JP2020042896A - ケーブル - Google Patents

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Abstract

【課題】ケーブル内に配設された導体の断線の検知精度を向上することが可能なケーブルを提供すること。【解決手段】本発明に係るケーブル1は、導体13の半断線を検知する半断線検知機構を備えるケーブル1であって、半断線検知機構は、温度変化により変形する熱変形部材11と、検知した半断線を通知する通知部16と、を備え、導体13の半断線が生じると、熱変形部材11が変形し、熱変形部材11の変形によって通知部16が作動する。【選択図】図4

Description

本発明は、ケーブルに関する。
ケーブルの内部に複数の導体を備える多芯線のケーブルは、屈曲等により半断線や断線が生じることがある。特許文献1には、ケーブル本体内にロボット駆動・制御用の導体と、当該導体よりも耐久性の低い別の導体とを設けた、ロボット用ケーブルが開示されている。特許文献1によれば、耐久性の低い導体が先に断線することによりロボット駆動用の導線の断線時期が予知できるとされている。
特開昭63−026907号公報
特許文献1において、耐久性の低い導線は、他の導線に対して機械的に捩ることで形成されている。しかしながら当該手法では、ケーブルの配置や使い方によって各導線にかかる負担が一様ではではないため、耐久性の低い導線が先に断線するとは限らず、断線を検知する精度が低いという問題があった。
本発明は、上記の問題を鑑みてなされたものであり、導体の断線の検知精度を向上することが可能なケーブルを提供するものである。
本発明に係るケーブルは、導体の半断線を検知する半断線検知機構を備えるケーブルであって、前記半断線検知機構は、温度変化により変形する熱変形部材と、検知した半断線を通知する通知部と、を備え、前記導体の半断線が生じると、前記熱変形部材が変形し、当該熱変形部材の変形によって通知部が作動する。
本発明に係るケーブルでは、導体の半断線が生じると、当該半断線部分の抵抗値が上がって発熱する。当該発熱により熱変形部材が変形することにより、通知部が作動する。
本発明によれば、導体の断線の検知精度を向上することが可能なケーブルを提供することができる。
実施の形態1に係るケーブルの正常状態を示す概略正面断面図である。 図1のII−II線に沿う概略断面図である。 実施の形態1に係るケーブルが半断線を検知し通知する一連の流れを示すフローチャートである。 図4は、実施の形態1に係るケーブルが半断線した状態を示す概略正面断面図である。 実施の形態2に係るケーブルの正常状態を示す概略正面断面図である。 実施の形態2に係るケーブルが半断線を検知し通知する一連の流れを示すフローチャートである。 実施の形態2に係るケーブルが半断線した状態を示す概略正面断面図である。 実施の形態5に係るケーブルのロボットへの応用例を示した概略図である。
以下、本発明の具体的な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
なお、図1〜図2、図4〜図5及び図7に示した右手系xyz座標は、構成要素の位置関係を説明するための便宜的なものである。本発明においては、ケーブルの軸方向をx軸とし、x軸に垂直な面をy−z平面とする。
本明細書における「半断線」とは、導体の抵抗値が上昇することをいう。抵抗値の上昇は、例えば、ケーブルの屈曲等により生じる、導体ののびや、微細な亀裂などに起因する。半断線が生じると、当該半断線部分の抵抗値が上がることにより、発熱量が増大する。
<実施の形態1>
以下、図1〜図4を参照し、実施の形態1に係るケーブルについて説明する。
図1は、実施の形態1に係るケーブルの正常状態を示す概略正面断面図である。ケーブルの「正常状態」とは、ケーブルが備える導体に半断線が生じておらず、導通している状態である。本実施の形態におけるケーブル1は、ケーブルにコネクタを備えるハーネスケーブルである。
図1に示すように、半断線通知機構を備えるケーブル1は、中心から順に、熱変形部材11導体13および絶縁体14を備え、更に必要に応じて、熱変形部材11と絶縁体14との間に配置されるアウターワイヤー12や、導体13を被覆する被膜(不図示)などの他の構成を備えていてもよい。ケーブル1の両端はコネクタ15を備える。ケーブル使用時に導体13はコネクタ15を介して、不図示のロボット制御・駆動回路などを構成する。コネクタ15の一端は、半断線の発生を通知する通知部16を備える。このうち、熱変形部材11及び通知部16が半断線通知機構として機能する。
なお、図1の例では、絶縁体14とコネクタ15は接続されていないが、絶縁体14とコネクタ15は一体化したものであってもよい。
熱変形部材11は、半断線した導体の発熱による加熱で変形可能な部材である。本実施の形態では導電性の部材である。熱変形部材11としては、例えば、熱膨張率の異なる2枚の金属を貼り合わせたバイメタルや、その他の金属類などが挙げられる。熱変形部材11は熱変形前の状態で、導体13と並列して配置可能な、ワイヤー状(円柱状)であることが好ましい。熱変形部材11は、加熱により軸方向に収縮又は伸長するものが好ましい。本実施の形態1において、熱変形部材11は軸方向に収縮する。
軸方向に収縮するものとして、例えば、「バイオメタル(登録商標)」(トキ・コーポレーション株式会社製)を用いることができる。バイオメタル(登録商標)は、約70℃前後の加熱により収縮するため、半断線した導体の発熱により変形可能である。バイオメタル(登録商標)の原料は、Ti−Ni系の形状記憶合金である。
図1に示すように、熱変形部材11の一端11aは絶縁体14に固定されている。一方、熱変形部材11の他端11bは、加熱による収縮が生じた際に、軸方向(x軸正方向)に摺動可能な状態で電極16aと接触している。
必要に応じて熱変形部材11と絶縁体14との間にアウターワイヤー12を配置してもよい。当該アウターワイヤー12は、熱変形部材11の変形時における摺動性を確保するために配置されるものであり、熱変形部材11との摩擦の小さいものが用いられる。アウターワイヤー12は、例えば、熱変形部材11との接触面に螺旋状に巻いた金属線を配置したもの等が挙げられる。当該金属線によれば、熱変形部材11との摩擦を低減できると共に、ケーブル1の曲げに対応可能な柔軟性を有する。
導体13は導電性を有する導線であり、ケーブル1内の軸方向に配設されている。導体13は少なくとも1つあればよく、図1の例のように複数の導体13を配設してもよい。導体13は、ケーブル1両端に配置されたコネクタ15を介して他の部材と電気的に接続可能に配置されている。導体13の材質は、導線として公知の材質であればよく、通常金属であり、例えば、銅線やスズめっき線等である。また、各導体13はそれぞれ絶縁性の保護被膜によって保護されていてもよい(不図示)。
絶縁体14はチューブ状の外部被膜(シース)であり、導体13等を保護する。絶縁体14の材質は、耐久性と、曲げに対応可能な柔軟性を有するものが好ましい。当該材質としては、例えば、ゴム、クロロプレンゴム、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、又はテフロン(登録商標)等である。本実施の形態ではチューブ状のシースを用いているが、これに限定されない。導体13を保護できればよく、例えば、絶縁テープ等を用いてもよい。
ここで、一旦図2を参照し、熱変形部材11、アウターワイヤー12、導体13及び絶縁体14の位置関係について説明する。
図2は、図1のII−II線に沿う概略断面図である。図2に示すように、ケーブル1の熱変形部材11は中央に位置し、アウターワイヤー12によって覆われている。アウターワイヤー12のさらに外側に導体13が配設されており、図2では例として4本配設されている。導体13の数は、所望のケーブルの種類により、適宜変更可能である。複数の導体13を覆うように、絶縁体14が配設されている。図2に示すように、絶縁体14は、熱変形部材11、アウターワイヤー12及び導体13を保護している。
以下、再び図1を参照し、コネクタ15及び通知部16について説明する。
図1に示すように、コネクタ15はケーブル1と各種機器等とを接続するための部品であり、本実施の形態では、コネクタ15はケーブル1のx軸正側および負側の両方に配設されている。本実施の形態では、x軸負側のコネクタ15が半断線の発生を通知する通知部16を備える。
通知部16は、導体13に半断線が発生したことを通知する。通知部16は、正常状態の熱変形部材11と接触している電極16a、電源を備える回路16b及び通知手段16cを備える。図1では、通知手段16cの一例としてLED(light emitting diode)を示しているが、通知手段16cはこれに限定されない。通知手段16cとして、例えば、通信入力端子、無線、音等による通知を用いてもよいし、LEDも含め、これらを併用して用いてもよい。なお、通知手段16cとして通信入力端子を用いた例については、実施形態5にて後述する。
図1に示すように、ケーブル1が正常状態、すなわち導体13に半断線が生じていない場合は、回路16bは熱変形部材11を介して電気的に接続された状態である。したがって、ケーブル1の導体13に半断線が生じていない場合は、通知手段16cのLEDは点灯している。
次に、図3のフローチャート及び図4の断面図を参照し、本実施の形態に係るケーブル1が半断線を検知し通知する一連の流れについて説明する。
図3は、実施の形態1に係るケーブルが半断線を検知し通知する一連の流れを示すフローチャートである。
図4は、実施の形態1に係るケーブルが半断線した状態を示す概略正面断面図である。
図3及び図4に示すように、ケーブル1の導体13に半断線PDが生じると(ステップS1)、導体13の抵抗値が上がる(ステップS2)。
導体13の抵抗値が上がることによって、当該半断線PD部分において熱が発生する(ステップS3)。図4では、半断線PD部分から発する熱が伝わる様子を下向きの黒矢印にて示す。
半断線PD部分において発生した熱が熱変形部材11へと伝わると、熱変形部材11の一端11aは絶縁体14に固定されているため、熱変形部材11が軸方向(x軸正方向、白抜き矢印)に収縮する(ステップS4)。
熱変形部材11の収縮によって、熱変形部材11は電極16aから引き抜かれ、回路16bは物理的な接続と電気的な接続とが遮断され、断線する(ステップS5)。その結果、通知手段16cのLEDは消灯する(ステップS6)。このように、本実施の形態では、通知手段16cのLEDの消灯によって、半断線PDの発生を知ることができる。
従来、耐久性の低い導体が先に断線することによりロボット駆動用の導線の断線時期が予知できるとされている。耐久性の低い導線は、他の導線に対して機械的に捩ることで形成されている。しかしながら当該手法では、ケーブルの配置や使い方によって各導線にかかる負担が一様ではではないため、耐久性の低い導線が先に断線するとは限らず、断線を検知する精度が低いという問題があった。
本実施の形態では、ケーブルの内部に半断線通知機構として熱変形部材および通知部を備えている。ケーブルの導体の半断線が生じると、当該半断線部分の抵抗値が上がって発熱する。当該発熱により熱変形部材が変形することにより、通知部が作動する。したがって、半断線が生じた時点で断線の予兆を検知することができるため、断線の検知精度を向上させることができる。また、本実施の形態では、半断線を検知するために、テスター、信号発振器または電圧測定器等、本発明の半断線通知機構と比較して大きな装置を取り付ける必要が無く、半断線通知機構をケーブル内に織り込むように配設することが容易である。
<実施の形態2>
以下、図5〜図7を参照し、実施の形態2に係るケーブルについて説明する。
図5は、実施の形態2に係るケーブルの正常状態を示す概略正面断面図である。図5に示すように、本実施の形態における半断線通知機構を備えるケーブル2は、中心から順に、熱変形部材21、アウターワイヤー12、導体13および絶縁体14を備え、ケーブル2の両端はコネクタ25を備える。コネクタ25の一端は、半断線の発生を通知する通知部26を備える。熱変形部材21は、絶縁部21cを備える。
上述の実施の形態1では、正常状態において、通知部16の電極16aと熱変形部材11とが接触していたことに対し、実施の形態2においては、通知部26の電極26aは、熱変形部材21の絶縁部21cを狭持しており、電極26aには、不図示のばねなどによりケーブル2の中心方向への力をかけている。換言すると、電極26a同士の間に絶縁部21cが挿入された状態であり、絶縁部21cが引き抜かれると、電極26a同士は導通する形状である。上記以外の構成は、実施の形態1と同様である。
具体的には、図5に示すように、ケーブル2が正常状態、すなわち導体13に半断線が生じていない場合は、電極26aは絶縁部21cを狭持しているため、回路26bは絶縁部21cによって電気的に切断された状態である。したがって、ケーブル2に半断線が生じていない場合は、回路26bは電気的に遮断され、通知手段26cのLEDが消灯した状態である。
次に、図6のフローチャート及び図7の断面図を参照し、本実施の形態に係るケーブル2が半断線を検知し通知する一連の流れについて説明する。
図6は、実施の形態2に係るケーブルが半断線を検知し通知する一連の流れを示すフローチャートである。
図7は、実施の形態2に係るケーブルが半断線した状態を示す概略正面断面図である。
図6及び図7に示すように、ケーブル2の導体13に半断線PDが生じると(ステップS1)、導体13の抵抗値が上がる(ステップS2)。
導体13の抵抗値が上がることによって、当該半断線PD部分において熱が発生する(ステップS3)。図7では、発熱が伝わる様子を下向きの黒矢印にて示す。
半断線PD部分において発生した熱が熱変形部材21へと伝わると、熱変形部材21の一端11aは固定されているため、熱変形部材21が軸方向(x軸正方向、白抜き矢印)に収縮する摺動が生じる(ステップS4)。
熱変形部材21の収縮により、絶縁部21cは電極26aから引き抜かれ、電極26aが互いに電気的に接続し、回路26bが導通する(ステップS5)。その結果、通知手段26cLEDは点灯する(ステップS6)。このように、本実施の形態では、通知手段26cのLEDの点灯によって、半断線PDの発生を知ることができる。
以下、実施の形態3及び4について説明する。実施の形態1及び2では、熱変形部材として、加熱により軸方向に収縮するものを用いたが、実施の形態3及び4では、加熱により軸方向に伸長するものを用いる。なお、軸方向に伸長するものとしては、公知のバイメタルを用いることができる。
<実施の形態3>
本実施の形態の正常状態を実施の形態1と比較して説明する。本実施の形態では、熱変形部材として、加熱により軸方向に伸長する部材を用いる。当該熱変形部材は、正常状態において、図4の例に示されるように電極とは接続しない状態で配置されている。その他の点は実施の形態1と同様である。
本実施の形態では、半断線した導線の発熱により、熱変形部材が軸方向に(x軸負方向)伸長して導電性部材が電極間に挿入されて電気的に接続されることにより、通知部が作動する。
<実施の形態4>
本実施の形態の正常状態を実施の形態2と比較して説明する。本実施の形態では、熱変形部として、加熱により軸方向に伸長する部材であって、電極側の末端に絶縁体が配置されたものを用いる。当該熱変形部材は、正常状態において、図7の例に示されるように電極とは接続しない状態で配置されており、ばねなどにより中心方向に力を受けた2つの電極が電気的に接続された状態で配置されている。その他の点は実施の形態2と同様である。
本実施の形態では、判断線した導線の発熱により、熱変形部材が軸方向に(x軸負方向)伸長して絶縁体が電極間に挿入されて電気的に遮断されることにより、通知部が作動する。
<実施の形態5>
以下、図8を参照し、実施の形態5について説明する。
図8は、実施の形態5に係るケーブルのロボットへの応用例を示した概略図である。図8に示すように、ロボット100は、中継ボックス111と中継ボックス112との間にケーブルaを備える。また、ロボット100は、中継ボックス112とロボット制御盤113との間にケーブルbを備える。ケーブルa及びケーブルbは、実施の形態1〜4のいずれかのケーブルのうち、通知部の通知手段をLEDから通信入力端子に変更したものである。
中継ボックス111と中継ボックス112との間のケーブルaにおいて半断線が生じた場合、中継ボックス111内に配設された通信入力端子に、半断線が生じたという信号が入力される。同様に、中継ボックス112とロボット制御盤113との間のケーブルbにおいて半断線が生じた場合、中継ボックス112内に配設された通信入力端子に、半断線が生じたという信号が入力される。ロボット100の使用者は、中継ボックス111及び中継ボックス112の各通信入力端子に入力された信号を、ロボット制御盤113でモニターし、確認することができる。
実施の形態1のケーブルを用いる場合、正常状態では回路が導通しているため、通信入力端子から入力された信号が常に返ってきている状態である。一方、半断線が生じると、熱変形部材が変形し、回路は導通しなくなるため、通信入力端子から入力された信号が返ってこなくなり、ケーブル内で半断線が生じたことが分かる。
実施の形態2のケーブルを用いる場合、正常状態では回路が導通していないため、通信入力端子からは信号の授受は生じない。一方、半断線が生じると、熱変形部材が変形し、回路が導通するようになるため、通信入力端子から入力された信号が返るようになり、ケーブル内で半断線が生じたことが分かる。
さらに、本実施の形態では、通信入力端子に加え、通信手段として例えば、LEDや音等を併用することも可能である。例として、LEDを併用した場合について説明する。ロボットの使用者は、ロボット制御盤113に半断線が生じたという信号を受けた場合、中継ボックス111又は112を開け、内部のLEDが点灯しているか消灯しているか確認する。つまり、半断線が生じた際に、信号とLEDとによるダブルチェックを行うことができるため、より確実に半断線の有無を確認することができる。なお、中継ボックス111及び112の材質は、防水、防塵の観点から金属製のものが好ましいが、ロボットを動作させる環境によっては、一部や全体をアクリル板等で透明として、外部からLEDが見えるような構成とすることもできる。
ロボットでは、ロボットの制御のために、複数のケーブルを使用する場合が多い。このような場合、従来は、断線をモニターするために、複数のケーブルを経た状態で電圧値の変化の測定や信号の計測を行っており、複数のケーブルのうちどのケーブルに断線が生じたか、一度の測定で特定することは困難であった。これに対し、本実施の形態では、中継ボックスごとに断線通知機構を有するケーブルを配設している。したがって、本実施の形態に係る断線通知機構を有するケーブルを用いることによって、どのケーブルにおいて断線が生じたか特定することが容易となる。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
1、2、a、b ケーブル
11、21 熱変形部材
11a、21a 一端
11b 他端
12 アウターワイヤー
13 導体
14 絶縁体
15、25 コネクタ
16、26 通知部
16a、26a 電極
16b、26b 回路
16c、26c 通知手段
21c 絶縁部
100 ロボット
111、112 中継ボックス
113 ロボット制御盤

Claims (1)

  1. 導体の半断線を検知する半断線検知機構を備えるケーブルであって、
    前記半断線検知機構は、
    温度変化により変形する熱変形部材と、
    検知した半断線を通知する通知部と、を備え、
    前記導体の半断線が生じると、前記熱変形部材が変形し、当該熱変形部材の変形によって通知部が作動する、
    ケーブル。
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