JP2020076760A - 携行型時計のための調整メンバー - Google Patents

携行型時計のための調整メンバー Download PDF

Info

Publication number
JP2020076760A
JP2020076760A JP2019190904A JP2019190904A JP2020076760A JP 2020076760 A JP2020076760 A JP 2020076760A JP 2019190904 A JP2019190904 A JP 2019190904A JP 2019190904 A JP2019190904 A JP 2019190904A JP 2020076760 A JP2020076760 A JP 2020076760A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
balance
axis
carriage
axial direction
adjusting member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2019190904A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6889765B2 (ja
Inventor
マルク・ストランツル
Stranczl Marc
ポリクロニス・ナキス・カラパティス
Nakis Karapatis Polychronis
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Montres Breguet SA
Original Assignee
Montres Breguet SA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Montres Breguet SA filed Critical Montres Breguet SA
Publication of JP2020076760A publication Critical patent/JP2020076760A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6889765B2 publication Critical patent/JP6889765B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G04HOROLOGY
    • G04BMECHANICALLY-DRIVEN CLOCKS OR WATCHES; MECHANICAL PARTS OF CLOCKS OR WATCHES IN GENERAL; TIME PIECES USING THE POSITION OF THE SUN, MOON OR STARS
    • G04B31/00Bearings; Point suspensions or counter-point suspensions; Pivot bearings; Single parts therefor
    • GPHYSICS
    • G04HOROLOGY
    • G04BMECHANICALLY-DRIVEN CLOCKS OR WATCHES; MECHANICAL PARTS OF CLOCKS OR WATCHES IN GENERAL; TIME PIECES USING THE POSITION OF THE SUN, MOON OR STARS
    • G04B15/00Escapements
    • G04B15/12Adjusting; Restricting the amplitude of the lever or the like
    • GPHYSICS
    • G04HOROLOGY
    • G04BMECHANICALLY-DRIVEN CLOCKS OR WATCHES; MECHANICAL PARTS OF CLOCKS OR WATCHES IN GENERAL; TIME PIECES USING THE POSITION OF THE SUN, MOON OR STARS
    • G04B17/00Mechanisms for stabilising frequency
    • G04B17/04Oscillators acting by spring tension
    • G04B17/06Oscillators with hairsprings, e.g. balance
    • GPHYSICS
    • G04HOROLOGY
    • G04BMECHANICALLY-DRIVEN CLOCKS OR WATCHES; MECHANICAL PARTS OF CLOCKS OR WATCHES IN GENERAL; TIME PIECES USING THE POSITION OF THE SUN, MOON OR STARS
    • G04B33/00Calibers
    • G04B33/08Calibers in which the gear train is arranged in different planes, e.g. parallel or inclined to each other
    • GPHYSICS
    • G04HOROLOGY
    • G04CELECTROMECHANICAL CLOCKS OR WATCHES
    • G04C3/00Electromechanical clocks or watches independent of other time-pieces and in which the movement is maintained by electric means
    • G04C3/04Electromechanical clocks or watches independent of other time-pieces and in which the movement is maintained by electric means wherein movement is regulated by a balance
    • G04C3/06Electromechanical clocks or watches independent of other time-pieces and in which the movement is maintained by electric means wherein movement is regulated by a balance using electromagnetic coupling between electric power source and balance
    • G04C3/065Electromechanical clocks or watches independent of other time-pieces and in which the movement is maintained by electric means wherein movement is regulated by a balance using electromagnetic coupling between electric power source and balance the balance controlling gear-train by means of static switches, e.g. transistor circuits
    • G04C3/066Constructional details, e.g. disposition of coils
    • GPHYSICS
    • G04HOROLOGY
    • G04CELECTROMECHANICAL CLOCKS OR WATCHES
    • G04C5/00Electric or magnetic means for converting oscillatory to rotary motion in time-pieces, i.e. electric or magnetic escapements
    • G04C5/005Magnetic or electromagnetic means
    • GPHYSICS
    • G04HOROLOGY
    • G04BMECHANICALLY-DRIVEN CLOCKS OR WATCHES; MECHANICAL PARTS OF CLOCKS OR WATCHES IN GENERAL; TIME PIECES USING THE POSITION OF THE SUN, MOON OR STARS
    • G04B15/00Escapements
    • G04B15/06Free escapements
    • G04B15/08Lever escapements
    • GPHYSICS
    • G04HOROLOGY
    • G04BMECHANICALLY-DRIVEN CLOCKS OR WATCHES; MECHANICAL PARTS OF CLOCKS OR WATCHES IN GENERAL; TIME PIECES USING THE POSITION OF THE SUN, MOON OR STARS
    • G04B17/00Mechanisms for stabilising frequency
    • G04B17/20Compensation of mechanisms for stabilising frequency
    • G04B17/28Compensation of mechanisms for stabilising frequency for the effect of imbalance of the weights, e.g. tourbillon
    • G04B17/285Tourbillons or carrousels

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Electromechanical Clocks (AREA)
  • Motorcycle And Bicycle Frame (AREA)
  • Magnetic Bearings And Hydrostatic Bearings (AREA)

Abstract

【課題】共振器の慣性錘のために磁気的ピボット手段を用い、特定の回転軸の幾何学的構成によって、クロノメーター的性能を改善した調整メンバーを提供する。【解決手段】軸方向に対して実質的に垂直に延在している固定構造を有する携行型時計のための調整メンバー30であって、調整メンバー30は、バランス軸D1のまわりを回転するように構成しているバランス1を備えた統制メンバーを有する。バランス1は、キャリッジ軸DCのまわりを回転するように構成しているキャリッジ11内にて磁性ピボットによって回転する。バランス1は、調整メンバー30において設けられツールビヨン又はカルーセルによって形成される鉛直方向の姿勢におけるレートの変動を打ち消すデバイス10内に備えられ、キャリッジ11は、キャリッジ軸DCに対して垂直である又は傾斜しているバランス軸D1を定める磁石3を担持している。【選択図】図13

Description

本発明は、軸方向に対して実質的に垂直に延在している固定構造を有する携行型時計(例、腕時計、懐中時計)のための調整メンバーに関し、前記調整メンバーは、バランスがバランス軸のまわりを回転するように構成している統制メンバーを有する。
本発明は、さらに、このような調整メンバーを有する携行型時計に関する。
本発明は、さらに、軸方向に対して実質的に垂直に延在している固定構造を有する機械式携行型時計のクロノメーター的性能を最適化する方法に関し、この携行型時計は、バランス軸のまわりを回転するように構成しているバランスを備える統制メンバーを有する調整メンバーを有する。
本発明は、携行型時計のための調整メンバーの分野に関する。
主要な携行型時計の会社は、クロノメーター的性能を改善するために常に努力している。基本的に、このことは、携行型時計の空間における幾何学的な姿勢、そして、重力場に対する幾何学的な姿勢にかかわらず、一定のレートが保証されることを意味する。
1901年におけるAbraham-Louis Breguetによるツールビヨンの発明とその改善、また、カルーセル、特に、20世紀の初めにBonniksenによって開発されたものは、非常に発展したものである。バランススタッフのために伝統的なピボットを依然として用いる傾斜式ツールビヨンのようなこれらの機構は、継続的に改善されている。
1日当たりのレートの変動の残りの数秒を減らすことは、依然として達成することが非常に困難となっている。
JUNGHANSによるフランス特許出願FR1115966Aは、静磁場が振動アセンブリーの重量を少なくとも部分的に打ち消すような計時器用ムーブメントのための回転式バランスを備えた統制システムを開示している。具体的には、軸が鉛直方向ではない振動アセンブリーにおいて、振動アセンブリーの重量を打ち消す磁場は、互いに離れた2つの点において、好ましくは、バランスを支持するピボットの両端において、連係する。バランスピボットは、固定された支持体と一体的な永久磁石と連係する、周部にて対称的に磁化されたリングの形態の永久磁石を担持することができる。各ペアの2つの磁石の磁極は、反対側にマウントされる。
LVMHによる欧州特許出願EP2282240A1は、バランスの回転軸を中心とする円形の経路に沿って振動する可動な永久磁石に接続されるバランスを有する統制ユニットを開示している。固定された永久磁石は、バランスを安定な平衡位置に戻すような磁場を発生させる。エスケープは、平衡位置を中心とするバランスの運動を維持する。
COMPLITIMEによる国際特許出願WO03/017009A2は、フレームと時方輪列を有する計時器用ムーブメントに取り付けられるように意図されているツールビヨンを開示している。これは、時方輪列の車セットの回転軸に対して0°や90°とは異なる角度αを形成するキャリッジ軸のまわりに回転するようにマウントされているエスケープを保持するキャリッジを有する。このエスケープホルダーキャリッジは、キャリッジ軸と同軸でありフレームにマウントされた車セットと噛み合うキャリッジギヤを有する。バランス/バランスばねと、及びエスケープピニオンを備えた車セットを有するエスケープは、エスケープホルダーキャリッジ内にて回転する。エスケープピニオンは、フレームにマウントされエスケープホルダーキャリッジの軸に対して垂直な平面内にて横たわる歯列と噛み合う。具体的には、角度αは、20〜70°であり、好ましくは、実質的に30°である。特に、バランスとエスケープ車セットは、キャリッジ軸と平行な軸のまわりを回転する。
本発明は、少なくとも共振器、特に、バランス、の慣性錘のために、磁気的ピボット手段を用いるとともに、様々な車セットのための特定の回転軸の幾何学的構成を採用することによって、調整メンバーのクロノメーター的性能、特に、ツールビヨンやカルーセルについてのもの(これに限定されない)、を改善することを目的とする。
このような状況で、本発明は、請求項1に記載の携行型時計のための調整メンバーに関する。
本発明は、さらに、このような調整メンバーを有する携行型時計に関する。
本発明は、さらに、請求項11に記載のように、軸方向に対して実質的に垂直に延在している固定構造を有しバランス軸のまわりを回転するように構成しているバランスを備えた統制(レギュレーション)メンバーを有する調整メンバーを有する機械式携行型時計のクロノメーター的性能を最適化する方法に関する。
添付の図面を参照しながら下記の詳細な説明を読むことで、本発明の他の特徴及び利点を理解することができるであろう。
実質的に1つの平面内に、かつ、軸方向に対して垂直に延在している固定構造を有する携行型時計の概略図である。軸方向に平行なバランス軸のまわりを回転するバランスを有するメンバーがある。 横軸上の時間の関数として、磁気バランスピボットを備える共振器の典型的なクロノメーター的性能を示しているレート図である。縦軸上には、レートの変動を秒/日で示している。図1には、Z軸が重力場に対応するXYZ三面体を基準とした、標準的姿勢VB、VH、VD、VG、HH及びHB(フランス語式表現)、すなわち、英語式表現では、鉛直方向リュウズ軸下PD、鉛直方向リュウズ軸上PU、鉛直方向リュウズ軸右PR、鉛直方向リュウズ軸左PL、水平方向表盤上DU、水平方向表盤下DDを示している。 図1〜2の機構の統制メンバーの概略断面図を示している。 キャリッジ軸がバランス軸のように軸方向と平行であるような伝統的なツールビヨンを有する機構の図1と同様な形態の概略図である。 図4の機構に特有な図2と同様な形態のレート図であり、鉛直方向の姿勢において測定されたレートの平均であるレート曲線Vを用いて単純化されている。 図4及び5の機構の調整メンバーについての図3と同様な形態の図である。 キャリッジ軸が軸方向に対して垂直でありバランス軸が軸方向と平行であるようなツールビヨンを備える本発明の第1の変種を有する機構についての図1と同様な形態の概略図である。 図7の機構に特有な図2と同様な形態のレート図であり、鉛直方向の姿勢において測定されたレートの平均であるレート曲線Mを用いて単純化されている。 図7及び8の機構の調整メンバーについての図3と同様な形態の図である。 キャリッジ軸が軸方向と平行でありバランス軸が軸方向に対して垂直であるようなツールビヨンを備える本発明の第2の変種を有する機構についての図1と同様な形態の概略図である。 図10の機構に特有な図2と同様な形態のレート図であり、鉛直方向の姿勢において測定されるレートの平均であるレート曲線Vを用いて単純化されている。 鉛直方向の姿勢における携行型時計を示している図10と同様な形態の図である。 図10〜12の機構の調整メンバーについての図3と同様な形態の図である。 軸が軸方向に対して傾斜しているバランスを備えるような本発明の一部を形成しない同様な機構についての図1と同様な形態の概略図である。 図14の機構の調整メンバーについての図3と同様な形態の図である。 機械的なピボットを有する調整メンバーを備えた伝統的な携行型時計の場合における図2と同様な形態のレート図である。 このような調整メンバーを有する携行型時計を表しているブロック図である。
図1は、典型的にはメインプレートとブリッジを有する固定構造100を有する携行型時計1000について非常に概略的な形態で示している。
この固定構造100は、実質的に、腕時計の場合にはユーザーの手首の接線方向、懐中時計の場合にはユーザーの体や衣類の接線方向、の平面内にて伝統的な形態で延在している。この固定構造100は、軸方向D0に対して実質的に垂直に延在している。ほとんどの携行型時計において、この軸方向D0は、携行型時計用ムーブメントに収容される針やディスクのような表示メンバーの軸の方向である。
図1には、調整メンバー、この場合は慣性錘、の一部のみを示している。ここでは、この慣性錘は、バランス1であり、バランスばねやフレキシブルな細長材のような弾性戻し手段(図示せず)によって中立位置の方に戻される。このバランス1は、バランス軸D0のまわりを回転する。このバランス軸D0は、ここで、軸方向D0に平行であるか又は軸方向D0に実質的に平行である。ここで、「実質的に平行」とは、軸方向D0とバランス軸D1の方向を同じ位置に動かしたときに頂角の合計が10°未満である円錐内に収まることを意味している。
2011年にMontres Breguet SA社によって紹介された磁性ピボットは、時計製造の革新をもたらし、クロノメトリーに必要不可欠な貢献をするものである。
図2は、磁気バランスピボットを備えた共振器の典型的なクロノメーター的性能を示している。図1には、Z軸が重力場に対応するXYZ三面体を基準とした、標準的姿勢VB、VH、VD、VG、HH、HB(フランス語式表現)、すなわち、英語式表現ではそれぞれ、鉛直方向リュウズ軸下PD、鉛直方向リュウズ軸上PU、鉛直方向リュウズ軸右(PR)、鉛直方向リュウズ軸左(PL)、水平方向表盤上DU、水平方向表盤下DDを示している。この図2は、様々なクロノメーター的な姿勢の間のレートの変動が比較的小さいことを示しており、最大振幅が約7秒/日であり、バレルのアンワインド時の偏差は小さく3秒/日のオーダーである(前記の7秒/日に含まれる)。これらの値は、伝統的なピボットを備える共振器と比較して相当に進歩していることを表している。最も大きいレートの変動が、HH(英語式だとDU)とHB(英語式だとDD)である重力場の方向において行われた測定に論理的に対応することがわかる。他のレート値は互いに非常に近く、バレルのアンワインド側の端の方に1〜2秒/日の範囲の低い共通の値に収束する。
図3は、この調整メンバー30の機構のアーキテクチャのいくつかの主な要素を示しており、構造100の固体要素4及び6に収容された磁石3及び5との連係によってバランス1のスタッフ2が回転する。バランス1は、マイクロメートルレベルの調整メンバー(図示せず)を担持する伝統的な形態のリム9を有する。バランス1は、レバー軸DAのまわりを回転するようにマウントされた止めデバイス7、特に、レバー、のフォークとガードピンと連係するように構成しているローラーを有する。このレバーは、エスケープ軸DEのまわりを回転可能にマウントされている、ここではエスケープ車である、エスケープ車セット8と伝統的な形態で連係する。
クロノメーター的性能に関して、鉛直方向の姿勢は、特に、リム上の調整ねじを介して、バランスの非平衡を調整することによって、正確に調整することができる。このようにして、これらの姿勢におけるレートは、比較的制限された範囲(±2秒/日又は±1秒/日)内にまとめられる。
水平方向表盤上HH(英語式だとDU)と水平方向表盤下HB(英語式だとDD)の姿勢は、実際的には調整可能ではない。実際に、これらの姿勢のうちの1つにおいては、軸方向の磁力にバランスの錘の力が加えられ、別の姿勢においては、軸方向の磁力から錘の力の分、減らされる。これによって、これらの2つの姿勢の間でわずかなレートの差が発生する。
短く書くと、このような状況で、クロノメーター的評価は以下のとおりである。すなわち、鉛直方向のレートどうしが近い曲線を描き、HH(英語式だとDU)とHB(英語式だとDD)の姿勢が離れる。
この発見は、生産時にクロノメーターに関連する読み取りを行っているときに統計的に観察される。
別の手法は、Manufacture Breguetの伝統に基づいており、ツールビヨンを用いる。このケースは、異なる車セットの異なる軸のそれぞれの向きに応じた3つの主な異なる変種を用いて下で説明している。これらの変種は、図4〜13に示しており、各ケースにおいては、磁性ピボット上の単一のバランスの上に第1の例と似た形態で構成している。具体的には、図2に示しているクロノメーター的性能は、下で説明するケースにおいて取得され変更/適応される。
図5は、図4に示している伝統的なアーキテクチャのツールビヨン10内に配置されたバランス1のための磁性ピボットを備えた共振器の典型的なクロノメーター的性能を示している。図6に示しているように、バランス軸D1は軸方向D0と平行であり、この軸方向D0にツールビヨン10のキャリッジ11の軸DCが平行となっている。バランス1のスタッフ2は、磁石3及び5と連係し、これらの磁石3及び5は、この場合、キャリッジ11のハブ12及び13内に収容され、キャリッジ11のハブ12及び13は、構造100内におけるピボット14及び15にて回転する。キャリッジ11は、止めデバイス7及びエスケープ車セット8を担持している。このエスケープ車セット8は、噛み合うことによって固定車16と連係する。
ツールビヨン10は、回転によって、鉛直方向の姿勢を平均化する。
図2にしたがって、バランス単独のクロノメーター的性能を解析することによって、図4のバランスの回転に対して回転が同軸ないし平行であるツールビヨン内のこの同じバランスのクロノメーター的性能を推定することができる。図5における曲線Vにしたがって、鉛直方向の姿勢が平均化される。水平方向表盤上HH(英語式だとDU)と水平方向表盤下HB(英語式だとDD)の姿勢の間のレートの変動が残る。この伝統的な手法でマウントされたツールビヨン10は、このシステムのクロノメーター的性能をわずかしか改善しない。
このような状況で、本発明は、より適切な構成を開発しようと努力して、ツールビヨンが、回転によって、2つの他の鉛直方向の姿勢とともに、水平方向表盤上HH(英語式だとDU)と水平方向表盤下HB(英語式だとDD)の姿勢を平均化する。図7〜13は、本発明の2つの好ましい変種を示している。
図7〜9は、磁性ピボット上にバランス1を有する第1の変種に関し、そのツールビヨン10のキャリッジ軸DCは、実質的に携行型時計1000の平面内にあり、したがって、軸方向D0に対して垂直である。バランス軸D1は、携行型時計の平面の外部にあり、特に(これに限定されない)、軸方向D0と平行である。
図8は、この変更された構造に従うツールビヨン内に配置されたバランスのための磁性ピボットを備えた共振器の典型的なクロノメーター的性能を示している。キャリッジ軸DCは携行型時計の平面内にあり、バランス軸は携行型時計の平面の外側にある。図9は、この機構のアーキテクチャの主な要素を示している。エスケープ車セット8が、図6のものと比べて向きが変わっている固定車16と噛み合うことがわかる。なぜなら、このときこの固定車16は携行型時計の厚み内にて延在しており、プレートと平行ではなくなっているからである。ツールビヨン10は、回転によって、水平方向表盤上HH(英語式だとDU)と水平方向表盤下HB(英語式だとDD)の姿勢及び他の2つの鉛直方向の姿勢を平均化する。
また、図2にしたがって、バランス1単独のクロノメーター的性能を解析することによって、図7及び9のツールビヨン10における同じバランス1のクロノメーター的性能を推定することができる。2つの鉛直方向の姿勢VB(英語式だとCD)及びVH(英語式だとCU)に対する変動値は同一のままである。しかし、図8における曲線Mにしたがって、2つの鉛直方向の姿勢VD(英語式だとCR)及びVG(英語式だとCL)及び2つの水平方向の姿勢HH(英語式だとDU)及びHB(英語式だとDD)が平均化される。HH(英語式だとDU)とHB(英語式だとDD)の間のレートの変動は、ツールビヨンによってカバーされる姿勢を平均化することによって除去される。このようにして、この特定のツールビヨン10は、このシステムのクロノメーター的性能を改善する。このデバイスに必要な鉛直方向の空間は適度な大きさである。
図10〜13は、磁性ピボット上にバランス1を有する第2の変種に関し、ツールビヨン10のキャリッジ軸DCは携行型時計の平面よりも相当に外側にあり、バランス軸D1は携行型時計の平面内にある。
図11は、この変更された構造に係るツールビヨン10内に配置されたバランス1のための磁性ピボットを備えた発振器の典型的なクロノメーター的性能を示している。キャリッジ軸DCは携行型時計の平面の外側にあり、バランス軸D1は携行型時計の平面内にある。伝統的な手法とは異なり携行型時計の平面の外側にはバランス軸がなくなっているので、クロノメーターの姿勢は前の3つのケースとは等しくなくなっている。
この非常に有利な設計では、姿勢HH(英語式だとDU)及びHB(英語式だとDD)は、バランス軸が水平方向であるような姿勢を平均化したものに対応する。図12に示しているように、携行型時計が鉛直方向であるとき、ツールビヨン10は、バランス1が地球の重力場と同軸であるような姿勢(図2のHH(英語式だとDU)及びHB(英語式だとDD)と等しい)と重力が地球の重力に垂直な2つの姿勢を平均化する。
このツールビヨンは、このシステムのクロノメーター的性能を非常に大きく改善する。
ツールビヨンの大きさに応じて、必要とされる鉛直方向の空間は相当に大きいことがあり、このことによって、このようなツールビヨンを非常に厚い携行型時計、典型的には大きな複雑機構、に使用することが制限される。しかし、クロノメーター的性能の改良は、本発明によって、バランスとキャリッジの直径を小さくし、全体寸法を抑え、いずれのハイエンド携行型時計とも合うツールビヨンによって必要とされる鉛直方向の空間を確保できるように行われる。
この面内のバランス軸D1のこの好ましい構成によって、軸方向D0に対してバランス軸D1を傾けることによって、本発明を構成しないツールビヨンがない他の変種を考えることができる。
図14及び15は、バランス1が単に角度α傾いているそのようなツールビヨンのない機構を示している。実際に、姿勢HH(英語式だとDU)及びHB(英語式だとDD)に関連する問題に対する単純な解決策は、バランスを傾けることによって、例えば、20〜70°の角度、具体的には30〜60°の角度、さらに具体的には40〜50°の角度にて傾けることによって、これらの姿勢を人為的になくすことである。しかし、この非常に経済的な解決策では、バランスが重力と同軸であるような携行型時計の姿勢が残る。
図15は、幾何学的構成の特定の例を構成している。
なお、エスケープラインは、一又は複数の垂直又は傾斜している偏向車を有することができる。また、このことによって機構全体が非常にコンパクトになる。
以下の箇所において、90°又は任意の角度における異なる偏向構成を用いることができる。
− レバーとバランスローラーの間、及び/又は
− レバーとエスケープ車の間、及び/又は
− エスケープ車と固定された第4の車の間
このような状況で、本発明は、軸方向D0に対して実質的に垂直に延在している固定構造100を有する携行型時計1000のための調整メンバー30に関する。この調整メンバー30は、バランス軸D1のまわりを回転するように構成しているバランス1を備えた統制メンバーを有する。
本発明によると、このバランス1は、キャリッジ軸DCのまわりを回転するように構成しているキャリッジ11内にて磁性ピボットによって回転し、調整メンバー30が備える、ツールビヨン又はカルーセルによって形成される鉛直方向の姿勢におけるレートの変動を打ち消すデバイス10内に備えられる。磁石3及び5を担持しているキャリッジ11は、キャリッジ軸DCに対して垂直又は傾斜しているバランス軸D1を定める。
図7〜9の第1の変種において、バランス1は、このようなキャリッジ11内にてこのような磁性ピボットによって回転し、このキャリッジ11のキャリッジ軸DCは、軸方向D0に対して垂直又は、実質的に垂直である。特に、このキャリッジ軸DCは軸方向D0に対して垂直である。
図10〜13の第2の変種において、バランス1は、キャリッジ11内にてこのような磁性ピボットによって回転し、このキャリッジ11のキャリッジ軸DCは、軸方向D0に対して平行ないし実質的に平行である。特に、このキャリッジ軸DCは軸方向D0と平行である。
特に、第1の又は第2の変種において、キャリッジ軸DCはバランス軸D1に対して垂直である又は傾斜している。また、特に、第1の又は第2の変種において、キャリッジ軸DCはバランス軸D1に対して垂直である。
特に、第1又は第2の変種において、バランス1は、止めデバイス7を介して、固定車16と噛み合うエスケープ車セット8と間接的に連係するように構成している。
特に、第1の変種において、固定車16の軸は、軸方向D0に対して垂直である。
特に、第2の変種において、固定車16の軸は、軸方向D0と平行である。
本発明の一部を形成しない図14及び15の変種において、バランス1は、軸方向D0に対して傾斜している方向であって軸方向D0に対して垂直な方向ではない方向をバランス軸D1に与えるように構成している磁石3、5を担持している固定構造100内において直接磁性ピボットによって回転する。特に、バランス1は、エネルギー格納手段によって直接又は歯車列を介して駆動されるように構成しているエスケープ車セット8と止めデバイス7を介して間接的に連係するように構成している。特に、図15に示しているように、バランス1は、止めデバイス7と傾斜して連係するように構成している。
本発明は、さらに、軸方向D0に対して実質的に垂直に延在している固定構造100と、及び調整メンバー30とを有し、直接又は列を介してキャリッジ11を駆動するように構成しているエネルギー格納手段を有する携行型時計1000に関する。
本発明は、さらに、機械式携行型時計1000のクロノメーター的性能を最適化する方法に関し、この携行型時計1000は、軸方向D0に対して実質的に垂直に延在している固定構造100を有し、バランス軸D1のまわりを回転するように構成しているバランス1を備えた統制メンバーを有する調整メンバー30を有する。この方法によると、
− 目標レート値が、少なくとも6つの標準的なタイミング姿勢のそれぞれにおいて定められる。
− 携行型時計1000のクロノメーター的性能が、少なくとも6つの標準的姿勢にて測定される。
− 調整メンバー30が、軸方向D0に対して傾斜している又は垂直の向きをバランス軸D1に与えるように変更される。
− 少なくとも6つの標準的姿勢にて携行型時計1000のクロノメーター的性能についての別の測定が行われ、測定されたレート値がターゲット値と比較される。
− 測定されたレート値がターゲット値未満であるとすぐに、調整メンバー30の変更が中止される。
特に、新しい測定の後に、測定されたレート値がターゲット値よりも大きいと、調整メンバー30は、バランス1のピボットを磁性ピボットに置き換えることによって、そして、キャリッジ軸DCのまわりを回転するように構成しているキャリッジ11内にてバランス1を配置することによって、再び変更され、このキャリッジ11は、調整メンバー30に組み入れられる、ツールビヨン又はカルーセルによって形成された鉛直方向の姿勢におけるレートの変動を打ち消すデバイス10に備えられる。
また、特に、キャリッジ11には、磁性ピボットを形成する磁石3及び5があり、この磁石3及び5は、キャリッジ軸DCに対して垂直又は傾斜しているバランス軸D1を定める。
なお、軸方向D0に対してバランス軸D1を傾けることは、携行型時計のクロノメーター的性能の改善に有利であるが、レート図が伝統的なピボットにおけるよりも鉛直方向の姿勢においてはるかに良好なグループ化を示しており、伝統的なピボットよりもパワーリザーブ時間に変動がはるかに小さく(波状のレート曲線)、パワーリザーブ時間における偏向が小さいような磁性ピボットにおいて最良の結果が達成され、これに対して、伝統的なピボットを用いると、24時間後にレートが相当に逸脱する。図2、5、8、11及び16を比べると、このような利点がはっきりとわかる。
単純化するために、磁性ピボットの主な効果は、レート曲線が実質的に線形であり偏向が小さな鉛直方向の姿勢においてレート曲線をまとめてグループ化することであり、そして、この構成がバランス軸の傾斜している向きと組み合わさると、全姿勢におけるレート曲線は、どれも互いに相当に近くなり、形が線形的になり、鉛直方向の姿勢に対応するいくつかの曲線がほぼ一致する。
短く書くと、車セットの軸の新規な構成を備えたツールビヨンを磁性ベアリングの使用と組み合わせて用いる非常に有利なケースにおいて、キャリッジの回転は、地球の重力が(磁気的な)バランス軸と同軸であるような姿勢を少なくとも部分的に平均化する。
携行型時計の全姿勢において、調整メンバーのクロノメーター的性能が向上する。
1 バランス
2 スタッフ
3、5 磁石
4、6 固体要素
7 止めデバイス
8 エスケープ車セット
9 リム
10 レートの変動を打ち消すデバイス
11 キャリッジ
14、15 ピボット
16 固定車
30 調整メンバー
100 固定構造
1000 携行型時計
D0 軸方向
D1 バランス軸
DC キャリッジ軸

Claims (14)

  1. 軸方向(D0)に対して実質的に垂直に延在している固定構造(100)を有する携行型時計(1000)のための調整メンバー(30)であって、
    前記調整メンバー(30)は、バランス軸(D1)のまわりを回転するように構成しているバランス(1)を備えた統制メンバーを有し、
    前記バランス(1)は、キャリッジ軸(DC)のまわりを回転するように構成しているキャリッジ(11)内にて磁性ピボットによって回転し、
    前記バランス(1)は、前記調整メンバー(30)において設けられツールビヨン又はカルーセルによって形成される鉛直方向の姿勢におけるレートの変動を打ち消すデバイス(10)内に備えられ、
    前記キャリッジ(11)は、前記キャリッジ軸(DC)に対して垂直である又は傾斜している前記バランス軸(D1)を定める磁石(3、5)を担持している
    ことを特徴とする調整メンバー(30)。
  2. 前記バランス(1)は、前記キャリッジ(11)内にて前記磁性ピボットによって回転し、
    前記キャリッジ(11)の前記キャリッジ軸(DC)は、前記軸方向(D0)と平行ないし実質的に平行である
    ことを特徴とする請求項1に記載の調整メンバー(30)。
  3. 前記キャリッジ軸(DC)は、前記軸方向(D0)と平行である
    ことを特徴とする請求項2に記載の調整メンバー(30)。
  4. 前記バランス(1)は、前記キャリッジ(11)内にて前記磁性ピボットによって回転し、
    前記キャリッジ(11)の前記キャリッジ軸(DC)は、前記軸方向(D0)に対して垂直ないし実質的に垂直である
    ことを特徴とする請求項1に記載の調整メンバー(30)。
  5. 前記キャリッジ軸(DC)は、前記軸方向(D0)に対して垂直である
    ことを特徴とする請求項4に記載の調整メンバー(30)。
  6. 前記キャリッジ軸(DC)は、前記バランス軸(D1)に対して垂直である又は傾斜している
    ことを特徴とする請求項2に記載の調整メンバー(30)。
  7. 前記バランス(1)は、固定車(16)と噛み合うエスケープ車セット(8)と、止めデバイス(7)を介して、間接的に連係するように構成している
    ことを特徴とする請求項2に記載の調整メンバー。
  8. 前記バランス(1)は、固定車(16)と噛み合うエスケープ車セット(8)と、止めデバイス(7)を介して、間接的に連係するように構成しており、
    前記固定車(16)の軸は、前記軸方向(D0)と平行である
    ことを特徴とする請求項2に記載の調整メンバー(30)。
  9. 前記バランス(1)は、固定車(16)と噛み合うエスケープ車セット(8)と、止めデバイス(7)を介して、間接的に連係するように構成しており、
    前記固定車(16)の軸は、前記軸方向(D0)に対して垂直である
    ことを特徴とする請求項4に記載の調整メンバー(30)。
  10. 軸方向(D0)に対して実質的に垂直に延在している固定構造(100)と、及び請求項1に記載の調整メンバー(30)とを有する携行型時計(1000)であって、
    直接又は列を介して前記キャリッジ(11)を駆動するように構成しているエネルギー格納手段を有する
    ことを特徴とする携行型時計(1000)。
  11. 軸方向(D0)に対して実質的に垂直に延在している固定構造(100)を有する機械式携行型時計(1000)のクロノメーター的性能を最適化する方法であって、
    前記固定構造(100)は、バランス軸(D1)のまわりを回転するように構成しているバランス(1)を備えた統制メンバーを有する調整メンバー(30)を有し、
    この方法は、
    少なくとも前記6つの標準的タイミング姿勢のそれぞれにおいて目標レート値を定めるステップと、
    少なくとも前記6つの標準的姿勢において前記携行型時計(1000)のクロノメーター的性能を測定するステップと、
    前記調整メンバー(30)を変更して、前記バランス軸(D1)に前記軸方向(D0)に対して傾斜している又は鉛直方向の向きを与えるステップと、
    前記少なくとも6つの標準的姿勢において前記携行型時計(1000)のクロノメーター的性能によって別の測定を行い、測定されたレート値を前記ターゲット値と比較するステップと、
    測定されたレート値が前記ターゲット値よりも小さくなるとすぐに前記調整メンバー(30)の変更を止めるステップと
    を有し、
    前記別の測定の後に前記測定されたレート値が前記ターゲット値よりも大きいと、前記バランス(1)のピボットを磁性ピボットに置き換えることによって、そして、キャリッジ軸(DC)のまわりを回転するように構成しているキャリッジ(11)内に前記バランス(1)を配置することによって、前記調整メンバー(30)を再び変更し、
    前記キャリッジ(11)は、ツールビヨン又はカルーセルによって形成された鉛直方向の姿勢におけるレートの変動を打ち消すデバイス(10)に備えられ、
    前記レートの変動を打ち消すデバイス(10)は、前記調整メンバー(30)に組み入れられている
    ことを特徴とする方法。
  12. 前記キャリッジ(11)は、磁性ピボットを形成する磁石(3、5)を備え、この磁石(3、5)は、前記キャリッジ軸(DC)に対して垂直である又は傾斜している前記バランス軸(D1)を定める
    ことを特徴とする請求項11に記載の方法。
  13. 請求項1に記載の調整メンバー(30)を備えた携行型時計(1000)のクロノメーター的性能を最適化する方法である
    ことを特徴とする請求項11に記載の方法。
  14. 請求項1に記載の調整メンバー(30)を備えた携行型時計(1000)のクロノメーター的性能を最適化する方法である
    ことを特徴とする請求項12に記載の方法。
JP2019190904A 2018-11-09 2019-10-18 携行型時計のための調整メンバー Active JP6889765B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP18205441.1 2018-11-09
EP18205441.1A EP3650954A1 (fr) 2018-11-09 2018-11-09 Organe reglant pour montre

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020076760A true JP2020076760A (ja) 2020-05-21
JP6889765B2 JP6889765B2 (ja) 2021-06-18

Family

ID=64270721

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019190904A Active JP6889765B2 (ja) 2018-11-09 2019-10-18 携行型時計のための調整メンバー

Country Status (4)

Country Link
US (1) US11573530B2 (ja)
EP (1) EP3650954A1 (ja)
JP (1) JP6889765B2 (ja)
CN (1) CN111176096B (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CH718187A1 (fr) * 2020-12-17 2022-06-30 Mft Dhorlogerie Audemars Piguet Sa Tourbillon pour mouvement horloger.
CN113917820B (zh) * 2021-11-08 2022-09-20 得利时钟表(深圳)有限公司 一种可变换陀飞轮位置的手表机械机芯结构

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008518221A (ja) * 2004-10-26 2008-05-29 タグ ホイヤー エスアー 腕時計用の調速機構、及び、当該調速機構を有する機械式ムーブメント
JP2010523957A (ja) * 2007-04-05 2010-07-15 コンプリタイム エスアー タイムピース用のトゥールビヨンムーブメント
JP2016170162A (ja) * 2015-03-09 2016-09-23 セイコーインスツル株式会社 動作安定機構、ムーブメントおよび機械式時計

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR1115966A (fr) * 1953-11-03 1956-05-02 Junghans Geb Ag Régulateur de marche à balancier rotatif
CH1419419H1 (ja) * 2001-08-20 2022-03-15 Gfpi S A
CH699838B1 (fr) * 2004-03-09 2010-05-14 Franck Muller Watchland Sa Tourbillon tri-axial pour pièce d'horlogerie, notamment montre-bracelet.
EP1686435B1 (fr) * 2005-01-28 2008-08-27 Richemont International S.A. Pièce d'horlogerie comportant un tourbillon
WO2007033513A2 (de) * 2005-09-23 2007-03-29 Watch-U-Licence Ag Schiefes tourbillon
EP2450758B1 (fr) * 2010-11-09 2017-01-04 Montres Breguet SA Pivot magnétique et pivot électrostatique
CH704063B1 (fr) 2010-11-09 2013-07-31 Complitime Sa Pièce d'horlogerie
EP2533109B1 (fr) * 2011-06-09 2019-03-13 Cartier International AG Mécanisme évitant les variations de marche dues à la gravitation sur un dispositif réglant à balancier-spiral et pièce d'horlogerie incorporant ce perfectionnement
CH705244B1 (fr) 2011-07-07 2016-06-30 Gfpi S A Pièce d'horlogerie.
CH711316B1 (fr) 2012-10-15 2017-01-13 Complitime Sa Pièce d'horlogerie à tourbillon.
CH711220A2 (fr) * 2015-06-16 2016-12-30 Montres Breguet Sa Dispositif magnétique de pivotement d'un arbre dans un mouvement horloger.
CH713738B1 (fr) * 2017-04-28 2021-05-14 Mft Romain Gauthier Sa Mouvement de montre à tourbillon à roue fixe inclinée.
EP3486734B1 (fr) * 2017-11-15 2020-09-02 Montres Breguet S.A. Controle chronometrique
CN207571477U (zh) 2017-12-26 2018-07-03 上海景时表业有限公司 椭圆形球体笼架式双轴旋转擒纵调速机构及钟表

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008518221A (ja) * 2004-10-26 2008-05-29 タグ ホイヤー エスアー 腕時計用の調速機構、及び、当該調速機構を有する機械式ムーブメント
JP2010523957A (ja) * 2007-04-05 2010-07-15 コンプリタイム エスアー タイムピース用のトゥールビヨンムーブメント
JP2016170162A (ja) * 2015-03-09 2016-09-23 セイコーインスツル株式会社 動作安定機構、ムーブメントおよび機械式時計

Also Published As

Publication number Publication date
JP6889765B2 (ja) 2021-06-18
CN111176096A (zh) 2020-05-19
EP3650954A1 (fr) 2020-05-13
US11573530B2 (en) 2023-02-07
CN111176096B (zh) 2022-02-08
US20200150592A1 (en) 2020-05-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5048082B2 (ja) 腕時計のムーブメント
JP5030428B2 (ja) トゥールビヨンを備えた時計
JP4607966B2 (ja) 腕時計用の調速機構、及び、当該調速機構を有する機械式ムーブメント
EP0520218B1 (fr) Mouvement d'horlogerie présentant des effets esthétiques spéciaux et pièce d'horlogerie munie d'un tel mouvement
JP4555336B2 (ja) 2つのタービロンを備える腕時計
US7677793B2 (en) Timepiece
CN107870549B (zh) 陀飞轮和带陀飞轮的表
JP2020076760A (ja) 携行型時計のための調整メンバー
CN101154088A (zh) 计时器的陀飞轮装置
JPS6161635B2 (ja)
EP2802942A1 (fr) Piece d'horlogerie a plusieurs balanciers
EP2864844B1 (fr) Procédé de détermination d'une caractéristique de balourd d'un oscillateur
JP5580484B2 (ja) 周縁ガイドを有する時計のホイールセット
CH693047A5 (fr) Pièce d'horlogerie mécanique.
JP2020091282A (ja) 固定磁性車を備えるツールビヨンを有する計時器用ムーブメント
JP2019028064A (ja) 大きな角ストロークがあるたわみガイドメンバーを備える計時器用発振器
JP7038491B2 (ja) 緩急針、ムーブメント、及び時計
US4090351A (en) Gravity clock
CH714600A2 (fr) Pièce d'horlogerie munie d'un tourbillon.
CN114080572A (zh) 用于钟表机芯的振荡器和包括这种振荡器的钟表
JP2020003427A (ja) ひげぜんまい、調速機、時計用ムーブメント及び時計
CN114514480A (zh) 钟表机芯
JP2016125957A (ja) 機械式時計のムーブメント

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20191018

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200916

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200923

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20201223

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210518

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210521

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6889765

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250