2枠部42b及び第3枠部43bの間の部分を、形成する。第1枠部41bは、ウェイト本体40の中央部を形成する。
第2枠部42bは、第2開口42aを取り囲む部分である。第2枠部42bは、ウェイト本体40における車幅方向の第1方向側の部分、例えばウェイト本体40の左側の部分を、形成する。第2枠部42bは、第1枠部41bと一体に形成される。
第3枠部43bは、第3開口43aを取り囲む部分である。第3枠部43bは、ウェイト本体40における車幅方向の第2方向側の部分、例えばウェイト本体40の右側の部分を、形成する。第3枠部43bは、第1枠部41bと一体に形成される。
(カバー部材)
図2及び図3に示すように、第1カバー部材46は、第1開口41aを覆う部材である。第1カバー部材46は、図示しないヒンジ部を介して、ウェイト本体40に揺動可能取り付けられる。
第2カバー部材47は、第2開口42aを覆う部材である。第2カバー部材47は、図示しないヒンジ部を介して、ウェイト本体40に揺動可能に取り付けられる。第3カバー部材48は、第3開口43aを覆う部材である。第3カバー部材48は、図示しないヒンジ部を介して、ウェイト本体40に揺動可能に取り付けられる。
<エンジンルーム>
図1に示すように、エンジンルーム9は、車両本体1に設けられる。図3に示すように、エンジンルーム9は、内部空間Sを有する。エンジンルーム9の内部空間Sには、エンジン17と、冷却構造19とが、配置される。エンジンルーム9の内部空間Sには、密閉式のリザーブタンク23と、仕切り板31(仕切り部の一例)とが、さらに配置される。すなわち、作業車両100は、エンジン17と、冷却構造19と、リザーブタンク23と、仕切り板31とを、備える。
図1に示すように、エンジンルーム9は、上パネル9a(エンジンルームの天板の一例)と、図示しない左右のパネルとを、有する。図1〜図3に示すように、上パネル9aは、エンジンルーム9の上部を構成する。上パネル9aは、リザーブタンク用の孔部9bと、蓋部材9cとを、有する。
図1及び図4Aに示すように、リザーブタンク用の孔部9bは、上パネル9aに設けられる。例えば、リザーブタンク用の孔部9bは、上パネル9aを貫通する。図4Aに示すように、リザーブタンク用の孔部9bには、リザーブタンク23が配置される。
図1に示すように、蓋部材9cは、リザーブタンク用の孔部9bを、覆う。図3に示すように、蓋部材9cは、リザーブタンク23を覆う。
蓋部材9cは、上パネル9aの外面に、取り付けられる。例えば、蓋部材9cは、上パネル9aに着脱可能に取り付けられる。この状態において、蓋部材9cを上パネル9aから取り外すことによって、冷却水が、リザーブタンク23に補給される。また、蓋部材9cを上パネル9aから取り外すことによって、リザーブタンク23の液量確認部25(後述する)を介して、リザーブタンク23の液量が確認される。
図4A及び図4Bに示すように、リザーブタンク23及びリザーブタンク用の孔部9bの間には、シール部材10(シール部の一例)が配置される。シール部材10は、蓋部材9cの内側において、リザーブタンク23及びリザーブタンク用の孔部9bの間の隙間を、塞ぐ。例えば、シール部材10は、エンジン側の隙間を塞ぐように、上パネル9aに取り付けられる。詳細には、シール部材10は、内部空間Sにおける第1空間S1(後述する)の上方に設けられる隙間を、塞ぐように、上パネル9aに取り付けられる。
<エンジン>
図3に示すように、エンジン17は、車両本体1に配置される。詳細には、エンジン17は、エンジンルーム9の内部空間Sに配置される。エンジン17の後方には、第1開口41aが、配置される。なお、図3では、エンジンルーム9の内部空間Sに配置される構成部品が、簡略化されて示されている。
例えば、エンジン17は、エンジンルーム9の内部空間Sに配置される。エンジン17は、走行装置5(例えば、履帯5a,5b)と、作業機2(例えばブーム6、アーム7、及びバケット8)とを、油圧系(図示しない)を介して、駆動する。
具体的には、エンジン17は、油圧モータを含む油圧系を介して、走行装置5を駆動する。詳細には、エンジン17の駆動力によって油圧モータを作動させることによって、走行装置5が駆動する。また、エンジン17は、油圧ポンプ及び油圧シリンダを含む油圧系を介して、作業機2を駆動する。詳細には、エンジン17の駆動力によって油圧ポンプ及び油圧シリンダを作動させることによって、作業機2が駆動する。
<冷却構造>
図3に示すように、冷却構造19は、エンジンルーム9の内部空間Sに配置される。冷却構造19は、冷却ファン21と、冷却ユニット20(冷却装置の一例)とを、有する。
(冷却ファン)
冷却ファン21は、エンジンルーム9内の空気が冷却ユニット20を通過するように、エンジンルーム9内の空気の流れを、生成する。冷却ファン21は、エンジン17によって駆動される。
図3に示すように、冷却ファン21は、車幅方向において、冷却ユニット20と並べて配置される。また、冷却ファン21は、車幅方向において、エンジン17と冷却ユニット20との間に、配置される。
詳細には、冷却ファン21は、後方視において、エンジン17の左側且つ冷却ユニット20に右側に、配置される。冷却ファン21は、ファンシュラウド26に回転可能に取り付けられる。
ファンシュラウド26は、冷却ユニット20のラジエータ27(後述する)を通過した空気を、冷却ファン21に向けて案内する。ファンシュラウド26は、冷却ユニット20に取り付けられる。ファンシュラウド26の内部には、冷却ファン21が配置される。
(冷却ユニット)
図3に示すように、冷却ユニット20は、エンジンルーム9の内部空間Sに配置される。詳細には、冷却ユニット20は、エンジンルーム9の第2空間S2(後述する)に配置される。
冷却ユニット20は、ラジエータ27を、有する。なお、冷却ユニット20は、運転室4に装着される空調装置(図示しない)を冷却するコンデンサ(図示しない)を、含んでいてもよい。また、冷却ユニット20は、オイルクーラ(図示しない)を含んでいてもよい。
ラジエータ27は、冷却液を冷やすための熱交換器である。冷却液は、ラジエータ27及びエンジン17の間において循環する。例えば、冷却液は、ラジエータ27からエンジン17に供給され、エンジン17の温度を下げる。エンジン17において温度が上昇した冷却液は、エンジン17からラジエータ27に戻り、ラジエータ27において冷却される。ここで、ラジエータ27は、エンジンルーム9内の空気が通過可能に構成される。エンジンルーム9内の空気がラジエータ27を通過することによって、冷却液が冷却される。
ラジエータ27は、エンジン17の側方に配置される。ここでは、ラジエータ27は、後方視において、エンジン17の左側に、配置される。
ラジエータ27は、エンジンルーム9の外部からエンジンルーム9の内部に取り込まれた空気の流れを、受けることができるように、空気の流れ方向に交差する面上に配置される。例えば、図3に示すように、ラジエータ27は、車幅方向に垂直な面上に配置される。
空気の流れ方向は、冷却ファン21によって決定される。エンジンルーム9内の空気は、車幅方向に沿って流れる。例えば、図3では、空気は、第2開口42aの前方に設けられるエンジンルーム9(第2空間S2)から、冷却ユニット20を介して、エンジン17に向かって流れる。
ここで、冷却ファン21が回転した場合、エンジンルーム9内の空気は、車幅方向に沿って流れる。例えば、エンジンルーム9内の空気は、ファンシュラウド26によって、ラジエータ27から冷却ファン21に案内される。その後、この空気は、冷却ファン21からエンジン17に向かって流れる。これにより、エンジン17の冷却液が、冷却される。
<リザーブタンク>
リザーブタンク23は、例えば、エクスパンションタンクである。図3に示すように、リザーブタンク23は、冷却ユニット20の上方に配置される。
図4A及び図4Bに示すように、リザーブタンク23は、エンジンルーム9におけるリザーブタンク用の孔部9bに、配置される。
リザーブタンク23は、密閉式のタンク本体24と、液量確認部25とを、有する。タンク本体24の内部には、冷却水が貯えられる。冷却水は、液補給部24aを介して、タンク本体24に補給される。タンク本体24は、冷却液回路(図示しない)を介して、ラジエータ27に接続される。タンク本体24は、仕切り板31に取り付けられる。なお、タンク本体24は、仕切り板31及びカウンタウェイト16の両方に取り付けられてもよい。
なお、冷却液回路は、従来の構成と同様である。このため、ここでは、冷却液回路について簡単に説明する。冷却液回路は、タンク本体24をラジエータ27に連通させる。液補給部24aからタンク本体24に補給された冷却液は、冷却液回路を通過し、ラジエータ27に導かれる。また、ラジエータ27の冷却液が熱膨張した場合、ラジエータ27の冷却液は、冷却液回路を通過して、タンク本体24に戻る。
図4Aに示すように、タンク本体24は、リザーブタンク用の孔部9bに、配置される。図4Bに示すように、タンク本体24の上面24cは、上パネル9aの上面より上方に配置される。タンク本体24の下面24dは、上パネル9aの下面より下方に配置される。タンク本体24の側部24bは、タンク本体24の上面24c及びタンク本体24の下面24dと一体的に形成される。
タンク本体24は、例えば、金属製の筐体である。本実施形態では、タンク本体24は、板金によって、形成される。
タンク本体24は、上方視において第2開口42aに向く開口対向部24b1を、有する。タンク本体24が孔部9bに配置された状態において、開口対向部24b1は、タンク本体24の側部24bに設けられる。例えば、開口対向部24b1は、上方視において第2開口42aに向くように、タンク本体24の側部24bに設けられる。
本実施形態では、タンク本体24は、上方視において、多角形状に形成される。タンク本体24の側部24bを構成する一面が、開口対向部24b1として用いられる。開口対向部24b1は、上方視において、車幅方向に沿う直線に対して、傾斜している。上方視において開口対向部24b1に直交する方向Rには、第2開口42aが配置される。
なお、ここでは、タンク本体24は、上方視において、五角形状に形成される場合の例を示すが、タンク本体24の形状は他の形状であってもよい。また、開口対向部24b1は、平面であっても曲面であってもよい。また、開口対向部24b1には、凸部及び凹部等のような段差部が設けられてもよい。
液量確認部25は、タンク本体24内の液量を確認するためのものである。液量確認窓は、例えば、サイトグラスである。図4A及び図4Bに示すように、液量確認部25は、タンク本体24に設けられる。本実施形態では、液量確認部25は、タンク本体24とは別体に形成され、タンク本体24に取り付けられる。
なお、ここでは、液量確認部25がタンク本体24と別体に設けられる場合の例を示すが、液量確認部25は、タンク本体24の一部として、設けられてもよい。例えば、タンク本体24が樹脂性の筐体である場合、タンク本体24の少なくとも一部を透明に形成し、この部分を液量確認部25としてもよい。
図4Aに示すように、液量確認部25は、タンク本体24の側部24bに設けられる。詳細には、液量確認部25は、タンク本体24の後側において、タンク本体24の側部24bに設けられる。液量確認部25は、上方視においてカウンタウェイト16の第2開口42aの方向Rに向くように、タンク本体24に設けられる。
詳細には、液量確認部25は、タンク本体24の開口対向部24b1に、設けられる。液量確認部25は、タンク本体24の開口対向部24b1からリザーブタンク用の孔部9bの内周面に向けて突出するように、タンク本体24に設けられる。
なお、ここでは、液量確認部25がタンク本体24の開口対向部24b1から突出する場合の例を示すが、液量確認部25は、タンク本体24の開口対向部24b1と面一となるように、タンク本体24に設けられてもよい。また、液量確認部25は、タンク本体24の開口対向部24b1から凹んだ位置において、タンク本体24に設けられてもよい。
図4Aに示すように、液量確認部25は、上方視において、タンク本体24及びリザーブタンク用の孔部9bの間に、配置される。液量確認部25は、上方視において、タンク本体24及びカウンタウェイト16の第2開口42aの間に、配置される。カウンタウェイト16の第2開口42aは、図4Aの下側に配置される。
図4Bに示すように、液量確認部25は、上パネル9aの上面より下方に配置される。詳細には、液量確認部25は、後方視において、上パネル9aの上面より下方に配置される。また、液量確認部25の一部は、上パネル9aの下面より下方に配置される。詳細には、液量確認部25の一部は、後方視において、エンジンルーム9の天板の下面より下方に配置される。さらに、液量確認部25は、後方視において、カウンタウェイト16の第2開口42aの上辺より上方に配置される(図3を参照)。
なお、本実施形態では、液量確認部25の一部が上パネル9aの下面より下方に配置される場合の例を示したが、液量確認部25の全体が上パネル9aの下面より下方に配置されてもよい。
詳細には、図4Bに示すように、液量確認部25は、窓部25aと、保持部25bとを、有する。窓部25aは、可視光線を透過する材料から、構成される。例えば、窓部25aは、ガラスから構成される。窓部25aは、上パネル9aの上面よりも下方に配置される。窓部25aの一部は、上パネル9aの下面よりも下方に配置される。保持部25bは、窓部25aを保持し、タンク本体24に取り付けられる。
なお、本実施形態では、窓部25aの一部が上パネル9aの下面よりも下方に配置される場合の例を示したが、窓部25aの全体が上パネル9aの下面よりも下方に配置されてもよい。
<仕切り板>
図3に示すように、仕切り板31は、エンジンルーム9の内部空間Sにおいて、冷却ユニット20及びエンジン17の間に、配置される。
図3及び図4Bに示すように、仕切り板31は、内部空間Sを、エンジン17が配置される第1空間S1と、冷却ユニット20が配置される第2空間S2とに、区分する。言い換えると、内部空間Sは、仕切り板31によって、第1空間S1と第2空間S2とに区分される。
仕切り板31は、エンジンルーム9に取り付けられる。仕切り板31には、冷却ユニット20及びリザーブタンク23が、取り付けられる。
仕切り板31の上方には、リザーブタンク用の孔部9bが、配置される。すなわち、仕切り板31の上方には、リザーブタンク23例えばタンク本体24が、配置される。
例えば、仕切り板31は、板本体31aと、1対の突出部31bとを、有する。板本体31aは、冷却ユニット20及びエンジン17の間に、配置される。板本体31aの上方には、タンク本体24及びリザーブタンク用の孔部9bが、配置される。
1対の突出部31bは、板本体31aから突出している。1対の突出部31bは、互いに間隔を隔てて配置される。1対の突出部31bは、リザーブタンク用の孔部9bに配置される。1対の突出部31bの間には、タンク本体24が配置される。
ここでは、1対の突出部31bと、リザーブタンク23及びリザーブタンク用の孔部9bの間の隙間(第1空間S1の上方の隙間)との間に、シール部材10が配置される。このため、蓋部材9c及びリザーブタンク23の間の空気の第1空間S1への侵入が、シール部材10によって、防止される。
(まとめ)
本実施形態に係る作業車両100では、密閉式のザーブタンク23は、液量確認部25を、有しているので、リザーブタンク23の液量を容易に確認できる。
また、密閉式のリザーブタンク23は、リザーブタンク用の孔部9bに配置される。液量確認部25は、タンク本体24の側部例えば開口対向部24b1に、配置される。
この場合、エンジンルーム9(上パネル9a)の上方から、液量確認部25を容易に確認することができる。例えば、作業者は、脚立等を用いて、エンジンルーム9(上パネル9a)の上方から、液量確認部25を容易に確認することができる。また、エンジンルーム9の内側(第2空間S2側)から、液量確認部25を容易に確認することができる。例えば、作業者は、地上に立った状態において、エンジンルーム9(上パネル9a)の下方から、液量確認部25を容易に確認することができる。このように、作業車両100では、リザーブタンク23の液量を、エンジンルームの内外の両方から容易に確認できる。
また、液量確認部25が、上方視においてカウンタウェイト16の第2開口42aの方向Rに向くように、タンク本体24に設けられる。この場合、液量確認部25を、カウンタウェイト16の第2開口42aから容易に確認できる。すなわち、リザーブタンク23の液量を、液量確認部25を介して、カウンタウェイト16の第2開口42aから容易に確認できる。
また、液量確認部25は、タンク本体24の開口対向部24b1に、設けられる。このように構成しても、液量確認部25を第2開口42aから容易に確認することができる。すなわち、リザーブタンク23の液量を、液量確認部25を介して、カウンタウェイト16の第2開口42aから容易に確認できる。
また、タンク本体24の上面は、上パネル9aの上面より上方に配置される。また、タンク本体24の下面は、上パネル9aの下面より下方に配置される。
また、液量確認部25は、上パネル9aの上面より下方に配置される。液量確認部25の少なくとも一部は、上パネル9aの下面より下方に配置される。これにより、液量確認部25を、カウンタウェイト16の第2開口42aから容易に確認することができる。すなわち、リザーブタンク23の液量を、液量確認部25を介して、カウンタウェイト16の第2開口42aから容易に確認できる。
また、蓋部材9cが、リザーブタンク23及びリザーブタンク用の孔部9bを覆っているので、リザーブタンク用の孔部9bから内部空間Sへの水及び異物の侵入を、防止することができる。
また、シール部材10が、蓋部材9cの内側においてリザーブタンク23及びリザーブタンク用の孔部9bの間の隙間を、塞ぐ。これにより、第1空間S1から第2空間S2への空気の移動を、防止することができる。例えば、第1空間S1における高温の空気が、第2空間S2に移動しないように、シール部材10によって規制することができる。
また、仕切り板31によって、第1空間S1及び第2空間S2それぞれの気密性を、向上することができる。
また、リザーブタンク用の孔部9b(上パネル9aの孔部9b)が、仕切り板31及び蓋部材9cの間に配置された状態で、シール部材10は、エンジン17が配置される第1空間S1の上方の隙間を、塞ぐ。
これにより、第1空間S1から第2空間S2への空気の移動を、防止することができる。例えば、第1空間S1における高温の空気が、第2空間S2に移動しないように、シール部材10によって好適に規制することができる。
(他の実施形態)
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
(A)上記の実施形態では、作業車両の一例として油圧ショベルが示されたが、ホイールローダやブルドーザなど他の種類の作業車両に本発明が適用されてもよい。
(B)上記の実施形態では、冷却ユニット20が、ラジエータ27を有する場合の例が、示されたが、冷却ユニット20は、これらと異なる種類の冷却装置を有していてもよい。
(C)上記の実施形態では、液量確認部25を確認するための開口(第2開口42a)が、カウンタウェイト16に設けられる場合の例を示したが、液量確認部25を確認するための開口は、エンジンルーム9に直接的に設けられてもよい。例えば、この開口は、エンジンルーム9を構成する外装部材に設けられていてもよい。
本発明によれば、リザーブタンクの液量を容易に確認できる作業車両を、提供することができる。
1 車両本体
2 作業機
9 エンジンルーム
9b 孔部
9c 蓋部材
10 シール部材
16 カウンタウェイト
17 エンジン
20 冷却ユニット
23 リザーブタンク
24 タンク本体
25 液量確認部
27 ラジエータ
100 作業車両

Claims (11)

  1. 車両本体に設けられたエンジンルームの内部空間に配置されるエンジンと、
    前記エンジンを冷却するために前記内部空間に配置される冷却装置と、
    前記冷却装置の上方に配置され、冷却液回路を介して前記冷却装置に接続されるタンク本体と、前記タンク本体内の液量を確認するために前記タンク本体に設けられた液量確認部とを、有する密閉式のリザーブタンクと、
    を備え、
    前記エンジンルームの天板は、前記リザーブタンクが配置される孔部を、有し、
    前記液量確認部は、前記タンク本体の側部に配置される、
    作業車両。
  2. 前記エンジンルームの後部に設けられる開口、
    をさらに備え、
    前記液量確認部は、上方視において前記開口の方向に向くように、前記タンク本体に設けられる、
    請求項1に記載の作業車両。
  3. 前記エンジンルームの後部に設けられるカウンタウェイト、
    をさらに備え、
    前記カウンタウェイトは、前記開口を有し、
    前記液量確認部は、上方視において前記開口の方向に向くように、前記タンク本体に設けられる、
    請求項2に記載の作業車両。
  4. 前記タンク本体は、上方視において前記開口の方向に向く開口対向部を、有し、
    前記液量確認部は、前記開口対向部に設けられる、
    請求項2又は3に記載の作業車両。
  5. 前記タンク本体の上面は、前記エンジンルームの天板の上面より上方に配置される、
    請求項1から4のいずれか1項に記載の作業車両。
  6. 前記タンク本体の下面は、前記エンジンルームの天板の下面より下方に配置される、
    請求項1から5のいずれか1項に記載の作業車両。
  7. 前記液量確認部は、前記エンジンルームの天板の上面より下方に配置される、
    請求項1から6のいずれか1項に記載の作業車両。
  8. 前記液量確認部の少なくとも一部は、前記エンジンルームの天板の下面より下方に配置される、
    請求項1から7のいずれか1項に記載の作業車両。
  9. 前記エンジンルームの天板は、前記リザーブタンク及び前記孔部を覆う蓋部材を、さらに有する、
    請求項1から8のいずれか1項に記載の作業車両。
  10. 前記蓋部材の内側において、前記リザーブタンク及び前記孔部の間の隙間を塞ぐシール部、
    をさらに備える請求項9に記載の作業車両。
  11. 前記内部空間を、前記エンジンが配置される第1空間と、前記冷却装置が配置される第2空間とに、区分する仕切り部、
    をさらに備え、
    前記孔部は、前記仕切り部及び前記蓋部材の間に、配置され、
    前記シール部は、前記第1空間の上方の前記隙間を、塞ぐ、
    請求項10に記載の作業車両。
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