JP2020055194A - 液体吐出装置 - Google Patents

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昭彦 丸山
友之 宮澤
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友之 宮澤
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Abstract

【課題】液体が漏れるおそれを低減できる液体吐出装置を提供すること。【解決手段】液体吐出装置は、液体を吐出する液体吐出ヘッドと、液体吐出ヘッドに液体を供給可能に構成され、継手部材26を有する供給流路と、継手部材が接続される接続部と、接続部に装着可能な保持部材と、を備え、保持部材は、継手部材が接続部に正しく接続された状態において、接続部に装着可能となる。【選択図】図6

Description

本発明は、液体吐出装置に関する。
特許文献1には、液体吐出装置の一例として、液体の一種であるインクが流れる流路に、継手部材と、継手部材が接続される接続部とを備える液体噴射装置が記載されている。この液体噴射装置においては、継手部材が接続部に接続されることにより、液体を噴射する液体噴射ヘッドに液体を供給可能となる。
特開2017−81126号公報
こうした液体吐出装置においては、継手部材と接続部とが正しく接続されないことがある。この場合、流路の途中から液体が漏れるおそれがある。
上記課題を解決する液体吐出装置は、液体を吐出する液体吐出ヘッドと、前記液体吐出ヘッドに前記液体を供給可能に構成され、継手部材を有する供給流路と、前記継手部材が接続される接続部と、前記接続部に装着可能な保持部材と、を備え、前記保持部材は、前記継手部材が前記接続部に正しく接続された状態において、前記接続部に装着可能となる。
液体吐出装置の一実施形態を模式的に示す正面図。 供給流路の一部を示す斜視図。 第1流路及び第2流路を示す斜視図。 第1実施形態の継手部材及び接続部を示す斜視図。 継手部材、接続部及び保持部材を示す斜視図。 接続部から継手部材及び保持部材を取り外した斜視図。 保持部材の背面図。 接続部の正面図。 接続部の背面図。 継手部材が挿入された接続部の正面図。 継手部材が接続された接続部の正面図。 継手部材が正しく接続されている接続部の正面図。 継手部材が正しく接続されていない接続部の正面図。 第2実施形態の継手部材、接続部及び保持部材を示す斜視図。 接続部の正面図。 保持部材の背面図。 継手部材が正しく接続されている接続部の正面図。 継手部材が正しく接続されていない接続部の背面図。 第3実施形態の継手部材、接続部及び保持部材を示す斜視図。 接続部から継手部材及び保持部材を取り外した斜視図。
以下、液体吐出装置の一実施形態について図を参照しながら説明する。液体吐出装置は、例えば、用紙等の媒体に液体の一例であるインクを吐出することによって、文字、写真等の画像を記録するインクジェット式のプリンターである。
(第1実施形態)
図1に示すように、液体吐出装置11は、筐体12と、液体収容体13が着脱可能に装着される装着部14と、媒体99を収容可能なカセット15と、媒体99を支持可能な支持台16と、制御部100とを備える。液体収容体13は、液体を収容可能な容器である。カセット15は、筐体12に対して着脱可能に装着される。制御部100は、例えばCPU、メモリーなどを含んで構成される。制御部100は、メモリーに記憶されるプログラムをCPUが実行することにより、液体吐出装置11を制御する。
液体吐出装置11は、1又は複数の増設ユニット17を備えてもよい。増設ユニット17は、例えば筐体12の下方に配置される。増設ユニット17には、媒体99を収容可能なカセット18が装着される。
装着部14は、装着された液体収容体13に収容された液体を導入可能な液体導入部19を有する。装着部14には、1又は複数の液体収容体13が着脱可能に装着される。液体収容体13は、装着部14に装着されることにより、液体導入部19と接続される。
複数の液体収容体13は、それぞれ異なる種類の液体を収容してもよいし、それぞれ同じ種類の液体を収容してもよい。本実施形態の装着部14は、4つの液体収容体13を着脱可能である。本実施形態の液体収容体13は、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックなど色の異なるインクを収容する。
液体吐出装置11は、液体を吐出する液体吐出ヘッド21と、液体吐出ヘッド21に液体を供給可能に構成される供給流路22とを備える。本実施形態の液体吐出ヘッド21及び供給流路22は、筐体12に収容される。液体吐出ヘッド21は、液体を吐出可能なノズル23を1又は複数有する。液体吐出ヘッド21は、支持台16に支持された媒体99に向かって液体を吐出する。これにより、媒体99に画像が印刷される。
液体吐出装置11は、液体吐出ヘッド21を保持するキャリッジ24と、キャリッジ24の移動を案内するガイド軸25とを備える。本実施形態のキャリッジ24及びガイド軸25は、筐体12に収容される。キャリッジ24は、ガイド軸25に沿って往復移動する。本実施形態の液体吐出装置11は、液体吐出ヘッド21が媒体99に対して走査するシリアルプリンターである。液体吐出装置11は、液体吐出ヘッド21が長尺に設けられるラインプリンターとして構成されてもよい。
供給流路22は、装着部14と液体吐出ヘッド21とを繋ぐように延びる。供給流路22は、1又は複数設けられる。本実施形態において、供給流路22は、装着部14に装着される液体収容体13の数に対応して、4本設けられる。
供給流路22は、継手部材26を有する。継手部材26は、例えば流路同士を繋ぎ合わせるために設けられる。本実施形態の供給流路22は、複数の流路から構成されている。供給流路22は、例えば、第1流路27と、第2流路28と、第3流路29とを有する。液体収容体13の液体は、供給流路22において第1流路27、第2流路28、第3流路29の順に流れることによって液体吐出ヘッド21に到達する。そのため、液体が供給される方向において、上流から下流に向けて順に第1流路27、第2流路28、第3流路29が位置する。供給流路22を構成する流路の数は1つでもよい。
第1流路27は、液体導入部19と接続される。第3流路29は、液体吐出ヘッド21と接続される。第2流路28は、第1流路27及び第3流路29に接続される。本実施形態の継手部材26は、第1流路27と第2流路28とを繋ぎ合わせる。そのため、第1流路27及び第2流路28は、継手部材26を介して接続される。継手部材26は、第1流路27の下流端に固定されている。
継手部材26は、液体収容体13と流路とを繋ぎ合わせてもよいし、流路と液体吐出ヘッド21とを繋ぎ合わせてもよい。すなわち、継手部材26は、液体収容体13と第1流路27とを繋ぎ合わせてもよいし、第3流路29と液体吐出ヘッド21とを繋ぎ合わせてもよい。継手部材26は、第2流路28と第3流路29とを繋ぎ合わせてもよい。そのため、継手部材26は、供給流路22において、その途中に位置してもよいし、その端部に位置してもよい。
本実施形態の第1流路27及び第3流路29は、可撓性を有するチューブで構成される。第3流路29は、可撓性を有するチューブで構成されることにより、キャリッジ24の移動に追従するように変形できる。
図2に示すように、本実施形態の第2流路28は、溝32が形成された流路部材31と、その溝32を覆うように流路部材31に取り付けられるカバー33とを含んで構成される。第2流路28において、液体は、溝32を流れる。流路部材31は、例えば樹脂材料で構成される。カバー33は、樹脂材料で構成されるプレートでもよいし、樹脂材料で構成されるフィルムでもよい。流路部材31及びカバー33は、例えばレーザー溶着や熱溶着、超音波溶着などによって互いに取り付けられる。
図3に示すように、流路部材31は、液体を導入する導入管34を有する。導入管34は、溝32と通じている。導入管34は、第2流路28の上流端を構成する。導入管34は、継手部材26と接続される。導入管34に継手部材26が接続されることにより、第1流路27及び第2流路28が繋ぎ合わされる。
流路部材31は、液体を導出する導出管35を有する。導出管35は、溝32と通じている。導出管35は、第2流路28の下流端を構成する。導出管35は、第3流路29と接続される。導出管35に第3流路29が接続されることにより、第2流路28及び第3流路29が繋ぎ合わされる。
第1流路27は、第2流路28と同様に、流路部材31及びカバー33で構成されてもよい。第3流路29は、第2流路28と同様に、流路部材31及びカバー33で構成されてもよい。第2流路28は、可撓性を有するチューブで構成されてもよい。
液体吐出装置11は、継手部材26が接続される接続部37を備える。接続部37は、1又は複数の継手部材26を接続可能に構成される。本実施形態の接続部37は、4つの継手部材26を接続可能に構成される。接続部37に複数の継手部材26が接続されることにより、複数の第1流路27を一纏めにして取り扱うことができる。接続部37は、継手部材26の数に対応して複数設けられてもよい。例えば、1つの接続部37に1つの継手部材26が接続されてもよい。
液体吐出装置11は、継手部材26が接続された接続部37に装着される保持部材38を備える。保持部材38は、継手部材26が接続部37に接続された後に、接続部37に装着される。保持部材38は、例えば、接続部37に対して継手部材26とは反対から取り付けられる。そのため、本実施形態の継手部材26及び保持部材38は、接続部37を挟むように取り付けられる。継手部材26は接続部37に対して一方から接続され、保持部材38は接続部37に対して一方とは反対の他方から装着される。
接続部37は、保持部材38が装着された状態において流路部材31に取り付けられる。接続部37が流路部材31に取り付けられることにより、接続部37に接続された継手部材26と導入管34とが接続される。
液体吐出装置11は、流路部材31と接続部37とを固定する固定部材39を備えてもよい。固定部材39は、流路部材31と接続部37とが接続された状態で固定される。固定部材39は、例えば、ねじ41と保護板42とを有する。本実施形態において、ねじ41は、2本設けられる。ねじ41は、流路部材31が有する貫通穴43と、接続部37が有するねじ穴44とに挿入される。保護板42は、ねじ41の頭部分と流路部材31との間に位置する。保護板42を介在させることにより、ねじ41の締め付けに対して流路部材31及びカバー33が保護されるとともに、複数の継手部材26と導入管34とを接続することができる。
供給流路22において、継手部材26と接続部37とが正しく接続されていないと、その接続箇所から液体が漏れるおそれがある。そのため、保持部材38は、継手部材26が接続部37に正しく接続された状態において、接続部37に装着可能とされる。逆に、継手部材26と接続部37とが正しく接続されていない場合、保持部材38を接続部37に装着できない。すなわち、保持部材38を接続部37に装着できるか否かによって、継手部材26と接続部37とが正しく接続されているか否かを把握できる。
接続部37は、複数の継手部材26を接続可能に構成され、それら複数の継手部材26が正しく接続された状態において、保持部材38が装着可能となるようにしてもよい。こうすると、複数の継手部材26に対して、接続部37及び保持部材38の数が1つで済む。そのため、保持部材38が継手部材26と同じ数だけ設けられたり、接続部37が継手部材26と同じ数だけ設けられたりする場合と比べて、部品の数を低減できる。
保持部材38は、継手部材26の数に対応して複数設けられてもよい。この場合、保持部材38は、対応する継手部材26が接続部37に正しく接続された場合に、接続部37に装着可能となる。
継手部材26は、保持部材38が接続部37に装着された状態において、接続部37との接続解除が不能とされてもよい。こうすると、保持部材38が接続部37に装着された状態において、継手部材26が接続部37から不意に取り外されることを抑制できる。この場合、保持部材38は、継手部材26の抜け止めとして機能する。保持部材38は、接続部37に装着されることにより、接続部37に接続された継手部材26を保持できる。
次に、第1実施形態における継手部材26、接続部37及び保持部材38の具体的な構成について説明する。
図4に示すように、本実施形態において、継手部材26は、接続部37に対して、一列に並ぶように接続される。ねじ穴44は、接続部37の両端部分に位置する。ねじ穴44は、接続部37において、接続部37に接続される継手部材26を挟むように位置する。
接続部37は、継手部材26の一部を覆う凹部45を有する。継手部材26において、凹部45に覆われる一部を接続部分46と称する。接続部分46は、継手部材26の一端を含む。そのため、凹部45は、接続される継手部材26の一端を覆う。継手部材26の一端を凹部45に挿入すると、接続部分46が凹部45に覆われる。継手部材26は、接続部分46が凹部45内において接続部37の一部分と接触することにより、接続部37と接続される。
本実施形態の継手部材26は、円筒状に設けられる。継手部材26において、接続部分46とは異なる部分を軸部分47と称する。軸部分47は、継手部材26において、接続部37の凹部45に覆われない部分である。軸部分47は、一端とは反対の他端を含む。本実施形態において、軸部分47の径は、接続部分46の径よりも小さく形成されている。
凹部45の内周面には、継手部材26をガイドする溝48が形成される。継手部材26は、凹部45に挿入される際、溝48にガイドされる。そのため、溝48は、継手部材26が凹部45に挿入される方向に延びる。継手部材26が凹部45に挿入される方向は、挿入される継手部材26の軸方向と一致する。本実施形態において、溝48は、1つの凹部45において2つ設けられている。2つの溝48は、接続部37に接続される継手部材26の軸方向から接続部37を見たときに、凹部45において対称的な位置に配置される。溝48は、凹部45において1つだけ設けられてもよいし、3つ以上設けられてもよい。
継手部材26において接続部37に接続される端部とは反対の端部に、供給流路22を構成するチューブが接続される。すなわち、凹部45に覆われる一端とは反対の他端にチューブが接続される。本実施形態においては、継手部材26において接続部分46とは異なる軸部分47に第1流路27を構成するチューブが固定されている。
図5及び図6に示すように、接続部37は、挿入穴51を有する。接続部37において、挿入穴51が設けられる面を正面とする。そのため、接続部37の正面は、流路部材31と対向する面である。挿入穴51は、導入管34が挿入される穴である。本実施形態において、挿入穴51は、複数設けられ、接続部37において一列に並ぶように配置される。挿入穴51は、接続部37において、2つのねじ穴44に挟まれるように配置される。挿入穴51は、凹部45と通じている。そのため、接続部37が流路部材31に取り付けられると、導入管34は、挿入穴51を通じて凹部45内に進入する。
保持部材38は、露出穴52を有する。露出穴52は、保持部材38が接続部37に装着された状態において、挿入穴51を露出させる穴である。保持部材38は、接続部37を正面から見たときに、露出穴52が挿入穴51と重なるように接続部37に装着される。保持部材38が接続部37に装着される場合に接続部37と対向する面を保持部材38の背面とする。
本実施形態の露出穴52の径は、挿入穴51の径よりも大きい。接続部37が流路部材31に取り付けられる際、導入管34は、挿入穴51及び露出穴52に挿入される。本実施形態の保持部材38は、挿入穴51と同じ数の露出穴52を有する。保持部材38は、挿入穴51よりも少ない数の露出穴52を有してもよい。この場合、1つの露出穴52が複数の挿入穴51を露出させる。
図6に示すように、継手部材26は、導入管34が挿入される導入穴53を有する。導入管34が導入穴53に挿入されることにより、第1流路27と第2流路28とが繋ぎ合わされる。導入穴53は、接続部分46に開口する。継手部材26が凹部45に挿入されると、導入穴53は、接続部37を正面から見たときに、挿入穴51と重なるように位置する。そのため、接続部37が流路部材31に取り付けられると、導入管34は、露出穴52、挿入穴51及び導入穴53に挿入される。
継手部材26は、凸部を有する。凸部は、継手部材26が接続部37に正しく接続されていない場合に、保持部材38と接触することによって、保持部材38が接続部37に装着されることを阻害する。凸部は、継手部材26が接続部37に正しく接続されている場合に、保持部材38の装着を阻害しない。本実施形態の継手部材26は、凸部として機能する突起54を有する。
突起54は、継手部材26の外周面に設けられる。突起54は、例えば接続部分46に設けられ、外方に向けて突出する。本実施形態において、突起54は、2つ設けられる。突起54は、継手部材26を軸方向から見たときに、接続部分46において対称的な位置に配置される。
突起54は、溝48と対応する形状に形成される。継手部材26を凹部45に挿入する際には、突起54の位置と溝48の位置とを合わせた状態で挿入する。こうすると、突起54が溝48にガイドされながら、継手部材26が凹部45に挿入される。突起54の位置と溝48の位置とがずれた状態では、突起54が凹部45の縁に接触するため、継手部材26を凹部45に挿入できない。
図6及び図7に示すように、保持部材38は、接続部37に装着する際に接続部37に差し込まれる差込部分55を有する。差込部分55は、1又は複数設けられる。本実施形態の保持部材38は、板金で形成される。差込部分55は、板金の縁部分を折り曲げることによって形成される。
差込部分55は、フック56及び突出片57を有する。フック56は、保持部材38を接続部37に装着するための部材である。フック56が保持部材38の一部に引っ掛かることにより、保持部材38が接続部37に装着される。突出片57は、差込部分55において、フック56が設けられる部分から突出するように設けられる。差込部分55は、保持部材38が接続部37に装着された状態において、接続部37を正面から見たときに、凹部45と重なる位置に位置する。
図8に示すように、接続部37は、差込口58を有する。差込口58は、保持部材38の差込部分55が差し込まれる開口である。差込口58は、凹部45内の一部を露出させる。差込口58は、差込部分55の数と対応するように1又は複数設けられる。
接続部37は、フック56と嵌め合い可能な保持部59を有する。保持部59は、差込口58に差し込まれる差込部分55と対応する位置に設けられる。差込部分55が差込口58に差し込まれると、フック56と保持部59とが嵌め合わされる。フック56と保持部59とが嵌め合わされることにより、保持部材38は、接続部37に装着される。
図8及び図9に示すように、接続部37は、凹部45の内周面に設けられるガイド部61と、ガイド部61と連なるように設けられる接触部62とを有する。ガイド部61は、凹部45の内周面における周方向に移動する突起54をガイドする。ガイド部61は、凹部45の内周面から内方に向けて突出する。ガイド部61は、凹部45の内周面においてその周方向に延びるように設けられる。ガイド部61は、溝48と連なるように設けられる。ガイド部61は、溝48によってガイドされた突起54をガイドする。
接触部62は、凹部45の内周面に設けられる。接触部62は、ガイド部61にガイドされた突起54と接触する。接触部62は、例えば突起54が接触する壁で構成される。接触部62は、ガイド部61において溝48と連なる端部とは反対の端部と連なるように設けられる。継手部材26は、突起54が接触部62と接触することによって、接続部37に正しく接続される。
次に、継手部材26及び保持部材38を接続部37に取り付ける際の手順について説明する。
図10に示すように、まず、突起54の位置と溝48の位置とを合わせた状態で継手部材26を凹部45に挿入する。このとき、継手部材26の一端が凹部45の底面に接触するまで挿入する。継手部材26が凹部45の底面に接触する状態では、突起54は、継手部材26の軸方向において凹部45の底面とガイド部61との間に位置する。
次に、凹部45に挿入された継手部材26を回転させる。このとき、継手部材26の軸方向を軸心に、突起54が接触部62に接近するように継手部材26を回転させる。本実施形態においては、図10において反時計回りとなる方向に継手部材26を回転させる。
凹部45に挿入された継手部材26を回転させると、突起54が凹部45の内周面における周方向に移動する。このとき、突起54は、ガイド部61にガイドされながら移動する。突起54は、ガイド部61にガイドされる際、接続部37を正面から見たときに、ガイド部61と重なる位置に位置する。
接続部37を正面から見たときに突起54とガイド部61とが重なる場合、突起54がガイド部61に引っ掛かることにより、継手部材26を接続部37から抜くことができない。すなわち、ガイド部61は、接続部37から継手部材26が抜け落ちることを抑制する抜け止めとして機能する。そのため、突起54とガイド部61とが重なる状態において、継手部材26が接続部37に接続された状態となる。本実施形態においては、接続部37を正面から見たときに突起54の位置と溝48の位置とが一致する場合に、接続部37に対する継手部材26の挿抜が可能となる。
図11に示すように、凹部45に挿入された継手部材26を回転させると、ガイド部61にガイドされる突起54は、最終的に接触部62に接触する。凹部45に挿入された継手部材26を所定の角度だけ回転させると、突起54は、溝48と重なる位置から接触部62と接触する位置に向けて移動する。突起54が接触部62に接触することにより、継手部材26は、接続部37に正しく接続された状態となる。接続部37を正面から見たときに突起54とガイド部61とが重なっていても、突起54が接触部62に接触していない場合には、接続部37に対する継手部材26の接続が不十分、すなわち接続部37に対して継手部材26が正しく接続されていない。
図12に示すように、接続部37に継手部材26を接続した後、接続部37に保持部材38を装着する。接続部37に保持部材38を装着するために、接続部37の差込口58に、保持部材38の差込部分55を差し込む。本実施形態において、保持部材38を接続部37に装着する際、接続部37を正面から見たときに、差込部分55は、溝48と重なる位置に位置する。特に、突出片57は、保持部材38を接続部37に装着する際、接続部37を正面から見たときに、ガイド部61における溝48寄りの端部と重なる位置に位置する。
継手部材26が接続部37に正しく接続されている場合、接続部37を正面から見たときに、凸部である突起54と差込部分55の突出片57とが重ならない。このとき、突起54は、接続部37を正面から見たときに、ガイド部61における接触部62寄りの端部と重なる位置に位置する。一方、突出片57は、接続部37を正面から見たときに、ガイド部61における溝48寄りの端部と重なる位置に位置する。そのため、継手部材26が接続部37に正しく接続されている場合には、保持部材38を接続部37に装着する際に突起54と突出片57とが接触しない。すなわち、接続部37に対する保持部材38の装着が阻害されない。これにより、継手部材26が接続部37に正しく接続されている場合、保持部材38を接続部37に装着可能となる。
保持部材38が接続部37に装着された状態において、凸部である突起54は、接触部62と差込部分55とにより挟まれる位置に位置する。突起54を接触部62と差込部分55とが挟むことにより、突起54が凹部45の内周面における周方向に移動することが抑制される。すなわち、保持部材38によって、接続部37に接続された継手部材26の回転が抑制される。このことから、保持部材38は、継手部材26の回転止めとして機能する。これにより、継手部材26が接続部37から不意に抜け落ちることが抑制される。
図13に示すように、継手部材26が接続部37に正しく接続されていない場合、接続部37を正面から見たときに、凸部である突起54と差込部分55の突出片57とが重なる場合がある。この場合には、突出片57が突起54に接触することにより差込部分55を差込口58に差し込めないため、保持部材38を接続部37に装着できない。すなわち、継手部材26が接続部37に正しく接続されていない場合、凸部である突起54は、保持部材38が接続部37に装着されることを阻害する。このように、保持部材38を接続部37に装着できるか否かによって、継手部材26が接続部37に正しく接続されているか否かを把握できる。
次に、第1実施形態の作用及び効果について説明する。
(1)保持部材38は、継手部材26が接続部37に正しく接続された状態において、接続部37に装着可能となる。すなわち、継手部材26が接続された接続部37に保持部材38を装着できた場合、継手部材26が接続部37に正しく接続されていることが把握できる。逆に、継手部材26が接続された接続部37に保持部材38を装着できない場合には、継手部材26が接続部37に正しく接続されていないことが把握できる。このように、継手部材26が接続された接続部37に保持部材38を装着する際に、継手部材26が接続部37に正しく接続されているか否かを把握できる。これにより、継手部材26が接続部37に正しく接続されていないことによって液体が漏れることを抑制できる。
(2)継手部材26は、保持部材38が接続部37に装着された状態において、接続部37との接続解除が不能となる。これにより、継手部材26が接続部37から不意に抜け落ちることを抑制できる。
(3)突起54は、継手部材26が接続部37に正しく接続されていない場合に、保持部材38と接触することによって、保持部材38が接続部37に装着されることを阻害する。この場合、接続部37に対する保持部材38の装着を突起54が阻害するか否かによって、継手部材26が接続部37に正しく接続されているか否かを把握できる。
(4)継手部材26の一部が凹部45に覆われた状態で継手部材26を回転させると、突起54は、ガイド部61にガイドされながら凹部45の内周面における周方向に移動する。継手部材26が十分に回転されると、突起54は、ガイド部61と連なる接触部62に接触する。逆に、凹部45に差し込まれた継手部材26の回転が不足する場合、突起54が接触部62に接触しない。このように、突起54が接触部62に接触しているか否かによって、継手部材26が接続部37に正しく接続されているか否かを把握できる。
(5)突起54は、保持部材38が接続部37に装着された状態において、接触部62と差込部分55とにより挟まれる位置に位置する。この場合、差込部分55は、保持部材38が接続部37に装着された状態において、突起54が接触部62から離れるように移動することを阻害する。これにより、継手部材26が接続部37から不意に抜け落ちることを抑制できる。
(6)継手部材26において接続部37に接続される端部とは反対の端部に、供給流路22を構成するチューブが接続される。これにより、継手部材26をチューブの継手として活用できる。
(7)接続部37は、複数の継手部材26を接続可能に構成され、それら複数の継手部材26が正しく接続された状態において、保持部材38を装着可能となる。こうすると、複数の継手部材26に対して接続部37及び保持部材38の数が1つで済むため、部品の数を低減できる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態の液体吐出装置11について説明する。第2実施形態においては、第1実施形態と比較して接続部及び保持部材の構成が異なり、その他の構成については第1実施形態と同様である。そのため、第2実施形態においては、第1実施形態と異なる点について主に説明する。
図14に示すように、第2実施形態における接続部65は、保持部材66を装着可能とされる。第2実施形態における保持部材66は、継手部材26が接続された接続部65に装着される。保持部材66は、接続部65に装着する際に差込口58に差し込まれる差込部分67を有する。第2実施形態の差込部分67の形状は、第1実施形態の差込部分55の形状と異なる。
図15に示すように、接続部65は、フック68を有する。フック68は、保持部材66を接続部65に装着するための部材である。フック68が保持部材66の一部分に引っ掛かることにより、保持部材66が接続部65に装着される。フック68は、1又は複数設けられる。フック68は、差込口58と対応する位置に設けられる。
図16に示すように、保持部材66は、フック68と嵌め合い可能な保持部69を有する。保持部69は、フック68の数と対応するように1又は複数設けられる。保持部69は、差込部分55と対応する位置に設けられる。差込口58に差込部分67が差し込まれると、フック68と保持部69とが嵌め合わされる。フック68と保持部69とが嵌め合わされることにより、保持部材66は、接続部65に装着される。
図17に示すように、複数の差込部分67のうちのいくつかの差込部分67は、保持部材66が接続部65に装着された状態において、接続部65を正面から見たときに、凹部45と重なる位置に位置する。本実施形態において、差込部分67は、接続部65を正面から見たときに、凹部45において溝48と重なる位置に位置する。具体的には、差込部分67は、接続部65を正面から見たときに、ガイド部61における溝48寄りの端部と重なる位置に位置する。
継手部材26が接続部65に正しく接続されている場合、接続部65を正面から見たときに、凸部である突起54と差込部分67とが重ならない。このとき、突起54は、接続部65を正面から見たときに、ガイド部61における接触部62寄りの端部と重なる位置に位置する。一方、差込部分67は、継手部材26の軸方向から見てガイド部61における溝48寄りの端部と重なる位置に位置する。そのため、継手部材26が接続部65に正しく接続されている場合には、保持部材66を接続部65に装着する際に突起54と差込部分67とが接触しない。すなわち、接続部65に対する保持部材66の装着が阻害されない。これにより、継手部材26が接続部65に正しく接続されている場合、保持部材66を接続部65に装着可能である。
保持部材66が接続部65に装着された状態において、凸部である突起54は、接触部62と差込部分67とにより挟まれる位置に位置する。突起54を接触部62と差込部分67とが挟むことにより、突起54が凹部45の内周面における周方向に移動することが抑制される。すなわち、保持部材66によって、接続部65に接続された継手部材26の回転が抑制される。このことから、保持部材66は、継手部材26の回転止めとして機能する。これにより、継手部材26が接続部65から不意に取り外されることが抑制される。
図18に示すように、継手部材26が接続部65に正しく接続されていない場合、接続部65を正面から見たときに、凸部である突起54と差込部分67とが重なる場合がある。この場合には、差込部分67が突起54に接触することにより差込部分67を差込口58に差し込めないため、保持部材66を接続部65に装着できない。すなわち、継手部材26が接続部65に正しく接続されていない場合、凸部である突起54は、保持部材66が接続部65に装着されることを阻害する。このように、保持部材66を接続部65に装着できるか否かによって、継手部材26が接続部65に正しく接続されているか否かを把握できる。
上記第2実施形態によれば、上述した(1)から(7)と同様の効果を得ることができる。
(第3実施形態)
次に、第3実施形態の液体吐出装置11について説明する。第3実施形態においては、第1実施形態と比較して保持部材の構成が異なり、その他の構成については第1実施形態と同様である。そのため、第3実施形態においては、第1実施形態と異なる点について主に説明する。
図19及び図20に示すように、第3実施形態における保持部材71は、継手部材26と同様に接続部37の一方から取り付けられる。すなわち、保持部材71は、接続部37の背面から取り付けられる。
継手部材26は、凸部である突出部72を有する。第3実施形態においては、突起54ではなく突出部72が凸部として機能する。そのため、突出部72は、継手部材26が接続部37に正しく接続されていない場合に、保持部材71と接触することによって、保持部材71が接続部37に装着されることを阻害する。突出部72は、継手部材26の外周面に設けられる。突出部72は、軸部分47に設けられ、外方に向けて突出する。
保持部材71は、例えば樹脂製のシートで構成される。保持部材71は、例えば接着剤によって接続部37に取り付けられる。
保持部材71は、第1切欠73を有する。第1切欠73は、接続部37に接続された継手部材26が嵌まる切欠である。そのため、第1切欠73は、継手部材26の軸部分47の形状と対応した形状に形成される。本実施形態の第1切欠73は、アーチ状に形成される。第1切欠73は、保持部材71が接続部37に装着された状態において、接続部37に接続された継手部材26の軸部分47における外周面と接触する。
保持部材71は、第1切欠73と連なる第2切欠74を有する。第2切欠74は、第1切欠73から窪むように形成される。第2切欠74は、凸部である突出部72が嵌まる切欠である。そのため、第2切欠74は、凸部である突出部72の形状と対応した形状に形成される。
第2切欠74は、接続部37に装着される保持部材71において、接続部37を正面から見たときに、接続部37に正しく接続されている継手部材26の突出部72と重なる位置に形成される。すなわち、第2切欠74は、突起54が接触部62と接触する状態において、突出部72と重なる位置に設けられる。
接続部37に継手部材26が正しく接続されている場合、接続部37を正面から見たときに、継手部材26の突出部72の位置と保持部材71の第2切欠74の位置とが一致する。そのため、接続部37に継手部材26が正しく接続されている場合、第2切欠74に突出部72が嵌まるように保持部材71を接続部37に装着できる。
保持部材71が接続部37に装着されると、第2切欠74に突出部72が嵌まることにより、接続部37に接続された継手部材26が回転不能となる。すなわち、保持部材71は、接続部37に接続された継手部材26の回転を抑制する回転止めとして機能する。これにより、接続部37から継手部材26が不意に取り外されることが抑制される。
接続部37に継手部材26が正しく接続されていない場合、接続部37を正面から見たときに、突出部72の位置と第2切欠74の位置とが一致しない。そのため、継手部材26が接続部37に正しく接続されていない場合に、凸部である突出部72は、保持部材71と接触することによって、保持部材71が接続部37に装着されることを阻害する。すなわち、継手部材26が接続部37に正しく接続されていない場合、凸部である突出部72は、保持部材71が接続部37に装着されることを阻害する。このように、保持部材71を接続部37に装着できるか否かによって、継手部材26が接続部37に正しく接続されているか否かを把握できる。
上記第3実施形態によれば、上述の(1)、(2)、(4)、(6)及び(7)と同様の効果に加えて以下の効果を得ることができる。
(8)突出部72は、継手部材26が接続部37に正しく接続されていない場合に、保持部材71と接触することによって、保持部材38が接続部37に装着されることを阻害する。これにより、継手部材26が正しく接続されていない接続部37に対する保持部材71の装着が阻害されるため、継手部材26が接続部37に正しく接続されているか否かを把握できる。
(9)保持部材71は、接続部37に接続された継手部材26の突出部72が第2切欠74に嵌まるように接続部37に装着される。そのため、保持部材71は、接続部37に装着されることによって、継手部材26が回転することを抑制する。これにより、継手部材26が接続部37から不意に抜け落ちることを抑制できる。
本実施形態は、以下のように変更して実施することができる。本実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・継手部材、接続部及び保持部材の構成は、上記の第1実施形態、第2実施形態及び第3実施形態に示す構成に限らない。継手部材に設けられる凸部が正しい位置に位置していない場合、すなわち継手部材が接続部に正しく接続されていない場合に、保持部材が凸部に接触することによって、保持部材を接続部に装着できない構成であればよい。また、保持部材が接続部に装着されている場合に、保持部材が凸部の移動を妨げる構成、すなわち接続部に対する継手部材の接続解除を妨げる構成であればよい。
・保持部材は、ねじを用いて接続部に装着してもよいし、テープを用いて接続部に装着してもよい。
・媒体99は、用紙に限らず、プラスチックフィルム、金属フィルム、布帛などでもよい。
・液体吐出ヘッド21が吐出する液体はインクに限らず、例えば機能材料の粒子が液体に分散又は混合されてなる液状体などでもよい。例えば、液体吐出ヘッド21が液晶ディスプレイ、エレクトロルミネッセンスディスプレイ及び面発光ディスプレイの製造などに用いられる電極材又は画素材料などの材料を分散又は溶解のかたちで含む液状体を噴射してもよい。
以下に、上述した実施形態及び変更例から把握される技術的思想及びその作用効果を記載する。
液体吐出装置は、液体を吐出する液体吐出ヘッドと、前記液体吐出ヘッドに前記液体を供給可能に構成され、継手部材を有する供給流路と、前記継手部材が接続される接続部と、前記接続部に装着可能な保持部材と、を備え、前記保持部材は、前記継手部材が前記接続部に正しく接続された状態において、前記接続部に装着可能となる。
この構成によれば、継手部材が接続された接続部に保持部材を装着できた場合、継手部材が接続部に正しく接続されていることが把握できる。逆に、継手部材が接続された接続部に保持部材を装着できない場合には、継手部材が接続部に正しく接続されていないことが把握できる。このように、継手部材が接続された接続部に保持部材を装着する際に、継手部材が接続部に正しく接続されているか否かを把握できる。これにより、継手部材が接続部に正しく接続されていないことによって液体が漏れることを抑制できる。
液体吐出装置において、前記継手部材は、前記保持部材が前記接続部に装着された状態において、前記接続部との接続解除が不能とされてもよい。
この構成によれば、保持部材が接続部に装着された状態において、継手部材が接続部から不意に抜け落ちることを抑制できる。
液体吐出装置において、前記継手部材は、凸部を有し、前記継手部材が前記接続部に正しく接続されていない場合には、前記保持部材が前記凸部と接触することにより、前記保持部材が前記接続部に装着されることが阻害されてもよい。
この構成によれば、接続部に対する保持部材の装着を凸部が阻害するか否かによって、継手部材が接続部に正しく接続されているか否かを把握できる。
液体吐出装置において、前記凸部は、前記継手部材の外周面に設けられ、前記接続部は、前記継手部材の一部を覆う凹部と、前記凹部の内周面に設けられ、前記凹部の内周面における周方向に移動する前記凸部をガイドするガイド部と、前記ガイド部と連なるように設けられ、前記ガイド部にガイドされた前記凸部と接触する接触部と、を有し、前記継手部材は、前記凸部が前記接触部と接触することによって、前記接続部に正しく接続されてもよい。
この構成によれば、継手部材の一部が凹部に覆われた状態で継手部材を回転させると、凸部は、ガイド部にガイドされながら凹部の内周面おける周方向に移動する。継手部材が十分に回転されると、凸部は、ガイド部と連なる接触部に接触する。逆に、凹部に差し込まれた継手部材の回転が不足する場合、凸部が接触部に接触しない。このように、凸部が接触部に接触しているか否かによって、継手部材が接続部に正しく接続されているか否かを把握できる。
液体吐出装置において、前記保持部材は、前記接続部に装着する際に前記接続部に差し込まれる差込部分を有し、前記凸部は、前記保持部材が前記接続部に装着された状態において、前記周方向において前記接触部と前記差込部分とにより挟まれる位置に位置してもよい。
この構成によれば、差込部分は、保持部材が接続部に装着された状態において、凸部が接触部から離れるように移動することを阻害する。これにより、継手部材が接続部から不意に抜け落ちることを抑制できる。
液体吐出装置においては、前記継手部材において前記接続部に接続される端部とは反対の端部に、前記供給流路を構成するチューブが接続されてもよい。
この構成によれば、継手部材をチューブの継手として活用できる。
液体吐出装置において、前記接続部は、複数の前記継手部材を接続可能に構成され、複数の前記継手部材が正しく接続された状態において、前記保持部材を装着可能とされてもよい。
この構成によれば、複数の継手部材に対して接続部及び保持部材の数が1つで済むため、部品の数を低減できる。
11…液体吐出装置、12…筐体、13…液体収容体、14…装着部、15…カセット、16…支持台、17…増設ユニット、18…カセット、19…液体導入部、21…液体吐出ヘッド、22…供給流路、23…ノズル、24…キャリッジ、25…ガイド軸、26…継手部材、27…第1流路、28…第2流路、29…第3流路、31…流路部材、32…溝、33…カバー、34…導入管、35…導出管、37…接続部、38…保持部材、39…固定部材、41…ねじ、42…保護板、43…貫通穴、44…ねじ穴、45…凹部、46…接続部分、47…軸部分、48…溝、51…挿入穴、52…露出穴、53…導入穴、54…突起、55…差込部分、56…フック、57…突出片、58…差込口、59…保持部、61…ガイド部、62…接触部、65…接続部、66…保持部材、67…差込部分、68…フック、69…保持部、71…保持部材、72…突出部、73…第1切欠、74…第2切欠、99…媒体、100…制御部。

Claims (7)

  1. 液体を吐出する液体吐出ヘッドと、
    前記液体吐出ヘッドに前記液体を供給可能に構成され、継手部材を有する供給流路と、
    前記継手部材が接続される接続部と、
    前記接続部に装着可能な保持部材と、を備え、
    前記保持部材は、前記継手部材が前記接続部に正しく接続された状態において、前記接続部に装着可能となることを特徴とする液体吐出装置。
  2. 前記継手部材は、前記保持部材が前記接続部に装着された状態において、前記接続部との接続解除が不能となることを特徴とする請求項1に記載の液体吐出装置。
  3. 前記継手部材は、凸部を有し、
    前記継手部材が前記接続部に正しく接続されていない場合には、前記保持部材が前記凸部と接触することにより、前記保持部材が前記接続部に装着されることが阻害されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の液体吐出装置。
  4. 前記凸部は、前記継手部材の外周面に設けられ、
    前記接続部は、前記継手部材の一部を覆う凹部と、前記凹部の内周面に設けられ、前記凹部の内周面における周方向に移動する前記凸部をガイドするガイド部と、前記ガイド部と連なるように設けられ、前記ガイド部にガイドされた前記凸部と接触する接触部と、を有し、
    前記継手部材は、前記凸部が前記接触部と接触することによって、前記接続部に正しく接続されることを特徴とする請求項3に記載の液体吐出装置。
  5. 前記保持部材は、前記接続部に装着する際に前記接続部に差し込まれる差込部分を有し、
    前記凸部は、前記保持部材が前記接続部に装着された状態において、前記周方向において前記接触部と前記差込部分とにより挟まれる位置に位置することを特徴とする請求項4に記載の液体吐出装置。
  6. 前記継手部材において前記接続部に接続される端部とは反対の端部に、前記供給流路を構成するチューブが接続されることを特徴とする請求項1から請求項5の何れか一項に記載の液体吐出装置。
  7. 前記接続部は、複数の前記継手部材を接続可能に構成され、複数の前記継手部材が正しく接続された状態において、前記保持部材を装着可能となることを特徴とする請求項1から請求項6の何れか一項に記載の液体吐出装置。
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