JP2020060731A - 潤滑剤塗布装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】塗布ローラの塗布ブラシと感光体との当接により毛倒れ癖がつくことのない潤滑剤塗布装置を提供する。【解決手段】潤滑剤塗布装置は、塗布ローラ323を回転させるための駆動部331と、駆動部を制御するためのコントローラ332とを備えている。コントローラは、駆動部を制御して、感光体と塗布ブラシとの当接により塗布ブラシに毛倒れ癖がつくのを防止し及び/又は該当接に起因して塗布ブラシについた毛倒れ癖を回復させるように塗布ローラを正転させ及び/又は逆転させるよう構成されている。【選択図】図3

Description

プリンタ及び複合機といった画像形成装置には、画像形成動作時に帯電装置により感光体の表面全体を均一に帯電させ、露光装置により該均一に帯電された感光体表面に光を照射して印刷データの静電潜像を形成し、現像装置により該静電潜像にトナーを吸着させてその現像を行い、該現像された感光体上のトナー像を転写ベルトに一次転写し、次いで該転写ベルト上のトナー像を用紙に二次転写し、該用紙上に二次転写されたトナーを定着装置により用紙上に融着させた後、該用紙を用紙トレイ等に排出するものがある。
かかる画像形成装置には、感光体表面に潤滑材を塗布するための潤滑剤塗布装置が配設されたものがある。該潤滑剤塗布装置には、塗布ブラシが外周面に配設された塗布ローラを有するものがある。該塗布ローラは、モータにより回転され、潤滑剤供給源から潤滑剤を受容し、該潤滑剤を感光体に塗布する。かかる塗布ローラの塗布ブラシには、感光体に常に当接しているものがある。
画像形成装置の一例を示す説明図である。 図1のクリーニング装置の近傍を拡大して示す部分拡大図である。 潤滑剤供給装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 塗布ブラシの定期的な回転によりその毛倒れ癖を防止する本開示の例示的な潤滑剤塗布装置の動作を示す説明図である。 感光体との当接により塗布ブラシの毛倒れ癖を回復させる本開示の例示的な潤滑剤塗布装置の動作を示す説明図である。 塗布ブラシ回復部材との当接により塗布ブラシの毛倒れ癖を回復させる本開示の例示的な潤滑剤塗布装置の動作を示す説明図である。 本開示の例示的な潤滑剤塗布装置の一部を概略的に示す斜視図である。 図7Aの塗布ローラ近傍を拡大して示す斜視図である。 図7Aの側面図である。 感光体及び塗布ブラシ回復部材との当接により塗布ブラシの毛倒れ癖を回復させる本開示の例示的な潤滑剤塗布装置の動作を示す説明図である。 変形した塗布ブラシの回復挙動を示すグラフである。
本開示の例示的な潤滑剤塗布装置は、画像形成装置において感光体に潤滑剤を塗布するためのものであり、潤滑剤供給源と、該潤滑剤供給源から潤滑剤を受容して前記感光体に塗布するための塗布ブラシが外周面に放射状に配設された塗布ローラであって、該塗布ローラの前記外周面と前記感光体との最小間隔が前記塗布ブラシの全長よりも短くなるよう該感光体に対して位置決めされている、塗布ローラと、該塗布ローラを回転させるための駆動部と、該駆動部を制御するためのコントローラとを備えることが可能である。前記コントローラは、前記塗布ローラの前記塗布ブラシと前記感光体との当接により該塗布ブラシに毛倒れ癖がつくのを防止し、及び/又は該当接に起因して該塗布ブラシについた毛倒れ癖を回復させるように、前記塗布ローラを正転させ及び/又は逆転させるよう前記駆動部を制御するよう構成することが可能である。
本開示の一態様では、前記コントローラによる前記駆動部の制御が、前記塗布ローラの前記塗布ブラシと前記感光体との前記当接により毛倒れ癖がつくことのない所定の時間間隔をおいて該塗布ローラを反復して回転させることを含むことが可能である。
本開示の一態様では、前記コントローラによる前記駆動部の制御が、画像形成動作前に、前記塗布ローラの前記塗布ブラシの前記毛倒れ癖がついた部位が、該塗布ブラシと前記感光体との当接により回復される方向に、該塗布ローラを少なくとも360°回転させることを含むことが可能である。
本開示の一態様では、前記塗布ローラの軸線方向に沿った該塗布ローラの全長と等しい長さを少なくとも有する長辺を有する板状の塗布ブラシ回復部材であって、該塗布ローラの前記外周面から該塗布ローラの半径方向に沿って該塗布ブラシの全長よりも短い所定距離だけ離間した位置に前記長辺が位置するよう配設された、塗布ブラシ回復部材を備えることが可能である。前記コントローラによる前記駆動部の制御は、画像形成動作前に、前記塗布ローラの前記塗布ブラシの前記毛倒れ癖がついた部位が前記塗布ブラシ回復部材を少なくとも一回通過するように該塗布ローラを回転させ、その回転方向が、該塗布ブラシの該毛倒れ癖がついた部位が該塗布ブラシ回復部材との当接により回復される方向であることを含むことが可能である。
本開示の一態様では、前記塗布ローラの軸線方向に沿った該塗布ローラの全長と等しい長さを少なくとも有する長辺を有する、板状の塗布ブラシ回復部材であって、該塗布ローラの前記外周面から該塗布ローラの半径方向に沿って該塗布ブラシの全長よりも短い所定距離だけ離間した位置に前記長辺が位置するよう配設され、及び該塗布ローラが正転する際に該塗布ブラシの第1の方向に毛倒れした部位を回復させるよう構成された、塗布ブラシ回復部材を備えることが可能である。前記コントローラによる前記駆動部の制御は、画像形成動作後に前記塗布ローラの回転を停止させ、この際、該塗布ローラの前記塗布ブラシの前記感光体との当接部位が前記第1の方向とは逆の第2の方向に毛倒れし、次いで該塗布ブラシの該感光体との当接部位が前記第1の方向に毛倒れするまで該塗布ローラを逆転させ、後続の画像形成動作時に該塗布ローラが正転した際に該塗布ローラの該塗布ブラシの該第1の方向に毛倒れ癖のついた部位が前記塗布ブラシ回復部材を通過することにより回復されるようにすることを含むことが可能である。
本開示の一態様では、前記感光体に潤滑材を塗布する際に、該感光体及び前記塗布ローラが共に回転し、該塗布ローラが該感光体に対して順方向に回転し、及び該塗布ローラの前記塗布ブラシの移動速度を該感光体の移動速度の0.5〜1.5倍とすることが可能である。
本開示の一態様では、前記塗布ブラシがポリエチレンテレフタレートからなり、該塗布ブラシの全長が1〜2mm、該塗布ブラシの繊維径が3〜10デニール、該塗布ブラシの繊維密度が78〜465本/mm2(50〜300KF/inch2)、該塗布ブラシの食い込み量、すなわち、該塗布ブラシの全長から前記塗布ローラの外周面と前記感光体との最小間隔を減算した値が0.3〜1.3mm、前記塗布ブラシ回復部材の食い込み量、すなわち、前記塗布ローラの前記外周面から該塗布ローラの半径方向に沿った前記塗布ブラシ回復部材の前記長辺までの距離を該塗布ブラシの全長から減算した値が0.3〜1.3mmであることが可能である。
本開示の一態様では、前記潤滑剤供給源が脂肪酸金属塩の成形体からなることが可能である。
本開示の一態様は、前記潤滑剤塗布装置を備えたクリーニング装置とすることが可能である。
本開示の一態様はまた、前記クリーニング装置を備えた画像形成装置とすることが可能である。。
本開示の一態様はまた、塗布ローラの塗布ブラシの毛倒れ癖を防止し及び/又は塗布ローラの塗布ブラシの毛倒れ癖を回復させるための方法とすることが可能である。該方法は、潤滑剤供給源を配設し、該潤滑剤供給源から潤滑剤を受容して前記感光体に塗布するための塗布ブラシが外周面に放射状に配設された塗布ローラであって、該塗布ローラの前記外周面と前記感光体との最小間隔が前記塗布ブラシの全長よりも短くなるよう該感光体に対して位置決めされている、塗布ローラを配設し、該塗布ローラを回転させるための駆動部を配設し、該駆動部を制御するためのコントローラを配設することが可能である。前記コントローラは、前記塗布ローラの前記塗布ブラシと前記感光体との当接により該塗布ブラシに毛倒れ癖がつくのを防止し、及び/又は該当接に起因して該塗布ブラシについた毛倒れ癖を回復させるように、前記塗布ローラを正転させ及び/又は逆転させるように前記駆動部を制御するよう構成することが可能である。
本開示の前記方法では、前記コントローラは、前記塗布ローラの前記塗布ブラシと前記感光体との前記当接により毛倒れ癖がつくことのない所定の時間間隔をおいて該塗布ローラを反復して回転させるように、前記駆動部を制御するよう構成されることが可能である。
本開示の前記方法では、前記コントローラは、画像形成動作前に、該塗布ローラの該塗布ブラシの該毛倒れ癖がついた部位が、該塗布ブラシと前記感光体との当接により回復される方向に、該塗布ローラを少なくとも360°回転させるように、前記駆動部を制御するよう構成されることが可能である。
本開示の前記方法はまた、前記塗布ローラの軸線方向に沿った該塗布ローラの全長と等しい長さを少なくとも有する長辺を有する板状の塗布ブラシ回復部材を、該塗布ローラの前記外周面から該塗布ローラの半径方向に沿って該塗布ブラシの全長よりも短い所定距離だけ離間した位置に前記長辺が位置するよう配設することが可能である。前記コントローラは、画像形成動作前に、前記塗布ローラの前記塗布ブラシの前記毛倒れ癖がついた部位が前記塗布ブラシ回復部材を少なくとも一回通過するように該塗布ローラを回転させ、その回転方向が、該塗布ブラシの該毛倒れ癖がついた部位が該塗布ブラシ回復部材との当接により回復される方向となるように、前記駆動部を制御するよう構成されることが可能である。
本開示の前記方法はまた、前記塗布ローラの軸線方向に沿った該塗布ローラの全長と等しい長さを少なくとも有する長辺を有する板状の塗布ブラシ回復部材を、該塗布ローラの前記外周面から該塗布ローラの半径方向に沿って該塗布ブラシの全長よりも短い所定距離だけ離間した位置に該長辺が位置するよう配設し、該塗布ブラシ回復部材は、該塗布ローラが正転する際に該塗布ブラシの第1の方向に毛倒れした部位を回復させるよう構成することが可能である。前記コントローラは、画像形成動作後に前記塗布ローラの回転を停止させ、この際、該塗布ローラの前記塗布ブラシの前記感光体との当接部位が前記第1の方向とは逆の第2の方向に毛倒れし、次いで該塗布ブラシの該感光体との当接部位が前記第1の方向に毛倒れするまで該塗布ローラを逆転させるように、前記駆動部を制御するよう構成されることが可能であり、これにより後続の画像形成動作時に該塗布ローラの該塗布ブラシの該第1の方向に毛倒れ癖のついた部位が前記塗布ブラシ回復部材を通過することにより回復されることになる。
以下、本開示の例示的な潤滑剤塗布装置を図面を参照して説明する。なお、異なる図面における同一の又は類似する構成要素は、同一の下2桁の符号で示し、該符号の3桁目には図番に対応する数字を付し(例えば、図1中の符号123及び図2中の符号223(以下同様)は何れも同一の又は類似する構成要素を示し)、かかる構成要素に関する重複した説明は省略する。
図1は、本開示の潤滑剤塗布装置を用いることが可能な画像形成装置101の一例を概略的に示している。画像形成装置101は、例えば、マゼンタ、イエロー、シアン、ブラックの各色のトナーカートリッジNを用いてカラー画像を形成する装置である。画像形成装置101は、用紙Pを積層して収容するカセットKと、該用紙Pを搬送する記録媒体搬送装置102と、感光体103の表面を所定電位に均一に帯電させる帯電ローラ104と、該帯電ローラ104により帯電された該感光体103の表面上に静電潜像を形成する露光装置105と、該感光体103上の静電潜像に前記トナーカートリッジNから供給されるトナーを吸着させて該静電潜像を現像する現像装置106と、該感光体103上のトナー像を転写ベルト107上に一次転写した後に該転写ベルト107上のトナー像を前記記録媒体搬送装置102により搬送された用紙Pに二次転写する転写装置108と、該用紙P上に二次転写されたトナー像を該用紙P上に溶着させる定着装置109と、該定着装置109によりトナー像が定着された用紙Pを画像形成装置101の外部へ排出するための排出ローラ110,111とを備えている。該画像形成装置101はまた、トナー像が転写ベルト107上に一次転写された後に感光体103上に残留するトナーを回収するためのクリーニング装置112を備えている。
図2は、クリーニング装置212の近傍を拡大して示す例示的な説明図である。クリーニング装置212は、回転する感光体203の表面に当接して該表面上の残留物を掻き取るクリーニングブレード220と、潤滑剤塗布装置221とを備えている。潤滑剤塗布装置221は、潤滑剤供給源222と、潤滑剤供給源222から潤滑剤を擦り取って感光体203に塗布するための塗布ブラシ223aが外周面に放射状に配設された塗布ローラ223と、潤滑剤供給源222を支持すると共に潤滑剤供給源222を塗布ブラシ223aに向かって一定の力で付勢する支持部材224と、塗布ブラシ223aの毛倒れ癖を回復させるための塗布ブラシ回復部材225とを備えている。
クリーニングブレード220は、例えば、ウレタンゴムなどの弾性体から形成することが可能である。クリーニングブレード220により除去される感光体203上の残留物としては、例えば、トナー、キャリア、及び帯電ローラ104による感光体の帯電時に発生する窒素酸化物等が挙げられる。
潤滑剤供給源222は、例えば、潤滑剤を所定の形状(棒状、角柱状又は円柱状など)に成形してなる成形体とすることが可能である。潤滑剤供給源222は、例えば、脂肪酸金属塩の成形体とすることが可能である。潤滑剤供給源222はまた、例えば、感光体203の表面の潤滑性を高める目的で、脂肪酸金属塩に対して無機潤滑剤又はシリコーン樹脂等を一定量含ませて構成することも可能である。該成形された潤滑剤供給源222は、例えば、支持部材224に接着剤等で接合して用いることが可能である。支持部材224は、例えば、金属(鉄、アルミ、ステンレスなど)、合金、又は樹脂等から作成することが可能である。
塗布ローラ223は、画像形成装置101内に回転可能な状態で支持されている。塗布ローラ223の外周面に配設された塗布ブラシ223aは、感光体203の軸線方向に沿った該感光体203の全長に渡って当接している。塗布ローラ223は、例えば、樹脂(エポキシ樹脂又はフェノール樹脂など)又は金属(鉄、アルミ、又はステンレスなど)により形成することが可能である。塗布ローラ223は、例えば、円柱状又は円筒状の形状とすることが可能である。
塗布ブラシ回復部材225は、塗布ローラ223の軸線方向に沿った塗布ブラシ223aの全長と等しい長さを少なくとも有する長辺(図示せず)を有する板状部材であって、塗布ローラ223の外周面223bから該塗布ローラ223の半径方向に沿って塗布ブラシ223aの全長よりも短い所定距離dだけ離間した位置に前記長辺(図示せず)が位置するように配設されている。塗布ブラシ回復部材225は、例えば、金属(鉄、アルミ、ステンレスなど)又は樹脂等から作成することが可能である。
塗布ローラ223及び感光体203は、画像形成動作中とその前後の所定期間にわたって回転し、その間、塗布ローラ223の塗布ブラシ223aが潤滑剤供給源222から潤滑剤を擦り取って感光体203の表面全体にわたって塗布する。この間、例えば、感光体203は時計方向(矢印Aで示す)に回転し、塗布ローラ223は反時計方向(矢印Bで示す)に回転(以下、正転とも称す)する。
潤滑剤塗布装置221はまた、例えば、図3に示すようなハードウェア構成を有することが可能であり、すなわち、塗布ローラ323を回転させるためのモータ330と、該モータを駆動するためのモータ駆動回路331と、該モータ駆動回路331を制御するためのコントローラ332とを備えることが可能である。該コントローラ332は、例えば、モータ駆動回路331のための専用コントローラとすることが可能であり、又は画像形成装置(例えば、画像形成装置101)のメインコントローラ(図示せず)により実施することが可能である。
図4は、塗布ブラシ423aの定期的な回転によりその毛倒れ癖を防止する本開示の例示的な潤滑剤塗布装置(例えば、潤滑剤塗布装置221)の動作を示す説明図である。同図において、塗布ローラ423は、該塗布ローラ423の外周面と感光体403との最小間隔Dが前記塗布ブラシ423aの全長Lよりも短くなるように該感光体403に対して位置決めされている(図5ないし図8についても同様)。また、塗布ローラ423上のドットは、該塗布ローラ423上の同一位置を示し、塗布ローラ423上の矢印は、該矢印の始点からその終点へと回転したことを示している(図5、図6及び図8についても同様)。この例は、コントローラ(例えば、図3のコントローラ332)が駆動部(例えば、図3のモータ駆動回路331ひいてはモータ330)を制御して、塗布ブラシ423aと感光体403との当接により毛倒れ癖がつくことのない所定の時間間隔をおいて(すなわち、塗布ブラシ423aに毛倒れ癖がつく前に)塗布ローラ423を反復して回転させることを示している。
図4(a)では、感光体403と塗布ブラシ423aとの当接部が毛倒れしているが、未だ毛倒れ癖がついていない状態にあり、図4(b)は、塗布ローラ423が、上述のように所定の時間間隔をおいて回転されて、図4(a)の状態から約90°回転した瞬間を示しており、同図より、図4(a)で毛倒れしていた塗布ブラシ423aの部位が起毛している状態、すなわち、未だ毛倒れ癖がついていないことを示している。
図5は、感光体503との当接により塗布ブラシ523aの毛倒れ癖を回復させる本開示のもう1つの例示的な潤滑剤塗布装置(例えば、潤滑剤塗布装置221)の動作を示す説明図である。この例は、コントローラ(例えば、図3のコントローラ332)により駆動部(例えば、図3のモータ駆動回路331ひいてはモータ330)を制御して、画像形成動作前に、塗布ローラ523を少なくとも360度逆転させることを示している。
より詳細には、図5(a)では、例えば、画像形成装置(例えば、画像形成装置101)の電源が落ちており、最後に画像形成動作を行ってから一定期間(例えば、3日間)が経過した場合など、感光体503と当接している塗布ブラシ523aの部位に毛倒れ癖がついた状態を示している。
図5(b)は、例えば、画像形成動作前に、塗布ローラ523が、、図5(a)の状態から約270°逆転した瞬間を示しており、図5(a)に示す塗布ブラシ523aの毛倒れ癖がついた部位が同図の下方に移動している。
図5(c)は、図5(b)の状態から更に90度ほど逆転した瞬間を示しており、この場合、図5(b)に示す塗布ブラシ523aの毛倒れ癖がついた部位は、感光体503と当接することによりその当接前とは逆方向に毛倒れし、この塗布ブラシ523aを逆方向に毛倒れさせる動作によって、その毛倒れ癖が回復されることになる。このため、図5(c)の状態から、例えば、塗布ローラ523を正転させて通常の画像形成動作を開始することにより、感光体503に十分な量の潤滑剤を均一に塗布することが可能となり、感光体503を十分に保護した状態で画像形成動作を行うことが可能となる。
図6は、塗布ブラシ回復部材625との当接により塗布ブラシ623aの毛倒れ癖を回復させる本開示の更なる例示的な潤滑剤塗布装置(例えば、潤滑剤塗布装置221)の動作を示す説明図である。この例は、コントローラ(例えば、図3のコントローラ332)により駆動部(例えば、図3のモータ駆動回路331ひいてはモータ330)を制御して、画像形成動作前に、少なくとも塗布ブラシ623aの毛倒れ癖がついた部位が塗布ブラシ回復部材625を通過するまで塗布ローラ623を逆転させることを示している。
図6(a)では、感光体603及び塗布ローラ623は共に停止しており、図5(a)の場合と同様に、感光体603と当接している塗布ブラシ623aの部位に毛倒れ癖がついている状態を示している。
図6(b)は、例えば、画像形成動作前に、塗布ローラ623が90°ほど逆転した瞬間を示しており、図6(a)に示す塗布ブラシ623aの毛倒れ癖がついた部位が同図の上方に移動している。
図6(c)は、図6(b)の状態から更に90度ほど塗布ローラ623が逆転した瞬間を示しており、図6(b)に示す塗布ブラシ623aの毛倒れ癖のついた部位が、塗布ブラシ回復部材625と当接して該塗布ブラシ回復部材625を通過することにより、該塗布ブラシ623aの該毛倒れ癖のついた部位が回復された状態となることを示している。この状態から、例えば、塗布ローラ623を正転させて通常の画像形成動作を開始することにより、感光体603に十分な量の潤滑剤を均一に塗布することが可能となり、感光体603を十分に保護した状態で画像形成動作を行うことが可能となる。
図7Aは、本開示の別の例示的な潤滑剤塗布装置(例えば、潤滑剤塗布装置221)の一部を概略的に示す斜視図であり、図7Bは、その塗布ローラ723及び塗布ブラシ回復部材725の周辺を拡大して示す斜視図であり、図7Cは図7Aの側面図である。
図8は、図7Aないし図7Cに示す構成を有する潤滑剤塗布装置(例えば、潤滑剤塗布装置221)を使用して、塗布ブラシ823aと感光体803及び塗布ブラシ回復部材825との当接により該塗布ブラシ823aの毛倒れ癖を回復させる本開示の例示的な更なる潤滑剤塗布装置(例えば、潤滑剤塗布装置221)の動作を示す説明図である。この例は、コントローラ(例えば、図3のコントローラ332)により駆動部(例えば、図3のモータ駆動回路331ひいてはモータ330)を制御して、画像形成動作後に、塗布ブラシ823aの感光体803と当接する部位の毛倒れ方向を反転させることを示している。
図8(a)は、画像形成動作直後に感光体803及び塗布ローラ823が停止した状態を示している。この場合、画像形成動作直後のため、塗布ブラシ823aの感光体803と当接する部位に毛倒れ癖はついていない。
図8(b)は、次いで塗布ブラシ823aの感光体803と当接する部位の毛倒れ方向が、図8(a)に示す毛倒れ方向と逆になるまで塗布ローラ823を逆転させた状態を示している。例えば、これ以降に画像形成動作が行われず(例えば、画像形成装置(例えば、画像形成装置101)の電源が落とされて)、一定期間(例えば、3日間)が経過した場合、塗布ブラシ823aに、図8(b)に示す状態で毛倒れ癖がつくことになる。
図8(c)は、例えば、後続の画像形成時に、塗布ローラ823が、図8(b)の状態から90度ほど正転した瞬間を示しており、塗布ブラシ823aに毛倒れ癖がついていることが示されている。
図8(d)は、塗布ローラ823が図8(c)の状態から更に90度ほど正転した瞬間を示しており、図8(c)に示す塗布ブラシ823aの毛倒れ癖がついた部位が、塗布ブラシ回復部材825と当接し、及び該塗布ブラシ回復部材825を通過することにより、回復されることを示している。このため、次いで感光体803に十分な量の潤滑剤を均一に塗布することが可能となり、感光体803を十分に保護した状態で画像形成動作を行うことが可能となる。更に、かかる塗布ブラシ823aの回復動作は、画像形成動作の一部として行われるため、塗布ブラシ823aの回復のために待ち時間が生じることもなく、迅速に画像形成を開始することが可能となる。
また、図4ないし図8を参照して行った本開示の例示的な潤滑剤塗布装置(例えば、潤滑剤塗布装置221)の動作の制御に関する説明では、感光体(例えば、感光体803)の回転については言及していないが、かかる制御を行う間、感光体(例えば、感光体803)は停止させることも回転させることも可能である。更に、図4ないし図8に関する上記教示に基づいて、初期状態(例えば、図8(a)の状態)における塗布ブラシ(例えば、塗布ブラシ823a)の毛倒れ方向、塗布ブラシ回復部材(例えば、塗布ブラシ回復部材825)の配設位置、及び感光体(例えば、感光体803)及び塗布ローラ(例えば、塗布ローラ823)の回転方向を、図4ないし図8に示した例とは異なる態様で実施し、且つ同図の場合と同様の結果を得ることが可能であることは、当業者には自明であろう。
また、図4ないし図8に関して説明した本開示の例示的な潤滑剤塗布装置(例えば、潤滑剤塗布装置221)は、感光体(例えば、感光体803)に潤滑材を塗布する場合に、該感光体及び前記塗布ローラ(例えば、塗布ローラ823)が共に回転し、該塗布ローラが該感光体に対して順方向に回転し、及び該塗布ローラの前記塗布ブラシ(例えば、塗布ブラシ823a)の移動速度は、該感光体の移動速度の0.5〜1.5倍とすることが可能であり、かかる場合に、該感光体の表面に十分な量の潤滑剤を均一に塗布することが可能となる。
図9は、毛倒れ癖により半径が0.5mm縮小した部位を有する塗布ブラシ(例えば、塗布ブラシ823a)の回復挙動を示すグラフであり、その横軸は、塗布ブラシの毛倒れ癖を回復させるために、該塗布ブラシの毛倒れ癖のついた部位が、当接部(例えば、感光体803、塗布ブラシ回復部材825)に当接して該当接部を通過した回数を示し、縦軸は、横軸の各当接部通過回数だけ塗布ブラシが当接部を通過した後の該塗布ブラシの毛倒れ癖が生じている部位の外径を示している。
図9のグラフ中のプロット●は、塗布ブラシが当接部を通過しない(すなわち、塗布ブラシ単体で回転させた)場合、プロット△は、塗布ブラシが、塗布ブラシ回復部材(例えば、塗布ブラシ回復部材825)に順方向(すなわち、塗布ブラシの毛倒れ癖がついた部位が撫でつけられる方向)に当接して該塗布ブラシ回復部材を通過した場合、プロット〇は、塗布ブラシが、感光体(例えば、感光体803)に逆方向(すなわち、塗布ブラシの毛倒れ癖がついた部位が逆撫でされる方向)に当接して該感光体を通過した場合、プロット□は、塗布ブラシが、塗布ブラシ回復部材に逆方向(すなわち、塗布ブラシの毛倒れ癖がついた部位が逆撫でされる方向)に当接して該塗布ブラシ回復部材を通過した場合における塗布ブラシの毛倒れ癖がついた部位の外径、すなわち、回復挙動を示したものである。
図9のグラフより、塗布ブラシを塗布ブラシ回復部材に逆方向に当接させるのが最も効果的であり、次いで塗布ブラシを感光体に逆方向に当接させるのが効果的であり、何れの場合も1回の当接で十分な回復効果が得られることが分かる。
本開示の例示的な潤滑剤塗布装置はまた、下記条件の場合に、塗布ブラシ(例えば、塗布ブラシ823a)の毛倒れ癖の防止及びその回復効果が最大もしくは顕著となり、上記グラフは、かかる条件下での測定結果を示したものである。
塗布ブラシの材質:ポリエチレンテレフタレート
塗布ブラシの全長:1〜2mm
塗布ブラシの繊維径:3〜10デニール
塗布ブラシの繊維密度:78〜465本/mm2(50〜300KF/inch2
塗布ブラシの感光体(例えば、感光体803)に対する食い込み量(すなわち、塗布ブラシの全長(例えば、図4のL)から塗布ローラ(例えば、塗布ローラ823)の外周面(例えば、外周面223b)と感光体との最小間隔(例えば、図4のD)を減算した値):0.3〜1.3mm
塗布ブラシ回復部材(例えば、塗布ブラシ回復部材825)の塗布ブラシに対する食い込み量(すなわち、塗布ローラの外周面から該塗布ローラの半径方向に沿った該塗布ブラシ回復部材の前記長辺までの距離(例えば、図2のd)を該塗布ブラシの全長から減算した値):0.3〜1.3mm
上述のように、本開示の潤滑剤塗布装置は、塗布ローラと感光体との当接に起因して塗布ブラシに毛倒れ癖がつくのを防止し、又は該当接に起因して塗布ブラシについた毛倒れ癖を回復させることを可能とし、これにより感光体に十分な量の潤滑剤を均一に塗布することが可能となる。その結果として、例えば、帯電ローラによる感光体の帯電時に該感光体が被る放電ストレスを軽減させることが可能となり、また、感光体と該感光体に当接するクリーニングブレードとの間の摩擦を低減させて、感光体及びクリーニングブレードの摩耗を軽減させ、その双方を長寿命化させることが可能となる。更に、クリーニングブレードのビビり(すなわち微振動)や鳴き(すなわち異音)の発生、及び感光体との間の過大な摩擦に起因するクリーニングブレードの捲れ(フリップとも呼ばれる)といった問題も回避することが可能となる。
上述した本開示の例示的な潤滑剤塗布装置は、本開示の構成及び作用を一層良好に理解することができるよう例示したものであり、必ずしも上記構成要素の全てが必要であることを意図したものではなく、本開示の範囲から逸脱することなく、各例、その変形例、及びその他の例並びにそれらの構成要素を必要に応じて単独で又は互いに組み合わせて実施することが可能であることが当業者には自明であろう。本開示の範囲は、上述した様々な例に限定されるものではなく、特許請求の範囲によってのみ制限されるものである。

Claims (15)

  1. 画像形成装置において感光体に潤滑剤を塗布するための潤滑剤塗布装置であって、
    潤滑剤供給源と、
    該潤滑剤供給源から潤滑剤を受容して前記感光体に塗布するための塗布ブラシが外周面に放射状に配設された塗布ローラであって、該塗布ローラの前記外周面と前記感光体との最小間隔が前記塗布ブラシの全長よりも短くなるよう該感光体に対して位置決めされている、塗布ローラと、
    該塗布ローラを回転させるための駆動部と、
    該駆動部を制御するためのコントローラと
    を備えており、
    前記コントローラが前記駆動部を制御して、前記塗布ローラの前記塗布ブラシと前記感光体との当接により該塗布ブラシに毛倒れ癖がつくのを防止し、及び/又は該当接に起因して該塗布ブラシについた毛倒れ癖を回復させるように、前記塗布ローラを正転させ及び/又は逆転させるよう構成されている、
    潤滑剤塗布装置。
  2. 前記コントローラによる前記駆動部の制御が、前記塗布ローラの前記塗布ブラシと前記感光体との前記当接により毛倒れ癖がつくことのない所定の時間間隔をおいて該塗布ローラを反復して回転させることを含む、請求項1に記載の潤滑剤塗布装置。
  3. 前記コントローラによる前記駆動部の制御が、画像形成動作前に、前記塗布ローラの前記塗布ブラシの前記毛倒れ癖がついた部位が、該塗布ブラシと前記感光体との当接により回復される方向に、該塗布ローラを少なくとも360°回転させることを含む、請求項1に記載の潤滑剤塗布装置。
  4. 前記塗布ローラの軸線方向に沿った該塗布ローラの全長と等しい長さを少なくとも有する長辺を有する板状の塗布ブラシ回復部材であって、該塗布ローラの前記外周面から該塗布ローラの半径方向に沿って該塗布ブラシの全長よりも短い所定距離だけ離間した位置に前記長辺が位置するよう配設された、塗布ブラシ回復部材を備えており、
    前記コントローラによる前記駆動部の制御が、画像形成動作前に、前記塗布ローラの前記塗布ブラシの前記毛倒れ癖がついた部位が前記塗布ブラシ回復部材を少なくとも一回通過するように該塗布ローラを回転させ、その回転方向が、該塗布ブラシの該毛倒れ癖がついた部位が該塗布ブラシ回復部材との当接により回復される方向であることを含む、請求項1に記載の潤滑剤塗布装置。
  5. 前記塗布ローラの軸線方向に沿った該塗布ローラの全長と等しい長さを少なくとも有する長辺を有する、板状の塗布ブラシ回復部材であって、該塗布ローラの前記外周面から該塗布ローラの半径方向に沿って該塗布ブラシの全長よりも短い所定距離だけ離間した位置に前記長辺が位置するよう配設され、及び該塗布ローラが正転する際に該塗布ブラシの第1の方向に毛倒れした部位を回復させるよう構成された、塗布ブラシ回復部材を備えており、
    前記コントローラによる前記駆動部の制御が、画像形成動作後に前記塗布ローラの回転を停止させ、この際、該塗布ローラの前記塗布ブラシの前記感光体との当接部位が前記第1の方向とは逆の第2の方向に毛倒れし、次いで該塗布ブラシの該感光体との当接部位が前記第1の方向に毛倒れするまで該塗布ローラを逆転させて、後続の画像形成動作時に該塗布ローラが正転した際に該塗布ローラの該塗布ブラシの該第1の方向に毛倒れ癖のついた部位が前記塗布ブラシ回復部材を通過することにより回復されるようにすることを含む、
    請求項1に記載の潤滑剤塗布装置。
  6. 前記感光体に潤滑材を塗布する際に、該感光体及び前記塗布ローラが共に回転し、該塗布ローラが該感光体に対して順方向に回転し、及び該塗布ローラの前記塗布ブラシの移動速度が該感光体の移動速度の0.5〜1.5倍である、請求項1ないし請求項5の何れか一項に記載の潤滑剤塗布装置。
  7. 前記塗布ブラシがポリエチレンテレフタレートからなり、該塗布ブラシの全長が1〜2mm、該塗布ブラシの繊維径が3〜10デニール、該塗布ブラシの繊維密度が78〜465本/mm2(50〜300KF/inch2)、該塗布ブラシの食い込み量、すなわち、該塗布ブラシの全長から前記塗布ローラの外周面と前記感光体との最小間隔を減算した値が0.3〜1.3mm、前記塗布ブラシ回復部材の食い込み量、すなわち、前記塗布ローラの前記外周面から該塗布ローラの半径方向に沿った前記塗布ブラシ回復部材の前記長辺までの距離を該塗布ブラシの全長から減算した値が0.3〜1.3mmである、請求項4ないし請求項6の何れか一項に記載の潤滑剤塗布装置。
  8. 前記潤滑剤供給源が脂肪酸金属塩の成形体からなる、請求項1ないし請求項7の何れか一項に記載の潤滑剤塗布装置。
  9. 請求項1ないし請求項8の何れか一項に記載の潤滑剤塗布装置を備えたクリーニング装置。
  10. 請求項9に記載のクリーニング装置を備えた画像形成装置。
  11. 画像形成装置において感光体に潤滑剤を塗布するための潤滑剤塗布装置の製造方法であって、
    潤滑剤供給源を配設し、
    該潤滑剤供給源から潤滑剤を受容して前記感光体に塗布するための塗布ブラシが外周面に放射状に配設された塗布ローラであって、該塗布ローラの前記外周面と前記感光体との最小間隔が前記塗布ブラシの全長よりも短くなるよう該感光体に対して位置決めされている、塗布ローラを配設し、
    該塗布ローラを回転させるための駆動部を配設し、
    該駆動部を制御するためのコントローラを配設し
    前記コントローラが、前記塗布ローラの前記塗布ブラシと前記感光体との当接により該塗布ブラシに毛倒れ癖がつくのを防止し、及び/又は該当接に起因して該塗布ブラシについた毛倒れ癖を回復させるように、前記塗布ローラを正転させ及び/又は逆転させるように前記駆動部を制御するよう構成されている、
    潤滑剤塗布装置の製造方法。
  12. 前記コントローラが、前記塗布ローラの前記塗布ブラシと前記感光体との前記当接により毛倒れ癖がつくことのない所定の時間間隔をおいて該塗布ローラを反復して回転させるように、前記駆動部を制御するよう構成される、請求項11に記載の潤滑剤塗布装置の製造方法。
  13. 前記コントローラが、画像形成動作前に、前記塗布ローラの前記塗布ブラシの前記毛倒れ癖がついた部位が、該塗布ブラシと前記感光体との当接により回復される方向に、該塗布ローラを少なくとも360°回転させるように、前記駆動部を制御するよう構成される、請求項11に記載の潤滑剤塗布装置の製造方法。
  14. 前記塗布ローラの軸線方向に沿った該塗布ローラの全長と等しい長さを少なくとも有する長辺を有する板状の塗布ブラシ回復部材を、該塗布ローラの前記外周面から該塗布ローラの半径方向に沿って該塗布ブラシの全長よりも短い所定距離だけ離間した位置に前記長辺が位置するよう配設し、
    前記コントローラが、画像形成動作前に、前記塗布ローラの前記塗布ブラシの前記毛倒れ癖がついた部位が前記塗布ブラシ回復部材を少なくとも一回通過するように該塗布ローラを回転させ、その回転方向が、該塗布ブラシの該毛倒れ癖がついた部位が該塗布ブラシ回復部材との当接により回復される方向となるように、前記駆動部を制御するよう構成される、
    請求項11に記載の潤滑剤塗布装置の製造方法。
  15. 前記塗布ローラの軸線方向に沿った該塗布ローラの全長と等しい長さを少なくとも有する長辺を有する板状の塗布ブラシ回復部材を、該塗布ローラの前記外周面から該塗布ローラの半径方向に沿って該塗布ブラシの全長よりも短い所定距離だけ離間した位置に該長辺が位置するよう配設し、該塗布ブラシ回復部材が、該塗布ローラが正転する際に該塗布ブラシの第1の方向に毛倒れした部位を回復させるよう構成され、
    前記コントローラが、画像形成動作後に前記塗布ローラの回転を停止させ、この際、該塗布ローラの前記塗布ブラシの前記感光体との当接部位が前記第1の方向とは逆の第2の方向に毛倒れし、次いで該塗布ブラシの該感光体との当接部位が前記第1の方向に毛倒れするまで該塗布ローラを逆転させるように、前記駆動部を制御するよう構成され、後続の画像形成動作時に該塗布ローラの該塗布ブラシの該第1の方向に毛倒れ癖のついた部位が前記塗布ブラシ回復部材を通過することにより回復される、
    請求項11に記載の潤滑剤塗布装置の製造方法。
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