JP2020021816A - 通過検知センサ - Google Patents

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Abstract

【課題】物体が通過する位置の違いによるセンシング感度の差を低減できる通過検知センサを提供する。【解決手段】物体の通過を検知するものであって、物体が通過する空間を形成する物体通過部1と、空間に向けて光を出射する光源2と、光源2から出射された光の一部を遮るように配置され、その厚み方向に貫通するスリット41が形成されているスリット部材4と、空間を挟んで光源2と反対側に配置され、スリット41を通過した光をセンシングする受光素子3とを備え、スリット41が、光源2と受光素子3とを結ぶ軸線である光線軸を避けて形成されている通過検知センサ100である。【選択図】図1

Description

本発明は、物品の通過を検知する通過検知センサに関する。
例えば複数の錠剤を分包する錠剤分包機には、設定した個数の錠剤が誤りなく分包されるように、払い出されて落下してきた錠剤の通過を検知する通過検知センサが備わっている。従来の通過検知センサとしては、錠剤が通過する空間を挟んで複数対の光源と受光素子が対向して設けられており、空間を錠剤が通過することによって生じる受光素子の受光量の変化をセンシングして物体の通過を検知するものが知られている(特許文献1の図8)。しかしながら複数対の光源と受光素子を有する通過検知センサでは受光素子毎に出力調整が必要であり、また外部回路での複雑な信号処理が必要となるため、構成が複雑になってしまう。
そのため近年では、光源と受光素子を一対のみ備える簡単な構造の通過検知センサが開発されている。このような光源と受光素子を一対のみ備える通過検知センサでは、受光素子が受光する総受光量を制限して分解能を向上させるために、光源と受光素子との間に遮光部材を配置し、この遮光部材に光源と受光素子とを結ぶ軸線を通るようなスリットを形成することがある。
登実3203793号公報
しかしながら、上述したようなスリットが形成された通過検知センサでは、スリットを通過して受光素子に到達する光の光量分布が一様ではない。そのため、たとえ空間を通過する錠剤等の物体の大きさが同じであっても、空間内における錠剤の通過位置の違いによって、受光素子における受光量の変化量に差が生じてしまう。そのため、光線軸の軸方向から視て、例えば光線軸に近く光量が大きいスリットの中央部付近を通過する錠剤を検知できるように光増幅器を設定すると、光線軸から遠く光量が小さいスリットの端部を錠剤が通過した場合には、受光素子において検知可能な程度の受光量の変化を得られなくなることがある。
本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであり、物体が通過する位置の違いによるセンシング感度の差を低減できる通過検知センサを提供することを目的とする。
すなわち本発明に係る通過検知センサは、物体の通過を検知するものであって、前記物体が通過する空間を形成する物体通過部と、前記空間に向けて光を出射する光源と、前記光源から出射された光の一部を遮るように配置され、その厚み方向に貫通するスリットが形成されているスリット部材と、前記空間を挟んで前記光源と反対側に配置され、前記スリットを通過した光をセンシングする受光素子とを備え、前記スリットが、前記光源と前記受光素子とを結ぶ軸線である光線軸を避けて形成されていることを特徴とする。
このようなものであれば、光線軸を避けてスリットが形成されるので、光源から受光素子に向けて出射された光のうち光量が最も大きい光は、スリットを通過することなくスリット部材によって遮光される。そのため、光線軸を通るようにスリットが形成されたものに比べて、光量が大きいスリットの中央部付近等を通る光と、光量が小さいスリットの端部等を通る光の光量の差を小さくできる。これにより、スリットを通過する光の光量分布の偏りを低減でき、空間内における物体の通過位置の違いによるセンシング感度の差を低減することができる。
前記スリットが、前記光線軸の軸方向から視て、前記光線軸から等距離になるように形成された円弧部分を有することが好ましい。
このようなものであれば、円弧部分は光線軸から等距離になるように形成されているので、円弧部分を通過する光の光量分布は一様になる。そのため、スリットを通過する光の光量分布の偏りをより低減でき、空間内における物体の通過位置の違い、特に空間内の光線軸近傍における物体の通過位置の違いによるセンシング感度の差をより低減することができる。
前記円弧部分が一定のスリット幅を有するようにすれば、円弧部分を通過する光の光量分布の偏りをより一層低減することができる。そのため、空間内の光線軸近傍における物体の通過位置の違いによるセンシング感度の差をより一層低減することができる。
スリットの態様としては、前記光線軸の軸方向から視て、前記円弧部分の両端から前記物体の通過方向に垂直な方向に延びる直線部分を更に有する、Ω字型のものを挙げることができる。
前記直線部分の端部におけるスリット幅が前記円弧部分のスリット幅よりも大きいことが好ましい。
このようなものであれば、光線軸から遠いスリットの端部を通過する光の光量を大きくすることができるので、スリットを通過する光の光量分布の偏りをより低減でき、空間内における物体の通過位置の違いによるセンシング感度の差をより一層低減することができる。
物体が通過できる空間を広くするには、前記スリット部材を前記空間の外側に設ければよい。
この場合、光源と空間との間にスリット部材を設けると、受光素子においてスリットの形での光を受光しにくい。前記スリット部材を前記受光素子と前記空間との間に設けることにより、受光素子においてスリットの形での光を受光しやすくなる。
前記物体の通過方向から視て、前記空間が矩形状であり、かつその対向する1組の辺が前記光線軸の軸方向と平行になるように形成することで、物体が通過する空間をより広くすることができる。
前記光源と前記空間との間に設けられ、前記光源から出た光を透過させて、前記光線軸の軸方向に略平行な光を投光する投光レンズを更に備えることが好ましい。
このようなものであれば、光源から放射状に出射された光を略平行光にして空間に投光することができるので、矩形状である空間の隅部を物体が通過した場合にもこれを検知しやすくなる。
前記投光レンズの頂部が平坦であることが好ましい。
このようなものであれば、光量が比較的大きい光線軸近傍の光は、投光レンズの頂部を通過する際に、その光路が光線軸の軸方向に略平行になることなく拡散されるようになる。これにより、スリットを通過する光の光量分布の偏りをより一層低減でき、空間内における物体の通過位置の違いによるセンシング感度の差を低減することができる。
前記投光レンズが前記空間から前記光源側に向かって膨出する凸レンズであれば、物体が通過する空間をより広くすることができる。
前記通過検知センサは、前記空間と前記スリット部材との間に設けられ、前記空間を通った光を透過させて前記受光素子に導く受光レンズを更に備えていてもよい。
このようなものであれば、空間を通った光を効率よく受光素子に導くことができ、物体の検知可能範囲を広くすることができる。
検知対象である前記物体の具体的な態様として錠剤を挙げることができる。
このようにした本発明によれば、物体が通過する位置の違いによるセンシング感度の差を低減できる通過検知センサを提供することができる。
本実施形態の通過検知センサの構成を模式的に示す斜視図。 同実施形態の通過検知センサの構成を模式的に示す平面図であり、物体が通過する方向から視た平面図。 同実施形態の通過検知センサの構成を模式的に示す平面図であり、図2のA−A’線断面を示す図。 同実施形態の通過検知センサの構成を模式的に示す平面図であり、図2のB−B’線断面を示す図。
以下に、本発明の一実施形態に係る通過検知センサについて図面を参照して説明する。また、各図面が示す部材の大きさ、位置関係、光の光路等は、説明を明確にするため、誇張していることがある。
本実施形態に係る通過検知センサ100は、例えば錠剤分包機等の内部に設けられて、払い出されて落下してきた錠剤O(本発明の“物体”に相当する)の通過を検知するものである。具体的にこの通過検知センサ100は、図1に示すように、錠剤Oが通過する空間Sを形成する物体通過部1と、空間Sに向けて光を出射する光源2と、空間Sを挟んで光源2と反対側に位置し、光源2から出射された光をセンシングする受光素子3と、光源2と受光素子3との間に配置され、光源2から射出された光の一部を通過させるスリット41が形成されたスリット部材4とを備える。この通過検知センサ100では、空間Sに向けて光源2から出射された光の一部がスリット41を通過して受光素子3によってセンシングされる。落下してきた錠剤Oが空間Sを通過すると受光素子3の受光量が変化し、これにより錠剤Oが通過したことを検知することができる。なお、これらの各部材は基板Pに取り付けられている。
以下、通過検知センサ100を構成する各部について説明する。なお以下の説明においては、錠剤Oが通過する方向(ここでは鉛直方向)をz軸方向とし、z軸方向に垂直な方向であって互いに直交する2方向をそれぞれx軸方向及びy軸方向とする。
物体通過部1はz軸方向に開口する筒状体であり、z軸方向に平行な外周側面11と内周側面12とを有する。物体通過部1はここでは透光性を有する樹脂からなり、光源2から出射した光が、外周側面11及び内周側面12を透過できるようになっている。なお、物体通過部1は、透光性を有するものであれば、樹脂に限らず他の材料から構成されていてもよい。
外周側面11は、y軸方向に平行な対向する1対の外側面11a及び11bと、x軸方向に平行な対向する1対の外側面11c及び11dからなる。外側面11a〜11dはいずれも平面であり、外側面11dが基板Pの表面に接するように取付けられている。
内周側面12は、y軸方向に平行な対向する1対の内側面12a及び12bと、x軸方向に平行な対向する1対の内側面12c及び12dからなる。4つの内側面12a〜12dはいずれも平面であり、これら4つの内側面12a〜12dによって空間Sが形成されている。すなわち空間Sは、z軸方向から視て内周側面12によって囲まれた矩形状の領域である。
1対の光源2及び受光素子3は、物体通過部1を挟んで互いに向き合うように配置されている。より具体的には、1対の光源2及び受光素子3は、図2に示すように光源2と受光素子3を結ぶ軸線である光線軸Lの軸方向がx軸方向と平行になり、かつ空間Sのy軸方向に沿った中心位置を光線軸Lが通るように、それぞれ基板Pに取り付けられている。
光源2は具体的には発光ダイオードであり、出射した光の主光線の光路がx軸方向と平行になるように設けられている。図2に示すように、光源2はその主光線の光路が、空間Sのy軸方向に沿った中心位置を通るように配置されている。なお光源2は、物体通過部1の空間Sに向けて光を出射できるものであれば、発光ダイオードに限らず、例えば電球等他のものであってもよい。
受光素子3は光電効果を利用するものであり、具体的にはフォトトランジスタである。受光素子3は光源2側を向く受光面を有しており、この受光面で受光した光量に比例した信号を出力するように構成されている。受光素子3は、その受光面がx軸方向と直交し、かつ光源2側を向くように基板Pに取り付けられており、光源2から出射された光を受光できるように構成されている。なお受光素子3は、フォトトランジスタに限らずフォトダイオードであってもよい。
スリット部材4は、x軸方向に直交する表面を有する板状体であり、その厚み方向に貫通する1本のスリット41が形成されている。スリット部材4は、空間Sの外側であって、受光素子3と物体通過部1との間に配置されており、空間Sを通過した光源2からの光の一部を遮光するとともに、光の一部を受光素子3側に通過させるように構成されている。
通過検知センサ100は、光源2と物体通過部1の外側面11aとの間に設けられて光源2から出た光を透過させる投光レンズ5と、受光素子3と物体通過部1の外側面11bとの間(より具体的には、スリット部材4と物体通過部1の外側面11bとの間)に設けられて空間Sを通った光を透過させる受光レンズ6とを更に備える。なおこの投光レンズ5及び受光レンズ6は、物体通過部1と一体成型されたものでもよく、別々に成形されたものであってもよい。
投光レンズ5は、光源2から出射された光を効率よく空間Sに導くためのものであり、物体通過部1の外側面11a上に形成されている。投光レンズ5は、外側面11aから光源2に向かって膨出するように形成された軸対称の非球面レンズであり、より具体的には平凸レンズである。図2及び図3に示すように、投光レンズ5はその光軸の軸方向及び位置が光線軸Lと一致するとともに、投光レンズ5を透過した光の少なくとも一部がx軸方向と略平行になるようにその表面が形成されている。より具体的には、光源2から出た光を透過させて、空間Sのy方向の一方の端部(内側面12c)から他方の端部(内側面12d)に亘ってx軸方向と略平行な光を投光できるように、その表面が形成されている。
受光レンズ6は、空間Sを通過した光源2からの光を効率よく受光素子3に導くためのものである。受光レンズ6は、外側面11bから受光素子3に向かって膨出するように形成された軸対称の非球面レンズであり、より具体的には平凸レンズである。図2に示すように、受光レンズ6はその光軸の軸方向及び位置が光線軸Lと一致するとともに、空間Sを通過した略平行な光を透過させて受光素子3の受光面に導くようにその表面が形成されている。
しかして、本実施形態の通過検知センサ100では、スリット41が光線軸Lを避けるように形成されている。図4に示すように、スリット41はΩ字型をなし、光線軸Lを迂回するように形成されている。より具体的には、スリット41は、x軸方向から視て、光線軸Lを通りかつz軸方向に平行な軸を対称軸とする線対称な形状であり、対称軸近傍に形成された円弧部分411と、円弧部分411の両端から直線状に延びる2つの直線部分412とを有している。
円弧部分411は、x軸方向から視て、光線軸Lを中心とする円弧状に形成され、光線軸Lからの距離が一定になるように形成されている。より具体的には、z軸方向の上向きに膨出するC字型をなしている。円弧部分411はスリット幅が一定になるように形成されている。
直線部分412は、x軸方向から視て、円弧部分411の両端からy軸方向に沿って外側(光線軸Lから遠ざかる向き)に向かって延びるように形成されている。直線部分412は、光線軸Lに近い内端から、光線軸Lから遠い外端に向かうにつれて、スリット幅が大きくなるように形成されている。直線部分412の内端のスリット幅は円弧部分411のスリット幅と等しくなるように形成されており、直線部分412の外端のスリット幅は円弧部分411のスリット幅よりも大きくなるように形成されている。
さらに本実施形態の通過検知センサ100では、投光レンズ5がその頂部が平坦になるように表面が形成されている。より具体的には、図2及び図3に示すように、投光レンズ5の頂部には光線軸Lに直交する平坦面51が光源2に対向するように形成されている。光線軸Lの軸方向から視て、平坦面51は光線軸Lを中心とする円形状をなしており、平坦面51の周りを球状面52が取り囲んでいる。
このように構成された本実施形態の通過検知センサ100によれば、光線軸Lを避けてスリット41が形成されるので、光源2から受光素子3に向けて出射された光のうち光量が最も大きい光は、スリット41を通過することなくスリット部材4によって遮光される。そのため、光線軸Lを通るようにスリット41が形成されたものに比べて、光量が大きいスリット41の中央部(すなわち円弧部分411)等を通る光と、光量が小さいスリット41の端部(すなわち直線部分412の端部)等を通る光の光量の差を小さくできる。これにより、スリット41を通過する光の光量分布の偏りを低減でき、空間S内における物体の通過位置の違いによるセンシング感度の差を低減することができる。
また、スリット41の円弧部分411が光線軸Lから等距離になるように形成されており、さらにそのスリット幅が一定であるので、円弧部分411を通過する光の光量分布は一様になる。そのため、スリット41を通過する光の光量分布の偏りをより低減でき、空間S内における物体の通過位置の違い、特に空間S内の光線軸L近傍における物体の通過位置の違いによるセンシング感度の差をより低減することができる。
また、直線部分412の端部におけるスリット幅が円弧部分411のスリット幅よりも大きいので、光線軸Lから遠いスリット41の端部を通過する光の光量を大きくすることができ、スリット41を通過する光の光量分布の偏りをより低減でき、空間S内における物体の通過位置の違いによるセンシング感度の差をより一層低減することができる。
さらに、投光レンズ5の頂部が平坦であるので、光量が比較的大きい光線軸L近傍の光は投光レンズ5の頂部を通過する際に、その光路が光線軸Lの軸方向に略平行になることなく拡散されるようになる。これにより、スリット41を通過する光の光量分布の偏りをより一層低減でき、空間S内における物体の通過位置の違いによるセンシング感度の差を低減することができる。
なお、本発明は前記実施形態に限られるものではない。
前記実施形態の通過検知センサ100は錠剤の通過を検知するものであったが、これに限らない。錠剤以外の他の物体を検知するものであってもよい。
前記実施形態の通過検知センサ100では、スリット41が光線軸Lから一定の距離になるように形成された円弧部分411を有していたが、これに限定されない。スリット41は、光線軸Lを避けて形成されていれば、このような円弧部分411を有さなくてもよい。
他の通過検知センサ100では、スリット41の円弧部分411のスリット幅は一定でなくてもよく、また直線部分412はスリット幅が一定であってもよい。
前記実施形態では、スリット部材4は受光素子3と物体通過部1との間に設けられていたが、これに限らない。他の実施形態では、スリット部材4は光源2と物体通過部1との間に設けられていてもよい。
前記実施形態の通過検知センサ100では、投光レンズ5の平坦面51は円形状であったがこれに限定されない。他の実施形態では、投光レンズ5の平坦面51は楕円形状、多角形状等のその他の形状であってもよい。
その他、本発明は前記実施形態に限られず、その趣旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能であるのは言うまでもない。
100・・・通過検知センサ
1 ・・・物体通過部
2 ・・・光源
3 ・・・受光素子
4 ・・・スリット部材
41 ・・・スリット
S ・・・空間
O ・・・物体(錠剤)
L ・・・光線軸

Claims (13)

  1. 物体の通過を検知するものであって、
    前記物体が通過する空間を形成する物体通過部と、
    前記空間に向けて光を出射する光源と、
    前記光源から出射された光の一部を遮るように配置され、その厚み方向に貫通するスリットが形成されているスリット部材と、
    前記空間を挟んで前記光源と反対側に配置され、前記スリットを通過した光をセンシングする受光素子とを備え、
    前記スリットが、前記光源と前記受光素子とを結ぶ軸線である光線軸を避けて形成されている通過検知センサ。
  2. 前記スリットが、前記光線軸の軸方向から視て、前記光線軸から等距離になるように形成された円弧部分を有する請求項1記載の通過検知センサ。
  3. 前記円弧部分が一定のスリット幅を有する請求項2記載の通過検知センサ。
  4. 前記スリットが、前記光線軸の軸方向から視て、前記円弧部分の両端から前記物体の通過方向に垂直な方向に延びる直線部分を更に有する請求項2又は3記載の通過検知センサ。
  5. 前記直線部分の端部におけるスリット幅が前記円弧部分のスリット幅よりも大きい、請求項4記載の通過検知センサ。
  6. 前記スリット部材が前記空間の外側に設けられている請求項1〜5のいずれか記載の通過検知センサ。
  7. 前記スリット部材が前記受光素子と前記空間との間に設けられている請求項6記載の通過検知センサ。
  8. 前記物体の通過方向から視て、前記空間が矩形状であり、かつその対向する1組の辺が前記光線軸の軸方向と平行になるように形成されている請求項1〜7のいずれか記載の通過検知センサ。
  9. 前記光源と前記空間との間に設けられ、前記光源から出た光を透過させて、前記光線軸の軸方向に略平行な光を投光する投光レンズを更に備える請求項8記載の通過検知センサ。
  10. 前記投光レンズの頂部が平坦である請求項9記載の通過検知センサ。
  11. 前記投光レンズが前記空間から前記光源側に向かって膨出する凸レンズである請求項9又は10記載の通過検知センサ。
  12. 前記空間と前記スリット部材との間に設けられ、前記空間を通った光を透過させて前記受光素子に導く受光レンズを更に備える請求項8〜11のいずれか記載の通過検知センサ。
  13. 検知対象である前記物体が錠剤である請求項1〜12のいずれか記載の通過検知センサ。
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