JP2020031132A - スイッチング素子 - Google Patents

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【課題】 電子蓄積層の抵抗を低減しながら、適切なゲート閾値を実現する。【解決手段】 スイッチング素子であって、半導体基板が、n型のソース層と、p型のボディ層と、n型のドリフト層を有している。第1ゲート絶縁膜が、前記ソース層の表面、前記ボディ層の表面、及び、前記ドリフト層の表面に跨る範囲を覆っている。第2ゲート絶縁膜が、前記第1ゲート絶縁膜よりも高い誘電率を有しており、前記第1ゲート絶縁膜に隣接する位置で前記ドリフト層の前記表面を覆っている。ゲート電極が、前記第1ゲート絶縁膜及び前記第2ゲート絶縁膜を介して、前記ソース層、前記ボディ層、及び、前記ドリフト層に対して対向している。【選択図】図1

Description

本明細書に開示の技術は、スイッチング素子に関する。
特許文献1のスイッチング素子は、n型のソース層と、p型のボディ層と、n型のドリフト層を有している。ソース層は、半導体基板の表面に露出している。ボディ層は、ソース層に隣接する位置で半導体基板の表面に露出している。ドリフト層は、ボディ層に隣接する位置で半導体基板の表面に露出している。ゲート絶縁膜が、ソース層の表面、ボディ層の表面、及び、ドリフト層の表面に跨る範囲を覆っている。ゲート電極が、ゲート絶縁膜を介して、ソース層、ボディ層、及び、ドリフト層に対して対向している。
特表2015/015973号公報
ゲート電極の電位を上昇させると、ボディ層内のゲート絶縁膜近傍の領域に電子が引き寄せられ、その領域にチャネルが形成される。このため、ソース層からチャネルを介してドリフト層へ電子が流れる。また、ゲート電極の電位を上昇させると、ドリフト層内のゲート絶縁膜近傍の領域に電子が引き寄せられ、ドリフト層内に低抵抗を有する電子蓄積層が形成される。したがって、チャネルを通過した電子は、ドリフト層内の電子蓄積層を流れる。ドリフト層に電子蓄積層が形成されることで、スイッチング素子のオン抵抗が低減される。
半導体基板とゲート電極の間の静電容量(以下、ゲート容量という)を高くすると、ドリフト層内のゲート絶縁膜近傍の領域に電子が引き寄せられ易くなる。このため、ゲート容量を高くすると、電子蓄積層における電子の濃度が高くなり、電子蓄積層の抵抗をさらに低くすることができる。しかしながら、ゲート容量を高くすると、ボディ層内のゲート絶縁膜近傍の領域にも電子が引き寄せられ易くなるので、チャネルが形成され易くなる。このため、ゲート閾値が低くなる。このように、従来は、電子蓄積層の抵抗を低減すると、ゲート閾値が低くなるという問題があった。したがって、本明細書では、電子蓄積層の抵抗を低減しながら、適切なゲート閾値を実現する技術を提案する。
本明細書が開示するスイッチング素子は、半導体基板と、第1ゲート絶縁膜と、第2ゲート絶縁膜と、ゲート電極を有している。前記半導体基板が、前記半導体基板の表面に露出しているn型のソース層と、前記ソース層に隣接する位置で前記表面に露出しているp型のボディ層と、前記ボディ層に隣接する位置で前記表面に露出しているとともに前記ボディ層によって前記ソース層から分離されているn型のドリフト層を有している。前記第1ゲート絶縁膜が、前記ソース層の表面、前記ボディ層の表面、及び、前記ドリフト層の表面に跨る範囲を覆っている。前記第2ゲート絶縁膜が、前記第1ゲート絶縁膜よりも高い誘電率を有しており、前記第1ゲート絶縁膜に隣接する位置で前記ドリフト層の前記表面を覆っている。前記ゲート電極が、前記第1ゲート絶縁膜及び前記第2ゲート絶縁膜を介して、前記ソース層、前記ボディ層、及び、前記ドリフト層に対して対向している。
このスイッチング素子では、誘電率が低い第1ゲート絶縁膜が、ソース層の表面、ボディ層の表面、及び、ドリフト層の表面に跨る範囲を覆っている。また、誘電率が高い第2ゲート絶縁膜が、第1ゲート絶縁膜に隣接する位置でドリフト層の表面を覆っている。すなわち、第1ゲート絶縁膜と第2ゲート絶縁膜の境界は、ドリフト層上に位置している。仮に第1ゲート絶縁膜と第2ゲート絶縁膜の境界がボディ層上に位置していると、その境界部近傍でゲート容量が不安定となるので、ゲート閾値の制御が困難となる。これに対し、上記のように、第1ゲート絶縁膜が、ソース層の表面、ボディ層の表面、及び、ドリフト層の表面に跨る範囲を覆っていると、ゲート閾値を正確に制御することができる。また、誘電率が低い第1ゲート絶縁膜によってボディ層の表面が覆われていると、ボディ層にチャネルが形成され難くなる。したがって、ゲート閾値が低くなることを防止し、ゲート閾値を適切な値に制御することができる。また、このスイッチング素子では、誘電率が高い第2ゲート絶縁膜によってドリフト層の表面が覆われているので、第2ゲート絶縁膜の近傍の領域に電子蓄積層が形成され易い。このため、ドリフト層に、電子濃度が高く、抵抗が低い電子蓄積層を形成することができる。
実施形態のスイッチング素子の断面図。 チャネルと電子蓄積層を図示した図1に対応する断面図。
図1に示す実施形態のスイッチング素子10は、MOSFET(metal-oxide-semiconductor field effect transistor)である。スイッチング素子10は、半導体基板12を有している。半導体基板12は、GaN(窒化ガリウム)により構成されている。半導体基板12は、ドレイン層30、ドリフト層32、ボディ層34、及び、ソース層36を有している。
ドレイン層30は、n型層である。ドレイン層30は、半導体基板12の下面12bを含む範囲に配置されている。
ドリフト層32は、ドレイン層30よりもn型不純物濃度が低いn型層である。ドリフト層32は、ドレイン層30上に配置されている。
ボディ層34は、p型層である。ドリフト層32上に、複数のボディ層34が間隔を空けて配置されている。各ボディ層34は、半導体基板12の上面12aを含む範囲に配置されている。各ボディ層34の間では、ドリフト層32が半導体基板12の上面12aまで伸びている。以下では、ドリフト層32のうちの一対のボディ層34の間に位置する部分を、窓部ドリフト層32aという。また、ドリフト層32のうちのボディ層34よりも下側の部分を、基部ドリフト層32bという。窓部ドリフト層32aは、各ボディ層34の側面に接している。基部ドリフト層32bは、各ボディ層34の下面に接している。各ボディ層34は、低濃度層34aと高濃度層34bを有している。高濃度層34bは、低濃度層34aよりも高いp型不純物濃度を有している。高濃度層34bは、ボディ層34の下面を構成している。低濃度層34aは、高濃度層34b上に配置されている。低濃度層34aは、半導体基板12の上面12aを含む範囲に配置されている。
ソース層36は、n型層である。半導体基板12の内部に、複数のソース層36が設けられている。各ソース層36は、対応するボディ層34の低濃度層34aに囲まれた範囲に配置されている。各ソース層36は、半導体基板12の上面12aを含む範囲に配置されている。各ソース層36は、ボディ層34によってドリフト層32から分離されている。
半導体基板12の上部には、ゲート絶縁膜20、ゲート電極23、層間絶縁膜24、及び、上部電極26が配置されている。
ゲート絶縁膜20は、第1ゲート絶縁膜21と第2ゲート絶縁膜22を有している。第1ゲート絶縁膜21と第2ゲート絶縁膜22は、半導体基板12の上面12aを覆っている。第2ゲート絶縁膜22は、第1ゲート絶縁膜21よりも高い誘電率を有する。第1ゲート絶縁膜21は、例えば、酸化シリコン(SiO)等により構成されている。第2ゲート絶縁膜22は、例えば、酸化アルミニウム(Al)または酸化ハフニウム(HfO)等により構成されている。第1ゲート絶縁膜21は、ソース層36の表面、低濃度層34aの表面、及び、窓部ドリフト層32aの表面に跨る範囲を覆っている。このため、第1ゲート絶縁膜21は、低濃度層34aのうちのソース層36と窓部ドリフト層32aの間の部分(チャネル部34c)の表面全体を覆っている。第2ゲート絶縁膜22は、第1ゲート絶縁膜21に隣接する位置で、窓部ドリフト層32aの表面を覆っている。すなわち、窓部ドリフト層32aの表面のうち、低濃度層34aの近傍の部分が第1ゲート絶縁膜21に覆われており、低濃度層34aから離れた部分(窓部ドリフト層32aの中央部)が第2ゲート絶縁膜22に覆われている。第1ゲート絶縁膜21と第2ゲート絶縁膜22の境界では、第2ゲート絶縁膜22上に第1ゲート絶縁膜21が積層された積層部20aが形成されている。積層部20aでは、ゲート絶縁膜20の厚みが局所的に厚い。積層部20aは、窓部ドリフト層32a上に配置されている。第1ゲート絶縁膜21には、コンタクトホール20b、20cが設けられている。各コンタクトホール20bは、ソース層36に達している。各コンタクトホール20cは、半導体基板12の内部まで伸びており、高濃度層34bまで達している。
ゲート電極23は、第1ゲート絶縁膜21と第2ゲート絶縁膜22の表面を覆っている。ゲート電極23は、ソース層36、チャネル部34c、及び、窓部ドリフト層32aの上部に配置されている。ゲート電極23は、第1ゲート絶縁膜21を介して、ソース層36、チャネル部34c、及び、窓部ドリフト層32aに対向している。ゲート電極23は、第2ゲート絶縁膜22を介して、窓部ドリフト層32aに対向している。
層間絶縁膜24は、ゲート電極23を覆っている。
上部電極26は、ソースコンタクト部26a、ボディコンタクト部26b、及び、表面部26cを有している。各ソースコンタクト部26aは、ソース層36の上部に配置されている。各ソースコンタクト部26aは、コンタクトホール20b内でソース層36に接している。各ボディコンタクト部26bは、ボディ層34の上部に配置されている。各ボディコンタクト部26bは、コンタクトホール20c内で高濃度層34bに接している。各ボディコンタクト部26bは、隣接するソースコンタクト部26aに接している。表面部26cは、層間絶縁膜24上に配置されている。表面部26cは、各ボディコンタクト部26bに接している。上部電極26は、層間絶縁膜24によってゲート電極23から絶縁されている。
半導体基板12の下部には、下部電極28が配置されている。下部電極28は、半導体基板12の下面12bに接している。下部電極28は、ドレイン層30に接している。
半導体基板12は、ゲート絶縁膜20を介してゲート電極23と対向している。このだめ、半導体基板12とゲート電極23によってコンデンサが形成されている。半導体基板12とゲート電極23の間の単位面積当たりの静電容量は、ゲート絶縁膜20の誘電率と厚みによって定まる。上述したように、第2ゲート絶縁膜22の誘電率ε2は、第1ゲート絶縁膜21の誘電率ε1よりも大きい。また、第2ゲート絶縁膜22の膜厚T2と第1ゲート絶縁膜21の膜厚T1は、ε1/d1<ε2/d2の関係を満たしている。このため、第2ゲート絶縁膜22を介して半導体基板12とゲート電極23が対向している部分の単位面積あたりの静電容量(=ε2/d2)は、第1ゲート絶縁膜21を介して半導体基板12とゲート電極23が対向している部分の単位面積あたりの静電容量(=ε1/d1)よりも大きい。また、積層部20aの膜厚が厚いので、積層部20aを介して半導体基板12とゲート電極23が対向している部分の単位面積あたりの静電容量は、他の部分よりも小さい。
次に、スイッチング素子10の動作について説明する。下部電極28には、上部電極26よりも高い電位が印加される。ゲート電極23の電位(以下、ゲート電位という)を上昇させると、ボディ層34のチャネル部34cの表層部(第1ゲート絶縁膜21近傍の部分)に電子が引き寄せられる。その結果、図2に示すように、チャネル部34cの表層部にチャネル50が形成される。このため、ソース層36からチャネル50を介して窓部ドリフト層32aへ電子が流れる。また、ゲート電位を上昇させると、窓部ドリフト層32aの表層部(ゲート絶縁膜20近傍の部分)にも電子が引き寄せられる。その結果、図2に示すように、窓部ドリフト層32aの表層部に電子蓄積層52が形成される。電子蓄積層52内では、ドリフト層32の他部よりも電子濃度が高く、抵抗が低い。このため、窓部ドリフト層32aに流入した電子は、電子蓄積層52に沿って流れ、その後、電子蓄積層52から下方向へ流れる。このように窓部ドリフト層32aの表層部に電子蓄積層52が形成されることで、窓部ドリフト層32aの抵抗が低くなる。電子は、窓部ドリフト層32aから基部ドリフト層32bを介してドレイン層30へ流れる。このように、ソース層36からドレイン層30へ電子が流れるので、スイッチング素子10がオンする。
窓部ドリフト層32aの上部のゲート絶縁膜20は、第1ゲート絶縁膜21単体、第2ゲート絶縁膜22単体、及び、積層部20aを有している。上述したように、半導体基板12とゲート電極23の間の単位面積あたりの静電容量は、積層部20aを介する部分よりも第1ゲート絶縁膜21単体を介する部分で大きく、第1ゲート絶縁膜21単体を介する部分よりも第2ゲート絶縁膜22単体を介する部分でさらに大きい。したがって、窓部ドリフト層32aに形成される電子蓄積層52内の電子濃度は、積層部20aの下側の部分52bよりも第1ゲート絶縁膜21単体の下側の部分52aで高く、第1ゲート絶縁膜21単体の下側の部分52aよりも第2ゲート絶縁膜22単体の下側の部分52cでさらに高い。したがって、電子蓄積層52内の抵抗は、部分52bよりも部分52aで低く、部分52aよりも部分52cでさらに低い。窓部ドリフト層32aの上部の一部に誘電率が高い第2ゲート絶縁膜22が設けられていることで、電子蓄積層52内に特に抵抗が低い部分52cを形成することが可能となり、窓部ドリフト層32aの抵抗を低減することができる。
なお、第1ゲート絶縁膜21と第2ゲート絶縁膜22の境界では、ゲート絶縁膜20に隙間が生じることを防止するため、第1ゲート絶縁膜21と第2ゲート絶縁膜22が重なっている。このため、第1ゲート絶縁膜21と第2ゲート絶縁膜22の境界には、積層部20aが形成されている。上述した通り、電子蓄積層52のうちの積層部20aの下側の部分52bでは抵抗が高くなるが、積層部20aの幅を狭くすることでその影響を最小化することができる。したがって、窓部ドリフト層32aの上部に第2ゲート絶縁膜22を設けることで、電子蓄積層52全体の抵抗を低減することができる。
また、スイッチング素子10では、窓部ドリフト層32aの上部に積層部20aが配置されることで、ゲート閾値が適切な値に設定されている。すなわち、仮に、チャネル部34cの上部のゲート絶縁膜20に積層部20a存在すると、積層部20aにおいて静電容量が局所的に小さくなり、積層部20aの下部でチャネル部34cにチャネルが形成され難くなる。このような構造では、積層部20aの下部にチャネルが形成されるまでスイッチング素子がオンできないので、ゲート閾値(スイッチング素子がオンするのに必要なゲート電位)が極めて高くなる。これに対し、実施形態のスイッチング素子では、積層部20aが窓部ドリフト層32a上に配置されており、チャネル部34cの表面は略均一な厚さの第1ゲート絶縁膜21によって覆われている。このため、ゲート閾値が極端に高くなることがない。また、チャネル部34cの表面を覆う第1ゲート絶縁膜21は、第2ゲート絶縁膜22よりも低い誘電率を有している。このため、ゲート閾値が極端に低くなることを防止することができる。すなわち、スイッチング素子10の構造によれば、ゲート閾値を適切な値に設定することができる。
ゲート電位をゲート閾値未満まで低下させると、チャネル50が消失し、スイッチング素子10がオフする。スイッチング素子10がオフすると、ゲート絶縁膜20に高い電界が加わる。このとき、窓部ドリフト層32aの中央部の上部で、ゲート絶縁膜20に加わる電界が特に高くなる。本実施形態では、窓部ドリフト層32aの中央部の上部に第2ゲート絶縁膜22が配置されている。第2ゲート絶縁膜22が高い誘電率を有するので、ゲート絶縁膜20に加わる電界を緩和することができる。したがって、実施形態のスイッチング素子10は、高い耐圧を有する。
なお、上述した実施形態では、積層部20aにおいて第1ゲート絶縁膜21が第2ゲート絶縁膜22上に配置されていたが、積層部20aにおいて第2ゲート絶縁膜22が第1ゲート絶縁膜21上に配置されていてもよい。
以上、実施形態について詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例をさまざまに変形、変更したものが含まれる。本明細書または図面に説明した技術要素は、単独あるいは各種の組み合わせによって技術有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組み合わせに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの1つの目的を達成すること自体で技術有用性を持つものである。
10 :スイッチング素子
12 :半導体基板
20 :ゲート絶縁膜
20a :積層部
21 :第1ゲート絶縁膜
22 :第2ゲート絶縁膜
23 :ゲート電極
24 :層間絶縁膜
26 :上部電極
28 :下部電極
30 :ドレイン層
32 :ドリフト層
32a :窓部ドリフト層
32b :基部ドリフト層
34 :ボディ層
34c :チャネル部
36 :ソース層
50 :チャネル
52 :電子蓄積層

Claims (1)

  1. スイッチング素子であって、
    半導体基板と、
    第1ゲート絶縁膜と、
    第2ゲート絶縁膜と、
    ゲート電極、
    を有しており、
    前記半導体基板が、
    前記半導体基板の表面に露出しているn型のソース層と、
    前記ソース層に隣接する位置で前記表面に露出しているp型のボディ層と、
    前記ボディ層に隣接する位置で前記表面に露出しており、前記ボディ層によって前記ソース層から分離されているn型のドリフト層、
    を有しており、
    前記第1ゲート絶縁膜が、前記ソース層の表面、前記ボディ層の表面、及び、前記ドリフト層の表面に跨る範囲を覆っており、
    前記第2ゲート絶縁膜が、前記第1ゲート絶縁膜よりも高い誘電率を有しており、前記第1ゲート絶縁膜に隣接する位置で前記ドリフト層の前記表面を覆っており、
    前記ゲート電極が、前記第1ゲート絶縁膜及び前記第2ゲート絶縁膜を介して、前記ソース層、前記ボディ層、及び、前記ドリフト層に対して対向している、
    スイッチング素子。
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