JP2020050312A - 車両のバックドア構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】補強板を利用して幅広い範囲でリフトゲートのアウタパネルの面剛性を確保することが可能なバックドア構造を提供する。【解決手段】車両のバックドア構造1は、ラッチユニット6が取り付けられる取付部分7bを補強する補強板としてラッチレインフォースメント9を備えている。ラッチレインフォースメント9は、インナパネル7における取付部分7bに固定された本体部9aと、本体部9aの車幅方向両側部から延出する一対の延出部9bと、アウタパネル8に向けて延出部9bを折り返す第1折返し部9eとを有する。延出部9bは、アウタパネル8に当接する。【選択図】図5

Description

本発明は、車両のバックドア構造に関する。
従来、特許文献1などに記載されている車両のバックドア構造では、リフトゲートをロックするためのロック機構を備えている。
ロック機構は、U字状のストライカと、当該ストライカに係合するラッチを有するラッチユニットとを有する。ラッチユニットは、インナパネルおよびアウタパネルを備えたリフトゲートの内部において、インナパネルに固定される。
インナパネルにおけるラッチユニットが取り付けられる取付部分は、補強板であるラッチレインフォースメントで補強されている。
この特許文献1記載のラッチレインフォースメントは、インナパネルに固定された本体部と、本体部の後端部からアウタパネルに向けて延びるように車体後方に延出された後方延出部とを有する。後方延出部は、本体部と車幅方向において同じ幅を有する。
後方延出部は、アウタパネルを車体前方側から支持することにより、アウタパネルの面剛性を確保している。
特開2015−30390号公報
上記の特許文献1記載のバックドア構造は、ラッチレインフォースメントの後方延出部によってアウタパネルを支持するため、アウタパネルを支持することが可能な範囲(幅)が狭く、ラッチレインフォースメントの本体部の幅と同程度の幅の範囲しかラッチレインフォースメントによってアウタパネルを支持することができない。
したがって、例えば、ナンバープレートなどの車両のライセンスプレートを取り付けるためにアウタパネルの下端部にラッチレインフォースメントの本体部の配設幅よりかなり幅が広い平面部が形成されるような構造では、アウタパネルの面剛性の観点からさらに不利になる。
本発明はかかる問題を解消するためになされたものであり、補強板を利用して幅広い範囲でリフトゲートのアウタパネルの面剛性を確保することが可能なバックドア構造を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明のバックドア構造は、車体後部の開口部分に上下方向に開閉自在に取り付けられたリフトゲートと、前記リフトゲートの下部において、当該リフトゲートを閉じたときに車体側に設けられたストライカと係合するラッチを有するラッチユニットが取り付けられる取付部分を補強する補強板とを備えた車両のバックドア構造であって、前記リフトゲートは、当該リフトゲートを閉じた状態で車内側に位置するインナパネルと、前記インナパネルよりも車体後方であって車外側に位置するアウタパネルとを有し、前記補強板は、前記インナパネルにおける前記取付部分に固定された本体部と、前記本体部の車幅方向両側部から延出する一対の延出部と、前記アウタパネルに向けて前記一対の延出部をそれぞれ折り返す一対の第1折返し部と、を有し、前記延出部は、前記アウタパネルに当接することを特徴とする。
かかる構成によれば、補強板は、インナパネルにおけるラッチユニットが取り付けられる取付部分に固定された本体部の車幅方向両側部から延出する一対の延出部を有する。これら一対の延出部は、一対の第1折返し部によって車体後方のアウタパネルに向けてそれぞれ折り返されている。延出部は、アウタパネルに当接する。これにより、一対の延出部が本体部の幅を超えてアウタパネルを支持するので、補強板を利用して幅広い範囲のアウタパネルの面剛性を確保することが可能である。
前記アウタパネルにおける前記取付部分から見て車体後方側の部分には、前記取付部分よりも広い幅を有し、ライセンスプレートが取り付けられる平面部が形成され、前記第1折返し部は、前記本体部の車幅方向両側部から車幅方向外側に位置する前記平面部に向かうように前記延出部を折り返すのが好ましい。
かかる構成によれば、ライセンスプレートを設置するためにラッチユニットが取り付けられる取付部分よりも広い幅を有する平面部がアウタパネルに形成された場合でも、補強板を利用してアウタパネルにおける面剛性を確保することが可能である。
前記延出部は、前記第1折返し部から前記アウタパネルに向けて延びる腕部と、前記腕部に連なる当接面部と、前記車幅方向外側へ向けて前記当接面部を折り返す第2折返し部とを有し、前記当接面部は、前記アウタパネルに弾性体を介して当接するのが好ましい。
かかる構成によれば、本体部と延出部の腕部との第1折返し部における角度を抑えつつアウタパネルの幅広い範囲の面剛性を確保することが可能である。しかも、当接面部がアウタパネルに弾性体を介して当接するので、当接構造自体がアウタパネルの外面側に影響を及ぼすことがなく、アウタパネルの外面側のレイアウトに関係なく外観を維持させつつアウタパネルの面剛性を確保することが可能である。
前記弾性体は、接着剤であり、前記延出部は、前記接着剤によって前記アウタパネルに接着されているのが好ましい。
かかる構成によれば、前記延出部は、弾性体としての接着剤によって前記アウタパネルに接着されているので、車両走行時の振動などを受けてもアウタパネルから離れることがなく、アウタパネルの面剛性を安定して確保することが可能である。
前記延出部は、前記第1折返し部から前記アウタパネルに向けて延びる腕部と、前記腕部に連なる当接面部と、前記車幅方向外側へ向けて前記当接面部を折り返す第2折返し部とを有し、前記アウタパネルの外面側には、前記当接面部と重なるアウタパネルの部分の全体を覆うように、ライセンスプレートが取り付けられ、前記当接面部は、前記アウタパネルに溶接されてもよい。
かかる構成によれば、別部材を使用することなく、かつ、溶接によるアウタパネル外面側の外観への影響を当接部全体(すなわち、当接面部と重なるアウタパネルの部分の全体)をライセンスプレートで隠すことで無くし、外観を損なうことなくアウタパネルの面剛性を確保することが可能である。
前記当接面部には、第1補強ビードが形成されているのが好ましい。
かかる構成によれば、第1補強ビードによって当接面部を補強することが可能である。
前記第1補強ビードは、前記第2折返し部に交差して前記当接面部から前記腕部にかけて連続して形成されているのが好ましい。
かかる構成によれば、第1補強ビードが第2折返し部およびその周辺部を補強することが可能になり、前記延出部における腕部と当接面部とが第2折返し部で折り返された構造による剛性の低下を防ぐことが可能である。
前記第1折返し部は、前記一対の延出部が車体後方へ向かうにつれて互いに離れて斜め上方に張り出すように、前記延出部を折り返すのが好ましい。
かかる構成によれば、延出部が車体後方へ向かうにつれて互いに離れて斜め上方に張り出すように第1折返し部によって折り返されているので、簡単な構造でありながらラッチユニットの取付部分よりも上方においてアウタパネルの幅広い範囲の面剛性を確保することが可能である。
前記第1折返し部に交差して延びる第2補強ビードがさらに形成されているのが好ましい。
かかる構成によれば、第2補強ビードにより第1折返し部を補強することが可能である。そのため、第1折り返し部を有する構造における剛性の低下を防止することが可能であり、第1折返し部で延出部と本体部の角度が拡大することを防止することが可能である。
本発明のバックドア構造によれば、補強板を利用して幅広い範囲でリフトゲートのアウタパネルの面剛性を確保することができる。
本発明の実施形態に係るバックドア構造を示す縦断面図である。 図1のラッチユニットを取り外した状態を示す縦断面図である。 図1のインナパネルに補強板としてのラッチレインフォースメントおよびラッチユニットが取り付けられた状態を車体後方側から見た図である。 図1のインナパネルにラッチレインフォースメントが取り付けられた状態を車体後方側から見た図である。 図1のリフトゲートにおけるラッチレインフォースメントおよびアウタパネルの平面部の配置を示す横断面図である。 図1のラッチレインフォースメントの斜視図である。 図1のラッチレインフォースメントの平面図である。 図1のラッチレインフォースメントの正面図である。 従来のバックドア構造の断面図である。 図9のラッチレインフォースメントの斜視図である。
以下、添付図面を参照しながら本発明の好ましい実施の一形態について詳述する。
本実施形態の車両のバックドア構造1は、図1〜5に示されるように、車体後部の開口部分に上下方向に開閉自在に取り付けられたリフトゲート2と、当該リフトゲート2をロックするためのロック機構3と、補強板としてのラッチレインフォースメント9とを備えている。
リフトゲート2は、車体後部の開口部分に上下方向に開閉自在に取り付けられた板状のパーツである。リフトゲート2は、図1〜5に示されるように、当該リフトゲート2を閉じた状態で車内側に位置するインナパネル7と、インナパネル7よりも車体後方(矢印Rの方向)であって車外側に位置するアウタパネル8とを有している。リフトゲート2は、インナパネル7とアウタパネル8との周縁部がヘミング加工などによってシール性が高い加工によって接合されることにより、中空の板状の形態に作製されている。
インナパネル7の下部には、後述のラッチユニット6のラッチ6aなどを外部に出すための開口7aが形成されている。インナパネル7の開口7a周囲には、ラッチユニット6が取り付けられる面である取付部分7bが形成されている。
アウタパネル8における取付部分7bから見て車体後方側(矢印Rが向く側)の部分には、平面部8aが形成されている。平面部8aには、ナンバープレートなどのライセンスプレート12がプレート支持部材13を介して取り付けられる。図5における車体幅方向Wにおいて、平面部8aの幅W1は、インナパネル7の取付部分7bの幅W2よりも広い幅を有するように設定されている。
ロック機構3は、車体側のリヤエンド部4に設けられたU字状の金具であるストライカ5と、リフトゲート2の下部に設けられ、当該ストライカ5に係合するラッチ6aを有するラッチユニット6とを有する。
ラッチユニット6は、具体的には、図1に示されるように、ストライカ5に係合するラッチ6aと、ラッチ6aに回転駆動力を与える電磁ソレノイドなどの駆動部6bと、前記ラッチ6aをストライカ5に係合する位置と係合を解除する位置とで揺動自在に支持するブラケット6cとを有する。
ラッチユニット6の駆動部6bは、リフトゲート2の内部において、インナパネル7の開口7a周囲の取付部分7bにボルトなどで固定される。一方、ラッチユニット6のラッチ6aおよびラッチ6aを支持するブラケット6cは、インナパネル7の開口7aを通してリフトゲート2の下方からリフトゲート2の外部に出ている。
インナパネル7におけるラッチユニット6が取り付けられる取付部分7b(すなわち、開口7aの周辺の部分)は、リフトゲート2に過度の外力が加えられたときに破損しないように、ラッチレインフォースメント9で補強されている。
すなわち、ラッチレインフォースメント9は、アウタパネル8をリフトゲート2の内側から補強する補強板であり、リフトゲート2の下部において、当該リフトゲート2を閉じたときに車体側に設けられたストライカ5と係合するラッチ6aを有するラッチユニット6が取り付けられる部分(具体的には、インナパネル7の取付部分7b)を補強するように構成されている。
ラッチレインフォースメント9は、スチールなどの板状の部材にプレス加工などの加工を施すことによって作製されている。ラッチレインフォースメント9の厚さは、インナパネル7やアウタパネル8の厚さより大きくなるように設定される。例えば、インナパネル7やアウタパネル8の厚さが0.6mm程度であれば、ラッチレインフォースメント9は1.2mm程度に設定される。
ラッチレインフォースメント9は、図6〜8に示されるように、本体部9aと、本体部9aの車幅方向両側部9a1から延びる一対の延出部9bと、アウタパネル8に向けて一対の延出部9bをそれぞれ折り返す一対の第1折返し部9eとを備えている。
本体部9aは、インナパネル7における取付部分7bの内面(リフトゲート2の内側)に溶接などによって固定される。本実施形態では、本体部9aは、図6〜8に示される複数の溶接スポット10で取付部分7bに固定される。
一対の延出部9bのそれぞれは、図5〜8に示されるように、一対の第1折返し部9eによって、アウタパネル8に向けて延びるように本体部9aの車幅方向両側部9a1からそれぞれ折り返されている。
第1折返し部9eは、車体後方(矢印Rの方向)に向かうにつれて車体幅方向外側(矢印WOが向く側)に向かうように延びる谷線である。各延出部9bは、第1折返し部9eにおいて、上方(矢印HAの方向)でかつ車体後方(矢印Rの方向)に向かうように折り返される(すなわち、車体後方を向くように立ち上がっている)。
本実施形態では、第1折返し部9eは、本体部9aの車幅方向両側部9a1から当該車幅方向外側(図6の矢印WOが向く側)に位置するアウタパネル8の平面部8a(図1〜2参照)に向かうように延出部9bを折り返す。
しかも、第1折返し部9eは、一対の延出部9bが車体後方(矢印Rの方向)へ向かうにつれて互いに離れて斜め上方(矢印HAの方向でかつ矢印WOの方向)に張り出すように延出部9bを折り返す(図1〜2および図6参照)。
各延出部9bは、図6〜8に示されるように、具体的には、腕部9dと、当接面部9fと、第2折返し部9gとを有する。
腕部9dは、第1折返し部9eからアウタパネル8に向けて延びる部分である。腕部9dは、具体的には、第1折返し部9eと第2折返し部9gを2辺とする三角形形状の部分である。
当接面部9fは、腕部9dに連なる部分である。
第2折返し部9gは、車幅方向外側(矢印WOが向く側)へ向けて当接面部9fを折り返す。
第2折返し部9gは、具体的には、上方(矢印HAの方向)に向かうにつれて車体前方(矢印Fの方向)に向かうように延びる山線である。当接面部9fは、第2折返し部9gによって、車体幅方向外側(矢印WOが向く側)でかつ少しだけ上方(矢印HAの方向)に向かうように折り返される(すなわち、車体後方を向くように車体幅方向外側に広げられている)。
図1〜5に示されるように、ラッチレインフォースメント9の本体部9aがインナパネル7における取付部分7bに溶接などによって固定された状態では、一対の延出部9bのそれぞれの当接面部9fは、接着剤11を介してアウタパネル8の平面部8aに当接する(具体的には接着されている)。
接着剤11は、弾性体の一種であり、延出部9bの当接面部9fをアウタパネル8の平面部8aに接着させる。接着剤11は、エポキシ系樹脂など硬化後に弾性を有し、当接面部9fと平面部8aとの間に介在した状態で当接面部9fを平面部8aとを接着させる。これにより、ラッチレインフォースメント9の当接面部9fによってアウタパネル8の平面部8aをリフトゲート2の内側から補強(支持)することが可能である。本実施形態では、接着剤11は、1つの当接面部9fにつき6か所形成されているが、本発明はこれに限定されるものではなく、当接面部9fの面積や形状に合わせて形成場所や数を適宜設定すればよい。
本実施形態の当接面部9fには、2本の第1補強ビード9hが形成されている。第1補強ビード9hは、当接面部9fを板厚方向に湾曲または屈曲させることによって形成された線状の部分であり、当接面部9fを補強する。
また、上側の第1補強ビード9hは、第2折返し部9gに交差して当接面部9fから腕部9dにかけて連続して形成されているので、第2折返し部9gおよびその周辺部を補強する。
当接面部9fには、接着剤11によってアウタパネル8の平面部8aに接着するときに接着剤11が弾性体として機能する厚さを確保するために、凸部9jが形成されている。
さらに、本実施形態のラッチレインフォースメント9では、第1折返し部9eおよびその周辺部を補強するために、第2補強ビード9iが形成されている。第2補強ビード9iは、第1折返し部9eに交差して延びるように形成されている。第2補強ビード9iは、第1補強ビード9hと同様に、第1折返し部9e周辺の本体部9aおよび腕部9dを板厚方向に湾曲または屈曲させることによって形成された線状の部分である。
さらに、本実施形態では、本実施形態のラッチレインフォースメント9では、本体部9aの車幅方向両側部9a1から車体後方(矢印Rの方向)へむけて延長された延長部9k(図6〜7参照)が形成されている。この延長部9kによって、第1折返し部9eの車体後方側(矢印Rが向く側)の端部およびその周辺部分を補強することが可能である。
(本実施形態の特徴)
(1)
本実施形態のバックドア構造1では、ラッチレインフォースメント9は、インナパネル7におけるラッチユニット6が取り付けられる取付部分7bに固定された本体部9aの車幅方向両側部9a1から延出する一対の延出部9bを有する。これら一対の延出部9bは、一対の第1折返し部9eによって車体後方(矢印Rの方向)のアウタパネル8に向けてそれぞれ折り返されている。延出部9bは、アウタパネル8に当接する(本実施形態では接着剤11を介して当接する)。これにより、一対の延出部9bが本体部9aの幅を超えてアウタパネル8を支持するので、ラッチレインフォースメント9を利用して幅広い範囲のアウタパネル8の面剛性を確保することが可能である。
(2)
本実施形態のバックドア構造1では、アウタパネル8における取付部分7bから見て車体後方側(矢印Rが向く側)の部分には、取付部分7b(図5の幅W2)よりも広い幅を有する、ライセンスプレートが取り付けられる平面部8a(幅W1)が形成されている。第1折返し部9eは、本体部9aの車幅方向両側部9a1から当該本体部9aの外側に位置する平面部8aに向かうように延出部9bを折り返す。
この構成では、ライセンスプレートを設置するためにラッチユニット6が取り付けられる取付部分7bよりも広い幅を有する平面部8aがアウタパネル8に形成された場合でも、ラッチレインフォースメント9を利用してアウタパネル8における面剛性を確保することが可能である。
(3)
本実施形態のバックドア構造1では、延出部9bは、第1折返し部9eからアウタパネル8に向けて延びる腕部9dと、腕部9dに連なる当接面部9fと、車幅方向外側へ向けて当接面部9fを折り返す第2折返し部9gとを有する。当接面部9fは、アウタパネル8に接着剤11などの弾性体を介して当接する。この構成により、本体部9aと延出部9bの腕部9dとの第1折返し部9eにおける角度を抑えつつアウタパネル8の幅広い範囲の面剛性を確保することが可能である。しかも、当接面部9fがアウタパネル8に接着剤11などの弾性体を介して当接するので、当接構造自体がアウタパネル8の外面側に影響を及ぼすことがなく、アウタパネル8の外面側のレイアウトに関係なく外観を維持させつつアウタパネル8の面剛性を確保することが可能である。
(4)
本実施形態のバックドア構造1では、弾性体として、ウレタン接着剤などの接着剤11が用いられている。延出部9bの当接面部9fは、接着剤11によってアウタパネル8の平面部8aに接着されている。この構成では、延出部9bは、弾性体としての接着剤11によってアウタパネル8に接着されているので、車両走行時の振動などを受けてもアウタパネル8から離れることがなく、アウタパネル8の面剛性を安定して確保することが可能である。
なお、本実施形態では、弾性体として接着剤11が用いられているが、本発明はこれに限定されるものではなく、弾性体を介して延出部9bがアウタパネル8に当接することが可能であれば、接着剤11以外の種々の弾性体を本発明の弾性体として採用することが可能である。接着剤11以外の弾性体としては、例えば、ゴムやウレタンなどからなる緩衝材であってもよい。この場合も、ラッチレインフォースメント9(補強板)の本体部9aの両側から折り返して形成された一対の延出部9bが弾性体を介してアウタパネル8に当接することにより、アウタパネル8の面剛性を確保することが可能である。
(5)
本実施形態のバックドア構造1では、当接面部9fに形成された第1補強ビード9hによって、当接面部9fを補強することが可能である。
(6)
本実施形態のバックドア構造1では、第1補強ビード9hは、第2折返し部9gに交差して当接面部9fから腕部9dにかけて連続して形成されている。この構成により、補強ビードが第2折返し部9gおよびその周辺部を補強することが可能になり、延出部9bにおける腕部9dと当接面部9fとが第2折返し部9gで折り返された構造による剛性の低下を防ぐことが可能である。
(7)
本実施形態のバックドア構造1では、第1折返し部9eは、一対の延出部9bが車体後方へ向かうにつれて互いに離れて斜め上方に張り出すように、延出部9bを折り返す。
この構成では、一対の延出部9bが車体後方へ向かうにつれて互いに離れて斜め上方に張り出すように一対の第1折返し部9eによって折り返されているので、簡単な構造でありながらラッチユニット6の取付部分7bよりも上方においてアウタパネル8の幅広い範囲の面剛性を確保することが可能である。
アウタパネル8は、その下端部ではインナパネルとヘミング加工などによって連結されているので剛性が確保されているが、下端部から上方へ離れるにしたがって面剛性の確保が難しい。しかし、上記の構成では、一対の延出部9bが斜め上方に張り出すように、第1折返し部9eによって折り返されているので、一対の延出部9bがアウタパネル8の下端部から上方へ離れた部分に当接して面剛性を確保することが可能になっている。
(8)
本実施形態のバックドア構造1では、第1折返し部9eに交差して延びる第2補強ビードが形成されている。この構成により、第2補強ビードにより第1折返し部9eを補強することが可能である。そのため、第1折返し部9eを有する構造における剛性の低下を防止することが可能であり、第1折返し部9eで延出部9bと本体部9aの角度が拡大することを防止することが可能である。
(変形例)
なお、図3に示される例では、ラッチレインフォースメント9の当接面部9fの上側部分がライセンスプレート12の範囲内にないが、当接面部9fの全体をライセンスプレート12の範囲内に設定し、当接面部9fをアウタパネル8に溶接してもよい。
すなわち、本発明の変形例について図3および図5〜6を参考にしながら説明すれば、延出部9bは、第1折返し部9eからアウタパネル8に向けて延びる腕部9dと、腕部9dに連なる当接面部9fと、車幅方向外側(図6の矢印WOが向く側)へ向けて当接面部9fを折り返す第2折返し部9gとを有し、アウタパネル8の外面側には、当接面部9fと重なるアウタパネル8の部分の全体を覆うように、ライセンスプレート12が取り付けられ、当接面部9fは、アウタパネル8に溶接されてもよい。
かかる構成によれば、別部材を使用することなく、かつ、溶接によるアウタパネル8の外面側の外観への影響を当接部全体(すなわち、当接面部9fと重なるアウタパネル8の部分の全体)をライセンスプレート12で隠すことで無くし、外観を損なうことなくアウタパネル8の面剛性を確保することが可能である。
(本実施形態と従来技術との対比説明)
つぎに、本実施形態のバックドア構造(図1〜8参照)と、従来技術として特許文献1に記載されている車両のバックドア構造(図9〜10)とを対比して説明する。
特許文献1に記載されている車両のバックドア構造41は、図9に示されるように、車体後部の開口部分に上下方向に開閉自在に取り付けられたリフトゲート42と、当該リフトゲート42をロックするためのロック機構43とを備えている。
ロック機構43は、車体側のリヤエンド部44に設けられたU字状の金具であるストライカ45と、リフトゲート42の下部に設けられ、当該ストライカ45に係合するラッチ46aを有するラッチユニット46とを有する。
リフトゲート42は、リフトゲート42を閉じた状態で車内側に位置するインナパネル47と、前記インナパネル47よりも車体後方(矢印Rの方向)であって車外側に位置するアウタパネル48とを有している。
ラッチユニット46は、リフトゲート42の内部において、インナパネル47に固定される。ラッチユニット46のラッチ46aは、インナパネル47の開口47aを通してリフトゲート42の下方からリフトゲート42外部に出ている。
ここで、インナパネル47におけるラッチユニット46が取り付けられる取付部分47b(すなわち、開口47aの周辺の部分)は、リフトゲート42に過度の外力が加えられたときに破損しないように、スチールなどからなる補強板であるラッチレインフォースメント49で補強されている。
この特許文献1記載のラッチレインフォースメント49は、図10に示されるように、インナパネル47におけるラッチユニット46が取り付けられる部分47bに固定された本体部49aと、本体部47aの後端部からアウタパネル48に向けて延びるように車体後方(矢印Rの方向)に延出された後方延出部49bとを有する。後方延出部49bは、本体部49aと車幅方向において同じ幅を有する。
ラッチレインフォースメント49の本体部49aは、インナパネル47の内面に溶接などによって強固に固定されている。例えば、図9〜10で示されている溶接ポイント50で本体部49aがインナパネル47における開口47a周辺の取付部分47bに溶接されている。
ラッチレインフォースメント49の本体部49aは、インナパネル47の開口47aに対応する位置に開口49cが形成されており、ラッチ46aの外部への突出を妨げない。
ラッチレインフォースメント49の後方延出部49bは、接着剤51によってラッチレインフォースメント49の車体後方側(矢印Rが向く側)に位置するアウタパネル48に当接されている。これにより、ラッチレインフォースメント49の後方延出部49bがアウタパネル48を車体前方側(矢印Fが向く側)から支持することにより、ラッチユニット46の車体後方側(矢印Rが向く側)におけるアウタパネル48の面剛性を確保している。
しかし、上記の特許文献1記載のバックドア構造41は、ラッチレインフォースメント49の本体部49aの後端部から後方に延びる後方延出部49bによってアウタパネル48を支持する構造である。そのため、アウタパネル48を支持することが可能な範囲(幅)が狭く、ラッチレインフォースメント49の本体部49aの幅と同程度の幅の範囲しかラッチレインフォースメント49によってアウタパネル48を支持することができない。
とくに、ナンバープレートなどの車両のライセンスプレートを取り付けるためにアウタパネル48の下端部にラッチレインフォースメント49の本体部49aの配設幅よりかなり幅が広い平面部(例えば、図5のアウタパネル8の平面部8a)が形成されるような構造では、アウタパネルの面剛性の観点からさらに不利になる。
一方、本実施形態のバックドア構造では、上記の(本実施形態の特徴)の(1)に示されるように、ラッチレインフォースメント9は、インナパネル7におけるラッチユニット6が取り付けられる取付部分7bに固定された本体部9aの車幅方向両側部9a1から延出する一対の延出部9bを有する。これら一対の延出部9bは、一対の第1折返し部9eによって車体後方(矢印Rの方向)のアウタパネル8に向けてそれぞれ折り返され、接着剤11を介してアウタパネル8に当接している。
したがって、本実施形態のバックドア構造では、一対の延出部9bが本体部9aの幅を超えてアウタパネル8を支持することが可能である。その結果、上記の従来技術の図9〜10に示される後方延出部49bと比較して、幅広い範囲のアウタパネル8の面剛性を確保することが可能である。
1 バックドア構造
2 リフトゲート
5 ストライカ
6 ラッチユニット
6a ラッチ
7 インナパネル
7b 取付部分
8 アウタパネル
8a 平面部
9 ラッチレインフォースメント(補強板)
9a 本体部
9b 延出部
9d 腕部
9e 第1折返し部
9f 当接面部
9g 第2折返し部
9h 第1補強ビード
9i 第2補強ビード
11 接着剤(弾性体)
12 ライセンスプレート

Claims (9)

  1. 車体後部の開口部分に上下方向に開閉自在に取り付けられたリフトゲートと、
    前記リフトゲートの下部において、当該リフトゲートを閉じたときに車体側に設けられたストライカと係合するラッチを有するラッチユニットが取り付けられる取付部分を補強する補強板と
    を備えた車両のバックドア構造であって、
    前記リフトゲートは、当該リフトゲートを閉じた状態で車内側に位置するインナパネルと、前記インナパネルよりも車体後方であって車外側に位置するアウタパネルとを有し、
    前記補強板は、
    前記インナパネルにおける前記取付部分に固定された本体部と、
    前記本体部の車幅方向両側部から延出する一対の延出部と、
    前記アウタパネルに向けて前記一対の延出部をそれぞれ折り返す一対の第1折返し部と、
    を有し、
    前記延出部は、前記アウタパネルに当接する、
    ことを特徴とする車両のバックドア構造。
  2. 前記アウタパネルにおける前記取付部分から見て車体後方側の部分には、前記取付部分よりも広い幅を有し、ライセンスプレートが取り付けられる平面部が形成され、
    前記第1折返し部は、前記本体部の車幅方向両側部から車幅方向外側に位置する前記平面部に向かうように前記延出部を折り返す、
    請求項1に記載の車両のバックドア構造。
  3. 前記延出部は、
    前記第1折返し部から前記アウタパネルに向けて延びる腕部と、
    前記腕部に連なる当接面部と、
    前記車幅方向外側へ向けて前記当接面部を折り返す第2折返し部と
    を有し、
    前記当接面部は、前記アウタパネルに弾性体を介して当接する
    請求項1または2に記載の車両のバックドア構造。
  4. 前記弾性体は、接着剤であり、
    前記延出部は、前記接着剤によって前記アウタパネルに接着されている、
    請求項3に記載の車両のバックドア構造。
  5. 前記延出部は、
    前記第1折返し部から前記アウタパネルに向けて延びる腕部と、
    前記腕部に連なる当接面部と、
    前記車幅方向外側へ向けて前記当接面部を折り返す第2折返し部と
    を有し、
    前記アウタパネルの外面側には、前記当接面部と重なるアウタパネルの部分の全体を覆うように、ライセンスプレートが取り付けられ、
    前記当接面部は、前記アウタパネルに溶接される
    請求項1または2に記載の車両のバックドア構造。
  6. 前記当接面部には、第1補強ビードが形成されている、
    請求項3〜5のいずれか1項に記載の車両のバックドア構造。
  7. 前記第1補強ビードは、前記第2折返し部に交差して前記当接面部から前記腕部にかけて連続して形成されている、
    請求項6に記載の車両のバックドア構造。
  8. 前記第1折返し部は、前記一対の延出部が車体後方へ向かうにつれて互いに離れて斜め上方に張り出すように、前記延出部を折り返す、
    請求項1〜7のいずれか1項に記載の車両のバックドア構造。
  9. 前記第1折返し部に交差して延びる第2補強ビードがさらに形成されている、
    請求項1〜8のいずれか1項に記載の車両のバックドア構造。
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