JP2019507495A - マグネットアセンブリ及びこの種のマグネットアセンブリ用の磁性プラスチック部品 - Google Patents
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Abstract
たとえば回転角度及びトルク測定のために使用されるような、マグネットアセンブリ(1)において、磁性プラスチック部品(2)が金属の支持体スリーブ(3)と、プラスチック部品が支持体スリーブ(3)のフランジ部材(5、6)を直接支えるように、結合されており、かつ、プラスチック部品の成形部(10、11)がプラスチック部品と支持体スリーブとの間の相補形状結合を形成し、前記相補形状結合がプラスチック部品と支持体スリーブをその共通の中心長手軸線の方向に結合する。相補形状結合は、それ自体取り外しできず、したがって永続的であることができ、あるいは付加的なブロック手段を設けることができ、そのブロック手段が相補形状結合の緩みを阻止する。【選択図】図9
Description
本発明は、磁気特性を備えたリング形状のプラスチック部品と、プラスチック部品に対して同軸に配置されて、プラスチック部品と永続的に結合されている、金属からなる支持体スリーブとを有し、その支持体スリーブが端面側に少なくとも1つのフランジ部材を有している、マグネットアセンブリに関するものである。本発明は、さらに、この種のマグネットアセンブリ用の磁気特性を有するプラスチック部品に関する。
特にトルクセンサ及び回転角度センサとして使用されるような、マグネットアセンブリの磁性部品を、いわゆる高充填プラスチック部品として形成することが、知られている。この種のリング形状の「プラスチックマグネット」は、金属の支持体スリーブと結合され、その支持体スリーブはこのように形成されたマグネットアセンブリを軸上に取り付けるために用いられるものであって、その軸は、たとえば車両のステアリングコラムの一部である。特許文献1は、磁性プラスチック部品を金属の支持体スリーブと、または金属のベースボディと結合するための方法を記載しており、そこではプラスチック部品はベースボディに射出形成されている。この方法は、特許文献1によれば、マグネットアセンブリの熱負荷の変化によってベースボディからプラスチックボディを引きちぎる結果になることがある。特許文献1は、この問題を解決するために、ベースボディと磁性プラスチック部品との間に弾性的なプラスチック材料からなる中間部材の形式の他の構成部材を設けることを提案しており、それによってプラスチック部品は直接ではなく、中間部材を介して金属からなるベースボディと結合されている。この種の解決は、特許文献2によっても提案され、該文献は同様に、プラスチック射出成形方法によって形成されたマグネットリングと、マグネットリングのための金属の支持体スリーブとを有するマグネットアセンブリに関する。上述した解決は、実証されているが、その形成は煩雑である。
本発明の課題は、変化する熱負荷に耐え、コスト的に好ましく形成することができる、冒頭で挙げた種類のマグネットアセンブリを提供することである。
この課題は、冒頭で挙げた種類のマグネットアセンブリにおいて、プラスチック部品がその一方の端面によって直接、支持体スリーブの少なくとも1つのフランジ部材を添接しており、かつプラスチック部品の前記端面から離れるように張り出す少なくとも2つの成形部によって、支持体スリーブの1つのフランジ部材と相補形状で、あるいは複数のフランジ部材と相補形状で結合されているので、プラスチック部品と支持体スリーブが同軸の方向に形状結合によって互いに堅固に結合されている、ことによって解決される。
磁性プラスチック部品と支持体スリーブとの間のこの種の相補形状の直接的な結合によって、永続的な結合が得られることが、明らかにされている。直接的な結合によって、中間部材とそれを形成するステップが省かれ、それが本発明に係るマグネットアセンブリをより効率的に、したがってコスト的により好ましく形成できるようにする。
相補形状結合は、成形部と1つまたは複数のフランジ部材の結合によって、取り外しできない、または永続的な相補形状結合が生じるように、形成することができる。好ましくはその代わりに、成形部と1つまたは複数のフランジ部材がバヨネットロック形式で結合されており、かつ少なくとも1つのブロック手段が設けられており、そのブロック手段がバヨネットロック形式の結合の緩みをブロックすることができる。
プラスチック部品は、互いに対向する2つの成形部を有することができ、あるいはプラスチック部品に3つ又は4つの成形部を設けることができ、特にプラスチック部品はそれぞれ互いに対して均一に分配された3つ又は4つの成形部を有することができる。成形部は、好ましくはプラスチック部品に一体的に形成されている。プラスチック部品と支持体スリーブをバヨネットロック形式の結合を用いて効果的に結合するために、成形部は上述した端面に隣接する切り込みを有している。その場合に特に好ましくは、切り込みの少なくとも1つ、特に切り込みのすべてが、それぞれ側面で見て、だんだんと細くなるように延びている。さらに好ましくはこれは、フランジが切り込み内に嵌め合いで保持されており、あるいはフランジが切り込み内にプレス嵌めで保持されるように、形成されている。この好ましいやり方で、プラスチック部品と支持体スリーブの間の特に良好かつ簡単な直接的結合が得られる。
さらに好ましくは、ブロック手段がプラスチック部品内の少なくとも1つの止まり穴によって形成されており、その中へピンが圧入されており、そのピンがプラスチック部品と支持体スリーブのその中心長手軸を中心とする回転運動をブロックする。
本発明の課題は、さらに、支持体スリーブへの簡単かつコスト的に好ましい取り付けを可能にする、磁性プラスチック部品を提供することである。
これは、本発明によれば、プラスチック部品がスリーブ形状に形成されており、かつその端面から離れるように張り出す少なくとも2つの成形部を有しており、その成形部がプラスチック部品に一体的に形成されていることによって、達成される。
この種のプラスチック部品は、成形部を用いて支持体スリーブとの直接的な結合を可能にし、それによってマグネットアセンブリにおいてすでに上述した利点を得る。
プラスチック部品の他の好ましい形態が、従属請求項から明らかにされる。
したがって、たとえば回転角度及びトルク測定のために使用されるような、この種のプラスチック部品を有する、マグネットアセンブリにおいて、磁性プラスチック部品が金属の支持体スリーブに、プラスチック部品が支持体スリーブのフランジ部材に直接添接するように、結合されており、かつプラスチック部品の成形部がプラスチック部品と支持体スリーブとの間に相補形状結合を形成し、その相補形状結合がプラスチック部品と支持体スリーブをその共通の中心長手軸線の方向に結合する。相補形状結合は、それ自体取り外しできず、したがって永続的であることができ、あるいは付加的なブロック手段を設けることができ、それが相補形状結合の緩みを阻止する。
本発明の他の形態、利点及び適用が、従属請求項から、そして図面を用いての以下の説明から明らかにされる。
図1から9を用いて、本発明の第1の実施例を説明する。
図3は、例としてマグネットアセンブリのリング形状のプラスチック部品2を示しており、そのプラスチック部品は磁気特性を有し、特にプラスチック結合された永久磁石である。この種のプラスチック結合された永久磁石は、当業者には知られており、射出成形によるその形成も知られている。プラスチック結合された永久磁石2は、その円周に沿って一連のN磁極とS磁極を有し、それらは磁場センサの回転角度及びトルク測定システムにおいて検出することができる。これも、当業者には知られており、ここではこれ以上説明はしない。
リング形状のプラスチック部品は、本発明によれば、その端面の一方に少なくとも2つの成形部を有している。図3のプラスチック部品の例において、これは、2つの互いに直径方向に対向する成形部10と11であって、それらはプラスチック部品2の端面8から始まっている。成形部は、プラスチック部品のリング形状の本体と一体的に形成されている。したがってそれらは、プラスチック部品を射出成形する際に形成され、同様に磁気特性を有している。その場合に成形部の位置は、リング形状のプラスチック部品の円周に沿って好ましくは、成形部内にもそれぞれN磁極とS磁極とが存在するように、選択される。図1及び図2はそれぞれ、プラスチック部品とその成形部を側面図と上面図で示している。
図6には、マグネットアセンブリの支持体スリーブ3の例が斜視図で示されている。この支持体スリーブ3は、2つのフランジ部材5と6を有しており、それらは支持体スリーブの円周に沿ってそれぞれ互いに対向して延びている。2つのフランジ部材の間に隙間15または16が設けられている。この隙間は、それぞれ該隙間を通してプラスチック部品2の成形部10または11を案内することができる大きさであって、したがって部品2とスリーブ3のバヨネット形状の結合が可能である。図4及び図5は、支持体スリーブの側面図または上面図を示している。図4の側面図において、フランジ部材の端面8’が示されており、マグネットアセンブリにおいてその端面にプラスチック部品の端面8が直接添接する。図5及び図6においてはそれぞれこの端面8’の後ろ側が見られる。隙間によって分離された複数のフランジ部材を有する支持体スリーブの代わりに、つながった唯一のフランジを設けることもでき、そのフランジは隙間の代わりに切り欠きを有しており、その切り欠きを通してプラスチック部品の成形部を差し込むことができる。
図9が示すマグネットアセンブリ1においては、磁性プラスチック部品2と支持体スリーブ3が互いに永続的に結合されている。プラスチック部品と支持体スリーブは、同軸に配置されており、したがってその中心長手軸線は同一の直線上に位置する。プラスチック部品の成形部がフランジ部材に相補形状で係合するので、本発明によれば、中心長手軸線の方向に堅固な結合が生じる。したがって相補形状結合がもはや取り外せない結合として設計されている場合には、すでに結合が確立されている。
図示される実施例において、結合は、バヨネットロックの形式で行われ、それは、以下の実施例においても同様である。これは、好ましい結合形式である。プラスチック部品2を示す、図1から3に明らかなように、成形部10または11がそれぞれ切り込み20または21を有しており、その切り込みは端面8と成形部10または11との間に延びている。切り込みの高さh(図1)は、フランジ部材の厚みd(図4)に実質的に相当し、あるいは、好ましくは高さhが側方から見て切り込みの端部へ向かって減少するように延びており、これについてはさらに説明する。したがって、図9に示し、かつ図8のマグネットアセンブリ1の上面図及び図7のマグネットアセンブリ1の側面図に示すように、切り込み20または21がプラスチック部品とフランジ部材のバヨネット状の結合を可能にする。これは次のように行われる。すなわちプラスチック部品の端面8がフランジ部材の端面8’に添接するようにして、成形部10、11が該当する切り欠き15または16内へ導入された後に、プラスチック部品2と支持体スリーブ3の間で回転する相対移動が行われており、それにおいてフランジ部材6の、隙間15に隣接するセクションが切り込み20内へ導入されており、または成形部10と形状結合されている。同様にして、回転によってフランジ部材5の、隙間16に隣接するセクションが切り込み21内へ導入されており、したがって中心長手軸の方向においても成形部11とフランジ5との間に形状結合が行われている。成形部とフランジ部材の寸法設計は、形状結合によって端面8が端面8’に充分堅固に添接するように、選択されている。切り込み20と21は、好ましくは、側面図で見て、切り込みの入口においてより大きい高さを有し、高さが減少するように形成されているので、回転運動する際に、支持体スリーブ3にプラスチック部品2がより強く添接し、または圧接される。その場合に切り込みの端部における高さhは、正確にフランジの厚みに相当するように選択することができるので、そこでは切り込み内にフランジが固定的に取り付けられ(嵌め合い)、あるいは切り込みの端部における高さhは、フランジの厚みよりもわずかに小さく選択することができるので、回転運動が終了した場合に成形部は弾性的にわずかに変形されるので、そこにはフランジのプレス嵌めが生じる。
図示される実施例において、プラスチック部品2と支持体スリーブ3を正しい位置において差し込んでまとめることは、次のことにより、すなわちプラスチック部品2において端面8に沿って成形部10と11の間にそれぞれ他の成形部が、ここでは単純な円筒形状のピンとして設けられており、そのピンがそれぞれ差し込んでまとめる際に、ピン25と26が対応する長孔27または28内へ嵌入することにより、2つの構成部品2と3のセンタリングを支援することによって、容易にされる。長孔によって、ピンが回転運動を妨げないように、寸法設計されている。
この実施例において選択されたバヨネットロック形状の結合は、形状結合をもたらすので、この結合は戻り回転に対してブロックされなければならない。というのは、ここで求められるのは永続的な結合であって、取り外し可能なバヨネットロックではないからである。緩める回転運動に対するこの種のブロックは、上述した結合に基づいて、プラスチック部品と支持体スリーブとの間の充分に強い摩擦結合によってすでに得ることができる。しかし好ましくは、戻り回転をブロックする、少なくとも1つのブロック手段が設けられる。
行われた結合を緩まないように固定する、同様なブロック手段は、成形部10、11の少なくとも1つと、関連するフランジ部材6または5とのための、戻り止め結合とすることができる。成形部とフランジ部材の間のこの種の戻り止めの形態は、当業者に知られた任意のやり方で行うことができる。その代わりに、あるいはそれに加えて、部分的な接着剤塗布の形式の化学的なブロック手段を、特に端面8が露出している1つの箇所8”あるいは2つの箇所8”(図8)に、設けることもできるので、この箇所において接着剤によって形成された***部が1つの成形部10又は11あるいは両方の成形部を戻り回転しないようにブロックする。図示される例において、ブロック手段は1つのピンによって、あるいは2つのピンによって形成され、そのピンがプラスチック部品内へ圧入されて、プラスチック部品2と支持体スリーブ3の戻り回転を阻止する。それによって、−そして上述した他のブロック手段によっても−バヨネットロック形状の結合が、永続的または取り外しできない結合となり、それは、本発明において重要である。図示される例において、プラスチック部品2内に止まり穴30と31が設けられており、その止まり穴は、図8に示すようなマグネットアセンブリ1において、それぞれの長孔27と28のそれぞれ一方の端部を通して接近可能である。それぞれ−図示されない−ピンがこの止まり穴内へ圧入されて、まだ止まり穴から突出している場合に、それによってプラスチック部品2と支持体スリーブ3の戻り回転のブロックが生じる。ピンは、好ましくは非磁性材料からなる。図9において、このブロックは、黒塗りの面によって示唆されているだけであって、詳細には示されていない。
図10から18を用いて、他の実施例が説明される。その場合に先行する例におけるのと同一の参照符号は、同一又は機能的に等しい構成部品を示す。図12は、プラスチック部品2を斜視図で示している。この形態においては、プラスチック部品2に4つの成形部が設けられているので、成形部10と11に加えてさらに成形部10’と11’が設けられている。成形部は、同様に端面8から張り出している。それらはこの例において、端面に沿って均一に配置されている。この成形部も、切り込み20と21及び付加的に20’と21’を有しており、それらは、先行する例のように、バヨネットロック形状の結合を可能にする。しかしこの形態においては、先行する例におけるような、センタリングピンは設けられていない。というのは、プラスチック部品2と支持体スリーブのセンタリングと組立ては、付加的な成形部によって簡単になるからである。ブロック手段のための止まり穴30と31は、設けられているが、もちろん端面8に沿った他の箇所に設けられている。切り込み20’と21’の側面が見える、図10の側面図でよくわかるように、これらの切り込みは、好ましくは、切り込みの入口において最大の高さをもって、テーパ状に延びている。それについては、上に示した例において行った注釈、特に、そこでそれぞれのフランジが嵌め合いで、あるいはプレス嵌めで保持できることが、当てはまる。
支持体スリーブ3は、この例においては4つのフランジ部材5、5’と6、6’とを有しており、それらは、特に図14に明らかなように、隙間15、16と15’、16'によって互いに分離されている。この例において、支持体スリーブは、2つのフランジ部材5と6内にそれぞれ孔32と33を有しており、それらはそれぞれブロック手段としてのピンの挿通を許す。図18は、プラスチック部品2と支持体スリーブ3の結合によって形成されたマグネットアセンブリ1を示している。これは同様に、成形部の切り込みとフランジ部材の関連するセクションを形状結合させ、それによって中心長手軸線の方向に堅固な結合をもたらすために、成形部10、11と10’、11’が関連する隙間へ差し込まれた後に、2つの構成部品2と3が互いに対して相対的に回転することによって行われる。ここでもブロック手段として、少なくとも一滴の接着剤を設けることができる。それにもかかわらず、ブロック手段のための図示される解決が効果的であって、それにおいてプラスチック部品2内の止まり穴30と31は、相補形状結合を形成するために構成部品2と3が回転された後に、孔32及び33と整合するので、ピンがそれぞれの孔を通して少なくとも1つの止まり穴あるいは2つの止まり穴内へ圧入され、そのピンが戻り回転を阻止する。
図19は、他の実施例を示しており、それについてマグネットアセンブリ1を示す上面図のみが示されている。この例は、相補形状結合について、図10から18の例に相当する。しかし、ブロック手段として少なくとも1つの止まり穴が設けられており、その止まり穴は、回動後に2つのフランジ部材の間の隙間において接近できる。この例においては、2つの止まり穴が設けられている。ブロック手段を形成するための、その止まり穴の少なくとも1つにピンを圧入することができる。
すでに説明したように、ブロック手段のピンは、好ましくは非磁性材料からなる。同様に、好ましくは磁性プラスチック部品の成形部が、端面の円周に沿ってN極がS極に隣接する境界上に位置していることが、説明されている。その場合に成形部が同様に部分的にN極を有し、部分的にS極を有しており、または2つの極の間の境界が、成形部を通って延びていても、効果的である。
したがって、たとえば回転角度及びトルク測定のために使用されるような、本発明に係るマグネットアセンブリにおいて、磁性プラスチック部品が金属の支持体スリーブと次のように、すなわちプラスチック部品が支持体スリーブのフランジ部材に直接添接し、かつプラスチック部品の成形部がプラスチック部品と支持体スリーブとの間の相補形状結合を形成するように、結合されており、その相補形状結合がプラスチック部品と支持体スリーブの共通の中心長手軸の方向にそれらを結合する。相補形状結合は、それ自体取り外しできず、したがって永続的であることができ、あるいは相補形状結合が緩むことを阻止する、付加的なブロック手段を設けることができる。
この出願においては、本発明の好ましい形態が記述されているが、本発明はこれらに限定されるものではなく、以下の請求項の範囲内で他のやり方でも実施できることを、はっきりと指摘しておく。
Claims (13)
- 磁気特性を備えたリング形状のプラスチック部品(2)と、該プラスチック部品に対して同軸に配置され、かつプラスチック部品と永続的に結合されている、金属からなる支持体スリーブ(3)とを有し、前記支持体スリーブが端面側に少なくとも1つのフランジ部材(5、6)を有している、マグネットアセンブリ(1)において、
前記プラスチック部品(2)がその一方の端面(8)によって直接、前記支持体スリーブの少なくとも1つのフランジ部材(5、6)に添接し、かつ前記プラスチック部品の前記端面(8)から離れるように張り出す、前記プラスチック部品の少なくとも2つの成形部(10、11;10、10’、11、11')によって、前記支持体スリーブの1つのフランジ部材と相補形状で、あるいは複数のフランジ部材(5、6)と相補形状で結合されているので、前記プラスチック部品と前記支持体スリーブが、同軸方向に形状結合により互いに堅固に結合されている、ことを特徴とするマグネットアセンブリ。 - 前記成形部(10、11;10、10’;11、11')と、1つまたは複数の前記フランジ部材(5、6)がバヨネットロック形式で結合されており、かつ
少なくとも1つのブロック手段が設けられており、該ブロック手段がバヨネットロック形式の緩みをブロックする、ことを特徴とする請求項1に記載のマグネットアセンブリ。 - 前記プラスチック部品が、互いに対向する2つの成形部(10、11)を有している、ことを特徴とする請求項1又は2に記載のマグネットアセンブリ。
- 前記プラスチック部品が、3つ又は4つの成形部を有しており、特に、該プラスチック部品がそれぞれ互いに均一に離隔した3つ又は4つの成形部(10、11、10’、11')を有している、ことを特徴とする請求項1又は2に記載のマグネットアセンブリ。
- 前記成形部が、前記プラスチック部品に一体的に形成されている、ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のマグネットアセンブリ。
- 前記成形部(10、11;10、10’、11、11')が、前記端面(8)に隣接する切り込み(20、21;20、20’、21、21')を有している、ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載のマグネットアセンブリ。
- 前記切り込みの少なくとも1つ、特に該切り込みのすべてが、それぞれ側面視でテーパ状に延びている、ことを特徴とする請求項6に記載のマグネットアセンブリ。
- フランジが前記切り込み内に嵌め合いで保持されているか、あるいは
フランジが前記切り込み内にプレス嵌めで保持されている、ことを特徴とする請求項7に記載のマグネットアセンブリ。 - 前記ブロック手段が、前記プラスチック部品内の少なくとも1つの止まり穴(30、31)によって形成されており、該止まり穴内へピンが圧入されており、該ピンが前記プラスチック部品と前記支持体スリーブの間のその中心長手軸線を中心とする回転運動をブロックする、ことを特徴とする請求項2から8のいずれか1項に記載のマグネットアセンブリ。
- 請求項1から9のいずれか1項に記載のマグネットアセンブリ用の磁性プラスチック部品(2)において、
前記プラスチック部品が、スリーブ形状に形成されており、かつ、その一方の端面から離れるように張り出す少なくとも2つの成形部(10、11、10’、11')を有しており、該成形部が前記プラスチック部品と一体的に形成されている、ことを特徴とする磁性プラスチック部品。 - 互いに対向する2つの成形部が設けられている、ことを特徴とする請求項10に記載の磁性プラスチック部品。
- 3つ又は4つの成形部が設けられており、該成形部が前記端面の円周に沿って均一に配置されている、ことを特徴とする請求項10に記載の磁性プラスチック部品。
- 前記成形部の少なくとも1つ、特に該成形部のすべてが、切り込みを有しており、該切り込みが前記プラスチック部品の端面に隣接し、かつ前記成形部の側面視において前記切り込みの端部へ向かって狭まるように延びて形成されている、ことを特徴とする請求項10から12のいずれか1項に記載の磁性プラスチック部品。
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