JP2020062932A - 車両前部構造 - Google Patents

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陽助 山岸
Yosuke Yamagishi
陽助 山岸
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Abstract

【課題】前突時の荷重を効果的に分配する。【解決手段】側部において前後方向に伸びるロッカ14と、ロッカ14より車幅方向の内側において、前後方向に伸びるアンダリンフォース16と、車幅方向に伸び、ロッカ14とアンダリンフォース16とを接続するトルクボックス20と、前端部がトルクボックスの前端部およびロッカの前端部に固定され、後方に向けて斜め内側に伸び後端部がアンダリンフォース16に固定される補強部材22と、を含む。【選択図】図2

Description

本発明は、車両前部構造、特にタイヤハウスの後方の構造に関する。
特許文献1には、ロッカ側の端部にスポット溶接され、後端部がサイドメンバの長手方向の中途部にスポット溶接される補強フレームが示されている。このような補強フレームを設けることで、車両走行時におけるフロアパネル振動を抑制して乗り心地が改善できる。
特開2015−9613号公報
ここで、車両の前突時には、タイヤが後方に移動しロッカ前端にぶつかる場合がある。この場合、タイヤからの荷重をボデー側において受け止めたいという要求があり、特許文献1の構造には改善の余地がある。
本発明は、車両前部構造であって、側部において前後方向に伸びるロッカと、ロッカより車幅方向の内側において、前後方向に伸びるアンダリンフォースと、車幅方向に伸び、ロッカとアンダリンフォースとを接続するトルクボックスと、前端部がトルクボックスの前端部およびロッカの前端部に固定され、後方に向けて斜め内側に伸び後端部がアンダリンフォースに固定される補強部材と、を有する。
補強部材は、板材で構成され、前方側が上下方向に2枚を重ねた構成になっているとよい。
本発明によれば、前突時に、補強部材が荷重をアンダリンフォースに伝えることができ、ロッカとアンダリンフォースとで前突時の荷重を分配して効果的に受け止めることができる。
車両前部(右側部)を下から見た図であり、トルクボックスの内部を示してある。 図1と同様の車両前部(右側部)を下から見た模式図である。 図2におけるA−A断面を示す図である。 図3におけるB−B断面を示す図である。
以下、本発明の実施形態について、図面に基づいて説明する。なお、本発明は、ここに記載される実施形態に限定されるものではない。
「車両前部構造」
図1は、車両前部(右側部)を下から見た図であり、トルクボックス20の底面および後面を省略し、トルクボックス20の内部を示してある。
車両の底部には、車室の床としてフロントフロア10が配置されている。フロントフロア10の側部には、タイヤハウス12が設けられており、このタイヤハウス12の後端部に、ボデーの側部の下端において前後方向に伸びるロッカ14の前端部が位置する。ロッカ14は、中空の四角柱状であり、その前方端部には、ロッカ前蓋14aが配置されている。
ロッカ14の内側に少し離れて、車両の前後方向に伸びるアンダリンフォース16が設けられている。このアンダリンフォース16は、フロントフロア10の下側に設けられ、フロントフロア10の下側面を上面として、全体として中空四角柱状である。
ロッカ14とアンダリンフォース16との間に、トルクボックス20が設けられている。トルクボックス20は、全体として中空の直方体(四角の箱)状であり、上面はフロントフロア10で閉じられている。トルクボックス20の右側面はロッカ14の側面、左側面はアンダリンフォース16の側面で閉じられている。なお、トルクボックス20は少なくとも部分的に側面を有し、ロッカ14、アンダリンフォース16の側面と接合することが好適である。また、トルクボックス20の底面の一部をロッカ14の底面、アンダリンフォース16の底面上に伸ばし、ここで両者を固定してもよい。また、トルクボックス20の後面は底面(破線で示す)から上方(図における紙面奥側)に伸びた後、フロントフロア10の下面上にフランジ状に伸びており、この部分でフロントフロア10と接合されている。トルクボックス20の前方も同様にフランジ部を有している。
そして、トルクボックス20内には、補強部材22が、ロッカ14とアンダリンフォース16との側面とを接続する筋交いとして配置されている。すなわち、補強部材22は、前端部が、右側のロッカ14の前端部およびトルクボックス20の前端部内側に固定され、後方および車幅方向内側に向けて伸び、後端部がアンダリンフォース16に固定されている。また、補強部材22の後端部でアンダリンフォース16より右側の部分は、フロントフロア10の下面に固定されている。なお、補強部材22の右前端は、ロッカ14の下面および前面に伸びてそこで両者が固定されている。また、補強部材22の後端部の左側部は、アンダリンフォース16の側面および下面に沿って伸びており、ここにおいてアンダリンフォース16に接合されている。
また、補強部材22は、後方がフロントフロア10の下面に直接接続されており、前方に向けて斜め上方に向かって伸び、前端部はトルクボックス20の前面およびロッカ14の前端部に接合されている。従って、補強部材22は、トルクボックス20についての斜め筋交いとなっているとともに、ロッカ14の前端部とアンダリンフォース16を結ぶ筋交いとして機能する。なお、補強部材22の後端部のアンダリンフォース16に近い点(図においてaで示す)においては、アンダリンフォース16がフランジ状に伸びており、トルクボックス20と補強部材22とアンダリンフォース16の3つの板を3点接合(溶接)している。
図2には、図1と同様の部分を模式的に示してある。このように、トルクボックス20がロッカ14とアンダリンフォース16を接続する。そして、トルクボックス20の内部に補強部材22が収容されており、補強部材22はトルクボックス20内を斜めに伸びており、その前端部がロッカ14の前端部およびトルクボックス20の前端部に接続され、後端部がアンダリンフォース16に接続されている。図2においては、トルクボックス20の底面をロッカ14、アンダリンフォース16の下面上に延伸配置させてここで固定している。
図3には、図2におけるA−A断面が示されている。このように、トルクボックス20の内部に補強部材22が収容されている。この図では、補強部材22の後端部はアンダリンフォース16の側面に接続されており、トルクボックス20の底面との3点接続になっている。補強部材22は、下方側の下側部材22aと、その上部に接合される上側部材22bとからなっている。下側部材22aは、後端部がアンダリンフォース16に接続され、前端部がトルクボックス20の前面に接続されている。一方、上側部材22bは後端部が下側部材22aの中間部に接続され、前端部が下側部材22aの上方においてトルクボックス20の前面に接続されている。
図4には、図3におけるB−B断面が示されている。このように、補強部材22はいずれも断面コ字状であり、下側部材22aの上から上側部材22bがかぶさるように配置され、両端部で両者が接続されている。そして、下側部材22aの両側はフランジ状に側方に伸びており、この部分でトルクボックス20の底面に接続されている。
なお、上述の記載では、右側前部の構造について説明したが、左側前部も同様の構成を有する。
ここで、前突時における荷重の伝達について、図2に基づいて説明する。タイヤハウス12にはタイヤ30が収容されており、前突時には、このタイヤ30が後方に移動する。そこで、タイヤ30の後端部がロッカ14の前端部およびトルクボックス20の前面に衝突し、ここに後方に向かう荷重がかかる。従って、ロッカ14には、後方に向けての荷重がかかり、またトルクボックス20を通じてアンダリンフォース16に荷重の一部が伝達されるが、本実施形態では補強部材22を有しており、この補強部材22によってアンダリンフォース16に荷重が効果的に伝達される。従って、前突の荷重をロッカ14およびアンダリンフォース16が効果的に分配して受け止めることができる。
なお、各部材を鋼材で形成し、接合は溶接とするとよい。
10 フロントフロア、12 タイヤハウス、14 ロッカ、14a ロッカ前蓋、16 アンダリンフォース、20 トルクボックス、22 補強部材、22a 下側部材、22b 上側部材、30 タイヤ。

Claims (1)

  1. 車両前部構造であって、
    側部において前後方向に伸びるロッカと、
    前記ロッカより車幅方向の内側において、前後方向に伸びるアンダリンフォースと、
    車幅方向に伸び、前記ロッカと前記アンダリンフォースとを接続するトルクボックスと、
    前端部が前記トルクボックスの前端部および前記ロッカの前端部に固定され、後方に向けて斜め内側に伸び後端部が前記アンダリンフォースに固定される補強部材と、
    を有する車両前部構造。
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