JP2020078127A - 車両における電動機の制御装置および制御方法 - Google Patents

車両における電動機の制御装置および制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】選択された変速レンジに機械的に保持される変速レンジ選択部を備える車両において、変速レンジ選択部の誤操作に対するフェイルセーフの実行。
【解決手段】車両50における電動機41の制御装置100が提供される。制御装置100は、制動装置の操作状態を示す制動装置信号、並びに変速レンジを選択するための変速レンジ選択部56であって、選択された変速レンジにおいて機械的に保持される変速レンジ選択部56からレンジ選択信号を取得する取得部13と、レンジ選択信号と制動装置信号を用いて電動機41に対するフェイルセーフの実行を決定する制御部10を備える。制御部10は、制動装置信号が制動装置の操作を示さず、レンジ選択信号が非走行レンジから走行レンジへの切り替えを示す場合、電動機41に対するニュートラル制御の実行を決定する。
【選択図】図3

Description

本開示は電動機を搭載する車両における電動機の制御のための技術に関する。
アクチュエータを制御する制御部としてのマイクロコントローラと、マイクロコントローラにおける異常発生を監視する監視部としてのマイクロコントローラ監視部とを備え、マイクロコントローラ内部に異常が発生した場合にフェイルセーフを実行する技術が知られている(例えば、特許文献1)。
特開2016−147585号公報
しかしながら、上記技術においては、変速レンジ選択部、すなわち、セレクタレバーによる変速レンジの切り替え時におけるフェイルセーフについて検討されていない。電動機を駆動源として備え、油圧回路によって制御される機械的な変速機構が用いられない車両においては、セレクタレバーは、変速レンジを電気的に切り替えるための選択機能を果たすに過ぎず、また、変速レンジ選択後にホームポジションに戻るセレクタレバーが用いられる場合がある。このようにセレクタレバーが選択機能を果たすに過ぎない場合には、セレクタレバーの誤操作は電気的に容易に解消され得る。一方、選択された変速レンジに機械的に保持されるセレクタレバーが備えられる場合、誤操作であってもセレクタレバーは選択された変速レンジに保持されてしまうため、車両は誤った変速レンジにおいて走行する。
したがって、選択された変速レンジに機械的に保持される変速レンジ選択部を備える車両において、変速レンジ選択部の誤操作に対するフェイルセーフの実行が望まれている。
本開示は、以下の態様として実現することが可能である。
第1の態様は、車両における電動機の制御装置を提供する。第1の態様に係る車両における電動機の制御装置は、制動装置の操作状態を示す制動装置信号、並びに変速レンジを選択するための変速レンジ選択部であって、選択された前記変速レンジにおいて機械的に保持される変速レンジ選択部からレンジ選択信号を取得する取得部と、前記レンジ選択信号と前記制動装置信号を用いて前記電動機に対するフェイルセーフの実行を決定する制御部であって、前記制動装置信号が前記制動装置の操作を示さず、前記レンジ選択信号が非走行レンジから走行レンジへの切り替えを示す場合、前記電動機に対するニュートラル制御の実行を決定する制御部と、を備える。
第1の態様に係る車両における電動機の制御装置によれば、選択された変速レンジに機械的に保持される変速レンジ選択部を備える車両において、変速レンジ選択部の誤操作に対するフェイルセーフを実行することができる。
第2の態様は、車両における電動機の制御方法を提供する。第2の態様に係る車両における電動機の制御方法は、選択された変速レンジと取得された走行状態に応じて電動機を制御し、制動装置が操作されることなく、選択された変速レンジにおいて機械的に保持される変速レンジ選択部によって変速レンジが非走行レンジから走行レンジに切り替えられると、前記電動機に対するニュートラル制御の実行を決定する、ことを備える。
第2の態様に係る車両における電動機の制御方法によれば、選択された変速レンジに機械的に保持される変速レンジ選択部を備える車両において、変速レンジ選択部の誤操作に対するフェイルセーフを実行することができる。なお、本開示は、車両における電動機の制御プログラムまたは当該プログラムを記録するコンピュータ読み取り可能記録媒体としても実現可能である。
第1の実施形態に係る電動機の制御装置が搭載された車両の一例を示す説明図。 第1の実施形態において用いられるセレクタおよびセレクタレバーの一例を示す説明図。 第1の実施形態に係る電動機の制御装置の機能的構成を示すブロック図。 第1の実施形態における車両制御部の機能的構成を示すブロック図。 第1の実施形態における監視部の機能的構成を示すブロック図。 第1の実施形態における車両制御部によって実行されるセレクタレバー操作に関するフェイルセーフ処理を含む目標トルクの算出処理フローを示すフローチャート。
本開示に係る車両における電動機の制御装置および車両における電動機の制御方法について、いくつかの実施形態に基づいて以下説明する。
第1の実施形態:
図1に示すように、第1の実施形態に係る車両における電動機の制御装置100は、車両50に搭載されて用いられる。制御装置100は、制御部としての車両制御部10、監視部20および電動機制御部としての電動発電機制御部40を備えている。なお、電動発電機制御部40は、制御装置100に含まれていなくても良い。車両50はさらに、セレクタ55、セレクタレバー56、報知部58、電動発電機41、ブレーキスイッチ31、車速センサ32およびシフトポジションセンサ33を備えている。第1の実施形態における車両50は、電動発電機41を駆動源として備える電気自動車である。電動発電機41は、例えば、電動発電機制御部40が備えるインバータによって制御される、交流三相モータであり、電動機または発電機として機能し得る。なお、第1の実施形態を含む本明細書における実施形態は、少なくとも駆動源の全部または一部として少なくとも電動機を備える車両に適用可能である。したがって、第1の実施形態を含む本明細書における実施形態は、電動発電機を備える電気自動車のみならず、駆動源として内燃機関と電動発電機とを備えるハイブリッド自動車やプラグインハイブリッド自動車、電動発電機41に代えて電動機を備える電気自動車に適用され得る。
ブレーキスイッチ31は、制動装置、すなわち、ブレーキペダルの操作状態を検知するセンサである。具体的には、ブレーキペダルの踏み込み量が予め定められた踏み込み量を超えるとブレーキペダル操作有りを検知し、予め定められた踏み込み量未満ではブレーキ操作無しを検知する。ブレーキスイッチ31は、ブレーキ操作Brを制動装置信号として出力し、制動装置信号は、ブレーキペダル操作有りの場合にON、ブレーキペダル操作無しの場合にOFFを示す。なお、予め定められた踏み込み量とは、坂道や電動発電機41の駆動力が作用している状態において、車両50を停止状態に保持するに足りる制動力を実現できる踏み込み量である。
車速センサ32は、車輪51の回転速度を検出するセンサであり、各車輪51に備えられ得る。車速センサ32から出力される車速Vを示す車速信号は、車輪速度に比例する電圧値または車輪速度に応じた間隔を示すパルス波である。車速センサ32からの検出信号を用いることによって、車両速度、車両の走行距離等の情報を得ることができる。
セレクタ55は、変速レンジ選択部としてのセレクタレバー56を備える変速操作装置である。セレクタ55は、変速レンジを選択するための装置であり、具体的には、セレクタレバー56が操作されることによって変速レンジが選択される。セレクタレバー56によって選択され得る変速レンジには、例えば、パーキングP、後進R、ニュートラルNおよびドライブDが含まれる。加えて、ブレーキB、マニュアルMといった変速レンジが含まれていても良い。パーキングPおよびニュートラルは非走行レンジに該当し、ドライブDおよび後進Rは走行レンジに該当する。図2に示すように、本実施形態におけるセレクタレバー56は、選択する変速レンジに機械的に移動され、選択された変速レンジに機械的に保持される構造を備える。また、非走行レンジから走行レンジへのセレクタレバー56の移動に、物理的なロック解除が要求されないゲート式のセレクタレバーである。したがって、各変速レンジ間においてセレクタレバー56は自由に操作可能である。セレクタ55には、シフトポジションセンサ33が備えられている。シフトポジションセンサ33は、セレクタレバー56により選択された変速レンジを検出して、シフトポジションSPを示すレンジ選択信号、すなわち、シフトポジション信号として出力する。シフトポジション信号を用いて、車両制御部10は、車両50の前進または後進を決定し得る。
報知部58は、計器盤上の情報表示パネルや車室内のスピーカ並びにこれらの駆動制御部を含み、運転者に対して車両制御装置100からの報知指示信号に応じて、警告や、促しを視覚や聴覚に訴えかけて知らせる。本実施形態においては、変速レンジをP/NからD/Rへ戻す通知を運転者に報知するために用いられる。
車両50は、この他に、アクセルペダルの踏み込み量であるアクセル開度Accをアクセル開度信号として出力するアクセル開度センサを備えている。また、電動発電機41によって出力されるトルクの出力特性を設定するためにスイッチである走行モードスイッチが備えられていても良い。
図3に示すように、車両制御部10には、冗長化信号であるアクセル開度信号、車速信号、シフトポジション信号および制動装置信号並びに非冗長化信号である走行モード信号が入力される。一方、監視部20に対しては、冗長化信号であるアクセル開度信号、車速信号、シフトポジション信号および制動装置信号が入力される。冗長化信号は、冗長化されているセンサから車両制御部10に入力される信号、または、センサから冗長化された信号線により車両制御部10に入力される信号である。非冗長化信号は、冗長化されていないセンサから車両制御部10に入力される信号、または、センサから単一の信号線により車両制御部10に入力される信号である。センサの冗長化は、例えば、検出素子、信号処理回路および出力部の2重化、単一の検出素子、信号処理回路および出力部の2重化、単一の検出素子および信号回路並びに出力部の二重化を意味する。信号線の冗長化は、例えば、センサと車両制御部10とが2以上の信号線で接続されている態様を意味する。一方、冗長化されていないセンサは、単一の検出素子、信号処理回路および出力部を備えるセンサを意味し、信号線の非冗長化は、例えば、例えば、センサと車両制御部10とが単一の信号線で接続されている態様を意味する。なお、冗長化信号は信頼度の高い信号、非冗長化信号は信頼度の低い信号と言うこともできる。なお、非冗長化信号としては、走行モード信号の他に、アクセルペダルの操作によって加減速および強い制動を可能とする1ペダルモードの選択を示す1ペダルモード信号が含まれ得る。
車両制御部10においては、アクセル開度Acc、車速V、シフトポジションSPおよび走行モードMoを用いて電動発電機41の出力目標となる目標トルクTtが算出され、目標トルクTtは、監視部20および電動発電機制御部40に入力される。電動発電機制御部40は、車両制御部10からの目標トルクTtを実現するように、電動発電機41に対してM/G制御信号を入力して電動発電機41の出力トルクを制御する。車両制御部10は、シフトポジションSPおよびブレーキ操作Brを用いてセレクタレバー56の誤操作の判定を行い、誤操作であると判定した場合には、電動発電機制御部40に対して、電動発電機41に対するニュートラル制御を指示する。監視部20においては、アクセル開度Acc、シフトポジションSPおよび車速Vを用いて監視用目標トルクTtwが算出される。監視部20はさらに、監視用目標トルクTtwと目標トルクTtとが一致しない場合にフェイルセーフ信号F/Sを電動発電機制御部40に入力しても良い。フェイルセーフ信号F/Sは、電動発電機制御部40に対して、電動発電機41の出力トルクをクリープトルク[N・m]または0[N・m]に設定することを指示し、フェイルセーフを実行するための信号である。電動発電機制御部40は、監視部20からのフェイルセーフ信号F/Sに応じて、電動発電機41の出力トルクをクリープトルク[N・m]または0[N・m]に制御する。なお、クリープトルクとは、車両50を微速進行させることが可能な極小トルクを意味する。
図4に示すように、車両制御部10は、中央処理装置(CPU)11、メモリ12、入出力インタフェース13、並びにバス14を備えている。CPU11、メモリ12および入出力インタフェース13はバス14を介して双方向通信可能に接続されている。メモリ12は、目標トルクを算出するための目標トルク算出プログラムP1を不揮発的且つ読み出し専用に格納するメモリ、例えばROMと、CPU11による読み書きが可能なメモリ、例えばRAMとを含んでいる。本実施形態においては、目標トルク算出プログラムP1は、セレクタレバー56の誤操作または不正操作を判定して電動発電機41に対するニュートラル制御の実行を決定する。メモリ12にはさらに、要求トルクの算出に用いられる要求トルクマップM1が格納されている。要求トルクマップM1は、走行モードに応じてアクセル開度と要求トルクとを対応付けるマップであり、車速毎に複数のマップが用意されている。CPU11はメモリ12に格納されている目標トルク算出プログラムP1を読み書き可能なメモリに展開して実行することによって、要求トルクTaを算出し、シフトポジションセンサ33からの前進または後進を示すシフトポジション信号を用いて目標トルクTtを決定する。CPU11はさらに、目標トルク算出プログラムP1を実行して、セレクタレバー56の誤操作または不正操作を判定し、誤操作または不正操作であると判定すると、ニュートラル制御の実行を決定する。なお、セレクタレバー56の誤操作は運転者の意図しないセレクタレバー56の操作であり、セレクタレバー56の不正操作は定められた条件、例えば、ブレーキペダルの操作が要件とされる場合にブレーキペダルが踏み込まれることなくセレクタレバー56が操作されることを意味する。CPU11は、単体のCPUであっても良く、各プログラムを実行する複数のCPUであっても良く、あるいは、複数のプログラムを同時実行可能なマルチコアタイプのCPUであっても良い。
取得部としての入出力インタフェース13には、ブレーキスイッチ31、車速センサ32、シフトポジションセンサ33、アクセル開度センサ34、報知部58、監視部20および電動発電機制御部40がそれぞれ信号線を介して接続されている。ブレーキスイッチ31、車速センサ32、シフトポジションセンサ33およびアクセル開度センサ34からは、検知信号、検出信号が入力される。報知部58に対しては報知指示信号が出力され、監視部20および電動発電機制御部40に対しては目標トルクTtが出力される。
図5に示すように、監視部20は、中央処理装置(CPU)21、メモリ22、入出力インタフェース23、並びにバス24を備えている。CPU21、メモリ22および入出力インタフェース23はバス24を介して双方向通信可能に接続されている。メモリ22は、監視用要求トルクTawを算出し車両制御部10の異常を判定してフェイルセーフを実行するための監視プログラムP2を不揮発的且つ読み出し専用に格納するメモリ、例えばROMと、CPU21による読み書きが可能なメモリ、例えばRAMとを含んでいる。メモリ22にはさらに、監視用要求トルクTawの算出に用いられる監視用トルクマップM2が格納されている。監視用トルクマップM2は、車両制御部10に異常が発生しているか否かを判定するための監視用目標トルクTtwを算出するためのマップであり、車速毎にアクセル開度と要求トルクとを対応付ける複数のマップが用意されている。CPU21はメモリ22に格納されている監視プログラムP2を読み書き可能なメモリに展開して実行することによって、監視用要求トルクTawを算出し、シフトポジションセンサ33からの前進または後進を示すシフトポジション信号を用いて監視用目標トルクTtwを決定し、車両制御部10が算出した目標トルクと監視用目標トルクとを比較してフェイルセーフの実行を決定する。なお、監視部20とは別にフェイルセーフ決定部が備えられていても良い。CPU21は、単体のCPUであっても良く、各プログラムを実行する複数のCPUであっても良く、あるいは、複数のプログラムを同時実行可能なマルチコアタイプのCPUであっても良い。
入出力インタフェース23には、ブレーキスイッチ31、車速センサ32、シフトポジションセンサ33、アクセル開度センサ34、車両制御部10および電動発電機制御部40がそれぞれ信号線を介して接続されている。ブレーキスイッチ31、車速センサ32、シフトポジションセンサ33およびアクセル開度センサ34からは、検知信号、検出信号が入力される。車両制御部10からは目標トルクTtが入力され、電動発電機制御部40に対しては、フェイルセーフ信号F/Sが出力される。監視部20に対しては、冗長化されていない走行モードの検出信号は入力されない。
第1の実施形態に係る制御装置100、具体的には車両制御部10、により実行されるセレクタレバー操作に関するフェイルセーフ処理を含む目標トルクの算出処理について説明する。図6に示す処理ルーチンは、例えば、車両の制御システムの始動時から停止時まで、または、スタートスイッチがオンされてからスタートスイッチがオフされるまで所定の時間間隔にて繰り返して実行される。車両制御部10がセレクタレバー56の操作に関するフェイルセーフ処理を実行する場合には、車両制御部10はフェイルセーフ決定部として機能する。さらに、車両制御部10とは別に、セレクタレバー56の操作に関するフェイルセーフ処理を実行するフェイルセーフ決定部が備えられていても良い。なお、本処理ステップは、セレクタレバー56による変速レンジの変更、すなわち、シフトポジションSPの変更をイベントトリガとして、ステップS104から開始されても良い。
CPU11は、入出力インタフェース13を介して、アクセル開度Acc、車速VおよびシフトポジションSPを取得する(ステップS100)。CPU11は、取得したシフトポジションSPを用いてセレクタレバー56が、非走行レンジである、パーキングPまたはニュートラルNから走行レンジであるドライブDまたは後進Rに切り替えられたか否か、すなわち、P/N→D/Rが発生したか否かを判定する(ステップS102)。CPU11は、P/N→D/Rが発生していないと判定すると(ステップS102:No)、ステップS110に移行する。セレクタレバー56の切り替えが発生していない場合には、CPU11は、セレクタレバー56の誤操作は発生し得ないのでステップS110に移行する。CPU21は、P/N→D/Rが発生したと判定すると(ステップS102:Yes)、車速Vが時速5km以下であるか否か、すなわち、V≦5km/hを判定する(ステップS104)。CPU11は、V≦5km/hでないと判定すると(ステップS104:No)、ステップS110に移行する。本実施形態におけるセレクタレバー56の誤操作に関するフェイルセーフ処理は、車両50が停止状態にある際の誤操作、すなわち、非走行レンジから走行レンジへの変速レンジの変更切り替えを対象にしており、車速Vが時速5kmより高い場合、車両50は停止状態または準停止状態になく、フェイルセーフ処理の対象に該当しないからである。また、一般的に運転者は、トルク非伝達状態である非走行状態からトルク伝達状態である走行状態への切り替えに伴い発生するトルク変動に起因する違和感を持ち難い。また、走行中におけるドライブDまたは後進RからニュートラルNへのセレクタレバー56の誤操作からの回復操作としてNからDまたはRへの変速レンジの変更が行われることもある。そこで、セレクタレバー56の誤操作判定は行われない。
CPU11は、V≦5km/hであると判定すると(ステップS104:Yes)、ブレーキスイッチ31がONされているか否か、すなわち、制動操作がなされているか否かを判定する(ステップS106)。CPU11は、ブレーキスイッチ31がONされていないと判定すると(ステップS106:No)。セレクタレバーの誤操作が発生したと判定してフェイルセーフフラグFsをオン、すなわち、Fs=1に設定して(ステップS108)、ステップS110に移行する。制動装置が操作されていない状態で、セレクタレバー56が非走行レンジから走行レンジに切り替えられるとトルク変動が突然発生することになり運転者に違和感を生じさせる。また、誤操作による変速レンジの切り替えは運転者の意図に反する操作となるため、運転者が意図した変速レンジの変更であることを確認するために制動装置の操作の有無が判定条件として用いられる。フェイルセーフフラグFsをオンするか否かの判定、すなわち、制動装置の操作の有無の判定は、セレクタレバー56の誤操作判定に相当するということができる。
CPU11は、ブレーキスイッチ31がONされている、すなわち、制動操作がなされていると判定すると(ステップS106:Yes)、ステップ110に移行する。
CPU11は、Fs=1であるか否か、すなわち、フェイルセーフフラグFsがオンされているか否かを判定する(ステップS110)。CPU21は、Fs=1でない、すなわち、フェイルセーフフラグFsがオンされていないと判定すると(ステップS110:No)、要求トルクTaを算出する(ステップS112)。具体的には、取得したアクセル開度Accおよび車速Vと要求トルクマップM1とを用いて要求トルクTaを算出する。上記説明において、出力トルクは、要求トルクTaおよび目標トルクTtと同義である。
CPU11は、シフトポジションセンサ33からのシフトポジションSPが後進Rを示しているか否かを判定する(ステップS114)。CPU11は、シフトポジションSP=Rである場合には(ステップS114Yes)、目標トルクTt=−要求トルクTaに決定して(ステップS116)、本処理ルーチンを終了する。CPU11は、シフトポジションSP≠Rである場合には、目標トルクTt=要求トルクTaに決定して(ステップS118)、本処理ルーチンを終了する。ステップS112〜S118は、車両制御部10によって実行される通常の目標トルクTtの算出処理と同様である。
CPU11は、Fs=1である、すなわち、フェイルセーフフラグFsがオンされていると判定すると(ステップS110:Yes)、要求トルクTa=0に設定する(ステップS120)。要求トルクTa=0は、電動発電機41に対して要求するトルクを0、すなわち、電動発電機41の出力を0に設定することを意味する。CPU11は、報知部58に対して、報知指示信号を送信して、セレクタレバー56を非走行レンジに戻すように促すメッセージを表示および音声の少なくとも一方によって実行させる(ステップS122)。CPU11は、目標トルクTt=要求トルクTa、すなわち、目標トルクTt=0に設定する(ステップS124)。CPU11は、電動発電機41に対するニュートラル制御を実行するために、目標トルクTtを電動発電機制御部40に送信し、電動発電機制御部40は電動発電機41の出力トルクを0[N・m]に制御する。すなわち、ニュートラル制御は、電動発電機41の出力トルクを0[N・m]に制御することを意味する。なお、出力トルクを0[N・m]にする他に、電動発電機41の出力トルクをクリープトルク[N・m]に設定するニュートラル制御が実行されても良い。
CPU11は、車速Vが時速5km以下であるか否か、すなわち、V≦5km/hを判定する(ステップS126)。CPU11は、V≦5km/hでないと判定すると(ステップS126:No)、以降で実行される、フェイルセーフ処理の決定の解除判定を実行することなく、本処理ルーチンを終了する。車速Vが時速5kmより高い場合、車両50は、走行状態にあり、運転者は報知に応じた対処行動、すなわち、車速を低減したり、車両50を停止させる行動を取っていないと判断され得る。したがって、以降で実行される、フェイルセーフ処理の決定の解除には適さない。
CPU11は、V≦5km/hであると判定すると(ステップS126:Yes)、シフトポジション信号を用いて変速レンジがドライブDまたは後進Rから、パーキングPまたはニュートラルNに切り替えられたか否か、すなわち、D/R→P/Nが発生したか否かを判定する(ステップS128)。このステップは、運転者が報知に対応して、セレクタレバー56を元の変速レンジ、すなわち、誤操作前の正しい変速レンジに戻したか否かを判定するステップである。CPU11は、D/R→P/Nが発生していると判定すると(ステップS128:Yes)、フェイルセーフフラグFsをオフ、すなわち、Fs=0に設定して(ステップS130)、本処理ルーチンを終了する。CPU11は、運転者が報知に応じた対処行動、すなわち、車速を低減したり、車両50を停止させた上で、セレクタレバー56を操作して、変速レンジを正しい変速レンジあるいは元の変速レンジに戻す動作を起こしたと判定し、フェイルセーフフラグFsをオフし、フェイルセーフ処理の決定が解除される。CPU21は、D/R→P/Nが発生していないと判定すると(ステップS128:No)、フェイルセーフフラグFsをオフ、すなわち、Fs=0に設定することなく、本処理ルーチンを終了する。運転者は報知に応じた対処行動を取っておらず、フェイルセーフ処理の決定は解除されるべきでないからである。
以上説明した第1の実施形態に係る制御装置100によれば、制動装置が操作されることなく、選択された変速レンジに機械的に保持されるセレクタレバー56が非走行レンジから走行レンジに切り替えられると、電動発電機41に対してニュートラル制御が実行される。したがって、選択された変速レンジに機械的に保持される変速レンジ選択部を備える車両において、変速レンジ選択部の誤操作に対するフェイルセーフを実行することができる。具体的には、車両制御部10は、セレクタレバー56が非走行レンジであるP/Nレンジから走行レンジであるD/Rレンジに切り替えられる際に、ブレーキペダルが踏み込まれているか否かを判定し、ブレーキペダルが踏み込まれていない場合には、電動発電機41の出力トルクを0[N・m]に制御するニュートラル制御を実行する。この結果、運転者によりセレクタレバー56が誤操作された場合に、運転者の意図しないトルクの出力が抑制または防止され、車両50の発進が抑制または防止される。また、運転者により不正操作が実行された場合には、トルクの出力変動に伴い運転者が感じる衝撃や違和感が抑制または防止される。電動機を駆動源として、油圧回路によって制御される機械的な変速機構が用いられない車両においては、セレクタレバーは、変速レンジを電気的に切り替えるためのスイッチに過ぎず、変速レンジ選択後にはホームポジションに戻る。これに対して、セレクタレバー56が選択された変速レンジに機械的に保持される場合、セレクタレバー56は運転者によって操作されない限り走行レンジに保持されてしまう。そこで、ニュートラル制御を実行して車両50が走行し得ない状態にして、セレクタレバー56の誤操作に伴う車両50の走行を抑制または防止するフェイルセーフ処理を実行する。
第1の実施形態に係る制御装置100によれば、制動装置の操作を伴わすセレクタレバー56が非走行レンジから走行レンジに切り替えられると、運転者に対してセレクタレバー56を非走行レンジに戻すよう報知される。上述のように、選択された変速レンジに機械的に保持されるセレクタレバー56は、運転者によって操作されない限り走行レンジに保持されてしまう。したがって、運転者に対して、セレクタレバー56を非走行レンジに戻す報知を行うことによって、セレクタレバー56が物理的に非走行レンジに切り替えられることを期待することができる。なお、報知は、セレクタレバー56が非走行レンジに切り替えられるまで継続して実行されるので、最終的には、運転者によってセレクタレバー56は物理的に非走行レンジに切り替えられる。
その他の実施形態:
(1)上記実施形態においては、ステップS104、S126において車速Vが判定されているが、車速Vは判定されなくても良い。すなわち、制動装置の操作が判定されれば、運転者の意図したセレクタレバー56の操作、あるいは、正しい手順を踏まえたセレクタレバー56の操作を判断することができる。また、セレクタレバー56に関するフェイルセーフが実行される際に、報知部58による報知が実行されなくても良い。電動発電機41によってトルクが出力されない場合には、車両50は走行し得ないので、運転者は、例えば、車両50の再始動を図ることでニュートラル制御を解消することができる。
(2)上記実施形態においては、車両制御部10がセレクタレバー56の誤操作を判定するフェイルセーフ決定部として機能しているが、監視部20がフェイルセーフ決定部として機能しても良い。監視部20が上記のフェイルセーフ処理を実行する場合、監視部20によって算出される監視用目標トルクTtwは0[N・m]とされ、車両制御部10によって算出される目標トルクTtと相違することになる。この結果、監視部20から電動発電機制御部40に対してフェイルセーフ信号F/Sが出力され、電動発電機41の出力トルクはクリープトルク[N・m]または0[N・m]に設定される。また、監視部20が電動発電機制御部40に対して、直接、目標トルクTt=0とする制御信号を出力しても良い。
(3)上記実施形態においては、報知部58による報知として、セレクタレバー56を非走行レンジへ戻すことを促す通知がなされているが、この他にも、セレクタレバー56の操作異常や、セレクタレバー56による変速レンジの選択無効といった内容が通知されても良い。このような報知であっても、運転者によって、セレクタレバー56を非走行レンジに戻して再度、走行レンジを選択する操作が実行され得るからである。
(4)上記実施形態においては、CPU11が目標トルク算出プログラムP1を実行し、CPU21が監視プログラムP2を実行することによって、ソフトウェア的に車両制御部10および監視部20が実現されているが、予めプログラムされた集積回路またはディスクリート回路によってハードウェア的に実現されても良い。
以上、実施形態、変形例に基づき本開示について説明してきたが、上記した発明の実施の形態は、本開示の理解を容易にするためのものであり、本開示を限定するものではない。本開示は、その趣旨並びに特許請求の範囲を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本開示にはその等価物が含まれる。たとえば、発明の概要の欄に記載した各形態中の技術的特徴に対応する実施形態、変形例中の技術的特徴は、上述の課題の一部又は全部を解決するために、あるいは、上述の効果の一部又は全部を達成するために、適宜、差し替えや、組み合わせを行うことが可能である。また、その技術的特徴が本明細書中に必須なものとして説明されていなければ、適宜、削除することが可能である。例えば、上記第1の態様に係る車両における電動機の制御装置を適用例1とし、
適用例2:適用例1に記載の車両における電動機の制御装置であって、
前記制御部はさらに、前記ニュートラル制御の実行の決定に際して、運転者に対する報知を実行する、車両における電動機の制御装置。
適用例3:適用例1または2に記載の車両における電動機の制御装置であって、
前記制御部は、前記変速レンジ選択部によって前記走行レンジから前記非走行レンジへの切り替えが実行されると、前記ニュートラル制御の実行の決定を解除する、車両における電動機の制御装置。
適用例4:適用例1から3のいずれかに記載の車両における電動機の制御装置はさらに、
前記電動機を制御する電動機制御部(40)であって、前記制御部によるニュートラル制御の実行の決定に応じて、前記電動機に対するニュートラル制御を実行する、電動機制御部を備える、車両における電動機の制御装置。
とすることができる。
10…車両制御部、31…ブレーキスイッチ、33…シフトポジションセンサ、40…電動発電機制御部、41…電動発電機、50…車両、56…セレクタレバー、P1…目標トルク算出プログラム、100…制御装置。

Claims (5)

  1. 車両(50)における電動機(41)の制御装置(100)であって、
    制動装置の操作状態を示す制動装置信号、並びに変速レンジを選択するための変速レンジ選択部(56)であって、選択された前記変速レンジにおいて機械的に保持される変速レンジ選択部からレンジ選択信号を取得する取得部(13)と、
    前記レンジ選択信号と前記制動装置信号を用いて前記電動機に対するフェイルセーフの実行を決定する制御部(10)であって、前記制動装置信号が前記制動装置の操作を示さず、前記レンジ選択信号が非走行レンジから走行レンジへの切り替えを示す場合、前記電動機に対するニュートラル制御の実行を決定する制御部と、を備える車両における電動機の制御装置。
  2. 請求項1に記載の車両における電動機の制御装置であって、
    前記制御部はさらに、前記ニュートラル制御の実行の決定に際して、運転者に対する報知を実行する、車両における電動機の制御装置。
  3. 請求項1または2に記載の車両における電動機の制御装置であって、
    前記制御部は、前記変速レンジ選択部によって前記走行レンジから前記非走行レンジへの切り替えが実行されると、前記ニュートラル制御の実行の決定を解除する、車両における電動機の制御装置。
  4. 請求項1から3のいずれかに記載の車両における電動機の制御装置はさらに、
    前記電動機を制御する電動機制御部(40)であって、前記制御部によるニュートラル制御の実行の決定に応じて、前記電動機に対するニュートラル制御を実行する、電動機制御部を備える、車両における電動機の制御装置。
  5. 車両における電動機の制御方法であって、
    選択された変速レンジと取得された走行状態に応じて電動機を制御し、
    制動装置が操作されることなく、選択された変速レンジにおいて機械的に保持される変速レンジ選択部によって変速レンジが非走行レンジから走行レンジに切り替えられると、前記電動機に対するニュートラル制御の実行を決定する、ことを備える車両の制御方法。
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