JP2020005395A - 電力変換システム - Google Patents

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Abstract

【課題】制御干渉等を生じさせることなく、発電機動揺を早期に収束させることができる電力変換システムを提供する。【解決手段】この電力変換システムは、三相の電力系統に連系される電力変換システムであって、前記電力系統に連系する発電機が出力する第1無効電力の動揺成分を抽出し、その動揺成分に対応する指令信号を出力する制御部と、前記指令信号に従って、前記第1無効電力の動揺成分を相殺する第2無効電力を生成して前記電力系統に出力する電力変換部とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、電力変換システムに係る。
電力系統は、主として、各種エネルギー源を電力に変換する発電機と、該電力を需要地まで送電する送配電網と、電力を消費する負荷とにより構成される。発電機には、流水の運動エネルギーを電気エネルギーに変換する水力発電機や、化石燃料の燃焼で得る熱エネルギーで蒸気を生成してその膨張力によりタービンを回転させ電力を生成する火力発電機などがある。
数10〜数100MWの電力を出力する大規模水力発電所は、その水資源確保のため山間に建設されることが多い。また、火力発電所は大気汚染回避のため都市部から離れた場所に建設されることが多い。このように、大規模発電所は電力消費地から離れた場所に建設されることが多い。
一方、長い送電路を有する送配電網を介して大電力を送電すると、落雷などの擾乱発生後に発電機の動揺が起き易くなり、場合によっては発電機が不安定な状態すなわち動揺状態に陥る虞がある。発電機の安定化には回線数の増加を含む送電線増強が有効であるが、コストが高く、またリードタイムが長いことが問題である。
これに対し、電力系統の電圧及び送電線を流れる有効電力を入力とし、電力系統を安定化する無効電力を出力する無効電力補償装置が、例えば特許文献1で開示されている。この特許文献1の装置は、電力系統の電圧を検出して所定値との偏差を低減する無効電力を算出する演算器と、電力系統から流出する有効電力の脈動(動揺成分)のうち所定周波数成分を抽出し、該有効電力の振動成分に比例した無効電力指令信号を算出する演算器とを備える。
特許文献1では、電力系統の電圧を検出して補償無効電力を算出する。このため、発電機の直近に無効電力補償装置が設置されると、その無効電力補償装置が、発電機の出力電圧を検出して界磁電流を制御するAVRと制御干渉する虞がある。制御干渉は制御の不安定化や不適切な無効電力出力による補償効果の低下を招く。無効電力保障装置が発電機から離れて配置される場合においても、電力系統の電圧を所定の電圧に制御するSVCが同一系統に接続される場合には、やはり同様に制御干渉が生じる虞がある。
特開平09−252537号公報
本発明は、制御干渉等を生じさせることなく、発電機動揺を早期に収束させることができる電力変換システムを提供することを目的とする。
本発明に係る電力変換システムは、三相の電力系統に連系される電力変換システムであって、前記電力系統に連系する発電機が出力する第1無効電力の動揺成分を抽出し、その動揺成分に対応する指令信号を出力する制御部と、前記指令信号に従って、前記第1無効電力の動揺成分を相殺する第2無効電力を生成して前記電力系統に出力する電力変換部と
を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、制御干渉等を生じさせることなく、発電機動揺を早期に収束させることができる電力変換システムを提供することができる。
第1の実施の形態に係る電力変換システムの電力変換装置1を、発電システム3及び電力系統5とともに示すシステム構成図である。 第1の実施の形態の波形制御器2000の詳細なブロック図である。 第1の実施の形態の効果を説明するグラフである。 第1の実施の形態の変形例を示す。 第2の実施の形態に係る電力変換システムの電力変換装置1aを、発電システム3及び電力系統5とともに示すシステム構成図である。 第2の実施の形態の波形制御器2000aの詳細なブロック図である。 第3の実施の形態に係る電力変換システムの電力変換装置1bを、発電システム3及び電力系統5とともに示すシステム構成図である。
以下、添付図面を参照して本実施形態について説明する。添付図面では、機能的に同じ要素は同じ番号で表示される場合もある。なお、添付図面は本開示の原理に則った実施形態と実装例を示しているが、これらは本開示の理解のためのものであり、決して本開示を限定的に解釈するために用いられるものではない。本明細書の記述は典型的な例示に過ぎず、本開示の特許請求の範囲又は適用例を如何なる意味においても限定するものではない。
本実施形態では、当業者が本開示を実施するのに十分詳細にその説明がなされているが、他の実装・形態も可能で、本開示の技術的思想の範囲と精神を逸脱することなく構成・構造の変更や多様な要素の置き換えが可能であることを理解する必要がある。従って、以降の記述をこれに限定して解釈してはならない。
[第1の実施の形態]
図1を参照して、第1の実施の形態に係る電力変換システムを説明する。
図1は、第1の実施の形態に係る電力変換システムに係る電力変換装置1を、発電システム3及び電力系統5(以下、「系統5」という)とともに示すシステム構成図である。電力変換装置1は三相の交流系統である系統5に接続され、該系統5には、三相の発電システム3が接続されている。電力変換装置1は、後述するように、発電システム3から出力される無効電力の動揺成分を検出し、それを相殺するような無効電力を系統5に向けて出力し、これにより系統5の安定化を行うものである。
発電システム3は、発電機301を備えている。発電機301は、タービン302より駆動トルクを得て、励磁装置303により励磁されることにより、タービン302の回転エネルギーを電気エネルギーに変換して出力電圧を得る回転型発電機である。発電機301の出力端子である固定子巻線(図示せず)は昇圧変圧器304を介して系統5に電気的に接続される。
発電システム3は、図示しないガバナ制御器および図示しないタービン駆動力調整機構を備え、発電指令と一致するようにタービン駆動力調整力を調整可能に構成されている。また、発電機301の出力電圧は電圧センサ305により検出される。電圧センサ305の検出値VGは、励磁装置演算器306に入力される。励磁装置演算器306は、検出値VGが定格電圧近傍の所定の値に一致するよう、励磁装置303へ入力する出力電流指令信号Diを算出する。励磁装置303は、与えられた出力電流指令信号Diに一致するよう、出力電流Ifmを制御する。
電力変換装置1は、制御器100、連系変圧器200、及び電力変換部500から大略構成されている。制御器100は、電力変換部500の制御を司る部分である。より具体的には、制御器100は、発電システム3の出力電圧の無効電力の動揺成分を検出して、これを相殺するような無効電力を電力変換部500から発生させるよう、電力変換部500の制御を実行する。
電力変換部500は、IGBTで構成される自励式電力変換装置であり、高調波成分をカットオフするための高調波フィルタ500FL、IGBTアセンブリ500ASM、及び直流コンデンサ500Cを備えている。高調波フィルタ500FLの一端はIGBTアセンブリ500ASMの交流出力端子に接続され、高調波フィルタ500FLの他端は連系変圧器200に接続される。本構成により、電力変換部500の交流回路は連系変圧器200を介して系統5に電気的に接続される。IGBTアセンブリ500ASMの直流端子は、直流電圧平滑化用の直流コンデンサ500Cに接続される。
電力変換部500が系統5に出力する電圧は、高調波フィルタ500FLと連系変圧器200の間に備えられた電圧センサ12により検出され、その検出値Vacは前述の制御器100に出力される。また、電力変換部500が系統5に出力する電流は、高調波フィルタ500FLと連系変圧器200の間に備えられた電流センサ13により検出される。電流センサ13の検出値Iacは、制御器100に出力される。電力変換部500内の直流コンデンサ500Cの両端の電圧は、電圧センサ500Sにより検知される。その検出値Vdcは検出値Vac、Iacと同様に制御器100に出力される。
電力変換装置1はまた、電流センサ10と電圧センサ11を備えている。電流センサ10は、電力変換装置1が系統5に接続する接続点に接続され、発電システム3の出力電流を検出可能に構成されている。また、電圧センサ11は、電力変換装置1が系統5に接続する接続点に接続され、発電システム3の出力電圧を検出可能に構成されている。電流センサ10の検出値IFと電圧センサ11の電圧検出値VFとは、制御器100に出力される。
制御器100は、図1に示すように、無効電力算出器1001、バンドパスフィルタ1002、乗算器1003、リミッタ1004、及び波形制御器2000を備えている。
無効電力算出器1001は、電圧検出値VFと電流検出値IFとに基づき、発電システム3が系統5に出力する無効電力を算出する。無効電力算出器1001の出力信号は、バンドパスフィルタ1002に入力される。バンドパスフィルタ1002は、発電機301が出力する無効電力の動揺周波数成分を抽出するバンドパスフィルタ演算を施すフィルタである。発電システム3は、発電機301の慣性およびタービン302の慣性を持つため、動揺周波数は0.5〜2Hz程度である。バンドパスフィルタ1002は、このような周波数成分を通過させる特性を有することにより、動揺周波数成分を抽出することができる。
バンドパスフィルタ1002の出力信号は、乗算器1003に入力される。乗算器1003は定数-K(0<K<1)をバンドパスフィルタ1002の出力信号に乗算し、その積をリミッタ1004に出力する。なお、定数-Kはパラメータで設定できる値であり、電力変換装置1は定数Kを変更するインタフェースを備えてもよい。当該インタフェースは、電力変換装置1に備える液晶表示器であっても良いし、パラメータ設定用端末を接続する端末接続端子であっても良い。
リミッタ1004は、乗算器1003の出力信号を所定の上限値以下に制限し、その制限後の信号を無効電力指令信号Q_refとして波形制御器2000に出力する。リミッタ1004により無効電力指令信号Q_refの上限値が設定されることにより、電力変換部500に対し、定格値以上の指令が出力されることが抑止される。前述の電圧・電流の検出値Vac、Iac、Vdc、無効電力指令信号Q_refは波形制御器2000に入力される。
波形制御器2000は検出値Vac、Iac、Vdc、及び無効電力指令信号Q_refに基づいて、電圧指令信号Vc_refを制御する。具体的に波形制御器2000は、電力変換装置1(電力変換部500)が系統5に出力する無効電力が上記無効電力指令信号Q_refに一致するよう、且つ直流コンデンサ500Cの両端電圧Vdcが固定値である直流電圧指令信号Vdcrefに一致するように電圧指令信号Vc_refを制御する。
図2に、第1の実施の形態の波形制御器2000の詳細なブロック図を示す。波形制御器2000は一例として、位相算出器2001、無効電力算出器2002、α−β変換器2003、減算器2004、無効電力制御器(AQR)2005、減算器2006、d−q変換器2007、減算器2008、直流電圧制御器(DC−AVR)2009、減算器2010、電流制御器(ACR)2011、2012、逆d−q変換器2013、及び2相3相変換器2014により構成される。
位相算出器2001は検出値Vacを入力され、検出値Vacに同期した振幅1の基準正弦波COS0、SIN0を算出する。位相算出器2001は、PLL(Phase Locked Loop)によって構成することもできるし、ゼロクロス検出回路によって構成することもでき、位相を算出可能な回路、又はコントローラ内ディジタル演算が採用され得る。
検出値Vacと検出値Iacは、無効電力算出器2002に入力される。無効電力算出器2002は、検出値Vac及びIacに基づき、電力変換装置1の電力変換部500が系統5に出力している無効電力を算出する。無効電力算出器2002の出力と、無効電力指令信号Q_refは減算器2004に入力される。減算器2004は、発電システム3が出力している無効電力に基づく無効電力指令信号Q_refと、電力変換部500が出力している無効電力算出器2002の出力の差を算出し(偏差信号を生成し)、その偏差信号を無効電力制御器2005に出力する。無効電力制御器2005はPI制御器であり、入力される偏差信号をゼロにするよう、電力変換装置1が系統5に出力すべき無効電力に対応する無効電流指令信号Iqrefを算出する。
電流センサ13の検出値Iacは、α−β変換器2003にも入力される。α−β変換器2003は、下記の[数1]に従い、検出値Iacの3相量(IacU、IacV、IacW)を2相量(Iα、Iβ)に変換する。
Figure 2020005395
d−q変換器2007は、α−β変換器2003の出力、及び基準正弦波COS0、SIN0に基づき、下記の[数2]に従い、直交座標系の信号を回転座標系の信号(有効電流Id、無効電流Iq)に変換する。このように、α−β変換器2003及びd−q変換器2007は、電力変換部500から系統5に出力している有効電流Id及び無効電流Iqを、回転座標系の信号として出力する機能を有する。
Figure 2020005395
無効電流指令信号Iqrefと無効電流Iqは減算器2006に入力される。減算器2006は、無効電流指令信号Iqrefと、電力変換部500からのフィードバック値としての無効電流Iqの差を算出し、電流制御器2011に出力する。
一方、直流電圧検出値Vdcと、固定値である直流電圧指令信号Vdcrefは減算器2008に入力される。減算器2008は、直流電圧検出値Vdcと直流電圧指令信号Vdcrefの差(偏差信号)を算出して直流電圧制御器(DC−AVR)2009に入力させる。直流電圧制御器2009はPI制御器であり、減算器2008で算出された偏差信号を低減するような有効電流指令信号Idrefを算出する。
有効電流指令信号Idrefと、d−q変換器2007で算出された有効電流Idは減算器2010に出力される。減算器2010は、有効電流指令信号Idrefと、電力変換部500からのフィードバック値としての有効電流Idの偏差を算出し、電流制御器(ACR)2012に出力する。
電流制御器(ACR)2011及び2012はいずれもPI制御器であり、入力される偏差を低減するための電圧指令信号Vd及びVqを算出する。電流制御器2011及び2012の出力信号は逆d−q変換器2013に入力される。逆d−q変換器2013は、電流制御器2011及び2012で算出された回転座標上の電圧指令信号Vd及びVqを固定座標(Vα、Vβ)に変換する。具体的に逆d−q変換器2013は、下記の[数3]に示される行列演算を実行可能に構成される。
Figure 2020005395
逆d−q変換器2013の出力信号は2相3相変換器2014に出力される。2相3相変換器2014は、2相量(Vα、Vβ)を3相量(VU、VV、VW)に変換し、3相の電圧指令信号Vc_refを算出する。2相3相変換器の具体的演算は下記の[数4]で示されるものであり、ここでVU、VV、VWは電圧指令信号Vc_refの3相の各値を示す。
Figure 2020005395
電圧指令信号Vc_refは電力変換部500において、図示しないPWM変換器によりIGBTアセンブリ500ASMのゲート信号に変換される。IGBTアセンブリ500ASMは、IGBTやダイオードなどの半導体素子により構成される半導体電力変換回路であり、電圧指令信号Vc_refに対応した振幅及び位相を有する交流電圧を出力する機能を有する。
以上の構成により、電力変換装置1は、直流コンデンサ500Cの両端電圧Vdcが直流電圧指令信号Vdcrefに一致するようにするとともに、電力変換装置1が系統5に出力する無効電力が上記無効電力指令信号Q_refに一致するよう、電圧指令信号を制御する。
図1に戻り、電力変換装置1の動作を説明する。電力変換装置1は、発電システム3の出力電圧を電圧センサ11を用いて検出するとともに、発電システム3の出力電流を電流センサ10を用いて検出する。電圧センサ11の電圧検出値VFと、電流センサ10の検出値IFとは、電力変換装置1の制御器100に出力される。
電圧検出値VFと電流検出値IFとは、制御器100内の無効電力算出器1001に入力され、無効電力算出器1001は発電システム3が系統5に出力する無効電力を算出する。
無効電力算出器1001が算出した無効電力はバンドパスフィルタ1002に出力される。バンドパスフィルタ1002は、発電機301が出力する無効電力の動揺周波数成分を抽出するバンドパスフィルタ演算を実行する。発電システム3は発電機301の慣性及びタービン302の慣性を持つため、動揺周波数は0.5〜2Hz程度である。バンドパスフィルタ1002は、上記周波数成分を通過させる特性を有する。
バンドパスフィルタ1002の出力信号は、乗算器1003に出力される。乗算器1003は、定数-K(0<K<1)をバンドパスフィルタ1002の出力信号に乗算し、その積をリミッタ1004に出力する。リミッタ1004は電力変換部500が出力可能な無効電力の上限値に乗算器1003の出力を制限し、その制限後の無効電力指令信号Q_refを波形制御器2000に出力する。
以上の構成及び動作により、この第1の実施の形態によれば、系統事故などの系統擾乱により発電システム3の出力電圧が動揺した際に生じる無効電力の変動を相殺する無効電力を電力変換装置1が出力することが可能となる。
図3のグラフを参照して、本実施の形態の電力変換装置1の効果を説明する。図3は、上から順に、電力変換装置1の連系点の電圧Vgrid、発電システム3が出力する無効電力Qgen、電力変換装置1が出力する無効電力Qc、及び系統5に出力される無効電力の合計値(Qgen+Qc)の時間変化を示す。図3のグラフは、時刻t1において系統5において系統事故が発生し、短時間(例えば100ms以内)に事故原因が除去されたときの電圧Vgrid、無効電力Qgen、無効電力Qc、及び無効電力の合計値(Qgen+Qc)の時間変化を示す。
図3中、実線で示す波形は、第1の実施の形態の電力変換装置1による上述の無効電力補償動作がなされた場合の波形の一例を示している。一方、破線は電力変換装置1による無効電力補償動作がなされない場合の波形の一例を示している。
無効電力補償がなされない場合、系統5の電圧の低下により発電機301の回転子の回転数が上昇し、事故除去後もその回転数が収束するまで動揺が継続し、無効電力Vgenは振動した状態が継続してしまう。
これに対し、第1の実施の形態により無効電力補償がなされる場合には、電力変換装置1のバンドパスフィルタ1002は、発電システム3が出力する無効電力Qgenの動揺周波数成分を抽出し、動揺周波数と相似で且つ逆極性の無効電力Qcを出力する。系統5には、両者の和(合成)Qgen+Qcが出力される。
これにより、系統5に出力される合成の無効電力(Qgen+Qc)の変動が減少し、系統5の電圧が安定となる。そのため、発電機301の動揺エネルギーが系統5に伝達されやすくなり、結果として発電機301の動揺収束が早くなる。
以上より、第1の実施の形態の電力変換装置1は、同一系統に連系する回転型発電機の動揺収束高速化に寄与することができる。また、第1の実施の形態の電力変換装置1は、系統5の電圧を検出して電圧振幅を安定化することを意図したフィードバック型電圧制御手段を備えない。そのため、発電システム3の電圧制御器や同一系統に連系するSVC等の電圧制御システムとの制御干渉を回避することができる。
第1の実施の形態では、発電システム3の出力の動揺成分を抽出する手段としてバンドパスフィルタ1002を用いたが、バンドパスフィルタ1002の代わりに、図4に示すように、ローパスフィルタ1002_21、位相補償器1002_22、ハイパスフィルタ1002_23を備えた位相補償機能付バンドパスフィルタ1002_2を採用することも可能である。
バンドパスフィルタ1002では、通過周波数帯での位相遅れや進みを低減するため通過周波数下限値及び上限値を、発電システム3の動揺周波数との差を十分に大きく設定する必要がある。この場合、電力変換装置1が不要な無効電力補償を実施して電力損失が増加する虞がある。この点、図4に示すような位相補償付バンドパスフィルタ1002_2を採用することにより、通過周波数の下限と上限を発電機動揺周波数に対して近い周波数に設定することが可能となり、電力変換装置1で発生する電力損失を低減させることができる。
この第1の実施の形態では、系統電圧を検出する電圧センサ11及び電流センサ10が電力変換装置1の構成要素とされている場合を例として示した。しかし、電圧センサ11や電流センサ10を電力変換装置1の外部に備え、検出値VF及びIFをアナログ信号又はディジタル信号として受け取るインタフェースをセンサ10及び11と電力変換装置1との間に備えるようにしてもよい。
[第2の実施の形態]
次に、本発明の第2の実施形態に係る電力変換システムを、図5を用いて説明する。図5は、第2の実施の形態に係る電力変換システムに係る電力変換装置1aを、発電システム3及び系統5とともに示すシステム構成図である。この第2の実施の形態は、電力変換装置1aが蓄電池ユニットである点で第1の実施の形態と異なっている。発電システム3の動揺抑制のために蓄電池の充放電と無効電力補償の双方が実行されることにより、系統擾乱時の発電機301の動揺をより早く収束させることができる。図5において、第1の実施の形態(図1)と同一の構成要素には同一の符号を付し、以下において重複する説明は省略する。
第2の実施の形態の電力変換装置1aは、電力変換部500aにおいて、直流コンデンサ500C(図1)に替えて蓄電池ユニット500BATが接続される蓄電池ユニットとして構成されている。蓄電池ユニット500BATは、蓄電池と、その蓄電池の充電率SOCを検出するコントローラ(いずれも図示せず)を内蔵したものとすることができる。検出された充電率SOCは、一例として上位制御装置50に送信され得る。上位制御装置50は充電率SOCが蓄電池運用範囲内に入るよう、充電率SOCの情報に基づいて有効電力指令Prefを算出するよう構成され得る。
また、第2の実施の形態の電力変換装置1aは、第1の実施の形態の構成要素に加え、さらに周波数算出器1005、バンドパスフィルタ1006、乗算器1007、加算器1008、及びリミッタ1009を備えている。
周波数算出器1005は、電圧センサ11の検出値VFに基づき、発電システム3が出力する電圧に含まれる周波数成分を算出する。バンドパスフィルタ1006は、周波数算出器1005の出力のうち、動揺成分に係る周波数成分を抽出する機能を有する。乗算器1007は、定数−K2(K2は正の値)をバンドパスフィルタ1007の出力信号に乗算し、その積の信号p_dampを加算器1008に入力させる。加算器1008は、信号p_dampと、前述の有効電力指令信号Prefとの和を算出し(加算信号を生成し)、その加算信号を出力する。
リミッタ1009は、この加算信号を所定の上限値以下に制限し、その制限後の信号を有効電力指令信号P_ref2として出力する。波形制御器2000aは、第1の実施の形態の波形制御器2000に対応するものであり、有効電力指令信号P_ref2、検出値Vac、Iac、及び無効電力指令信号Q_refに基づいて、電圧指令信号Vc_refを制御する。第2の実施の形態の波形制御器2000aは、検出値Idcに代えて有効電力指令信号P_ref2を入力値としている点が、第1の実施の形態の波形制御器2000と異なる。この相違点は、直流コンデンサ500Cに代えて蓄電池ユニット500BATが採用されていることに基づくものである。
波形制御器2000aは、電力変換装置1が系統5に出力する無効電力が信号Q_refに一致するよう、且つ信号P_ref2が有効電力Pに一致するように電圧指令信号Vc_refを制御する。
次に、第2の実施の形態の電力変換システムの動作を説明する。
電圧センサ11で検出した電圧検出値VFは、無効電力算出器1001に加え、周波数算出器1005にも出力される。無効電力算出器1001〜リミッタ1004は、第1の実施の形態と同様に動作し、無効電力指令信号Q_refが生成される。一方、周波数算出器1005は、検出値VFから発電システム3の出力電圧の周波数を算出し、バンドパスフィルタ1006に出力する。
バンドパスフィルタ1006は周波数算出器1005の出力に含まれる発電システム3の出力電圧の動揺周波数成分を抽出する。ここで、バンドパスフィルタ1006は、図4に示した位相補償付バンドパスフィルタであってもよい。バンドパスフィルタ1006の出力信号は乗算器1007に入力され、乗算器で1007は−K2(K2は正の値の定数)をバンドパスフィルタ1006の出力信号に乗算し、その出力P_dampを加算器1008に出力する。
加算器1008はP_dampと上位制御装置50から受信した有効電力指令信号Prefを加算し、その和の信号をリミッタ1009に出力する。リミッタ1009は加算器1008の出力信号を、蓄電池ユニット500BAT中の蓄電池、及び電力変換部500aの制約以下に制限し、その制限後の信号を有効電力指令信号P_ref2として波形制御器2000aに出力する。
図6に、第2の実施の形態の波形制御器2000aの詳細なブロック図を示す。図2と同一の構成要素については、図6において同一の参照符号を付し、重複する説明は省略する。
第2の実施の形態の波形制御器2000aは、無効電力算出器2002に代えて、有効/無効電力算出器2002aを備えている。有効/無効電力算出器2002aは、検出値Vac及びIacに基づき、電力変換装置1の電力変換部500aが系統5に出力している無効電力Qを算出するとともに、電力変換部500aが系統5に出力している有効電力Pを算出する。また、第2の実施の形態の波形制御器2000aは、減算器2008及び直流電圧制御器(DC−AVR)2009の代わりに、減算器2030及び有効電力制御器2031を備えている。減算器2030は、有効電力指令信号P_ref2と、有効/無効電力算出器2002aで算出された有効電力Pとの間で減算処理を行い、減算信号を出力する。有効電力制御器2031は、PI制御器であり、減算器2030で算出された減算信号(有効電力偏差)をゼロにすべく有効電流指令信号Idrefを算出する。その他の構成及び動作は第1の実施の形態(図2)と同じであるので、重複する説明は省略する。この図6の構成により、電力変換装置1aは系統擾乱により生じた送電線5の発電機動揺周波数成分を持つ周波数偏差を算出し、周波数が上昇したときには系統5から有効電力を受け取って蓄電池に充電し、周波数が低下したときには蓄電池の放電により系統5へ有効電力を供給することができる。
周波数が高い状態は発電機301の回転数が高い状態である。この場合には、積極的に有効電力Pを電力変換装置1aが系統5から受け取ることにより、発電機301の回転子に蓄えられた過剰な回転エネルギーの吸収することが可能となる。一方、周波数が低い状態は、発電機301の回転数が低い状態である。この場合には、積極的に有効電力Pを電力変換装置1aが系統5に出力することにより、回転エネルギーが不足している発電機301の回転子に、回転エネルギーを供給することが可能となる。
以上説明したように、この第2の実施の形態によれば、同一系統に連系する回転型発電機の動揺収束高速化に寄与することができる。
また、第2の実施の形態の電力変換装置1aは、連系点電圧を検出して電圧振幅を安定化することを意図したフィードバック型電圧制御手段を備えない。そのため、発電機の電圧制御器や同一系統に連系するSVC等の電圧制御システムとの制御干渉を回避することができる。さらに、電力変換装置1aを蓄電池ユニットとして構築することにより、有効電力と無効電力双方を活用することが可能となり、さらなる発電機の動揺収束高速化に寄与することが可能となる。
[第3の実施の形態]
次に、第3の実施の形態に係る電力変換システムを、図7を参照して説明する。図7は、第3の実施の形態に係る電力変換システムに係る電力変換装置1bを、発電システム3及び系統5とともに示すシステム構成図である。この第3の実施の形態は、電力変換装置1aが無効電力補償の有効・無効を指令する指令信号を外部から入力可能なインタフェース部(入力部)を備えており、この点において第2の実施の形態と異なっている。図7において、第2の実施の形態(図5)と同一の構成要素には同一の符号を付し、以下において重複する説明は省略する。
前述の実施の形態では、無効電力補償をすることにより、同一系統に連系する発電機の動揺エネルギーを系統5に伝えやすくすることが可能である。しかし、それにより動揺の影響範囲が広域化し、系統5が十分に強い系統ではないか、もしくは系統5側の発電機脱落や系統切換により系統が弱くなった場合は、系統全体の周波数が変動する虞がある。
そこで、この第3の実施の形態の電力変換装置1bは、上位制御装置50より無効電力補償の有効・無効を選択するフラグQFLG(選択信号)を入力し、フラグQFLGにより駆動されて無効電力指令信号Q_refを、無効電力算出器1001〜リミッタ1004の動揺成分の算出部より算出された値とするか、又はゼロに維持するかを選択できるスイッチ演算器1010を備える。この構成によれば、系統5全体での動揺が確認された場合は、無効電力補償動作を停止させることができ、動揺の広域化を回避することができる。
以上、本発明のいくつかの実施の形態を説明したが、これらの実施の形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施の形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施の形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1、1a、1b・・・電力変換装置、 3・・・発電システム、 5・・・電力系統、 10、13・・・電流センサ、 11、12、305、500S・・・電圧センサ、 50・・・上位制御装置、 100・・・制御器、 200、304・・・連系変圧器、 301・・・発電機、 302・・・タービン、 303・・・励磁装置、 304・・・連系変圧器、 306・・・励磁装置演算器、 500、500a・・・電力変換部、 500ASM・・・IGBTアセンブリ、 500FL・・・高調波フィルタ、 500C・・・直流コンデンサ、 500BAT・・・蓄電池ユニット、 1001・・・無効電力算出器、 1002、1006・・・バンドパスフィルタ、 1002_2・・・位相補償付バンドパスフィルタ、 1002_21・・・ローパスフィルタ、 1002_22・・・位相補償器、 1002_23・・・ハイパスフィルタ、 1003、1007・・・乗算器、 1004、1009・・・リミッタ、 1005・・・周波数算出器、 1008・・・加算器、 1010・・・スイッチ演算器、 2000、2000a・・・波形制御器、 2001・・・位相算出器、 2002・・・無効電力算出器、 2003・・・α−β変換器、 2004、2006、2008、2010、2030・・・減算器、 2007・・・d−q変換器、 2011、2012・・・電流制御器、 2013・・・逆d−q変換器、 2014・・・2相―3相変換器。

Claims (9)

  1. 三相の電力系統に連系される電力変換システムであって、
    前記電力系統に連系する発電機が出力する第1無効電力の動揺成分を抽出し、その動揺成分に対応する指令信号を出力する制御部と、
    前記指令信号に従って、前記第1無効電力の動揺成分を相殺する第2無効電力を生成して前記電力系統に出力する電力変換部と
    を備えたことを特徴とする電力変換システム。
  2. 前記制御部は、前記第1無効電力の動揺成分に相当する周波数を抽出するバンドパスフィルタを備える、請求項1に記載の電力変換システム。
  3. 前記バンドパスフィルタは、0.5〜2Hzの周波数成分を通過させる特性を有する、請求項2に記載の電力変換システム。
  4. 前記制御部は、前記第1無効電力の動揺成分に相当する周波数を抽出するバンドパスフィルタを備え、前記バンドパスフィルタは位相補償器を含む、請求項1に記載の電力変換システム。
  5. 前記バンドパスフィルタは、0.5〜2Hzの周波数成分を通過させる特性を有する、請求項4に記載の電力変換システム。
  6. 前記制御部は、前記第1無効電力の動揺成分、並びに前記電力変換部が前記電力系統に出力する電流及び電圧に基づいて前記指令信号を生成する、請求項1に記載の電力変換システム。
  7. 前記電力変換部は、
    前記指令信号に従い前記第2無効電力を生成する半導体電力変換回路と、
    前記半導体電力変換回路に接続される直流コンデンサと
    を備え、
    前記制御部は、前記第1無効電力の動揺成分、前記電力変換部が前記電力系統に出力する電流及び電圧、並びに前記直流コンデンサの両端電圧に基づいて前記指令信号を生成する、請求項1に記載の電力変換システム。
  8. 前記電力変換部は、
    前記指令信号に従い前記第2無効電力を生成する半導体電力変換回路と、
    前記半導体電力変換回路に接続される蓄電池と
    を備え、
    前記制御部は、前記第1無効電力の動揺成分、前記電力変換部が前記電力系統に出力する電流及び電圧、並びに前記蓄電池の充電率に関する情報に基づいて前記指令信号を生成する、請求項1に記載の電力変換システム。
  9. 前記制御部は、前記指令信号の有効又は無効を切り替えるための選択信号を入力するインタフェースを更に備える、請求項1に記載の電力変換システム。
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