JP2020052822A - 情報処理装置、認証システムおよびそれらの制御方法、プログラム - Google Patents

情報処理装置、認証システムおよびそれらの制御方法、プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】認証システムにおける認証精度をより効率的に向上させる。【解決手段】情報処理装置は、複数の撮影装置に対応する複数の認証装置とネットワークを介して接続される。情報処理装置は、第1の撮影装置により撮影された撮影画像に含まれ当該第1の撮影装置に対応する第1の認証装置により認証された第1のオブジェクトの認証に利用可能な認証データを生成する認証データ生成手段と、生成された認証データを、複数の認証装置に含まれる少なくとも1つの認証装置の認証DBに反映させる反映手段と、を備える。認証データ生成手段は、第1のオブジェクトを認証した際に用いた第1の認証データに対応する第1の撮影条件とは異なる第2の撮影条件に対応する第2の認証データを生成する。【選択図】図2

Description

本発明は、映像内のオブジェクトを認証する認証システムにおける認証データの管理技術に関するものである。
近年、監視カメラの映像を用いて顔認証をおこなうシステムの実用化が進んでいる。指名手配犯や万引き犯の顔を認証することで、迅速な逮捕や犯罪の未然防止に活用することができる。また、イベント会場などでは要人の顔を認証して居場所を把握することで、イベントの運営や警備員の移動配置をスムーズに行うことが可能となる。
顔認証では、認証対象の人物について事前に登録された顔画像と、実際に撮影された映像内の人物の顔画像を照合して、同一人物であるか否かを判定する。そのため、事前に登録された認証データ(特徴量など)の顔向きと実際に撮影された顔向きとが異なると、認証精度が落ちるという課題がある。ただし、精度の高い顔認証を行うために、認証データの顔向きバリエーションを増やすと、照合処理の負荷が高くなるという課題がある。
そこで、複数のカメラで認証データを共有する技術が提案されている。特許文献1では、ある監視装置で認証された人物の特徴量および顔画像を他の監視装置に送信する技術が開示されている。特許文献2では、ある監視カメラで認証された人物の外見的特徴情報(服装の色、持ち物の形状等)を他の監視カメラに送信する技術が開示されている。また、特許文献3では、映像内の人物の特徴量があらかじめ登録された人物の特徴量と一致した場合に、設置条件ごとのDBに登録されていない特徴量(顔向き、表情)を特定し、DBに追加する技術が開示されている。
特開2013−153304号公報 特開2016−127563号公報 特開2016−38774号公報
しかしながら、上述の従来技術においては、認証を成功した顔画像の特徴量のみ他の装置に送信されることになる。すなわち、その画像を撮影した方向に依存した顔の特徴量だけが認証データに追加され、元の認証データから大きく離れた顔向きの特徴量を追加することは出来ない。そのため、認証精度の向上は限定的なものとなる。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、認証精度をより効率的に向上させることを可能とする技術を提供することを目的としている。
上述の問題点を解決するため、本発明に係る認証システムは以下の構成を備える。すなわち、複数の撮影装置に対応する複数の認証装置とネットワークを介して接続された情報処理装置は、
前記複数の撮影装置に含まれる第1の撮影装置により撮影された撮影画像に含まれ該第1の撮影装置に対応する第1の認証装置により認証された第1のオブジェクトの認証に利用可能な認証データを生成する認証データ生成手段と、
前記認証データ生成手段により生成された認証データを、前記複数の認証装置に含まれる少なくとも1つの認証装置の認証DBに反映させる反映手段と、
を備え、
前記認証データ生成手段は、前記第1のオブジェクトを認証した際に用いた前記第1の認証装置の認証DBに含まれる第1の認証データに対応する第1の撮影条件とは異なる第2の撮影条件に対応する第2の認証データを生成する。
本発明によれば、認証精度をより効率的に向上させることを可能とする技術を提供することができる。
第1実施形態に係る認証システムに含まれる各装置の構成を示す図である。 第1実施形態における認証データ更新処理の概要を示す図である。 認証システムで利用される各種データを説明する図である。 オブジェクト認証処理のフローチャートである。 認証データ拡充処理のフローチャートである。 認証データ更新処理のフローチャートである。 第2実施形態に係る認証システムに含まれる各装置の構成を示す図である。 第2実施形態における認証データ更新処理の概要を示す図である。 認証システムで利用される各種データを説明する図である。 顔向き頻度算出処理のフローチャートである。
以下に、図面を参照して、この発明の実施の形態の一例を詳しく説明する。なお、以下の実施の形態はあくまで例示であり、本発明の範囲を限定する趣旨のものではない。
(第1実施形態)
本発明に係る画像処理装置の第1実施形態として、顔画像により映像内の人物(オブジェクト)を認証する認証システムを例に挙げて以下に説明する。
<システム構成>
第1実施形態に係る認証システムは、複数の撮影デバイス118と、撮影デバイスから送信されたデータを処理し認証データの更新情報を生成する解析サーバ119と、を含む。
図1は、第1実施形態に係る認証システムに含まれる各装置の構成を示す図である。図1(a)は、撮影デバイス118のハードウェア構成を示しており、図1(b)は、解析サーバ119のハードウェア構成を示している。また、図1(c)は、撮影デバイス118及び解析サーバ119のソフトウェア構成を示している。
撮影デバイス118は、CPU101、ROM102、RAM106、記憶部107、撮像部108、通信部109を含む。ROM102には、後述する抽出部103、認証部104、更新部105を実現するための制御プログラムが格納されている。
CPU101は、ROM102に格納されている制御プログラムを実行することにより、撮影デバイス118全体の制御をおこなう。RAM106は、後述する各種データを一時記憶する。また、RAM106は、CPU101のワークエリアとしても利用される。
記憶部107は、認証処理に利用する1以上の認証データ(例えば、顔画像の特徴量)を格納した認証データベース(DB)120を記憶する。記憶部107の媒体としては、フラッシュメモリ、HDD、DVDなどを用いることができる。撮像部108は、所与の撮影範囲を撮影し撮影画像である映像を生成するための機能部である。撮像部108で生成された映像は、制御プログラムを実行するCPU101により解析される。通信部109は、解析サーバ119などの外部装置と通信するための機能部である。通信部109は、有線接続であってもよいし無線接続であってもよい。また、インターネットなどのネットワークを介して外部装置と通信する構成でもよい。撮像部108により得られた映像および認証部104が算出した認証情報は、通信部109を介して解析サーバ119に送信される。
抽出部103は、撮像部108により得られた映像を解析し、映像内に映っているオブジェクトを抽出する。オブジェクトとしては、人物、人の顔領域、動物、物体などであり得る。ここでは、オブジェクトとして人の顔領域を想定して説明を行う。認証部104は、認証DB120を参照してオブジェクトを認証する。ここでは、認証DB120には、認証対象となる人物の顔画像の特徴量が格納されているものとする。更新部105は、解析サーバ119から更新情報を受信し、認証DB120に格納された認証データの更新を行う。
解析サーバ119は、CPU110、ROM111、RAM113、記憶部114、入力部115、表示部116、通信部117を含む情報処理装置である。ROM111には、後述する更新情報生成部112を実現するための制御プログラムが格納されている。
CPU110は、ROM111に格納されている制御プログラムを実行することにより、解析サーバ119全体の制御をおこなう。RAM113は、後述する各種データを一時記憶する。また、RAM113は、CPU110のワークエリアとしても利用される。
記憶部114は、撮影デバイス118から受信した映像や撮影デバイス118を管理するためのデバイス管理情報121を記憶する。記憶部114の媒体としては、フラッシュメモリ、HDD、DVDなどを用いることができる。入力部115は、操作ボタン、タッチパネル等で構成され、ユーザからの指示を受け付ける機能部である。表示部116は、液晶パネル等で構成され、処理対象となるデータや処理結果を表示する機能部である。通信部117は、撮影デバイス118などの外部装置と通信するための機能部である。更新情報生成部112により生成された更新情報は、通信部117を介して各撮影デバイス118に送信される。
更新情報生成部112は、撮影デバイス118から受信したデータを解析し、オブジェクトの認証に利用可能な認証データの更新情報を生成する。より具体的には、更新情報生成部112は、デバイス管理情報121を参照し、各撮影デバイス118の認証DB120に対して追加すべきオブジェクト特徴量を決定し更新情報として生成する。なお、デバイス管理情報121は、各撮影デバイス118の認証DB120に関する情報を管理する情報である。
なお、ここでは、図1(c)に示す各機能部を、CPUが制御プログラムを実行することにより実現することを想定するが、1以上の機能部を電子回路などのハードウェアで実現するよう構成してもよい。
<認証データ更新処理の概要>
図2(a)は、第1実施形態における認証データ更新処理の概要を示す図である。ここでは、近隣に設置された3台の撮影デバイス201〜203と1台の解析サーバ204とでシステムが構成されている状態を想定する。例えば、撮影デバイス201〜203は通路に沿って設定されており、同一人物が時間差で撮影される可能性が高い。
図2(b)および図2(c)は、撮影デバイス201〜203が利用する認証DB内の認証データを例示的に示した図である。第1実施形態では、3台の撮影デバイス201〜203は、共通の認証DBをそれぞれの装置内に有しているものとする。
図2(b)は、認証DBの初期状態であり、図2(c)は、動作を開始してから時間が経過した後の認証DBの状態を示している。認証DBには、対象とする人物(指名手配犯や重要人物)の顔領域の特徴量が格納されている。特に、ここでは、人物ごと、顔の方向(顔向き)ごとに特徴量が管理されている。初期状態では限定された顔向きの特徴量が格納されており、この例では、人物A、人物B、人物Cの正面顔の特徴量が、特徴量206〜208として格納されている。上述したように顔認証は顔向きの影響を大きく受けるため、初期状態では正面以外の顔向きで撮影された人物については、認証は困難である。
図2(a)において、撮影デバイス201が人物Bを撮影し、人物Bの正面顔に対して認証した場合を考える。撮影デバイス201は、人物Bの認証情報を解析サーバ204へ送信する。解析サーバ204は、人物Bについて、認証時とは異なる顔向きの特徴量を取得する。ここでは、認証された人物Bを追尾して得られる一連のデータ(人物追尾トラック)から、正面以外の顔向きの特徴量を取得する。そして、解析サーバ204は、人物Bについての認証データを更新するための更新情報205を生成する。
解析サーバ204は、生成した更新情報を、撮影デバイス201および、当該撮影デバイス201の近隣に設置されている撮影デバイス202、203へ送信する。撮影デバイス201〜203は、それぞれ、更新情報を受信し、各装置内の認証DBに対して更新情報に従って特徴量を追加する。
図2(c)は、更新情報を反映後の認証DBの状態を示している。人物Bについて、初期状態(図2(b))には存在しなかった特徴量209、特徴量210が追加されている。すなわち、撮影デバイス201〜203において、初期状態で登録されていた顔向きとは異なる顔向きで撮影された場合でも、人物Bの認証をより好適に行うことが可能になる。特に、撮影デバイス201の近隣に設置された撮影デバイス202、203において、時間差で撮影される可能性の高い人物Bについて、認証データを効率的に拡充することができる。
ここでは、顔向きごとに特徴量を管理するものとして説明するが、顔向き以外の撮影条件の違いで特徴量を管理しても良い。一例としては、顔の表情、付帯物(メガネ、サングラス、マスク、帽子など)、照明条件(色、角度、明度など)の違いを用いてもよい。この場合には、初期状態で登録されていた表情、照明条件とは異なる表情、照明条件下で撮影された場合の認証精度を向上させることができる。また、認証対象のオブジェクトは人物に限定されるものではなく、動物、物体等に適用してもよい。この場合には、物体の撮影方向、物体の外観の違いで特徴量を管理すればよい。
図3は、認証システムで利用される各種データを説明する図である。図3(a)は、撮影デバイスの認証DB120に格納される認証データであり、図2(b)や図2(c)に相当するデータである。認証データには、認証対象の人物の顔領域の特徴量が格納されており、オブジェクトID301で人物を一意に特定可能になっている。また、1人の認証対象人物に対して、複数の顔向きの特徴量を管理可能に構成されており、顔向きごとに特徴量302が記録されている。顔向きのバリエーションとしては、一例として、左右方向、上下方向それぞれについて一定角度(例えば30度)で分割した範囲で管理することが出来る。
図3(b)および図3(c)は、解析サーバのデバイス管理情報121に格納されるデータである。図3(b)は、複数の撮影デバイスをグループ化する管理データである。例えば、同一の施設、同一の都市などの単位で撮影デバイスをグループ化することができる。すなわち、ある撮影デバイスを、当該撮影デバイスで撮影された人物を今後撮影する可能性が高い他の撮影デバイスとグループ化している。ここでは、グループを特定するグループID303と、グループに属する撮影デバイスを特定するカメラID304とをセットにしたレコードを複数含むテーブルとして構成される。
図3(c)は、撮影デバイス内の認証DB120を管理するための情報である。上述したように、第1実施形態では、認証DBは同一グループ内で共通化されている。そのため、グループID303ごとに、各オブジェクトID301のどの方向の特徴量が認証DB120に記録されているかを管理する。図3(c)の例では、複数の方向305(方向1、方向2)に対して、認証DB120への特徴量の記録有無をテーブルとして管理している。ここでは、特徴量が記録されていることを「〇」で示し、記録されていないことを「×」で示している。
図3(d)は、更新情報205のデータを例示的に示している。上述したように、更新情報205は、解析サーバの更新情報生成部112が生成し、撮影デバイスに送信されるデータである。更新情報205は、オブジェクトID301と、更新種別306、方向307、特徴量308が格納されている。更新種別306は認証DB120に対する更新の種類を示すものであり、「追加」「削除」のいずれかが指定される。
解析サーバ119で拡充されたデータを認証DB120に認証データを追加する場合に「追加」を指定する。一方、認証DB120にすでに格納されている認証データを削除する場合に「削除」を指定する。例えば、認証DB120から優先度の低い認証データを削除する場合に用いる。
方向307は、顔向きの識別情報であり、認証データのどの顔向きのデータを追加または削除するのかを指定する。特徴量308は、顔領域の特徴量であり、更新種別306が「追加」の場合にのみ記録される。
<各装置での詳細動作>
以下では、撮影デバイスにおけるオブジェクト認証処理、解析サーバにおける認証データ拡充処理、撮影デバイスにおける認証データ更新処理についてより詳細に説明する。
図4は、オブジェクト認証処理のフローチャートである。当該処理は、撮影デバイス118の抽出部103および認証部104において実行される。例えば、フレーム画像の受信する間隔で繰り返し実行される。
ステップS401では、抽出部103は、撮影映像のフレーム画像を撮像部108から受信する。ステップS402では、抽出部103は、認証対象のオブジェクトを抽出する。上述したように、ここでは認証対象のオブジェクトは人の顔領域であるため、S402では顔領域が抽出される。なお、画像から人物の顔領域を抽出する方法については、例えば、「P.Viola, M.Jones, "Rapid Object Detection Using a Boosted Cascade of Simple Features", Computer Vision and Pattern Recognition, 2001」(以降、非特許文献1と呼ぶ)に開示される技術を利用することが出来る。非特許文献1の手法では、事前に多数の顔画像を用いて顔領域特有の局所領域の輝度差を学習しておく。その上で、入力画像を探索窓で捜査し、各探索窓の輝度差を学習データと比較することにより、顔領域であるか否かを判定する。
以降のS403〜S406では、認証部104は、S402で抽出された各オブジェクトに対して認証処理を実行する。ステップS404では、認証部104は、抽出されたオブジェクト特徴量の算出をおこなう。顔領域の特徴量の算出には、人物の顔画像内の目・口などの器官点を求め、各器官点のSIFT(Scale Invariant Feature Transform)特徴量を用いることができる。なお、この特徴量は一例であり、他の特徴量を用いることもできる。
ステップS405では、認証部104は、S404で算出した特徴量を用いて、オブジェクトの認証をおこなう。ここでは、S404で算出した特徴量が、認証DB120に登録されている何れかの重要人物の特徴量(認証データ)と同一であるかを判定する。具体的には、S404で算出した特徴量と認証DB120に含まれる各認証データを比較する。そして、類似度が所定閾値よりも高い特徴量があれば、同一人物であると判定する。類似度の算出にあたっては、各器官点のSIFT特徴量の距離の総和を求めて正規化したものを用いるとよい。もちろん、オクルージョンなどの対応に対してロバストにするために、距離が最も大きいものを除いて距離の総和を求めて正規化し、類似度を算出してもよい。
ステップS407では、認証部104は、認証情報とフレーム画像を解析サーバ119に送信する。認証情報は、画像内における認証されたオブジェクトの位置、認証されたオブジェクトのオブジェクトID、カメラIDである。なお、同一人物が複数のフレーム画像で連続して認証された場合に、解析サーバ119での処理が繰り返し実施されるのを防ぐため、同一人物の認証情報については所定時間内に1回だけ送信するよう構成してもよい。すなわち、同一人物の認証情報の繰り返し送信を行わないことにより、解析サーバ119における処理負荷を低減することが出来る。
図5は、認証データ拡充処理のフローチャートである。当該処理は、解析サーバ119の更新情報生成部112において実行され、撮影デバイス118から認証情報を受信した場合に実行される。具体的には、撮影デバイス118が認証したオブジェクトについて、撮影デバイス118における認証時に利用した認証データとは異なる顔向き(方向)の追加認証データ生成を行う。
ステップS501では、更新情報生成部112は、撮影デバイス118から認証情報を受信する。すなわち、上述のS407において撮影デバイス118が送信する認証情報を受信する。なお、上述のS407において撮影デバイス118が送信するフレーム画像は別途受信し、解析サーバ119内(例えば記憶部114)に蓄積するものとする。
ステップS502では、更新情報生成部112は、デバイス管理情報121を参照し、図3(b)に示したグループ管理情報を用いて認証情報に付与されたカメラIDからグループを特定する。さらに、更新情報生成部112は、図3(c)に示した認証DB管理情報を用いて、撮影デバイス118で認証されたオブジェクトについて、特定したグループの認証DB120に格納されている認証データの方向(顔向き)を取得する。
ステップS503では、更新情報生成部112は、解析サーバ119内に蓄積されている複数時刻のフレーム画像群を用いて、同一オブジェクトの追尾および抽出を行う。ここでは、人物追尾技術を用いて認証された人物の別フレームでの人物領域を特定し、その人物領域に対して顔領域の抽出をおこなう。
人物追尾処理に関しては、例えば、特開2002−373332号公報(以降、特許文献4と呼ぶ)に開示される技術を利用することが出来る。特許文献4では、あるフレームでの人物の検出位置を用いて、次フレームでの探索位置を推定しテンプレートマッチングにより追尾を行う。ここでは、認証情報に、画像内における認証されたオブジェクトの位置が含まれているので、その位置を基準として前後のフレームでの当該オブジェクトの追尾を行うことができる。
ステップS504では、更新情報生成部112は、追尾し抽出された複数の顔領域の画像に対して顔向きの判定を行い、顔向き毎にグループ化を行う。画像から人物の顔向きを検出する方法については、例えば、「Erik Muphy-Chutorian, "Head pose estimation for driver assistance systems: A robust algorithm and experimental evaluation", in Proc. IEEE Conf. Intelligent Transportation Systems, 2007, pp.709-714」(以降、非特許文献2と呼ぶ)に開示される技術を利用することが出来る。
さらに、追尾し抽出された人物の顔画像群から、代表となる顔領域画像を選択する。例えば、方向ごと(例えば30°範囲ごと)に、大きいサイズの顔領域の画像をその方向の代表画像として選択することができる。この他、ブレ、眼つぶり、口あきや、付帯物(メガネ、サングラス、マスク、帽子など)、の観点で代表画像を選択してもよいし、これらの1以上の組み合わせによる総合判定により選択してもよい。
ステップS505では、更新情報生成部112は、顔向き(方向)ごとに選択された代表画像から特徴量を抽出する。より具体的には、追加拡充が必要な方向の代表画像の特徴量を抽出する。現在の認証DB120に格納されていない方向の代表画像の特徴量を抽出することで、現在の認証DB120で認証が難しい方向の認証データを拡充することができる。
ステップS506では、更新情報生成部112は、S505で抽出した1以上の特徴量を認証DB120に追加した際に、認証DB120内の特徴量の個数が所定の上限値以下に収まるかを判定する。上限値以下に収まる場合にはS507に進む。一方、上限値を超えると判定された場合にはS508へ進む。
上述したように、認証DB120は撮影デバイス118内で利用されるため、格納する特徴量の個数が多すぎると、認証処理の実行時間が長くなり実時間での処理が行えなくなる。このため、認証DB120に格納する特徴量の個数には上限値が予め設定されているのである。
ステップS507では、更新情報生成部112は、S505で抽出した全ての特徴量を追加対象として指定した更新情報を生成する。
ステップS508では、更新情報生成部112は、認証DB内に登録されている特徴量とS505で抽出した代表画像の特徴量に対して、優先度を付与する。ここでは、処理対象となっているオブジェクトについて、認証DB内の特徴量とS504で選択した代表画像の方向の分散が大きくなるように、優先度を付与することができる。例えば、方向の類似度で区分けを行い、区分けごとに1つの方向を選んで順に優先度を付与していくことで、優先度の高いものを選択した場合の方向の分散を大きくすることができる。最後に、優先度の高い順に認証DB内の上限に収まる個数の特徴量を選択する。
同時に複数の人物が認証された場合には、S506において上限を超えると判定される可能性が高くなる。そのため、複数のオブジェクト間で追加の認証データの個数を制御する必要がある。この問題を解決するために、S508において、現在処理対象となっているオブジェクトだけでなく、認証DB内の全てのオブジェクトについて、優先度を付与するよう構成しても良い。例えば、オブジェクトごとの追加の認証データの個数なるべく均一になるように優先度を付与していくことで、追加の認証データにおけるオブジェクトの多様性を確保することができる。また、認証対象の人物の重要度に差がある場合には、その重要度を用いて優先度を制御してもよい。重要度の高い人物の認証データの優先度を高くすることで、重要人物に対する認証精度を優先して上げることができる。
さらに、認証された時刻が最近であるオブジェクトの優先度をより高くするような補正をおこなっても良い。この場合は、より出現確率の高い人物の認証データを多くすることができる。
ステップS509では、更新情報生成部112は、S505で抽出した特徴量のうち、S508において優先度に従って選択された特徴量を追加対象として指定する。すなわち、相対的に優先度が高い特徴量から順に追加指定する。ステップS510では、更新情報生成部112は、認証DB内の特徴量のうち、S508で選択されなかった優先度の低い方向の特徴量を削除対象として指定する。そして、S509及びS510での指定に応じた更新情報を生成する。
ステップS511では、更新情報生成部112は、生成した更新情報を同一グループ内の複数の撮影デバイス118に送信する。ステップS512では、更新情報生成部112は、生成した更新情報に従って、図3(c)に示す認証DB管理情報を更新する。
上述したように、認証データ拡充処理は、撮影デバイス118から認証情報を受信した場合に実行することを想定している。ただし、認証情報を受信した直後に行う代わりに、受信してから所定の時間が経過した後に実行するよう構成しても良い。これは、認証直後よりある程度時間が経過した後の方が、追尾により対象のフレーム数が増えており、顔向きのバリエーションをより多く増やすことができるからである。また、認証情報を受信した直後と、受信してから所定の時間が経過した後の両方で実行するよう構成してもよい。
また、上述の説明では、顔向きデータの拡充方法として人体追尾技術を用いるものとしたが、顔向きデータの拡充方法はこれに限定されるものではない。例えば、認証対象人物について様々な顔向き画像を格納した大規模なDB(不図示)を用意しておき、解析サーバ119は、大規模DBにアクセスし対象人物の認証時とは異なる顔向きの画像を取得しても良い。また、2次元画像から顔の3次元モデル展開をおこなう技術を用いて、認証時の顔画像データから異なる顔向きの画像を生成してもよい。
図6は、認証データ更新処理のフローチャートである。当該処理は、撮影デバイス118の更新部105において実行される。より具体的には、撮影デバイス118が、解析サーバ119から更新情報を受信した場合に実行される。
ステップS601では、更新部105は、更新情報を解析サーバ119から受信する。ステップS602では、更新部105は、更新情報において削除対象として記録された特徴量を認証DB120から削除する。ステップS603では、更新部105は、更新情報において追加対象として記録された特徴量を認証DB120に追加する。
なお、さらに、出現確率が低くなったオブジェクトの認証データを削除する構成にしても良い。例えば、対象が指名手配犯である場合、逮捕された後は監視カメラに映ることはなくなる。また、対象がイベントの要人である場合、イベント期間終了後には映る確率は低くなる。このような場合に、解析サーバ119の入力部115を介して、出現確率が低くなったオブジェクトをユーザが手動で指定する。これにより、指定したオブジェクトの特徴量の削除を更新情報に設定し、同じグループに含まれる1以上の撮影デバイス118に送信することができる。
もちろん、出現確率が低くなったオブジェクトを手動で指定するのではなく、自動で判定するよう構成することもできる。例えば、イベントのタイムテーブルが判っている場合には、要人が参加するイベントの終了後には、出現確率を下げるようにすればよい。
また、出現確率を、人物や物体の時空間における移動予測に基づいて行うように構成することもできる。移動予測方法の一例としては、映像から人物の移動軌跡を計測し、主要な移動パターンを抽出することで予測をおこなうことができる。さらに、認証対象が指名手配犯の場合には、逮捕された場合に出現確率を下げるようにしてもよい。映像を解析して逮捕特有の動きを検知した場合に、逮捕されたと判定するように自動化することもできる。
特徴量を削除する際には、全ての方向の特徴量を削除するのではなく、基本となる方向(例えば正面方向)のみを残すようにしてもよい。また、元から格納されていた特徴量であるか、後から更新情報によって追加された特徴量であるかを判定する情報を併せて管理するよう構成しておき、追加された特徴量を特定して削除するようにしてもよい。
あるいは、認証データの各特徴量の更新日時を管理するよう構成しておき、更新日時の古い特徴量を削除するようにしてもよい。これによって、日時の経過によって同一人物の特徴が変化した場合に、新しい特徴量に優先して置き換えることができる。
なお、上述の説明では、図3(c)に示す認証DB管理情報において、方向ごとに特徴量の格納有無を管理するものとした。ただし、格納有無の代わりに記憶数(登録数)を管理し、図5のS505において記憶数の少ない方向の代表画像を選択するよう構成してもよい。
また、上述の説明では、解析サーバ119は1台のみ設置する場合を想定したが、複数設置することも可能である。その場合、各撮影デバイス118は予め1つの解析サーバ119に対応付けられており、対応付けされた解析サーバ119に映像データおよび認証情報を送信する。なお、近隣同士の撮影デバイス118を分類するグループは、撮影デバイス118と解析サーバ119の対応付けとは非依存に設定することができる。例えば、1つの解析サーバ119が処理を担当する撮影デバイス118は1つのグループの一部分であってもよいし、複数のグループから構成されてもよい。解析サーバ119上の認証DB管理情報(図3(c))およびグループ管理情報(図3(b))には、すべての撮影デバイス118の情報が管理されており、解析サーバ119は任意の撮影デバイス118に更新情報を送信することが可能である。
さらに、撮影デバイス118と解析サーバ119の処理分担は、上述の形態に限定されるものではない。例えば、上述の説明では、オブジェクト認証処理を撮影デバイス118で行うものとしたが、撮影デバイス118は撮像部108のみを持つ構成としてもよい。その場合、抽出部103、認証部104、更新部105、認証DB120を不図示の別サーバ(認証サーバ)に配置してもよい。この場合には、撮影デバイス118から、認証サーバに撮影映像を送り、認証サーバで図4に示すオブジェクト認証処理を行ったうえで、解析サーバに情報を送信する。解析サーバで図5に示す認証データ拡充処理を実施し、最後に認証サーバで図6に示す認証データ更新処理を行う。また、上記認証サーバと解析サーバを1つのサーバで兼ねるよう構成してもよい。その場合、解析サーバ119内に認証DB120を保有し、解析サーバ119でオブジェクト認証処理を行う。これらの構成によれば、解析サーバ119が生成した更新情報を撮影デバイス118へ送信する必要がないため、通信量を減らすことができる。
以上説明したとおり第1実施形態によれば、認証システムにおいて、解析サーバは、初期の認証DB内にはない顔向きの認証データを追加拡充する。この構成により、それぞれの撮影デバイスで今後映り込む可能性の高い人物の多様な顔向きでの認証精度を効率的に向上させることができる。特に、各撮影デバイスの撮影条件を考慮し、各撮影デバイスに適した認証用データを動的に拡充することにより、撮影デバイス等の低資源環境においても実時間で顔認証処理をおこなうことが可能となる。
(第2実施形態)
本発明に係る画像処理装置の第2実施形態として、第1実施形態と同様に、顔画像により映像内の人物を認証する認証システムを例に挙げて以下に説明する。上述の第1実施形態では、複数の撮影デバイス118をグループ化し、グループ内で同一の認証DB120を利用した。しかし、同一グループ内であっても、撮影デバイス118ごとに映りやすい顔向きが異なる場合がある。そこで、第2実施形態では、個々の撮影デバイスの認証DBに対して個別に認証データを拡充する。
<システム構成>
図7は、第2実施形態に係る認証システムに含まれる各装置の構成を示す図である。図7(a)は、撮影デバイスのハードウェア構成を示しており、図7(b)は、解析サーバのハードウェア構成を示している。また、図7(c)は、撮影デバイス及び解析サーバのソフトウェア構成を示している。以下では、主に第1実施形態と異なる部分について説明を行い、同一の機能構成については説明を省略する。
解析サーバ119内のROM102は、頻度算出部701を実現するための制御プログラムが更に格納されている。頻度算出部701は、撮影デバイス118ごとに、映りやすいオブジェクトの方向を算出し、その情報をデバイス管理情報121に記録する機能部である。
<認証データ更新処理の概要>
図8(a)は、第2実施形態における認証データ更新処理の概要を示す図である。ここでは、第1実施形態と同様に、近隣に設置された3台の撮影デバイス201〜203と1台の解析サーバ204とでシステムが構成されている状態を想定する。ただし、上述したように、各認証DBに対して個別に認証データの更新を行う点が第1実施形態と異なる。
図8(b)は、認証DB120の初期状態であり、撮影デバイス201〜203の認証DB120は、初期状態は共通であるものとする。初期状態では限定された顔向きの特徴量が格納されており、この例では、人物A、人物B、人物Cの正面顔の特徴量が、特徴量206〜208として格納されている。
図8(a)において、撮影デバイス201が人物Bを撮影し、人物Bの正面顔に対して認証した場合を考える。撮影デバイス201は、人物Bの認証情報を解析サーバ204へ送信する。解析サーバ204は、人物Bについて、認証時とは異なる顔向きの特徴量を取得する。ここでは、認証された人物Bを追尾して得られる一連のデータ(人物追尾トラック)から、正面以外の顔向きの特徴量を取得する。そして、解析サーバ204は、人物Bについての認証データを更新するための更新情報801〜803を生成する。更新情報801〜803は、撮影デバイス201〜203において、それぞれ映りやすい方向(顔向き)の認証データを選択したものである。例えば、撮影デバイス202において、やや右向き方向の顔が映りやすい場合には、やや右向き方向の顔を追加した更新情報802が撮影デバイス202向けに生成される。
解析サーバ204は、生成した更新情報801〜を、それぞれ、撮影デバイス201〜203へ送信する。撮影デバイス201〜203は、それぞれの更新情報を受信し、各装置内の認証DBに対して更新情報に従って特徴量を追加する。
図8(c)〜図8(e)は、それぞれ、撮影デバイス201〜203における更新情報反映後の認証DBの状態を示している。人物Bについて、初期状態には存在しなかった特徴量804、特徴量805、特徴量806が追加されている。
これにより、撮影デバイス201で撮影され、時間差で撮影デバイス202と撮影デバイス203でも撮影される可能性の高い人物Bについて、各装置で撮影されやすい方向の認証データを拡充することができる。初期状態で登録されていた顔向きとは異なる顔向きで撮影された場合でも、重要人物の認証を高精度におこなうことが可能になる。
図9は、認証システムで利用される各種データを説明する図である。図9(a)は、撮影デバイス内の認証DB120を管理するためのテーブルである。ここでは、撮影デバイス118ごとに認証DBが異なるため、カメラID304ごとに、各オブジェクトID301のどの方向の特徴量が認証DB120に記録されているかを管理する。
図9(b)は、撮影デバイス118ごとに映りやすい方向(方向ごとの撮影頻度)の情報を管理するテーブルである。カメラID304ごとに、計算期間901、頻度902が記録されている。一例としては、所定の時間間隔ごとに顔向きの撮影回数を計測して、頻度902として記録することができる。
<各装置での詳細動作>
以下では、解析サーバにおける顔向き頻度算出処理、及び、解析サーバにおける認証データ拡充処理についてより詳細に説明する。なお、撮影デバイスにおけるオブジェクト認証処理、撮影デバイスにおける認証データ更新処理については第1実施形態と同様であるため説明は省略する。
図10は、顔向き頻度算出処理のフローチャートである。当該処理は、解析サーバ119の頻度算出部701により実行される。
ステップS1001では、解析サーバ119は、フレーム画像を撮影デバイス118から受信する。ステップS1002では、解析サーバ119は、受信したフレーム画像からオブジェクトを抽出する。ここでは顔領域の抽出をおこなう。
ステップS1003では、解析サーバ119は、抽出した顔領域の画像における顔の方向を判定する。画像から人物の顔領域を抽出する方法および顔向きの判定方法については、第1実施形態と同様に、非特許文献1や非特許文献2に示す技術を利用することが出来る。ステップS1004では、解析サーバ119は、図9(b)に示す頻度情報を更新する。具体的には、現在の期間901に対応する頻度902のカラムに、今回判定した顔向き情報を加算する。
ステップS1005では、解析サーバ119は、頻度情報に所定の時間以上古い情報があるかを判定する。古い情報があると判定された場合には、S1006に進む。古い情報がないと判定された場合は、本処理を終了する。ステップS1006では、解析サーバ119は、所定の時間以上古いと判定された頻度情報を削除した上で、本処理を終了する。このように所定の時間以上古い情報を削除することで、最新の状況に適した頻度情報のみを残すことができる。
次に、第2実施形態における更新情報生成部112の処理の変更点について述べる。第2実施形態では、S502において、図9(a)に示した認証DB管理情報を用いて、認証されたオブジェクトについて、グループ内の撮影デバイス118の認証DB120に格納されている認証データの方向を撮影デバイス118ごとに取得する。
また、ステップS505では、グループ内の撮影デバイス118ごとに、図9(b)の頻度情報を参照し、映りやすい方向(顔向き)を判定する。一例として、映りやすい方向は、各方向の頻度の全方向の頻度に対する割合(出現確率)として求めることができる。各撮影デバイス118での映りやすい方向と、認証DB120内の認証データの方向を照合し、所定以上の映りやすさであるにもかかわらず、認証DB120内に特徴量が格納されていない方向を拡充が必要な方向として選択する。ステップS506以降の処理も同様に撮影デバイス118ごとに行うものとする。
以上説明したとおり第2実施形態によれば、認証システムにおいて、解析サーバは、初期の認証DB内にはない顔向きの認証データを追加拡充する。特に、各撮影デバイスにおける映りやすい方向を算出し、それぞれの撮影デバイスの認証DBを個別に更新する。この構成により、それぞれの撮影デバイスで今後映り込む可能性の高い人物の多様な顔向きでの認証精度を効率的に向上させることができる。
なお、顔向き以外の撮影条件の違いに対して頻度情報を適用してもよい。また、顔向きを判定する方法は、顔向きの出現回数をカウントする他に、人物追尾技術を用いて取得した映像内の人物の移動軌跡の流れの量から算出するようにしてもよい。例えば、多くの移動軌跡が上から下方向に流れている場合には正面顔、左から右に流れている場合には左向きの横顔の出現確率が高いと判定できる。
(その他の実施例)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
101 CPU; 102 ROM; 103 抽出部; 104 認証部; 105 更新部; 106 RAM; 107 記憶部; 108 撮像部; 109 通信部; 110 CPU; 111 ROM; 112 更新情報生成部; 113 RAM; 114 記憶部; 115 入力部; 116 表示部; 117 通信部

Claims (15)

  1. 複数の撮影装置に対応する複数の認証装置とネットワークを介して接続された情報処理装置であって、
    前記複数の撮影装置に含まれる第1の撮影装置により撮影された撮影画像に含まれ該第1の撮影装置に対応する第1の認証装置により認証された第1のオブジェクトの認証に利用可能な認証データを生成する認証データ生成手段と、
    前記認証データ生成手段により生成された認証データを、前記複数の認証装置に含まれる少なくとも1つの認証装置の認証DBに反映させる反映手段と、
    を備え、
    前記認証データ生成手段は、前記第1のオブジェクトを認証した際に用いた前記第1の認証装置の認証DBに含まれる第1の認証データに対応する第1の撮影条件とは異なる第2の撮影条件に対応する第2の認証データを生成する
    ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記認証データ生成手段は、前記第1の撮影装置により得られた複数の撮影画像に関して前記第1のオブジェクトを追尾して得られる画像群の中から前記第2の撮影条件に対応する画像を選択し前記第2の認証データを生成する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記第1の撮影装置により得られた複数の撮影画像におけるオブジェクトの撮影条件の出現確率を算出する算出手段を更に備え、
    前記認証データ生成手段は、前記算出手段により算出された出現確率に基づいて前記第2の撮影条件を決定する
    ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記認証データ生成手段は、更に、前記第1の撮影条件及び前記第2の撮影条件とは異なる第3の撮影条件に対応する第3の認証データを生成する
    ことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記撮影条件は、オブジェクトの撮影方向、オブジェクトの付帯物、照明条件の少なくとも1つを含む
    ことを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記オブジェクトは、人の顔画像であり、
    前記認証DBに含まれる認証データは顔画像の特徴量である
    ことを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の情報処理装置。
  7. 前記反映手段は、前記認証DBに含まれることになる複数の認証データにおける撮影条件の分散が大きくなるように、前記認証データ生成手段により生成された認証データを、前記複数の認証装置に含まれる少なくとも1つの認証装置の認証DBに反映させる
    ことを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載の情報処理装置。
  8. 前記認証データ生成手段により生成された1以上の認証データに対して優先度を付与する付与手段を更に備え、
    前記反映手段は、相対的に優先度が高い認証データを前記複数の認証装置に含まれる少なくとも1つの認証装置の認証DBに反映させる
    ことを特徴とする請求項1乃至7の何れか1項に記載の情報処理装置。
  9. 前記反映手段は、更に、認証データの反映により認証DBに含まれる認証データの個数が所定の上限を超える場合に該認証DBに含まれる1以上の認証データを削除する
    ことを特徴とする請求項1乃至8の何れか1項に記載の情報処理装置。
  10. 前記複数の撮影装置の各々と対応する認証装置とは一体の装置として構成される
    ことを特徴とする請求項1乃至9の何れか1項に記載の情報処理装置。
  11. 前記複数の認証装置と前記情報処理装置とは一体の装置として構成される
    ことを特徴とする請求項1乃至9の何れか1項に記載の情報処理装置。
  12. 複数の撮影装置に対応する複数の認証装置とネットワークを介して接続された情報処理装置の制御方法であって、
    前記複数の撮影装置に含まれる第1の撮影装置により撮影された撮影画像に含まれ該第1の撮影装置に対応する第1の認証装置により認証された第1のオブジェクトの認証に利用可能な認証データを生成する認証データ生成工程と、
    前記認証データ生成工程により生成された認証データを、前記複数の認証装置に含まれる少なくとも1つの認証装置の認証DBに反映させる反映工程と、
    を含み、
    前記認証データ生成工程では、前記第1のオブジェクトを認証した際に用いた前記第1の認証装置の認証DBに含まれる第1の認証データに対応する第1の撮影条件とは異なる第2の撮影条件に対応する第2の認証データを生成する
    ことを特徴とする制御方法。
  13. コンピュータを、請求項1乃至11の何れか1項に記載の情報処理装置の各手段として機能させるためのプログラム。
  14. 認証システムであって、
    複数の撮影手段と、
    前記複数の撮影手段に対応する複数の認証手段であって、該複数の認証手段の各々は対応する撮影手段により取得された撮影画像に含まれるオブジェクトをそれぞれの認証DBに基づいて認証する、前記複数の認証手段と、
    前記複数の撮影手段に含まれる第1の撮影手段により撮影された撮影画像に含まれ該第1の撮影手段に対応する第1の認証手段により認証された第1のオブジェクトの認証に利用可能な認証データを生成する認証データ生成手段と、
    前記認証データ生成手段により生成された認証データを、前記複数の認証手段に含まれる少なくとも1つの認証手段の認証DBに反映させる反映手段と、
    を備え、
    前記認証データ生成手段は、前記第1のオブジェクトを認証した際に用いた前記第1の認証手段の認証DBに含まれる第1の認証データに対応する第1の撮影条件とは異なる第2の撮影条件に対応する第2の認証データを生成する
    ことを特徴とする認証システム。
  15. 認証システムの制御方法であって、
    前記認証システムは、
    複数の撮影手段と、
    前記複数の撮影手段に対応する複数の認証手段であって、該複数の認証手段の各々は対応する撮影手段により取得された撮影画像に含まれるオブジェクトをそれぞれの認証DBに基づいて認証する、前記複数の認証手段と、
    を備え、
    前記制御方法は、
    前記複数の撮影手段に含まれる第1の撮影手段により撮影された撮影画像に含まれ該第1の撮影手段に対応する第1の認証手段により認証された第1のオブジェクトの認証に利用可能な認証データを生成する認証データ生成工程と、
    前記認証データ生成工程により生成された認証データを、前記複数の認証手段に含まれる少なくとも1つの認証手段の認証DBに反映させる反映工程と、
    を含み、
    前記認証データ生成工程では、前記第1のオブジェクトを認証した際に用いた前記第1の認証手段の認証DBに含まれる第1の認証データに対応する第1の撮影条件とは異なる第2の撮影条件に対応する第2の認証データを生成する
    ことを特徴とする制御方法。
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