JP2020024605A - 情報処理システム及び情報処理方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】画像形成装置がオフラインでも部品交換時に部品の誤装着を低減する技術を提案することを目的とする。【解決手段】画像形成装置と、携帯端末と、サーバ装置と、を含む情報処理システムであって、画像形成装置は、画像形成装置に記憶されている画像形成装置の識別番号と、画像形成装置に装着された交換部品より読み取った、交換部品が装着される画像形成装置の識別番号と、に基づき、2つの識別番号が一致するか否かを判定する第1の判定手段を有し、携帯端末は、識別番号が一致すると判定された場合、サーバ装置へ部品交換通知を送信する第1の送信手段を有し、サーバ装置は、部品交換通知を受信した場合、交換ステータスを完了へ更新する第1の更新手段を有する。【選択図】図3
Description
本発明は、情報処理システム及び情報処理方法に関する。
画像形成装置を構成する部品はいくつかの小さい部品が組み合わさったユニットという単位で管理されている。その中でも定着ドラムユニット、又はトナーユニット等、ユーザの使用による消耗で比較的頻繁に交換が発生するものは、消耗度合い等を集中して管理する「重点管理部品」の対象となることがある。重点管理部品はICタグ等の記憶領域を搭載し、ユーザの使用に応じた消耗度合いを記録できるようになっている。画像形成装置はこの消耗度合いを画像形成装置内の読み取り部から定期的に取得し、取得した消耗度合いを管理サーバへ送信する。このことで、管理サーバで各画像形成装置に搭載されている重点管理部品を監視する。
市場、又は工場、倉庫、事前設定作業現場の画像形成装置を構成する重点管理部品に不具合が発覚した場合、不具合に対応するために設計を変更した重点管理部品(以下、設変品という)への交換が実施されることがある。このケースでは、交換対象となる画像形成装置を、それらを一意に識別するシリアル番号と共にリストアップし、設変品への交換を実施する。つまり、画像形成装置ごとに、交換する重点管理部品が指定された交換が実施される(以下、指定部品交換という)。交換の実施形態としては二種類ある。一つは、市場で稼働中の画像形成装置のもとに交換する部品を携行したサービスマンが出動し、交換を実施するケースである。もう一つは、工場、倉庫、事前設定作業現場等、顧客先で稼働を始める前の画像形成装置に対して各現場の作業者(以下、現場作業者という)が交換を実施するケースである。両者のケースとも、しばしば部品交換を行うときは画像形成装置に印刷指示が通知されるのを防ぐため、画像形成装置をオフライン状態にして交換を実施する。
市場、又は工場、倉庫、事前設定作業現場の画像形成装置を構成する重点管理部品に不具合が発覚した場合、不具合に対応するために設計を変更した重点管理部品(以下、設変品という)への交換が実施されることがある。このケースでは、交換対象となる画像形成装置を、それらを一意に識別するシリアル番号と共にリストアップし、設変品への交換を実施する。つまり、画像形成装置ごとに、交換する重点管理部品が指定された交換が実施される(以下、指定部品交換という)。交換の実施形態としては二種類ある。一つは、市場で稼働中の画像形成装置のもとに交換する部品を携行したサービスマンが出動し、交換を実施するケースである。もう一つは、工場、倉庫、事前設定作業現場等、顧客先で稼働を始める前の画像形成装置に対して各現場の作業者(以下、現場作業者という)が交換を実施するケースである。両者のケースとも、しばしば部品交換を行うときは画像形成装置に印刷指示が通知されるのを防ぐため、画像形成装置をオフライン状態にして交換を実施する。
指定部品交換の場合、交換対象の機種及び部品が多岐に渡るため、管理が複雑になる。この場合、以下の問題が起こりうる。
・サービスマンが顧客先へ出動する際に、持ち出す重点管理部品を間違える。
・工場、倉庫、事前設定作業現場で交換時に、重点管理部品の誤装着が発生する。
交換する部品の管理方法については、特許文献1のように、サーバから、消耗品が発送された画像形成装置へ事前に消耗品の識別IDを通知し記憶させ、交換時に識別IDを比較し、正しい交換がされたかをチェックする技術が開示されている。
・サービスマンが顧客先へ出動する際に、持ち出す重点管理部品を間違える。
・工場、倉庫、事前設定作業現場で交換時に、重点管理部品の誤装着が発生する。
交換する部品の管理方法については、特許文献1のように、サーバから、消耗品が発送された画像形成装置へ事前に消耗品の識別IDを通知し記憶させ、交換時に識別IDを比較し、正しい交換がされたかをチェックする技術が開示されている。
しかしながら特許文献1では、画像形成装置がオフラインであった場合、部品の識別IDを画像形成装置へ通知することができず、前記部品を交換時に正しい部品であるかをチェックすることができない。オフラインの交換がしばしば想定されるため、先行技術では部品の誤装着を抑止することができない。
本発明は、画像形成装置と、携帯端末と、サーバ装置と、を含む情報処理システムであって、前記画像形成装置は、前記画像形成装置に記憶されている前記画像形成装置の識別番号と、前記画像形成装置に装着された交換部品より読み取った、前記交換部品が装着される画像形成装置の識別番号と、に基づき、2つの識別番号が一致するか否かを判定する第1の判定手段を有し、前記携帯端末は、前記2つの識別番号が一致すると判定された場合、前記サーバ装置へ部品交換通知を送信する第1の送信手段を有し、前記サーバ装置は、前記部品交換通知を受信した場合、交換ステータスを完了へ更新する第1の更新手段を有する。
本発明によれば、画像形成装置がオフラインでも部品交換時に部品の誤装着を低減する技術を提案することができる。
以下、本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。
<実施形態1>
図1は、部品交換支援システムのシステム構成の一例を示す図である。環境107は画像形成装置101が稼働している顧客の環境を表している。部品交換支援システムは、情報処理システムの一例である。
管理サーバ102は、画像形成装置ごとに割り当てられた交換部品とその交換を実施するサービスマンIDと交換作業の進行状況とを管理する。
ディスパッチシステム109は、画像形成装置ごとの所在地及びサービスマンの拠点情報を管理し、交換が発生した場合に両者の情報より直近のサービスマンを交換作業に割り当てる。
携帯端末104は、サービスマンが所有する携帯端末を表す。部品105は、顧客先に持ち出す部品を表す。ICタグ106は、部品105に搭載されたICタグを表す。拠点108は、サービスマンが控えている拠点を表す。
携帯端末104にはサービスマンごとに割り振られるサービスマンIDが登録されており、ディスパッチシステム109より交換作業の割り当てがあった場合は携帯端末104へ通知がされる。
ICタグ106には部品の種類を特定する部品番号が予め記録されており、別の情報を追記することが可能である。
管理サーバ102、ディスパッチシステム109、携帯端末104はインターネット103を介して相互に通信が可能である。
管理サーバ102、携帯端末104、ディスパッチシステム109とインターネット103との間には一般的にはプロキシサーバ及びファイアーウォールが設置されるが、図1では省略している。
図1は、部品交換支援システムのシステム構成の一例を示す図である。環境107は画像形成装置101が稼働している顧客の環境を表している。部品交換支援システムは、情報処理システムの一例である。
管理サーバ102は、画像形成装置ごとに割り当てられた交換部品とその交換を実施するサービスマンIDと交換作業の進行状況とを管理する。
ディスパッチシステム109は、画像形成装置ごとの所在地及びサービスマンの拠点情報を管理し、交換が発生した場合に両者の情報より直近のサービスマンを交換作業に割り当てる。
携帯端末104は、サービスマンが所有する携帯端末を表す。部品105は、顧客先に持ち出す部品を表す。ICタグ106は、部品105に搭載されたICタグを表す。拠点108は、サービスマンが控えている拠点を表す。
携帯端末104にはサービスマンごとに割り振られるサービスマンIDが登録されており、ディスパッチシステム109より交換作業の割り当てがあった場合は携帯端末104へ通知がされる。
ICタグ106には部品の種類を特定する部品番号が予め記録されており、別の情報を追記することが可能である。
管理サーバ102、ディスパッチシステム109、携帯端末104はインターネット103を介して相互に通信が可能である。
管理サーバ102、携帯端末104、ディスパッチシステム109とインターネット103との間には一般的にはプロキシサーバ及びファイアーウォールが設置されるが、図1では省略している。
図2(a)は、画像形成装置101のハードウェア構成の一例を示す図である。画像形成装置101は、CPU201、ROM202、RAM203、記憶装置204、内部バス205、デバイス制御206、印刷部207、入出力I/F208、入出力装置209、部品ICタグリーダ210を含む。
CPU201は、内部バス205を介して各デバイスを総括的に制御する。
ROM202は、プログラム及びCPU201がプログラムに基づき処理を実行する際に利用する設定値等を記憶する。
RAM203は、CPU201のメモリ及びワークエリアとして機能する。
デバイス制御206は、印刷要求等に従い、印刷部207を制御する。
記憶装置204は、外部記憶装置として機能し、プログラム、画像データ等を記憶する他、画像形成装置のシリアル番号等を保存する。シリアル番号は、識別番号の一例である。
入出力装置209は、ユーザからの入力(スキャン、ボタン入力、タッチパネル式UIからの入力)を受け付け、入出力I/F208によって上述した各処理部へその旨を伝える。また、入出力装置209は、入出力I/F208から受け取った出力を入出力装置209へ出力する。
部品ICタグリーダ210は、部品105を画像形成装置101に装着したときにICタグ106から情報を読み取り、記憶装置204へ読み取った情報を記録する。
CPU201が、ROM202、又は記憶装置204に記録されたプログラムをRAM203等に読み出して実行することにより、図3(a)に示す画像形成装置101のソフトウェア構成及び後述する図10のフローチャートの処理が実現される。
画像形成装置101は、操作部をハードウェア構成として更に含んでもよい。
CPU201は、内部バス205を介して各デバイスを総括的に制御する。
ROM202は、プログラム及びCPU201がプログラムに基づき処理を実行する際に利用する設定値等を記憶する。
RAM203は、CPU201のメモリ及びワークエリアとして機能する。
デバイス制御206は、印刷要求等に従い、印刷部207を制御する。
記憶装置204は、外部記憶装置として機能し、プログラム、画像データ等を記憶する他、画像形成装置のシリアル番号等を保存する。シリアル番号は、識別番号の一例である。
入出力装置209は、ユーザからの入力(スキャン、ボタン入力、タッチパネル式UIからの入力)を受け付け、入出力I/F208によって上述した各処理部へその旨を伝える。また、入出力装置209は、入出力I/F208から受け取った出力を入出力装置209へ出力する。
部品ICタグリーダ210は、部品105を画像形成装置101に装着したときにICタグ106から情報を読み取り、記憶装置204へ読み取った情報を記録する。
CPU201が、ROM202、又は記憶装置204に記録されたプログラムをRAM203等に読み出して実行することにより、図3(a)に示す画像形成装置101のソフトウェア構成及び後述する図10のフローチャートの処理が実現される。
画像形成装置101は、操作部をハードウェア構成として更に含んでもよい。
図2(b)は、管理サーバ102のハードウェア構成の一例を示す図である。管理サーバ102は、CPU211、ROM212、RAM213、記憶装置214、ネットワークI/F215を含む。
CPU211は、内部バス216を介して各デバイスを総括的に制御する。
ROM212は、プログラム及びCPU211がプログラムに基づき処理を実行する際に利用する設定値等を記憶する。
RAM213は、CPU211のメモリ及びワークエリアとして機能する。
記憶装置214は、プログラム、画像データ、物品交換情報等を記憶する。
管理サーバ102は、ネットワークI/F215を介してインターネット103に接続し、ディスパッチシステム109、及び携帯端末104と通信を行うことができる。この通信により、交換作業を割り当てられたサービスマンが所有する携帯端末104への指定部品交換情報送信、及び携帯端末104から管理サーバ102への部品交換の進行状況の受信が可能となる。
CPU211が、ROM212、又は記憶装置214に記録されたプログラムをRAM213等に読み出して実行することにより、図3(b)に示す管理サーバ102のソフトウェア構成及び後述する図6、図7、図13〜16、図20、図21のフローチャートの処理が実現される。
CPU211は、内部バス216を介して各デバイスを総括的に制御する。
ROM212は、プログラム及びCPU211がプログラムに基づき処理を実行する際に利用する設定値等を記憶する。
RAM213は、CPU211のメモリ及びワークエリアとして機能する。
記憶装置214は、プログラム、画像データ、物品交換情報等を記憶する。
管理サーバ102は、ネットワークI/F215を介してインターネット103に接続し、ディスパッチシステム109、及び携帯端末104と通信を行うことができる。この通信により、交換作業を割り当てられたサービスマンが所有する携帯端末104への指定部品交換情報送信、及び携帯端末104から管理サーバ102への部品交換の進行状況の受信が可能となる。
CPU211が、ROM212、又は記憶装置214に記録されたプログラムをRAM213等に読み出して実行することにより、図3(b)に示す管理サーバ102のソフトウェア構成及び後述する図6、図7、図13〜16、図20、図21のフローチャートの処理が実現される。
図2(c)は、携帯端末104のハードウェア構成の一例を示す図である。携帯端末104は、CPU217、ROM218、RAM219、記憶装置220、ネットワークI/F221、内部バス222、操作パネル223、タグ入出力I/F224、タグ入出力装置225、コード入力I/F226、コード入力装置227を含む。
CPU217は、内部バス222を介して各デバイスを総括的に制御する。CPU217は、更に、記憶装置220等の記録媒体に、タグ入出力装置225によりICタグ106から取得した情報、及びコード入力装置227により読み取ったQRコード(登録商標)をデコードした情報を記憶する。また、記憶装置220は、ROM218及びRAM219と共にプログラムの実行処理をした結果等を保存する。
RAM219は、CPU217のメモリやワークエリアとして機能する。
ネットワークI/F221は、インターネット103を介して、外部のネットワーク機器及び管理サーバ102と片方向又は双方向で通信する。この通信により、管理サーバ102から送信される指定部品交換情報の受信、及び管理サーバ102への部品交換作業の進行状況通知等の送信が可能となる。
記憶装置220は、外部記憶装置として機能し、ICタグ読取情報、QRコード情報等の他、携帯端末104を所有するサービスマンのIDを保存する。
CPU217は、内部バス222を介して各デバイスを総括的に制御する。CPU217は、更に、記憶装置220等の記録媒体に、タグ入出力装置225によりICタグ106から取得した情報、及びコード入力装置227により読み取ったQRコード(登録商標)をデコードした情報を記憶する。また、記憶装置220は、ROM218及びRAM219と共にプログラムの実行処理をした結果等を保存する。
RAM219は、CPU217のメモリやワークエリアとして機能する。
ネットワークI/F221は、インターネット103を介して、外部のネットワーク機器及び管理サーバ102と片方向又は双方向で通信する。この通信により、管理サーバ102から送信される指定部品交換情報の受信、及び管理サーバ102への部品交換作業の進行状況通知等の送信が可能となる。
記憶装置220は、外部記憶装置として機能し、ICタグ読取情報、QRコード情報等の他、携帯端末104を所有するサービスマンのIDを保存する。
操作パネル223は、各種ボタン、並びにタッチパネル、メッセージを含むデータ表示用の液晶表示部を含む操作パネルである。
タグ入出力装置225は、ICタグリーダ等の近距離無線方式で取得した情報の入力を受け付け、タグ入出力I/F224によって上述した各処理部へその情報を伝える。また、タグ入出力装置225は、タグ入出力I/F224から受け取った出力をICタグへ書き込む。
コード入力装置227は、撮像装置を含むハードウェアである。コード入力装置227は、撮像装置を用いてQRコード等を読み取り、読み取った結果をコード入力I/F226によって上述した各処理部へ伝える。
CPU217が、記憶装置220に記録されたプログラムをRAM219等に読み出して実行することにより、図3(c)に示す携帯端末104のソフトウェア構成及び後述する図9、図12、図17、図18、図22のフローチャートの処理が実現される。
タグ入出力装置225は、ICタグリーダ等の近距離無線方式で取得した情報の入力を受け付け、タグ入出力I/F224によって上述した各処理部へその情報を伝える。また、タグ入出力装置225は、タグ入出力I/F224から受け取った出力をICタグへ書き込む。
コード入力装置227は、撮像装置を含むハードウェアである。コード入力装置227は、撮像装置を用いてQRコード等を読み取り、読み取った結果をコード入力I/F226によって上述した各処理部へ伝える。
CPU217が、記憶装置220に記録されたプログラムをRAM219等に読み出して実行することにより、図3(c)に示す携帯端末104のソフトウェア構成及び後述する図9、図12、図17、図18、図22のフローチャートの処理が実現される。
図3(a)は、画像形成装置101のソフトウェアのモジュール構成の一例を示す図である。画像形成装置101は、記憶部301、画像形成部302、デバイス制御部303、操作部304、表示制御部305、イベント管理部306、部品交換管理部307を含む。
記憶部301は、ROM202、RAM203、記憶装置204への情報の保存、及び読み出しといった記憶制御を行う。また、記憶部301は、画像形成装置101の管理に必要な管理情報を記憶する。より具体的には、記憶部301は、画像形成装置のシリアル番号、画像形成装置101の動作履歴等を記憶する。例えば、発生したイベントが部品交換イベントであった場合、記憶部301は、交換後の部品のICタグに記録されている情報(例えば、部品番号、交換予定の画像形成装置のシリアル番号)を部品交換イベントと紐づけて記憶する。
画像形成部302は、印刷部207に渡す印刷データを生成し出力する機能を持つ。また、画像形成部302は、入出力I/F208へ画像データを伝達し、入出力装置209で出力する機能を持つ。
デバイス制御部303は、画像形成装置101の印刷制御、及び部品交換イベント等の画像形成装置101の動作状態を管理する。
操作部304は、ユーザによる印刷指示をはじめとする画像形成装置101に対する操作指示を受け付けるインターフェースである。
表示制御部305は、部品交換管理部307からの指示で表示するメッセージ等を表示する制御を行う。
記憶部301は、ROM202、RAM203、記憶装置204への情報の保存、及び読み出しといった記憶制御を行う。また、記憶部301は、画像形成装置101の管理に必要な管理情報を記憶する。より具体的には、記憶部301は、画像形成装置のシリアル番号、画像形成装置101の動作履歴等を記憶する。例えば、発生したイベントが部品交換イベントであった場合、記憶部301は、交換後の部品のICタグに記録されている情報(例えば、部品番号、交換予定の画像形成装置のシリアル番号)を部品交換イベントと紐づけて記憶する。
画像形成部302は、印刷部207に渡す印刷データを生成し出力する機能を持つ。また、画像形成部302は、入出力I/F208へ画像データを伝達し、入出力装置209で出力する機能を持つ。
デバイス制御部303は、画像形成装置101の印刷制御、及び部品交換イベント等の画像形成装置101の動作状態を管理する。
操作部304は、ユーザによる印刷指示をはじめとする画像形成装置101に対する操作指示を受け付けるインターフェースである。
表示制御部305は、部品交換管理部307からの指示で表示するメッセージ等を表示する制御を行う。
イベント管理部306は、画像形成装置101で発生するイベントを受けてイベント情報を管理する。イベント管理部306で管理するイベント情報には、画像形成装置101に対する部品交換のイベント、及びエラー等が含まれる。例えば、イベント管理部306は、部品交換管理部307よりデバイスインターフェース310を介して通知される部品交換イベント毎に、新しく装着された部品の部品番号と画像形成装置のシリアル番号とを取得し、記憶部301へ書き込む。その他に、イベント管理部306が取り扱うイベントには、画像形成装置101のエラーがある。画像形成装置101のエラーとして、交換部品より取得した画像形成装置のシリアル番号、画像形成装置101のシリアル番号の不一致を表すエラー等が挙げられる。
部品交換管理部307は、交換検知部308、タグ検知部309を含む。
交換検知部308は、部品交換の開始や部品交換の完了を、センサーを介して検知し、デバイスインターフェース310を介してイベント管理部306へ通知する。
タグ検知部309は、部品交換が行われ、新しい部品が装着されたときに、ICタグ106に記憶されている情報を取得し、デバイスインターフェース310を介してイベント管理部306へ通知する。
部品交換管理部307は、交換検知部308、タグ検知部309を含む。
交換検知部308は、部品交換の開始や部品交換の完了を、センサーを介して検知し、デバイスインターフェース310を介してイベント管理部306へ通知する。
タグ検知部309は、部品交換が行われ、新しい部品が装着されたときに、ICタグ106に記憶されている情報を取得し、デバイスインターフェース310を介してイベント管理部306へ通知する。
図3(b)は、管理サーバ102のソフトウェアのモジュール構成の一例を示す図である。管理サーバ102は、通信部311、記憶部312、コマンド解析部313、レスポンス生成部314、管理部315を含む。
通信部311は、ネットワークI/F215を介して携帯端末104及びディスパッチシステム109と通信を行う機能を持つ。通信部311は、携帯端末104から送信される部品交換状況のステータス更新依頼、及びディスパッチシステム109から送信されるサービスマンIDを受信する。また、通信部311は、携帯端末104からの指定部品交換情報取得依頼の受信、及びそれを受けて指定部品交換情報を携帯端末104へ送信する。
記憶部312は、ROM212、RAM213、記憶装置214に対して、情報の記憶制御を行う。記憶制御の対象としては、指定部品交換情報、及び指定部品交換ステータス情報等がある。
コマンド解析部313は、携帯端末104及びディスパッチシステム109から送信されたコマンドを解析し、解析した結果を記憶部312、管理部315に反映させる。
レスポンス生成部314は、コマンド解析部313により解析されたコマンドに対して、携帯端末104へのレスポンスを生成する。
管理部315は、携帯端末104及びディスパッチシステム109とのやり取りを監視し、部品交換の支援を行うための情報を管理する機能を持つ。管理部315は、交換情報管理部316、通知受信部317、メッセージ管理部318を含む。
交換情報管理部316は、画像形成装置のシリアル番号ごとに交換が指示された部品番号の管理と、各交換を行うサービスマンIDと、作業の進行状況と、を管理する。また、交換情報管理部316は、通知受信部317から受信した各種通知に対して、要求された処理を行う。
通信部311は、ネットワークI/F215を介して携帯端末104及びディスパッチシステム109と通信を行う機能を持つ。通信部311は、携帯端末104から送信される部品交換状況のステータス更新依頼、及びディスパッチシステム109から送信されるサービスマンIDを受信する。また、通信部311は、携帯端末104からの指定部品交換情報取得依頼の受信、及びそれを受けて指定部品交換情報を携帯端末104へ送信する。
記憶部312は、ROM212、RAM213、記憶装置214に対して、情報の記憶制御を行う。記憶制御の対象としては、指定部品交換情報、及び指定部品交換ステータス情報等がある。
コマンド解析部313は、携帯端末104及びディスパッチシステム109から送信されたコマンドを解析し、解析した結果を記憶部312、管理部315に反映させる。
レスポンス生成部314は、コマンド解析部313により解析されたコマンドに対して、携帯端末104へのレスポンスを生成する。
管理部315は、携帯端末104及びディスパッチシステム109とのやり取りを監視し、部品交換の支援を行うための情報を管理する機能を持つ。管理部315は、交換情報管理部316、通知受信部317、メッセージ管理部318を含む。
交換情報管理部316は、画像形成装置のシリアル番号ごとに交換が指示された部品番号の管理と、各交換を行うサービスマンIDと、作業の進行状況と、を管理する。また、交換情報管理部316は、通知受信部317から受信した各種通知に対して、要求された処理を行う。
通知受信部317は、携帯端末104、ディスパッチシステム109、販売会社からの部品交換作業に関する通知情報を、通信部311を介して受信する。例えば、通知受信部317は、販売会社システムから指定部品への交換が発生したことを表す通知情報(指定部品交換発生通知)を受信し、交換情報管理部316に通知する。また通知受信部317は、上述した指定部品交換発生通知受信後に、サービスマンのディスパッチ依頼を、通信部311を介してディスパッチシステム109へ送信する。これにより、交換作業を行うサービスマンの割り当て指示を行う。通知受信部317は、上述したサービスマンの割り当て指示を受けてディスパッチシステム109から送信されるディスパッチ完了通知を受信し、交換情報管理部316に通知する。通知受信部317は、携帯端末104から装着予定の画像形成装置のシリアル番号をICタグ106へ書き込んだことを表す通知情報(シリアル番号書き込み通知)を受信する。また、通知受信部317は、画像形成装置への交換が完了したことを表す通知情報(指定部品交換通知)を受信し、シリアル番号書き込み通知と併せて交換情報管理部316へ通知する。通知受信部317は、携帯端末104から、サービスマンへ割り当てられた交換部品すべてに対してシリアル番号書き込み通知がされたかを確認する依頼(シリアル番号書き込み完了確認依頼)を交換管理部606へ通知する。また、通知受信部317は、携帯端末104から、サービスマンへ割り当てられた交換部品すべてに対して指定部品交換通知がされたかを確認する依頼(指定部品交換完了確認依頼)を受信し、交換情報管理部316へ通知する。
メッセージ管理部318は、携帯端末104の操作パネル223に表示させるメッセージの生成と管理を行う。メッセージ管理部318は、交換情報管理部316からのメッセージ生成依頼を受けると、携帯端末104に対するメッセージを生成し、メッセージリストとして管理する。メッセージは、割り当て作業無しのメッセージ(図4A)、シリアル番号書き込み完了確認依頼の結果(図4D)、指定部品交換完了確認依頼に対する確認結果(図4E)等が挙げられる。
メッセージ管理部318は、携帯端末104の操作パネル223に表示させるメッセージの生成と管理を行う。メッセージ管理部318は、交換情報管理部316からのメッセージ生成依頼を受けると、携帯端末104に対するメッセージを生成し、メッセージリストとして管理する。メッセージは、割り当て作業無しのメッセージ(図4A)、シリアル番号書き込み完了確認依頼の結果(図4D)、指定部品交換完了確認依頼に対する確認結果(図4E)等が挙げられる。
図3(c)は、携帯端末104のソフトウェアのモジュール構成の一例を示す図である。携帯端末104は、通信部319、記憶部320、操作部321、表示部322、交換管理部323、タグリーダ/ライタ管理部324、コードリーダ管理部325を含む。
通信部319は、管理サーバ102とインターネット103を介して通信する機能を持つ。通信部319は、管理サーバ102へ、上述したシリアル番号書き込み通知、指定部品交換通知、シリアル番号書き込み完了確認依頼、指定部品交換完了確認依頼を送信する。また、通信部319は、管理サーバ102から指定部品交換情報、及び上述したシリアル番号書き込み完了確認依頼、指定部品交換完了確認依頼に対するレスポンスを受信する。
記憶部320は、ROM218、RAM219、記憶装置220に対して、情報の記憶制御を行う。記憶制御の対象としては、指定部品交換情報、及び指定部品交換ステータス情報が挙げられる。
操作部321は、操作パネル223を介したユーザによる携帯端末104に対する操作指示を受け付けるインターフェースである。
通信部319は、管理サーバ102とインターネット103を介して通信する機能を持つ。通信部319は、管理サーバ102へ、上述したシリアル番号書き込み通知、指定部品交換通知、シリアル番号書き込み完了確認依頼、指定部品交換完了確認依頼を送信する。また、通信部319は、管理サーバ102から指定部品交換情報、及び上述したシリアル番号書き込み完了確認依頼、指定部品交換完了確認依頼に対するレスポンスを受信する。
記憶部320は、ROM218、RAM219、記憶装置220に対して、情報の記憶制御を行う。記憶制御の対象としては、指定部品交換情報、及び指定部品交換ステータス情報が挙げられる。
操作部321は、操作パネル223を介したユーザによる携帯端末104に対する操作指示を受け付けるインターフェースである。
表示部322は、操作パネル223の液晶表示部へ部品交換の進行状況等の画面表示を行う。表示部322は、表示制御部326、交換情報表示制御部327を含む。
表示制御部326は、通信部319より受信した管理サーバ102からのメッセージ表示指示を受け付け、携帯端末104の操作パネル223へメッセージを表示する。
交換情報表示制御部327は、図4Bに示すように、操作パネル223に指定部品交換情報及び上述したシリアル番号書き込み完了確認依頼、指定部品交換完了確認依頼を送信するためのボタンを表示する。交換情報表示制御部327は、後述する交換管理部323による指定部品交換情報の変更に応じて操作パネル223に表示する指定部品交換情報を更新する。また、交換情報表示制御部327は、操作パネル223からのボタン操作通知を受け付け、交換管理部323へ通知する。
交換管理部323は、指定部品交換情報の参照、変更操作及び交換情報表示制御部327からの通知を受信し、通知に応じて交換作業に必要な操作の指示を行う。交換管理部323は、ユーザによる操作パネル223の操作によりタグリーダ/ライタの起動指示を受けたとき、タグリーダ/ライタ管理部324にICタグ106の読み取り指示又は書き込み指示を通知する。また、交換管理部323は、タグリーダ/ライタ管理部324により読み取った部品番号が、操作パネル223の操作により選択された部品番号と一致するか確認する。上述した処理により指定部品交換情報の更新が必要な場合は、交換管理部323は、指定部品交換情報の更新を行う。また情報を更新した場合は、交換管理部323は、通信部319を介して管理サーバ102へ更新通知を送信する。交換管理部323は、ユーザによる操作パネル223の操作によりQRコードリーダの起動指示を受けたとき、コードリーダ管理部325へ読み取り指示を通知する。上述した処理の後、交換管理部323は、指定部品交換情報の更新を行う。また、交換管理部323は、読み取ったQRコードを後述するデコード部332でデコードした結果をデコード部332から受信し、通信部319を介して管理サーバ102へ送信する。
表示制御部326は、通信部319より受信した管理サーバ102からのメッセージ表示指示を受け付け、携帯端末104の操作パネル223へメッセージを表示する。
交換情報表示制御部327は、図4Bに示すように、操作パネル223に指定部品交換情報及び上述したシリアル番号書き込み完了確認依頼、指定部品交換完了確認依頼を送信するためのボタンを表示する。交換情報表示制御部327は、後述する交換管理部323による指定部品交換情報の変更に応じて操作パネル223に表示する指定部品交換情報を更新する。また、交換情報表示制御部327は、操作パネル223からのボタン操作通知を受け付け、交換管理部323へ通知する。
交換管理部323は、指定部品交換情報の参照、変更操作及び交換情報表示制御部327からの通知を受信し、通知に応じて交換作業に必要な操作の指示を行う。交換管理部323は、ユーザによる操作パネル223の操作によりタグリーダ/ライタの起動指示を受けたとき、タグリーダ/ライタ管理部324にICタグ106の読み取り指示又は書き込み指示を通知する。また、交換管理部323は、タグリーダ/ライタ管理部324により読み取った部品番号が、操作パネル223の操作により選択された部品番号と一致するか確認する。上述した処理により指定部品交換情報の更新が必要な場合は、交換管理部323は、指定部品交換情報の更新を行う。また情報を更新した場合は、交換管理部323は、通信部319を介して管理サーバ102へ更新通知を送信する。交換管理部323は、ユーザによる操作パネル223の操作によりQRコードリーダの起動指示を受けたとき、コードリーダ管理部325へ読み取り指示を通知する。上述した処理の後、交換管理部323は、指定部品交換情報の更新を行う。また、交換管理部323は、読み取ったQRコードを後述するデコード部332でデコードした結果をデコード部332から受信し、通信部319を介して管理サーバ102へ送信する。
タグリーダ/ライタ管理部324は、タグリーダ/ライタ部328、デコード部329、エンコード部330を含む。
タグリーダ/ライタ部328は、タグ入出力装置225を介してICタグ106に記録されている情報の読み取り、及びICタグ106への情報の書き込みを行う。読み取った情報はデコード部329へ通知される。本実施形態においては、書き込む情報として部品105が装着される予定の画像形成装置101のシリアル番号をエンコード部330でエンコードしたものが挙げられる。シリアル番号は、交換管理部323よりタグリーダ/ライタ管理部324へ通知され、タグリーダ/ライタ管理部324がエンコード部330へ通知する。
デコード部329は、タグリーダ/ライタ部328で読み取ったICタグ106の情報をデコードし、交換管理部323へ通知する。
エンコード部330は、タグリーダ/ライタ管理部324から通知された情報をエンコードし、タグリーダ/ライタ部328へ通知する。
コードリーダ管理部325は、コードリーダ部331とデコード部332とを含む。
コードリーダ部331は、コード入力装置227を介して入出力装置209に表示されたQRコードの読み取りを行う。読み取ったQRコードの情報は後述するデコード部332へ通知される。
デコード部332は、コードリーダ部331でより受信したQRコードデータをデコードし、交換管理部323へ通知する。
タグリーダ/ライタ部328は、タグ入出力装置225を介してICタグ106に記録されている情報の読み取り、及びICタグ106への情報の書き込みを行う。読み取った情報はデコード部329へ通知される。本実施形態においては、書き込む情報として部品105が装着される予定の画像形成装置101のシリアル番号をエンコード部330でエンコードしたものが挙げられる。シリアル番号は、交換管理部323よりタグリーダ/ライタ管理部324へ通知され、タグリーダ/ライタ管理部324がエンコード部330へ通知する。
デコード部329は、タグリーダ/ライタ部328で読み取ったICタグ106の情報をデコードし、交換管理部323へ通知する。
エンコード部330は、タグリーダ/ライタ管理部324から通知された情報をエンコードし、タグリーダ/ライタ部328へ通知する。
コードリーダ管理部325は、コードリーダ部331とデコード部332とを含む。
コードリーダ部331は、コード入力装置227を介して入出力装置209に表示されたQRコードの読み取りを行う。読み取ったQRコードの情報は後述するデコード部332へ通知される。
デコード部332は、コードリーダ部331でより受信したQRコードデータをデコードし、交換管理部323へ通知する。
図6は、実施形態1の管理サーバ102による指定交換部品情報登録を行う際の情報処理の一例を示すフローチャートである。
その前に、図5を用いて、管理サーバ102が管理する指定部品交換情報管理テーブルについて説明する。指定部品交換情報管理テーブルでは、画像形成装置のシリアル番号ごとの所在地と、画像形成装置に発生している指定部品への交換に関する情報とを対応付けて管理している。
デバイス識別子、交換予定部品番号、交換ステータスは、販売会社システムから指定部品への交換が発生したことを表す指定部品交換発生通知を受信した通知受信部317が、通知に含まれる情報から取得した情報を取り出し、それぞれ記憶している。デバイス識別子は、指定部品交換の対象となっている画像形成装置101の識別情報であるシリアル番号が保存されている。交換予定部品番号は、画像形成装置101への交換を指示された部品番号が保存されている。交換ステータスは、交換予定部品番号に示した部品への交換の進行状況を表す情報が保存されている。図5(a)は指定部品交換発生通知を通知受信部317が交換情報管理部316へ指定部品交換情報管理テーブルの更新を指示し、交換情報管理部316が指定部品交換情報管理テーブルを更新した状態を示す図である。この時点では、交換ステータスは「未着手」であり、その他の所在地、サービスマンIDは「NULL」となる。
その前に、図5を用いて、管理サーバ102が管理する指定部品交換情報管理テーブルについて説明する。指定部品交換情報管理テーブルでは、画像形成装置のシリアル番号ごとの所在地と、画像形成装置に発生している指定部品への交換に関する情報とを対応付けて管理している。
デバイス識別子、交換予定部品番号、交換ステータスは、販売会社システムから指定部品への交換が発生したことを表す指定部品交換発生通知を受信した通知受信部317が、通知に含まれる情報から取得した情報を取り出し、それぞれ記憶している。デバイス識別子は、指定部品交換の対象となっている画像形成装置101の識別情報であるシリアル番号が保存されている。交換予定部品番号は、画像形成装置101への交換を指示された部品番号が保存されている。交換ステータスは、交換予定部品番号に示した部品への交換の進行状況を表す情報が保存されている。図5(a)は指定部品交換発生通知を通知受信部317が交換情報管理部316へ指定部品交換情報管理テーブルの更新を指示し、交換情報管理部316が指定部品交換情報管理テーブルを更新した状態を示す図である。この時点では、交換ステータスは「未着手」であり、その他の所在地、サービスマンIDは「NULL」となる。
所在地、サービスマンIDは、ディスパッチシステム109からサービスマンの割り当てを通知するディスパッチ完了通知を受信した通知受信部317が、通知に含まれる情報から取得した情報を取り出し、それぞれ記憶している。所在地は画像形成装置101が稼働している住所情報が保存されている。サービスマンIDは指定部品への交換作業を実施するサービスマンの識別子が保存されている。図5(b)は、ディスパッチ完了通知を受信した通知受信部317が、交換情報管理部316へ指定部品交換情報管理テーブルの更新を指示し、交換情報管理部316が指定部品交換情報管理テーブルを更新した状態の一例を示す図である。ディスパッチ完了通知に従い、交換作業を実施するサービスマンのIDが登録される。
図6のフローチャートを用いて、管理サーバ102による指定交換部品情報登録を行う際の情報処理を説明する。
S501において、販社システムから指定部品交換発生通知が送信され、通知受信部317は、データを受信する。
S502において、通知受信部317は、受信データを交換情報管理部316へ通知する。そして、交換情報管理部316は、指定部品交換情報管理テーブルにデータを登録する。このとき、指定部品交換情報管理テーブルは図5(a)で示した状態になる。
S503において、通信部311は、ディスパッチシステム109へディスパッチ依頼通知を送信する。
S504において、通知受信部317は、ディスパッチシステム109からS503で送信した通知のレスポンスをディスパッチ完了通知として受信する。
S505において、通知受信部317は、受信データを交換情報管理部316へ通知する。そして交換情報管理部316は、指定部品交換情報管理テーブルのデータを更新する。このとき、指定部品交換情報管理テーブルは図5(b)で示した状態になる。
S501において、販社システムから指定部品交換発生通知が送信され、通知受信部317は、データを受信する。
S502において、通知受信部317は、受信データを交換情報管理部316へ通知する。そして、交換情報管理部316は、指定部品交換情報管理テーブルにデータを登録する。このとき、指定部品交換情報管理テーブルは図5(a)で示した状態になる。
S503において、通信部311は、ディスパッチシステム109へディスパッチ依頼通知を送信する。
S504において、通知受信部317は、ディスパッチシステム109からS503で送信した通知のレスポンスをディスパッチ完了通知として受信する。
S505において、通知受信部317は、受信データを交換情報管理部316へ通知する。そして交換情報管理部316は、指定部品交換情報管理テーブルのデータを更新する。このとき、指定部品交換情報管理テーブルは図5(b)で示した状態になる。
図7は、管理サーバ102による携帯端末104へ指定部品交換情報を通知する情報処理の一例を示すフローチャートである。
S601において、携帯端末104から指定部品交換情報問い合わせ通知が送信され、通知受信部317は、データを受信する。
S602において、通知受信部317は、受信データを交換情報管理部316へ通知する。そして交換情報管理部316は、指定部品交換情報問い合わせ通知を行ったサービスマンIDが指定部品交換情報管理テーブルにすでに登録されているかを確認する。確認した結果、該当するデータが指定部品交換情報管理テーブルに存在しなければ、交換情報管理部316は、S606へ進む。S606において、メッセージ管理部318は、図4Aに示すような通知メッセージを発行し、サービスマンにディスパッチされている指定部品交換作業がないことを通知する。通知後、メッセージ管理部318は、指定部品交換情報を通知する処理を終了する。
S601において、携帯端末104から指定部品交換情報問い合わせ通知が送信され、通知受信部317は、データを受信する。
S602において、通知受信部317は、受信データを交換情報管理部316へ通知する。そして交換情報管理部316は、指定部品交換情報問い合わせ通知を行ったサービスマンIDが指定部品交換情報管理テーブルにすでに登録されているかを確認する。確認した結果、該当するデータが指定部品交換情報管理テーブルに存在しなければ、交換情報管理部316は、S606へ進む。S606において、メッセージ管理部318は、図4Aに示すような通知メッセージを発行し、サービスマンにディスパッチされている指定部品交換作業がないことを通知する。通知後、メッセージ管理部318は、指定部品交換情報を通知する処理を終了する。
S602で該当するデータが指定部品交換情報管理テーブルに存在した場合、交換情報管理部316は、S603に進む。
S603において、交換情報管理部316は、該当データ全ての交換ステータスが「未着手」又は「シリアル番号書き込み」であるかを確認する。確認した結果、S602に該当したデータ全ての交換ステータスが「未着手」又は「シリアル番号書き込み」であった場合、交換情報管理部316は、S604へ進む。
S604において、交換情報管理部316は、図8(a)に示すような指定部品交換情報テーブルからS603までに該当するデータのみを抽出し、レスポンスデータを作成する。
S605において、交換情報管理部316は、問い合わせ元の携帯端末へS604で作成したデータを送信し、指定部品交換情報を通知する処理を終了する。
S603での確認の結果、S602に該当したデータ全ての交換ステータスが「完了」であった場合、交換情報管理部316は、S606へ進む。S606において、メッセージ管理部318は、図4Aに示すような通知メッセージを発行し、サービスマンにディスパッチされている指定部品交換作業がないことを通知する。通知後、メッセージ管理部318は、指定部品交換情報を通知する処理を終了する。
S603において、交換情報管理部316は、該当データ全ての交換ステータスが「未着手」又は「シリアル番号書き込み」であるかを確認する。確認した結果、S602に該当したデータ全ての交換ステータスが「未着手」又は「シリアル番号書き込み」であった場合、交換情報管理部316は、S604へ進む。
S604において、交換情報管理部316は、図8(a)に示すような指定部品交換情報テーブルからS603までに該当するデータのみを抽出し、レスポンスデータを作成する。
S605において、交換情報管理部316は、問い合わせ元の携帯端末へS604で作成したデータを送信し、指定部品交換情報を通知する処理を終了する。
S603での確認の結果、S602に該当したデータ全ての交換ステータスが「完了」であった場合、交換情報管理部316は、S606へ進む。S606において、メッセージ管理部318は、図4Aに示すような通知メッセージを発行し、サービスマンにディスパッチされている指定部品交換作業がないことを通知する。通知後、メッセージ管理部318は、指定部品交換情報を通知する処理を終了する。
図9は、携帯端末104による顧客先出動前の持ち出し部品確認処理の一例を示すフローチャートである。
S701において、操作部321は、ユーザ操作により指定部品交換管理画面を表示する。
S702において、通信部319は、管理サーバ102へ指定部品交換情報問い合わせ通知を送信する。
S703において、通信部319は、S702で送信した通知のレスポンスを受信する。
S704において、交換管理部323は、S703で受信されたデータに指定部品交換情報が存在するか確認する。S704の確認の結果、指定部品交換情報が存在しない場合、交換管理部323は、S713へ進む。S713において、表示制御部326は、操作パネル223へ図4Aに示すような通知メッセージを表示し、顧客先出動前の持ち出し部品確認処理を終了する。S704の確認の結果、指定部品交換情報が存在する場合、交換管理部323は、S705へ進む。
S705において、通信部319は、S703で受信したデータを交換情報表示制御部327に通知する。交換情報表示制御部327は、図4Bに示すような画面を操作パネル223に表示する。
S701において、操作部321は、ユーザ操作により指定部品交換管理画面を表示する。
S702において、通信部319は、管理サーバ102へ指定部品交換情報問い合わせ通知を送信する。
S703において、通信部319は、S702で送信した通知のレスポンスを受信する。
S704において、交換管理部323は、S703で受信されたデータに指定部品交換情報が存在するか確認する。S704の確認の結果、指定部品交換情報が存在しない場合、交換管理部323は、S713へ進む。S713において、表示制御部326は、操作パネル223へ図4Aに示すような通知メッセージを表示し、顧客先出動前の持ち出し部品確認処理を終了する。S704の確認の結果、指定部品交換情報が存在する場合、交換管理部323は、S705へ進む。
S705において、通信部319は、S703で受信したデータを交換情報表示制御部327に通知する。交換情報表示制御部327は、図4Bに示すような画面を操作パネル223に表示する。
S705で指定部品交換情報テーブルが表示されている間、S706において、操作部321は、操作パネル223を介した指定部品交換情報テーブルからの部品の選択を受け付ける。部品が選択された場合、操作部321は、S707に進む。
S707において、タグリーダ/ライタ部328は、タグ入出力装置225を起動する。
S708において、タグリーダ/ライタ部328は、交換部品のICタグ106を読み取る。そして、デコード部329は、読み取られた情報をデコードする。
S709において、タグリーダ/ライタ部328は、S708で読み取られ、デコードされた部品番号と、S706で選択された部品番号とが一致しているかを確認する。S709による確認の結果、部品番号が不一致場合は、タグリーダ/ライタ部328は、S714に進む。
S714において、表示制御部326は、図4Cに示すように部品番号不一致エラーを生成し、操作パネル223に表示する。
S707において、タグリーダ/ライタ部328は、タグ入出力装置225を起動する。
S708において、タグリーダ/ライタ部328は、交換部品のICタグ106を読み取る。そして、デコード部329は、読み取られた情報をデコードする。
S709において、タグリーダ/ライタ部328は、S708で読み取られ、デコードされた部品番号と、S706で選択された部品番号とが一致しているかを確認する。S709による確認の結果、部品番号が不一致場合は、タグリーダ/ライタ部328は、S714に進む。
S714において、表示制御部326は、図4Cに示すように部品番号不一致エラーを生成し、操作パネル223に表示する。
S709の確認の結果、部品番号が一致した場合、タグリーダ/ライタ部328は、S710に進む。S710において、タグリーダ/ライタ部328は、S706で選択された部品番号に対応するシリアル番号をエンコード部330に通知する。エンコード部330は通知されたシリアル番号をエンコードし、タグリーダ/ライタ部328へ通知する。タグリーダ/ライタ部328は、通知された情報を交換部品のICタグ106へ書き込む。S710の処理は、交換部品に、交換部品が装着されるべき画像形成装置の識別番号を書き込む書込処理の一例である。
S711において、交換管理部323は、シリアル番号書き込み通知を生成し、管理サーバ102へ送信する。
S712において、交換管理部323は、図8(b)に示すようにS705で受信された指定部品交換情報テーブルの該当する部品番号の交換ステータスを「シリアル番号書き込み」へ更新し、顧客先出動前の持ち出し部品確認処理を終了する。
S711において、交換管理部323は、シリアル番号書き込み通知を生成し、管理サーバ102へ送信する。
S712において、交換管理部323は、図8(b)に示すようにS705で受信された指定部品交換情報テーブルの該当する部品番号の交換ステータスを「シリアル番号書き込み」へ更新し、顧客先出動前の持ち出し部品確認処理を終了する。
図10は、画像形成装置101に装着された交換部品のICタグ106に記録されているシリアル番号と画像形成装置101のシリアル番号が一致するかを確認する情報処理の一例を示すフローチャートである。
S801において、交換検知部308は、部品の取り外し及び新たな部品の装着を検知する。
S802において、タグ検知部309は、新たに装着された部品のICタグ106を検知し、記録されているシリアル番号及び部品番号を読み取る。
S803において、タグ検知部309は、S802で読み取ったシリアル番号と、記憶部301に記憶されている画像形成装置101のシリアル番号とが一致するかを確認する。S803の確認の結果、シリアル番号不一致だった場合、タグ検知部309は、S805に進む。
S805において、表示制御部305は、図11(a)に示すようなシリアル番号不一致エラー画面を生成し、操作部に表示する。S803の確認の結果、シリアル番号が一致した場合、タグ検知部309は、S804に進む。
S804において、タグ検知部309は、画像形成装置101のシリアル番号と部品番号とを画像形成部302に通知する。そして画像形成部302は、通知された情報が含まれたQRコードを生成し、表示制御部305に通知する。表示制御部305は、通知を受け、図11(b)に示すようにメッセージと併せてQRコードを含む画面を操作部に表示する。図11(b)のQRコードは、完了コードの一例である。
S801において、交換検知部308は、部品の取り外し及び新たな部品の装着を検知する。
S802において、タグ検知部309は、新たに装着された部品のICタグ106を検知し、記録されているシリアル番号及び部品番号を読み取る。
S803において、タグ検知部309は、S802で読み取ったシリアル番号と、記憶部301に記憶されている画像形成装置101のシリアル番号とが一致するかを確認する。S803の確認の結果、シリアル番号不一致だった場合、タグ検知部309は、S805に進む。
S805において、表示制御部305は、図11(a)に示すようなシリアル番号不一致エラー画面を生成し、操作部に表示する。S803の確認の結果、シリアル番号が一致した場合、タグ検知部309は、S804に進む。
S804において、タグ検知部309は、画像形成装置101のシリアル番号と部品番号とを画像形成部302に通知する。そして画像形成部302は、通知された情報が含まれたQRコードを生成し、表示制御部305に通知する。表示制御部305は、通知を受け、図11(b)に示すようにメッセージと併せてQRコードを含む画面を操作部に表示する。図11(b)のQRコードは、完了コードの一例である。
図12は、携帯端末104が管理サーバ102へ画像形成装置101への部品交換が完了したことを示す指定部品交換通知を送信する情報処理の一例を示すフローチャートである。
S901において、操作部321は、ユーザ操作により図4Bに示す指定部品交換管理画面を表示する。
S902において、コードリーダ部331は、コード入力装置227を起動する。
S903において、コードリーダ部331は、コード入力装置227を介してS804で表示されたQRコードを読み取る。そして、デコード部332は、読み取られた内容をデコードする。
S904において、交換管理部323は、部品交換通知を生成し、管理サーバ102へ送信する。
S905において、交換管理部323は、図8(c)に示すように、指定部品交換情報テーブルの該当する部品番号の交換ステータスを「完了」へ更新する。
S901において、操作部321は、ユーザ操作により図4Bに示す指定部品交換管理画面を表示する。
S902において、コードリーダ部331は、コード入力装置227を起動する。
S903において、コードリーダ部331は、コード入力装置227を介してS804で表示されたQRコードを読み取る。そして、デコード部332は、読み取られた内容をデコードする。
S904において、交換管理部323は、部品交換通知を生成し、管理サーバ102へ送信する。
S905において、交換管理部323は、図8(c)に示すように、指定部品交換情報テーブルの該当する部品番号の交換ステータスを「完了」へ更新する。
図13は、管理サーバ102が携帯端末104からシリアル番号書き込み通知を受信したときの、指定部品交換情報の更新処理の一例を示すフローチャートである。
S1001において、通知受信部317は、携帯端末104からシリアル番号書き込み通知を受信する。
S1002において、交換情報管理部316は、図5(c)に示すように指定部品交換情報管理テーブルの該当する部品番号の交換ステータスを「シリアル番号書き込み」に更新し、指定部品交換情報の更新処理を終了する。「シリアル番号書き込み」は、「識別番号書き込み」の一例である。
S1001において、通知受信部317は、携帯端末104からシリアル番号書き込み通知を受信する。
S1002において、交換情報管理部316は、図5(c)に示すように指定部品交換情報管理テーブルの該当する部品番号の交換ステータスを「シリアル番号書き込み」に更新し、指定部品交換情報の更新処理を終了する。「シリアル番号書き込み」は、「識別番号書き込み」の一例である。
図14は、管理サーバ102が携帯端末104から部品交換通知を受信したときの、指定部品交換情報の更新処理の一例を示すフローチャートである。
S1101において、通知受信部317は、携帯端末104から部品交換通知を受信する。
S1102において、交換情報管理部316は、図5(d)に示すように指定部品交換情報管理テーブルの該当する部品番号の交換ステータスを「完了」に更新し、指定部品交換情報の更新処理を終了する。
S1101において、通知受信部317は、携帯端末104から部品交換通知を受信する。
S1102において、交換情報管理部316は、図5(d)に示すように指定部品交換情報管理テーブルの該当する部品番号の交換ステータスを「完了」に更新し、指定部品交換情報の更新処理を終了する。
図15は、管理サーバ102が携帯端末104からシリアル番号書き込み完了確認依頼を受信したときの指定部品の交換状況確認処理の一例を示すフローチャートである。
S1201において、通知受信部317は、携帯端末104よりシリアル番号書き込み完了確認依頼を受信する。
S1202において、交換情報管理部316は、S1201で受信した確認依頼の送信元のサービスマンIDにディスパッチされている部品番号の交換ステータスがすべて「シリアル番号書き込み」であるか判定する。判定の結果、交換ステータスがすべて「シリアル番号書き込み」だった場合は、交換情報管理部316は、S1203に進む。
S1203において、メッセージ管理部318は、シリアル番号書き込み完了通知を発行する。
S1204において、通知受信部317は、携帯端末104へ発行された通知を送信する。
S1202の判定の結果、交換ステータスがすべて「シリアル番号書き込み」ではなかった場合、交換情報管理部316は、S1205へ進む。
S1205において、メッセージ管理部318は、シリアル番号書き込み未完了部品有通知を発行する。そしてS1204に進み、通知受信部317は、携帯端末104へ発行された通知を送信する。
S1201において、通知受信部317は、携帯端末104よりシリアル番号書き込み完了確認依頼を受信する。
S1202において、交換情報管理部316は、S1201で受信した確認依頼の送信元のサービスマンIDにディスパッチされている部品番号の交換ステータスがすべて「シリアル番号書き込み」であるか判定する。判定の結果、交換ステータスがすべて「シリアル番号書き込み」だった場合は、交換情報管理部316は、S1203に進む。
S1203において、メッセージ管理部318は、シリアル番号書き込み完了通知を発行する。
S1204において、通知受信部317は、携帯端末104へ発行された通知を送信する。
S1202の判定の結果、交換ステータスがすべて「シリアル番号書き込み」ではなかった場合、交換情報管理部316は、S1205へ進む。
S1205において、メッセージ管理部318は、シリアル番号書き込み未完了部品有通知を発行する。そしてS1204に進み、通知受信部317は、携帯端末104へ発行された通知を送信する。
図16は、管理サーバ102が携帯端末104から指定部品交換完了確認依頼を受信したときの指定部品の交換状況確認処理の一例を示すフローチャートである。
S1301において、通知受信部317は、携帯端末104より指定部品交換完了確認依頼を受信する。
S1302において、交換情報管理部316は、S1301で受信した確認依頼の送信元のサービスマンIDにディスパッチされている部品番号の交換ステータスがすべて「完了」であるか判定する。判定の結果、交換ステータスがすべて「完了」だった場合は、交換情報管理部316は、S1303に進む。
S1303において、メッセージ管理部318は、指定部品交換完了通知を発行する。
S1304において、通知受信部317は、携帯端末104へ発行された通知を送信する。
S1302の判定の結果、交換ステータスがすべて「完了」ではなかった場合、交換情報管理部316は、S1305へ進む。S1305において、メッセージ管理部318は、交換未完了部品有通知を発行する。そしてS1304に進み、通知受信部317は、携帯端末104へ発行された通知を送信する。
S1301において、通知受信部317は、携帯端末104より指定部品交換完了確認依頼を受信する。
S1302において、交換情報管理部316は、S1301で受信した確認依頼の送信元のサービスマンIDにディスパッチされている部品番号の交換ステータスがすべて「完了」であるか判定する。判定の結果、交換ステータスがすべて「完了」だった場合は、交換情報管理部316は、S1303に進む。
S1303において、メッセージ管理部318は、指定部品交換完了通知を発行する。
S1304において、通知受信部317は、携帯端末104へ発行された通知を送信する。
S1302の判定の結果、交換ステータスがすべて「完了」ではなかった場合、交換情報管理部316は、S1305へ進む。S1305において、メッセージ管理部318は、交換未完了部品有通知を発行する。そしてS1304に進み、通知受信部317は、携帯端末104へ発行された通知を送信する。
図17は、携帯端末104がディスパッチされたすべての指定部品交換作業について、シリアル番号書き込みが完了したか確認する情報処理の一例を示すフローチャートである。
S1401において、操作部321は、ユーザ操作により図4Bに示す指定部品交換管理画面を表示する。
S1402において、操作部321は、シリアル番号書き込み完了確認依頼ボタンの選択を検知する。
S1403において、交換管理部323は、通信部319を介して管理サーバ102へシリアル番号書き込み完了依頼を送信する。
S1404において、通信部319は、管理サーバ102からのレスポンスを受信する。
S1405において、表示制御部326は、レスポンスに含まれる確認結果がOKか否かを判定する。判定の結果、OKであった場合、表示制御部326は、S1406に進む。
S1406において、表示制御部326は、受信されたレスポンスからシリアル番号書き込み完了メッセージを取り出し、図4Dに示すように操作パネル223に表示する。
S1405の判定の結果、確認結果がOKでない場合は、表示制御部326は、S1407に進む。S1407において、表示制御部326は、受信したレスポンスからシリアル番号書き込み未完了部品有メッセージを取り出し、図4Eに示すように操作パネル223に表示する。
S1401において、操作部321は、ユーザ操作により図4Bに示す指定部品交換管理画面を表示する。
S1402において、操作部321は、シリアル番号書き込み完了確認依頼ボタンの選択を検知する。
S1403において、交換管理部323は、通信部319を介して管理サーバ102へシリアル番号書き込み完了依頼を送信する。
S1404において、通信部319は、管理サーバ102からのレスポンスを受信する。
S1405において、表示制御部326は、レスポンスに含まれる確認結果がOKか否かを判定する。判定の結果、OKであった場合、表示制御部326は、S1406に進む。
S1406において、表示制御部326は、受信されたレスポンスからシリアル番号書き込み完了メッセージを取り出し、図4Dに示すように操作パネル223に表示する。
S1405の判定の結果、確認結果がOKでない場合は、表示制御部326は、S1407に進む。S1407において、表示制御部326は、受信したレスポンスからシリアル番号書き込み未完了部品有メッセージを取り出し、図4Eに示すように操作パネル223に表示する。
図18は、携帯端末104がディスパッチされたすべての指定部品交換作業について、作業が完了したか確認する情報処理の一例を示すフローチャートである。
S1501において、操作部321は、ユーザ操作により図4Bに示す指定部品交換管理画面を表示する。
S1502において、操作部321は、指定部品交換完了確認依頼ボタンの選択を検知する。
S1503において、交換管理部323は、通信部319を介して管理サーバ102へ指定部品交換完了依頼を送信する。
S1504において、通信部319は、管理サーバ102からのレスポンスを受信する。
S1505において、表示制御部326は、確認結果がOKであるかを判定する。判定の結果OKであった場合、表示制御部326は、S1506に進む。
S1506において、表示制御部326は、受信したレスポンスから指定部品交換完了メッセージを取り出し、図4Fに示すように操作パネル223に表示する。
S1505の判定の結果、確認結果がOKでない場合は、表示制御部326は、S1507に進む。S1507において、表示制御部326は、受信したレスポンスから交換未完了部品有メッセージを取り出し、図4Gに示すように操作パネル223に表示する。
S1501において、操作部321は、ユーザ操作により図4Bに示す指定部品交換管理画面を表示する。
S1502において、操作部321は、指定部品交換完了確認依頼ボタンの選択を検知する。
S1503において、交換管理部323は、通信部319を介して管理サーバ102へ指定部品交換完了依頼を送信する。
S1504において、通信部319は、管理サーバ102からのレスポンスを受信する。
S1505において、表示制御部326は、確認結果がOKであるかを判定する。判定の結果OKであった場合、表示制御部326は、S1506に進む。
S1506において、表示制御部326は、受信したレスポンスから指定部品交換完了メッセージを取り出し、図4Fに示すように操作パネル223に表示する。
S1505の判定の結果、確認結果がOKでない場合は、表示制御部326は、S1507に進む。S1507において、表示制御部326は、受信したレスポンスから交換未完了部品有メッセージを取り出し、図4Gに示すように操作パネル223に表示する。
実施形態1によれば、携帯端末104を用いて、携帯端末104に事前に管理サーバ102からダウンロードした指定部品交換情報と顧客先へ持ち出す重点管理部品の部品番号とをサービスマンが出動する前に照合する。このことで、誤った重点管理部品を持ち出すことを防ぐことができる。
また、持ち出し部品の事前確認時に、持ち出し部品の記憶領域に装着予定の画像形成装置のシリアル番号を書き込む。このことで、画像形成装置がネットワークに接続されていない状態であっても、装着された重点管理部品が交換を指示された画像形成装置へ装着されたかを確認することができる。
また、持ち出し部品の事前確認時に、持ち出し部品の記憶領域に装着予定の画像形成装置のシリアル番号を書き込む。このことで、画像形成装置がネットワークに接続されていない状態であっても、装着された重点管理部品が交換を指示された画像形成装置へ装着されたかを確認することができる。
<実施形態2>
実施形態2では、図2〜図5、図10〜18に示す構成が実施形態1と同じであり、実施形態1と同様の部分については同一の符号を用いてその説明を省略する。以下、実施形態1と異なる点を主に説明する。
図19は、実施形態2における部品交換支援システムのシステム構成図を示す図である。図1と比較して、画像形成装置の部品交換が行われる場所が1901に示す工場、又は倉庫、又は事前設定作業現場であること、交換部品が画像形成装置と同じ場所にあることが異なる。図1と同様の部分は同一の符号を用いることで説明を省略する。
実施形態2では、図2〜図5、図10〜18に示す構成が実施形態1と同じであり、実施形態1と同様の部分については同一の符号を用いてその説明を省略する。以下、実施形態1と異なる点を主に説明する。
図19は、実施形態2における部品交換支援システムのシステム構成図を示す図である。図1と比較して、画像形成装置の部品交換が行われる場所が1901に示す工場、又は倉庫、又は事前設定作業現場であること、交換部品が画像形成装置と同じ場所にあることが異なる。図1と同様の部分は同一の符号を用いることで説明を省略する。
図20は、実施形態2の管理サーバ102による指定交換部品情報登録を行う際の情報処理の一例を示すフローチャートである。図6と比較して、S504のディスパッチシステム109によるサービスマンID及び画像形成装置101の所在地の通知が行われない点、及びS505の指定部品交換情報管理テーブルの更新が行われない点が異なる。図6と同様の部分は同一の符号を用いることで説明を省略する。
S2001において、通知受信部317は、ディスパッチシステム109からディスパッチ可能なサービスマンがいないことを表すディスパッチ不可能通知を受信する。この場合、S2001後の指定部品交換情報管理テーブルは図5(a)に示す状態となる。
S2001において、通知受信部317は、ディスパッチシステム109からディスパッチ可能なサービスマンがいないことを表すディスパッチ不可能通知を受信する。この場合、S2001後の指定部品交換情報管理テーブルは図5(a)に示す状態となる。
図21は、管理サーバ102が携帯端末104から、画像形成装置101に交換が指示されている部品があるか問い合わせる指定部品交換有無確認通知を受信したときの情報処理の一例を示すフローチャートである。図7と比較して、S601がS2101に置き変わっている点、S602がS2102に置き変わっている点が異なる。図7と同様の部分は同一の符号を用いることで説明を省略する。
携帯端末104から指定部品交換有無確認通知が送信され、S2101において、通知受信部317は、データを受信する。
S2102において、通知受信部317は、受信データを交換情報管理部316へ通知する。交換情報管理部316は、指定部品交換有無確認通知データに含まれるシリアル番号が指定部品交換情報管理テーブルにすでに登録されているかを確認する。
携帯端末104から指定部品交換有無確認通知が送信され、S2101において、通知受信部317は、データを受信する。
S2102において、通知受信部317は、受信データを交換情報管理部316へ通知する。交換情報管理部316は、指定部品交換有無確認通知データに含まれるシリアル番号が指定部品交換情報管理テーブルにすでに登録されているかを確認する。
図22は、携帯端末104が交換を実施する画像形成装置101に交換が指示されている部品を管理サーバ102へ問い合わせる情報処理の一例を示すフローチャートである。図9との差分はS2201、S2202が追加されていること、及びS702がS2203に置き変わっている点が異なる。図9と同様の部分は同一の符号を用いることで説明を省略する。
S701において、操作部321は、ユーザ操作により部品交換管理画面を表示する。操作部321は、ユーザ操作によりQRコードリーダの起動要求を受け取ると、S2201に進む。
S2201において、コードリーダ部331は、コード入力装置227を起動する。
S2202において、コードリーダ部331は、コード入力装置227を介して画像形成装置101からシリアル番号を読み取る。デコード部332は、読み取った情報をデコードする。
S2203において、交換管理部323は、指定部品交換有無確認通知を生成し、通信部319を介して管理サーバ102へ送信する。
S701において、操作部321は、ユーザ操作により部品交換管理画面を表示する。操作部321は、ユーザ操作によりQRコードリーダの起動要求を受け取ると、S2201に進む。
S2201において、コードリーダ部331は、コード入力装置227を起動する。
S2202において、コードリーダ部331は、コード入力装置227を介して画像形成装置101からシリアル番号を読み取る。デコード部332は、読み取った情報をデコードする。
S2203において、交換管理部323は、指定部品交換有無確認通知を生成し、通信部319を介して管理サーバ102へ送信する。
実施形態2によれば、携帯端末104を用いて、画像形成装置のシリアル番号を読み取り、その情報を管理サーバ102に問い合わせ、指定部品交換情報を取得する。このことで、ディスパッチシステム109により自動で交換が割り当てられない工場、又は倉庫、又は事前設定作業現場の作業員であっても部品の誤装着を抑制することができる。
<その他の実施形態>
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給する。そして、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読み出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給する。そして、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読み出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
以上、本発明の実施形態の一例について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではない。
以上、上述した各実施形態によれば、画像形成装置がオフラインでも部品交換時に部品の誤装着を低減する技術を提案することができる。
101 画像形成装置
102 管理サーバ
104 携帯端末
109 ディスパッチシステム
102 管理サーバ
104 携帯端末
109 ディスパッチシステム
Claims (7)
- 画像形成装置と、携帯端末と、サーバ装置と、を含む情報処理システムであって、
前記画像形成装置は、前記画像形成装置に記憶されている前記画像形成装置の識別番号と、前記画像形成装置に装着された交換部品より読み取った、前記交換部品が装着される画像形成装置の識別番号と、に基づき、2つの識別番号が一致するか否かを判定する第1の判定手段を有し、
前記携帯端末は、前記2つの識別番号が一致すると判定された場合、前記サーバ装置へ部品交換通知を送信する第1の送信手段を有し、
前記サーバ装置は、前記部品交換通知を受信した場合、交換ステータスを完了へ更新する第1の更新手段を有する情報処理システム。 - 前記画像形成装置は、前記2つの識別番号が一致すると判定された場合、完了コードを表示する第1の表示手段を更に有し、
前記携帯端末は、前記完了コードを読み取る読取手段を更に有し、
前記読取手段により前記完了コードが読み取られた場合、前記2つの識別番号が一致すると判定されたとして、前記第1の送信手段は、前記サーバ装置へ前記部品交換通知を送信する請求項1記載の情報処理システム。 - 前記携帯端末は、
持ち出し予定の交換部品から読み取られた部品番号と、画面を介して選択された部品の部品番号と、に基づき2つの部品番号が一致するか否かを判定する第2の判定手段と、
前記2つの部品番号が一致すると判定された場合、前記交換部品に、前記交換部品が装着されるべき画像形成装置の識別番号を書き込む書込手段と、
を更に有する請求項1又は2記載の情報処理システム。 - 前記携帯端末は、前記書込手段により前記識別番号が書き込まれた場合、前記サーバ装置へ書き込み通知を送信する第2の送信手段を更に有し、
前記サーバ装置は、前記書き込み通知を受信した場合、前記交換ステータスを識別番号書き込みへ更新する第2の更新手段を更に有する請求項3記載の情報処理システム。 - 前記携帯端末は、前記サーバ装置への確認の結果、すべての交換部品にそれぞれの交換部品が装着される画像形成装置の識別番号が書き込まれていた場合、書き込みが完了したメッセージを表示する第2の表示手段を更に有する請求項3又は4記載の情報処理システム。
- 前記携帯端末は、前記サーバ装置への確認の結果、すべての交換部品の交換が完了していた場合、交換が完了したメッセージを表示する第3の表示手段を更に有する請求項1乃至5何れか1項記載の情報処理システム。
- 画像形成装置と、携帯端末と、サーバ装置と、を含む情報処理システムにおける情報処理方法であって、
前記画像形成装置が、前記画像形成装置に記憶されている前記画像形成装置の識別番号と、前記画像形成装置に装着された交換部品より読み取った、前記交換部品が装着される画像形成装置の識別番号と、に基づき、2つの識別番号が一致するか否かを判定する工程と、
前記携帯端末が、前記2つの識別番号が一致すると判定された場合、前記サーバ装置へ部品交換通知を送信する工程と
前記サーバ装置が、前記部品交換通知を受信した場合、交換ステータスを完了へ更新する工程と、
を含む情報処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018149296A JP2020024605A (ja) | 2018-08-08 | 2018-08-08 | 情報処理システム及び情報処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018149296A JP2020024605A (ja) | 2018-08-08 | 2018-08-08 | 情報処理システム及び情報処理方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020024605A true JP2020024605A (ja) | 2020-02-13 |
Family
ID=69619474
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018149296A Pending JP2020024605A (ja) | 2018-08-08 | 2018-08-08 | 情報処理システム及び情報処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2020024605A (ja) |
-
2018
- 2018-08-08 JP JP2018149296A patent/JP2020024605A/ja active Pending
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