JP2020079863A - 非接触icタグ付き粘着ラベル - Google Patents

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恵美 淵
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Abstract

【課題】金属調の光沢感を有するとともに、樹脂成分、滑剤、オイル、水分等の成分がラベル内部に浸透することによる不具合が生じ難くい非接触ICタグ付き粘着ラベルを提供する。【解決手段】第1の接着剤層1と、前記第1の接着剤層1上に積層された表面基材フィルム2と、前記第1の接着剤層1上であって、かつ前記表面基材フィルム2の下に積層された非接触ICタグ3とを備えた非接触ICタグ付き粘着ラベル11であって、前記第1の接着剤層1上であって、かつ前記表面基材フィルム2の下に積層された絶縁性金属光沢層4と、前記第1の接着剤層1上であって、かつ前記表面基材フィルム2の下に積層され、低分子量成分の移行を防止するバリア層5とを備えることを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、非接触ICタグ付き粘着ラベルに関するものである。
従来から、運送や流通、販売管理、工場工程管理、在庫管理、商品の配送や荷物の取り扱いなど、様々な分野では、RFIDタグなどの非接触ICタグを有する粘着ラベルが用いられている。
RFIDタグを有する粘着ラベルは、高級感を出すために、金属調の美麗な光沢を有することが求められる場合がある。しかしながら、アルミ箔のような金属材料を使用したり、通常の金属蒸着した材料を使用すると、RFIDタグの読出し信号との干渉を起こしてし、通信阻害が生じることが知られている。このような問題を解決するため、例えば、特許文献1には、海・島構造の絶縁性金属蒸着層を形成することにより、通信特性を低下させずに、金属調の光沢感を持たせた非接触ICタグが開示されている。
より具体的には、錫(Sn)、亜鉛(Zn)、鉛(Pb)、ビスマス(Bi)、インジウム(In)の単体金属またはその群から選ばれた二種以上の金属からなる合金、または錫−アルミニウム(Sn−Al)、または錫−珪素(Sn−Si)からなる合金等の絶縁性金属を微小の孤立した島となるように蒸着することで、通信特性を低下させずに、金属調の光沢感を持たせた非接触ICタグが開示されている。
ところで、RFIDタグを有する粘着ラベルは、様々な用途に使用されるが、貼付される被着体や使用環境によっては、被着体またはラベルの表面から、樹脂成分(オリゴマー、モノマー等)、滑剤、オイル、水分等の移行することで、ラベルの性能劣化を引き起こす可能性がある。特に、海・島構造の絶縁性金属蒸着層を形成した非接触ICタグの場合、絶縁性金属が微小の孤立した島となるように蒸着されているため、通常の金属蒸着層を有するものに比べて、樹脂成分(オリゴマー、モノマー等)、滑剤、オイル、水分等の低分子成分がラベル内部に浸透しやすく、通信特性が低下したり、RFIDラベルの各層間の強度が低下したり、ラベルが被着体から脱落したり、ラベルが変色したりする等の不具合が生じる場合があった。
特開2007−172007号公報
本発明は、上記のような実状に鑑みてなされたものであり、金属調の光沢感を有するとともに、上記のような樹脂成分(オリゴマー、モノマー等)、滑剤、オイル、水分等の成分がラベル内部に浸透することによる不具合が生じ難くい非接触ICタグ付き粘着ラベルを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、第1の接着剤層と、前記第1の接着剤層上に積層された表面基材フィルムと、前記第1の接着剤層上であって、かつ前記表面基材フィルムの下に積層された非接触ICタグとを備えた非接触ICタグ付き粘着ラベルであって、
前記第1の接着剤層上であって、かつ前記表面基材フィルムの下に積層された絶縁性金属光沢層と、
前記第1の接着剤層上であって、かつ前記表面基材フィルムの下に積層され、低分子量成分の移行を防止するバリア層(以下、バリア層ということがある。)とを備えることを特徴とする。
本発明にかかる非接触ICタグ付き粘着ラベルは、絶縁性金属光沢層を備えるので、非接触ICタグの通信特性の低下させることなく、金属の光沢を備える意匠性の高い粘着ラベルを提供することができる。また、バリア層を備えるので、粘着ラベルが貼付される被着体側又は粘着ラベルの表面側から粘着ラベル内部へのガスや低分子量成分の浸透を防止して、通信特性の経時劣化や、絶縁性金属光沢層や表面基材フィルムの変色や、粘着ラベルの各層間の強度低下を防止することができる。
本発明の第一の実施形態にかかる非接触ICタグ付き粘着ラベルの構成を模式的に示す断面図である。 本発明の第二の実施形態にかかる非接触ICタグ付き粘着ラベルの構成を模式的に示す断面図である。 本発明の第三の実施形態にかかる非接触ICタグ付き粘着ラベルの構成を模式的に示す断面図である。 本発明の第四の実施形態にかかる非接触ICタグ付き粘着ラベルの構成を模式的に示す断面図である。 本発明の第五の実施形態にかかる非接触ICタグ付き粘着ラベルの構成を模式的に示す断面図である。
以下、本発明の第一の実施形態にかかる非接触ICタグ付き粘着ラベルについて、図面を参照して説明する。図1に示されるように、非接触ICタグ付き粘着ラベル11は、第1の接着剤層1と、第1の接着剤層1上に積層された表面基材フィルム2と、第1の接着剤層1上であって、かつ表面基材フィルム2の下に積層された非接触ICタグ3とを備えている。
また、非接触ICタグ付き粘着ラベル11は、第1の接着剤層1上であって、かつ表面基材フィルム2の下に積層された絶縁性金属光沢層4と、第1の接着剤層1上であって、かつ表面基材フィルム2の下に積層され、低分子量成分の移行を防止するバリア層5とを備えている。
本実施形態にかかる非接触ICタグ付き粘着ラベル11において、絶縁性金属光沢層4は、表面基材フィルム2の下に積層され、かつ、非接触ICタグ3上に、第2の接着剤層6を介して積層されている。バリア層5は、非接触ICタグ3の下に積層されている。
非接触ICタグ3は、後述するように、ベースフィルム面に導体アンテナパターンが形成され、アンテナパターンの端部にI C チップが装着されている。本発明において、非接触ICタグ3は、ベースフィルムのアンテナパターン側の面が表面基材フィルム2と対向するように積層されていてもよく、アンテナパターンとは反対側の面が表面基材フィルム2と対向するように積層されていてもよい。
また、本実施形態にかかる非接触ICタグ付き粘着ラベル11において、バリア層5は、絶縁性金属光沢層4の下に積層されている。バリア層5が被着体と絶縁性金属光沢層4の間に介在するので、被着体に起因するガス又は液状の低分子量成分の、絶縁性金属光沢層4への移行を防止し、絶縁性金属光沢層4や表面基材フィルム2の変色を防ぐことができる。
また、非接触ICタグ付き粘着ラベル11は、非接触ICタグ3の上面に第2の接着剤層6を備えている。第2の接着剤層6により、非接触ICタグ3と絶縁性金属光沢層4の間の接着強度を確保できる。
また、本実施形態にかかる非接触ICタグ付き粘着ラベル11は、必要に応じて、表面基材フィルム2の上面に積層された易接着層9を更に備えていてもよい。
また、非接触ICタグ付き粘着ラベル11は、第1の接着剤層1の下に剥離シート90を備えている。非接触ICタグ付き粘着ラベル11は、剥離シート90を剥がした後、第1の接着剤層1を介して、被着体(例えば、タイヤ、衣料品、化粧品、食品、医薬品、家電製品等の物品等)に貼付されて使用される。本発明にかかる非接触ICタグ付き粘着ラベル11は、樹脂成分(オリゴマー、モノマー等)、滑剤、オイル等の低分子量成分を含む被着体に好適に使用することができる。このような被着体に使用することで、絶縁性金属光沢層4や表面基材フィルム2の変色を防ぐ著しい効果が得られる。また、本発明にかかる非接触ICタグ付き粘着ラベル11は、粘着ラベルの表面側からのガスや低分子量成分の浸透が問題となる医薬品等の被着体に対しても好適に使用できる。このような被着体に使用することで、絶縁性金属光沢層4や表面基材フィルム2の変色を防ぐ効果に加えて、非接触ICタグ付き粘着ラベル11の表面側から、被着体にガスや低分子量成分が浸透することを防止する効果も得られる。
非接触ICタグ付き粘着ラベル11の厚さは特に制限されないが、例えば20〜1000μmであってもよく、例えば50〜250μmであってもよい。本明細書において、「厚さ」は、無作為に抽出された5箇所で厚さを測定した平均で表される値として取得できる。
<非接触ICタグ>
非接触ICタグ3とは、ICチップに物品の情報が記憶されたものであってよい。非接触ICタグ3に記憶された情報は、電波や電磁波等による非接触の方式で、読取装置により読み取ることができてよい。非接触ICタグ3には、電波や電磁波等による非接触の方式で、書込装置により情報を書き込むことができてよい。非接触ICタグ3は、上記の読み取りおよび書き込みの両方が可能であってよい。当該情報としては、商品の値段、サイズ、割引率、成分、材質、産地、銘柄、生産元、期限など、その商品の特徴を表す情報を例示できる。実施形態に係るICタグは、電子マネーカードに内蔵される貨幣情報が記憶されたICや、身分証に内蔵された保有者の個人情報が記憶されたICや、乗車カードに内蔵される乗車情報が記憶されたICとは区別される。
非接触ICタグ3は、ベースフィルム面に導体アンテナパターンを形成され、アンテナパターンの端部にI C チップが装着されている。アンテナパターンの形状は特に限定されず、例えば、電磁誘導型のコイル状アンテナ、パッチアンテナ、ダイポール型アンテナであってもよい。I C チップは、通常、非接触通信機能部と制御部および情報記憶のためのメモリを備えるものである。これらおよび回路の浮遊容量等の容量素子により、所定の共振周波数を生じる非接触I C タグ回路が形成されている。
<表面基材フィルム>
非接触ICタグ付き粘着ラベル11が有する表面基材フィルム2の材質は特に限定されるものではないが、例えば、ポリエチレンテレフタレート等のポリエステルフィルム、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィンフィルム、ポリ塩化ビニルフィルム、ポリカーボネートフィルム、(メタ)アクリル樹脂フィルム、ポリスチレンフィルム、酢酸セルロースフィルム等の樹脂フィルムが挙げられる。なお、本明細書において(メタ)アクリル樹脂とは、アクリル樹脂及びメタクリル樹脂を意味し、以下同様である。
非接触ICタグ付き粘着ラベル11では、表面基材フィルム2は透明であることが好ましい。ここでいう透明とは、表面基材フィルム2を介して絶縁性金属光沢層4を視認できる程度であればよい。
表面基材フィルム2の厚さは特に制限されないが、表面基材フィルム2を介して絶縁性金属光沢層4を視認できる程度の厚みであることが好ましく、例えば15〜300μmであってもよく、例えば25〜200μmであってもよい。
<絶縁性金属光沢層>
絶縁性金属光沢層4は、金属光沢を有し、非接触ICタグ付き粘着ラベル11に金属光沢を付与する層である。また、絶縁性金属光沢層4は、絶縁性を有する。当該層が絶縁性を有することで、非接触ICタグ3の情報の読み取り又は書き込みに使用される電波が妨害されず、非接触ICタグ3の情報の読み取り又は書き込みが良好となる。ここでいう絶縁性とは、非接触ICタグ3を利用した情報の読み取り又は書き込みが可能である程度であればよいが、絶縁性金属光沢層4の表面抵抗率が、1011〜1020Ω/□であることが好ましい。絶縁性金属光沢層4の表面抵抗率は、JIS K 7194に準拠して測定することができる。
金属光沢は、絶縁性金属光沢層4が金属光沢を有する金属材料を含むことで付与される。また、金属層がいわゆる海・島構造を有することで、金属層であっても絶縁性となることが知られている。海・島構造では、金属材料が不連続に(島状に)点在していることで、絶縁性が保たれている。島の平均サイズ(投影面積円相当径)は、50nm〜1μmであることが好ましい。
このような海・島構造は、錫、インジウム、亜鉛等のような表面張力の高い金属を含む金属材料を蒸着させることにより形成可能であることが知られている。本発明にかかる絶縁性金属光沢層4は、錫、インジウム及び亜鉛からなる群から選ばれる少なくとも一種の金属を含んでいることが好ましい。また、絶縁性金属光沢層4は、錫、インジウム及び亜鉛からなる群から選ばれる少なくとも一種の金属を含む蒸着層であることが好ましい。
上記に挙げた金属種のなかでは、金属光沢感、値段及び絶縁性の面から、錫が特に好ましい。絶縁性金属光沢層4が錫を含む蒸着層である場合には、絶縁性金属光沢層4における錫の含有量は、50〜100原子%であってもよく、80〜100原子%であってもよく、90〜100原子%であってもよい。
絶縁性金属光沢層4が、錫、インジウム、及び亜鉛からなる群から選ばれる少なくとも一種の金属を含む場合、絶縁性金属光沢層4は、非接触ICタグ3を利用した情報の読み取り又は書き込みを可能とする程度において、錫、インジウム及び亜鉛以外の金属を含んでいてもよい。例えば、絶縁性金属光沢層4はアルミニウムを含んでいてもよく、この場合の前記金属材料としては、錫―アルミニウム合金が挙げられる。
絶縁性金属光沢層4の厚さは特に制限されないが、例えば、1〜1000nmであってよく、5〜500nmであってもよく、10〜300nmであってもよい。
<バリア層>
バリア層5は、ガス又は液状の低分子量成分の移行を防止する層である。本明細書において低分子量成分とは、分子量2000以下の成分をいう。例えば、非接触ICタグ付き粘着ラベル11をタイヤラベルとして使用した場合、タイヤに含まれる可塑剤や老化防止剤などが低分子量成分となりうる。バリア層5は透明であることが好ましい。ここでいう透明とは、バリア層5を介して隣接する層を視認できる程度であればよい。
バリア層5は、例えば、ポリエチレンテレフタレート等のポリエステルフィルム、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィンフィルム、ポリ塩化ビニルフィルム、ポリカーボネートフィルム、(メタ)アクリル樹脂フィルム、ポリスチレンフィルム、酢酸セルロースフィルム等の樹脂フィルム上に、酸化珪素、酸化アルミニウム、酸化マグネシウム、酸化亜鉛、酸化インジウム、酸化スズ等の無機酸化物、窒化珪素等の無機窒化物、酸窒化珪素、酸窒化アルミニウム等の無機酸窒化物等の絶縁性の蒸着膜を形成することにより得られる。蒸着膜としては、汎用性、透明性、バリア性の観点から、酸化珪素の蒸着膜が好ましい。樹脂フィルムの厚さは特に制限されないが、例えば、1〜50μmであってもよく、5〜20μmであってもよい。蒸着膜の厚さは特に制限されないが、例えば、1〜1000nmであってよく、5〜500nmであってもよく、10〜300nmであってもよい。また、バリア層5は、ゴム系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、シクロオレフィン系樹脂、エポキシ系樹脂、エチレン−ビニルアルコール系共重合体、ポリビニルアルコール、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリクロロトリフロロエチレン、フッ化ポリエチレン、ポリテトラフルオロエチレン、ポリフッ化ビニリデン等の樹脂等のバリア性を有する樹脂から構成される層であってもよい。バリア性を有する樹脂は、汎用性、透明性、バリア性の観点から、エチレン−ビニルアルコール系共重合体から構成される層が好ましく、市販の樹脂材料(例えば、エチレン−ビニルアルコール系共重合体、株式会社クラレ製の製品名「エバール」、日本合成化学社製の製品名「ソアノール」)を用いてもよい。バリア層5がバリア性を有する樹脂から構成される層である場合、バリア層5の厚さは特に制限されないが、例えば、1〜50μmであってもよく、5〜20μmであってもよい。バリア層5の厚さが上記範囲であれば、非接触ICタグ付き粘着ラベル11の総厚みが厚くなりすぎず、ラベルの取り扱い性が良好となる。
非接触ICタグ付き粘着ラベル11は、バリア層5を有することにより、ガス又は液状の低分子量成分の移行を防止することができ、絶縁性金属光沢層4及び表面基材フィルム2の変色を防止することができる。さらに、バリア層5は、絶縁性の材料から形成されるため、非接触ICタグ3の情報の読み取り又は書き込みに使用される電波が妨害されず、非接触ICタグ3の情報の読み取り又は書き込みが良好となる。
<接着剤層>
第1の接着剤層1は、非接触ICタグ付き粘着ラベル11を被着体に貼付させる機能を有している。また、第2の接着剤層6は、非接触ICタグ3と他の層を接着する。
第1の接着剤層1及び第2の接着剤層6を構成する接着剤としては、特に制限はなく、接着剤または粘着剤(感圧性接着剤)のいずれも用いられうる。本発明において、接着剤は粘着剤(感圧性接着剤)を含むものとする。例えばアクリル系接着剤、ゴム系接着剤、シリコーン系接着剤、及びポリウレタン系接着剤などを、溶剤型、エマルション型、ホットメルト型、感熱型、感圧型、常温硬化型、光硬化型等の接着剤として用いることができる。
前記アクリル系接着剤としては、主成分として、例えばアクリル酸エステル単独重合体、アクリル酸エステル単位2種以上を含む共重合体及びアクリル酸エステルと他の官能性単量体との共重合体の中から選ばれた少なくとも1種を含有するものが用いられる。該アクリル酸エステルとしては、例えば(メタ)アクリル酸ブチル、(メタ)アクリル酸2−エチルヘキシル、(メタ)アクリル酸ドデシルなどが挙げられる。また、官能性単量体としては、例えば(メタ)アクリル酸ヒドロキシエチル、(メタ)アクリル酸ヒドロキシプロピルなどのヒドロキシル基含有単量体、(メタ)アクリルアミド、ジメチル(メタ)アクリルアミドなどのアミド基含有単量体、(メタ)アクリル酸などのカルボン酸基含有単量体などが挙げられる。ゴム系接着剤としては、スチレン−イソプレン−スチレン、スチレン−ブタジエン−スチレン等のブロック共重合体からなる、ホットメルト型が挙げられる。
ここで、第1の接着剤層1の表面抵抗率は、1012Ω/□以上であることが好ましい。このような表面抵抗率を有する第1の接着剤層1を採用することにより、非接触ICタグ3の通信特性の低下を防止できる。第1の接着剤層1の表面抵抗率は、JIS K 7194に準拠して測定することができる。
第1の接着剤層1及び第2の接着剤層6には、必要に応じて、架橋剤、粘着付与剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、光安定剤、軟化剤、シランカップリング剤、充填剤等のその他の成分が配合されていてもよい。これらは1種を単独で用いてもよく、2種以上を混合して用いてもよい。
第1の接着剤層1の厚さは、例えば5〜100μmであってもよく、例えば10〜50μmであってもよい。
第1の接着剤層1及び第2の接着剤層6は、その構成材料を含有する接着剤組成物を用いて形成できる。例えば、接着剤層の形成対象面に、接着剤層を構成するための各成分及び溶媒を含む接着剤組成物を塗工し、必要に応じて乾燥させて溶媒を揮発させることで、目的とする部位に接着剤層を形成できる。接着剤層の形成対象面としては、剥離ライナーの表面が挙げられる。
<易接着層>
易接着層9は、非接触ICタグ付き粘着ラベル11に文字、記号、図形などの印刷を設けるための層である。易接着層9は表面基材フィルム2の第1の接着剤層1が積層された側とは反対側の、表面基材フィルム2の表面に積層されている。
易接着層9は、印刷層の非接触ICタグ付き粘着ラベル11に対する密着性を向上させる目的で、非接触ICタグ付き粘着ラベル11に設けられている。易接着層9としては、アクリル系樹脂、スチレン系樹脂、ポリエステル系樹脂、ウレタン系樹脂、ポリエステルウレタン系樹脂、アクリルウレタン系樹脂などを用いることができる。易接着層9を形成する手段としては、バーコート法、グラビアコート法、ナイフコート法、ダイコート法などを用いることができる。
印刷は、易接着層9の表面にインキを積層させる又は含浸させることで形成できる。印刷部分は、層状であってよく、印刷層を形成していてもよい。印刷層については、予め形成した易接着層9の表面に形成することが好ましい。ここで、「印刷」とは、粘着ラベルの模様のように、一定の模様を大量に作製するもの、及び、シリアル番号のように可変情報を作製するもの、の両方を意味する。これらの印刷層の具体的な形態について特に制限はなく、従来公知の知見が適宜参照されうる。例えば、シート状基材の表面に一定の模様を形成する手段としては、白、黒、黄、赤、青、金、銀、パール等の色のインキを用いたフレキソ印刷、オフセット印刷、凸版印刷、シルクスクリーン印刷などが挙げられる。また、可変情報を形成する手段としては、熱転写方式、電子写真(静電)方式、インクジェット方式などが挙げられる。
非接触ICタグ付き粘着ラベル11は、非接触ICタグ3と組み合わせて物品の情報を提示できる。そのため、非接触ICタグ付き粘着ラベル11には、非接触ICタグ3に記憶された情報が対応する商品(非接触ICタグが取り付けられた商品)に関する情報が印刷されて記載されていることが好ましい。商品に関する情報とは、例えば、値段、サイズ、割引率、成分、材質、産地、銘柄、生産元、期限など、その商品の特徴を表す情報が挙げられる。
非接触ICタグ3に記憶された情報の内容と、非接触ICタグ付き粘着ラベル11に記載された情報の内容は、同じ意味を表す内容を含んでいてもよく、含んでいなくともよい。
易接着層9の厚さは、例えば0.001〜50μmであってもよく、例えば0.01〜10μmであってもよい。
易接着層9は、その構成材料を含有する組成物を用いて形成できる。例えば、易接着層9の形成対象面に、易接着層9を構成するための各成分及び溶媒を含む組成物を塗工し、必要に応じて乾燥させて溶媒を揮発させることで、目的とする部位に易接着層9を形成できる。易接着層9の形成対象面としては、表面基材フィルム2の表面が挙げられる。
非接触ICタグ付き粘着ラベル11は、上述の各層を対応する位置関係となるように順次積層することで製造できる。各層の形成方法は、先に説明したとおりである。
第1の接着剤層1の下面から非接触ICタグ3までの距離は、1μm以上が好ましく、10μm以上がより好ましく、40μm以上がさらに好ましい。粘着ラベル11が貼付される被着体が非接触ICタグ3の通信特性に干渉する場合であっても、被着面から非接触ICタグ3までの距離を長くすることにより、非接触ICタグ3の通信特性の低下を防止できる。
次に、本発明の第二の実施形態にかかる非接触ICタグ付き粘着ラベル21について図2を参照して説明する。非接触ICタグ付き粘着ラベル21は、表面基材フィルム2、非接触ICタグ3、絶縁性金属光沢層4及びバリア層5の相対的な位置関係が上から順に表面基材フィルム2、絶縁性金属光沢層4、バリア層5、非接触ICタグ3である点で、第一の実施形態にかかる非接触ICタグ付き粘着ラベル11と相違する。また、非接触ICタグ付き粘着ラベル21は上述した第1の接着剤層1以外に、バリア層5と非接触ICタグ3の間に第2の接着剤層6を備え、かつ、絶縁性金属光沢層4とバリア層5の間に第3の接着剤層8を備える点で、第一の実施形態にかかる非接触ICタグ付き粘着ラベル11と相違する。
なお、第3の接着剤層8を構成する接着剤としては、上述した第1の接着剤層1、第2の接着剤層6と同様の接着剤を使用することができる。
次に、本発明の第三の実施形態にかかる非接触ICタグ付き粘着ラベル31について図3を参照して説明する。非接触ICタグ付き粘着ラベル31は、表面基材フィルム2、非接触ICタグ3、絶縁性金属光沢層4及びバリア層5の相対的な位置関係が上から順に表面基材フィルム2、バリア層5、非接触ICタグ3、絶縁性金属光沢層4である点で、第一の実施形態にかかる非接触ICタグ付き粘着ラベル11と相違する。また、非接触ICタグ付き粘着ラベル31は非接触ICタグ3の上面に配置された第2の接着剤層6以外に、非接触ICタグ3の下面に第2の接着剤層7を備え、絶縁性金属光沢層4上に基材フィルム10を備えている点で、第一の実施形態にかかる非接触ICタグ付き粘着ラベル11と相違する。
なお、基材フィルム10としては、上述した表面基材フィルム2と同様の材料を使用することができる。
次に、本発明の第四の実施形態にかかる非接触ICタグ付き粘着ラベル41について図4を参照して説明する。非接触ICタグ付き粘着ラベル41は、表面基材フィルム2、非接触ICタグ3、絶縁性金属光沢層4及びバリア層5の相対的な位置関係が、上から順に表面基材フィルム2、バリア層5、絶縁性金属光沢層4、非接触ICタグ3である点で、第一の実施形態にかかる非接触ICタグ付き粘着ラベル11と相違する。
次に、本発明の第五の実施形態にかかる非接触ICタグ付き粘着ラベル51について図5を参照して説明する。非接触ICタグ付き粘着ラベル51は、表面基材フィルム2、非接触ICタグ3、絶縁性金属光沢層4及びバリア層5の相対的な位置関係が上から順に表面基材フィルム2、非接触ICタグ3、バリア層5、絶縁性金属光沢層4である点で、第一の実施形態にかかる非接触ICタグ付き粘着ラベル11と相違する。また、非接触ICタグ付き粘着ラベル51は非接触ICタグ3の上面に配置された第2の接着剤層6以外に、非接触ICタグ3の下面に第2の接着剤層7を備えている点で、第一の実施形態にかかる非接触ICタグ付き粘着ラベル11と相違する。
本発明にかかる非接触ICタグ付き粘着ラベル11,21,31,41,51は、絶縁性金属光沢層4を備えるので、非接触ICタグ3の通信特性の低下させることなく、金属の光沢を備える意匠性の高い粘着ラベルを提供することができる。また、バリア層5を備えるので、粘着ラベルが貼付される被着体側又は粘着ラベルの表面側から粘着ラベル内部へのガスや低分子量成分の浸透を防止して、通信特性の経時劣化や、絶縁性金属光沢層4や表面基材フィルム2の変色や、粘着ラベルの各層間の強度低下を防止することができる。
各実施形態における各構成及びそれらの組み合わせ等は一例であり、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、構成の付加、省略、置換、およびその他の変更が可能である。また、本発明は各実施形態によって限定されることはなく、請求項(クレーム)の範囲によってのみ限定される。
1 第1の接着剤層
2 表面基材フィルム
3 非接触ICタグ
4 絶縁性金属光沢層
5 バリア層
6 第2の接着剤層
7 第2の接着剤層
8 第3の接着剤層
9 易接着層
10 基材フィルム
90 剥離シート
11,21,31,41,51 非接触ICタグ付き粘着ラベル

Claims (11)

  1. 第1の接着剤層と、前記第1の接着剤層上に積層された表面基材フィルムと、前記第1の接着剤層上であって、かつ前記表面基材フィルムの下に積層された非接触ICタグとを備えた非接触ICタグ付き粘着ラベルであって、
    前記第1の接着剤層上であって、かつ前記表面基材フィルムの下に積層された絶縁性金属光沢層と、
    前記第1の接着剤層上であって、かつ前記表面基材フィルムの下に積層され、低分子量成分の移行を防止するバリア層とを備えることを特徴とする非接触ICタグ付き粘着ラベル。
  2. 請求項1に記載の非接触ICタグ付き粘着ラベルにおいて、
    前記絶縁性金属光沢層が、錫、インジウム及び亜鉛からなる群から選ばれる少なくとも一種の金属を含むことを特徴とする非接触ICタグ付き粘着ラベル。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の非接触ICタグ付き粘着ラベルにおいて、
    前記絶縁性金属光沢層の表面抵抗率が、1011〜1020Ω/□であることを特徴とする非接触ICタグ付き粘着ラベル。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の非接触ICタグ付き粘着ラベルにおいて、
    前記絶縁性金属光沢層が、海島構造を有することを特徴とする非接触ICタグ付き粘着ラベル。
  5. 請求項4に記載の非接触ICタグ付き粘着ラベルにおいて、
    前記絶縁性金属光沢層の海・島構造の島の平均サイズは50nm〜1μmであることを特徴とする非接触ICタグ付き粘着ラベル。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれかにに記載の非接触ICタグ付き粘着ラベルにおいて、
    前記絶縁性金属光沢層の厚みは1nm〜1μmであることを特徴とする。
  7. 請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の非接触ICタグ付き粘着ラベルにおいて、
    前記第1の接着剤層の表面抵抗率が、1012Ω/□以上であることを特徴とする非接触ICタグ付き粘着ラベル。
  8. 請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の非接触ICタグ付き粘着ラベルにおいて、
    前記非接触ICタグの上面及び/又は下面に第2の接着剤層を備えることを特徴とする非接触ICタグ付き粘着ラベル。
  9. 請求項1乃至請求項8のいずれかに記載の非接触ICタグ付き粘着ラベルにおいて、
    前記バリア層が、前記非接触ICタグの下に積層されたことを特徴とする非接触ICタグ付き粘着ラベル。
  10. 請求項1乃至請求項9のいずれかに記載の非接触ICタグ付き粘着ラベルにおいて、
    前記バリア層が、前記絶縁性金属光沢層の下に積層されたことを特徴とする非接触ICタグ付き粘着ラベル。
  11. 請求項1乃至請求項10のいずれかに記載の非接触ICタグ付き粘着ラベルにおいて、
    前記表面基材フィルム上に積層された易接着層を更に備えることを特徴とする非接触ICタグ付き粘着ラベル。
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