JP2019516982A - ポジショニングシステム - Google Patents

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Abstract

超広帯域二方向測距ベースのポジショニングシステム(600)は、複数のアクティブタグ(606)であってそれぞれが位置を有する、アクティブタグ(606)、及び複数のアクティブタグのうちのタグ(606)の位置の位置特定のために構成された複数のビーコン(604)、を含む。アクティブタグ(606)及びビーコン(604)は、共通タイムベースに継続的に同期される。

Description

本開示はポジショニングシステムに関する。特に本開示は、所与のエリア内の物体の位置を識別するため又は前記物体を追跡するために使用されるシステムに関する。
ポジショニングシステム(PS)は、建物の内部の又は密集した産業エリア内の物体又は人々を無線で位置特定するために使用されるデバイスのネットワークである。グローバルポジショニングシステム(GPS)のシステムは通常、4つ以上のGPS衛星までの遮られていない見通し線(line of sight)を必要とするので、屋内位置又はその他の混雑した位置を確立するためには適していないため、特別な設計が必要である。マイクロ波は屋根、壁、及びその他の物体によって減衰及び散乱され、表面における複数の反射は、制御できないエラーに寄与するマルチパス伝播を発生させる。
飛行時間(ToF)は、信号が送信機から受信機まで伝播するために要する時間の量である。信号伝播速度は一定且つ既知であるため、信号の移動時間は距離を計算するために直接使用可能である。複数のアンカーステーションに対する複数(GPSでは少なくとも4つの衛星)の測定値を三辺測量と組み合わせて、位置を見出すことが可能である。
光速度は3×10m/秒であるため、無線周波数(RF)ベースのシステムでは、クロック同期における不正確さがポジショニングエラーの重要な要因となる。GPSにおいては、ToFには一般に、センサのための高信頼の時間源を維持するための複雑な同期メカニズムが必要とされる。
加えて、ToFベースの方法の精度は多くの場合、混雑している可能性がある屋内位置及び産業環境などの、密集した人口を伴う位置特定状況において、物体からのRF信号の反射及び回折によって引き起こされる広範なマルチパス状態によって損なわれる。
建設材料によって引き起こされる減衰及び反射という理由から、少なくとも3つのアンカー点までの遮られていない見通し線を、システムによってカバーされるべき任意の位置において有することが望ましい。結果として、より多くの数のアンカーステーションが必要とされる。
一実施形態による超広帯域二方向測距ベースのポジショニングシステムは、複数のアクティブタグであってそれぞれが位置を有する、アクティブタグ、及び前記複数のアクティブタグのうちのタグの位置の位置特定のために構成された複数のビーコン、を含む。前記複数のアクティブタグ及び前記複数のビーコンは、共通タイムベースに継続的に同期される。
アプリケーションサーバと複数の固定位置ビーコンとを有するシステムにおいてアクティブタグの位置を特定する方法は、一実施形態では、前記複数の固定位置ビーコンに共通タイムベースを提供すること、及び前記複数の固定位置ビーコンのそれぞれから同期メッセージを提供すること、を含む。前記アクティブタグは、前記同期メッセージに基づいて前記共通タイムベースに登録される。前記アクティブタグは前記複数のビーコンのうちの少なくとも一部に対して測距される。前記アクティブタグはその位置を、前記複数のビーコンのうちの少なくとも1つのビーコンに報告する。
別の実施形態によるポジショニングシステムは、複数のアクティブタグ、及び超広帯域二方向測距ベースのネットワーク上で前記複数のアクティブタグと通信する複数の固定位置ビーコン、を含む。前記システム内の前記複数のアクティブタグのうちの各アクティブタグは、前記アクティブタグと前記複数のビーコンのうちの少なくとも1つとの間の二方向測距ポーリングのための、グローバルに指定されたウィンドウを有する。前記複数のビーコンは、前記グローバルに指定されたウィンドウ内で二方向測距ポーリングを受け入れる。前記複数のアクティブタグは、グローバル報告タイムスロット内で位置を報告する。
本概要及び要約は、詳細な説明において以下にさらに説明する概念の抜粋を簡略化された形態で紹介するために提供される。本概要及び要約は、特許請求の範囲に記載の主題の重要な特徴又は本質的な特徴を識別することを意図するものではなく、特許請求の範囲に記載の主題の範囲を決定することにおける補助として使用されることを意図するものでもない。
本開示の一実施形態によるポジショニングシステムのブロック図を示す。 本開示の一実施形態によるアンカーステーションのブロック図である。 本開示の一実施形態によるモバイルステーションのブロック図である。 セントラル位置、アンカーステーション、及びモバイルステーションを示すブロック図である。 ビーコン通信信号とタグポジショニング報告との間のタイミングを示すタイミング図である。 タグのグローバルタイムスロットウィンドウ上でリスニングしている2つのビーコンを示す図である。
特定の一構成では、本システムは、WirelessHART(登録商標)ネットワーク(IEC62591)などの商業的に実績のある産業用メッシュネットワークに基づいており、図1にブロック図の形態で示されている。
図1は、既知の位置に配置された複数のアンカーステーション(又は「ビーコン」)302(図3に示す3つのアンカーステーション302A、302B、及び302C、以下でより詳細に説明する)と、モバイルステーション(「タグ」「携帯型ユニット」又は「PU」とも呼ばれる)304(以下でより詳細に説明する)であってそれについて位置310が特定されることが所望されるモバイルステーション304とを有するシステム300を示す。アンカーステーション302は、一実施形態では、WirelessHART(登録商標)ネットワークなどの無線ネットワークメッシュ306の部分である。動作中、複数のアンカーステーション302は、監視されるエリアの周りの既知の位置308A、308B、及び308Cに位置付けられている。モバイルステーション304は、物体であってそれについて位置310が知られることが所望される物体上に、又はその物体に極めて接近して置かれている。前記物体は、限定するためではなく単なる例として、1つの在庫品であってもよく、又は人であってもよい。
図1に示す一実施形態では、アンカーステーション302からモバイルステーション304までの距離を判定するために、アンカーステーション302はRFメッセージ320(すなわちWirelessHART(登録商標)メッセージ)を送信する。以下で説明するように、WirelessHART(登録商標)信号は当技術分野において知られているように、同期情報を含み得るため同期を可能にし、且つデータの送信も可能にする。この同期及びデータ送信機能を使用することにより、RFパルスが一意の同期パルスとして使用されることが可能になり、したがってどのアンカーステーション302又はモバイルステーション304が送信しているかを、その送信がいつ行われたかに加えて知ることが可能になる。RFパルスの送信と応答の受信との間の時間差により、前記モバイルステーションと、送信しているアンカーステーション302との間の距離を判定することが可能になる。前記モバイルステーションについての位置は、3つの別個のアンカーステーションからの距離計算値を使用し、例えば三辺測量を使用して特定されてもよい。
TDMAは、信号を複数のタイムスロットに分割することによってネットワーク上の周波数チャネルを共有するための既知の規格である。本明細書中に記載するアンカーステーション302などの各ステーションは、特定のタイムスロットを送信のために割り当てられることによって、パルスのために使用される周波数を共有してもよい。一実施形態では、1又は複数のモバイルステーション304からその/それらの位置に関する情報を受信したセントラルステーション312が、特定された位置を使用してTDMA内のタイムスロッティングを調節する。セントラルステーション312はシステム300内で使用され、1又は複数のモバイルステーション304からの情報を受信するためにメッシュ306と接続されている。アンカーステーション302のためのタイムスロットは、セントラルステーション312によって割り当てられる。CDMA技術、又はその他の、時間及び/若しくは周波数のスロッティング技術若しくは共有技術を含む、任意の適切な通信技術が採用されてもよい。あるいは又は加えて、アンカーステーション302はセントラルステーション312と直接通信してもよい。
一実施形態では、1又は複数のモバイルステーション304についての位置情報が、様々なアンカーステーションのためのタイムスロットを調節するために使用される。例えば、あるモバイルステーションの位置310が、いくつかのアンカーステーション302に他のアンカーステーションよりも近い場合、より大きな距離を隔てたアンカーステーション302のためのタイムスロットは拡大されて、距離に起因する他のアンカーステーション302からのオーバーラップなしにパルス伝播及び受信が可能にされてもよい。セントラルステーション312は、一実施形態では、各見通し線アンカーステーション302から各モバイルステーション304までの距離を監視し、予期される伝播時間に従って前記アンカーステーションのためのタイムスロットを調節して、アンカーステーション302の間のクロストークを低減する。さらに、スペクトラム拡散技術を含む、パルス符号化及び様々な周波数技術(pulse coding and different frequencies including spread spectrum techniques)もまた、近接したアンカーステーション302又はその他のアンカーステーションの間のクロストークを低減するために使用されてもよい。
アンカーシステムステーション302は全て、ネットワーク300上の登録されたデバイスであり、したがって各アンカー点302は、RF送信機402を有するWirelessHART(登録商標)デバイスである。加えて、アンカーステーション302は、通信信号330を使用して通信してもよい所望により存在する通信モジュール404と、何らかのグルーロジック406とを含む。
アンカーステーション302の詳細が図2に示されている。各アンカーステーション302は、一実施形態では、RF送信機(すなわち、WirelessHART(登録商標))402と、通信モジュール404と、RF送信機402及び通信モジュール404などの様々なより複雑なロジック回路の間のインタフェースを可能にするグルーロジック406と、アンカーステーション302内の処理ユニット408又は同様のものと、クロック410とを含む。グルーロジック406は当技術分野において知られており、本明細書中ではさらなる説明は行わない。また、WirelessHART(登録商標)は、ハイウェイアドレッサブルリモートトランスデューサ(HART(登録商標))プロトコルに基づく、無線センサネットワーキングのための既知の規格である。一実施形態では、アンカーステーション302は、各アンカーステーション302が無線メッシュネットワーク306上のWirelessHART(登録商標)デバイスであるように、デバイスのメッシュネットワークの部分となっている。クロック410は、一実施形態では、RF信号320などの信号の送信時刻を処理ユニット406が判定することを可能にするために、処理ユニット406に動作可能に結合されている。別の実施形態では、クロック410は処理ユニット406の一部であってもよい。
図3に示すように、一構成では、モバイルステーション304もまた、所望により存在する通信ユニット502と、所望により存在するGPSユニット504と、小型の処理ユニット506と、RF受信機508とを有するWirelessHART(登録商標)デバイスである。
モバイルステーション304は、一実施形態では、所望により存在する通信モジュール502と、屋外位置において使用するための所望により存在するGPSユニット504と、処理ユニット506と、RF受信機508と、クロック510とを含む。RF受信機508は処理ユニット506に動作可能に結合されている。クロック510は、一実施形態では、RF信号320などの信号の受信時刻を処理ユニット506が判定することを可能にするために、処理ユニット506に動作可能に結合されている。別の実施形態では、クロック510は処理ユニット506の一部であってもよい。
モバイルステーション304は、そのポジショニングを計算するために、少なくとも3つのアンカーステーション302までの距離を測定する。3つのアンカーステーション302により、各アンカーステーション302の見通し線内にあるモバイルステーション304についての位置の適切な特定が、例えば三辺測量によって可能になるが、より多くのアンカー点302がエリア内にある場合、測定のロバスト性を向上するために冗長性が使用されてもよい。3つのアンカーステーション302(それぞれ、302A、302B、及び302C)が図3において示されているが、あるエリアを完全にカバーするために追加のアンカーステーションが使用されて位置310特定の精度が高められ、システム300によってカバーされるエリアの全ての部分についての可能性のある見通し線の選択肢がより多く提供されてもよい、ということを理解されたい。さらに、1つのモバイルステーション304が示されているが、監視されるエリア内に多数のモバイルステーション304が配置されてもよく、システム300は、RF信号を送信する同じ複数のアンカーステーション302を、多数のモバイルステーション304の多数の位置310を特定するために使用してもよい。モバイルステーション304は、取得した情報をセントラルステーション312にネットワーク306を介して報告する。セントラルステーション312は、TDMAタイムスロットをモバイルステーション304の現在の位置310に従って最適化するアルゴリズムを実行してもよく、それに応じてネットワークパラメータを修正してもよい。前記メッシュネットワーク内では、アンカーステーション302の位置が前記ネットワーク上で送信されてもよいため、アンカーステーション302、モバイルステーション304、又はセントラルステーション312は、様々な実施形態において、モバイルステーション304の位置を特定し得る。
状況によっては、モバイルステーションの位置は、3つ未満のアンカーステーションを使用して特定され得る。そのような状況としては、以下に限定されないが、通路内又はその他の既知の限定されたエリア内に前記モバイルステーションが位置していることなどの、前記モバイルステーションに関して知られている何らかの外部情報が存在する場合、又はその他の追跡情報が前記モバイルステーションについて知られている場合が例として含まれる。そのような状況では、わずか1つのアンカーステーションを使用して位置が特定される可能性がある。
ポジショニングシステム(PS)であって前記PSにおいては建物の内部の又は密集した産業エリア内の物体又は人々を無線で位置特定するためにデバイスのネットワークが使用されるPSが、一実施形態において提供される。位置特定のために必ずしもGPSに依拠しないシステム実施形態が提供される。さらに、マイクロ波は特に屋内環境においては屋根、壁、及びその他の物体によって減衰及び散乱される。またさらに、表面における複数の反射は、制御できないエラーをもたらすマルチパス伝播を発生させる可能性がある。
システムのビーコンとタグとの間で超広帯域通信を使用するPSの実施形態600が、図4においてブロック図で示されている。PS600は、一実施形態では、アプリケーションサーバ602と複数のビーコン604と少なくとも1つのモバイルタグ606とを含む。この実施形態では、タグ606は、システム600によって追跡される人又は機器に取り付けられているか、又はその他の方法で前記人又は機器によって運ばれていてもよい携帯型構成要素である。ビーコン604は、ポジショニングアリーナ又はエリア620の既定の座標に置かれた固定位置の静的アンカーである。一実施形態では、アリーナ620内の全ての位置が2つ以上のビーコン604によって、及び好ましくは少なくとも3つのビーコン604によって可視であることを可能にするように、図4に示すものなどのアレイ状に配置された複数のビーコン604がアリーナ620内に位置付けられている。ある条件下では、前記タグから少なくとも3つのビーコン604までの距離測定によって、アリーナ620内のタグ606の位置を特定するための十分な情報が提供される。
アプリケーションサーバ602は、一実施形態では、セットアップ及びコンフィギュレーション情報を準備し、ビーコン604に送信する。アプリケーションサーバ602はまた、一実施形態では、タグ606の位置をエンドユーザに表示する目的のために又はアーカイブのために又は任意のその他のさらなる解析のために、タグ606についての位置情報を及びその他の情報をビーコン604から受信し処理する。1つのタグ606が示されているが、多くのタグ606がアリーナ620内の位置に存在してもよいということを理解されたい。アプリケーションサーバ602はビーコン604と組み合わせて、一実施形態では、アリーナ620内の複数のタグ606の位置を監視するために使用される。アプリケーションサーバ602は、一実施形態では、以下でさらに説明するライン608において示されている低電力ネットワークを介してビーコン604と通信する。
図4は、アプリケーションサーバ602とビーコン604と携帯型タグ606との間の通信を示す図である。一実施形態では、WirelessHART(登録商標)ネットワークなどの無線ネットワークが、距離測定のためにUWB(例えばIEEE802.15.4a−2011)を使用するポジショニングシステムのためのバックボーンとして使用される。タグ606と1又は複数のビーコン604との間の超広帯域測距信号612及びデータリンク610と共に、608において、ビーコン604と通信するために使用される低電力ネットワークが示されている。図示されている例では、ビーコン604は、約30メートルの間隔を有して施設(例えばアリーナ620)全体にわたって分散されている。
ビーコン604は、一実施形態では、UWB測距信号ライン612によって示されているように、超広帯域(UWB)技術を使用して、ライン610として示されているデータリンクに沿ってタグ606と通信する。UWBはそのマルチパス信号を解決する能力及び障害物を貫通する能力により、苛酷な環境においてさえ信号到着時刻(TOA)測定を介して高い測距精度を達成する可能性を提供する。例えば、UWBネットワーク内の一対のノードA及びノードBの間の分離距離に関する情報は、信号伝播遅延、すなわち飛行時間(TOF)(1)T=d/cの測定を使用して得ることができ、ここで、dは2つのノード間の実際の距離であり、cは電磁波の速度(c 3*10m/s)である。ノードA及びノードBは、様々な実施形態において、複数のビーコン604であってもよく、又はビーコン604とタグ606とであってもよく、又は複数のタグ606であってもよい。一実施形態では、タグ606は、モバイル位置ロケータであるように特化されたビーコンである。
IEEE802.15.4a−2011規格は、位置特定機能を有する低速無線ネットワークのための最初のUWBベースの規格である。しかしその他の超広帯域通信技術が採用されてもよい。
例えば、第1のノードAが第2の受信ノードBに、Aのパケットの送信時のタイムスタンプtを含むパケットを送信すると仮定する。ノードBは時刻tにおいて前記パケットを受信する。理想的な条件下では、すなわちノードA及びノードBのノードクロックが共通の時刻基準に完全に同期している場合には、飛行時間(T)がノードBにおいて(2)T=t−tとして判定され得る。ノードAとノードBとの間の距離は、この一方向測距においてTを使用して推定され得る。しかし一方向測距ではノード間の非常に正確な同期が必要とされ、低コストの電子機器を用いてこの同期を維持することは非常に困難である。例えば、ノードAとノードBとの間の比較的小さな10n秒の同期エラーが3メートルの測距エラーをもたらす。
実際には、TOF推定は多くの場合、二方向測距(TWR)を用いて(共通時刻基準を用いずに)行われる。TWRでは、ノードがノードBにパケットを送信し、ノードBは応答遅延Tの後でノードAに確認応答パケットを送信することによって応答する。ノードAにおけるラウンドトリップ時間(TRT)は(3)TRT=2T+Tによって判定され、Tが既知であると仮定すると、これから前記距離が推定され得る。T及びTRTを知ることによりTの計算が可能になる。
いくつかの実施形態では、タグ606及びビーコン604の両方におけるクロック精度は1〜10パーツパーミリオン(PPM)の範囲内に制限されることが予期される。クロックの不正確さによって、タグ606とビーコン604との間でTにおける著しい差が生成され得る。例えば(式3を参照)、0.5m秒の公称T値に対して、10ppmのエラーにより5ナノ秒(n秒)のTRTエラーがもたらされ、これは約0.75メートルの測距エラーに等しい。
定義上、UWB(ITTT802.15.4a−2011ベース)TWRシーケンシングが2つのノード間で行われる。理論的には(規格によれば)、クロストークなしに(同じチャネル上で)並列に行われることが可能な測定の数は、前記チャネルに応じて2又は4に制限される。
建設材料及び同様のものによって引き起こされるものなどの、ある環境における減衰及び反射という理由から、(タグ606などの)モバイルビーコンから(ビーコン604などの)少なくとも3つのビーコンまでの遮られていない見通し線を、システム600によってカバーされるべき任意の位置に前記モバイルビーコン/タグがある場合に有することが望ましい。結果として、多数のビーコン604が使用されてもよい。
多数のビーコン604の使用により、ビーコン604の設置コストに制限が加えられる可能性がある。したがって、ビーコン604は少なくとも部分的にバッテリ駆動であること、及びビーコン604からアプリケーションサーバ602までの(低電力ネットワーク608上などでの)通信は無線であることが望ましい。いくつかの実施形態では、ビーコンは、それらの電力の少なくとも一部のために、既知の方法で取り出されるものなどの他の形態のエネルギーを使用してもよい。
システム600などのPSはまた、何千ものタグを、品物及び/又は人員の位置を特定するために採用してもよい。(システム600の又はタグ606の特定の更新レートによる)ポジショニング更新のために、タグ606のそれぞれは、その現在の位置を推定可能なように、ビーコン604との少なくとも3つのTWRシーケンス内に含まれていなければならない。一般に、測定レートは、タグ606の数と、タグ606当たりの測定と、更新レートとの乗算である。
TWRラウンドトリップ時間は通常、1ミリ秒程度である。何千ものタグ606と、数秒〜数10秒程度の更新レートとを有するシステムについて、これは、クロストークなしに多数のTWR測定を可能にするためにTWR測定の調整が慎重に制御されることを意味している。
一実施形態では、TWRにおいて、ノードBが作動されてノードAからのポーリングを待機する。ノードB(タグ又はビーコン)上のバッテリ寿命を維持するために、ノードBは、システムAがポーリングを送信する直前にリスニングを開始することが望ましい。一実施形態では、アプリケーションサーバ602などのアプリケーションサーバがスケジューリング情報をビーコン604に、例えばノードBなどに送信し、それによりビーコン604は、ポーリングの転送の前にちょうど間に合ってリスニングのためにアクティブにされる。一実施形態では、これはIEEE802.14.4−2003準拠ネットワーク上で行われる。
システム600内のいくつかのタグ606が他のタグより低い更新レートを有することが望ましい場合がある。例えば、タグ606が取り付けられた機器が移動する可能性が工場労働者より低い場合、又は特定の既知のエリア内を移動する可能性がある場合、又は同様の場合、例えば、機器上に引っかけられたタグ606は工場労働者より低い更新レートで動作してもよい。システム600は、一実施形態では、複数のタグを監視し、前記複数のタグのうちの少なくとも1つのタグが関連付けられた機器などの、前記少なくとも1つのタグの判定された状態に応じて、前記少なくとも1つのタグを他のタグより遅いレートで更新する。
PS600のもう1つの機能は、ビーコン604からセントラルアプリケーションステーション602まで継続的に情報を転送することである。ビーコン604とセントラルアプリケーションステーション602との間で転送されるデータは、(システム600の構成に応じて)未加工の測距測定値又はタグ606の計算された位置であってもよい。TWR測定値及び同様のものなどの、未加工の測定値に関する情報は、一実施形態では、IEEE802.14.4−2003準拠ネットワーク上で行われてもよい。
システム600において、タグ606などの多数のタグとビーコン604などのビーコンとのためのポジショニングシステム600の課題に対処するシステムアーキテクチャが提供される。システム600は、いくつかの実施形態では、1又は複数の利点を提供する。1つの利点は、システム600内での測距測定のレートを増加するやり方での、クロス干渉のないタグ/ビーコン測定の効率的な調整である。別の利点は、異なるタイプのタグについての異なる更新レートである。さらに別の利点は、タグ606及びビーコン604の両方についての動作シーケンスが、電力消費を低減するやり方で、且つ活動が行われるべきでない限りタグ606及び/又はビーコン604が休止状態になることを可能にするやり方で設計された、低電力動作である。別の利点は、ユニットのタイムベースの間のクロックドリフトを補償するための、ビーコン604とタグ606との間のクロックドリフトの較正である。
システム600などのシステム上の動作のためのアーキテクチャは、一実施形態では以下のように提供される。
全てのビーコン604は、ビーコン604とアプリケーションサーバ602との間の双方向通信を提供する低電力ネットワーク608上のノードとして動作する。一実施形態では、IEEE802.15.4a−2011がこの低電力ネットワークのために使用される。一実施形態では、ネットワーク608は、一般に使用されるネットワークについての標準的な要件と考えられ得る1ミリ秒〜数ミリ秒の期間内でのシステム600全体の同期がなされるようなやり方で、全てのノード(すなわちビーコン604)に共通タイムベースを提供する。同期のためのこのタイミングは、UWB測距のために使用されるものより約6桁小さい。
タグ606とビーコン604との間の無線データリンクは、UWB無線612に、又は別の標準技術で動作する専用データリンク610に基づいていてもよい。二方向測距(TWR)は、一実施形態では、タグ606によって開始される。タグ606はアリーナ620内でのその位置を、すぐ近くに位置するビーコン604までの、又は少なくともタグ606との見通し線通信内にあるビーコン604までのTWR測定値に基づいて計算する。タグ606がその位置を特定したら、前記タグはその特定された位置をビーコン604に報告する。ビーコン604に報告されたタグ606の位置は、次に、アプリケーションサーバ602に低電力ネットワーク608を介して転送される。一実施形態では、各タグ606は、ビーコン604のリストと各ビーコン604の座標とを維持する。
システム600内の各ビーコン604及び各タグ606は、一実施形態では、一意のシステムIDを有する。このシステムIDはセントラルアプリケーションサーバ602によって割り当てられてもよく、上述のような、セントラルアプリケーションサーバ602から特定のビーコン604及び/又はタグ606までの情報の配布を可能にする。
各タグ606は、一実施形態では、一意のアクティブIDを有する。前記システムの一実施形態では、前記アクティブIDは前記システムIDと同一である。別の実施形態では、前記アクティブIDは、ある登録手順の部分として一時的であってもよい。
システム600などのシステムは、一実施形態では、数10秒の程度のグローバルサイクル時間を有する。サイクルごとに、ビーコン604のうちのそれぞれは、そのビーコンのID及び座標を含む短い同期メッセージをブロードキャストする。前記同期メッセージは、前記サイクル内の(一実施形態では、サイクル開始時刻から既定のオフセット時間の)既定のタイムスロット内で送信される。ビーコン604のための前記既定のタイムスロットは、一実施形態では、セントラルアプリケーションサーバ602によって、本明細書中で説明したTDMAなどの割り当てプロトコルを使用して割り当てられる。
サイクル開始からのオフセットとしてのビーコン604メッセージ時刻は、一実施形態では、ビーコンのIDを知ることにより計算可能である。ビーコンIDを知っていれば前記既定のオフセット時間がわかり、サイクル開始時刻に基づいて計算可能である。
タグ606は、一実施形態では、ビーコン同期メッセージのうちの全て又はいくつかの検知について継続的にアクティブである。タグ606によって同期メッセージが受信され次第、タグ606はビーコン604クロックと完全に同期しており、したがってネットワーク同期精度範囲内でネットワークグローバルタイムベースに同期している。
一実施形態では、システム600は、Kタイムスロットの長さを有するグローバル登録ウィンドウを使用する。ビーコン604は、このウィンドウ内で、タグ606の登録メッセージの検知についてアクティブである。
一実施形態では、各タグ606のアクティブIDについて前記サイクル内で割り当てられる一意のグローバルタイムスロットが存在する。前記一意のグローバルタイムスロットは、位置報告メッセージタイムスロットと距離測定スロットとを含む。位置報告メッセージタイムスロットにおいて、タグ606は、その最後の(測定された且つ計算された)位置をこのタイムスロット内で報告する。最後のタグ位置を報告するメッセージは、1又は複数のビーコン604によって受信されてもよい。距離測定スロット内で、タグ606は、その付近の、又はタグ606の見通し線内にあるビーコン604に対する距離測定を実行してもよい。前記距離測定スロットは、一実施形態では、タグ606当たりn回のTWR測定の長さのグローバルタイムスロットである。前記グローバル登録ウィンドウ内でのタグ606の登録に続いて、ビーコン604は、このスロット内でのタグTWR測定の検知についてアクティブである。前記TWR測定は、一実施形態では、前記距離測定を含むポーリングとして発生する。
30秒のサイクル時間の例700が、図5においてグラフィック形態で示されている。サイクル700内での様々なタイムスロット及び動作についての動作シーケンスが示されている。サイクル700は時刻702において開始し、時刻704において終了する。時刻702において、フレーム開始706がタグ登録のために発生する。タグ登録において、タグ606は、ビーコン604からの同期メッセージについて708において継続的にリスニングしている。一実施形態では、ビーコン604時刻同期のために200タイムスロットが利用可能である。ビーコン604の同期メッセージを最初に受信した後、タグ606は710において登録メッセージを送信する。前記メッセージは、割り当てられた数(一実施形態では100スロット)のタイムスロットのうちの1つの中で無作為に送信される。登録メッセージを受信し次第、ビーコン604は、712において、タグ606に確認メッセージを送信する。一実施形態では、タグ登録に対するビーコン確認応答は200タイムスロットの中で発生する。ビーコン604は、714において、タグ位置報告スロット上のリスニングを開始する(一実施形態では、タグ位置報告タイムスロットは、1000のブロック内に配置されており、且つ連続している)。
距離測定は以下のように実行される。距離測定において、ビーコン604は、登録されたタグの測定スロット714上で、登録されたタグのポーリングについて常にリスニングしている。タグ606は、特定のビーコン604に対するTWRのためのポーリングをこの時間中に行うことを選択してもよい。そのタグ606は、単一のサイクル700内で最大n個のビーコン604に対してポーリングすることが可能である。
ビーコン604/タグ606クロックドリフト補償が、一実施形態では、応答遅延(T)エラーを低減するために実行される。ビーコン604及びタグ606の両方は、ネットワーククロックに対する系統的クロックドリフトを有する。一実施形態において、このドリフトに対する較正及び補償では、以下のように、図6に示す例を使用すると、(タグ606などの)携帯型ユニットPUと(ビーコン604などの)ビーコンBとの間でTが判定される。ビーコンBはその内部クロックカウントを、サイクルnにおける同期メッセージ708の部分としてグローバルウィンドウ800内で送信する(B )。PU(例えばタグ606)はその内部クロックカウントを、サイクルnにおける前記同期メッセージが到着し次第、記録する(T )。タグ606は、式(4)D=(T −T n−1)/(B −B n−1)を使用して補正係数を計算する。この補正係数は、式(3)に取って代わる式(5)TRT=2T+T*Dを使用して時間遅延Tを補正するために、タグ606によって使用される。補正された時間遅延は前記クロックドリフトを補償し、システム600内のタグ606についての向上した位置特定を可能にする。
本開示について好ましい実施形態を参照して説明したが、当業者は、本開示の精神及び範囲から逸脱することなく形態及び詳細における変更が行われてもよいということを認識するであろう。本開示の実施形態は、屋内、屋外、又は混合環境において使用されてもよい。通信は任意の規格に従うものであってもよく、メッシュネットワークタイプの通信システムに限定されない。用語「RF」は任意の適切な波長の無線周波数を意味する。本明細書中で使用される場合、用語「アンカー」は、基地送信機であってその位置が既知であり、且つ位置を特定することにおける基準位置として使用される、基地送信機を意味する。用語「モバイルデバイス」は、モバイルステーションなどのデバイスであってその位置が識別される、デバイスを意味する。位置を特定するために使用される処理ユニットは、モバイルステーション内に、又は1若しくは複数のアンカーステーション内に、又はセントラルステーションにおいて、又は何らかのその他の位置において存在してもよい。
上記で示したモジュール504などの所望により存在するGPSモジュールは、(タグ606などの)モバイルステーション内に備えられていてもよく、GPS信号が得られる場合に使用されてもよい。低電力UWB測距とIEEE802.15.4a−2011に基づくものなどの通信プロトコルとの使用を介して達成されるロバストな測距を使用するポジショニングシステムのためのバックボーンとして、IEEE802.15.4−2003物理層に基づくものなどの低電力通信プロトコル(すなわち608)が使用されてもよい。しかしその他の測距及び通信のプロトコル及び技術が、本開示の実施形態を実装するために使用されてもよい。本構成により、マルチパスエラーを実質的に免れた正確な低電力位置検知が提供される。新規なアービトレーション技術により、何千ものタグの位置監視が可能になる。ビーコンとサーバとの間のバックホール通信には、好ましくは、WirelessHART(登録商標)、ISA100、Zigbee(登録商標)、Bluetooth(登録商標)Low Energy、LORA(登録商標)ベースのWAN、又はその他などの低電力通信技術が採用される。

Claims (23)

  1. それぞれが位置を有する複数のアクティブタグ、及び
    前記複数のアクティブタグのうちのタグの位置の位置特定のために構成された複数のビーコン、
    を含み、前記複数のアクティブタグ及び前記複数のビーコンは、共通タイムベースに継続的に同期される、
    超広帯域二方向測距ベースのポジショニングシステム。
  2. 前記システム内の各アクティブタグは、前記アクティブタグと前記複数のビーコンのうちの少なくとも1つとの間の二方向測距ポーリングのための、グローバルに指定されたウィンドウを有する、請求項1に記載のポジショニングシステム。
  3. 前記複数のビーコンのうちの各ビーコンは、既定のウィンドウ内で、前記複数のアクティブタグのうちのタグからの二方向測距ポーリングについてリスニングする、請求項1に記載のポジショニングシステム。
  4. 前記複数のアクティブタグはグローバル報告タイムスロットを有する、請求項1に記載のポジショニングシステム。
  5. 前記複数のアクティブタグのうちの各タグはその位置を、前記タグと前記複数のビーコンのうちの少なくとも1つのビーコンとの間の二方向測距に基づいて特定するように構成された、又は前記複数のタグのうちの各タグはその位置を、前記タグと少なくとも3つのビーコンとの間の二方向測距に基づいて特定するように構成された、請求項1に記載のポジショニングシステム。
  6. 前記複数のビーコンにデータネットワークを介して結合された処理ユニット、
    をさらに含み、前記ビーコンは前記複数のアクティブタグからタグ位置を受信するように構成された、且つ前記処理ユニットは前記複数のビーコンから前記複数のアクティブタグの位置情報を受信するように構成された、請求項5に記載のポジショニングシステム。
  7. 前記処理ユニットは、前記タグの判定された状態に応じたレートで前記複数のタグの位置を更新するようにさらに構成された、請求項6に記載のポジショニングシステム。
  8. アプリケーションサーバと複数の固定位置ビーコンとを含むシステムを使用してアクティブタグの位置を特定する方法であって、
    前記複数の固定位置ビーコンに共通タイムベースを提供すること、
    前記複数の固定位置ビーコンのそれぞれから同期メッセージを提供すること、
    前記アクティブタグを、前記同期メッセージに基づいて前記共通タイムベースに登録すること、
    前記アクティブタグを、前記複数のビーコンのうちの少なくとも一部に対して測距すること、及び
    前記アクティブタグの位置を、前記複数のビーコンのうちの少なくとも1つのビーコンに報告すること、
    を含む、方法。
  9. 前記システムの現在の更新サイクルnについての、ビーコン同期メッセージの内部クロックカウントB と、前記アクティブタグの内部クロックカウントT とを使用して、前記複数のビーコン及び前記アクティブタグをドリフト補償することをさらに含む、請求項8に記載の方法。
  10. ドリフト補償することは、
    補正係数Dを判定して、前記共通タイムベースに対するクロックドリフトについて補正すること、
    を含む、請求項9に記載の方法。
  11. 補正係数を判定することは、式D=(T −T n−1)/(B −B n−1)を使用して行われる、請求項10に記載の方法。
  12. ビーコンと前記アクティブタグとの間の飛行時間はTであり、ビーコンとアクティブタグとの間の応答遅延はTであり、前記補正係数が二方向測距ラウンドトリップ飛行時間にTRT=2T+T*Dとして適用される、請求項11に記載の方法。
  13. 前記アクティブタグを登録することは、
    前記アクティブタグによって、前記複数のビーコンからの同期メッセージについてリスニングすること、
    前記複数のビーコンのうちのビーコンから同期メッセージを受信したら、登録メッセージを送信すること、
    前記複数のビーコンのうちの前記ビーコンからの確認メッセージを前記タグにおいて受信すること、及び
    タグ位置報告タイムスロット内でのタグ位置報告についてのリスニングを開始すること、
    を含む、請求項8〜請求項12のいずれか一項に記載の方法。
  14. 同期メッセージを提供することは、前記システムについての更新サイクル内の所定のビーコン時間同期タイムスロットの範囲内で前記同期メッセージを提供すること、を含む、請求項8〜請求項13のいずれか一項に記載の方法。
  15. 前記アクティブタグを登録することは、前記システムについての更新サイクル内の所定のタグ登録タイムスロットの範囲内で前記アクティブタグを登録すること、を含む、請求項8〜請求項12のいずれか一項に記載の方法。
  16. 前記アクティブタグを測距することは、前記更新サイクル内の前記タグ登録タイムスロットの後のタイムスロットの範囲内で前記アクティブタグを測距すること、を含む、請求項16に記載の方法。
  17. 前記アクティブタグを測距することは、
    前記アクティブタグから二方向測距信号を発行すること、
    前記アクティブタグにおいて、前記複数のビーコンのうちの少なくとも3つのビーコンから返信信号を受信すること、及び
    前記アクティブタグにおいて、前記共通時間ベースと受信された応答信号とを使用して、前記アクティブタグの位置を計算すること、
    を含む、請求項8〜請求項16のいずれか一項に記載の方法。
  18. 二方向測距信号を発行することは、前記複数のビーコンのうちの決定された1つに発行すること、を含む、請求項17に記載の方法。
  19. 測距することは、前記システムの更新サイクル内で前記複数のビーコンのうちの2つ以上のビーコンに対して測距すること、を含む、請求項18に記載の方法。
  20. 二方向測距信号を発行することは、前記システムの更新サイクル内のグローバルに指定されたウィンドウ内で実行される、請求項17に記載の方法。
  21. 前記複数のビーコンと前記アプリケーションサーバとを無線通信ネットワークを用いて接続すること、及び
    前記複数のビーコンから前記アプリケーションサーバまでモバイルタグ情報を転送すること、
    をさらに含む、請求項8〜請求項20のいずれか一項に記載の方法。
  22. 前記システムは複数のタグを監視するものであり、
    前記複数のタグのうちの少なくとも1つのタグの判定された状態に応じて、前記少なくとも1つのタグを他のタグより遅いレートで更新すること、
    をさらに含む、請求項8〜請求項21のいずれか一項に記載の方法。
  23. 複数のアクティブタグ、
    超広帯域二方向測距ベースのネットワーク上で前記複数のアクティブタグと通信する複数の固定位置ビーコン、
    を含むポジショニングシステムであって、
    前記システム内の前記複数のアクティブタグのうちの各アクティブタグは、前記アクティブタグと前記複数のビーコンのうちの少なくとも1つとの間の二方向測距ポーリングのための、グローバルに指定されたウィンドウを有し、前記複数のビーコンは、前記グローバルに指定されたウィンドウ内で二方向測距ポーリングを受け入れ、前記複数のアクティブタグは、グローバル報告タイムスロット内で位置を報告する、ポジショニングシステム。
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