JP2020057039A - 画像処理装置およびその制御方法ならびにプログラム - Google Patents

画像処理装置およびその制御方法ならびにプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】予め用意するデータ量や調整する項目を増大させることなく、ガンマカーブによるガンマ処理や階調補正処理をより簡便な方法で実現する技術を提供する。【解決手段】実施形態に係る画像処置装置は、入力画像の信号を正規化する正規化特性を決定する第1決定手段と、画像の階調を補正する階調補正特性を決定する第2決定手段と、決定された正規化特性と階調補正特性とを用いて、入力画像に階調補正処理を行う補正処理手段と、階調補正処理のなされた画像に予め定められたガンマ特性を適用するガンマ処理手段と、を有する。ここで、予め定められたガンマ特性は、所定のダイナミックレンジの範囲で信号を出力するように構成された所定のガンマ特性に対して、基準の信号よりも高輝度の信号では該所定のガンマ特性の出力よりも広いダイナミックレンジの信号を出力するように構成されており、第1決定手段は、入力画像の信号のダイナミックレンジに対応する所定のガンマ特性に基づいて正規化特性を決定する。【選択図】図3

Description

本発明は、画像処理装置およびその制御方法ならびにプログラムに関する。
近年、ディスプレイの表示輝度が高くなることに伴い、これまで圧縮されていた高輝度側の階調を、より見た目に近い階調で再現可能な画像を取得するHDR(ハイダイナミックレンジ)カメラシステムが提案されている。HDRカメラシステムでは、画像を出力する際の伝達関数として使用されるOETF(Opto-electronic transfer function、光電気伝達関数)が用いられる。OETFカーブは、HDRモニタで取り扱うHDR規格のST2084等に記載されたEOTF(Electro-optical transfer function、電気光伝達関数)特性に対し、逆特性を示すカーブである。HDRカメラシステムにおいて、撮影された画像にOETFカーブを用いた変換処理(以降、ガンマ処理ともいう)を施すことにより、HDRモニタで高輝度側の階調を表示することができる。
HDRカメラシステムでは、HDRモニタの高輝度出力を活用した階調補正を行うことが望まれるが、上述のOETFカーブは視覚特性を考慮したカーブとなっているため、高輝度側の信号は少ない階調数で出力される。そのため、ガンマ処理を行った後にシーンに応じた階調補正を行うのは適切ではない。一方、ガンマ処理を行う前の段階で階調補正を行う場合、入力側のカメラの露出と、出力するD(ダイナミック)レンジに対応するOETFカーブとの両方を考慮して階調補正の特性を作成する必要があるため、処理が複雑化する課題があった。
このような課題に対し、特許文献1には、ガンマカーブを予め複数持っておき、撮影シーンの被写体領域の明暗差に応じて複数のガンマカーブから補間して生成したカーブをガンマ処理に適用する技術が開示されている。
特開2014−121019号公報
しかしながら、特許文献1で開示される技術では、階調補正を含めたガンマカーブを被写体領域の明暗(単にシーンともいう)に応じて動的に変化させるため、色処理やエッジ強調処理などの現像処理もガンマカーブに合わせて調整する必要があった。また、予め用意した複数のガンマカーブをもとに補間して階調補正に最適な特性を生成するには限界があり、マッピングの操作性を向上させるためには、より多くのガンマカーブを用意する必要がある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされ、その目的は、予め用意するデータ量や調整する項目を増大させることなく、ガンマカーブによるガンマ処理や階調補正処理をより簡便な方法で実現することである。
この課題を解決するため、例えば本発明の画像処理装置は以下の構成を備える。すなわち、入力画像の信号を正規化する正規化特性を決定する第1決定手段と、画像の階調を補正する階調補正特性を決定する第2決定手段と、決定された前記正規化特性と前記階調補正特性とを用いて、前記入力画像に階調補正処理を行う補正処理手段と、前記階調補正処理のなされた画像に予め定められたガンマ特性を適用するガンマ処理手段と、を有し、前記予め定められたガンマ特性は、所定のダイナミックレンジの範囲で信号を出力するように構成された所定のガンマ特性に対して、基準の信号よりも高輝度の信号では該所定のガンマ特性の出力よりも広いダイナミックレンジの信号を出力するように構成されており、前記第1決定手段は、前記入力画像の信号のダイナミックレンジに対応する前記所定のガンマ特性に基づいて前記正規化特性を決定する、ことを特徴とする。
本発明によれば、予め用意するデータ量や調整する項目を増大させることなく、ガンマカーブによるガンマ処理や階調補正処理をより簡便な方法で実現することが可能になる。
実施形態1におけるデジタルカメラの機能構成例を示すブロック図 実施形態1における画像処理部の機能構成例を示すブロック図 実施形態1における画像処理部による一連の動作を示すフローチャート 本実施形態1における正規化特性について説明する図 実施形態1における正規化処理後の信号を入力にした階調補正特性について説明する図 実施形態1におけるガンマ特性について説明する図 実施形態2における画像処理部の機能構成例を示すブロック図 実施形態2における画像処理部による一連の動作を示すフローチャート 実施形態2における正規化処理後の信号を入力にした階調補正特性について説明する図 階調補正特性の一例について説明する図 入力画像のDレンジと、HDRモニタに対応するEOTFカーブの関係について説明した図
以下、本発明の例示的な実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、以下では画像処理装置の一例として、撮像した画像信号を階調変換することが可能なデジタルカメラを例に説明する。しかし、以下の実施形態は、デジタルカメラに限らず、撮像した画像を階調変換することが可能な他の電子機器にも適用可能である。これらの電子機器には、例えばスマートフォンを含む携帯電話機、ゲーム機、タブレット端末、時計型や眼鏡型の情報端末、医療機器、監視システムや車載用システムの機器などが含まれてよい。また、以下の実施形態は、撮像する手段を備えておらず、外部で撮像された画像を取得して階調変換を適用することが可能な、パーソナルコンピュータやディスプレイ装置等の電子機器にも適用可能である。
(階調補正の概要)
まず、以下で説明する階調補正の概要について図10を参照して説明する。図10(a)〜(d)は、階調補正特性を示しており、横軸は入力画像の明るさを絶対輝度で表現した値を示し、縦軸は出力画像を表示したときの明るさを絶対輝度で表現した値を示している。また、太線で示されたカーブ1003〜1006が入力画像から出力画像を生成するための階調補正特性を表している。
例えば、従来の階調補正処理では、図10(a)の様に、コントラスト補正で一般的に使用されるS字カーブにおいて、1001の様に高輝度領域と低輝度領域で階調圧縮が発生する領域があった。しかしながら、HDRモニタによって高輝度の階調表現が可能になってくると、図10(b)のカーブ1004の様に出力の明るさを伸ばす(高輝度側の階調数を増加させる)ことによって階調圧縮を減らした階調補正処理が可能となる。図10(c)のようなハイライト・シャドウ補正で使用される一般的な逆S字特性の場合においても、同様である。中間輝度域1002の様に階調圧縮によってコントラストが低下していた領域について、図10(d)に示す階調補正特性の様に出力の明るさを伸ばすことによって階調圧縮を減らした階調補正処理が可能となる。この様に、出力の明るさを伸ばす(階調数を増加させる)ことを念頭においた階調補正特性を生成して階調圧縮を出来る限り発生させない階調補正処理を実施する。
このような処理を実施するためには、出力の明るさを伸ばすEOTFカーブ(すなわち明るさの階調数が増大したガンマ特性)をガンマ処理で適用する必要がある。しかしながら、図11に示すような入力画像のDレンジに合わせたEOTFカーブを変化させるだけでなく、前述の理由により入力画像のDレンジに合わせた階調補正処理をガンマ処理より前で実施することが望ましい。しかし、このようにするためには、作成したEOTFカーブを逆算して階調補正特性を生成する処理をシーン毎に実施する必要があり、制御が複雑化してしまう。従って、以下の実施形態では、EOTFカーブをシーンや入力画像のDレンジに応じて変更することなく、階調補正処理の制御だけで出力の明るさを伸ばす処理を実現する。
(実施形態1)
実施形態1に係る具体的な例について説明する。実施形態1は、ガンマ処理で使用するEOTFカーブを出力できる上限値まで伸ばしたカーブに固定し、入力画像のDレンジと当該ガンマ処理に対応した正規化特性と、シーンに応じた階調補正特性を各々決定し、階調補正処理をガンマ処理の前段で実施する。
(デジタルカメラの構成)
次に、図1を参照して、本実施形態のデジタルカメラ100の機能構成例について説明する。図1において、撮像レンズ103は、ズームレンズ、フォーカスレンズ、シフトレンズを含むレンズ群を構成し、被写体像を撮像部22の撮像面に結像させる。絞り101は、光量調整に使用する絞りである。ND(Neutral Density)フィルタ104は減光用に使用するフィルタを有する。撮像部22は、光学像を電気信号に変換するCCDやCMOS素子等で構成される撮像素子を有する。また、撮像部22は、電子シャッターによる撮像素子の電荷蓄積の制御や、アナログゲインの変更、読み出し速度の変更などの機能も備え、R,G,Bの3成分を画素ごとに含むアナログ画像信号を出力する。A/D変換器23は、撮像部22から出力されるアナログ信号をデジタル信号に変換する。バリア102は、デジタルカメラ100の、撮像レンズ103を含む撮像系を覆うことにより、撮像レンズ103、絞り101、撮像部22を含む撮像系の汚れや破損を防止する。
画像処理部24は、A/D変換器23から出力される、R,G,Bの3成分を画素ごとに含むデジタル画像信号(単に画像データともいう)に対し、後述する階調補正に係る画像処理を施して、R,G,Bの3成分を含む階調変換後の画像データを出力する。また、撮像された画像データに基づく所定の演算処理を行い、演算結果を制御部50に送信する。制御部50は、送信された演算結果に基づいて、例えば露出制御、測距制御、ホワイトバランス制御等を行う。これにより、TTL(スルー・ザ・レンズ)方式のAF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、AWB(オートホワイトバランス)処理等が行われる。
ジャイロ40は、手振れなどによるデジタルカメラ100の動きや姿勢変化を検出する。制御部50は、ジャイロ40が検出した動き等に基づいて、撮像レンズ103のシフトレンズを動作させるか、もしくは画像処理部24で画像をずらすことで像振れ補正を行う。
メモリ制御部15は、メモリ32へのデータの書き込みやメモリ32からのデータの読み出しを制御する。例えば、メモリ制御部15は、A/D変換器23からの出力データを直接、或いは画像処理部24を介してメモリ32に書き込む。
メモリ32は、撮像部22によって撮像されてA/D変換器23によりデジタルデータに変換された画像データや、表示部28に表示するための画像データを格納する。メモリ32は、所定時間の動画像および音声を格納するのに十分な記憶容量を備えている。また、メモリ32は、画像表示用のメモリ(ビデオメモリ)を兼ねている。
D/A変換器13は、メモリ32に格納されている画像表示用のデータをアナログ信号に変換して表示部28に供給する。このようにして、メモリ32に書き込まれた表示用の画像データは、D/A変換器13を介して表示部28により表示される。表示部28は、LCD等によって構成される表示器を含み、表示器上に、D/A変換器13からのアナログ信号に応じた表示を行う。撮像部22から出力された画像信号をA/D変換器23やメモリ制御部15を介して表示部28に逐次表示することで、電子ビューファインダが実現され、スルー画像表示を行うことができる。なお、表示部28は、必ずしもデジタルカメラ100に含まれなくてもよい。表示部28がデジタルカメラ100に含まれない場合であっても、デジタルカメラ100は当該表示部に表示させる画像又は表示内容を制御するための表示制御手段(例えば制御部50)を有していればよい。
不揮発性メモリ56は、電気的に消去・記録可能なメモリであり、例えばEEPROMが用いられる。不揮発性メモリ56には、制御部50の動作用の定数、プログラム等が記憶される。
制御部50は、CPU或いはMPUを含み、プログラムをシステムメモリ52に展開、実行されることにより、デジタルカメラ100全体の動作を制御する。システムメモリ52には、制御部50の動作用の定数、変数、不揮発性メモリ56から読み出したプログラム等が展開される。また、制御部50はメモリ32、D/A変換器13、表示部28等を制御することにより表示制御も行う。制御部50が画像処理部24の機能を兼ね備え、画像処理部24の代わりに各種画像処理に係る演算を行ってもよい。システムタイマー53は、デジタルカメラ100における各種制御に用いる時間や、内蔵された時計の時間を計測する計時部である。
モード切替スイッチ60、録画スイッチ61、操作部70は、制御部50に各種の動作指示を入力するための操作手段である。モード切替スイッチ60は、制御部50の動作モードを、動画記録モード、静止画記録モード、再生モード等のいずれかに切り替えるためのユーザからの操作指示を受け付ける。動画記録モードや静止画記録モードに含まれるモードとして、オート撮影モード、オートシーン判定モード、マニュアルモード、撮影シーン別の撮影設定となる各種シーンモード、プログラムAEモード、カスタムモード等がある。モード切替スイッチ60を操作することにより、動画撮影モードに含まれるこれらのモードのいずれかに直接切り替えることができる。あるいは、モード切替スイッチ60で動画撮影モードに一旦切り替えた後に、動画撮影モードに含まれるこれらのモードのいずれかに、他の操作部材を用いて切り替えるようにしてもよい。録画スイッチ61は、撮影待機状態と撮影状態とを切り替えるための操作指示を受け付ける。制御部50は、録画スイッチ61がONされると、撮像部22からの信号読み出しから記録媒体200への動画データの書込みまでの一連の動作を開始する。
操作部70の各操作部材は、表示部28に表示される種々の機能アイコンを選択操作することなどにより、場面ごとに適宜機能が割り当てられ、各種機能ボタンとして動作する。機能ボタンとしては、例えば終了ボタン、戻るボタン、画像送りボタン、ジャンプボタン、絞り込みボタン、属性変更ボタン等を含む。例えば、メニューボタンが押されると各種の設定可能なメニュー画面が表示部28に表示される。ユーザは、表示部28に表示されたメニュー画面と、上下左右4方向の十字キーやSETボタンを用いて直感的に各種設定を行うことができる。また、操作部70は、タッチパネルを含んでもよい。
電源制御部80は、電池検出回路、DC−DCコンバータ、通電するブロックを切り替えるスイッチ回路等により構成され、電池の装着の有無、電池の種類、電池残量の検出を行う。また、電源制御部80は、その検出結果及び制御部50の指示に基づいてDC−DCコンバータを制御し、必要な電圧を必要な期間、記録媒体200を含む各部へ供給する。電源部30は、例えば、アルカリ電池やリチウム電池などの一次電池やNiCd電池やNiMH電池、Liイオン電池などの二次電池、ACアダプター等からなる。
I/F18は、メモリカードやハードディスク等の記録媒体200や、外部表示装置300とのインターフェースであり、デジタルカメラ100からの所定のデータを外部表示装置300等に出力するための出力手段として機能する。記録媒体200は、撮影された画像を記録するためのメモリカード等の記録媒体であり、半導体メモリや磁気ディスク等から構成される。なお、記録媒体200は、着脱可能に構成されてよい。
外部表示装置300は、例えば高輝度の階調表現が可能なHDRモニタを含み、撮像系を通って撮像された後に画像処理部24によって処理された画像データをI/F18から受け取って画像データを表示する。
(画像処理部の構成及び階調変換処理に係る一連の動作)
次に、図2及び図3を参照して、本実施形態に係る画像処理部24の構成と階調変換処理に係る一連の動作について説明する。上述したように、画像処理部24は、R,G,Bの3成分で構成された画像データ(入力画像)を入力して画像処理を施し、画像データ(出力画像)を出力する。画像処理部24は、図2に示すように、正規化特性決定部201、正規化処理部202、階調補正特性決定部203、階調補正処理部204、及び、ガンマ処理部205を含む。なお、図2には、画像処理部24が含む本実施形態に係る主要な構成のみを開示しているが、他の構成、例えばAFを実行するための構成など他の機能を発揮するための構成を含み得る。また、以下の説明では、画像処理部24は、ハードウェアによって構成されている場合を例に説明する。しかし、画像処理部24がCPUやGPUなどのプログラマブルプロセッサで構成され、内部の不揮発性メモリ(不図示)からプログラムを内部の揮発性メモリ(不図示)に展開、実行することにより画像処理部24の機能を実現してもよい。図2に示す各構成の説明は、以下の図3を参照して説明する画像処理部24の一連の動作の説明において合わせて説明する。
S301では、正規化特性決定部201は、別途後述する後段のガンマ処理で用いるEOTF特性と入力画像のDレンジとに応じて、入力画像の信号を正規化するための正規化特性を決定する。この正規化特性は、入力画像のDレンジが変化しても、後段において固定したEOTF特性を用いてガンマ処理を行えるように、入力画像の信号値を変換する特性を持つ。本実施形態に係る正規化特性は、例えば図4に示すようになる。ここで、図4の横軸は入力画像の信号値を表し、縦軸は正規化済の出力値を表している。正規化特性401、402、403は、それぞれ、入力画像のDレンジが100%の時、200%の時、400%の時に対応する正規化特性を示している。なお、本実施形態では、デジタルカメラ100を用いて適正露出で撮影した際の入力画像のDレンジを100%としており、200%、400%は、適正露出からそれぞれ1段、2段露出をアンダーにして撮影した入力画像のDレンジを表している。
図4に示すように、正規化特性は出力値が基準信号値(基準白)Tの部分までは直線の特性を持ち、基準信号値Tよりも高い信号値は徐々に曲線になっていく特性を持つ。Dレンジ100%の場合の正規化特性401は、入力値の大きさが基準信号値Tまではそのままの信号値を出力する傾き1倍の直線の特性を有する。一方、基準信号値Tよりも高い信号値は入力値が最大値である信号値MAXDレンジ100%の最大値を示したMAX_100に向かっていく特性を持つ。また、Dレンジ200%の場合の正規化特性402は、入力値の大きさが基準信号値T/2までは傾き2倍の直線の特性を有する。一方、基準信号値T/2よりも高い信号値は入力値が最大値である信号値MAXでDレンジ200%の最大値を示したMAX_200になる特性を持つ。ここで、MAX_200はMAX_100より高い信号値である。同様に、Dレンジ400%の時の正規化特性303は、入力値の大きさが基準信号値T/4までは傾き4倍の直線の特性を有する。一方、基準信号値T/4よりも高い信号値は入力値が最大値である信号値MAXでDレンジ400%の最大値を示したMAX_400になる特性を持つ。ここで、MAX_400はMAX_200より高い信号値である。本実施形態ではDレンジ400%を出力画像の最大値としているため、入力値が最大値である信号値MAXとDレンジ400%の最大値を示したMAX_400は同じ値となる。正規化特性決定部201は、このような正規化特性を入力画像のDレンジに応じて選択する。すなわち、入力画像の信号のDレンジに対応する所定のEOTF特性に基づいて正規化特性を決定する。
S302では、正規化処理部202は、S301で決定された正規化特性を用いて、入力画像に対して正規化処理を行う。正規化処理は、正規化特性を用いたテーブル変換である。入力画像の信号をin、正規化処理後の画像信号をin_normとすると、正規化特性 y = norm_tbl(x)を用いた正規化処理は式(1)に従って演算される。なお、本実施形態では、式(1)の処理は入力画像R,G,Bの信号の全てに適用される。

in_norm = norm_tble(in) ……(1)
S303では、階調補正特性決定部203は、S302で正規化処理された入力画像の信号と正規化特性とに基づいて、被写体領域の明暗(シーン)に応じた階調補正特性を決定する。本実施形態では、図5に示すような、正規化処理後の信号を入力とした階調補正特性をまず作成する。図5から明らかであるように、決定される階調補正特性は、入力画像のDレンジにおける最大の信号値を超える信号値を出力可能な階調補正特性となる。そして、この階調補正特性と正規化特性を合成することにより最終的な階調補正特性を決定する。最終的な階調補正特性out = hosei_tbl (in)は、以下の式(2)に従って算出することができる。ここで、正規化処理後の信号を入力とした階調補正特性をy = hosei_tbl_norm(x)、正規化特性 y = norm_tbl(x)、入力画像の信号をin、階調補正後の信号をoutとする。

out = hosei_tbl (in) = hosei_tbl_norm(norm_tbl(in)) ……(2)
本実施形態では、式(2)の処理は入力画像R,G,Bの信号全てに適用される。なお、正規化処理後の信号を入力とした階調補正特性の算出方法については、例えば、特開2015−195498号公報に記載される、公知のヒストグラムを用いた方法を用いることができる。
S304では、階調補正処理部204は、S303において決定された階調補正特性を用いて入力画像に対し階調補正処理を行う。後述する本実施形態の階調補正処理では、式(3)に従って得られる輝度信号Y_inを用いる。R_in, G_in, B_inは、入力画像の同じ画素位置のR、G,Bの入力信号である。

Y_in = 0.263 × R_in + 0.678 × G_in + 0.059 × B_in ……(3)
次に、式(3)に従って生成した輝度信号Y_inを入力として、式(4)に従ってゲイン信号を入力画像の信号に乗算する。これは、式(2)で変換した階調補正後の信号からゲイン信号を生成して、入力画像の信号に乗算することにより行う。式(4)のinは入力画像のR、G,Bの信号、outは階調補正処理後のR、G,Bの信号を表す。
Figure 2020057039
式(3)及び式(4)に示したように、輝度信号を用いた階調補正処理を行うことで、入力画像の色相を変えずに階調補正処理を行うことができる。しかしながら、必ずしも輝度信号を用いる必要はなく、式(3)に従って生成した輝度信号を用いること無く入力画像のR,G,B信号の最大値を用いて式(4)を適用した階調補正処理を行っても良い。また、式(2)の階調補正特性をそのまま入力画像の信号に適用して、階調補正処理を行っても良い。
S305では、ガンマ処理部205は、S304で階調補正処理を行った後の画像に対し、固定された(すなわち予め定められている)EOTF特性を用いてガンマ処理を行う。図6は、本実施形態で使用するEOTF特性の一例を示している。図中のT、MAX_100〜MAX_400は、S301で上述した正規化特性と同様に、基準信号値T,Dレンジ100%の信号最大値MAX_100,Dレンジ200%の信号最大値MAX_200,Dレンジ400%の信号最大値MAX_400を表す。図6に示すように、固定されたEOTF特性601は、基準信号値Tまでは、Dレンジ100%時のEOTF特性と同様のカーブを描く。また、入力信号値がMAX_100時にはDレンジ100%時のEOTF特性602の最大値、入力信号値がMAX_200時にはDレンジ200%時のEOTF特性603の最大値を通過する。そして、入力信号値がMAX_400時にはDレンジ400%時のEOTF特性604の最大値を通過する。すなわち、EOTF特性601は、低輝度側では、狭いDレンジ100%時と同等の出力になるカーブであり、高輝度側では、広いDレンジ400%時と同等の出力になるような特性を有する。つまり、固定されたEOTF特性は、所定のDレンジの範囲で信号を出力する所定のEOTF特性602〜604に対して、基準信号よりも高輝度の信号では当該所定のEOTF特性の出力よりも広いダイナミックレンジの信号を出力するように構成されている。このようなEOTF特性を用いることにより、前述した図5の階調補正特性のように出力値が入力画像のDレンジの最大値よりも大きくなった場合であっても対応することができる。画像処理部24は、その後、ガンマ処理部205から出力されたガンマ変換後の信号を出力して、本一連の動作を終了する。
なお、上述の説明では、各機能ブロックが式(1)〜(4)に従って値を算出する場合を例に説明した。しかし、上記算出を予め行っておいて結果をテーブルとして不揮発性メモリ56等に保持し、上述の各ステップでは保持したテーブルを参照して算出結果を得るようにして上述の各特性を決定してもよい。
以上説明したように本実施形態では、入力画像のDレンジに応じた正規化処理を行って階調補正を行った後で、固定のガンマカーブでガンマ処理を行うようにした。このとき、高輝度になるにつれ通常よりも広Dレンジを想定したガンマカーブに固定したうえで、ガンマ処理より前段の階調補正処理において階調を動的に制御するようにした。このようにすることで、階調補正処理のマッピングが容易になる。すなわち、出力するDレンジに応じたガンマカーブの出力輝度を考慮して予め用意するデータ量や調整する項目を増大させることなく、OETF特性によるガンマ処理や階調補正処理をより簡便な方法で実現することができる。
(実施形態2)
次に、実施形態2の構成について説明する。実施形態2は、輝度信号の出力信号と色差信号の出力信号とで異なる階調補正特性を用いる点が実施形態1と異なる。すなわち、本実施形態では、階調補正処理を行っても彩度が過度に高くなることのない出力画像を生成することができる。なお、本実施形態2は、画像処理部の構成が実施形態1と異なるがデジタルカメラ100の構成は実質的に同一である。従って、実質的に同一の構成及び同一の処理には同一の参照符号を付して重複する説明は省略し、異なる点を重点的に説明する。
以下、図7を参照して、実施形態2に係る画像処理部24について説明する。実施形態1の画像処理部の構成と異なる点は、まず、出力画像が輝度信号で構成されたY画像と、色差信号で構成されたUV画像である点である。次に、画像処理部24が、Y画像とUV画像を出力するために、輝度用に輝度用階調補正処理部702、輝度用ガンマ処理部704を備え、また、色差信号用に色用階調補正処理部703、色用ガンマ処理部705をそれぞれ備える点である。最後に、画像処理部24が、輝度用、色用に生成されたRGB信号からY信号及びUV信号を生成するための、Y信号生成処理部706、UV信号生成処理部707を備える点が異なる。
図8は、実施形態2の画像処理部24に係る一連の動作を示している。以下、図7及び図8を参照して実施形態2に係る階調変換処理に係る一連の動作を説明する。まず、画像処理部24は、S301〜S302の処理を、実施形態1と同様に実行する。
S801では、階調補正特性決定部701は、輝度用と色用とでそれぞれ階調補正特性を生成する。階調補正特性の生成方法については実施形態1のステップS303の処理と同様であるが、輝度用の階調補正特性と色用の階調補正特性で異なる特性を用いる点が異なる。本実施形態における階調補正特性について図9を参照して説明する。
図9は、正規化処理後の信号を入力とした階調補正特性を輝度用の階調補正特性901と色用の階調補正特性902で表している。輝度用の階調補正特性901は実施形態1の階調補正特性と同様に、入力信号の値が大きくなる程、細い点線で示した入力信号の値よりも大きい出力になるような特性を描く。これに対し、色用の階調補正特性902は、カーブの変曲点が輝度用の階調補正特性901と同様であるが、入力信号の値が大きくなっても、細い点線で示した入力信号の値よりも大きくならないような特性を描く。このようにすることで、彩度が過度に高くなることのない出力画像を生成することができる。
S802では、輝度用諧調補正処理部702と色用諧調補正処理部703とがそれぞれ入力画像に対して、輝度用、色用の階調補正特性でそれぞれ階調補正処理を行い、輝度用の画像と色用の画像とを生成する。なお、階調補正処理の方法については、実施形態1におけるS304の処理と実質的に同様である。
S803では、輝度用ガンマ処理部704と色用ガンマ処理部705は、S802で生成した輝度用の画像と色用の画像に対し、固定されたEOTF特性でガンマ処理を行う。EOTF特性については、実施形態1における実質的にS305の処理と同様である。なお、本実施形態では、輝度用と色用のEOTF特性は同じ特性のものを使用するが、彩度や色相をコントロールする為に色用のEOTF特性を、輝度用のEOTF特性に対して一部変化させても良い。
S804では、Y信号生成処理部706とUV信号生成処理部707は、S803でガンマ処理を行った輝度用の画像、色用の画像をそれぞれ入力として、YUV画像を生成する処理を行う。輝度用の画像信号をR_Y、G_Y、B_Yとし、色用の画像信号をR_C、G_C、B_Cとすると、出力画像のY信号Y_out、U信号U_out、V信号V_outは式(5)に従って生成される。

Y_out = 0.263 × R_Y + 0.678 × G_Y + 0.059 × B_Y
U_out = -0.140 × R_C + 0.360 × G_C + 0.500 × B_C …………(5)
V_out = 0.500 × R_C - 0.460 × G_C - 0.040 × B_C

画像処理部24は、Y、UV信号の画像を出力すると、出力画像階調変換処理に係る一連の動作を終了する。
以上説明したように本実施形態では、画像の輝度と色差とのそれぞれに対する階調補正特性を決定するようにした。特に、輝度に対する階調補正特性の出力が色差に対する階調補正特性の出力以上であって、入力画像の信号値が大きくなるほど差が大きくになるように、それぞれの階調補正特性を決定するようにした。換言すれば、色差に対する階調補正特性については、入力信号の値が大きくなっても、入力信号の値よりも変換した信号値が大きくならないような特性になるようにした。このようにすることで、彩度が過度に高くなることのない出力画像を生成することができるようになる。また、上述した実施形態では、予め固定したEOTFカーブをシーンや入力画像のDレンジに応じて変えることなく、階調補正処理の制御によって高輝度側の出力信号の明るさを伸ばす階調補正処理を実現するようにした。このようにすることで、予め持っておくデータ量や調整する項目を増やさずに、OETFカーブによるガンマ処理、階調補正処理におけるマッピングの操作性を向上させることが可能となる。
(その他の実施形態)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
201…正規化特性決定部、202…正規化処理部、203…階調補正特性決定部、204…階調補正処理部、205…ガンマ処理部

Claims (10)

  1. 入力画像の信号を正規化する正規化特性を決定する第1決定手段と、
    画像の階調を補正する階調補正特性を決定する第2決定手段と、
    決定された前記正規化特性と前記階調補正特性とを用いて、前記入力画像に階調補正処理を行う補正処理手段と、
    前記階調補正処理のなされた画像に予め定められたガンマ特性を適用するガンマ処理手段と、を有し、
    前記予め定められたガンマ特性は、所定のダイナミックレンジの範囲で信号を出力するように構成された所定のガンマ特性に対して、基準の信号よりも高輝度の信号では該所定のガンマ特性の出力よりも広いダイナミックレンジの信号を出力するように構成されており、
    前記第1決定手段は、前記入力画像の信号のダイナミックレンジに対応する前記所定のガンマ特性に基づいて前記正規化特性を決定する、ことを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記ガンマ処理手段は、前記入力画像のダイナミックレンジが異なる場合であっても同一の前記予め定められたガンマ特性を用いる、ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記第2決定手段は、前記入力画像のダイナミックレンジの範囲における最大の信号値を超える信号値を出力可能な階調補正特性を決定する、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理装置。
  4. 前記第2決定手段は、画像の輝度と色差とのそれぞれに対する階調補正特性を決定する、ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  5. 前記第2決定手段は、前記輝度に対する階調補正特性の出力が前記色差に対する階調補正特性の出力以上であり、前記入力画像の信号値が大きくなるほど前記輝度に対する階調補正特性の出力と前記色差に対する階調補正特性の出力の差が大きくになるように、それぞれの階調補正特性を決定する、ことを特徴とする請求項4に記載の画像処理装置。
  6. 前記第2決定手段は、前記入力画像に対して前記正規化特性が適用された信号値に基づいて前記階調補正特性を決定する、ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  7. 前記補正処理手段は、前記入力画像の信号の輝度信号と前記階調補正特性とに基づいて生成したゲイン信号を前記入力画像の信号に乗算する、ことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  8. 前記予め定められたガンマ特性は、ダイナミックレンジごとに定まる出力の最大値のそれぞれを出力可能に構成される、ことを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  9. 第1決定手段が、入力画像の信号を正規化する正規化特性を決定する第1決定工程と、
    第2決定手段が、画像の階調を補正する階調補正特性を決定する第2決定工程と、
    補正処理手段が、決定された前記正規化特性と前記階調補正特性とを用いて、前記入力画像に階調補正処理を行う補正処理工程と、
    ガンマ処理手段が、前記階調補正処理のなされた画像に予め定められたガンマ特性を適用するガンマ処理工程と、を有し、
    前記予め定められたガンマ特性は、所定のダイナミックレンジの範囲で信号を出力するように構成された所定のガンマ特性に対して、基準の信号よりも高輝度の信号では該所定のガンマ特性の出力よりも広いダイナミックレンジの信号を出力するように構成されており、
    前記第1決定工程では、前記入力画像の信号のダイナミックレンジに対応する前記所定のガンマ特性に基づいて前記正規化特性を決定する、ことを特徴とする画像処理装置の制御方法。
  10. コンピュータを、請求項1から8のいずれか1項に記載の画像処理装置の各手段として機能させる、ためのプログラム。
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