JP2020038357A - 現像装置の再生産方法およびカートリッジ - Google Patents

現像装置の再生産方法およびカートリッジ Download PDF

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Abstract

【課題】カートリッジの撹拌部材により作業が妨げられることのないカートリッジの再生産方法を提供する。【解決手段】現像剤Tの収容室18aと、現像剤担持体22が配設される現像室18bと、収容室18aと現像室18bとを仕切る仕切り部18mと、を有する枠体18であって、仕切り部18mに収容室18aと現像室18bとを連通する開口18cが備えられた枠体18と、現像剤を撹拌するための撹拌部材23であって、収容室18aを形成する枠体18の壁面と当接可能に収容室18aに配置された撹拌部材23と、を備える現像装置の再生産方法は、枠体18の外部と現像室18bとを連通するように、枠体18の一部を除去して連通孔18fを形成する連通工程と、連通孔18fを介して枠体18の内部に現像剤Tを再充填する再充填工程と、連通孔18fを封止する封止工程と、を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、複写機、プリンタ等の画像形成装置に設けられる現像剤収容容器及びこれを備えた現像装置、プロセスカートリッジ等のカートリッジの再生産に関する。
電子写真画像形成方式(電子写真プロセス)を用いた画像形成装置では、メンテナンス容易のため、各種のプロセス手段をカートリッジとして一体化し、画像形成装置本体に着脱可能に構成した、ユーザビリティに優れた画像形成装置が実用化されている。このようなカートリッジ方式の画像形成装置では、カートリッジ(カートリッジ化された現像装置あるいはプロセスカートリッジ)に収容されたトナーを用いて記録材(記録媒体)に画像を形成する。カートリッジに収容されたトナーは画像形成を行うに従って消費され、カートリッジを購入した使用者にとって満足できる品質の画像を形成することができなくなる程度までトナーが消費された際に、カートリッジは商品価値を喪失する。
近年、トナーが消費されて商品価値を喪失したカートリッジを再び商品化(リサイクル)するようになってきた。このような再生産方法においては、カートリッジにおける現像剤収容室の長手方向一端側に孔を開け、開けられた孔からトナーを再充填し、再充填後に穴を封止部材で封止する方法などが考案されてきた(特許文献1参照)。また、カートリッジの再生産方法においては、カートリッジにおける現像剤収容室の感光体軸と平行な面に孔を開け、開けられた孔からトナーを再充填し、再充填後に穴を封止部材で封止する方法も考案されてきた(特許文献2参照)。
特開2002−328588号公報 特開2002−251119号公報
上述したカートリッジの中には、現像剤収容室内にトナーを撹拌する撹拌部材を有するものがある。このようなカートリッジにおいては、現像剤収容室内に配置された撹拌部材が上述した再生産工程の妨げとなる場合がある。
本発明の目的は、カートリッジの撹拌部材により作業が妨げられることのないカートリッジの再生産方法を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の再生産方法は、
現像装置を再生産する再生産方法であって、
前記現像装置は、
現像剤を収容するための収容室と、現像剤を担持する現像剤担持体が配設される現像室と、前記収容室と前記現像室とを仕切る仕切り部とを有する枠体であって、前記仕切り部に前記収容室と前記現像室とを連通する開口が備えられた枠体と、
現像剤を撹拌するための撹拌部材であって、前記収容室を形成する前記枠体の壁面と当接可能に前記収容室に配置された撹拌部材と、
を備え、
前記再生産方法は、
前記枠体の外部と前記現像室とを連通するように、前記枠体の一部を除去して連通孔を形成する連通工程と、
前記連通孔を介して前記枠体の内部に現像剤を再充填する再充填工程と、前記連通孔を封止する封止工程と、
を有することを特徴とする。
また、上記目的を達成するため、本発明の再生産方法は、
現像装置を再生産する再生産方法であって、
前記現像装置は、
現像剤を収容するための収容室と、現像剤を担持する現像剤担持体が配設される現像室と、前記収容室と前記現像室とを仕切る仕切り部とを有する枠体であって、前記仕切り部に前記収容室と前記現像室とを連通する開口が備えられた枠体と、
現像剤を撹拌するための撹拌部材であって、前記収容室を形成する前記枠体の壁面と当接可能に前記収容室に配置された撹拌部材と、
を備え、
前記枠体に前記枠体の外部と前記現像室を連通する脱気孔と、前記脱気孔を覆うように前記枠体に貼り付けられたフィルタとが備えられ、
前記再生産方法は、
前記フィルタの少なくとも一部を前記枠体から剥離することにより、前記枠体の外部と前記現像室とを連通する連通孔を形成する連通工程と、
前記枠体の内部に現像剤を再充填する再充填工程と、
前記連通孔を封止する封止工程と、
を有することを特徴とする。
また、上記目的を達成するため、本発明のカートリッジは、
本発明の再生産方法によって再生産された現像装置と、
前記現像剤担持体に担持された前記現像剤を規制する規制部材と、
を備えることを特徴とする、画像形成装置に着脱可能なカートリッジである。
本発明によれば、カートリッジの撹拌部材により作業が妨げられることなくカートリッジを再生産することができる。
実施例1に係る現像剤収容容器の再生産における再充填工程を示す断面図 実施例1に係る電子写真画像形成装置の断面図 実施例1に係るプロセスカートリッジの装置本体への装着時の斜視図 実施例1に係るプロセスカートリッジの断面図 実施例1に係る現像剤収容容器の構成を示す断面図 実施例1に係る現像剤収容容器の構成を示す分解図及び斜視図 実施例1に係るカートリッジの再生産方法における連通工程の説明図 実施例1に係るカートリッジの再生産方法における連通工程の説明図 実施例1に係るカートリッジの再生産方法における再充填工程の説明図 実施例1に係るカートリッジの再生産方法における封止工程の説明図 実施例1に係るカートリッジの再生産方法における封止工程の説明図 実施例1に係るカートリッジの再生産方法における封止工程の説明図 実施例2に係る連通工程の説明図
以下に図面を参照して、この発明を実施するための形態を、実施例に基づいて例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状それらの相対配置などは、発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更される
べきものである。すなわち、この発明の範囲を以下の実施の形態に限定する趣旨のものではない。
[実施例1]
図2〜図4を参照して、本発明の実施例に係るプロセスカートリッジ7及び画像形成装置100の構成について説明する。図2は、本実施例に係る画像形成装置100の模式的断面図である。図3は、画像形成装置本体にプロセスカートリッジ7を装着する際の様子を示す模式的斜視図であり、装置本体におけるプロセスカートリッジ7の収容部を塞ぐカバー等の構成は図示を省略している。図4は、本実施例に係るプロセスカートリッジ7の模式的断面図である。
<電子写真画像形成装置>
図2、図3、図4を用いて、先ず、本実施例に係る電子写真画像形成装置(以下「画像形成装置」という)の全体構成について説明する。画像形成装置100は、複数の画像形成部として、それぞれイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色の画像を形成するための第1、第2、第3、第4の画像形成部SY、SM、SC、SKを有する。本実施例では、第1〜第4の画像形成部の構成および動作は、形成する画像の色が異なることを除いて実質的に同じである。従って、以下、特に区別を要しない場合は、Y、M、C、Kは省略して、総括的に説明する。
本実施例に係る画像形成装置100は、像担持体として4個の電子写真感光ドラム(以下「感光ドラム」という)1(1Y、1M、1C、1K)を有する。感光ドラム1は、図示矢印A方向に回転する。感光ドラム1の周囲には帯電ローラ2およびスキャナユニット3が配置されている。ここで、帯電ローラ2は、感光ドラム1の表面を均一に帯電する帯電手段である。そして、スキャナユニット3は、画像情報に基づきレーザを照射して感光ドラム1上に静電像を形成する露光手段である。また、感光ドラム1の周囲には、現像装置(以下「現像ユニット」という)4(4Y、4M、4C、4K)およびクリーニング手段としてのクリーニングブレード6(6Y、6M、6C、6K)が配置されている。更に、4個の感光ドラム1に対向して、感光ドラム1上のトナー像を記録材12に転写するための中間転写体としての中間転写ベルト5が配置されている。
本実施例では、現像ユニット4は、現像剤として非磁性一成分現像剤であるトナーT(TY、TM、TC、TK)を用いる。本実施例では、現像ユニット4は、現像手段としての現像剤担持体(以下「現像ローラ」という)22を感光ドラム1に対して接触させて接触現像を行うものである。
本実施例では、感光ドラム1と、帯電ローラ2と、クリーニングブレード6と、感光ドラム1上に残留している一次転写残トナーを収容する廃トナー収容部14aと、から、感光体ユニット13(13Y、13M、13C、13K)が形成されている。
さらに本実施例では、現像ユニット4および感光体ユニット13を、一体的にカートリッジ化して、プロセスカートリッジ7(7Y、7M、7C、7K)を形成している。プロセスカートリッジ7は、画像形成装置100に設けられた不図示の装着ガイド、位置決め部材などの装着手段を介して、画像形成装置100に着脱可能となっている。本実施例では、プロセスカートリッジ7は、図3の矢印Gで示すように、感光ドラム1の軸線方向に沿って、画像形成装置100に対して着脱可能である。
本実施例では、各色用のプロセスカートリッジ7は、全て同一形状を有している。各色用のプロセスカートリッジ7内には、それぞれイエロー(TY)、マゼンタ(TM)、シアン(TC)、ブラック(TK)の各色のトナーT(TY、TM、TC、TK)が収容さ
れている。
中間転写ベルト5は、全ての感光ドラム1に当接し、図2の矢印B方向に回転する。中間転写ベルト5は、複数の支持部材(駆動ローラ26、二次転写対向ローラ27、従動ローラ28)に掛け渡されている。中間転写ベルト5の内周面側には、各感光ドラム1に対向するように、一次転写手段としての、4個の一次転写ローラ8(8Y、8M、8C、8K)が並設されている。また、中間転写ベルト5の外周面側において二次転写対向ローラ27に対向する位置には、二次転写手段としての二次転写ローラ9が配置されている。
<画像形成プロセス>
画像形成時には、先ず、感光ドラム1の表面が帯電ローラ2によって一様に帯電される。次いで、スキャナユニット3から発された画像情報に応じたレーザ光によって、帯電した感光ドラム1の表面が走査露光され、感光ドラム1上に画像情報に従った静電潜像が形成される。次いで、感光ドラム1上に形成された静電潜像は、現像ユニット4によってトナー像(現像剤像)として現像される。感光ドラム1上に形成されたトナー像は、一次転写ローラ8の作用によって中間転写ベルト5上に転写(一次転写)される。
例えば、フルカラー画像の形成時には、上述のプロセスが、第1〜第4の画像形成部SY、SM、SC、SKにおいて順次に行われ、中間転写ベルト5上に各色のトナー像が順次に重ね合わせて一次転写される。その後、中間転写ベルト5の移動と同期して記録材12が二次転写部へと搬送される。そして、記録材12を介して中間転写ベルト5に当接している二次転写ローラ9の作用によって、中間転写ベルト5上の4色トナー像は、一括して記録材12上に二次転写される。
トナー像が転写された記録材12は、定着手段としての定着装置10に搬送される。定着装置10において記録材12に熱および圧力を加えられることで、記録材12にトナー像が定着される。その後、トナー像が定着した記録材12は、機外に排出される。
一次転写工程後に感光ドラム1上に残留した一次転写残トナーは、クリーニングブレード6によって除去される。また、二次転写工程後に中間転写ベルト5上に残留した二次転写残トナーは、中間転写ベルトクリーニング装置11によって除去される。除去された二次転写残トナーは、画像形成装置100の廃トナーボックス(不図示)に排出される。
画像形成装置100は、所望の単独又はいくつか(全てではない)の画像形成部のみを用いて、単色又はマルチカラーの画像を形成することもできるようになっている。
<プロセスカートリッジ>
図4、図6を用いて、本実施例の画像形成装置100に装着されるプロセスカートリッジ7の全体構成について説明する。図6(a)は、現像ユニット4の分解図、図6(b)は現像ユニット4の斜視図である。
図4に示すように、感光体ユニット13は、感光体ユニット13内の各種要素を支持する枠体としてのクリーニング枠体14を有する。クリーニング枠体14には、軸受部材を介して感光ドラム1が矢印A方向に回転可能に取り付けられている。また、クリーニング枠体14には、帯電ローラ軸受15が、帯電ローラ2の回転中心と感光ドラム1の回転中心とを通る線に沿って、矢印C方向に移動可能に取り付けられている。帯電ローラ2は、帯電ローラ軸受15に回転可能に取り付けられている。そして、帯電ローラ軸受15は、付勢手段としての帯電ローラ加圧バネ16により感光ドラム1に向かって付勢される。
クリーニングブレード6は、一次転写後に感光ドラム1の表面に残った一次転写残トナ
ーを除去するための弾性部材6aと、弾性部材を支持するための支持部材6bとが一体に形成されている。クリーニングブレード6によって感光ドラム1の表面から除去された一次転写残トナーは、クリーニングブレード6とクリーニング枠体14により形成される空間を重力方向に落下し、廃トナー収容部14a内に収容される。
図6に示すように、現像ユニット4は、現像ユニット4内の各種要素を支持するとともに現像剤収容容器である現像枠体18を有する。現像ユニット4には、感光ドラム1と接触して矢印D方向に回転する現像ローラ22が設けられている。現像ローラ22は、その回転軸線方向の両端部において、軸受ユニット32、33を介して回転可能に現像枠体18に支持されている。
現像ユニット4は、トナーを収容する現像剤収容室(収容室)18aと、現像ローラ22が配設された現像室18bと、現像剤収容室18aと現像室18bとを連通する開口(内部開口もしくは第一の開口)18cと、を有する。より具体的には、現像枠体18は、現像枠体18の現像剤収容室18aと現像室18bとを仕切る仕切り部(仕切り壁)18mを有している。開口18cは仕切り部18mに備えられている。また、現像枠体18には、現像ローラ22の一部を現像枠体18の外部に露出するための現像開口(第二の開口)が設けられている。本実施例では、プロセスカートリッジ7が使用時の姿勢にあるとき(画像形成装置100に装着されているとき)に、現像室18bは現像剤収容室18aの上方に位置する。現像室18bには、現像ローラ22に接触して回転する現像剤供給部材(供給ローラ)20と、現像ローラ22のトナー層を規制するための現像剤規制部材(現像ブレード)21と、が配置されている。
現像枠体18の現像剤収容室18aには、収容されたトナーTを撹拌するとともに、開口18cを介して、現像剤供給部材20へトナーを搬送するための撹拌部材23が設けられている。撹拌部材23は、その回転軸方向(第一の方向)に延伸した回転軸23aと、一端が回転軸23aに取り付けられ、トナーを撹拌搬送する、可撓性を有するシート部材である撹拌シート23bを有する。言い換えれば、撹拌部材23は、回転軸方向に延びる軸線(回転軸23aの中心)の周りに回転可能に構成される。
ここで、本実施例において、プロセスカートリッジ7の長手方向、現像ユニット4の軸線方向は、撹拌部材23の回転軸方向と平行である。また、現像ローラ22、供給ローラ20、感光ドラム1の回転軸方向と、撹拌部材23の回転軸方向は平行である。
撹拌部材23は、自由端である撹拌シート23bの他端側が現像剤収容室18aの内壁面に当接して撓んだ状態で矢印F方向に回転する。現像剤収容室18aには、撹拌シート23bが撓み状態から解放される解放位置18eを有している。撹拌シート23bは解放位置18eを通過する時に、撹拌シート23bが撓み状態から解放される力によって撹拌シート23b上に乗ったトナーを跳ね上げ、開口18cを介して現像室18b内の現像剤供給部材20へ搬送する。すなわち、撹拌シート23bは、現像剤収容室18aの内壁面に対し、少なくとも、図5の時計回りの方向に解放位置18eから開口18cと対向する位置までの回転位相においては当接せず、それ以外の回転位相においては当接可能に構成されている。言い換えれば、撹拌部材23が移動(回転)することにより、現像枠体18の内壁面と撹拌部材23の距離が変動する。本実施例では、撹拌シート23bは、解放位置18eを通過した後、仕切り部18mに当接する。言い換えれば、仕切り部18mは撹拌部材23(撹拌シート23b)が現像室18bに入り込むことを規制する。
<現像剤収容容器の詳細構成>
図5、図6を用いて、現像剤収容容器である現像枠体18の詳細構成について、説明する。図5は、現像枠体18の模式的断面図である。
本実施例では、図5で示すように、現像枠体18には、上述した、現像剤収容室18a、現像室18b、開口18c、及び撹拌部材23に加えて、現像室18bの開口18cと対向する位置に現像室18b内部の気圧を減圧するフィルタ35が設けられている。
図6(a)に示すように、現像ローラ22、トナー供給ローラ20は、現像枠体18に対し、第1現像軸受ユニット32、第2現像軸受ユニット33を介して支持される。第1現像軸受ユニット32は、現像ローラ22、トナー供給ローラ20を支持するための現像軸受部材32a、撹拌ギア30に駆動を伝達するためのギア列32b、及びサイドカバー32cから構成される。現像枠体18における現像室18bの開口18cと対向する位置には、現像枠体18内部の圧力上昇を抑制すべく、現像ローラ22の軸線に沿って延びる2本の脱気孔(通気孔)18gが並列配置され、この脱気孔18gを覆うようにフィルタ35が接合される。脱気孔18gは、現像室18bの内部と現像枠体18の外部を連通する。また、撹拌部材23の軸線方向について、脱気孔18gの位置と、開口18cの位置は重なっている。フィルタ35は、トナーの通過を規制し、空気の通過を許容する材質で形成されている。
図6(b)に示すように、サイドカバー32cはトナーキャップ31を覆った状態で、3本のビス34で現像枠体18及び現像軸受部材32aに固定される。
トナーキャップ31は、現像ユニット4の製造時において、現像枠体18の現像剤収容室18aにトナーTを充填する際に用いられる、現像枠体18の長手端部に設けられたトナー充填口(不図示)を封止している。
<プロセスカートリッジの再生産方法>
図1、図5〜図12を用いて、プロセスカートリッジ7の再生産方法について詳細に説明する。図1は、トナーを再充填する工程における現像枠体18の模式的断面図である。図5は、トナーを再充填する前の現像枠体18の模式的断面図である。
図7(a)は現像枠体18の孔開け後の断面図、図7(b)は現像枠体18の連通工程の一例における現像枠体18の斜視図である。
図8(a)は現像枠体18の孔開け後の断面図、図8(b)は現像枠体18の連通工程の一例における現像枠体18の斜視図である。
図9はトナーを再充填する工程の一例における現像枠体18の断面図である。
図10(a)は現像枠体18の連通孔18fを封止する封止工程における一例の分解図、図10(b)は現像枠体18の連通孔18fを封止した一例の斜視図である。
図11(a)は現像枠体18の連通孔18fを封止する封止工程における一例の分解図、図11(b)は現像枠体18の連通孔18fを封止した一例の斜視図である。
図12(a)は現像枠体18の連通孔18fを封止する封止工程における一例の分解図、図12(b)は現像枠体18の連通孔18fを封止した一例の斜視図である。
本実施例に係る現像ユニット4は、単独で(感光体ユニット13とは分離されて)再生産される場合もあるし、感光体ユニット13と一体となった状態で(すなわちプロセスカートリッジ7として)再生産される場合もある。すなわち、本発明におけるカートリッジの再生産方法におけるカートリッジとは、本実施例における、単独でカートリッジ化された現像ユニット4(現像装置)の場合もあるし、プロセスカートリッジ7の場合もある。
本実施例に係るカートリッジの再生産方法は、概略、
工程1:現像枠体18の連通工程
工程2:トナー再充填工程
工程3:現像枠体18の孔を封止する封止工程
の3工程を含んでいる。
なお、本実施例に係る再生産方法は、上記の工程1〜工程3を行う前に、素材となるカ
ートリッジ(現像ユニット4あるいはプロセスカートリッジ7)を準備する準備工程を含んでいる。素材となる現像ユニット4、プロセスカートリッジ7としては、例えば、画像形成動作を行ってトナーが消費された状態の使用済みの現像ユニット4、プロセスカートリッジ7が用いられる。換言すれば、本実施例に係る再生産方法は、素材となる現像ユニット4(第一の現像装置)から、新たな現像ユニット(第二の現像装置)を再生産する方法である。さらに換言すれば、本実施例に係る再生産方法は、素材となるプロセスカートリッジ7(第一のプロセスカートリッジ)から、新たなプロセスカートリッジ(第二のプロセスカートリッジ)を再生産する方法である。
以下、各工程について順に説明を行う。
(工程1:現像枠体18の連通工程)
図7、図8を用いて、現像枠体18の連通工程について説明する。
図7(a)に示すように、現像枠体18において現像室18bの開口18cと対向する位置に、現像室18bと現像枠体18の外部を連通する連通孔(第3の開口)18fを開ける。孔開けには、超音波カッタやレーザ加工などで連通孔18fを開ける。つまり、現像枠体18の一部を除去して、現像枠体18に連通孔18fを形成する。かかる連通孔18fにより、現像剤収容室18aが、開口18c、現像室18b、及び連通孔18fを介して、現像枠体18の外部と連通する。連通孔18fは、プロセスカートリッジ7が使用時の姿勢にあるときにおける現像室18bの上方の壁面で開口するように形成される。
連通孔18fの形や大きさ、設ける位置は、後述する漏斗36の足部が現像剤収容室18aまで届くように、挿通することが可能な形、大きさ、位置であることが好ましい。また、連通孔18fの形や大きさは、後述するシール部材37aやキャップ部材37bによって塞ぐことができる形や大きさであることが必好ましい。
図7に示す連通工程の例では、連通孔18fを、フィルタ35と、現像枠体18におけるフィルタ35の貼り付け部と、を貫通するように形成している。つまり、フィルタ35にも貫通孔が形成され、フィルタ35の貫通孔と、後述する拡張された脱気孔18gとで、連通孔18fが形成されている。本実施例の現像枠体18では、フィルタ35の貼り付け部に設けられた脱気孔18gの大きさが、漏斗36の足部を挿入可能なほどの大きさでないため、脱気孔18gの周囲も部分的に切除することで、所望の大きさの連通孔18fを形成している。すなわち、現像枠体18に元々設けられている連通孔としての脱気孔18gの大きさを、漏斗36の足部を挿通可能な大きさに拡げる工程を含んでいるとも言える。なお、脱気孔18gが十分な大きさを有している構成であれば、フィルタ35のみに貫通孔が形成され、フィルタ35の貫通孔と、脱気孔18gとで、連通孔18fが形成されるようにしてもよい。脱気孔18gを利用することで、現像枠体18に新たな連通孔18fを形成する場合と比較して、削りカスの発生を抑制できる。
もしくは、図8(a)に示す連通工程の例のように、フィルタ35の少なくとも一部を現像枠体18から剥離して、連通孔18fを開けてもよい。すなわち、フィルタ35を現像枠体18から剥す除去工程を先ず行い、その後、現像枠体18に所望の大きさの連通孔18fを開ける工程を行う。連通孔18fの形成にあたり、脱気孔18g周辺部を一部切除するのは、上述した図7の例と同様である。なお、脱気孔18gが十分な大きさを有している構成であれば、フィルタ35を現像枠体18から剥離する行為のみで連通工程を完了するようにしてもよい。つまり、連通工程は、現像枠体18の一部を除去せず、脱気孔18gを連通孔18fとして用いてもよい。こうすることで、現像枠体18の一部を除去する作業を省略し、削りカスの発生を抑制できる。なお、図8(b)に示すように、複数の脱気孔18gを連結して、連通穴18fを形成してもよい。脱気孔18gを拡張する、あるいは複数の脱気孔18gを連結することで、脱気孔18gの脱気性能を向上すること
もできる。この場合も、脱気孔18gが拡張されているということができる。
現像枠体18の連通工程は、上述した方法に限定されるものではない。現像枠体18において現像剤収容室18aと現像枠体18の外部との間を連通し、後述するトナー再充填時における再充填トナーの導入経路を確保することが可能な連通孔を形成することができる方法であれば他の方法を適宜採用してよい。
(工程2:トナー再充填工程)
図1、図9を用いて、現像枠体18に新たなトナーを充填するトナー再充填工程について説明する。
図1は、図7に示す連通工程により、フィルタ35と、現像枠体18におけるフィルタ35の貼り付け部と、を貫通するように連通孔18fが形成された現像枠体18に対して、トナー再充填を行う際の様子を示す模式的断面図である。連通孔18fから漏斗36を差し込み、トナーボトル(不図示)などからトナーTを落とし込むことで、現像剤収容室18aへのトナー再充填を行う。漏斗36は、トナーボトルから落とされるトナーTを受容する円錐部36aと、円錐部36aの小径先端部から延びる管状の足部36bと、を有し、足部36bの開口先端部36cが、現像剤収容室18aに達する位置まで現像枠体18の内部に挿入される。本実施例では、撹拌部材23の軸線方向について、脱気孔18gの位置と、開口18cの位置は重なっている。このため、足部36bの開口先端部36cを、現像剤収容室18aに達する位置まで挿入しやすい。これにより、現像枠体18の外部から、連通孔18f、現像室18b、及び開口18cを介して、現像剤収容室18aに至る、トナーTの再充填導入路が形成される。なお、トナーTは他の部分から再充填されてもよいが、現像剤収容室18aに近い連通孔18fから充填することで、現像剤収容室18aにトナーが入り込みやすい。
図9は、図8に示す連通工程により、フィルタ35を剥して、連通孔18fを開けた現像枠体18に対して、トナー再充填を行う際の様子を示す模式的断面図である。図9に示すように、フィルタ35を剥がして、開けた連通孔18fから漏斗36を差し込み、トナーボトル(不図示)などからトナーを落とし込むことで、現像剤収容室18aへのトナー再充填を行う。
なお、トナー再充填は、トナーTを現像剤収容室18aに再充填するために用いられる器具として、上述した漏斗36を用いた方法に限られるものではない。例えば、トナー供給源に接続されたディスペンサの管部やホース状の管部材を挿入して再充填を行う方法でもよい。
なお、再充填は、現像剤収容室18aに直接トナーを充填しなくてもよい。つまり、連通孔18fを介して、現像枠体18の外部から、現像室18bにトナーを充填してもよい。このとき、開口18cを覆わないように、撹拌部材23を移動させておくことが好ましい。こうすることで、現像室18bに充填されたトナーを、開口18cを通じて、現像剤収容室18aに充填することができる。
(工程3:現像枠体18の孔を封止する封止工程)
図10、図11、図12を用いて、現像枠体18の連通孔18fを封止する封止工程について説明する。
本実施例における封止工程では、連通孔18fを種々の封止部材37を用いて封止することができる。
図10(a)に示すように、封止部材37としてシール部材37aを用いてよい。シール部材37aの接着面を、連通孔18fを封止する位置でフィルタ35に貼りつけ、トナ
ーTが連通孔18fから漏らさないように封止する。
もしくは、図11(a)に示すように、封止部材37としてキャップ部材37bを用いてもよい。キャップ部材37bを連通孔18fを塞ぐようにフィルタ35に取り付けた後、両者の接合面に接着部材38を注入し、あるいは予め該接合面に接着部材38を塗布しておき、キャップ部材37bとフィルタ35を接着する。接着方法においては、粘着剤、シリコンボンドなど、その方法は限定されない。
もしくは、図12(a)に示すように、フィルタ35を新しいフィルタ37cに交換し、連通孔18f(脱気孔18g)を覆うように、現像枠体18に取りつけてもよい。このとき、フィルタ35を再び用いてもよい。図8に示す連通工程において、フィルタ35を剥がし、連通孔18fを開け、再充填後、新品フィルタ37cを取り付け、新品フィルタ37cと現像枠体18を接着する。接着方法においては、熱溶着、両面テープなど、その方法は限定されない。
<本実施例の優れた点>
以上、工程1〜3の工程により、カートリッジの撹拌部材により作業が妨げられることのないカートリッジの再生産方法を提供することができる。
すなわち、連通孔18fを、撹拌部材23が収容された現像剤収容室18aに対して、仕切り部18mで仕切られた現像室18bに開口するように形成する。こうすることで、撹拌部材23が連通孔18fを塞ぐことがない。つまり、現像枠体18の外部から現像枠体18の内部にトナーを充填する作業が、撹拌部材23によって妨げられることがない。また、連通孔18fを形成したり、連通孔18f(脱気孔18g)を拡張したりする工程において、現像枠体18の一部を除去する場合であっても、撹拌部材23が傷つけられることがない。つまり、撹拌部材23が傷つかないように、撹拌部材23を移動させておく必要ない。言い換えれば、現像枠体18の一部を除去する作業が、撹拌部材23によって妨げられることがない。
また、本実施例に係るカートリッジの再生産方法によれば、連通孔18f(脱気孔18g)は、撹拌部材23の回転軸線の方向に交差する方向(第2の方向)に向けて開口している。そのため、漏斗36の差し込み方向が、撹拌シート23bが可撓性を発揮し得る方向と略一致する方向となる。漏斗36と撹拌シート23bは接触しないことが好ましいが、例え接触したとしても、撹拌シート23bが可撓性を発揮しやすい方向に当たることになるため、撹拌シート23bの破損が生じ難い。また、撹拌シート23bが現像剤収容室18aと現像室18bとの間の開口18cを塞ぐ位置で停止した場合でも、可撓性を利用して撹拌シート23bを撓ませる(押し退ける)ことで、漏斗36の足部36bを現像剤収容室18aまで挿入することができる。上述したように、撹拌シート23bは、開口18cを塞ぐ位置において、現像剤収容室18aの内壁面と当接しない解放状態にあるため、傷をつけないように漏斗36の足部36bを押し込んで変形させることは難しくない。
[実施例2]
図13を用いて、実施例2に係るプロセスカートリッジ7の再生産方法について詳細に説明する。なお、実施例2において、実施例1と共通する事項については、原則として説明は省略する。
図13は、実施例2に係る連通工程の説明図である。実施例2は、脱気孔18gの配置と、連通孔18fの配置が実施例1と異なる。
図13の矢印は、プロセスカートリッジ7の長手方向(現像ローラ22の回転軸線方向)を示している。図13に示すように、実施例2にかかる現像枠体18には、複数の脱気孔18gが備えられている。なお、本実施例における脱気孔18gは、実施例1と同様に
、開口18cと対向する位置に配置される(図5、図6参照)。また、実施例1と同様に、脱気孔18gはフィルタ35によって覆われている。
複数の脱気孔18gは、複数の第1の脱気孔18g1と、複数の第2の脱気孔18g2を含んでいる。現像ローラ22の回転軸線方向と直交する方向について、第1の脱気孔18g1の位置と、第2の脱気孔18g2の位置は、異なっており、重ならない。現像ローラ22の回転軸線方向について、第1の脱気孔18g1の位置と、第2の脱気孔18g2の位置は、異なっている。しかし、第1の脱気孔18g1の少なくとも一部の位置と、第2の脱気孔18g2の少なくとも一部の位置は、重なっている。
連通孔18fは、第1の脱気孔18g1と、第2の脱気孔18g2を連結するように形
成される。このとき、連通孔18fは、一つの第1の脱気孔18g1と、一つの第2の脱
気孔18g2とを連結するように形成することができる(18f1)。また、連通孔18fは、一つの第1の脱気孔18g1と、複数の第2の脱気孔18g2とを連結するように形成することもできる(18f2)。連通孔18fは、複数の第1の脱気孔18g1と、複数の第2の脱気孔18g2とを連結する様に形成することもできる。また、複数の連通孔18fを現像枠体18gに形成することもできる。例えば、18f1で示される連通孔と、18f2で示される連通孔を現像枠体18に形成することもできる。また、例えば、18f1で示される連通孔と、18f2で示される連通孔のいずれか一方を、現像枠体18に形成することもできる。このとき、連通孔18fを形成するために、それぞれの脱気孔18gの間に位置する現像枠体18の一部が除去される。
本実施例で示した脱気孔18g(複数の第1の脱気孔18g1と、複数の第2の脱気孔18g2)の配置によれば、容易に連通孔18fを形成することができる。また、連通孔18fを形成することで繋がれる脱気孔18gの数を増やすことで、連通孔18fを容易に拡張することができる。これにより、脱気孔18gの脱気性能も向上できる。
なお、トナーの再充填工程、連通孔18fを封止する封止工程は、実施例1と同じであるため、説明を省略する。つまり、実施例1と同じく、連通孔18f(脱気孔18g)を、フィルタ35、新品フィルタ37c、キャップ部材37b等の封止部材によって封止することができる。
4…現像装置(現像ユニット)、7…プロセスカートリッジ、18…現像剤収容容器(現像枠体)、18a…現像剤収容室、18b…現像室、18c…開口、18e…解放位置、18f…連通孔、18g…脱気孔、20…現像剤供給部材、21…現像剤規制部材、22…現像剤担持体(現像ローラ)、23…撹拌部材、23a…回転軸、23b…撹拌シート、35…フィルタ、36…漏斗、37…封止部材、37a…シール部材、37b…キャップ部材、37c…新品フィルタ、38…接着部材

Claims (20)

  1. 現像装置を再生産する再生産方法であって、
    前記現像装置は、
    現像剤を収容するための収容室と、現像剤を担持する現像剤担持体が配設される現像室と、前記収容室と前記現像室とを仕切る仕切り部とを有する枠体であって、前記仕切り部に前記収容室と前記現像室とを連通する開口が備えられた枠体と、
    現像剤を撹拌するための撹拌部材であって、前記収容室を形成する前記枠体の壁面と当接可能に前記収容室に配置された撹拌部材と、
    を備え、
    前記再生産方法は、
    前記枠体の外部と前記現像室とを連通するように、前記枠体の一部を除去して連通孔を形成する連通工程と、
    前記連通孔を介して前記枠体の内部に現像剤を再充填する再充填工程と、前記連通孔を封止する封止工程と、
    を有することを特徴とする再生産方法。
  2. 前記現像装置は、前記枠体の外部と前記現像室とを連通する脱気孔が備えられた前記枠体と、前記脱気孔を覆うように前記枠体に貼り付けられたフィルタと、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の再生産方法。
  3. 前記フィルタの少なくとも一部を前記枠体から剥離することにより、前記脱気孔を前記枠体の外部に露出する工程を含むことを特徴とする請求項2に記載の再生産方法。
  4. 前記封止工程において、前記枠体から剥離されたフィルタまたは新たなフィルタを、前記脱気孔を覆うように、前記枠体に取り付けることを特徴とする請求項3に記載の再生産方法。
  5. 前記連通工程は、前記フィルタに貫通孔を形成する工程を含み、
    前記連通孔は、前記脱気孔と前記貫通孔を含むことを特徴とする請求項2に記載の再生産方法。
  6. 前記封止工程において、前記貫通孔を塞ぐ封止部材を前記フィルタに接着することを特徴とする請求項5に記載の再生産方法。
  7. 前記連通工程は、前記脱気孔の大きさを拡げる工程を含むことを特徴とする請求項2〜6のいずれか1項に記載の再生産方法。
  8. 前記枠体は、複数の前記脱気孔が備えられ、
    前記連通工程は、前記複数の前記脱気孔を連結する工程を含むことを特徴とする請求項7に記載の再生産方法。
  9. 現像装置を再生産する再生産方法であって、
    前記現像装置は、
    現像剤を収容するための収容室と、現像剤を担持する現像剤担持体が配設される現像室と、前記収容室と前記現像室とを仕切る仕切り部とを有する枠体であって、前記仕切り部に前記収容室と前記現像室とを連通する開口が備えられた枠体と、
    現像剤を撹拌するための撹拌部材であって、前記収容室を形成する前記枠体の壁面と当接可能に前記収容室に配置された撹拌部材と、
    を備え、
    前記枠体に前記枠体の外部と前記現像室を連通する脱気孔と、前記脱気孔を覆うように前記枠体に貼り付けられたフィルタとが備えられ、
    前記再生産方法は、
    前記フィルタの少なくとも一部を前記枠体から剥離することにより、前記枠体の外部と前記現像室とを連通する連通孔を形成する連通工程と、
    前記枠体の内部に現像剤を再充填する再充填工程と、
    前記連通孔を封止する封止工程と、
    を有することを特徴とする再生産方法。
  10. 前記封止工程において、前記枠体から剥離されたフィルタまたは新たなフィルタを、前記脱気孔を覆うように、前記枠体に取り付けることを特徴とする請求項9に記載の再生産方法。
  11. 前記連通工程は、前記フィルタに貫通孔を形成する工程を含み、
    前記連通孔は、前記脱気孔と前記貫通孔を含むことを特徴とする請求項9または10に記載の再生産方法。
  12. 前記封止工程において、前記貫通孔を塞ぐ封止部材を前記フィルタに接着することを特徴とする請求項11に記載の再生産方法。
  13. 前記連通工程は、前記脱気孔の大きさを拡げる工程を含むことを特徴とする請求項9〜12のいずれか1項に記載の再生産方法。
  14. 前記枠体は、複数の前記脱気孔が備えられ、
    前記連通工程は、前記複数の前記脱気孔を連結する工程を含むことを特徴とする請求項9〜13のいずれか1項に記載の再生産方法。
  15. 前記連通孔は、前記開口と対向する位置に配置されることを特徴とする請求項1〜14のいずれか1項に記載の再生産方法。
  16. 前記仕切り部は、前記撹拌部材が前記現像室に入り込むことを規制するように構成されることを特徴とする請求項1〜15のいずれか1項に記載の再生産方法。
  17. 前記再充填工程において、前記現像剤は、前記連通孔と前記開口を介して、前記収容室に充填されることを特徴とする請求項1〜16のいずれか1項に記載の再生産方法。
  18. 前記撹拌部材は、回転軸と、一端が前記回転軸に固定され、他端が前記壁面と当接可能なシート部材と、を有することを特徴とする請求項1〜17のいずれか1項に記載の再生産方法。
  19. 前記現像装置が使用時の姿勢にあるときに、前記現像室が前記収容室よりも上方に位置し、前記連通孔が前記現像室における上方の壁面に位置することを特徴とする請求項1〜18のいずれか1項に記載の再生産方法。
  20. 請求項1〜19のいずれか一項に記載の再生産方法によって再生産された現像装置と、
    前記現像剤担持体に担持された前記現像剤を規制する規制部材と、
    を備えることを特徴とする、画像形成装置に着脱可能なカートリッジ。
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