JP2020012392A - オイルリフターの製造方法 - Google Patents

オイルリフターの製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2020012392A
JP2020012392A JP2018133807A JP2018133807A JP2020012392A JP 2020012392 A JP2020012392 A JP 2020012392A JP 2018133807 A JP2018133807 A JP 2018133807A JP 2018133807 A JP2018133807 A JP 2018133807A JP 2020012392 A JP2020012392 A JP 2020012392A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil
main body
guide member
oil guide
lifter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2018133807A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7165525B2 (ja
Inventor
英俊 桝谷
Hidetoshi Masutani
英俊 桝谷
健司 浦野
Kenji Urano
健司 浦野
荒木 慎一郎
Shinichiro Araki
慎一郎 荒木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP2018133807A priority Critical patent/JP7165525B2/ja
Publication of JP2020012392A publication Critical patent/JP2020012392A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7165525B2 publication Critical patent/JP7165525B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
  • Butt Welding And Welding Of Specific Article (AREA)

Abstract

【課題】小ロット生産に適したオイルリフター25の製造方法を提供する【解決手段】オイル室に挿通される回転軸を軸封する軸封部材の外周を囲繞するように配設されており、筒状の本体26と、本体26の内周面に取付けられ、回転軸の回転方向に対して上り勾配で傾斜しているオイル案内部材29とを有するオイルリフター25の製造方法であって、オイル案内部材29の外周側に設けられた突片45を、本体26の内側から、本体26に形成された貫通孔46に挿入し、突片45を本体26の外側から本体26に溶接接合することによって、オイル案内部材29を本体26の内周面に取付けるオイル案内部材取付工程を有する。【選択図】図11

Description

本発明は、ポンプ装置のオイル室内において、回転軸を軸封する軸封部材の外周を囲繞するように配設されるオイルリフターの製造方法に関する。
従来、この種のオイルリフターとしては、例えば図18,図19に示すように、水中ポンプのオイル室101を上下方向に挿通するポンプ軸102の軸封部材103の外周を囲繞するように配設されたオイルリフター104がある。
オイルリフター104は、円筒状の本体105と、オイル室101内のオイル106を本体105内に流入させるオイル流入部107と、本体105の内周面に設けられたオイル案内部材108とを有している。
オイル流入部107は本体105の下端部に形成された開口溝である。また、オイル案内部材108は、ポンプ軸102の回転方向に対して上り勾配で傾斜し、オイル流入部107から本体105内に流入したオイル106を上方へ導くためのものである。
これによると、ポンプ軸102の回転に伴って軸封部材103の一部が回転し、オイルリフター104の本体105内のオイル106がポンプ軸102の回転方向に旋回しながらオイル案内部材108の傾斜面に沿って押し上げられ、オイル室101内のオイル106がオイルリフター104の外部からオイル流入部107を通って本体105内に流入するとともに、本体105内のオイル106がオイル吐出部109からオイルリフター104の外部に吐出される。これにより軸封部材103が潤滑および冷却される。
尚、上記のようなオイルリフターを備えた水中ポンプは例えば下記特許文献1に記載されている。
実登3045316
上記のようなオイルリフター104は、通常、樹脂製であり、金型を用いて、多数のオイルリフター104が樹脂成型されている。しかしながら、金型のコストが高く、このため、小ロット生産には不向きであるといった問題がある。
本発明は、小ロット生産に適したオイルリフターの製造方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本第1発明は、立設された回転軸を備えたポンプ装置のオイル室内において、オイル室に挿通される回転軸を軸封する軸封部材の外周を囲繞するように配設されており、
筒状の本体と、
本体の内周面に取付けられ、回転軸の回転方向に対して上り勾配で傾斜しているオイル案内部材とを有するオイルリフターの製造方法であって、
オイル案内部材の外周側に設けられた突片を、本体の内側から、本体に形成された貫通孔に挿入し、
突片を本体の外側から本体に溶接接合することによって、オイル案内部材を本体の内周面に取付けるオイル案内部材取付工程を有するものである。
これによると、オイル案内部材取付工程において、オイル案内部材の突片を筒状の本体の内側から貫通孔に挿入し、その後、突片を本体の外側から本体に溶接接合する。これにより、オイル案内部材が本体の内周面に取付けられ、高価な金型を使わずにオイルリフターを製造することができるため、小ロット生産に適している。
また、オイル案内部材が歪んだり、オイル案内部材と本体の内面との間に隙間が生じるのを、防止することができる。
本第2発明におけるオイルリフターの製造方法は、突片をオイル案内部材に複数設け、其々の突片に対応する複数の貫通孔を本体に形成し、
オイル案内部材取付工程において、本体の内側から其々の突片を其々の貫通孔に挿入するものである。
これによると、オイル案内部材取付工程において、オイル案内部材が歪んだり、オイル案内部材と本体の内面との間に隙間が生じるのを、防止することができる。
本第3発明におけるオイルリフターの製造方法は、突片は本体の外面よりも外側へはみ出る溶かし代を有し、
オイル案内部材取付工程において、溶かし代と本体とを溶接するものである。
これによると、溶かし代と本体とを溶接することにより、溶かし代が溶けて、オイル案内部材が本体の内周面に強固に取り付けられる。
本第4発明におけるオイルリフターの製造方法は、オイル流入部を有するフランジを本体の下端に接合するフランジ接合工程を有し、
フランジ接合工程において、オイル流入部が回転軸の回転方向に対してオイル案内部材の裏側に配設される所定位置で、フランジを本体の下端に接合するものである。
これによると、オイル流入部が回転軸の回転方向に対してオイル案内部材の裏側に配設される。オイルリフターの本体内のオイルは、回転軸の回転によって旋回しながら、オイル流入部よりも回転軸の回転方向の上流側に位置するオイル案内部材にぶつかり、オイル案内部材に沿って上昇する。
このため、オイルリフターの本体内のオイルがオイル流入部から外部へ逆流するのを防止することができ、オイル室内のオイルがオイルリフターのオイル流入部から本体内に確実且つ円滑に流れ込む。
本第5発明におけるオイルリフターの製造方法は、フランジ接合工程において、オイル流入部がオイル案内部材の裏側に配設されるように、位置決め手段でフランジと本体とを周方向において所定位置に位置決めするものである。
これによると、位置決め手段でフランジと本体とを所定位置に位置決めし、この状態でフランジを本体の下端に接合することにより、オイル流入部をオイル案内部材の裏側に容易且つ正しく配設することができる。
以上のように本発明によると、高価な金型を使わずにオイルリフターを製造することができるため、小ロット生産に適している。また、オイル案内部材が歪んだり、オイル案内部材と本体の内面との間に隙間が生じるのを、防止することができる。
本発明の第1の実施の形態における水中ポンプの図である。 同、水中ポンプの軸封部分の拡大断面図である。 同、水中ポンプ内に設けられるオイルリフターの斜視図である。 同、オイルリフターの平面図である。 同、オイルリフターの断面図である。 同、オイルリフターの一部拡大断面図である。 同、オイルリフターの製造方法のフランジ接合工程を説明する図であり、オイルリフターの本体と下部フランジとが分離した状態を示す。 同、オイルリフターの製造方法のフランジ接合工程を説明する図であり、オイルリフターの本体と下部フランジとを接合した状態を示す。 同、オイルリフターの製造方法のオイル案内部材取付工程を説明する図であり、オイルリフターの本体とオイル案内部材とが分離した状態を示す。 同、オイルリフターの製造方法のオイル案内部材取付工程を説明する図であり、オイルリフターの本体の貫通孔にオイル案内部材の突片を挿入した状態を示す。 同、オイルリフターの製造方法のオイル案内部材取付工程を説明する図であり、オイルリフターの本体とオイル案内部材の突片とを溶接した状態を示す。 本発明の第2の実施の形態におけるオイルリフターの製造方法のフランジ接合工程を説明する図であり、オイルリフターの本体と下部フランジとが分離した状態を示す。 同、オイルリフターの製造方法のフランジ接合工程を説明する図であり、オイルリフターの本体と下部フランジとを接合した状態を示す。 同、オイルリフターの製造方法のオイル案内部材取付工程においてオイル案内部材を取り付けたオイルリフターの一部拡大底面図である。 本発明の第3の実施の形態におけるオイルリフターの製造方法のオイル案内部材取付工程を説明する図であり、オイルリフターの本体とオイル案内部材とが分離した状態を示す。 同、オイルリフターの製造方法のオイル案内部材取付工程を説明する図であり、オイルリフターの本体の貫通孔にオイル案内部材の突片を挿入した状態を示す。 同、オイルリフターの製造方法のオイル案内部材取付工程を説明する図であり、オイルリフターの本体とオイル案内部材の突片とを溶接した状態を示す。 従来の水中ポンプの軸封部分の拡大断面図である。 同、水中ポンプの軸封部分に設けられるオイルリフターの斜視図である。
以下、本発明における実施の形態を、図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
図1,図2に示すように、本発明の第1の実施の形態に係る水中ポンプ1(ポンプ装置の一例)は、上下方向に立設された回転軸2を有し、この回転軸2に沿って動力室3とオイル室4とポンプ室5とがこの順序で上から下に配設されている。
回転軸2の下端には羽根車7が取り付けられ、羽根車7はポンプ室5内に収容されている。ポンプ室5には吸込口8と吐出口9とが設けられている。動力室3内には、回転軸2を回転駆動させるモータ10等が収容されている。
回転軸2は、動力室3内からオイル室4内に挿通されてポンプ室5内に達している。オイル室4内には、回転軸2を軸封する軸封部材14が設けられている。
軸封部材14は、回転軸2に外嵌されたメカニカルシールであり、上部の固定環15、上部の回転環16、下部の固定環17、下部の回転環18、およびコイルばね19等を有している。
上部の固定環15は、回転軸2と分離され、オイル室4の天井部21に固定されている。また、下部の固定環17は、回転軸2と分離され、オイル室4の底部22に固定されている。
上部の回転環16は、回転軸2と一体に回転可能であり、コイルばね19の付勢力によって下方から上部の固定環15に押圧され、上部の固定環15に対して周方向に摺動自在である。同様に、下部の回転環18は、回転軸2と一体に回転可能であり、コイルばね19の付勢力によって上方から下部の固定環17に押圧され、下部の固定環17に対して周方向に摺動自在である。
オイル室4内には、軸封部材14の外周を囲繞するオイルリフター25が設けられている。
図2〜図6に示すように、オイルリフター25は、金属製(例えばステンレス製等)であり、上下両端が開口した円筒状の本体26と、本体26の下端から外方へ円環状に張り出した下部フランジ27と、下部フランジ27に形成された複数のオイル流入部28と、オイル流入部28から本体26内に流入したオイル34を上方へ導くオイル案内部材29(ガイドベーン)とを有している。
本体26内には回転軸2が挿通されている。
図7に示すように、オイル流入部28は、下部フランジ27の内周側から切り欠かれた切欠部であり、周方向Aにおいて所定角度ごとに複数箇所(例えば120°ごとに3箇所)に形成されている。図5,図6に示すように、径方向Cにおけるオイル流入部28の内周端は、本体26の下端を内外に連通させる流入口31として開口している。
オイル案内部材29は、本体26の内周面に取付けられた板状の部材であり、回転軸2の回転方向Dに対して上り勾配で傾斜しており、周方向Aにおいて所定角度ごとに複数箇所(例えば120°ごとに3箇所)に設けられている。
尚、図3〜図5に示すように、オイル流入部28は、回転軸2の回転方向Dに対して、オイル案内部材29の裏側(背後側)の近傍に配設されている。
下部フランジ27には、上下方向に貫通する複数の取付孔32が形成されている。図2に示すように、複数本のねじ33を取付孔32に挿通してオイル室4内の底部22に螺合することにより、下部フランジ27がオイル室4内の底部22に接合され、オイルリフター25がオイル室4内の底部22に固定される。
また、オイルリフター25の本体26の上端とオイル室4の天井部21との間には、本体26内のオイル34を本体26の上端から外部へ吐出するオイル吐出部35が形成されている。
以下、上記構成における作用を説明する。
水中ポンプ1を駆動すると、回転軸2の回転により羽根車7が回転し、水が吸込口8から吸い込まれて吐出口9から吐出される。
この際、軸封部材14の上部および下部の回転環16,18とコイルばね19とが回転軸2と共に回転し、オイルリフター25の本体26内のオイル34が、回転軸2の回転方向Dに旋回しながらオイル案内部材29に沿って上昇し、その後、本体26内からオイル吐出部35を通ってオイルリフター25の外部へ吐出される。また、オイル室4内のオイル34が、オイルリフター25の外部から下部フランジ27のオイル流入部28に流入し、流入口31を通って本体26内に流入する。これにより、オイル室4内のオイル34がオイルリフター25の内外を循環し、軸封部材14がオイル34によって潤滑および冷却される。
尚、図3,図5に示すように、オイル流入部28が回転軸2の回転方向Dに対してオイル案内部材29の裏側(背後側)に配設されているため、本体26内のオイルは、回転軸2の回転方向Dに旋回しながら、オイル流入部28よりも上記回転方向Dの上流側に位置するオイル案内部材29にぶつかり、オイル案内部材29に沿って上昇する。
これにより、本体26内のオイルが流入口31を通ってオイル流入部28から外部へ逆流するのを防止することができ、オイル室4内のオイルがオイル流入部28から本体26内に確実且つ円滑に流れ込む。
次に、オイルリフター25の製造方法について説明する。
図9に示すように、組立前の単品の状態で、オイル案内部材29の外周側に複数個(例えば3個)の突片45を形成する。また、図7〜図9に示すように、本体26は薄い平板を円筒形に曲げ加工したものである。本体26に、複数個(例えば3個)の貫通孔46を1組として、複数組の貫通孔46を周方向Aにおいて所定角度ごとに複数箇所(例えば120°ごとに3箇所)に形成する。
尚、単品の本体26やオイル案内部材29については、3Dモデリングを作成し、これに基づいてレーザーカット加工をして製作する。
その後、フランジ接合工程において、図7,図8に示すように、オイル流入部28が回転軸2の回転方向Dに対してオイル案内部材29の裏側(背後側)に配設される所定位置(図3〜図5参照)で、下部フランジ27を本体26の下端に接合する。この際、本体26の内周側から、本体26の下端と下部フランジ27とを複数箇所において点溶接S(図5参照)することにより、本体26と下部フランジ27とが接合される。
その後、オイル案内部材取付工程において、図9,図10に示すように、オイル案内部材29の其々の突片45を、本体26の内側から、本体26の其々の貫通孔46に挿入する。この際、各々の突片45は、先端部に、本体26の外周面よりも外側へはみ出る溶かし代45aを有している。
次に、図11に示すように、本体26の外側から、突片45の溶かし代45aと本体26とをTIG溶接Wする。これにより、溶かし代45aが溶融して潰れ、オイル案内部材29が本体26の内周面に強固に取付けられる。
上記のような製造方法によると、高価な金型を使わずにオイルリフター25を製造することができるため、小ロット生産に適している。また、オイル案内部材29の歪みを防止することができる。
さらに、上記のようなオイル案内部材取付工程において、図11に示すように、本体26の外側から、突片45の溶かし代45aと本体26とをTIG溶接Wしている際、溶かし代45aが溶融することにより、突片45が本体26の内側から外側の方向Bへ引っ張られるため、オイル案内部材29が本体26の内周面に密着し、オイル案内部材29と本体26の内周面との間に隙間が生じるのを防止することができる。
上記第1の実施の形態では、図9に示すように、オイル案内部材29に3個の突片45を形成しているが、3個に限定されるものではなく、3個以外の複数個でもよい。また、本体26の貫通孔46の個数も突片45の個数に応じて増減すればよい。
(第2の実施の形態)
第2の実施の形態では、図12に示すように、オイルリフター25の本体26の下端に、下方へ突出した位置決め用凸部51(位置決め手段の一例)が形成されている。また、下部フランジ27の内周縁部には、位置決め用凹部52(位置決め手段の一例)が形成されている。
これによると、オイルリフター25の製造方法のフランジ接合工程において、図12,図13に示すように、位置決め用凸部51を上方から位置決め用凹部52に嵌め込むことにより、本体26と下部フランジ27とを周方向Aにおいて所定位置Pに位置決めすることができる。このように位置決めした状態で、下部フランジ27を本体26の下端に接合することにより、その後のオイル案内部材取付工程において、図3,図5,図14に示すように、オイル流入部28を回転軸2の回転方向Dに対してオイル案内部材29の裏側(背後側)に容易且つ正しく配設することができる。
上記第2の実施の形態では、オイルリフター25の本体26の下端に位置決め用凸部51を形成し、下部フランジ27の内周縁部に位置決め用凹部52を形成しているが、位置決め用凹部52をオイルリフター25の本体26の下端に形成し、上方へ突出した位置決め用凸部51を下部フランジ27の内周縁部に形成してもよい。
(第3の実施の形態)
第3の実施の形態では、図15に示すように、組立前の単品の状態で、オイル案内部材29の外周側に1個の突片45を形成する。また、本体26に、貫通孔46を1個ずつ周方向Aにおいて所定角度ごとに複数箇所(例えば120°ごとに3箇所)に形成する。尚、貫通孔46は上下に長い長孔である。
その後、図16に示すように、オイル案内部材取付工程において、オイル案内部材29の突片45を、本体26の内側から、本体26の貫通孔46に挿入する。次に、図17に示すように、本体26の外側から、突片45の溶かし代45aと本体26とをTIG溶接Wする。これにより、溶かし代45aが溶融して潰れ、オイル案内部材29が本体26の内周面に強固に取付けられる。
上記各実施の形態では、図4に示すように、オイル流入部28とオイル案内部材29とをそれぞれ120°ごとに3箇所に配置しているが、これらの配置角度や配置箇所の数に限定されるものではなく、例えば1箇所のみの配置や3箇所以外の複数箇所に配置してもよい。
上記各実施の形態では、図1に示すように、ポンプ装置の一例として水中ポンプ1を挙げたが、水中ポンプ1以外のポンプであってもよい。
上記各実施の形態では、図3に示すように、オイルリフター25の本体部26を円筒形状にしているが、円筒形状に限定されるものではなく、例えば多角形の角筒形状にしてもよい。
上記各実施の形態では、オイルリフター25の本体26と下部フランジ27とオイル案内部材29とをステンレス等の金属で個別に製作し、これらの部品同士を溶接してオイルリフター25を組み立てているが、本体26と下部フランジ27とオイル案内部材29とを個別に樹脂で製作し、これらの部品同士を熱溶着してオイルリフター25を組み立ててもよい。
1 水中ポンプ(ポンプ装置)
2 回転軸
3 動力室
4 オイル室
5 ポンプ室
14 軸封部材
25 オイルリフター
26 本体
27 下部フランジ
28 オイル流入部
29 オイル案内部材
45 突片
45a 溶かし代
46 貫通孔
51 位置決め用凸部(位置決め手段)
52 位置決め用凹部(位置決め手段)
A 周方向
D 回転軸の回転方向
P 所定位置

Claims (5)

  1. 立設された回転軸を備えたポンプ装置のオイル室内において、オイル室に挿通される回転軸を軸封する軸封部材の外周を囲繞するように配設されており、
    筒状の本体と、
    本体の内周面に取付けられ、回転軸の回転方向に対して上り勾配で傾斜しているオイル案内部材とを有するオイルリフターの製造方法であって、
    オイル案内部材の外周側に設けられた突片を、本体の内側から、本体に形成された貫通孔に挿入し、
    突片を本体の外側から本体に溶接接合することによって、オイル案内部材を本体の内周面に取付けるオイル案内部材取付工程を有することを特徴とするオイルリフターの製造方法。
  2. 突片をオイル案内部材に複数設け、其々の突片に対応する複数の貫通孔を本体に形成し、
    オイル案内部材取付工程において、本体の内側から其々の突片を其々の貫通孔に挿入することを特徴とする請求項1記載のオイルリフターの製造方法。
  3. 突片は本体の外面よりも外側へはみ出る溶かし代を有し、
    オイル案内部材取付工程において、溶かし代と本体とを溶接することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のオイルリフターの製造方法。
  4. オイル流入部を有するフランジを本体の下端に接合するフランジ接合工程を有し、
    フランジ接合工程において、オイル流入部が回転軸の回転方向に対してオイル案内部材の裏側に配設される所定位置で、フランジを本体の下端に接合することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のオイルリフターの製造方法。
  5. フランジ接合工程において、オイル流入部がオイル案内部材の裏側に配設されるように、位置決め手段でフランジと本体とを周方向において所定位置に位置決めすることを特徴とする請求項4記載のオイルリフターの製造方法。
JP2018133807A 2018-07-17 2018-07-17 オイルリフターの製造方法 Active JP7165525B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018133807A JP7165525B2 (ja) 2018-07-17 2018-07-17 オイルリフターの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018133807A JP7165525B2 (ja) 2018-07-17 2018-07-17 オイルリフターの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020012392A true JP2020012392A (ja) 2020-01-23
JP7165525B2 JP7165525B2 (ja) 2022-11-04

Family

ID=69168714

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018133807A Active JP7165525B2 (ja) 2018-07-17 2018-07-17 オイルリフターの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7165525B2 (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3045316U (ja) * 1997-07-14 1998-01-27 株式会社鶴見製作所 水中ポンプにおけるオイル室内軸封装置摺動面の潤滑油保持装置
JP2001207995A (ja) * 2000-01-24 2001-08-03 Tsurumi Mfg Co Ltd 水中ポンプにおけるオイル室内軸封装置摺動面の潤滑油保持装置
JP2003148392A (ja) * 2001-11-16 2003-05-21 Tsurumi Mfg Co Ltd 電動ポンプ用カセット式ダブルメカニカルシール
JP2013050194A (ja) * 2011-08-31 2013-03-14 Kawamoto Pump Mfg Co Ltd 軸封装置及びポンプ装置
JP2013237052A (ja) * 2012-05-11 2013-11-28 Trumpf Kk 非接触溶接による溶接方法

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3045316U (ja) * 1997-07-14 1998-01-27 株式会社鶴見製作所 水中ポンプにおけるオイル室内軸封装置摺動面の潤滑油保持装置
JP2001207995A (ja) * 2000-01-24 2001-08-03 Tsurumi Mfg Co Ltd 水中ポンプにおけるオイル室内軸封装置摺動面の潤滑油保持装置
JP2003148392A (ja) * 2001-11-16 2003-05-21 Tsurumi Mfg Co Ltd 電動ポンプ用カセット式ダブルメカニカルシール
JP2013050194A (ja) * 2011-08-31 2013-03-14 Kawamoto Pump Mfg Co Ltd 軸封装置及びポンプ装置
JP2013237052A (ja) * 2012-05-11 2013-11-28 Trumpf Kk 非接触溶接による溶接方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP7165525B2 (ja) 2022-11-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9714664B2 (en) Method for manufacturing impeller
US20070014675A1 (en) Fan assembly
EP3434907A1 (en) Motor and pump device
JP2016008579A (ja) 軸流送風機
CN109958629A (zh) 送风机
US20190376523A1 (en) Centrifugal fan
JP6091066B2 (ja) ドレンポンプ
JP5440529B2 (ja) ターボ式血液ポンプ及びその製造方法
JP2020012392A (ja) オイルリフターの製造方法
TW201408462A (zh) 扇輪之製造方法
JP2016002558A (ja) 液冷ジャケットの製造方法
KR20170046238A (ko) 임펠러
US11268517B2 (en) Pump and impeller with auxiliary blades on the underside of the impeller and a permanent magnet rotor
JP2016133024A (ja) 遠心ポンプ
JP2013245728A (ja) 電動弁
CN110301086A (zh) 电动机及泵装置
JP5977693B2 (ja) インペラおよびウォーターポンプ
WO2020100986A1 (ja) 羽根車、該羽根車を備えたポンプ、および該羽根車の製造方法
JP2016223404A (ja) 過給機用のコンプレッサハウジング及びその製造方法
JP2012219632A (ja) ガイドベーン及びポンプ装置
CN211623828U (zh) 叶轮和送风装置
US6837677B2 (en) Impeller sealing arrangement
JP2009041391A (ja) 電動送風機及びこれを用いた電気掃除機
JP7161876B2 (ja) オイルリフター、ポンプ装置およびオイルリフターの製造方法
JP7123662B2 (ja) ポンプケーシング及びポンプ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210618

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220323

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220329

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220523

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220927

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20221024

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7165525

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150