JP2020071842A - 情報処理システム、媒体アクセス端末、情報処理方法およびプログラム - Google Patents
情報処理システム、媒体アクセス端末、情報処理方法およびプログラム Download PDFInfo
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Abstract
【課題】ICカードに保持されている電子マネーへの加算(チャージ)およびそれに付随する決済を自動的に実行する技術(オートチャージ機能)を提供する。【解決手段】金融機関が有する情報処理システムのインターフェイスを介して、ユーザの口座情報を取得および更新することが可能な決済部と、前記ユーザが所有する電子マネー記録媒体に記録されている電子マネーを、前記電子マネー記録媒体へのアクセスが可能な媒体アクセス端末を介して管理する管理部と、を有し、前記電子マネーの残高が所定の設定金額未満である場合、所定のチャージ金額を前記ユーザの口座から引き落とし、前記チャージ金額を前記電子マネーの残高に加算する情報処理システムを提供する。【選択図】図1
Description
本発明は、情報処理システム、媒体アクセス端末、情報処理方法およびプログラムに関する。
たとえば、特許文献1は、「商品購入のために必要なユーザの操作を簡易化し、かつメンテナンス性を向上させることが可能な無人販売方式を実現する」ことを目的とする「プログラム、端末装置、および情報処理方法」の発明を開示する。当該発明は、「読取部と受付部と通信部とを備える端末装置に、前記読取部に、第1識別情報を読み取らせる第1の処理と、前記受付部に、商品の購入金額の決定操作を受け付けさせる第2の処理と、前記通信部に、前記読取部に読み取らせた前記第1識別情報と前記受付部に受け付けさせた決定操作に応じた購入金額とを含む決済要求を他装置に送信させる第3の処理と、を実行させる」ことで前記目的を達成しようとする。
たとえば、特許文献2は、特許文献1と同様な目的の「プログラム、端末装置、および情報処理方法」の発明を開示する。当該発明は、「端末装置10は、読取部18に、第1識別情報を読み取らせる処理と、受付部16に、ユーザからの商品の購入金額の設定操作を受け付けさせる処理と、受付部16に、商品の購入金額の決定操作を受け付けさせる処理と、通信部12に、読取部18に読み取らせた第1識別情報と受付部16に受け付けさせた決定操作に応じた購入金額と、を含む決済要求を他装置に送信させる処理を備える」ことで同目的を達成しようとする。
たとえば、特許文献3は、「クレジット機能を有さないICカードに対するオートチャージを行うことが可能な自動改札システム及び自動改札機を提供すること」を目的とする「自動改札システム及び自動改札機」の発明を開示する。当該発明は、「端末からインターネットを介してチャージ予約情報サーバに対してチャージ予約情報を入力して登録を行う。チャージ予約情報サーバは、当該チャージ予約情報に基づいて自動改札機が設置される駅毎にチャージ予約リストを作成し、当該駅に設置された複数の自動改札機にチャージ予約情報を配信する。自動改札機は、チャージ予約情報を受信し、利用者がICカードを当該自動改札機の読取部に翳した際、当該ICカードがチャージを行うための要件を満たすか確認し、要件を満たす場合にはチャージを行い、チャージ完了に伴う明細データを送信する。チャージ予約情報サーバは、当該明細データを基に自動改札機に対しては再配信を行い、チャージ予約を行った端末利用者に対してはチャージ完了報告を行う」ことで前記目的を達成しようとする。
一般に、交通機関の自動改札機等によるICカードへの電子マネーのオートチャージは、クレジット会社からの与信を前提に実現される。よって、クレジット機能が付いていないICカードではオートチャージを行うことはできない。
この点、特許文献3の発明によれば、クレジット機能を有さないICカードであってもオートチャージを行うことが可能になる。しかし、当該発明では、チャージ予約情報サーバに対してチャージ予約情報を入力する必要があり、チャージ予約における決済方法は、依然としてクレジットカード決済のような手間と手数料のかかる方法が採用されている。
一方、特許文献1、2に記載の発明によれば、購入商品に関連付けたQRコード(登録商標)のような識別情報を端末装置に読み取らせ、決済サーバ等と協働させることで、たとえばチャージ予約のような商品購入のためのユーザ操作を簡略化することが可能である。しかし、チャージ予約の度に、QRコード(登録商標)の読み取り等、決済のためのユーザ操作が発生し、真の意味でのチャージ予約の自動化が図られる訳ではない。
本発明の目的は、ICカードに保持されている電子マネーへの加算(チャージ)およびそれに付随する決済が、ユーザにほとんど意識させることなく、自動的に実行される技術(オートチャージ機能)を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の第1の態様においては、金融機関が有する情報処理システムのインターフェイスを介して、ユーザの口座情報にアクセスすることが可能な決済部と、前記ユーザが所有する電子マネー記録媒体に記録されている電子マネーを、前記電子マネー記録媒体へのアクセスが可能な媒体アクセス端末を介して管理する管理部と、を有し、前記電子マネーの残高が所定の設定金額未満である場合、所定のチャージ金額を前記ユーザの口座から引き落とし、前記チャージ金額を前記電子マネーの残高に加算する情報処理システムを提供する。
前記電子マネーの残高が前記設定金額未満であるか否かの判断は、前記管理部が管理する電子マネーの残高(管理部残高)に基づいて行われ、当該判断において前記設定金額未満であると判断された場合、前記チャージ金額に相当する額が前記口座から引き落とされ、前記媒体アクセス端末が前記電子マネー記録媒体にアクセスするタイミングで、前記口座から引き落とされた額が、前記電子マネー記録媒体に記録されている電子マネーの残高(媒体残高)に加算されてもよい。この場合、前記口座から引き落とされた額が、口座引き落とし後所定期間が経過するまでに、前記媒体残高に加算されなかった場合、前記口座から引き落とされた額が前記口座に払い戻されてもよい。
前記電子マネーの残高が前記設定金額未満であるか否かの判断は、前記媒体アクセス端末が前記電子マネー記録媒体にアクセスするタイミングで、前記電子マネー記録媒体に記録されている電子マネーの残高(媒体残高)に基づいて行われ、当該判断において前記設定金額未満であると判断された場合、前記チャージ金額に相当する額が前記媒体残高に加算され、所定期間の経過の後、前記媒体残高に加算された額が前記口座から引き落とされてもよい。この場合、前記ユーザが加算可能な前記電子マネーの上限を設定する与信枠設定部をさらに有し、前記媒体残高への加算は、前記与信枠の範囲内で実行可能としてもよい。
ユーザ毎の前記電子マネー記録媒体の識別情報およびチャージ金額を含むチャージリストを生成するリスト生成部をさらに有し、前記管理部が、前記チャージリストを前記媒体アクセス端末に配信してもよい。前記電子マネー記録媒体が、交通系ICカードであり、前記媒体アクセス端末が、前記交通系ICカードに対応したバス運賃箱、自動改札機、その他のICカードリーダーライターであってもよい。この場合、前記管理部と前記媒体アクセス端末との間の処理、および、前記管理部と前記決済部との間の処理が、所定時間に纏めて実行されるバッチ処理であり、前記所定時間が、前記ICカードリーダーライターの利用時間外であってもよい。前記金融機関が有する前記情報処理システムの前記インターフェイスが、更新系API(Application Programming Interface)であり、前記決済部が、前記更新系APIを利用して、前記ユーザの口座情報を取得および更新するものであってもよい。
本発明の第2の態様においては、電子マネー記録媒体から電子マネーの残高を含む電子マネー情報を読み取る情報読取部と、前記電子マネーを管理する管理部を有する情報処理システムから、チャージ金額を含むチャージ情報を受け取る受信部と、前記チャージ金額を前記残高に加算するチャージ処理部と、前記加算その他の処理により更新された電子マネー情報を、前記電子マネー記録媒体に書き込む情報更新部と、を有する媒体アクセス端末を提供する。
前記電子マネー情報が、前記残高に加え、当該電子マネー記録媒体の識別情報を含み、前記チャージ情報が、ユーザ毎の電子マネー記録媒体の識別情報およびチャージ金額を含むチャージリストであり、前記チャージ処理部は、前記電子マネー記録媒体から読み取った前記電子マネー情報に含まれる識別情報と、前記チャージリストに含まれる識別情報とが一致するか否かを判断し、一致すると判断された場合、当該識別情報に対応するチャージ金額を前記残高に加算してもよい。この場合、前記チャージリストにユーザ毎の設定金額を含み、前記チャージ処理部は、前記電子マネー情報に含まれる前記残高が前記チャージリストに含まれる設定金額未満であるか否かをさらに判断し、設定金額未満であると判断されない場合、前記チャージ金額を前記残高に加算しないものであってもよい。前記電子マネー記録媒体が、交通系ICカードであり、前記媒体アクセス端末が、前記交通系ICカードに対応したバス運賃箱、自動改札機、その他のICカードリーダーライターであってもよい。
本発明の第3の態様においては、金融機関が有する情報処理システムのインターフェイスを介して、ユーザの口座情報にアクセスすることが可能な決済部と、前記ユーザが所有する電子マネー記録媒体に記録されている電子マネーを、前記電子マネー記録媒体へのアクセスが可能な媒体アクセス端末を介して管理する管理部と、を有する情報処理システムを用いた情報処理方法であって、前記電子マネーの残高が所定の設定金額未満であるかを判断する段階と、前記判断する段階において、前記残高が前記設定金額未満であると判断された場合、所定のチャージ金額を前記ユーザの口座から引き落とし、前記所定のチャージ金額を前記電子マネーの残高に加算する段階と、を有する情報処理方法を提供する。
本発明の第4の態様においては、前記電子マネーを管理する管理部を有する情報処理システムから、チャージ情報を受け取る段階と、電子マネー記録媒体から電子マネーの残高を含む電子マネー情報を読み取る段階と、前記チャージ金額を前記残高に加算する段階と、前記加算その他の処理により更新された電子マネー情報を、前記電子マネー記録媒体に書き込む段階と、を有する情報処理方法を提供する。
本発明の第5の態様においては、コンピュータに、金融機関が有する情報処理システムのインターフェイスを介して、ユーザの口座情報にアクセスする機能、前記ユーザが所有する電子マネー記録媒体に記録されている電子マネーを、前記電子マネー記録媒体へのアクセスが可能な媒体アクセス端末を介して管理する機能、前記電子マネーの残高が所定の設定金額未満であるかを判断する機能、前記残高が前記設定金額未満であると判断された場合、所定のチャージ金額を前記ユーザの口座から引き落とし、前記所定のチャージ金額を前記電子マネーの残高に加算する機能、を実現させるためのプログラムを提供する。
本発明の第6の態様においては、コンピュータに、電子マネー記録媒体から電子マネーの残高を含む電子マネー情報を読み取る機能、前記電子マネーを管理する管理部を有する情報処理システムから、チャージ金額を含むチャージリストを受け取る機能、前記チャージ金額を前記残高に加算する機能、前記加算その他の処理により更新された電子マネー情報を、前記電子マネー記録媒体に書き込む機能、を実現させるためのプログラムを提供する。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
(実施の形態1)
図1は、オートチャージシステム全体の概要を示すブロック図である。本実施の形態のオートチャージシステムは、情報処理システム100、複数の銀行サーバ(銀行サーバ200a、銀行サーバ200b、・・・、銀行サーバ200m)、複数の媒体アクセス端末300、電子マネー記録媒体400、ユーザ端末500を有する。なお、複数の銀行サーバを総称する場合、または、各銀行サーバを区別する必要がない場合は、単に銀行サーバ200という。銀行サーバ200は、金融機関が有する情報処理システムの一例である。
図1は、オートチャージシステム全体の概要を示すブロック図である。本実施の形態のオートチャージシステムは、情報処理システム100、複数の銀行サーバ(銀行サーバ200a、銀行サーバ200b、・・・、銀行サーバ200m)、複数の媒体アクセス端末300、電子マネー記録媒体400、ユーザ端末500を有する。なお、複数の銀行サーバを総称する場合、または、各銀行サーバを区別する必要がない場合は、単に銀行サーバ200という。銀行サーバ200は、金融機関が有する情報処理システムの一例である。
情報処理システム100は、銀行サーバ200および媒体アクセス端末300と協働し、ユーザが所持する電子マネー記録媒体400へのオートチャージ機能を実現する。
銀行サーバ200は、ユーザの銀行口座を管理する。銀行サーバ200a、銀行サーバ200b、・・・、銀行サーバ200mのそれぞれは、API210a、API210b、・・・、API210mを備える。複数のAPIを総称する場合、または、各APIを区別する必要がない場合は、単にAPI210という。API210は、金融機関が有する情報処理システムのインターフェイスの一例である。銀行サーバ200がAPI210を備えることで、API210を介した銀行口座の残高照会サービスが利用できる。また、API210が更新系である場合、口座からの出金、口座への入金サービスが利用できる。銀行サーバ200は、インターネットまたは専用線を介して情報処理システム100に接続される。
媒体アクセス端末300は、電子マネー記録媒体400へのアクセスを可能にする。複数の媒体アクセス端末300のそれぞれは、たとえば、バス350a、バス350b、・・・、バス350nに設置された料金箱300a、料金箱300b、・・・、料金箱300nである。その他の媒体アクセス端末300として、たとえば鉄道駅に設置された自動改札機、精算機、チャージ専用機等が例示できる。また、媒体アクセス端末300として、たとえば、パーソナルコンピュータその他の情報処理装置に接続されたICカード端末を例示することができる。媒体アクセス端末300は、インターネットまたは専用線を介して情報処理システム100に接続される。
電子マネー記録媒体400は、ユーザが所有する電子マネーの記録媒体である。電子マネー記録媒体400として、たとえば、電子マネー機能付きIC(integrated circuit)カード、電子マネー機能付きスマートフォン、電子マネー機能付きスマートウォッチ、等が例示できる。電子マネー機能付きICカードとして、特に交通系ICカードが例示できる。電子マネー記録媒体400が非接触式である場合、電子マネー記録媒体400を媒体アクセス端末300にタッチすることで媒体アクセス端末300は電子マネー記録媒体400にアクセスする。
ユーザ端末500はアプリ510を有する。ユーザ端末500は、ユーザが所有する端末であり、アプリ510が稼働するスマートフォン、パーソナルコンピュータを例示することができる。ユーザ端末500は、たとえばインターネットを介して情報処理システム100に接続される。アプリ510は、情報処理システム100に接続し、以下に説明する各種サービスを受けるためのアプリケーションプログラムである。
情報処理システム100は、決済部110、決済データ記憶部120、管理部130、管理データ記憶部140、アプリサーバ部150、ユーザデータ記憶部160を有する。
決済部110は、金融機関が有する情報処理システム(銀行サーバ200)に接続し、当該金融機関との取り決めの下で開放されるAPI210を利用して、ユーザの口座情報にアクセスする。なお、API210は更新系APIとすることができる。更新系APIとすることで、決済部110は、ユーザの口座情報を取得(たとえば残高照会)のみならず、当該口座情報を更新することも可能になる。この結果、ユーザが商品等を購入する際、ユーザの銀行口座から商品代金を引き落とし、当該商品購入に伴う支払いを、クレジット会社等からの与信を利用することなく、決済することができる。
なお、商品等の販売者(販売店)の銀行口座へもAPI210を介して接続することができる。この場合、ユーザが支払うべき購入代金を、API210を利用して販売者の銀行口座に入金することができ、当該商品等購入に係る代金の支払いも決済部110により行うことができる。これによりユーザ(購入者)と販売者との間の取引を、クレジット会社等からの与信を利用することなく完結でき、取引の安全性を高めるとともに、ユーザおよび販売者の利便性を高めることができる。
決済データ記憶部120は、決済部110によって管理され、ユーザ毎の決済データを記憶する。決済データには、たとえば、商品の取引履歴(商品識別情報、購入日時、販売者(販売店)情報、購入価格、金融機関との取引日時、引き落とし金額、取引時の口座残高等)やエラー記録等を含むことができる。
管理部130は、媒体アクセス端末300を介して、電子マネー記録媒体400に記録されている電子マネーを管理する。
管理データ記憶部140は、管理部130によって管理され、電子マネー記録媒体400毎の管理データを記憶する。管理データには、たとえば、電子マネー記録媒体400の媒体識別情報、電子マネー残高、チャージ履歴、使用履歴等を含むことができる。なお、電子マネー記録媒体400内に記録されている電子マネー残高(媒体残高)と管理部130が管理する電子マネー残高(管理部残高)とは、原則として一致すべきであるが、両残高の同期にタイムラグが発生する場合がある。両残高の同期方法については、後に説明する。
アプリサーバ部150は、ユーザ端末500にインストールされているアプリ510からの要求(リクエスト)を処理する。アプリ510からのリクエストには、たとえば、ユーザ情報の登録・変更等一般管理要求に加え、決済部110に対する要求および管理部130に対する要求が含まれる。決済部110に対する要求として、たとえば、銀行口座の残高照会、商品購入に際しての支払い、特定口座への送金、等が挙げられる。管理部130に対する要求として、電子マネー記録媒体400の登録要求、電子マネーのチャージ要求、オートチャージの設定要求、オートチャージを設定した場合の設定金額、チャージ金額の登録、等が挙げられる。
ユーザデータ記憶部160は、アプリサーバ部150によって管理され、ユーザデータを記憶する。ユーザデータには、たとえば、ユーザの氏名等属性情報、銀行口座に関する情報、電子マネー記録媒体400についての情報が含まれる。電子マネー記録媒体400についての情報には、たとえば、媒体識別情報、オートチャージが設定されているか否かの情報、オートチャージが設定されている場合、オートチャージを実行する設定金額およびチャージ金額を含む。
本実施の形態の情報処理システム100は、上記した決済部110および管理部130が協働してオートチャージ機能を実現する。すなわち、電子マネーの残高が所定の設定金額未満である場合、所定のチャージ金額をユーザの口座から引き落とし、当該チャージ金額を電子マネーの残高に加算する。なお、チャージ金額の口座引き落としと電子マネー残高への加算とは、処理フローにより、同時であってもよく、前後してもよい。
上記したオートチャージ機能の実現において、電子マネーの残高が設定金額未満であるか否かの判断は、管理部130が管理する電子マネーの残高(管理部残高)に基づいて行うことができる。当該判断において設定金額未満であると判断された場合には、チャージ金額に相当する額が銀行サーバ200のユーザの口座から引き落とされ、口座から引き落とされた額が、電子マネー記録媒体400に記録されている電子マネーの残高(媒体残高)に加算される。この電子マネーの残高(媒体残高)への電子マネーの加算は、媒体アクセス端末300が電子マネー記録媒体400にアクセスするタイミングで実行される。設定金額未満であるか否かの判断を、上記した管理部残高で行う場合、口座から引き落とされた額が、口座引き落とし後所定期間が経過するまでに、媒体残高に加算されない場合が生じ得る。この場合、口座から引き落とされた額が口座に払い戻される。
あるいは、上記したオートチャージ機能の実現において、電子マネーの残高が設定金額未満であるか否かの判断は、媒体アクセス端末300が電子マネー記録媒体400にアクセスするタイミングで、電子マネー記録媒体400に記録されている電子マネーの残高(媒体残高)に基づいて行うことができる。当該判断において設定金額未満であると判断された場合、チャージ金額に相当する額が媒体残高に加算され、所定期間の経過の後、媒体残高に加算された額が口座から引き落とされる。
図2は、媒体アクセス端末300の概要を示すブロック図である。媒体アクセス端末300は、受信部302、チャージ情報記憶部304、情報読取部306、チャージ処理部308、端末決済部310、情報更新部312、一件明細記憶部314、送信部316を有する。
受信部302は、情報処理システム100内の管理部130から、チャージ金額を含むチャージ情報を受け取り、チャージ情報記憶部304は、受信部302が受け取ったチャージ情報を記憶する。情報読取部306は、電子マネー記録媒体400から電子マネーの残高を含む電子マネー情報を読み取り、チャージ処理部308は、電子マネー記録媒体400から読み取った電子マネーの残高(媒体残高)にチャージ金額を加算する。
端末決済部310は、商品等の購入代金、たとえばバス乗車に係る運賃をマネー残高から差し引く決済を実行する。情報更新部312は、チャージ処理部308によるチャージ処理、その他の処理(たとえば、商品等の購入に係る決済)により更新された電子マネー残高を含む電子マネー情報を、電子マネー記録媒体400に書き込み、一件明細を生成する。一件明細記憶部314は、端末決済部310により生成された一見明細を記憶し、送信部316は、当該一件明細を管理部130に送信する。
なお、上記した電子マネー情報が、電子マネーの残高に加え、当該電子マネー記録媒体400の識別情報を含んでもよく、チャージ情報が、ユーザ毎の電子マネー記録媒体400の識別情報およびチャージ金額を含むチャージリストであってもよい。この場合、チャージ処理部308は、電子マネー記録媒体400から読み取った電子マネー情報に含まれる識別情報と、チャージリストに含まれる識別情報とが一致するか否かを判断し、一致すると判断された場合、当該識別情報に対応するチャージ金額を残高(媒体残高)に加算する。
また、チャージリストにユーザ毎の設定金額を含んでよい。この場合、チャージ処理部308は、電子マネー情報に含まれる残高がチャージリストに含まれる設定金額未満であるか否かをさらに判断し、設定金額未満であると判断されない場合には、チャージ金額を残高に加算しない。
なお、上記した電子マネー記録媒体400として交通系ICカードが例示でき、媒体アクセス端末300として、交通系ICカードに対応したバス運賃箱、自動改札機、その他のICカードリーダーライターを挙げることができる。
図3は、情報処理システム100を含むオートチャージシステムにおける情報処理方法の一例を示すフロー図である。まず、ユーザ端末500へのアプリ登録を実施する(ステップ602)。アプリ登録は、ユーザ端末500へのアプリ510のインストールおよびユーザ情報の登録により行う。登録されたユーザ情報は、情報処理システム100に送られ、ユーザデータ記憶部160に記憶されるとともに、決済部110においてユーザ情報に含まれる口座の確認を銀行サーバ200に対して実施する(ステップ604、ステップ606)。
次に、ユーザ端末500において、アプリ510を利用し、オートチャージ(AC)の設定・変更を行う(ステップ608)。ACを設定する場合、当該AC設定・変更で生成されるAC設定情報には、少なくとも設定金額およびチャージ金額が含まれる。設定金額は、電子マネーの残高が当該設定金額を下回った場合にACが実行される金額であり、チャージ金額は、ACが実行される場合の1回のチャージ額である。設定あるいは変更されたAC設定情報は、決済部110に送られる(ステップ610)。
決済部110は、任意の時期または適切なイベント発生時に、電子マネーの残高を管理部130に照会し(ステップ612)、管理部130は、照会の結果を管理部残高情報として決済部110に返信する(ステップ614)。
管理部130から照会結果である管理部残高を受け取った決済部110は、管理部残高が設定金額未満であるかを判断し(ステップ616)、設定金額未満である場合、銀行サーバ200に対しチャージ金額の引き落としを指示し(ステップ618)、API210を介してチャージ金額の引き落としを実行する(ステップ620)。さらに、決済部110は、ステップ620で引き落としたチャージ金額を、チャージすべき電子マネー記録媒体400の識別情報(ID情報)とともに管理部130に送信する(ステップ622)。なお、ステップ616の判断が設定金額未満でない場合は、上記したステップ618からステップ622をパスする(実行しない)(ステップ624)。
ID情報およびチャージ金額を受け取った管理部130は、該当するIDの電子マネー残高(管理部残高)にチャージ金額を加算(チャージ)し(ステップ626)、ID情報およびチャージ金額を媒体アクセス端末300に配信する(ステップ628)。媒体アクセス端末300は、受け取ったID情報およびチャージ金額を料金箱メモリ(チャージ情報記憶部304)に記録する(ステップ630)。
ユーザが、バス等交通機関の利用に際し、交通系ICカードを精算機にタッチする等、媒体アクセス端末300から電子マネー記録媒体400へのアクセスイベントの発生を契機として(ステップ632)、媒体アクセス端末300が、電子マネー記録媒体400のカード情報を読み取る(ステップ634)。
読み取られたカード情報に含まれる記録媒体のID情報を参照し、チャージ情報記憶部304に記憶されたチャージ対象のIDと一致するかを判断する(ステップ636)。チャージ対象のIDである場合、電子マネーの残高にチャージ金額を加算してチャージを実行する(ステップ638)。チャージ対象のIDでない場合は、チャージを実行することなくステップ642に進む(ステップ640)。その後、媒体アクセス端末300は、運賃等の決済を行い(ステップ642)、更新されたカード情報を電子マネー記録媒体400に書き込む(ステップ644)。また、媒体アクセス端末300は、当該処理に係る一件明細を生成し、管理部130に送信する(ステップ646)。以上のようにして、オートチャージが実行される。
以上説明した情報処理システム100および媒体アクセス端末300によれば、また、以上説明した情報処理方法によれば、銀行サーバ200、ユーザ端末500のアプリ510と協働し、ICカード等電子マネー記録媒体400に保持されている電子マネーのオートチャージおよびそれに付随する決済を、ユーザに意識させることなく、また、クレジット機能を利用することなく、実現することができる。
(実施の形態2)
図4は、情報処理システム180を含むオートチャージシステム全体の概要を示すブロック図である。本実施の形態のオートチャージシステムは、情報処理システム180がリスト生成部182を含む以外、実施の形態1の場合と同様である。よって、実施の形態1と相違する部分について説明し、その他の説明を省略する。
図4は、情報処理システム180を含むオートチャージシステム全体の概要を示すブロック図である。本実施の形態のオートチャージシステムは、情報処理システム180がリスト生成部182を含む以外、実施の形態1の場合と同様である。よって、実施の形態1と相違する部分について説明し、その他の説明を省略する。
情報処理システム180は、リスト生成部182を含む。リスト生成部182は、ユーザ毎の電子マネー記録媒体400の識別情報およびチャージ金額を含むチャージリストを生成する。この場合、管理部130は、チャージリストを媒体アクセス端末300に配信する。
図5は、情報処理システム180を含むオートチャージシステムにおける情報処理方法の一例を示すフロー図である。本実施の形態の情報処理方法として、ユーザがバスを利用する場合の例を説明する。よって、媒体アクセス端末300は、バス350a、バス350b、・・・、バス350nのそれぞれに設置された料金箱300a、料金箱300b、・・・、料金箱300nである。
初期設定として、ユーザ端末500へのアプリ登録を実施する(ステップ702)。アプリ登録は、ユーザ端末500へのアプリ510のインストールおよびユーザ情報の登録により行う。登録されたユーザ情報は、情報処理システム180に送られ、ユーザデータ記憶部160に記憶されるとともに、決済部110においてユーザ情報に含まれる口座の確認を銀行サーバ200に対して実施する(ステップ704、ステップ706)。
次に、オートチャージ(AC)設定・変更として、ユーザ端末500において、アプリ510を利用し、AC設定および変更を行う(ステップ708)。ACを設定する場合、当該AC設定・変更で生成されるAC設定情報には、少なくとも設定金額およびチャージ金額が含まれる。設定金額は、電子マネーの残高が当該設定金額を下回った場合にACが実行される金額であり、チャージ金額は、ACが実行される場合の1回のチャージ額である。
設定あるいは変更されたAC設定情報は、決済部110に送られ(ステップ710)、決済部110は、受け取ったAC設定情報を、チャージすべき電子マネー記録媒体400の識別情報(ID情報)とともに管理部130に送信する(ステップ712)。なお、AC設定・変更を行った当日にACは行われず、翌日以降に実施される。
当日の営業終了後、バスが入庫した際、媒体アクセス端末である料金箱300の金庫を開錠し(ステップ714)、金庫内の一件明細を管理部130に送信する(ステップ716)。なお、一件明細には、当日、当該料金箱300で処理されたチャージ処理や決済処理の明細が記録される。管理部130は、受信した一件明細の処理内容に応じて管理するデータを更新する。よって、この段階では、ユーザが所持する電子マネー記録媒体400内の電子マネー残高(媒体残高)と管理部130が管理する電子マネー残高(管理部残高)は一致している。
当日から翌日にかけての夜間バッチ処理では、決済部110が、電子マネーの残高を管理部130に照会し(ステップ718)、管理部130は、照会の結果として管理部残高情報を決済部110に返信する(ステップ720)。なお、入庫後の金庫開錠から夜間バッチ処理までの間、料金箱300において電子マネーのチャージや決済が行われることはないので、管理部残高と媒体残高は一致しており、電子マネー残高は真正な値である。
管理部130から照会結果である残高を受け取った決済部110は、残高が設定金額未満であるかを判断し(ステップ722)、設定金額未満である場合、銀行サーバ200に対しチャージ金額の引き落としを指示し(ステップ724)、API210を介してチャージ金額の引き落としを実行する(ステップ726)。さらに、決済部110は、引き落としたチャージ金額を、電子マネー記録媒体400のID情報とともに管理部130に送信する(ステップ728)。なお、ステップ722の判断が設定金額未満でない場合、上記したステップ724からステップ728をパスする(実行しない)(ステップ730)。ID情報およびチャージ金額を受け取った管理部130は、車載機判定用のオートチャージ(AC)リストを作成する(ステップ732)。
翌朝出庫時、管理部130は料金箱300にACリストを配信し(ステップ734)、料金箱300は、チャージ情報記憶部304(料金箱メモリ)にACリストを記憶する(ステップ736)。
バスの運行中において、ユーザが、電子マネー記録媒体400であるICカードを運賃精算時に料金箱300にタッチすると(ステップ738)、媒体アクセス端末300である料金箱300は、ICカード内のカード情報を読み取る(ステップ740)。
読み取ったカード情報に含まれるID情報と一致するID情報がACリストに含まれているかを判断し(ステップ742)、含まれていると判断された場合、カード内の前回処理情報とACリスト内の前回処理情報とが一致するかをさらに判断する(ステップ744)。当該判断で一致すると判断された場合、ACリスト内のチャージ情報を参照してオートチャージを実行、すなわち、電子マネーの残高にチャージ金額を加算する(ステップ746)。なお、ステップ742の判断またはステップ744の判断がNoの場合、オートチャージを実行することなくステップ748に進む。
ステップ744における判断で「一致しない」と判断される場合の例として、たとえば、既にオートチャージが実施されたICカードを他の料金箱300にタッチした場合を挙げることができる。すなわち、オートチャージが実施済みのICカードにおいては、カード内の前回処理情報が実施済のオートジャージ処理情報になり、他の料金箱300のメモリに記憶されているACリスト内の前回処理情報とは異なる内容になっているはずである。このような場合、オートチャージを実行せず、結果的に重複したオートチャージを防止することができる。すなわち、ICカード内にオートチャージが実行される設定金額以上の電子マネー残高があるにもかかわらず不必要なオートチャージが実行されるのを防止することができる。
料金箱300は、運賃の決済を行い(ステップ748)、更新されたカード情報を電子マネー記録媒体400に書き込む(ステップ750)。
運行終了後、入庫する際、料金箱300の金庫を開錠し(ステップ752)、運行中に実行されたチャージ処理および決済処理に係る一件明細を生成し、管理部130に送信する(ステップ754)。
入庫後の夜間バッチ処理において、一件明細を受信した管理部130は、オートチャージが実施されたかを確認し(ステップ756)、未実施である場合(ステップ758)、決済部110は、引き落としのキャンセル処理を実行する(ステップ760)。引き落としのキャンセル処理は、決済部110から銀行サーバ200へのAPI210を利用したチャージ金額に相当する額の入金(払い戻し)により実行する(ステップ762)。ステップ756の判断で実施されたと判断された場合、決済部110は、ACリストからAC実施済みの項目を削除する(ステップ764)。その後の処理は、ステップ718以降の夜間バッチ処理に繋がる。
バッチ処理は、管理部130と媒体アクセス端末300との間の処理、および、管理部130と決済部110との間の処理を所定時間に纏めて実行する処理であり、所定時間として、交通系ICカードに対応したICカードリーダーライターの利用時間外を例示することができる。上記例では、所定時間として夜間を例示しているが、夜間である必要はなく、ICカードリーダーライターが利用されない時間であれば何時でもよい。
以上説明した情報処理システム180および情報処理方法によれば、実施の形態1同様、ICカードへの電子マネーのオートチャージおよびそれに付随する決済を、ユーザに意識させることなく、また、クレジット機能を利用することなく、実現することができる。加えて、本実施の形態2では、ACリストを生成し、料金箱300に配信するので、確実なオートチャージの実行とオートチャージが行われなかった場合の払い戻しを確実に行うことができる。なお、オートチャージが行われなかった場合の払い戻しは、たとえば1週間等所定期間、の経過を待って実行しても良い。
(実施の形態3)
図6は、情報処理システム190を含むオートチャージシステム全体の概要を示すブロック図である。本実施の形態のオートチャージシステムは、情報処理システム190が与信枠設定部192を含む以外、実施の形態2の場合と同様である。よって、実施の形態2と相違する部分について説明し、その他の説明を省略する。
図6は、情報処理システム190を含むオートチャージシステム全体の概要を示すブロック図である。本実施の形態のオートチャージシステムは、情報処理システム190が与信枠設定部192を含む以外、実施の形態2の場合と同様である。よって、実施の形態2と相違する部分について説明し、その他の説明を省略する。
情報処理システム190は、与信枠設定部192を含む。与信枠設定部192は、ユーザが加算可能な電子マネーの上限である与信枠を設定する。この場合、媒体残高への加算は、与信枠の範囲内で実行可能とすることができる。
図7は、情報処理システム190を含むオートチャージシステムにおける情報処理方法の一例を示すフロー図である。本実施の形態の情報処理方法は、実施の形態2と同様、ユーザがバスを利用する場合の例である。実施の形態2と同様な部分については説明を省略する。
オートチャージ(AC)設定・変更において、AC設定情報を受け取った決済部110は、与信枠を設定する(ステップ812)。与信枠は、ユーザの支払いが行われなかった場合に負担するリスクの上限であり、当該リスクを金融機関が負担する場合、銀行サーバ200から与信枠の承認を受けて設定することができる。あるいは、本実施の形態のオートチャージシステムを提供するサービス事業者がリスクを負担する場合、決済部110の判断で与信枠を設定することができる。決済部110が与信枠を設定する場合、たとえば、ユーザの銀行口座残高を照会し、残高が所定の要件を満たしていることを条件に与信枠を設定するようにしても良い。
決済部110は、設定された与信枠を含む与信枠情報を、電子マネー記録媒体400の識別情報(ID情報)とともに管理部130に送信する(ステップ814)。なお、与信枠を設定した当日にオートチャージは行われず、翌日以降に実施される。
与信枠設定当日の夜間バッチ処理において、ID情報および与信枠情報を受け取った管理部130は、カード書き込み用のオートチャージ(AC)リストを作成する(ステップ816)。
翌朝出庫時、管理部130は料金箱300にACリストを配信し(ステップ818)、料金箱300は、チャージ情報記憶部304(料金箱メモリ)にACリストを記憶する(ステップ820)。
バスの運行中において、ユーザが、電子マネー記録媒体400であるICカードを運賃精算時に料金箱300にタッチすると(ステップ822)、媒体アクセス端末300である料金箱300は、ICカード内のカード情報を読み取る(ステップ824)。
料金箱300は、読み取ったカード情報に含まれるID情報と一致するID情報がACリストに含まれているかを判断し(ステップ826)、含まれていると判断された場合、カード情報に含まれている残高(媒体残高)が設定金額未満であるかをさらに判断する(ステップ828)。設定金額未満である場合、チャージ金額以上の与信残高があるかを判断し(ステップ830)、チャージ金額以上の与信残高がある場合、ACリスト内のチャージ情報を参照してオートチャージを実行、すなわち、電子マネーの残高にチャージ金額を加算する(ステップ832)。なお、ステップ826からステップ830の判断の何れか一つがNoである場合(ステップ834)、オートチャージを実行することなくステップ836に進む。
料金箱300は、運賃の決済を行い(ステップ836)、更新されたカード情報を電子マネー記録媒体400に書き込む(ステップ838)。
運行終了後、入庫する際、料金箱300の金庫を開錠し(ステップ840)、運行中に実行されたチャージ処理および決済処理に係る一件明細を生成し、管理部130に送信する(ステップ842)。一件明細には、運行日当日に料金箱300で処理されたチャージ処理や決済処理の明細が記録される。管理部130は、受信した一件明細の処理内容に応じて管理するデータを更新する。たとえば、当日オートチャージが実行された場合には、与信枠からチャージ金額を減算し、与信残高を更新する。
入庫後の夜間バッチ処理において、一件明細を受信した管理部130は、オートチャージが実施されたかを確認し(ステップ844)、実施されたと判断された場合、管理部130は、ACリストからAC実施済みの項目を削除する(ステップ846)。未実施である場合は、ステップ846の処理をパスする(実施しない)(ステップ848)。その後の処理は、ステップ816以降に繋がる。
本実施の形態の情報処理方法では、所定期間経過毎の処理、たとえば月次処理が必要である。たとえば月次処理の場合、管理部130は、ユーザ毎の月間利用金額(当月にオートチャージを実行したチャージ金額の合計)を集計し(ステップ850)、決済部110に月間利用金額を請求する(ステップ852)。請求を受けた決済部110は、銀行サーバ200に対し、請求された月間利用金額(月間のチャージ金額合計)の引き落としを指示し(ステップ854)、API210を介して請求された月間利用金額(チャージ金額)の引き落としを実行する(ステップ856)。決済部110は、引き落とした月間利用金額を管理部130に支払い(ステップ858)、管理部130は、与信残高を更新する(ステップ860)。
以上説明した情報処理システム190および情報処理方法によれば、実施の形態1および2同様、ICカードへの電子マネーのオートチャージおよびそれに付随する決済を、ユーザに意識させることなく、また、クレジット機能を利用することなく、実現することができる。加えて、本実施の形態3では、与信枠を設定しているので、当該与信枠の範囲でオートチャージを実行できる。その結果、料金箱300においてオートチャージの実行可否が判断でき、同日に複数回のオートチャージが可能になる、結果、ユーザの利便性を高めることが可能になる。
(実施の形態4)
図8は、上記したオートチャージシステムにおける情報処理方法の変更例を示すフロー図である。実施の形態1、2においては、オートチャージを実行する前に、予め、ユーザの銀行口座からオートチャージ金額を予め引き出す例を説明し、実施の形態3においては、ユーザ毎の信用枠を設定し、当該信用枠の範囲内でオートジャージを実行する例を説明した。本実施の形態4では、信用枠に代えて、ユーザにデポジットを要求し、デポジットの範囲内でオートチャージを実行する例を説明する。実施の形態2、3と同様な部分については説明を省略する。
図8は、上記したオートチャージシステムにおける情報処理方法の変更例を示すフロー図である。実施の形態1、2においては、オートチャージを実行する前に、予め、ユーザの銀行口座からオートチャージ金額を予め引き出す例を説明し、実施の形態3においては、ユーザ毎の信用枠を設定し、当該信用枠の範囲内でオートジャージを実行する例を説明した。本実施の形態4では、信用枠に代えて、ユーザにデポジットを要求し、デポジットの範囲内でオートチャージを実行する例を説明する。実施の形態2、3と同様な部分については説明を省略する。
初期設定として、ユーザ端末500へのアプリ登録(ステップ702)が実行されると、登録されたユーザ情報の送信(ステップ704)、口座確認(ステップ706)が実施される。口座が確認され、口座残高が十分であれば、口座に対しデポジットの引き落としが指示され(ステップ908)、デポジットの引き落としが実行される(ステップ910)。
オートチャージ(AC)の設定・変更が行われた場合(ステップ912)、AC設定情報が決済部110に送信され、決済部110は、デポジット額を含むデポジット情報を、電子マネー記録媒体400の識別情報(ID情報)、AC設定情報とともに管理部130に送信する(ステップ916)。ID情報等を受け取った管理部130は、カード書き込み用のオートチャージ(AC)リストを作成する(ステップ918)。
翌朝出庫時、管理部130は料金箱300にACリストを配信し(ステップ920)、料金箱300は、チャージ情報記憶部304(料金箱メモリ)にACリストを記憶する(ステップ922)。
バスの運行中において、ユーザが、電子マネー記録媒体400であるICカードを運賃精算時に料金箱300にタッチすると(ステップ924)、媒体アクセス端末300である料金箱300は、ICカード内のカード情報を読み取る(ステップ926)。
料金箱300は、読み取ったカード情報に含まれるID情報と一致するID情報がACリストに含まれているかを判断し(ステップ928)、含まれていると判断された場合、カード情報に含まれている残高(媒体残高)が設定金額未満であるかをさらに判断する(ステップ930)。設定金額未満である場合、チャージ金額以上のデポジットがあるかを判断し(ステップ932)、チャージ金額以上のデポジットがある場合、ACリスト内のチャージ情報を参照してオートチャージを実行、すなわち、電子マネーの残高にチャージ金額を加算する(ステップ934)。なお、ステップ928からステップ932の判断の何れか一つがNoである場合(ステップ936)、オートチャージを実行することなくステップ938に進む。
料金箱300は、運賃の決済を行い(ステップ938)、更新されたカード情報を電子マネー記録媒体400に書き込む(ステップ940)。
運行終了後、入庫する際、料金箱300の金庫を開錠し(ステップ942)、運行中に実行されたチャージ処理および決済処理に係る一件明細を生成し、管理部130に送信する(ステップ944)。一件明細には、運行日当日に料金箱300で処理されたチャージ処理や決済処理の明細が記録される。管理部130は、受信した一件明細の処理内容に応じて管理するデータを更新する。たとえば、当日オートチャージが実行された場合には、後に清算が完了するまで、デポジットの全額または一部を無効にする。
入庫後の夜間バッチ処理において、一件明細を受信した管理部130は、オートチャージが実施されたかを確認し(ステップ946)、実施されたと判断された場合、決済部110に対しAC実施金額(チャージ金額)を請求する(ステップ948)。AC実施金額の請求を受けた決済部110は、銀行サーバ200に対し、同額の引き落としを指示し(ステップ950)、銀行サーバ200は引き落としを実行する(ステップ952)。銀行サーバ200からの引き落としを受け、決済部110は、管理部130に対し、請求を受けたAC実施金額の支払いを実行する(ステップ954)。AC実施金額の支払いを受けた管理部130は、ACリストからAC実施済みの項目を削除する(ステップ956)。ステップ946のAC実施確認において未実施であると判断された場合(ステップ958)、ステップ948〜ステップ956の処理をパスする。その後の処理は、ステップ918以降に繋がる。
以上説明した情報処理方法によれば、実施の形態1〜3同様、ICカードへの電子マネーのオートチャージおよびそれに付随する決済を、ユーザに意識させることなく、また、クレジット機能を利用することなく、実現することができる。加えて、本実施の形態4では、ユーザからのデポジットを確保しているので、当該デポジットの範囲でオートチャージを実行できる。すなわち、一度オートチャージが実行された後、料金箱300のAC情報が更新されていない場合(例えば、同日中や複数日間に亘ってバスが入庫しない場合)において、再度カード情報に含まれている残高(媒体残高)がAC設定金額未満となった際、デポジットの範囲内であればオートチャージが可能になる。その結果、ユーザの利便性を高めることが可能になる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。たとえば、実施の形態3の与信枠、実施の形態4のデポジットとは別に、実施の形態1〜4において、所定期間(たとえば月間)の利用上限額を設定することができる。これにより、電子マネー記録媒体400を紛失した場合の第三者による不正使用等、意図しない使用による被害を限定することができる。
また、実施の形態2〜4において、たとえば図9に示すような処理を行うことで、重複チャージの問題を回避することができる。ずなわち、バスの運行中において、ユーザが、ICカードを料金箱300にタッチし(ステップ1002)、カード情報が読み取られると(ステップ1004)、料金箱300は、読み取ったカード情報に含まれるID情報と一致するID情報がACリストに含まれているかを判断し(ステップ1006)、含まれていると判断された場合、オートチャージ(AC)が実行済みであるかを判断する(ステップ1008)。AC実行済みであるか否かは、たとえばAC実行済みフラグをカード情報に持たせ、AC実行済みフラグが真である場合はAC実行済み、偽である場合はAC未実行であるよう取り決めることができる。
ステップ1008においてAC未実行であると判断された場合、所定の処理を行った後、ACリスト内のチャージ情報を参照してオートチャージを実行し(ステップ1010)、AC実行済みフラグを真にセットする(ステップ1012)。なお、ステップ1006からステップ1008の判断の何れか一つがNoである場合(ステップ1014)、オートチャージを実行することなくステップ1016に進む。料金箱300は、運賃の決済を行い(ステップ1016)、更新されたカード情報(AC実行済みフラグを含む。)を電子マネー記録媒体400に書き込む(ステップ1018)。このような処理を行うことで、電子マネー記録媒体400への重複チャージを回避することができる。
上記した実施の形態では、決済部110および管理部130が一つの情報処理システムとして稼働する場合を説明しているが、決済部110と管理部130とが、それぞれ異なる情報処理システムとして稼働するものであってもよい。この場合、決済部110におけるサービスと管理部130におけるサービスとを、異なるサービス提供者によって提供することができる。
なお、上記実施の形態で説明した情報処理システム100および媒体アクセス端末300は、コンピュータに特定の機能を実現させるためのプログラムとして把握することも可能である。
上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。特許請求の範囲、明細書、および図面中において示した装置、システム、プログラムおよび方法における動作、手順、ステップおよび段階等の各処理の実行順序は、特段「より前に」、「先立って」等と明示しておらず、また、前の処理の出力を後の処理で用いるのでない限り、任意の順序で実現しうることに留意すべきである。特許請求の範囲、明細書および図面中の動作フローに関して便宜上「まず」、「次に」等を用いて説明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。
100…情報処理システム、110…決済部、120…決済データ記憶部、130…管理部、140…管理データ記憶部、150…アプリサーバ部、160…ユーザデータ記憶部、180…情報処理システム、182…リスト生成部、190…情報処理システム、192…与信枠設定部、200…銀行サーバ、200a…銀行サーバ、200b…銀行サーバ、200m…銀行サーバ、300…媒体アクセス端末、300…料金箱、300a…料金箱、300b…料金箱、300n…料金箱、302…受信部、304…チャージ情報記憶部、306…情報読取部、308…チャージ処理部、310…端末決済部、312…情報更新部、314…一件明細記憶部、316…送信部、350a…バス、350b…バス、350n…バス、400…電子マネー記録媒体、500…ユーザ端末、510…アプリ。
Claims (17)
- 金融機関が有する情報処理システムのインターフェイスを介して、ユーザの口座情報にアクセスすることが可能な決済部と、
前記ユーザが所有する電子マネー記録媒体に記録されている電子マネーを、前記電子マネー記録媒体へのアクセスが可能な媒体アクセス端末を介して管理する管理部と、を有し、
前記電子マネーの残高が所定の設定金額未満である場合、所定のチャージ金額を前記ユーザの口座から引き落とし、前記チャージ金額を前記電子マネーの残高に加算する
情報処理システム。 - 前記電子マネーの残高が前記設定金額未満であるか否かの判断は、前記管理部が管理する電子マネーの残高(管理部残高)に基づいて行われ、
当該判断において前記設定金額未満であると判断された場合、前記チャージ金額に相当する額が前記口座から引き落とされ、
前記媒体アクセス端末が前記電子マネー記録媒体にアクセスするタイミングで、前記口座から引き落とされた額が、前記電子マネー記録媒体に記録されている電子マネーの残高(媒体残高)に加算される
請求項1に記載の情報処理システム。 - 前記口座から引き落とされた額が、口座引き落とし後所定期間が経過するまでに、前記媒体残高に加算されなかった場合、前記口座から引き落とされた額が前記口座に払い戻される
請求項2に記載の情報処理システム。 - 前記電子マネーの残高が前記設定金額未満であるか否かの判断は、前記媒体アクセス端末が前記電子マネー記録媒体にアクセスするタイミングで、前記電子マネー記録媒体に記録されている電子マネーの残高(媒体残高)に基づいて行われ、
当該判断において前記設定金額未満であると判断された場合、前記チャージ金額に相当する額が前記媒体残高に加算され、
所定期間の経過の後、前記媒体残高に加算された額が前記口座から引き落とされる
請求項1に記載の情報処理システム。 - 前記ユーザが加算可能な前記電子マネーの上限を設定する与信枠設定部をさらに有し、
前記媒体残高への加算は、前記与信枠の範囲内で実行可能とする
請求項4に記載の情報処理システム。 - ユーザ毎の前記電子マネー記録媒体の識別情報およびチャージ金額を含むチャージリストを生成するリスト生成部をさらに有し、
前記管理部が、前記チャージリストを前記媒体アクセス端末に配信する
請求項1から請求項5の何れか一項に記載の情報処理システム。 - 前記電子マネー記録媒体が、交通系ICカードであり、
前記媒体アクセス端末が、前記交通系ICカードに対応したバス運賃箱、自動改札機、その他のICカードリーダーライターである
請求項1から請求項6の何れか一項に記載の情報処理システム。 - 前記管理部と前記媒体アクセス端末との間の処理、および、前記管理部と前記決済部との間の処理が、所定時間に纏めて実行されるバッチ処理であり、
前記所定時間が、前記ICカードリーダーライターの利用時間外である
請求項7に記載の情報処理システム。 - 前記金融機関が有する前記情報処理システムの前記インターフェイスが、更新系API(Application Programming Interface)であり、
前記決済部が、前記更新系APIを利用して、前記ユーザの口座情報を取得および更新する
請求項1から請求項8の何れか一項に記載の情報処理システム。 - 電子マネー記録媒体から電子マネーの残高を含む電子マネー情報を読み取る情報読取部と、
前記電子マネーを管理する管理部を有する情報処理システムから、チャージ金額を含むチャージ情報を受け取る受信部と、
前記チャージ金額を前記残高に加算するチャージ処理部と、
前記加算その他の処理により更新された電子マネー情報を、前記電子マネー記録媒体に書き込む情報更新部と、を有する
媒体アクセス端末。 - 前記電子マネー情報が、前記残高に加え、当該電子マネー記録媒体の識別情報を含み、
前記チャージ情報が、ユーザ毎の電子マネー記録媒体の識別情報およびチャージ金額を含むチャージリストであり、
前記チャージ処理部は、前記電子マネー記録媒体から読み取った前記電子マネー情報に含まれる識別情報と、前記チャージリストに含まれる識別情報とが一致するか否かを判断し、一致すると判断された場合、当該識別情報に対応するチャージ金額を前記残高に加算する
請求項9に記載の媒体アクセス端末。 - 前記チャージリストにユーザ毎の設定金額を含み、
前記チャージ処理部は、前記電子マネー情報に含まれる前記残高が前記チャージリストに含まれる設定金額未満であるか否かをさらに判断し、設定金額未満であると判断されない場合、前記チャージ金額を前記残高に加算しない
請求項11に記載の媒体アクセス端末。 - 前記電子マネー記録媒体が、交通系ICカードであり、
前記媒体アクセス端末が、前記交通系ICカードに対応したバス運賃箱、自動改札機、その他のICカードリーダーライターである
請求項10から請求項12の何れか一項に記載の媒体アクセス端末。 - 金融機関が有する情報処理システムのインターフェイスを介して、ユーザの口座情報にアクセスすることが可能な決済部と、前記ユーザが所有する電子マネー記録媒体に記録されている電子マネーを、前記電子マネー記録媒体へのアクセスが可能な媒体アクセス端末を介して管理する管理部と、を有する情報処理システムを用いた情報処理方法であって、
前記電子マネーの残高が所定の設定金額未満であるかを判断する段階と、
前記判断する段階において、前記残高が前記設定金額未満であると判断された場合、所定のチャージ金額を前記ユーザの口座から引き落とし、前記チャージ金額を前記電子マネーの残高に加算する段階と、を有する情報処理方法。 - 前記電子マネーを管理する管理部を有する情報処理システムから、チャージ情報を受け取る段階と、
電子マネー記録媒体から電子マネーの残高を含む電子マネー情報を読み取る段階と、
前記チャージ金額を前記残高に加算する段階と、
前記加算その他の処理により更新された電子マネー情報を、前記電子マネー記録媒体に書き込む段階と、を有する情報処理方法。 - コンピュータに、
金融機関が有する情報処理システムのインターフェイスを介して、ユーザの口座情報にアクセスする機能、
前記ユーザが所有する電子マネー記録媒体に記録されている電子マネーを、前記電子マネー記録媒体へのアクセスが可能な媒体アクセス端末を介して管理する機能、
前記電子マネーの残高が所定の設定金額未満であるかを判断する機能、
前記残高が前記設定金額未満であると判断された場合、所定のチャージ金額を前記ユーザの口座から引き落とし、前記チャージ金額を前記電子マネーの残高に加算する機能、を実現させるためのプログラム。 - コンピュータに、
電子マネー記録媒体から電子マネーの残高を含む電子マネー情報を読み取る機能、
前記電子マネーを管理する管理部を有する情報処理システムから、チャージ金額を含むチャージリストを受け取る機能、
前記チャージ金額を前記残高に加算する機能、
前記加算その他の処理により更新された電子マネー情報を、前記電子マネー記録媒体に書き込む機能、を実現させるためのプログラム。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2022009963A1 (ja) * | 2020-07-10 | 2022-01-13 | フェリカネットワークス株式会社 | 情報処理装置、情報処理方法、プログラムおよび情報処理システム |
WO2022153607A1 (ja) * | 2021-01-18 | 2022-07-21 | ブラザー工業株式会社 | プログラム、記録システム、及び制御方法 |
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-
2018
- 2018-11-02 JP JP2018207728A patent/JP2020071842A/ja active Pending
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