JP2019533608A - 活性液体を使用して車両のガラス表面を払拭及び/又は洗浄するための装置及び方法 - Google Patents

活性液体を使用して車両のガラス表面を払拭及び/又は洗浄するための装置及び方法 Download PDF

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Abstract

本発明は、自動車両のガラス表面(S)を払拭及び洗浄するための装置であって、‐一方向に回転する直流電気モータ(7)であって、前記直流電気モータ(7)は、駆動アーム(1)とワイパーブレード(2)とによって形成された少なくとも1つの「ワイパーアーム」ユニット(BB)であって、前記ガラス表面の角度セクタ(13)に関する休止位置(11)と前記休止位置(11)の反対側の端位置(12)との間の往復角度移動に従って移動する「ワイパーアーム」ユニット(BB)をリンク機構(14)を介して移動させることができる、直流電気モータ(7)と、‐好適には除氷液体又は昆虫除去液体である活性液体を、前記ガラス表面(S)に分配するための装置(15)と、‐一方で前記「ワイパーアーム」ユニット(BB)を非ゼロの持続時間に亘って停止させるべく前記モータ(7)の動作を制御するように構成されるとともに、他方で前記分配装置(15)による前記活性液体の分配を制御するように構成された制御手段(10)と、を少なくとも備える装置に関する。また、本発明は、このような装置を使用する払拭及び洗浄方法に関する。

Description

本発明は、自動車両のガラス表面を払拭及び/又は洗浄する分野に関する。より具体的には、本発明は、従来のウィンドウ清掃液体より有効性の高い特定の製品を使用してガラス表面を洗浄することを可能とする装置及び方法に関し、この種のガラス表面の除氷、又は昆虫除去(駆除)の分野において特に有利に適用される。本明細書に、好適であるが排他的ではない用途において本発明が優先的に記載される。
自動車両用ウィンドウワイパーは、ドライバーの周囲の視界を乱す可能性のある液体や土砂を一掃するように設計されている。このようなウィンドウワイパーは、通常、回転軸を中心として往復角度移動を実施する単数又は複数の駆動アームと、可撓性材料から構成されたワイパーゴムを設けられた細長いワイパーブレードとを備え、各ワイパーブレードは駆動アームにより支持される。ワイパーゴムは、車両の前方又は後方のガラス表面を擦る際に、水と土砂の一部を一掃し、それらをドライバーの視界から取り去る。ガラス表面上での往復角度移動において、各駆動アームとこれに支持されるワイパーブレードとから形成されるアセンブリは、休止位置と最端位置との間で可動である。休止位置において、アセンブリは、払拭及び/又は洗浄動作が開始される前に位置する、すなわちフロントガラスの底部であって車両のボンネット付近に位置している。最端位置は、角度運動をなす「ワイパーアーム」ユニットが到達する休止位置から最も遠い位置、すなわち「ワイパーアーム」ユニットが辿る全角度部分に対して休止位置の反対側に対応する。
全角度部分を「ワイパーアーム」ユニットが2つの動作の間で特定の時間の間停止する基本角度セクタに分割することによって、「ワイパーアーム」ユニットの動作を修正することが公知である。したがって、「ワイパーアーム」ユニットは、ガラス表面上で、休止位置と最端位置との間で中断を挟みつつ連続的な移動を実施する。このような各連続移動の後、活性液体がガラス表面に噴霧され、所定時間に亘って作用を及ぼすことが可能とされる。この種の方法において、「ワイパーアーム」ユニットの角度移動及び停止時間を駆動するように通常使用されるモータは、電子モータとして知られる電気ステッパモータである。この電気モータは、「ワイパーアーム」ユニットの角度位置及び回転方向を常に制御可能である。この目的のために、この種のモータは、制御電子機器、センサ、及び一般にこの種のモータの運転コストを著しく増加させる構成要素を有する。これにより、車両のコストが増加するとともに、このような洗浄装置の配置がエントリーレベル又は車両の範囲中央に制限される。
本発明の目的は、除氷用装置、又はより一般的には車両のガラス表面を、特定の活性液体を使用して、すなわち、車両のウインドウ清掃液タンクに収容されているウィンドウ清掃液体とは別の液体を使用して洗浄するための装置であって、低コストでありつつ比較的低コストで簡単に制御される装置を提供することである。
この目的を達成するために、本発明は、
自動車両のガラス表面を払拭及び洗浄するための装置であって、
‐一方向に回転する直流電気モータであって、前記直流電気モータは、駆動アームとワイパーブレードとによって形成された少なくとも1つの「ワイパーアーム」ユニットであって、前記ガラス表面の角度セクタに関する休止位置と前記休止位置の反対側の端位置との間の往復角度移動に従って移動する「ワイパーアーム」ユニットをリンク機構を介して移動させることができる、直流電気モータと、
‐好適には除氷液体又は昆虫除去液体である活性液体を、前記ガラス表面に分配するための装置と、
‐一方で前記「ワイパーアーム」ユニットを非ゼロの持続時間に亘って停止させるべく前記モータの動作を制御するように構成されるとともに、他方で前記分配装置による前記活性液体の分配を制御するように構成された制御手段と、
を少なくとも備える装置、を提案する。
したがって、本発明は、車両のガラス表面を除氷する、又はこれから昆虫を除去するのに適した方法という文脈における低コストの電気モータの使用を可能とする。制御手段は、活性液体がガラス表面に噴霧されている間、非ゼロの時間に亘ってモータへの給電を中断する。
本発明による払拭及び洗浄装置は、以下に記載の特徴を別個に又は組み合わせて有し得る。
‐前記「ワイパーアーム」ユニットがその休止位置及び/又はその最端位置にあるときに、前記制御手段は、前記「ワイパーアーム」ユニットを停止させるべく前記モータの動作を制御するように構成される。
‐前記分配装置は、前記ワイパーブレードに、前記駆動アームに、又はこれら2つの部品の一方に配置された一連の分配ノズルを少なくとも備える。
‐前記分配装置は、活性液体を貯蔵するためのタンクと、前記活性液体を前記貯蔵タンクと前記分配ノズルとの間で搬送するための一連のパイプと、当該活性液体を前記一連のパイプ及び前記分配ノズルにおいて循環させることに適したポンプと、を少なくとも備える。
‐前記制御手段は、前記モータを、これを始動及び停止させるための連続するコマンドを介して制御する。
‐前記制御手段は、前記活性液体の分配と前記モータとを、それらの間に非ゼロの時間的ずれを以て制御するように構成される。
したがって、本発明は、除氷運転及び従来のウィンドウ清掃液体の使用では十分ではない他の種類の特定の運転のいずれであっても、活性液体を使用して実施される運転全体の時間のみを制御することを提案する。活性液体循環ポンプと「ワイパーアーム」ユニットの角度移動の制御との間における時間的ずれを利用することにより、本発明は搬送パイプと分配ノズルとから構成される流体回路の慣性を無視することを可能とし、「ワイパーアーム」ユニットが角度移動を実施する際に、所定量の活性液体がガラス表面上に存在することが保証される。活性液体がワイパーブレードの動作する前にガラス表面に活性液体が噴霧されている場合、この種の時間的ずれにより、液体が作用を及ぼす、すなわち氷や雪を融解したり、昆虫の有機物質を溶解することが可能とされる。
更に、本発明による装置は、洗浄液、具体的にはウィンドウ清掃液体を噴霧するための装置であって、活性液体噴霧装置とは別個の装置を備え得るが、これら2つの装置は共通の部品を有し得る。この目的のために、本発明による装置は、また、洗浄液、具体的にはウィンドウ清掃液体を噴霧するための装置であって、活性液体収容タンクとは別個の、前記液体を収容するジャーを備える装置を備え得る。前記一連の搬送パイプ及び前記分配ノズルの少なくとも一部は、前記ウィンドウ清掃液体及び前記活性液体に共用とされる。
前記噴霧装置は、前記一連のパイプ及び前記分配ノズルにおいて洗浄液を循環させることに適した補足ポンプを備え得る。
本発明による払拭及び洗浄装置は、以下に記載の特徴を別個に又は組み合わせて更に有し得る。
‐活性液体は、除氷液体である。この種の液体は、氷又は雪を2乃至90秒で融解するという活性原理を備える。
‐活性液体は、昆虫除去液体である。この種の液体は、ガラス表面上で破砕した昆虫の有機物質を2乃至60秒で溶解するという活性原理を備える。
‐制御手段は、車両のウィンドウワイパー装置を制御するためのシステムに組み込まれる。
‐本発明による払拭及び洗浄装置は、当該ガラス表面(S)の状態を表すセンサにより生成される信号に基づいて自動的に作動され得る。
‐代替的に又は追加的に、制御手段は、車両に取り付けられた特定のインターフェースを介して、又は車両のウィンドウワイパー装置の制御システムとの適当な移動式インターフェースを介して、車両のユーザによって作動され得る。
本発明の一特徴によれば、前記制御手段は、前記モータを、これを始動及び停止させるための連続するコマンドを介して制御する。したがって、当該モータの制御は、時間に応じて制御されるものであり、ガラス表面上の「ワイパーアーム」ユニットの位置に応じた角度的制御ではない。
したがって、本発明は、車両のガラス表面の払拭及び洗浄を、従来的に使用されるウィンドウ清掃液体とは異なる特定の活性液体によって、比較的低コストの単純且つ柔軟な手段を使用して実現する。なぜならば、DCモータの時間領域における制御、及び当該モータの制御と活性液体循環ポンプの制御との間の時間的ずれの時間領域における制御は、容易に変更可能な所定のパラメータに基づいて調整可能であるからである。
また、本発明は、上述の装置を使用してガラス表面を払拭及び洗浄するための方法において、
‐前記制御手段は、前記活性液体の分配と前記モータとを、それらの間に非ゼロの時間的ずれを以て制御するように構成され、前記活性液体の分配は、好適には前記モータの前にオンにされる方法を包含する。
本発明による方法は、同様に、当該方法の或る時間の間に、前記モータと前記活性液体の分配とを並行してオンにする前記制御手段を提供し得る。
ガラス表面を払拭及び洗浄する方法は、好適には以下のようなものであり得る。
‐前記制御手段は、前記モータをオンにして、前記「ワイパーアーム」ユニットを、前記ガラス表面上の前記休止位置から前記最端位置に移動させる。
‐前記制御手段は、前記休止位置から前記最端位置への移動に必要な時間に相当する第1の所定時間後に、前記モータをオフにする。
‐前記制御手段は、前記活性液体の分配をオンにするとともに、前記分配装置への前記活性液体の充填に相当する時間に亘って前記モータをオフにしたままにする。分配装置の充填に対応するこの時間は、有利には、ポンプによって供給される活性液体の量が活性液体供給回路のパイプを充填するのに十分であり、且つ活性液体がこの段階においてガラス表面上に分配されないくらい少ないように定義される。
‐前記制御手段は、前記モータと前記分配装置とを、前記最端位置から前記休止位置への移動に必要な時間に相当する第2時間に亘って並行してオンにする。したがって、このステップにおける「ワイパーアーム」ユニットの角度移動は、前記「ワイパーアーム」ユニットがその休止位置に到達するまで、例えばワイパーブレードに配置された分配ノズルを介した活性液体の分配と並行して実施される。特にこれにより、活性液体のガラス表面への均一な分配が可能とされる。
‐前記制御手段は、前記モータと前記分配装置とをオフにし、前記活性液体が作用を及ぼす時間に亘ってこれらをオフにしたままにする。この作用時間は、有利には、先行するステップにおいてガラス表面に載置されその上で広がった活性液体が、ガラス表面から除去されるべき物質に、これが霜や氷であれ、又は他の物質、具体的には有機物質であれ、それに作用を及ぼす時間を有するように定義される。
異なる変形実施形態によれば、本発明は、ガラス表面上で実行される作業がこの最後のステップ終了時に完了するように、又はガラス表面上で実施される作業が終わったとみなされるまで、この第4のステップの終了時に上述のステップの新しいサイクルが再びコマンドされるようなものであり得る。本例において、有利には適当なセンサが当該ガラス表面に対面配置され得る。このセンサは、当該表面の状態を表す信号を生成し、この信号を制御手段に送信することに適したセンサである。制御手段は、ガラス表面の状態を表す信号が所定の値を取るまで上述のステップのサイクルを必要なだけ繰り返す。
一選択肢によれば、前記モータをオンにして前記「ワイパーアーム」ユニットを前記ガラス表面上の前記休止位置から前記最端位置に移動させるステップの前に、前記制御手段は、前記活性液体の前記ガラス表面への分配をオンにするとともに、前記活性液体が作用を及ぼす時間に亘って前記モータをオフにしたままにする。
他の選択肢によれば、前記モータをオンにして前記「ワイパーアーム」ユニットを前記ガラス表面上の前記休止位置から前記最端位置に移動させるステップと並行して、前記制御手段は、前記活性液体の前記ガラス表面への分配をオンにする。
一実施形態によれば、前記モータをオンにして前記「ワイパーアーム」ユニットを前記ガラス表面上の前記休止位置から前記最端位置に移動させるステップは、複数の連続するステップ及び停止時間により実施される。
前記最端位置に到達したら、前記制御手段は、前記モータと前記分配装置とをオフにし、前記活性液体が作用を及ぼす時間に亘ってこれらをオフにしたままにする。
上述のように、本発明による方法は、単純且つ比較的低コストで制御可能な限定された個数のステップからなる単純な方法である。更に、それは、全てのステップについて数秒から1乃至2分程度の比較的限定された持続時間であり、これにより利用が容易である。
本発明の種々の変形例並びに他の特徴及び利点を、以下に図面を参照して詳細に説明する。
自動車両のフロントガラスに設置された本発明による装置の概略図。 本発明による方法の第1実施形態の進展の概略図。 本発明の第1変形実施形態による方法の進展の概略図。 本発明の第2変形実施形態による方法の進展の概略図。 本発明の第3変形実施形態による方法の進展の概略図。
図面は本発明をその実行のために詳細に開示しているが、当然ながら必要であれば本発明をより良く定義し得るものであることを最初に留意されたい。
本発明を、自動車両のガラス表面を除氷する好適な適用について以下に説明する。例えば、本発明はこのような車両のフロントガラスを除氷することであり得る。しかしながら、本発明は、自動車両のガラス表面から、特にそのフロントガラスから昆虫を除去することにも好適に適用されることを理解されたい。
図1を参照すると、自動車両のガラス表面Sには、それぞれがワイパーブレード2を有する単数又は複数のワイパーアーム1を備えた払拭及び洗浄装置が設けられている。以下、各ワイパーアーム1及びこれが有するワイパーブレード2を、全体として「ワイパーアーム」ユニットBBとして示されるユニットとして考察する。したがって、図1に示す例において、2つの「ワイパーアーム」ユニットBBが、ガラス表面Sに配置されている。
ガラス表面Sからできるだけ多くの土砂を除去するように、払拭及び洗浄装置は、ウィンドウ清掃液体を噴霧するための装置を備え得る。当該装置は、循環ポンプ及び中央搬送パイプ5によって、各ワイパーブレード2に配置された一連の分配ノズル6に接続されたウィンドウ清掃液体ジャー3を備える。図1に示す例によれば、分配ノズル6は、各ワイパーブレード2の各側に長手方向に配置されている。変形実施形態によれば、これらの分配ノズル6は、ワイパーブレード2の一側のみに均等に配設され得る。
この種の分配ノズルは、代替的に又は追加的に、車両のボンネット上、車両のフロントガラスフレーム上、又はワイパーブレード2の駆動アーム1上に設けられ得る。
ガラス表面Sの払拭及び/又は洗浄動作において、各「ワイパーアーム」ユニットBBは、モータ7によって駆動されてガラス表面S上を往復角度移動をなすように移動する。より正確には、図1において、払拭及び洗浄動作中に各「ワイパーアーム」ユニットBBがガラス表面S上で取り得る休止位置11と最端位置12とが、それぞれ実線と破線で示されている。この休止位置と最端位置との間で、「ワイパーアーム」ユニットは、フロントガラスの角度セクタ13上を移動する。角度セクタ13の頂点は、駆動アーム1の回転軸に一致する。
実線で示す休止位置11は、払拭及び/又は洗浄動作が開始される前の各「ワイパーアーム」ユニットBBの位置を表す。図1に示す例によれば、この休止位置において、各「ワイパーアーム」ユニットBBは、ガラス表面Sの下部において、例えばフロントガラスフレームに沿って配置される。図1において破線で示す最端位置12は、ガラス表面Sの払拭及び/又は洗浄動作において「ワイパーアーム」ユニットBBが取る休止位置から最も遠い位置に対応する。最端位置12及び休止位置11は、周方向において角度セクタ13の側面に位置している。最端位置12は、ワイパーブレード2が車両のフロントガラスピラーの1つと平行となる又は実質的に平行となる位置である。
本発明によれば、モータ7は、単一回転方向の直流電動機である。公知のように、実質的に一定の速度Ωで同一回転方向に回転することにより、モータ7は、リンクシステム14を介して「ワイパーアーム」ユニットBBを、その休止位置11とその最端位置12との間で往復運動において駆動する。信頼性が高く且つ頑丈でありながら、この種のモータは更に低コストで大量生産が容易である。モータは、低速及び高速でモータを制御するための3つのブラシを備え得る。
ガラス表面Sの特定の洗浄を実施するように、又は適切な活性液体によってこれを除氷するように、本発明は、いわゆる活性液体を分配するための装置15を提供する。ここで、当該液体をジャー3に収容されているウィンドウ清掃液体から区別するように、当該液体は活性であると限定する。特に昆虫に関する当該液体の融解又は溶解力が、ウインドウ清掃液体のそれと比較して迅速であるという意味において、当該液体は活性である。
この種の分配装置15は、循環ポンプ9を設けられた、活性液体を貯蔵するためのタンク8を備え得る。貯蔵タンク8及び循環ポンプ9は、一連の搬送パイプ5に接続され、これらによりワイパーブレード2に配置された分配ノズル6に接続される。
本発明の他の実施形態によれば、活性液体循環ポンプ9は、ウィンドウ清掃液体循環ポンプ4と別個であってもよいし、又はこれら2つのポンプは同一であってもよい。有利には、一連のバルブが設けられ、これらの流体の一方又は他方の循環が可能とされる。
図1に示す例によれば、同じパイプ及び分配ノズルが活性液体分配装置15とウィンドウ清掃液体噴霧装置とによって共有されている。或いは、本発明による払拭及び洗浄装置は、2つの別個の回路を備え得る。それらのうちの第1の回路は活性液体分配装置専用であり、第2の回路はウィンドウ清掃液体噴霧装置に固有である。
また、本発明による装置は、一方でモータ7の始動及び停止をコマンドする及び制御するのに適した制御手段10であって、他方で特に活性液体を循環させるためのポンプ9を制御することによって、活性液体の分配の開始及び停止をコマンドする及び制御することに適した制御手段10を含む。活性液体循環ポンプ9及びウィンドウ清掃液体循環ポンプ4が同一である場合、制御手段10は、有利にはこれらの流体の一方又は他方の特定の循環を可能とする一連のバルブを選択的に制御することに適していることが明瞭である。制御手段10は、有利には、電気モータ7へ電気エネルギーを供給するように、且つその供給を中断するように構成されている。したがって、電気モータ7は、開始コマンドと停止コマンドとの間で時間間隔によって時間的に制御される。
モータ7の始動及び停止をコマンドする及び制御することが意図された制御手段10は、位置センサを含む。単数又は複数のセンサが、特に「ワイパーアーム」ユニットBBの最端位置又は休止位置を検出するように適したものとされ得る。
本発明の一特徴によれば、「ワイパーアーム」ユニットBBのうちの少なくとも一方が上述のその最端位置にあるとき、制御手段10は、モータ7への給電を中断し得る。本発明の装置の他の変形実施形態によれば、「ワイパーアーム」ユニットBBのうちの少なくとも一方が上述のその休止位置にあるとき、制御手段10は、同様にモータ7への給電を中断し得る。
また、制御手段10が、利用される特定の払拭及び洗浄方法に応じて、モータ7及び/又は活性液体循環ポンプ9の始動時に、それらの間に単数又は複数の時間的ずれを以て信号を生成可能であることが有利である。ポンプ9を最初にオンにするとき、この種のずれは、分配装置15が活性液体で充填される予想時間を形成する。実際に、ポンプ9を長時間停止させると、ノズル及び搬送パイプが空になる。充填時間とも称されるこの時間的ずれは、分配装置15の良好な充填を保証する。そして、ユーザが活性液体の噴霧をコマンドするときには、液体は噴霧可能であるように準備が整っている。
図2乃至5は、本発明による方法の種々の変形実施形態の進展を概略的に示す。上述のように、本例で選択させる適用例は、上述のような装置を設けられたガラス表面Sから除氷する例であり、これは図1に概略的に示されている。図2乃至5では、横軸が時間を表し、縦軸がモータ7の作動又は停止、活性液体の分配、特に活性液体循環ポンプ9の作動についてのそれぞれの特性パラメータを表す。図面で詳述されないこれらの特性パラメータは、モータ7、電流、電圧、又は当該モータのオン又はオフ状態を示すバイナリ信号についての非排他的な例であり得る。活性液体循環ポンプ9について、この特性パラメータは、同様に、非制限的な例として、当該ポンプのオン又はオフ状態を表すバイナリ信号であり得る。
図2乃至5のそれぞれにおいて、下方の曲線はモータ7の状態を表し、上方の曲線は分配装置15の状態、特に活性液体循環ポンプ9の状態を表している。最後に、変形実施形態のいずれでも、本発明による方法の初期状態において、本発明による装置は休止位置にある。すなわち、各「ワイパーアーム」ユニットBBは、その休止位置にあり、モータ7及び活性液体循環ポンプ9は停止している。
本発明による第1実施形態を示す図2を参照すると、この実施形態は、第1時間t1を有する第1ステップE1を含む。第1時間t1において、モータ7はオン状態とされ、活性液体循環ポンプは停止している。したがって、この第1ステップE1において、活性液体は分配されず、各「ワイパーアーム」ユニットBBの移動がモータ7によって駆動される。本発明の一特徴によれば、第1ステップE1の第1時間t1は、各「ワイパーアーム」ユニットBBが当該第1ステップの間に、上述のその休止位置からその最端位置まで移行するように定義される。したがって、この第1ステップE1の第1時間t1は、典型的には、数十分の1秒乃至1又は2秒程度である。
本発明による方法の第2ステップE2において、モータ7は停止され、このモータ7の停止と同時に、活性液体循環ポンプ9が、分配装置15が活性液体で充填される時間に相当する時間t2に亘って始動される。本発明によれば、この第2ステップの時間t2は、当該時間t2において循環する活性液体の量が、活性液体が搬送パイプ5を充填するのに十分でありながら、分配ノズル6によって提供される活性液体が存在しないように十分に短いものであるように定義される。非制限的な例として、第2ステップE2の時間t2は、数十分の1秒程度であり得る。本発明による方法のこの第2ステップE2において、各「ワイパーアーム」ユニットBBは、その最端位置で停止している一方、本発明による払拭及び洗浄装置の分配装置15の供給回路は、活性液体で充填される。
持続時間t3を有する本発明による方法の第3ステップE3において、活性液体循環ポンプ9が作動を継続した状態で、モータ7が再び始動される。本発明によれば、第3ステップE3の持続時間t3は、第1ステップE1の第1持続時間t1に実質的に等しく、当該時間帯において、各「ワイパーアーム」ユニットBBがその最端位置からその休止位置に戻るように定義される。したがって、この第3ステップE3の持続時間t3は、第1ステップE1の第1持続時間t1と同様に、実質的に数十分の1秒乃至1又は2秒程度である。換言すれば、本発明による方法の当該第3ステップE3において、各「ワイパーアーム」ユニットBBはその休止位置に戻るのと同時に、或る量の活性液体が分配装置15によって、特に分配ノズル6を介して提供される。したがって、各「ワイパーアーム」ユニットBBは、その角度移動において、活性液体をガラス表面S上に広げる。
この第3ステップE3において、活性液体のうちの少なくとも一部が、「ワイパーアーム」ユニットBBの最端位置の方向に、すなわち「ワイパーアーム」ユニットBBの前進方向に対して反対側のフロントガラスの領域に噴霧され、これにより、ワイパーブレード2は、噴霧された活性液体を直ちに払拭しない。
持続時間t4を有する本発明による方法の第4ステップE4において、モータ7及び活性液体循環ポンプ9が同時に停止される。この第1ステップE4の持続時間t4は、ガラス表面Sに活性液体が作用を及ぼすための時間t4に相当する。この種の持続時間t4は、第3ステップE3において分配されされ広がった活性液体がガラス表面Sに作用を及ぼすことが可能であるように定義される。非制限的な例として、この第4ステップE4の持続時間t4は、数秒乃至1分程度であり得る。
第1実施形態によれば、本発明による方法は、上述の第4ステップE4の最後で停止する。除氷動作が十分に完了していないと思われる場合、車両のユーザは、上述の一連の4つのステップを新たにコマンドしなければならない。他の実施形態によれば、ガラス表面Sの状態を表す信号を生成するセンサが、本発明による装置に組み込まれ得る。こうして、当該センサによって生成された信号が除氷動作の完了を表す所定の値を取るまで、本発明による方法の上述の4つのステップが連続するサイクルで再生され得る。
上述の本発明による方法は、数ステップしか含まず制御が簡単である。なぜならば、本発明による装置の2つの要素、すなわち活性液体循環ポンプ9及びモータ7のみを始動させ停止させる単純な一連のコマンドを採用するからである。一方向モータを使用することにより、当該方法は比較的艇コストであり、多数の車両において実行され得る。
図3、4及び5は、上述の本発明による方法の種々の変形実施形態を示す。
図3により具体的に示す第1変形実施形態によれば、上述の第1ステップE1の前に、各持続時間t00及びt01を有する2つの予備ステップE00及びE01がコマンドされる。より正確には、持続時間t00である第1予備ステップE00において、モータ7を停止させた状態で、活性液体循環ポンプ9が始動される。この第1予備ステップの持続時間t00は、有利には、所定量の活性液体が分配装置15によって、特に分配ノズル6を介して提供されるようなものである。各「ワイパーアーム」ユニットBBは、その休止位置にあるため、提供された活性液体は、これらのユニットそれぞれの各ワイパーブレード2の近傍に留まり、当該ワイパーブレード2に浸透しながらその周囲を流れ落ちる。非制限的な例として、この第1予備ステップの持続時間t00は、有利には数十分の1秒乃至数秒である。
持続時間t01である第2予備ステップE01において、特に活性液体循環ポンプ9への給電を中断することにより分配装置15が停止され、モータ7は停止したままである。この第2予備ステップの持続時間t01は、有利には、活性液体が各ワイパーブレード2に作用を及ぼすことが可能であるように定義される。これにより、ワイパーブレード2それ自体が除氷され得るため、ある程度の可撓性が復活し、ブレードのワイパーゴムへのダメージが防止される。非制限的な例として、この持続時間t01は、数秒乃至1分程度であり得る。次いで、上述の4つのステップE1、E2、E3、E4が、本発明による方法の第1実施形態について上記した態様と同様にコマンドされる。換言すれば、第1変形実施形態において、本発明は、ガラス表面Sの除氷の前に、各ワイパーブレード2を除氷する第1ステップを提供する。
本方法の第2変形実施形態は、モータ7をオンにして「ワイパーアーム」ユニットBBをガラス表面S上の休止位置から最端位置に移動させるステップと並行して、特にポンプ9に給電することにより、制御手段10が活性液体のガラス表面S上の分配をオンにする。このE1aと称されるステップE1の変形が、本方法の第1ステップとして実施され得る、或いは、上述の予備ステップE00及びE01の実行後に実施され得る。この第1ステップE1aにおいて、各「ワイパーアーム」ユニットBBがガラス表面S上のその休止位置からその最端位置まで移動するとき、或る量の活性液体が分配ノズル6によって提供され、前記「ワイパーアーム」ユニットBBにより、その角度移動の間にガラス表面S上で広げられる。上述の他の実施形態より多くの活性液体を消費するため、この第2変形実施形態は除氷動作の有効性を改善することを可能にするとともに、例えば、ステップE00乃至E4又はEa1乃至E4を複数回繰り返すことなく、これらのステップ一回で十分にガラス表面の除氷を完了することができる。
図示しない変形例によれば、モータ7をオンにして「ワイパーアーム」ユニットBBをガラス表面S上の休止位置から最端位置に移動させるステップは、複数の連続するステップ及び停止時間によって同様に実施され得る。「ワイパーアーム」ユニットBBの休止位置から最端位置への連続移動に代えて、各停止中に活性液体がガラス表面に噴霧される一連のステップが実施される。
図5により具体的に示される第3変形実施形態では、休止位置から最端位置への移動が、活性液体のガラス表面への分配と並行して実施される上述のステップE1aが採用される。本変形例において、補足ステップE20が、変形第1ステップE1aと第2ステップE2との間で実施される。より正確には、持続時間t20を有するこの補足ステップE20において、特に活性液体循環ポンプ9への給電を中断することにより、分配装置15と同様にモータ7が停止される。第1ステップE1aにおいて或る量の活性液体がガラス表面S提供されこの上で広げられている。そして、この補足ステップE20は、活性液体循環ポンプ9を再始動させる前に、且つ「ワイパーアーム」ユニットBBの移動を再開する前に、当該液体が作用を及ぼすステップを構成する。
換言すれば、この第3変形実施形態によれば、以下のステップが連続的に実施される。
‐第1及び第2予備ステップE00及びE01において、各「ワイパーアーム」ユニットBBがその休止位置にある状態で、活性液体を分配ノズル6を介して分配すること(第1予備ステップE00)により、そして当該液体の作用(第2予備ステップE01)によりワイパーブレード2を除氷するステップ。
‐活性液体をガラス表面Sに分配し、同活性液体を各「ワイパーアーム」ユニットBBのその休止位置とその最端位置との間における角度移動によってガラス表面S上で広げるステップ(第1ステップE1a)。
‐このようにしてガラス表面S上に広げられた液体が作用を及ぼすステップ(補足ステップE20)。
‐流体分配回路を充填するステップ(第2ステップE2)であって、流体分配回路が空でない場合は選択的であり得るステップ。
‐活性液体をガラス表面Sに分配し、同活性液体を各「ワイパーアーム」ユニットBBのその最端位置とその休止位置との間における角度移動によってガラス表面S上で広げるステップ(第3ステップE3)。
‐このようにしてガラス表面Sに広げられた液体が作用を及ぼすステップ(第4ステップE4)。
単一方向モータと、一方で除氷/洗浄されるべきガラス表面上での少なくとも1つの「ワイパーアーム」ユニットの角度移動を制御可能であるとともに、他方で除氷/洗浄動作のために使用される活性液体分配装置を制御可能である制御手段とが少なくとも採用される限り、非制限的な例として説明してきた装置及び方法の種々の変形例が当業者に可能である。少なくとも1つの「ワイパーアーム」ユニットの角度移動の制御は、特に、「ワイパーアーム」ユニットをその最端位置又はその休止位置において停止させるステップを含み得る。
除氷作業の完了は、選択的に、フロントガラスに存在する活性液体を取り去るための掃引サイクルを含み得る。
また、除氷作業の完了は、選択的に、ジャー3に貯蔵されたウィンドウ清掃液体を使用してフロントガラスをゆすぎ洗いするサイクルを含み得る。
いずれにしても、本発明は、本明細書に具体的に記載されている実施形態に限定されるとみなされるべきではなく、特に全ての同等の手段及びそれらの手段の技術的に動作可能な組み合わせを包含する。したがって、本発明は、「ワイパーアーム」ユニットの休止位置から最端位置への移動が、単独の連続的な移動においてではなく、このユニット又はこれらのユニットがガラス表面における基本的な各運動を実施する一連の基本的なステップにおいて実施される状況を特に包含する。

Claims (14)

  1. 自動車両のガラス表面(S)を払拭及び洗浄するための装置であって、
    ‐一方向に回転するとともに、駆動アーム(1)とワイパーブレード(2)とによって形成された少なくとも1つの「ワイパーアーム」ユニット(BB)をリンク機構(14)を介して移動させることができる直流電気モータ(7)であって、前記「ワイパーアーム」ユニット(BB)は、前記ガラス表面の角度セクタ(13)に関する休止位置(11)と前記休止位置(11)の反対側の端位置(12)との間の往復角度移動に従って移動する、直流電気モータ(7)と、
    ‐好適には除氷液体又は昆虫除去液体である活性液体を、前記ガラス表面(S)に分配するための装置(15)と、
    ‐一方で前記「ワイパーアーム」ユニット(BB)を非ゼロの持続時間に亘って停止させるべく前記モータ(7)の動作を制御するように構成されるとともに、他方で前記分配装置(15)による前記活性液体の分配を制御するように構成された制御手段(10)と、
    を少なくとも備える装置。
  2. 前記「ワイパーアーム」ユニット(BB)がその休止位置及び/又はその最端位置にあるときに、前記制御手段(10)は、前記「ワイパーアーム」ユニット(BB)を停止させるべく前記モータ(7)の動作を制御するように構成される、
    請求項1に記載の装置。
  3. 前記分配装置(15)は、前記ワイパーブレード(2)及び/又は前記駆動アーム(1)に配置された一連の分配ノズル(6)を少なくとも備える、
    請求項1又は2に記載の装置。
  4. 前記分配装置(15)は、活性液体を貯蔵するためのタンク(8)と、前記活性液体を前記貯蔵タンク(8)と前記分配ノズル(6)との間で搬送するための一連のパイプ(5)と、当該活性液体を前記一連のパイプ(5)及び前記分配ノズル(6)において循環させることに適したポンプ(9)と、を少なくとも備える、
    請求項1乃至3のいずれか一項に記載の装置。
  5. 前記制御手段(10)は、前記モータ(7)を、これを始動及び停止させるための連続するコマンドを介して制御する、
    請求項1乃至4のいずれか一項に記載の装置。
  6. 前記制御手段(10)は、前記活性液体の分配と前記モータ(7)とを、それらの間に非ゼロの時間的ずれを以て制御するように構成される、
    請求項1乃至5のいずれか一項に記載の装置。
  7. 前記装置は、ウィンドウ清掃液体を噴霧するための装置を備え、
    前記ウィンドウ清掃液体を噴霧するための装置は、前記活性液体用の前記貯蔵タンク(8)とは別個の、前記ウィンドウ清掃液体の保持用ジャー(3)を備え、
    前記一連の搬送パイプ(5)及び前記分配ノズル(6)の少なくとも一部は、前記ウィンドウ清掃液体及び前記活性液体に共用とされる、
    請求項4に記載の装置。
  8. 請求項1乃至7のいずれか一項に記載の装置を使用してガラス表面(S)を払拭及び洗浄するための方法において、
    ‐前記制御手段(10)は、前記活性液体の分配と前記モータ(7)とを、それらの間に非ゼロの時間的ずれを以て制御するように構成され、前記活性液体の分配は、好適には前記モータ(7)の前にオンにされる、
    方法。
  9. ‐前記制御手段(10)は、当該方法の或る時間の間に、前記モータ(7)と前記活性液体の分配とを並行してオンにする、
    請求項8に記載の方法。
  10. ‐前記制御手段(10)は、前記モータ(7)をオンにして、前記「ワイパーアーム」ユニット(BB)を、前記ガラス表面(S)上の前記休止位置(11)から前記最端位置(12)に移動させる、
    ‐前記制御手段(10)は、前記休止位置(11)から前記最端位置(12)への移動に必要な時間に相当する第1の所定時間(t1)後に、前記モータ(7)をオフにする、
    ‐前記制御手段(10)は、前記活性液体(S)の分配をオンにするとともに、前記分配装置(15)への前記活性液体の充填に相当する時間(t2)に亘って前記モータ(7)をオフにしたままにする、
    ‐前記制御手段(10)は、前記モータ(7)と前記分配装置(16)とを、前記最端位置(12)から前記休止位置(11)への移動に必要な時間に相当する第2時間(t3)に亘って並行してオンにする、
    ‐前記制御手段(10)は、前記モータ(7)と前記分配装置(15)とをオフにし、前記活性液体が作用を及ぼす時間(t4)に亘ってこれらをオフにしたままにする、
    請求項8又は9に記載の方法。
  11. 前記モータ(7)をオンにして前記「ワイパーアーム」ユニット(BB)を前記ガラス表面(S)上の前記休止位置(11)から前記最端位置(12)に移動させる前に、前記制御手段(10)は、前記活性液体の前記ガラス表面(S)への分配をオンにするとともに、前記活性液体が作用を及ぼす時間(t01)に亘って前記モータ(7)をオフにしたままにする、
    請求項10に記載の方法。
  12. 前記モータ(7)をオンにして前記「ワイパーアーム」ユニット(BB)を前記ガラス表面(S)上の前記休止位置(11)から前記最端位置(12)に移動させるのと並行して、前記制御手段(10)は、前記活性液体の前記ガラス表面(S)への分配をオンにする、
    請求項10又は11のいずれか一項に記載の方法。
  13. 前記モータ(7)をオンにして前記「ワイパーアーム」ユニット(BB)を前記ガラス表面(S)上の前記休止位置(11)から前記最端位置(12)に移動させるのは、複数の連続するステップ及び停止時間により実施される、
    請求項12に記載の方法。
  14. 前記最端位置(12)に到達したら、前記制御手段(10)は、前記モータ(7)と前記分配装置(15)とをオフにし、前記活性液体が作用を及ぼす時間(t20)に亘ってこれらをオフにしたままにする、
    請求項12又は13のいずれか一項に記載の方法。
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