JP2019516300A - 混雑したワイヤレスローカルエリアネットワークにおける動的媒体アクセス制御受信リオーダタイムアウト - Google Patents

混雑したワイヤレスローカルエリアネットワークにおける動的媒体アクセス制御受信リオーダタイムアウト Download PDF

Info

Publication number
JP2019516300A
JP2019516300A JP2018552862A JP2018552862A JP2019516300A JP 2019516300 A JP2019516300 A JP 2019516300A JP 2018552862 A JP2018552862 A JP 2018552862A JP 2018552862 A JP2018552862 A JP 2018552862A JP 2019516300 A JP2019516300 A JP 2019516300A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
packet
timeout value
reorder
reorder timeout
hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2018552862A
Other languages
English (en)
Inventor
ガオ、チンハイ
ホートン、ナサニエル・デイビッド
タヒール、エハブ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Qualcomm Inc
Original Assignee
Qualcomm Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Qualcomm Inc filed Critical Qualcomm Inc
Publication of JP2019516300A publication Critical patent/JP2019516300A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W28/00Network traffic management; Network resource management
    • H04W28/02Traffic management, e.g. flow control or congestion control
    • H04W28/06Optimizing the usage of the radio link, e.g. header compression, information sizing, discarding information
    • H04W28/065Optimizing the usage of the radio link, e.g. header compression, information sizing, discarding information using assembly or disassembly of packets
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/12Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by using return channel
    • H04L1/16Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by using return channel in which the return channel carries supervisory signals, e.g. repetition request signals
    • H04L1/18Automatic repetition systems, e.g. Van Duuren systems
    • H04L1/1829Arrangements specially adapted for the receiver end
    • H04L1/1848Time-out mechanisms
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L47/00Traffic control in data switching networks
    • H04L47/10Flow control; Congestion control
    • H04L47/27Evaluation or update of window size, e.g. using information derived from acknowledged [ACK] packets
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L47/00Traffic control in data switching networks
    • H04L47/10Flow control; Congestion control
    • H04L47/34Flow control; Congestion control ensuring sequence integrity, e.g. using sequence numbers
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W24/00Supervisory, monitoring or testing arrangements
    • H04W24/04Arrangements for maintaining operational condition
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W28/00Network traffic management; Network resource management
    • H04W28/02Traffic management, e.g. flow control or congestion control
    • H04W28/0231Traffic management, e.g. flow control or congestion control based on communication conditions
    • H04W28/0242Determining whether packet losses are due to overload or to deterioration of radio communication conditions
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W84/00Network topologies
    • H04W84/02Hierarchically pre-organised networks, e.g. paging networks, cellular networks, WLAN [Wireless Local Area Network] or WLL [Wireless Local Loop]
    • H04W84/10Small scale networks; Flat hierarchical networks
    • H04W84/12WLAN [Wireless Local Area Networks]

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Computer Security & Cryptography (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

ワイヤレス通信のための方法、システム、およびデバイスが説明される。デバイスは、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)における局負荷のインジケーションを識別し、局負荷に基づいて媒体アクセス制御(MAC)レイヤにおいてパケットホールを埋めるための遅延を推定し得る。推定された時間期間は、リオーダタイムアウト値を調整するために使用され得る。いくつかのケースでは、リオーダタイムアウト値は、欠落パケットを用いてデバイスがサービスされる前にパケットホールが上位レイヤにフラッシュされる可能性を低減するために、局負荷が高いときに増加され得る。いくつかのケースでは、局負荷は、サービングアクセスポイント(AP)から受信されたメッセージに基づいて決定され得る。

Description

関連出願の相互参照
[0001] 本特許出願は、2016年4月8日に出願され、本願の譲受人に譲渡された、「Dynamic Medium Access Control Reception-Reorder Timeout in a Crowded Wireless Local Area Network」と題する、Gao他による米国特許出願第15/094,677号に対する優先権を主張する。
[0002] 下記は、概して、ワイヤレス通信に関し、より具体的には、混雑したワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)における動的媒体アクセス制御(MAC:medium access control)受信リオーダタイムアウト(reception reorder timeout)に関する。
[0003] ワイヤレス通信システムは、音声、映像、パケットデータ、メッセージング、ブロードキャストなどのような様々なタイプの通信コンテンツを提供するために広く展開されている。これらのシステムは、利用可能なシステムリソース(例えば、時間、周波数、および電力)を共有することによって複数のユーザとの通信をサポートすることができる多元接続システムであり得る。ワイヤレスネットワーク、例えば、ワイヤレスフィディリティ(Wi−Fi)(すなわち、米国電気電子学会(IEEE)802.11)ネットワークなどのWLANは、1つまたは複数の局(STA)またはモバイルデバイスと通信し得るアクセスポイント(AP)を含み得る。APは、インターネットなどのネットワークに接続され得、そのネットワークを介してモバイルデバイスが通信すること(またはアクセスポイントに結合された他のデバイスと通信すること)を可能にし得る。ワイヤレスデバイスは、ネットワークデバイスと双方向に通信し得る。例えば、WLANでは、STAは、ダウンリンク(DL)およびアップリンク(UL)を介して、アソシエートされたAP(associated AP)と通信し得る。DL(すなわち順方向リンク)は、APから局への通信リンクを指し、UL(すなわち逆方向リンク)は、局からAPへの通信リンクを指し得る。
[0004] 混雑した環境では、欠落しているデータ(missing data)を要求して待機した後、クライアントがサービスされるのに長い時間がかかり得る。いくつかのケースでは、これはパケットロス(lost packets)をもたらし得る。例えば、受信リオーダタイムアウトは、シーケンス番号のリスト中にホール(例えば、欠落パケット(missing packet))があるときに、デバイスが受信データパケットを上位スタック(upper stack)(例えば、送信制御プロトコル(TCP)スタック)にプッシュするまでの時間持続期間を決定し得る。APが多数のクライアントをサービスしている場合、そのリオーダタイムアウト値は、欠落パケットを用いて局がサービスされる前に満了し得る。欠落パケットを用いてデバイスがサービスされる前にデータをフラッシュすることは、遅延または通信品質の悪化をもたらし得る。
[0005] デバイスは、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)における局負荷のインジケーションを識別し、局負荷に基づいて媒体アクセス制御(MAC)レイヤにおいてパケットホールを埋めるための遅延を推定し得る。推定された時間期間は、リオーダタイムアウト値を調整するために使用され得る。いくつかのケースでは、リオーダタイムアウト値は、欠落パケットを用いてデバイスがサービスされる前にパケットホールが上位レイヤにフラッシュされる可能性を低減するために、局負荷が高いときに増加され得る。いくつかのケースでは、局負荷は、サービングアクセスポイント(AP)から受信されたメッセージに基づいて決定され得る。
[0006] ワイヤレス通信の方法が説明される。方法は、WLANにおける局負荷のインジケーションを識別することと、インジケーションに少なくとも部分的に基づいて、MACレイヤにおいてパケットホールを埋めるための遅延を推定することと、ここにおいて、パケットホールは、パケットシーケンス番号のリスト中のホールに対応する、および、推定された遅延に従ってリオーダタイムアウト値を調整することとを含み得る。
[0007] ワイヤレス通信のための装置が説明される。装置は、WLANにおける局負荷のインジケーションを識別するための手段と、インジケーションに少なくとも部分的に基づいて、MACレイヤにおいてパケットホールを埋めるための遅延を推定するための手段と、ここにおいて、パケットホールは、パケットシーケンス番号のリスト中のホールに対応する、および、推定された遅延に従ってリオーダタイムアウト値を調整するための手段とを含み得る。
[0008] さらなる装置が説明される。装置は、プロセッサと、プロセッサと電子通信するメモリと、メモリに記憶された命令とを含み得る。命令は、プロセッサに、WLANにおける局負荷のインジケーションを識別することと、インジケーションに少なくとも部分的に基づいて、MACレイヤにおいてパケットホールを埋めるための遅延を推定することと、ここにおいて、パケットホールは、パケットシーケンス番号のリスト中のホールに対応する、および、推定された遅延に従ってリオーダタイムアウト値を調整することとを行わせるように動作可能であり得る。
[0009] ワイヤレス通信のための非一時的コンピュータ可読媒体が説明される。非一時的コンピュータ可読媒体は、プロセッサに、WLANにおける局負荷のインジケーションを識別することと、インジケーションに基づいて、MACレイヤにおいてパケットホールを埋めるための遅延を推定することと、推定された遅延に従ってリオーダタイムアウト値を調整することとを行わせるための命令を含み得る。
[0010] 上記で説明される方法、装置、または非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、受信されていない予測パケット(expected packet)を識別するためのプロセス、特徴、手段、または命令をさらに含み得、ここで、パケットホールは、予測パケットに基づいている。いくつかの例は、リオーダタイムアウト値に基づいてタイマが満了していると決定することをさらに含み得る。いくつかの例は、決定に基づいて、バッファされたパケットのセットおよびパケットホールを上位レイヤにフラッシュすることをさらに含み得る。
[0011] 上記で説明される方法、装置、または非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、パケットホールに続いて受信されるバーストの数が閾値よりも大きいと決定するためのプロセス、特徴、手段、または命令をさらに含み得、ここで、バッファされたパケットのセットおよびパケットホールをフラッシュすることは、パケットホールに続いて受信されるバーストの数が閾値よりも大きいとの決定に基づいている。いくつかの例は、トラフィック識別子(TID)に関するパケットホールを埋めるための平均時間を決定することをさらに含み得る。いくつかの例は、平均時間に基づいてパケットホールを埋めるための偏差時間(deviation time)を決定することをさらに含み得、ここで、リオーダタイムアウト値を調整することは、平均時間および偏差時間に基づいている。
[0012] 上記で説明される方法、装置、または非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、最小値または最大値を識別するためのプロセス、特徴、手段、または命令をさらに含み得、ここで、リオーダタイムアウト値を調整することは、最小値または最大値に基づいている。いくつかの例は、アクセスカテゴリをさらに識別し、ここで、リオーダタイムアウト値は、アクセスカテゴリに基づいている。
[0013] 上記で説明される方法、装置、または非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、リオーダタイムアウト値を調整することは、局負荷が閾値を上回る場合にリオーダタイムアウト値を増加させる、または局負荷が閾値を下回る場合にリオーダタイムアウト値を減少させることを備える。リオーダタイムアウト値の調整に関連付けられた1つまたは複数の閾値が存在し得る。いくつかの例は、アクセスポイントからのメッセージを受信することをさらに含み、メッセージは、局負荷のインジケーションを備える。
[0014] 図1は、本開示の態様に従った、混雑したワイヤレスローカルエリアネットワークにおける動的媒体アクセス制御受信リオーダタイムアウトをサポートするワイヤレス通信システムの例を例示する。 [0015] 図2は、本開示の態様に従った、混雑したワイヤレスローカルエリアネットワークにおける動的媒体アクセス制御受信リオーダタイムアウトをサポートするシステムでの処理フローの例を例示する。 [0016] 図3は、本開示の態様に従った、混雑したワイヤレスローカルエリアネットワークにおける動的媒体アクセス制御受信リオーダタイムアウトをサポートするワイヤレスデバイスのブロック図を示す。 図4は、本開示の態様に従った、混雑したワイヤレスローカルエリアネットワークにおける動的媒体アクセス制御受信リオーダタイムアウトをサポートするワイヤレスデバイスのブロック図を示す。 図5は、本開示の態様に従った、混雑したワイヤレスローカルエリアネットワークにおける動的媒体アクセス制御受信リオーダタイムアウトをサポートするワイヤレスデバイスのブロック図を示す。 [0017] 図6は、本開示の態様に従った、混雑したワイヤレスローカルエリアネットワークにおける動的媒体アクセス制御受信リオーダタイムアウトをサポートする局(STA)を含むシステムのブロック図を例示する。 [0018] 図7は、本開示の態様に従った、混雑したワイヤレスローカルエリアネットワークにおける動的媒体アクセス制御受信リオーダタイムアウトのための方法を例示する。 図8は、本開示の態様に従った、混雑したワイヤレスローカルエリアネットワークにおける動的媒体アクセス制御受信リオーダタイムアウトのための方法を例示する。 図9は、本開示の態様に従った、混雑したワイヤレスローカルエリアネットワークにおける動的媒体アクセス制御受信リオーダタイムアウトのための方法を例示する。 図10は、本開示の態様に従った、混雑したワイヤレスローカルエリアネットワークにおける動的媒体アクセス制御受信リオーダタイムアウトのための方法を例示する。
発明の詳細な説明
[0019] 混雑したワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)は、増加した数のロストデータパケット(increased number of lost data packets)を経験し得る。例えば、マルチクライアント環境では、欠落しているデータを要求して待機した後、クライアントが再度サービスされるのに長い時間がかかり得る。混雑したWLANは、ベーシックサービスセット(BSS:basic service set)において他のデバイス(例えば、他のSTAまたはAP)を待つために、データのバックログを構築する(develop)局(STA)および/またはアクセスポイント(AP)のいずれかを含むWLANとして定義され得る。受信リオーダタイムアウトは、欠落パケットに対応するホール(例えば、パケットシーケンス番号のリスト中の欠落しているシーケンス番号)があるとき、媒体アクセス制御(MAC)レイヤが受信データパケットを上位スタック(例えば、送信制御プロトコル(TCP)スタック)にプッシュするまでの時間持続期間を決定し得る。
[0020] 本開示によると、受信リオーダタイムアウトは、WLAN中のSTAの数に基づいて設定され得る。例えば、アクセスポイントAPは、トラフィックアクティビティに基づいて局パラメータ(例えば、局負荷)の数を識別し得る。APは、メッセージ経路を使用して、STAに局負荷を搬送し得る。STAは次に、それに応じてその受信リオーダタイムアウト値を動的に調整し得る。いくつかの例では、局負荷が大きいほど、選択されるタイムアウト値が大きくなる。
[0021] ワイヤレス通信システムのコンテキストにおいて、本開示の態様が最初に説明される。MACレベルにおける受信リオーダタイムアウト値を動的に調整するための特定の例が次に説明される。本開示の態様は、混雑したWLANにおける動的MAC受信リオーダタイムアウトに関する装置図、システム図、およびフローチャートによって、およびそれらを参照してさらに例示される。
[0022] 図1は、本開示の様々な態様に従って構成された、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)100(ワイヤレスフィディリティ(Wi−Fi)ネットワークとしても知られている)を例示する。WLAN100は、AP105および複数のアソシエートされたSTA115を含み得、それらは、モバイル局、携帯情報端末(PDA)、他のハンドヘルドデバイス、ネットブック、ノートブックコンピュータ、タブレットコンピュータ、ラップトップ、ディスプレイデバイス(例えば、TV、コンピュータモニタなど)、プリンタなどのデバイスを表し得る。いくつかのケースでは、SoftAPとして構成される場合に、STAは、APとして動作し得る。SoftAPは、ワイヤレスAPまたは仮想ルータとして動作するルータであるように特別に作られていないSTAを利用可能にするソフトウェアを有するSTAを指し得る。STA115のうちの1つまたは複数は、パケットリオーダマネージャ130を含み得、それはサービングAP105に対するトラフィック負荷などのパラメータに基づいてSTA115がパケットリオーダタイムアウト値を動的に調整することを可能にし得る。いくつかのケースでは、パケットリオーダマネージャ130を含むSTA115は、SoftAPであり得る。
[0023] AP105およびアソシエートされたSTA115は、BSSまたは拡張サービスセット(ESS:extended service set)を表し得る。ネットワーク中の様々なSTA115は、AP105を通じて互いに通信することが可能である。AP105のカバレッジエリア110もまた示され、それはWLANネットワーク100のBSSを表し得る。WLAN100とアソシエートされた拡張ネットワーク局(図示せず)は、複数のAP105がESSにおいて接続されることを可能にし得るワイヤードまたはワイヤレス分配システムに接続され得る。受信リオーダタイムアウトは、マルチクライアントWLAN100中のSTA115の数に基づいて設定され得る。
[0024] AP105は、カバレッジエリア110内のダイレクトワイヤレスリンク120のアクティビティに基づいて局パラメータ(例えば、局負荷)の数を識別し得る。AP105は次に、STA115に局負荷を搬送し得る。一例では、STA115−aは、局負荷の関数として受信リオーダタイムアウト値を動的に調整し得る。いくつかのケースでは、局負荷が大きいほど、選択され得るリオーダタイムアウト値が大きくなる。他の例では、最大タイムアウト値および最小タイムアウト値は、局負荷の関数であり得る。
[0025] いくつかのケースでは、STA115は、1より多いカバレッジエリア110の交差部に位置し、1より多いAP105とアソシエートし得る。単一のAP105およびアソシエートされたSTA115のセットは、BSSとも呼ばれ得る。ESSは、接続されたBSSのセットである。分配システム(図示せず)は、ESS中でAP105を接続するために使用され得る。AP105のカバレッジエリア110はまた、セクタ(同じく図示せず)に分割され得る。WLAN100は、(例えば、大都市エリア、家庭内ネットワークなどの)異なるタイプのAP105を、可変のおよびオーバーラップするカバレッジエリア110とともに、含み得る。2つのSTA115はまた、両方のSTA115が同じカバレッジエリア110にあるかどうかに関わらず、デバイス・ツー・デバイス(D2D)ダイレクトワイヤレスリンク125を介して直接通信し得る。ダイレクトワイヤレスリンク120の例は、Wi−Fiダイレクト接続、Wi−Fiトンネルダイレクトリンクセットアップ(TDLS:Tunneled Direct Link Setup)リンク、および他のグループ接続を含み得る。STA115およびAP105は、WLAN無線と、物理およびMACのためのベースバンドプロトコルとに従って通信し得る。
[0026] いくつかのケースでは、AP105は、多くの数のSTA115をサービスし得る。混雑したWLANシステムは、増加した数のロストデータパケットを経験し得る。例えば、欠落しているデータを要求して待っているとき、STA115が再度サービスされるのに長い時間がかかり得る。受信リオーダタイムアウトは、シーケンス番号中にホール(例えば、欠落パケット)があるとき、STA115の媒体アクセス制御(MAC)レイヤが受信データパケットを上位スタック(例えば、送信制御プロトコル(TCP)スタック)にプッシュするまでの時間持続期間を決定し得る。
[0027] いくつかのケースでは(例えば、マルチクライアント環境では)、受信リオーダタイムアウトは、例えば100msに設定され得る。他の値もまた使用され得る。ホールを含んでいるパケットは、この期間を待機した後に、TCPスタックまでフラッシュされ得る。複数のクライアントを有するWLANシステムでは、往復時間は、この時間期間よりも長い可能性があり、より長い受信リオーダタイムアウトを要求し得る。よって、物理レイヤコンバージェンスプロトコル(PLCP)プロトコルデータユニット(PPDU)中のいずれのノンゼロパケットエラーレート(PER)も、ホールを含むデータパケットシーケンスがフラッシュすることをもたらし得る。TCPは、欠落しているデータパケットを要求する否定応答(NACK)を送り続けるが、タイムアウト期間の前にそれらを受信しない可能性がある。これは、パケットロスおよび低減された接続品質をもたらし得る。
[0028] よって、MACレベルにおける動的受信リオーダタイムアウトの使用は、スループットを増加させ得る。いくつかのケースでは、WLAN中にUEがいくつあるかに関わらず、タイムアウト値は、大きい値(例えば、2秒)に増加され得る。すなわち、受信機は、追加の(extra)バーストの閾値の数(例えば、n=2)を受信した後に、ホールを有するパケットをフラッシュし得る。
[0029] いくつかのケースでは、最大タイムアウト値および最小タイムアウト値が設定され得る。タイムアウト設定は、アクセスカテゴリ(例えば、音声(VO)のための20ms以下、ビデオ(VI)のための200ms、およびベストエフォート型(BE)パケットのための数秒の範囲内の値)に基づいて調整され得る。いくつかのケースでは、デバイスは、ホールを埋めるための動作平均時間を維持することによって、および下記の式に従って、リオーダタイムアウト値を設定し得る。
[0030] ここで、Avg_T_fill_newはパケットを埋めるための更新された平均時間であり、Avg_T_fill_oldは前の平均値であり、Tはパケットを埋めるための時間の最近の測定値である。
[0031] いくつかのケースでは、受信機はまた、ホールを埋めるための平均時間からの偏差を追跡し、リオーダタイムアウト値を設定するための偏差パラメータを使用し得る。
[0032] ここで、Dev_T_fill_newは現在の偏差であり、Dev_T_fill_oldは前の偏差である。
[0033] 再リオーダタイムアウト値(re-reorder timeout value)は、平均および偏差パラメータの組み合わせ(ここで、偏差は局負荷に依存し得る負荷要素によってスケーリングされる)を使用して設定され得る。
[0034] よって、受信リオーダタイムアウトは、WLAN中の局STA115の数に基づいて設定され得る。いくつかのケースでは、AP105は、無線通信を経由して(over the air)トラフィックアクティビティに基づいて局負荷を識別し得る。APは、メッセージ経路を使用して、STAに局負荷を搬送し得る。STA115は、(例えば、局負荷の関数αを作成することによって)その受信リオーダタイムアウト値を動的に調整し得る。いくつかの例では、局負荷が大きいほど、選択され得るαが大きくなる。他の例では、最大タイムアウト値または最小タイムアウト値は、局負荷の関数であり得る。
[0035] 図2は、本開示の様々な態様に従った、混雑したワイヤレスローカルエリアネットワークにおける動的MAC受信リオーダタイムアウトをサポートする処理フロー200の例を例示する。処理フロー200は、図1〜0を参照して説明される対応するデバイスの例であり得る、AP105−aとSTA115−aとを含み得る。
[0036] ステップ205において、AP105−aは、ネットワーク中の局の数を識別し得る。例えば、AP105−aは、BSS中の局の数を決定するか、またはトラフィックアクティビティのレベルを決定し得る。
[0037] ステップ210において、AP105−aは、STA115−aに局負荷を送信し得る。STA115−aは、AP105−aからの局負荷のインジケーションを含むメッセージを受信し得る。WLANにおける局負荷のインジケーションは、MACレイヤにおいてパケットホールを埋めるための遅延を推定するために使用され得る。よって、トラフィック識別子(TID)に関するパケットホールを埋めるための平均時間が識別され得る。さらに、パケットホールを埋めるための偏差時間は、平均時間に基づいて決定され得る。
[0038] ステップ215において、STA115−aは、タイムアウトを設定し得る。いくつかのケースでは、リオーダタイムアウト値は、パケットホールを埋めるための推定された遅延に従って調整され得る。いくつかのケースでは、リオーダタイムアウト値は、平均時間および偏差時間に従って調整され得る。いくつかのケースでは、識別されたアクセスカテゴリは、リオーダタイムアウト値を調整するために使用され得る。いくつかのケースでは、リオーダタイムアウトは、最小値および最大値に基づいて調整され得る。
[0039] 例えば、リオーダタイムアウト値は、リオーダタイムアウト値(または局負荷)が閾値を上回る場合に増加されるか、またはリオーダタイムアウト値(または局負荷)が閾値を下回る場合に減少され得る。リオーダタイムアウト値の調整に関連付けられた1つまたは複数の閾値が存在し得る。
[0040] ステップ220において、STA115−aは、データパケットシーケンス中のホールを識別し得る。例えば、識別されたパケットホールは、受信されていない予測パケットに基づき得る。ステップ225において、STA115−aは、決定されたタイムアウト期間の間待機し得る。例えば、タイマ満了の決定は、リオーダタイムアウト値に基づき得る。
[0041] ステップ230において、STA115−aは、(例えば、MACレイヤよりも上位の)上位レイヤにデータをフラッシュし得る。いくつかのケースでは、バッファされたパケットのセットおよびパケットホールを上位レイヤにフラッシュすることは、タイマ満了に基づき得る。他のケースでは、フラッシュすることは、パケットホールに続く受信バーストの数が閾値を超えるとの決定に基づき得る。
[0042] 図3は、本開示の様々な態様に従った、混雑したWLANにおける動的MAC受信リオーダタイムアウトをサポートするワイヤレスデバイス300のブロック図を示す。ワイヤレスデバイス300は、図1および2を参照して説明されたSTA115またはAP105の態様の例であり得る。ワイヤレスデバイス300は、受信機305、パケットリオーダマネージャ310、および送信機315を含み得る。ワイヤレスデバイス300はまた、プロセッサを含み得る。これらのコンポーネントの各々は、(例えば、信号301、302、303、および304を介して)互いと通信状態にあり得る。一例では、ワイヤレスデバイス300のコンポーネントは、下記で説明される機能を達成するための回路(circuit)または回路構成(circuitry)を各々含み得る。
[0043] 受信機305は、様々な情報チャネル(例えば、制御チャネル、データチャネル、および混雑したWLANにおける動的MAC受信リオーダタイムアウトに関する情報など)に関連付けられたパケット、ユーザデータ、または制御情報などの情報を受信し得る。情報は、デバイスの他のコンポーネントにわたされ得る。受信機305は、図6を参照して説明されたトランシーバ625の態様の例であり得る。
[0044] パケットリオーダマネージャ310は、WLANにおける局負荷のインジケーションを識別することと、インジケーションに基づいて、MACレイヤにおいてパケットホールを埋めるための遅延を推定することと、推定された遅延に従ってリオーダタイムアウト値を調整することとを行い得る。パケットリオーダマネージャ310はまた、図6を参照して説明されたパケットリオーダマネージャ605の態様の例であり得る。
[0045] 送信機315は、ワイヤレスデバイス300の他のコンポーネントから受信された信号を送信し得る。いくつかの例では、送信機315は、送信機において受信機とコロケートされ得る。例えば、送信機315は、図6を参照して説明されたトランシーバ625の態様の例であり得る。送信機315は、単一のアンテナを含み得るか、または複数のアンテナを含み得る。
[0046] 図4は、本開示の様々な態様に従った、混雑したWLANにおける動的MAC受信リオーダタイムアウトをサポートするワイヤレスデバイス400のブロック図を示す。ワイヤレスデバイス400は、図1、2、および3を参照して説明されるワイヤレスデバイス300またはSTA115またはAP105の態様の例であり得る。ワイヤレスデバイス400は、受信機405、パケットリオーダマネージャ410、および送信機430を含み得る。ワイヤレスデバイス400はまた、プロセッサを含み得る。これらのコンポーネントの各々は、(例えば、信号401、402、403、および404を介して)互いと通信状態にあり得る。これらのコンポーネントの各々は、互いと通信状態にあり得る。一例では、ワイヤレスデバイス400のコンポーネントは、下記で説明される機能を達成するための回路または回路構成を各々含み得る。
[0047] 受信機405は、デバイスの他のコンポーネントに渡され得る情報を受信し得る。受信機405はまた、図3の受信機305を参照して説明される機能を行い得る。受信機405は、図6を参照して説明されたトランシーバ625の態様の例であり得る。
[0048] パケットリオーダマネージャ410は、図3を参照して説明されるパケットリオーダマネージャ310の態様の例であり得る。パケットリオーダマネージャ410は、局負荷識別コンポーネント(station load identifying component)415、遅延推定コンポーネント420、およびリオーダタイムアウト値コンポーネント425を含み得る。パケットリオーダマネージャ410は、図6を参照して説明されるパケットリオーダマネージャ605の態様の例であり得る。局負荷識別コンポーネント415は、APからのメッセージ、ここで、そのメッセージは局負荷のインジケーションを含む、を受信し、WLANにおける局負荷のインジケーションを識別し得る。
[0049] 遅延推定コンポーネント420は、トラフィック識別子(TID)に関するパケットホールを埋めるための平均時間を決定することと、平均時間に基づいてパケットホールを埋めるための偏差時間を決定することと、ここで、リオーダタイムアウト値を調整することは、平均時間および偏差時間に基づいており、最小値および最大値を識別することと、ここで、リオーダタイムアウト値を調整することは、最小値または最大値に基づいており、インジケーションに基づいて、MACレイヤにおいてパケットホールを埋めるための遅延を推定することと、を行い得る。
[0050] リオーダタイムアウト値コンポーネント425は、アクセスカテゴリを識別することと、ここで、リオーダタイムアウト値は、アクセスカテゴリに基づいており、推定された遅延に従ってリオーダタイムアウト値を調整することと、リオーダタイムアウト値に基づいてタイマが満了していると決定することと、を行い得る。いくつかのケースでは、リオーダタイムアウト値を調整することは、局負荷が閾値を上回る場合にリオーダタイムアウト値を増加させる、または局負荷が閾値を下回る場合にリオーダタイムアウト値を減少させることを含む。リオーダタイムアウト値の調整に関連付けられた1つまたは複数の閾値が存在し得る。
[0051] 送信機430は、ワイヤレスデバイス400の他のコンポーネントから受信された信号を送信し得る。いくつかの例では、送信機430は、送信機において受信機とコロケートされ得る。例えば、送信機430は、図6を参照して説明されたトランシーバ625の態様の例であり得る。送信機430は、単一のアンテナを利用し得るか、または複数のアンテナを利用し得る。
[0052] 図5は、ワイヤレスデバイス300またはワイヤレスデバイス400の対応するコンポーネントの例であり得る、パケットリオーダマネージャ500のブロック図を示す。すなわち、パケットリオーダマネージャ500は、図3および図4を参照して説明されるパケットリオーダマネージャ310またはパケットリオーダマネージャ410の態様の例であり得る。パケットリオーダマネージャ500はまた、図6を参照して説明されたパケットリオーダマネージャ605の態様の例であり得る。これらのコンポーネントの各々は、互いと通信状態にあり得る。一例では、パケットリオーダマネージャ500のコンポーネントは、下記で説明される機能を達成するための回路または回路構成を各々含み得る。
[0053] パケットリオーダマネージャ500は、局負荷識別コンポーネント505、遅延推定コンポーネント510、リオーダタイムアウト値コンポーネント515、予測パケットコンポーネント(expected packet component)520、およびバッファパケットフラッシュコンポーネント(buffered packet flushing component)525を含み得る。これらの要素の各々は、互いと(例えば、1つまたは複数のバスを介して)直接または間接的に通信し得る。局負荷識別コンポーネント505は、APからのメッセージ、ここで、そのメッセージは局負荷のインジケーションを含む、を受信し、WLANにおける局負荷のインジケーションを識別し得る。
[0054] 遅延推定コンポーネント510は、トラフィック識別子(TID)に関するパケットホールを埋めるための平均時間を決定することと、平均時間に基づいてパケットホールを埋めるための偏差時間を決定することと、ここで、リオーダタイムアウト値を調整することは、平均時間および偏差時間に基づいており、最小値および最大値を識別することと、ここで、リオーダタイムアウト値を調整することは、最小値または最大値に基づいており、インジケーションに基づいて、MACレイヤにおいてパケットホールを埋めるための遅延を推定することと、を行い得る。
[0055] リオーダタイムアウト値コンポーネント515は、アクセスカテゴリを識別することと、ここで、リオーダタイムアウト値は、アクセスカテゴリに基づいており、推定された遅延に従ってリオーダタイムアウト値を調整することと、リオーダタイムアウト値に基づいてタイマが満了していると決定することと、を行い得る。いくつかのケースでは、リオーダタイムアウト値を調整することは、局負荷が閾値を上回る場合にリオーダタイムアウト値を増加させる、または局負荷が閾値を下回る場合にリオーダタイムアウト値を減少させることを含む。リオーダタイムアウト値の調整に関連付けられた1つまたは複数の閾値が存在し得る。
[0056] 予測パケットコンポーネント520は、受信されていない予測パケットを識別し得、ここで、パケットホールは、予測パケットに基づいている。バッファパケットフラッシュコンポーネント525は、決定に基づいて、バッファされたパケットのセットおよびパケットホールを上位レイヤにフラッシュすることと、パケットホールに続いて受信されるバーストの数が閾値よりも大きいと決定することとを行い得、ここで、バッファされたパケットのセットおよびパケットホールをフラッシュすることは、パケットホールに続いて受信されるバーストの数が閾値よりも大きいとの決定に基づいている。
[0057] 図6は、本開示の様々な態様に従った、混雑したWLANにおける動的MAC受信リオーダタイムアウトをサポートするデバイスを含むシステム600の図を示す。例えば、システム600は、STA115−bを含み得、それは、図1、2、および3〜5を参照して説明されるように、ワイヤレスデバイス300、ワイヤレスデバイス400、またはSTA115の例であり得る。一例では、STA115−bのコンポーネントは、下記で説明される機能を達成するための回路または回路構成を各々含み得る。
[0058] STA115−bはまた、パケットリオーダマネージャ605、プロセッサ610、メモリ615、トランシーバ625、アンテナ630、パケット要求タイマ640、およびいくつかのケースでは、マシンタイプ通信(MTC)コンポーネント635を含み得る。これらの要素の各々は、互いと(例えば、1つまたは複数のバスを介して)直接または間接的に通信し得る。パケットリオーダマネージャ605は、図3〜5を参照して説明されるようなパケットリオーダマネージャの例であり得る。パケットリオーダマネージャ605は、パケット要求タイマ640に基づいてパケットのリオーダを行い得る。プロセッサ610は、インテリジェントハードウェアデバイス、(例えば、中央処理ユニット(CPU)、マイクロコントローラ、特定用途向け集積回路(ASIC)など)を含み得る。
[0059] メモリ615は、ランダムアクセスメモリ(RAM)および読取専用メモリ(ROM)を含み得る。メモリ615は、実行されると、プロセッサに、本明細書で説明される様々な機能(例えば、混雑したWLANにおける動的MAC受信リオーダタイムアウト)を行わせる命令を含む、コンピュータ読み取り可能なコンピュータ実行可能ソフトウェアを記憶し得る。いくつかのケースでは、ソフトウェア620は、プロセッサによって直接実行可能ではないことがあり得るが、(例えば、コンパイルおよび実行されたときに)コンピュータに、本明細書で説明される機能を行わせ得る。
[0060] トランシーバ625は、上述されるように、1つまたは複数のアンテナ、ワイヤードまたはワイヤレスリンクを介して、1つまたは複数のネットワークと双方向に通信し得る。例えば、トランシーバ625は、AP105またはSTA115と双方向に通信し得る。トランシーバ625はまた、パケットを変調し、変調されたパケットを送信のためにアンテナに提供し、アンテナから受信されたパケットを復調するためのモデムを含み得る。いくつかのケースでは、ワイヤレスデバイスは、単一のアンテナ630を含み得る。しかしながら、いくつかのケースでは、デバイスは、1つまたは複数のアンテナ630を有し得、それは、複数のワイヤレス送信を同時に送信または受信することが可能であり得る。
[0061] MTCコンポーネント635は、WLANにおける修正されたプロシージャを使用して動作し得るマシンタイプ通信(MTC)デバイスとして知られる低コストかつ低複雑度なデバイスのための動作を可能にし得る。例えば、MTCデバイスは、低減された帯域幅または簡略化された制御シグナリングを利用し得る。
[0062] 図7は、本開示の様々な態様に従った、混雑したワイヤレスローカルエリアネットワークにおける動的MAC受信リオーダタイムアウトのための方法700を例示するフローチャートを示す。方法700の動作は、図1〜2を参照して説明されるようなSTA115またはAP105あるいはそのコンポーネントで実装され得る。例えば、方法700の動作は、本明細書で説明されるようなパケットリオーダマネージャによって行われ得る。いくつかの例では、STA115または基地AP105は、以下に説明される機能を行うために、デバイスの機能的な要素を制御するためのコードのセットを実行し得る。加えてまたは代替として、STA115またはAP105は、専用ハードウェアを使用して以下に説明される機能の態様を行い得る。
[0063] ブロック705において、STA115またはAP105は、図0〜2を参照して上述されるように、WLANにおける局負荷のインジケーションを識別し得る。ある特定の例では、ブロック705の動作は、図4および5を参照して説明されるように、局負荷識別コンポーネントによって行われ得る。
[0064] ブロック710において、STA115またはAP105は、図0〜2を参照して上述されるように、インジケーションに基づいて、MACレイヤにおいてパケットホールを埋めるための遅延を推定し得る。ある特定の例では、ブロック710の動作は、図4および5を参照して説明されるように、遅延推定コンポーネントによって行われ得る。
[0065] ブロック715において、STA115またはAP105は、図0〜2を参照して上述されるように、推定された遅延に従ってリオーダタイムアウト値を調整し得る。ある特定の例では、ブロック715の動作は、図4および5を参照して説明されるように、リオーダタイムアウト値コンポーネントによって行われ得る。
[0066] 図8は、本開示の様々な態様に従った、混雑したWLANにおける動的MAC受信リオーダタイムアウトのための方法800を例示するフローチャートを示す。方法800の動作は、図1〜2を参照して説明されるようなSTA115またはAP105あるいはそのコンポーネントで実装され得る。例えば、方法800の動作は、本明細書で説明されるようなパケットリオーダマネージャによって行われ得る。いくつかの例では、STA115またはAP105は、以下に説明される機能を行うために、デバイスの機能的な要素を制御するためのコードのセットを実行し得る。加えてまたは代替として、STA115またはAP105は、専用ハードウェアを使用して以下に説明される機能の態様を行い得る。
[0067] ブロック805において、STA115またはAP105は、図0〜2を参照して上述されるように、WLANにおける局負荷のインジケーションを識別し得る。ある特定の例では、ブロック805の動作は、図4および5を参照して説明されるように、局負荷識別コンポーネントによって行われ得る。
[0068] ブロック810において、STA115またはAP105は、図0〜2を参照して上述されるように、インジケーションに基づいて、MACレイヤにおいてパケットホールを埋めるための遅延を推定し得る。ある特定の例では、ブロック810の動作は、図4および5を参照して説明されるように、遅延推定コンポーネントによって行われ得る。
[0069] ブロック815において、STA115またはAP105は、図0〜2を参照して上述されるように、推定された遅延に従ってリオーダタイムアウト値を調整し得る。ある特定の例では、ブロック815の動作は、図4および5を参照して説明されるように、リオーダタイムアウト値コンポーネントによって行われ得る。
[0070] ブロック820において、STA115またはAP105は、図0〜2を参照して上述されるように、受信されていない予測パケットを識別し得、ここで、パケットホールは、予測パケットに基づいている。ある特定の例では、ブロック820の動作は、図4および5を参照して説明されるように、予測パケットコンポーネントによって行われ得る。
[0071] 図9は、本開示の様々な態様に従った、混雑したWLANにおける動的MAC受信リオーダタイムアウトのための方法900を例示するフローチャートを示す。方法900の動作は、図1〜2を参照して説明されるようなSTA115またはAP105あるいはそのコンポーネントで実装され得る。例えば、方法900の動作は、本明細書で説明されるようなパケットリオーダマネージャによって行われ得る。いくつかの例では、STA115またはAP105は、以下に説明される機能を行うために、デバイスの機能的な要素を制御するためのコードのセットを実行し得る。加えてまたは代替として、STA115またはAP105は、専用ハードウェアを使用して以下に説明される機能の態様を行い得る。
[0072] ブロック905において、STA115またはAP105は、図0〜2を参照して上述されるように、WLANにおける局負荷のインジケーションを識別し得る。ある特定の例では、ブロック905の動作は、図4および5を参照して説明されるように、局負荷識別コンポーネントによって行われ得る。
[0073] ブロック910において、STA115またはAP105は、図0〜2を参照して上述されるように、インジケーションに基づいて、MACレイヤにおいてパケットホールを埋めるための遅延を推定し得る。ある特定の例では、ブロック910の動作は、図4および5を参照して説明されるように、遅延推定コンポーネントによって行われ得る。
[0074] ブロック915において、STA115またはAP105は、図0〜2を参照して上述されるように、推定された遅延に従ってリオーダタイムアウト値を調整し得る。ある特定の例では、ブロック915の動作は、図4および5を参照して説明されるように、リオーダタイムアウト値コンポーネントによって行われ得る。
[0075] ブロック920において、STA115またはAP105は、図0〜2を参照して上述されるように、リオーダタイムアウト値に基づいてタイマが満了したと決定し得る。ある特定の例では、ブロック920の動作は、図4および5を参照して説明されるように、リオーダタイムアウト値コンポーネントによって行われ得る。
[0076] ブロック925において、STA115またはAP105は、図0〜2を参照して上述されるように、決定に基づいて、バッファされたパケットのセットおよびパケットホールを上位レイヤにフラッシュし得る。ある特定の例では、ブロック925の動作は、図4および5を参照して説明されるように、バッファパケットフラッシュコンポーネントによって行われ得る。
[0077] 図10は、本開示の様々な態様に従った、混雑したWLANにおける動的MAC受信リオーダタイムアウトのための方法1000を例示するフローチャートを示す。方法1000の動作は、図1〜2を参照して説明されるようなSTA115またはAP105あるいはそのコンポーネントで実装され得る。例えば、方法1000の動作は、本明細書で説明されるようなパケットリオーダマネージャによって行われ得る。いくつかの例では、STA115またはAP105は、以下に説明される機能を行うために、デバイスの機能的な要素を制御するためのコードのセットを実行し得る。加えてまたは代替として、STA115またはAP105は、専用ハードウェアを使用して以下に説明される機能の態様を行い得る。
[0078] ブロック1005において、STA115またはAP105は、図0〜2を参照して上述されるように、WLANにおける局負荷のインジケーションを識別し得る。ある特定の例では、ブロック1005の動作は、図4および5を参照して説明されるように、局負荷識別コンポーネントによって行われ得る。
[0079] ブロック1010において、STA115またはAP105は、図0〜2を参照して上述されるように、インジケーションに基づいて、MACレイヤにおいてパケットホールを埋めるための遅延を推定し得る。ある特定の例では、ブロック1010の動作は、図4および5を参照して説明されるように、遅延推定コンポーネントによって行われ得る。
[0080] ブロック1015において、STA115またはAP105は、図0〜2を参照して上述されるように、推定された遅延に従ってリオーダタイムアウト値を調整し得る。ある特定の例では、ブロック1015の動作は、図4および5を参照して説明されるように、リオーダタイムアウト値コンポーネントによって行われ得る。
[0081] ブロック1020において、STA115またはAP105は、図0〜2を参照して上述されるように、トラフィック識別子(TID)に関するパケットホールを埋めるための平均時間を決定し得る。ある特定の例では、ブロック1020の動作は、図4および5を参照して説明されるように、遅延推定コンポーネントによって行われ得る。
[0082] ブロック1025において、STA115またはAP105は、図0〜2を参照して上述されるように、平均時間に基づいてパケットホールを埋めるための偏差時間を決定し得、ここで、リオーダタイムアウト値を調整することは、平均時間および偏差時間に基づいている。ある特定の例では、ブロック1025の動作は、図4および5を参照して説明されるような遅延推定コンポーネントによって行われ得る。
[0083] これらの方法は可能性のある実装を説明しており、動作およびステップは他の実装が可能になるように、再配列され得るか、またはそうでない場合は修正され得ることに留意されたい。いくつかの例では、複数の方法のうちの2つ以上からの態様が組み合わせられ得る。例えば、方法の各々の態様は、本明細書で説明される、他の方法のステップまたは態様、あるいは、他のステップまたは技法を含み得る。よって、本開示の態様は、混雑したワイヤレスローカルエリアネットワークにおける動的媒体アクセス制御受信リオーダタイムアウトを提供し得る。
[0084] 本明細書における説明は、当業者が本開示を製造または使用することを可能にするために提供される。本開示への様々な修正は、当業者には容易に明らかとなり、本明細書で定義した一般原理は、本開示の範囲から逸脱することなく他のバリエーションに適用され得る。よって、本開示は、本明細書に説明される例および設計に制限されるものではなく、本明細書に開示された原理および新規な特徴に合致する最も広い範囲が与えられるべきものである。
[0085] 本明細書で説明される機能は、ハードウェア、プロセッサによって実行されるソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組み合わせにおいて実装され得る。プロセッサによって実行されるソフトウェアで実装される場合、機能は、1つまたは複数の命令またはコードとしてコンピュータ可読媒体上で記憶されるか、またはそれを介して送信され得る。他の例および実装は、本開示および添付された特許請求の範囲内にある。例えば、ソフトウェアの本質により、上述される機能は、プロセッサによって実行されるソフトウェア、ハードウェア、ファームウェア、ハードワイヤリング、またはこれらの任意の組み合わせを使用して実装され得る。機能を実装する特徴はまた、機能の部分が、異なる物理的ロケーションで実装されるように分散されることを含む、様々なポジションに物理的に位置付けられ得る。また、請求項を含めて、本明細書で使用されるように、項目のリストにおいて使用される「または(or)」(例えば、「〜のうちの少なくとも1つ」あるいは「〜のうちの1つまたは複数」のようなフレーズによって前置きされる項目のリスト)は、例えばA、B、またはCのうちの少なくとも1つのリストが、AまたはBまたはCまたはABまたはACまたはBCまたはABC(すなわち、AおよびBおよびC)を意味するように、選言的なリスト(disjunctive list)を示す。
[0086] コンピュータ可読媒体は、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を容易にする任意の媒体を含む通信媒体と非一時的コンピュータ記憶媒体との両方を含む。非一時的記憶媒体は、汎用または特殊用途コンピュータによってアクセスされることができる任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、非一時的なコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、電気的消去可能プログラマブル読取専用メモリ(EEPROM(登録商標))、コンパクトディスク(CD)ROMまたは他の光ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置または他の磁気記憶デバイス、あるいはデータ構造または命令の形態で所望のプログラムコード手段を記憶または伝達するために使用されることができ、汎用または特殊用途コンピュータ、もしくは汎用または特殊用途プロセッサによってアクセスされることができる、任意の他の非一時的な媒体を含むことができる。さらに、いかなる接続もコンピュータ可読媒体と適切に呼ばれる。例えば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、または、赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用されるような、ディスク(disk)およびディスク(disc)は、CD、レーザーディスク(登録商標)、光ディスク、デジタル多目的ディスク(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスクおよびブルーレイ(登録商標)ディスクを含み、ここで、ディスク(disks)は、通常磁気的にデータを再生し、一方ディスク(discs)は、レーザーを用いて光学的にデータを再生する。上記の組み合わせはまた、コンピュータ可読媒体の範囲内に含まれる。
[0087] 本明細書で説明された1つまたは複数のワイヤレス通信システムは、同期または非同期動作をサポートし得る。同期動作の場合、APは同様のフレームタイミングを有し得、異なるAPからの送信は近似的に時間的に整合され得る。非同期動作の場合、APは異なるフレームタイミングを有し得、異なるAPからの送信は時間的に整合されないことがある。本明細書で説明する技法は、同期動作または非同期動作のいずれかのために使用され得る。
[0088] 本明細書で説明されるダウンリンク(DL)送信はまた、順方向リンク送信とも呼ばれるが、一方でアップリンク(UL)送信はまた、逆方向リンク送信とも呼ばれ得る。例えば、図1のワイヤレス通信システム100を含む、本明細書で説明された各通信リンクは、1つまたは複数のキャリアを含み得、ここで、各キャリアは、複数のサブキャリア(例えば、異なる周波数の波形信号)から成る信号であり得る。変調された各信号は、異なるサブキャリア上で送られ得、制御情報(例えば、基準信号、制御チャネルなど)、オーバヘッド情報、ユーザデータなどを搬送し得る。本明細書で説明された通信リンク(例えば、図1のワイヤレスリンク125)は、周波数分割複信(FDD)動作を使用して(例えば、対にされたスペクトルリソースを使用して)または時間分割複(TDD)動作を使用して(例えば、対にされていないスペクトルリソースを使用して)双方向通信を送信し得る。フレーム構造が、FDD(例えば、フレーム構造タイプ1)およびTDD(例えば、フレーム構造タイプ2)のために定義され得る。
[0089] よって、本開示の態様は、混雑したワイヤレスローカルエリアネットワークにおける動的媒体アクセス制御受信リオーダタイムアウトを提供し得る。これらの方法は可能性のある実装を説明しており、動作およびステップは、他の実装が可能になるように、再配列され得るか、またはそうでない場合は修正され得ることに留意されたい。いくつかの例では、複数の方法のうちの2つ以上からの態様が組み合わせられ得る。
[0090] 本明細書での開示に関連して説明された様々な例示的なブロックおよびコンポーネントは、汎用プロセッサ、DSP、ASIC、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、または他のプログラマブルロジックデバイス、ディスクリートゲートまたはトランジスタロジック、ディスクリートハードウェアコンポーネント、あるいは本明細書で説明された機能を行うために設計された任意のそれらの組み合わせを用いて実装または行われ得る。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであり得るが、代替として、プロセッサは、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、またはステートマシンであり得る。プロセッサはまた、コンピューティングデバイスの組み合わせ(例えば、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)およびマイクロプロセッサの組み合わせ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携した1つまたは複数のマイクロプロセッサ、あるいは任意の他のそのような構成)として実装され得る。よって、本明細書で説明される機能は、少なくとも1つの集積回路(IC)上で、1つまたは複数の他の処理ユニット(またはコア)によって実行され得る。他の実施形態では、異なるタイプの集積回路が使用され得(例えば、ストラクチャード/プラットフォームASIC、FPGA、または別のセミカスタムIC)、それらは、当該技術分野において知られている任意の方式でプログラムされ得る。各ユニットの機能はまた、1つまたは複数の汎用あるいは特定用途向けのプロセッサによって実行されるようにフォーマットされ、メモリ内に組み入れられる命令を用いて全体的にあるいは部分的に実装され得る。
[0091] 添付された図面では、同様のコンポーネントまたは特徴は、同じ参照ラベルを有し得る。さらに、同じタイプの様々なコンポーネントは、参照ラベルの後に、ダッシュと、それらの同様のコンポーネント間を区別する第2のラベルとを続けることによって区別され得る。第1の参照ラベルのみが明細書において使用される場合、その説明は、第2の参照ラベルに関わらず、同じ第1の参照ラベルを有する同様のコンポーネントのうちの任意の1つに適用可能である。

Claims (30)

  1. ワイヤレス通信の方法であって、
    WLANにおける局負荷のインジケーションを識別することと、
    前記インジケーションに少なくとも部分的に基づいて、MACレイヤにおいてパケットホールを埋めるための遅延を推定することと、ここにおいて、前記パケットホールは、パケットシーケンス番号のリスト中の欠落しているシーケンス番号に対応する、
    前記推定された遅延に従ってリオーダタイムアウト値を調整することと
    を備える、方法。
  2. 受信されていない予測パケットを識別することをさらに備え、ここにおいて、前記パケットホールは、前記予測パケットに少なくとも部分的に基づいている、請求項1に記載の方法。
  3. 前記リオーダタイムアウト値に少なくとも部分的に基づいてタイマが満了していると決定することと、
    前記決定に少なくとも部分的に基づいて、バッファされたパケットのセットおよび前記パケットホールを上位レイヤにフラッシュすることと
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  4. 前記パケットホールに続いて受信されるバーストの数が閾値よりも大きいと決定することをさらに備え、ここにおいて、前記バッファされたパケットのセットおよび前記パケットホールをフラッシュすることは、前記パケットホールに続いて受信される前記バーストの数が前記閾値よりも大きいとの前記決定に少なくとも部分的に基づいている、請求項3に記載の方法。
  5. トラフィック識別子(TID)に関する前記パケットホールを埋めるための平均時間を決定することと、
    前記平均時間に少なくとも部分的に基づいて前記パケットホールを埋めるための偏差時間を決定することと
    をさらに備え、ここにおいて、前記リオーダタイムアウト値を調整することは、前記平均時間および前記偏差時間に少なくとも部分的に基づいている、請求項1に記載の方法。
  6. 最小値および最大値を識別することをさらに備え、ここにおいて、前記リオーダタイムアウト値を調整することは、前記最小値または前記最大値に少なくとも部分的に基づいている、請求項1に記載の方法。
  7. アクセスカテゴリを識別することをさらに備え、ここにおいて、前記リオーダタイムアウト値は、前記アクセスカテゴリに少なくとも部分的に基づいている、請求項1に記載の方法。
  8. 前記リオーダタイムアウト値を調整することは、
    前記局負荷が閾値を上回る場合に前記リオーダタイムアウト値を増加させる、または前記局負荷が前記閾値を下回る場合に前記リオーダタイムアウト値を減少させることを備える、請求項1に記載の方法。
  9. アクセスポイントからのメッセージを受信することをさらに備え、前記メッセージは、前記局負荷の前記インジケーションを備える、請求項1に記載の方法。
  10. ワイヤレス通信のための装置であって、
    WLANにおける局負荷のインジケーションを識別するための手段と、
    前記インジケーションに少なくとも部分的に基づいて、MACレイヤにおいてパケットホールを埋めるための遅延を推定するための手段と、ここにおいて、パケットホールは、パケットシーケンス番号のリスト中のホールに対応する、
    欠落パケットをリオーダするための手段と、
    前記推定された遅延に従って前記パケット要求タイマのリオーダタイムアウト値を調整するための手段と
    を備える、装置。
  11. 受信されていない予測パケットを識別するための手段をさらに備え、ここにおいて、前記パケットホールは、前記予測パケットに少なくとも部分的に基づいている、請求項10に記載の装置。
  12. 前記リオーダタイムアウト値に少なくとも部分的に基づいてタイマが満了していると決定するための手段と、
    前記決定に少なくとも部分的に基づいて、バッファされたパケットのセットおよび前記パケットホールを上位レイヤにフラッシュするための手段と
    をさらに備える、請求項10に記載の装置。
  13. 前記パケットホールに続いて受信されるバーストの数が閾値よりも大きいと決定するための手段をさらに備え、ここにおいて、前記バッファされたパケットのセットおよび前記パケットホールをフラッシュすることは、前記パケットホールに続いて受信される前記バーストの数が前記閾値よりも大きいとの前記決定に少なくとも部分的に基づいている、請求項12に記載の装置。
  14. トラフィック識別子(TID)に関する前記パケットホールを埋めるための平均時間を決定するための手段と、
    前記平均時間に少なくとも部分的に基づいて前記パケットホールを埋めるための偏差時間を決定するための手段と
    をさらに備え、ここにおいて、前記リオーダタイムアウト値を調整することは、前記平均時間および前記偏差時間に少なくとも部分的に基づいている、請求項10に記載の装置。
  15. 最小値および最大値を識別するための手段をさらに備え、ここにおいて、前記リオーダタイムアウト値を調整することは、前記最小値または前記最大値に少なくとも部分的に基づいている、請求項10に記載の装置。
  16. アクセスカテゴリを識別するための手段をさらに備え、ここにおいて、前記リオーダタイムアウト値は、前記アクセスカテゴリに少なくとも部分的に基づいている、請求項10に記載の装置。
  17. 前記リオーダタイムアウト値を調整するための前記手段は、
    前記局負荷が閾値を上回る場合に前記リオーダタイムアウト値を増加させる、または前記局負荷が前記閾値を下回る場合に前記リオーダタイムアウト値を減少させるための手段を備える、請求項10に記載の装置。
  18. アクセスポイントからのメッセージを受信するための手段をさらに備え、前記メッセージは、前記局負荷の前記インジケーションを備える、請求項10に記載の装置。
  19. ワイヤレス通信のための装置であって、
    プロセッサと、
    前記プロセッサと電子通信するメモリと、
    前記メモリに記憶され、かつ前記プロセッサによって実行されると、前記装置に、
    WLANにおける局負荷のインジケーションを識別することと、
    前記インジケーションに少なくとも部分的に基づいて、MACレイヤにおいてパケットホールを埋めるための遅延を推定することと、ここにおいて、パケットホールは、パケットシーケンス番号のリスト中のホールに対応する、
    前記推定された遅延に従ってリオーダタイムアウト値を調整することと
    を行わせるように動作可能な命令と
    を備える、装置。
  20. 前記命令は、前記プロセッサに、
    受信されていない予測パケットを識別することを行わせるように動作可能であり、ここにおいて、前記パケットホールは、前記予測パケットに少なくとも部分的に基づいている、請求項19に記載の装置。
  21. 前記命令は、前記プロセッサに、
    前記リオーダタイムアウト値に少なくとも部分的に基づいてタイマが満了していると決定することと、
    前記決定に少なくとも部分的に基づいて、バッファされたパケットのセットおよび前記パケットホールを上位レイヤにフラッシュすることと
    を行わせるように動作可能である、請求項19に記載の装置。
  22. 前記命令は、前記プロセッサに、
    前記パケットホールに続いて受信されるバーストの数が閾値よりも大きいと決定することを行わせるように動作可能であり、ここにおいて、前記バッファされたパケットのセットおよび前記パケットホールをフラッシュすることは、前記パケットホールに続いて受信される前記バーストの数が前記閾値よりも大きいとの前記決定に少なくとも部分的に基づいている、請求項21に記載の装置。
  23. 前記命令は、前記プロセッサに、
    トラフィック識別子(TID)に関する前記パケットホールを埋めるための平均時間を決定することと、
    前記平均時間に少なくとも部分的に基づいて前記パケットホールを埋めるための偏差時間を決定することと
    を行わせるように動作可能であり、ここにおいて、前記リオーダタイムアウト値を調整することは、前記平均時間および前記偏差時間に少なくとも部分的に基づいている、請求項19に記載の装置。
  24. 前記命令は、前記プロセッサに、
    最小値および最大値を識別することを行わせるように動作可能であり、ここにおいて、前記リオーダタイムアウト値を調整することは、前記最小値または前記最大値に少なくとも部分的に基づいている、請求項19に記載の装置。
  25. 前記命令は、前記プロセッサに、
    アクセスカテゴリを識別することを行わせるように動作可能であり、ここにおいて、前記リオーダタイムアウト値は、前記アクセスカテゴリに少なくとも部分的に基づいている、請求項19に記載の装置。
  26. 前記プロセッサに前記リオーダタイムアウト値を調整させるように動作可能な前記命令は、前記プロセッサに、
    前記局負荷が閾値を上回る場合に前記リオーダタイムアウト値を増加させる、または前記局負荷が前記閾値を下回る場合に前記リオーダタイムアウト値を減少させること
    を行わせるようにさらに動作可能である、請求項19に記載の装置。
  27. 前記命令は、前記プロセッサに、
    アクセスポイントからのメッセージを受信することを行わせるように動作可能であり、前記メッセージは、前記局負荷の前記インジケーションを備える、請求項19に記載の装置。
  28. ワイヤレス通信のためのコードを記憶した非一時的コンピュータ可読媒体であって、前記コードは、
    WLANにおける局負荷のインジケーションを識別することと、
    前記インジケーションに少なくとも部分的に基づいて、MACレイヤにおいてパケットホールを埋めるための遅延を推定することと、ここにおいて、パケットホールは、パケットシーケンス番号のリスト中のホールに対応する、
    前記推定された遅延に従ってリオーダタイムアウト値を調整することと
    を行うように実行可能な命令を備える、非一時的コンピュータ可読媒体。
  29. 前記命令は、
    受信されていない予測パケットを識別するように実行可能であり、ここにおいて、前記パケットホールは、前記予測パケットに少なくとも部分的に基づいている、請求項28に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
  30. 前記命令は、
    前記リオーダタイムアウト値に少なくとも部分的に基づいてタイマが満了していると決定することと、
    前記決定に少なくとも部分的に基づいて、バッファされたパケットのセットおよび前記パケットホールを上位レイヤにフラッシュすることと
    を行うように実行可能である、請求項28に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
JP2018552862A 2016-04-08 2017-03-08 混雑したワイヤレスローカルエリアネットワークにおける動的媒体アクセス制御受信リオーダタイムアウト Pending JP2019516300A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US15/094,677 2016-04-08
US15/094,677 US20170295516A1 (en) 2016-04-08 2016-04-08 Dynamic medium access control reception-reorder timeout in a crowded wireless local area network
PCT/US2017/021283 WO2017176415A1 (en) 2016-04-08 2017-03-08 Dynamic medium access control reception-reorder timeout in a crowded wireless local area network

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2019516300A true JP2019516300A (ja) 2019-06-13

Family

ID=58410456

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018552862A Pending JP2019516300A (ja) 2016-04-08 2017-03-08 混雑したワイヤレスローカルエリアネットワークにおける動的媒体アクセス制御受信リオーダタイムアウト

Country Status (8)

Country Link
US (1) US20170295516A1 (ja)
EP (1) EP3440791A1 (ja)
JP (1) JP2019516300A (ja)
KR (1) KR20180132073A (ja)
CN (1) CN109417446A (ja)
BR (1) BR112018070588A2 (ja)
TW (1) TW201737746A (ja)
WO (1) WO2017176415A1 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10530712B2 (en) * 2016-12-09 2020-01-07 Cisco Technology, Inc. Handling reflexive ACLs with virtual port-channel
CN110167073B (zh) * 2018-02-13 2020-12-22 华为技术有限公司 传输数据的方法、设备和无线网络***
KR102619952B1 (ko) * 2018-08-08 2024-01-02 삼성전자주식회사 데이터 패킷을 처리하기 위한 장치 및 방법
US11706323B2 (en) * 2020-02-13 2023-07-18 Qualcomm Incorporated Managing a reordering timer
CN113595929B (zh) * 2020-04-30 2022-07-26 荣耀终端有限公司 一种重排序定时器时长的调整方法及装置

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7099273B2 (en) * 2001-04-12 2006-08-29 Bytemobile, Inc. Data transport acceleration and management within a network communication system
JP2003209576A (ja) * 2002-01-15 2003-07-25 Matsushita Electric Ind Co Ltd マルチキャスト通信方法及びそのシステム
US6901063B2 (en) * 2002-05-13 2005-05-31 Qualcomm, Incorporated Data delivery in conjunction with a hybrid automatic retransmission mechanism in CDMA communication systems
US7382733B2 (en) * 2004-02-12 2008-06-03 International Business Machines Corporation Method for handling reordered data packets
US7839834B2 (en) * 2004-06-18 2010-11-23 Qualcomm Incorporated Radio link protocols for a wireless communication system
US7680038B1 (en) * 2005-04-25 2010-03-16 Electronic Arts, Inc. Dynamic bandwidth detection and response for online games
RU2517340C2 (ru) * 2009-05-04 2014-05-27 Эппл Инк Способ и устройство беспроводной связи
US9125109B1 (en) * 2012-07-12 2015-09-01 Sprint Spectrum L.P. Determining a reordering timer
US10129159B2 (en) * 2015-07-07 2018-11-13 Speedy Packets, Inc. Multi-path network communication

Also Published As

Publication number Publication date
TW201737746A (zh) 2017-10-16
BR112018070588A2 (pt) 2021-02-02
WO2017176415A1 (en) 2017-10-12
CN109417446A (zh) 2019-03-01
KR20180132073A (ko) 2018-12-11
US20170295516A1 (en) 2017-10-12
EP3440791A1 (en) 2019-02-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6392338B2 (ja) ワイヤレスネットワークにおいて応答インジケーション延期を動的に設定するためのシステム、方法、及びデバイス
US20170310601A1 (en) Radio-aware transmission control protocol rate control
JP2019516300A (ja) 混雑したワイヤレスローカルエリアネットワークにおける動的媒体アクセス制御受信リオーダタイムアウト
US10292205B2 (en) Integration of cellular and WLAN systems
CN107005928B (zh) 无线局域网吞吐量估计
US20160081100A1 (en) Data transmission method and device
US8797858B2 (en) Adaptive access channel overload control
US20120147840A1 (en) Method for boosting downlink transmission to mobile station and system utilizing the same
KR20180043265A (ko) 공간 재사용을 위한 백오프 메커니즘 기술들
TWI549555B (zh) 用於低延遲802.11媒體存取之存取終端、方法、設備及電腦程式產品
JP6825077B2 (ja) 制御フィールドにおける送信電力ヘッドルームをシグナリングするための技法
JP2018533875A (ja) 重複基本サービスセットによるワイヤレス送信の動的禁止
EP2991418B1 (en) Method and apparatus for multi-stream aggregation
US20150071061A1 (en) Method for data transmission in wireless network environment and data transmitter
EP3506540A1 (en) Data transmission method, network device and terminal device
US20220159503A1 (en) Controlling performance of a wireless device in a heterogeneous network
WO2016077615A1 (en) Enhancing modulation and coding scheme selection and medium access control (mac) protocol data unit aggregation using mac efficiency information
WO2016077609A1 (en) Enhancing modulation and coding scheme selection and medium access control protocol data unit aggregation based on under-utilization
JP6349424B2 (ja) 動的感度制御対応のワイヤレスmacのためのマルチスレッショルドリスニング法
JP5489188B2 (ja) ワイヤレスネットワークの動作方法およびワイヤレスネットワーク
EP3435733B1 (en) Base station and transmission method
KR100666993B1 (ko) 무선랜의 데이터 전송 시스템 및 그 방법
US11457394B2 (en) Multi-link aggregation architecture and operations
US20200228637A1 (en) Communication method, network device, and terminal
KR20130126415A (ko) 통신 시스템에서 집적 프레임 송/수신 장치 및 방법