JP2019537336A - ユーザ機器(ue)と通信ネットワークの無線アクセスネットワークとの間でランダムアクセス手順を実行する方法および装置 - Google Patents

ユーザ機器(ue)と通信ネットワークの無線アクセスネットワークとの間でランダムアクセス手順を実行する方法および装置 Download PDF

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Abstract

ユーザ機器(UE)と無線アクセスネットワークとの間でランダムアクセス手順を実行する方法であって、2つのアクセスノードがシグネチャシーケンスの異なるセットを含み、前記シグネチャシーケンスは異なるUEから到来する要求を前記アクセスノードにより区別するために使用され、前記方法は、前記UEからランダムアクセス要求を受信するステップであって、前記ランダムアクセス要求はシグネチャシーケンスを含むステップと、前記ランダムアクセス要求が、前記要求に含まれる前記シグネチャシーケンスに基づいて前記第1の無線アクセスノードに向けられることを判定するステップと、前記第2のアクセスノードから前記ランダムアクセス要求を受信するステップであって、それによって前記第2の無線アクセスノードも前記UEから前記ランダムアクセス要求を受信したことを示すステップと、前記UEからの前記受信されたランダムアクセス要求に基づいて、かつ前記第2の無線アクセスノードから受信された前記ランダムアクセス要求に基づいて、応答を送信するステップと、を含む。

Description

本発明は一般に、無線アクセスネットワークに関し、より具体的には、ユーザ機器UEと、2つのアクセスノードを備える無線アクセスネットワークとの間でランダムアクセス手順を実行する動作に関する。
無線アクセスネットワーク(RAN)は、ユーザ機器(UE)をコアネットワークに接続する責任を負う移動通信システムの一部である。無線アクセスネットワークは、第3世代(3G)、第4世代(4G)、およびロングタームエボリューション(LTE)などの特定の無線アクセス技術を実装する。
異なるタイプの無線アクセスネットワークが存在する。例えば、UTRAN(Universal Terrestrial Radio Access Network)は、UEを公衆インターネットに接続するネットワークおよび機器のために使用される用語である。UTRANは、ノードBと呼ばれる基地局および無線ネットワークコントローラを備える。別の例はE−UTRAN(Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network)であり、これは、当初はUMTS(Universal Mobile Telecommunications System)の代替として計画されている。進化型ノードBは、UTRANアクセスネットワークにおけるノードBの進化である、E−UTRANにおける要素である。
ランダムアクセス手順は一般に、データ転送を開始するために、ユーザ機器(UE)によって使用される。そのようなランダムアクセス手順は、UEを基地局に向かって、すなわちUEから無線アクセスネットワークのアクセスノード、すなわちeNodeBまたはノードBに向かって同期させるために使用される。
ロングタームエボリューションにおいてランダムアクセスを実行する場合、UEは、RACHプリアンブルシーケンスと呼ばれる特定のパターンまたはシグネチャを送信する。そのシーケンスは、ルートシーケンスと、無線基地局によってブロードキャストされる何らかの変換とから導出される。これは、この基地局に向けて使用することができる多数の可能なプリアンブルシーケンスを生成する。
UEによって選択されたプリアンブルシーケンスは、同時にアクセスを行うUEを互いに区別するために使用される。衝突処理は、通常はランダムアクセス手順の後半にも存在する。プリアンブルシーケンスの選択はまた、プリアンブルを選択するときに、UEに、現在の推定された経路損失およびメッセージサイズならびにカバレージ強化技術を考慮に入れさせるように構成され得る。
特定の無線基地局に向けて使用されるべきプリアンブルルートシーケンスは、UEにブロードキャストされる。ハンドオーバのために、UEが他の任意のUEによって同時に構成/使用されない特定のプリアンブルシーケンスを使用する場合に使用可能にされる専用ランダムアクセスもあり得る。これは、無競合ランダムアクセスと呼ばれる。隣接基地局がルートプリアンブルシーケンスの同じセットを使用することを回避するために、プリアンブルシーケンスは、計画されるか、または自動的に構成されるか、または計算される。プリアンブルルートシーケンスが2つの基地局間で一意である場合、第1のランダムアクセスメッセージのためにUEによって使用されるプリアンブルシーケンスと一致する基地局のみが応答する。上記はLTEに有効であり、かつ、5Gまたは新しい無線アクセス技術(RAT)にも有効であると予想される高い水準にある。
2つの隣接する基地局、すなわち、異なるRACH構成を有するこれら2つの基地局の間で固有のプリアンブルシーケンスを使用することにより、UEがランダムアクセスを実行するように意図された基地局のみが応答することが保証される。あるUEからのランダムアクセス要求と、プリアンブルシーケンスに一致する基地局からのランダムアクセス応答との間には、1対1のマッピングがある。プリアンブルシーケンスは各基地局によって送信されたRACH構成からUEによって選択され、通常はUEが最も強いものを選択する。
上述のような手順には、ロバスト性を提供しないという欠点がある。すなわち、UEによって送信された要求は失われる可能性があり、したがって、無線アクセスノードによって受信されない。そのような場合、失われた要求は、UEによって再び送信される。今度は無線アクセスノードが要求を受信すること、すなわち、要求が失われないことを確実にするために、要求は、より高い送信電力で送信される。しかし、この手順は面倒である。
本発明の目的は、ユーザ装置UEと無線アクセスネットワークとの間でランダムアクセス手順を実行する方法を提供することである。
別の目的は、UEとアクセスネットワークとの間でランダムアクセス手順を実行するための、第1の無線アクセスノード、第2の無線アクセスノード、ならびにUEを提供することである。
第1の態様では、ユーザ機器(UE)と無線アクセスネットワークとの間でランダムアクセス手順を実行する方法が提供され、前記無線アクセスネットワークは2つのアクセスノードを備え、前記2つのアクセスノードは異なるセットのシグネチャシーケンスを有し、前記シグネチャシーケンスは前記アクセスノードによって、異なるUEから来る要求を区別するために使用される。
本方法は、前記2つのアクセスノードのうちの第1のアクセスノードにより、前記UEからランダムアクセス要求を受信するステップであって、前記ランダムアクセス要求はシグネチャシーケンスを含むステップと、前記第1の無線アクセスノードにより、前記要求に含まれた前記シグネチャシーケンスに基づいて前記第1の無線アクセスノードに対する前記ランダムアクセス要求が意図されていることを判定するステップと、前記第1の無線アクセスノードにより、前記2つのアクセスノードのうちの第2のアクセスノードから前記ランダムアクセス要求を受信するステップであって、それによって、前記第2の無線アクセスノードも前記UEから前記ランダムアクセス要求を受信したことを示すステップと、前記第1の無線アクセスノードにより、前記UEから受信した前記ランダムアクセス要求に基づいて、かつ前記第2の無線アクセスノードから受信した前記ランダムアクセス要求に基づいて、応答を送信するステップとを含む。
この方法は、第1の無線アクセスノードが、第2の無線アクセスノードもUEからランダムアクセス要求を受信したことを認識している場合に有利であるという洞察に少なくとも基づく。この情報は、UEおよび/または第2の基地局に応答を送信する際に、第1の基地局によって使用される。提示された方法は、したがって、UEにダイバーシティ利得を提供するので有利である。
本開示によれば、シグネチャシーケンスのセットは、ロングタームエボリューション(LTE)ネットワークで使用されるランダムアクセスチャネル(RACH)プリアンブルシーケンスを含むことができることに留意されたい。
以下、本方法を実施することができるランダムアクセス手順の基本原理を説明する。
第1のステップでは、第1のメッセージがUEによってネットワークに向けて送信される。そうするために、UEは、複数のRACHプリアンブルのうちの1つを選択することができる。
またUEは、ネットワークが後続のステップでそれに対処することができるように、それ自体のIDをネットワークに与える必要があり得る。UEが使用するIDは通常、ランダムアクセス無線ネットワーク一時ID、すなわち、RA−RNTIと呼ばれる。RA−RNTIは、通常、プリアンブルが送信されるタイムスロット番号から決定される。UEがネットワークからフィードバックを受信しない場合、UEはメッセージが失われたと仮定し、固定された間隔でその電力を増加させ、メッセージを再び送信する。
第2のステップでは、アクセスノード、例えば無線基地局またはeNodeBなどのアクセスノードは、特定のダウンリンクチャネル上でUEにランダムアクセス応答を送り返す。メッセージは、UEを識別するための一時セル無線ネットワーク一時ID、一時C−RNTI、ならびにタイミングアドバンス値を搬送することができる。タイミングアドバンス値は、アクセスノードからのUEの距離に起因する任意の往復遅延を補償することができるように、そのタイミングを変更するようにUEに通知することを意図される。
第3のステップでは、UEが接続要求メッセージをアクセスノードに送信し、UEは一時セル無線ネットワーク一時IDによって識別される。
第4のステップでは、アクセスノードがUEに向けての競合解決メッセージで応答する。このメッセージは、通常はUEとのさらなる通信のために使用されるセル無線ネットワーク一時IDを含む。
本開示の利点は、主にLTEネットワークに関して開示されることに留意されたい。しかしこの利点は、他のタイプのネットワークにおいても得られる。
本開示によれば、第1の無線アクセスノードのカバレージエリアは、第2の無線アクセスノードのカバレージエリアと重複することに留意されたい。UEは、両方のカバレージエリアの重複部分内に位置する。したがって、UEによって送信された要求は、第1の無線アクセスノードおよび第2の無線アクセスノードによってピックアップ、すなわち受信されうる。
さらに、本開示は、2つの無線アクセスノードの協働を対象とする。同じ原理がさらに多くの無線アクセスノード、すなわち、2つ以上の無線アクセスノードに適用可能であることに留意されたい。
一例では、応答を送信するステップが、ランダムアクセス応答を前記UEに送信することであって、前記ランダムアクセス応答が前記UEと前記第1の無線アクセスノードとの間のさらなる通信のために使用されるIDを含むことと、前記第2の無線アクセスノードに、前記ランダムアクセス要求に基づいて前記UEに応答するように前記第2の無線アクセスノードに要求する要求を送信することとのうちのひとつを含む。
第1の無線アクセスノードは、第2の無線アクセスノードから受信した情報を使用して、ランダムアクセス要求が第2の無線アクセスノードに送信されたことをよりよく検出することができる。言い換えれば、第2の無線アクセスノードから受信されたランダムアクセス要求は、UEから受信されたランダムアクセス要求を受信すること、または回復することを支援する。第1の無線アクセスノードは、UEからの要求を聞く際に問題を有する可能性があり、および/またはゴーストアクセスなどを回避する可能性がある。したがって、この例は、UEからの要求が第1の無線アクセスノードによって正しく受信される確率が増大するので、ランダムアクセス手順の信頼性を改善するという利点を有する。
別のオプションとして、前記第1の無線アクセスノードは、前記第2の無線アクセスノードに直接応答して、前記UEによって送信された前記要求に応答するように前記第2の無線アクセスノードに要求する。このオプションは例えば、第1の無線アクセスノードがUEからランダムアクセス要求を誤って受信した場合、または信号対雑音比(SNR)が悪い場合にはいつでも使用される。これはまた、そのような場合に、第2の無線アクセスノードがUEにサービスを提供するように、手順の信頼性を改善する。これが当てはまらない場合、UEからの要求は失われ、UEは、おそらく改善された送信電力で、追加のランダムアクセス要求を送信する必要がある。
さらなる例では、方法が以下のステップのうちの少なくとも1つをさらに含む:
−異なるUEから前記第1の無線アクセスノードに到来する要求を区別するために、前記第1の無線アクセスノードによって使用されるシグネチャシーケンスの第1のセットを、前記第1の無線アクセスノードにより前記第2の無線アクセスノードに送信する;
−異なるUEから前記第2の無線アクセスノードに到来する要求を区別するために、前記第2の無線アクセスノードによって使用されるシグネチャシーケンスの第2のセットを、前記第1の無線アクセスノードにより前記第2の無線アクセスノードから受信する。
上記で開示された例は、無線アクセスノードの各々が、UEから受信されたランダムアクセス要求に基づいて、どの無線アクセスノードが意図された受信機であったかを判定することを可能にする。すなわち、無線アクセスノードは要求に含まれるシグネチャシーケンスに基づいて、どの隣接無線アクセスノードが要求によって意図されたかを判定することができ、その後、その受信された要求を意図された無線アクセスノードに転送することができる。これは、先行技術に対する例の明らかな利点である。
これらの無線アクセスノード間の情報交換は、無線アクセスノードの起動、構成、または再構成の間に起こり得る。
さらに、この例の利点の1つは、無線アクセスノードが、どのシグネチャシーケンス、例えばプリアンブルシーケンスが隣接するアクセスノードによって使用されるかを認識しており、したがって、受信および送信ダイバーシティが得られることである。無線アクセスノードがUEからランダムアクセス要求を正しく受信する際に問題を有する場合、隣接する無線アクセスノードは、アクセシビリティを助け、改善することができる。UEからのランダムアクセス要求は例えば、無線スペクトルにおける短い妨害のために、または2つのUEが偶然に全く同じシグネチャシーケンスを使用したという全くの偶然の一致によって、第1の無線アクセスノードによって誤って受信される可能性がある。
本開示による方法およびデバイスによって含まれる異なる態様の表現、すなわち、文言は、文字通りに解釈されるべきではない。その態様の文言は、その態様の実際の機能の背後にある理論的根拠を正確に表すために選択されるに過ぎない。
本開示によれば、方法の上述の例に適用可能な異なる態様は、その優位性を含めて、通信ネットワークのデバイスに適用可能な態様に対応する。
第2の態様では、ユーザ機器(UE)と無線アクセスネットワークとの間でランダムアクセス手順を実行する方法が提供され、前記無線アクセスネットワークは2つのアクセスノードを備え、前記2つのアクセスノードは異なるセットのシグネチャシーケンスを有し、前記シグネチャシーケンスは前記アクセスノードによって、異なるUEから到来する要求を区別するために使用される。
本方法は、前記2つのアクセスノードのうちの第2のアクセスノードにより、前記UEからランダムアクセス要求を受信するステップであって、前記ランダムアクセス要求はシグネチャシーケンスを含むステップと、前記第2の無線アクセスノードにより、前記要求に含まれた前記シグネチャシーケンスに基づいて前記第1の無線アクセスノードに対する前記ランダムアクセス要求が意図されていることを判定するステップと、前記第2の無線アクセスノードにより、前記第1の無線アクセスノードへと前記ランダムアクセス要求を送信するステップであって、それによって、前記第2の無線アクセスノードも前記UEから前記ランダムアクセス要求を受信したことを示すステップとを含む。
上述した方法の利点は、第1の無線アクセスノードに、第2の無線アクセスノードもUEからランダムアクセス要求を受信したことを認識することである。したがって、これは、第1の無線アクセスノードが動作すること、すなわち、ランダムアクセス応答自体をUEに送信するかどうか、または第1の無線アクセスノードがランダムアクセス要求に基づいてUEに応答する要求を第2の無線アクセスノードに送信すべきかどうかを決定することを可能にする。
集中無線アクセスネットワークの場合、無線アクセスノードは、遠隔無線ヘッドベースバンドユニットと呼ばれる無線機能ユニットと、ベースバンドユニットと呼ばれるプロセッサ機能との組み合わせであってもよい。アクセスノードの機能の他の分割も可能である。また、プロセッサ機能がクラウド上で動作することも考えられる。
一例では、方法が、前記第2の無線アクセスノードにより、前記第1の無線アクセスノードから、前記ランダムアクセス要求に基づいて前記UEに応答するように前記第2の無線アクセスノードに要求する要求を受信するステップと、前記第2の無線アクセスノードにより、前記UEにランダムアクセス応答を送信するステップであって、前記ランダムアクセス応答は前記UEと前記第2の無線アクセスノードとの間のさらなる通信のために使用されるIDを含むステップとをさらに含む。
上述の例は、第1の無線アクセスノードが、第2の無線アクセスノードがランダムアクセス要求に応答すべきであると判定する状況に向けられている。この判定は、第1の無線アクセスノードによって受信された不十分な、または誤って受信されたランダムアクセス要求、および/または第1の無線アクセスノードの過負荷状態、および/または前記ランダムアクセス要求に対する第1の無線アクセスノードの非互換性などに基づくことができる。したがって、第1の無線アクセスノードは、ランダムアクセス要求に基づいてUEに応答するように第2の無線アクセスノードに要求する要求を第2の無線アクセスノードに送信する。この例の利点は、UEがより良好にサービスされることである。すなわち、第1の無線アクセスノードがUEにサービスすることができない場合であっても、第2の無線アクセスノードはUEにサービスする。これは、UEがより信頼できるサービスを受けることを保証する。
さらなる例では、方法が、異なるUEから前記第2の無線アクセスノードに到来する要求を区別するために前記第2の無線アクセスノードによって使用されるシグネチャシーケンスの第2のセットを、前記第2の無線アクセスノードにより前記第1の無線アクセスノードに送信するステップと、異なるUEから前記第1の無線アクセスノードに到来する要求を区別するために前記第1の無線アクセスノードによって使用されるシグネチャシーケンスの第1のセットを前記第1の無線アクセスノードから前記第2の無線アクセスノードにより受信するステップと、のうちの少なくとも1つをさらに含む。
上述の例は、シグネチャシーケンスのセットが無線アクセスノードのうちの1つ、または両方に利用可能にされる状況を対象とする。特定の無線アクセスノードがその隣接する無線アクセスノードのシグネチャシーケンスのセットも所有している場合、どの無線アクセスノードがUEによって送信されたランダムアクセス要求のための意図された受信者であるかを判定することができる。無線アクセスノードはどの無線アクセスノードが意図された受信機であったかを判定するために、要求によって含まれるシグネチャシーケンスをシグネチャシーケンスのすべての利用可能なセットと相関させることができる。
さらなる例では方法が、前記第2の無線アクセスノードにより、前記UEにランダムアクセス応答を送信することを決定するステップであって、前記決定は、前記ランダムアクセス要求が前記UEから受信される電力、前記第2の無線アクセスノードに関する所定の規則、および前記第1の無線アクセスノードに関する所定の規則のうちの少なくとも1つに基づいているステップをさらに含み、またその方法は、前記第2の無線アクセスノードによりランダムアクセス応答を前記UEに送信するステップであって、前記ランダムアクセス応答は前記UEと前記第2の無線アクセスノードとの間のさらなる通信のために使用されるIDを含むステップを含む。
上述の例は、第2の無線アクセスノードが、第1の無線アクセスノードから受信された任意の命令および/またはコマンドにかかわらず、UEに応答を送信することを決定する状況を対象とする。この決定は、第1の無線アクセスノードと第2の無線アクセスノードとの間で行われた所定の合意に基づくことができる。この利点は、第2の無線アクセスノードがより適切にサービスされる確率が増加することである。
例えば、受信された要求の信号対雑音比(SNR)が所定のSNR閾値を超える場合、第2の無線アクセスノードは、第1の無線アクセスノードにランダムアクセス応答を送信するように最初に要求することなく、ランダムアクセス応答をUEに送信することを決定することができる。
第3の態様では、ユーザ機器(UE)と無線アクセスネットワークとの間でランダムアクセス手順を実行する方法が提供され、前記無線アクセスネットワークは2つのアクセスノードを備え、前記2つのアクセスノードは異なるセットのシグネチャシーケンスを有し、前記シグネチャシーケンスは前記アクセスノードによって、異なるUEから来る要求を区別するために使用される。
この方法は、前記UEからのランダムアクセス要求を前記UEにより送信するステップであって、前記ランダムアクセス要求は前記2つのアクセスノードのうちの第1のアクセスノードのためのシグネチャシーケンスを含むステップと、前記UEにより、前記2つのアクセスノードのうちの第2のアクセスノードからランダムアクセス応答を受信するステップであって、前記ランダムアクセス応答は、前記UEと前記第2の無線アクセスノードとの間のさらなる通信のために用いられるIDを含むステップと、を含む。
上述の例は、UEによって実行される方法ステップを対象とする。この状況では、UEが第1の無線アクセスノードに向けてランダムアクセス要求を送信する。すなわち、ランダムアクセス要求は、第1の無線アクセスノードに対して指定されるシグネチャシーケンスを含む。しかし、UEは、第2の無線アクセスノードからランダムアクセス応答を受信する。ランダムアクセス応答は、UEと第2の無線アクセスノードとの間のさらなる通信のために使用されるIDを含む。この例の利点は、UEがランダムアクセス要求を第1の無線アクセスノードに送信するが、第2の無線アクセスノードに対するランダムアクセス応答を受信する状況に対処するのに適したものにされることである。
一例では、方法が、前記UEにより、前記第1の無線アクセスノードからランダムアクセス応答を受信するステップであって、前記ランダムアクセス応答は前記UEと前記第1の無線アクセスノードとの間のさらなる通信のために使用されるべきIDを含むステップと、前記UEにより、前記選択されたアクセスノードへの接続の確立を継続するために前記2つのアクセスノードのうちの1つを選択するステップであって、前記選択は前記第1の無線アクセスノードからの前記受信されたランダムアクセス応答に基づき、かつ前記第2の無線アクセスノードからの前記受信されたランダムアクセス応答に基づくステップと、をさらに含む。
上述の例は、UEが、第1の無線アクセスノードから、および第2の無線アクセスノードからランダムアクセス応答を受信する状況に向けられている。この状況では、UEがネットワークへの接続の確立を継続するために、2つの無線アクセスノードのうちのどちらを選択すべきかを選択することができる。
その選択は例えば、第1および第2の無線アクセスノードから受信されたランダムアクセス応答の受信電力に基づいてよい。別の選択肢は、受信された応答のタイミングに基づいて選択が行われることである。
第4の態様では、ユーザ機器(UE)と無線アクセスネットワークとの間でランダムアクセス手順を実行するように動作可能な第1の無線アクセスノードが提供され、前記無線アクセスネットワークは、前記第1の無線アクセスノードと第2の無線アクセスノードとを備え、前記2つのアクセスノードは異なるセットのシグネチャシーケンスを含み、前記シグネチャシーケンスは前記アクセスノードによって、異なるUEから到来する要求を区別するために使用される。
前記第1の無線アクセスノードは、前記UEからランダムアクセス要求を受信するように動作可能な受信機器であって、前記ランダムアクセス要求はシグネチャシーケンスを含む受信機器を含み、前記第1の無線アクセスノードは、前記ランダムアクセス要求が、前記要求に含まれる前記シグネチャシーケンスに基づいて、前記第1の無線アクセスノードに向けられていることを判定するように動作可能なプロセス機器を含み、前記受信機器は、前記第2の無線アクセスノードから前記ランダムアクセス要求を受信するようにさらに動作可能であり、それによって、前記第2の無線アクセスノードがまた前記UEから前記ランダムアクセス要求を受信したことを示し、前記第1の無線アクセスノードは、前記UEからの前記受信されたランダムアクセス要求に基づき、かつ、前記第2の無線アクセスノードから受信された前記ランダムアクセス要求に基づいて応答を送信するように動作可能な送信機器をさらに含む。
一例では、前記送信機器がランダムアクセス応答を前記UEに送信するようにさらに動作可能であり、前記ランダムアクセス応答は前記UEと前記第1の無線アクセスノードとの間のさらなる通信のために使用されるIDを含み、および/または要求を前記アクセスノードに送信して、前記ランダムアクセス要求に基づいて前記UEに応答するように前記第2のノードに要求する。
さらなる例では、前記送信機器は、異なるUEから前記第1の無線アクセスノードに到来する要求を区別するために、前記第1の無線アクセスノードによって使用されるシグネチャシーケンスの第1のセットを、前記第2の無線アクセスノードに送信するようにさらに動作可能であり、および/または、前記受信機器は、
異なるUEから前記第2の無線アクセスノードに到来する要求を区別するために、前記第2の無線アクセスノードによって使用されるシグネチャシーケンスの第2のセットを、前記第2の無線アクセスノードから受信するようにさらに動作可能である。
第5の態様では、ユーザ機器(UE)と無線アクセスネットワークとの間でランダムアクセス手順を実行するように動作可能な第2の無線アクセスノードが提供され、前記無線アクセスネットワークは、第1の無線アクセスノードと前記第2の無線アクセスノードとを備え、前記2つのアクセスノードは異なるセットのシグネチャシーケンスを含み、前記シグネチャシーケンスは前記アクセスノードによって、異なるUEから到来する要求を区別するために使用される。
前記第2の無線アクセスノードは、前記UEからランダムアクセス要求を受信するように動作可能な受信機器であって、前記ランダムアクセス要求はシグネチャシーケンスを含む受信機器と、前記ランダムアクセス要求が、前記要求に含まれる前記シグネチャシーケンスに基づいて、前記第1の無線アクセスノードに向けられていることを判定するように動作可能なプロセス機器と、前記第1の無線アクセスノードに前記ランダムアクセス要求を送信するように動作可能な送信機器であって、それにより、前記第2の無線アクセスノードもまた、前記ランダムアクセス要求を前記UEから受信したことを示す送信機器とを含む。
一例では、前記受信機器は、前記第1の無線アクセスノードから、前記ランダムアクセス要求に基づいて前記UEに応答するように前記第2のノードに要求する要求を受信するようにさらに動作可能であり、前記送信機器は、前記UEにランダムアクセス応答を送信するようにさらに動作可能であって、前記ランダムアクセス応答は前記UEと前記第2の無線アクセスノードとの間のさらなる通信のために使用されるIDを含む。
さらなる例では、送信機器は、異なるUEから前記第2の無線アクセスノードに到来する要求を区別するために前記第2の無線アクセスノードによって使用されるシグネチャシーケンスの第2のセットを前記第1の無線アクセスノードに送信するようにさらに動作可能であり、および/または前記受信機器は、異なるUEから前記第1の無線アクセスノードに到来する要求を区別するために前記第1の無線アクセスノードによって使用されるシグネチャシーケンスの第1のセットを前記第1の無線アクセスノードから受信するようにさらに動作可能である。
別の例では、プロセス機器がランダムアクセス応答を前記UEに送信することを決定するようにさらに動作可能であり、前記決定は、前記ランダムアクセス要求が前記UEから受信される電力、前記第2の無線アクセスノードに関する事前定義された規則、前記第1の無線アクセスノードに関する事前定義された規則、のうちの少なくとも1つに基づいており、および前記第2の無線アクセスノードによってランダムアクセス応答を前記UEに送信するために動作可能であり、前記ランダムアクセス応答は前記UEと前記第2の無線アクセスノードとの間のさらなる通信のために使用されるIDを含む。
第6の態様では、ユーザ機器(UE)と無線アクセスネットワークとの間でランダムアクセス手順を実行するように動作可能な前記ユーザ機器(UE)が提供され、前記無線アクセスネットワークは2つのアクセスノードを備え、前記2つのアクセスノードは異なるセットのシグネチャシーケンスを有し、前記シグネチャシーケンスは前記アクセスノードによって、異なるUEから到来する要求を区別するために使用される。
前記UEは、前記UEからのランダムアクセス要求を送信するように動作可能な送信機器であって、前記ランダムアクセス要求は前記2つのアクセスノードのうちの第1のアクセスノードのためのシグネチャシーケンスを含む送信機器と、前記2つのアクセスノードのうちの第2のアクセスノードからランダムアクセス応答を受信するように動作可能な受信機器であって、前記ランダムアクセス応答は、前記UEと前記第2の無線アクセスノードとの間のさらなる通信のために用いられるIDを含む受信機器と、を含む。
一例では、前記受信機器は、前記第1の無線アクセスノードからランダムアクセス応答を受信するようにさらに動作可能であり、前記ランダムアクセス応答は前記UEと前記第1の無線アクセスノードとの間のさらなる通信のために使用されるべきIDを含み、また前記UEは、前記選択されたアクセスノードへの接続の確立を継続するために前記2つのアクセスノードのうちの1つを選択するように動作可能な選択機器をさらに含み、前記選択は前記第1の無線アクセスノードからの前記受信されたランダムアクセス応答に基づき、かつ前記第2の無線アクセスノードからの前記受信されたランダムアクセス応答に基づく。
第7の態様では、少なくとも1つのプロセッサ上で実行されると、少なくとも1つのプロセッサに、上記で開示された例のいずれかによる方法を実行させる命令を含む非一時的コンピュータ可読記憶媒体が提供される。
第8の態様では、ユーザ機器(UE)と無線アクセスネットワークとの間でランダムアクセス手順を実行するための第1の無線アクセスノードが提供され、前記無線アクセスネットワークは、前記第1の無線アクセスノードと第2の無線アクセスノードとを備え、前記2つのアクセスノードは異なるセットのシグネチャシーケンスを含み、前記シグネチャシーケンスは前記アクセスノードによって、異なるUEから到来する要求を区別するために使用される。
前記第1の無線アクセスノードは、前記UEからランダムアクセス要求を受信するための受信モジュールであって、前記ランダムアクセス要求はシグネチャシーケンスを含む受信モジュールと、前記ランダムアクセス要求が、前記要求に含まれる前記シグネチャシーケンスに基づいて、前記第1の無線アクセスノードに向けられていることを判定するためのプロセスモジュールとを含み、前記受信モジュールは、前記第2の無線アクセスノードから前記ランダムアクセス要求を受信するためであり、それにより、前記第2の無線アクセスノードもまた、前記ランダムアクセス要求を前記UEから受信したことを示す。前記第1の無線アクセスノードは、前記UEからの前記受信されたランダムアクセス要求に基づいて、かつ前記第2の無線アクセスノードから受信された前記ランダムアクセス要求に基づいて、応答を送信するための送信モジュールをさらに備える。
第9の態様では、ユーザ機器(UE)と無線アクセスネットワークとの間でランダムアクセス手順を実行するための第2の無線アクセスノードが提供され、前記無線アクセスネットワークは、第1の無線アクセスノードと前記第2の無線アクセスノードとを備え、前記2つのアクセスノードは異なるセットのシグネチャシーケンスを含み、前記シグネチャシーケンスは前記アクセスノードによって、異なるUEから到来する要求を区別するために使用される。
前記第2の無線アクセスノードは、前記UEからランダムアクセス要求を受信するための受信モジュールであって、前記ランダムアクセス要求はシグネチャシーケンスを含む受信モジュールと、前記ランダムアクセス要求が、前記要求に含まれる前記シグネチャシーケンスに基づいて、前記第1の無線アクセスノードに向けられていることを判定するためのプロセスモジュールと、前記第1の無線アクセスノードへと前記ランダムアクセス要求を送信するための送信モジュールであって、それにより、前記第2の無線アクセスノードもまた、前記ランダムアクセス要求を前記UEから受信したことを示す送信モジュールとを含む。
第10の態様では、ユーザ機器(UE)と無線アクセスネットワークとの間でランダムアクセス手順を実行するための前記ユーザ機器(UE)が提供され、前記無線アクセスネットワークは2つのアクセスノードを備え、前記2つのアクセスノードは異なるセットのシグネチャシーケンスを有し、前記シグネチャシーケンスは前記アクセスノードによって、異なるUEから到来する要求を区別するために使用される。
前記UEは、前記UEからのランダムアクセス要求を送信するための送信モジュールであって、前記ランダムアクセス要求は前記2つのアクセスノードのうちの第1のアクセスノードのためのシグネチャシーケンスを含む送信モジュールと、前記2つのアクセスノードのうちの第2のアクセスノードからランダムアクセス応答を受信するための受信モジュールであって、前記ランダムアクセス応答は、前記UEと前記第2の無線アクセスノードとの間のさらなる通信のために用いられるIDを含む受信モジュールを含む。
本開示の上記および他の特徴および利点は、添付の図面を参照する以下の説明から最もよく理解されるのであろう。図において、同様の参照番号は、同一の部品または同等の機能または動作を実行する部品を示す。
図1は、本開示の基本的な態様を示す概略図である。 図2は、本開示の他の態様を示す概略図である。 図3は、本開示の更なる態様を示す概略図である。 図4は、本開示の更なる態様を示す概略図である。 図5は、第1の無線アクセスノードの実施形態を示す概略図である。 図6は、第2の無線アクセスノードの実施形態を示す概略図である。 図7は、ユーザ機器(UE)の実施形態を示す概略図である。 図8は、本開示の態様を示すシグナリング図である。
図1は、本開示の基本的な態様を示す概略図1である。本開示は、通信ネットワークにおいて設定される。
本発明によれば、通信ネットワークは、コアネットワーク並びに無線アクセスネットワークを含む。無線アクセスネットワークは、ユーザ機器UEとの直接通信、およびUEをコアネットワークに接続する責任を負う。そうするために、無線アクセスネットワークは複数の無線アクセスノード、すなわち、第1の無線アクセスノード2および第2の無線アクセスノード3を備える。
アクセスノード2、3は、LTEネットワーク内の発展型ノードB(eNB)、またはUMTSネットワーク内のノードB、または第5世代新無線ネットワーク内のgNodeBとすることができる。集中無線アクセスネットワークの場合、無線アクセスノード2、3は、遠隔無線ヘッドベースバンドユニットと呼ばれる無線機能ユニットと、ベースバンドユニットと呼ばれるプロセッサ機能との組み合わせであってもよい。アクセスノードの機能の他の分割も可能である。
図1に示されるチャート1は、UE6と無線アクセスネットワークとの間、より具体的にはUE6と第1の無線アクセスノード2および第2の無線アクセスノード3のうちの少なくとも1つとの間でランダムアクセス手順を実行する方法を開示する。ここで、2つの無線アクセスノード2、3は異なるセットのシグネチャシーケンスを含み、シグネチャシーケンスは異なるUEから到来する要求を区別するために使用される。
ランダムアクセス手順は、通常は例えばロングタームエボリューション(LTE)ネットワークのメディアアクセス制御(MAC)層で行われる。このようなランダムアクセス手順は、無線リソース制御(RRC)層で発生する接続確立手順を完了するために実行され、アイドル状態から接続状態に変化させる。ランダムアクセス手順の他の使用も同様に可能であり、本開示によってカバーされる。
第1の無線アクセスノード2は参照番号4で示されるカバレージエリアを有し、第2の無線アクセスノード3は、参照番号5で示されるカバレージエリアを有する。UE6は両方の無線アクセスノード2、3によってカバーされるように、すなわち、第1の無線アクセスノード2のカバレージエリア4内にあり、第2の無線アクセスノード3のカバレージエリア5内にあるように配置される。したがって、任意の送信、すなわち、UE6によって送信された任意のメッセージは、第1の無線アクセスノード2および第2の無線アクセスノード3によって受信され得る。
第1のステップにおいて、UE6はランダムアクセス要求を第1の無線アクセスノードに向けて送信し(9)、ランダムアクセス要求は第1の無線アクセスノード2に宛てられたシグネチャシーケンスを含む。第1の無線アクセスノード2は、ランダムアクセス要求を受信する(9)。しかし、本図に示すように、UE6によって送信された同じランダムアクセス要求が、第2の無線アクセスノード3によっても受信される。これは参照番号12で示されている。
第1の無線アクセスノード2は、要求に含まれるシグネチャシーケンス、例えば、RACHプリアンブルに基づいて、それが要求のための意図された受信者であったことを判定することができる。すなわち、各無線アクセスノードは、要求におけるシーケンスの区別に基づいて、無線アクセスノード2、3のどちらが要求のための意図された受信者であるかを判定することができるように、シグネチャシーケンスのそれ自体の固有のセットを有する。
通常は、従来技術の状況では、無線アクセスノードがランダムアクセス応答でUE6に応答する。しかし、特定の状況では、第1の無線アクセスノード2が第2の無線アクセスノード3から無線アクセス要求を受信し(7)、それによって、第2の無線アクセスノード3もUE6からランダムアクセス要求を受信したことを示す。このランダムアクセス要求は、ランダムアクセス要求の圧縮バージョン、類似バージョン、または翻訳バージョンであってもよい。
重要な側面は、第1の無線アクセスノード2が、第2の無線アクセスノード3も同じランダムアクセス要求をUE6から受信したことが判定できることである
最後に、UE6から受信したランダムアクセス要求に基づき、かつ第2の無線アクセスノード3から受信したランダムアクセス要求に基づき、第1の無線アクセスノード2は、応答10、11を送ることができる。
応答10、11はUEに送信された(10)ランダムアクセス応答とすることができ、ここで、ランダムアクセス応答は、UE6と第1の無線アクセスノード2との間のさらなる通信のために使用されるべきIDを含む。応答10、11はまた、ランダムアクセス要求に基づいてUE6に応答するように第2の無線アクセスノード3に要求する、第2の無線アクセスノード3に送信される(11)要求であり得る。
第2の無線アクセスノード3に送信される(11)応答は、例えば、第2の無線アクセスノード3がランダムアクセス要求に応答する必要がないことを示す応答であってもよい。これは、第1の無線アクセスノード2がUE6自体に直接応答することを意味する。上述したように、送信された(11)応答は、ランダムアクセス応答をUE6に送信するように第2の無線アクセスノード3に要求する要求を形成することもできる。この状況では、応答が、通信ネットワークにおけるUE6の処理に関する追加情報をさらに含むことができる。第1の無線アクセスノード2は例えば、UE6に関する情報を第2の無線アクセスノード3に開示することができ、それによって、ランダムアクセス手順を実行する際に第2の無線アクセスノード3を支援する。
本開示によれば、シグネチャシーケンスは、ロングタームエボリューション(LTE)に従うランダムアクセスチャネル(RACH)プリアンブルであってもよい。LTEで利用可能なRACHプリアンブルの総数は64である。これらのプリアンブルは例えば、初期アクセスおよびハンドオーバのためにUE間で共有される。LTEネットワークへのアクセスは、アクセスのためのプリアンブルの予約の有無に基づいて分類することができる。UEがシステムにアクセスするために予約されたシグネチャを有する場合、UEは、無競合ランダムアクセス(CFRA)を使用していると言われる。反対に、ユーザがアクセスのために予約されたシグネチャを持たない場合、ユーザは、競合ベースのランダムアクセスを使用すると言われる。CFRAは、通常、ハンドオーバ中に使用される。64個のプリアンブルのうちのいくつかは、通常、ハンドオーバのためだけに予約される。64個のプリアンブルは無線アクセスノード、すなわちeNodeBによってUEに暗黙的に通信されるのではなく、むしろ、UEはSIB2でブロードキャストされたパラメータを介して、それらをどのように生成するかのプロセスについて通知される。図2は、本開示の別の態様を示す概略図101である。図において、同じまたは類似の機能を有する特徴は、同じ参照番号を使用して参照されることに留意されたい。
図2に示される状況は、第1の無線アクセスノード2がUE6自体に応答を送信しないことを決定するという点で、図1の状況とは異なる。第1の無線アクセスノード2は第2の無線アクセスノード3がランダムアクセス要求を取り込むことを決定する、すなわち、第1の無線アクセスノード2は、第2の無線アクセスノード3にランダムアクセス応答でUE6に応答する(103)ように要求する要求を第2の無線アクセスノードに送信する(102)。
第1の無線アクセスノード2が応答自体をUE6に送信しないという決定は、ランダムアクセス要求の受信電力、受信したランダムアクセス要求の信号対雑音比(SNR)、第1の無線アクセスノード2の容量占有率等に基づいて行うことができる。
第2の無線アクセスノード3がランダムアクセス応答でUE6に応答する(103)と、プロセスは、UE6を通信ネットワークに接続することを続けることができる。ここで、プロセスは、UE6が最初に意図された第1の無線アクセスノード2の代わりに、第2の無線アクセスノード3に接続することで続行する。
提示された方法は、従来技術に対していくつかの利点を提供する。例えば、アクセスノード間で同じプリアンブルシーケンスを共有することなく、ランダムアクセスのダイバーシティの可能性を生み出す。さらに、無線アクセスネットワークにおいて情報を共有するとき、またはランダムアクセス応答を実行するときに、無線アクセスネットワークが、UEがどのアクセスノードに向けてランダムアクセスを実行することを意図したかを理解し、これに基づいて異なる規則を適用することができる可能性を無線アクセスネットワークに生じさせる。
図3は、本開示の更なる態様を示す概略図201である。
図3に示される状況は、両方の無線アクセスノード2、3がUE6にランダムアクセス応答を送信するという点で、図1および図2の状況とは異なる。
すなわち、第1の無線アクセスノード2は、第2の無線アクセスノード3もUE6からランダムアクセス要求を受信したことを知ることさえできない。したがって、第1の無線アクセスノード2は、従来技術の状況と同様にランダムアクセス応答を送信する(202)。しかし、第2の無線アクセスノード3はまた、UE6にランダムアクセス応答を送信する(203)。
この特定の状況では、UE6が2つの応答を受信する。すなわち、第1の無線アクセスノード2からの応答と、第2の無線アクセスノード3からの応答である。UE6がどの無線アクセスノード2、3を使用すべきかの決定は、UE6自身次第である。この決定は例えば、第1の無線アクセスノード2および第2の無線アクセスノード3から受信したランダムアクセス応答の受信電力に基づいてよい。
第2の無線アクセスノード3は、ランダムアクセス要求がUE6から受信される電力、第2の無線アクセスノード3に関する事前定義された規則、および/または第1の無線アクセスノード2に関する事前定義された規則のいずれかに基づいて、UE6にランダムアクセス応答を送信する(203)ことを決定できたことに留意すべきである。
図4は、本開示の更なる態様を示す概略図301である。
この図301は、異なるUEから第1の無線アクセスノード2に到来する要求を区別するために、第1の無線アクセスノード2によって使用されるシグネチャシーケンスの第1のセットを、第1の無線アクセスノード2が第2の無線アクセスノード3に送信する具体的な例を示している。
さらに、第2の無線アクセスノード3は、異なるUEから第2の無線アクセスノード3に到来する要求を区別するために第2の無線アクセスノード3によって使用されるシグネチャシーケンスの第2のセットも第1の無線アクセスノード2に送信する(302)ことが示されている。
上述の例は、無線アクセスノード2、3が、どの無線アクセスノードがUE6から受信されたランダムアクセス要求のための意図された受信者であったかを判定することを可能にする。
図5は、第1の無線アクセスノード405の実施形態を示す概略図401である。
第1の無線アクセスノード401が、ユーザ機器(UE)と無線アクセスネットワークとの間でランダムアクセス手順を実行するように動作可能であり、前記無線アクセスネットワークは、前記第1の無線アクセスノード401と第2の無線アクセスノードとを備え、前記2つのアクセスノードは異なるセットのシグネチャシーケンスを含み、前記シグネチャシーケンスは前記アクセスノードによって、異なるUEから到来する要求を区別するために使用される。
第1の無線アクセスノード401は前記UEからランダムアクセス要求を受信するように動作可能な受信機器404を備え、前記ランダムアクセス要求はシグネチャシーケンスを含む。さらに、前記要求に含まれる前記シグネチャシーケンスに基づいて、前記ランダムアクセス要求が前記第1の無線アクセスノードに向けられていることを判定するように動作可能なプロセス機器402が提供される。
受信機器404は、前記第2の無線アクセスノードから前記ランダムアクセス要求を受信するようにさらに動作可能であり、それによって、前記第2の無線アクセスノードも前記UEから前記ランダムアクセス要求を受信したことを示す。
第1の無線アクセスノード405は、前記UEからの前記受信されたランダムアクセス要求に基づいて、かつ前記第2の無線アクセスノードから受信された前記ランダムアクセス要求に基づいて、応答を送信するように動作可能な送信機器406をさらに備える。
ここで、入力データパケットまたはメッセージは受信機器404または受信モジュールに到達する前に、入力端末403を通過する。
出力データパケットまたはメッセージは、出力端子407を介して、送信機器406または送信モジュールを通過するか、または送信機器406または送信モジュールによって送信される。
第1の無線アクセスノード405は、制御部408およびメモリ409をさらに備え、制御部408はバス接続などを介して、受信機器404、送信機器406、およびプロセス機器402に接続される。
したがって、一例では、本開示は、ユーザ機器(UE)と無線アクセスネットワークとの間でランダムアクセス手順を実行するように動作可能な第1の無線アクセスノードを対象とし、前記無線アクセスネットワークは、前記第1の無線アクセスノードと第2の無線アクセスノードとを備え、前記2つのアクセスノードは異なるセットのシグネチャシーケンスを含み、前記シグネチャシーケンスは前記アクセスノードによって、異なるUEから到来する要求を区別するために使用され、前記第1の無線アクセスノードは、
前記UEからランダムアクセス要求を受信する受信モジュールであって、前記ランダムアクセス要求はシグネチャシーケンスを含む受信モジュールと、
前記要求に含まれる前記シグネチャシーケンスに基づいて、前記ランダムアクセス要求が前記第1の無線アクセスノードに向けられていることを判定するプロセスモジュールとを備え、
前記受信モジュールは、前記第2の無線アクセスノードから前記ランダムアクセス要求をさらに受信し、それによって、前記第2の無線アクセスノードも前記UEから前記ランダムアクセス要求を受信したことを示し、
前記第1の無線アクセスノードはさらに、
前記UEからの前記受信されたランダムアクセス要求に基づいて、かつ前記第2の無線アクセスノードから受信された前記ランダムアクセス要求に基づいて、応答を送信する送信モジュールをさらに備える。
図6は、第2の無線アクセスノード505の実施形態を示す概略図501である。
第2の無線アクセスノード505が、ユーザ機器(UE)と無線アクセスネットワークとの間でランダムアクセス手順を実行するように動作可能であり、前記無線アクセスネットワークは、第1の無線アクセスノードと前記第2の無線アクセスノード505とを備え、前記2つのアクセスノードは異なるセットのシグネチャシーケンスを含み、前記シグネチャシーケンスは前記アクセスノードによって、異なるUEから到来する要求を区別するために使用される。
第2の無線アクセスノード505は、前記UEからランダムアクセス要求を受信するように動作可能な受信機器504であって、前記ランダムアクセス要求はシグネチャシーケンスを含む受信機器504と、前記ランダムアクセス要求が、前記要求に含まれる前記シグネチャシーケンスに基づいて、前記第1の無線アクセスノード505に向けられていることを判定するように動作可能なプロセス機器502と、前記第1の無線アクセスノードに前記ランダムアクセス要求を送信するように動作可能な送信機器506であって、それにより、前記第2の無線アクセスノード505もまた前記ランダムアクセス要求を前記UEから受信したことを示す送信機器506を含む。
ここで、入力データパケットまたはメッセージは受信機器504または受信モジュールに到達する前に、入力端末503を通過する。出力データパケットまたはメッセージは、出力端子507を介して、送信機器506または送信モジュールを通過するか、または送信機器406または送信モジュールによって送信される。
第1の無線アクセスノード505は、制御部508およびメモリ509をさらに備え、制御部508はバス接続などを介して、受信機器504、送信機器506、およびプロセス機器502に接続される。
一例では、本開示は、ユーザ機器(UE)と無線アクセスネットワークとの間でランダムアクセス手順を実行するように動作可能な第2の無線アクセスノードを対象とし、前記無線アクセスネットワークは、第1の無線アクセスノードと前記第2の無線アクセスノードとを備え、前記2つのアクセスノードは異なるセットのシグネチャシーケンスを含み、前記シグネチャシーケンスは前記アクセスノードによって、異なるUEから到来する要求を区別するために使用され、前記第2の無線アクセスノードは、
前記UEからランダムアクセス要求を受信する受信モジュールであって、前記ランダムアクセス要求はシグネチャシーケンスを含む受信モジュールと、
前記要求に含まれる前記シグネチャシーケンスに基づいて、前記ランダムアクセス要求が前記第1の無線アクセスノードに向けられていることを判定するプロセスモジュールと、
前記第1の無線アクセスノードへと前記ランダムアクセス要求を送信する送信モジュールであって、それによって、前記第2の無線アクセスノードも前記UEから前記ランダムアクセス要求を受信したことを示す送信モジュールと、を備える。
図7は、ユーザ機器(UE)604の実施形態を示す概略図601である。
ユーザ機器604は、ユーザ機器(UE)604と無線アクセスネットワークとの間でランダムアクセス手順を実行するように動作可能であり、前記無線アクセスネットワークは2つのアクセスノードを備え、前記2つのアクセスノードは異なるセットのシグネチャシーケンスを有し、前記シグネチャシーケンスは前記アクセスノードによって、異なるUEから到来する要求を区別するために使用される。
前記UE604は、前記UE604からのランダムアクセス要求を送信するように動作可能な送信機器605であって、前記ランダムアクセス要求は前記2つのアクセスノードのうちの第1のアクセスノードのためのシグネチャシーケンスを含む送信機器と、前記2つのアクセスノードのうちの第2のアクセスノードからランダムアクセス応答を受信するように動作可能な受信機器603であって、前記ランダムアクセス応答は、前記UEと前記第2の無線アクセスノードとの間のさらなる通信のために用いられるIDを含む受信機器と、を含む。
一例では、本開示は、ユーザ機器(UE)と無線アクセスネットワークとの間でランダムアクセス手順を実行するように動作可能な前記ユーザ機器を対象とし、前記無線アクセスネットワークは2つのアクセスノードを備え、前記2つのアクセスノードは異なるセットのシグネチャシーケンスを有し、前記シグネチャシーケンスは前記アクセスノードによって、異なるUEから到来する要求を区別するために使用され、前記UEは、
− 前記UEからランダムアクセス要求を送信する送信モジュールであって、前記ランダムアクセス要求は、前記2つのアクセスノードのうちの第1のアクセスノードのためのシグネチャシーケンスを含む送信モジュールと、
前記2つのアクセスノードのうちの第2のアクセスノードからランダムアクセス応答を受信するための受信モジュールであって、前記ランダムアクセス応答は、前記UEと前記第2の無線アクセスノードとの間のさらなる通信のために使用されるIDを含む、受信モジュールと、を備える。
図8は、本開示の態様を示すシグナリング図701である。
シグナリング図701は、図2に付随する本文に記載されているように、UE6と、第1の無線アクセスノード2と、無線アクセスノード3との間のシグナリングを示している。
ここで、ランダムアクセス要求は、第1の無線アクセスノード2によって受信され(9)、第2の無線アクセスノード3によって受信される(12)。参照番号9および12で示される矢印は、2つの無線アクセスノード2、3によって受信される同じメッセージであることを示すために、互いの延長に描かれている。
この特定の状況では、第1の無線アクセスノード2は第2の無線アクセスノード3がランダムアクセス要求を取り込むことを決定する、すなわち、第1の無線アクセスノード2は、第2の無線アクセスノード3にランダムアクセス応答でUE6に応答する(103)ように要求する要求を第2の無線アクセスノードに送信する(102)。
第1の無線アクセスノード2が応答自体をUE6に送信しないという決定は例えば、ランダムアクセス要求の受信電力、受信したランダムアクセス要求の信号対雑音比(SNR)、第1の無線アクセスノード2の容量占有率等に基づいている。例えば、受信されたランダムアクセス要求のSNRが所定の閾値未満である場合、第1の無線アクセスノード2は、要求を取り上げず、UE6に応答を送出するように第2の無線アクセスノードに要求することを決定することができる。
前述のように、第1の無線アクセスノード2は、UE6自体からの要求に応答するかどうか、またはUE6からの要求に応答するように第2の無線アクセスノード3に要求するかどうかを決定することができる。この決定は、その特定のUE6の記録された、または既知の位置挙動に基づいて行うこともできる。すなわち、例えば、UE6が通常、第2の無線アクセスノード3によってサービスされることが知られている場合、第2の無線アクセスノード3に、UE6からの現在の要求も受けるように要求することが賢明であり得る。これは、例えば、UE6が通常は第2の無線アクセスノード3のカバレージエリア内にあることを示すことができる。したがって、UE6は、無線アクセスノード2、3両方の「重複するカバレージエリア」から、第2の無線アクセスノード3によってのみカバーされる位置に再び戻る可能性が高いと考えられる。これにより、第1の無線アクセスノード2と第2の無線アクセスノード3との間で追加のハンドオーバが実行されることが防止される。
本開示の利点の1つは、UE6が、より信頼性が高いように取り扱われることである。すなわち、UE6は、第1の無線アクセスノード2がUE6にサービスすることができないか、または適切にサービスすることができない状況においても、依然として適切にサービスされる。そのような状況では、第2の無線アクセスノード3がUE6を引き継ぎ、UE6にサービス提供することができる。
別の利点は、第2の無線アクセスノード3から第1の無線アクセスノード2によって受信されたランダムアクセス要求が、UE6から直接同じ要求を正しく受信するのを支援することができることである。第2の無線アクセスノード3から受信された要求は例えば、冗長検査または障害修復コードとして機能することができる。これは、第1の無線アクセスノード2が要求を正しく受信することができる可能性を改善し、その結果、UE6が適切にサービスされる可能性を改善する。
開示された実施形態に対する他の変形は、図面、開示、および添付の特許請求の範囲の検討から、特許請求された発明を実施する当業者によって理解され、達成され得る。特許請求の範囲において、「含む」という用語は他の要素又はステップを除外するものではなく、不定冠詞「a」又は「an」は複数を除外するものではない。単一のプロセッサまたは他のユニットは、特許請求の範囲に列挙されるいくつかの項目の機能を満たすことができる。特定の手段が相互に異なる従属請求項に記載されているという単なる事実は、これらの手段の組み合わせが有利に使用されることができないことを示すものではない。コンピュータプログラムは、他のハードウェアと一緒に、またはその一部として供給される光記憶媒体または固体媒体などの適切な媒体上に格納/配布することができるが、インターネットまたは他の有線もしくは無線電気通信システムを介するなど、他の形態で配布することもできる。特許請求の範囲におけるいかなる参照符号も、その範囲を限定するものとして解釈されるべきではない。
本開示は上記で開示された実施形態に限定されず、本発明の技能を適用する必要なしに、添付の特許請求の範囲に開示された本開示の範囲を超えて、当業者によって修正および強化され得る。

Claims (23)

  1. ユーザ機器(UE)(6)と無線アクセスネットワークとの間でランダムアクセス手順を実行するための方法であって、前記無線アクセスネットワークは2つのアクセスノード(2,3)を備え、前記2つのアクセスノード(2,3)は異なるセットのシグネチャシーケンスを有し、前記シグネチャシーケンスは前記アクセスノード(2,3)によって、異なるUEから到来する要求を区別するために使用され、前記方法は、
    前記2つのアクセスノードのうちの第1のアクセスノード(2)により、前記UE(6)からランダムアクセス要求を受信するステップ(9)であって、前記ランダムアクセス要求はシグネチャシーケンスを含むステップと、
    前記第1の無線アクセスノード(2)により、前記要求に含まれる前記シグネチャシーケンスに基づいて、前記ランダムアクセス要求が前記第1の無線アクセスノード(2)に向けられていることを判定するステップ(8)と、
    前記第1の無線アクセスノード(2)により、前記2つのアクセスノードのうちの第2のアクセスノード(3)から前記ランダムアクセス要求を受信するステップ(7)であって、それによって、前記第2の無線アクセスノード(3)も前記UE(6)から前記ランダムアクセス要求を受信したことを示すステップと、
    前記第1の無線アクセスノード(2)により、前記UE(6)からの前記受信されたランダムアクセス要求に基づいて、かつ前記第2の無線アクセスノード(3)から受信された前記ランダムアクセス要求に基づいて、応答を送信するステップ(10,11,102)と、
    を有する方法。
  2. 請求項1に記載の方法であって、前記応答を送信するステップは、
    前記UEにランダムアクセス応答を送信すること(10)であって、前記ランダムアクセス応答は、前記UEと前記第1の無線アクセスノードとの間のさらなる通信のために使用されるIDを含むことと、
    前記ランダムアクセス要求に基づいて前記UE(6)に応答するように前記第2の無線アクセスノードに要求する要求を前記第2の無線アクセスノード(3)に送信すること(102)と、
    のうちの1つを含む方法。
  3. 請求項1または2に記載の方法であって、前記方法はさらに、
    前記第1の無線アクセスノード(2)により、異なるUEから前記第1の無線アクセスノード(2)に到来する要求を区別するために、前記第1の無線アクセスノードによって使用されるシグネチャシーケンスの第1のセットを前記第2の無線アクセスノード(3)に送信するステップ(302)と、
    前記第1の無線アクセスノード(2)により、異なるUEから前記第2の無線アクセスノード(3)に到来する要求を区別するために、前記第2の無線アクセスノードによって使用されるシグネチャシーケンスの第2のセットを前記第2の無線アクセスノード(3)から受信するステップ(303)と、
    のうちの少なくともひとつを含む方法。
  4. ユーザ機器(UE)(6)と無線アクセスネットワークとの間でランダムアクセス手順を実行するための方法であって、前記無線アクセスネットワークは2つのアクセスノード(2,3)を備え、前記2つのアクセスノードは異なるセットのシグネチャシーケンスを有し、前記シグネチャシーケンスは前記アクセスノードによって、異なるUEから来る要求を区別するために使用され、前記方法は、
    前記2つのアクセスノードのうちの第2のアクセスノード(3)により、前記UE(6)からランダムアクセス要求を受信するステップ(12)であって、前記ランダムアクセス要求はシグネチャシーケンスを含むステップと、
    前記第2の無線アクセスノード(3)により、前記要求に含まれる前記シグネチャシーケンスに基づいて、前記ランダムアクセス要求が前記第1の無線アクセスノード(2)に向けられていることを判定するステップと、
    前記第2の無線アクセスノード(3)により、前記第1の無線アクセスノード(2)へと前記ランダムアクセス要求を送信するステップ(7)であって、それによって、前記第2の無線アクセスノード(3)も前記UE(6)から前記ランダムアクセス要求を受信したことを示すステップと、
    を有する方法。
  5. 請求項4に記載の方法であって、前記方法はさらに、
    前記第2の無線アクセスノード(3)により、前記第1の無線アクセスノード(2)から、前記ランダムアクセス要求に基づいて前記UE(6)に応答するよう前記第2のノードに要求する要求を受信するステップ(102)と、
    前記第2の無線アクセスノード(3)により、ランダムアクセス応答(103)を前記UE(6)に送信するステップであって、前記ランダムアクセス応答は、前記UE(6)と前記第2の無線アクセスノード(3)との間の更なる通信に使用されるIDを含むステップと、
    を有する方法。
  6. 請求項4または5に記載の方法であって、前記方法はさらに、
    前記第2の無線アクセスノード(3)により、異なるUEから前記第2の無線アクセスノード(3)に到来する要求を区別するために、前記第2の無線アクセスノードによって使用されるシグネチャシーケンスの第2のセットを前記第1の無線アクセスノード(2)へと送信するステップ(303)と、
    前記第2の無線アクセスノード(3)により、異なるUEから前記第1の無線アクセスノード(2)に到来する要求を区別するために、前記第1の無線アクセスノードによって使用されるシグネチャシーケンスの第1のセットを前記第1の無線アクセスノード(2)から受信するステップ(302)と、
    のうちの少なくともひとつを含む方法。
  7. 請求項4または6に記載の方法であって、前記方法はさらに、
    前記第2の無線アクセスノード(3)により、前記UE(6)にランダムアクセス応答を送信することを決定するステップであって、前記決定は、
    前記ランダムアクセス要求が前記UEから受信される電力と、
    前記第2の無線アクセスノードに関する所定の規則と、前記第1の無線アクセスノードに関する所定の規則と、
    のうちの少なくとも1つに基づくステップと、
    前記第2の無線アクセスノード(3)により、前記UE(6)にランダムアクセス応答を送信するステップ(203)であって、前記ランダムアクセス応答は、前記UE(6)と前記第2の無線アクセスノード(3)との間のさらなる通信のために使用されるIDを含むステップと、
    をさらに含む方法。
  8. ユーザ機器(UE)(6)と無線アクセスネットワークとの間でランダムアクセス手順を実行するための方法であって、前記無線アクセスネットワークは2つのアクセスノード(2,3)を備え、前記2つのアクセスノードは異なるセットのシグネチャシーケンスを有し、前記シグネチャシーケンスは前記アクセスノードによって、異なるUEから到来する要求を区別するために使用され、前記方法は、
    前記UEにより、前記UEからランダムアクセス要求を送信するステップであって、前記ランダムアクセス要求は、前記2つのアクセスノードのうちの第1のアクセスノード(2)のためのシグネチャシーケンスを含むステップ(9)と、
    前記UEにより、前記2つのアクセスノードのうちの第2のアクセスノード(3)からランダムアクセス応答を受信するステップ(103,203)であって、前記ランダムアクセス応答は、前記UE(6)と前記第2の無線アクセスノード(3)との間のさらなる通信のために使用されるIDを含むステップと、
    を含む方法。
  9. 請求項8に記載の方法であって、前記方法はさらに、
    前記UEにより、前記第1の無線アクセスノードからランダムアクセス応答を受信するステップであって、前記ランダムアクセス応答は、前記UEと前記第1の無線アクセスノードとの間のさらなる通信のために使用されるIDを含むステップ(202)と、
    前記UEにより、選択されたアクセスノードへの接続の確立を継続するために前記2つのアクセスノード(2、3)のうちの1つを選択するステップであって、前記選択は、前記第1の無線アクセスノードからの前記受信されたランダムアクセス応答に基づき、かつ前記第2の無線アクセスノードからの前記受信されたランダムアクセス応答に基づくステップと、
    をさらに含む方法。
  10. 請求項9に記載の方法であって、前記2つのアクセスノードのうちの1つを選択するステップは、
    前記第1および前記第2の無線アクセスノードからの前記受信されたランダムアクセス応答の受信電力に基づいて、前記2つのアクセスノード(2、3)のうちの1つを選択することを含む方法。
  11. ユーザ機器(UE)(6)と無線アクセスネットワークとの間でランダムアクセス手順を実行するように動作可能な第1の無線アクセスノード(2)であって、前記無線アクセスネットワークは、前記第1の無線アクセスノード(2)と第2の無線アクセスノード(3)とを備え、前記2つのアクセスノードは異なるセットのシグネチャシーケンスを含み、前記シグネチャシーケンスは前記アクセスノードによって、異なるUEから到来する要求を区別するために使用され、前記第1の無線アクセスノードは、
    前記UEからランダムアクセス要求を受信するように動作可能な受信機器(404)であって、前記ランダムアクセス要求はシグネチャシーケンスを含む受信機器と、
    前記要求に含まれる前記シグネチャシーケンスに基づいて、前記ランダムアクセス要求が前記第1の無線アクセスノードに向けられていることを判定するように動作可能なプロセス機器(402)と、
    を備え、
    前記受信機器(404)は、前記第2の無線アクセスノードから前記ランダムアクセス要求を受信するようにさらに動作可能であり、それによって、前記第2の無線アクセスノードも前記UEから前記ランダムアクセス要求を受信したことを示し、
    前記第1の無線アクセスノードはさらに、
    前記UEからの前記受信されたランダムアクセス要求に基づいて、かつ前記第2の無線アクセスノードから受信された前記ランダムアクセス要求に基づいて、応答を送信するように動作可能な送信機器(406)
    を備える第1の無線アクセスノード。
  12. 請求項11に記載の第1の無線アクセスノードであって、前記送信機器(406)はさらに、
    前記UEにランダムアクセス応答を送信し、前記ランダムアクセス応答は、前記UEと前記第1の無線アクセスノードとの間のさらなる通信のために使用されるIDを含み、かつ/または
    前記ランダムアクセス要求に基づいて前記UEに応答するように前記第2のノードに要求する要求を前記アクセスノードに送信する、
    第1の無線アクセスノード。
  13. 請求項11または12に記載の第1の無線アクセスノード(2)であって、前記送信機器(406)は、異なるUEから前記第1の無線アクセスノード(2)に到来する要求を区別するために前記第1の無線アクセスノード(2)によって使用されるシグネチャシーケンスの第1のセットを前記第2の無線アクセスノード(3)に送信するようにさらに動作可能であり、かつ/または前記受信機器(404)は、異なるUEから前記第2の無線アクセスノード(3)に到来する要求を区別するために前記第2の無線アクセスノード(3)によって使用されるシグネチャシーケンスの第2のセットを前記第2の無線アクセスノード(3)から受信するようにさらに動作可能である、第1の無線アクセスノード。
  14. ユーザ機器UE(6)と無線アクセスネットワークとの間のランダムアクセス手順を実行するように動作可能な第2の無線アクセスノード(3)であって、
    前記無線アクセスネットワークは、第1の無線アクセスノード(2)と前記第2の無線アクセスノード(3)とを含み、前記2つのアクセスノード(2,3)は、シグネチャシーケンスの異なるセットを含み、前記シグネチャシーケンスは、前記アクセスノードによって、異なるUEから到来する要求を区別するために使用され、前記第2の無線アクセスノードは、
    前記UEからランダムアクセス要求を受信するように動作可能な受信機器(504)であって、前記ランダムアクセス要求はシグネチャシーケンスを含む受信機器と、
    前記要求に含まれる前記シグネチャシーケンスに基づいて、前記ランダムアクセス要求が前記第1の無線アクセスノードに向けられていることを判定するように動作可能なプロセス機器(502)と、
    前記第1の無線アクセスノードへ前記ランダムアクセス要求を送信するように動作可能な送信機器であって、それによって、前記第2の無線アクセスノードも前記UEから前記ランダムアクセス要求を受信したことを示す送信機器(506)と、
    を備える第2の無線アクセスノード。
  15. 請求項14に記載の第2の無線アクセスノードであって、前記受信機器(504)は、前記第1の無線アクセスノードから、前記ランダムアクセス要求に基づいて前記UEに応答するように前記第2のノードに要求する要求を受信するようにさらに動作可能であり、前記送信機器は、前記UEにランダムアクセス応答を送信するようにさらに動作可能であって、前記ランダムアクセス応答は前記UEと前記第2の無線アクセスノードとの間のさらなる通信のために使用されるIDを含む、第2の無線アクセスノード。
  16. 請求項14または15に記載の第2の無線アクセスノードであって、前記送信機器(506)は、異なるUEから前記第2の無線アクセスノードに到来する要求を区別するために前記第2の無線アクセスノードによって使用されるシグネチャシーケンスの第2のセットを前記第1の無線アクセスノードに送信するようにさらに動作可能であり、かつ/または前記受信機器は、異なるUEから前記第1の無線アクセスノードに到来する要求を区別するために前記第1の無線アクセスノードによって使用されるシグネチャシーケンスの第1のセットを前記第1の無線アクセスノードから受信するようにさらに動作可能である、第2の無線アクセスノード。
  17. 請求項14または16に記載の第2の無線アクセスノード(3)であって、前記プロセス機器(502)は、前記UE(6)にランダムアクセス応答を送信することを決定するようにさらに動作可能であり、前記決定は、
    前記ランダムアクセス要求が前記UEから受信される電力と、
    前記第2の無線アクセスノードに関する所定の規則と、前記第1の無線アクセスノードに関する所定の規則と、
    のうちの少なくとも1つに基づき、
    前記第2の無線アクセスノードにより、前記UEにランダムアクセス応答を送信し、前記ランダムアクセス応答は、前記UEと前記第2の無線アクセスノードとの間のさらなる通信のために使用されるIDを含む、
    第2の無線アクセスノード。
  18. ユーザ機器(UE)と無線アクセスネットワークとの間でランダムアクセス手順を実行するように動作可能なユーザ機器(6,601)であって、前記無線アクセスネットワークは2つのアクセスノードを備え、前記2つのアクセスノードは異なるセットのシグネチャシーケンスを有し、前記シグネチャシーケンスは前記アクセスノードによって、異なるUEから到来する要求を区別するために使用され、前記UEは、
    前記UEからランダムアクセス要求を送信するように動作可能な送信機器(605)であって、前記ランダムアクセス要求は、前記2つのアクセスノードのうちの第1のアクセスノードのためのシグネチャシーケンスを含む送信機器と、
    前記2つのアクセスノードのうちの第2のアクセスノードからランダムアクセス応答を受信するように動作可能な受信機器(603)であって、前記ランダムアクセス応答は、前記UEと前記第2の無線アクセスノードとの間のさらなる通信のために使用されるIDを含む、受信機器と、を備える、
    ユーザ機器。
  19. 請求項18に記載のユーザ機器(601,6)であって、前記受信機器は、前記第1の無線アクセスノードからランダムアクセス応答を受信するようにさらに動作可能であり、前記ランダムアクセス応答は前記UEと前記第1の無線アクセスノードとの間のさらなる通信のために使用されるべきIDを含み、また前記UEは、前記選択されたアクセスノードへの接続の確立を継続するために前記2つのアクセスノードのうちの1つを選択するように動作可能な選択機器をさらに含み、前記選択は前記第1の無線アクセスノードからの前記受信されたランダムアクセス応答に基づき、かつ前記第2の無線アクセスノードからの前記受信されたランダムアクセス応答に基づく、ユーザ機器。
  20. 少なくとも1つのプロセッサ上で実行されると、少なくとも1つのプロセッサに、請求項1乃至10のいずれか一項に記載の方法を実行させる命令を含む可読記憶媒体を含むコンピュータプログラム製品。
  21. ユーザ機器(UE)と無線アクセスネットワークとの間でランダムアクセス手順を実行するように動作可能な第1の無線アクセスノード(2)であって、前記無線アクセスネットワークは、前記第1の無線アクセスノードと第2の無線アクセスノードとを備え、前記2つのアクセスノードは異なるセットのシグネチャシーケンスを含み、前記シグネチャシーケンスは前記アクセスノードによって、異なるUEから到来する要求を区別するために使用され、前記第1の無線アクセスノードは、
    前記UEからランダムアクセス要求を受信する受信モジュールであって、前記ランダムアクセス要求はシグネチャシーケンスを含む受信モジュールと、
    前記要求に含まれる前記シグネチャシーケンスに基づいて、前記ランダムアクセス要求が前記第1の無線アクセスノードに向けられていることを判定するプロセスモジュールとを備え、
    前記受信モジュールは、前記第2の無線アクセスノードから前記ランダムアクセス要求をさらに受信し、それによって、前記第2の無線アクセスノードも前記UEから前記ランダムアクセス要求を受信したことを示し、
    前記第1の無線アクセスノードはさらに、
    前記UEからの前記受信されたランダムアクセス要求に基づいて、かつ前記第2の無線アクセスノードから受信された前記ランダムアクセス要求に基づいて、応答を送信する送信モジュールをさらに備える、第1の無線アクセスノード。
  22. ユーザ機器(UE)と無線アクセスネットワークとの間でランダムアクセス手順を実行するように動作可能な第2の無線アクセスノード(3)であって、前記無線アクセスネットワークは、第1の無線アクセスノードと前記第2の無線アクセスノードとを備え、前記2つのアクセスノードは異なるセットのシグネチャシーケンスを含み、前記シグネチャシーケンスは前記アクセスノードによって、異なるUEから到来する要求を区別するために使用され、前記第2の無線アクセスノードは、
    前記UEからランダムアクセス要求を受信する受信モジュールであって、前記ランダムアクセス要求はシグネチャシーケンスを含む受信モジュールと、
    前記要求に含まれる前記シグネチャシーケンスに基づいて、前記ランダムアクセス要求が前記第1の無線アクセスノードに向けられていることを判定するプロセスモジュールと、
    前記第1の無線アクセスノードへと前記ランダムアクセス要求を送信する送信モジュールであって、それによって、前記第2の無線アクセスノードも前記UEから前記ランダムアクセス要求を受信したことを示す送信モジュールと、
    を備える第2の無線アクセスノード。
  23. ユーザ機器(UE)と無線アクセスネットワークとの間でランダムアクセス手順を実行するように動作可能なユーザ機器(6,601)であって、前記無線アクセスネットワークは2つのアクセスノードを備え、前記2つのアクセスノードは異なるセットのシグネチャシーケンスを有し、前記シグネチャシーケンスは前記アクセスノードによって、異なるUEから到来する要求を区別するために使用され、前記UEは、
    前記UEからランダムアクセス要求を送信する送信モジュールであって、前記ランダムアクセス要求は、前記2つのアクセスノードのうちの第1のアクセスノードのためのシグネチャシーケンスを含む送信モジュールと、
    前記2つのアクセスノードのうちの第2のアクセスノードからランダムアクセス応答を受信するための受信モジュールであって、前記ランダムアクセス応答は、前記UEと前記第2の無線アクセスノードとの間のさらなる通信のために使用されるIDを含む、受信モジュールと、
    を備えるユーザ機器。
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