JP2020057967A - 画像処理装置、撮像装置、画像処理装置の制御方法およびプログラム - Google Patents

画像処理装置、撮像装置、画像処理装置の制御方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】複数の画像から広角画像を生成する際に、高品位な広角画像を生成すること。【解決手段】第1の撮像部111aで取得した第1の画像と、撮像範囲が第1の撮像部111aの撮像範囲の一部と重複する第2の撮像部111bで取得した第2の画像とを合成して広角画像を生成する合成処理部133と、第3の撮像部120で取得した、第1の撮像部111aおよび第2の撮像部111bが重複して撮像する撮像範囲の少なくとも一部を撮像範囲に含む第3の画像と、第3の画像を撮像した際の第3の撮像部120の状態の少なくとも一方に基づいて、第1の撮像部111aおよび第2の撮像部111bが重複して撮像する撮像範囲内の注目領域を抽出する抽出部132と、を備え、合成処理部133は、注目領域における第1の画像と第2の画像の間の位置ズレ量を調整して、広角画像を生成する。【選択図】図2

Description

本発明は、画像処理装置、撮像装置、画像処理装置の制御方法およびプログラムに関する。
近年、並べて配置された複数のカメラ(以下、多眼カメラという)で撮影した画像を合成することで、単一のカメラを使用した場合よりも広い撮像範囲の画像(以下、広角画像という)を取得することができる撮像装置が提案されている。特許文献1は、共通の部分を含む複数の画像をずらしながらマッチング処理を行うことによって複数の画像間のズレ量を求め、複数の画像を重ね合わせて広角画像を生成する撮像装置を開示している。
特開2004−118786号公報
しかしながら、特許文献1に開示されているように、マッチング処理によって多眼カメラで撮影した画像から特定の被写体が重なるように広角画像を生成した場合、その他の被写体が二重像になり、広角画像の視認性が低下してしまう恐れがある。これは、多眼カメラから被写体までの距離によって、各々の多眼カメラで撮影した画像間のズレ量が異なるためである。特定の被写体が重なるように、画像間のズレ量が異なる複数の画像をずらして広角画像を生成した場合、その他の被写体が二重像になってしまう。
本発明は、複数の画像から広角画像を生成する際に、高品位な広角画像を生成することができる画像処理装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の画像処理装置は、第1の撮像部で取得した第1の画像と、撮像範囲が前記第1の撮像部の撮像範囲の一部と重複する第2の撮像部で取得した第2の画像とを合成して広角画像を生成する合成処理部と、第3の撮像部で取得した、前記第1の撮像部および前記第2の撮像部が重複して撮像する撮像範囲の少なくとも一部を撮像範囲に含む第3の画像と、前記第3の画像を撮像した際の前記第3の撮像部の状態の少なくとも一方に基づいて、前記第1の撮像部および前記第2の撮像部が重複して撮像する撮像範囲内の注目領域を抽出する抽出部と、を備え、前記合成処理部は、前記注目領域における前記第1の画像と前記第2の画像の間の位置ズレ量を調整して、前記広角画像を生成する。
本発明によれば、複数の画像から広角画像を生成する際に、高品位な広角画像を生成することができる画像処理装置を提供することができる。
撮像装置を説明する図である。 撮像装置の構成を説明する図である。 距離が異なる複数の被写体を撮影した際の位置ズレ量を説明する図である。 撮像装置と生成される広角画像の関係を説明する図である。 撮像装置と生成される広角画像の関係を説明する図である。 撮像装置と生成される広角画像の関係を説明する図である。 撮像装置と生成される広角画像の関係を説明する図である。 撮像装置と生成される広角画像の関係を説明する図である。 撮像装置と生成される広角画像の関係を説明する図である。 撮像装置と生成される広角画像の関係を説明する図である。 撮像装置と生成される広角画像の関係を説明する図である。 撮像装置と生成される広角画像の関係を説明する図である。 撮像装置と生成される広角画像の関係を説明する図である。
(第1実施形態)
図1(A)および図1(B)は、撮像装置100を説明する図である。撮像装置100は、例えば、監視カメラである。図1(A)は、撮像装置100を斜めから見た俯瞰図であり、図1(B)は、撮像装置100を上側(+Z軸側)から見た配置図である。撮像装置100は、広角画像を取得する広角撮像部110を備える。広角撮像部110は、撮像範囲の一部が重複するように配置された、第1の撮像部111aおよび第2の撮像部111bを有する。以下では、第1の撮像部111aが取得する画像を第1の画像、第2の撮像部111bが取得する画像を第2の画像という。本実施形態では、第1の画像と第2画像を合成することで、広角画像を生成する。なお、本実施形態では、広角撮像部110が2つの撮像部を有する例を説明するが、これに限られるものではなく、複数の撮像部を有するものであればよい。また、第1の撮像部111aおよび第2の撮像部111bの撮像範囲は、図1に示す範囲に限られるものではなく、例えば360度全周が撮像範囲であってもよい。
また、撮像装置100は、広角撮像部110の撮像範囲の一部を撮影し、詳細画像(第3の画像)102を取得する第3の撮像部120を備える。即ち、第3の撮像部120は、第1の撮像部111aまたは第2の撮像部111bのうちの少なくとも一方の撮像範囲と重複する領域を撮影している。詳細画像は、例えば、広角画像201中の拡大画像として使用したり、広角画像201を補完する補完画像として使用したりすることができる。
図2は、撮像装置100の構成を説明する図である。撮像装置100は、撮像部111a、第2の撮像部111b、第3の撮像部120の他、制御部130、画像処理部131、抽出部132、合成処理部133および転送部140を備える。なお、本実施形態では撮像装置100を例に説明するが、本発明は画像処理装置によって実現されてもよい。画像処理装置は、制御部130、画像処理部131、抽出部132、合成処理部133および転送部140を備え、撮像部から取得した画像に対して各種処理を行う。
制御部130は、撮像装置100全体を制御する。制御部130は、CPU(Central Processing Unit)を備え、不揮発性メモリに記憶されたプログラムを読み出して実行することで、各種処理を実現する。画像処理部131は、各撮像部が取得した画像に対し、デモザイキング、欠陥補正、歪曲補正、ノイズ補正、倍率色収差補正、ホワイトバランス調整、現像処理、色変換処理、符号化処理、拡縮処理などの画像処理を実行する。
抽出部132は、第3の撮像部120の状態および第3の画像である詳細画像102の少なくとも一方の情報を用いて、注目する被写体が存在する領域である注目領域を抽出する。抽出部132は、例えば、第3の撮像部120の撮像範囲、ピント面までの距離、測距枠、測光枠、被写体の検出結果等に応じて注目領域を抽出する。
合成処理部133は、第1の撮像部111aで取得した第1の画像および第2の撮像部111bで取得した第2の画像を合成し、広角画像を生成する。具体的には、合成処理部133は、第1の画像と第2の画像の重複部分をずらしながら相関係数を求める、所謂パターンマッチングの技術を適用することで複数の画像間の位置ずらし量を求め、広角画像を生成する。また、合成処理部133は、第1の撮像部111aおよび第2の撮像部111bが重複して撮影する撮像範囲に含まれる被写体の内、注目する被写体が2重像になる可能性が低減するように、合成処理を行う。なお、注目する被写体は、第3の撮像部120の状態、第3の撮像部120で取得した詳細画像102のうちの少なくとも一方の情報を用いて判断している。広角画像を生成するための合成処理については、その詳細を後述する。
転送部140は、ネットワークを介して外部のクライアント装置と接続されており、撮像装置100で撮像した画像をクライアント装置に転送したり、クライアント装置からの指示を受信したり、外部装置との通信を行う。クライアント装置は、例えばPCや画像処理装置などの外部機器である。ネットワークは、例えば、有線LAN、無線LAN等である。また、ネットワークを介して撮像装置100に電源を供給する構成となっていてもよい。
転送部140は、撮像装置100で撮像した広角画像および詳細画像を、同一のネットワークに対して順番に転送することが可能である。また、外部のクライアント装置は、撮像装置100を制御するコマンドを転送部140に送信し、コマンドを受信した撮像装置100は、コマンドに対するレスポンスをクライアント装置に送信する。なお、必ずしもクライアント装置に接続されている必要はなく、例えば、撮像装置100が画像データを保存するメモリと、画像を表示するビューアーおよびユーザの命令を受け付けるインターフェース部を有していてもよい。
第1の撮像部111aは、撮像光学系112aおよび撮像素子113aを有する。第1の撮像部111aは、撮像光学系112aを介して被写体像を撮像素子113a上に結像させることで、画像を取得している。同様に、第2の撮像部111bは、撮像光学系112bおよび撮像素子113bを有する。第2の撮像部111bは、撮像光学系112bを介して被写体像を撮像素子113b上に結像させることで、画像を取得している。撮像光学系112aおよび撮像光学系112bの駆動と、撮像素子113aおよび撮像素子113bからの信号読み出し動作は、制御部130が制御している。
第3の撮像部120は、撮像光学系122、撮像素子123および駆動機構124を有する。第3の撮像部120は、撮像光学系122を介して被写体像を撮像素子123上に結像させることで、画像を取得している。撮像光学系122の駆動および撮像素子123からの信号読み出し動作は、制御部130が制御している。
各撮像光学系112a、112b、122は、シフトレンズやズームレンズなどの複数のレンズや絞りを含む。各撮像素子113a、113b、123は、CCD、CMOS等の撮像素子であり、撮像光学系を通して結像される被写体からの光を受光し、光電変換により電気信号に変換する。そして、各撮像部111a、111b、120は、電気信号をデジタル信号に変換し、画像を取得する。
駆動機構124は、第3の撮像部120を駆動し、撮像方向を変更する。駆動機構124は、例えば、モーターとギアを備え、モーターを駆動する電力を制御することで、第3の撮像部120を特定の回転軸の周りに回転させる。また、本実施形態では、駆動機構124の回転軸がZ軸である場合を例に説明を行うが、モーターを複数設けることで複数の回転軸を有する構成としてもよい。なお、第3の撮像部120の撮像方向の情報を正確に取得するために、駆動機構124は、エンコーダを有していた方が好ましい。
図3(A)から図3(C)は、撮像装置100と生成される広角画像101の関係を説明する図である。図3(A)は、撮像装置100からの距離が異なる被写体を撮影した場合に取得する画像を説明する図である。被写体151が撮像装置100からの距離が遠い被写体であり、被写体152が撮像装置100からの距離が近い被写体である。第1の画像115aは、第1の撮像部111aにより撮影された画像である。第2の画像115bは、第2の撮像部111bにより撮影された画像である。図3(A)に示されるように、距離の遠い被写体151の場合、第1の画像115aと第2の画像115b間での位置ズレ量161が小さい。一方、距離の近い被写体152の場合、第1の画像115aと第2の画像115b間での位置ズレ量162が大きい。
合成処理部133において、特定に被写体が重なるように図3(A)に示される第1の画像115aと第2の画像115bを合成して広角画像101を生成すると、図3(B)もしくは図3(C)の画像が生成される。図3(B)は、撮像装置100からの距離が遠い被写体151が重なるように合成した広角画像101の一例を示す図である。図3(C)は、撮像装置100からの距離が近い被写体152が重なるように合成した広角画像101の一例を示す図である。
図3(B)に示されるように、第1の画像115aと第2の画像115bを、被写体151が重なるように位置ズレ量161だけずらして重ねることで広角画像101を生成した場合、被写体152は二重像になってしまう。一方、図3(C)に示されるように、第1の画像115aと第2の画像115bを、被写体152が重なるように位置ズレ量162だけずらして重ねることで広角画像101を生成した場合、被写体151は二重像になってしまう。このように、距離の異なる複数の被写体を撮影した場合、生成される広角画像101では、いずれかの被写体が二重像になってしまう。特に、注目する被写体が二重像になってしまった場合、広角画像101の視認性が低下してしまう。
そこで、本実施形態では、抽出部132が合成処理に使用する注目領域を抽出し、合成処理部133において、注目領域が二重像にならないように、第1の画像115aと第2の画像115bの間の位置ズレ量を調整して合成する。なお、抽出した注目領域126内の被写体が二重像にならないような位置ズレ量を求めるためには、例えば、テンプレートマッチング等の一般的な手法を用いればよい。例えば、第1の画像115aと第2の画像115bをずらしつつ、注目領域126について相関係数を計算し、相関係数が最も高くなる位置ズレ量を求めればよい。相関係数は、例えば、SSD(Sum of Squared Difference)やSAD(Sum of Absolute Difference)等で求められる。
第1実施形態では、抽出部132は、第3の撮像部120の撮像方向に基づいて注目領域を抽出する。撮像方向とは、第3の撮像部120中の撮像光学系122の光軸の方向を意味する。本実施形態では、第3の撮像部120が取得した、注目領域を抽出するのに利用する画像を詳細画像102と呼ぶ。注目領域を抽出するための詳細画像102は、第1の撮像部111aと第2の撮像部111bが重複して撮像する撮像範囲の少なくとも一部を撮像範囲に含む。第3の撮像部120が取得する詳細画像102は、広角画像101中の拡大画像として使用する場合と、広角画像101を補完する補完画像として使用する場合とがある。以下では、それぞれの場合における広角画像の生成について説明する。
まず、詳細画像102を、広角画像101中の拡大画像として使用したい場合について説明する。この場合、詳細画像102と広角画像101に撮影されている被写体間の対応関係を正確に把握する必要があるため、広角画像101のうち、詳細画像102の撮像範囲内にも含まれている範囲の被写体が、二重像になる可能性を低減した方が好ましい。そのためには、第1の撮像部111aと第2の撮像部111bが重複して撮影する撮像範囲の内、第3の撮像部120の撮像画角127に含まれる領域を注目領域126として設定すればよい。
図4(A)および図4(B)は、撮像装置100と生成される広角画像101および詳細画像102の関係を説明する図である。図4(A)と図4(B)とでは、第3の撮像部120の撮像方向が異なっている。撮像画角127は、第3の撮像部120の撮像画角を示している。図4(A)は、第3の撮像部120の撮像画角127内に撮像装置100からの距離の遠い被写体151が含まれており、距離の近い被写体152が含まれていない場合である。一方、図4(B)は、第3の撮像部120の撮像画角127内に撮像装置100からの距離の近い被写体152が含まれており、距離の遠い被写体151が含まれていない場合である。
抽出部132は、第3の撮像部120の撮像画角127に含まれる領域を注目領域126として抽出する。そのため、図4(A)においては、合成処理部133は、注目領域126即ち撮像画角127に含まれる被写体151が二重像にならないように、第1の画像115aと第2の画像115bを合成し、広角画像101を生成する。したがって、合成処理部133は、第1の画像115aと第2の画像115bを、被写体151が重なるように位置ズレ量161だけずらして重ねることで広角画像101を生成する。
一方、図4(B)においては、合成処理部133は、注目領域126即ち撮像画角127に含まれる被写体152が二重像にならないように、第1の画像115aと第2の画像115bを合成し、広角画像101を生成する。したがって、合成処理部133は、第1の画像115aと第2の画像115bを、被写体152が重なるように位置ズレ量162だけずらして重ねることで広角画像101を生成する。
このように、第3の撮像部120の撮像画角127に含まれる領域を注目領域126とすることで、広角画像101のうち、詳細画像102の撮像範囲内にも含まれている範囲の被写体が、二重像になる可能性を低減することができる。その結果、詳細画像102を、広角画像101中の拡大画像として使用したい場合の、広角画像101の視認性を向上させることができる。
次に、広角画像101を補完して監視するための画像として、詳細画像102を使用したい場合について説明する。この場合、広角画像101のうち、詳細画像102の撮像範囲内に含まれていない範囲の被写体の視認性を向上させた方が好ましい。そのため、抽出部132は、第1の撮像部111aと第2の撮像部111bが重複して撮影する撮像範囲の内、第3の撮像部120の撮像画角127に含まれない領域を注目領域126として設定する。
図5(A)および図5(B)は、撮像装置100と生成される広角画像101および詳細画像102の関係を説明する図である。図5(A)と図5(B)とでは、第3の撮像部120の撮像方向が異なっている。図5(A)は、第3の撮像部120の撮像画角127内に撮像装置100からの距離の遠い被写体151が含まれており、距離の近い被写体152が含まれていない場合である。一方、図5(B)は、第3の撮像部120の撮像画角127内に撮像装置100からの距離の近い被写体152が含まれており、距離の遠い被写体151が含まれていない場合である。
図5(A)において各撮像部が取得する画像は、図4(A)において各撮像部が取得する画像と同じである。同様に、図5(B)において各撮像部が取得する画像は、図4(B)において各撮像部が取得する画像と同じである。しかしながら、図5(A)および図5(B)においては、抽出部132は、第3の撮像部120の撮像画角127に含まれない領域を注目領域126として抽出する。そのため、生成される広角画像101は、図5(A)と図4(A)で異なっており、同様に図5(B)と図4(B)でも異なっている。
図5(A)においては、合成処理部133は、第3の撮像部120の撮像画角127外である注目領域126に含まれる被写体152が二重像にならないように、第1の画像115aと第2の画像115bを合成し、広角画像101を生成する。したがって、合成処理部133は、第1の画像115aと第2の画像115bを、被写体152が重なるように位置ズレ量162だけずらして重ねることで広角画像101を生成する。
図5(B)においては、合成処理部133は、第3の撮像部120の撮像画角127外である注目領域126に含まれる被写体151が二重像にならないように、第1の画像115aと第2の画像115bを合成し、広角画像101を生成する。したがって、合成処理部133は、第1の画像115aと第2の画像115bを、被写体151が重なるように位置ズレ量161だけずらして重ねることで広角画像101を生成する。
このように、第3の撮像部120の撮像画角127に含まれない領域を注目領域126とすることで、広角画像101のうち、詳細画像102の撮像範囲内にも含まれていない範囲の被写体が、二重像になる可能性を低減することができる。その結果、詳細画像102を、広角画像101を補完して監視するための画像として使用したい場合の、広角画像101の視認性を向上させることができる。
なお、本実施形態のように、注目領域126が二重像にならないように広角画像101を生成する際、注目領域126以外の被写体は二重像になってしまう可能性がある。具体的には、注目領域126以外の被写体の、第1の画像115aと第2の画像115b間の位置ズレ量が、注目領域126中の被写体の、第1の画像115aと第2の画像115b間の位置ズレ量と異なる場合、二重像となってしまう。そこで、二重像となってしまう領域については、広角画像101を生成する際に、第1の画像115aと第2の画像115bをずらして重ね合わせると同時に、ボケを付加して、二重像を目立たないようにする方が好ましい。具体的には、注目領域126以外の被写体の領域に対してローパスフィルタを施せばよい。ローパスフィルタにより、隣接する画素間で加算平均や間引きを行ってもよいし、周波数空間に変換してから演算を行ってもよい。
以上説明したように、本実施形態によると、第3の撮像部120の撮像方向(撮像範囲)に応じて合成処理に使用する注目領域126を設定し、注目領域126内の被写体を重ねるよう複数の画像を合成して広角画像101を生成することができる。これにより、注目する被写体が二重像になってしまう可能性を低減し、広角画像101の視認性を向上させることができる。
(第2実施形態)
第2実施形態における撮像装置200は、第1の撮像部211a、第2の撮像部211bおよび第3の撮像部220を備えている。撮像装置200は、第1実施形態の撮像装置100と同様の構成を有しているが、第3の撮像部220の構成が異なる。具体的には、撮像装置200の第3の撮像部220は、撮像装置100の第3の撮像部120が有する撮像方向を変更可能な駆動機構124の代わりに、撮像画角を変更可能なズーム制御機構を有している。ズーム制御機構は、モーターとギアを備え、第3の撮像部220の撮像光学系122内の一部のレンズを光軸方向に移動することで、ズーム比を変化させる。
第2実施形態では、抽出部132は、第3の撮像部220の撮像画角に基づいて注目領域226を抽出する。一般に、撮像装置からの距離が遠い被写体を撮影する場合ほど、拡大して撮影する必要があるため、撮像画角は狭くなる。したがって、第3の撮像部220の撮像画角が狭いほど、ユーザは、主として距離が遠い被写体を撮影していると判断できる。第3の撮像部220が取得する詳細画像202は、広角画像201中の拡大画像として使用する場合と、広角画像201を補完する補完画像として使用する場合とがある。以下では、それぞれの場合における広角画像の生成について説明する。
まず、詳細画像202を、広角画像201の拡大画像として使用する場合について説明する。この場合は、広角画像201を生成する際に、第3の撮像部220で主として撮影している被写体が二重像になる可能性を低減する方が好ましい。図6(A)および図6(B)は、撮像装置200と生成される広角画像201および詳細画像202の関係を説明する図である。図6(A)と図6(B)とでは、第3の撮像部220の撮像画角が異なっている。図6(A)は、第3の撮像部220の撮像画角が狭い場合である。一方、図6(B)は、第3の撮像部220の撮像画角が広い場合である。
図6(A)の場合は、第3の撮像部220の撮像画角が狭いため、第3の撮像部220が撮像装置200からの距離が遠い被写体251を撮影していると判断できる。そのため、抽出部132は、第1の撮像部211aと第2の撮像部211bが重複して撮影する撮像範囲の内、撮像装置200からの距離が遠い被写体251が撮影されている範囲を注目領域226として抽出する。そして、合成処理部133は、注目領域226中の被写体251が二重像にならないように、第1の画像と第2の画像の間の位置ズレ量を調整して、広角画像201を生成する。なお、被写体251が撮影されている範囲は撮像装置200からの距離が遠いため、第1の画像と第2の画像間での位置ズレ量が小さい範囲である。そのため、詳細画像202を拡大画像として使用する場合は、抽出部132は、第3の撮像部220の撮像画角が狭いほど、第1の画像と第2の画像間での位置ズレ量が小さい領域を、注目領域226として抽出すればよい。
図6(B)の場合は、第3の撮像部220の撮像画角が広いため、第3の撮像部220が撮像装置200からの距離が近い被写体252を撮影していると判断できる。そのため、抽出部132は、第1の撮像部211aと第2の撮像部211bが重複して撮影する撮像範囲の内、撮像装置200からの距離が近い被写体252が撮影されている範囲を注目領域226として抽出する。そして、合成処理部133は、注目領域226中の被写体252が二重像にならないように、第1の画像と第2の画像の間の位置ズレ量を調整して、広角画像201を生成する。なお、被写体252が撮影されている範囲は撮像装置200からの距離が近いため、第1の画像と第2の画像間での位置ズレ量が大きい範囲である。そのため、詳細画像202を拡大画像として使用する場合は、抽出部132は、第3の撮像部220の撮像画角が広いほど、第1の画像と第2の画像間での位置ズレ量が大きい領域を、注目領域226として抽出すればよい。
このように、詳細画像202を拡大画像として使用する場合は、第3の撮像部220の撮像画角が狭いほど広角画像201の合成に使用する画像間の位置ズレ量が小さい範囲を、注目領域226として抽出する。これにより、第3の撮像部220で主として撮影している被写体が広角画像201において二重像になる可能性を低減でき、詳細画像202を広角画像201の拡大画像として使用したい場合の広角画像201の視認性を向上させることができる。
次に、広角画像201を補完して監視するための画像として、詳細画像202を使用する場合について説明する。この場合、広角画像201を生成する際に、第3の撮像部220で主として撮影している被写体とは別の被写体が二重像になる可能性を低減する方が好ましい。図7(A)および図7(B)は、撮像装置200と生成される広角画像201および詳細画像202の関係を説明する図である。図7(A)と図7(B)とでは、第3の撮像部220の撮像画角が異なっている。図7(A)は、第3の撮像部220の撮像画角が狭い場合である。一方、図7(B)は、第3の撮像部220の撮像画角が広い場合である。
図7(A)の場合は、第3の撮像部220の撮像画角が狭いため、第3の撮像部220が撮像装置200からの距離が遠い被写体251を撮影していると判断できる。そのため、抽出部132は、第1の撮像部211aと第2の撮像部211bが重複して撮影する撮像範囲の内、被写体251とは異なる被写体252が撮影されている範囲を注目領域226として抽出する。そして、合成処理部133は、注目領域226中の被写体252が二重像にならないように、第1の画像と第2の画像の間の位置ズレ量を調整して、広角画像201を生成する。なお、被写体252が撮影されている範囲は撮像装置200からの距離が近いため、第1の画像と第2の画像間での位置ズレ量が大きい範囲である。そのため、詳細画像202を補完画像として使用する場合は、抽出部132は、第3の撮像部220の撮像画角が狭いほど、第1の画像と第2の画像間での位置ズレ量が大きい領域を、注目領域226として抽出すればよい。
図7(B)の場合は、第3の撮像部220の撮像画角が広いため、第3の撮像部220が撮像装置200からの距離が近い被写体252を撮影していると判断できる。そのため、抽出部132は、第1の撮像部211aと第2の撮像部211bが重複して撮影する撮像範囲の内、被写体252とは異なる被写体251が撮影されている範囲を注目領域226として抽出する。そして、合成処理部133は、注目領域226中の被写体251が二重像にならないように、第1の画像と第2の画像の間の位置ズレ量を調整して、広角画像201を生成する。なお、被写体251が撮影されている範囲は撮像装置200からの距離が遠いため、第1の画像と第2の画像間での位置ズレ量が小さい範囲である。そのため、詳細画像202を補完画像として使用する場合は、抽出部132は、第3の撮像部220の撮像画角が広いほど、第1の画像と第2の画像間での位置ズレ量が小さい領域を、注目領域226として抽出すればよい。
このように、詳細画像202を補完画像として使用する場合は、第3の撮像部220の撮像画角が狭いほど広角画像201の合成に使用する画像間の位置ズレ量が大きい範囲を、注目領域226として抽出する。これにより、第3の撮像部220で主として撮影している被写体とは別の被写体が広角画像201において二重像になる可能性を低減でき、詳細画像202を広角画像201の補完画像として使用したい場合の広角画像201の視認性を向上させることができる。
以上説明したように、本実施形態によると、第3の撮像部220の撮像画角に応じて合成処理に使用する注目領域226を設定し、注目領域226内の被写体を重ねるよう複数の画像を合成して広角画像201を生成することができる。また、第1実施形態と第2実施形態によると、抽出部132は、撮像方向や撮像画角など、詳細画像の撮像範囲に基づいて注目領域を抽出する。これにより、注目する被写体が二重像になってしまう可能性を低減し、広角画像201の視認性を向上させることができる。
(第3実施形態)
第3実施形態における撮像装置300は、第1の撮像部311a、第2の撮像部311bおよび第3の撮像部320を備えている。撮像装置300は、第1実施形態の撮像装置100と同様の構成を有しているが、第3の撮像部320の構成が異なる。具体的には、撮像装置300の第3の撮像部320は、撮像装置100の第3の撮像部120が有する撮像方向を変更可能な駆動機構124の代わりに、バックフォーカス距離を変更可能なフォーカス制御機構を有している。フォーカス機構324は、例えば、モーターとギアを備え、第3の撮像部320の撮像光学系122内の一部のレンズを光軸方向に移動することで、バックフォーカス距離を変化させる。
撮像装置300の抽出部132は、第3の撮像部320が撮像した注目領域326をもつ被写体からピント面までの距離に基づいて、注目領域326を抽出する。一般に、ピント面から離れた被写体ほど、ボケによって画像の鮮明度が低下する。したがって、ユーザは、第3の撮像部320を用いて主としてボケの少なく、ピント面に近い被写体を撮影していると判断できる。前述したように、第1の撮像部311aで撮影した第1の画像と、第2の撮像部311bで撮影した第2の画像間の位置ズレ量は、撮像装置300から被写体までの距離によって変化する。第3の撮像部320が取得する詳細画像302は、広角画像301中の拡大画像として使用する場合と、広角画像301を補完する補完画像として使用する場合とがある。以下では、それぞれの場合における広角画像の生成について説明する。
まず、詳細画像302を、広角画像301の拡大画像として使用する場合について説明する。この場合は、広角画像301を生成する際に、第3の撮像部320で主として撮影している被写体が二重像になる可能性を低減する方が好ましい。図8(A)および図8(B)は、撮像装置300と生成される広角画像301および詳細画像302の関係を説明する図である。図8(A)と図8(B)とでは、第3の撮像部320からピント面までの距離327が異なっている。図8(A)は、第3の撮像部320からピント面までの距離327が、第三の撮像部320から被写体351までの距離と一致している場合である。一方、図8(B)は、第3の撮像部320からピント面までの距離327が、第三の撮像部320から被写体352までの距離と一致している場合である。
図8(A)の場合は、第3の撮像部320からピント面までの距離327が、第三の撮像部320から被写体351までの距離と一致しているため、第3の撮像部320が被写体351を撮影していると判断できる。そのため、抽出部132は、第1の撮像部311aと第2の撮像部311bが重複して撮影する撮像範囲の内、被写体351が撮影されている範囲を注目領域326として抽出する。そして、合成処理部133は、注目領域326中の被写体351が二重像にならないように、第1の画像と第2の画像の間の位置ズレ量を調整して、広角画像301を生成する。なお、ユーザは第3の撮像部320を用いてピント面に位置する被写体を撮影している可能性が高いため、抽出部132が、第3の撮像部320からピント面までの距離327と一致する範囲を注目領域326とすれば、更に好ましい。
図8(B)の場合は、第3の撮像部320からピント面までの距離327が、第三の撮像部320から被写体352までの距離と一致しているため、第3の撮像部320が被写体352を撮影していると判断できる。そのため、抽出部132は、第1の撮像部311aと第2の撮像部311bが重複して撮影する撮像範囲の内、被写体352が撮影されている範囲を注目領域326として抽出する。そして、合成処理部133は、注目領域326中の被写体352が二重像にならないように、第1の画像と第2の画像の間の位置ズレ量を調整して、広角画像301を生成する。なお、ユーザは第3の撮像部320を用いてピント面に位置する被写体を撮影している可能性が高いため、抽出部132が、第3の撮像部320からピント面までの距離327と一致する範囲を注目領域326とすれば、更に好ましい。
即ち、図8(A)のように第3の撮像部320からピント面までの距離327が撮像装置300から遠い場合には、被写体351が二重像にならないように、広角画像301を生成する際の画像間の位置ズレ量を小さくする。一方、図8(B)のように第3の撮像部320からピント面までの距離327が撮像装置300に近い場合には、被写体352が二重像にならないように、広角画像301を生成する際の画像間の位置ズレ量を大きくする。
このように、詳細画像302を撮影する際の被写体とピント面との距離関係に応じて注目領域326を設定することにより、広角画像301において第3の撮像部320で主として撮影している被写体が二重像になる可能性を低減することができる。その結果、詳細画像302を広角画像301の拡大画像として使用する場合における、広角画像301の視認性を向上させることができる。
次に、広角画像301を補完して監視するための画像として、詳細画像302を使用する場合について説明する。この場合は、広角画像301のうち、第3の撮像部320で主として撮影している被写体とは別の被写体が二重像になる可能性を低減する方が好ましい。図9(A)および図9(B)は、撮像装置300と生成される広角画像301および詳細画像302の関係を説明する図である。図9(A)と図9(B)とでは、第3の撮像部320からピント面までの距離327が異なっている。図9(A)は、第3の撮像部320からピント面までの距離327が、第三の撮像部320から被写体351までの距離と一致している場合である。一方、図9(B)は、第3の撮像部320からピント面までの距離327が、第三の撮像部320から被写体352までの距離と一致している場合である。
図9(A)の場合は、第3の撮像部320からピント面までの距離327が、第三の撮像部320から被写体351までの距離と一致しているため、第3の撮像部320が被写体351を撮影していると判断できる。そのため、抽出部132は、第1の撮像部311aと第2の撮像部311bが重複して撮影する撮像範囲の内、被写体352が撮影されている範囲を注目領域326として抽出する。そして、合成処理部133は、注目領域326中の被写体352が二重像にならないように、第1の画像と第2の画像の間の位置ズレ量を調整して、広角画像301を生成する。
図9(B)の場合は、第3の撮像部320からピント面までの距離327が、第三の撮像部320から被写体352までの距離と一致しているため、第3の撮像部320が被写体352を撮影していると判断できる。そのため、抽出部132は、第1の撮像部311aと第2の撮像部311bが重複して撮影する撮像範囲の内、被写体351が撮影されている範囲を注目領域326として抽出する。そして、合成処理部133は、注目領域326中の被写体351が二重像にならないように、第1の画像と第2の画像の間の位置ズレ量を調整して、広角画像301を生成する。
即ち、図9(A)のように、第3の撮像部320からピント面までの距離327が撮像装置300から遠い場合には、被写体352が二重像にならないように、広角画像301を生成する際の画像間の位置ズレ量を大きくする。一方、図9(B)のように第3の撮像部320からピント面までの距離327が撮像装置300から近い場合には、被写体351が二重像にならないように、広角画像301を生成する際の画像間の位置ズレ量を小さくする。
このように、詳細画像302を撮影する際の被写体とピント面との距離関係に応じて注目領域326を設定することにより、広角画像301において第3の撮像部320で主として撮影している被写体とは異なる被写体が二重像になる可能性を低減することができる。その結果、詳細画像302を広角画像301の補完画像として使用する場合における、広角画像301の視認性を向上させることができる。
(第4実施形態)
第4実施形態における撮像装置400は、第1の撮像部411a、第2の撮像部411bおよび第3の撮像部420を備えている。撮像装置400は、第1から第3実施形態の撮像装置100、撮像装置200、撮像装置300のいずれかと概ね同様の構成を有しているが、評価枠設定手段をさらに有している点が異なっている。評価枠設定手段は、第3の撮像部420が取得する第3の画像である詳細画像402に、第3の撮像部420の撮像パラメータを決定するための領域(以下、評価枠)427を設定する。抽出部132は、評価枠設定手段によって設定した評価枠427の情報を用いて、注目領域426を抽出する。評価枠427は、例えば、被写体検出等に応じて評価枠設定手段が自動で設定してもよいし、ユーザが詳細画像402上で領域を指定することにより設定してもよい。
以下では、評価枠427で決定される撮像パラメータとして露出レベルを例に説明する。すなわち、評価枠427は露出レベルを決定する測光枠として機能する。一般に、露出レベルが高いほど白トビが発生しやすく、露出レベルが低いほど黒ツブレが発生しやすいため、画像中の信号レベルの平均値が適正な値になるように、露出レベルを調整する。露出レベルの調整方法として、画像中の特定領域のみを抜出して、特定領域の信号レベルの平均値を求める方法がある。本実施形態の評価枠427は、信号レベルの平均値を求める特定領域に対応している。露出レベルは、第3の撮像部420の撮像素子123の各画素の蓄積時間やゲインを制御することで調整できる。また、第3の撮像部420の撮像光学系122が絞りを有している場合には、絞りを制御することによっても、露出レベルを調整することができる。
評価枠427中の画素信号レベルの平均値が適正な信号レベルに一致するように、第3の撮像部420の露出レベルを調整することで、被写体の明るさによらず、評価枠427内の被写体の視認性を向上させることができる。そのため、ユーザは第3の撮像部420を用いて、評価枠427の範囲を主として撮影していると判断することができる。即ち、抽出部132は、詳細画像402の評価枠427の領域に応じて、注目領域426を設定すればよい。第3の撮像部420が取得する詳細画像402は、広角画像401中の拡大画像として使用する場合と、広角画像401を補完する補完画像として使用する場合とがある。以下では、それぞれの場合における広角画像の生成について説明する。
まず、詳細画像402を、広角画像401の拡大画像として使用する場合について説明する。この場合は、広角画像401を生成する際に、第3の撮像部420で主として撮影している被写体が二重像になる可能性を低減する方が好ましい。そのためには、抽出部132は、第1の撮像部411aと第2の撮像部411bが重複して撮影する撮像範囲の内、詳細画像402の評価枠427を注目領域426として抽出すればよい。
図10(A)および図10(B)は、撮像装置400と生成される広角画像401および詳細画像402の関係を説明する図である。図10(A)と図10(B)とでは、第3の撮像部420に設定される評価枠427が異なっている。図10(A)は、撮像装置400からの距離が遠い被写体451に評価枠427が設定されている場合である。一方、図10(B)は、撮像装置400からの距離が近い被写体452に評価枠427が設定されている場合である。
図10(A)では、評価枠427中に被写体451が含まれており、被写体452が含まれていない。抽出部132は、評価枠427を注目領域426として抽出する。そして、合成処理部133は、注目領域426中の被写体451が二重像にならないように、第1の画像と第2の画像415bの間の位置ズレ量を調整して、広角画像401を生成する。
図10(B)では、評価枠427中に被写体452が含まれており、被写体451が含まれていない。抽出部132は、評価枠427を注目領域426として抽出する。そして、合成処理部133は、注目領域426中の被写体452が二重像にならないように、第1の画像と第2の画像415bの間の位置ズレ量を調整して、広角画像401を生成する。
このように、評価枠427を注目領域426とした場合、第3の撮像部420で主として撮影している被写体が、生成した広角画像401において二重像になる可能性を低減できる。その結果、詳細画像402を広角画像401の拡大画像として使用する場合の、広角画像401の視認性を向上させることができる。
次に、広角画像401を補完して監視するための補完画像として詳細画像402を使用する場合について説明する。この場合は、広角画像401では、詳細画像402で主として撮影している被写体とは別の被写体が二重像になる可能性を低減する方が好ましい。そのためには、抽出部132は、第1の撮像部411aと第2の撮像部411bが重複して撮影する撮像範囲の内、詳細画像402中の評価枠427とは異なる領域を、注目領域426として抽出すればよい。
図11(A)および図11(B)は、撮像装置400と生成される広角画像401および詳細画像402の関係を説明する図である。図11(A)と図11(B)とでは、第3の撮像部420に設定される評価枠427が異なっている。図11(A)は、撮像装置400からの距離が遠い被写体451に評価枠427が設定されている場合である。一方、図11(B)は、撮像装置400からの距離が近い被写体452に評価枠427が設定されている場合である。
図11(A)では、評価枠427中に被写体451が含まれており、被写体452が含まれていない。抽出部132は、評価枠427に含まれない領域を注目領域426として抽出する。そして、合成処理部133は、注目領域426中の被写体452が二重像にならないように、第1の画像と第2の画像の間の位置ズレ量を調整して、広角画像401を生成する。
図11(B)では、評価枠427中に被写体452が含まれており、被写体451が含まれていない。抽出部132は、評価枠427に含まれない領域を注目領域426として抽出する。そして、合成処理部133は、注目領域426中の被写体451が二重像にならないように、第1の画像と第2の画像の間の位置ズレ量を調整して、広角画像401を生成する。
このように、評価枠427に含まれない領域を注目領域426とした場合、第3の撮像部420で主として撮影している被写体とは別の被写体が、生成した広角画像401において二重像になる可能性を低減できる。その結果、詳細画像402を広角画像401の補完画像として使用する場合の、広角画像401の視認性を向上させることができる。
以上説明したように、詳細画像402を拡大画像として使用する場合には、評価枠427を注目領域426とし、詳細画像402を補完画像として使用する場合には、評価枠427には含まれない領域を注目領域426とすればよい。これにより、詳細画像402を拡大画像として使用する場合には、詳細画像402で主として撮影している被写体が生成した広角画像401において二重像になる可能性を低減できる。また、詳細画像402を補完画像として使用する場合には、詳細画像402で主として撮影している被写体とは別の被写体が生成した広角画像401において二重像になる可能性を低減できる。その結果、詳細画像402を広角画像401の拡大画像として使用する場合、補完画像として使用する場合、それぞれの広角画像401の視認性を向上させることができる。
なお、本実施形態では撮像パラメータとして露出レベルの例を説明したが、他の撮像パラメータを決定するための領域を評価枠427としてもよい。例えば、画像のホワイトバランスを決定するための領域を、評価枠427としてもよい。また、ピント面の位置を決定するための領域である測距枠を、評価枠427としてもよい。このように、評価枠427は主としてユーザが撮影したい被写体に設定される可能性が高いため、評価枠427に応じて注目領域126を設定すればよい。
(第5実施形態)
第5実施形態における撮像装置500は、第1の撮像部511a、第2の撮像部511bおよび第3の撮像部520を備えている。撮像装置500は、第1から第3実施形態の撮像装置100、撮像装置200、撮像装置300のいずれかと概ね同様の構成を有しているが、検出手段をさらに有している点が異なっている。検出手段は、第3の撮像部520が取得する第3の画像である詳細画像502を用いて特定の被写体を検出する。特定の被写体とは、例えば、監視カメラを用いて主に監視したい被写体(例えば人物や車など)である。検出手段は、例えば、詳細画像502から特徴点を抽出することにより、特定の被写体を検出する。特徴点とは、画像上で特定の被写体の特徴が表れている部分であり、例えば人物の場合には眼や鼻、口などが特徴点である。抽出部132は、検出手段によって検出された特定の被写体の情報を用いて、注目領域526を抽出する。
したがって、ユーザは、第3の撮像部520を用いて監視対象となる特定被写体が撮影されている範囲(以下、特定被写体範囲という)527を主として撮影していると判断することができる。即ち、抽出部132は、詳細画像502中の特定被写体の検出結果に応じて、注目領域526を設定すればよい。第3の撮像部520が取得する詳細画像502は、広角画像501中の拡大画像として使用する場合と、広角画像501を補完する補完画像として使用する場合とがある。以下では、それぞれの場合における広角画像の生成について説明する。
まず、詳細画像502を、広角画像501の拡大画像として使用したい場合に好いて説明する。この場合、広角画像501のうち、第3の撮像部520で主として撮影している被写体が、二重像になる可能性を低減する方が好ましい。そのため、抽出部132は、第1の撮像部511aと第2の撮像部511bが重複して撮影する撮像範囲の内、詳細画像502中の特定被写体範囲527を注目領域526として抽出する。
図12(A)および図12(B)は、撮像装置500と生成される広角画像501および詳細画像502の関係を説明する図である。図12(A)と図12(B)とでは、第3の撮像部520で検出された特定の被写体に対応する特定被写体範囲527が異なっている。図12(A)は、撮像装置500からの距離が遠い被写体551に特定被写体範囲527が設定されている場合である。一方、図12(B)は、撮像装置500からの距離が近い被写体452に特定被写体範囲527が設定されている場合である。
図12(A)では、特定被写体範囲527中に被写体551が含まれており、被写体552が含まれていない。抽出部132は、特定被写体範囲527を注目領域526として抽出する。そして、合成処理部133は、特定被写体範囲527中の被写体551が二重像にならないように、第1の画像と第2の画像の間の位置ズレ量を調整して、広角画像501を生成する。
図12(B)では、特定被写体範囲527中に被写体452が含まれており、被写体451が含まれていない。抽出部132は、特定被写体範囲527を注目領域526として抽出する。そして、合成処理部133は、注目領域526中の被写体552が二重像にならないように、第1の画像と第2の画像の間の位置ズレ量を調整して、広角画像501を生成する。
このように、特定被写体範囲527を注目領域526とした場合、生成した広角画像501において第3の撮像部520で主として撮影している被写体が二重像になる可能性を低減できる。その結果、詳細画像502を広角画像501の拡大画像として使用したい場合の広角画像501の視認性を向上させることができる。
次に、広角画像501を補完して監視するための画像として、詳細画像502を使用した場合について説明する。この場合、広角画像501では、詳細画像502で主として撮影している被写体とは別の被写体が二重像になる可能性を低減する方が好ましい。そのため、抽出部132は、第1の撮像部511aと第2の撮像部511bが重複して撮影する撮像範囲の内、詳細画像502中の特定被写体範囲527とは異なる領域を、注目領域526として抽出する。
図13(A)および図13(B)は、撮像装置500と生成される広角画像501および詳細画像502の関係を説明する図である。図13(A)と図13(B)とでは、第3の撮像部520で検出された特定の被写体に対応する特定被写体範囲527が異なっている。図13(A)は、撮像装置500からの距離が遠い被写体551に特定被写体範囲527が設定されている場合である。一方、図13(B)は、撮像装置500からの距離が近い被写体452に特定被写体範囲527が設定されている場合である。
図13(A)では、特定被写体範囲527中に被写体551が含まれており、被写体552が含まれていない。抽出部132は、特定被写体範囲527に含まれない領域を注目領域526として抽出する。そして、合成処理部133は、注目領域526中の被写体552が二重像にならないように、第1の画像と第2の画像の間の位置ズレ量を調整して、広角画像501を生成する。
図11(B)では、特定被写体範囲527中に被写体552が含まれており、被写体551が含まれていない。抽出部132は、特定被写体範囲527に含まれない領域を注目領域526として抽出する。そして、合成処理部133は、注目領域526中の被写体451が二重像にならないように、第1の画像と第2の画像の間の位置ズレ量を調整して、広角画像501を生成する。
このように、特定被写体範囲527とは異なる領域を注目領域526とした場合、第3の撮像部520で主として撮影している被写体とは別の被写体が、生成した広角画像501において二重像になる可能性を低減できる。その結果、詳細画像502を広角画像501の補完画像として使用する場合の、広角画像501の視認性を向上させることができる。
なお、本実施形態では、特定の被写体の検出方法として、画像の特徴点から特定の被写体を検出する例を示したが、これに限られるものではない。例えば、詳細画像502内において、鮮明に撮影されている被写体を検出してもよい。被写体の鮮明度は、画像の各領域のコントラスト、明るさ、色差、空間周波数成分などによって求めることができる。例えば、画素信号のうち、最大の信号レベルと最小の信号レベルの差を鮮明度として使用すればよい。また、監視カメラでは静止し続けている物体の情報よりも動く物体の情報が重要となるため、複数フレームで取得した詳細画像502間の差分から、特定の被写体として動く被写体(以下、動体と呼ぶ)を検出してもよい。
以上に示す、第1実施形態〜第5実施形態は適宜組み合わせて使用してもよい。例えば、第3の撮像部が撮像方向、撮像画角、合焦位置の全てを変更可能であって、これら三つの情報を組み合わせて注目領域を抽出するようにしてもよい。また、第3の撮像部の状態および第3の画像の情報の双方を利用して注目領域を抽出してもよい。例えば、第3の撮像部の撮像画角内に複数の被写体が存在している場合、まず第3の画像を用いて、その中から特定の被写体を抽出する。そして、それらの中から、第3の撮像部の撮像方向に近かったり、合焦位置に近かったりする被写体の領域を注目領域としてもよい。このように、複数の情報を組み合わせることで、広角画像中の注目領域の抽出精度が向上する。
(その他の実施例)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、これらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形および変更が可能である。
133 合成処理部
132 抽出部
130 制御部

Claims (11)

  1. 第1の撮像部で取得した第1の画像と、撮像範囲が前記第1の撮像部の撮像範囲の一部と重複する第2の撮像部で取得した第2の画像とを合成して広角画像を生成する合成処理部と、
    第3の撮像部で取得した、前記第1の撮像部および前記第2の撮像部が重複して撮像する撮像範囲の少なくとも一部を撮像範囲に含む第3の画像と、前記第3の画像を撮像した際の前記第3の撮像部の状態の少なくとも一方に基づいて、前記第1の撮像部および前記第2の撮像部が重複して撮像する撮像範囲内の注目領域を抽出する抽出部と、を備え、
    前記合成処理部は、前記注目領域における前記第1の画像と前記第2の画像の間の位置ズレ量を調整して、前記広角画像を生成する
    ことを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記抽出部は、前記第3の画像の撮像範囲に基づいて前記注目領域を抽出することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記撮像範囲は、前記第3の撮像部の撮像方向または撮像画角であることを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 前記抽出部は、前記第3の画像を撮像した際の前記注目領域からピント面までの距離に基づいて前記注目領域を抽出することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  5. 前記抽出部は、前記第3の撮像部の撮像パラメータを決定するための評価枠が設定された領域に基づいて、前記注目領域を抽出することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  6. 前記撮像パラメータは、露出レベル、ホワイトバランスおよびピント面の位置のいずれかであることを特徴とする請求項5に記載の画像処理装置。
  7. 前記抽出部は、検出部が検出した特定の被写体に対応する領域に基づいて、前記注目領域を抽出することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  8. 前記抽出部は、前記第3の画像を前記広角画像の拡大画像として利用する場合と補完画像として利用する場合とに応じて、抽出する前記注目領域を変更することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  9. 請求項1乃至8のいずれか1項に記載の画像処理装置と、
    前記第1の撮像部と、
    撮像範囲が前記第1の撮像部の撮像範囲の一部と重複する前記第2の撮像部と、
    前記第1の撮像部または前記第2の撮像部のうち少なくとも一方の撮像範囲と重複する範囲を撮像する前記第3の撮像部と、を備える
    ことを特徴とする撮像装置。
  10. 画像処理装置の制御方法であって、
    第1の撮像部で取得した第1の画像と、撮像範囲が前記第1の撮像部の撮像範囲の一部と重複する第2の撮像部で取得した第2の画像とを合成して広角画像を生成する合成処理工程と、
    第3の撮像部で取得した、前記第1の撮像部および前記第2の撮像部が重複して撮像する撮像範囲の少なくとも一部を撮像範囲に含む第3の画像と、前記第3の画像を撮像した際の前記第3の撮像部の状態の少なくとも一方に基づいて、前記第1の撮像部および前記第2の撮像部が重複して撮像する撮像範囲内の注目領域を抽出する抽出工程と、を有し、
    前記合成処理工程では、前記注目領域における前記第1の画像と前記第2の画像の間の位置ズレ量を調整して、前記広角画像を生成する
    ことを特徴とする制御方法。
  11. 請求項1乃至8のいずれか1項に記載の画像処理装置の各手段としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
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