JP2019519137A5 - - Google Patents

Claims (17)

1. ブロックチェーンシステムの第１のエンティティが、前記第１のエンティティが所与のタスクを実行するために選択されていることを、前記ブロックチェーンシステムに関連付けられた他のエンティティに対して証明することを可能にする方法であって、
   第１の暗号化手順に従って、ブロックチェーンの既存のブロックのシーケンスに基づいて最初のストリングを生成することと、
   秘密暗号鍵を用いて、前記最初のストリングに一意に関連付けられている証明のストリングを計算することと、
   第２の暗号化手順に従って、前記証明のストリングに基づいて数量を決定することと、
   前記数量が所与の閾値を満たすかを判定することと、
   前記判定に応答して、前記証明のストリングを前記ブロックチェーンに伝播させることと、を含む方法。
2. 前記第１のエンティティは潜在的なブロック提案者を含み、前記タスクは、前記ブロックチェーンに追加される新しいブロックを提案することを含む、請求項１に記載の方法。
3. 前記第１のエンティティは、前記ブロックチェーンに追加される前記提案された新しいブロックとともに、前記証明のストリングを伝播させる、請求項２に記載の方法。
4. 前記第１のエンティティは、潜在的な検証者を含み、前記タスクは、前記ブロックチェーンに投稿される情報の一部が正しいことを検証することを含む、請求項１乃至３のいずれか１項に記載の方法。
5. 前記ブロックチェーンに投稿される前記情報の一部は、前記ブロックチェーンに追加される新しいブロックを含む、請求項４に記載の方法。
6. 前記潜在的な検証者は、前記証明のストリングを、その検証の結果とともに伝播させる、請求項４又は５に記載の方法。
7. 前記第１のエンティティは潜在的な検証者を含み、前記タスクは、一組のトランザクションを正しく処理すること、を含む、請求項１乃至３のいずれか１項に記載の方法。
8. 前記トランザクションは、前記ブロックチェーンに投稿される提案されたトランザクションのブロックの一部である、請求項７に記載の方法。
9. 前記潜在的な検証者は、前記証明のストリングを、その検証の結果とともに伝播させる、請求項７又は８に記載の方法。
10. 前記証明のストリングはデジタル署名を含む、請求項１乃至９のいずれか１項に記載の方法。
11. 前記証明のストリングは、前記ブロックチェーンに関連付けられた他のエンティティによって検証可能であり、前記秘密暗号鍵は前記他のエンティティには利用できない、請求項１乃至１０のいずれか１項に記載の方法。
12. 前記第１の暗号化手順は、前記ブロックチェーンの前記既存のブロックのシーケンスの過去の最初のストリングに基づいて定義されたランダムな数量を決定することを含む、請求項１乃至１１のいずれか１項に記載の方法。
13. 前記第２の暗号化手順はランダムオラクルを含む、請求項１乃至１２のいずれか１項に記載の方法。
14. 前記第２の暗号化手順は暗号学的ハッシュ関数を含む、請求項１乃至１３のいずれか１項に記載の方法。
15. 前記数量が所与の閾値を満たすかを判定することは、前記数量が前記所与の閾値よりも小さいかを判定することを含む、請求項１乃至１４のいずれか１項に記載の方法。
16. 請求項１乃至１５のいずれか１項に記載の方法を実施する実行可能コードを含む、コンピュータソフトウェア。
17. ブロックチェーンシステムの第１のエンティティが、前記第１のエンティティが所与のタスクを実行するために選択されていることを、前記ブロックチェーンシステムに関連付けられた他のエンティティに対して証明することを可能にするシステムであって、
    第１の暗号化手順に従って、ブロックチェーンの既存のブロックのシーケンスに基づいて最初のストリングを生成する手段と、
    秘密暗号鍵を用いて、前記最初のストリングに一意に関連付けられている証明のストリングを計算する手段と、
    第２の暗号化手順に従って、前記証明のストリングに基づいて数量を決定する手段と、
    前記数量が所与の閾値を満たすかを判定する手段と、
    前記判定に応答して、前記証明のストリングを前記ブロックチェーンに伝播させる手段と、を備えるシステム。