JP2020030253A - 表示装置および表示装置の駆動方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】デジタル駆動の液晶表示装置はオンとオフの切り替わり液晶の応答性が原因で明るさの誤差が生じて階調性が乱れる。【解決手段】表示画素を含む表示部と、階調データの各ビットに対応し、対応ビットの重みに応じた期間となる複数のサブフィールドで1フレーム期間を分割し、ON/OFF期間を2値で階調表現するデジタル駆動において、任意の階調にフレーム毎に異なる階調を選択する階調選択手段と、任意の階調を特定する階調特定手段とを有し、階調特定手段により特定された任意の階調において、階調選択手段によりフレーム毎に階調を異ならせることで、階調性を低下させることなく、階調に対するフレーム間の明るさの積分が滑らかに単調増加することが可能となる。【選択図】図11

Description

本発明は、パルス幅変調(PWM)で階調表示を行う液晶表示素子の表示装置および駆動方法に関する。また、その表示装置および駆動手段を用いて液晶表示素子からの光をスクリーン等に投影する画像表示装置に関する。
従来、画像変調手段として2次元画素光学スイッチとして液晶表示素子を用いた表示装置が有り、例えば透明電極を有する第1の透明基板と、画素を形成する透明電極及び配線,スイッチング素子等を有する第2の透明基板との間に誘電異方性が正のネマチック液晶を封入し、液晶分子長軸を2枚のガラス基板間で連続的に90°ねじった、いわゆるTN(Twisted Nematic)液晶表示素子が用いられている。
また、このような透過型の液晶表示素子の他に、透明電極を有する透明基板と、2次元光学スイッチとして一方の基板に反射鏡と配線、スイッチング素子等有する回路基板との間に誘電異方性が正のネマチック液晶を封入し、液晶分子長軸を2枚の基板間に対してほぼ垂直にモメオトロピック配向させた、いわゆるVAN(Vertical Alignment Nematic)液晶型の反射型液晶表示素子を用いているものもある。いずれの液晶表示素子も、液晶層に電圧を印加することで液晶分子のダイレクタ方向を制御して光の偏光状態を変えて表示する明るさを制御している。
一般的に、液晶表示素子を駆動する手段は、液晶層に印加する電圧を変化させることで明るさを制御するアナログ駆動と、液晶層に印加する電圧を2値化して電圧印加時間を変化させることで明るさを制御するデジタル駆動が存在する。
デジタル駆動方式として、1フレームを時間軸上で複数のサブフレームに分割して各サブフレームにおいて各画素を階調に応じてオン電圧又はオフ電圧を印加するサブフレーム駆動方式が提案されている。
ここで、一般的なサブフレーム駆動の階調表現の説明をする。図1は1フレーム期間の中で複数のサブフレームに分割された各ビットを表現している。数値は1フレーム期間の中で分割された時間の重みを示し、例として、64階調を表現したものになる。1フレーム内で各ビットの重みがバイナリで表現されており、図2は階調データを示す。縦軸が階調で横軸が1フレームの時間を示す。このとき、オン時間は白、オフ時間は黒で表現しており、横に左から16,8,1,2,4,32と並んだ数値は1フレームの分割時間であり、各サブフレームの時間を示している。
図3(a)に階調40の1フレームのオンとオフの駆動時間、図3(b)に階調41の1フレームのオンとオフの駆動時間を表す。階調40のオン時間は1フレームの39/63の割合の時間であり、階調41のオン時間は1フレームの40/63の割合の時間である。
このとき、階調40はオフとオンの時間が2分割されているが、階調41はオン時間の間にオフ時間が挿入されている。一般的に液晶表示素子の液晶は応答性があるため、オンとオフ、あるいはオフとオンの境目で明るさの変化に傾きを持つことになる。
図4(a)は階調40の時間に対する明るさの変化、図4(b)は階調41の時間に対する明るさの変化を表す。このとき、階調41は階調40に対してオン時間は長いが、オンの間にオフが挿入される箇所で液晶の応答性が原因で明るさが低下することになり、階調41の明るさが階調40の明るさより低くなってしまうことがある。
図5は階調に対する明るさのガンマカーブである。図4(a)図4(b)より、階調41は階調40より暗くなるため、輝度が暗い側に飛んでいる階調性異常が生じている。
この階調性の乱れを抑制するために、下記の公知例が提案されている。特許文献1に提案されているように、表示画素を含む表示部と、複数ビットからなる階調コードの各ビットの重みに応じた駆動間隔で、各ビットの値に基づいて表示画素を駆動する駆動部と、表示画素の輝度が滑らかに変化するように駆動間隔および階調コードのうち少なくとも一方を補正する補正部とを備える。駆動間隔および階調コードのうち少なくとも一方を補正することにより、表示画素は階調コードを変化させたときになめらかに輝度が変化するように階調表示を行う。
これにより、輝度が暗い側に飛ぶ諧調異常を補正して滑らかに単調増加する諧調性を得ることができる提案がなされている。
特開2013−68792号公報
しかしながら、特許文献1は、通常は階調コードが増加する際に輝度が単調増加するが、単調増加性を失っているような例えば、階調コードが増加する際に輝度が逆に減少する場合において、階調変換部が階調コードの一部を省くように階調変換することにより、減少量を抑制して単調増加性を確保し、滑らかな階調性を実現する。
具体的には、図6に示した例では、階調コードが2048〜2076の範囲にある場合の輝度は、階調コードが2047に対して2048の輝度が低くなっているため、階調コードが2048〜2076の範囲を省くことにより、単調増加性を得ることができる。
しかしこの場合、階調コード2048〜2076の範囲を省いており、階調性が低下することになる。更には、この階調コードを省く箇所が多数あると更に階調性が低下し、画質の低下となってしまう問題があった。
上記の課題を解決するために、本発明に係る駆動回路は、
表示画素を含む表示部と、階調データの各ビットに対応し、対応ビットの重みに応じた期間となる複数のサブフィールドで1フレーム期間を分割し、ON/OFF期間を2値で階調表現するデジタル駆動において、任意の階調にフレーム毎に異なる階調を選択する階調選択手段と、任意の階調を特定する階調特定手段と、を有し、階調特定手段により特定された任意の階調において、階調選択手段によりフレーム毎に階調を異ならせることで、階調性を低下させることなく、階調に対するフレーム間の明るさの積分が滑らかに単調増加することが可能となる。
また、階調選択手段によってフレーム毎に異なる階調を選択するが、奇数フレームに第1の階調、偶数フレームに第2の階調が交互に選択される、あるいは、階調選択手段によってフレーム毎に異なる階調を選択するが、複数の各々のフレームに対応して複数の任意の階調を選択し、複数のフレームに対応した複数の階調を繰り返し選択することで、階調性を低下させることなく、階調に対するフレーム間の明るさの積分が滑らかに単調増加することが可能となる。
本発明の効果について説明する。デジタル駆動の液晶表示装置はオンとオフの切り替わり液晶の応答性が原因で明るさの誤差が生じて階調性が乱れる。これを解決する為に、輝度段差の生じる階調付近で、フレーム毎に異なる階調を設定してフレーム間での輝度積分が滑らかなになるように階調選択を行う。これにより、階調性を低下させることなく、階調に対するフレーム間の明るさの積分が滑らかに単調増加することが可能となる。
従来例の複数のサブフレームに分割された各ビットを表す図 (a)は従来例の階調データを表す図、(b)は従来例の各階調データにおける明るさを表す図 (a)は階調40の階調データを表す図、(b)は階調41の階調データを表す図 (a)は階調40の1フレーム内の明るさの変化を表す図、(b)は階調41の1フレーム内の明るさの変化を表す図 従来の階調に対する明るさを表す図 特許文献1の提案に関する階調性を表す図 実施例1の光学系を表す図 実施例1の液晶表示素子の断面を表す図 実施例1の従来の階調に対する明るさを表す図 実施例1の実施前(従来)と実施後(本実施例)の各階調に対する明るさの図 実施例1の本実施例での階調に対する明るさを表す図 実施例2の実施前(従来)と実施後(本実施例)の各階調に対する明るさの図 実施例2の本実施例での階調に対する明るさを表す図 実施例3の実施前(従来)と実施後(本実施例)の各階調に対する明るさの図 実施例3の本実施例での階調に対する明るさを表す図 実施例4の実施前(従来)と実施後(本実施例)の各階調に対する明るさの図 実施例4の本実施例での階調に対する明るさを表す図 実施例5の実施前(従来)と実施後(本実施例)の各階調に対する明るさの図 実施例5の本実施例での階調に対する明るさを表す図 実施例6の従来の階調に対する明るさを表す図 実施例6の実施前(従来)と実施後(本実施例)の各階調に対する明るさの図 実施例6の本実施例での階調に対する明るさを表す図
以下に、本発明の好ましい実施の形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。
図11は、実施例1の本実施例での階調に対する明るさを表す図である。本実施例では、奇数フレームは各諧調を選択し、偶数フレームではそれ以上の階調を選択し、積分でなめらかな階調性を表現している。対策前は従来、対策後は本実施例を実施した場合のガンマカーブを示しており、階調性は輝度の段差が生じず滑らかに繋がり、かつ、階調性も維持したままの良好な画質が得られる。
本発明の表示装置の実施形態を図7に基づき説明する。図7は投写型表示装置の実施形態を構成する主要な光学系の断面図である。
不図示の外部ビデオ入力信号を液晶表示素子駆動信号に変換する液晶表示素子ドライバー303からのドライブ信号を図中の実線を介して反射型液晶素子からなるレッド用液晶表示素子3R、グリーン用液晶表示素子3G、ブルー用液晶表示素子2Bをそれぞれ独立制御し、一方、本発明の照明手段301(側面図を横に記している)からの紙面垂直方向に直線偏光偏波した照明光を、マゼンタ色を反射しグリーン色を透過するマゼンタグリーン波長帯域分離ダイクロイックミラー305によってまずマゼンタ色成分を偏向し、偏向されたマゼンタ色は、ブルー色の偏光に半波長のリタデーションを与えるブルークロスカラー偏光子311を通過して、紙面水平方向に直線偏光偏波したブルー色成分と、紙面垂直方向に直線偏光偏波したレッド色成分が作成され、次に、偏光ビームスプリッタ310に入射し、紙面水平方向に直線偏光偏波したブルー色成分は偏光分離膜をP偏光波のため透過して、ブルー用液晶表示素子3Bに導かれ、紙面垂直方向に直線偏光偏波したレッド色成分は偏光分離膜をS偏光波のため反射して、レッド用液晶表示素子3Rに導かれる。
一方、マゼンタグリーン波長帯域分離ダイクロイックミラー305によって透過分離されたグリーン色成分は、光路長を補正するためのダミーガラス306を通過し、次に、偏光ビームスプリッタ307に入射し、紙面垂直方向に直線偏光偏波したグリーン色成分は偏光分離膜をS偏光波のため反射して、グリーン用液晶表示素子3Gに導かれるように構成されている。
上記の照明構成で各レッド用液晶表示素子3R、グリーン用液晶表示素子3G、ブルー用液晶表示素子3Gは照明される。
一方、ビデオ信号に法って変調されたレッド用液晶表示素子3R、グリーン用液晶表示素子3G、ブルー用液晶表示素子3Bによって、各液晶表示素子3R、3G、3Bを照明する光は、各レッド用液晶表示素子3R、グリーン用液晶表示素子3G、ブルー用液晶表示素子3Bに配列された画素の変調状態に応じて偏光のリタデーションが付与され、照明光と同じ方向の偏光偏波成分は、照明光路を略引き返す光路を辿って光源ランプ側に戻り、照明光の偏波方向に対して直角方向の偏光偏波成分に関しては、レッド用液晶表示素子3Rによる変調光は偏光偏波方向が紙面水平方向となり、偏光ビームスプリッタ310の偏光分離膜をP偏光波のため透過して、次に、レッド色の偏光に半波長のリタデーションを与えるレッドクロスカラー偏光子312を通過して、紙面垂直方向に直線偏光偏波したレッド色成分に変換され、次に、偏光ビームスプリッタ308に入射し、紙面垂直方向に直線偏光偏波したレッド色成分は偏光分離膜をS偏光波のため反射して、投影光学系304の方向に偏向を受ける。
ブルー用液晶表示素子3Bによる変調光は偏光偏波方向が紙面垂直方向となり、偏光ビームスプリッタ310の偏光分離膜をS偏光波のため反射して、次に、レッド色の偏光に半波長のリタデーションを与えるレッドクロスカラー偏光子312の作用を受けずに通過して、次に、偏光ビームスプリッタ308に入射し、紙面垂直方向に直線偏光偏波したブルー色成分は偏光分離膜をS偏光波のため反射して、投影光学系304の方向に偏向を受ける。
グリーン用液晶表示素子3Gによる変調光は偏光偏波方向が紙面水平方向となり、偏光ビームスプリッタ307の偏光分離膜をP偏光波のため透過して、次に、光路長を補正するためのダミーガラス309を通過し、次に、偏光ビームスプリッタ308に入射し、紙面水平方向に直線偏光偏波したグリーン色成分は偏光分離膜をP偏光波のため透過して、投影光学系304の方向に導かれる。ただし各レッド用液晶表示素子3R、グリーン用液晶表示素子3G、ブルー用液晶表示素子3Bにおける複数配された画素は各所定画素が相対的に所定精度を有して重なるように調整またはメカ的または電気的に補償されていることは言及するまでもない。
次に、合波されたカラー色として変調された光はそのまま投影光学系304の入射瞳によって捕らえられ、各レッド用液晶表示素子3R、グリーン用液晶表示素子3G、ブルー用液晶表示素子3Bの光変調面と光拡散スクリーン313の光拡散面が投影光学系304によって光学的共役関係に配されているため、光拡散スクリーン313に転送されて、ビデオ信号に法った画像が光拡散スクリーン313に表示されるものである。
このとき、各々レッド用液晶表示素子3R、グリーン用液晶表示素子3G、ブルー用液晶表示素子3Bは、垂直配向モードの反射型液晶表示素子である。
図8は、各々レッド用液晶表示素子3R、グリーン用液晶表示素子3G、ブルー用液晶表示素子2Bの断面構造を示し、101はARコート膜、102はガラス基板、103は共通電極、104は配向膜、105は液晶層、106は配向膜、107は画素電極、108はSi基板である。
ここで、本実施例のサブフレーム駆動の階調表現の説明をする。図1は1フレーム期間の中で複数のサブフレームに分割された各ビットを表現している。数値は1フレーム期間の中で分割された時間の重みを示し、例として、64階調を表現したものになる。1フレーム内で各ビットの重みがバイナリで表現されており、図2(a)は階調データを示す。縦軸が階調で横軸が1フレームの時間を示す。このとき、オン時間は白、オフ時間は黒で表現しており、横に左から16,8,1,2,4,32と並んだ数値は1フレームの分割時間であり、各サブフレームの時間を示している。
図3(a)に階調40の1フレームのオンとオフの駆動時間、図3(b)に階調41の1フレームのオンとオフの駆動時間を表す。階調40のオン時間は1フレームの39/63の割合の時間であり、階調41のオン時間は1フレームの40/63の割合の時間である。
このとき、階調40はオフとオンの時間が2分割されているが、階調41はオン時間の間にオフ時間が挿入されている。一般的に液晶表示素子の液晶は応答性があるため、オンとオフ、あるいはオフとオンの境目で明るさの変化に傾きを持つことになる。
図4(a)は階調40の時間に対する明るさの変化、図4(b)は階調41の時間に対する明るさの変化を表す。このとき、階調41は階調40に対してオン時間は長いが、オンの間にオフが挿入される箇所で液晶の応答性が原因で明るさが低下することになり、階調41の明るさが階調40の明るさより低くなってしまうことがある。
図9は従来の階調に対する明るさのガンマカーブである。図4(a)図4(b)より、階調41は階調40より暗くなるため、輝度が暗い側に飛んでいる階調性異常が生じている。
この階調性の乱れを抑制するために、輝度が暗くなっている階調41以上の階調から特定の階調の範囲に対して、1フレーム毎に選択する階調を変更して複数フレームでの輝度の積分が単調増加になるように階調選択を行う。
本実施例においては、階調41の奇数フレームは階調41を選択し、偶数フレームは階調45を選択する。また、階調42の奇数フレームは階調42を選択し、偶数フレームは階調45を選択する。また、階調43の奇数フレームは階調43を選択し、偶数フレームは階調45を選択する。また、階調44の奇数フレームは階調44を選択し、偶数フレームは階調45を選択する。このとき、奇数フレームと偶数フレームの選択する階調は入れ替わっても良い。また、階調40以下と、階調45以上の階調は奇数フレームと偶数フレーム共に各階調をそのまま選択する。つまり、例えば、階調40の奇数フレームと偶数フレームの階調はいずれも階調40を選択する。
本実施例において、実施前(従来)と実施後(本実施例)の各階調に対する明るさの図を図10に示す。実施前(従来)の明るさは、階調40では66%、階調41では63%となり、階調41で単調増加せず輝度が低下し、階調41以上では単調増加している。
本実施例を実施すると、
階調41では、階調41の奇数フレームは階調41を選択し、偶数フレームは階調45を選択するため、奇数フレームの階調41の輝度が63%で、偶数フレームの階調45の輝度が71%となり複数フレームの積分した平均輝度は67%となる。
また、階調42では、階調42の奇数フレームは階調42を選択し、偶数フレームは階調45を選択するため、奇数フレームの階調42の輝度が65%で、偶数フレームの階調45の輝度が71%となり複数フレームの積分した平均輝度は68%となる。
また、階調43では、階調43の奇数フレームは階調43を選択し、偶数フレームは階調45を選択するため、奇数フレームの階調43の輝度が67%で、偶数フレームの階調45の輝度が71%となり複数フレームの積分した平均輝度は69%となる。
また、階調44では、階調44の奇数フレームは階調44を選択し、偶数フレームは階調45を選択するため、奇数フレームの階調44の輝度が69%で、偶数フレームの階調45の輝度が71%となり複数フレームの積分した平均輝度は70%となる。
つまり、本実施例では、単調増加せずに輝度が低下した階調以上の各階調において、奇数フレームは各諧調を選択し、偶数フレームではそれ以上の階調を選択し、積分でなめらかな階調性を表現している。このとき、偶数フレームの階調は固定して滑らかな階調を表現している。このとき、奇数フレームと偶数フレームは入れ替わっても良い。
これにより、本実施例での階調に対する明るさのガンマカーブを図11に示す。対策前は従来、対策後は本実施例を実施した場合のガンマカーブを示しており、階調性は輝度の段差が生じず滑らかに繋がり、かつ、階調性も維持したままの良好な画質が得られる。
また、階調αの輝度A、階調α+1の輝度Bとしたとき、輝度段差ΔL/L=(輝度B−輝度A)/輝度Aは4%以内が好ましく、更に大きくなると階調性が滑らかにならず画質が劣化する。更に好ましくは、輝度段差ΔL/L=(輝度B−輝度A)/輝度Aは1%以内が好ましい。
本実施例において、実施例1と共通する構成要素については実施例1と同じ符号を付している。
図9は従来の階調に対する明るさのガンマカーブである。図4(a)図4(b)より、階調41は階調40より暗くなるため、輝度が暗い側に飛んでいる階調性異常が生じている。
この階調性の乱れを抑制するために、1フレーム毎に選択する階調を変更して複数フレームでの輝度の積分が単調増加になるように階調選択を行う。
本実施例においては、階調41の奇数フレームは階調38を選択し、偶数フレームは階調45を選択する。また、階調42の奇数フレームは階調38を選択し、偶数フレームは階調46を選択する。また、階調43の奇数フレームは階調38を選択し、偶数フレームは階調47を選択する。また、階調44の奇数フレームは階調38を選択し、偶数フレームは階調48を選択する。このとき、奇数フレームと偶数フレームの選択する階調は入れ替わっても良い。また、階調40以下と、階調45以上の階調は奇数フレームと偶数フレーム共に各階調をそのまま選択する。つまり、例えば、階調40の奇数フレームと偶数フレームの階調はいずれも階調40を選択する。
本実施例において、実施前(従来)と実施後(本実施例)の各階調に対する明るさの図を図12に示す。実施前(従来)の明るさは、階調40では66%、階調41では63%となり、階調41で単調増加せず輝度が低下し、階調41以上では単調増加している。
本実施例を実施すると、
階調41では、階調41の奇数フレームは階調38を選択し、偶数フレームは階調45を選択するため、奇数フレームの階調38の輝度が62%で、偶数フレームの階調45の輝度が71%となり複数フレームの積分した平均輝度は66.5%となる。
また、階調42では、階調42の奇数フレームは階調38を選択し、偶数フレームは階調46を選択するため、奇数フレームの階調38の輝度が62%で、偶数フレームの階調46の輝度が73%となり複数フレームの積分した平均輝度は67.5%となる。
また、階調43では、階調43の奇数フレームは階調38を選択し、偶数フレームは階調47を選択するため、奇数フレームの階調38の輝度が62%で、偶数フレームの階調47の輝度が75%となり複数フレームの積分した平均輝度は68.5%となる。
また、階調44では、階調44の奇数フレームは階調38を選択し、偶数フレームは階調48を選択するため、奇数フレームの階調38の輝度が62%で、偶数フレームの階調48の輝度が77%となり複数フレームの積分した平均輝度は69.5%となる。
本実施例では、各階調において、奇数フレームは輝度が低下した階調以下の階調を選択し、偶数フレームではそれ以上の階調を選択し、積分でなめらかな階調性を表現している。このとき、奇数フレームの階調は固定して滑らかな階調を表現している。このとき、奇数フレームと偶数フレームは入れ替わっても良い。
これにより、本実施例での階調に対する明るさのガンマカーブを図13に示す。対策前は従来、対策後は本実施例を実施した場合のガンマカーブを示しており、階調性は輝度の段差が生じず滑らかに繋がり、かつ、階調性も維持したままの良好な画質が得られる。
また、階調αの輝度A、階調α+1の輝度Bとしたとき、輝度段差ΔL/L=(輝度B−輝度A)/輝度Aは4%以内が好ましく、更に大きくなると階調性が滑らかにならず画質が劣化する。更に好ましくは、輝度段差ΔL/L=(輝度B−輝度A)/輝度Aは1%以内が好ましい。
本実施例において、実施例1と共通する構成要素については実施例1と同じ符号を付している。
図9は従来の階調に対する明るさのガンマカーブである。図4(a)図4(b)より、階調41は階調40より暗くなるため、輝度が暗い側に飛んでいる階調性異常が生じている。
この階調性の乱れを抑制するために、1フレーム毎に選択する階調を変更して複数フレームでの輝度の積分が単調増加になるように階調選択を行う。
本実施例においては、階調41の奇数フレームは階調37を選択し、偶数フレームは階調46を選択する。また、階調42の奇数フレームは階調38を選択し、偶数フレームは階調46を選択する。また、階調43の奇数フレームは階調38を選択し、偶数フレームは階調47を選択する。また、階調44の奇数フレームは階調40を選択し、偶数フレームは階調46を選択する。このとき、奇数フレームと偶数フレームの選択する階調は入れ替わっても良い。また、階調40以下と、階調45以上の階調は奇数フレームと偶数フレーム共に各階調をそのまま選択する。つまり、例えば、階調40の奇数フレームと偶数フレームの階調はいずれも階調40を選択する。
本実施例において、実施前(従来)と実施後(本実施例)の各階調に対する明るさの図を図14に示す。実施前(従来)の明るさは、階調40では66%、階調41では63%となり、階調41で単調増加せず輝度が低下し、階調41以上では単調増加している。
本実施例を実施すると、
階調41では、階調41の奇数フレームは階調37を選択し、偶数フレームは階調46を選択するため、奇数フレームの階調37の輝度が60%で、偶数フレームの階調46の輝度が73%となり複数フレームの積分した平均輝度は66.5%となる。
また、階調42では、階調42の奇数フレームは階調38を選択し、偶数フレームは階調46を選択するため、奇数フレームの階調38の輝度が62%で、偶数フレームの階調46の輝度が73%となり複数フレームの積分した平均輝度は67.5%となる。
また、階調43では、階調43の奇数フレームは階調38を選択し、偶数フレームは階調47を選択するため、奇数フレームの階調38の輝度が62%で、偶数フレームの階調47の輝度が75%となり複数フレームの積分した平均輝度は68.5%となる。
また、階調44では、階調44の奇数フレームは階調40を選択し、偶数フレームは階調46を選択するため、奇数フレームの階調40の輝度が66%で、偶数フレームの階調46の輝度が73%となり複数フレームの積分した平均輝度は69.5%となる。
本実施例では、各階調において、奇数フレームおよび偶数フレーム共に、ランダムに階調を選択し、積分で滑らかな階調を表現している。すなわち、積分輝度が滑らかであれば各フレームでどの階調を選択しても良い。またこのとき、奇数フレームと偶数フレームは入れ替わっても良い。
これにより、本実施例での階調に対する明るさのガンマカーブを図15に示す。対策前は従来、対策後は本実施例を実施した場合のガンマカーブを示しており、階調性は輝度の段差が生じず滑らかに繋がり、かつ、階調性も維持したままの良好な画質が得られる。
また、階調αの輝度A、階調α+1の輝度Bとしたとき、輝度段差ΔL/L=(輝度B−輝度A)/輝度Aは4%以内が好ましく、更に大きくなると階調性が滑らかにならず画質が劣化する。更に好ましくは、輝度段差ΔL/L=(輝度B−輝度A)/輝度Aは1%以内が好ましい。
本実施例において、実施例1と共通する構成要素については実施例1と同じ符号を付している。
図9は従来の階調に対する明るさのガンマカーブである。図4(a)図4(b)より、階調41は階調40より暗くなるため、輝度が暗い側に飛んでいる階調性異常が生じている。
この階調性の乱れを抑制するために、1フレーム毎に選択する階調を変更して複数フレームでの輝度の積分が単調増加になるように階調選択を行う。
本実施例においては、階調41の第1フレームは階調37を選択し、第2フレームは階調42を選択し、第3フレームは階調44を選択し、第4フレームは階調46を選択し、その後のフレームは繰り返し各諧調を選択する。また、階調42の第1フレームは階調38を選択し、第2フレームは階調41を選択し、第3フレームは階調45を選択し、第4フレームは階調47を選択し、その後のフレームは繰り返し各諧調を選択する。また、階調43の第1フレームは階調39を選択し、第2フレームは階調41を選択し、第3フレームは階調45を選択し、第4フレームは階調48を選択し、その後のフレームは繰り返し各諧調を選択する。また、階調44の第1フレームは階調39を選択し、第2フレームは階調42を選択し、第3フレームは階調46を選択し、第4フレームは階調48を選択し、その後のフレームは繰り返し各諧調を選択する。このとき、トータルの積分の輝度が同じであれば、各フレームの選択する階調は入れ替わっても良い。また、階調40以下と、階調45以上の階調は各階調をそのまま選択する。つまり、例えば、階調40は全フレームで階調40を選択する。
本実施例において、実施前(従来)と実施後(本実施例)の各階調に対する明るさの図を図16に示す。実施前(従来)の明るさは、階調40では66%、階調41では63%となり、階調41で単調増加せず輝度が低下し、階調41以上では単調増加している。
本実施例を実施すると、
階調41では、第1フレームの階調37の輝度が60%、第2フレームの階調42の輝度が65%、第3フレームの階調44の輝度が69%、第4フレームの階調46の輝度が73%となり、複数フレームの積分した平均輝度は66.8%となる。
また、階調42では、第1フレームの階調38の輝度が62%、第2フレームの階調41の輝度が63%、第3フレームの階調45の輝度が71%、第4フレームの階調47の輝度が75%となり、複数フレームの積分した平均輝度は67.8%となる。
また、階調43では、第1フレームの階調39の輝度が64%、第2フレームの階調41の輝度が63%、第3フレームの階調45の輝度が71%、第4フレームの階調48の輝度が77%となり、複数フレームの積分した平均輝度は68.8%となる。
また、階調44では、第1フレームの階調39の輝度が64%、第2フレームの階調42の輝度が65%、第3フレームの階調46の輝度が73%、第4フレームの階調48の輝度が77%となり、複数フレームの積分した平均輝度は69.8%となる。
これにより、本実施例での階調に対する明るさのガンマカーブを図17に示す。対策前は従来、対策後は本実施例を実施した場合のガンマカーブを示しており、階調性は輝度の段差が生じず滑らかに繋がり、かつ、階調性も維持したままの良好な画質が得られる。
本実施例では、第1フレームから第4フレームの各階調において、ランダムに階調を選択し、トータルのフレームの輝度の積分で滑らかな階調を表現している。このとき、積分輝度が滑らかであれば各フレームでどの階調を選択しても良い。また、第1フレームから第4フレームは入れ替わっても良い。更に、第1フレームから第4フレームに限定するものではなく、複数のフレームにおいて階調を入れ替えても良い。
また、階調αの輝度A、階調α+1の輝度Bとしたとき、輝度段差ΔL/L=(輝度B−輝度A)/輝度Aは4%以内が好ましく、更に大きくなると階調性が滑らかにならず画質が劣化する。更に好ましくは、輝度段差ΔL/L=(輝度B−輝度A)/輝度Aは1%以内が好ましい。
本実施例において、実施例1と共通する構成要素については実施例1と同じ符号を付している。
図9は従来の階調に対する明るさのガンマカーブである。図4(a)図4(b)より、階調41は階調40より暗くなるため、輝度が暗い側に飛んでいる階調性異常が生じている。
この階調性の乱れを抑制するために、1フレーム毎に選択する階調を変更して複数フレームでの輝度の積分が単調増加になるように階調選択を行う。
本実施例においては、階調41の奇数フレームは階調42を選択し、偶数フレームは階調44を選択する。また、階調42の奇数フレームは階調43を選択し、偶数フレームは階調44を選択する。また、階調43の奇数フレームは階調43を選択し、偶数フレームは階調45を選択する。また、階調44の奇数フレームは階調44を選択し、偶数フレームは階調45を選択する。このとき、奇数フレームと偶数フレームの選択する階調は入れ替わっても良い。また、階調40以下と、階調45以上の階調は奇数フレームと偶数フレーム共に各階調をそのまま選択する。つまり、例えば、階調40の奇数フレームと偶数フレームの階調はいずれも階調40を選択する。
本実施例において、実施前(従来)と実施後(本実施例)の各階調に対する明るさの図を図18に示す。実施前(従来)の明るさは、階調40では66%、階調41では63%となり、階調41で単調増加せず輝度が低下し、階調41以上では単調増加している。
本実施例を実施すると、
階調41では、階調41の奇数フレームは階調42を選択し、偶数フレームは階調44を選択するため、奇数フレームの階調42の輝度が65%で、偶数フレームの階調44の輝度が69%となり複数フレームの積分した平均輝度は67%となる。
また、階調42では、階調42の奇数フレームは階調43を選択し、偶数フレームは階調44を選択するため、奇数フレームの階調43の輝度が67%で、偶数フレームの階調44の輝度が69%となり複数フレームの積分した平均輝度は68%となる。
また、階調43では、階調43の奇数フレームは階調43を選択し、偶数フレームは階調45を選択するため、奇数フレームの階調43の輝度が67%で、偶数フレームの階調45の輝度が71%となり複数フレームの積分した平均輝度は69%となる。
また、階調44では、階調44の奇数フレームは階調44を選択し、偶数フレームは階調45を選択するため、奇数フレームの階調44の輝度が69%で、偶数フレームの階調45の輝度が71%となり複数フレームの積分した平均輝度は70%となる。
本実施例では、フレーム間の輝度差によるフリッカーを発生させないために、各階調において、奇数フレームと偶数フレームの各階調が近い階調を選択して、フレーム間の輝度差を少なくしている。かつ、本来の目的である、各フレームの積分の輝度がなめらかになり、良好な階調性を表現している。このとき、奇数フレームと偶数フレームは入れ替わっても良く、また3フレーム以上の複数のフレームに異なる階調を選択しても良い。
本実施例での階調に対する明るさのガンマカーブを図19に示す。対策前は従来、対策後は本実施例を実施した場合のガンマカーブを示しており、階調性は輝度の段差が生じず滑らかに繋がり、かつ、階調性も維持したままの良好な画質が得られる。
また、階調αの輝度A、階調α+1の輝度Bとしたとき、輝度段差ΔL/L=(輝度B−輝度A)/輝度Aは4%以内が好ましく、更に大きくなると階調性が滑らかにならず画質が劣化する。更に好ましくは、輝度段差ΔL/L=(輝度B−輝度A)/輝度Aは1%以内が好ましい。
本実施例において、実施例1と共通する構成要素については実施例1と同じ符号を付している。
図20は従来の階調に対する明るさのガンマカーブである。階調41が階調40より大きく明るくなる場合で輝度が想定より明るい側に飛んでいる階調異常を示している。
この階調性の乱れを抑制するために、1フレーム毎に選択する階調を変更して複数フレームでの輝度の積分が単調増加になるように階調選択を行う。
本実施例においては、階調38の奇数フレームは階調35を選択し、偶数フレームは階調41を選択する。また、階調39の奇数フレームは階調38を選択し、偶数フレームは階調41を選択する。また、階調40の奇数フレームは階調40を選択し、偶数フレームは階調41を選択する。このとき、奇数フレームと偶数フレームの選択する階調は入れ替わっても良い。また、階調37以下と、階調41以上の階調は奇数フレームと偶数フレーム共に各階調をそのまま選択する。つまり、例えば、階調37の奇数フレームと偶数フレームの階調はいずれも階調37を選択する。
本実施例において、実施前(従来)と実施後(本実施例)の各階調に対する明るさの図を図21に示す。実施前(従来)の明るさは、階調40では66%、階調41では70%となり、階調41で単調増加せず輝度が大幅に明るくなっている(比率6.1%増加)。
本実施例を実施すると、
階調38では、階調38の奇数フレームは階調35を選択し、偶数フレームは階調41を選択するため、奇数フレームの階調35の輝度が56%で、偶数フレームの階調41の輝度が70%となり複数フレームの積分した平均輝度は63%となる。
また、階調39では、階調39の奇数フレームは階調38を選択し、偶数フレームは階調41を選択するため、奇数フレームの階調38の輝度が62%で、偶数フレームの階調41の輝度が70%となり複数フレームの積分した平均輝度は66%となる。
また、階調40では、階調40の奇数フレームは階調40を選択し、偶数フレームは階調41を選択するため、奇数フレームの階調40の輝度が66%で、偶数フレームの階調41の輝度が70%となり複数フレームの積分した平均輝度は68%となる。
本実施例では、階調に応じて輝度が想定より明るい側に飛んでいる階調異常の場合においても、トータルのフレームの輝度の積分で滑らかな階調を表現している。このとき、奇数フレームと偶数フレームは入れ替わっても良く、また3フレーム以上の複数のフレームに異なる階調を選択しても良い。
本実施例での階調に対する明るさのガンマカーブを図22に示す。対策前は従来、対策後は本実施例を実施した場合のガンマカーブを示しており、階調性は滑らかに繋がり、かつ、階調性も維持したままの良好な画質が得られる。
また、階調αの輝度A、階調α+1の輝度Bとしたとき、輝度段差ΔL/L=(輝度B−輝度A)/輝度Aは4%以内が好ましく、更に大きくなると階調性が滑らかにならず画質が劣化する。更に好ましくは、輝度段差ΔL/L=(輝度B−輝度A)/輝度Aは1%以内が好ましい。
本発明は、表示装置および表示装置の駆動方法に関するものである。特に、デジタル駆動の液晶表示素子において階調性を良好に表現したいときに有効であり、拡大投影型の投射表示装置において有効である。近年では、透過型や反射型の液晶プロジェクターに応用されており、これらの表示装置に適用可能である。
301 照明手段、303 液晶表示素子ドライバー、304 投影光学系、
305ダイクロイックミラー、306 ダミーガラス、
307,310 偏光ビームスプリッタ、
3G,3R,3B 各緑用,赤用,青用液晶表示素子、
101 ARコート、102 ガラス基板、103 共通電極、
104 配向膜、105 液晶層、106 配向膜、107 画素電極、
108 Si基板

Claims (8)

  1. 表示画素を含む表示部と、
    階調データの各ビットに対応し、
    対応ビットの重みに応じた期間となる複数のサブフィールドで1フレーム期間を分割し、
    ON/OFF期間を2値で階調表現するデジタル駆動において、
    任意の階調にフレーム毎に異なる階調を選択する階調選択手段と、
    前記任意の階調を特定する階調特定手段と、
    を有し、
    前記階調特定手段により特定された任意の階調において、前記階調選択手段によりフレーム毎に階調を異ならせることで、階調に対するフレーム間の明るさの積分が滑らかに単調増加することを特徴とする駆動回路。
  2. 前記階調選択手段によってフレーム毎に異なる階調を選択するが、奇数フレームに第1の階調、偶数フレームに第2の階調が交互に選択されることを特徴とする請求項1に記載の駆動回路。
  3. 前記階調選択手段によってフレーム毎に異なる階調を選択するが、複数の各々のフレームに対応して複数の任意の階調を選択し、前記複数のフレームに対応した前記複数の階調を繰り返し選択することで、階調に対するフレーム間の明るさの積分が滑らかに単調増加することを特徴とする請求項1に記載の駆動回路。
  4. 前記階調を増加させたときに明るさが低下する階調を輝度低下階調とし、前記輝度低下階調を検出する輝度低下検出手段を有し、前記輝度低下検出手段により検出された階調近傍の階調において、前記階調特定手段により任意の階調を特定し、前記階調選択手段により前記任意の階調にフレーム毎に異なる階調を選択することで、階調に対するフレーム間の明るさの積分が滑らかに単調増加することを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか一項に記載の駆動回路。
  5. 前記階調を増加させたときに明るさが単調増加の想定より大きく変化する階調を輝度過大階調とし、前記輝度過大階調を検出する輝度過大検出手段を有し、前記輝度過大検出手段により検出された階調近傍の階調において、前記階調特定手段により任意の階調を特定し、前記階調選択手段により前記任意の階調にフレーム毎に異なる階調を選択することで、階調に対するフレーム間の明るさの積分が滑らかに単調増加することを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか一項に記載の駆動回路。
  6. 前記階調特定手段によって前記任意の階調が複数特定され、前記階調選択手段によって奇数フレームに第1の階調、偶数フレームに第2の階調が交互に選択されるとき、前記特定された複数の階調において、第1の階調あるいは第2の階調が共通の同じ階調であることを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れか一項に記載の駆動回路。
  7. 前記表示部は、液晶表示素子からなることを特徴とする請求項1乃至請求項6の何れか一項に記載の駆動回路。
  8. 光源と、
    前記光源から出射した光を光変調表示する液晶表示素子と、
    前記液晶表示素子からの光を拡大投影する投影系と、
    請求項1乃至請求項7の何れか一項に記載の前記駆動回路と、
    を用いたことを特徴とする投射型投影装置。
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