JP2019508596A - デジタル印刷機用の高性能な布帛を得る方法および対応する布帛 - Google Patents

デジタル印刷機用の高性能な布帛を得る方法および対応する布帛 Download PDF

Info

Publication number
JP2019508596A
JP2019508596A JP2018534675A JP2018534675A JP2019508596A JP 2019508596 A JP2019508596 A JP 2019508596A JP 2018534675 A JP2018534675 A JP 2018534675A JP 2018534675 A JP2018534675 A JP 2018534675A JP 2019508596 A JP2019508596 A JP 2019508596A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fabric
paste
cps
produced
cotton
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2018534675A
Other languages
English (en)
Inventor
ボローニャ,フランコ
Original Assignee
マニファチュラ デル セヴェソ エス.ピー.エー.
マニファチュラ デル セヴェソ エス.ピー.エー.
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by マニファチュラ デル セヴェソ エス.ピー.エー., マニファチュラ デル セヴェソ エス.ピー.エー. filed Critical マニファチュラ デル セヴェソ エス.ピー.エー.
Publication of JP2019508596A publication Critical patent/JP2019508596A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06PDYEING OR PRINTING TEXTILES; DYEING LEATHER, FURS OR SOLID MACROMOLECULAR SUBSTANCES IN ANY FORM
    • D06P1/00General processes of dyeing or printing textiles, or general processes of dyeing leather, furs, or solid macromolecular substances in any form, classified according to the dyes, pigments, or auxiliary substances employed
    • D06P1/44General processes of dyeing or printing textiles, or general processes of dyeing leather, furs, or solid macromolecular substances in any form, classified according to the dyes, pigments, or auxiliary substances employed using insoluble pigments or auxiliary substances, e.g. binders
    • D06P1/52General processes of dyeing or printing textiles, or general processes of dyeing leather, furs, or solid macromolecular substances in any form, classified according to the dyes, pigments, or auxiliary substances employed using insoluble pigments or auxiliary substances, e.g. binders using compositions containing synthetic macromolecular substances
    • D06P1/5207Macromolecular compounds obtained by reactions involving only carbon-to-carbon unsaturated bonds
    • D06P1/525Polymers of unsaturated carboxylic acids or functional derivatives thereof
    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06PDYEING OR PRINTING TEXTILES; DYEING LEATHER, FURS OR SOLID MACROMOLECULAR SUBSTANCES IN ANY FORM
    • D06P1/00General processes of dyeing or printing textiles, or general processes of dyeing leather, furs, or solid macromolecular substances in any form, classified according to the dyes, pigments, or auxiliary substances employed
    • D06P1/44General processes of dyeing or printing textiles, or general processes of dyeing leather, furs, or solid macromolecular substances in any form, classified according to the dyes, pigments, or auxiliary substances employed using insoluble pigments or auxiliary substances, e.g. binders
    • D06P1/52General processes of dyeing or printing textiles, or general processes of dyeing leather, furs, or solid macromolecular substances in any form, classified according to the dyes, pigments, or auxiliary substances employed using insoluble pigments or auxiliary substances, e.g. binders using compositions containing synthetic macromolecular substances
    • D06P1/5264Macromolecular compounds obtained otherwise than by reactions involving only unsaturated carbon-to-carbon bonds
    • D06P1/5285Polyurethanes; Polyurea; Polyguanides
    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06PDYEING OR PRINTING TEXTILES; DYEING LEATHER, FURS OR SOLID MACROMOLECULAR SUBSTANCES IN ANY FORM
    • D06P3/00Special processes of dyeing or printing textiles, or dyeing leather, furs, or solid macromolecular substances in any form, classified according to the material treated
    • D06P3/58Material containing hydroxyl groups
    • D06P3/60Natural or regenerated cellulose
    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06PDYEING OR PRINTING TEXTILES; DYEING LEATHER, FURS OR SOLID MACROMOLECULAR SUBSTANCES IN ANY FORM
    • D06P5/00Other features in dyeing or printing textiles, or dyeing leather, furs, or solid macromolecular substances in any form
    • D06P5/002Locally enhancing dye affinity of a textile material by chemical means
    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06PDYEING OR PRINTING TEXTILES; DYEING LEATHER, FURS OR SOLID MACROMOLECULAR SUBSTANCES IN ANY FORM
    • D06P5/00Other features in dyeing or printing textiles, or dyeing leather, furs, or solid macromolecular substances in any form
    • D06P5/30Ink jet printing

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Coloring (AREA)
  • Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
  • Treatment Of Fiber Materials (AREA)
  • Chemical Or Physical Treatment Of Fibers (AREA)

Abstract

光沢仕上げまたはマット仕上げで製本するための布帛であって、綿またはビスコースから生産され、デジタル印刷機による印刷に適当な布帛を前処理する方法を提供する。上記工程は、糊抜き工程、洗浄工程、増白剤を用いた増白加工工程、糊付け工程、および乾燥工程によって製本用の未仕上げの布帛を前処理する工程A)と、工程A)で得られた布帛の2つの側面のうち少なくとも一つの側面上に、表面を平坦化させるために上記布帛の細孔を閉鎖する少なくとも1つの組成物を塗布することによって前加工を行う工程B)と、印刷しようとする上記布地または上記布帛の側面に、少なくとも7500cps、好ましくは8000cps〜12000cpsの間の粘度を有するペーストの層をコーティングによって塗布し、上記層を乾燥させる工程C)と、工程C)で得られた布帛を大気温度でカレンダー加工する工程D)と、を備えており、上記ペーストは、35%(乾燥)のアクリル系樹脂と、約200℃の温度で1分以下加熱することで重合化状態を引き起こす成分とを含有する少なくとも1つの水性組成物と、好ましくはポリウレタン型である非イオン性の増粘剤と、の混合物である。

Description

発明の詳細な説明
本発明は、紙及びプラスチックのラベル/パッケージ用のデジタル印刷機、好ましくは、HP INDIGOデジタル印刷機によってダイレクト印刷するために特に適した、天然繊維、化学繊維、または合成繊維から生産された布地、好ましくは綿またはビスコースから生産された布帛に関し、さらにこの布地または布帛を得る方法にも関する。
より詳細には、本発明は、上記で定義されたように、適切に前加工した後、アクリル系樹脂を含む特定の混合物から生成された特定の層で表面をコーティングされた布帛に関するものである。上記層は、デジタル印刷機の液体インクに対して高い受容性があり、印刷物品における写真または芸術表現の解像度と再現性、色鮮やかさと明るさとが、紙上にデジタル印刷して得られたそれらと比較して例え上回ることがなかったとしても、印刷物品に対してそれらを高い度合いで実現することができる。
さらに詳細には、本発明は、種々の技術のデジタル機械に対する高い印刷性(機械加工性、印刷の明るさ、インクの付着性が評価される)も有した、上記で定義した布帛に関する。
製本および印刷の少なくともいずれかのための布帛は、上面に写真または芸術表現を様々な印刷方法で印刷するための基板として広く使用されている。
製本用の布帛に最も多く使用されている印刷方法は、大抵オフセット印刷(金型およびシリンダを用いた間接印刷法)であったが、近年では、低コストで単一部品の製造が可能で、布帛を非常に高速かつ多用途で印刷できるデジタル印刷技術を用いて上記布帛を印刷することが非常に幅広く実践されてきている。
布帛上へのデジタル印刷は、汚れを出さずにデジタル印刷機のインクを保持できる基材(基板)を形成するように布帛を前処理する必要がある。デジタル印刷機のインクは、通常液体であって、オフセット印刷で使用されるインクとは異なる。
実際に、デジタル印刷機の液体インクは、布地または紙のいずれにもよく付着しないので、これらの基板は、一般に「プライマー」と呼ばれる適切な製品で、印刷する前に加工されなければならず、そうすることで選択された基板へのインクの付着性が確実に向上する。
現在市販されているデジタル印刷可能な布帛は、印刷された画像の解像度および品質が良好であるにもかかわらず、再現性、特に、色の鮮やかさに関して、紙のデジタルプリントに匹敵する品質の印刷物品を提供することができない。
さらに、非常にしばしば、これらの印刷可能な布帛は、画像が印刷された物品内に、前処理された層内の欠陥である、望ましくない亀裂(ひび割れの現象)が発生し得る。すなわち、これは、上部にコーティングされた布地または組成物は優れた品質ではないことを意味する。
したがって、ダイレクトデジタル印刷することができる天然繊維、化学繊維、または合成繊維、特に綿またはビスコースから生産された布地の利用が切望されており、これらはプライマーの被覆の欠落による白色ドットの欠落と同様に、紙面上にデジタル印刷された印刷物に、特に印刷物品の色の鮮やかさと明るさの点でより一層印刷画像の再現性および解像度を届かせ得る。
従って、本発明の目的は、ダイレクトデジタル印刷用、特にHP INDIGOデジタル印刷機用の布地または布帛を提供することにより、従来技術の欠点を少なくとも部分的に克服することである。特に印刷物品の色鮮やかさ、および明るさに関して、紙上にデジタル印刷された画像の再現性と解像度とを例え上回ることがなくても、それらをより同程度に近い高い度合いで表示することができる。
別の目的は、種々の技術のデジタル機械において高い印刷性(機械加工性、印刷の明度、インクの付着性に関して評価される)を有する、上記で定義された布地または布帛を提供することである。
さらなる目的は、簡単かつ低コストの方法で製造することができる布地または布帛を提供することである。
これらの目的は、添付の独立請求項1に列挙された特徴を有する本発明に従って加工および前処理された布地または布帛等を提供することで達成される。
本発明の有利な実施形態は、従属請求項によって開示される。
本発明の目的は、HP INDIGO印刷機によるデジタル印刷用の布地、好ましくは製本用の布帛の最終コーティング、または仕上げとしての使用に関する。コーティング用の特定のペーストは、好ましくは、少なくとも7500cps、好ましくは8000cps〜12000cpsの間、より好ましくは10000cps付近の粘度を有する。
上記ペーストは、以下の混合物で形成され、
(乾燥状態で)約35重量%のアクリル系樹脂と、約200℃の温度下に1分未満の間置くことで重合状態を起こさせる成分とを含む水性組成物と、
好ましくはポリウレタン型の非イオン性増粘剤と、
例えばコーティングペースト用として適した非シリコーンおよび非無機物類の消泡剤などの任意の添加剤と、を備える。
ペーストの粘度に関する上述の値は、均一な材料層を形成できるように、布地上に広げることが可能な粘度であることが見出されている。従って、この粘度は、ペーストが塗布された際の周囲の作業温度に応じて測定されたものとして理解されるべきであり、その温度は、概ね10℃〜30℃の間の範囲であってよい。
上記コーティング用ペーストは、繊維用の染料ペーストではなく、炭酸カルシウム、クレー、ゼオライト、シリカ等のようないかなる種類の無機/有機顔料を含むペーストでもない。
上記ペーストのアクリル系塩基を含んだ水性組成物は、高温耐性があり、容易に乾燥しうる点で外部条件に非常に敏感であり、プレエマルジョン状態である:上記溶液は、実際には約200℃の温度下に1分未満の間置くことで、重合および加硫の少なくともいずれかの状態を引き起こさせる成分が含まれている。その結果、デジタル印刷機、特にHP INDIGOデジタル印刷機のインクを受容する層を形成するために、最終仕上げとして塗布されたペーストを凝固させることが可能となる。
上記ペーストは、少なくとも7500cpsの粘度を有し、エアーナイフコーティング法で堆積される。上記ペーストは、印刷しようとする上記布地の側面上に塗布される。上記布地または布帛は、縦糸と横糸(細孔)との間に存在する空間を被覆するために1種以上の特定の組成物を使用して事前に適切に前加工されていたものである。
製本用の布帛は、100g/m〜300g/mの単位重量を有する、概ね軽量の布帛である。
より詳細には、製本用の上記布帛は、キャンバスとも呼ばれ、概ね平織りで、好ましくは26/12本/cmの完全組織を有するパナマコットン(100%)から生産される。
製本用の上記布帛は、平織で好ましくは29.5/23.5本/cmの完全組織を有するビスコース(100%)から生産されてもよい。
本発明の目的を達成するペーストおよびアクリル系塩基を有するペーストの組成物は、細孔を被覆する特定の組成物と組み合わせることで、紙およびプラスチックのラベル/パッケージング用のデジタル印刷機、特にHP INDIGOデジタル印刷機のインクに対して、布帛の表面をインクで汚すことなく、非常に高いインクの受容性を持たすことができることが見出されてきた。従って、布帛上にデジタル印刷された物品の画像の再現性と解像度、特に印刷物の色の鮮やかさおよび明るさが、例え紙上にデジタル印刷された印刷物のものを上回ることができなくても、それらとほぼ同程度の高い度合いで得られるため、上記布帛上にデジタル印刷された物品の色鮮やかさの質を改善することができる。
実際、現在の仕上げペーストは、デジタルインクの布帛への接着性を例え改善することにならなくても接着させるのに特に適していることが判明している。
この仕上げペースト(以下、仕上げともいう)は、以後仕上げ剤とも呼び、(乾燥状態で)約35重量%のアクリル系樹脂を含有する水性組成物と、好ましくはポリウレタン型(例えばAcrysol RH8水性ベース中の非イオン性増粘剤)の非イオン性増粘剤と、によって通常形成される。後者は、少なくとも7500cpsの粘度、好ましくは8000cps〜12000cpsを含む粘度に達するような量の水性組成物に添加されている。:このようにして、平方メートル当たりの(グラム単位)の乾燥重量として規定された約14g/mの堆積重量に達することが可能であり、この量は、デジタル印刷機によって印刷するために適した表面を得るのに適当であることが判明している。
非イオン性増粘剤は、約1%の量で上記の粘度に達するのに十分であるが、本明細書では約5重量%の量を使用している。
前加工された製本用布地または布帛上へのこの仕上げ組成物の塗布は、好ましくはエアーナイフ(スクレイパー)を用いたコーティングで行われる。エアーナイフによって、塗布されたペーストの層の厚さは調節されるが、余剰分は強力な空気ジェットによって除去される。
本コーティング法は、材料(乾物等)の表面層を、均等な量で布帛の高さ全体に広がるように形成することを保証する。
説明を簡単にするために、以下では、「布帛」、「製本用布帛」という用語を天然繊維、化学繊維、または合成繊維から生産された布地を識別するために用いるが、本発明の範囲から逸脱はしない。
既に述べたように、上記で示した仕上げペーストで被覆される前に、製本用の未仕上げの布帛は適切に前処理を行い、その後前加工を行わなければならない。最初の未仕上げの布帛を直接的なデジタル印刷機を使用する用意ができた布帛に変更することで、上記で示した仕上げ剤を受け入れるのに適した表面が得られる。
上記未仕上げの布帛の前処理段階は、以下、工程A)とも呼称する。工程Aでは、不純物の除去、および後続の洗浄工程のために糊抜き工程を未仕上げの布帛に対して開始する。
糊抜きは、通常、綿糸、またはいかなる種類のセルロース繊維から生産された布帛に対する仕上げ操作であり、適切な化学製品(脱糊剤)を補助として温水中で加工することによって、製織の前処理中に分散された糊付け残留物を除去することを目的とする。
糊抜きおよび洗浄の後、布帛は染料工場で増白剤を用いて加工される。これは綿が刈り取りの時期および地域によって白から黄色の異なる色調を帯びるので、綿における白色度合いを均一にするためである。続いて、糊抜きされた布帛について、染色水を除去するために糊付けおよび乾燥がなされる。
天然繊維および化学繊維の少なくともいずれかから生産された布地であるとき、この前処理工程A)は、印刷画像の高い解像度と再現性と、印刷物の優れた色鮮やかさと明るさとをもたらすのにかなりの程度寄与する。
未仕上げの布帛の前処理工程A)の後、工程A)で得られた布帛は、適切な組成物を以下の面に塗布することで布帛の細孔を閉鎖する加工を含む前加工の工程B)を受ける:すなわち、
−光沢仕上げであれば、少なくとも布帛の裏面上、または、
−マット仕上げであれば、布帛の裏面および表面の両面上、
である。工程B)について、以下に詳細に説明する。
ここでの「裏面」という用語は、印刷しない布帛の面を特定することを意図しており、ここでの「表面」という用語は、印刷しようとする布帛の面を特定することを意図している。
光沢仕上げまたはマット仕上げの種類とは無関係に、細孔を閉鎖する工程B)は、基本的に、縦糸と横糸との間に存在する空間を充填することを目的としており、これによって布帛の表面をより平坦かつ均一にすることを目的とする。
前加工の工程B)の後に工程C)を行う。工程C)では、本明細書の以下に詳細を記載するが、アクリル系塩基の水性組成物を含有する上記仕上げペーストをコーティングすることによって上記布帛の表面を仕上げ、その後、乾燥させ、選択的に紙と結合させる。
この仕上げペーストは、好ましくは、紙の製造において従来から使用されているものであるが、市販のプライマーDigiprime 1500(Michelman)のようなアクリル系塩基および低粘度の水性組成物から得られる。本発明では、上記で示した増粘剤を、上記の粘度が少なくとも7500cpsに達する量になるよう上記プライマーに添加する。増粘剤は、8000cps〜12000cpsの間の粘度を含み、さらにコーティング用のペーストに適した非シリコーンおよび非無機物類の消泡添加物を含むのが好ましい。
上述したように、本発明のコーティング工程C)は、エアーナイフを用いて実施するのが有利である。本発明の範囲から逸脱することなく既知の別のコーティング方法が使用できるため、エアーナイフの使用が本発明の目的を拘束することはない。
既に述べた細孔を閉鎖する前処理の工程B)について詳細に説明する。工程B)では、布帛の両側の少なくとも一方の面を閉鎖ペーストで加工する。綿から生産された布帛の場合、裏面を加工するのが好ましく、ビスコースから生産された布帛の場合は、表面を加工するのが好ましい。
細孔を閉鎖するための本ペーストは、布帛が綿またはビスコースのいずれかで生産されたかによって通常異なる。綿から生産された布帛の場合には、布帛につや出し/光沢効果(本明細書では簡略化のためにBHPIとして示される)、もしくはマット効果(本明細書では簡略化のためにMattHPIとしても示される)のどちらの効果を持たせるかによっても異なる。
綿から生産された布帛に本明細書においてBHPIとして示される光沢効果を持たせることを目的とする場合、最初に実施すること(第1段階)は、裏面の細孔の閉鎖である。使用するペーストは乾燥状態における全含有量が約23重量%であり、粘度が約50000cpsのものが好ましい。上記ペーストは、適切な充填剤に加え、アクリル系樹脂、カオリンおよびビニル樹脂の混合物を含んでいる。
この細孔閉鎖ペーストの塗布は、エアーナイフコーティング技術によって行われ、好ましくは約20g/mの単位重量になるような量の生成物を塗布する。
工程C)の塗布の後、BHPI布帛の表面に、本発明のアクリル系組成物のコーティング剤を塗布する。コーティング剤は、好ましくは生成物の単位重量が14g/mに等しい分量となるよう塗布される。
続いて、カレンダー加工に移る前に、上記のアクリル系組成物のペーストを使用して上記のように加工したBHPI布帛の裏面を、接着溶液(浴)を使用してラミネート機械で概ね30g/mの紙と接着させる。ペーストは、好ましくは剛性の異なる2種のアクリル系樹脂と、充填剤であるコーンスターチ添加剤と、からなる接着溶液(浴)を使用するのがよい。
綿から生産された布帛にマット効果(以下、MattHPIと記載する)を持たせる場合、最初に実施すること(第1段階)は、パスポートカバー用に使用されるペーストを用いて裏面の細孔を閉鎖することである。:塗布される上記ペーストは約23%の乾物を含有し、さらにヒドロキシエチルプロピルセルロース、アクリル系樹脂、カオリン、ビニル樹脂を含む。上記ペーストは、好ましくは単位重量が約24g/mに等しい分量となるよう塗布される。
続いて(第2段階)、コーティングによって好ましくは約24g/mの単位重量になる分量の上記細孔閉鎖ペーストを、MattHPI布帛の表面にも塗布する。
このようにして得られた上記MattHPI布帛の表面に、通常オフセット印刷のために使用されるプライマーを塗布する(第3段階)。このプライマーは、粘度が6000cpsの物質を、乾燥重量で約38重量%混合することによって形成されている。
上記オフセット印刷用のプライマーは、布帛の表面を平らに形成すること、および布帛の表面と、アクリル系塩基の水性組成物から形成された本発明の上記仕上げペーストとの間で起こり得る相互作用を避ける目的のためにコーティングによって塗布される。
この時点で、塗布工程C)が続き、MattHPIマット布帛の表面上に、上記で定義したアクリル系組成物から得られた本発明の上記仕上げペーストをコーティングによって塗布する。
ビスコースから生産された布帛の場合には、MattHPIマット効果を持たせた布帛用に使用されるペーストと同一のペーストを用いて、表面のみを閉鎖する段階(第1段階)が実行される。その後、上記で定義したアクリル系組成物から得られた上記の仕上げペーストを塗布する工程C)に移る。
続いて、カレンダー加工に移る前に、ビスコースの布帛は、BHPIを備えた綿の布帛と同様にラミネート機で紙に接着させられる。しかしながら、接着させられる紙は30g/mのものではなく40g/mの紙を使用し、光沢効果を有するBHPIの綿の布帛用として上記で示した標準的なコーティング接着剤用の接着溶液と同じ接着溶液を用いる。
本出願人は、工程B)の上記で記載した事項に従って事前に前処理された天然繊維、化学繊維、または合成繊維で生産された布地上、好ましくは綿またはビスコースから生産された布帛上に、上記で定義したアクリル組成物から成る本発明の(仕上げ)ペーストの層を広げる(コーティングする)塗布を行うことによって、印刷機械が優れた性能を発揮できることを予期せず発見した。例えば機械加工性(基板の特徴として定義され、該基板が適切な湿度条件で十分に定められた厚さと重量との範囲で、特定の寸法変化させることなく、さらに機械自体を詰まらせたり、または動作不良にさせずに機械およびそのシリンダを通過すること):もしいかなる理論にも縛られる必要がなければ、コーティングされる(仕上げ)ペーストの重量が重ければ重い程その種類により、標準的な布帛に対する基板の機械加工性は非常に大きく改善するであろう。
さらに、このように加工された布帛は、種々の技術のデジタル機械、好ましくはHP INDIGO技術を使用する印刷機でも印刷可能であることが判明している。
本発明の(仕上げ)コーティングペーストを塗布し、任意に紙に接着(工程C)させた後、綿またはビスコースの布帛を大気温度でカレンダー加工することで、表面に沿って光沢と平坦さとを確保できる。
カレンダー加工後、布帛は制御ステーションに送られてから、シート状に切断するためにステーションを通過して、検鏡に送られる(布帛は、検鏡の上に滑走させられることで発生する恐れのある欠陥が見つけられ、特定される。)。
本発明のさらなる目的は、天然繊維、化学繊維、または合成繊維から生産された布地上に、デジタル式に画像を印刷する方法に関連するものであって、:
上述の説明で定義したように、デジタル印刷機のインクを受容する層をあらかじめ形成した、天然繊維、化学繊維、または合成繊維から生産された布地を取得する工程と、
上記布地のインクを受容する受容層上に、デジタル印刷機のインクを1つ以上塗布して、デジタル印刷機、特にHP INDIGOデジタル印刷機でダイレクト印刷できるようなデジタル式に印刷された画像を生成する工程と、
を含んでいる。
本発明のさらなる特徴は、添付の図面に示された、全く非限定的な例示のうちの1つを参照した以下の詳細な説明により明らかになるであろう。
図1は、布帛を製本するためのコーティングラインの概略図である。
本発明のプロセスによって提供される、ある段階のコーティングラインのプラントは、参照番号100で図1に全体的に示されており、製造工程は、右上から始まり、右から左に向かって進行する。
上記プラント100は、一連のユニットによって形成されており、各々は、独自に特定の機能を有する。製造工程は、巻戻しアセンブリとも呼ばれる展開ユニット1で始まる。展開ユニット1は、既に最初の前処理工程A)を受けた、綿またはビスコースから生産された製本機2用の未仕上げの布帛のロールを巻戻す目的を備えている。
コーティング部10を考慮して、未仕上げの布帛2は、布帛2を引っ張る役割がある連続したローラ3を通過する。
コーティング部10は、少なくとも1つのスクレイパー4からなる。スクレイパー4は、工程B)の細孔の閉鎖用、または工程C)の上記で示した実際のコーティング用のペーストの内の1つを注入できるペーストに対応した容器を備えている。
上記スクレイパー4の下方には、コーティングされた布帛を冷却するように設計された、冷却シリンダ5が配置され、任意に、さらにより低温の冷却シリンダ6が設けられる。
布帛に塗布される生成物の量を増加させると同時に、表面むらの発生を回避するための、第2スクレイパー4'とそれに対応する冷却ローラ5'とがあるのが望ましい。
続いて、選択された組成のペーストで表面がコーティングされた布帛は、ベルト7に面するコーティングされた布帛を拘束するように設計されたピンチェーン8によって形成されているコンベヤベルト7上を通過する。それにより、輸送の間に事前に塗布された製品の層を砕くことになりかねない布帛の移動を回避できる。
上記ピンチェーン8上にはさらに、コーティングされた布帛の側面をコンベヤベルトに拘束するように設計された1つ以上のサイドブラシ9が設けられており、それによりコーティングされた布帛に生じやすい横方向の移動を回避できる。
コンベヤベルト7は、塗布された仕上げ層を乾燥させるために、乾燥オーブン30内にコーティングされた布帛を輸送する役割がある。上記乾燥オーブン30は、約200℃付近の高温にも達することができのため、必要に応じて、工程B)の孔を覆うペーストの乾燥用にも使用することができる。
コンベヤベルト7の出口には、コーティングされた布帛を後続の輸送ローラアセンブリ12に輸送するために、コーティングされた布帛を引っ張るように設計された引出しローラ11が存在する。ローラアセンブリ12は、冷却ローラ13もまた提供する。
本輸送ローラセンブリ12の出口には、以下の:
−コーティングされた布帛の側面を仕上げるために耳糸を切断するように設計されたカッタアセンブリ14と、
−メーター計測アセンブリ15と、
−コーティングされた布帛の湿度を測定するための湿度読取ヘッド16と、
−コーティング工程B)および工程C)の少なくともいずれかの任意の後加工を受ける準備ができたコーティングされた布帛を、ロール状に巻取ることができる巻取りアセンブリ17と、
が順番に提供される。
本発明の目的を拘束するものではないが、本発明の方法によって提供されるコーティング工程の数がコーティングユニットの数と同一となるように提供し、本発明の方法の工程B)および工程C)の少なくともいずれかで提供されるコーティングの各段階において、コーティングライン100の上記プラントを使用することが望ましいことに留意すべきである。
本発明は、先に説明され、添付の図面に示された特定の実施形態に限定されず、添付の特許請求の範囲に定義されている同じ発明の範囲から逸脱することがなければ、当業者の理解する範囲内で代わりとなる多くの詳細な変更が為されてもよい。
布帛を製本するためのコーティングラインの概略図である。

Claims (11)

  1. 天然繊維、化学繊維、または合成繊維から生産された布地であって、好適には天然繊維および化学繊維の少なくともいずれかであり、より好適にはつや出し/光沢仕上げまたはマット仕上げで製本するための綿またはビスコースから生産された布帛であり、デジタル印刷機、好適にはHP INDIGOデジタル印刷機によるダイレクト印刷に適している布地または布帛を前処理する方法であって、該方法は、
    A)糊抜き工程、洗浄工程、増白剤を用いた増白加工工程、糊付け工程、および乾燥工程によって製本用の未仕上げの布地または布帛を前処理する工程と、
    B)工程A)で得られた上記布地または布帛の2つの側面のうち少なくとも一つの側面上に、表面を平坦化させるために上記布地または布帛の細孔を閉鎖する第1ペーストを形成する少なくとも1つの組成物を塗布することによって前加工を行う工程と、
    C)印刷しようとする上記布地または上記布帛の側面に、少なくとも7500cps、好ましくは8000cps〜12000cpsの間の粘度を有する第2のペーストの層をコーティングによって塗布し、上記層を乾燥させることでデジタル印刷機の液体インクに対して受容性の高い層を得る工程と、
    D)工程(C)で得られた上記布帛を大気温度でカレンダー加工する工程と、を備えており、
    上記粘度は、上記ペーストを塗布した際の周囲の作業温度が、一般的には約10℃と30℃との間である場合に測定された粘度であり、
    上記第2のペーストは、
    −少なくとも1つの(好ましくは、ポリウレタン型の)非イオン性増粘剤と、
    −乾燥重量で約35重量%のアクリル系樹脂と、約200℃の温度下に1分未満の間置くことで、重合/加硫の状態を引き起こさせる成分と、を含む少なくとも1つの水性組成物と、
    −任意の添加剤からなる混合物であって、
    上記第2のペーストは、繊維用の染料および炭酸カルシウム、クレー、ゼオライト、シリカ等の無機/有機顔料を含まない、ことを特徴とする布地または布帛を前処理する方法。
  2. 製本用の上記布帛は、平織で、好ましくは26/12本/cm2の完全組織を有するパナマコットン(100%)から生産される、ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 製本用の上記布帛は、平織で、好ましくは29.5/23.5本/cm2の完全組織を有するビスコース(100%)から生産される、ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. 工程B)の上記ペーストの上記塗布は、コーティングによって実施される、ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の方法。
  5. 上記工程B)および工程C)の少なくともいずれかは、塗布された上記層の厚みの調整に適したエアーナイフコーティングによって実施される、ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の方法。
  6. 綿から生産された上記布地または布帛につや出し/光沢仕上げ(BHPI)を行う場合に、上記工程B)は、上記布帛の裏面のみを、乾燥状態における全含有量が約23重量%であり、粘度が約50000cpsであるペーストを用いてコーティングすることで実施されるものであり、該ペーストは、適切な充填剤に加え、アクリル系樹脂、カオリンおよびビニル樹脂の混合物を含んでいる、ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の方法。
  7. 綿から生産された上記布地または布帛にマット仕上げ(MattHPI)を行う場合に、上記工程B)は、上記布帛の裏面と表面の両方に、乾燥状態における全含有量が約23重量%であり、ヒドロキシエチルプロピルセルロース、アクリル系樹脂、カオリン、ビニル樹脂を含むパスポートカバー用に用いられるペーストを用いてコーティングすることで実施されるものである、ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の方法。
  8. 上記工程C)を行う前に、工程B)で得られるマット仕上げが行われた、上記綿から生産された布地または布帛の表面に、約38重量%の乾燥重量と、6000cpsの粘度とを備えているオフセット印刷用のプライマーの塗布が行われる(第3段階)、ことを特徴とする請求項7に記載の方法。
  9. ビスコースまたは綿から生産された布地または布帛に光沢仕上げを行う場合、工程C)の後であり、カレンダー加工を行う上記工程D)に進む前に、ラミネート機械で上記布地または布帛を紙と接着させることを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の方法。
  10. 請求項1から9のいずれか1項に記載の方法によって得られた、綿またはビスコースから生産され、光沢仕上げまたはマット仕上げがなされ、デジタル印刷機、好ましくはHP INDIGO印刷機による直接の印刷に適している、ことを特徴とする製本用の布地または布帛。
  11. 綿またはビスコースから生産され、光沢仕上げまたはマット仕上げがなされ、デジタル印刷機、好ましくはHP INDIGO印刷機による直接の印刷に適した製本用の布地または布帛であって、請求項1で定義されたように、少なくとも7500cps、好ましくは8000cpsと12000cpsとの間の粘度を有し、少なくとも1つの(好ましくは、ポリウレタン型の)非イオン性増粘剤と、乾燥重量で約35重量%のアクリル系樹脂および約200℃の温度下に1分未満の間置くことで重合/加硫の状態を引き起こさせる成分を含む少なくとも1つの水性組成物と、からなる混合物から生成された仕上げ層を備えている、ことを特徴とする製本用の布地または布帛。
JP2018534675A 2015-12-30 2016-12-22 デジタル印刷機用の高性能な布帛を得る方法および対応する布帛 Pending JP2019508596A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
ITUB2015A009759A ITUB20159759A1 (it) 2015-12-30 2015-12-30 Processo per ottenere una tela ad elevate prestazioni per la stampa digitale e relativa tela
IT102015000089200 2015-12-30
PCT/EP2016/082328 WO2017114738A1 (en) 2015-12-30 2016-12-22 Process for obtaining a cloth with high performances for digital printing and relative cloth

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2019508596A true JP2019508596A (ja) 2019-03-28

Family

ID=55806603

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018534675A Pending JP2019508596A (ja) 2015-12-30 2016-12-22 デジタル印刷機用の高性能な布帛を得る方法および対応する布帛

Country Status (22)

Country Link
US (1) US11098446B2 (ja)
EP (1) EP3397805B1 (ja)
JP (1) JP2019508596A (ja)
KR (1) KR20180097667A (ja)
CN (1) CN108431329A (ja)
AU (1) AU2016383517B9 (ja)
CA (1) CA3007163C (ja)
CL (1) CL2018001783A1 (ja)
EA (1) EA034844B1 (ja)
ES (1) ES2769799T3 (ja)
IL (1) IL259464A (ja)
IT (1) ITUB20159759A1 (ja)
LT (1) LT3397805T (ja)
PH (1) PH12018501363A1 (ja)
PL (1) PL3397805T3 (ja)
PT (1) PT3397805T (ja)
RS (1) RS59815B1 (ja)
SG (1) SG11201804716QA (ja)
TN (1) TN2018000181A1 (ja)
TW (1) TW201730399A (ja)
WO (1) WO2017114738A1 (ja)
ZA (1) ZA201803297B (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20220220665A1 (en) * 2021-01-11 2022-07-14 Taya Canvas (Shanghai) Company Ltd Textile structure
KR102466270B1 (ko) * 2022-08-23 2022-11-11 성민기업 주식회사 레이온 원단의 인쇄품질을 향상시키는 디지털 프린터 인쇄방법

Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5390493A (en) * 1976-12-01 1978-08-09 Rohm & Haas Printing paste composition
JPH05222682A (ja) * 1992-02-12 1993-08-31 Tech Res & Dev Inst Of Japan Def Agency 迷彩加工ナイロン布帛
JPH06116869A (ja) * 1992-10-02 1994-04-26 Komatsu Seiren Kk 移行昇華防止性能に優れたコーティング加工布
JPH06262711A (ja) * 1993-03-16 1994-09-20 New Oji Paper Co Ltd 印刷用シートの製造方法
JP2000238423A (ja) * 1999-02-25 2000-09-05 General Kk インク受容繊維布
JP2000263916A (ja) * 1999-03-12 2000-09-26 I K C Kk 記録シート
JP2001271279A (ja) * 2000-03-23 2001-10-02 Mitsubishi Paper Mills Ltd 記録シート
JP2004314594A (ja) * 2003-03-31 2004-11-11 Shinseisha:Kk インクジェット記録シート
JP2009197386A (ja) * 2006-09-28 2009-09-03 Hiroshi Miyamoto 繊維素材の加工方法
WO2015146675A1 (ja) * 2014-03-28 2015-10-01 セーレン株式会社 インクジェット記録用シートおよびインクジェット記録用シートの製造方法
CN105163950A (zh) * 2013-04-24 2015-12-16 惠普发展公司,有限责任合伙企业 可印刷记录介质

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2602723A (en) * 1949-09-20 1952-07-08 Allied Chem & Dye Corp Continuous hypochlorite process for bleaching cotton textiles
JPS511752B1 (ja) * 1966-12-30 1976-01-20
US4743470A (en) * 1985-03-02 1988-05-10 Bayer Aktiengesellschaft Spreading pastes containing polyurethane plastics and a process for the production of polyurethane coatings permeable to water vapor
US5858514A (en) * 1994-08-17 1999-01-12 Triton Digital Imaging Systems, Inc. Coatings for vinyl and canvas particularly permitting ink-jet printing
US20100310838A1 (en) * 2009-06-03 2010-12-09 Michael Ketzer Printing of non-woven fabrics and their use in composite materials
EP2874819B1 (en) * 2012-07-18 2017-02-01 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Fabric print media
CN103898778B (zh) * 2014-04-28 2016-08-17 邢凤平 一种天然织物或人棉的升华转移印花工艺

Patent Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5390493A (en) * 1976-12-01 1978-08-09 Rohm & Haas Printing paste composition
JPH05222682A (ja) * 1992-02-12 1993-08-31 Tech Res & Dev Inst Of Japan Def Agency 迷彩加工ナイロン布帛
JPH06116869A (ja) * 1992-10-02 1994-04-26 Komatsu Seiren Kk 移行昇華防止性能に優れたコーティング加工布
JPH06262711A (ja) * 1993-03-16 1994-09-20 New Oji Paper Co Ltd 印刷用シートの製造方法
JP2000238423A (ja) * 1999-02-25 2000-09-05 General Kk インク受容繊維布
JP2000263916A (ja) * 1999-03-12 2000-09-26 I K C Kk 記録シート
JP2001271279A (ja) * 2000-03-23 2001-10-02 Mitsubishi Paper Mills Ltd 記録シート
JP2004314594A (ja) * 2003-03-31 2004-11-11 Shinseisha:Kk インクジェット記録シート
JP2009197386A (ja) * 2006-09-28 2009-09-03 Hiroshi Miyamoto 繊維素材の加工方法
CN105163950A (zh) * 2013-04-24 2015-12-16 惠普发展公司,有限责任合伙企业 可印刷记录介质
US20160075159A1 (en) * 2013-04-24 2016-03-17 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Printable recording media
WO2015146675A1 (ja) * 2014-03-28 2015-10-01 セーレン株式会社 インクジェット記録用シートおよびインクジェット記録用シートの製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
AU2016383517B2 (en) 2020-07-02
IL259464A (en) 2018-07-31
ES2769799T3 (es) 2020-06-29
CN108431329A (zh) 2018-08-21
CL2018001783A1 (es) 2018-10-12
EP3397805B1 (en) 2019-11-06
LT3397805T (lt) 2020-02-10
PL3397805T3 (pl) 2020-05-18
WO2017114738A1 (en) 2017-07-06
CA3007163A1 (en) 2017-07-06
TW201730399A (zh) 2017-09-01
TN2018000181A1 (en) 2019-10-04
PT3397805T (pt) 2020-01-30
SG11201804716QA (en) 2018-07-30
ZA201803297B (en) 2019-10-30
AU2016383517A1 (en) 2018-06-07
PH12018501363A1 (en) 2019-02-27
RS59815B1 (sr) 2020-02-28
US11098446B2 (en) 2021-08-24
CA3007163C (en) 2023-09-26
EP3397805A1 (en) 2018-11-07
EA201891457A1 (ru) 2018-12-28
AU2016383517B9 (en) 2020-07-09
KR20180097667A (ko) 2018-08-31
US20190024304A1 (en) 2019-01-24
EA034844B1 (ru) 2020-03-27
ITUB20159759A1 (it) 2017-06-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2500464A2 (en) Paper printing method for fibrous and leather materials
JP6173641B1 (ja) ポリエステル系繊維材料の転写捺染法
JP6470958B2 (ja) 繊維材料又は皮革材料のペーパー捺染法
JP2019508596A (ja) デジタル印刷機用の高性能な布帛を得る方法および対応する布帛
AU755480B2 (en) Pattern carrier for use in transfer pattern printing and the use of a non-crystalline saccharide syrup in a dispersion for coating a paper web so as to obtain such a pattern carrier
CN104139620A (zh) 一种水性逆向局部光哑工艺
CN107208367B (zh) 用于纸印花法的印花用纸
JP2018020519A (ja) 印刷済媒体製造方法、印刷済媒体製造装置およびインク
US8815040B1 (en) Ink transfer system and methods of transferring ink images to synthetic textile materials
US20220259461A1 (en) Repositionable peel-and-stick embellished wall coverings
NZ742654A (en) Process for obtaining a cloth with high performances for digital printing and relative cloth
US10221526B2 (en) Textile printing paper for use in paper printing method
JP2016223047A (ja) 繊維材料の新形状固定捺染法
US11912059B2 (en) Pigment transfer paper and process for transfer to a textile substrate
JP2016196723A (ja) 繊維材料の形状固定捺染法
TW201338990A (zh) 工程紙
KR20110014054A (ko) 라미네이팅 직물지의 제조 방법과 라미네이팅 직물지
CN105220512A (zh) 一种水性皮革的生产方法
KR101859825B1 (ko) 원단의 광택무늬 전사방법
EP4025679A1 (en) Methods of pretreating hydrophobic fabrics prior to printing
ITMI20081446A1 (it) Procedimento decorativo per pelli, cuoio e derivati
JPH0649766A (ja) 柔軟性を損なわずに装飾性を付与した朱子織物に替わる強化紙類
JP2016188445A (ja) 多層シートの製造方法および多層シート製造装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20191029

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20201125

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20201201

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20210629