JP2020060901A - 運転情報管理装置 - Google Patents

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元 岩崎
青砥 秀和
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Abstract

【課題】過去に自動運転で走行したルートを履歴ルートとして記録することができる運転情報管理装置を提供する。【解決手段】運転情報管理装置1の記憶部4に自動運転履歴データベース42が設けられ、その車両がこれまで自走運転で走行した履歴ルートが複数ルートで記録されている。車両がルートガイドにしたがって走行するとき、またはルートガイド無しで走行するときに、過去の履歴から自動運転が可能なルートを呼び出すことができる。【選択図】図1

Description

本発明は、手動運転と自動運転の切替えが可能な自動運転装置を備えた車両に搭載される運転情報管理装置に関する。
特許文献1に、経路探索システムに関する発明が記載されている。
特許文献1に記載された経路探索システムは、自動運転ルートで、車両が自動運転制御を行うか、手動運転を行うかを切り替える自動運転スイッチが設けられている。自動運転スイッチがOFFのときは、自動運転ルートであっても自動運転制御を行なわずに手動運転を行うことをユーザが希望しているので、自動運転制御を考慮しない一般的な経路探索処理が行われる。自動運転スイッチがONのときは、自動運転ルートで自動運転制御を行なうことをユーザが希望しているので、自動運転ルートで基本的に車両が自動運転制御を行うと仮定して、出発地から目的地に至る推奨経路が探索される。
特許文献1では、さらに、探索された推奨経路に自動運転ルートが含まれている場合に、その自動運転ルートについて、過去に車両が同ルートを走行した際に自動運転制御の中断履歴があるか否かを判定する。中断履歴があるときは、自動走行ルートにおいて自動運転制御を中断するルートを特定し、中断ルートでは、車両の自動運転制御を中断して手動運転による走行が行われる。
特開2015−141050号公報
特許文献1に記載された経路探索システムは、過去に車両が自動運転ルートを走行した際に自動運転制御の中断履歴があったか否かを判定しているが、その判定の基礎となるべき自動運転ルートがどのように設定されて認識されているのかが明らかにされていない。特許文献1では、段落[0041]などに、自動運転ルートは「例えば高速道路が該当する」と記載されているのみである。
しかしながら、今後は高速道路以外でも自動運転ルートが多くなることが見込まれるため、運転者が既に自動運転が可能となっている自動運転ルートを全て知ることは困難である。また、カーナビゲーションシステムの道路地図データベースに自動運転ルートを含んだ地図データが記録されるようになることも予想されるが、この場合も、道路地図データベースにおいて、自動運転ルートに関する最新の情報を常に更新できるとは限らない。そのため、自動運転ルートを有効に利用することができない可能性がある。
本発明は上記従来の課題を解決するものであり、自らの車両の走行経路に基づいて自動運転ルートを認識でき、自動運転ルートを有効に利用した走行を可能とした運転情報管理装置を提供することを目的としている。
本発明は、手動運転と自動運転の切替えが可能な自動運転装置を備えた車両に搭載される運転情報管理装置において、
車両の走行位置を検知する位置検知部と、記憶部とを有し、
前記位置検知部からの検知出力と、前記自動運転装置が自動運転に切換えられた通知とに基づいて、自動運転を行った走行ルートの履歴を示す自動運転履歴データが生成され、この自動運転履歴データが前記記憶部に記録されることを特徴とするものである。
本発明の運転情報管理装置は、前記自動運転装置が自動運転に切替えられると、前記自動運転履歴データの生成が自動的に開始される。あるいは、前記自動運転装置が自動運転に切替えられている間に、手動操作に基づいて前記自動運転履歴データの生成が開始される。
本発明の運転情報管理装置は、前記記憶部に、複数の前記自動運転履歴データが記録されることが好ましい。
本発明の運転情報管理装置は、前記記憶部に記録された複数の前記自動運転履歴データに基づいて、表示装置の表示画面に複数の自動運転履歴のリストが表示されるように構成することが可能である。
また、本発明の運転情報管理装置は、道路地図情報データに基づいて表示装置の表示画面に道路地図画像が表示され、前記自動運転履歴データに基づいて、1つまたは複数の自動運転の履歴ルートが前記道路地図画像上に指示されるものとして構成することができる。
本発明の運転情報管理装置は、目的地までの案内ルートを求める案内ルート算出部が設けられており、
ルートガイドモードが設定されると、道路地図情報データに基づいて表示装置の表示画面に道路地図画像が表示されるとともに前記案内ルートが表示され、前記自動運転履歴データに基づいて前記案内ルート上に位置する履歴ルートが表示されるものが好ましい。
本発明の運転情報管理装置は、前記ルートガイドモードにおいて、前記履歴ルートの始点または終点あるいは途中の地点に車両が案内されるように構成されてもよい。
本発明の運転情報管理装置は、自らの車両が、自動運転が可能なルートを走行した履歴に基づいて自動運転履歴データを構築し、この履歴データを記録している。自らの運転履歴に基づいて常に最新の自動運転履歴データを保持することができるため、車両の走行の際に、自動運転が可能なルートを有効に利用した走行が可能になる。
本発明の実施形態の運転情報管理装置の回路構成を示すブロック図、 本発明の実施形態の運転情報管理装置において、自動運転履歴データの生成と記録の処理動作を示すフローチャート、 本発明の実施形態の運転情報管理装置において、表示装置での自動運転履歴データの表示例を示す説明図、 本発明の実施形態の運転情報管理装置において、走行中における自動運転の履歴ルートの表示例を示す説明図、 本発明の実施形態の運転情報管理装置において、ルートガイドモードにおいて、車両を自動運転ルートに導く案内ルートの表示例を示す説明図、
図1に、本発明の実施形態の運転情報管理装置1が示されている。この運転情報管理装置1はカーナビゲーション装置であり、あるいはカーナビゲーション装置の一部である。
本発明の運転情報管理装置1は主制御部2を有している。主制御部2は運転情報管理装置1の全体の制御を行なう電子制御ユニットであり、CPUと、CPUでの演算処理のためのメモリと、算出された案内ルートを一時的に記憶するためのRAM、および、制御用のプログラムなどを格納するROM、その他の電子回路を備えている。
運転情報管理装置1は、位置検知部3を有している。位置検知部3は、GPSユニット31と自律航法ユニット32などを有している。自律航法ユニット32は、車速センサとステアリングセンサおよびジャイロセンサなどで構成されている。位置検知部3によって、現在の車両の位置、車両の方位、車両の走行速度、車両の走行角速度などを検知することが可能である。
運転情報管理装置1は記憶部4を有している。記憶部4は、ハードディスクやDVDあるいはメモリカードなどであり、道路地図情報データベース41と自動運転履歴データベース42を格納している。道路地図情報データベース41には、道路に関するリンクデータ、ノードに関するノードデータ、道路地図上に存在する各種施設に関する施設データ、道路地図を表示するための道路地図描画データ、および道路地図上の交差点に関する交差点データなどが記録されている。自動運転履歴データベース42には、過去の走行に基づいて蓄積された複数の自動運転履歴データが記録されている。なお、自動運転履歴データは、記憶部4ではなく、主制御部2に設けられたRAMに記録されてもよい。
図1に示すように、主制御部2に通信ユニット11が接続されている。通信ユニット11により外部環境から交通情報や天気情報を取得できるが、さらに道路地図管理サーバから最新の道路地図情報データをダウンロードし、記憶部4の道路地図情報データベース41を更新することが可能である。
運転情報管理装置1には、案内ルート算出部5が設けられている。案内ルート算出部5には、案内ルート演算部51と目的地記憶部52などが設けられている。案内ルート演算部51は、CPUとメモリを有しており、案内ルートの探索や変更の処理を行う探索データが前記メモリに格納されている。主制御部2に接続されている操作装置6を用いて案内ルートの目的地が入力されると、前記探索データで目的地が探索されて目的地記憶部52に記憶される。なお、この運転情報管理装置1では、操作装置6を手動で操作する代わりに、操作者の音声を車内に設置されたマイクで取得し、音声の内容を認識して、音声に対応する操作を実行できるようにしてもよい。
運転情報管理装置1には、画像生成部7と表示装置8が設けられている。画像生成部7は、主制御部2に制御され、記憶部4から引き出された地図画像データなどに基づいて画像データを生成する。表示装置8は、液晶表示パネルやエレクトロルミネッセンス表示パネルなどの表示パネルを有しており、画像生成部7で生成された画像データに基づく表示が行われる。また、主制御部2に発音部9が接続されている。発音部9として、車室内に装備されたスピーカを使用することができる。
運転情報管理装置1は、自動運転装置10が搭載された自動車に設置される。自動運転装置10は、自動運転と手動運転の切替えが可能であり、その切替え情報が、自動運転切替え通知部12によって、運転情報管理装置1の主制御部2に与えられる。自動運転装置10は、手動操作によって、あるいは操作者の音声を認識することによって、自動運転と手動運転とに切替えられる。あるいは、走行している車両が自動運転の可能な自動運転ルートに入ったときに、車両に搭載されたセンサの検知信号によって、あるいは道路に設けられた発振器からの信号を受信することによって、自動運転装置10が自動的に手動運転から自動運転に切替えられてもよい。
主制御部2では、自動運転履歴データを自動運転履歴データベース42に自動的に記録する自動記録モードと、自動運転履歴データを自動運転履歴データベース42に手動で記録する手動記録モードのいずれかを選択して設定することができる。この設定は、操作装置6を操作することによって行われる。自動記録モードが設定されていると、自動運転装置10が手動運転から自動運転に切替えられたときに、自動運転履歴データが自動的に生成されて自動運転履歴データベース42に記録される。手動記録モードに設定されていると、自動運転装置10が手動運転から自動運転に切替えられたときで、且つ操作装置6が手動で操作されたときにのみ、自動運転履歴データが生成されて自動運転履歴データベース42に記録される。なお、この場合も操作装置6を手動操作する代わりに操作者の音声を認識することによってそれぞれの設定や切替えを行うことが可能である。
次に、運転情報管理装置1の動作を説明する。
運転情報管理装置1は、通常のカーナビゲーション装置と同様な動作を行う。車両が走行しているときには、位置検知部3で、現在の車両の位置、車両の方位、車両の走行速度、車両の走行角速度などが検知され、算出された現在の車両の検知位置情報を示すデータが主制御部2に送られる。主制御部2では、位置検知部3で検知された車両の現在位置情報に基づいて、記憶部4の道路地図情報データベース41から車両の現在位置を含む道路地図情報データを呼び出す。主制御部2では、位置検知部3で検知された車両の現在位置情報と道路地図情報データとのマッチングが行われる。さらに、操作装置6の操作によって主制御部2に入力される道路地図画像の縮尺情報を参照し、または操作者の音声の指示に基づいて主制御部2に設定される道路地図画像の縮尺情報を参照して、画像生成部7において道路地図画像データが生成される。この道路地図画像データに基づいて、表示装置8の表示画像に、図4などに示す道路地図画像61と、車両の現在位置および車両の方位を示す車両位置マーク62が表示される。
運転情報管理装置1が、目的地へのルートガイドを行うルートガイドモードに設定されているときに、操作装置6を操作して目的地を入力すると、または操作者の音声で目的地を入力すると、主制御部2では、道路地図情報データベース41に格納されている道路地図情報データに基づいて、目的地が検索され、案内ルート算出部5の目的地記憶部52に目的地情報が記憶される。案内ルート演算部51では、ノードコストやリンクコストから目的地に至る案内ルートの推奨ルートが複数個検索される。操作装置6の操作や音声入力でいずれかの推奨ルートが選択されると、推奨されている案内ルートと道路地図情報データとがマッチングされ、図5に示すように、表示装置8の表示画面に、道路地図画像61と共に、例えば案内ルートRaまたは案内ルートRbが表示される。
車両走行中で、運転情報管理装置1が動作しているときに、主制御部2では、図2に示すフローチャートに基づいて、自動運転履歴データの生成と記録の処理動作が行われる。図2に示す処理動作は、目的地が入力されて目的地へのルートガイドが行われているとき、およびルートガイドが行われていないときの双方において行われる。さらには、表示装置8の表示画面に道路地図画像や車両位置マークが表示されておらず、表示画面にカーナビゲーション装置以外の運転情報や温度管理情報などの各種情報が表示されている状態であっても、図2に示す自動運転履歴データの生成と記録の処理動作が行われるようにしてもよい。
図2では主制御部2において所定のプログラムに従って行われる各処理動作のステップを「ST」の符号で示している。
図2のST1で、車両の走行が開始されると、ST2において自動運転装置10が手動運転から自動運転に切替えられたか否かを監視する。道路を走行している車両が、自動運転が可能な自動運転ルートに入り、運転者の手動操作で、あるいは操作者の音声の指示によって、自動運転装置10が手動運転から自動運転に切替えられると、自動運転切替え通知部12から主制御部2に自動運転に切替えられたことが通知され、ST2がyesと判定されてST3に移行する。また、走行中の車両が自動運転ルートに入ったことを検知するセンサが設けられて、センサから自動運転装置10に信号が与えられるなどして、自動運転装置10が自動的に手動運転から自動運転に切替えられたときも、ST2がyesと判定されST3に移行する。
図2のST3では、自動運転履歴データの生成と記録を自動的に開始する自動記録モードが設定されているか、あるいは、自動運転履歴データの生成と記録を手動操作によって開始する手動記録モードが設定されているかを判定する。自動記録モードに設定されていると判定されると、処理動作が自動的にST4に移行する。ST3において、手動記録モードに設定されていると判定されると、ST5に移行する。ST5では、操作装置6が操作されて自動運転履歴データの生成と記録を開始する指示操作が行われたか否かを監視し、その指示操作が行われたときにのみST4に移行する。なお、操作装置6を操作する代わりに操作者の音声を認識することによって指示操作が行われた、と判定されてもよい。
ST4では、位置検知部3で検知された車両の位置情報と、道路地図情報データベース41から引き出された道路地図情報データに基づいて、手動運転から自動運転に切替えられた地点が検出され、その地点が自動運転履歴データの生成の開始地点として特定される。その後は、自動運転が行われている車両の走行ルートに沿った自動運転履歴データが開始地点から継続して生成される。
ST6において、自動運転履歴データを自動的に記録する自動記録モードの設定が継続していると判定されると、ST7に移行し、自動運転装置10が自動運転から手動運転に切替えられたか否かを監視する。ST7で自動運転から手動運転に切替えられたと判定されたら、ST8に移行する。ST6において、自動運転履歴データを手動操作で記録する手動記録モードに設定されていると判定されるとST9に移行する。ST9では、自動運転履歴データの生成を終了する手動操作が行われたと判定されると(あるいは音声による指示が出される多と判定されると)、ST8に移行する。
ST8では、位置検知部3からの位置検知出力と道路地図情報データとから、自動運転履歴データの生成を終了する記録終了地点を特定する。そして、ST4で特定された記録開始地点から記録終了地点までの車両の走行ルートを、自動運転履歴データとして、図1に示す自動運転履歴データベース42に記録する。
図2に示す自動運転履歴データの生成および記録の処理動作は、車両が自動運転を行う度に行われる。そのため、過去の車両の走行経路に自動運転が可能なルートが複数あれば、自動運転履歴データベース42に、複数の自動運転履歴データが記録される。実施形態の運転情報管理装置1は、車両の走行を続けているだけで、その走行履歴から、最新の自動運転履歴データを多数蓄積することができる。そのため、道路地図情報データベース41に記録されている道路地図情報データに、自動運転が可能なルートが記録されていなくても、自動運転が可能なルートの情報を保持できる。また道路地図情報データに自動運転が可能なルートに関する情報が記録されている場合であって、道路地図情報データが未だ最新のものに更新されていないようなときでも、自らの走行履歴から自動運転ルートに関する最新の情報を得ることができる。
図3ないし図5に、自動運転履歴データベース42の記録内容を利用した表示装置8の表示画面8aでの表示例が示されている。
操作装置6を操作して、あるいは操作者の音声の指示で、自動運転履歴を確認する履歴表示モードが選択されると、表示装置8の表示画面8aに図3に示す履歴表示画像が現れる。
図3では、表示画面8aの向かって右側部分に、自動運転の履歴リスト表示20が現れ、向かって左側部分に自動運転の履歴ルート表示60が現れている。図3には、履歴リスト表示20と履歴ルート表示60が同じ画面に同時に現れているが、操作装置6を操作することによって、あるいは音声による指示で、履歴リスト表示20のみが表示画面8aに現れる履歴リスト表示モードと、履歴ルート表示60のみが表示画面8aに現れる履歴ルート表示モードを選択して表示することも可能である。
図3に示す自動運転履歴を表示するモードが選択されると、位置検知部3から車両の検知位置を示すデータが読み出され、自動運転履歴データベース42から車両の現在位置を基準とする複数の自動運転履歴データが読み出される。例えば、車両の現在位置に最も近い位置の自動運転履歴データが読み出されるとともに、その自動運転履歴データから順番に遠ざかる位置での自動運転履歴データが複数読み出される。そして、履歴リスト表示20の枠表示21内に、複数の自動運転履歴データを示す文字列22が、車両の現在位置に最も近いものから順番に表示される。自動運転履歴を表示する文字列22には、数字や記号など識別符号22aと、自動運転が可能な道路名や道路種別22b、およびその自動運転ルートを走行した日付22cなどが含まれる。
図3に示す自動運転の履歴ルート表示60では、位置検知部3で検知された車両の検知位置情報に対応する地域の道路地図情報データが、道路地図情報データベース41から読み出され、操作装置6で指定された縮尺の道路地図画像61が表示される。道路地図画像61上には、車両の現在位置と走行の方位を占める車両位置マーク62が表示される。そして、履歴リスト表示20の枠表示21内に文字列22として表示されている自動運転履歴リストのそれぞれに対応する履歴ルート63a,63b,63c,63dが道路地図画像61上に表示される。履歴ルート63a,63b,63c,63dは、履歴リスト表示20の文字列22に含まれる識別符号22aと同じ符号(番号や記号)が付されて表示される。
表示画面8aに現れている履歴リスト表示20には、消去釦表示23が設けられており、いずれかの文字列22を選択して消去釦表示23をクリックすることで、履歴リスト表示20内の文字列22を消去することができる。文字列22を消去すると、これに連動して、道路地図画像61上の、消去した文字列22に対応する履歴ルートが消去される。
図3に示すように、表示画面8aに、履歴リスト表示20および履歴ルート表示60の双方を表示させ、あるいはいずれか一方を表示させることにより、操作者は、自動運転が可能なルートがどこに存在するかを知ることができ、自動運転が可能なルートを選択して走行することが可能になる。
図4に、車両が走行しているときの表示画面8aの表示例が示されている。図4に示す表示例は、目的地が設定されておらず、ルートガイドが行われていない状態で、さらに、操作装置6の操作によって、走行経路上の履歴ルートを検索して表示するモードが選択されている状態を示している。
図4に示す表示例では、表示画面8aに、車両の現在位置を含む領域の道路地図画像61と、車両位置マーク62が表示されている。実際の車両の走行状態に対応するように、車両位置マーク62が、道路地図画像61に表示されている道路R1上を移動している。この道路R1の進行経路上に、または道路R1を経て進行可能な経路上に自動運転が可能な履歴ルートが存在していると、表示画面8aにその履歴ルート63eが表示される。同時に、表示画面8aに走行経路の前方に自動運転が可能なルートが存在していることを示す説明表示25が現れ、発音部9からは、「およそ2Km先右折で自動運転が可能です」などの説明音声が発せられる。
図4に示すように、それまでに蓄積された自動運転履歴データベース42に基づいて、車両の走行経路上に位置する自動運転が可能な履歴ルートの存在を表示画面8aで指示することにより、過去に走行した自動運転ルートを操作者が思い出すことができ、自動運転ルートを選択しやすくなる。
図5に、ルートガイドモードに設定され、さらに自動運転優先案内モードが選択されているときの表示画面8aの表示例が示されている。この自動運転優先案内モードでは、目的地に至る複数のルート候補の中から、自動運転が可能な自動運転ルートを含む案内ルートが選択される。
操作装置6を操作して、あるいは音声の指示で目的地を入力すると、案内ルート算出部5で目的地が検索されて、その目的地に関するデータが目的地記憶部52に記録される。案内ルート演算部51では、ノードコストやリンクコストに基づいて、車両の現在位置から目的地までの案内ルートが演算される。このときの演算条件には、自動運転履歴データベース42に記録されている複数の自動運転履歴データの中から目的地までのルート上に存在しているデータが選択されて加味される。案内ルートの演算結果として、目的地に至るまでに自動運転ルートを含んだ案内ルート候補が1種または複数種得られる。操作装置6を操作することで、または音声の指示で、いずれかの案内ルート候補が選択されて、道路地図画像61にその案内ルートが表示される。
図5に示す表示画面8aには、自動運転が可能な履歴ルート63fを含んで目的地に至る2つの案内ルートRa,Rbが示されている。案内ルートRaは自動運転が可能な履歴ルートの全長を走行する案内例であり、案内ルートRbは、自動運転が可能な履歴ルート63fに車両を最短の走行距離で到達させるための案内例である。複数の案内ルート候補の中から履歴ルート63fを含む案内ルートを選択した後に、この履歴ルート63fを使用した案内ルートとして、RaとRbのいずれかを、操作装置6の操作によって、または音声の指示で、さらに選択することができる。
案内ルートRaは、履歴ルート63fの始点(または終点)まで手動運転で進行し、履歴ルート63fの全長を自動運転で走行して、目的地に至る。この案内例では、過去の履歴として記憶されていた自動運転が可能なルートの全長を使用して目的地に移動できるため、運転の疲労を軽減することができる。案内ルートRbでは、手動運転のルートを最短にして自動運転が可能な履歴ルート63fに途中から入ることができる。その後は、自動運転が可能な履歴ルート63fを使用して目的地に移動する。この案内例は、履歴ルート63fに至るまでの手動運転の走行距離を最短にすることができる。
また、案内ルートRbによって、自動運転が可能な履歴ルート63fの途中の地点に、車両が案内されるときは、その後の走行方向として、履歴ルート63fに沿う(a)方向と、逆の(b)方向のどちらでも選択することができる。この選択は、目的地へのルート選択のときにいずれが最適かを加味して、操作者が任意に行うことができる。
なお、ルートガイドモードとして、目的地を設定せずに、直近の履歴ルート63fまで車両を導く案内も可能である。この場合も案内ルートはRaとRbの双方が提示され、操作者がいずれかを選択することができる。案内ルートRbを設定したときには、車両が履歴ルート63fに入った後に、(a)方向へ走行することもできるし、(b)方向へ走行することもできる。
1 運転情報管理装置
2 主制御部
3 位置検知部
4 記憶部
5 案内ルート算出部
6 操作装置
8 表示装置
8a 表示画面
10 自動運転装置
20 履歴リスト表示
41 道路地図情報データベース
42 自動運転履歴データベース
51 案内ルート演算部
52 目的地演算部
60 履歴ルート表示
61 道路地図画像
62 車両位置マーク
63a,63b,63c,63d,63e,63f 履歴ルート
Ra,Rb 案内ルート

Claims (8)

  1. 手動運転と自動運転の切替えが可能な自動運転装置を備えた車両に搭載される運転情報管理装置において、
    車両の走行位置を検知する位置検知部と、記憶部とを有し、
    前記位置検知部からの検知出力と、前記自動運転装置が自動運転に切換えられた通知とに基づいて、自動運転を行った走行ルートの履歴を示す自動運転履歴データが生成され、この自動運転履歴データが前記記憶部に記録されることを特徴とする運転情報管理装置。
  2. 前記自動運転装置が自動運転に切替えられると、前記自動運転履歴データの生成が自動的に開始される請求項1記載の運転情報管理装置。
  3. 前記自動運転装置が自動運転に切替えられている間に、手動操作に基づいて前記自動運転履歴データの生成が開始される請求項1記載の運転情報管理装置。
  4. 前記記憶部に、複数の前記自動運転履歴データが記録される請求項1ないし3のいずれかに記載の運転情報管理装置。
  5. 前記記憶部に記録された複数の前記自動運転履歴データに基づいて、表示装置の表示画面に複数の自動運転履歴のリストが表示される請求項4記載の運転情報管理装置。
  6. 道路地図情報データに基づいて表示装置の表示画面に道路地図画像が表示され、前記自動運転履歴データに基づいて、1つまたは複数の自動運転の履歴ルートが前記道路地図画像上に指示される請求項4または5記載の運転情報管理装置。
  7. 目的地までの案内ルートを求める案内ルート算出部が設けられており、
    ルートガイドモードが設定されると、道路地図情報データに基づいて表示装置の表示画面に道路地図画像が表示されるとともに前記案内ルートが表示され、前記自動運転履歴データに基づいて前記案内ルート上に位置する履歴ルートが表示される請求項1ないし4のいずれかに記載の運転情報管理装置。
  8. 前記ルートガイドモードで、前記履歴ルートの始点または終点あるいは途中の地点に車両が案内される請求項7記載の運転情報管理装置。
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