JP2020019347A - 乗物用シート - Google Patents

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Abstract

【課題】エアバッグの展開方向を案内する案内部材の取り付けが容易な乗物用シートの提供。【解決手段】シートバックS1を備える乗物用シートSであって、シートバックS1は、乗物用シートSの上下方向に延在するサイドフレーム10と、エアバッグ32を格納するエアバッグモジュール30と、エアバッグ32の展開方向を案内する案内部材50と、サイドフレーム10に固定された取付部材60と、を有し、案内部材50は、端部に袋部53a,55a,55bを備え、袋部53a,55a,55bが取付部材60の被掛止部を覆うことで取付部材60に対して取り付けられている。【選択図】図8

Description

本発明は、エアバッグを備えた乗物用シートに係り、エアバッグの展開方向を案内する案内部材がサイドフレーム側に取付けられた乗物用シートに関する。
車両の側面衝突時に車両用シートの側部に設けられたエアバッグを膨出展開させて、乗員を保護するサイドエアバッグ装置を備えた車両用シートが知られている(例えば、下記の特許文献1参照)。
特許文献1に記載の車両用シートは、エアバッグの展開方向を案内する案内部材としての力布を備え、サイドフレームに固定されたブラケットには穴が形成されており、穴に力布の端部を通した上で、力布の端部を縫合することにより、力布をブラケットに取り付けている。
国際公開第2012/035619号
上記の従来技術では、案内部材としての力布をブラケットの穴に通した後に力布を縫合する作業が必要であるため、力布をブラケットに取り付ける作業の労力が大きかった。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、エアバッグの展開方向を案内する案内部材の取り付けが容易な乗物用シートを提供することにある。
前記課題は、本発明の乗物用シートによれば、シートバックを備える乗物用シートであって、前記シートバックは、前記乗物用シートの上下方向に延在するサイドフレームと、エアバッグを格納するエアバッグモジュールと、前記エアバッグの展開方向を案内する案内部材と、前記サイドフレームに固定された取付部材と、を有し、前記案内部材は、端部に袋部を備え、該袋部が前記取付部材の被掛止部を覆うことで取付部材に対して取り付けられていることにより解決される。
上記のように構成された本発明の乗物用シートでは、サイドフレームに固定された取付部材の被掛止部を、案内部材の端部に設けられた袋部で覆うようにして取り付けることが可能となるため、案内部材のサイドフレームに対する取り付けが容易なものとなる。
また、上記の構成において、前記取付部材は、ワイヤ部材であり、前記被掛止部は、前記ワイヤ部材を湾曲して形成した湾曲部であるとよい。
上記の構成では、取付部材としてワイヤ部材を用い、ワイヤ部材を湾曲して被掛止部を形成しているため、簡易な構成で被掛止部を形成できるとともに、被係止部を覆った袋部の掛止状態が安定なものとなる。
また、上記の構成において、前記取付部材は、板部材であり、前記被掛止部は、板部材から突出する突出部であるとよい。
上記の構成では、取付部材として板部材を用い、板部材から突出する突出部を被掛止部としているため、簡易な構成で被掛止部を形成できるとともに、被係止部を覆った袋部の掛止状態が安定なものとなる。
また、上記の構成において、前記取付部材を補強する補強部材を備え、前記補強部材は、前記乗物用シートの上下方向に延在しているとよい。
上記の構成では、取付部材がシート上下方向において補強されているため、エアバッグ展開時において、取付部材がねじれて変形することを抑制することが可能となる。
また、上記の構成において、前記案内部材は、前記乗物用シートの幅方向において、前記サイドフレームの内側に配置される第1力布と、前記サイドフレームの外側に配置される第2力布と、を備え、前記第1力布の前記袋部は、前記サイドフレームの外側から前記取付部材に取り付けられており、前記第2力布の前記袋部は、前記サイドフレームの内側から前記取付部材に取り付けられているとよい。
上記の構成では、サイドフレームを挟んで配置される第1力布と第2力布が、それぞれ端部に袋部を備えており、サイドフレームの外側又は内側から取付部材に取り付けられるため、エアバッグ展開時において、第1力布と第2力布が取付部材から外れてしまうことが抑制される。
また、上記の構成において、前記第2力布は、複数の前記袋部を備え、前記乗物用シートの上下方向において、前記第2力布の複数の前記袋部の間に前記第1力布の前記袋部が位置しているとよい。
上記の構成では、シート上下方向において、第1力布の袋部が第2力布の袋部に挟まれて位置するため、第1力布と第2力布の取付部材に対する取付状態が安定したものとなる。
また、上記の構成において、前記第1力布及び前記第2力布は、基部と、該基部から延出する延出部と、を備え、該延出部を折り返して前記袋部が形成されているとよい。
上記の構成では、第1力布と第2力布の袋部が、延出部を折り返すことで形成されているため、袋部が取付方向とは逆に移動した場合であっても、被掛止部から外れてしまうことが抑制される。
本発明の乗物用シートによれば、サイドフレームに固定された取付部材の被掛止部を、案内部材の端部に設けられた袋部で覆うようにして取り付けることが可能となるため、案内部材のサイドフレームに対する取り付けが容易なものとなる。
また、本発明の乗物用シートによれば、取付部材としてワイヤ部材を用い、ワイヤ部材を湾曲して被掛止部を形成しているため、簡易な構成で被掛止部を形成できるとともに、被係止部を覆った袋部の掛止状態が安定なものとなる。
また、本発明の乗物用シートによれば、取付部材として板部材を用い、板部材から突出する突出部を被掛止部としているため、簡易な構成で被掛止部を形成できるとともに、被係止部を覆った袋部の掛止状態が安定なものとなる。
また、本発明の乗物用シートによれば、取付部材がシート上下方向において補強されているため、エアバッグ展開時において、取付部材がねじれて変形することを抑制することが可能となる。
また、本発明の乗物用シートによれば、サイドフレームを挟んで配置される第1力布と第2力布が、それぞれ端部に袋部を備えており、サイドフレームの外側又は内側から取付部材に取り付けられるため、エアバッグ展開時において、第1力布と第2力布が取付部材から外れてしまうことが抑制される。
また、本発明の乗物用シートによれば、シート上下方向において、第1力布の袋部が第2力布の袋部に挟まれて位置するため、第1力布と第2力布の取付部材に対する取付状態が安定したものとなる。
また、本発明の乗物用シートによれば、第1力布と第2力布の袋部が、延出部を折り返すことで形成されているため、袋部が取付方向とは逆に移動した場合であっても、被掛止部から外れてしまうことが抑制される。
本発明の一実施形態に係る車両用シートの外観図である。 本発明の一実施形態に係る車両用シートのシートフレームの斜視図である。 図1のA−A断面図であって、本発明の一実施形態に係る取付部材に対してアウタ力布を取り付けた後の状態を示す説明図である。 図1のB−B断面図であって、本発明の一実施形態に係る取付部材に対してインナ力布を取り付けた後の状態を示す説明図である。 本発明の一実施形態に係る力布を示す説明図である。 図5AのC−C断面図であって、力布の袋部の構成を示す説明図である。 本発明の一実施形態に係るシートバックフレームの背面図である。 本発明の一実施形態に係る取付部材を示す説明図である。 本発明の一実施形態に係る取付部材に対して力布を取り付けた状態を示す説明図である。 本発明の実施形態の第1変形例に係るシートバックフレームに設けられた取付部材を示す説明図である。 本発明の実施形態の第2変形例に係るシートバックフレームに設けられた取付部材を示す説明図である。 本発明の実施形態の第3変形例に係るシートバックフレームに設けられた取付部材を示す説明図である。 本発明の実施形態の第4変形例に係るシートバックフレームに設けられた取付部材を示す説明図である。 本発明の実施形態の変形例に係る力布を示す説明図である。 本発明の実施形態の変形例に係る力布を取付部材に対して取り付けた状態を示す説明図である。
以下、本発明の一実施形態(以下、本実施形態)に係る乗物用シートの構成について図面を参照しながら説明する。ただし、以下に説明する実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。すなわち、本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることは勿論である。また、以下の説明中、シート構成部品の材質、形状及び大きさに関する内容は、あくまでも具体例の一つに過ぎず、本発明を限定するものではない。
本実施形態に係る乗物用シートとして、車両に搭載される車両用シートを例に挙げて説明することとするが、これに限定されるものではない。
以下の説明中、「前後方向」とは、車両用シートの着座者から見たときの前後方向を意味し、車両の走行方向と一致する方向である。また、「シート幅方向」とは、車両用シートの横幅方向を意味し、車両用シートの着座者から見たときの左右方向と一致する。また、「上下方向」とは、車両用シートの高さ方向を意味し、車両用シートを正面から見たときの上下方向と一致している。
<車両用シートSの構成>
図1には、車両用シートSの斜視図を示す。なお、図1中車両用シートSの一部(具体的には、シートバックS1の前端角部)については、図示の都合上、トリムカバー4を外した構成にて図示している。
車両用シートSは、図1に示すように、着座者の背部を支える背もたれ部分となるシートバックS1、着座者の臀部を支える着座部分となるシートクッションS2、及び、シートバックS1の上部に配され、着座者の頭部を支えるヘッドレストS3を主な構成要素とする。
(シートフレームF)
車両用シートSの中には、図2に示すようなシートフレームFが設けられている。シートフレームFは、シートバックS1のフレームであるシートバックフレーム1と、シートクッションS2のフレームであるシートクッションフレーム2とから構成されている。シートクッションフレーム2とシートバックフレーム1は、不図示のリクライニング機構を介して連結されている。シートバックフレーム1およびシートクッションフレーム2の外側には、クッションパッド3およびトリムカバー4が設けられることで、シートバックS1およびシートクッションS2が構成されている。クッションパッド3は、例えばウレタン発泡材を用いて、発泡成型により成型されたウレタン基材であり、トリムカバー4は、例えばクロスや革等の素材からなる。
シートバックフレーム1は、図2に示すように、左右に離間して配置され上下方向に延在するサイドフレーム10と、このサイドフレーム10の上端部を連結する上部フレーム21と、下端部を連結する下部フレーム22とにより枠状に構成されている。
サイドフレーム10は、板金をプレス加工して成形され、上方よりも下方の幅が広くなるように湾曲した略板体からなる。図2に示すように、ほぼ平板状の側板11と、この側板11の前端部を内側にU字状に折り返してなる前縁部12と、後端部をL字型に内側に屈曲させた後縁部13とを有している。
上部フレーム21には、ピラー支持部23が設けられ、ピラー支持部23には、不図示のヘッドレストフレームが設けられる。ヘッドレストフレームの外側にクッション部材を設けることでヘッドレストS3が構成される。
<エアバッグモジュール30>
また、図1に示されるように、シートバックS1の側方内部には、エアバッグモジュール30が設けられている。エアバッグモジュール30は、モジュールケースを有しないケースレスエアバッグモジュールからなる。エアバッグモジュール30は、図3及び図4に示すように、インフレータ31と、折り畳まれたエアバッグ32と、インフレータ31を保持するリテーナ33と、エアバッグ32を包むラップ材34を備えている。
インフレータ31の外周部は、車両用シートS内側に向かって立設されたボルト35及びボルト35に対応するナット36により、リテーナ33及びサイドフレーム10に固定されている。なお、インフレータ31は、ボルト以外のインフレータ取付部材によりサイドフレーム10に固定されていてもよい。
インフレータ31は、車両の衝突を感知するセンサーから作動信号の入力を受けた場合にガスを発生させる装置であり、発生したガスをエアバッグ32に注入してエアバッグ32を車両用シートS前方に展開するように膨出させる。エアバッグ32は、布袋等からなるラップ材34によって折り畳み状態に保持されており、このラップ材34は、エアバッグ32が展開する場合に、容易に破けるようになっている。なお、本実施形態では、エアバッグモジュール30を、ケースレスのものから構成しているが、これに限定されるものでなく、モジュールケースを備えたものとして構成してもよい。
<トリムカバー4>
トリムカバー4は、図3及び図4に示すように、座面中央から左右の土手面を被包する前面マチ部40と周側面から背面に至る側面マチ部41とを縫い合わせ、更に、側面マチ部41の前面マチ部40逆側の端部に不図示の後面マチ部を縫い合わせることにより袋状に縫製されている。
前面マチ部40と側面マチ部41との土手部において膨出した頂点には、破断部42が形成されている。破断部42は、前面マチ部40と側面マチ部41の端部を、後述するインナ力布51の第1端部51a及びアウタ力布55の第1端部55aを間に挟んだ状態で、通常の使い勝手に耐えられる強度を保ちつつ、エアバッグの膨張による引張力で裂断可能なように、相互に縫製されている。
<力布50>
図3及び図4に示すように、破断部42には、力布50のインナ力布51(第1力布)とアウタ力布55(第2力布)が共縫いされている。力布50は、伸縮性の小さい布状素材からなり、エアバッグモジュール30のエアバッグ32の展開方向を案内し、エアバッグ32の膨張による応力を破断部42に伝達する役割を果たす。
力布50は、図5Aに示すように、第1力布としてのインナ力布51と、第2力布としてのアウタ力布55とが、前面マチ部40と側面マチ部41の端部に挟まれたティアラインTLにおいて縫い合わされることで構成される。
(インナ力布51)
図5Aに示すように、インナ力布51は、ティアラインTL側の第1端部51aと、第1端部51aとは反対側の第2端部51bとを備えている。インナ力布51は、第1端部51aを含み、基部となるインナ基部52と、インナ基部52から第2端部51bに向かう方向に延出する延出部53とを備えている。ここで、延出部53は、後述する取付部材60を覆うようにして取り付けられる袋部53a,53bを備えている。詳細には、図5Bに示すように、袋部53a(メインポケット53a)は、延出部53を第1端部51a側に折り返して縫合することで形成されており、袋部53b(サブポケット53b)は、延出部53を袋部53a内部の第2端部51b側に向かう方向に再度折り返して縫合することで形成されている。したがって、袋部53bは、折り曲げ線53cにおいて、袋部53aに対して折り曲げて袋部53aを露出させることが可能となっている。
図3及び図4に示すように、インナ力布51は、第1端部51aが、破断部42に共縫いされており、サイドフレーム10の内側に引き込まれている。そして、後述するように、袋部53a,53bがサイドフレーム10に設けられた取付部材60の被掛止部に掛止されている。
(アウタ力布55)
図5Aに示すように、アウタ力布55は、ティアラインTL側の第1端部55aと、第1端部55aとは反対側の第2端部55bとを備えている。アウタ力布55は、第1端部55aを含み、基部となるアウタ基部56と、アウタ基部56から第2端部55bに向かう方向に延出する2つの延出部、第1延出部57及び第2延出部58を備えている。ここで、第1延出部57及び第2延出部58は、後述する取付部材60を覆うようにして取り付けられる袋部57a,57b及び袋部58a,58bをそれぞれ備えている。袋部57a,57bは、第1延出部57を折り返して縫合することで形成されており、袋部58a,58bは、第2延出部58を折り返して縫合することで形成されている。なお、アウタ力布55が備える袋部は、上述のインナ力布の袋部(図5B)と同様に構成されているため、説明は省略する。袋部57bは、折り曲げ線57cにおいて、袋部57aに対して折り曲げて袋部57aを露出させることが可能となっており、袋部58bは、折り曲げ線58cにおいて、袋部58aに対して折り曲げて袋部58aを露出させることが可能となっている。
図3及び図4に示すように、アウタ力布55は、第1端部55aが、破断部42に共縫いされており、エアバッグモジュール30の後方及び側面に配置されたクッションパッド3とエアバッグモジュール30との間の空間に引き込まれている。そして、後述するように、袋部57a及び袋部58aがサイドフレーム10に設けられた取付部材60の被掛止部に掛止されている。
<取付部材60>
図3及び図4に示すように、エアバッグモジュール30は、サイドフレーム10に取り付けられる。そして、図3及び図4に示されるように、サイドフレーム10のシート前後方向の後端の後縁部13に対して、取付部材60が取り付けられている。ここで、取付部材60は、エアバッグモジュール30のエアバッグ32の展開方向を案内するための案内部材であるインナ力布51(第1力布)とアウタ力布55(第2力布)とを取り付けるための部材である。以下、図6乃至図8を参照しながら、取付部材60の構成について説明する。
図6及び図7に示すように、取付部材60は、第1端部60aと、第2端部60bとを備えるワイヤ部材(例えば、樹脂や金属製のワイヤ部材)で形成されており、ワイヤ部材を湾曲することで、被掛止部としての第1湾曲部61、第2湾曲部62、第3湾曲部63が形成されている。被掛止部である第1湾曲部61、第2湾曲部62、第3湾曲部63には、後述するように、力布50の袋部が引掛けられるようになっている。
図7に示すように、第1湾曲部61及び第3湾曲部63は、それぞれ、3つの凸部を有するように形成されている。具体的には、第1湾曲部61及び第3湾曲部63は、サイドフレーム10の内側に向かって突出する2つの凸部と、サイドフレーム10の外側に向かって突出する1つの凸部を備えている。同様に、第2湾曲部62は、サイドフレーム10の外側に向かって突出する2つの凸部と、サイドフレーム10の内側に向かって突出する1つの凸部を備えている。このように、被係止部である湾曲部61,62,63が複数の凸部を有するように湾曲して形成されているため(換言すると、湾曲部61,62,63が複数の湾曲部を有するように湾曲して形成されているため)、剛性が高められており、力布50の袋部を引掛けた際の安定性が向上する。
図7に示すように、取付部材60の第1湾曲部61と第2湾曲部62とは、第1連結部64で連結されており、第2湾曲部62と第3湾曲部63とは、第2連結部65で連結されている。なお、取付部材60の第1端部60aと第2端部60bは、それぞれ、サイドフレーム10の後縁部13に溶接等することで取り付けられている。
<補強部材70>
図7に示すように、第1湾曲部61、第2湾曲部62、第3湾曲部63は、シート上下方向に延在する補強部材70によって連結されて補強されている。補強部材70は、第1端部70aと、第2端部70bを備えるワイヤ部材(例えば、樹脂や金属製のワイヤ部材)で形成されており、第1屈曲部71a及び第2屈曲部71bで折り曲げられている。補強部材70は、第1屈曲部71aと第2屈曲部71bの間に、第1湾曲部61、第2湾曲部62、第3湾曲部63を連結する補強部72を備えている。このように、取付部材60がシート上下方向において補強部材70によって補強されているため、エアバッグ展開時において、取付部材60がねじれて変形することが抑制される。なお、補強部材70は、取付部材60の湾曲部61,62,63に溶接等の方法によって接合されていてもよいし、接合されていなくてもよい。
次に、取付部材60に対する力布50の取り付けについて、図8を参照して説明をする。インナ力布51は、サイドフレーム10の内側に配置され、アウタ力布55は、サイドフレーム10の外側に配置される。インナ力布51の第2端部51bに形成された袋部53aは、サイドフレーム10の外側から被掛止部としての第2湾曲部62を覆っており、袋部53bは、サイドフレーム10の内側から被掛止部としての第2湾曲部62を覆っている。また、アウタ力布55の第2端部55bに形成された袋部57aは、サイドフレーム10の内側から被掛止部としての第1湾曲部61を覆っており、袋部57bは、サイドフレーム10の外側から被掛止部としての第1湾曲部61を覆っている。また、袋部58aも、サイドフレーム10の内側から被掛止部としての第3湾曲部63を覆っており、袋部58bは、サイドフレーム10の外側から被掛止部としての第3湾曲部63を覆っている。このように、力布50のインナ力布51及びアウタ力布55は、それぞれの袋部53a,53b,57a,57b,58a,58bが取付部材60の湾曲部61,62,63を覆うことで取付部材60に対して取り付けられる。
このように、取付部材60としてワイヤ部材を用い、ワイヤ部材を湾曲して被掛止部としての湾曲部61,62,63を形成しているため、簡易な構成で被掛止部を形成できるとともに、被係止部を覆った袋部の掛止状態が安定なものとなっている。
サイドフレーム10を挟んで配置されるインナ力布51とアウタ力布55が、それぞれ端部に袋部を備えており、サイドフレーム10の外側又は内側から取付部材60に取り付けられるため、エアバッグ展開時において、インナ力布51とアウタ力布55が取付部材60から外れてしまうことが抑制される。具体的には、エアバッグ展開時において、インナ力布51には、サイドフレーム10の内側に向かう力が入力され、アウタ力布55には、サイドフレーム10の外側に向かう力が入力されるが、袋部の湾曲部への係合方向が、力の入力方向とは逆方向であるため、エアバッグ展開時において、インナ力布51とアウタ力布55が取付部材60から外れてしまうことが抑制される。
図8に示すように、アウタ力布55は、複数の袋部57a,58a(57b,58b)を備えており、シート上下方向において、第2力布の袋部57a(57b)と袋部58a(58b)の間に、インナ力布51の袋部53a(53b)が位置している。シート上下方向において、インナ力布51の袋部53a(53b)がアウタ力布55の袋部57a,58a(57b,58b)に挟まれて位置するため、インナ力布51とアウタ力布55の取付部材60に対する取付状態が安定したものとなる。
また、インナ力布51とアウタ力布55の袋部が、延出部を折り返すことで形成されているため、図8に示す状態において、袋部が取付方向とは逆に移動した場合であっても、被掛止部から外れてしまうことが抑制される。具体的には、図8に示す状態において、袋部53aがサイドフレーム10の外側から内側に向かう方向(取付方向)から第2湾曲部62を覆っているため、袋部53aが取付方向とは逆の方向、つまり、サイドフレーム10の内側から外側に向かう方向に移動した場合であっても、袋部53aが第2湾曲部62から外れてしまうことが抑制される。同様に、袋部57a,58aがサイドフレーム10の内側から外側に向かう方向(取付方向)から第1湾曲部61,第3湾曲部63を覆っているため、袋部57a,58aが取付方向とは逆の方向、つまり、サイドフレーム10の外側から内側に向かう方向に移動した場合であっても、袋部57aが第1湾曲部61から外れてしまうことや、袋部58aが第3湾曲部63から外れてしまうことが抑制される。当該効果は、メインポケットとしての袋部53a,57a,58aに加えて、サブポケットとしての袋部53b,57b,58bが形成されていることでより一層増強される。
<エアバッグモジュール30の取り付け作業>
ここで、エアバッグモジュール30の取り付け作業について説明する。まず、エアバッグモジュール30の前方と側方にクッションパッド3を配置し、さらにクッションパッド3を被覆するトリムカバー4を配置する。ここで、前面マチ部40と側面マチ部41との土手部において膨出した頂点形成された破断部42において、インナ力布51の第1端部51a及びアウタ力布55の第1端部55aを引き込んだ状態で共縫いする。
次に、エアバッグモジュール30をサイドフレーム10に取り付ける。具体的には、インフレータ31を保持するリテーナ33から突出するボルト35を、サイドフレーム10の側板11に形成された孔に通して、側板11の内側からナット36により締結する。これにより、エアバッグモジュール30及びサイドフレーム10が共締めされて固定される。
次に、取付部材60に対してインナ力布51及びアウタ力布55を取り付ける。具体的には、取付部材60の第2湾曲部62をインナ力布51の袋部53a,53bで覆うことによりインナ力布51を取付部材60に取り付ける。同様に、取付部材60の第1湾曲部61をアウタ力布55の袋部57a,57bで覆い、第3湾曲部63をアウタ力布55の袋部58a,58bで覆うことによりアウタ力布55を取付部材60に取り付ける。
そして、エアバッグモジュール30のインフレータ31が作動した場合には、インフレータ31により発生したガスがエアバッグ32に注入されてエアバッグ32が膨張する。この際、エアバッグ32は、インナ力布51と、アウタ力布55と、により展開方向が破断部42に向かうように案内される。具体的には、エアバッグ32が膨張することに伴い、インナ力布51とアウタ力布55が破断部42を引き裂くように作用し、これにより、エアバッグ32が破断部42を破断して、破断部42からシート外側に膨出するようになる。
以上のように、車両用シートSにおいては、取付部材60の第2湾曲部62をインナ力布51の袋部53a,53bで覆い、取付部材60の第1湾曲部61をアウタ力布55の袋部57a,57bで覆い、第3湾曲部63をアウタ力布55の袋部58a,58bで覆うことにより、インナ力布51及びアウタ力布55をサイドフレーム10に容易に取り付けることが可能である。
<変形例>
本発明は上記の実施形態に限定されるものではない。以下においては、図9乃至図12に基づいて、取付部材60の第1変形例〜第4変形例について説明し、図13及び図14に基づいて力布50の変形例について説明する。
(第1変形例)
図9は、第1変形例に係る取付部材160を示す説明図である。図9に示す取付部材160は、補強部材70によって補強されていないこと以外は、図7に示した実施形態と同様である。第1変形例に係る取付部材160では、補強部材70がないため、第1湾曲部161、第2湾曲部162、第3湾曲部163に力布の袋部を覆う作業が行いやすい。
(第2変形例)
図10は、第2変形例に係る取付部材260を示す説明図である。図9に示す取付部材60では、第1湾曲部61、第2湾曲部62、第3湾曲部63がそれぞれ、3つの凸部を有するように形成されていたが、図10に示す取付部材260は、第1湾曲部261、第2湾曲部262、第3湾曲部263がそれぞれ、1つの凸部を有するように形成されている。このような取付部材260によれば、ワイヤ部材を湾曲させる工程が簡略化できるため、取付部材の製造を容易に行うことが可能となる。また、図10に示すように、補強部材270を湾曲した形状とすることも可能である。図10に示す例では、補強部材270は、第1湾曲部261を補強する第1補強部271、第2湾曲部262を補強する第2補強部272、第3湾曲部263を補強する第3補強部273を備えている。
(第3変形例)
図11は、第3変形例に係る取付部材360を示す説明図である。図11に示す取付部材360は、第1板部材361、第2板部材362、第3板部材363から形成されている。第1板部材361は、サイドフレーム10の内側に突出する第1突出部361aを備え、第2板部材362は、サイドフレーム10の外側に突出する第2突出部362aを備え、第3板部材363は、サイドフレーム10の内側に突出する第3突出部363aを備えている。被掛止部としての各突出部が、力布の袋部によって覆われるため、簡易な構成で被掛止部を形成できるとともに、被係止部を覆った袋部の掛止状態が安定なものとなる。
(第4変形例)
図12は、第4変形例に係る取付部材460を示す説明図である。図12に示す取付部材460は、第1板部材461、第2板部材462、第3板部材463から形成されている。第1板部材461は、サイドフレーム10の内側に突出する第1突出部461aを備え、第2板部材462は、サイドフレーム10の外側に突出する第2突出部462aを備え、第3板部材463は、サイドフレーム10の内側に突出する第3突出部463aを備えている。また、第1板部材461、第2板部材462、第3板部材463は、シート上下方向に延在する補強部材470によって連結されて補強されている。また、第1板部材461、第2板部材462、第3板部材463は、補強部材470を介してサイドフレーム10に取り付けられている。
上記の実施形態では、車両用シートSとして、車両の前部座席としてのフロントシートを例として説明をしたが、これに限定されるものではなく、車両用シートSは、車両の後部座席に相当するリアシートや、前後方向に三列のシートを備える車両において二列目のミドルシートや三列目のリアシートとしても利用可能である。
上記の実施形態では、車両用シートSの一方の側部にエアバッグモジュール30を配置した例を示して説明をしたが、これに限定されるものではなく、車両用シートSの両方の側部にエアバッグモジュール30を配置することや、図1に示す方向とは反対側の側部にエアバッグモジュール30を配置することも可能である。
また、上記の実施形態における力布50では、インナ力布51が1つの袋部53aを備え、アウタ力布55が2つの袋部57a,58aを備えた例を示して説明をしたが、インナ力布51が2つ以上の袋部を備えることや、アウタ力布55が1つ又は3つ以上の袋部を備えるように構成することも可能である。同様に、取付部材60の湾曲部の数や形状も適宜変更することが可能である。
また、上記の実施形態における力布50では、袋部を各力布の延出部を折り返して縫合することで形成されていたが、袋部の形成方法は、これに限定されるものではなく、各袋部が被掛止部を覆う際に、干渉しないような構成で適宜袋部を形成すればよい。また、袋部を各力布の延出部を折り返して溶着することで袋部を形成することも可能である。
また、上記の実施形態において、図8に示すように、シート後方側から見た場合に、インナ力布51及びアウタ力布55が取付部材60及び補強部材70の両方に重なっていたが、取付部材60と補強部材70との間に、インナ力布51やアウタ力布55を配置することも可能である。この場合、インナ力布51やアウタ力布55が取付部材60と補強部材70とに挟まれることとなるため、インナ力布51やアウタ力布55の取り付け状態が安定したものとなる。
また、上記の実施形態では、図6及び図7に示すように、補強部材70の補強部72が、シート上下方向において、直線状に延在するように形成されていたが、補強部材70の補強部72を、シート幅方向に湾曲しながらシート上下方向に延在するように形成することも可能である。そして、取付部材60が、ねじれて変形することが抑制されるのであれば、補強部材70の取付部材60に対する配置は、適宜変更することが可能である。
(力布の変形例)
また、上記の実施形態では、図5A及び図5Bに示すように、各力布が、袋部53a,57a,58a(メインポケット)及び袋部53b,57b,58b(サブポケット)を備えた例を示したが、図13及び図14に示すように、変形例に係る力布50Xのように、サブポケットを設けることなく、袋部53a,57a,58a(メインポケット)のみの構成とすることも可能である。
以上、本実施形態に係るシートフレームを車両に搭載される車両用シートのシートフレームを例として説明した。本実施形態に係るシートフレームは、車両用シートのシートフレームに限定されるものではなく、シートフレーム上に載置したクッションパッドをカバー部材により覆うことで構成されるシート、特に、カバー部材をシートフレームに掛止めする構造を採用したシートのシートフレームであれば、特に用途についての制限はない。例えば、本発明のシートフレームは、施設や建物内で用いられる通常の座席シートのシートフレーム、或いは車両以外の乗物内で使用される乗物用シートのシートフレームとしても利用可能である。
S 車両用シート
S1 シートバック
S2 シートクッション
S3 ヘッドレスト
F シートフレーム
1 シートバックフレーム
2 シートクッションフレーム
3 クッションパッド
4 トリムカバー
10 サイドフレーム
11 側板
12 前縁部
13 後縁部
21 上部フレーム
22 下部フレーム
23 ピラー支持部
30 エアバッグモジュール
31 インフレータ
32 エアバッグ
33 リテーナ
34 ラップ材
35 ボルト
36 ナット
40 破断部
41 前面マチ部
42 側面マチ部
50,50X 力布(案内部材)
51 インナ力布(第1力布)
51a 第1端部
51b 第2端部
52 インナ基部
53 延出部
53a 袋部(メインポケット)
53b 袋部(サブポケット)
53c 折り曲げ線
TL ティアライン
55 アウタ力布(第2力布)
55a 第1端部
55b 第2端部
56 アウタ基部
57 第1延出部
57a 袋部(メインポケット)
57b 袋部(サブポケット)
57c 折り曲げ線
58 第2延出部
58a 袋部(メインポケット)
58b 袋部(サブポケット)
58c 折り曲げ線
60 取付部材
60a 第1端部
60b 第2端部
61 第1湾曲部
62 第2湾曲部
63 第3湾曲部
64 第1連結部
65 第2連結部
70 補強部材
70a 第1端部
70b 第2端部
71a 第1屈曲部
71b 第2屈曲部
72 補強部
160,260 取付部材
161,261 第1湾曲部
162,262 第2湾曲部
163,263 第3湾曲部
270 補強部材
271 第1補強部
272 第2補強部
273 第3補強部
360,460 取付部材
361,461 第1板部材
361a,461a 第1突出部
362,462 第2板部材
362a,462a 第2突出部
363,463 第3板部材
363a,463a 第3突出部
470 補強部材

Claims (7)

  1. シートバックを備える乗物用シートであって、
    前記シートバックは、前記乗物用シートの上下方向に延在するサイドフレームと、エアバッグを格納するエアバッグモジュールと、前記エアバッグの展開方向を案内する案内部材と、前記サイドフレームに固定された取付部材と、を有し、
    前記案内部材は、端部に袋部を備え、
    該袋部が前記取付部材の被掛止部を覆うことで前記取付部材に対して取り付けられていることを特徴とする乗物用シート。
  2. 前記取付部材は、ワイヤ部材であり、
    前記被掛止部は、前記ワイヤ部材を湾曲して形成した湾曲部であることを特徴とする請求項1に記載の乗物用シート。
  3. 前記取付部材は、板部材であり、
    前記被掛止部は、板部材から突出する突出部であることを特徴とする請求項1に記載の乗物用シート。
  4. 前記取付部材を補強する補強部材を備え、
    前記補強部材は、前記乗物用シートの上下方向に延在していることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の乗物用シート。
  5. 前記案内部材は、前記乗物用シートの幅方向において、前記サイドフレームの内側に配置される第1力布と、前記サイドフレームの外側に配置される第2力布と、を備え、
    前記第1力布の前記袋部は、前記サイドフレームの外側から前記取付部材に取り付けられており、
    前記第2力布の前記袋部は、前記サイドフレームの内側から前記取付部材に取り付けられていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の乗物用シート。
  6. 前記第2力布は、複数の前記袋部を備え、
    前記乗物用シートの上下方向において、前記第2力布の複数の前記袋部の間に前記第1力布の前記袋部が位置していることを特徴とする請求項5に記載の乗物用シート。
  7. 前記第1力布及び前記第2力布は、基部と、該基部から延出する延出部と、を備え、
    該延出部を折り返して前記袋部が形成されていることを特徴とする請求項5又は6に記載の乗物用シート。
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