JP2020041139A - エーテル誘導体の製造方法 - Google Patents

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秀人 松山
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飛鳥 稲田
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陽子 橋爪
豊三 浜田
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豊三 浜田
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Abstract

【課題】エポキシドの付加モル数の制御が容易なエーテル誘導体の製造方法の提供。【解決手段】触媒としてホスファゼンベースP4−tBuを使用して、1価アルコールまたは多価アルコールにエポキシドを付加重合させるエーテル誘導体の製造方法。【選択図】なし

Description

本発明は、エーテル誘導体の製造方法と、前記製造方法で得ることができるポリグリセリンエーテル誘導体を含むドロー溶液に関する。
正浸透膜分離法は、低浸透圧側の水が高浸透圧の溶液に向かって移動する現象を利用した膜分離方法であり、逆浸透膜分離法と比べると、膜分離での消費エネルギーが少なくなる点で有利である。
正浸透膜分離法では、ドロー溶質を含むドロー溶液の使用が必須であり、前記ドロー溶質の選択が重要となる。
特許文献1には、サクシニル化ポリグリセリンをドロー溶質として使用することが記載されている(段落番号0019)。
特許文献2には、温度感応性吸収剤として使用できる、基本骨格をグリセリン骨格とし、親水部としてのエチレンオキシド群と疎水部としてのプロピレンオキシドおよび/またはブチレンオキシドからなる群とを含むブロック共重合体を、金属ナトリウムを使用して製造することが記載されている(請求項1、段落番号0089〜0093)。
特許文献3には、触媒として水酸化カリウムを使用して、ポリグリセリンにプロピレンオキシドを付加重合する方法が記載されている(製造例1〜3)。
非特許文献1には、触媒としてホスファゼンベースP4−tBuを使用したポリブチレンオキシドの製造方法が記載されている。
特開2017−170403号公報 特許第6172385号公報 特許第3081202号公報
磯野ら,高分子論文集,vol.72,No.5,p295−p305
本発明は、エーテル誘導体の製造方法と、前記製造方法で得ることができるポリグリセリンエーテル誘導体を含むドロー溶液を提供することを課題とする。
本発明は、触媒としてホスファゼンベースP4−tBuを使用して、1価アルコールまたは多価アルコールにエポキシドを付加重合させ、その後、ホスファゼンベースP4−tBuをシリカゲルにより吸着除去するエーテル誘導体の製造方法を提供する。
また本発明は、一般式(I):GL−(X−O−R)n (I)
(式中、GLはポリグリセリン残基、Xは炭素数1〜10の直鎖または分岐鎖のアルキレン基、Rは炭素数1〜10の直鎖または分岐鎖のアルキル基、nは1〜20の整数を示す。)で表されるポリグリセリンエーテル誘導体を含有するドロー溶液を提供する。
本発明のエーテル誘導体の製造方法によれば、エポキシドの付加モル数の制御が容易であり、ドロー溶液のドロー溶質として使用することができるポリグリセリンエーテル誘導体を製造することができる。
実施例1で得られたポリグリセリンエーテル誘導体のGPCチャート図。 実施例2で得られたポリグリセリンエーテル誘導体の相図。 実施例4で得られたポリグリセリンエーテル誘導体のIRスペクトル図。 実施例4で得られたポリグリセリンエーテル誘導体のNMRスペクトル図。 実施例4で得られたポリグリセリンエーテル誘導体のGPCチャート図。 実施例5、6で得られたポリグリセリンエーテル誘導体溶液の相図。 実施例7〜9で得られたポリグリセリンエーテル誘導体溶液の相図。 実施例1、10、11で得られたポリグリセリンエーテル誘導体溶液の相図。 実施例5、6で得られたポリグリセリンエーテル誘導体溶液の相図。 実施例7〜9で得られたポリグリセリンエーテル誘導体溶液の相図。 実施例1、10、11で得られたポリグリセリンエーテル誘導体溶液の相図。
<エーテル誘導体の製造方法>
本発明のエーテル誘導体の製造方法の一実施態様について説明する。
出発原料となるアルコールは、1価アルコールまたは多価アルコールである。
1価アルコールは、炭素数1〜30のアルコールを挙げることができ、これらは直鎖でもよいし、分岐鎖でもよい。
本発明の好ましい一態様の多価アルコールは、エチレングリコール、グリセリン、ペンタエリスリトール、グリコール等の単糖類、多糖類、ポリビニルアルコールオリゴマー、ポリグリセリンなどを挙げることができるが、ドロー溶液のドロー溶質として使用する場合、高い分岐構造を有する多価アルコールである。
本発明の好ましい別の一態様の多価アルコールは、ヒドロキシル基を4個以上23個未満含有する多価アルコールであり、さらに別の一態様の多価アルコールはヒドロキシル基を6個以上19個未満含有し、高い分岐構造を有するポリグリセリンである。
このようなポリグリセリンは、ドロー溶液のドロー溶質として、高浸透圧で、且つ、前記ドロー溶液側から被処理水側へのドロー溶質の漏洩速度が低いため好ましい。
アルコールは、そのまま出発原料にすることができるほか、エチレンオキシドを付加反応させたエトキシレートなどのアルコキシレートにしたものを出発原料にすることもできる。
ポリグリセリンは、下記式で示されるような高い分岐構造を有しているもののほか、低い分岐構造を有しているものを使用することができる。
Figure 2020041139
高い分岐構造を有するポリグリセリンは、ポリグリセリン全体のヒドロキシル基の50%以上が1級ヒドロキシル基であるものである。
本発明の好ましい一態様では平均分子量が200〜5,000g/mol、別の好ましい一態様では230〜3,000g/mol、
本発明の好ましい一態様では粘度(40℃)が5000〜50,000mPa・s、別の好ましい一態様では8,000〜30,000mPa・s、
本発明の好ましい一態様ではヒドロキシル価が500〜2000KOHmg/g、別の好ましい一態様では800〜1200KOHmg/gを有するものである。
ヒドロキシル価は、特許第5002124号の調製例1に記載されている水酸基価の測定方法と同様にして、第7版食品添加物公定書「油脂類試験法」または基準油脂分析試験法に準じて求める。
高い分岐構造を有するポリグリセリンは、グリシドールの重付加反応により製造することができる。
高い分岐構造を有するポリグリセリンとしては、(株)ダイセルから販売されている次のものを使用することができる。なお、粘度は、E型粘度計を用いて、40℃で、粘度に応じ1〜5rpmの回転数により測定されたものである。
商品名PGL03P:平均分子量=240g/mol,粘度(40℃)=8300mPa・s,ヒドロキシル価=1100〜1200KOHmg/g
商品名PGL06:平均分子量=460g/mol,粘度(40℃)=23000mPa・s,ヒドロキシル価=900〜1000KOHmg/g
商品名PGL10:平均分子量=660g/mol,粘度(40℃)=27900mPa・s,ヒドロキシル価=800〜900KOHmg/g
商品名PGL10PSW:平均分子量=780g/mol,粘度(40℃)=16800mPa・s,ヒドロキシル価=805〜855KOHmg/g
商品名PGL20PW:平均分子量=1500g/mol,粘度(40℃)=9260mPa・s,ヒドロキシル価=695〜755KOHmg/g
商品名PGLX:平均分子量=3000g/mol,粘度(40℃)=8500mPa・s,ヒドロキシル価=675〜715KOHmg/g
商品名PGLXPW:平均分子量=3000g/mol,粘度(40℃)=19,800mPa・s,ヒドロキシル価=650〜750KOHmg/g
低い分岐構造を有するポリグリセリンは、ポリグリセリン全体のヒドロキシル基の50%以上が2級ヒドロキシル基であるものである。
低い分岐構造を有するポリグリセリンは、
本発明の好ましい一態様では平均分子量が200〜5,000g/mol、別の好ましい一態様では230〜3,000g/mol、
本発明の好ましい一態様では粘度(40℃)が5000〜50,000mPa・s、別の好ましい一態様では8,000〜30,000mPa・s、
本発明の好ましい一態様ではヒドロキシル価が500〜2000KOHmg/g、別の好ましい一態様では800〜1200KOHmg/gを有するものである。
低い分岐構造を有するポリグリセリンは、グリセリンの脱水縮合反応や、エピクロロヒドリンの重付加反応によって製造することができる。
低い分岐構造を有するポリグリセリンとしては、阪本薬品工業(株)から販売されている商品名ポリグリセリン#310、#500、#750などを使用することができる。
付加重合に使用するエポキシドは、分子中にエポキシ環を有しているものであり、エチレンオキシド、プロピレンオキシド、1,2−ブチレンオキシド、ヘキセンオキシド、1,5−ジエポキシヘキサン、エトキシエチルグリシジルエーテル、t−ブチルグリシジルエーテル、イソブチレンオキシドから選ばれるものが好ましい。
エポキシドの使用量は、原料アルコールのヒドロキシル基一つに対して、所望の付加数の1.0〜1.1モル倍量が好ましい。
付加重合は、触媒としてホスファゼンベースP4−tBuを使用して行う。
ホスファゼンベースP4−tBuは、n−ヘキサン溶液として使用することができる。
なお、本発明の製造方法で使用するホスファゼンベースP4−tBuを含む触媒系には、1価アルコールは含まれない。
ホスファゼンベースP4−tBuの使用量は、原料アルコールに対して10モル%以下が好ましい。
反応溶媒の使用は任意であるは、基質濃度(原料アルコール濃度)を調整して反応を円滑に進行させる観点からは、溶媒を使用することが好ましい。反応溶媒の使用量は特に限定しないが、原料アルコールと同量(質量%)以下の量を使用することができる。
反応溶媒としては、テトラヒドロフラン(THF)、ジオキサン、アセトニトリル、トルエン、キシレン、ジメチルホルムアミド(DMF)、ジメチルアセトアミドなどを使用することができる。
反応系の温度は、室温(10〜30℃)でもよいが、反応の進行を早める観点から、40℃〜溶媒の沸点の範囲内にすることができ、本発明の好ましい一態様では50〜70℃である。
本発明において、ホスファゼンベースP4−tBuは、シリガゲルへ吸着させた後、反応液とシリカゲルを分離することで除去(精製)できる。
<ドロー溶液>
本発明のドロー溶液の一実施態様は、下記の一般式(I):
GL−(X−O)n−R (I)
(式中、GLはポリグリセリン残基、Xは炭素数1〜10の直鎖または分岐鎖のアルキレン基、Rは水素、炭素数1〜10の直鎖または分岐鎖のアルキル基、nはポリグリセリン残基のヒドロキシル基1つあたりに付加した(X−O)単位の平均の数を示し、1〜20を示す。)で表されるポリグリセリンエーテル誘導体を含有する水溶液である。
一般式(I)中のポリグリセリン残基は、ポリグリセリンの−OH基からHを除いた残部を示すものである。
前記ポリグリセリン残基は、本発明の好ましい一態様ではヒドロキシル基を4個以上23個未満含有し、分岐構造を有するポリグリセリンに由来するものであり、別の好ましい一態様ではヒドロキシル基を6個以上19個未満含有する分岐構造を有するポリグリセリンに由来するものである。
一般式(I)中のXは、炭素数2〜5の直鎖または分岐鎖のアルキレン基であり、エチレン基、プロピレン基、ブチレン基またはエチレン基と、プロピレン基またはブチレン基がブロック共重合の形で混在しているものが好ましい。
一般式(I)中のnは、本発明の好ましい一態様では0.1〜20、別の好ましい一態様では0.5〜10である。
一般式(I)中のRは、水素、炭素数1〜10のアルキル基であり、水素、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、iso-ブチル基、tert-ブチル基、が好ましい。
HLB値は、本発明の好ましい一態様では9.5〜15.0であり、別の好ましい一態様では11.0〜13.5である。
一般式(I)中のXがエチレン基と、プロピレン基またはブチレン基がブロック共重合の形で混在しているものの場合には、次の一般式(II)または(III):
GL−(EO)j−(BO)k−R (II)
GL−(EO)j−(PO)k−R (III)
(式中、GLはグリセリンまたはポリグリセリン残基、EOはエチレンオキシ基、jは1〜20の整数、BOはブチレンオキシ基、POはプロピレンオキシ基、kは1〜20の整数、Rは水素、炭素数1〜10の直鎖または分岐鎖のアルキル基を示す。但し、エチレン基と、プロピレン基またはブチレン基がブロック共重合の重付加順序は限定されなく、トリブロック構造やランダム構造も含まれる。)
で表され、GPC測定における分散度(Mw/Mn)が2.0未満のグリセリンエーテル誘導体が好ましい(表4)。
一般式(I)のポリグリセリンエーテル誘導体は、
一般式(I)のGLにエチレンオキシ基が結合し、前記エチレンオキシ基にエチレンオキシ基を除くアルキレンオキシ基が結合しているものであるか、または
一般式(I)のGLにエチレンオキシ基を除くアルキレンオキシ基が結合し、前記アルキレンオキシ基にエチレンオキシ基が結合しているものにすることもできる。
エチレンオキシ基を除くアルキレンオキシ基は、本発明の好ましい一態様ではプロピレンオキシ基、ブチレンオキシ基である。
一般式(I)、(II)、(III)で表されるポリグリセリンエーテル誘導体は、上記したエーテル誘導体の製造方法を適用して製造することができる。
本発明のドロー溶液の一実施態様は、正浸透膜分離方法に使用することができる。
各実施形態における各構成およびそれらの組み合わせなどは一例であって、本発明の主旨から逸脱しない範囲で、適宜構成の付加、省略、置換およびその他の変更が可能である。本発明は、実施形態によって限定されることはなく、特許請求の範囲によってのみ限定される。
実施例1
300mlの四つ口フラスコに、ジムロート冷却器、窒素ラインおよび真空ライン、温度計、滴下ロートを装着し、グリセロールエトキシレート(Sigma-Aldrich社製(平均分子量1000)66.7g(ヒドロキシ基0.2mol)を入れた。
四つ口フラスコ内を充分に乾燥させた後、窒素雰囲気下、室温でTHF(超脱水)61mlを、シリンジを用いて四つ口フラスコに加えてグリセロールエトキシレートを完全に溶解させた。
続いて、ホスファゼンベースP4-t-Bu0.8Mn−ヘキサン溶液(Sigma-Aldrich社製)8.3mlを加えよく撹拌した。
ここに、1,2-ブチレンオキシド44.7g(0.62mol)を約10分かけて滴下した。滴下終了後、反応液温が60℃を保つように湯浴バスによりコントロールし、滴下終了後約6時間反応させた。
反応液を室温まで冷却した後、THF120mlを加えて反応溶液を希釈し、三角フラスコに移した。ここにシリカゲル(ワコーゲルC-200)を60g加えて約10分間撹拌し、シリカゲルに触媒を吸着させた。
シリカゲルを吸引濾過により濾別し、THFで数回シリカゲルをリンスした。
濾液をエバポレーターで濃縮し、その後、オイル真空ポンプを用いてわずかに残留しているTHFをさらに除去して目的物である、ポリグリセリンエーテル誘導体を無色〜ごく淡い黄色シロップとして109.3gを得た(収率98%)。
<重量平均分子量の測定>
実施例1で得られたポリグリセリンエーテル誘導体の重量平均分子量を下記の方法により求めた。GPCチャートを図1に示す。
[測定装置]
ポンプ:LC−20AD(島津製作所社製)
オートサンプラー:SIL−20A HT(島津製作所社製)
検出器(RI):Shodex RI−504(Shodex社製)
カラムオーブン:CTO−20A(島津製作所社製)
通信: μ7DATA STATION(システムインスツルメンツ社製)
[測定条件等]
溶媒:THF(関東化学、HPLCグレード)
温度:40℃
解析法:ポリスチレン換算分子量
使用標準ポリマー:PS 35500、19900、13000、9590、7640、4730、2970、1920、1440、860、580
カラム:KF−802+KF−803+ガードカラムKF−G 4A
試料濃度:0.33質量%
流速:0.6ml/min
インジェクション量:20μl
実施例2
原料として高い分岐構造を有するポリグリセリン(6量体)((株)ダイセル製、ヒドロキシル基の55%が1級ヒドロキシル基であり、平均分子量が460g/mol、ヒドロキシル価が950KOHmg/g)を使用して、以下の方法で製造した。仕込み量などは表1に示すとおりであった。
ジムロート冷却管、滴下ロート、温度計を装着し、充分に乾燥させた四つ口フラスコ内に、窒素雰囲気下で前記分岐状ポリグリセリンおよび脱水THFを加えて、室温で溶解させた。
その後、四つ口フラスコ内に注射器を使用してホスファゼンベースP4−tBu溶液を添加した。
四つ口フラスコ内の反応液の発熱が収まったあとで、反応液を60℃に加熱した。
その後、滴下ロートを使用して、四つ口フラスコ内の反応液の温度変化に注意しながらブチレンオキシドを滴下した。滴下終了後、反応液温度60℃を維持しながら5時間反応させた。
その後、室温まで冷却し、シリカゲル(ワコーゲルC-200)10gを加えて、10分間攪拌した。反応液を吸引ろ過してシリカゲルを除去し、濾液を濃縮して、分岐構造を有するポリグリセリンエーテル誘導体(ポリグリセリン(6)ポリブチレンオキシド(24)(8)付加体)を得た。
<浸透圧の評価>
実施例2で得られたポリグリセリン(6)ポリブチレンオキシド(24)付加体を5〜80質量%含む水溶液を調製し、蒸気圧法オズモメーター(5600,WESCOR社製)を用いて、浸透圧を測定した。3〜5回測定を行い、その平均値を浸透圧値とした。得られた浸透圧値を仕込み濃度に対してプロットしたものを図2に示した。
実施例3
原料として、高い分岐構造を有するポリグリセリン(10量体)((株)ダイセル製、ヒドロキシル基の55%が1級ヒドロキシル基であり、平均分子量が660g/mol、ヒドロキシル価が850KOHmg/g)を使用し、実施例2と同様にして分岐構造を有するポリグリセリンエーテル誘導体(ポリグリセリン(10)ポリブチレンオキシド(36) 付加体)を得た。
Figure 2020041139
実施例4[化合物A ポリグリセリン(6)ポリエチレンオキシド(16)ポリブチレンオキシド(12)付加体の合成]
三ツ口フラスコに還流冷却器、三方コックおよびセプタムを取り付け、スターラー付アルミブロック恒温槽にセットし、真空ポンプを用いて窒素置換を行った。
この三ツ口フラスコ中に、ポリグリセリン(6)エチレンオキシド(16)を33.52g、溶媒としてテトラヒドロフランを40ml、触媒としてフォスファゼン塩基(P4-t-Bu)溶液(0.8Mヘキサン溶液、Sigma-Aldrich社製)を3.7ml入れ混合した。
この反応溶液に1,2-ブチレンオキシド(BO)を26.19g加え、スターラーで撹拌しながら60℃で24時間反応させた。
反応終了後、反応溶液を室温まで冷却し、シリカゲルを加えて攪拌し、吸引ろ過をすることで触媒を取り除いた。ろ液をロータリーエバポレーターを用いて残留溶媒を60℃で減圧留去し、透明液体の生成物(ポリグリセリン(6)エチレンオキシド(16)ブチレンオキシド(12))を得た。
生成物の赤外スペクトル(IR)を図3に示す。
IRスペクトル 測定条件
測定機器:IRAffinity(島津製作所)
デュラサンプラーII(島津製作所)
測定方法:ATR法
積算回数:16回
生成物0.1gを重クロロホルム1mlに溶解させ、1H NMR測定によってブチレンオキシドの付加数を求めた。生成物のエチレンオキシドおよびブチレンオキシドの付加数を表1に示した。また、1H NMRスペクトルを図4に示す。
NMR⇒1H NMR (400 MHz, CDCl3): δ(ppm) 3.09-3.97 (br, 10.8H, -OCH2CH(O-)CH2O-, -OCH2CH(O-)CH2O-, -OCH2CH2O-, -OCH2CH(CH2CH3)O-, -OCH2CH(CH2CH3)O-), 1.36-1.68 (m, 2H, -OCH2CH(CH2CH3)O-), 0.89-0.99 (t, 3H, -OCH2CH(CH2CH3)O-).
<重量平均分子量の測定>
実施例4で得られたポリグリセリンエーテル誘導体の重量平均分子量(Mw)と分子量分布(Mw/Mn)を実施例1と同じ方法により求め、結果を表4に示す。さらに、GPCチャートを図5に示す。図5中、100がクロマトグラム、101が検量線、102がベースラインを示す。
実施例5〜11、比較例1〜4の合成
ポリグリセリン(6)エチレンオキシド(16)、ブチレンオキシド、ホスファゼン塩基溶液をそれぞれ表1に示した化合物および数量に変えた以外は実施例4(化合物Aの合成)と同様の操作を行い、目的物であるポリグリセリン(6)エチレンオキシドブチレンオキシド付加体(化合物B〜L)を得た。
実施例4と同様にブチレンオキシドの付加数を求め、ポリグリセリンの重合度、エチレンオキシド(EO)付加数、ブチレンオキシド(BO)付加数、HLBの計算値、20℃および80℃における相が均一であるか、相分離状態の目視観察結果を表3に示した。
ポリグリセリンポリエチレンオキシドポリブチレンオキシド付加体のHLB値の計算は、次のようにした。
各化合物について、有機概念図法に基づき、それぞれの化合物のHLB値を下の式により計算した。
HLB値=(無機性値÷有機性値))×10
ただし、無機性値と有機性値は、次の式から求めた。
無機性値=20×(EO単位以外のエーテル結合の数)+60×(EOユニットの数)+100×(OH基の数)
有機性値=20×(炭素数)−10×(EOユニットの数)
表2中のそれぞれの官能基についての無機性値と有機性値の数は、化合物1分子中の数を表す。
実施例4と同一条件で実施例5〜11で得られたポリポリグリセリンエーテル誘導体の重量平均分子量(Mw)と分子量分布(Mw/Mn)を求め、結果を表4に示す。
Figure 2020041139
Figure 2020041139
Figure 2020041139
試験例1(相分離挙動の評価)
濃度40質量%の実施例4〜11の化合物の水溶液を、20℃から10℃刻みで30℃,40℃,50℃,60℃,70℃,80℃で温度管理したインキュベーター(日伸理化社製 ミニインキュベーターNA-100N、日本分光社製 空冷ペルチェセルホルダー EHC-716)内に、24時間静置し液-液相分離させた。
上相の溶質希薄相と下相の溶質濃厚相に明確に分離していることを確認したサンプルについては、各相をそれぞれシリンジで採取した。
濃厚相は、ハイブリッドカールフィッシャー水分計(京都電子工業社 MKH-700)を用いて容量法で水分量を測定し、3回の平均値から水溶液の濃度を定量した。
希薄相は、全有機炭素測定(島津製作所 全有機炭素計TOC-VCSH)を行い、水溶液の濃度を定量した。
各温度での濃厚相および希薄相の化合物濃度をプロットした結果を図6〜図8に示す。
図6〜図8から、HLB計算値が10.3〜13.6(表2、表3)のポリグリセリンエチレンオキシドブチレンオキシド付加体について、20℃〜80℃の温度範囲に加熱することにより水と分離できるLCST型の相分離挙動を示すことが明らかとなった。
試験例2(浸透圧の測定)
実施例4〜11の化合物を5〜80質量%含む水溶液を調製し、蒸気圧法オズモメーター(5600 Vaper Pressure Osmometer、WESCOR社製)を用いて、浸透圧を測定した。
測定は3回行い、その平均値から下記式に示すVan’t Hoffの式を用いて浸透圧を算出した。
π=mρ\ochRT
ただし、π [bar]は浸透圧、m [mol・kg-1]はオスモル濃度、ρ [kg・L-1]は水の密度、R [bar・L・mol-1・K-1]は気体定数、T [K]は絶対温度である。
得られた浸透圧値をポリグリセリン誘導体濃度に対してプロットした結果を図9〜図11に示す。
また、図9〜図11の結果から、実施例4〜11の化合物は、80質量%未満の高濃度領域において海水よりも高い浸透圧(海水の浸透圧は28bar)を示し、かつ、20℃〜80℃程度の加熱により水と分離できる、すなわち、高浸透圧と適切な温度範囲での温度応答性を両立していることから、正浸透システム用ドロー溶液として好適であることが示された。
本発明のエーテル誘導体の製造方法は、ドロー溶液のドロー溶質として使用することができるポリグリセリンエーテル誘導体を製造することができる。

Claims (15)

  1. 触媒としてホスファゼンベースP4−tBuを使用して、1価アルコールまたは多価アルコールにエポキシドを付加重合させ、その後、ホスファゼンベースP4−tBuをシリカゲルにより吸着除去するエーテル誘導体の製造方法。
  2. 多価アルコールがグリセリン、グリセリンからのエチレンオキサイド付加体またはポリグリセリンである、請求項1記載のエーテル誘導体の製造方法。
  3. 前記多価アルコールが分岐構造を有するポリグリセリンであり、
    前記ポリグリセリンが、ヒドロキシル基の50%以上が1級ヒドロキシル基であり、平均分子量が200〜5000g/mol、ヒドロキシル価が500〜2000KOHmg/gのものである、請求項1記載のエーテル誘導体の製造方法。
  4. 前記多価アルコールが分岐構造を有するポリグリセリンであり、
    前記ポリグリセリンが、ヒドロキシル基の50%以上が2級ヒドロキシル基であり、平均分子量が200〜5000g/mol、ヒドロキシル価が500〜2000KOHmg/gのものである、請求項1記載のエーテル誘導体の製造方法。
  5. 前記エポキシドが、エチレンオキシド、プロピレンオキシド、1,2−ブチレンオキシド、ヘキセンオキシド、1,5−ジエポキシヘキサン、エトキシエチルグリシジルエーテル、t−ブチルグリシジルエーテル、イソブチレンオキシドから選ばれるものである、請求項1〜4のいずれか1項記載のエーテル誘導体の製造方法。
  6. 一般式(I):GL−(X−O)n−R (I)
    (式中、GLはポリグリセリン残基、Xは炭素数1〜10の直鎖または分岐鎖のアルキレン基、Rは、水素、炭素数1〜10の直鎖または分岐鎖のアルキル基、nはポリグリセリン残基のヒドロキシル基1つあたりに付加した(X−O)単位の平均の数を示し、1〜20の整数を示す。)で表されるポリグリセリンエーテル誘導体を含有するドロー溶液。
  7. 一般式(I)中のXが、炭素数2〜5の直鎖または分岐鎖のアルキレン基であり、Rが、水素、炭素数1〜4のアルキル基である、請求項6記載のポリグリセリンエーテル誘導体を含有するドロー溶液。
  8. 一般式中のXがエチレン基およびブチレン基である、請求項6または7記載のポリグリセリンエーテル誘導体を含有するドロー溶液。
  9. 前記ポリグリセリン残基が、ヒドロキシル基を5個以上42個未満含有し、高い分岐構造を有するポリグリセリンに由来するものである、請求項6〜8のいずれか1項記載のポリグリセリンエーテル誘導体を含有するドロー溶液。
  10. 前記ポリグリセリン残基が、ヒドロキシル基を5個以上23個未満含有し、高い分岐構造を有するポリグリセリンに由来するものである、請求項6〜8のいずれか1項記載のポリグリセリンエーテル誘導体を含有するドロー溶液。
  11. 前記ポリグリセリン残基が、ヒドロキシル基を5個以上19個未満含有し、高い分岐構造を有するポリグリセリンに由来するものである、請求項6〜8のいずれか1項記載のポリグリセリンエーテル誘導体を含有するドロー溶液。
  12. HLB値が9.5〜15.0である求項6〜11のいずれか1項記載のポリグリセリンエーテル誘導体を含有するドロー溶液。
  13. HLB値が11.0〜13.5である求項6〜11のいずれか1項記載のポリグリセリンエーテル誘導体を含有するドロー溶液。
  14. 前記ポリグリセリンエーテル誘導体が、
    一般式(I)のGLにエチレンオキシ基が結合し、前記エチレンオキシ基にエチレンオキシ基を除くアルキレンオキシ基が結合しているものであるか、または
    一般式(I)のGLにエチレンオキシ基を除くアルキレンオキシ基が結合し、前記アルキレンオキシ基にエチレンオキシ基が結合しているものである、請求項6記載のポリグリセリンエーテル誘導体を含有するドロー溶液。
  15. 一般式(II)または(III):
    GL−(EO)j−(BO)k−R (II)
    GL−(EO)j−(PO)k−R (III)
    (式中、GLはグリセリン、EOはエチレンオキシ基、jは1〜20の整数、BOはブチレンオキシ基、POはプロピレンオキシ基、kは1〜20の整数、Rは水素、炭素数1〜10の直鎖または分岐鎖のアルキル基を示す。但し、ブロック共重合の重付加順序は限定されなく、トリブロック構造やランダム構造も含まれる。)
    で表され、GPC測定における分散度(Mw/Mn)が2.0未満のグリセリンエーテル誘導体。
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