JP2020028144A - 電動機 - Google Patents

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JP2020028144A
JP2020028144A JP2018150376A JP2018150376A JP2020028144A JP 2020028144 A JP2020028144 A JP 2020028144A JP 2018150376 A JP2018150376 A JP 2018150376A JP 2018150376 A JP2018150376 A JP 2018150376A JP 2020028144 A JP2020028144 A JP 2020028144A
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服部 宏之
Hiroyuki Hattori
宏之 服部
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Abstract

【課題】ステータの締結強度の低下を抑制しつつ、簡易に界磁ヨークを成形することができる電動機を提供すること。
【解決手段】電動機は、軸線を中心に回転可能な回転軸部材と、回転軸部材に設けられた円環状のロータコア、及び、ロータコアに設けられた磁石を有するロータと、ロータコアに対して回転軸部材の軸線方向と直交する方向である径方向に間隔をあけて配置された円環状のステータコア、ステータコアに埋設されたステータ界磁コア、及び、ステータコアに巻き付けられたステータコイルを有するステータと、ステータの軸線方向両端面に沿って延在する界磁ヨークと、ステータコアが固定されたケース部材と、を備え、ステータ界磁コアは、ステータコアの軸線方向両端面から露出して界磁ヨークと対向している。
【選択図】図1

Description

本発明は、電動機に関する。
特許文献1には、シャフトに設けられた円環状のロータコアを有するロータと、ロータコアに対して径方向に間隔をあけて配置された円環状のステータコアを有するステータと、ロータ及びステータを内包した円筒状の界磁ヨークと、を備えた電動機が開示されている。この電動機では、界磁ヨークを介してステータがケースに固定されている。
特開2012−157182号公報
特許文献1に開示された電動機のように、界磁ヨークを介してステータがケースに固定されると、ステータの締結強度が低下してしまう。また、大型の電動機では、界磁ヨークを円筒状に成形するのが困難であり、精度不足によって界磁性能の影響が出たり、製造コストが高くなったりする。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、その目的は、ステータの締結強度の低下を抑制しつつ、簡易に界磁ヨークを成形することができる電動機を提供することである。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る電動機は、軸線を中心に回転可能な回転軸部材と、前記回転軸部材に設けられた円環状のロータコア、及び、該ロータコアに設けられた磁石を有するロータと、前記ロータコアに対して前記回転軸部材の軸線方向と直交する方向である径方向に間隔をあけて配置された円環状のステータコア、該ステータコアに埋設されたステータ界磁コア、及び、該ステータコアに巻き付けられたステータコイルを有するステータと、前記ステータの軸線方向両端面に沿って延在する界磁ヨークと、前記ステータコアが固定されたケース部材と、を備え、前記ステータ界磁コアは、前記ステータコアの軸線方向両端面から露出して前記界磁ヨークと対向していることを特徴とするものである。
本発明に係る電動機は、ステータの締結強度の低下を抑制しつつ、円筒状に界磁ヨークを形成しなくてもよいため、簡易に界磁ヨークを成形することができるという効果を奏する。
図1は、実施形態に係る電動機の断面図である。 図2は、軸線方向から見たロータ及びステータを部分的に示した図である。 図3は、ステータ界磁コアを軸線方向にて分割して設けた場合の電動機の断面図である。
以下に、本発明に係る電動機の一実施形態について説明する。なお、本実施形態により本発明が限定されるものではない。
図1は、実施形態に係る電動機1の断面図である。図1に示すように、実施形態に係る電動機1は、シャフト2、ロータ3、ステータ4、界磁ヨーク5、界磁コイル6、及び、ケース7などを備えている。
シャフト2は、軸線方向に長尺な金属製の回転軸部材である。なお、以下の説明において、「軸線方向」とは、シャフト2の軸線方向(長手方向)と定義する。ロータ3は、ロータコア31、磁石32及びロータ界磁コア33などを有している。ロータコア31は、複数の電磁鋼板をシャフト2の軸線方向に積層して円筒状に形成されている。ロータコア31は、軸線方向にて電磁鋼板間に隙間があるため、軸線方向の磁気抵抗が、ロータコア31の軸線方向と直交する方向である径方向及び周方向の磁気抵抗よりも大きい。そのため、ロータコア31内では、磁束が軸線方向に流れ難く、径方向及び周方向に磁束が流れやすくなっている。
磁石32は、ロータコア31の内部に埋設されており、ロータコア31の軸線方向にわたって延在している。磁石32の軸線方向両端面は、それぞれロータコア31の軸線方向両端面と略面一になっている。
ロータ界磁コア33は、磁性材によって円筒状に形成されており、ロータコア31の内周に設けられ、シャフト2と共に回転可能にシャフト2に固設されている。ロータ界磁コア33の軸線方向両端面は、それぞれロータコア31の軸線方向両端面と略面一になっている。なお、ロータ界磁コア33の軸線方向の磁気抵抗は、ロータコア31の軸線方向の磁気抵抗よりも小さくなっている。そのため、ロータ界磁コア33では、ロータコア31内よりも軸線方向に磁束が流れやすくなっている。
ステータ4は、ステータコア41、ステータコイル42及びステータ界磁コア43などを有している。ステータコア41は、ロータコア31の径方向外方に所定間隔をあけて配置されており、複数枚の電磁鋼板を軸線方向に積層して円筒状に構成されている。ステータコア41は、軸線方向にて電磁鋼板間に隙間があるため、軸線方向の磁気抵抗が、径方向及び周方向の磁気抵抗よりも大きい。そのため、ステータコア41内では、磁束が軸線方向に流れ難く、径方向及び周方向に磁束が流れやすくなっている。
ステータコイル42は、ステータコア41に巻き付けられており、ステータコア41の軸線方向両端面よりも外側にコイルエンド421を有している。ステータ界磁コア43は、ステータコア41の内部における径方向外側に埋設されており、ステータコア41の軸線方向にわたって延在し、ステータコア41の軸線方向両端面から露出している。なお、ステータ界磁コア43の軸線方向両端面は、それぞれステータコア41の軸線方向両端面と略面一になっているのが望ましい。
界磁ヨーク5A,5Bは、磁性材からなり、図1に示すように、軸線方向にてロータ3及びステータ4を挟んで対向しており、端壁部51A,51Bと外側壁部52A,52Bと内側壁部53A,53Bとによって構成されている。端壁部51A,51Bは、円環状であり、それぞれ軸線方向にてロータ3及びステータ4の両端部から離れた位置に配置されている。外側壁部52A,52Bは、ステータ界磁コア43の軸線方向端面からコイルエンド421よりも軸線方向外側まで延在しており、端壁部51A,51Bの径方向外周縁部に連なって円筒状に形成されている。また、外側壁部52A,52Bの軸線方向内側の端面は、ステータコア41の軸線方向両端面から露出した、ステータ界磁コア43の軸線方向端面と対向している。内側壁部53A,53Bは、端壁部51A,51Bの径方向内周縁部に連なって円筒状に形成されており、軸線方向にてロータ3の両端部から所定間隔をあけて配置されている。また、内側壁部53A,53Bは、径方向にてシャフト2から所定間隔をあけて配置されている。
端壁部51A,51Bの軸線方向におけるロータ3側の面には、界磁コイル6が設けられている。界磁コイル6は、界磁ヨーク5A,5Bとロータコア31との間に磁気回路を形成することによって、ロータコア31とステータコア41との間での磁束量を制御可能である。
ケース7は、図1に示すように、端壁部71A,71Bと外側壁部72とによって構成され、内部にロータ3、ステータ4及び界磁ヨーク5を収納している。また、ケース7の端壁部71A,71Bの内周には、それぞれ玉軸受8A,8Bが設けられており、玉軸受8A,8Bに挿通されたシャフト2とケース7とは、玉軸受8A,8Bによって相対回転可能となっている。
端壁部71A,71Bは、円環状であり、それぞれ軸線方向にて界磁ヨーク5の端壁部51A,51Bを挟むように対向して配置されている。また、端壁部71A,71Bにおける、界磁ヨーク5A,5Bの端壁部51A,51Bに開けられた貫通孔511に対応した位置には、締結部材であるボルト10A,10Bが挿入されるボルト穴711が開けられている。そして、実施形態に係る電動機1においては、ケース7の端壁部71A,71Bに開けられたボルト穴711と、界磁ヨーク5A,5Bの端壁部51A,51Bに開けられた貫通孔511とに、ボルト10A,10Bを挿入し、ケース7の端壁部71A,71Bと界磁ヨーク5A,5Bの端壁部51A,51Bとをボルト締結によって固定している。
外側壁部72は、端壁部71A,71Bの外周縁部に連なって円筒状に形成されている。外側壁部72の内周面における、径方向にて界磁ヨーク5Bと対向する位置の一部には、径方向内側に突出し、軸線方向にて一端側が端壁部71Bと連続し他端側がステータコア41と接触可能なボス部721が設けられている。このボス部721には、ステータコア41の外周縁部に設けられたケース固定部411の貫通孔412と連通する位置に、ボルト11が嵌め込まれるボルト穴722が軸線方向に開けられている。
実施形態に係る電動機1では、ステータコア41のケース固定部411の貫通孔412と、ケース7のボス部721に開けられたボルト穴722とに、ボルト11を挿入して、ステータコア41とケース7とをボルト締結により固定している。これにより、ステータコア41が界磁ヨーク5を介さずにステータコア41がケース7に直接固定されるため、ステータ4の締結強度の低下を抑制することができる。
図2は、軸線方向から見たロータ3及びステータ4を部分的に示した図である。ロータコア31の内部において径方向外側には、軸線方向と直交する断面の形状が長方形状である磁石32がロータコア31に埋設されている。また、ロータコア31の内部において磁石32よりも径方向内側には、シャフト2に固設されたロータ界磁コア33が設けられている。
ステータコア41の外周縁部には、貫通孔412を有するケース固定部411が設けられている。また、ステータコア41の内部において径方向外側には、ステータ界磁コア43が周方向に所定間隔をあけて複数設けられている。ステータ界磁コア43は、ステータコア41にあけられた軸線方向に延在する空孔に挿入されており、この際、圧入や焼嵌めなどによってステータコア41に固定されている。複数のステータ界磁コア43は、ステータコア41の内周に周方向にて所定間隔をあけて設けられた、複数のコイルスロット44間に配置されている。なお、ステータ界磁コア43の軸線方向と直交する断面の形状は、径方向内側に凸となる略三角形が望ましいが、丸や四角形や楕円でもよい。
実施形態に係る電動機1においては、ステータコア41の内部にステータ界磁コア43を設けることによって、ステータコア41の内部で軸線方向に磁束を通し、ステータコア41の径方向に磁束が進入する。また、実施形態に係る電動機1おいては、ステータコア41の外周全周に界磁ヨークが存在しないため、ステータコア41の面内の磁束の流れが阻害されにくくなる。そのため、実施形態に係る電動機1では、効率良く界磁磁束による増磁作用によってトルクを向上させることができる。また、実施形態に係る電動機1では、円筒状に界磁ヨークを形成しなくてもよいため、簡易に界磁ヨークを成形することができる。
なお、実施形態に係る電動機1では、ステータコア41の面内の磁束の流れが阻害されトルクが低下するため、ステータコア41の外周全周に界磁ヨークを設けていないが、ステータコア41の外周に周方向にて離間して界磁ヨークを複数配置してもよい。
また、実施形態に係る電動機1においては、ステータコア41の内部にて軸線方向にステータ界磁コア43を分割して設けてもよい。例えば、実施形態に係る電動機1では、図3に示すように、ステータコア41の内部における径方向外側に、軸線方向にてステータ界磁コア43Aと樹脂部材45とステータ界磁コア43Bとを並べて配置し、ステータコア41に埋設してもよい。
1 電動機
2 シャフト
3 ロータ
4 ステータ
5A,5B 界磁ヨーク
6 界磁コイル
7 ケース
8A,8B 玉軸受
10A,10B ボルト
11 ボルト
31 ロータコア
32 磁石
33 ロータ界磁コア
41 ステータコア
42 ステータコイル
43 ステータ界磁コア
44 コイルスロット
45 樹脂部材
51A,51B 端壁部
52A,52B 外側壁部
53A,53B 内側壁部
71A,71B 端壁部
72 外側壁部
411 ケース固定部
412 貫通孔
421 コイルエンド
511 貫通孔
711 ボルト穴
722 ボルト穴

Claims (1)

  1. 軸線を中心に回転可能な回転軸部材と、
    前記回転軸部材に設けられた円環状のロータコア、及び、該ロータコアに設けられた磁石を有するロータと、
    前記ロータコアに対して前記回転軸部材の軸線方向と直交する方向である径方向に間隔をあけて配置された円環状のステータコア、該ステータコアに埋設されたステータ界磁コア、及び、該ステータコアに巻き付けられたステータコイルを有するステータと、
    前記ステータの軸線方向両端面に沿って延在する界磁ヨークと、
    前記ステータコアが固定されたケース部材と、
    を備え、
    前記ステータ界磁コアは、前記ステータコアの軸線方向両端面から露出して前記界磁ヨークと対向していることを特徴とする電動機。
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