JP2020044978A - トラックシート開閉装置及びトラックシート - Google Patents

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Abstract

【課題】荷台幅方向への展開と収束を一人で行うことができるトラックシート開閉装置及びトラックシートを提供すること。【解決手段】本発明のトラックシート開閉装置は、キャビン1のリア面又は鳥居3に取り付けるレール部材10と、レール部材10を摺動する複数のランナー20と、荷台2を覆うトラックシート30とを備え、トラックシート30の前端部30Fには、複数の前端側鳩目31を設け、前端側鳩目31を、ランナー20の取り付けに用い、前端側鳩目31に取り付けたランナー20間を離間させることで、トラックシート30を荷台2幅方向に展開して荷台2をトラックシート30で覆い、前端側鳩目31に取り付けたランナー20間を近接させることで、トラックシート30の荷台2幅方向の少なくとも一部を収束して荷台2の少なくとも一方の側部からトラックシート30を除くことを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、運転席を有するキャビンと荷物を積載する荷台とを有し、キャビンと荷台との間には鳥居が配置され、荷台が後あおり及び一対の側あおりで囲まれる車両に用いるトラックシート開閉装置及びトラックシートに関する。
トラックシートの荷台での展開作業、トラックシートの荷台からの取り外し作業、及び取り外したトラックシートの折り畳み作業を一人で行うのは容易でない。
特許文献1、特許文献2、及び特許文献3は、このような作業を一人ででも簡単に行えるように、トラックシートを巻き取る巻き取り装置を提案している。
特許文献4、特許文献5、及び特許文献6は、雨水の浸入防止を目的とするものであるが、トラックシートの前端部を鳥居に取り付ける構造を提案している。
特開昭54−95415号公報 特開平7−215127号公報 実用新案登録第3116329号公報 特開2014−201274号公報 特許第5311163号公報 実用新案登録第3180000号公報
しかし、特許文献1から特許文献3で開示されているような巻き取り装置では、装置が大がかりになり、荷台の積載にも影響を与えてしまう。
また、特許文献1から特許文献6で開示されている装置では、荷台の一方の側部、特に荷台の前方側部に荷物を積載する場合では、トラックシートを鳥居側に巻き取り若しくは折り畳み、又はトラックシートを荷台から取り外す必要が生じてしまう。
そこで本発明は、荷台幅方向への展開と収束を一人で行うことができるトラックシート開閉装置及びトラックシートを提供することを目的とする。
請求項1記載の本発明のトラックシート開閉装置は、運転席を有するキャビン1と荷物を積載する荷台2とを有し、前記キャビン1と前記荷台2との間には鳥居3が配置され、前記荷台2が後あおり4a及び一対の側あおり4bで囲まれる車両に用いるトラックシート開閉装置であって、前記キャビン1のリア面又は前記鳥居3に取り付けるレール部材10と、前記レール部材10を摺動する複数のランナー20と、前記荷台2を覆うトラックシート30とを備え、前記トラックシート30の前端部30Fには、複数の前端側鳩目31を設け、前記前端側鳩目31を、前記ランナー20の取り付けに用い、前記前端側鳩目31に取り付けた前記ランナー20間を離間させることで、前記トラックシート30を荷台2幅方向に展開して前記荷台2を前記トラックシート30で覆い、前記前端側鳩目31に取り付けた前記ランナー20間を近接させることで、前記トラックシート30の前記荷台2幅方向の少なくとも一部を収束して前記荷台2の少なくとも一方の側部から前記トラックシート30を除くことを特徴とする。
請求項2記載の本発明は、請求項1に記載のトラックシート開閉装置において、前記前端側鳩目31に取り付けた全ての前記ランナー20を、前記レール部材10の一方に近接させることで、前記トラックシート30を前記荷台2の前記側部に収束し、収束させた前記トラックシート30を、巻回又は折り畳むことで前記荷台2の前部位置に収容することを特徴とする。
請求項3記載の本発明は、請求項1又は請求項2に記載のトラックシート開閉装置において、前記レール部材10の端部には、前記ランナー20の移動を規制するストッパー40を有し、前記ストッパー40を取り外すことで、前記ランナー20を前記レール部材10から取り外すことを特徴とする。
請求項4記載の本発明は、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のトラックシート開閉装置において、前記レール部材10を、長手方向に溝12を形成したレールリア面13と、前記レールリア面13と対向するレールフロント面14と、前記レールリア面13のリア面上端と前記レールフロント面14のフロント面上端とをつなぐレール上面11と、前記レールリア面13のリア面下端と前記レールフロント面14のフロント面下端とをつなぐレール下面15とで筒状に形成したことを特徴とする。
請求項5記載の本発明は、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のトラックシート開閉装置において、前記トラックシート30の後端部30Rには、複数の後端側鳩目32を設け、前記後端側鳩目32を、前記荷台2に前記トラックシート30を取り付けるバンド70止めに用いることを特徴とする。
請求項6記載の本発明は、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のトラックシート開閉装置において、前記トラックシート30の両側部には、それぞれシート側辺部30Sを有し、前記レール部材10を前記後あおり4aの上端よりも高い位置に設置し、前記シート側辺部30Sは、側辺前端部30SFを側辺後端部30SRよりも長くしたことを特徴とする。
請求項7記載の本発明は、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のトラックシート開閉装置において、前記トラックシート30の裏面に一対の帯部35を設け、前記帯部35に、複数の帯側鳩目36を設けたことを特徴とする。
請求項8記載の本発明は、請求項4に記載のトラックシート開閉装置において、前記レール上面11に防雨カバー60を取り付けたことを特徴とする。
請求項9記載の本発明は、請求項1から請求項8のいずれか1項に記載のトラックシート開閉装置において、前記前端側鳩目31を、カラビナ50を介して前記ランナー20に取り付けたことを特徴とする。
請求項10記載の本発明のトラックシート30は、運転席を有するキャビン1と荷物を積載する荷台2とを有し、前記キャビン1と前記荷台2との間には鳥居3が配置され、前記荷台2が後あおり4a及び一対の側あおり4bで囲まれる車両に用い、前記キャビン1のリア面又は前記鳥居3にレール部材10が取り付けられ、前記レール部材10を摺動する複数のランナー20に取り付けるトラックシート30であって、前端部30Fには、複数の前端側鳩目31を設け、前記前端側鳩目31を、前記ランナー20の取り付けに用い、前記前端側鳩目31に取り付けた前記ランナー20間を離間させることで、荷台2幅方向に展開して前記荷台2を覆い、前記前端側鳩目31に取り付けた前記ランナー20間を近接させることで、前記荷台2幅方向の少なくとも一部を収束して前記荷台2の少なくとも一方の側部を開放することを特徴とする。
請求項11記載の本発明のトラックシート30は、運転席を有するキャビン1と荷物を積載する荷台2とを有し、前記キャビン1と前記荷台2との間には鳥居3が配置され、前記荷台2が後あおり4a及び一対の側あおり4bで囲まれる車両に用い、前記キャビン1のリア面又は前記鳥居3にレール部材10が取り付けられ、前記レール部材10を摺動する複数のランナー20に取り付けるトラックシート30であって、前端部30Fには、前記ランナー20の取り付けに用いる複数の前端側鳩目31を設け、後端部30Rには、バンド70止めに用いる複数の後端側鳩目32を設け、両側部には、それぞれシート側辺部30Sを有し、前記シート側辺部30Sは、側辺前端部30SFを側辺後端部30SRよりも長くしたことを特徴とする。
請求項12記載の本発明は、請求項10又は請求項11に記載のトラックシート30において、裏面に一対の帯部35を設け、前記帯部35に、複数の帯側鳩目36を設けたことを特徴とする。
本発明によれば、トラックシートを荷台後方から引っ張った状態で、トラックシートを展開又は収束させることができ、荷台をトラックシートで覆う作業や、荷台の少なくとも一方の側部からトラックシートを除く作業を一人で容易に行うことができる。
本発明の一実施例によるトラックシート開閉装置を示す外観写真 本実施例によるトラックシート開閉装置を示す要部外観写真 本実施例によるトラックシート開閉装置のレール部材の端部周辺を示す要部外観写真 本実施例によるトラックシートを示す外観写真 本実施例によるトラックシート開閉装置の使用態様を示す外観写真 本実施例によるトラックシートの収容態様を示す外観写真 本実施例によるトラックシートの使用態様を示す外観写真
本発明の第1の実施の形態によるトラックシート開閉装置は、キャビンのリア面又は鳥居に取り付けるレール部材と、レール部材を摺動する複数のランナーと、荷台を覆うトラックシートとを備え、トラックシートの前端部には、複数の前端側鳩目を設け、前端側鳩目を、ランナーの取り付けに用い、前端側鳩目に取り付けたランナー間を離間させることで、トラックシートを荷台幅方向に展開して荷台をトラックシートで覆い、前端側鳩目に取り付けたランナー間を近接させることで、トラックシートの荷台幅方向の少なくとも一部を収束して荷台の少なくとも一方の側部からトラックシートを除くものである。本実施の形態によれば、トラックシートを荷台後方から引っ張った状態で、トラックシートを展開又は収束させることができ、荷台をトラックシートで覆う作業や、荷台の少なくとも一方の側部からトラックシートを除く作業を一人で容易に行うことができる。
本発明の第2の実施の形態は、第1の実施の形態によるトラックシート開閉装置において、前端側鳩目に取り付けた全てのランナーを、レール部材の一方に近接させることで、トラックシートを荷台の側部に収束し、収束させたトラックシートを、巻回又は折り畳むことで荷台の前部位置に収容するものである。本実施の形態によれば、トラックシートを荷台の前部位置に収容する作業を一人で容易に行うことができる。
本発明の第3の実施の形態は、第1又は第2の実施の形態によるトラックシート開閉装置において、レール部材の端部には、ランナーの移動を規制するストッパーを有し、ストッパーを取り外すことで、ランナーをレール部材から取り外すものである。本実施の形態によれば、トラックシートの車両からの取り外し作業を一人で容易に行うことができる。
本発明の第4の実施の形態は、第1から第3のいずれかの実施の形態によるトラックシート開閉装置において、レール部材を、長手方向に溝を形成したレールリア面と、レールリア面と対向するレールフロント面と、レールリア面のリア面上端とレールフロント面のフロント面上端とをつなぐレール上面と、レールリア面のリア面下端とレールフロント面のフロント面下端とをつなぐレール下面とで筒状に形成したものである。本実施の形態によれば、レールリア面に溝を形成しているため、トラックシートを荷台後方から引っ張った状態で、ランナー間の離間又は近接をスムーズに行わせることができる。
本発明の第5の実施の形態は、第1から第4のいずれかの実施の形態によるトラックシート開閉装置において、トラックシートの後端部には、複数の後端側鳩目を設け、後端側鳩目を、荷台にトラックシートを取り付けるバンド止めに用いるものである。本実施の形態によれば、車両の前後方向に引っ張った状態にあるトラックシートで荷台を覆うことで、積載する荷物を保護できるとともに、デザイン性に優れ、トラックシート表面に広告情報を表示した場合には見栄え良く広告情報を見せることができる。
本発明の第6の実施の形態は、第1から第5のいずれかの実施の形態によるトラックシート開閉装置において、トラックシートの両側部には、それぞれシート側辺部を有し、レール部材を後あおりの上端よりも高い位置に設置し、シート側辺部は、側辺前端部を側辺後端部よりも長くしたものである。本実施の形態によれば、側あおりの上方をトラックシートで覆うことができるとともに、シート側辺部の下端を水平にできるため、デザイン性に優れて見栄えが良い。
本発明の第7の実施の形態は、第1から第6のいずれかの実施の形態によるトラックシート開閉装置において、トラックシートの裏面に一対の帯部を設け、帯部に、複数の帯側鳩目を設けたものである。本実施の形態によれば、積載する荷物が側あおりより高い場合に、帯側鳩目を、荷台にトラックシートを取り付けるバンド止めに用いることで、荷物の固定を行えるとともに、防雨効果も高い。
本発明の第8の実施の形態は、第4の実施の形態によるトラックシート開閉装置において、レール上面に防雨カバーを取り付けたものである。本実施の形態によれば、レール部材やランナーを雨水から守ることができる。
本発明の第9の実施の形態は、第1から第8のいずれかの実施の形態によるトラックシート開閉装置において、前端側鳩目を、カラビナを介してランナーに取り付けたものである。本実施の形態によれば、トラックシートの取り外しをカラビナで行うことができる。
本発明の第10の実施の形態によるトラックシートは、前端部には、複数の前端側鳩目を設け、前端側鳩目を、ランナーの取り付けに用い、前端側鳩目に取り付けたランナー間を離間させることで、荷台幅方向に展開して荷台を覆い、前端側鳩目に取り付けたランナー間を近接させることで、荷台幅方向の少なくとも一部を収束して荷台の少なくとも一方の側部を開放するものである。本実施の形態によれば、トラックシートを荷台後方から引っ張った状態で、トラックシートを展開又は収束させることができ、荷台をトラックシートで覆う作業や、荷台の少なくとも一方の側部からトラックシートを除く作業を一人で容易に行うことができる。
本発明の第11の実施の形態によるトラックシートは、前端部には、ランナーの取り付けに用いる複数の前端側鳩目を設け、後端部には、バンド止めに用いる複数の後端側鳩目を設け、両側部には、それぞれシート側辺部を有し、シート側辺部は、側辺前端部を側辺後端部よりも長くしたものである。本実施の形態によれば、車両の前後方向に引っ張った状態にあるトラックシートで荷台を覆うことで、積載する荷物を保護できるとともに、デザイン性に優れ、トラックシート表面に広告情報を表示した場合には見栄え良く広告情報を見せることができる。また本実施の形態によれば、側あおりの上方をトラックシートで覆うことができるとともに、シート側辺部の下端を水平にできるため、デザイン性に優れて見栄えが良い。
本発明の第12の実施の形態は、第10又は第11の実施の形態によるトラックシートにおいて、裏面に一対の帯部を設け、帯部に、複数の帯側鳩目を設けたものである。本実施の形態によれば、積載する荷物が側あおりより高い場合に、帯側鳩目を、荷台にトラックシートを取り付けるバンド止めに用いることで、荷物の固定を行えるとともに、防雨効果も高い。
以下本発明の一実施例によるトラックシート開閉装置について説明する。
図1は本実施例によるトラックシート開閉装置を示す外観写真である。
本実施例によるトラックシート開閉装置は、運転席を有するキャビン1と荷物を積載する荷台2とを有し、キャビン1と荷台2との間には鳥居3が配置され、荷台2が後あおり4a及び一対の側あおり4bで囲まれる車両に用いる。
図2は本実施例によるトラックシート開閉装置を示す要部外観写真である。
トラックシート開閉装置は、キャビン1のリア面又は鳥居3に取り付けるレール部材10と、レール部材10を摺動する複数のランナー20と、荷台2を覆うトラックシート30とを備えている。
レール部材10の少なくとも一方の端部には、ランナー20の移動を規制するストッパー40を有している。
トラックシート30の前端部30Fには、複数の前端側鳩目31を設け、前端側鳩目31を、ランナー20の取り付けに用いる。本実施例では、前端側鳩目31を、カラビナ50を介してランナー20に取り付けることで、カラビナ50を用いてトラックシート30の取り外しを行うことができる。
レール上面11には、防雨カバー60を取り付けている。防雨カバー60は、レール部材10とほぼ同一の長さを有し、レール部材10、ランナー20、及びトラックシート30の前端部30Fを覆い、レール部材10やランナー20を雨水から守るとともに、トラックシート30の前端部30Fから荷台2への雨水の浸入を防いでいる。
図3は本実施例によるトラックシート開閉装置のレール部材の端部周辺を示す要部外観写真である。
レール部材10は、長手方向に溝12を形成したレールリア面13と、レールリア面13と対向するレールフロント面14と、レールリア面13のリア面上端とレールフロント面14のフロント面上端とをつなぐレール上面11と、レールリア面13のリア面下端とレールフロント面14のフロント面下端とをつなぐレール下面15とで筒状に形成している。
図3(b)は、ストッパー40をレール部材10から取り外した状態を示しており、ストッパー40を取り外すことで、ランナー20をレール部材10の端部から取り外すことができる。このように、ランナー20をレール部材10の端部から取り外すことで、トラックシート30の車両からの取り外し作業を一人で容易に行うことができる。
図4は本実施例によるトラックシートを示す外観写真であり、図4(a)はトラックシートの表面、図4(b)はトラックシートの裏面である。
トラックシート30は、前端部30Fには、ランナー20の取り付けに用いる複数の前端側鳩目31を設け、後端部30Rには、バンド70止めに用いる複数の後端側鳩目32を設け、両側部には、それぞれシート側辺部30Sを有している。
シート側辺部30Sは、側辺前端部30SFを側辺後端部30SRよりも長くしている。図1及び図2に示すように、レール部材10を後あおり4aの上端よりも高い位置に設置し、シート側辺部30Sの側辺前端部30SFを側辺後端部30SRよりも長くすることで、側あおり4bの上方をトラックシート30で覆うことができるとともに、シート側辺部30Sの下端を水平にできるため、デザイン性に優れて見栄えが良い。
それぞれのシート側辺部30Sには、耳部33を有している。耳部33は、側辺前端部30SFから延出している。それぞれの耳部33は、トラックシート30の前端部30Fの両側に位置する。
また、それぞれのシート側辺部30Sには、バンド70止めに用いる複数の側端側鳩目34a、34b、34cを有している。側端側鳩目34aは、側辺前端部30SFと側辺側端部30SSとが交わるコーナーに有し、側端側鳩目34bは、側辺後端部30SRと側辺側端部30SSとが交わるコーナーに有している。側端側鳩目34cは、側辺側端部30SSの中間点よりも前方、すなわち側辺側端部30SSの中間点よりも側辺前端部30SF側に配置している。側端側鳩目34cは、側辺側端部30SSの中間点よりも後方、すなわち側辺側端部30SSの中間点よりも側辺後端部30SR側には配置しないことが好ましい。
図4(b)に示すように、トラックシート30の裏面には一対の帯部35を設け、帯部35には、複数の帯側鳩目36を設けている。
図5は本実施例によるトラックシート開閉装置の使用態様を示す外観写真である。
前端側鳩目31に取り付けたランナー20間を近接させることで、トラックシート30の荷台2幅方向の少なくとも一部を収束して荷台2の少なくとも一方の側部からトラックシート30を除くことができる。
図5(a)は、トラックシート30を運転席側後方の荷台2側に収束することで、助手席側後方の荷台2側からトラックシート30を除いた状態を示し、図5(b)は、トラックシート30を助手席側後方の荷台2側に収束することで、運転席側後方の荷台2側からトラックシート30を除いた状態を示している。このように、荷台2の少なくとも一方の側部からトラックシート30を除くことで、トラックシート30を除いた側の荷台2での荷物の積み卸し作業を行うことができる。
図5(a)に示すように、トラックシート30を荷台2の後方から引っ張った状態で、トラックシート30を展開又は収束させることができ、荷台2をトラックシート30で覆う作業や、荷台2の少なくとも一方の側部からトラックシート30を除く作業を一人で容易に行うことができる。なお、図3に示すように、レールリア面13に溝12を形成しているため、トラックシート30を荷台2の後方から引っ張った状態で、ランナー20間の離間又は近接をスムーズに行わせることができる。
なお、前端側鳩目31に取り付けたランナー20間を離間させることで、図1に示すように、トラックシート30を荷台2幅方向に展開して荷台2をトラックシート30で覆うことができる。車両の前後方向に引っ張った状態にあるトラックシート30で荷台2を覆うことで、積載する荷物を保護できるとともに、デザイン性に優れ、トラックシート30の表面に広告情報を表示した場合には見栄え良く広告情報を見せることができる。
図6は本実施例によるトラックシートの収容態様を示す外観写真である。
図5(b)に示すように、前端側鳩目31に取り付けた全てのランナー20を、レール部材10の一方に近接させることで、トラックシート30を荷台2の側部に収束した後に、収束させたトラックシート30を、図6(a)に示すように、巻回又は折り畳むことで荷台2の前部位置に収容することができる。このように、トラックシート30を荷台2の前部位置に収容する作業を一人で容易に行うことができる。
図6(b)は他の収容状態を示している。
トラックシート30を荷台2の後方から引っ張って前端側鳩目31に取り付けたランナー20間を離間させることでトラックシート30を荷台2幅方向に展開し、展開状態にあるトラックシート30を、巻回又は折り畳むことで荷台2の前部位置に収容することができる。
図7は本実施例によるトラックシートの使用態様を示す外観写真である。
図7では、積載する荷物が側あおり4bより高い場合には、帯側鳩目36を、荷台2にトラックシート30を取り付けるバンド70止めに用いることで、荷物の固定を行えるとともに、防雨効果も高い。
図7(a)に示すように、帯側鳩目36に取り付けたバンド70を用いてトラックシート30を荷台2に取り付け、その後に、図7(b)に示すように、側端側鳩目34a、34b、34cに取り付けたバンド70を用いてトラックシート30を荷台2に取り付ける。
このように、積載する荷物が側あおり4bより高い場合に、帯側鳩目36を、荷台2にトラックシート30を取り付けるバンド70止めに用いることで、荷物の固定を行えるとともに、防雨効果も高い。
以上のように本実施例によれば、トラックシート30を荷台2後方から引っ張った状態で、トラックシート30を展開又は収束させることができ、荷台2をトラックシート30で覆う作業や、荷台2の少なくとも一方の側部からトラックシート30を除く作業を一人で容易に行うことができる。
また、本実施例によれば、車両の前後方向に引っ張った状態にあるトラックシート30で荷台2を覆うことで、積載する荷物を保護できるとともに、デザイン性に優れ、トラックシート30の表面に広告情報を表示した場合には見栄え良く広告情報を見せることができる。
本実施例によるトラックシート開閉装置及びトラックシートは、荷台の側面があおりで覆われている、いわゆる平ボディの車両に用いるが、1.5トン〜2トンの車両に特に適しており、トラックシートを車両に常設することも可能であり、一人でもトラックシートの開閉操作ができることから省力化と作業性向上を図ることができる。
1 キャビン
2 荷台
3 鳥居
4a 後あおり
4b 側あおり
10 レール部材
11 レール上面
12 溝
13 レールリア面
14 レールフロント面
15 レール下面
20 ランナー
30 トラックシート
30F 前端部
30R 後端部
30S シート側辺部
30SF 側辺前端部
30SR 側辺後端部
30SS 側辺側端部
31 前端側鳩目
32 後端側鳩目
33 耳部
34a、34b、34c 側端側鳩目
35 帯部
36 帯側鳩目
40 ストッパー
50 カラビナ
60 防雨カバー
70 バンド

本発明は、運転席を有するキャビンと荷物を積載する荷台とを有し、キャビンと荷台との間には鳥居が配置され、荷台が後あおり及び一対の側あおりで囲まれる車両に用いるトラックシート開閉装置及びトラックシートに関する。
トラックシートの荷台での展開作業、トラックシートの荷台からの取り外し作業、及び取り外したトラックシートの折り畳み作業を一人で行うのは容易でない。
特許文献1、特許文献2、及び特許文献3は、このような作業を一人ででも簡単に行えるように、トラックシートを巻き取る巻き取り装置を提案している。
特許文献4、特許文献5、及び特許文献6は、雨水の浸入防止を目的とするものであるが、トラックシートの前端部を鳥居に取り付ける構造を提案している。
特開昭54−95415号公報 特開平7−215127号公報 実用新案登録第3116329号公報 特開2014−201274号公報 特許第5311163号公報 実用新案登録第3180000号公報
しかし、特許文献1から特許文献3で開示されているような巻き取り装置では、装置が大がかりになり、荷台の積載にも影響を与えてしまう。
また、特許文献1から特許文献6で開示されている装置では、荷台の一方の側部、特に荷台の前方側部に荷物を積載する場合では、トラックシートを鳥居側に巻き取り若しくは折り畳み、又はトラックシートを荷台から取り外す必要が生じてしまう。
そこで本発明は、荷台幅方向への展開と収束を一人で行うことができるトラックシート開閉装置及びトラックシートを提供することを目的とする。
請求項1記載の本発明のトラックシート開閉装置は、運転席を有するキャビン1と荷物を積載する荷台2とを有し、前記キャビン1と前記荷台2との間には鳥居3が配置され、前記荷台2が後あおり4a及び一対の側あおり4bで囲まれる車両に用いるトラックシート開閉装置であって、前記キャビン1のリア面又は前記鳥居3に取り付けるレール部材10と、前記レール部材10を摺動する複数のランナー20と、前記荷台2を覆うトラックシート30とを備え、前記トラックシート30の前端部30Fには、複数の前端側鳩目31を設け、前記前端側鳩目31を、前記ランナー20の取り付けに用い、前記前端側鳩目31に取り付けた前記ランナー20間を離間させることで、前記トラックシート30を荷台2幅方向に展開して前記荷台2を前記トラックシート30で覆い、前記前端側鳩目31に取り付けた前記ランナー20間を近接させることで、前記トラックシート30の前記荷台2幅方向の少なくとも一部を収束して前記荷台2の少なくとも一方の側部から前記トラックシート30を除き、前記前端側鳩目31に取り付けた全ての前記ランナー20を、前記レール部材10の一方に近接させることで、前記トラックシート30を前記荷台2の前記側部に収束し、収束させた前記トラックシート30を、巻回又は折り畳むことで前記荷台2の前部位置に収容することを特徴とする。
請求項2記載の本発明のトラックシート開閉装置は、運転席を有するキャビン1と荷物を積載する荷台2とを有し、前記キャビン1と前記荷台2との間には鳥居3が配置され、前記荷台2が後あおり4a及び一対の側あおり4bで囲まれる車両に用いるトラックシート開閉装置であって、前記キャビン1のリア面又は前記鳥居3に取り付けるレール部材10と、前記レール部材10を摺動する複数のランナー20と、前記荷台2を覆うトラックシート30とを備え、前記トラックシート30の前端部30Fには、複数の前端側鳩目31を設け、前記前端側鳩目31を、前記ランナー20の取り付けに用い、前記前端側鳩目31に取り付けた前記ランナー20間を離間させることで、前記トラックシート30を荷台2幅方向に展開して前記荷台2を前記トラックシート30で覆い、前記前端側鳩目31に取り付けた前記ランナー20間を近接させることで、前記トラックシート30の前記荷台2幅方向の少なくとも一部を収束して前記荷台2の少なくとも一方の側部から前記トラックシート30を除き、前記レール部材10の端部には、前記ランナー20の移動を規制するストッパー40を有し、前記ストッパー40を取り外すことで、前記ランナー20を前記レール部材10から取り外すことを特徴とする。
請求項3記載の本発明は、請求項1又は請求項2に記載のトラックシート開閉装置において、前記レール部材10を、長手方向に溝12を形成したレールリア面13と、前記レールリア面13と対向するレールフロント面14と、前記レールリア面13のリア面上端と前記レールフロント面14のフロント面上端とをつなぐレール上面11と、前記レールリア面13のリア面下端と前記レールフロント面14のフロント面下端とをつなぐレール下面15とで筒状に形成したことを特徴とする。
請求項4記載の本発明のトラックシート開閉装置は、運転席を有するキャビン1と荷物を積載する荷台2とを有し、前記キャビン1と前記荷台2との間には鳥居3が配置され、前記荷台2が後あおり4a及び一対の側あおり4bで囲まれる車両に用いるトラックシート開閉装置であって、前記キャビン1のリア面又は前記鳥居3に取り付けるレール部材10と、前記レール部材10を摺動する複数のランナー20と、前記荷台2を覆うトラックシート30とを備え、前記トラックシート30の前端部30Fには、複数の前端側鳩目31を設け、前記前端側鳩目31を、前記ランナー20の取り付けに用い、前記前端側鳩目31に取り付けた前記ランナー20間を離間させることで、前記トラックシート30を荷台2幅方向に展開して前記荷台2を前記トラックシート30で覆い、前記前端側鳩目31に取り付けた前記ランナー20間を近接させることで、前記トラックシート30の前記荷台2幅方向の少なくとも一部を収束して前記荷台2の少なくとも一方の側部から前記トラックシート30を除き、前記トラックシート30の後端部30Rには、複数の後端側鳩目32を設け、前記後端側鳩目32を、前記荷台2に前記トラックシート30を取り付けるバンド70止めに用いることを特徴とする。
請求項5記載の本発明は、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のトラックシート開閉装置において、前記トラックシート30の両側部には、それぞれシート側辺部30Sを有し、前記レール部材10を前記後あおり4aの上端よりも高い位置に設置し、前記シート側辺部30Sは、側辺前端部30SFを側辺後端部30SRよりも長くしたことを特徴とする。
請求項6記載の本発明のトラックシート開閉装置は、運転席を有するキャビン1と荷物を積載する荷台2とを有し、前記キャビン1と前記荷台2との間には鳥居3が配置され、前記荷台2が後あおり4a及び一対の側あおり4bで囲まれる車両に用いるトラックシート開閉装置であって、前記キャビン1のリア面又は前記鳥居3に取り付けるレール部材10と、前記レール部材10を摺動する複数のランナー20と、前記荷台2を覆うトラックシート30とを備え、前記トラックシート30の前端部30Fには、複数の前端側鳩目31を設け、前記前端側鳩目31を、前記ランナー20の取り付けに用い、前記前端側鳩目31に取り付けた前記ランナー20間を離間させることで、前記トラックシート30を荷台2幅方向に展開して前記荷台2を前記トラックシート30で覆い、前記前端側鳩目31に取り付けた前記ランナー20間を近接させることで、前記トラックシート30の前記荷台2幅方向の少なくとも一部を収束して前記荷台2の少なくとも一方の側部から前記トラックシート30を除き、前記トラックシート30の裏面に一対の帯部35を設け、前記帯部35に、複数の帯側鳩目36を設けたことを特徴とする。
請求項7記載の本発明は、請求項3に記載のトラックシート開閉装置において、前記レール上面11に防雨カバー60を取り付けたことを特徴とする。
請求項8記載の本発明は、請求項1から請求項7のいずれか1項に記載のトラックシート開閉装置において、前記前端側鳩目31を、カラビナ50を介して前記ランナー20に取り付けたことを特徴とする。
請求項9記載の本発明のトラックシート30は、運転席を有するキャビン1と荷物を積載する荷台2とを有し、前記キャビン1と前記荷台2との間には鳥居3が配置され、前記荷台2が後あおり4a及び一対の側あおり4bで囲まれる車両に用い、前記キャビン1のリア面又は前記鳥居3にレール部材10が取り付けられ、前記レール部材10を摺動する複数のランナー20に取り付けるトラックシート30であって、前端部30Fには、複数の前端側鳩目31を設け、前記前端側鳩目31を、前記ランナー20の取り付けに用い、前記前端側鳩目31に取り付けた前記ランナー20間を離間させることで、荷台2幅方向に展開して前記荷台2を覆い、前記前端側鳩目31に取り付けた前記ランナー20間を近接させることで、前記荷台2幅方向の少なくとも一部を収束して前記荷台2の少なくとも一方の側部を開放し、裏面に一対の帯部35を設け、前記帯部35に、複数の帯側鳩目36を設けたことを特徴とする。
請求項10記載の本発明のトラックシート30は、運転席を有するキャビン1と荷物を積載する荷台2とを有し、前記キャビン1と前記荷台2との間には鳥居3が配置され、前記荷台2が後あおり4a及び一対の側あおり4bで囲まれる車両に用い、前記キャビン1のリア面又は前記鳥居3にレール部材10が取り付けられ、前記レール部材10を摺動する複数のランナー20に取り付けるトラックシート30であって、前端部30Fには、前記ランナー20の取り付けに用いる複数の前端側鳩目31を設け、後端部30Rには、バンド70止めに用いる複数の後端側鳩目32を設け、両側部には、それぞれシート側辺部30Sを有し、前記シート側辺部30Sは、側辺前端部30SFを側辺後端部30SRよりも長くし、裏面に一対の帯部35を設け、前記帯部35に、複数の帯側鳩目36を設けたことを特徴とする。
本発明によれば、トラックシートを荷台後方から引っ張った状態で、トラックシートを展開又は収束させることができ、荷台をトラックシートで覆う作業や、荷台の少なくとも一方の側部からトラックシートを除く作業を一人で容易に行うことができる。
本発明の一実施例によるトラックシート開閉装置を示す外観写真 本実施例によるトラックシート開閉装置を示す要部外観写真 本実施例によるトラックシート開閉装置のレール部材の端部周辺を示す要部外観写真 本実施例によるトラックシートを示す外観写真 本実施例によるトラックシート開閉装置の使用態様を示す外観写真 本実施例によるトラックシートの収容態様を示す外観写真 本実施例によるトラックシートの使用態様を示す外観写真
本発明の第1の実施の形態によるトラックシート開閉装置は、キャビンのリア面又は鳥居に取り付けるレール部材と、レール部材を摺動する複数のランナーと、荷台を覆うトラックシートとを備え、トラックシートの前端部には、複数の前端側鳩目を設け、前端側鳩目を、ランナーの取り付けに用い、前端側鳩目に取り付けたランナー間を離間させることで、トラックシートを荷台幅方向に展開して荷台をトラックシートで覆い、前端側鳩目に取り付けたランナー間を近接させることで、トラックシートの荷台幅方向の少なくとも一部を収束して荷台の少なくとも一方の側部からトラックシートを除き、前端側鳩目に取り付けた全てのランナーを、レール部材の一方に近接させることで、トラックシートを荷台の側部に収束し、収束させたトラックシートを、巻回又は折り畳むことで荷台の前部位置に収容するものである。本実施の形態によれば、トラックシートを荷台後方から引っ張った状態で、トラックシートを展開又は収束させることができ、荷台をトラックシートで覆う作業や、荷台の少なくとも一方の側部からトラックシートを除く作業を一人で容易に行うことができる。また、本実施の形態によれば、トラックシートを荷台の前部位置に収容する作業を一人で容易に行うことができる。
本発明の第2の実施の形態によるトラックシート開閉装置は、キャビンのリア面又は鳥居に取り付けるレール部材と、レール部材を摺動する複数のランナーと、荷台を覆うトラックシートとを備え、トラックシートの前端部には、複数の前端側鳩目を設け、前端側鳩目を、ランナーの取り付けに用い、前端側鳩目に取り付けたランナー間を離間させることで、トラックシートを荷台幅方向に展開して荷台をトラックシートで覆い、前端側鳩目に取り付けたランナー間を近接させることで、トラックシートの荷台幅方向の少なくとも一部を収束して荷台の少なくとも一方の側部からトラックシートを除き、レール部材の端部には、ランナーの移動を規制するストッパーを有し、ストッパーを取り外すことで、ランナーをレール部材から取り外すものである。本実施の形態によれば、トラックシートを荷台後方から引っ張った状態で、トラックシートを展開又は収束させることができ、荷台をトラックシートで覆う作業や、荷台の少なくとも一方の側部からトラックシートを除く作業を一人で容易に行うことができる。また、本実施の形態によれば、トラックシートの車両からの取り外し作業を一人で容易に行うことができる。
本発明の第3の実施の形態は、第1又は第2の実施の形態によるトラックシート開閉装置において、レール部材を、長手方向に溝を形成したレールリア面と、レールリア面と対向するレールフロント面と、レールリア面のリア面上端とレールフロント面のフロント面上端とをつなぐレール上面と、レールリア面のリア面下端とレールフロント面のフロント面下端とをつなぐレール下面とで筒状に形成したものである。本実施の形態によれば、レールリア面に溝を形成しているため、トラックシートを荷台後方から引っ張った状態で、ランナー間の離間又は近接をスムーズに行わせることができる。
本発明の第4の実施の形態によるトラックシート開閉装置は、キャビンのリア面又は鳥居に取り付けるレール部材と、レール部材を摺動する複数のランナーと、荷台を覆うトラックシートとを備え、トラックシートの前端部には、複数の前端側鳩目を設け、前端側鳩目を、ランナーの取り付けに用い、前端側鳩目に取り付けたランナー間を離間させることで、トラックシートを荷台幅方向に展開して荷台をトラックシートで覆い、前端側鳩目に取り付けたランナー間を近接させることで、トラックシートの荷台幅方向の少なくとも一部を収束して荷台の少なくとも一方の側部からトラックシートを除き、トラックシートの後端部には、複数の後端側鳩目を設け、後端側鳩目を、荷台にトラックシートを取り付けるバンド止めに用いるものである。本実施の形態によれば、トラックシートを荷台後方から引っ張った状態で、トラックシートを展開又は収束させることができ、荷台をトラックシートで覆う作業や、荷台の少なくとも一方の側部からトラックシートを除く作業を一人で容易に行うことができる。また、本実施の形態によれば、車両の前後方向に引っ張った状態にあるトラックシートで荷台を覆うことで、積載する荷物を保護できるとともに、デザイン性に優れ、トラックシート表面に広告情報を表示した場合には見栄え良く広告情報を見せることができる。
本発明の第5の実施の形態は、第1から第4のいずれかの実施の形態によるトラックシート開閉装置において、トラックシートの両側部には、それぞれシート側辺部を有し、レール部材を後あおりの上端よりも高い位置に設置し、シート側辺部は、側辺前端部を側辺後端部よりも長くしたものである。本実施の形態によれば、側あおりの上方をトラックシートで覆うことができるとともに、シート側辺部の下端を水平にできるため、デザイン性に優れて見栄えが良い。
本発明の第6の実施の形態によるトラックシート開閉装置は、キャビンのリア面又は鳥居に取り付けるレール部材と、レール部材を摺動する複数のランナーと、荷台を覆うトラックシートとを備え、トラックシートの前端部には、複数の前端側鳩目を設け、前端側鳩目を、ランナーの取り付けに用い、前端側鳩目に取り付けたランナー間を離間させることで、トラックシートを荷台幅方向に展開して荷台をトラックシートで覆い、前端側鳩目に取り付けたランナー間を近接させることで、トラックシートの荷台幅方向の少なくとも一部を収束して荷台の少なくとも一方の側部からトラックシートを除き、トラックシートの裏面に一対の帯部を設け、帯部に、複数の帯側鳩目を設けたものである。本実施の形態によれば、トラックシートを荷台後方から引っ張った状態で、トラックシートを展開又は収束させることができ、荷台をトラックシートで覆う作業や、荷台の少なくとも一方の側部からトラックシートを除く作業を一人で容易に行うことができる。また、本実施の形態によれば、積載する荷物が側あおりより高い場合に、帯側鳩目を、荷台にトラックシートを取り付けるバンド止めに用いることで、荷物の固定を行えるとともに、防雨効果も高い。
本発明の第7の実施の形態は、第3の実施の形態によるトラックシート開閉装置において、レール上面に防雨カバーを取り付けたものである。本実施の形態によれば、レール部材やランナーを雨水から守ることができる。
本発明の第8の実施の形態は、第1から第7のいずれかの実施の形態によるトラックシート開閉装置において、前端側鳩目を、カラビナを介してランナーに取り付けたものである。本実施の形態によれば、トラックシートの取り外しをカラビナで行うことができる。
本発明の第9の実施の形態によるトラックシートは、前端部には、複数の前端側鳩目を設け、前端側鳩目を、ランナーの取り付けに用い、前端側鳩目に取り付けたランナー間を離間させることで、荷台幅方向に展開して荷台を覆い、前端側鳩目に取り付けたランナー間を近接させることで、荷台幅方向の少なくとも一部を収束して荷台の少なくとも一方の側部を開放し、裏面に一対の帯部を設け、帯部に、複数の帯側鳩目を設けたものである。本実施の形態によれば、トラックシートを荷台後方から引っ張った状態で、トラックシートを展開又は収束させることができ、荷台をトラックシートで覆う作業や、荷台の少なくとも一方の側部からトラックシートを除く作業を一人で容易に行うことができる。また、本実施の形態によれば、積載する荷物が側あおりより高い場合に、帯側鳩目を、荷台にトラックシートを取り付けるバンド止めに用いることで、荷物の固定を行えるとともに、防雨効果も高い。
本発明の第10の実施の形態によるトラックシートは、前端部には、ランナーの取り付けに用いる複数の前端側鳩目を設け、後端部には、バンド止めに用いる複数の後端側鳩目を設け、両側部には、それぞれシート側辺部を有し、シート側辺部は、側辺前端部を側辺後端部よりも長くし、裏面に一対の帯部を設け、帯部に、複数の帯側鳩目を設けたものである。本実施の形態によれば、車両の前後方向に引っ張った状態にあるトラックシートで荷台を覆うことで、積載する荷物を保護できるとともに、デザイン性に優れ、トラックシート表面に広告情報を表示した場合には見栄え良く広告情報を見せることができる。また本実施の形態によれば、側あおりの上方をトラックシートで覆うことができるとともに、シート側辺部の下端を水平にできるため、デザイン性に優れて見栄えが良い。また、本実施の形態によれば、積載する荷物が側あおりより高い場合に、帯側鳩目を、荷台にトラックシートを取り付けるバンド止めに用いることで、荷物の固定を行えるとともに、防雨効果も高い。
以下本発明の一実施例によるトラックシート開閉装置について説明する。
図1は本実施例によるトラックシート開閉装置を示す外観写真である。
本実施例によるトラックシート開閉装置は、運転席を有するキャビン1と荷物を積載する荷台2とを有し、キャビン1と荷台2との間には鳥居3が配置され、荷台2が後あおり4a及び一対の側あおり4bで囲まれる車両に用いる。
図2は本実施例によるトラックシート開閉装置を示す要部外観写真である。
トラックシート開閉装置は、キャビン1のリア面又は鳥居3に取り付けるレール部材10と、レール部材10を摺動する複数のランナー20と、荷台2を覆うトラックシート30とを備えている。
レール部材10の少なくとも一方の端部には、ランナー20の移動を規制するストッパー40を有している。
トラックシート30の前端部30Fには、複数の前端側鳩目31を設け、前端側鳩目31を、ランナー20の取り付けに用いる。本実施例では、前端側鳩目31を、カラビナ50を介してランナー20に取り付けることで、カラビナ50を用いてトラックシート30の取り外しを行うことができる。
レール上面11には、防雨カバー60を取り付けている。防雨カバー60は、レール部材10とほぼ同一の長さを有し、レール部材10、ランナー20、及びトラックシート30の前端部30Fを覆い、レール部材10やランナー20を雨水から守るとともに、トラックシート30の前端部30Fから荷台2への雨水の浸入を防いでいる。
図3は本実施例によるトラックシート開閉装置のレール部材の端部周辺を示す要部外観写真である。
レール部材10は、長手方向に溝12を形成したレールリア面13と、レールリア面13と対向するレールフロント面14と、レールリア面13のリア面上端とレールフロント面14のフロント面上端とをつなぐレール上面11と、レールリア面13のリア面下端とレールフロント面14のフロント面下端とをつなぐレール下面15とで筒状に形成している。
図3(b)は、ストッパー40をレール部材10から取り外した状態を示しており、ストッパー40を取り外すことで、ランナー20をレール部材10の端部から取り外すことができる。このように、ランナー20をレール部材10の端部から取り外すことで、トラックシート30の車両からの取り外し作業を一人で容易に行うことができる。
図4は本実施例によるトラックシートを示す外観写真であり、図4(a)はトラックシートの表面、図4(b)はトラックシートの裏面である。
トラックシート30は、前端部30Fには、ランナー20の取り付けに用いる複数の前端側鳩目31を設け、後端部30Rには、バンド70止めに用いる複数の後端側鳩目32を設け、両側部には、それぞれシート側辺部30Sを有している。
シート側辺部30Sは、側辺前端部30SFを側辺後端部30SRよりも長くしている。図1及び図2に示すように、レール部材10を後あおり4aの上端よりも高い位置に設置し、シート側辺部30Sの側辺前端部30SFを側辺後端部30SRよりも長くすることで、側あおり4bの上方をトラックシート30で覆うことができるとともに、シート側辺部30Sの下端を水平にできるため、デザイン性に優れて見栄えが良い。
それぞれのシート側辺部30Sには、耳部33を有している。耳部33は、側辺前端部30SFから延出している。それぞれの耳部33は、トラックシート30の前端部30Fの両側に位置する。
また、それぞれのシート側辺部30Sには、バンド70止めに用いる複数の側端側鳩目34a、34b、34cを有している。側端側鳩目34aは、側辺前端部30SFと側辺側端部30SSとが交わるコーナーに有し、側端側鳩目34bは、側辺後端部30SRと側辺側端部30SSとが交わるコーナーに有している。側端側鳩目34cは、側辺側端部30SSの中間点よりも前方、すなわち側辺側端部30SSの中間点よりも側辺前端部30SF側に配置している。側端側鳩目34cは、側辺側端部30SSの中間点よりも後方、すなわち側辺側端部30SSの中間点よりも側辺後端部30SR側には配置しないことが好ましい。
図4(b)に示すように、トラックシート30の裏面には一対の帯部35を設け、帯部35には、複数の帯側鳩目36を設けている。
図5は本実施例によるトラックシート開閉装置の使用態様を示す外観写真である。
前端側鳩目31に取り付けたランナー20間を近接させることで、トラックシート30の荷台2幅方向の少なくとも一部を収束して荷台2の少なくとも一方の側部からトラックシート30を除くことができる。
図5(a)は、トラックシート30を運転席側後方の荷台2側に収束することで、助手席側後方の荷台2側からトラックシート30を除いた状態を示し、図5(b)は、トラックシート30を助手席側後方の荷台2側に収束することで、運転席側後方の荷台2側からトラックシート30を除いた状態を示している。このように、荷台2の少なくとも一方の側部からトラックシート30を除くことで、トラックシート30を除いた側の荷台2での荷物の積み卸し作業を行うことができる。
図5(a)に示すように、トラックシート30を荷台2の後方から引っ張った状態で、トラックシート30を展開又は収束させることができ、荷台2をトラックシート30で覆う作業や、荷台2の少なくとも一方の側部からトラックシート30を除く作業を一人で容易に行うことができる。なお、図3に示すように、レールリア面13に溝12を形成しているため、トラックシート30を荷台2の後方から引っ張った状態で、ランナー20間の離間又は近接をスムーズに行わせることができる。
なお、前端側鳩目31に取り付けたランナー20間を離間させることで、図1に示すように、トラックシート30を荷台2幅方向に展開して荷台2をトラックシート30で覆うことができる。車両の前後方向に引っ張った状態にあるトラックシート30で荷台2を覆うことで、積載する荷物を保護できるとともに、デザイン性に優れ、トラックシート30の表面に広告情報を表示した場合には見栄え良く広告情報を見せることができる。
図6は本実施例によるトラックシートの収容態様を示す外観写真である。
図5(b)に示すように、前端側鳩目31に取り付けた全てのランナー20を、レール部材10の一方に近接させることで、トラックシート30を荷台2の側部に収束した後に、収束させたトラックシート30を、図6(a)に示すように、巻回又は折り畳むことで荷台2の前部位置に収容することができる。このように、トラックシート30を荷台2の前部位置に収容する作業を一人で容易に行うことができる。
図6(b)は他の収容状態を示している。
トラックシート30を荷台2の後方から引っ張って前端側鳩目31に取り付けたランナー20間を離間させることでトラックシート30を荷台2幅方向に展開し、展開状態にあるトラックシート30を、巻回又は折り畳むことで荷台2の前部位置に収容することができる。
図7は本実施例によるトラックシートの使用態様を示す外観写真である。
図7では、積載する荷物が側あおり4bより高い場合には、帯側鳩目36を、荷台2にトラックシート30を取り付けるバンド70止めに用いることで、荷物の固定を行えるとともに、防雨効果も高い。
図7(a)に示すように、帯側鳩目36に取り付けたバンド70を用いてトラックシート30を荷台2に取り付け、その後に、図7(b)に示すように、側端側鳩目34a、34b、34cに取り付けたバンド70を用いてトラックシート30を荷台2に取り付ける。
このように、積載する荷物が側あおり4bより高い場合に、帯側鳩目36を、荷台2にトラックシート30を取り付けるバンド70止めに用いることで、荷物の固定を行えるとともに、防雨効果も高い。
以上のように本実施例によれば、トラックシート30を荷台2後方から引っ張った状態で、トラックシート30を展開又は収束させることができ、荷台2をトラックシート30で覆う作業や、荷台2の少なくとも一方の側部からトラックシート30を除く作業を一人で容易に行うことができる。
また、本実施例によれば、車両の前後方向に引っ張った状態にあるトラックシート30で荷台2を覆うことで、積載する荷物を保護できるとともに、デザイン性に優れ、トラックシート30の表面に広告情報を表示した場合には見栄え良く広告情報を見せることができる。
本実施例によるトラックシート開閉装置及びトラックシートは、荷台の側面があおりで覆われている、いわゆる平ボディの車両に用いるが、1.5トン〜2トンの車両に特に適しており、トラックシートを車両に常設することも可能であり、一人でもトラックシートの開閉操作ができることから省力化と作業性向上を図ることができる。
1 キャビン
2 荷台
3 鳥居
4a 後あおり
4b 側あおり
10 レール部材
11 レール上面
12 溝
13 レールリア面
14 レールフロント面
15 レール下面
20 ランナー
30 トラックシート
30F 前端部
30R 後端部
30S シート側辺部
30SF 側辺前端部
30SR 側辺後端部
30SS 側辺側端部
31 前端側鳩目
32 後端側鳩目
33 耳部
34a、34b、34c 側端側鳩目
35 帯部
36 帯側鳩目
40 ストッパー
50 カラビナ
60 防雨カバー
70 バンド

Claims (12)

  1. 運転席を有するキャビンと荷物を積載する荷台とを有し、前記キャビンと前記荷台との間には鳥居が配置され、前記荷台が後あおり及び一対の側あおりで囲まれる車両に用いるトラックシート開閉装置であって、
    前記キャビンのリア面又は前記鳥居に取り付けるレール部材と、
    前記レール部材を摺動する複数のランナーと、
    前記荷台を覆うトラックシートと
    を備え、
    前記トラックシートの前端部には、複数の前端側鳩目を設け、
    前記前端側鳩目を、前記ランナーの取り付けに用い、
    前記前端側鳩目に取り付けた前記ランナー間を離間させることで、前記トラックシートを荷台幅方向に展開して前記荷台を前記トラックシートで覆い、
    前記前端側鳩目に取り付けた前記ランナー間を近接させることで、前記トラックシートの前記荷台幅方向の少なくとも一部を収束して前記荷台の少なくとも一方の側部から前記トラックシートを除く
    ことを特徴とするトラックシート開閉装置。
  2. 前記前端側鳩目に取り付けた全ての前記ランナーを、前記レール部材の一方に近接させることで、前記トラックシートを前記荷台の前記側部に収束し、
    収束させた前記トラックシートを、巻回又は折り畳むことで前記荷台の前部位置に収容する
    ことを特徴とする請求項1に記載のトラックシート開閉装置。
  3. 前記レール部材の端部には、前記ランナーの移動を規制するストッパーを有し、
    前記ストッパーを取り外すことで、前記ランナーを前記レール部材から取り外す
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のトラックシート開閉装置。
  4. 前記レール部材を、
    長手方向に溝を形成したレールリア面と、
    前記レールリア面と対向するレールフロント面と、
    前記レールリア面のリア面上端と前記レールフロント面のフロント面上端とをつなぐレール上面と、
    前記レールリア面のリア面下端と前記レールフロント面のフロント面下端とをつなぐレール下面と
    で筒状に形成した
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のトラックシート開閉装置。
  5. 前記トラックシートの後端部には、複数の後端側鳩目を設け、
    前記後端側鳩目を、前記荷台に前記トラックシートを取り付けるバンド止めに用いる
    ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のトラックシート開閉装置。
  6. 前記トラックシートの両側部には、それぞれシート側辺部を有し、
    前記レール部材を前記後あおりの上端よりも高い位置に設置し、
    前記シート側辺部は、側辺前端部を側辺後端部よりも長くした
    ことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のトラックシート開閉装置。
  7. 前記トラックシートの裏面に一対の帯部を設け、
    前記帯部に、複数の帯側鳩目を設けた
    ことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のトラックシート開閉装置。
  8. 前記レール上面に防雨カバーを取り付けた
    ことを特徴とする請求項4に記載のトラックシート開閉装置。
  9. 前記前端側鳩目を、カラビナを介して前記ランナーに取り付けた
    ことを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか1項に記載のトラックシート開閉装置。
  10. 運転席を有するキャビンと荷物を積載する荷台とを有し、前記キャビンと前記荷台との間には鳥居が配置され、前記荷台が後あおり及び一対の側あおりで囲まれる車両に用い、
    前記キャビンのリア面又は前記鳥居にレール部材が取り付けられ、
    前記レール部材を摺動する複数のランナーに取り付けるトラックシートであって、
    前端部には、複数の前端側鳩目を設け、
    前記前端側鳩目を、前記ランナーの取り付けに用い、
    前記前端側鳩目に取り付けた前記ランナー間を離間させることで、荷台幅方向に展開して前記荷台を覆い、
    前記前端側鳩目に取り付けた前記ランナー間を近接させることで、前記荷台幅方向の少なくとも一部を収束して前記荷台の少なくとも一方の側部を開放する
    ことを特徴とするトラックシート。
  11. 運転席を有するキャビンと荷物を積載する荷台とを有し、前記キャビンと前記荷台との間には鳥居が配置され、前記荷台が後あおり及び一対の側あおりで囲まれる車両に用い、
    前記キャビンのリア面又は前記鳥居にレール部材が取り付けられ、
    前記レール部材を摺動する複数のランナーに取り付けるトラックシートであって、
    前端部には、前記ランナーの取り付けに用いる複数の前端側鳩目を設け、
    後端部には、バンド止めに用いる複数の後端側鳩目を設け、
    両側部には、それぞれシート側辺部を有し、
    前記シート側辺部は、側辺前端部を側辺後端部よりも長くした
    ことを特徴とするトラックシート。
  12. 裏面に一対の帯部を設け、
    前記帯部に、複数の帯側鳩目を設けた
    ことを特徴とする請求項10又は請求項11に記載のトラックシート。
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