JP2019528260A5 - - Google Patents
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Description
特定の実施形態では、MDS患者において高レベルの共変異異質性が存在する。特定の実施形態では、IDH2以外の16個の異なる追加遺伝子が変異を含んで存在し、患者あたり平均2.6個の遺伝子が変異される。特定の実施形態では、化合物Aに対するMDS患者における臨床的奏効(≧HI)は、TP53、U2AF1、SETBP1、TCF3、STAG2、NRAS、JAK2、及びBRAFを除く全ての変異の存在下で観察される。特定の実施形態では、SRSF2、MPL、及びASXL1における変異を有する患者は、化合物Aに対する臨床的奏効(≧HI)を有するMDS患者に多く含まれる。
本件出願は、以下の態様の発明を提供する。
(態様1)
対象において骨髄異形成症候群を治療する方法であって、前記対象に治療有効量の下記式:
(化1)
を有する2−メチル−1−[(4−[6−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル]−6−{[2−(トリフルオロメチル)ピリジン−4−イル]アミノ}−1,3,5−トリアジン−2−イル)アミノ]プロパン−2−オール、
またはその薬学的に許容される塩、溶媒和物、互変異性体、同位体分子種、プロドラッグ、代謝産物、もしくは多形体(化合物1)を投与することを含み、前記骨髄異形成症候群が、IDH2の変異体対立遺伝子及び少なくとも1つの第2の遺伝子の変異体対立遺伝子の存在を特徴とし、前記第2の遺伝子が、ASXL1及びSRSF2からなる群から選択される、前記方法。
(態様2)
前記骨髄異形成症候群が、1つ以上の追加の遺伝子の1つ以上の変異体対立遺伝子の存在をさらに特徴とする、態様1に記載の方法。
(態様3)
前記第2の遺伝子が、ASXL1である、態様1または2のいずれか1項に記載の方法。
(態様4)
前記第2の遺伝子が、SRSF2である、態様1または2のいずれか1項に記載の方法。
(態様5)
前記骨髄異形成症候群が、ASXL1及びSRSF2の変異体対立遺伝子の存在を特徴とする、態様1〜4のいずれか1項に記載の方法。
(態様6)
前記追加の遺伝子が、MPLである、態様2〜5のいずれか1項に記載の方法。
(態様7)
前記1つ以上の追加の遺伝子が、MPL、DNMT3A、CSF3R、FAT3、またはCBLである、態様2〜6のいずれか1項に記載の方法。
(態様8)
前記骨髄異形成症候群が、少なくとも1つの他の遺伝子の変異体対立遺伝子の不在をさらに特徴とし、前記他の遺伝子が、KRAS、TP53、SETBP1、及びU2AF1からなる群から選択される、態様1〜8のいずれか1項に記載の方法。
(態様9)
前記骨髄異形成症候群が、少なくとも1つの他の遺伝子の変異体対立遺伝子の不在をさらに特徴とし、前記他の遺伝子が、TP53、SETBP1、U2AF1、TCF3、STAG2、NRAS、JAK2、及びBRAFからなる群から選択される、態様1〜8のいずれか1項に記載の方法。
(態様10)
前記骨髄異形成症候群が、KRASの変異体対立遺伝子の不在を特徴とする、態様1〜9のいずれか1項に記載の方法。
(態様11)
前記骨髄異形成症候群が、TP53の変異体対立遺伝子の不在を特徴とする、態様1〜10のいずれか1項に記載の方法。
(態様12)
前記骨髄異形成症候群が、SETBP1の変異体対立遺伝子の不在を特徴とする、態様1〜11のいずれか1項に記載の方法。
(態様13)
前記骨髄異形成症候群が、U2AF1の変異体対立遺伝子の不在を特徴とする、態様1〜12のいずれか1項に記載の方法。
(態様14)
前記骨髄異形成症候群が、KRAS及びTP53の変異体対立遺伝子の不在を特徴とする、態様1〜13のいずれか1項に記載の方法。
(態様15)
前記骨髄異形成症候群が、KRAS、TP53、SETBP1、及びU2AF1の変異体対立遺伝子の不在を特徴とする、態様1〜14のいずれか1項に記載の方法。
(態様16)
前記骨髄異形成症候群が、TCF3の変異体対立遺伝子の不在を特徴とする、態様1〜15のいずれか1項に記載の方法。
(態様17)
前記骨髄異形成症候群が、STAG2の変異体対立遺伝子の不在を特徴とする、態様1〜16のいずれか1項に記載の方法。
(態様18)
前記骨髄異形成症候群が、NRASの変異体対立遺伝子の不在を特徴とする、態様1〜17のいずれか1項に記載の方法。
(態様19)
前記骨髄異形成症候群が、JAK2の変異体対立遺伝子の不在を特徴とする、態様1〜18のいずれか1項に記載の方法。
(態様20)
前記骨髄異形成症候群が、BRAFの変異体対立遺伝子の不在を特徴とする、態様1〜19のいずれか1項に記載の方法。
(態様21)
前記骨髄異形成症候群が、KRAS、TP53、TCF3、及びSTAG2の変異体対立遺伝子の不在を特徴とする、態様1〜7のいずれか1項に記載の方法。
(態様22)
前記骨髄異形成症候群が、SETBP1、NRAS、JAK2、及びBRAFの変異体対立遺伝子の不在を特徴とする、態様1〜7のいずれか1項に記載の方法。
(態様23)
対象において骨髄異形成症候群を治療する方法であって、前記対象に治療有効量の下記式:
(化2)
を有する2−メチル−1−[(4−[6−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル]−6−{[2−(トリフルオロメチル)ピリジン−4−イル]アミノ}−1,3,5−トリアジン−2−イル)アミノ]プロパン−2−オール、
またはその薬学的に許容される塩、溶媒和物、互変異性体、同位体分子種、プロドラッグ、代謝産物、もしくは多形体(化合物1)を投与することを含み、前記骨髄異形成症候群が、IDH2の変異体対立遺伝子の存在及び少なくとも1つの他の遺伝子の変異体対立遺伝子の不在を特徴とし、前記他の遺伝子が、KRAS、TP53、SETBP1、及びU2AF1からなる群から選択される、前記方法。
(態様24)
対象において骨髄異形成症候群を治療する方法であって、前記対象に治療有効量の下記式:
(化3)
を有する2−メチル−1−[(4−[6−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル]−6−{[2−(トリフルオロメチル)ピリジン−4−イル]アミノ}−1,3,5−トリアジン−2−イル)アミノ]プロパン−2−オール、
またはその薬学的に許容される塩、溶媒和物、互変異性体、同位体分子種、プロドラッグ、代謝産物、もしくは多形体(化合物1)を投与することを含み、前記骨髄異形成症候群が、IDH2の変異体対立遺伝子の存在及び少なくとも1つの他の遺伝子の変異体対立遺伝子の不在を特徴とし、前記他の遺伝子が、KRAS、TP53、SETBP1、U2AF1、TCF3、STAG2、NRAS、JAK2、及びBRAFからなる群から選択される、前記方法。
(態様25)
前記骨髄異形成症候群が、1つ以上の追加の遺伝子の1つ以上の変異体対立遺伝子の存在をさらに特徴とする、態様23または24に記載の方法。
(態様26)
前記骨髄異形成症候群が、KRASの変異体対立遺伝子の不在を特徴とする、態様23〜25のいずれか1項に記載の方法。
(態様27)
前記骨髄異形成症候群が、TP53の変異体対立遺伝子の不在を特徴とする、態様23〜26のいずれか1項に記載の方法。
(態様28)
前記骨髄異形成症候群が、SETBP1の変異体対立遺伝子の不在を特徴とする、態様23〜27のいずれか1項に記載の方法。
(態様29)
前記骨髄異形成症候群が、U2AF1の変異体対立遺伝子の不在を特徴とする、態様23〜28のいずれか1項に記載の方法。
(態様30)
前記骨髄異形成症候群が、KRAS及びTP53の変異体対立遺伝子の不在を特徴とする、態様23〜29のいずれか1項に記載の方法。
(態様31)
前記骨髄異形成症候群が、U2AF1の変異体対立遺伝子の不在を特徴とする、態様23〜30のいずれか1項に記載の方法。
(態様32)
前記骨髄異形成症候群が、TCF3の変異体対立遺伝子の不在を特徴とする、態様23〜31のいずれか1項に記載の方法。
(態様33)
前記骨髄異形成症候群が、STAG2の変異体対立遺伝子の不在を特徴とする、態様23〜32のいずれか1項に記載の方法。
(態様34)
前記骨髄異形成症候群が、NRASの変異体対立遺伝子の不在を特徴とする、態様23〜33のいずれか1項に記載の方法。
(態様35)
前記骨髄異形成症候群が、JAK2の変異体対立遺伝子の不在を特徴とする、態様23〜34のいずれか1項に記載の方法。
(態様36)
前記骨髄異形成症候群が、BRAFの変異体対立遺伝子の不在を特徴とする、態様23〜35のいずれか1項に記載の方法。
(態様37)
前記骨髄異形成症候群が、第2の遺伝子の変異体対立遺伝子の存在を特徴とし、前記第2の遺伝子が、ASXL1及びSRSF2からなる群から選択される、態様23〜36のいずれか1項に記載の方法。
(態様38)
前記骨髄異形成症候群が、ASXL1の変異体対立遺伝子の存在を特徴とする、態様23〜37のいずれか1項に記載の方法。
(態様39)
前記骨髄異形成症候群が、SRSF2の変異体対立遺伝子の存在を特徴とする、態様21〜37のいずれか1項に記載の方法。
(態様40)
前記骨髄異形成症候群が、ASXL1及びSRSF2の変異体対立遺伝子の存在を特徴とする、態様23〜39のいずれか1項に記載の方法。
(態様41)
IDH2の前記変異体対立遺伝子が、mIDH2−R140またはmIDH2−R172である、態様1〜40のいずれか1項に記載の方法。
(態様42)
IDH2の前記変異体対立遺伝子が、mIDH2−R140である、態様41に記載の方法。
(態様43)
IDH2の前記変異体対立遺伝子が、mIDH2−R172である、態様41に記載の方法。
(態様44)
IDH2の前記変異体対立遺伝子が、mIDH2−R140Q、mIDH2−R140W、mIDH2−R140L、mIDH2−R172K、またはmIDH2−R172Gである、態様41に記載の方法。
(態様45)
IDH2の前記変異体対立遺伝子が、mIDH2−R140Qである、態様41に記載の方法。
(態様46)
IDH2の前記変異体対立遺伝子が、mIDH2−R140Wである、態様41に記載の方法。
(態様47)
IDH2の前記変異体対立遺伝子が、mIDH2−R140Lである、態様41に記載の方法。
(態様48)
IDH2の前記変異体対立遺伝子が、mIDH2−R172Kである、態様41に記載の方法。
(態様49)
IDH2の前記変異体対立遺伝子が、mIDH2−R172Gである、態様41に記載の方法。
(態様50)
化合物1が、約20〜2000mg/日の用量で投与される、態様1〜49のいずれか1項に記載の方法。
(態様51)
化合物1が、約50〜500mg/日の用量で投与される、態様1〜48のいずれか1項に記載の方法。
(態様52)
前記用量が、約60mg/日である、態様51に記載の方法。
(態様53)
前記用量が、約100mg/日である、態様51に記載の方法。
(態様54)
前記用量が、約150mg/日である、態様51に記載の方法。
(態様55)
前記用量が、約200mg/日である、態様51に記載の方法。
(態様56)
前記用量が、約300mg/日である、態様51に記載の方法。
(態様57)
化合物1が、1日1回投与される、態様1〜56のいずれか1項に記載の方法。
(態様58)
化合物1が、1〜25サイクルにわたって投与される、態様1〜57のいずれか1項に記載の方法。
(態様59)
化合物1が、28日サイクルで投与される、態様1〜58のいずれか1項に記載の方法。
(態様60)
化合物1が、経口投与される、態様1〜59のいずれか1項に記載の方法。
(態様61)
化合物1が、1日1回、28日サイクルで、約100mg/日の用量で経口投与される、態様60に記載の方法。
(態様62)
化合物1が、2−メチル−1−[(4−[6−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル]−6−{[2−(トリフルオロメチル)ピリジン−4−イル]アミノ}−1,3,5−トリアジン−2−イル)アミノ]プロパン−2−オールのメシラート塩である、態様1〜61のいずれか1項に記載の方法。
(態様63)
前記骨髄異形成症候群が、過剰芽細胞、サブタイプRAEB−1またはRAEB−2を伴う、態様1〜62のいずれか1項に記載の方法。
(態様64)
前記骨髄異形成症候群が、未治療である、態様1〜63のいずれか1項に記載の方法。
(態様65)
化合物1が、MDSの第一選択治療として投与される、態様1〜64のいずれか1項に記載の方法。
(態様66)
化合物1が、前記骨髄異形成症候群の第二、第三、または第四選択治療として投与される、態様1〜64のいずれか1項に記載の方法。
(態様67)
前記骨髄異形成症候群が、急性骨髄性白血病に続いて起こる、態様1〜66のいずれか1項に記載の方法。
本件出願は、以下の態様の発明を提供する。
(態様1)
対象において骨髄異形成症候群を治療する方法であって、前記対象に治療有効量の下記式:
(化1)
を有する2−メチル−1−[(4−[6−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル]−6−{[2−(トリフルオロメチル)ピリジン−4−イル]アミノ}−1,3,5−トリアジン−2−イル)アミノ]プロパン−2−オール、
またはその薬学的に許容される塩、溶媒和物、互変異性体、同位体分子種、プロドラッグ、代謝産物、もしくは多形体(化合物1)を投与することを含み、前記骨髄異形成症候群が、IDH2の変異体対立遺伝子及び少なくとも1つの第2の遺伝子の変異体対立遺伝子の存在を特徴とし、前記第2の遺伝子が、ASXL1及びSRSF2からなる群から選択される、前記方法。
(態様2)
前記骨髄異形成症候群が、1つ以上の追加の遺伝子の1つ以上の変異体対立遺伝子の存在をさらに特徴とする、態様1に記載の方法。
(態様3)
前記第2の遺伝子が、ASXL1である、態様1または2のいずれか1項に記載の方法。
(態様4)
前記第2の遺伝子が、SRSF2である、態様1または2のいずれか1項に記載の方法。
(態様5)
前記骨髄異形成症候群が、ASXL1及びSRSF2の変異体対立遺伝子の存在を特徴とする、態様1〜4のいずれか1項に記載の方法。
(態様6)
前記追加の遺伝子が、MPLである、態様2〜5のいずれか1項に記載の方法。
(態様7)
前記1つ以上の追加の遺伝子が、MPL、DNMT3A、CSF3R、FAT3、またはCBLである、態様2〜6のいずれか1項に記載の方法。
(態様8)
前記骨髄異形成症候群が、少なくとも1つの他の遺伝子の変異体対立遺伝子の不在をさらに特徴とし、前記他の遺伝子が、KRAS、TP53、SETBP1、及びU2AF1からなる群から選択される、態様1〜8のいずれか1項に記載の方法。
(態様9)
前記骨髄異形成症候群が、少なくとも1つの他の遺伝子の変異体対立遺伝子の不在をさらに特徴とし、前記他の遺伝子が、TP53、SETBP1、U2AF1、TCF3、STAG2、NRAS、JAK2、及びBRAFからなる群から選択される、態様1〜8のいずれか1項に記載の方法。
(態様10)
前記骨髄異形成症候群が、KRASの変異体対立遺伝子の不在を特徴とする、態様1〜9のいずれか1項に記載の方法。
(態様11)
前記骨髄異形成症候群が、TP53の変異体対立遺伝子の不在を特徴とする、態様1〜10のいずれか1項に記載の方法。
(態様12)
前記骨髄異形成症候群が、SETBP1の変異体対立遺伝子の不在を特徴とする、態様1〜11のいずれか1項に記載の方法。
(態様13)
前記骨髄異形成症候群が、U2AF1の変異体対立遺伝子の不在を特徴とする、態様1〜12のいずれか1項に記載の方法。
(態様14)
前記骨髄異形成症候群が、KRAS及びTP53の変異体対立遺伝子の不在を特徴とする、態様1〜13のいずれか1項に記載の方法。
(態様15)
前記骨髄異形成症候群が、KRAS、TP53、SETBP1、及びU2AF1の変異体対立遺伝子の不在を特徴とする、態様1〜14のいずれか1項に記載の方法。
(態様16)
前記骨髄異形成症候群が、TCF3の変異体対立遺伝子の不在を特徴とする、態様1〜15のいずれか1項に記載の方法。
(態様17)
前記骨髄異形成症候群が、STAG2の変異体対立遺伝子の不在を特徴とする、態様1〜16のいずれか1項に記載の方法。
(態様18)
前記骨髄異形成症候群が、NRASの変異体対立遺伝子の不在を特徴とする、態様1〜17のいずれか1項に記載の方法。
(態様19)
前記骨髄異形成症候群が、JAK2の変異体対立遺伝子の不在を特徴とする、態様1〜18のいずれか1項に記載の方法。
(態様20)
前記骨髄異形成症候群が、BRAFの変異体対立遺伝子の不在を特徴とする、態様1〜19のいずれか1項に記載の方法。
(態様21)
前記骨髄異形成症候群が、KRAS、TP53、TCF3、及びSTAG2の変異体対立遺伝子の不在を特徴とする、態様1〜7のいずれか1項に記載の方法。
(態様22)
前記骨髄異形成症候群が、SETBP1、NRAS、JAK2、及びBRAFの変異体対立遺伝子の不在を特徴とする、態様1〜7のいずれか1項に記載の方法。
(態様23)
対象において骨髄異形成症候群を治療する方法であって、前記対象に治療有効量の下記式:
(化2)
を有する2−メチル−1−[(4−[6−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル]−6−{[2−(トリフルオロメチル)ピリジン−4−イル]アミノ}−1,3,5−トリアジン−2−イル)アミノ]プロパン−2−オール、
またはその薬学的に許容される塩、溶媒和物、互変異性体、同位体分子種、プロドラッグ、代謝産物、もしくは多形体(化合物1)を投与することを含み、前記骨髄異形成症候群が、IDH2の変異体対立遺伝子の存在及び少なくとも1つの他の遺伝子の変異体対立遺伝子の不在を特徴とし、前記他の遺伝子が、KRAS、TP53、SETBP1、及びU2AF1からなる群から選択される、前記方法。
(態様24)
対象において骨髄異形成症候群を治療する方法であって、前記対象に治療有効量の下記式:
(化3)
を有する2−メチル−1−[(4−[6−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル]−6−{[2−(トリフルオロメチル)ピリジン−4−イル]アミノ}−1,3,5−トリアジン−2−イル)アミノ]プロパン−2−オール、
またはその薬学的に許容される塩、溶媒和物、互変異性体、同位体分子種、プロドラッグ、代謝産物、もしくは多形体(化合物1)を投与することを含み、前記骨髄異形成症候群が、IDH2の変異体対立遺伝子の存在及び少なくとも1つの他の遺伝子の変異体対立遺伝子の不在を特徴とし、前記他の遺伝子が、KRAS、TP53、SETBP1、U2AF1、TCF3、STAG2、NRAS、JAK2、及びBRAFからなる群から選択される、前記方法。
(態様25)
前記骨髄異形成症候群が、1つ以上の追加の遺伝子の1つ以上の変異体対立遺伝子の存在をさらに特徴とする、態様23または24に記載の方法。
(態様26)
前記骨髄異形成症候群が、KRASの変異体対立遺伝子の不在を特徴とする、態様23〜25のいずれか1項に記載の方法。
(態様27)
前記骨髄異形成症候群が、TP53の変異体対立遺伝子の不在を特徴とする、態様23〜26のいずれか1項に記載の方法。
(態様28)
前記骨髄異形成症候群が、SETBP1の変異体対立遺伝子の不在を特徴とする、態様23〜27のいずれか1項に記載の方法。
(態様29)
前記骨髄異形成症候群が、U2AF1の変異体対立遺伝子の不在を特徴とする、態様23〜28のいずれか1項に記載の方法。
(態様30)
前記骨髄異形成症候群が、KRAS及びTP53の変異体対立遺伝子の不在を特徴とする、態様23〜29のいずれか1項に記載の方法。
(態様31)
前記骨髄異形成症候群が、U2AF1の変異体対立遺伝子の不在を特徴とする、態様23〜30のいずれか1項に記載の方法。
(態様32)
前記骨髄異形成症候群が、TCF3の変異体対立遺伝子の不在を特徴とする、態様23〜31のいずれか1項に記載の方法。
(態様33)
前記骨髄異形成症候群が、STAG2の変異体対立遺伝子の不在を特徴とする、態様23〜32のいずれか1項に記載の方法。
(態様34)
前記骨髄異形成症候群が、NRASの変異体対立遺伝子の不在を特徴とする、態様23〜33のいずれか1項に記載の方法。
(態様35)
前記骨髄異形成症候群が、JAK2の変異体対立遺伝子の不在を特徴とする、態様23〜34のいずれか1項に記載の方法。
(態様36)
前記骨髄異形成症候群が、BRAFの変異体対立遺伝子の不在を特徴とする、態様23〜35のいずれか1項に記載の方法。
(態様37)
前記骨髄異形成症候群が、第2の遺伝子の変異体対立遺伝子の存在を特徴とし、前記第2の遺伝子が、ASXL1及びSRSF2からなる群から選択される、態様23〜36のいずれか1項に記載の方法。
(態様38)
前記骨髄異形成症候群が、ASXL1の変異体対立遺伝子の存在を特徴とする、態様23〜37のいずれか1項に記載の方法。
(態様39)
前記骨髄異形成症候群が、SRSF2の変異体対立遺伝子の存在を特徴とする、態様21〜37のいずれか1項に記載の方法。
(態様40)
前記骨髄異形成症候群が、ASXL1及びSRSF2の変異体対立遺伝子の存在を特徴とする、態様23〜39のいずれか1項に記載の方法。
(態様41)
IDH2の前記変異体対立遺伝子が、mIDH2−R140またはmIDH2−R172である、態様1〜40のいずれか1項に記載の方法。
(態様42)
IDH2の前記変異体対立遺伝子が、mIDH2−R140である、態様41に記載の方法。
(態様43)
IDH2の前記変異体対立遺伝子が、mIDH2−R172である、態様41に記載の方法。
(態様44)
IDH2の前記変異体対立遺伝子が、mIDH2−R140Q、mIDH2−R140W、mIDH2−R140L、mIDH2−R172K、またはmIDH2−R172Gである、態様41に記載の方法。
(態様45)
IDH2の前記変異体対立遺伝子が、mIDH2−R140Qである、態様41に記載の方法。
(態様46)
IDH2の前記変異体対立遺伝子が、mIDH2−R140Wである、態様41に記載の方法。
(態様47)
IDH2の前記変異体対立遺伝子が、mIDH2−R140Lである、態様41に記載の方法。
(態様48)
IDH2の前記変異体対立遺伝子が、mIDH2−R172Kである、態様41に記載の方法。
(態様49)
IDH2の前記変異体対立遺伝子が、mIDH2−R172Gである、態様41に記載の方法。
(態様50)
化合物1が、約20〜2000mg/日の用量で投与される、態様1〜49のいずれか1項に記載の方法。
(態様51)
化合物1が、約50〜500mg/日の用量で投与される、態様1〜48のいずれか1項に記載の方法。
(態様52)
前記用量が、約60mg/日である、態様51に記載の方法。
(態様53)
前記用量が、約100mg/日である、態様51に記載の方法。
(態様54)
前記用量が、約150mg/日である、態様51に記載の方法。
(態様55)
前記用量が、約200mg/日である、態様51に記載の方法。
(態様56)
前記用量が、約300mg/日である、態様51に記載の方法。
(態様57)
化合物1が、1日1回投与される、態様1〜56のいずれか1項に記載の方法。
(態様58)
化合物1が、1〜25サイクルにわたって投与される、態様1〜57のいずれか1項に記載の方法。
(態様59)
化合物1が、28日サイクルで投与される、態様1〜58のいずれか1項に記載の方法。
(態様60)
化合物1が、経口投与される、態様1〜59のいずれか1項に記載の方法。
(態様61)
化合物1が、1日1回、28日サイクルで、約100mg/日の用量で経口投与される、態様60に記載の方法。
(態様62)
化合物1が、2−メチル−1−[(4−[6−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル]−6−{[2−(トリフルオロメチル)ピリジン−4−イル]アミノ}−1,3,5−トリアジン−2−イル)アミノ]プロパン−2−オールのメシラート塩である、態様1〜61のいずれか1項に記載の方法。
(態様63)
前記骨髄異形成症候群が、過剰芽細胞、サブタイプRAEB−1またはRAEB−2を伴う、態様1〜62のいずれか1項に記載の方法。
(態様64)
前記骨髄異形成症候群が、未治療である、態様1〜63のいずれか1項に記載の方法。
(態様65)
化合物1が、MDSの第一選択治療として投与される、態様1〜64のいずれか1項に記載の方法。
(態様66)
化合物1が、前記骨髄異形成症候群の第二、第三、または第四選択治療として投与される、態様1〜64のいずれか1項に記載の方法。
(態様67)
前記骨髄異形成症候群が、急性骨髄性白血病に続いて起こる、態様1〜66のいずれか1項に記載の方法。
Claims (67)
- 対象において骨髄異形成症候群を治療するための薬学的組成物であって、下記式:
またはその薬学的に許容される塩、溶媒和物、互変異性体、同位体分子種、プロドラッグ、代謝産物、もしくは多形体(化合物1)を含み、前記骨髄異形成症候群が、IDH2の変異体対立遺伝子及び少なくとも1つの第2の遺伝子の変異体対立遺伝子の存在を特徴とし、前記第2の遺伝子が、ASXL1及びSRSF2からなる群から選択される、前記薬学的組成物。 - 前記骨髄異形成症候群が、1つ以上の追加の遺伝子の1つ以上の変異体対立遺伝子の存在をさらに特徴とする、請求項1に記載の薬学的組成物。
- 前記第2の遺伝子が、ASXL1である、請求項1または2のいずれか1項に記載の薬学的組成物。
- 前記第2の遺伝子が、SRSF2である、請求項1または2のいずれか1項に記載の薬学的組成物。
- 前記骨髄異形成症候群が、ASXL1及びSRSF2の変異体対立遺伝子の存在を特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の薬学的組成物。
- 前記追加の遺伝子が、MPLである、請求項2〜5のいずれか1項に記載の薬学的組成物。
- 前記1つ以上の追加の遺伝子が、MPL、DNMT3A、CSF3R、FAT3、またはCBLである、請求項2〜6のいずれか1項に記載の薬学的組成物。
- 前記骨髄異形成症候群が、少なくとも1つの他の遺伝子の変異体対立遺伝子の不在をさらに特徴とし、前記他の遺伝子が、KRAS、TP53、SETBP1、及びU2AF1からなる群から選択される、請求項1〜8のいずれか1項に記載の薬学的組成物。
- 前記骨髄異形成症候群が、少なくとも1つの他の遺伝子の変異体対立遺伝子の不在をさらに特徴とし、前記他の遺伝子が、TP53、SETBP1、U2AF1、TCF3、STAG2、NRAS、JAK2、及びBRAFからなる群から選択される、請求項1〜8のいずれか1項に記載の薬学的組成物。
- 前記骨髄異形成症候群が、KRASの変異体対立遺伝子の不在を特徴とする、請求項1〜9のいずれか1項に記載の薬学的組成物。
- 前記骨髄異形成症候群が、TP53の変異体対立遺伝子の不在を特徴とする、請求項1〜10のいずれか1項に記載の薬学的組成物。
- 前記骨髄異形成症候群が、SETBP1の変異体対立遺伝子の不在を特徴とする、請求項1〜11のいずれか1項に記載の薬学的組成物。
- 前記骨髄異形成症候群が、U2AF1の変異体対立遺伝子の不在を特徴とする、請求項1〜12のいずれか1項に記載の薬学的組成物。
- 前記骨髄異形成症候群が、KRAS及びTP53の変異体対立遺伝子の不在を特徴とする、請求項1〜13のいずれか1項に記載の薬学的組成物。
- 前記骨髄異形成症候群が、KRAS、TP53、SETBP1、及びU2AF1の変異体対立遺伝子の不在を特徴とする、請求項1〜14のいずれか1項に記載の薬学的組成物。
- 前記骨髄異形成症候群が、TCF3の変異体対立遺伝子の不在を特徴とする、請求項1〜15のいずれか1項に記載の薬学的組成物。
- 前記骨髄異形成症候群が、STAG2の変異体対立遺伝子の不在を特徴とする、請求項1〜16のいずれか1項に記載の薬学的組成物。
- 前記骨髄異形成症候群が、NRASの変異体対立遺伝子の不在を特徴とする、請求項1〜17のいずれか1項に記載の薬学的組成物。
- 前記骨髄異形成症候群が、JAK2の変異体対立遺伝子の不在を特徴とする、請求項1〜18のいずれか1項に記載の薬学的組成物。
- 前記骨髄異形成症候群が、BRAFの変異体対立遺伝子の不在を特徴とする、請求項1〜19のいずれか1項に記載の薬学的組成物。
- 前記骨髄異形成症候群が、KRAS、TP53、TCF3、及びSTAG2の変異体対立遺伝子の不在を特徴とする、請求項1〜7のいずれか1項に記載の薬学的組成物。
- 前記骨髄異形成症候群が、SETBP1、NRAS、JAK2、及びBRAFの変異体対立遺伝子の不在を特徴とする、請求項1〜7のいずれか1項に記載の薬学的組成物。
- 対象において骨髄異形成症候群を治療するための薬学的組成物であって、下記式:
またはその薬学的に許容される塩、溶媒和物、互変異性体、同位体分子種、プロドラッグ、代謝産物、もしくは多形体(化合物1)を含み、前記骨髄異形成症候群が、IDH2の変異体対立遺伝子の存在及び少なくとも1つの他の遺伝子の変異体対立遺伝子の不在を特徴とし、前記他の遺伝子が、KRAS、TP53、SETBP1、及びU2AF1からなる群から選択される、前記薬学的組成物。 - 対象において骨髄異形成症候群を治療するための薬学的組成物であって、下記式:
またはその薬学的に許容される塩、溶媒和物、互変異性体、同位体分子種、プロドラッグ、代謝産物、もしくは多形体(化合物1)を含み、前記骨髄異形成症候群が、IDH2の変異体対立遺伝子の存在及び少なくとも1つの他の遺伝子の変異体対立遺伝子の不在を特徴とし、前記他の遺伝子が、KRAS、TP53、SETBP1、U2AF1、TCF3、STAG2、NRAS、JAK2、及びBRAFからなる群から選択される、前記薬学的組成物。 - 前記骨髄異形成症候群が、1つ以上の追加の遺伝子の1つ以上の変異体対立遺伝子の存在をさらに特徴とする、請求項23または24に記載の薬学的組成物。
- 前記骨髄異形成症候群が、KRASの変異体対立遺伝子の不在を特徴とする、請求項23〜25のいずれか1項に記載の薬学的組成物。
- 前記骨髄異形成症候群が、TP53の変異体対立遺伝子の不在を特徴とする、請求項23〜26のいずれか1項に記載の薬学的組成物。
- 前記骨髄異形成症候群が、SETBP1の変異体対立遺伝子の不在を特徴とする、請求項23〜27のいずれか1項に記載の薬学的組成物。
- 前記骨髄異形成症候群が、U2AF1の変異体対立遺伝子の不在を特徴とする、請求項23〜28のいずれか1項に記載の薬学的組成物。
- 前記骨髄異形成症候群が、KRAS及びTP53の変異体対立遺伝子の不在を特徴とする、請求項23〜29のいずれか1項に記載の薬学的組成物。
- 前記骨髄異形成症候群が、U2AF1の変異体対立遺伝子の不在を特徴とする、請求項23〜30のいずれか1項に記載の薬学的組成物。
- 前記骨髄異形成症候群が、TCF3の変異体対立遺伝子の不在を特徴とする、請求項23〜31のいずれか1項に記載の薬学的組成物。
- 前記骨髄異形成症候群が、STAG2の変異体対立遺伝子の不在を特徴とする、請求項23〜32のいずれか1項に記載の薬学的組成物。
- 前記骨髄異形成症候群が、NRASの変異体対立遺伝子の不在を特徴とする、請求項23〜33のいずれか1項に記載の薬学的組成物。
- 前記骨髄異形成症候群が、JAK2の変異体対立遺伝子の不在を特徴とする、請求項23〜34のいずれか1項に記載の薬学的組成物。
- 前記骨髄異形成症候群が、BRAFの変異体対立遺伝子の不在を特徴とする、請求項23〜35のいずれか1項に記載の薬学的組成物。
- 前記骨髄異形成症候群が、第2の遺伝子の変異体対立遺伝子の存在を特徴とし、前記第2の遺伝子が、ASXL1及びSRSF2からなる群から選択される、請求項23〜36のいずれか1項に記載の薬学的組成物。
- 前記骨髄異形成症候群が、ASXL1の変異体対立遺伝子の存在を特徴とする、請求項23〜37のいずれか1項に記載の薬学的組成物。
- 前記骨髄異形成症候群が、SRSF2の変異体対立遺伝子の存在を特徴とする、請求項21〜37のいずれか1項に記載の薬学的組成物。
- 前記骨髄異形成症候群が、ASXL1及びSRSF2の変異体対立遺伝子の存在を特徴とする、請求項23〜39のいずれか1項に記載の薬学的組成物。
- IDH2の前記変異体対立遺伝子が、mIDH2−R140またはmIDH2−R172である、請求項1〜40のいずれか1項に記載の薬学的組成物。
- IDH2の前記変異体対立遺伝子が、mIDH2−R140である、請求項41に記載の薬学的組成物。
- IDH2の前記変異体対立遺伝子が、mIDH2−R172である、請求項41に記載の薬学的組成物。
- IDH2の前記変異体対立遺伝子が、mIDH2−R140Q、mIDH2−R140W、mIDH2−R140L、mIDH2−R172K、またはmIDH2−R172Gである、請求項41に記載の薬学的組成物。
- IDH2の前記変異体対立遺伝子が、mIDH2−R140Qである、請求項41に記載の薬学的組成物。
- IDH2の前記変異体対立遺伝子が、mIDH2−R140Wである、請求項41に記載の薬学的組成物。
- IDH2の前記変異体対立遺伝子が、mIDH2−R140Lである、請求項41に記載の薬学的組成物。
- IDH2の前記変異体対立遺伝子が、mIDH2−R172Kである、請求項41に記載の薬学的組成物。
- IDH2の前記変異体対立遺伝子が、mIDH2−R172Gである、請求項41に記載の薬学的組成物。
- 化合物1が、約20〜2000mg/日の用量での投与用に指示されている、請求項1〜49のいずれか1項に記載の薬学的組成物。
- 化合物1が、約50〜500mg/日の用量での投与用に指示されている、請求項1〜48のいずれか1項に記載の薬学的組成物。
- 前記用量が、約60mg/日である、請求項51に記載の薬学的組成物。
- 前記用量が、約100mg/日である、請求項51に記載の薬学的組成物。
- 前記用量が、約150mg/日である、請求項51に記載の薬学的組成物。
- 前記用量が、約200mg/日である、請求項51に記載の薬学的組成物。
- 前記用量が、約300mg/日である、請求項51に記載の薬学的組成物。
- 化合物1が、1日1回の投与用に指示されている、請求項1〜56のいずれか1項に記載の薬学的組成物。
- 化合物1が、1〜25サイクルにわたる投与用に指示されている、請求項1〜57のいずれか1項に記載の薬学的組成物。
- 化合物1が、28日サイクルでの投与用に指示されている、請求項1〜58のいずれか1項に記載の薬学的組成物。
- 化合物1が、経口投与用に指示されている、請求項1〜59のいずれか1項に記載の薬学的組成物。
- 化合物1が、約100mg/日の用量での、28日サイクルでの1日1回経口投与用に指示されている、請求項60に記載の薬学的組成物。
- 化合物1が、2−メチル−1−[(4−[6−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル]−6−{[2−(トリフルオロメチル)ピリジン−4−イル]アミノ}−1,3,5−トリアジン−2−イル)アミノ]プロパン−2−オールのメシラート塩である、請求項1〜61のいずれか1項に記載の薬学的組成物。
- 前記骨髄異形成症候群が、過剰芽細胞、サブタイプRAEB−1またはRAEB−2を伴う、請求項1〜62のいずれか1項に記載の薬学的組成物。
- 前記骨髄異形成症候群が、未治療である、請求項1〜63のいずれか1項に記載の薬学的組成物。
- 化合物1が、MDSの第一選択治療としての投与用に指示されている、請求項1〜64のいずれか1項に記載の薬学的組成物。
- 化合物1が、前記骨髄異形成症候群の第二、第三、または第四選択治療としての投与用に指示されている、請求項1〜64のいずれか1項に記載の薬学的組成物。
- 前記骨髄異形成症候群が、急性骨髄性白血病に続いて起こる、請求項1〜66のいずれか1項に記載の薬学的組成物。
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