JP2020050312A - 車両のバックドア構造 - Google Patents
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Description
(1)
本実施形態のバックドア構造1では、ラッチレインフォースメント9は、インナパネル7におけるラッチユニット6が取り付けられる取付部分7bに固定された本体部9aの車幅方向両側部9a1から延出する一対の延出部9bを有する。これら一対の延出部9bは、一対の第1折返し部9eによって車体後方(矢印Rの方向)のアウタパネル8に向けてそれぞれ折り返されている。延出部9bは、アウタパネル8に当接する(本実施形態では接着剤11を介して当接する)。これにより、一対の延出部9bが本体部9aの幅を超えてアウタパネル8を支持するので、ラッチレインフォースメント9を利用して幅広い範囲のアウタパネル8の面剛性を確保することが可能である。
本実施形態のバックドア構造1では、アウタパネル8における取付部分7bから見て車体後方側(矢印Rが向く側)の部分には、取付部分7b(図5の幅W2)よりも広い幅を有する、ライセンスプレートが取り付けられる平面部8a(幅W1)が形成されている。第1折返し部9eは、本体部9aの車幅方向両側部9a1から当該本体部9aの外側に位置する平面部8aに向かうように延出部9bを折り返す。
本実施形態のバックドア構造1では、延出部9bは、第1折返し部9eからアウタパネル8に向けて延びる腕部9dと、腕部9dに連なる当接面部9fと、車幅方向外側へ向けて当接面部9fを折り返す第2折返し部9gとを有する。当接面部9fは、アウタパネル8に接着剤11などの弾性体を介して当接する。この構成により、本体部9aと延出部9bの腕部9dとの第1折返し部9eにおける角度を抑えつつアウタパネル8の幅広い範囲の面剛性を確保することが可能である。しかも、当接面部9fがアウタパネル8に接着剤11などの弾性体を介して当接するので、当接構造自体がアウタパネル8の外面側に影響を及ぼすことがなく、アウタパネル8の外面側のレイアウトに関係なく外観を維持させつつアウタパネル8の面剛性を確保することが可能である。
本実施形態のバックドア構造1では、弾性体として、ウレタン接着剤などの接着剤11が用いられている。延出部9bの当接面部9fは、接着剤11によってアウタパネル8の平面部8aに接着されている。この構成では、延出部9bは、弾性体としての接着剤11によってアウタパネル8に接着されているので、車両走行時の振動などを受けてもアウタパネル8から離れることがなく、アウタパネル8の面剛性を安定して確保することが可能である。
本実施形態のバックドア構造1では、当接面部9fに形成された第1補強ビード9hによって、当接面部9fを補強することが可能である。
本実施形態のバックドア構造1では、第1補強ビード9hは、第2折返し部9gに交差して当接面部9fから腕部9dにかけて連続して形成されている。この構成により、補強ビードが第2折返し部9gおよびその周辺部を補強することが可能になり、延出部9bにおける腕部9dと当接面部9fとが第2折返し部9gで折り返された構造による剛性の低下を防ぐことが可能である。
本実施形態のバックドア構造1では、第1折返し部9eは、一対の延出部9bが車体後方へ向かうにつれて互いに離れて斜め上方に張り出すように、延出部9bを折り返す。
本実施形態のバックドア構造1では、第1折返し部9eに交差して延びる第2補強ビードが形成されている。この構成により、第2補強ビードにより第1折返し部9eを補強することが可能である。そのため、第1折返し部9eを有する構造における剛性の低下を防止することが可能であり、第1折返し部9eで延出部9bと本体部9aの角度が拡大することを防止することが可能である。
なお、図3に示される例では、ラッチレインフォースメント9の当接面部9fの上側部分がライセンスプレート12の範囲内にないが、当接面部9fの全体をライセンスプレート12の範囲内に設定し、当接面部9fをアウタパネル8に溶接してもよい。
つぎに、本実施形態のバックドア構造(図1〜8参照)と、従来技術として特許文献1に記載されている車両のバックドア構造(図9〜10)とを対比して説明する。
2 リフトゲート
5 ストライカ
6 ラッチユニット
6a ラッチ
7 インナパネル
7b 取付部分
8 アウタパネル
8a 平面部
9 ラッチレインフォースメント(補強板)
9a 本体部
9b 延出部
9d 腕部
9e 第1折返し部
9f 当接面部
9g 第2折返し部
9h 第1補強ビード
9i 第2補強ビード
11 接着剤(弾性体)
12 ライセンスプレート
Claims (9)
- 車体後部の開口部分に上下方向に開閉自在に取り付けられたリフトゲートと、
前記リフトゲートの下部において、当該リフトゲートを閉じたときに車体側に設けられたストライカと係合するラッチを有するラッチユニットが取り付けられる取付部分を補強する補強板と
を備えた車両のバックドア構造であって、
前記リフトゲートは、当該リフトゲートを閉じた状態で車内側に位置するインナパネルと、前記インナパネルよりも車体後方であって車外側に位置するアウタパネルとを有し、
前記補強板は、
前記インナパネルにおける前記取付部分に固定された本体部と、
前記本体部の車幅方向両側部から延出する一対の延出部と、
前記アウタパネルに向けて前記一対の延出部をそれぞれ折り返す一対の第1折返し部と、
を有し、
前記延出部は、前記アウタパネルに当接する、
ことを特徴とする車両のバックドア構造。 - 前記アウタパネルにおける前記取付部分から見て車体後方側の部分には、前記取付部分よりも広い幅を有し、ライセンスプレートが取り付けられる平面部が形成され、
前記第1折返し部は、前記本体部の車幅方向両側部から車幅方向外側に位置する前記平面部に向かうように前記延出部を折り返す、
請求項1に記載の車両のバックドア構造。 - 前記延出部は、
前記第1折返し部から前記アウタパネルに向けて延びる腕部と、
前記腕部に連なる当接面部と、
前記車幅方向外側へ向けて前記当接面部を折り返す第2折返し部と
を有し、
前記当接面部は、前記アウタパネルに弾性体を介して当接する
請求項1または2に記載の車両のバックドア構造。 - 前記弾性体は、接着剤であり、
前記延出部は、前記接着剤によって前記アウタパネルに接着されている、
請求項3に記載の車両のバックドア構造。 - 前記延出部は、
前記第1折返し部から前記アウタパネルに向けて延びる腕部と、
前記腕部に連なる当接面部と、
前記車幅方向外側へ向けて前記当接面部を折り返す第2折返し部と
を有し、
前記アウタパネルの外面側には、前記当接面部と重なるアウタパネルの部分の全体を覆うように、ライセンスプレートが取り付けられ、
前記当接面部は、前記アウタパネルに溶接される
請求項1または2に記載の車両のバックドア構造。 - 前記当接面部には、第1補強ビードが形成されている、
請求項3〜5のいずれか1項に記載の車両のバックドア構造。 - 前記第1補強ビードは、前記第2折返し部に交差して前記当接面部から前記腕部にかけて連続して形成されている、
請求項6に記載の車両のバックドア構造。 - 前記第1折返し部は、前記一対の延出部が車体後方へ向かうにつれて互いに離れて斜め上方に張り出すように、前記延出部を折り返す、
請求項1〜7のいずれか1項に記載の車両のバックドア構造。 - 前記第1折返し部に交差して延びる第2補強ビードがさらに形成されている、
請求項1〜8のいずれか1項に記載の車両のバックドア構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018184483A JP7210976B2 (ja) | 2018-09-28 | 2018-09-28 | 車両のバックドア構造 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2018184483A JP7210976B2 (ja) | 2018-09-28 | 2018-09-28 | 車両のバックドア構造 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2020050312A true JP2020050312A (ja) | 2020-04-02 |
JP7210976B2 JP7210976B2 (ja) | 2023-01-24 |
Family
ID=69995588
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2018184483A Active JP7210976B2 (ja) | 2018-09-28 | 2018-09-28 | 車両のバックドア構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7210976B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112158057A (zh) * | 2020-09-30 | 2021-01-01 | 重庆长安汽车股份有限公司 | 一种汽车尾门结构 |
WO2022202810A1 (ja) * | 2021-03-23 | 2022-09-29 | 三菱自動車工業株式会社 | 車両のテールゲート構造 |
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JP2003182639A (ja) * | 2001-10-12 | 2003-07-03 | Suzuki Motor Corp | ラッチの取付部構造 |
JP2011148463A (ja) * | 2010-01-25 | 2011-08-04 | Mazda Motor Corp | 車両のバックドア構造 |
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2018
- 2018-09-28 JP JP2018184483A patent/JP7210976B2/ja active Active
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JP7210976B2 (ja) | 2023-01-24 |
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