JP2020030302A5 - - Google Patents

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本発明の観察光学系は、画像表示面に表示された画像を観察するための観察光学系であって、観察面側から画像表示面側へ順に、半透過反射の面よりなる第1面、画像表示面側が透過の面よりなる正の屈折力の第1レンズ、観察面側が半透過反射の第2面であり画像表示面側が透過の面よりなる第2レンズを有し、前記第1レンズと前記第2レンズは間隔を隔てて配置されており、前記画像表示面からの光は、前記第2レンズを透過し、前記第1レンズに入射し、前記第1面で前記画像表示面側へ反射した後、第1レンズを透過し、前記第2レンズの第2面で観察面側へ反射し、前記第1レンズを透過した後に、観察面に入射し、前記第1レンズの焦点距離をfG1、前記観察光学系の焦点距離をfとするとき、
2.0<fG1/f<10.0
なる条件式を満足することを特徴としている。
ここで、第1レンズG1の透過面は半透過反射面HM1と、半透過反射面HM2の間に配置している。これにより画像表示面IDからの光束は第1レンズG1の内部を光束が3回通過する、所謂トリプルパス構成としている。この構成によれば、第1レンズG1の肉厚(レンズ厚)を増やすことなく、第1レンズG1の正の屈折力を分担する正の屈折力を強めることができる。このとき、正の屈折力を有する半透過反射面HM2の屈折力の分担を低減できるため、半透過反射面HM2のレンズ面の曲率を緩めることができ観察光学系の厚みを薄型化することができる。また、第1レンズG1と第2レンズG2の間に間隔を配置することで、レンズ面の形状の自由度を確保し、トリプルパス構成にて第1レンズG1の屈折力の分担を強めた場合に増加しやすい球面収差を良好に補正している。また、半透過反射面HM2は第2レンズG2の観察面SP側に配置し、第2レンズG2の内部を光束が1回通過する、所謂シングルパス構成としている。各実施例の観察光学系は、後述のように偏光を利用することで、光の利用効率を向上させている。ここで、偏光を利用する場合、光学材料の複屈折に起因して偏光状態が設計上の理想状態から変動する場合がある。この課題はとくに、光学系の軽量化を狙い、光学材料に樹脂材料を用いた場合に生じてくる。つまり、光学系全系において、光学材料中の光路長を短縮する構成をとることが好ましい。各実施例では、前述のように観察光学系の薄型化に寄与する第1レンズG1のみをトリプルパス構成で用いることにより、光学材料中の光路長を必要最小限に配置している。
条件式(1)は半透過反射の第2面HM2の曲率半径と観察光学系の焦点距離の比を規定する。条件式(1)を満足することで、第2面HM2の曲率を緩める配置として、観察光学系の厚みを薄型化している。
条件式(1)の下限を超えると、第2面HM2の曲率半径が大きくなりすぎる。このとき、反射面利用時の正の屈折力が緩まりすぎるため、観察光学系が大型化してしまう、若しくは、広い視野角を確保することが困難となる。一方、上限を超えると、第2面HM2の曲率半径が小さくなりすぎ、観察光学系の厚みを薄型化するのが困難となる。
条件式(2)の下限を超えると、第1レンズG1の焦点距離が観察光学系の焦点距離に比して短くなりすぎ、球面収差の補正が困難となる。一方、上限を超えると、第1レンズG1の焦点距離が観察光学系の焦点距離に比して長くなりすぎる。このとき、第2面HM2の屈折力分担が増大しすぎることにより、観察光学系の厚みが増大するのでよくない。
条件式(3)の下限を超えると、第1レンズG1のレンズ形状が強い両凸形状となり、コバ厚を確保するため中心肉厚が増大してしまう。一方、上限を超えると、第1レンズG1のレンズ形状が観察面SP側に凹形状で、メニスカス形状となるとともに、所望の屈折力を確保するのが困難となる。このとき、第2面HM2の屈折力分担が増大しすぎることにより、観察光学系の厚みが増大するのでよくない。
条件式(4)の下限を超えると、第1レンズG1の中心肉厚が第2レンズG2の中心肉厚に比して小さくなりすぎる。このとき、観察光学系における光学材料中の光路長短縮の観点からは有利であるが、第1レンズG1に所望の屈折力を配置しつつ所定の長さのコバ厚を確保することが困難となる。つまり、第2面HM2の屈折力分担が増大しすぎることにより、観察光学系の厚みが増大してしまう。
条件式(6)の下限を超えると、第1レンズG1の中心肉厚が小さくなりすぎる。このとき、第1レンズG1に所望の屈折力を配置しつつ十分なコバ厚を確保することが困難となり、第2面HM2の屈折力分担が増大しすぎることにより、観察光学系の厚みが増大してしまう。一方、上限を超えると第1レンズG1の中心肉厚が大きくなりすぎる。ここで、第1レンズG1はトリプルパス構成で用いるため、第1レンズG1の光学材料中の光路長が増大しすぎることとなる。このとき、後述のように偏光を利用する構成をとる場合、光学材料の複屈折に起因して偏光状態が設計理想状態から変動してしまうのでよくない。

Claims (12)

  1. 画像表示面に表示された画像を観察するための観察光学系であって、観察面側から画像表示面側へ順に、半透過反射の面よりなる第1面、画像表示面側が透過の面よりなる正の屈折力の第1レンズ、観察面側が半透過反射の第2面であり画像表示面側が透過の面よりなる第2レンズを有し、前記第1レンズと前記第2レンズは間隔を隔てて配置されており、前記画像表示面からの光、前記第2レンズを透過し、前記第1レンズに入射し、前記第1面で前記画像表示面側へ反射した後、第1レンズを透過し、前記第2レンズの第2面で観察面側へ反射し、前記第1レンズを透過した後に、観察面に入射し、
    前記第1レンズの焦点距離をfG1、前記観察光学系の焦点距離をfとするとき、
    2.0<fG1/f<10.0
    なる条件式を満足することを特徴とする観察光学系。
  2. 前記第2面の曲率半径をRHM2、前記観察光学系の焦点距離をfとするとき、
    −5.0<RHM2/f<−1.0
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項1に記載の観察光学系。
  3. 前記第1レンズの焦点距離をfG1、前記観察光学系の焦点距離をfとするとき、
    .0<G1/f<.0
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項1または2に記載の観察光学系。
  4. 前記第1レンズの観察面側のレンズ面の曲率半径をRG1a、前記第1レンズの画像表示面側のレンズ面の曲率半径をRG1bとするとき、
    0.1<(RG1a+RG1b)/(RG1a−RG1b)<5.0
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の観察光学系。
  5. 前記第1レンズの中心肉厚をDG1、前記第2レンズの中心肉厚をDG2とするとき、
    0.1<DG1/DG2<3.0
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の観察光学系。
  6. 前記第1面は前記第1レンズの観察面側の面であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の観察光学系。
  7. 前記第1面は平面であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の観察光学系。
  8. 前記第1レンズの画像表示面側のレンズ面は非球面であり、観察面側から画像表示面側へのサグ量を正として、前記非球面の最大有効径端における近軸曲率面のサグ量と非球面のサグ量の差分をsagG1b、前記観察光学系の焦点距離をfとするとき、
    0.001<sagG1b/f<0.200
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の観察光学系。
  9. 前記第2レンズの画像表示面側に正の屈折力の第3レンズを有することを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の観察光学系。
  10. 請求項1乃至9のいずれか1項に記載の観察光学系と、画像情報を表示する画像表示素子を有し、前記観察光学系によって、拡大された前記画像表示素子の画像情報を前記観察光学系を介して観察することを特徴とする観察装置。
  11. 前記第1面から前記画像表示面までの距離(ガラスブロックは空気換算長)をOAL、前記第1レンズの中心肉厚をDG1とするとき、
    0.1<DG1/OAL<0.5
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項10に記載の観察装置。
  12. 前記第1面から前記画像表示面までの距離((ガラスブロックは空気換算長)をOAL、前記観察光学系の焦点距離をfとするとき、
    0.4<OAL/f<2.0
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項10又は11に記載の観察装置。
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