JP2020040272A - 携帯型画像形成装置 - Google Patents

携帯型画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2020040272A
JP2020040272A JP2018169097A JP2018169097A JP2020040272A JP 2020040272 A JP2020040272 A JP 2020040272A JP 2018169097 A JP2018169097 A JP 2018169097A JP 2018169097 A JP2018169097 A JP 2018169097A JP 2020040272 A JP2020040272 A JP 2020040272A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image forming
operation unit
forming apparatus
hmp
main body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2018169097A
Other languages
English (en)
Inventor
真志 大田
Masashi Ota
真志 大田
智也 藤井
Tomoya Fujii
智也 藤井
宗和 平田
Munekazu Hirata
宗和 平田
聡 奈良井
Satoshi Narai
聡 奈良井
国彦 西岡
Kunihiko Nishioka
国彦 西岡
洋平 小山内
Yohei Osanai
洋平 小山内
安藤 貴之
Takayuki Ando
貴之 安藤
雅俊 石田
Masatoshi Ishida
雅俊 石田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2018169097A priority Critical patent/JP2020040272A/ja
Priority to US16/451,424 priority patent/US20200079109A1/en
Publication of JP2020040272A publication Critical patent/JP2020040272A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J3/00Typewriters or selective printing or marking mechanisms characterised by the purpose for which they are constructed
    • B41J3/36Typewriters or selective printing or marking mechanisms characterised by the purpose for which they are constructed for portability, i.e. hand-held printers or laptop printers

Landscapes

  • Printers Characterized By Their Purpose (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Ink Jet (AREA)

Abstract

【課題】画像形成動作期間中にユーザーが電源操作部を誤操作して画像形成動作が途中で意図せずに終了しまうことを抑制する。【解決手段】記録材との対向面とは反対側の操作面31上に電源操作部15と画像形成操作部14が配置された携帯型画像形成装置1であって、前記画像形成操作部は、前記操作面上の中心位置から所定方向へ偏った第一位置に配置され、前記電源操作部は、前記中心位置に対して前記第一位置の反対側の前記操作面上に位置する第二位置に配置されていることを特徴とする。【選択図】図8

Description

本発明は、携帯型画像形成装置に関するものである。
従来、記録材との対向面とは反対側の操作面上に電源操作部と画像形成操作部が配置された携帯型画像形成装置が知られている。
例えば、特許文献1には、ユーザーが装置本体を片手で把持して記録材上で走査することにより、当該記録材に画像を形成するハンディモバイルタイプのインクジェットプリンタ(携帯型画像形成装置)が開示されている。このプリンタは、装置本体の上面(操作面)に配置された電源ボタン(電源操作部)によって装置の電源をオン/オフでき、同じく装置本体の上面に配置された印刷開始ボタン(画像形成操作部)をユーザーが操作することで、画像形成を開始することができる。
ところが、電源操作部と画像形成操作部のいずれも同じ操作面で互いに近接した位置に配置されている場合、画像形成動作期間中にユーザーが電源操作部を誤操作して装置の電源がオフになってしまい、画像形成動作が途中で意図せずに終了することがあった。
上述した課題を解決するために、本発明は、記録材との対向面とは反対側の操作面上に電源操作部と画像形成操作部が配置された携帯型画像形成装置であって、前記画像形成操作部は、前記操作面上の中心位置から所定方向へ偏った第一位置に配置され、前記電源操作部は、前記中心位置に対して前記第一位置の反対側の前記操作面上に位置する第二位置に配置されていることを特徴とする。
本発明によれば、画像形成動作期間中にユーザーが電源操作部を誤操作して画像形成動作が途中で意図せずに終了しまうことを抑制することができる。
実施形態1に係るHMPを斜め上方から見た外観斜視図。 HMP本体から、カバー部材を取り外した状態を示す外観斜視図。 スペーサー部材を離脱させた状態のHMP本体を斜め下方から見た外観斜視図。 HMP本体で記録材上に画像形成する様子を示す説明図。 HMP本体の電気回路の一部を示すブロック図。 スペーサー部材を装着した状態のHMP本体を斜め下方から見た外観斜視図。 ローラ非接触形態のHMP本体が湾曲軌道に沿って移動操作されている様子を示す説明図。 HMP本体の使用時に、HMP本体をユーザーが片手で把持している様子を示す説明図。 実施形態2における電源ボタンの動作制御の流れを示すフローチャート。 HMP本体の操作面の他の長尺形状を示す平面図。
〔実施形態1〕
以下、本発明を、携帯型画像形成装置であるハンディモバイル型インクジェットプリンタ(以下、HMPという)に適用した一実施形態(以下、本実施形態を「実施形態1」という。)について説明する。
まず、実施形態1に係るHMPの装置本体の基本的な構成について説明する。
図1は、実施形態1に係るHMP10を斜め上方から見た外観斜視図である。
図2は、HMP10の装置本体であるHMP本体1から、カバー部材8を取り外した状態を示す外観斜視図である。
本実施形態に係るHMP10は、HMP本体1と、HMP本体1に対して着脱可能な着脱部材であるスペーサー部材4と、スペーサー部材4が装着されたHMP本体1に対してスペーサー部材4を挟んで装着可能な装着部材であるカバー部材8とから構成されている。カバー部材8は、ABS樹脂などの樹脂製であり、その内壁面上に凹部81が形成されている。HMP本体1にカバー部材8が取り付けられると、HMP本体1に設けられる2つの突起部16(1つは不図示)が、カバー部材8に設けられる2つの凹部81(1つは不図示)に、それぞれスナップフィットによって引っ掛かる。これにより、HMP本体1にカバー部材8が取り付けられた状態が保持される。HMP本体1からカバー部材8を取り外す場合、ユーザーはHMP本体1をカバー部材8から引き抜くことで、スナップフィットにより引っ掛かっていた突起部16が凹部81から外れ、HMP本体1からカバー部材8を取り外すことができる。
図3は、スペーサー部材4をHMP本体1から離脱させた状態のHMP本体1とスペーサー部材4を斜め下方から見た外観斜視図である。
同図に示されるHMP本体1は、上部ユニット2と下部ユニット3とから主に構成されている。HMP本体1は、全体的におおよそ直方体形状をなしており、その走査方向(=印字方向:図中矢印X方向)の長さは、ユーザーが掌で掴める程度である。
HMP本体1の筐体は、後述するインクジェットヘッドの記録部(画像形成部)を用紙などの記録材に対面させる対向面である記録面30、これの反対面である上面31、記録面30における走査方向(図中矢印X方向)に対して直交する方向(図中矢印Y方向、以下「走査直交方向」という。)に延在する左側面32などを有している。また、走査直交方向に延在する右側面33、走査方向(X方向)に延在する背面34、走査方向に延在する正面35なども有している。HMP本体1は、通常、記録面30を鉛直方向下方に向けつつ、上面31を鉛直方向上方に向ける姿勢で使用される。
上面31には、画像形成操作部としてのプリントボタン14と、電源操作部としての電源ボタン15とが設けられている。また、上部ユニット2の左側面32側には、USB接続口6が設けられている。USB接続口6はUSBケーブルを接続するためのものである。HMP本体1の中に装着された充電式のバッテリーに対し、USB接続口6に接続したUSBケーブルを介して外部の電源から電力を供給することで、バッテリーを充電することができる。
下部ユニット3の正面35側には、下部ユニット3の幅狭部37よりも幅の広い上部ユニット2の幅広部21が位置している。下部ユニット3の幅狭部37の左右側面32,33には、ユーザーがHMP本体1を把持して使用する際に手の指を当てる位置(通常は、親指と、中指、薬指又は小指とをそれぞれ当てる位置)に、把持形状部38A,38Bが形成されている。ユーザーは、使用時、すなわち、画像形成のためにHMP本体1を記録材の表面上で走査方向(図中矢印X方向)に移動させる時には、幅広部21が手首側にくるようにして、左右側面32,33の各把持形状部38A,38Bにそれぞれ当てた指で下部ユニット3を挟み込むようにHMP本体1を把持する。
走査直交方向において幅広部21が幅狭部37に比べて幅広になっているのは、カバー部材8をHMP本体1に取り付けたときに幅広部21の外壁面とカバー部材8の外壁面とが、図1に示すように略平面となるようにするためである。
ユーザーは電源ボタン15を長押しすることによってHMP本体1の電源の入切(ON/OFF)を切り替えることができる。このように、電源ボタン15の長押しにより電源が切れるようにすることで、後述するように、画像形成動作期間中における電源ボタン15の誤操作の抑制に寄与することができる。電源を入れた状態では、スマートフォンなどとの無線通信により、HMP本体1の上部ユニット2内に設けられた制御基板に対して画像情報を取得させることができる。その後、記録面30を記録材の表面に対面させる姿勢でHMP本体1を記録材の表面上に置いた後、プリントボタン14を一度押してから、図4に示すようにHMP本体1を走査方向(X方向)に沿って移動させることで、記録材Pの表面に画像を形成することができる。なお、HMP本体1は、ユーザーの移動操作(手動走査)によって走査方向に沿って往復移動させる場合、往路と復路のそれぞれで、記録材の表面に画像を形成することができる。
記録材Pは、用紙などの紙類に限定されるものではなく、OHP、布、段ボール、包装容器、ガラス、基板などのあらゆる画像形成対象が含まれる。
上部ユニット2は下部ユニット3に対して開閉するように下部ユニット3に支持されている。下部ユニット3の内部には、記録部とインクタンクとを一体で備えるインクタンク一体型のインクジェットヘッド40(インクカートリッジ)が装着されている。このとき、インクの液滴を吐出する記録部が鉛直方向下方に向けられる。このインクジェットヘッド40は、記録部からインクの液滴を吐出して画像を記録することで画像形成を行うものである。
図3に示すように、HMP本体1の記録面30には、下部ユニット3内に装着されたインクジェットヘッド40の記録部を外部に露出させるための開口30aが設けられている。インクジェットヘッド40の記録部は、複数の吐出孔41を有しており、圧電素子の駆動によってそれぞれの吐出孔41からインクの液滴を個別に吐出することが可能である。
インクジェットヘッド40においては、インクを吐出するための駆動源として、積層型圧電素子や薄膜型圧電素子等を用いた電気機械変換素子(圧電アクチュエータ等)、発熱抵抗体などの電気熱変換素子、振動板と対向電極とからなる静電アクチュエータなどを用いることができる。
記録部の吐出孔41から吐出されるインク(液体)は、吐出孔41から吐出可能な粘度や表面張力を有する液体であればよく、特に限定されないが、常温常圧下において、又は加熱、冷却により粘度が30mPa・s以下になるものであることが好ましい。具体的には、インク(液体)は、水や有機溶媒等の溶媒、染料や顔料等の着色剤、重合性化合物、樹脂、界面活性剤等の機能性付与材料、DNA、アミノ酸やたんぱく質、カルシウム等の生体適合材料、天然色素等の可食材料、等を含む溶液、懸濁液、乳濁液等である。これらは、例えば、インクジェット用インク、表面処理液、電子素子や発光素子の構成要素や電子回路レジストパターンの形成用液、3次元造形用材料液等の用途で用いることができる。
記録面30には、記録材上におけるHMP本体1の位置を検知する検知手段としての位置検知センサー59、回転可能な左側第一ローラ17a、左側第二ローラ17b、右側第一ローラ18a、右側第二ローラ18bなどが設けられている。
HMP本体1はユーザーによって走査方向に移動操作されるときに、記録材の表面上に接触している前述した4つのローラを転動させる。このようなローラが設けられていることで、ユーザーはHMP本体1を走査方向に沿って直進させることができ、走査方向に往復移動させることができる。このとき、記録材の表面や記録材を載せた台の表面に接触するのは、HMP本体1に設けられる4つのローラだけであり、記録面30と記録材の表面との間を所定の距離だけ離間させている。このため、インクジェットヘッド40の記録部と記録材の表面との距離が一定に保たれ、所望の高画質の画像を形成することができる。
位置検知センサー59は、記録材の表面までの距離や表面状態(例えば凹凸)を検知したり、HMP本体1の移動距離を検知したりするセンサーであり、例えばパソコンの光学式マウス(ポインティングデバイス)などで使用されているものと同様のものを利用できる。位置検知センサー59は、HMP本体1が置かれている場所(記録材)に光を照射し、その部分の状態を「模様」として読み取る。そして、位置検知センサー59の動きに対してその「模様」がどのように移動するのかを連続して捉えることで、移動量を算出する。
図5は、HMP本体1の電気回路の一部を示すブロック図である。
制御基板57は、各種の演算処理やプログラム実行を行うCPU55、近距離無線通信用のBt(Bluetooth(登録商標))基板52、データを一時記憶するRAM53、ROM54、記録制御部56などを有している。この制御基板57は、上部ユニット2の中空内において、USB接続口6の裏側の位置に固定されている。
Bt基板52は、スマートフォンやタブレット端末などの外部機器との近距離無線通信(Bluetooth通信)によってデータ通信を行うものである。また、ROM54は、HMP本体1のハードウェア制御を行うファームウェアや、インクジェットヘッド40の駆動波形データ等を格納するものである。また、記録制御部56は、インクジェットヘッド40を駆動させるためのデータ処理を実行したり、駆動波形を生成したりするものである。
制御基板57には、ジャイロセンサー58、位置検知センサー59、LEDランプ14a,15a、インクジェットヘッド40、プリントボタン14、電源ボタン15、バッテリー51などが電気的に接続されている。
ジャイロセンサー58は、周知の技術により、HMP本体1の傾きや回転角度を検知して、その結果を制御基板57に送信するものである。LEDランプ14aは、プリントボタン14における光透過性の材料からなる外装カバーの内部に設けられ、プリントボタン14を発光させるものである。同様に、LEDランプ15aは、電源ボタン15における光透過性の材料からなる外装カバーの内部に設けられ、電源ボタン15を発光させるものである。
電源ボタン15を押してHMP本体1の電源を入れると、各モジュールに電力が供給され、CPU55はROM54に格納されているプログラムに基づいて起動動作を開始し、プログラムや各データをRAM53に展開する。画像データを外部機器から近距離無線通信によって受信すると、記録制御部56は、受信した画像データに応じた駆動波形を生成する。そして、位置検知センサー59によって検知された記録材の表面上の位置に応じた画像を形成するようにインクジェットヘッド40からのインクの吐出を制御する。
また、制御基板57は、外部機器との近距離無線通信によって画像データを取得すると、LEDランプ14aを点滅させることで、光透過性のあるプリントボタン14を発光点滅させる。これを見たユーザーは、HMP本体1が画像データの取得中であることを知ることができる。制御基板57は、画像データの取得が完了して画像形成動作が可能な状態になると、LEDランプ14aの点滅を連続点灯に変更する。これを見たユーザーは、画像形成動作が可能な状態になったことを知り、HMP本体1を記録材上に置いてプリントボタン14を押す。
一方、制御基板57は、LEDランプ14aを連続点灯にしたら、プリントボタン14が押されるのを待機する。そして、プリントボタン14が押されると、LEDランプ14aを点滅させることで、プリントボタン14を発光点滅させる。これを見たユーザーは、画像形成動作中になったことを知り、HMP本体1の走査方向への移動操作(手動走査)を開始する。
HMP本体1の移動操作(手動走査)を終えたユーザーは、プリントボタン14をもう一度押す。これにより、制御基板57は、LEDランプ14aを消灯させて、プリントボタン14の発光を停止させる。また、プリントボタン14を押さずにHMP本体1を記録材から取り上げて、卓上などにそのまま置いたり、カバー部材8に取り付けて置いたりする場合もある。この場合、位置検知センサー59は、HMP本体1が記録材上から取り上げられたときに、位置の検知ができなくなるので、制御基板57は、位置検知センサー59が位置を検知しなくなったタイミングで、LEDランプ14aを消灯させて、プリントボタン14の発光を停止させる。
なお、移動操作(手動走査)中にプリントボタン14を押し続ける必要はない。移動操作に先立ってプリントボタン14を押して離せば、位置検知センサー59による検知結果に基づく画像形成処理が、画像形成の終了まで、プリントボタン14がもう一度押されるまで、あるいは、位置検知センサー59による位置検知不能まで、継続される。
HMP本体1は、左側ローラユニット17と、右側ローラユニット18とを有している。左側ローラユニット17は、HMP本体1の走査方向(X方向)における左側面32側の端部に取り付けられる。また、右側ローラユニット18は、HMP本体1の走査方向における右側面33側の端部に取り付けられる。
左側ローラユニット17は、金属製の軸部材17cと、これの長手方向における一端側に固定された左側第一ローラ17aと、他端側に固定された左側第二ローラ17bとを具備している。左側第一ローラ17a及び左側第二ローラ17bは、それぞれ、ゴムなどの摩擦抵抗の大きな材料からなる。
右側ローラユニット18は、金属製の軸部材18cと、これの長手方向における一端側に固定された右側第一ローラ18aと、他端側に固定された右側第二ローラ18bとを具備している。右側第一ローラ18a及び右側第二ローラ18bも、それぞれ、ゴムなどの摩擦抵抗の大きな材料からなる。
左側ローラユニット17は、軸部材17cの長手方向における両端付近のそれぞれがHMP本体1に固定された滑り軸受けに係合することで、滑り軸受けに回転可能に保持される。右側ローラユニット18も左側ローラユニット17と同様にして、HMP本体1に固定された滑り軸受け72に回転可能に保持される。
左側ローラユニット17や右側ローラユニット18は、HMP本体1の走査方向(X方向)への直進走行性を高めるためのものである。互いに軸部材17cに固定された左側第一ローラ17aと左側第二ローラ17bとが一体的に回転しつつ、互いに軸部材18cに固定された右側第一ローラ18aと右側第二ローラ18bとが一体的に回転することで、直進走行性を高める。
本実施形態1のHMP本体1は、走査直交方向(Y方向)において、記録部の位置から外れた位置を、ローラユニット17,18における各ローラ17a,17b,18a,18bの配設位置にしている。このような配設位置では、HMP本体1を移動操作しているときに、形成直後画像部分に対してローラ17a,17b,18a,18bが接触することがない。よって、ローラ17a,17b,18a,18bの接触によって画像が乱れるのを回避することができる。
ローラユニット17,18の回転軸としての軸部材17c,18cとしては、上述したように金属製のものを用いている。非金属製のものを用いる構成に比べて、HMP本体1の移動操作中における軸部材の撓みを抑えることで、軸部材の撓みでHMP本体1の走行を不安定化させることによる画像の乱れを抑えることができる。更には、軸部材として小径のものを用いてHMP本体1の小型化を図ることもできる。
ここで、本実施形態1のHMP本体1のようにローラ17a,17b,18a,18bを備えた構成においては、上述したとおり、ユーザーがHMP本体1を走査方向へ移動操作(手動走査)するときの直進走行性を確保できる。しかしながら、HMP本体1を湾曲軌道に沿って移動操作するときには、ローラ17a,17b,18a,18bが湾曲軌道に沿った移動操作を妨げ、良好な手動操作の邪魔になる。
また、一行目の記録を行った後に続けて二行目の記録を行う場合、位置検知センサー59による位置検知が不能にならないように、記録面30を記録材の表面に対向させた姿勢のまま、走査直交方向へHMP本体1を移動させる改行操作が必要となる。この改行操作においても、HMP本体1のローラ17a,17b,18a,18bが走査直交方向への移動を妨げ、良好な改行操作の邪魔になる。
そこで、本実施形態1のHMP10は、HMP本体1の記録面30に対して着脱可能なスペーサー部材4を設け、スペーサー部材4の着脱によってHMP10の使用形態を切り替えられるようになっている。具体的には、記録材Pを載置された台の表面又は記録材Pの表面にローラ17a,17b,18a,18bを接触させて転動させながら走査するローラ接触形態と、当該表面にローラ17a,17b,18a,18bを接触させないローラ非接触形態とにすることができる構成になっている。
図6は、スペーサー部材4をHMP本体1に装着した状態のHMP本体1を斜め下方から見た外観斜視図である。
HMP本体1からスペーサー部材4を離脱させた場合、HMP10は、図3に示すように、記録材P等の表面にHMP本体1のローラ17a,17b,18a,18bを接触させて転動させながら走査するローラ接触形態で使用できる。これにより、ローラ17a,17b,18a,18bによる直進走行性によって、ユーザーはHMP本体1を容易に走査方向に沿って真っ直ぐに移動操作することができ、適切な画像を形成することができる。一方、HMP本体1の記録面30にスペーサー部材4を装着すると、HMP10は、図6に示すように、記録材P等の表面にHMP本体1のローラ17a,17b,18a,18bを接触させないで走査するローラ非接触形態で使用できる。
スペーサー部材4は、下部ユニット3の記録面30に対して磁石で着脱されるようになっている。具体的には、スペーサー部材4には、HMP本体1の記録面30にスペーサー部材4を装着したとき、記録面30に露出している2つの磁性体である締結部材としての金属ネジのネジ頭39aに対向する位置に、それぞれ磁石42が位置するように設けられている。なお、本実施形態1では、スペーサー部材4に設けられる磁性体が金属ネジ等の締結部材である例で説明するが、スペーサー部材4の金属フレーム等のフレーム部材であってもよい。このようなフレーム部材は、通常、剛性を確保するために金属製であり、磁性体として利用できる。
また、図3に示すように、下部ユニット3の記録面30とスペーサー部材4との位置合わせのため、記録面30上には、位置合わせ突起39bと位置合わせ孔39cとが形成されている。そして、スペーサー部材4には、これらに対応する位置に、位置合わせ突起39bが入り込む位置合わせ孔43と、位置合わせ孔39cに入り込む位置合わせ突起が形成されている。これらの位置合わせ突起及び位置合わせ孔が相手側の位置合わせ孔及び位置合わせ突起と嵌り合うように、記録面30に対してスペーサー部材4が適切に位置合わせされると、スペーサー部材4上の磁石42が記録面30のネジ頭39aに対向し、図6に示すように、磁石42の磁力によってスペーサー部材4が記録面30に装着、保持される。
スペーサー部材4は、その本体がABS樹脂などの樹脂製であり、その記録材対向面(装着時に記録面30と対面する側とは反対側の面)には、HMP本体1を三点支持するための3つの突起44が設けられている。HMP本体1の記録面30に装着されたスペーサー部材4の突起44の先端は、ローラ17a,17b,18a,18bよりも記録面30に対して記録材Pと対向する方向に遠い位置にある。このため、スペーサー部材4を装着した状態のHMP本体1が記録材P上に置かれると、突起44の先端が記録面30の表面に接触し、ローラ17a,17b,18a,18bを記録材Pの表面から浮かせる。これにより、HMP10はローラ非接触形態となる。
ローラ非接触形態でHMP10を使用する場合、ユーザーは、HMP本体1を把持して、スペーサー部材4が装着された状態の記録面30が記録材Pの表面に対面するように置く。このとき、HMP本体1は、スペーサー部材4の3つの突起44によって、ローラ17a,17b,18a,18bが記録材Pの表面から浮いた状態で、記録材P上に三点支持される。そして、ユーザーは、記録材Pの表面に3つの突起44を摺動させるようにしてHMP本体1を移動操作(手動走査)し、記録材P上に画像を形成することができる。
図7は、湾曲軌道に沿って移動操作されているローラ非接触形態のHMP本体1を示す斜視図である。
ローラ非接触形態では、ローラ17a,17b,18a,18bが記録材Pの表面から浮いた状態であるため、HMP本体1を走査方向(X方向)とは異なる方向への移動操作(手動操作)が、ローラ17a,17b,18a,18bによって邪魔されることがない。そのため、ローラ接触形態に比べて、HMP本体1の湾曲走行性が向上する。よって、湾曲軌道に沿ったHMP本体1の移動操作を容易に行うことができる。
また、走査方向に沿って一行目の記録を行った後、走査直交方向の異なる位置に走査方向に沿って二行目の記録を行う場合、記録面30を記録材の表面に対向させた姿勢のまま、走査直交方向へHMP本体1を移動させる改行操作を行う場合にも、ローラ17a,17b,18a,18bによって邪魔されることがない。よって、ローラ接触形態に比べて、改行操作時の操作性が向上する。なお、ローラ非接触形態では、ローラ17a,17b,18a,18bによる直進走行性が得られないため、ユーザーは、ローラ17a,17b,18a,18bの補助がない状態で、走査方向へ直進させる必要がある。
本実施形態1のスペーサー部材4に設けられる3つの突起44は、いずれも、走査直交方向(Y方向)において、インクジェットヘッド40の記録部(複数の吐出孔41)の位置から外れた位置に配設されている。これにより、ローラ非接触形態での画像形成時に、形成直後画像部分を突起44で擦って画像を乱してしまうことを防止することができる。
次に、本実施形態1に係るHMP本体1の上面31に設けられるプリントボタン14と電源ボタン15の配置について説明する。
図8は、HMP本体1の使用時に、HMP本体1をユーザーが片手で把持している様子を示す説明図である。
ユーザーは、HMP本体1の使用時、図8に示すように、HMP本体1の上面31のプリントボタン14を人差し指H2(又は中指H3)で操作可能な正規の姿勢でHMP本体1を手Hで把持する。このとき、ユーザーは、左側面32に設けられる第一指当て部としての第一把持形状部38Aに親指を当て、右側面33に設けられる第二指当て部としての第二把持形状部38Bに中指H3や薬指H4(あるいは小指H5)を当て、各把持形状部38A,38Bにそれぞれ当てた指で下部ユニット3を挟み込んでHMP本体1を把持する。
このとき、仮に、プリントボタン14と同じ上面31に設けられている電源ボタン15がプリントボタン14の近傍に配置されていると、より詳しくは、プリントボタン14と同様に正規の姿勢時に人差し指H2(又は中指H3)で操作可能な領域に電源ボタン15が配置されていると、画像形成動作期間中に、ユーザーの指(特に人差し指H2又は中指H3)が電源ボタン15に触れてしまう場合がある。この場合、画像形成動作期間中に誤ってHMP本体1の電源をオフにしてしまい、画像形成動作が途中で意図せずに終了してしまう。
そのため、本実施形態1においては、図8に示すように、プリントボタン14を操作面上の第一位置(図中上方へ偏った位置)に配置するとともに、電源ボタン15を前記第一位置とは反対側に偏った第二位置(図中下方へ偏った位置)に配置している。特に、本実施形態1のHMP本体1の上面31は、図中上下方向に長尺な長尺形状であるため、プリントボタン14は、上面31の長尺方向一端側(図中上側端部側)に配置され、電源ボタン15は、上面31の長尺方向他端側(図中下側端部側)に配置される。
また、本実施形態1のHMP本体1をユーザーが走査する場合、図8に示すような正規の姿勢で把持したHMP本体1を、図中左右方向(X方向)へ移動操作(手動走査)する方が、図中上下方向(Y方向)へ移動操作(手動走査)するよりも、ユーザーに好まれる傾向がある。この場合、プリントボタン14は、画像形成時の走査方向に(X方向)対して直交する走査直交方向(Y方向)における上面31の一端側(図中上側端部側)に配置され、電源ボタン15は、走査直交方向(Y方向)における上面31の他端側(図中下側端部側)に配置される。
また、本実施形態1のHMP本体1の左右側面32,33には、上述したように、図8に示すような正規の姿勢でHMP本体1を把持するときに親指H1を当てる第一把持形状部38A、及び、正規の姿勢でHMP本体1を把持するときに中指H3、薬指H4あるいは小指H5を当てる第二把持形状部38Bが設けられている。このような把持形状部38A,38Bを基準にして見た場合、プリントボタン14は、第一把持形状部38Aもしくは第二把持形状部38Bの指先側端部G1よりも指先側の上面31に配置され、電源ボタン15は、当該指先側端部G1よりも手首側の上面31に配置される。なお、電源ボタン15は、第一把持形状部38Aもしくは第二把持形状部38Bの手首側端部G2よりも指先側の上面31に配置されるのが好ましい。
具体的には、プリントボタン14の配置については、図中上下方向(走査直交方向:Y方向)において、プリントボタン14の中央位置と第一把持形状部38Aもしくは第二把持形状部38Bの指先側端部G1との間隔W1が、30mm以上、好ましくは35mm以上、より好ましくは45mm以上となるようにする。このとき、電源ボタン15は、図中上下方向(走査直交方向:Y方向)において、プリントボタン14の中央位置と電源ボタン15の中央位置との間隔W2が45mm以上であるのが好ましい。
本実施形態1のような配置であれば、ユーザーがプリントボタン14を人差し指H2(又は中指H3)で操作可能な正規の姿勢でHMP本体1を把持したとき、図8に示すように、把持した手の指(特に上面31に添えられる可能性のある人差し指H2や中指H3)が届く領域よりも手首側に電源ボタン15が位置する。この電源ボタン15の位置は、プリントボタン14を人差し指H2や中指H3で操作可能な正規の姿勢でユーザーがHMP本体1を片手で把持した場合に、おおよそ、その人差し指H2の第二関節H22あるいはその中指H3の第二関節H32よりも、手首側が対面する上面31の領域である。この領域であれば、通常、把持した手の人差し指H2や中指H3が電源ボタン15に触れることはなく、画像形成動作期間中にユーザーの指で電源ボタン15が誤操作されることがなくなり、画像形成動作が途中で意図せずに終了してしまう事態の発生を抑制できる。
特に、本実施形態では、電源ボタン15の寸法がプリントボタン14よりも小さく設定されている。これにより、ユーザーはプリントボタン14よりも電源ボタン15に触れにくく、画像形成動作期間中の電源ボタン15に対する誤操作を抑制できる。
ここで、本実施形態においては、HMP本体1のシンプル化のため、ユーザーの視覚を通じて報知するための主な報知手段は、プリントボタン14及び電源ボタン15のLEDランプ14a,15aのみである。このうち、ユーザーが正規の姿勢でHMP本体1を把持した場合、上面31の電源ボタン15がユーザーの手の平に隠れて視認できなくなる。そのため、ユーザーがHMP本体1を把持しているときにHMP本体1からユーザーへ報知する報知情報は、プリントボタン14のLEDランプ14aを用いて報知することが好ましい。
具体的には、外部機器との近距離無線通信によって画像データを取得しているという報知情報を報知するため、制御基板57は、例えば、画像データを取得している期間、プリントボタン14のLEDランプ14aを青色で点滅させる制御を行う。
また、画像形成動作が可能な状態になったという報知情報を報知するため、制御基板57は、例えば、画像データの取得が完了して画像形成動作が可能な状態になると、プリントボタン14のLEDランプ14aを青色で連続点灯させる制御を行う。
また、画像形成動作期間中であるという報知情報を報知するため、制御基板57は、例えば、画像形成動作が可能な状態でプリントボタン14が押されると、プリントボタン14のLEDランプ14aを青色で点滅させる制御を行う。
また、画像形成動作期間が終了したという報知情報を報知するため、制御基板57は、例えば、画像形成動作が終了すると、プリントボタン14のLEDランプ14aを消灯させる制御を行う。
このように、本実施形態では、ユーザーがHMP本体1を把持しているときにHMP本体1からユーザーへ報知される報知情報は、電源ボタン15のLEDランプ15aではなく、プリントボタン14のLEDランプ14aを用いて報知する。これにより、シンプルなHMP本体1において、電源ボタン15の誤操作抑制の結果、電源ボタン15がユーザーの手の平に隠れる場合でも、当該報知情報をユーザーへ報知することができる。
なお、本実施形態の電源ボタン15のLEDランプ15aは、主に、バッテリー51の充電状態を報知するために用いられる。例えば、USB接続口6にUSBケーブルが接続されて外部の電源からバッテリー51へ充電可能な状態では、制御基板57は、充電中であれば、電源ボタン15のLEDランプ15aを緑色で連続点灯させる制御を行い、充電が完了した状態になれば、電源ボタン15のLEDランプ15aを消灯させる制御を行う。
一方、非充電期間においては、制御基板57は、バッテリー51の充電量が50%以上であれば、電源ボタン15のLEDランプ15aを青色で連続点灯させる制御を行う。また、バッテリー51の充電量が20%以上50%未満であれば、制御基板57は、電源ボタン15のLEDランプ15aを青色で点滅させる制御を行う。また、バッテリー51の充電量が20%未満であれば、制御基板57は、電源ボタン15のLEDランプ15aを赤色で点滅させる制御を行う。また、バッテリーエンド状態であれば、制御基板57は、電源ボタン15のLEDランプ15aを赤色で連続点灯させる制御を行う。
また、制御基板57は、非画像形成動作期間中にHMP本体1がエラー状態である場合、これを報知するために、例えば、プリントボタン14及び電源ボタン15のLEDランプ14a,15aを、いずれも赤色で連続点灯させる制御を行う。また、制御基板57は、画像形成動作期間中にHMP本体1がエラー状態である場合、例えば、ユーザーによる移動操作(手動走査)によるHMP本体1の速度が上限速度を超えている場合には、制御基板57は、例えば、電源ボタン15のLEDランプ15aは充電量に応じて制御しつつ、プリントボタン14のLEDランプ14aは、エラー状態を報知するために、赤色で点滅させる制御を行う。
〔実施形態2〕
次に、本発明を、上述した実施形態1と同様に、携帯型画像形成装置であるHMPに適用した他の実施形態(以下、本実施形態を「実施形態2」という。)について説明する。
本実施形態2のHMP本体1は、プリントボタン14と同じく上面31に設けられる電源ボタン15の誤操作を、上述した実施形態1のように電源ボタン15の配置によってではなく抑制するのではなく、電源ボタン15の動作制御によって抑制するものである。
なお、本実施形態2のHMP本体1のハードウェア構成は、上述した実施形態1と同様であるため、その説明は省略し、以下の説明では、上述した実施形態1とは異なる点を中心に説明する。
図9は、本実施形態2における電源ボタン15の動作制御の流れを示すフローチャートである。
電源ボタン15を押してHMP本体1の電源を入れると(S1)、制御基板57では、CPU55がROM54に格納されているプログラムに基づいて起動動作を開始し、プログラムや各データをRAM53に展開する。その後、画像データを外部機器から近距離無線通信によって受信し(S2)、画像形成動作が可能な状態になると(S3)、上述のようにプリントボタン14のLEDランプ14aを青色の点滅状態から青色の連続点灯状態にする。
本実施形態2では、画像形成動作が可能な状態になった後、ユーザーがプリントボタン14を操作すると(S4のYes)、制御基板57は、まず、電源ボタン15からの操作信号の受付を禁止する(S5)。このように電源ボタン15からの操作信号の受付が禁止されている期間は、電源ボタン15が操作されても、制御基板57に操作信号が入力されないか、入力されても制御基板57が当該操作信号に応じた動作や処理を実行しない。そして、制御基板57は、画像形成動作を開始し(S6)、受信した画像データに応じた駆動波形を記録制御部56で生成し、位置検知センサー59によって検知された記録材の表面上の位置に応じた画像を形成するようにインクジェットヘッド40からのインクの吐出を制御する。
その後、画像形成動作が終了すると(S7のYes)、制御基板57は、電源ボタン15からの操作信号の受付を許可し(S8)、その後は、電源ボタン15が操作されることで電源をオフにする制御が可能となる。
本実施形態によれば、画像形成動作が開始されてから画像形成動作が終了するまでの画像形成動作期間に、電源ボタン15が操作されても電源を切る動作を禁止する禁止期間が存在する。したがって、画像形成動作期間中の当該禁止期間にユーザーが電源ボタン15を操作してしまったとしても、電源がオフにはならず、画像形成動作が途中で意図せずに終了してしまう事態の発生を抑制できる。なお、禁止期間は、画像形成動作期間の一部であっても全部であってもよい。
なお、本実施形態2では、上面31に設けられるプリントボタン14及び電源ボタン15の配置が上述した実施形態1と同じ例であるが、本実施形態2においては、電源ボタン15の配置に関して上述した実施形態1のような制限はない。そのため、例えば、ユーザーが正規の姿勢でHMP本体1を把持したときに、電源ボタン15がユーザーの手の平に隠れないような上面31の位置に電源ボタン15を配置してもよい。この場合、ユーザーが正規の姿勢でHMP本体1を把持している状況であっても、プリントボタン14と電源ボタン15の両方のLEDランプ14a,15aを用いて、ユーザーに報知情報を報知することができる。したがって、シンプルなHMP本体1であっても、上述した実施形態1よりも、より多くの報知情報を報知することが可能になる。
なお、実施形態1や実施形態2では、インクジェット方式のHMP10に本発明を適用した例について説明したが、本発明の構成は他の画像形成方法による装置にも適用できる。例えば、感熱方式、又は熱転写方式など適宜な方式の記録装置に適用できる。熱転写方式のHMP本体は、液体を収納する収納容器としてのインクリボンを備えるため、インクリボンの底部に凹所を形成し、凹所により形成されたスペースに記録材を検知する検知手段としての位置検知センサーを収容すればよい。
また、実施形態1や実施形態2において、画像形成操作部は、ボタン(押圧)式のプリントボタン14である例で説明したが、スライド式の操作部など、機械的に切り替える形式の操作であれば、どのような形式の操作部であってもよい。また、機械的に切り替える形式の操作部ではなく、タッチパネル式のような電気的に切り替える形式の操作部であってもよい。
また、実施形態1や実施形態2において、電源操作部は、ボタン(押圧)式の電源ボタン15である例で説明したが、スライド式の操作部など、機械的に切り替える形式の操作であれば、どのような形式の操作部であってもよい。
また、実施形態1や実施形態2において、HMP本体1の上面31である操作面は、外形が略長方形状である長尺形状の例であるが、長尺形状は、所定の方向に長尺なものであれば、長方形状に限らず、楕円形状や、図10に示すようなひょうたん形状(外形が長手方向中間部でくびれている形状)など、他の形状であってもよい。
以上に説明したものは一例であり、次の態様毎に特有の効果を奏する。
[第1態様]
第1態様は、記録材Pとの対向面(例えば記録面30)とは反対側の操作面(例えば上面31)上に電源操作部(例えば電源ボタン15)と画像形成操作部(例えばプリントボタン14)が配置された携帯型画像形成装置(例えばHMP10)であって、前記画像形成操作部は、前記操作面上の中心位置から所定方向へ偏った第一位置に配置され、前記電源操作部は、前記中心位置に対して前記第一位置の反対側の前記操作面上に位置する第二位置に配置されていることを特徴とする。
記録材と対面する画像形成面とは反対側の操作面上に画像形成操作部が配置されている携帯型画像形成装置では、通常、ユーザーは、その操作面上の画像形成操作部を人差し指又は中指で操作可能な姿勢で装置を片手で把持して手動走査し、画像形成する。このとき、電源操作部が、画像形成操作部と同じ操作面上で当該画像形成操作部の近くに配置されていると、その画像形成動作期間中に、ユーザーの指が電源操作部に触れ、誤って装置の電源がオフになり、画像形成動作が途中で終了してしまうことがある。
本態様においては、画像形成操作部を操作面上の中心位置から所定方向へ偏った第一位置に配置するとともに、電源操作部を同じ操作面上の前記中心位置に対して前記第一位置とは反対側に位置する第二位置に配置した。このような配置であれば、ユーザーが上述した姿勢で装置を把持したとき、把持した手の指が届く領域よりも手首側に電源操作部が位置することになる。この位置であれば、把持した手の指が電源操作部に触れず、画像形成動作期間中にユーザーの指で電源操作部が誤操作されることがなく、画像形成動作が途中で終了してしまう事態の発生を抑制できる。
[第2態様]
第2態様は、第1態様において、記録材へ画像を形成する画像形成部(例えば記録部)は、前記対向面上の中心位置から前記所定方向へ偏った位置に配置されていることを特徴とする。
これによれば、画像形成操作部と同じ方向に偏った位置に画像形成部が配置されているため、操作面上の画像形成操作部を人差し指又は中指で操作可能な姿勢で装置を片手で把持して手動走査したときに、人差し指又は中指の下方位置で画像が形成される。この場合、画像が形成される位置がユーザーの手の平に隠れて視認できなくなる事態を回避できる。
[第3態様]
第3態様は、第1又は第2態様において、前記操作面は、長尺形状であり、前記所定方向は、前記操作面の長尺方向であることを特徴とする。
本態様では、長尺形状の操作面の長尺方向において、画像形成操作部が操作面上の一端側に配置されるとともに、電源操作部が同じ操作面上の他端側に配置される。操作面が長尺形状であることで、ユーザーがとり得る把持の姿勢が制限される結果、操作面上の画像形成操作部を人差し指又は中指で操作可能な姿勢でユーザーが把持する場合、ユーザーごとの把持のはらつきが抑制できる。その結果、多くのユーザーにおいて、上述した姿勢で装置を把持したときに、把持した手の指が届く領域よりも手首側に電源操作部が位置することになる。この位置であれば、把持した手の指が電源操作部に触れず、画像形成動作期間中にユーザーの指で電源操作部が誤操作されることがなく、画像形成動作が途中で終了してしまう事態の発生を抑制できる。
[第4態様]
第4態様は、第1乃至第3態様のいずれかにおいて、前記所定方向部は、画像形成時の走査方向に対して直交する走査直交方向であることを特徴とする。
本態様では、ユーザーが画像形成時に走査する走査方向に対して直交する走査直交方向において、画像形成操作部が操作面上の一端側に配置されるとともに、電源操作部が同じ操作面上の他端側に配置される。走査方向が決まっている場合にはユーザーがとり得る把持の姿勢が制限される結果、操作面上の画像形成操作部を人差し指又は中指で操作可能な姿勢でユーザーが把持する場合、ユーザーごとの把持のはらつきが抑制できる。その結果、多くのユーザーにおいて、上述した姿勢で装置を把持したときに、把持した手の指が届く領域よりも手首側に電源操作部が位置することになる。この位置であれば、把持した手の指が電源操作部に触れず、画像形成動作期間中にユーザーの指で電源操作部が誤操作されることがなく、画像形成動作が途中で終了してしまう事態の発生を抑制できる。
[第5態様]
第5態様は、第1乃至第4態様のいずれかにおいて、前記画像形成操作部を人差し指又は中指で操作可能な姿勢でユーザーが当該携帯型画像形成装置を片手で把持した場合に該人差し指又は該中指の第二関節H22,H32よりも手首側が対面する前記操作面上の領域に、前記電源操作部が配置されていることを特徴とする。
ユーザーが手で把持したときに、その把持した手の人差し指H2又は中指H3の第二関節H22,H32よりも手首側が対面する操作面上の領域は、通常、把持した手の人差し指H2や中指H3では触れることのできない領域である。本態様では、このような領域に電源ボタンが配置されているため、画像形成動作期間中にユーザーの指で電源ボタン15が誤操作されることがなくなり、画像形成動作が途中で意図せずに終了してしまう事態の発生を抑制できる。
[第6態様]
第6態様は、第1乃至第5態様のいずれかにおいて、当該携帯型画像形成装置の一側面(例えば左側面32)に、前記画像形成操作部を人差し指H2又は中指H3で操作可能な姿勢でユーザーが当該携帯型画像形成装置を片手で把持するときに該片手の親指H1を当てる第一指当て部(例えば第一把持形状部38A)を有する構成、及び、当該携帯型画像形成装置の前記一側面とは反対側の他側面(例えば右側面33)に、前記片手の中指、薬指又は小指を当てる第二指当て部(例えば第二把持形状部38B)を有する構成の少なくとも一方の構成を有し、前記画像形成操作部は、前記第一指当て部又は前記第二指当て部の指先側端部G1よりも指先側の前記操作面上に配置され、前記電源操作部は、前記第一指当て部又は前記第二指当て部の指先側端部G1よりも手首側の前記操作面上に配置されていることを特徴とする。
本態様では、第一指当て部や第二指当て部を備えているため、ユーザーがとり得る把持の姿勢が制限される。その結果、操作面上の画像形成操作部を人差し指又は中指で操作可能な姿勢でユーザーが把持する場合、ユーザーごとの把持のはらつきが抑制できる。そして、本態様では、画像形成操作部を、その指当て部の指先側端部G1よりも指先側の操作面上に配置するとともに、電源操作部を、その指当て部の指先側端部G1よりも手首側の操作面上に配置している。その結果、多くのユーザーにおいて、上述した姿勢で装置を把持したときに、把持した手の指が届く領域よりも手首側に電源操作部が位置することになる。この位置であれば、把持した手の指が電源操作部に触れず、画像形成動作期間中にユーザーの指で電源操作部が誤操作されることがなく、画像形成動作が途中で終了してしまう事態の発生を抑制できる。
[第7態様]
第7態様は、第1乃至第6態様のいずれかにおいて、前記電源操作部の寸法は、前記画像形成操作部よりも小さいことを特徴とする。
これによれば、ユーザーは画像形成操作部よりも電源操作部に触れにくく、画像形成動作期間中の電源操作部に対する誤操作を抑制できる。
[第8態様]
第8態様は、第1乃至第7態様のいずれかにおいて、前記画像形成操作部を発光させる発光手段(例えばLEDランプ14a)と、前記発光手段の発光状態を制御する制御手段(例えば制御基板57)とを有することを特徴とする。
上述した配置により、ユーザーが装置を把持したときに電源操作部がユーザーの手の平に隠れて視認できなくなる場合がある。この場合、ユーザーが装置を把持しているときにユーザーへ報知する報知情報は、電源操作部の発光手段を用いず、画像形成操作部の発光手段を用いることが望まれる。本態様によれば、画像形成操作部を発光させる発光手段の発光状態を制御できるので、電源操作部がユーザーの手の平に隠れて視認できなくなる状況であっても、画像形成操作部の発光手段の発光状態をもって報知情報をユーザーへ報知することができる。
[第9態様]
第9態様は、記録材Pとの対向面(例えば記録面30)とは反対側の操作面(例えば上面31)上に電源操作部(例えば電源ボタン15)と画像形成操作部(例えばプリントボタン14)が配置された携帯型画像形成装置(例えばHMP10)であって、前記画像形成操作部が操作されて画像形成動作が開始されてから該画像形成動作が終了するまでの画像形成動作期間に、前記電源操作部が操作されても電源を切る動作を禁止する禁止期間を有することを特徴とする。
本態様においては、画像形成動作が開始されてから画像形成動作が終了するまでの画像形成動作期間に、電源操作部が操作されても電源を切る動作が禁止される禁止期間が存在する。したがって、画像形成動作期間中の当該禁止期間にユーザーが電源操作部を操作してしまったとしても、電源がオフにはならず、画像形成動作が途中で意図せずに終了してしまう事態の発生を抑制できる。
1 :HMP本体
2 :上部ユニット
3 :下部ユニット
4 :スペーサー部材
8 :カバー部材
14 :プリントボタン
15 :電源ボタン
14a,15a:LEDランプ
30 :記録面
31 :上面
32 :左側面
33 :右側面
34 :背面
35 :正面
38A,38B:把持形状部
40 :インクジェットヘッド
41 :吐出孔
57 :制御基板
P :記録材
特開2016−87880号公報

Claims (9)

  1. 記録材との対向面とは反対側の操作面上に電源操作部と画像形成操作部が配置された携帯型画像形成装置であって、
    前記画像形成操作部は、前記操作面上の中心位置から所定方向へ偏った第一位置に配置され、
    前記電源操作部は、前記中心位置に対して前記第一位置の反対側の前記操作面上に位置する第二位置に配置されていることを特徴とする携帯型画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の携帯型画像形成装置において、
    記録材へ画像を形成する画像形成部は、前記対向面上の中心位置から前記所定方向へ偏った位置に配置されていることを特徴とする携帯型画像形成装置。
  3. 請求項1又は2に記載の携帯型画像形成装置において、
    前記操作面は、長尺形状であり、
    前記所定方向は、前記操作面の長尺方向であることを特徴とする携帯型画像形成装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の携帯型画像形成装置において、
    前記所定方向は、画像形成時の走査方向に対して直交する走査直交方向であることを特徴とする携帯型画像形成装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の携帯型画像形成装置において、
    前記画像形成操作部を人差し指又は中指で操作可能な姿勢でユーザーが当該携帯型画像形成装置を片手で把持した場合に該人差し指又は該中指の第二関節よりも手首側が対面する前記操作面上の領域に、前記電源操作部が配置されていることを特徴とする携帯型画像形成装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の携帯型画像形成装置において、
    当該携帯型画像形成装置の一側面に、前記画像形成操作部を人差し指又は中指で操作可能な姿勢でユーザーが当該携帯型画像形成装置を片手で把持するときに該片手の親指を当てる第一指当て部を有する構成、及び、当該携帯型画像形成装置の前記一側面とは反対側の他側面に、前記片手の中指、薬指又は小指を当てる第二指当て部を有する構成の少なくとも一方の構成を有し、
    前記画像形成操作部は、前記第一指当て部又は前記第二指当て部の指先側端部よりも指先側の前記操作面上に配置され、
    前記電源操作部は、前記第一指当て部又は前記第二指当て部の指先側端部よりも手首側の前記操作面上に配置されていることを特徴とする携帯型画像形成装置。
  7. 請求項1乃至6のいずれか1項に記載の携帯型画像形成装置において、
    前記電源操作部の寸法は、前記画像形成操作部よりも小さいことを特徴とする携帯型画像形成装置。
  8. 請求項1乃至7のいずれか1項に記載の携帯型画像形成装置において、
    前記画像形成操作部を発光させる発光手段と、
    前記発光手段の発光状態を制御する制御手段とを有することを特徴とする携帯型画像形成装置。
  9. 記録材との対向面とは反対側の操作面上に電源操作部と画像形成操作部が配置された携帯型画像形成装置であって、
    前記画像形成操作部が操作されて画像形成動作が開始されてから該画像形成動作が終了するまでの画像形成動作期間に、前記電源操作部が操作されても電源を切る動作を禁止する禁止期間を有することを特徴とする携帯型画像形成装置。
JP2018169097A 2018-09-10 2018-09-10 携帯型画像形成装置 Pending JP2020040272A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018169097A JP2020040272A (ja) 2018-09-10 2018-09-10 携帯型画像形成装置
US16/451,424 US20200079109A1 (en) 2018-09-10 2019-06-25 Image forming apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018169097A JP2020040272A (ja) 2018-09-10 2018-09-10 携帯型画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2020040272A true JP2020040272A (ja) 2020-03-19

Family

ID=69719162

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018169097A Pending JP2020040272A (ja) 2018-09-10 2018-09-10 携帯型画像形成装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US20200079109A1 (ja)
JP (1) JP2020040272A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021160126A (ja) * 2020-03-31 2021-10-11 京セラ株式会社 プリンタ

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP1634050S (ja) * 2018-09-06 2019-06-17
JP1634049S (ja) * 2018-09-06 2019-06-17
JP7024695B2 (ja) * 2018-11-27 2022-02-24 カシオ計算機株式会社 塗布装置及び塗布システム
JP2022015459A (ja) * 2020-07-09 2022-01-21 セイコーエプソン株式会社 画像形成装置、及びインクジェット記録装置

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0248980A (ja) * 1988-08-10 1990-02-19 Nec Eng Ltd プリンタの電源制御方式
JP2001315385A (ja) * 2000-05-09 2001-11-13 Sony Corp 手動走査式インクジェットプリンタ
JP2008094101A (ja) * 2006-10-12 2008-04-24 Ricoh Co Ltd ハンドヘルドプリンタ及びその操作方法
US20080170900A1 (en) * 2007-01-15 2008-07-17 Edmund Hulin James Hand-Held Printer Guides
JP2016087880A (ja) * 2014-10-31 2016-05-23 株式会社リコー 画像形成装置
KR101822882B1 (ko) * 2017-09-08 2018-01-29 스케치온 주식회사 멀티패스 출력을 수행하는 스킨 프린터 시스템 및 그 제어방법
JP2018051861A (ja) * 2016-09-28 2018-04-05 カシオ計算機株式会社 印刷装置
JP2018103475A (ja) * 2016-12-27 2018-07-05 カシオ計算機株式会社 印刷装置
JP2018118427A (ja) * 2017-01-24 2018-08-02 キヤノン株式会社 プリンタ、プリント方法、プリントシステムおよびプログラム。
JP2019098696A (ja) * 2017-12-07 2019-06-24 カシオ計算機株式会社 印刷装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6784908B2 (en) * 2000-11-16 2004-08-31 Olympus Corporation Printer

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0248980A (ja) * 1988-08-10 1990-02-19 Nec Eng Ltd プリンタの電源制御方式
JP2001315385A (ja) * 2000-05-09 2001-11-13 Sony Corp 手動走査式インクジェットプリンタ
JP2008094101A (ja) * 2006-10-12 2008-04-24 Ricoh Co Ltd ハンドヘルドプリンタ及びその操作方法
US20080170900A1 (en) * 2007-01-15 2008-07-17 Edmund Hulin James Hand-Held Printer Guides
JP2016087880A (ja) * 2014-10-31 2016-05-23 株式会社リコー 画像形成装置
JP2018051861A (ja) * 2016-09-28 2018-04-05 カシオ計算機株式会社 印刷装置
JP2018103475A (ja) * 2016-12-27 2018-07-05 カシオ計算機株式会社 印刷装置
JP2018118427A (ja) * 2017-01-24 2018-08-02 キヤノン株式会社 プリンタ、プリント方法、プリントシステムおよびプログラム。
KR101822882B1 (ko) * 2017-09-08 2018-01-29 스케치온 주식회사 멀티패스 출력을 수행하는 스킨 프린터 시스템 및 그 제어방법
JP2019098696A (ja) * 2017-12-07 2019-06-24 カシオ計算機株式会社 印刷装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021160126A (ja) * 2020-03-31 2021-10-11 京セラ株式会社 プリンタ
JP7454984B2 (ja) 2020-03-31 2024-03-25 京セラ株式会社 プリンタ

Also Published As

Publication number Publication date
US20200079109A1 (en) 2020-03-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2020040272A (ja) 携帯型画像形成装置
JP7075616B2 (ja) 画像形成装置、及び画像形成装置本体
JP7101340B2 (ja) 画像形成装置
JP7125673B2 (ja) 画像形成装置
JP2020040273A (ja) 携帯型画像形成装置
JP2019155889A (ja) 携帯型画像形成装置、及び携帯型画像形成装置本体
JP7097000B2 (ja) 画像形成装置及び画像形成装置本体
JP7141595B2 (ja) 液体を吐出する装置
JP7169535B2 (ja) 携帯型画像形成装置及び携帯型画像形成装置本体
JP7070073B2 (ja) 記録装置
JP6939114B2 (ja) 液体吐出装置
JP7101339B2 (ja) 携帯型画像形成装置、及び携帯型画像形成装置本体
JP2020040274A (ja) 携帯型画像形成装置
JP2020116807A (ja) 物品
JP7157925B2 (ja) 携帯型画像形成装置及び携帯型画像形成装置本体
JP7169544B2 (ja) 画像形成装置
JP7125671B2 (ja) 携帯型画像形成装置及び携帯型画像形成装置本体
JP7121926B2 (ja) 携帯型画像形成装置
US20210245514A1 (en) Image forming apparatus and body of image forming apparatus
JP2022137793A (ja) 装置および装置本体
JP2021126899A (ja) 画像形成装置及び画像形成装置本体
JP2020093495A (ja) 携帯型画像形成装置用治具及び携帯型画像形成システム
JP2019048416A (ja) 画像記録装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210616

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220422

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220506

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220701

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20220729