JP2019525244A - カラーホイール装置及びプロジェクタ - Google Patents

カラーホイール装置及びプロジェクタ Download PDF

Info

Publication number
JP2019525244A
JP2019525244A JP2019504039A JP2019504039A JP2019525244A JP 2019525244 A JP2019525244 A JP 2019525244A JP 2019504039 A JP2019504039 A JP 2019504039A JP 2019504039 A JP2019504039 A JP 2019504039A JP 2019525244 A JP2019525244 A JP 2019525244A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
color wheel
passage
heat
cavity
air
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2019504039A
Other languages
English (en)
Inventor
高飛 ▲でん▼
高飛 ▲でん▼
偉 林
偉 林
涛 謝
涛 謝
屹 李
屹 李
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shenzhen Appotronics Corp Ltd
Original Assignee
Appotronics Corp Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Appotronics Corp Ltd filed Critical Appotronics Corp Ltd
Publication of JP2019525244A publication Critical patent/JP2019525244A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B21/00Projectors or projection-type viewers; Accessories therefor
    • G03B21/14Details
    • G03B21/20Lamp housings
    • G03B21/2006Lamp housings characterised by the light source
    • G03B21/2033LED or laser light sources
    • G03B21/204LED or laser light sources using secondary light emission, e.g. luminescence or fluorescence
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B21/00Projectors or projection-type viewers; Accessories therefor
    • G03B21/14Details
    • G03B21/145Housing details, e.g. position adjustments thereof
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B21/00Projectors or projection-type viewers; Accessories therefor
    • G03B21/14Details
    • G03B21/16Cooling; Preventing overheating
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B21/00Projectors or projection-type viewers; Accessories therefor
    • G03B21/14Details
    • G03B21/20Lamp housings
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/12Picture reproducers
    • H04N9/31Projection devices for colour picture display, e.g. using electronic spatial light modulators [ESLM]
    • H04N9/3141Constructional details thereof
    • H04N9/3144Cooling systems

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Projection Apparatus (AREA)
  • Optical Filters (AREA)
  • Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)

Abstract

本発明はカラーホイール装置及びプロジェクタを提供する。カラーホイール装置は、カラーホイールモジュール2を収容し、吸気口11及び排気口12が設けられたカラーホイールキャビティ1と、熱交換コアが設けられた熱交換器3と、気体の流動を加速させる空気動力装置とを備える。熱交換コアには、カラーホイールキャビティ1内の気体が通過する第1通路が設けられ、カラーホイールキャビティの排気口12が第1通路の熱交換入口31に連通して、第1通路の熱交換出口32がカラーホイールキャビティ1の吸気口11に連通することにより、閉止された循環風路5が形成される。第1通路は間隔を開けて多層に設けられ、隣接する2つの層の第1通路の間の空間は、外気が通過する第2通路を形成する。本発明は、循環風路5内の気流と外気との流れ方向を交差させ、カラーホイール装置の放熱効率を大きく向上させる。

Description

本発明は、光電分野に関し、特にカラーホイール装置及びプロジェクタに関する。
カラーホイールは、投影表示装置で結像に必要な光を生成するための重要な部材である。レーザ表示技術では、カラーホイールに波長変換材料が担持され、固体光源からの光ビームを必要な波長の被励起光に変換し、カラーホイールが固体光源からの光ビームを被励起光に変換する過程において大量の熱が生じる。熱が直ちに放出されなければ、波長変換材料の光変換効率に影響を与える。また、塵埃がカラーホイールの放熱と変換効率にも大きく影響する。カラーホイールに埃が溜まっていると、埃が溜まった部分によって、熱の急速な蓄積を引き起こすことは極めて容易となり、深刻な場合、カラーホイールが焼損してしまう。
従って、波長変換部材としてのカラーホイールは、放熱と防塵に対する要求が非常に高い。しかし、放熱と防塵は、互いに対抗する要素である。従来技術では、カラーホイールをカラーホイール筐体に封止し、筐体を放熱に有利なフィンとして構成し、外気が筐体と接触することにより、カラーホイールから筐体に伝達された熱を持ち去る方法が用いられるものがあるが、この方法の放熱効果が良くない。特に、照射光ビームのエネルギーがますます高い場合の利用、例えば、光のエネルギー密度が大きい場合、カラーホイールの温度が許容温度の上限を超えて、カラーホイールの光学性能を低下させ、さらには、カラーホイールが焼損し、カラーホイールの使用寿命に影響を与える。
本発明は、従来のカラーホイール装置の放熱不良によるカラーホイールの性能低下や寿命減少の問題を解決するためのカラーホイール装置及びプロジェクタを提供する。
本発明の第1態様では、カラーホイール装置が提供される。当該カラーホイール装置は、カラーホイールキャビティと、熱交換器と、空気動力装置とを備え、
前記カラーホイールキャビティは、カラーホイールモジュールを収容し、前記カラーホイールキャビティに吸気口及び排気口が設けられ、前記カラーホイールモジュールには、励起光によって照射されて被励起光を生成するための波長変換層が担持されており、
前記熱交換器は、熱交換コアを備え、前記熱交換コアには、カラーホイールキャビティ内の気体が通過する第1通路が設けられ、前記カラーホイールキャビティの排気口が前記第1通路の熱交換入口に連通して、前記第1通路の熱交換出口が前記カラーホイールキャビティの吸気口に連通することにより、閉止された循環風路が形成され、前記第1通路は間隔を開けて多層に設けられ、隣接する2つの層の前記第1通路の間の空間は、外気が通過するための第2通路を形成し、前記第2通路の空気入口及び空気出口は、前記熱交換器における互いに対向する2つの表面にそれぞれ開設され、
空気動力装置は、循環風路内の気体の流動を加速させる。当該動力装置は、前記第1通路の熱交換出口と前記カラーホイールキャビティの吸気口とを連通させる接続通路に設けられている。
前記カラーホイール装置であって、前記接続通路の高さは前記第2通路の高さの1/3よりも小さい。
前記カラーホイール装置であって、前記排気口と前記吸気口は、前記カラーホイールキャビティにおいて対角に位置するように設けられ、前記第1通路の熱交換入口と前記第1通路の熱交換出口とは、前記第1通路において対角に位置するように設けられ、前記排気口は、前記カラーホイールキャビティにおける低いほうの対角位置に位置し、前記第1通路の熱交換入口は、前記第1通路における低いほうの対角位置に位置する。
前記カラーホイール装置であって、前記第1通路内の空気の流れ方向と前記第2通路内の空気の流れ方向とは互いに直交する。
前記カラーホイール装置であって、前記熱交換器は、前記循環風路において少なくとも1箇所に設けられている。
前記カラーホイール装置であって、前記カラーホイールキャビティの内壁には、前記カラーホイールキャビティ内の気流と熱交換するための熱伝導柱が設けられ、前記波長変換層の非受光側の表面には、放熱歯が設けられている。
前記カラーホイール装置であって、カラーホイールモジュールは、前記波長変換層を担持するためのカラーホイール基板を備え、前記カラーホイール基板の外縁には、その円周に沿って分布する放熱歯が設けられている。
前記カラーホイール装置であって、前記循環風路の中央には、両端が外部に連通する放熱キャビティが形成され、前記カラーホイールキャビティ、前記熱交換器の第1通路、及び接続通路は、放熱キャビティを取り囲むように設けられている。
本発明の第2態様では、プロジェクタが提供される。当該プロジェクタは、カラーホイール装置と放熱ファンとを備え、前記放熱ファンは、プロジェクタの内部の空気が流動するための動力を供給し、前記カラーホイール装置は、上記のカラーホイール装置である。
本発明に係るカラーホイール装置及びプロジェクタは、循環風路内にアルミニウム箔又は銅箔によって区切られて形成された多層の第1通路が設けられ、隣接する2つの層の第1通路の間に、外部の空気が流動する第2通路が形成されることにより、循環風路内の気流が外気の流れ方向と交差して、外部の空気と循環風路内の空気とは、アルミニウム箔又は銅箔を介して直接的に熱交換し、カラーホイール装置の放熱効率を大きく向上させる。送風機と放熱ファンとは、それぞれ循環風路内部と外部との気流の流速を上げて、熱交換を行うことがより速くなる。循環風路内に熱伝導柱が設けられ、また、カラーホイール基板に放熱歯が設けられることにより、それぞれカラーホイール基板及び密封した筐体と、循環風路内の気体との熱交換面積を増やして、カラーホイール装置の放熱効率をさらに向上させる。
本発明の実施例に係るカラーホイール装置の平面構造を示す模式図である。 本発明の実施例に係るカラーホイール装置の斜視構造を示す模式図である。 本発明の別の実施例に係るカラーホイール装置の平面構造を示す模式図である。
以下では、具体的な実施形態を用いて、図面を参照しながら本発明について詳細に説明する。
<実施例1>
本実施例に係るカラーホイール装置は、図1と図2に示すように、カラーホイールキャビティ1、カラーホイールモジュール2、熱交換器3及び接続通路4を備える。ここで、カラーホイールモジュール2は、カラーホイールキャビティ1の内部に収容され、接続通路4は熱交換器3とカラーホイールキャビティ1とを接続し、接続通路4内に、カラーホイールキャビティ1の内部の気流の流動を加速させるための空気動力装置が設けられ、本実施例に係る空気動力装置は、送風機41である。
カラーホイールモジュール2は、波長変換層が担持されたカラーホイール基板21を備える。波長変換層に波長変換材料が含まれ、この波長変換材料が励起光を吸収して励起されて、特定の被励起光を生成する。最もよく用いられる波長変換材料は、蛍光粉、例えばイットリウム・アルミニウム・ガーネット(YAG)蛍光粉であり、それが青色光を吸収して励起されて黄色の被励起光を生成する。波長変換材料は、量子ドット、蛍光色素などの波長変換能力を有する材料であってもよく、蛍光粉に限定されない。多くの場合、波長変換材料は、一般的に粉末状又は粒子状であり、波長変換材料層を直接的に形成することが困難であるため、接着剤で各波長変換材料の粒子をまとめて固定して、特定の形状、例えば、シート層に形成する。
カラーホイールキャビティ1の吸気口11と排気口12とは、その内部において対角に位置するように設けられ、ここで、排気口12は、カラーホイールキャビティの低いほうの対角位置に位置する。接続通路4は、一端の接続口がカラーホイールキャビティ1の吸気口11に連通し、他端の接続口が熱交換器3の熱交換コアに連通する。接続通路4内には、循環風路内部での空気の流動を駆動するための送風機41が設けられている。
さらに、熱交換器3は、熱交換コアを備え、熱交換コアに第1通路が多層に設けられ、第1通路の熱交換入口31と熱交換出口32は、第1通路において対角に位置するように設けられ、且つ第1通路の熱交換入口31は、第1通路の低いほうの対角位置に位置する。カラーホイールキャビティ1の排気口12は、第1通路の熱交換入口31に連通し、第1通路の熱交換出口32は、接続通路4を介してカラーホイールキャビティ1の吸気口11に連通する。このように、気流が、カラーホイールキャビティ1の排気口12から第1通路の熱交換入口31まで流動し、そして第1通路の熱交換出口32からカラーホイールキャビティ1の吸気口11に戻る循環風路5が形成される。そのため、循環風路5内におけるカラーホイールモジュール2の熱を吸収した気流が熱交換器3により冷却され、再びカラーホイールモジュール2を通過し、これにより、カラーホイールモジュール2を降温させる効果を奏する(図1では、複数列の矢印で示すように)。なお、第1通路は、金属、金属合金、プラスチック、又は紙材で複数のマイクロ通路に区切られ、複数のマイクロ通路は層状、又は管状であってもよい。本実施例では、アルミニウム箔片又は銅箔片で区切られて形成された層状の通路を用いることが好ましい。本発明の他の実施例では、アルミニウム片、銀片、又は紙板で第1通路を形成し、それぞれの層の第1通路は、通路壁を形成するアルミニウム箔片又は銅箔片を備えてもよい。隣接する2つの層の第1通路は間隔を開けて配置され、且つ隣接する2つの通路壁の端部が接続され、即ち、隣接する2つの第1通路は、熱交換入口31において接続され、対応的に、熱交換出口32においても同様に接続されている。このように、隣接する2つの層の第1通路の間の空間は、対向する2つの方向のみにおいて外部に連通する開口を有し、これにより、2つの層の第1通路の間に、外気の通過する第2通路が形成され、第2通路の両端の開口は、第2通路の空気入口33及び空気出口34となり、第1通路と第2通路とは、共通の通路壁を有する。通路壁であるアルミニウム箔又は銅箔片が第1通路と第2通路とを区切ることにより、第1通路と第2通路とは、空間的に互いに交差する構造が形成される。第1通路内の熱い気流と第2通路内の外部気流とは、温度差が存在するため、2つの通路が交差する箇所において、第1通路内の熱い空気と第2通路内の外気がアルミニウム箔/銅箔片を介して直接的に熱交換し、他の中間媒体を必要とせず、また、アルミニウム箔/銅箔の厚さが薄いため、熱交換器3の熱交換効率が非常に優れる。
好ましくは、接続通路4の高さは、第2通路の高さの1/3よりも小さいように設置される。ここで、高さとは、接続通過の実体厚さであり、即ち、一の表面から対向する他の表面までの距離であり、第2通路の高さとは、同様に複数の第2通路間の距離である。第2通路を通過する気流は、多くても1/3の面積だけが接続通路によって遮断される。このように、気流の大部分は、全機のファンの作用下で、接続通路に遮断されることがなく、部材の小型化を保つとともに、気流が流通する抵抗を低減させて、放熱効率の向上に有利である。
図1と図2に示すように、循環風路5の中央に放熱キャビティ51が形成され、循環風路5は、放熱キャビティ51を取り囲むように設けられ、熱交換器3の第2通路の空気入口33は、熱交換器3の放熱キャビティ51に向かう側の表面に設けられ、第2通路は、放熱キャビティ51と循環風路5の周辺空間とを連通させる。第2通路の空気出口34は、熱交換器3の放熱キャビティ51から離れる側の表面に設けられている。具体的に、放熱キャビティ51は、循環風路5の外面が囲んで形成されることにより、循環風路5全体が「回字形状」、又は同心円形状となる。放熱キャビティ51は、両端がいずれも外部空間に連通するため、放熱キャビティ51を通過する外気がスムーズに流通することを確保することができる。
好ましくは、第2通路の配置方向は、第1通路に直交することが好適であり、これによって、第1通路内の空気の流れ方向が、第2通路内の空気の流れ方向と互いに直交し、第1通路と第2通路との交差する箇所での気流の熱交換時間が短縮されるため、2つの気流の熱交換に関与する部分がより大きな温度差を有し、多層の互いに交差する第1通路と第2通路とを利用することにより熱交換面積を増やして、熱交換効率を向上させる。
循環風路5内の空気とカラーホイールモジュール2との熱交換効率を向上させるために、さらにカラーホイール基板21の外縁及び/又は非受光側に放熱歯22が設けられてもよい。好ましくは、カラーホイール基板21の外縁に放熱歯22が設けられ、この場所における放熱歯22の表面は、カラーホイール基板21に平行する。そうすることによって、放熱歯22によって生じた循環風路5内の気流の風抵抗を最小にするとともに、カラーホイール基板21の放熱面を増加させて、カラーホイールモジュール2とカラーホイールキャビティ1内の空気との熱交換効率を向上させる。本実施例では、カラーホイールキャビティ1の内壁に、カラーホイールモジュール2に対向する箇所に複数の熱伝導柱52が設けられてもよい。熱伝導柱52は、カラーホイールキャビティ1とその表面に流れる気流との熱交換面積を増やし、カラーホイールキャビティ1の放熱効率を向上させる。放熱効率及び風抵抗を考慮すると、熱伝導柱の形状を徐々に変化するようにすることも可能であり、即ち、カラーホイールの近位端の熱伝導柱の直径は、カラーホイールの遠位端の熱伝導柱の直径よりも小さくする。本発明のさらなる好適な解決手段として、カラーホイール基板21の非受光面には歯部が設けられてもよく、この歯部とカラーホイール基板21とは、遠心式駆動装置を形成することができ、送風機41に代えて、カラーホイールキャビティ内の気体の流動を駆動する。
<実施例2>
さらに、本発明の他の実施例では、熱交換器3は、循環風路5の流れ方向に沿って順に複数個設けられてもよく、多段階の放熱によりカラーホイール装置の放熱効果を大幅に向上させる。図3に示すように、熱交換器3は、循環風路5において2つ設けられ、カラーホイールキャビティ1の排気口12から流れ出た気流は順に2つの熱交換器3を通過し、2回降温された気流は再びカラーホイールキャビティ1の吸気口11に流れ戻り、このように繰り返して、カラーホイールモジュール2で生じる熱を絶えずに外部に伝達し、降温の機能を発揮することができる。
<実施例3>
上記実施例についての説明に基づき、本発明は、プロジェクタをさらに提供し、このプロジェクタは、カラーホイール装置と放熱ファンとを備え、また、カラーホイール装置は、上記実施例に説明したカラーホイール装置である。放熱ファン6は、プロジェクタにおける放熱ファンであり、放熱ファン6の作用下で第2通路を流れる気流が、速度を上げて引き離されることにより、放熱キャビティ51内の外気が速やかに第2通路(図1では単列の矢印で示すように)を通過して、熱交換効率を向上させる。送風機41及び放熱ファン6は、熱交換する気体の両方の流速をそれぞれ上げて、熱交換効率を向上させる。
本発明に係るカラーホイール装置及びプロジェクタは、循環風路内にアルミニウム箔又は銅箔により区切られて形成された多層の第1通路が設けられ、隣接する2つの層の第1通路の間に、外部の空気が流動する第2通路が形成されることにより、循環風路内の気流が外気の流れ方向と交差して、外部の空気と循環風路内の空気とは、アルミニウム箔又は銅箔を介して直接的に熱交換し、カラーホイール装置の放熱効率を大きく向上させる。送風機と放熱ファンとは、循環風路内部と外部との気流の流速を上げて、熱交換を行うことがより速くなる。循環風路内に熱伝導柱が設けられ、また、カラーホイール基板に放熱歯が設けられることにより、それぞれカラーホイール基板及び密封した筐体と、循環風路内の気体との熱交換面積を増やして、カラーホイール装置の放熱効率をさらに向上させる。
上述した内容は、特定の実施形態を用いて本発明についてさらに詳細に説明したものであり、本発明の具体的な実施は、これらの説明に限定されない。当業者には、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、いくつかの簡単な導出または置換を行うことができる。

Claims (10)

  1. カラーホイール装置であって、
    カラーホイールキャビティと、熱交換器と、空気動力装置とを備え、
    前記カラーホイールキャビティは、カラーホイールモジュールを収容し、前記カラーホイールキャビティに吸気口及び排気口が設けられ、前記カラーホイールモジュールには、励起光によって照射されて被励起光を生成するための波長変換層が担持されており、
    前記熱交換器は、熱交換コアを備え、前記熱交換コアには、カラーホイールキャビティ内の気体が通過する第1通路が設けられ、前記カラーホイールキャビティの排気口が前記第1通路の熱交換入口に連通して、前記第1通路の熱交換出口が前記カラーホイールキャビティの吸気口に連通することにより、閉止された循環風路が形成され、前記第1通路は、間隔を開けて多層に設けられ、隣接する2つの層の前記第1通路の間の空間は、外気が通過するための第2通路を形成し、前記第2通路の空気入口及び空気出口は、前記熱交換器における互いに対向する2つの表面にそれぞれ開設され、
    前記空気動力装置は、前記循環風路内の気体の流動を駆動することを特徴とするカラーホイール装置。
  2. 前記空気動力装置は、前記第1通路の熱交換出口と前記カラーホイールキャビティの吸気口とを連通させる接続通路に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のカラーホイール装置。
  3. 前記接続通路の高さは、前記第2通路の高さの1/3よりも小さいことを特徴とする請求項1に記載のカラーホイール装置。
  4. 前記排気口と前記吸気口とは、前記カラーホイールキャビティにおいて対角に位置するように設けられ、前記第1通路の熱交換入口と前記第1通路の熱交換出口とは、前記第1通路において対角に位置するように設けられ、前記排気口は、前記カラーホイールキャビティにおける低いほうの対角位置に位置し、前記第1通路の熱交換入口は、前記第1通路における低いほうの対角位置に位置することを特徴とする請求項3に記載のカラーホイール装置。
  5. 前記第1通路内の気体の流れ方向と前記第2通路内の気体の流れ方向とは、互いに直交することを特徴とする請求項1に記載のカラーホイール装置。
  6. 前記熱交換器は、前記循環風路において少なくとも1箇所に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のカラーホイール装置。
  7. 前記カラーホイールキャビティの内壁には、前記カラーホイールキャビティ内の気流と熱交換するための熱伝導柱が設けられ、前記波長変換層の非受光側の表面には、放熱歯が設けられていることを特徴とする請求項1乃至6の何れか一項に記載のカラーホイール装置。
  8. 前記カラーホイールモジュールは、前記波長変換層を担持するためのカラーホイール基板を備え、前記カラーホイール基板の外縁には、その円周に沿って分布する放熱歯が設けられていることを特徴とする請求項1乃至6の何れか一項に記載のカラーホイール装置。
  9. 前記循環風路の中央には、両端が外部に連通する放熱キャビティが形成され、前記カラーホイールキャビティ、前記熱交換器の第1通路、及び接続通路は、前記放熱キャビティを取り囲むように設けられていることを特徴とする請求項1乃至6の何れか一項に記載のカラーホイール装置。
  10. プロジェクタであって、カラーホイール装置と放熱ファンとを備え、前記放熱ファンは、プロジェクタ内部の気体が流動するための動力を供給し、前記カラーホイール装置は、請求項1乃至8の何れか一項に記載のカラーホイール装置であり、前記第2通路を流れる空気は、前記放熱ファンによって駆動されることを特徴とするプロジェクタ。
JP2019504039A 2016-07-27 2017-04-28 カラーホイール装置及びプロジェクタ Pending JP2019525244A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
CN201610602577.9A CN107664903B (zh) 2016-07-27 2016-07-27 色轮装置及投影机
CN201610602577.9 2016-07-27
PCT/CN2017/082451 WO2018018974A1 (zh) 2016-07-27 2017-04-28 色轮装置及投影机

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2019525244A true JP2019525244A (ja) 2019-09-05

Family

ID=61016827

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019504039A Pending JP2019525244A (ja) 2016-07-27 2017-04-28 カラーホイール装置及びプロジェクタ

Country Status (5)

Country Link
US (1) US10663845B2 (ja)
EP (1) EP3492978B1 (ja)
JP (1) JP2019525244A (ja)
CN (1) CN107664903B (ja)
WO (1) WO2018018974A1 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019035307A1 (ja) * 2017-08-17 2019-02-21 ソニー株式会社 光源装置および投射型表示装置
JP7081203B2 (ja) 2018-02-26 2022-06-07 トヨタ自動車株式会社 放熱フィン構造及びこれを用いた電子基板の冷却構造
CN110185968B (zh) * 2019-05-15 2024-07-23 北方工程设计研究院有限公司 电磁屏蔽灯箱

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04227481A (ja) * 1990-06-06 1992-08-17 Rolls Royce Plc 熱交換器要素とその製作法
WO2006025465A1 (ja) * 2004-08-31 2006-03-09 Gac Corporation 扁平多穴管および熱交換器
JP2008175513A (ja) * 2007-01-22 2008-07-31 Kusakabe Kk プレートフィン型熱交換器およびそれを用いた温風暖房機
CN102445102A (zh) * 2011-12-09 2012-05-09 中国五环工程有限公司 换热片结构及自紧密封板式换热器及其制造方法
CN103807810A (zh) * 2012-11-14 2014-05-21 深圳市光峰光电技术有限公司 波长转换装置及相关发光装置
US20150029472A1 (en) * 2013-07-24 2015-01-29 Delta Electronics, Inc. Optical device utilized in laser projector
JP2016066061A (ja) * 2014-09-17 2016-04-28 パナソニックIpマネジメント株式会社 蛍光体ホイール装置、蛍光体ホイール装置収納筐体、および投写型映像表示装置

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003156796A (ja) * 2001-11-20 2003-05-30 Fuji Photo Optical Co Ltd 冷却ファン一体型回転光学フィルタ装置および照明光学系
JP2007256451A (ja) * 2006-03-22 2007-10-04 Mitsubishi Electric Corp プロジェクタ装置
CN100589026C (zh) * 2006-07-03 2010-02-10 明基电通股份有限公司 光学投影装置
CN201233499Y (zh) * 2008-07-29 2009-05-06 北京环宇蓝博科技有限公司 背投影箱体内循环冷却***
WO2010116444A1 (ja) * 2009-03-30 2010-10-14 Necディスプレイソリューションズ株式会社 投写型表示装置
JP4831202B2 (ja) * 2009-04-03 2011-12-07 セイコーエプソン株式会社 プロジェクター
CN102455580A (zh) * 2010-10-21 2012-05-16 中强光电股份有限公司 用于投影光学***的散热模组
TWI443440B (zh) * 2011-01-14 2014-07-01 Delta Electronics Inc 散熱總成及具該散熱總成之投影裝置
CN107172405B (zh) * 2013-11-21 2019-03-29 深圳光峰科技股份有限公司 色轮装置及其光源设备以及投影***
JP6460370B2 (ja) * 2014-05-22 2019-01-30 カシオ計算機株式会社 光源装置及び画像投影装置
JP5979199B2 (ja) * 2014-09-18 2016-08-24 カシオ計算機株式会社 発光装置及び光源装置並びにこの光源装置を用いたプロジェクタ
CN205450547U (zh) * 2015-12-24 2016-08-10 深圳市光峰光电技术有限公司 色轮散热装置、光源模组和投影***
CN206057780U9 (zh) * 2016-07-27 2017-06-06 深圳市光峰光电技术有限公司 色轮装置及投影机

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04227481A (ja) * 1990-06-06 1992-08-17 Rolls Royce Plc 熱交換器要素とその製作法
WO2006025465A1 (ja) * 2004-08-31 2006-03-09 Gac Corporation 扁平多穴管および熱交換器
JP2008175513A (ja) * 2007-01-22 2008-07-31 Kusakabe Kk プレートフィン型熱交換器およびそれを用いた温風暖房機
CN102445102A (zh) * 2011-12-09 2012-05-09 中国五环工程有限公司 换热片结构及自紧密封板式换热器及其制造方法
CN103807810A (zh) * 2012-11-14 2014-05-21 深圳市光峰光电技术有限公司 波长转换装置及相关发光装置
US20150029472A1 (en) * 2013-07-24 2015-01-29 Delta Electronics, Inc. Optical device utilized in laser projector
JP2016066061A (ja) * 2014-09-17 2016-04-28 パナソニックIpマネジメント株式会社 蛍光体ホイール装置、蛍光体ホイール装置収納筐体、および投写型映像表示装置

Also Published As

Publication number Publication date
US10663845B2 (en) 2020-05-26
WO2018018974A1 (zh) 2018-02-01
EP3492978A1 (en) 2019-06-05
US20190163041A1 (en) 2019-05-30
CN107664903B (zh) 2020-04-28
EP3492978A4 (en) 2020-04-08
CN107664903A (zh) 2018-02-06
EP3492978B1 (en) 2022-05-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2990722B1 (en) Wavelength conversion device and related light emitting device
CN208044191U (zh) 色轮装置及投影机
TWI417635B (zh) 電子裝置及投影機
TWI405945B (zh) 氣冷式熱交換器及其適用之電子設備
JP2019525244A (ja) カラーホイール装置及びプロジェクタ
TWI722224B (zh) 色輪模組、光源系統和投影系統
JP2011061201A (ja) 放熱モジュール
TW201621453A (zh) 色輪裝置
CN206057778U (zh) 一种色轮模组、光源模组和投影***
WO2018077036A1 (zh) 一种投影装置及其冷却散热***
WO2019075993A1 (zh) 一种色轮模组
JP6773786B2 (ja) カラーホイール装置
WO2022001620A1 (zh) 色轮散热装置及应用其的投影设备
CN102083292A (zh) 散热模块
WO2017092669A1 (zh) 色轮装置
CN116931353A (zh) 一种波长转换装置
CN114815478A (zh) 一种激光光源及激光投影装置
CN114815479A (zh) 一种激光光源及激光投影装置
CN116518320A (zh) 一种灯体、灯具及灯体散热方法
JP3162276U (ja) フィン導風ヒートシンク構造及びそのヒートシンクモジュール
JP2009127896A (ja) 熱交換器
WO2019200556A1 (zh) 一种显示装置的散热结构及电子装置
JP2002148714A (ja) 表示装置
CN112399781A (zh) 热交换模块及应用其的电子装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190207

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20191217

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20200316

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200518

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20200609

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20201008

C60 Trial request (containing other claim documents, opposition documents)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C60

Effective date: 20201008

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20201019

C21 Notice of transfer of a case for reconsideration by examiners before appeal proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C21

Effective date: 20201020

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20201106

C211 Notice of termination of reconsideration by examiners before appeal proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C211

Effective date: 20201110

C22 Notice of designation (change) of administrative judge

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C22

Effective date: 20210330

C22 Notice of designation (change) of administrative judge

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C22

Effective date: 20210511

C23 Notice of termination of proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C23

Effective date: 20210601

C03 Trial/appeal decision taken

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C03

Effective date: 20210629

C30A Notification sent

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C3012

Effective date: 20210629